「恋愛対象が異性のみの若者」は46%しかいないことが明らかに
以外だと認識していること。しかし、自分を6の「完全な同性愛者」だと思っている人は6%にとどまっています。あとの大多数は1から5の、両方が入り混じっている数字を選んだのです。自分を「完全な異性愛者」だと認識しているのは46%と半分以下でした。
若者に限らず、調査を受けた全体で見るとその差はもっと大きくなります。72%が「完全な異性愛者」を選び、その他を選んだのはたった28%。自分は「完全な同性愛者」だと答えたのは4%と少数で、中間を選んだのも19%でした。
世代的には若い世代のほうが、より自分の微妙な性的指向を意識しているようです。
■恋愛対象の性別はときどき変わるものなのかも
しかし最近はどの世代でも、性的指向は変わるものだと捉えている人が多いそうです。異性愛者の60%と、同性愛者の73%が、それぞれ自分のなかに違う指向があると認識しています。「性的指向に中間はない」と考えているのはたった27%だったということです。
マイリー・サイラスやカーラ・デルヴィーニュなど、さまざまな性的指向を持つ有名人も増えています。こうしたことも、性に対する考え方を自由にする文化的な土壌をつくっているのではないかと考えられています。