Currytion(カレーション)がお届けする新着記事一覧 (7/8)
今や全国的にも有名になりつつある、“ソースの二度づけ禁止!”でおなじみの『串かつだるま』。大阪は新世界が誇るこだわりの名店であります。今回は、その串かつだるまさんが監修したレトルトカレーをいただくことになりました。筆者は生まれも育ちも大阪ではございますが、お恥ずかしながら未だに“だるま”へは行ったことがないわけでございまして……。ですがやはり大阪人としての血が流れる筆者にとって、とても興味深い一品。非常にワクワクしています! 串かつ屋のカレーとはいかほど!?さっそく、だるまが贈るレトルトカレーの全貌を紹介していきましょう!堂々としたパッケージ。なんとなくソースのような色味の茶色で、こだわりがひしひしと伝わってきます!商品パッケージの裏面にも「二度づけ禁止!」について触れられています。こだわりの強さがうかがえますね。こちらの“串かつだるま会長・だるま大臣”のイラストが目を引きます。このインパクトのある会長、関西ではよくテレビに出演されているので、関西圏の方にはなじみがあるのではないでしょうか。 しかし、一体どのような経緯で串かつ屋さんがレトルトカレーを開発するに至ったのでしょうか。あらためて、もう一度商品パッケージを見直してみると……「創業以来 守り続けて来た伝統の味 牛すじのどて焼きの味を カレーにブレンドしたら 驚くほど美味しく出来ました」ん?「カレーにブレンドしたら驚くほど美味しく出来ました」という一文の、“ブレンドしたら”が引っかかる。これって、「試しにブレンドしてみたら美味しかった」ということにも受け取れませんか?(筆者だけでしたらすみません!) もし、「試しにどて焼きを入れてみたら美味かった!」ということであれば、これは大発見!そんな深読みをしながら、いよいよこの“だるまカレー”を食べてみたいと思います!いつものように、商品を開封しまして……。まあ、いたって普通ですね。今回は、少しばかり盛り付けも工夫してみました。必勝祈願のだるまの目みたいではないですか?そして、数分間電子レンジで温めまして……はい!出来上がり!よく見ると、とろとろに煮込まれた牛すじも見えますね。ただいま筆者はかなり空腹状態なのですが、香りがさらに胃袋を刺激してきます。もう我慢できないので、食べちゃいましょう!スプーンで一口すくい、頬張ってみると……思わず「おお~!」っと叫んでしまいました。なんてデリシャスなんでしょう!こんなにもどて焼きがカレーにマッチするなんて!特に、“味噌”で煮込んだというこのどて焼きが、カレーにかなりの深みを与えているようです!この味噌と牛すじの甘みと、カレーのスパイスは相性抜群なんですね。よくある牛すじカレーとは全然違います。 会長!脱帽でございます!正直、想像以上の味だったので大変驚きました。これは、“だるま“にしかつくれないカレーですよ。今回、この独自のカレーで得られた印象から、店舗メニューの“どて焼き”もさぞかし美味しいのだろうと思いました。大阪以外にお住まいの方にも、ぜひこの串かつだるまのカレーをお試しいただきたいです。 総評カレーの味★★★★★(味噌煮込み牛すじの味がカレーにマッチ!)辛さ★★★☆☆(ほどよい辛さで、いい感じの刺激がもらえます)コスパ★★★★★(この味でこの価格はおすすめ!)最後に。会長!本当に美味しくいただきました!ごちそうさまです!次は、必ずお店にも足を運ばせていただきます!商品:串かつだるま どて牛すじ味噌煮込みカレー価格:515円(税込)送料別※楽天価格販売元:株式会社トンソン・ジャパンOTB【筆者略歴】華麗なるスパイス
2018年08月01日皆さま、こんにちは。突然ですが、一つ質問です。今日の夕飯は何のご予定ですか?「今日の夕飯はカレーです」というそこのあなた!奇遇ですね。我が家の夕飯もカレーです。我が家は両親・兄・筆者・妹の5人家族。この一番下の妹はまだ小さいので、我が家のカレーの日はいつも甘口と辛口の二種類のカレーが並びます。そう、子ども用と大人用の2つのメニューをつくるって、結構手間なんですよね。具材の大きさを変えて切り分けなければならないですし、お鍋も2つ使うから、洗い物も倍増。更に電気・ガス代もかさむ……。 子どもも大人も笑顔になれるカレー、見つけた!そこで!今回は“子どもも大人も笑顔になれる”とっておきのカレーをご紹介しましょう!じゃ~~ん!『平田牧場こどもカレー』!そう。“大人用は手づくりして、子どもの分はお子さま用カレーに頼ってしまいましょう”というのが今回のテーマ。手抜き?子どもにだけレトルトカレーは出せない?レトルトだと体に良くなさそう?ご安心ください。こちらのカレーは、原材料に7大アレルゲンを使用せずにつくられています。さらに無添加とのことで、安心して子どもに食べさせられますね。一体どのような材料でつくられているのでしょうか?裏面を覗いてみましょう。 子どもに優しい無添加カレー、隠し味は「黒蜜」!?一般的なレトルトカレーと比べて珍しいのは、かぼちゃピューレと黒蜜が入っているところでしょうか。なんとなく味が想像できますね!(笑)ちなみにこちらの商品は、一個270円で販売されています。(2018年7月31日現在)270円を取るか、時間と手間を取るかは、その時の気分で決めましょう。我が家では10個入りのセットを購入し、いつでも代用できるようにしています。仕事はアウトソーシングしていく時代。せっかくこんな便利な商品があるのだから、頼ってみるのも一つの手ですよ。 子ども用カレーを大人が食べてみた!気になるお味は…それでは、実際に食べてみましょう。丸く盛ったライスの上に、切った海苔を並べてスマイルをつくってみました。(にこっ)対象年齢は1歳頃からということで、まだ歯が生えそろっていなくても食べられるように、具材がこま切れになっていますね。お味は……。“うん、お子さま用”だね、というお味です。想像通りでした。(笑)大抵の子どもはカレーが好き。この量ならぺろりと食べられちゃうのではないでしょうか! 総評辛さ ☆☆☆☆☆味 ★★★★☆子どもからの好感度 ★★★★☆筆者は一口食べて、残りは全て妹にあげたのですが、食べ終わったあと「美味しかった~」と報告してきました。やっぱり、子どもの口には子ども向けのカレーが合うのでしょうね!時には楽をしたっていいんです!子どもも大人も笑顔になれる『平田牧場こどもカレー』に頼っちゃいましょう。それでは皆さま、素敵なカレーライフをお送りください★【参考】※ 平田牧場公式ページ【筆者略歴】INCLUSIVEの森
2018年07月31日今回筆者が食レポするレトルトカレーは、北海道の高島食品が製造している『イカスミカレー(中辛)』。製造元の高島食品を検索してみると、北海道土産の販売サイトに行きつきました。他にも北海道の海の幸であるほたて、タラバガニ、カキを調理した美味しそうなレトルト食品を数多く製造・販売されているようです。パッケージには「イカスミの上品な風味を肉厚で柔らかなイカとトウモロコシのうま味を~」とあります。以前、肉のような柔らかさの『タコカレー』を食べて感動した筆者。イカも同じ軟体動物。きっと美味しいだろうと期待が高まります!肉を食べない&野菜がメインの筆者には合っているカレーだと思うのですが、トウモロコシの存在が少し気になるところです。イカとトウモロコシのマッチングはイカに~! 「隅に置けないイカスミカレー」、お味は?今回もカレーのお供は定番の『サトウのごはん』。今回はあきたこまちを選び、家庭のご飯のようにごくフツーに盛ってみました。そしてお鍋で湯銭したレトルトカレーを一気に注ぎ入れます。ルーの色や素材の大きさが初めて明らかになるこの瞬間は、いつも少しドキドキしますね。 さぁ、かけてみましょう~!あれ?イカ墨ということでてっきり真っ黒のルーが出てくるのかと思いましたが、あまり黒くない……ちょっと意外でした!ルーの濃さはゆるめ。イカ・コーンともに、具の量は思ったより多く、イカの大きさも普通です。もっと豪快に入っていたら嬉しかったなぁ、なんて。 そしてここで、あることに気づきます……。なんかルーがおもしろい感じでごはんに注がれている。そこで、インスタ映え(?)的にちょっと手を加えてみると……なんか、奈良美智(なら よしとも)風な挑戦的な眼差しの子どもっぽくなってしまった……。このカレー画を“イカりのスミ子”とでも名付けておきます。 ちなみに奈良美智さんとは、ニューヨークのMoMA美術館のデザインストアにもその作品グッズが置かれ、ベストセラーにも上がるほど人気の、日本を代表するモダンアーティストです。 スミ子こと、「イカスミカレー」のお味は?まずルーについて。最初の一口では「割と甘め?」と思ったのですが、食べた後に結構ピリッとした感じが口に残ります。重層的な味ですね。甘さの原因を調べてみると、原材料にバナナとりんごジャムが含まれているようなので、フルーツの甘味が効いているもよう。コーンもピリ辛なルーの味わいに甘さを感じさせてくれます。 そして何より、ルーの濃厚さが際立ちます。生クリームも入っているようですが、墨によってコクがより出ていますね。おっと、おめめがつりあがっている……。やっぱり墨子、イカってますね。そして肝心のイカですが、胴体や耳など、いろいろな部位が入っていました。ゲソ好きの方もしっかりおさえていますね。食感は本当に柔らかく、子どもでもすぐに噛みきって飲み込める柔らかさ。甘口でもう少し薄味であれば、子どもにも喜ばれるのではと思います。 総評カレーの味★★★☆☆辛さ ★★★☆☆コク ★★★★☆怒り ★★★★★ごちそうさまでした! 【参考・画像】※ 北海道おみやげ宅配便※ イカ学Q&A50 – 全国いか加工業協同組合※ 高島食品北海道限定イカスミカレー中辛 – Amazon※ 画像著者撮影【筆者略歴】伊集院レミ
2018年07月30日今は昔……まだ日本が鎖国していた江戸時代、突如として現れたペリー船長が“横浜”を開港させ、一気に西洋の文化が日本に浸透したのは有名な話ですよね。そして、1859年(安政6年)には、北海道の函館港が開港しました。その後、函館にも訪れた西洋化の波。もちろん食文化にも大きな影響を及ぼし、様々な料理が根付いていきました。筆者が食べた函館・五島軒の『牛舌カレー』も、その影響を受けて誕生したメニューの1つなのだとか。そこで今回は、日本が鎖国を終え、西洋文化と混ざっていく時代背景を振り返りながら、伝統の味を紹介していきます。 ~新時代の幕開け~函館開港と西洋文化1853年、アメリカ東インド艦隊司令長官マシュー・ペリーが初めて日本に“黒船艦隊”を引き連れ来航し、翌1854年、ペリーと江戸幕府の間でついに日米和親条約が締結されました。その後、1858年に政府とアメリカとの間で日米修好通商条約を締結した江戸幕府は、1859年に函館(箱館)、横浜、長崎を“国際貿易港”として開港しました。当時の函館を見たペリーは、船上から見た絶景に驚嘆したそうです。1859年の函館開港以来、“西洋文化”は多くの庶民の生活に影響を及ぼしました。特に洋食文化は多くの庶民の生活に溶け込み、様々な料理や食材が広まっていきました。 創業明治12年!「五島軒」二代目がカレーを作り上げるまでいち早く西洋化の影響を受けた函館で、レストラン『五島軒』は明治12年に創業しました。本店は登録有形文化財にも指定されており、観光として訪れるのもよさそうです。歴史の重みを感じることができるはず。そんな五島軒の二代目店主・若山徳次郎はあの帝国ホテルにて修行し、帰郷後オーナーシェフになった彼は生涯厨房に立ち続け、現在も続く五島軒のフランス料理と洋食の“礎”を築きました。特に、改良に改良を重ね、大正時代に完成させた“牛舌”を使ったシチュー・カレーは、当時の人々に愛され、レストラン五島軒の代表メニューとなりました。今もなお多くの方々に愛されることになります。その看板メニューは自社工場で丁寧にレトルト加工されて全国へと配送され、食卓に並びます。 歴史ある五島軒「牛舌カレー」は、品のあるこってりビーフカレーここまで函館、そして五島軒の歴史についてご理解いただけたと思うので、いよいよ歴史ある牛舌カレーを食していきましょう。筆者はこれまでに多くのレトルトカレーを味わってきましたが、これほどレトルトパウチに装飾をしているカレーは初めて見ました!相当なこだわりがうかがえますね。1人前200gと量は普通なのですが、牛肉と濃い目のルーのせいか、ずっしりとした重みを感じました。ゴロゴロと入った牛舌を発見。焼き肉で食べるような“タン”とは違い、サイコロ状のステーキサイズ。1食の中に5個以上しっかり入っていました。食べてみると、噛むたび柔らかくなるお肉は、少しピリ辛な濃いめのルーによく絡み、とても美味しく味わえましたよ。 歴史ある味を堪能し、その評価は……!? 総評味★★★★★辛さ★★☆☆☆歴史の深さ★★★★★函館に訪れた際には、ぜひ本店でも味わいたい“牛舌カレー”。ぜひご堪能あれ! 【参考】※ GoodDay北海道「箱館開港」※ 函館市公式観光情報サイト「はこぶら」【筆者略歴】モエコ50%
2018年07月29日どうも。自称『Currytion(カレーション)』グルメ担当です。突然ですが、勤務中にどうしてもビールが飲みたくなること、ありませんか? 筆者といえば、勤務後はまっすぐ家に帰り、缶ビールを開けながらツマミを作り、ソファで横になりながらバラエティを見ることが日課です。が、家に帰るまでビールを我慢できない日も少なくありません。さて、そんな筆者に最適と思われるカレーを食レポすることになりました。 その名も……『宇奈月麦酒 ビールカレー』。 どうやら富山県黒部市で地ビールを作るビールメーカーが打ち出したカレーとのこと。うむ、これは本格派に違いないと心躍ります。しかし、筆者は仕事に追われる日々。のんきに食レポする暇なんかなかったのです。 仕事に疲れ、ふと思い出しました。数日後、とてつもない疲労感に襲われ、一刻も早く泡を取り込みたかった筆者。しかし仕事とは非情なもの、終わらなければ帰ることは許されない。(筆者の持論です)そこでふと思い出したのです。「そうだ、あのビールカレーで飲酒の疑似体験ができるではないか」と。 あいにく器もスプーンもない。そこでこうなりました。筆者が目を付けたのは、『サトウのごはん』はレンジでチンする前の状態のごはんが固いということ。これを半分に切り分け、片方に重ねてやれば、余ったスペースにルーが入る。我ながらいいアイデアではないか……!(ビジュアルには触れないでください) いざ、実食!スプーンがなかったので、ルーとライスを混ぜ、箸でいただきます。思ったよりも具だくさん。お肉ゴロゴロで胃袋も満足できるでしょう。ほどよい辛さで箸が進む。が、ビールの代わりという、カレーに求めるには高すぎるハードルを用意していた筆者にとっては少し物足りなかったです。 総評:結果はこうです!辛さ★★★☆☆見た目★★★★☆ビール感★☆☆☆☆満足度★☆☆☆☆ちなみに原材料一覧はこちら。分量が多い順に野菜・牛肉・ソテーオニオンと一般的なカレーの材料が続くなか、4番めにビールが並びます。ルーの材料である小麦粉よりも多いのに、あまりビールの風味が感じられませんでした。調理の工程で香りが飛ばされてしまったんでしょうか?ビールカレーと聞くと、ビールの香りやホップの苦みがあるのかといった想像をしてしまうので、「実はビールが入っています」くらいの方がオイシイと、のん兵衛の筆者は思うのでした。(そのあと飲みに行きました) 【参考】※ 宇奈月麦酒館※ 宇奈月ビールカレー【筆者略歴】ミッツ
2018年07月28日「高級な牛肉」といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?有名どころでいえば、松阪牛や神戸牛、近江牛などがありますよね。筆者の地元である岐阜件では飛騨牛が有名ですが、こちらも全国的に知名度の高いブランド牛です。ですが、これらの有名ブランド牛と肩を並べるほど美味しいのに、知名度はそこまで高くない、いわば“知る人ぞ知る”ブランド牛が日本にはまだまだたくさんあるんです。今回ご紹介するカレーには、“ツウが知るお肉”として評価が高い、茨城県で育てられた“常陸牛(ひたちぎゅう)”のお肉が入っているとのこと!常陸牛とはいったいどんな牛肉なのでしょうか?そして、そんな常陸牛が入ったカレーの味やいかに……。 「常陸牛」ってなんなの?画像:茨城県常陸牛振興協会『常陸牛カレー』をいただく前に、まず常陸牛について調べてみました!なにやら常陸牛は、『茨城県常陸牛振興協会』が認定した牛肉にのみ与えられる、格式高い牛肉なんだとか。参考となるサイトには、常陸牛について詳しく記載されていました!画像:茨城県常陸牛振興協会常陸牛とは……~ 常陸牛の定義 ~「常陸牛とは,指定生産者が茨城県内で最も長く飼育した黒毛和牛の内,(社)日本食肉格付協会の枝肉取引規格が歩留A等級又はB等級かつ肉質等級が5等級と4等級のもので,茨城県常陸牛振興協会が認定したものとする。」茨城県常陸牛振興協会常陸牛の歴史……~ 茨城の肉用牛の歴史 ~天保3年12月(1832)徳川斉昭公が現在の水戸市見川町に桜野牧を設け黒牛を飼育したという記録が残っています。その間、時代を重ねて、昭和51年7月に茨城県産牛銘柄確立推進協議会が発足し、本県の優秀な黒毛和種を『常陸牛』と命名、昭和52年には現在の茨城県常陸牛振興協会が設立されました。茨城県の黒毛和種は県北部地域に定着し、その後県内各地に広がっていき、生産者のたゆまぬ努力と精進の積み重ねの結果、品質が高く力強い銘柄牛『常陸牛』が高く評価されるようになったのです。なんと常陸牛は、5等級と4等級の上質な牛肉であり、元をたどると茨城県の上質な黒毛和種だったのです!そんな高級牛が茨城県で生産されているなんて、お恥ずかしながら筆者は知りませんでした。また、「常陸」という言葉の由来は、どこまでも続く道”直通(ひたみち)”が語源という説があります。昔から常陸牛は、広大な土地でのびのび育っていたのかもしれませんね! 「肉のイイジマ」とは?画像:カレーストリート常陸牛の生い立ちを勉強したところで、さっそく常陸牛カレーを作っていきましょう!パッケージはシンプルな白地に、“常陸牛カレー”とでかでかと書かれています。和牛らしい筆字がいい味出してます。画像:カレーストリートこちらはパッケージの裏側。なにやら小さい文字でなにか書かれていますね……。画像:カレーストリート画像を拡大してみると、「常陸牛専門店 肉のイイジマだからできるコクと旨味とは」との記載が……。『肉のイイジマ』って何なんだ!おそらく常陸牛カレーを作っているお店だと思うのですが、常陸牛の歴史を知らべるのに夢中で、まったくノータッチでした……。 「肉のイイジマ」(納得)画像:肉のイイジマとても気になるので、“肉のイイジマ”についても調べてみました!茨城県水戸市に実店舗を構える肉のイイジマは、「made in 茨城の美味しいお肉を自信を持って」というスローガンを掲げ、日夜常陸牛を全国に発信している精肉店のようです。実店舗やインターネットにて常陸牛が購入可能で、美味しい常陸牛を求めて全国から注文があるんだそう!画像:肉のイイジマもちろん公式サイトには『常陸牛カレー』の姿もありました!単品(税込980円)の他に、『常陸牛カレーギフト』として、2個入り(税込2,020円)、4個入り(税込4,220円)、6個入り(税込5,980円)の、お得セットも販売されています。画像:肉のイイジマまた『常陸牛カレー』の他にも、『和牛カレー』や『ローズポークカレー』なども販売されていました! やっと常陸牛カレーを食す!画像:カレーストリートさて!肉のイイジマについて理解したところで、今度こそ常陸牛カレーを作っていきます。箱から中身を取り出して、銅色に輝く内袋をお湯の中に投入!約5~7分間沸騰させたらお皿へ移します。画像:カレーストリートカレーションではお馴染み『サトウのごはん』の横にそっと流し込みます。一見ふつうのレトルトカレーと変わりないように見えますが……満を持して食べてみたいと思います!※ カレーは電子レンジで温めることもできます。ぜひお好みの方法で作ってみてくださいね! 常陸牛のファンになっちゃう!画像:カレーストリートそれではいざ実食!の前に、スプーンでルーの中をつついてみると、大きな塊が3、4個沈んでいるのが分かります。思い切ってサトウのごはんの上に並べてみると……!常陸牛と思われる物体がたくさん出てきました!まるでレトルトカレーだということを忘れてしまうほどの存在感……。つくづく思うのですが、この『Currytion(カレーション)』で取り扱うレトルトカレーは、どれもお店で食べるようなボリュームがあり、こだわりも尋常じゃありません。画像:カレーストリートではサトウのごはんとルー、常陸牛を一緒にいただきましょう! 常陸牛の食感・・・★★★★☆筆者は今回、初めて常陸牛を食べましたが……トロトロでめっちゃ柔らかい!口の中に入れるとすぐ舌の上で溶けてしまいました。常陸牛の量・・・★★★★☆大きな塊で4切れほど見つけることができました!ただとても柔らかいので、ルーの中に崩れた残骸がちらほら……。これがまたカレーに溶け込んでいい味出してると思うのですが、個人的には塊でもっと食べたかった!常陸牛のうまさ・・・★★★★★味は申し分なしの“星5つ”です!高級な牛肉は人並み(平民以下)に食べてきましたが、これまでの食べたブランド牛に勝るとも劣らない美味しさでした。辛さ・・・★★★☆☆カレーは牛肉の旨味が溶け込んだ、まさに“コクと旨味”が感じられる味!サトウのごはんとの相性も抜群で、程よい辛さが食欲をかきたてます。「1袋じゃ物足りない!」と思うほどの味と魅力を感じました! いかがでしたか?常陸牛を食べたことのない人には「絶対に食べてほしい!」と思うほど美味しいカレーです。1袋から購入できますが、ぜひギフトセットで購入して、常陸牛カレーを存分に楽しんでくださいね! 【参考】※ 肉のイイジマ※ 常陸牛~ひたちぎゅう~【画像】※ カレーストリート※ 肉のイイジマ※ 茨城県常陸牛振興協会【筆者略歴】カレーストリート
2018年07月27日かつては加賀百万石の城下町と呼ばれ、今も武家屋敷などの粋な町並みが残る古都・金沢。加賀友禅や金箔はくなどの伝統工芸が有名ですが、実はB級グルメも人気であることをご存じでしたか?特にカレーは、「金沢カレー」というご当地メニューも生み出されるほどの人気っぷり。金沢カレーとは、どろっとした濃厚なルーの上にソースカツを乗せて千切りキャベツを添え、ステンレス皿に盛りつけて提供するスタイルを指すようです。有名どころでいえば、チェーン店の『ゴーゴーカレー』などが挙げられます。さて、そんなわけで今回は、金沢カレーをお家でちょっぴりラグジュアリーに楽しめるおすすめレトルトカレー『古都金沢カレー(金箔付き)』をご紹介します。 濃厚・スパイシー・ゴージャス!3拍子揃った古都金沢カレー(金箔付き)千切りキャベツとソースのかかったカツがでかでかと写っており、“金沢カレー”が全面に押し出されたパッケージ。しかし金箔付きということを意識してか、パッケージデザインは黒をベースに、ゴールドの毛筆体の文字でシックな雰囲気に仕上がっています。少なくともこのルックスからは、B級グルメといった雰囲気はあまり感じられません。パッケージを開けると……金箔の登場です!想像していたよりもしっかりと量が入っていました。これが仕上がりにどのような変化をもたらすのか。期待が高まります。同封されているのは金箔だけではありません。なんとアレンジレシピまで入っています。全部で4種類ありますが、筆者が個人的に気になったのは、『やさ玉金沢カレー』と『金沢カレーうどん』の2つ。どちらのアレンジも濃厚な金沢カレーにマッチしそうですが、特に前者は、カレー×卵という“間違いない”奇跡のレシピであることを予感させます。残りの2種は皆さんの目でお確かめください。いざ実食!パウチからお皿に移す際、金沢カレー特有のあの“どろっとした質感”を強く感じました。今まで食べてきたどのカレーよりも粘り気があるかもしれません。ルーの色味からいっても濃厚な味わいであることがうかがえます。そして、金箔を振りかけると……一気にゴージャスに!やはり金箔があるのとないのとでは大違いです。急激に美味しそうに見えてきました。実際に食べてみると、予想通りの濃厚な味わいでご飯がとても進みます。通常のカレーに比べ、ご飯の進む度合いが段違いです。ただ濃厚なカレーだと食べているうちにすぐ飽きてしまうのですが、このカレーはその点も計算済みなのでしょうか。ウスターソースの酸味が時折感じられることで、飽きることなく最後まで食べることができました。 総評カレーの味 ★ ★ ★★★辛さ ★ ★ ★★☆コスパ ★ ★ ★☆☆ごはんの進み ★ ★ ★★★さて、気になるのが“お値段”。金箔入りということでお高いのかと思いきや、550円(税込)と比較的手に取りやすい価格です。(2018年7月26日現在)とにもかくにもご飯が進む!皆さんにも体験していただきたいお味でした。ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか? 【参考】※ ケービーエフ株式会社 古都金沢カレー(金箔付き)※ ゴーゴーカレー【筆者略歴】J
2018年07月26日おふくろの味。老舗料亭のみそ汁や肉じゃがの美味しさを形容するとき、よく使われる言い回しでありますが、果たしてその定義は何なのでしょうか。「世代によって違うよ」「地域によって違うだろ!」「いや、家庭ごとに違うんだ!!」などと、おふくろの味論争は絶え間なく続いてきましたが、今宵、そんな無益な論争に筆者が終止符を打ちます。 前提おふくろの味、つまり母親がつくってくれる料理はたしかに地域や家庭によって差はありますが、“子どもが好きなもの”であることは間違いないでしょう。例えばカレーやオムライス、これらからおふくろの味を感じることはできるかと思います。しかし、ホタルイカの沖漬けやアンコウの肝がおふくろの味だと言う人は少ないでしょう。また、“おふくろの味=おふくろがつくる味”というイメージがあるので、缶詰などの既製品も含まないこととしましょう。ということで、この記事では「子どものころに好んで食べた母親の料理の味」を“おふくろの味”とします。 「おふくろの味」の共通点おふくろがつくる料理にはある共通点があります。それは“うま味”です。カレー、みそ汁、オムライス、肉じゃが……どんなおふくろの料理にもうま味が入っているのです。では、うま味とはなにか。 うま味とはうま味とは、グルタミン酸やイノシン酸と呼ばれる物質のこと。これら物質が含有された食材が舌に触れたとき、人は「美味い」と感じる仕組みになっています。グルタミン酸は野菜を含む多くの食材に含まれており、イノシン酸は動物の肉に含まれていることが多い模様。それぞれ単体でもうま味を感じることはできますが、同時に摂取することで相乗効果を発揮し、より美味いと感じることができるようです。 それぞれの料理に含まれるうま味例えばみそ汁。出汁を取るときに使う昆布にはグルタミン酸が、かつお節にはイノシン酸がそれぞれ大量に含まれております。それらを煮てとった出汁から、うま味を感じることができます。肉じゃがもそうです。じゃがいもに含まれるグルタミン酸と牛肉のイノシン酸が相乗効果を発揮するようです。あの味わい深い美味しさは、ジャガイモと牛肉の合わせ技によるものなんですね。 結論よって、「おふくろの味とはうま味のことである」と言えるでしょう。……しかし! なんだか面白くない!「おふくろの味=うま味」って結論、面白くない!と思った筆者。さらに調べてみると……ありました。ほぼ全ての人類が、生まれて最初に口にする共通の食べ物に、うま味が。 こんどこそ、結論ほぼ全ての人が、生まれてはじめて口にする共通の食べ物、それは……_人人 人 人 人 人_> 母乳 < ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 実は、母乳にもグルタミン酸が含まれているのです。母乳に含まれるグルタミン酸=うま味の記憶が、大人になったとき、うま味=懐かしい=おふくろの味と連想させるのではないでしょうか。 博多の名店「ナイル」のカレーは”おふくろの味”なのか長くなりましたが、ここからが本題です。そもそも、おふくろの味を定義しようと思ったきっかけは、今回レビューするレトルトカレー『博多の名店ナイル監修 甘口カレー』のパッケージ裏に「おふくろの味」と書かれていたことです。おふくろの味と銘打ったカレーにはどんな材料が使われているのか?パッケージ裏を見てみましょう。ご覧のとおり、グルタミン酸を含むたまねぎ、人参、にんにくなどが入っており、イノシン酸を含む牛肉も含まれています。甘口の味付けも、「辛口が食べられなかった子供時代」を思い出させ、“おふくろの味”を後押しするのでしょうか。さて、果たして“おふくろの味”はどのように再現されているのか。 実食ルウはサラサラとしており、えんげ力の低い子どもでも食べやすい仕様になっております。そして子どもが大好きであろうお肉が、小さなお口でも食べやすいサイズに入れられています。このサイズなら同じ量でもいっぱい入っているように見えてお得感がありますね。 感想うまい!たしかに“おふくろの味”がしました。……まあ、じゃがいもと牛肉が入っているので、うま味を感じるのは当たり前ですが。食べる前から分かっていました。原材料を見れば一目瞭然です。甘口とか関係ないです。あと、うま味物質なんてものは大概の食材に入っています。多分そのへんの草とかにも微量ながら含まれていると思います。ですので、言ってみれば全ておふくろの味です。そして散々言いましたが、やっぱり地域や環境によっておふくろの味は異なるもの。結局は、その人がおふくろの味だと思ったものがおふくろの味です。答えなんてないです。全ての母親がみそ汁や肉じゃがのようなちゃんとした料理つくっているとは思いません。缶詰で育った子もいればポテチで育った子もいるでしょう。 全国のママさん、安心してください。毎日手づくりの料理じゃなくたっていいんです。たまにはお休みしてカップヌードルにしちゃいましょうよ。カップヌードルにもうま味は入っていますから。なんなら日本を代表する大企業が時間とお金をかけて開発した主力商品なので、あなたがつくる料理より美味しいかもしれません。ここはインスタント食品に任せて、休憩しましょう。ママ業って大変ですもん。ですから、「おふくろの味を押し付けるな!」「食卓に缶詰を出したっていいだろ!」「こっちは忙しいんだ!」みたいな怒りはお収めください。食卓に缶詰を出したとしても、子どもたちが喜んで食べるなら、そこに愛があれば、それがおふくろの味になるでしょう。 総評カレーの味★★★★☆辛さ★☆☆☆☆おふくろの味★★★★★ 【参考】※ 特定非営利活動法人うま味インフォメーションセンター※ 味の素商品情報サイト「うま味アカデミー 講座5 身近な食品に含まれるうま味」【画像】※ ぱくたそ【筆者略歴】スパイス野郎
2018年07月25日こんにちは。クルマ好きの筆者です。今回もカレーを食していきますよ!しょうが生産日本一の高知県のご当地カレー『しょうがカレー』に続き、今回担当するカレーは、にんにく収穫日本一の青森からやってきた『にんにくカレー』。このところ、“○○日本一”というワードとのご縁が続いています。まず、青森県の『田子町(たっこまち)』という町が、特に良質なにんにくを生産することで有名だということをご存知なかった方は、ぜひ本記事で覚えていってくださいね。「たっこまち」と間違えずに読める、「有名なにんにくの生産地」と知る。それだけでこの記事の役割の50%は達成されたも同然です。ちなみに……今回の記事を書くにあたり、田子町について調べていたら、『田子町ガーリックセンター』なるものを発見。青森にんにくの首都、にんにくを愛し続ける、と公言しているこちらの団体。にんにく好きなら要チェックでは?さて、それでは食べていきましょう! まるでにんにくのディフューザー!? 一口食べれば即・にんにくまず甘い!(前回同様!)そしてとめどない“にんにくのディフューザー”に、顔面全体が圧倒されます。あなたの顔面は、一口でもう、にんにくそのものになります。ディフューザー、ヴァポライザー、なんでもいいです。とにかくすごいんです。にんにくの香りが。そして、そして!辛い!という三段活用です。固形物はほぼみあたらず、すべてが煮込まれてトロトロしたルーです。にんにくの形は一切見当たらず。うっすら、白いものが見えるような、見えないような。そして一帯に湧き起こる、まるでサハラ砂漠の熱風“シャマル”のようなにんにくの強烈なオーラ。(こんなおしゃれな表現をすると、年齢が知られてしまいますね!)そして、しょうがカレーもそうでしたが、にんにくに合うおかずなら、なんでも食べ合わせOK!(な気がしました)今回筆者は、またもやシャケを相棒に選び(既に定番化の予感)、白ダシと豆乳のソースで味付け。前回はさっぱり生姜カレーだったので、焼きチーズ仕上げ鮭にしましたが、味感の強いにんにくカレーの今回は、鮭を和風に味付けしてみました。うーん。かんぺき。 筆者的、このカレーを食べるシチュエーションそして、筆者がおすすめする“シチュエーション”。友人宅でのホームパーティーやアウトドアキャンプで、みんなでシェアするのが〇。ブレスケアもみんなで食べたらモーマンタイ!みたいな!もしお一人様で食すなら、食後にエネルギーを使う用事があるときに食べたい。(具体例は各人にお任せします)ちょっと濃い味が苦手、という方は、一気にいかずに半分くらいがおすすめ。二食になっておトク!?かも!とにかくとーってもパンチのある野菜系カレー。軽く吹き飛ばされた感覚を伴います。地味なのに、エナジー系!いいんじゃないですか! 総評辛さ★★★☆☆味★★☆☆☆野菜感★★☆☆☆いろいろなオカズに合いそう感★★★★★←初の5点満点!メジャー感★★★☆☆万能感★★★★☆【参考】※ 田子町ガーリックセンター【筆者略歴】フムフム
2018年07月24日皆さん、こんにちは。OLライフが始まってはや4ヶ月が過ぎようとしている筆者です。今日もランチにレトルトカレーをいただきます。本日のカレーは、『カレーハウス サンマルコ』のビーフカレー。サンマルコで提供されるカレーライスは“ヨーロピアンスタイル”なんだとか。ここでふと、筆者は「カレーライスって“洋食”なのかな?」と思いました。よくよく思い返すと、インド料理屋さんやエスニック料理屋さんでカレーを頼むとき、メニュー表で“カレーライス”と表記されているのを見たことがありません。提供されるときも、カレーとナン、カレーとライスといったかたちで別々に盛り付けされていますよね。一方で洋食屋さんのカレーは、カレールーがご飯にかかった“カレーライス”の状態で提供されます。ということで、“カレーライス”は洋食に位置づけられるとみてよいでしょう。カレーは元々インド発なのに、どうしてこのようなスタイルに分化したのでしょう?気になったので、カレーライスの歴史を紐解いてみることにします。 カレーの原型はイギリスでつくられた?まず18世紀、インドを植民地支配していたイギリスに“カレー(様々な香辛料を使った料理)”が伝わったのが始まりだそうです。香辛料の使用に慣れていなかったイギリス人は、スパイスをあらかじめ調合したパウダー(現在のカレー粉にあたるもの)を発明。それがイギリス本土からヨーロッパに広がって、今日のような西洋スタイルのカレールーの原型が形づくられます。そして明治時代に、そのヨーロピアン風にのカレーががイギリスから日本に伝わり、ご飯と結びついてカレーライスになったそうです。ということで、“カレーライス”は日本発といってもいいかもしれませんね! サンマルコカレーハウス「ビーフカレー」のお味は?前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するサンマルコカレーハウスのビーフカレーは、“香辛料や食材をふんだんに使った、欧州香る本格カレー”だそう!早速、本格ヨーロピアンのカレーを食べてみることにします。さすが、ヨーロッパをイメージしてか、きらびやかな(?)パウチですね!期待が高まります。ビーフカレーということで、やっぱり気になるお肉の量……。箱の写真では、“盛り付け例”として、3つお肉が入っていますね。しかし、筆者は全くこういった写真を信用していません。やっぱり写真は“盛り”が大事ですからね。(笑)が、いざ開封してみると、なんと写真通り……!今回はいい意味で期待を裏切られました!では、いただきます。淡白なお味のお肉ですが、柔らかい!ヨーロピアン感は……。でも、とてもおいしいです。まろやか。そもそもヨーロピアンカレーをあまり理解していない気もしますが。 ちなみに、こちらのカレーの裏テーマ(?)は“本格的な大人のカレー”だそう。筆者が感じるオトナポイントとしては、後味のスパイスが絶妙!といったところでしょうか。一口ほおばると、10秒ほど口の中で様々なスパイスがかわるがわる主張する重層的な味が感じられ、得も言われぬオトナ感を演出しているといえます。(辛い) ということで、ヨーロピアン(感はあまりなかった)カレーでしたが、とても美味しくいただきました。そして、やっぱりカレーとライスは相性抜群!日本の国民食といわれるだけありますね!カレーライス、いつか無形文化遺産に登録されたりして……!? 総評・辛さ★★★☆☆(後味が辛いです!)・まろやかさ★★★★★(肉もルーも非常にまろやか)・ヨーロピアン感★★☆☆☆(ヨーロピアン感はスパイス?)・価格★★★☆☆(お高めのお値段) ちょっとした、自分へのご褒美。また、ギフトとして贈るのもいいですね! 【価格】1パック(200g)税込731円(本体価格676円)(2018年7月現在)【筆者略歴】R
2018年07月23日節目がちな秋田美人に「コラーゲンたっぷりで殿方にもオススメ♡」とささやかれたら、あなたはどう解釈しますか?“やだー、エッチ!”と思ってしまうのは、筆者だけでしょうか?(多分そう)この色気ムンムンな一文、実は今回ご紹介するレトルトカレー『UMAMY 牛スジと甘酒の秋田美人カレー』のパッケージに書かれていたものなんです。とはいっても、“コラーゲン×殿方”って相性がいいの?という疑問がある筆者。そこで今回は、“コラーゲン×殿方”の真相を辿りながら、UMAMY 牛スジと甘酒の秋田美人カレーのお味をお伝えしていきますよ! やっぱりいやらしい意味で言っていたのね?コラーゲンは美容に良いことで知られており、女性にはかなり身近な成分ではないでしょうか?コラーゲンを手軽に摂取できるサプリメントが販売されていたり、美容医療ではコラーゲン注入などのメニューも展開されていたりしますよね。でも、男性ではどうなのでしょうか?Google検索で、「コラーゲン男性…」まで打ち込んでみると、サジェストキーワードに並ぶのは「コラーゲン男性効果」「コラーゲン男性ホルモン」、「コラーゲンドリンク男性」……などなど。筆者は確信しました。「男性ホルモンだって!? あの秋田美人、やっぱりいやらしい意味で言っていたんだわ」と。 「コラーゲン×殿方」の真相は…会社でのことなので、周囲の目を気にしつつ、ヒットした記事をいくつか読んでみました。すると内容は、“男のシワとたるみに”、“薄毛にコシを”……etc.はい、全然いやらしくない内容でした。それどころか男性の繊細なお悩みを覗いてしまったようで、なんだか申し訳ない気持ちに……。いやらしい想像をした自分を恥ずかしく思うとともに、「あの秋田美人の伏し目がちな様子は、配慮の現れだったのね……。だから秋田美人はモテるのか」と、妙に納得した筆者でした。結果、「コラーゲンたっぷりで殿方にもオススメ♡」の真相は、“コラーゲンは人の体に欠かせない成分だから、女性に限らず、男性も積極的に摂取した方がよろしくてよ”ということだったようです。 「秋田美人カレー」のコラーゲンの正体は?さて、このUMAMY 牛スジと甘酒の秋田美人カレーのどこにコラーゲンが含まれているのでしょうか?その答えは食べてみるとすぐに分かります。見てください、このプリプリの牛スジの脂身!大きなゴロゴロお肉が4つも入っていて、食べ応え満点。お肉だけでなく、他の具材も素材の良さが活かされています。入っていたレンコンは、ホクホクした食感でおイモみたいに食べられました。ルーはデミグラスソース風のコクがあり、旨味たっぷりの味わいで、程よい辛さに思わずご飯がすすむ逸品です。『UMAMY牛スジと甘酒の秋田美人カレー』(¥551)はAmazonで好評発売中です。(2018年7月現在) 結局、UMAMYってなんだったの?『UMAMY 牛スジと甘酒の秋田美人カレー』は、秋田県にあるノリット・ジャポン株式会社が販売しています。『UMAMY』とは、同社が秋田県内の地元企業7社とともに開発された、旨味のだしやそれを使った食品シリーズの総称のようです。こちらのレトルトカレーも、秋田の旨味がギューッとつまっていましたよ。 総評辛さ:★★☆☆☆(一般の中辛レベル)お肉たっぷり:★★★★★(ぷりぷりゴロゴロ大満足♡)コスパ:★★☆☆☆(普通かな……)いやらしくない度:★★★★★(失礼しました!)いやらしいなんてとんでもない!むしろ秋田のパワーと愛がたくさん詰まった『UMAMY 牛スジと甘酒の秋田美人カレー』。ぜひ一度食べてみてください!【参考】※ ノリット・ジャポン株式会社※ 秋田ずらり【筆者略歴】MARU
2018年07月22日“『白樺派のカレー』ってなんじゃそりゃ?”という感じなのですが、こちらは千葉県我孫子市のご当地カレーです。文学史の授業でおなじみの武者小路実篤や、志賀直哉ら白樺派の文人たちが食べていたカレーの味を再現したレトルトカレーで、なんとカレーに“味噌”が入っているんだとか。 気分は「大正デモクラシー」?平成の今では(といっても平成ももう終わりますが)、クックパッドの“味噌カレー”のページには356ものレシピが載っているなど、ポピュラーになりつつあるようです。(2018年7月現在)ですが、大正時代はまだハイカラな食べ物であっただろうカレーに“味噌”を入れるというのは、なかなかアバンギャルドな挑戦ではないでしょうか。ちなみにこのカレーのレシピは、思想家・美学者・宗教哲学者だった柳宗悦と、その妻で「声楽の神様」と言われたアルト歌手の柳兼子が、陶芸家バーナード・リーチの助言をうけて作ったものだそうです。大正デモクラシーという自由主義を文学などを通じて広めようとしていた作家や学者たちにとっては、自分たちの気風を象徴するアレンジレシピだったのかもしれませんね。そんな大正時代の文人の心意気に思いを馳せながら、封を開けます。 「カレー×味噌」は意外と合う!コクに潜む味噌の風味を楽しもう白樺派のカレーにはチキン、ポーク、ビーフの3種類がありますが、今回食べたのはチキン。辛さは「中辛」と書かれています。実際に食べてみると、基本はオーソドックスな味のカレーで、コクの中に味噌味が潜んでいるという感じ。味噌の主張が強すぎないので誰でも楽しめるカレーだと思います。そして特筆すべきは、レトルトカレーにしては具が大きくて形もしっかりしていること。メインの鶏肉から、溶けやすい人参、ジャガイモまで、しっかり食感を感じられました。もし、レトルトカレーと知らされずにお皿に盛られて供されたとしても、レトルトとは気づかないほどのクオリティ。満足度はかなり高めです。“中辛”と書かれているとおり、それなりの辛さが感じられますが、味噌の風味が中和してくれるので、全体的にはマイルドな辛さとなっています。ちょっと味に変化のあるカレーが食べたくなったときには、ぜひおすすめしたい逸品でした。 総評旨さ★★★★☆辛さ★★★☆☆満足度★★★★☆文学度★★★☆☆【参考】※ 白樺派のカレー・ホームページ※ 白樺派のカレー・レトルトカレーのページ【筆者略歴】ネギシ1987年4月。南青山・骨董通りの某編集部にてカレー修行を開始。深夜の麹町アジャンタの激辛チキンカレーを皮切りに都内でさまざなカレーを体験。2004年、某クチコミグルメサイトで出会った食の達人たちに更にエスニック道の教えを受け、大森ケララの風、東池袋A・Rajなどで南インド料理の奥深さを知る(←大げさ)。3食カレーでもOKです。
2018年07月21日こんにちは、いなめなおです。突然ですが皆さんは、”期待を良い意味で裏切られた経験”はありますか?筆者は今回、“快い裏切り”にあってしまいました。それも、なんとレトルトカレーで!「は?何のこと?」そんな声が聞こえてきそうですが、この記事を読み進めていただければお分かりいただけると思いますので、どうか最後までご覧ください。今回、筆者の食べたカレーはこちら! 玄米推奨!「レンコンとトマトのキーマカレー(辛口)」キーマカレーのひき肉やハーブがなんとも美味しそうで目を奪われますが、皆さんにご注目いただきたいのは左上です。“玄米によくあうカレー”そう、これは玄米推奨のカレーなのです!ですが、筆者は今回”白米”で食べます!カレーなんです。“お米”であればとりあえず美味しく食べられるはず。せっかくの推奨をガン無視ということで、メーカーさんには申し訳ないですが、とりあえず食べてみましょう! スプーンが止まらない美味しさ!ひき肉とレンコンの食感が絶妙相棒に選んだのは、『サトウのごはんあきたこまち』です。パウチを温めて開封し、お皿に盛りつけてみるととても綺麗な赤茶色をしていました。トマトがふんだんに使用されているのがよーく伝わってきますね。ほのかにスパイスの香りが立ち上っていて、とても美味しそうです。盛り付けセンスのなさには触れないでください。見よ、このひき肉の群れを。スプーンですくい、口に運ぶ。ほおばる。咀嚼する。うまいッッ!! ひき肉とレンコンが口の中で交互に暴れ、旨みが怒涛の勢いで押し寄せてきます。ひき肉の柔らかい歯ごたえとレンコンのシャキシャキ感がマッチし、これまた絶妙です!スプーンが止まりません!“辛口”と書いてあるものの、ピリリとくる辛さだけで、猛烈に辛いわけではありません。辛いものが好きなら、お子様でも安心して召し上がれるのではないでしょうか。あれよあれよという間に、完★食。ごちそうさまでした。……あれ?何かを忘れているような……。 そう、白米で食べてもこの美味しさ。そう、こちらのカレーは”玄米推奨”。せっかくメーカーさんがおすすめしてくれた食べ方をガン無視し、白米で食したのです。ここで筆者は思いました。 もし、玄米で食べていたら……?きっと、想像が及ばないくらい美味しかったはず。食べ終わってから、ちょっぴり後悔した筆者でした。皆さんはぜひ、その美味しさを体験してください。こちらのカレー、Amazonでは10個入りで4,148円(税込み)だったので、1個当たりの価格は約410円といったところでしょうか。普通のレトルトカレーに比べると若干お高いかもしれませんが、その価値は十二分にあったと胸を張って言えます! ■総評カレーの味★★★★★(5/5)辛さ★★★☆☆(3/5)コスパ★★★★★(5/5)白米推奨度★★★★☆(4/5)玄米推奨度★★★★★(5/5)“どうせ白米で食べても普通に美味しいだろう”と思いましたが、期待を良い意味で裏切られました。白米で食べても十分美味しいですが、きちんと玄米でいただいたほうが、より一層美味しくいただけるでしょう。このカレーに出会えたことに感謝!それでは、またいつかお会いしましょう!【筆者略歴】いなめなお
2018年07月20日今年は記録的な早さで梅雨が明け、すでに“夏真っ盛り”といった暑さですね!「夏といえば海。海といえば港。港といえば“三崎港”。三崎港といえば“まぐろ”!」と若干無理のある連想ゲームから始まりです。三崎港は神奈川県にある港で、まぐろの街として知られているそう。筆者は神奈川とは縁もゆかりもないので、初めて知りました。ご当地カレーを通して、その土地についても理解を深められることが、このカレーションの魅力の一つなのかもしれません。みさきまぐろきっぷなるものも販売されており、まぐろの街であることが伝わってきます。今回は、そんなまぐろの街が生み出した『三崎港マグロカレー』をご紹介します。 三崎港マグロカレーとはまぐろの街・三崎のなかでも、特においしくてジューシーな「メバチまぐろ」の角切り30グラムが入っているのが特徴。黄金に光り輝く「まぐろカレー」の文字と、渋いまぐろのデザインから自信がひしひしと伝わってきます。 いざ、実食!カレーとまぐろの相性は…他のカレーと違った特徴といえるのが、原材料に「メバチまぐろ」と「みそ」が使われていることでしょうか。どんな味か気になります。さっそく開封してみましょう。ところどころに見られる角切りのメバチまぐろ。一切れすくって食べてみましょう。まぐろは噛めば噛むほど味が染み出てくるジューシーさで、ルーにもまぐろの風味が感じられます。みそが入っているせいか、ベースは甘めのルーで、後味でほんの少しピリッと感じます。 総評(1)カレーの味★★★★☆シーフードカレーは食べたことがあるものの、まぐろカレーは初体験。筆者としては、どこか今までに食べたことがあるような感覚で違和感が全くなく、とても完成された味でした。(2)カレーの辛さ★★☆☆☆前述のとおり、みそやまぐろの風味で辛さはあまり感じませんでした。(3)まぐろとカレーの相性★★★★★HPに「まぐろの風味とまぐろと相性抜群の特製カレーがくちいっぱいひろがって食欲を誘います!」と記載されている通り、相性バッチリでまた食べたくなる味でした!いかがでしたか?まぐろの街が生み出した、ジューシーなメバチまぐろを使用した「三崎港まぐろカレー」。ぜひ食べてみてくださいね。 【参考】※ 京急電鉄オフィシャルサイト『KEIKYU WEB』みさきまぐろきっぷ【筆者略歴】KK
2018年07月19日今回ご紹介するのは、北海道の寿フーズ『北海道スープカレー(380g)』です。まず注目してほしいのは、このパッケージのオシャレさ。バッグのような形が可愛くて、女子の心をくすぐります。カレーを食べた後もきちんとクローゼットで保管していたら、バッグとしても使えるかも♡756円でこんなにキュートなバッグが手に入るなんて、嬉しいな~♡(画像はイメージです)Moustache Girl / shutterstockという冗談はさておき、パッケージの裏面には、「旨みの鶏手羽と豊な北海道の大自然が育んだ野菜・帆立などを使用した具材にこだわった、スパイシーな中にもコクのある本格派スープカレーです。」という説明が。25年間生きてきて、スープのレトルトカレーを食べるのは初体験。スープカレーもレンチンで楽しめるんだ~と感心しました。さっそく箱をオープン。なんだかケーキ屋さんの箱を開けるときのようなワクワク感。当たり前ですが、入っていたのはケーキでもプリンでもお菓子でもなく、カレー。オシャレな箱から、黄色と黒の踏切のような色使いの袋に入ったカレーが登場。う~ん、シュール。袋を触ってみると、今までレトルトカレーに感じたことがないボリューム感。じゃがいも、にんじんなど具材がゴロゴロ入っているのが分かります。ちなみに筆者はスープカレーが好きで、自分で作ることも。その際には、これでもかというくらい野菜や鶏肉を入れます。なので、具材たっぷりは嬉しい!(筆者が2、3ヶ月前に作ったスープカレー)自分で言うのもなんですが、筆者の作るスープカレーは結構美味しいので、今回食べるこのレトルトカレーとどちらが美味しいか気になるところです。具材がたっぷり入っていることもあり……、「袋が…!袋が立った!!(アルプスの少女ハイジ風)」。お皿に移してみると、やはり普通のレトルトカレーよりも具材が多く入っており、ボリューム◎。 いざ実食!レトルトとは思えない具の存在感がうれしい!まずはスープ。香辛料がきいていてスパイシーで美味しい!お店屋さんのスープカレーみたい!具も食べてみましょう。じゃがいも、大きい……。こんなに大きいじゃがいもが2個も入っているなんて、なんてお得なレトルトカレー!ホクホクして美味しいし、お腹にたまります。にんじんもコロコロ、テカテカ輝いていて、これまたレトルトカレーっぽくありません。食べてみると、しっかりと甘みを感じることができました。スープカレーに欠かせない鶏肉もびっくりするくらい大きいく、肉肉しい。こんなに大きなお肉が入っているレトルトカレーを見たのは初めてです。ただやはり手羽なので、実際に食べてみると骨や脂も多め。お肉部分そのものを期待していると若干物足りないかも……?そして北海道のスープカレーといえばコレ!ひとつしか入ってはいないものの、存在感抜群の帆立!貝柱もふわふわジューシーで美味しく、魚介類好きの筆者も満足。お肉はイマイチでしたが、非常にスパイシーで美味しいスープカレーでした。みなさんもぜひ一度お試しあれ。でも、スープカレーはやっぱりレトルトじゃないほうが美味しいな~。 総評味★★★★☆辛さ★★★★☆具のたっぷり度★★★★★今日のひとこと「レトルトカレーには限界がある。私の作るスープカレーのほうが美味しいかも♡(女子力アピール)」【筆者略歴】まみにゃんキーマカレーがすき。ラッシーは取り敢えず注文するけど、別にそこまで好きじゃない。デートでカレー店は少しイヤ。
2018年07月18日今回ご紹介するのは、黒々としたカレールーが印象的な『焼肉屋さんの黒カレー』。製造・販売しているのは、愛知県岡崎市にある『焼肉けんたま家』です。弊社の名古屋支社がある愛知県のご当地カレーということで、ちょっとテンションが上がる筆者。 オカザえもん登場!画像:カレーストリートこちらが焼肉屋さんの黒カレーのパッケージ。黒い背景の上にゴールドで大きく“黒カレー”と書かれています。また、真っ黒なカレーの写真も気になります。めちゃくちゃ黒い……。画像:カレーストリート“黒カレー”の文字の下には「青・赤とうがらしと牛すじをじっくり煮込んだコクのピリ辛」と書かれた文章が。青・赤とうがらし……なにやらとてつもなく辛そうな印象ですが、文末には“ピリ辛”と表記があるのでそこまででもないのか?画像:カレーストリートそしてパッケージを見ていたみなさんも気になっているであろう右下のこの子。筆者もどこかで見たことある気がして記憶を辿ると……画像:ゆるキャラグランプリ岡崎市のご当地キャラクタ―『オカザえもん』でした!岡崎市民なら知らない人は居ないといわれるほど知名度のあるキャラクターです。その独特な風貌が話題を呼び、キー局のバラエティ番組にもよく出ていたそう。筆者も昔、某バラエティ番組で観た気がします……。 「焼肉けんたま家」が作っています!画像:焼肉けんたま家そしてこの焼肉屋さんの黒カレーの生みの親がこちらの『焼肉けんたま家』。愛知県岡崎市にある焼肉屋さんで、鮮度抜群のお肉がウリです。メニューにホルモンが多いのも、お肉の鮮度に自身があるからなんだそう。画像:焼肉けんたま家公式のFacebookには美味しそうなお肉の写真がたくさんアップされています。商品名に“焼肉屋さん”とあるように、カレーにも美味しいお肉が入っているのでしょうか……?期待値が上がりますね。 それでは調理していきましょう!オカザえもんを思い出したところで、カレーを作っていきたいと思います。画像:カレーストリート『焼肉屋さんの黒カレー』は、お湯か電子レンジのどちらかで温めることができます。筆者は今回、湯せんをチョイス。内袋を沸騰したお湯に沈めて、約3~5分間温めます。画像:カレーストリート※ 電子レンジを使う場合は深めの容器に中身を移し、ラップをかけた状態で温めてください。画像:カレーストリートしっかり5分間温め、おなじみ『サトウのごはん』を盛ったお皿に流し込めば……完成です! まあまあ黒くてまあまあ辛い!画像:カレーストリート改めて実物を間近で見ると……黒さが際立っています。それではいただきます! カレーの黒さ・・・★★★★☆商品名に“黒カレー”とあるように、今まで食べてきたレトルトカレーと比べると明らかに黒い!真っ黒とまではいきませんが、こげ茶色をたいぶ煮詰めたような深い茶色です。ただ、筆者的にはもっと黒いのを期待していたので星4つにしました。 実はすごいお肉・・・★★★★☆画像カレーストリートカレーの中には、焼肉屋さんの名に恥じない絶品のお肉がたくさん入っています。こちらは牛肉でしょうか……?薄くスライスされたお肉は程よく脂がのっています。とても柔らかくて美味しかったです! 唐辛子もいっぱい・・・★★★★★画像:カレーストリート実はこの焼肉屋さんの黒カレー……唐辛子の量が尋常じゃありません!カレーをすくうと出るわ出るわ輪切りの唐辛子!キャッチコピーに“青・赤とうがらし”と書かれていたのを忘れていました……。青なのか赤なのか、黒いカレーに覆われてしまうと色もわかりませんが、とにかくその量に驚かされました。 辛さ・・・★★★★☆しかし、これだけ唐辛子が入っているにもかかわらず、辛さは星4つほど。辛さの種類もじわじわと後からくる感じなので、カレー本来の味がわからないことはありません。またカレールーには岡崎原産の八丁味噌も使われており、深いコクを味わうことができました。辛いのが苦手な人も一度食べてみる価値アリですよ! 総評・・・★★★★☆画像:Shila / PIXTA(ピクスタ)ごちそうさまでした~!個人的にはちょっと辛いけどしっかり味のわかる、コクのあるカレールーが高ポイント。ビールが飲みたくなる味でした。また、『焼肉屋さんの黒カレー』は販売元である『焼肉けんたま家』でもいただくことができます。愛知県にお立ち寄りの際は、ぜひ訪れてみてくださいね! 【参考】※ 焼肉けんたま家 – Facebook※ オカザえもん|ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト【画像】※ カレーストリート※ ゆるキャラグランプリ※ 焼肉けんたま家※ 画像:Shila / PIXTA(ピクスタ)【筆者略歴】カレーストリート
2018年07月17日タイトルにオムライスの文字が並びますが、ここは『Currytion(カレーション)』。弊社の社員皆でレトルトカレーを食べ、レビューしている場でございます。カレーについての記事が沢山並んでいるなかで恐縮ですが、今回は私が担当するレトルトカレーの製造元がオムライスの名店であるため、誠に勝手ながら、この記事の内容はオムライス寄りになっておりますことあらかじめご了承くださいませ……! それではまいりましょう。今回ご紹介するカレーというのは……ででん!こちらの『北極星トマトカレー』!! 大阪を代表するオムライスのお店がおくる、トマトカレーです!1.オムライスって日本の洋食屋から生まれたの!2.オムライス屋がカレーのレトルト出してるよ3.普通にこのお店のオムライスが食べてみたいよはい。ということで、つっこみどころの多い一品ですね。完全に、なんでカレーなんだよ!と思っている筆者でございます。まあ、オムライスのケチャップライスや、上にかかっているケチャップがとても美味しいから、このトマトカレーにも使われている、といったところでしょうか。このお店はトマトに強みのあるお店なんでしょうか? パッケージの裏も見てみましょう。おや……?なんだか深みのある人生を送ってきたようなご年配の方が、腰に手を当ててにこやかに映っています。このパッケージには、レトルトカレーのくせして堂々と“オムライス誕生秘話”と書いてありますね。“大正11年(1922)に創業して依頼、洋食屋の草分けとして大正から昭和、平成の三世代に渡り、皆様からご愛嬌頂いております。日本の代表的な洋食としておなじみのオムライス、そのオムライスは実は私たち「北極星」で誕生いたしました。創業して間もなく、少しいの悪い常連のお客さんが、いつもオムレツとライスを注文されていた。あるとき料理人だった先代が工夫して、トマトライスを卵に包んでお出ししたところ大変お気に入られて「これなんちゅう料理?」と聞かれとっさに「オムレツとライスをくっつけてオムライスでんなぁ〜」これがお客様への愛情とおもてなしの心から生まれた、今や洋食の「オムライス」命名の物語でございます。”へえ!このお店が“オムライス発祥の店”なんですか!オムライスって地球に自然発生したかのように、それこそカレーライスみたいに、当たり前に昔からあるものかと思ってました。まさか発祥元がわかるなんて!このお店が気になってきたので、ちょっとだけ調べてみましょう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー北極星公式HPーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーメニューには5つのオムライスのみ!カレーはありませんね。通販では何が売られているのか?といいますと……北極星公式HPあったあった!やはりウリはケチャップなんですね!よしよし、じゃあ(きっとこのケチャップの入っている)カレーをいただくとしましょう! 総評味 ★★★☆☆辛さ ★★☆☆☆トマト(ケチャップ)感 ★★★★✫食べた途端、口の中にトマトケチャップの風味がぐわっと広がります。辛味のなかにちょっと酸っぱさがありますね。実は筆者、以前「愛媛の赤いトマトカレー」を食べたことがあるんです。そのときのトマトカレーは、トマトベースがしっかりしていて、実際にトマトの果肉も入ってました。それと比べると、今回のトマトカレーはだいぶケチャップ寄りですね。さっぱりめのトマトカレーをお望みの方には、今回のトマトカレーが合っているかもしれません。 ちなみに公式サイトによると、大阪は心斎橋と堀江に2店舗、京都の祇園に1店舗あるようです。商業施設内の店舗は充実しているようですね。ぜひ一度行ってみたい!さて、今回はカレーのご紹介というよりも、この北極星のお店屋さんの紹介になりましたね。次回はどんなレトルトカレーのご紹介になるのか……ではまたお会いしましょう! 【参考】※ 元祖オムライスの店北極星公式サイト【筆者略歴】INCLUSIVEの森
2018年07月16日横須賀といえば横須賀海軍。横須賀海軍といえば“海軍カレー”!ということで今回ご紹介するのは、横須賀海軍カレーのレトルト。なんと、海軍カレーでは珍しい“キーマカレー”なんだそうです。 ■開国の街・横須賀の象徴「軍港横須賀キーマカレー[壱番]」こちらが、株式会社ヤチヨの『軍港横須賀キーマカレー[壱番]』。(※以下、「軍港横須賀キーマカレー」と表記)パッケージ裏によれば、横須賀は開国の街、そしてカレーの街としての歴史があるそう。海軍カレーのルーツが軍隊食の“カレーシチュー”であることは有名ですよね。この軍港横須賀キーマカレーは、そんな海軍カレーの派生バージョンとして誕生したものでしょうか。筆者自身、海軍カレーを食べるのは初めて。期待が高まります。 ■潮風を感じたくなる、刺激的な辛さでは早速作ります。レトルトカレーの作り方は大体“湯せんか電子レンジ”。筆者は電子レンジ派なので、今回もレンジでチンすべく、封を開けようとしたら……なんとこのカレーは“電子レンジ調理不可”。「具が破裂することがあります」とのこと。危ないところでした。というわけで今回は湯せんで温めて作りました。沸騰したお湯で約5分、完成です!見た感じ、想像していたキーマカレーよりも具が少ない印象。さて、お味のほどは……。味★★☆☆☆横須賀海軍カレー本舗の公式ブログによれば、このカレーは『横須賀おみやげコンテスト』で銀賞を受賞したこともあるようですが、筆者的には正直なところ至って普通。具は、先ほども述べましたが少なめ。また、レトルト感もそれなりにあるので、“海軍カレー×キーマカレー”のコラボレーションに高い期待を抱いて食べると少々拍子抜けしてしまうかもしれませんね。辛さ★★★★☆辛さはけっこう強め。パッケージには辛さについての記載はなかったかと思いますが、筆者の感覚だと中辛以上、辛口程度の辛さでした。食べるうちに体が熱くなってきます。よく分かりませんが、この辛さになんとなく海軍っぽさを感じました。とはいえ筆者は元々辛いものがあまり得意でないので、辛い方が好きな方にとっては並の辛さかも。潮風との相性★★★★★その辛さゆえに、さわやかな潮風を感じながら食べるにはもってこいでしょう。横須賀の潮風を浴びながら軍港横須賀キーマカレーを食べつつ、開国の歴史に想いを馳せるのも乙かもしれませんね。 今回筆者はそのままいただきましたが、パッケージ裏にはいくつかのアレンジレシピも書いてありました。個人的には「港の焼きチーズキーマカレー」が気になる筆者。どれも試しやすそうです。辛さが気になる方は、このレシピを参考にひと工夫してみてもよさそうですね。【参考】※ 横須賀海軍カレー本舗 スカレーブログ【筆者略歴】カレーが如く
2018年07月15日普段から辛い物を好んで食べる筆者。そんな筆者にとって、夢のようなカレーと出会ってしまいました。その名も『めちゃめちゃ激辛!激旨!台湾カレーミンチ』。なんとこちら、台湾ラーメンとカレーのコラボレーションなのです。■台湾ラーメンとは豚挽き肉・ニラ・長ねぎ・モヤシなどをトウガラシで辛く味付けして炒め、醤油ベースのスープを加えて茹でた麺にかけたもので、ニンニクをたくさん入れるのも特徴の一つ。「台湾」と名付けられているが発祥は愛知県名古屋市で、名古屋めしの一種とされ、台湾では「名古屋拉麺」と呼ばれている。(出展:Wikipedia「台湾ラーメン:」)現在名古屋勤務の筆者は、台湾ラーメンや台湾まぜそばが大好き。名古屋にお越しの際はぜひご賞味ください!おすすめです。 ■台湾カレーとはどうやら、前述の台湾ラーメンに使われている挽き肉をベースとした具材と、カレーとを組み合わせたルーのようです。見た目や食感はキーマカレーに近いイメージかと思われます。キーマカレーとの違いといえば、刻み唐辛子やローストガーリックが入っていることでしょうか。”めちゃめちゃ激辛!激旨!”激旨であることは容易に想像できるのですが、“激辛”という言葉が若干気になる。カレーと台湾ラーメン、辛いもの同士のコラボレーションは、果たして筆者を満足させてくれるのか!? ■いざ、実食!ルーはご飯の真上からかけるスタイルで。ところどころに刻み唐辛子の赤色が映えるルックスにびびった筆者は、パッケージの写真に忠実に卵黄を落とすことにしました。とはいえ、やはりルーそのものの味を確かめなければ……という謎の使命感に駆られた筆者は、まず卵黄のかかっていない部分を一口いただくことに。「かっ、辛い……!」辛いもの好きの筆者でも、一口食べただけで額から汗が噴き出すような辛さ。しかし、ただ辛いだけではなく、オイスターソースやローストガーリックの旨味も相まって、まさに「めちゃくちゃ激辛!激旨!」なのです。続いて、卵黄を絡ませながら一口。美味しくないわけがない、という見た目です。先ほどよりもマイルドになり、食べやすくなりました。辛いもの好きの筆者ではありますが、卵黄をからめて食べることをおすすめします!きっと最後まで美味しく食べることができるはずです。 ■総括(1)カレーの味★★★★☆台湾ラーメンのミンチとカレーのコンビネーションは絶品でした。個人的な好みももちろんありますが、今まで食べたレトルトカレーの中でもトップ5に入るレベルの美味しさです。(2)辛さ ★★★★☆他にも辛いカレーはあると思うので控えめに星4つとしていますが、結構辛いと思います。卵黄と絡めて食べるのが個人的にはオススメです。(3)コスパ★★★★★内容量が130グラムということでルーは少なめなのですが、税込で248円。安い!辛いもの好きな方は一度食べてみる価値があるかと思いますよ! いかがしたか?ご家庭でも楽しむことが出来る新しい”名古屋めし”。ぜひ試してみてくださいね!【筆者略歴】KK
2018年07月15日表参道で働きはじめて2年。カフェやレストラン、多国籍ランチワゴンなど、とにかく魅力的な飲食店がひしめく地区なので、そこまで稼いでるわけでもないのに(笑)、ランチに散財する毎日です。港区OLたるもの、無意識に写真映えするランチを選んでしまい、美味しいけどなんか物足りないな……まあおしゃれだからいっか、みたいにもやもやする日もあります。 ■そんなある日、事件は起きた同僚(とっても可愛い先輩)と美味しいカレーランチに行ったのですが、量が多すぎて白ご飯をほとんど残してしまいました。もったいなあ……と後悔しつつ、お財布にお札が入っていないことに気づき、先輩にお金を借りることに。お金の貸し借りは基本的に避けたい(先輩だし……)と思って、すぐにコンビニに行って9000円をおろしすぐに先輩に1000円を返しました。ですがその日の帰り道にふと財布をみると、なんとお札が0枚になっていたんです!「えええええええええ……!!!!!泣」普段の行いが悪すぎたのでしょうか。風が強かった日なので、どこかにお札が飛んで行ってしまったのでしょうか。(そんなことってある?)とにかくないものはないので諦めることに。ショックは思いのほか大きいです。今日からランチはコンビ二おにぎり一個にしようかしら。でも朝から晩まで働くんだから、ランチくらい心を満たしたい満たされたい……。 というわけで、前置きが長くなりましたが、本日のランチに選んだのがこちらの『ヤマモリ グリーンカレー』。タイ料理が好きな女性は多いですよね。パッケージに“本格派”とあるし、“ごろっとチキンとたっぷりココナッツミルク”って言葉の並びが可愛い。期待できそうです。お皿を買うお金もないです。(嘘です)グリーンカレーって、お店では別々のお皿で提供されることが多いですよね。ちょうどいい紙皿があったのでこれを使いました。見栄えはさておき、タイ料理独特のスパイシーで甘い香りに食欲をそそられます。 本格的なタイカレーのお味に満足!一口ほおばった瞬間、オフィスにいるのを忘れるくらい本格的なタイのお味がしました。ココナッツミルクの甘さと薬草のスパイシーさが絶妙です。大きめのチキンがごろごろ入っているので食べごたえがあります。野菜も入っているので栄養面も期待できそうです。予想以上のお味に満足して食べ進めていましたが、周りの席の社員からは香りがきついと苦情が。(笑)タイ料理の独特の香りは好き嫌いがあるので気をつけましょう。原材料はこちら。沢山の香辛料が使われていますが、タイ指定農場の食材を使用しているそうです。そのうえ保存料や化学調味料は不使用。体に優しそうですね。……そしてお財布にも優しい。299円(税込)でした。ランチにお金を使いすぎているな……という自覚のある方は、ぜひオフィスカレーを始めてみはいかが? ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆お財布への優しさ★★★★★【筆者略歴】Natsu
2018年07月14日カレーは大抵の食材と合いますよね。何をトッピングに足しても、大抵のものはルーと馴染んでしまいます。そんな特徴からか、最近は地元の名産品×カレーでご当地カレーが増えてきており、この食材がカレーに入っているの!?と驚いてしまうような面白いカレーもちらほらあります。 今回筆者がレビューを担当するのは、『北海道 北の小さなカレー屋さん ズワイ蟹カレー』。お値段は540円(税込)で、販売は高島食品から。北海道の名産品を中心に、様々なコンセプトのカレーを手掛けている会社です。箱裏面を見ると、「北海道産玉ねぎをたっぷり入れたスープに、ずわいがにのうま味と北海道産じゃがいもを煮込んだスパイスの効いたカレーに仕上げました。」とのこと。蟹が目を引きますが、玉ねぎ、じゃがいもと野菜もウリにしているようで、ちょっとセールスポイントが渋滞しているように思います……。 いざ実食!ズワイ蟹はどれだけ入っているのか…さすがにパッケージ写真ほどの具材は入っておらず、蟹の脚が1本とじゃがいもが3切れ。価格的に蟹が少ないのは致し方ないところでしょうか。パッケージでは唐辛子に見えるほど赤い蟹ですが、茶色のルーに絡んで馴染んでしまっています。食べてみると、とろみのあるルーに蟹の出汁が絡んでほどよくズワイ蟹風味になっていて高ポイント。ただ、フォン・ド・ボーソースも加えられているうえにソテー・ド・オニオンの甘みも存在感があるので、混ぜ込みすぎて味がぼやけているな、という印象も否めません。味覚が繊細な方には全ての味をバランスよく味わえるのかも……。辛さは中辛でちょうど良い感じです。具材をセールスポイントにしているカレーですから、そんなに辛くしても仕方ないので、妥当な選択でしょう。まあまあの大きさがある蟹の脚1本。ありがたくいただきました。これで540円(税込)ということですから、コスパは可もなく不可もなくというところでしょうか。食べている人の金銭感覚に左右されそうですね。 本品はズワイ蟹のカレーでしたが、この会社からは『北海道名産たらばかにカレー』という同系統の商品も出されています。すでに、筆者以外の担当者がレビュー済みだったのでのぞいてみました。すると……一口サイズのたらばかにの身は物足りないと思われたものの、ルーにしっかりと移された風味のおかげで、全体の満足度は高い。たらばかにの身を少し崩しながらルーと一緒に食べることで、たらばかにの風味と味が良くまとまってちょうどいい。価格648円(税抜)とスーパー等に並ぶレトルトカレーと比べてやや高いですが、手軽にたらばかにを楽しめる、大人向けなカレーとしておすすめです。全く同感です。さすがにレトルトなので、蟹の身にボリューム感はないものの、ルーに蟹の出汁が馴染んでいたのでその点はオリジナリティが出ていました。一般的にタラバ蟹のほうが高級なイメージがあるので、ズワイ蟹とタラバ蟹とでもう少し差別化されていると、よりお得感が増すかもしれませんね。 総評味★★★☆☆辛さ★★★☆☆コスパ★★★☆☆【引用】※ 50年でここまで進化【筆者略歴】k
2018年07月13日熊本の名産品といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?馬刺し、いきなり団子などが有名ですが、れんこんの穴に辛子味噌を詰め込んで揚げられた“辛子れんこん”も根強い人気がありますよね。辛いもの好きな筆者も好きな食べ物で、居酒屋にあったら80%の確率で頼んでいます。そんな辛子れんこんをイメージしてつくられたという『くまもと火の国カレー 黄のれんこんカレー』(1人前/180g入り)。調べてみると、とある某有名新聞紙のご当地レトルトカレーランキングで上位にランクインした強者であることが判明!食べる前から期待値はかなり高めです! れんこん尽くしのカレーには、意外なアレが入っていた!熊本県の有名な阿蘇西原村のカレー専門店『chang-PLANT~style zero~(チャングプラント スタイルゼロ)』と共同開発した本格インド式カレーのこちら。具材にれんこんが含まれているのはもちろん、ルーにもすりおろしたれんこんが入っているなど、れんこん好きにはたまらない逸品です。しかし筆者が最も興味を惹かれたのは、純度100%の熊本人吉産ウコンが使用されているという情報!ウコンを飲酒前に摂取すると、酔いの軽減が期待できるとして有名ですよね。筆者も二日酔い対策として、ウコン入り製品を摂取することが多々あります。効果があるのかは分かりませんが、飲むのと飲まないとでは、なんだか安心感が違います。ちょうどこちらのカレーを食べた日は飲み会が入っていたので、「ウコンが入っているなんてラッキー」と喜ぶ筆者。 大きめれんこんが6枚も!ピリッ&ふわっの絶妙なバランスもGoodルーはかなり黄味の強いオレンジ!これがウコン色なのでしょうか。スパイスたっぷりな香りが食欲をそそります。パウチを開けてまずびっくりしたのが、直径8㎝ほどの輪切りれんこんが6枚も入っていたこと!まさか輪切りとは……!れんこん好きには嬉しいサプライズです。お味は、インド料理屋さんで食べるようなスパイスが効いた本格的なカレー!ピリッとする感覚のあとにふわっと甘みがくるのは、すりおろしたれんこんがルーに混ざっているからなんでしょうか?れんこんの食感もサクサク。レトルトとは思えない完成度の高さで、正直お店で出されても気づかないかもしれません。ひき肉も歯ごたえ十分。人参などの食材の味もほのかに感じられます。満足度はかなり高め! 総評味★★★★★辛さ★★★★☆ご飯が進む★★★★☆辛さは一般的なレトルトカレーよりも少し辛め。ご飯もパクパク進む味でした。輪切りれんこんのボリュームがあり、お腹もいっぱいで大満足!個人的にはかなり高評価でした。 ちなみに……食後の飲み会で気持ちよく酔っ払えたので、飲み会前にこのカレーを食べるとお酒が美味しく飲めるかもしれないですよ!(自論)【参考】※ カキ、牛タン…「ご当地レトルトカレー」ベスト10(NIKKEI STYLE)【筆者略歴】ナタリー
2018年07月12日「獺祭あります!」の文字、居酒屋などで一度は見たことがあるのではないでしょうか?獺祭とほかの日本酒って何かが違う……ということは分かっていても、何が違うかを言える方はそう多くはないのでは?今回は“獺祭あります!” の意味とともに、『獺祭酒粕カレー』をご紹介します。 「獺祭あります」ってなんでそんなに有名なの?出典: 『獺祭』は、日本酒の中でも特によく知られている山口県の有名なブランド純米大吟醸酒です。最近では、居酒屋などで“獺祭あります!”と書かれた看板を見かけることも多く、山口県育ちの筆者は誇らしげになります(ほかに誇るものが多くないということもありますが……笑)。他の日本酒と何が違うの?と思われるかもしれませんが、特筆すべきはその製造方針でしょう。獺祭は、通常なら杜氏と蔵人で行われる酒造りを、社長さんと社員さんだけで行っています。平均年齢はかなり若いようで、「若手の社員さんが、あの獺祭を造れるの?」と思ってしまいそうですが、実はここがポイントなんです。通常なら杜氏が十年以上をかけて経験する純米大吟醸だけの仕込み本数を、社員さんはなんと一年でこなすのだとか。短期間に圧倒的な経験を積むことで、ベテラン杜氏にもひけをとらない技術を磨いていくのですね。そして「酔うため売るための酒ではなく味わう酒を求めて」のコンセプトの通り、常識にとらわれず、遠心分離システムなどの新技術を導入したり、温度管理徹底のための設備を充実させたりと、手間とコストをいとわずに、美味しさのための工夫を凝らしているところが違いと言えるでしょう。(詳しくは公式HPを!)これらの工夫と研鑽の結果、数々の賞を受賞しており、日本酒界でも世界でも一目置かれる存在となっています。ここまで名高い日本酒だと、大人気で入荷は難しいもの。「獺祭あります!」とは、「あの特別な獺祭を当店では取り扱っておりますよ~」という居酒屋側のアピールなんですね。 酒粕ってなに?出典: 今回紹介するカレーには、その有名な獺祭の“酒粕(さけかす)”が使用されています。酒粕は、「健康や美容にいい!」というイメージがあるかと思いますが、実際のところ、どんなものなのでしょうか?酒粕とは、日本酒の“もろみ”を圧搾した後に残る白色の固形物のことです。はて……もろみとは?と思った皆さん!筆者もでした。もろみとは日本酒の原料である米(蒸したもの)、米麹、水を発酵させた、おかゆ状の酒のもとのことです。出典: 最終的には、もろみをこして、日本酒と酒粕にわけるのです。つまり、酒粕とは文字通り、お酒をつくる際にできた“カス”なのですね。酒粕は、昔はほとんど捨てられていた時代もあったそうですが、今ではたくさんの活用方法があります。料理に使われることも増えてきていて、レシピサイトを覗いてみると、酒粕を使ったケーキやピクルスなどのレシピがたくさんあります。また、酒粕パックや酒粕の化粧水など、原料に酒粕が使われているスキンケア商品もたくさん見かけます。さらに、栄養分が豊富なことから飼料や肥料として使われることも多いようです。 こだわりぬいた「獺祭」は、酒粕も人気!さて、有名な獺祭を使用した酒粕商品を調べたら、カレーに留まらず、バームクーヘン、ケーキ、アイスクリーム、せんべい、石鹸……さまざまな商品が出てきました。“獺祭”は酒粕も人気なのですね。前置きが長くなりましたが、今回紹介する『獺祭酒粕カレー ビーフ中辛』は、食品メーカー永谷園が販売。Amazonで5個セット3,500円(1パックあたり700円)で発売中です。まろやかで高級感のある上品な味わい。お肉もゴロゴロ入っています。“獺祭”というブランド力がある商品なので、贈り物にもおすすめ。お酒とセットでプレゼントするのも粋ですね! 総評辛さ★★☆☆☆(ほどよい辛さ♡)コスパ★★☆☆☆(やや高級です)贈り物におすすめ★★★★★(お酒好きの方へ!)獺祭と食べたい★★★★★(やっぱり獺祭と一緒にいただきたい!)いかがでしたか?次回から「獺祭あります!」との文字を見たら、その意味がしっくりくるはずです。そんな格別な日本酒『獺祭』の酒粕で作った永谷園の『獺祭酒粕カレービーフ中辛』もぜひ試してみてください!【参考】※ 獺祭の蔵元 旭酒造株式会社【画像】※ kitsune05、KPG_Payless、HikoPhotography/Shutterstock【筆者略歴】MARU
2018年07月11日ヨーロッパでは、貴族の伝統料理として親しまれてきたという“ジビエ”。狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉だそうです。昨今、日本でもグルメな人を中心に人気を集めているとか。焼肉大好き!すき焼き大好き!しょうが焼きも捨てがたい!もちろんから揚げもね!な筆者にとっては、シカ肉やイノシシ肉といった食べ慣れないお肉にはどうしても抵抗感があります。ですが、これらは決してゲテモノではなく、美味しい食材なんだそう。今回は、そんなシカ肉を使った『えぞ鹿カレー』を食べてみたので、その特徴を3つの分けてご紹介します。 特徴1:とにかく量が多いまさかの缶に入っているタイプのカレー。缶切りがない状況で食べることはおすすめできません。(というか多分ムリ)内容量は410gとかなり多めです。缶を5分ほど温めドバっとお皿に出してみるとこの有様。一人で食べるのではなく、何人かでシェアする方が賢明でしょう……。 特徴2:とにかく辛い一口食べただけで口の中がヒリヒリ……。とにかく辛くて、食べ進めるのを諦めそうになるほどでした。辛いものが好きならいいけれど、パッケージにもあるように、福神漬けやらっきょう、ピクルスなど、箸休め的なアイテムがないと完食するのは難しそう。 特徴3:とにかくシカの存在感が薄いこんなにも“シカ肉の入ったカレーであること”の主張が強いパッケージなのに、食べてみるとカレー自体に獣特有の臭みはなく、いわゆる“普通のカレー”。いくつか入っているシカ肉らしきものを食べてみると、ややパサパサで、噛み続けるとあとから獣がひょっこり顔を出す。いうなれば、パサパサのビーフジャーキーといったところ。 「えー、じゃあお肉の旨味とかないの?」と思ったそこのアナタ、ご安心を。ときおり現れるぷるっとした脂身がしっかりコクを演出してくれます。 小忙しいOL的レビュー味★★☆☆☆辛さ★★★★★もう一度食べたい度★☆☆☆☆どちらかというと小食で、辛いものがあまり得意ではない筆者には、(シカだけに)仕方なしに食べるカレーでしたが、「辛いものが好き!」「とにかくたくさんカレーが食べたい!」「お安くシカ肉を食べてみたい!」という人にはぴったり。ぜひご賞味あれ。【参考】※ ジビエとは – 一般社団法人日本ジビエ振興協会【筆者略歴】小忙しいOL
2018年07月10日ビーフ、ポーク、チキン……カレーに使われるお肉はさまざまですが、みなさんはどれが好きですか?今回ご紹介するのは“チキンカレー”。なんでも、“梅で育てた”という珍しい鶏を使っているんだとか……。 ■梅尽くしの「うめどりカレー」は、超酸っぱいのでは?というわけで筆者が今回いただいたのは、せきもとフーズの『うめどりカレー』。価格は550円(税別)。紀州梅より抽出した梅酢エキスを与えて育てた『うめどり』を使用したカレーなんだそう。このカレーを製造・販売している『せきもとフーズ』は、紀州梅で有名な和歌山県にある会社。梅干し等の梅製品を販売する会社であり、その梅製品の延長として『うめどりカレー』を販売したわけなんですね。うめどりカレーには『うめどり』の他にも、紀州南高梅の梅肉、さらには梅酒も加えて煮込まれているとのこと。とにかく梅尽くしの一品です。と、ここで筆者の頭によぎるひとつの不安……。「非常に酸っぱいのでは?」酸っぱいものがあまり得意でない筆者。眉間にしわを寄せながら封を開けました。早速作ってみましょう。パッケージによれば、湯せんか電子レンジで作るとのこと。筆者は電子レンジで作ることに。待つこと1分20秒(700w)。完成!ルーの色はかなり明るめ。黄色がかっているのはカメラのエフェクトではありません。香りはまったく酸っぱくありませんが、その味わいやいかに……? 総評!気になる「酸っぱさ」は…?味★★★☆☆結果、全く酸っぱくありませんでした!それどころか非常にマイルドな味わい。原材料には「梅干」の言葉も書かれていたので不安でしたが、酸味は皆無でした。それでいてご飯にもよく合います。具材は少ない印象ですが、このカレーの主役ともいえる『うめどり』はしっかり入っていました。非常に柔らかいお肉は、鶏肉特有のパサつきも特に感じません。梅エキスパワー恐るべしです。辛さ★★☆☆☆パッケージには「中辛」と書かれていますが、味わいがマイルドなので目立った辛さは感じませんでした。辛いものが苦手な方でもきっとおいしく食べられるはず。梅っぽさ★★☆☆☆「梅っぽさ=酸っぱい」だと思い込んでいた筆者にとってはむしろ拍子抜けしてしまうほどのマイルドさでしたが、このマイルドな味わいこそが梅を惜しみなく使用した効果なのだとしたら、むしろ“梅っぽい”と言ってもよいかもしれませんね。加えて、うめどりの柔らかさも梅酢エキスで育ったおかげなのだとしたら尚更。梅の果肉が入っているとのことでしたが、特に見当たらなかったので星は2つ。良い意味で梅の主張が強くなく食べやすいカレーでした。「梅を使ったカレー……きっと酸っぱいに違いない」という筆者の浅はかな憶測を裏切る、とってもハイクオリティなカレーでした。【筆者略歴】カレーが如く
2018年07月09日今回筆者が担当するのは、群馬県の上野村農協が本気を出した!『猪豚カレー』。猪じゃなくて“猪豚”?そして、そもそも上野村とはどこにあるんでしょうか?謎多き『猪豚カレー』、早速レポートしていきたいと思います! ■上野村はどこにある? 出典:上野村役場公式HPより群馬県の南西部、長野県と埼玉県の県境に位置する上野村は群馬県下でもっとも人口の少ない自治体なんだそうです。1985年の日航機墜落事故の墜落現場ということでも有名です。また市町村合併を推進する政府の方針に反して「合弁しない宣言」を出すなど、気骨のあるところを見せているようです。そんな上野村の農協がつくった『猪豚カレー』ですが、“猪豚”ってみなさんご存じでしたか?上野村農協によると、猪豚とは雄の猪と雌の豚を掛け合わせた食用の家畜で、同地域での年間生産量は260頭ほど。気性の荒い猪の飼育は危険が伴い、さらに産まれた猪豚は神経質だそうでたいへんな苦労があるようです。ここでしか食べられない貴重な食材ですね。村の特産品として、村営通販サイト『十石市場』できのこやお水とともに猪豚を使った食品があれこれ売られております。ということで、さっそく食べてみましょう!ルーは、かなり黄色に近い赤茶色。猪豚肉がゴロゴロしていて、ちょっとすごいです。こんなに入っていて大丈夫か?というくらいお肉が盛りだくさんです。期待が高まります!親指ぐらいの塊です。早速食べてみましょう!ん?食べてみるとたいへん歯ごたえがあります。というか、よく噛まないと飲み込めないほど。食感がちょっとパサついているのが豚肉っぽさでしょうか。脂身がほとんどないので、その認識があれば普通かもですが、ちょっとこの歯ごたえと食感に驚きました。ルーはちょっと甘すぎじゃないか?というくらい甘め。小学生も安心して食べられるレベルといえばいいでしょうか?すっかり「猪豚」×「甘め」=「微妙」という印象になりました。これね、正直に言っちゃいますと、もう少し辛い方が合うんじゃないかと思いますよ。臭みは一切ないんですけど、なんとなく先入観もありますので、「もう少し味付けを辛くして、スパイスを効かせていただくと、もっとよかったのになぁ」なんてことを思うわけであります。とはいえ、家族連れを意識しているということであれば、「万人向けですがなにか?」ということも言えるので、そこはまぁ意見が分かれるところですね。 ■総評ゴロゴロ感★★★★★辛さ★☆☆☆☆ルーのコク★★☆☆☆価格は432円(税込)。なにかが惜しい!と思える「猪豚カレー」でした。むしろ「十石市場」の「猪豚フランク」に興味津々の筆者でございました……。こちらもおススメします!(食べてないけどw)【参考】※ 上野村役場公式HP【筆者略歴】青山 みなみ
2018年07月08日筆者もライターとして活動している手前、あまりこのようなことを言ってはいけないのですが、今回ご紹介するカレーは、文字だと非常に伝わりづらい絶妙なバランスのカレーです。しかし頑張って伝えていこうと思うので、ぜひお付き合いください。 ■今回食べたカレーはこちら見た目には大きな特徴はありません。ルーの質感はドロドロしており、色味も濃く、濃厚な系統のカレーです。スパイシーな香りが食欲をそそります。しかし、よくよく見てみると具材はしっかりと入っており、パウチから皿に移す時も様々な具材がごろごろと出てきました。食べ応えがありそうです。スパイシーな香りと濃いめのルー、しっかりとした具材でご飯との相性は非常に良く、分類するならばガッツリ系のカレーです。実際に食べてみると、甘み・辛み・スパイスの風味・コクと、とても複雑な味わいなのですが、これがとても絶妙なバランスでまとまっています。個人的に今まで食べたカレーの中で一番美味い。しかし、これを文章にするとなかなか伝えづらい。パッケージには下記の記載があります。どうでしょうか。伝わりそうで伝わらない気もするのですが、食べた後に読むと、とてもしっくりくる表現です。黒糖とココアパウダーというワードから、甘いイメージを受けるかもしれませんが、実際のところ違います。もっと高い次元でバランスが取れており、それぞれの味は感じさせずに、ひとつの新しい味となっている、といったところでしょうか。これがそのカレーの正体!沖縄に対し、”カレーが美味い”という印象はあまり持っていませんでしたが、完全に意表を突かれた一品でした。 ■総評カレーの味★★★★★辛さ★★★★☆食べないとわからない★★★★★コスパ★★★★★コスパに★5つを付けた理由はそのお手頃価格。こちらのカレーは324 円 (税込)ということで、ご当地レトルトカレーのなかでは安価なほうだと思います。この記事を読んでもやもやした読者の方には、ぜひ一度食べていただき、そのもやもやを晴らしていただきたいです。【参考】※ 美味沖縄 96(黒)カリー わしたショップオンライン【筆者略歴】J
2018年07月07日筆者の“カレーのイメージ”といえば、どろっとしたルーにジャガイモ・お肉・ニンジン・タマネギがごろごろ……という昔ながらのもの。しかし近年はカレーのジャンルもさまざま。ひき肉で作る“キーマカレー”もそのひとつです。というわけで今回は、そんなキーマカレーがレトルトになった『ごろごろチキンキーマカレー』をご紹介します。 ■哲多すずらん食品加工「ごろごろチキンキーマカレー」今回筆者がいただいたのは、哲多すずらん食品加工さんの『ごろごろチキンキーマカレー』。その名の通り、鶏ひき肉をふんだんに使用したキーマカレーです。岡山県産の親鶏肉を使っているとのことで、岡山のご当地カレーのひとつなんだそう。パッケージからは、従来のご当地グッズによくある“ご当地っぽさ”は一見感じられませんが、あえておしゃれな雰囲気に全振りするという戦略なのかもしれません。鶏肉以外にも、“自家製フォン・ド・ヴォライユ”や本格スパイス・ハーブ、ココナッツミルクが使われているとのことで、素材にかなりこだわって作られているようです。さらに、化学調味料・合成着色料・香料不使用。ナチュラル志向な方への心配りもぬかりなし。 それでは早速作りましょう。レトルトカレーのレビューをかれこれ4~5記事書いている筆者。カレーとご飯、そしてお皿をキッチンに並べ、準備も手慣れたものです。と、意気揚々とパッケージをめくると……「おすすめ!おいしい食べ方」…………遅い!諦めてご飯にカレーをかけます。ちなみに、カレーはあらかじめ湯せんか電子レンジで温めておきましょう。時間は500Wで1分。さすがキーマカレー、具だくさんです。早速いただいてみました。 ■総評:文句なしの星5つ!味★★★★★好みもあるかと思いますが、筆者的にはかなりおいしかったこのカレー。星はなんと5つ!なんといっても味が本格的。トマトの味わいや酸味が強めで、それでいてまろやかです。ココナッツミルクの効果でしょうか。そして具だくさんゆえに、噛めば噛むほど深い旨みがじゅわっとあふれます。パッケージから“本格派”を謳っていただけあり、その味は確か。辛さ★★☆☆☆本格的な味わいだけあって辛さもかなりのものかと思いましたが、意外と感じませんでした。パッケージには、筆者の見る限りは辛さについて何も書いてありませんでしたが、食べた感じは甘口と中辛のあいだ程度。辛いものが得意でない方でも気軽に食べられそうです。岡山の本気★★★★★ご当地カレーのなかでも特においしい部類に入るであろうこのカレー。岡山県の本気をひしと感じる一品でした。レトルトっぽさも特になく、カフェで出てきても全く違和感のない味です。筆者的には、過去食べたレトルトカレーのなかでも特においしかった『ごろごろチキンキーマカレー』。岡山県に行きたくなりました。【筆者略歴】カレーが如く
2018年07月06日皆さん、きのこは好きですか?筆者は大好きです。松茸、しめじ、まいたけ、エリンギ、えのき、しいたけなどなど……そのまま食べるのもよし、料理に入れてもどんな食材とも相性がよく、料理を引き立てる。特にその食感は、グミのような、アワビのような歯ごたえがあり、たまらないですよね。今回はそんなきのこがたっぷり入っていそうな、『玉名立願寺きのこカレー』を紹介します。 ■具はもちろん、ルーにもきのこの出汁が!きのこ好きにはたまらない今や県外はおろか、海外進出も果たした図太すぎるくまもんのパッケージをいざ開封!ご飯もサトウのごはんなので、電子レンジでできちゃいます。湯煎のために鍋を準備したり、ご飯を炊いたりするのって、忙しいときには面倒ですよね。そんなときにもレンジだけでできちゃうので、忙しい人にもピッタリでは!?いざ盛り付け!血迷ってしまいました。何故か、ダム盛り。ただ、伝わるでしょうか、この具材感。しいたけがゴロゴロ入っています!さながら肉のよう。かなり食べごたえがある上に、きのこの出汁が効いていて、かなり深い味わいになっています。それもそのはず。原材料名には、しめじ、椎茸、舞茸、乾椎茸と、きのこがこれでもか!と入っております。くまもんのパッケージに騙されることなかれ、味はかなりの本格派です。カレーション企画が始まって6つ目のカレーですが、『四川坦々カレー』を超えるかもしれない美味しさ。きのこについては、「熊本県玉名市にある自家農園有明ファームの生椎茸・乾椎茸に、まいたけ・しめじ2種」とちゃんとくまモンの名に恥じない熊本産。さらに「国産の牛骨と鶏骨、あさりを5時間じっくり時間と手間をかけスープをとるところから」とかなり本格的な様子。きのこ好きな人にはたまらない、奥深いカレーでした。540円とちょっと割高ですが、ぜひ一度ご賞味あれ! ■総評おいしさ★★★★★きのこ感★★★★★コスパ★★★☆☆【筆者略歴】海なし県のうみんちゅ
2018年07月05日筆者が今回レビューすることになったのは『和歌山特産 熊野牛と柿チャツネカレー』。見るからにおしゃれなカレーです。レトルトカレーにはなかなかないシンプルで、デザイン性の高いパッケージ。「和歌山特産 熊野牛……」ここまで読んだ時点では、肉好き筆者の心は踊っていました。ですが、続きを読んで絶望します。「……と柿チャツネカレー」はて?チャツネとは……?「インド料理で用いるペースト状の薬味。マンゴーなどの果物やたまねぎ・トマトなどの野菜に酢・砂糖・種々の香辛料を加えてジャムのように煮詰めたものなどがある。- 出典講談社和・洋・中・エスニック世界の料理がわかる辞典」つまり、柿をジャムのように煮詰めたものが入ったカレーということのようです。あかん。桜の入ったごはん、さくらんぼのパスタ、薔薇のケーキ、ラベンダーのソフトクリーム。筆者は昔から、この類の食べ物を受け入れることができませんでした。食わず嫌いはよくないと、何度も挑戦してはみるものの、せっかくの食べ物の味をプラスαのオシャレ要素が邪魔をしているような気がして、やはり苦手だったのです。なによりプラスαの要素のクセに、香りや後味の主張がかなり強い点が気に入りません……。「牡蠣ならば喜んで食べるけど、柿はちょっとなぁ……。余計なものを入れてくれたなぁ」と、気が進まないまま6時間が経過。ついに空腹の限界を迎えた筆者はカレーに手を出しました。レトルトカレーを温め、ご飯の上によそおうと袋を傾けると……大きな肉がゴロゴロ。なんと4個も出てきました。レトルトカレーでこの肉量は前代未聞です。正直、感動しました。さてまずは、肉をひとつ口に運びます。非常においしい!弾力もあり、おいしいステーキを食べたような満足感を得られました。「熊野牛と認定された牛肉は、肉の繊維や霜降りがきめ細やかで柔らかく、その風味は松坂牛・米沢牛に並び称されるほど優れており、焼いたときの香りの良さも魅力といわれる」パッケージの裏面にこのような熊野牛の説明がありましたが、異論ないほどに素晴らしい肉でした。恐れていたカレールーも、至って普通の味で、少し甘味は強いものの、柿感は一切感じませんでした。「意外とイケるかも!」と思った次の瞬間、筆者は口の中に異変を感じました。「おばさんのニオイがした……」銀座あたりで優雅に買い物をしてる、お金持ちの香水ムンムンのおばさん……。おっと失礼、“マダムのニオイ”が口から喉にかけてフワッと広がったのです。正直、苦手な感じ。これは、”あいつ”の仕業に違いない。強いカレーの味に隠されて気づかなかっただけで、たしかに柿チャツネは存在したのです。普通のおいしいカレー。でも時々、柿チャツネの甘い香りが口に広がる。これこそがこのカレーの好き嫌いを左右すると思いました。筆者は正直……ちょっと苦手だっ!!!!!!今日のひとこと「お金持ちマダムとキスをしたら、こんな感じなんだろーなー」 【商品情報と評価】和歌山特産 熊野牛と柿チャツネカレー¥ 1,282 / 箱内容量:1箱あたり200g味★★★☆☆辛さ★★☆☆☆オシャレ度★★★★★【筆者略歴】まみにゃんキーマカレーがすき。ラッシーは取り敢えず注文するけど、別にそこまで好きじゃない。デートでカレー店は少しイヤ。
2018年07月04日