可愛がってくれているのは有難いですが、孫が欲しがるお菓子やおもちゃなど、何でも買い与えている、同居する義母の甘やかしに困っています。勝手になんでも買わないで!子どもと買い物に行き、欲しいものを持ってきても「ダメ」と言う私に「ママはいじわるだから嫌い! おばあちゃんのほうが好き!」と言われショックを受けます。 遠回しに義母に「あまり何でも与えたら、わがままな子になってしまう」と言っても、「欲しがっているんだからいいじゃない」と取り合ってくれません。 あるとき、義母と出かけ帰って来た子どもがまた箱を持っていました。 「何を買ってもらったの?」と内心ため息をつきながら見せてもらったのは、高価なゲーム機と数本のソフトでした。 私は、まだ4歳の子どもにゲームは早過ぎる、小学校入学くらいがちょうど良いと思っていました。そして、 「ゲームは早過ぎる」と伝えた義母に「これくらいいいじゃない。本当にあなたはケチねえ」と言われました。 孫を甘やかす義母と、子育て中の母親の口論の繰り返しです。 ゲームの影響で目が悪くならないか心配しながら、夫の両親と日々上手に付き合い過ごすためにも、仕方なく私が多少妥協して「ゲームは30分だけ」と決めて遊ばせています。お互いに不満を持たないためには、ある程度妥協することの必要性を学びました。 ◇◇◇ 孫の喜ぶ顔がみたいと、あれもこれも買ってあげたくなる義母の気持ちもわかります。その気持ちは嬉しいですが、場合によっては迷惑になってしまうこともありますよね。お互いに歪みあうのではなく、話し合い価値観を合わせることも必要なのではないでしょうか?今回のお話であれば、ゲームは早過ぎるということと、他にも目が悪くなることが心配など理由を伝え相談するようにしても良いかもしれませんね。 作画/いずのすずみ著者:岩井悦子30代、4歳の女の子の子育てに奮闘中のママです。夫の両親と同居しています。
2024年03月20日私の娘の幼稚園の入学式のときの話をご紹介します。 どうしよう…!娘の入園式のとき。私は以前知り合ったママさんたちと出会い、話をしていたのですが、そこで一際目立つ女性が現れました。 その方は容姿は外国人の方で(アメリカの方だそうです)きれいな着物を着た方でした。そして小さいかわいらしい息子さんを連れていました。周りにいた人たち全員が釘付けになるほどのすごいきれいな方で、歩き方も上品でまるで彼女だけ別世界。何なら映画の中から出てきた女優さんみたいでした。 入学式を終えた後、話す機会があったので話してみると彼女自身あまり日本語が上手ではなく、私は一応英語はできたので、話してみることに。すると彼女は日本では入学式などは着物を着なければいけないとアメリカのテレビか何かで見たらしく、自分なりに着たものの周りが誰も着ていなくて恥ずかしいなどのお話を聞きました。少しかわいそうでしたが「とてもきれいですよ」と言うと拙い日本語で「ありがとうございます」と言ってくれました。 作画/miyuka 著者:中村幸子女の子を育てる母。フリーランスで翻訳の仕事をしている。
2024年03月20日妊娠中に夫の秘密を知ったママのお話です。 なにこれ…!?夫がスマホゲームにハマり、知らないうちに課金していました。後日クレジットカードの請求書を見て分かったのですが、その額なんと3カ月で約70万円。私は妊娠を機に退職したこともあり気が遠くなりました。 生まれてくる子どものためにと節約したり、フリマアプリを活用してもそれ以上にお金が消えていくのが許せず離婚も考えましたが、表向きには許すことに。実は今でも根にもっているため、今後何かあったときのためにしっかりメモに残しています。 作画/大福著者:武藤 桜子遠距離恋愛の末結婚。現在は田舎の義実家暮らしに奮闘中。
2024年03月20日次男の出産をきっかけに、私は3歳の長男には自分のことは少しずつでもできるようになってほしいと考えていました。そのため、長男が「手伝ってほしい」と言ってくるまでは、なるべく見守るようにしていたのですが……。 孫に甘すぎる母…次男の出産後、実家に帰省していたときのこと。自分なりに食事や着替えなど頑張っていた長男ですが、母が仕事から帰宅すると態度は一変。「あれやって! これやって!」と甘え始めるのです。母は甘える長男の言うことをそのまま聞いてあげるだけ。そんな日が続き、長男は次第に自分で何もしなくなっていきました……。母は相変わらずそんな長男を甘やかすばかりだったので、私はとうとう怒りが爆発! 「何でも〇〇(長男)の言うことを聞いて甘やかさないで! 〇〇(長男)もばあばに甘えてばかりいないでよ!」と長男と母に怒鳴ってしまいました。長男は急に怒られたことに驚き、号泣。そして母は「あなたに厳しくしすぎた分、孫には同じことをしないようにと思っていたの……」と、自分の育児に対する思いや後悔の念をぽつりとつぶやきました。私は自分の幼少期を振り返り、確かに母は私に厳しく、それが嫌だと思っていたこともあったことを思い出します。母が孫を甘やかそうと考えるのも仕方ないのかもしれないなと納得し、すぐ2人に謝りました。母には母の、私には私の子育てへの考え方がありますが、お互いに誤解のないようきちんと相談しながら協力していくことが大事だなと感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:谷 ふみ
2024年03月20日買いたい商品が見つからないとき、私は店内がどれだけ広くてもまず探し回ります。「どこにありますか?」と聞いて、品出しやレジ作業をしている店員さんの手を止めてしまうのは申し訳ないですし、商品を探すことは宝探しのようで楽しいからです。一方、夫は「探す時間はもったいない」と思っているようで……。 探し物にイライラする夫夫とスーパーに行ったときのことです。あまり利用しないスーパーだったので卵売り場がどこにあるかわからず、私たちは店内を歩き回っていました。すると、夫がイライラした様子で「なにを探しているの?」と聞いてきました。 「卵の場所がわからなくて」と答えると、すぐさま近くの店員さんに「卵売り場はどこですか?」と声をかけに行った夫。その後、店員さんは品出しの手を止め、少し離れた卵売り場まで案内してくれました。 「なんだか店員さんに申し訳ないね」と私が言うと、夫は「質問に対応するのも仕事のうちだよ。探し物をしている時間ももったいないし」と言います。 すぐに聞かないでよ!「効率良く買い物をしたい」という夫の考えは理解できます。しかし、探し物の場所を聞くことで店員さんの作業の手を止めてしまうことを考えると、私はどうしても罪悪感を抱いてしまうのです。 そのため、何でもすぐに店員さんに聞いてしまう夫に対して、私は心の中で「自分で探すからいいよ! 聞かないでよ!」と思っていました。 夫婦で異なる価値観とはいえ、私も店員さんにまったく頼らないわけではありません。自分で探してみてどうしても見つからなければ店員さんに聞きますし、どうしても欲しい商品は、在庫状況を問い合わせることもあります。 しかし、ほとんど自分で探すことなく、すぐに店員さんに聞いてしまう夫の行動は、私とは感覚が違って疑問に感じてしまいます。 夫には「まずは自分で探そうよ。店員さんにすぐに聞かないでよ!」と思ってしまいますが、夫は夫で考えがあっての行動なのだと思うと、反論することはできませんでした。 スーパーの探し物ひとつでも、価値観の違いが出るのだなと勉強になった出来事でした。今後も考え方が異なるとわかったときには、喧嘩にならないように夫の意見を飲み込みながら妥協点を見つけ、穏便に行動できたらいいなと思っています。 著者/やん子作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月20日息子が2歳ごろ、支援センターで出会い、家の行き来までするようになったママ友。子ども同士も仲が良く、私たちも気が合う友だちだと思っていました。ある日、ママ友から「サプライズがあるの」と電話が。「サプライズって事前に言うものなの?」と思いつつ、「その日は子なしで」と言われ、夫に息子を預け指定された喫茶店に行ってみると……。 サプライズはまさかの…喫茶店にいたママ友に「サプライズって何?」と聞くと、「紹介したい人がいて」と言われ、私の隣に座るママ友。待つこと数分、現れたのは見知らぬ女性でした。「誰?」と思いつつ、突如出された化粧品のパンフレット。困惑している私を見て、その女性は「子どもがいてお金がなくて困ってますよね?世界が変わりますよ」と言いました。友人や知人に売ることで儲ける、いわゆるネットワークビジネスへの誘いだったのです。 隣を見ると、女性を尊敬する眼差しで見ているママ友。話がどんどん進み、断っても勧誘が止まらないため、どうにかして逃げ出さなければと悩みました。しかし、隣のママ友がどいてくれないと逃げ出せない状況。私はそれとなくスマートフォンを触り、二人にわからないように夫に電話を掛け、すぐに切りました。 ここからなんとか逃げ出したい数分後、夫から折り返しの電話が。私は「夫から電話なので出てくるね」と二人に言って外に出ました。私は夫に今の状況を簡潔に伝えました。そして、夫に急な仕事が入ったことにして、子どもの面倒を私が交代しなければならなくなったということにしたのです。 中に戻り、女性とママ友に説明。ママ友は納得してくれましたが、女性は私の嘘に気づいたのか、不機嫌そうな顔。それからすぐに夫が迎えに来てくれて、事なきを得ました。 ママ友は私の嘘に気づいていなかったので、その後も何度か連絡がありました。私は何かと理由をつけて断っていたので、連絡はなくなりました。支援センターにも行くのをやめたため、完全に縁が切れたと思っています。これまでの友人のように、ママ友の交友関係などを知る機会はなかなかありません。見極めることは難しいですが、距離感が大事だと感じた出来事でした。 イラスト/はたこ著者:宮﨑るか
2024年03月20日高校の同級生Aちゃんとは、社会人になり子どもが生まれてからも仲良し。しかしAちゃんの引っ越しを機に会うことは減り、年賀状のやり取りやSNSでの近況を確認する程度になってしまいました。そしてついには、年賀状も来なくなり……? 親友だと思っていたのに…私とAちゃんは、高校の同級生でママ友。よくお互いの子どもを遊ばせていたのですが、Aちゃんの引っ越しを機に疎遠に……。そんな中でも年賀状は毎年送りあっていたので、今年も送ることにしました。しかし、Aちゃんからはいつまでたっても届きません。私は「忙しいのかな?」と単純に考えていましたが、ふとAちゃんのSNSを見てみると、「人間断捨離、完了! 心機一転今年もよろしく」という投稿が! 私は「年賀状が来ないのはそういうことか……」と悟りました。しかしまさか自分が縁を切られるとは思っていなかったため夫に相談してみたところ、「相手にとってはその程度の関係だったってことなのかもね。無理して関係を続ける必要はないと思うよ」とキッパリ。確かにSNSや年賀状だけの繋がりですが、断捨離という言葉にモヤモヤした私は、来年からAちゃんに年賀状を出すのはやめようと心に決めました。 環境が変わることで、人との関係を整理したくなる気持ちは理解できます。しかしそれを堂々とSNSに投稿するAちゃんに納得できなかった私。夫のアドバイスを受けて、私を大事にしてくれる周りの人たちとの関係を大切にしていこうと思いました。 作画/Pappayappa著者:谷 ふみ
2024年03月20日出産予定日を迎え、徐々に痛みがついてきた陣痛。長男と次男のときは、陣痛の前に激しい下痢があったので、3人目も同じだろうと思っていました。しかしいつになっても便意らしい兆候が現れず、そのまま病院へ行くことに……。案の定、お産中に初めてうんちをしてしまった私の体験談をお伝えします。 私とは無縁! 出産時のうんち友人たちが出産トークをするとき、よく耳にしたのが「出産時にうんちをしてしまった」という体験。しかし、当時の私は「自分とは無縁な話」だと感じていました。実際長男と次男を出産するとき、陣痛の前に激しい腹痛と下痢があったので、おそらく私の腸の中は空っぽの状態。友人たちの話は「そんなこともあるんだ」と、あまり理解できずにいました。 長男と次男を産むときは、助産師さんから「うんちがしたいと思ったらそのままいきんでね」とも言われていたので、便意というものは私にとって「赤ちゃんを産みたい」という感覚に置き換わっていたのです。 いざ迎えた3人目の出産!そして、3人目の出産予定日を迎え、順調に陣痛を耐えている最中、ふと不安がよぎりました。「前と同じような腹痛と下痢がない……」。前日から便秘気味だったにもかかわらず、当日になったら自然とうんちが出てくるだろうと安心しきっていた私でしたが、今回ばかりはいつもと違ったようで、便秘気味のまま病院へ。 そして「このままうんちが出なかったらどうなるのだろう」という私の心配をよそに、分娩台へ登ることになってしまったのです。 便意にパニック! 初めての出産中のうんち前日から便秘だったため、お産になかなか集中できない私。いきみたいという感覚なのか、本当の便意なのかの区別もつかず、さらに襲いかかる痛みでパニック状態になっていました。とにかく、いきむことに必死になったころ、お尻に違和感が。ついに、私も初めて出産中にうんちをしてしまったのです。しかし、助産師さんたちは「大丈夫よ! 気にしないで頑張ろう!」と、すぐに処理してくれ、お産に集中できるよう促してくれました。 幸運なことに、夫が分娩室に入る前のことだったので一安心。その後はお産に専念できたこともあり、数回いきんで3人目の赤ちゃんが無事に誕生しました。 1人目と2人目の出産時の状況が似ていたため、3人目は油断しきっていました。今になって思うと、出産に向けてヨーグルトを食べたり、便秘にならない努力をしたりしておけばよかったなと反省しています。しかし、私が思っていたよりも助産師さんたちが冷静だったので、あまり恥ずかしいという気持ちにはならずに、安心して出産ができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:堀江ゆうき3児の母。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2024年03月20日保育士の中田馨さんが、登園時のマナーについて教えてくれました。子どもの送り迎えはママやパパもついつい急ぎがちになりますよね。しかし、時短のために……としていた行動が、思わぬトラブルにつながることも!? 「これだけは親御さんに守ってもらえると助かる!」というポイントについてもお話してくれています。ぜひ、確認しておきましょう。こんにちは! 保育士の中田馨です。4月に保育園入園が決まり、新生活の準備をそろそろ始めないと! というご家庭も多いのではないでしょうか? 私の保育園でも、面接が始まり新しいお子さんと親御さんとの新生活へ向けて、身の引き締まる思いをしています。 そこで今回は、保育園での生活に向けて朝の支度や登園時のマナーについて「これは守ってほしい!」ということをお話しします。 保育園に細かいルールがあるのは、子どもの安全と快適を守るため保育園には、園生活でのルールが存在します。ルールはほとんどの保育園で共通するものもあれば、その保育園独自のものもあることでしょう。ルールの中には、文章化されているものもあればそうでないものもあるかと思います。中には、「こんな細かいこと……」と思われることもあるかもしれませんが、それらのルールにはきっと何かしらの理由が存在するはずです。 その理由の先にあるのは、「子どもたちが安全に快適な生活を送るために大切なこと」のはずです。「ルールがちょっと細かすぎない?」と思った場合には、どうして保育士がそんなことを言うのか? その裏側を想像していただけると嬉しいです。もし疑問に思ったら、保育士に聞いてみてもよいかもしれません。 近隣とのトラブルにもつながるので注意! 自転車や車で登園するマナー皆さんの保育園には、指定の駐輪場や駐車場はありますか? 駐輪場のある保育園は多いと思いますが、駐車場は少ないかもしれませんね。 少し前まで、私の保育園も駐車場がありませんでした。車での送迎の場合は近隣のパーキングに停めるようにお願いしていたのですが、なかなか伝わらず、数年前に保育園から徒歩1分弱のところに専用の駐車場を用意しました。 それでも「短時間だから」「雨だから」と路上駐車をする方も……。その気持ちも分からなくはないのですが、「○○のときはOK」にすると、「じゃあ△△のときはどうなの?」となり、ルールが不透明になってしまいます。どんな事情があったとしても「車で登園するときは、専用駐車場に停める」が私の保育園のルールです。 では、どうして自転車や車のルールがあると思いますか? 理由は様々だと思うのですが、一番は近隣住民の方へ迷惑をかけないことでしょう。自転車が無造作に停められていたり、車が路上駐車されていることで事故につながることもあります。皆さんの通われる保育園のルールに沿って、自転車や車での登園をするようにしましょう。 新しい生活や出会いへの喜びや不安もあると思います。保育士は、一緒に子育てをする仲間です。皆さんのお子さんをよく知る大人(保育士)が増えることを心強く思ってくださるとうれしいです! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月20日子どもが生まれて以来、ワンオペで育児をしていたこともあり、ずっと行けずにいた美容院。夫の仕事が落ち着いたこともあり、久しぶりにヘアカットに行けることになりました。髪の毛はのびっぱなしでボサボサ。ケアをする余裕もなかったのでボロボロです。せっかくなので都会のおしゃれなサロンに行ってみたいと考えて、人気の美容院を予約しました。産後初めての美容院都会の美容院はまるでお城のよう! シャンデリアが飾られ、イスもふわふわです。久しぶりの美容院ということもあり、ワクワクしつつも少し緊張していると、アシスタントと思われる女性が数冊のヘアカタログを渡してくれました。 ふんわりボブにハンサムショート、前下がりボブ……どれもかわいくて迷ってしまいます。どんなスタイルが似合うかわからないので、美容師さんにお任せすることにしました。 しばらくして、私を担当してくれる美容師のお兄さんがやってきました。タカシと名乗るその男性は、SNSのフォロワー数も多いカリスマ美容師なのだそう。そんな人に切ってもらえると思うと、とても楽しみでした。 失礼な美容師しかし鏡越しに私を見たタカシは、なんだか浮かない表情を見せます。「どんな感じにしたいの……?」と、明らかに低いテンションで聞いてきたので、私は「オシャレにしてください!」と言いました。 するとタカシは、鼻で笑って言いました。「元がダサいから、無理じゃね?」 悲しい気持ちになったけれど、夫に子どものお世話をお願いして作った貴重な時間なので、今日を逃すわけにはいきません。なんとか髪型を決めました。 シャンプーをして席に戻ってきても、タカシは他の席でカラーをしている若い女の子との会話に夢中。私の席には手が空いたわずかな隙にやってきて、髪を切っているようです。 それでもなんとかカットが終了。しかし仕上がりを見てびっくり! のばしっぱなしだった状態よりも酷い頭をしていました。 思わぬ出会い「もっと今時な感じになりませんか?」と言ってみるも、タカシは「あなたの顔や骨格ではこれが限界ですね」と笑って、直そうとしてくれません。 鏡を見て言葉を失っている私。すると隣に座っていた男性が声をかけてくれました。「悪いのはあなたじゃなくて、あの美容師の腕だから」そう言って男性は立ち上がり、タカシのハサミを拝借し、私の髪の毛を切り始めました。 男性はとんでもない速さでハサミを操りながら「僕も美容師をしていて、空いた時間で他の店舗の接客やサービスを勉強しているんです」と話してくれました。 鏡越しに顔を確認した私はビックリ! なんと大人気インフルエンサー美容師だったのです。フォロワー数はタカシの比ではありません。子育てのリフレッシュあっという間にカットが終了。想像を超えるおしゃれな髪型に感動してしまいました。 男性は「キミはイチから学び直したほうがいいかもね。技術も接客も」とタカシに言い、颯爽と帰っていきました。タカシは悔しそう……。受付で待っていたお客さんは一部始終を見ていたようで、予約を取り消して帰っているようでした。 家に帰ると、夫も大絶賛! 私にとっても子育ての良いリフレッシュになりました。 そして夫に一部始終を話したところ、そんなふうに馬鹿にされるほど美容院に行く機会を作れなかったことを謝られてしまいました。これからは定期的に私ひとりの時間を作ってくれると約束したので、今日助けてくれた男性の働く美容院に通うつもりです。 子育てをしていると、なかなかひとりの時間がとりにくくなってしまうもの。せっかくのひとり時間は、子育てや仕事、家事をこれからも頑張ろうと思えるくらいリフレッシュできる時間にしたいと思うはずです。嫌な思いはしましたが、素敵な美容師さんに出会えてよかったですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月20日現在5歳で保育園に通っている息子が、まだ未就園児だったころの話です。1日中一緒に過ごす中で、私が特に大変と感じていたのは毎日の食事。1人目ということもあり、かなり悩みました。試行錯誤した結果、息子に大きな変化が訪れたのですが、今回はそのときの体験をお話しします。料理が苦手な私は頑張りすぎてヘトヘトに…子どもと1日一緒にいるということは、1日3食の食事を準備しなければならないということ。息子が赤ちゃんのときは離乳食、1歳半を過ぎたら幼児食、本で調べてまねをして作るのですが、うまくできない上に全然食べてくれません。 さらに、育児書に書かれている通り、毎日決まった時間に食べさせなければいけないというプレッシャーから、私はだんだんストレスが溜まってつらくなってきました。寝ても覚めても「今日は何を食べさせよう」と考えていました。 子どもも人間…時間がずれても大丈夫!まだ保育園に通う前の0歳から2歳ごろまでは、午前中は毎日子育て支援センターに通っていました。息子が1歳ごろのこと。お昼ごろに帰宅して食事をする予定でしたが、息子があまりにも楽しそうに遊んでいたので、いつもより長く子育て支援センターにいたら、帰るのが遅くなってしまいました。 おなかが空いているだろうと思い、帰宅後に急いで簡単に塩おにぎりを作って食べさせると、びっくりするくらい息子がよく食べるのです。そのとき「子どもも人間だから、おなかが空いていないときに食事を出されても困るよね」と気付かされました。時間通りに行動しなければと思い、息子を振りまわしていたことをとても反省しました。 「おいしい」と笑う息子の笑顔1人目だったこともあり、毎日離乳食の手作りレシピが書かれた本とにらめっこしていた私は、手作りにこだわっていました。しかし料理が苦手な上、息子は全然食べません。私は、心が折れかけていました。しかし、息子が2歳になったある日の夕飯。大人用に準備したお総菜の唐揚げを指して「食べたい」と息子が訴えてくるのです。 抵抗がありながらも食べさせてみると、満面の笑みで「おいしい」という息子。その笑顔を見た瞬間、お総菜でも十分おいしいと喜んで食べてくれる。頑張らなくても大丈夫なのだと思うことができた瞬間でした。手作りの食事も大切だけれど、子どもと楽しく食事をすることが大切だと思うようになりました。 時間通りに手作りの食事を準備しようと頑張っていましたが、お総菜をおいしそうに食べる息子に大切なことを教えられたような気がします。5歳になった今では手作りにこだわることはなくなり、レトルトやお総菜を使うこともあります。今では気持ちもずいぶんラクになり、息子もしっかり食事をしてくれるようになりました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/Michika著者:岡田 うた
2024年03月20日9年間、ひとりっ子として育ててきた長女。長女が9歳のときに長男を妊娠し、長女の赤ちゃん返りに気をつかうあまり、長男を出産当日に抱っこすることができませんでした。生後0日の長男を抱っこすることは、もう二度と叶わないのだと、後悔してしまった体験談です。妊娠中から赤ちゃん返りがひどい長女これは、私が第2子となる長男を出産したときのお話です。私は元々シングルマザーで、8歳の長女を連れて夫と再婚しました。長女はとても甘えん坊で、小学生になってからも、毎日私の腕枕で寝ていたほどです。再婚を経て、長女が9歳のときに長男を妊娠。 私が最初に長女に妊娠を伝えたときは「弟か妹ができる!」と喜んでいましたが、日に日に赤ちゃん返りがひどくなり、情緒不安定になっていきました。「やっぱり赤ちゃんいらない、私だけのママがいい」と涙を流す長女を私はギュッと抱きしめ、「赤ちゃんが生まれても、〇〇(長女)のママだよ。〇〇のこと大好きで大切だよ」と、長女に寄り添うことを心がけていました。 ついに出産当日! 長女の反応は?長男の出産予定日当日、長女と眠っていた私は深夜2時ごろに破水したことに気がつきました。夫に声をかけて長女をお願いし、私は産院へ。すぐに陣痛がこず、そのまま朝を迎えることに。夫から、朝7時ごろに「〇〇(長女)が『起きたらママがいなかった』と泣いていたよ。これからごはんを食べて、〇〇とそっちに行くね」と連絡がきて、8時ごろに夫と長女が到着。 ちょうどそのころ陣痛がき始め、9時過ぎに長男が誕生しました。すぐに私の胸の上に長男が乗せられ、ほんの数分過ごしたところで長男は処置のため、私と離れ離れに。長男が処置から戻ってきて、病室にいた長女に抱っこしてもらうと「わぁーかわいい! 私の弟だ」と、ニコニコと喜んでいました。 長女に気をつかい、長男を抱っこせず…私は長女が素直に長男の誕生を喜んでくれたことに安堵しましたが、「長女が無理していないかな」と心配で、その日は長男を抱っこしないことにしました。私は面会終了時間まで長女をかわいがり、たくさん長女を抱っこしました。面会終了時間になり、夫と長女は帰宅。 出産当日は母子別室ということで、助産師さんが長男を迎えにきてくれ、新生児室へ。そのときは、私自身が出産で疲れていたのとお産中の出血で貧血になったこともあり、長男を抱っこしていないことについて考える余裕はありませんでした。ですが、日が経つにつれ、「出産当日、少しでも長男を抱っこしてあげればよかった」という思いが強くなっていったのです。 毎年、長男の誕生日が近づくと、私は長男を出産したときのことを思い出すのですが、「出産当日に抱っこしなくて、ごめんね」といまだに思います。長女が帰宅したあとに、抱っこしてあげればよかった……。その後悔を埋めるように、長男は現在5歳ですが、たくさん抱っこしたり、おんぶしたりしています。 著者:吉川 みきな15歳女の子と5歳と1歳の男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月20日娘が生後6カ月ごろのこと。お昼寝も夜も、娘の寝かしつけには絵本を読んであげることが多々ありました。あお向けになった娘の脇に私は添い寝の形になり、絵本を読んで聞かせます。その読み聞かせで経験した、あわや大怪我に繋がるヒヤリなエピソードを紹介します。 読み聞かせで心地よく入眠娘は生後3カ月ごろまでは抱っこで眠ることが好きでしたが、徐々に抱っこだと不快になってきたようで、横になって添い寝をすることで安心して眠りにつくようになりました。 生後6カ月ごろになると、絵本を読み聞かせると興味を持って喜んで見てくれて、読んでいるうちに次第にウトウトするように。最終的には指しゃぶりをして気持ちよく眠るのでした。 私がウトウトしてしまい…ある日のお昼寝のとき読み聞かせをしてあげていたところ、私のほうが先に眠気がきてしまいました。ウトウトしては眠気を振り払って読んでいましたが、ついに気が遠のいてしまいました。その拍子に、持っていた絵本を落としてしまったのです。 あお向けで添い寝の状態だったので、絵本が落ちたのは私と娘の顔の上! 顔に絵本が当たった衝撃でハッと目覚めた私は、娘の目のあたりに絵本の角が当たってしまったことに気づき、大慌て! 急いで目の中が傷ついていないか確認しました。 急いで眼科へ目の中を見てみましたが、傷ついているかどうかよくわかりませんでした。娘は絵本が当たったときは少し泣いたもののすぐに泣き止み、痛がる様子もありませんでしたが、後々になって炎症を起こさないか、私は最悪のことも考えて心配になってきたのです。そこで近くの眼科に行ってみることにしました。 眼科は娘にとって初めての経験。痛い思いをさせてしまわないかと親の私のほうが不安でドキドキでしたが、診察室に入って事情を説明すると医師が「そういうこともあるよね」と笑い飛ばしてくれたので、安心して診察を受けられました。結果は特に目の中が傷ついているということもなく、薬ももらわず帰ってくることができました。 読み聞かせのとき、私は少々疲れていたのかもしれません。しかし、ついウトウト……では済まされない大事故に繋がるような出来事。私は、気を付けなければと肝に銘じたのです。眼科は私自身もあまりかかったことがなかったのでドキドキしましたが、心配なときにすぐに診てもらうことで安心できてよかったなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年03月20日夫は、先々の予定を立てたくない性格です。計画的な私が1週間後の予定を組もうとしても、「そんな先のこと決められないよ」と言われてしまうのです。早く決めてしまいたい私と、決められない夫の「予定」にまつわる話です。 予定を立てたくない夫私は昔から、手帳にびっしりと予定をつめこむのが好きでした。何もない日があると、「この日はどこへ行こうかな」と、なるべく早いうちに予定を決めて書き込んでいます。 一方で夫は、予約が必須である美容院や歯医者の予約も直前までせず、それすらもイヤそうにしています。2人の休みの日が重なっても、なかなかデートの予定が立てられず、私は「早く決めてワクワクしたいのに」とモヤモヤしてしまうことがありました。 夫が予定を立てない理由は…そんなある日、2人でデートに出かけていたときのこと。急に夫が慌てた様子で、「宅配便が届くのを忘れていた」と言い出しました。戻っても間に合わないと思った私は、「忘れていたのなら仕方ないし、申し訳ないけど再配達してもらえばいいじゃない」と答えました。 私の言葉にうなずいた夫ですが、その後も「配達員さんに申し訳ない。僕はなんてことをしたんだ……」と自分を責めるばかり。 詳しく話を聞いてみると、夫が予定を立てたくないのには理由がありました。それは、「守れないかもしれない約束をしたくない」というもの。心根のやさしい夫らしい考え方なのですが、彼の忘れっぽい性格も関係しているようで、以前、悪気はないのについ約束を忘れてしまったことがあったといい、次第に約束すること自体に恐怖を感じるようになっていったのだとか。 いつまでも自分を責める夫の姿を見ていると私まで悲しくなり、その日は早々にデートを切り上げることにしました。その日から、夫のあんな姿を見るくらいなら、無理に苦手なことをしてもらう必要もないな、と考えるようになりました。 前までは、「予定なんて軽い気持ちで入れればいいじゃん」と夫の考えが理解できずにいました。けれども、それは夫のやさしさからくるものだと知り、今はそんな考えも尊重しつつ、ときには私が夫をサポートしながら生活しています。 著者/つちやです作画/ちえ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月20日ねむさんと夫は、交際1年で結婚しすぐに妊娠。むたろうを出産しました。しかし2歳になるころ、むたろうは治療法も改善法もない難病だと判明します。むたろうの育児とともに、夫婦で2人目の妊活もしていた矢先、ねむさんは夫の風俗通いを知りました。問い詰めても言い訳をして、反省する様子がない夫。ねむさんは夫に結婚指輪を外させ、鍵とスマホを置いて家から出ていかせます。夫のスマホをねむさんが確認すると、結婚前からとてつもない数の女性と、体の関係やメッセージのやりとりがあったことが発覚したのです。夫が「仕事が忙しい」と嘘をついておこなってきたことは、ねむさんの精神をズタズタにしてしまうほどの衝撃的なものでした。反省の色がない夫 ※義実家 → 義両親 ※どこいある → どこにある ねむさんは、これまでの生活を思い返しました。自分は懸命にむたろうを産み、必死に育ててきたのに、夫は心は他のたくさんの女性に向いていた……。食欲もないねむさんは、夫の不貞の詳細をまとめていた数日で、4kgも痩せてしまいました。 そして、義母に事情を説明したねむさん。しかし夫と話してくれると言ったきり、義母から連絡はありませんでした。 夫は会社のパソコンからねむさんに、まるで自分のしたことの酷さを理解していない謝罪文を送ってきます。もちろんねむさんは許すことなく、義実家のグループラインに夫が家に入れない理由として、これまでの悪行を公開しようかと揺さぶりをかけました。そして翌日、夫は突然来訪。ねむさんに謝りますがそれも結局、見当違いな謝罪だったのでした。 ねむさんの苦しみを思うと、とても悔しくてなりません。しかしながら、ねむさんはどこか振り切って行動しているようにも見えます。状況を整理し、自分自身の心と向き合おうとする姿勢を尊敬する気持ちを抱いている方も多いのではないでしょうか。 一方で、難病のむたろうを育てるねむさんを裏切った夫には、かける言葉もありませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ねむ
2024年03月20日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚し、その後出産しました。産後、ゆきさんは妊娠中の友人まゆみからの意地悪発言や非常識な行動に心が疲れていきます……。ゆきさんはまゆみの連絡先をブロックして平和な日々を過ごしていましたが、なんと家族とのお出かけ先でまゆみと再会。ゆきさんから無視をされたと思っているまゆみは怒り心頭し、ゆきさんにスマホを見せるように要求してきます。ゆきさんがスマホを見せるのを拒否していると、今度は「浮気相手がいるからだ」と決めつけてくる始末。ゆきさんが勇気を出して言い返すと、まゆみは大声でゆきさんのことを罵り始めて……!? この女許さない!まゆみがこわくて、私は泣いてしまいます……。そこへ夫のしょうたが戻ってきました。しょうたに対して早速ぶりっ子を始めるまゆみでしたが……? まゆみはしょうたさんに、ゆきさんが浮気していると口からでまかせを言います。しかし、まゆみの嘘を見抜いているしょうたさん。なぜゆきさんが浮気をしていると断言するのかとまゆみに詰め寄りました。 するとまゆみは、ゆきさんが携帯を見せないこや浮気を否定しなかったからだと言い訳をします。さらに、ゆきさんを嘘つき呼ばわりするまゆみ……。 しかし、「携帯を見せないだけで浮気だなんて、そんな考えになる方がおかしいですよ」しょうたさんはまゆみにキッパリ言い放ったのでした。 やさしい性格のゆきさんには強気なまゆみですが、しょうたさんに正論を突きつけられてついに何も言い返せなくなったようです。今までずっと我慢していたゆきさんに代わって、しょうたさんがまゆみをぶった切ってくれてスッキリしました。しょうたさんの言葉で、まゆみがゆきさんを傷つけていたことに気づけると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年03月19日夫と息子の3人家族のきりぷちさん。育児中に起こった出来事をマンガで紹介します。ある日、きりぷちさんが3歳の息子に愚痴ったときのお話です。きりぷちさんの元に、勉強のための難しい本が送られてきて……。息子に愚痴ったら… ※スパダリ…「スーパーダーリン」の略。何でもできる完璧な男性という意味。 難しい本を手に「読む気がしないよ~」と愚痴るきりぷちさん。すると「お母さん勇気を出して頑張って!」と息子に励まされました。 さらにきりぷちさんは、歯医者へ行く日だったことに気づき、嫌だと愚痴ります。その姿を見た息子は、「帰ってきたらいっぱい遊んであげるから」と言ってラムネを渡してくれました。息子の溢れ出るスパダリ感に、感動するきりぷちさんなのでした。 ふと愚痴ったら、息子に励まされたきりぷちさん。まさか3歳の息子に励まされるなんて思ってもみなかったでしょう。 嫌なことがあっても、息子のやさしい言葉に「頑張ろう」という気持ちになりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2024年03月19日私は29歳の会社員。夫はもともと取引先の社員で、現在は義母と3人で暮らしています。良い職場環境で働いていたのですが、21歳のある新入社員が入ってきて、憂鬱な毎日が始まりました……。この新入社員の女の後輩はとにかくサボり癖がひどく、仕事中も化粧直しやネットショッピングばかり。注意しても聞く耳を持ちません。 「早く旦那さんと離婚して譲ってもらえます?」そんなある日、夫が仕事場に現れ部長と話をしていると「誰あれ!? 超イケ~メン♡」と後輩が大騒ぎ! 私の夫だと伝えると、「全然釣り合わないから、早く旦那さんと離婚して、譲ってもらえます?」なんて失礼なことを言う始末。 親友の元カレの浮気相手も!?仕事終わりに、親友に愚痴をこぼしていると、「私の元カレが浮気してた女も同じ名前だったなぁ」と言って写真を見せてきました。 すると、まさかの同一人物! 世間は狭いものですね……。 夫婦は離婚、別々の道へ……しばらくたったある日、夫が仕事場に現れました。実は私たちは離婚を決めており、部長に離婚のことを伝えました。 その話を立ち聞きしていた後輩はガッツポーズ!「じゃあ、私と結婚してよ~♡」と言い始めたのです。 そしてこの後輩は元夫にアプローチし、すぐに2人は再婚。後輩は会社を辞めて、家事に専念することにしたそうです。 その後、ボロボロの後輩が現れて……!?ある日、私が仕事を終えて会社を出ると、髪はボサボサで服はヨレヨレ、げっそりと痩せた後輩が「た、助けてください!」と現れました。どうやら毎日義母にいびられまくり、夫がまったく助けてくれないそう。 実は、私たちの離婚原因も義母だったので、こうなることは予想通り。後悔して泣き叫ぶ後輩でしたが、もう時すでに遅し。結婚相手は顔だけでなく、性格や親族もよく知ったうえで選んだ方が良さそうですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月19日妊娠がわかり、夫に報告したときのこと。ドラマのような感動的なシーンを期待していたわけではないのですが……。未だに忘れられません。 赤ちゃんができたと話したところ…結婚して1カ月後に妊娠が判明し、夫に報告したときのこと。泣いて感動してほしいとは思っていませんでしたが、「ヤッター」とか「楽しみだね」など喜びの言葉を期待していました。それに対して夫が言った言葉は、「誰の子?」でした。結婚して1カ月での妊娠だったので、そういう思いが心のなかに少しあったのかもしれません(正真正銘、夫の子ですが……)。だからといって、不倫を疑っているとしか思えない発言をするとは思ってはいませんでした。 後から夫に発言の真意を聞いたところ、びっくりしすぎて思わず言ってしまったとのこと。この件は未だに許せておらず……。あのときの自分はよく離婚しなかったなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 夫は思ったことを口に出したのかもしれませんが、親しい仲であっても言っていいことと悪いことがありますよね。相手の心に一生残る場合もあるので、発する言葉には気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:茶山 紅
2024年03月19日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。ヒカリさんは晴彦に恐怖を感じ、本当にリクや自分を愛しているのか疑念をいだくようになりました。晴彦への不信感が抑えきれなくなったヒカリさんは、「なぜそんなことばかりするの?」と晴彦に正面から問いただします。すると晴彦は、自分の生い立ちが関係していると告白。自分の理想の家庭を築き上げるために、ヒカリさんやリクに厳しく接していたと話します。 その話し合い以来、自分やリクに少しやさしくなった晴彦を見て、ヒカリさんはもう一度晴彦を信じてみようと決心するのでした。 そんなある日、友人のヒナと晴彦との間に浮気疑惑が浮上。晴彦のスーツのポケットから出てきた片方のピアスとそっくりなものをヒナが「片方無くした」と言って持っていたり、晴彦の服からヒナと同じ香水の香りがしたり……。 2人を信じたいけれど、疑惑の念も晴れないヒカリさんは、疑心暗鬼に陥ってしまいます。幼馴染から聞いた、衝撃の事実 突然友人の律子から呼び出されたヒカリさん。すると律子は、ヒナと晴彦が親密な様子で歩いていたところを見かけたと話します。 これまでのさまざまな疑念と律子の話が一致してしまい、顔面蒼白になるヒカリさん。そんなヒカリさんの様子を見た律子さんは、ヒカリさんからこれまでの経緯を聞きます。 そして、「そんな裏切りは許せない」「2人が不倫していたらどうする?」とヒカリさんに問いかけるのでした。 ヒカリさんは、晴彦やヒナを信じたいという気持ちから、「もし浮気していたらどうするのか」まで考えていなかったようですね。しかし、律子の話によって、2人の浮気はより疑い深くなりました。 ヒカリさんのことを思って離婚を勧める律子の気持ちもわかりますが、こればかりはなかなかおいそれと決断できることでもありません。晴彦やヒナからもきちんと話を聞いて、自分が後悔することのない選択をするようにしてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年03月19日2人の息子さんとエコさんの日常は、夫が友人Cちゃんと浮気をし、一変。Cちゃんからは慰謝料をもらい、夫にも慰謝料、養育費をもらって離婚することになりました。当初、なかなか支払いをしなかった夫でしたが、エコさんは強く指摘。しかし、持ってきたお金から夫の引っ越し代を抜くこととなり、結果的にエコさんの手元にはわずかなお金しか残りませんでした。その後、息子に離婚することを告げると、「名字は変えたくない」というお願いが。エコさんは息子の思いを尊重し名字を変えないことを選択したのでした。あとはいつ、離婚届を出すか。エコさんはタイミングを悩んでいて……。 ついにきた…!友人の叱咤激励に奮起したエコさんは、新たな希望と不安と離婚届をリュックに詰めて、本当にその日に役所へ向かったのです! 「今から離婚届を出す」と奮起したエコさんは近くの役所へ。離婚届を提出すると……なんと数カ所、書き間違いを指摘されてしまいました。訂正箇所に押印が必要でしたが、エコさんは印鑑を持ってきておらず……。今日、離婚届を出せないかもしれない……真っ青になったエコさんでした。 役所に飛び込んだは良かったものの、肝心の離婚届にいろいろ不備があった様子。ほぼ勢いで出てきたところもありましたから、印鑑を持ってきていなくても仕方がない気もします。しかも、エコさんの場合は珍しい名字だったこともあり、近場で購入することもできなかったそう。どうか無事、届け出し終わりますように……! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年03月19日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるは家族サービスだと言い、かすみたちを遊園地へ連れて行きます。しかし到着後にその日は休園日であることが判明。すぐるは予想外のことにパニックになってしまい、泣く長女・あやみにまで八つ当たりする始末。そんなすぐるの姿にかすみは我慢の限界がきて……。遊園地が休園だったため帰ると言って聞かないすぐる。近くに広場や遊具があったため、そこで遊んでお弁当を食べよう、とかすみはすぐるをなだめますがダメでした。 かすみは「すぐるにもう振り回されるのはウンザリ!」と、帰りたいならひとりで帰るようすぐるに伝えます。かすみたちは文句を言うすぐるを無視して、広場へ向かうのでした。 ひとりで帰ってきた夫。妻たちの帰宅を待つも… かすみたちがなかなか帰ってこないことを不満に思っていたすぐる。腹が立ち連絡を入れると、かすみたちは実家に帰っていました。 それに対して「僕のごはんはどうするんだ!」と激怒。すぐにかすみに電話し、文句を言います。 電話は暴走したすぐるが一方的に話しており、その内容をかすみの両親も聞いていました。 「あまりにもその言い方は乱暴じゃないか」と話すかすみの父。かすみは、今までのことをすべて両親に話したと伝えました。 すぐるは「何不自由なく生活させてるのに、何が不満なんだ!」と言います。これに対して「結婚してから私に自由なんてなかった」と、かすみは思いを吐露するのでした。 実家に帰っていたかすみたち。それを知ったすぐるの第一声が自分のご飯の心配だなんて……。自分のことしか考えてないことがわかりますね。 夫婦であっても、お互い納得のいかないことはたくさんあるでしょう。しかし、相手の気持ちも聞かず自分の意見ばかり通していると関係は破綻してしまいます。 すぐるにはご飯の心配をする前に、かすみたちの気持ちに寄り添う努力をしてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年03月19日子どもがまだ1歳のときに起きたエピソードです。勝手に決めつけないで!!義理の母に「言葉が遅いわね。ちゃんと会話してあげないと言葉って遅れてしまうのよ。最近のママはずっとスマホ見てるじゃない。それが関係しているのよ。」と言われたことがすごいショックでした。母親というのは、100%子どものために過ごして、自分の好きなことは一切やめてこそ母親だ! とでも言いたいのかと思ってしまう発言でした。私は子どもが寝てからスマホを見るようにしているので、その発言に腹が立ってしまいました。 自分の憶測で人の事を責めるのは本当に悲しいことだと思いました。それからというもの、あまり義母には近づかないようにしています。また何を言ってくるか分からないので、距離をとるのが1番だと思っています。 ◇◇◇ 普段の生活を知らない義母に憶測でダメ出しをされてしまうと、誰だって傷ついてしまいますよね。育児中にスマホを見て息抜きをしたり、ときには情報収集をしたりと必要なときもあります。いつだってママは頑張っています。ママがひとりの時間を持つことも、子どもと向き合うためには大切ですよね。自分にあったストレス解消法を見つけ、無理せず子育てを楽しんでください。 作画/まげよ著者:田中裕子40代、現在は12歳の子供を子育て中です。趣味は音楽、映画です。毎月映画館に行ってリラックス 。
2024年03月19日友だちに誘われた街コンがマッチングサイトと連携していたことから、サイトに登録したアラサー女子・カエル妻の緑さん。サイトを開始して1年弱で、緑さんは現在の夫であるカエルさんとマッチングします。最初はあまり乗り気でなかった緑さんですが、彼の人柄やルックスに惹かれていき……。本作は著者・カエル妻の緑さんの実体験を描いたマンガです。 キレられたことあったな…カエルさんと2カ月ほどメッセージを続けたのち、緑さんは食事に誘われます。デート前に「美人になりたい」と考えた緑さんはピアスの穴を開けますが、膿んでしまい顔まで肌荒れ。カエルさんに会える状態ではなく、デートをキャンセルするメッセージを送りますが……。 以前、マッチングアプリで知り合った男性とのデートを、体調不良のためキャンセルしたところ、体調不良の証拠を求められことがあったそう。そのため、緑さんはカエルさんに対して、キャンセルする旨だけでなく、「疑わしかったら、耳の写真送ります」との一言も添えます。 ところが、緑さんの心配をよそに、カエルさんからの返信は体調を心配する内容。緑さんはカエルさんのやさしさに感激し、肌が治り次第すぐに会うと約束するのでした。 マッチングアプリにはさまざまな人が登録しており、厳しい性格の異性と出会うこともあるよう。カエルさんは心が広くて素敵な男性ですね。 カエル妻の緑さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター カエル妻の緑
2024年03月19日次男が生まれてから、4歳の長男のかんしゃくがピークに。ある日、保育園の帰り道で長男が大かんしゃくを起こし、地べたに寝転がり泣きわめいていました。「かんしゃくがおさまるまで待とう……」と、歩道で息子を見守っていると、通りすがりのおじさんが声をかけてきたのです。もともと、かんしゃく持ちの息子私には、4歳の長男と生後4カ月の次男がいます。長男はもともとかんしゃく持ちで、気に入らないことがあったり、自分の思う通りにならないと大泣きして暴れてしまったり、手をつけられなくなることがよくありました。 市の発達相談には4カ月前に1度行っていて、「今年の4月に転園したりと、いろいろ環境が変わったばかりなので、少し様子を見ましょう」と言われていました。長男はかんしゃくが落ち着いている時期と、かんしゃくがひどい時期を繰り返していて、私は妊娠中から「赤ちゃんが生まれたら、このかんしゃくはもっとひどくなるだろうな……」と思っていたのです。 どうしても抱っこしてほしい、息子次男が生まれてから2カ月は、かんしゃくもそれほど起こさず、落ち着いてた様子の長男でしたが、次男が生後3カ月になるころ、赤ちゃん返りとかんしゃくがひどい時期が一緒にやってきたのです。保育園の帰り道、「抱っこして家まで帰ってほしい」という長男。 私は次男を抱っこひもで前抱っこをしていたので「ぎゅーならできるけど、今は抱っこできないよ。おうちに帰ったら、たくさん抱っこしてあげるね」と説明しました。長男は、納得できない様子で「抱っこ! 抱っこ!」と泣き始め、ついには地べたに寝転がって泣きわめき出しました。長男はこうなると手がつけられないので、かんしゃくがおさまるまで安全だけ確保して、じっと見守ることに。 通りすがりのおじさんが……すると、60代くらいのおじさんが近づいてきました。そのおじさんは私たちのところで止まると、長男に「抱っこしてほしいのかい。おんぶでいいならおじさんがしてやるよ」と言ったのです。私は丁重にお断りしましたが、おじさんは「今そこの〇〇商店まで買い物行くところだから、ついでだからいいんだよ」と言い、長男をおぶって家の途中の〇〇商店まで歩いてくれました。 長男がおじさんに「ありがとう」と言うと、おじさんは「あんまりママ困らせることしちゃだめだからな」と長男に言い、「お母さんも大変だ、がんばってるな」と、私にまで声をかけてくれました。 私は、長男のかんしゃくがひどいときは、自分の子育てに自信がなくなるし、周りにいる人に申し訳ない気持ちになります。今回、どうしようもない状況だったのを見ず知らずのおじさんが助けてくれ、私にまでねぎらいの言葉をかけてくれたことが、とてもうれしかったです。もう一度ばったりおじさんに会えたら、再度感謝の気持ちを伝えようと思います。 著者:吉川 みきな15歳女の子と5歳と1歳の男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2024年03月19日まるで姉妹のように仲良く遊ぶ、柴犬と女の子をご紹介! 女の子が柴犬の手の上におもちゃを並べると……!?一緒に遊ぼう♪まるで姉妹♡女の子が柴犬の手の上におもちゃを並べ始めました。 1つ、2つ、3つ…… あ! 落ちそう!! 柴犬も耳をピクピクさせながら、落とさないように動かず、女の子の手の動きをじっと見つめています。 女の子も「次はどこに置こうかな♪」と考えているようですね!女の子の遊びに、じっと付き合うかしこい柴犬なのでした♡ 動画のコメント欄には、「仲良く遊んでくれるワンちゃんは賢いですね。お姉ちゃんもかわいい」 「なんてやさしくてお利口なの!ワンちゃんありがとう」 「じーっとお付き合いしてくれるワンちゃんがかわいい」など、賢く待っている柴犬に、驚く声が続出♪ このふたりの様子から、言葉を超えた絆を感じられますね。女の子も日ごろから柴犬にやさしく接しているのでしょう。これからもずっと仲良く成長していってほしいですね。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/@mi.chi7908さん 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月19日Kっぷさんの両親から「結婚を考えているのなら日本国籍に帰化してほしい」と条件をつけられたおとさん。Kっぷさんからも「俺も日本国籍にしたほうがいいと思う」と言われてしまって……。本作は著者であるおとさんの実体験を描いたマンガです。※著者のおとさんからのお願い※パーソナルなお話になりますが、誰かを傷つけたり誰かを批判したりするお話ではありません。誹謗中傷や特定の誰かを否定するのは控えてくださいますようお願いします。 そのままの私を受け入れてほしかった「結婚して子どもが生まれたときのことを考えると、日本国籍にしたほうがメリットがあると思う」と自分の考えを話すKっぷさん。しかし、おとさんは生まれ持った国籍というものに結婚の条件をつけられたこと、そしてKっぷさんがメリットデメリットの物差しで「帰化したほうがいい」と言ってくることに納得がいきません。その日はせっかくのおうちデートだったのですが、Kっぷさんには帰ってもらうことになって……。 Kっぷさんが帰ったあとも、ひとりで悶々と考え続けていたおとさん。彼とは考え方が違うのだと明確にわかり、彼との心の距離が遠く感じるようになってしまいました。 おとさんはあくまで「私は私でしかないから国籍を変えることに抵抗はない」と考えています。しかし、だからこそKっぷさんが「ありのままのおとでいいよ」と言って味方をしてくれなかったことが、おとさんにとっては大きなショックだったようです。その後、少し投げやりな気持ちになってしまったおとさんは、自分ひとりで考えていても答えが出ないと気づき、友人に相談に乗ってもらうことにしたのでした。 おとさんの心にある「1番の味方であるはずの人に理解してもらえない虚しさ」を想像すると、こちらまでせつなくなってしまいます。こういうときは目線を変えて、他の信頼できる人間に相談するのもいいかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おと
2024年03月19日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?こっちゃんのイヤイヤは増すばかりで、何をしてもイヤイヤと泣き叫びお手上げ状態に。もちろん、毎日のお風呂も激しく拒否するこっちゃん。ママは一緒に入ることを諦め、ママと妹のふーちゃんが入浴した後、嫌がるこっちゃんをお風呂に入れるのでした。 しかし、ある日を境にこっちゃんの態度が急変します。なんと、自らお風呂に入ると言い始めたのです。浴槽に入っても泣かないこっちゃんを見て、何が起こったのかと驚きを越え動揺するママ。 なぜママがここまで動揺するのかというと、実はこっちゃんは水が大の苦手なのです。水遊びに行くと……。 水嫌いのこっちゃんが……! こっちゃんに喜んでもらえると思い、ママはお風呂の壁に貼るスポンジのおもちゃを購入します。 2歳の夏、じゃぶじゃぶ池のある公園へ行くと池を見ただけで大泣き。1歳のころはお風呂の時間に激しく泣くこっちゃんのために、様々なアイテムを使い工夫をしても大泣きされてしまい惨敗が続きます。 終いには、お風呂に毛が1本浮いているだけでもかんしゃくが始まってしまったり、水には苦労してきたママなのでした。 こっちゃんが生まれてから3年間、楽しくお風呂に入れたのは何度あったかわからないほどお風呂嫌いなこっちゃん。しかし、ママの苦労が報われたのか、この日を境にこっちゃんのかんしゃくが激減していくのでした。 ◇◇◇ 水を怖がるこっちゃんは恐怖心が強いのでしょうか? バスタイムを楽しい時間にしようと努力するママの優しさを感じますね。イヤイヤ期の子どもの気を紛らわす対策は子どもによってそれぞれです。場所を変えてみる、おもちゃを使ったり遊びに誘ってみたりとママは試行錯誤ですよね。みなさんはお子さんがグズったとき、何か対処法はありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月19日下の子どもが2歳になったばかりのころ、遊んでいるうちに耳を触り始めました。中耳炎か何かだろうか……と、ひとまず近くの小児科を受診しました。すると、思いもよらぬ大ごとが判明したのです――。 耳を触る子ども私が家事をしていて子どもがひとりでおもちゃで遊んでいたとき、少し離れた場所から見守っていた私は、途中から子どもが片方の耳をやたらさわっていることに気が付きました。まだ子どもはうまく話すことはできなかったので、中耳炎か何か、耳に何か異常があるのかしらと思い、近くの小児科へ連れて行くことにしました。 判明した衝撃の原因小児科を受診した結果、なんと小さなビーズが耳の奥にあるせいだと判明。中耳炎ではなく、バラバラになっていたビーズの1つを、耳の中に入れてしまっていたのです。小児科から耳鼻科を紹介されましたが、そこでも「これは取れない、医療センターに行ってください」と言われてしまい、あたふたする私。 痛みはなく、すぐに害が出るわけではないが、早く取ったほうがいいようでした。この時点で上の子の幼稚園のお迎え時間が来てしまったため、上の子を連れて3人で医療センターまで向かいました。 まさかの…!医療センターの外来でも「取れない、耳が小さすぎる」とのこと。そこでなんと、急きょ麻酔をして手術することに……! 待合室で、下の子は長い待ち時間と、ここまでの疲れで大泣き! リスクのある麻酔は不安でしたが、手術は無事成功。年齢が低いので入院措置になり、そのまま着替えもないままひと晩泊まりました。取れたビーズは本当に小さいものでした。 何でも口に入れる時期は過ぎていたので、小さなおもちゃに油断してしまっていました。まさか耳に入るとは思わなかったので、ショックを受けた出来事でした。麻酔から覚めた子どもは何事もなかったようにニコニコしていてホッとしましたが、申し訳なかったと今もきちんと見ていなかったことをとても後悔しています。今後は子どもから目を離さないようにするのはもちろん、危険なおもちゃを与えないようにしようと誓った出来事でした。 ◇◇◇ 子どもの耳におもちゃが入っていたらとても驚いてしまいますよね。日本小児科学会によると、子どもは好奇心旺盛なので、子ども自身が小さなものを自ら耳や鼻に入れてしまうことがあるそうです。さらに、偶然入ってしまうこともあるのだとか。小さな物を近くに置かない、近くで大人が見守るなど、日ごろから注意が必要ですね。 なお、もしも入ってしまった場合、入った物が何であっても奥へ押し込んでしまう可能性があるため、ピンセットなどで取り出そうとしてはいけないとのこと。BB弾・ビーズなどの小さなおもちゃや豆類が耳に入った場合は、耳たぶを後ろ上方に引っ張って下向きにし、反対側の頭の横を軽く叩くと出てくることがあるそうです。取れない場合や子どもが耳を触っているなど、いつもと違う仕草が見られるときは早めに病院で診てもらうと安心ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま著者:橘つばき監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月19日私は3歳と1歳の娘を育児中です。先日、夫が晩酌中に長女と2人でお風呂に入りました。次女をあとから連れてきてもらうように夫に頼んだのですが、お風呂に入ってきた次女は……。長女と2人でお風呂に先日、夫は翌日が休みだったので夕食後にビールを飲んでいました。その時間はみんなでテレビを見ていたのですが、長女が「トイレに行きたい」と言ったので、私は長女と2人でトイレへ。 長女はまだおむつが取れていないため、新しいおむつを交換するのがもったいないと思い、トイレのあと、そのままお風呂に直行。そして夫に、私が声をかけたタイミングで次女をお風呂まで連れてきてもらうように頼みました。 お風呂に現れた次女は…長女と自分の体を洗い終えたので、夫に次女をお風呂まで連れてきてもらうように呼びました。すると、次女がひとりでニコニコしながら脱衣所に入ってきたのですが、次女の手にはなんと、夫が晩酌時に食べていたポテトチップスが……。 次女はポテトチップスを袋ごと手に持ちながらポリポリと食べていました。夫を問い詰めると、夫は酔っぱらった様子で「欲しそうだったからあげた」と発言。 夫とは「ポテトチップスのような塩分の多いものは子どもにあげないようにしよう」と話を共有していたのですが、酔っていたので判断がにぶっていたのだと思います。その後、夫には「子どもが見ている前で食べると欲しがるから、今後は食べるのもあげるのも絶対にやめて」と強く注意しました。 おやつに子ども用のスナック菓子をあげることはたまにありますが、大人が食べるポテトチップスを次女が袋ごと食べていたのにはビックリしました。このことがあってからは夫も反省し、子どもたちが寝てから晩酌をするようになりました。 ※ポテトチップスは、濃い味付けや堅い商品もあるため、3歳未満のお子さんには与えないようにしましょう。 イラスト/ミロチ著者:堀川京香監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月19日