FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (600/853)
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。■『ミス・ポターの夢をあきらめない人生 新装版』伝農浩子ビアトリクス・ポターは、1866年7月、ヴィクトリア朝時代の貴族社会の風習を残したロンドンの裕福で厳格な家庭に生まれ、両親の教育方針によって通学を認めてもらえず、代わりに家庭教師によって音楽や絵画などの教育を受けていた。それゆえ近所の子供たちとの交流もままならず、彼女の孤独を癒してくれる唯一の友達となったのがウサギや猫、犬、カエルなどのまさに「ピーターラビット」のお話に出てくる動物たちであった。また、大変仲の良い乳母の故郷であるスコットランドやイングランド湖水地方で過ごす夏休みの経験も、ピーターラビットシリーズの世界に色濃く反映されることとなる。ポターが27歳の時、かつて彼女の家庭教師を務めていた女性の息子が病に倒れ、この男の子を元気づけようと、ピーターと名を持つウサギの物語を絵手紙として送ったものが基となり、「ピーターラビットのおはなし」が出版され、その後世界的な人気を博した。また、ポターは絵本作家としての名声を得た後は、イングランド湖水地方に住みつき自然保護活動にも力を注ぐことになった。Bunkamuraザ・ミュージアムでは8月9日より、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念した大規模な原画展「ビアトリクス・ポター生誕150周年ピーターラビット展」を日本で初めて開催する。ポターの生涯を本書で辿りながら是非ピーターラビットの世界を味わって頂きたい。【書籍情報】『ミス・ポターの夢をあきらめない人生 新装版』著者: 伝農浩子出版社: 講談社ソフトカバー/143ページ/B6判発刊:2016年7月価格:税込1,404円【展覧会情報】「ビアトリクス・ポター生誕150周年ピーターラビット展会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1地下1階会期:8月9日~10月11日時間:10:00~19:00(金・土曜日は21:00まで、入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,400円(団体1,200円)、大学・高校生900円(団体700円)、中学・小学生 600円(団体400円)※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口にて。
2016年08月11日六本木の街を舞台にしたアートフェスティバル「六本木アートナイト2016」が、10月21日から23日まで開催される。公園や空き地などを自分たちだけのプレイグラウンド(遊び場)にして、時間を忘れて遊びまわっていた子ども時代。そこには、未知の物や人との出会いがたくさんあった。今回のアートナイトでは「六本木、アートのプレイグラウンド ~回る、走る、やってみる。~」をテーマに、アートの周りに多様な人が集い、参加し、日常で忘れかけた無邪気な頃の思いを蘇らせる。アートを自分の目で見て、聞いて、触れて、体感する、古いけれど新しい“リアル”な感覚を楽しむことができるイベントとなっている。テーマが表現されたメインビジュアルはルーヴィジョンズ(groovisions)がデザインした。メインプログラムのアーティストには、国内外で幅広い活動を展開し、高い評価を受けている現代美術家の名和晃平を起用。希少植物を追って世界中を飛び回るプラントハンターの西畠清順と、バルーン(風船)の既成概念をさらりと覆す大胆な発想で高い評価を得ている、細貝里枝と河田孝志からなるバルーンユニットのデイジーバルーンとタッグを組み、“六本木の「森」で迎える、文化の夜明け”をコンセプトにしたプログラムを発表。六本木ヒルズアリーナ、国立新美術館、東京ミッドタウンの3ヶ所を舞台に展開される予定。その他にも、六本木の街中では様々なアートプログラムが繰り広げられる。今年は、2010年にも登場した、フランスを拠点に国際的に活動するスペクタクルパフォーマンスグループ、カンパニー・デ・キダムが再来日。奇妙な白い衣装を着たパフォーマーたちが登場し、宇宙をイメージさせるシンフォニーや馬のいななきとともに光輝く馬へとトランスフォームする新作「FierS a Cheval~誇り高き馬」を発表する。東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムを先導する都のリーディングプロジェクトとして野田秀樹が発案した「東京キャラバン」は、リオ、宮城、福島でのワークショップでの出会いから創出された文化サーカスを、メインステージとなる六本木ヒルズアリーナで繰り広げる予定だ。また、樹脂パイプや木材を用いた作品を制作し、鑑賞者を作品に参加させる形で自身が関心を抱く問題に鑑賞者を導くツァイ・クエンリンによる新作や、たこ焼きがたこ焼き器で焼き上がっていくプロセスを音楽に変換する「たこ焼きシーケンサー」などの企画も実施。さらに、昨年大好評を博した、“スイッチ”を押すと何かが起こる3秒から30秒のハプニング的パフォーマンス「六本木アートナイトスイッチ」を今年も開催。六本木にある店舗や施設など様々な場所に設置されたスイッチから始まる一瞬の“演劇”は、老若男女問わず楽しめるプログラムとなっている。【イベント情報】「六本木アートナイト2016」会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:10月21日17:30~23日6:00入場無料
2016年08月11日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が8月11日から16日まで期間限定で、人気のガトー6種類を一度に楽しめるプティ ガトーの詰め合わせ「コパン コピンヌ」(2,226円)を提供している。今回展開される6種類のガトーのうち「ベリーヌ ショコラ シトロン ヴェール」は、ペルー産カカオムースとヘーゼルナッツ風味のショコラクリームに爽やかなライムジュレを合わせたガトー。「グアヤキル」では、カカオの薫り高いビスキュイと濃厚なショコラムースが組み合わせられた。「ショコラ フランボワーズ」は、艶やかなフランボワーズのジュレにビターチョコレートが合わせられた。これに、ほんのりとコニャックが香るピスタチオ入りのチョコレート生地とビターガナッシュを交互にサンドした「ピラミッド」、細かく砕いたオレンジピールがアクセントになったビターチョコレートのガトー「サフィ」、芳醇でなめらかな口溶けのビターガナッシュをサクサクのマカロン生地で優しくサンドした「マカロン ショコラ ア ランシエンヌ」を合わせた6種類が展開される。また、イートインスペース、バー ア ショコラでは、6種類のプティフールから好みのガトー3個とドリンクをセットにした「ムニュ コパン コピンヌ」(1,500円)が提供される予定だ。
2016年08月11日1981年に講談社から出版された黒柳徹子の物語『窓ぎわのトットちゃん』の世界を再現した「トットちゃん広場」が、7月23日に長野県・松川村にある安曇野ちひろ美術館の周囲に広がる安曇野ちひろ公園内にオープンした。松川村の豊かな“食”“農”“いのち”を体験的に学べる公園のなかに新しく誕生した「トットちゃん広場」。この広場では、いわさきちひろの絵で愛される『窓ぎわのトットちゃん』(ちひろ美術館館長・黒柳徹子 著)の物語の世界が再現されている。広場には、2両の電車「モハとデハニ」があり、それぞれ、『窓ぎわのトットちゃん』をはじめとした約500冊の本を自由に読むことができる「モハ 電車の図書館」、トットちゃんたちがトモエ学園で授業を受けていた1940年頃の電車の教室が再現された「デハニ 電車の教室」として整えられている。また、トットちゃんのお話が抜き書きされた看板が各所に設置されており、小学校1年で学校を退学になるところから始まる国内戦後最大のベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』のエピソードを辿りながら、楽しく散策することができる。ほかにも、園内には松川村に古来から生息する樹木から成る雑木林で豊かな自然と触れ合うことができる「雑木林ゾーン」、作物の植え付けから収穫、収穫した野菜の調理体験(要予約)を行うことができる「農業体験ゾーン」、体験プログラムや周辺の観光情報を紹介する情報ターミナル「体験交流館」が設けられており、子どもから大人まで豊かな自然と触れ合いながら過ごせるようになっている。なお、9月27日までは安曇野ちひろ美術館にてオープン記念展「みんな、いっしょだよ。」が開催中。同展では、絵や文章の他、資料、海外版書籍などを展示し、世界35ヶ国以上で親しまれている同作の成り立ちや歴史、作品に込められた平和への願いに至るまで、その魅力の全貌を紹介。いわさきちひろの絵と黒柳徹子のことばが織りなす物語の世界や、トットちゃんの誕生秘話、当時のトモエ学園の様子など、『窓ぎわのトットちゃん』の魅力をたっぷりと知ることができる展覧会となっている。また、音楽物語『窓ぎわのトットちゃん』を聴いたり、展示で物語を読んだりと、より多くの人に楽しんでもらえるコーナーも設置されている。そのほか、夏休み向けた様々なイベントも企画されている。8月7日は、新鮮な朝の空気を吸い、ゆったりと展示をみることができる「朝のミュージアム」として特別に8時に開館する。美術館内にある絵本カフェも8時からオープンし、コーヒーやモーニングセットも用意される。9時からは中庭やカフェのテラスにて絵本の読み聞かせ、手遊びを行う「朝のおはなし会」も開催が予定される。一方8月27日には「夜のミュージアム」として開館時間を21時まで延長。19時からはすずむしの音色を楽しみ採集するイベント、19時30分からはトットちゃん広場の普段は入れない夜の電車の教室を探検する「トットちゃんの夜の電車たんけん」や、少し怖い「夏の夜のおはなし会」も予定されている。また、7月30日から8月16日までの期間中には大人も子どもも楽しめるワークショップ「ちひろの水彩技法体験」も実施されている。【展覧会情報】松川村・安曇野ちひろ公園 トットちゃん広場オープン記念展「みんな、いっしょだよ。」会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24会期:7月15日~9月27日時間:9:00~17:00(8月6日から16日は18:00まで)料金:大人800円、高校生以下無料会期中無休
2016年08月11日臼田あさ美の写真集「みつあみ」の発売を記念した写真展「みつあみ」展が8月11日から28日まで、東京・南青山のCABABE de ZUCCa南青山で開催される。女優・臼田あさ美の写真集「みつあみ」は背景も経歴もまったく異なる奥山由之、川島小鳥、藤田一浩の3人の写真家が、ある者は数年かけて、ある者は異国の地で、それぞれの視点で記録したもの。もともと公開する予定もなく撮り始めたがゆえ、ほぼ初公開のカットで、“撮られる”意識のない“瞬間”の姿が写し出されている。今回の写真集発売を記念した同写真展では、収録作品を始めとする完全未発表作品までもが一堂に展示される。会場では、チェキWIDEで撮り下ろした写真を表紙にあしらった「世界で1冊の『みつあみ』特装版」(5,000円※1人1冊限定、オーダーは先着順。完成品は9月中旬~下旬頃順次発送予定)がオーダーできるスペシャル企画が先着順100部限定で行われる。また、会場でかすかに流れるBGMは臼田あさ美自身がセレクトしたそう。【展覧会情報】「みつあみ展」会期:8月11日~28日会場:CABANE de ZUCCa南青山住所:東京都港区南青山3-13-14時間:11時~20時
2016年08月10日タイのデザイナーブランド・スレトシス(SRETSIS)が8月17日から22日まで、伊勢丹新宿店にポップアップショップをオープンする。タイ出身のスクハフタ3姉妹が設立したことから、姉妹を意味する“Sisters”のスペルを逆さにして“SRETSIS”と名付けられた同ブランド。夢のようなシルエットとユーモアあふれるプリントが特徴で、他にはないファンタジックな世界観とフェミニンさが多くの女性たちを魅了している。今回オープンするポップアップショップでは、16AWコレクション「Tamed Lovers(従順な恋人たち)」より29スタイルを展開、そのうち19スタイルが先行販売品となる。16AWシーズンでは、愛し愛されることを恐れない人たちへのトリビュートとして、現代的な新しいロマンスのかたちや、愛への称賛とそれが引き起こす魔法が表現された。このシーズンのために制作された、神秘的なユニコーンとライオンのカップルのロマンスが描かれた100%シルクシフォンのオリジナルテキスタイルにも注目。さらに、手縫いのオーストリッチフェザーを施したカクテルドレスも限定発売される予定となっている。
2016年08月10日ポール・スミスがApple社提供の定額制音楽配信サービスApple Musicのキュレーターに任命され、自身の趣味やキャリアに影響を与えた楽曲をセレクトした3つのプレイリストを作成。8月8日よりApple Musicにて配信が開始した。作成したプレイリストはそれぞれ、ポール・スミスと音楽の関係を示す特定の側面にフォーカスされており、1つ目のプレイリスト「Around the World in 20 Tracks(ともに世界中を旅したお気に入りソング)」にはAstral Weeks(ヴァン・モリソン)、A Day In the Life(ビートルズ)、Living for the City(スティーヴィー・ワンダー)など、いつも立ち戻る原点ともいえる1960年代、1970年代の名曲を中心にピックアップされている。2つ目のプレイリスト「Something Old, Something New...(サムシングオールド、サムシングニュー・・・)」はヨーロッパの言い伝えであるサムシングフォー(4つの何かを身につけると幸せになれる)にちなんで過去と現在を融合した4つのパートで構成されている。選曲はTouch Me(ドアーズ)、You Can't Always Get What You Want(ザ・ローリング・ストーンズ)など。3つ目のプレイリスト「From Herbie to Holiday(ポール・スミスとジャズ)」にはMy Favorite Things(ジョン・コルトレーン)、Milestones(マイルス・デイヴィス)など若かりし頃に小さなライブ会場で生演奏を聴いた貴重な思い出が詰まったものとなっている。
2016年08月10日サマーソニックでヘッドライナーを務めるレディオヘッド(Rediohead)と、サマーソニック内ミッドナイトソニックにて開催される「ホステス・クラブ・オールナイター(HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER)」のポップアップショップが8月10日、伊勢丹新宿店=センターパーク/TOKYO解放区にオープンした。ホステス・クラブ・オールナイターとはレコード会社ホステス・エンターテイメント(Hostess Entertainment)が手掛ける深夜のライブ公演シリーズで、2015年から開催されている。今回のポップアップショップでは、アーティストのキャラクターがあしらわれたTシャツ、トートバッグやタオルなど今年のサマーソニック内で販売されるアイテムを、いち早く手に入れることができる。また過去のホステス・クラブ・オールナイターのグッズも再販されると共に、同ポップアップショップの限定商品として三越伊勢丹オリジナルブランド、ニードルデザイン(NEEDLE DESIGN)とコラボレーションしたグラフィックTシャツも登場する。カラーは白と黒の2色展開。そのほかにも、バンド名である“REDIOHEAD”の文字がカットアウトされたTシャツ、タンクトップやトートバッグなど、最新ツアーグッズから過去のツアーグッズまで幅広く展開される。レディオヘッドは以前来日した際に伊勢丹新宿店を訪れたことがあるそうだ。また、メンバーであるトム・ヨーク(Tom Yorke)がアンダーカバー(UNDERCOVER)とコラボレーションしたこともあり、ファッションに縁のあるバンドであることから、今回同店でポップアップショップを開催する運びとなった。【イベント情報】「Hostess Entertainment POP UP SHOP」会期:8月10日~8月23日会場:伊勢丹新宿店2F=センターパーク/TOKYO解放区※8月17日からは会場を伊勢丹新宿店 2F=リスタイル・カルチャーへ移す
2016年08月10日ヒルトン東京1階のマーブルラウンジでは9月3日から10月31日まで、デザートフェア「アリスとハートの女王様からの挑戦状」が開催される。同フェアは、8月27日まで開催中のルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』の世界観をモチーフにしたデザートフェア「アリスからの招待状」の第2弾となるもの。第1弾では、圧倒的な可愛らしさと細部にまでこだわったアリス・ワールドがソーシャルメディアを中心に拡散され、スタートとほぼ同時にフェア最終日まで満席となった。第2弾となる今回の「アリスとハートの女王様からの挑戦状」では、物語の後半にアリスと邪悪なハートの女王様が繰り広げる様々なエピソードから発想を得て、可愛いだけではない、ちょっぴりダークでひねくれた大人なアリスの世界を表現。ハートの女王様の機嫌を損なわないようトランプたちがバラ園にある白いバラを赤いペンキで塗るというエピソードから誕生した「赤く塗っちゃえロールケーキ」は、溢れんばかりのベリークリームをバラの香りのスポンジケーキで包んだロールケーキ。4つのトランプの柄をモチーフにした「トランプ・タルト」は、ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、チェリーの4つのフレーバーで展開され、それぞれハート、スペード、ダイヤ、クラブの模様を描いた。また、物語のクライマックスでもある女王様のタルトを盗んだ不届き者を暴く不思議の国の裁判所のエピソードからは、2種類の女王様タルト「洋梨とフランボワーズタルト」、「マスカット&アーモンドタルト」が登場。2段重ねのチェリーシュークリーム「ルリジューズ」は、いつも不機嫌な女王様の口癖「首を切っておしまい!」をイメージしている。さらに、苺、スポンジ、クリームがグラスの中で層になった愛らしい「マイ・リトルアリストライフル」の他、前回に引き続き人気の「Eat meお食べなさいクッキー」、苺とブラックタピオカで作る「Drink meお飲みなさい」、各種マドレーヌやマカロンなども楽しむことができる。アクションステーションでは、シェフが目の前で焼き上げる「クロッフル」や、好みのアイスクリームにクッキーやフルーツを合わせてカスタマイズする「コールド・マーブル・アイスクリーム」、真っ赤な「女王様のチョコレートファウンテン」も登場し、マシュマロや苺、ブラウニーとともに楽しめる。また、ダークでちょっぴり不気味なハロウィーンスイーツも登場。マシュマロとゼリーで作るリアルな目玉がユニークな「目玉のカップケーキ」や、オレンジケーキに黒で蜘蛛の巣を描く「スパイダーネットケーキ」、「黒ゴマとパンプキンのロールケーキ」や食べるまで味の想像も出来ない「毒薬ショット」など、ダヴィッドの遊び心溢れるユニークなラインアップにも注目。なお、第1弾に引き続き、国内外で活躍する版画家の西脇光重によるアートワークがブッフェ台に飾られる他、原宿の人気コンセプトショップ・水曜日のアリスによるアリスグッズや絶好のフォトセッションスポットとなる「ハートのクイーンの椅子」などが登場。フェアは毎日14時30分から17時30分まで開催され、価格は平日が3,600円、土・日・祝日が3,720円となっている。
2016年08月10日リオデジャネイロオリンピック、パラリンピック競技大会の公式文化プログラムに認定されている日本人現代アーティストの森万里子の新作「Ring:One with Mature(リング・自然とひとつに)」の完成披露がブラジル・リオデジャネイロ州マンガラチバ、ムリキで現地時間の8月2日に行なわれた。同作品は“自然と人間の融和”をコンセプトとするニューヨークの公益財団Faou Foundationが手掛ける壮大なプロジェクトで、六大陸に設置されるサイトスペシフィックアートワークシリーズのひとつ。リオデジャネイロ州マンガラチバ、ムリキにある「the Veu da Noiva(花嫁のベール)」と呼ばれる高さ約58メートルの滝の上に恒常展示された。陽が昇り、時間の経過に伴って日照角度が変化することで、同作品はブルーからゴールドへと異なる美しい輝きを見せる。森万里子は「『Ring:One with Mature』をブラジルの方々、そして世界中からの訪問者と共有できることを、喜ばしく思います。作品を鑑賞するみなさんの心のうちに“Ring(輪)”が生まれ、そしてそれが“Onness(ひとつ)”の精神で、世界中の方々の輪に結びついていってほしいと願っています」と同作品にこめた想いを関係者や報道陣に伝えた。現地時間の8月5日には、森万里子が聖火ランナーとしてオリンピック開幕直前で盛り上がるリオ市内に登場し、トーチリレーで聖火をつなぐ大役も果たした。
2016年08月10日「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、10月25日から17年2月26日まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催される。オーストリアに生まれ、14歳でフランスに嫁ぎ、革命の波にのまれて37歳で断頭台の露と消えたフランス王妃、マリー・アントワネット。同展では、マリー・アントワネットがルイ16世と結婚後、フランス革命までの約20年を過ごしたヴェルサイユ宮殿の企画・監修のもと、その激動の生涯を辿る。出展されるのは肖像画の他、王妃が愛用した食器や漆器、家具、身に着けた衣服、革命期の資料など約200点あまり。彼女が断頭台で亡くなる前、幽閉中に身につけていた肌着やヘアバンド、断頭台にのぼる際に脱げたとされる靴なども展示される。さらに、ヴェルサイユ宮殿内にある王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」の浴室、図書室、居室を、当時の装飾や実際に使われた家具などとともに原寸大で再現。消失してしまった図書室は、かつての設計図をもとにバーチャルリアリティで再現するなど、これまでにない展覧会となっている。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日~17年2月26日(会期中無休)時間:10:00~20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料12
2016年08月10日マイキータ(MYKITA)が、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)とのコラボレーション コレクション「MYKITA + MAISON MARGIELA」より新作サングラス(5万9,000円)を発売する。「RAW」コレクションの特徴である、左右のレンズを繋ぐキーホールブリッジを極限まで突き詰めることにより製作された同サングラスの特徴は、幅広のフレームとほぼ完全にストレートなトップライン。仕上げの研磨をせずにラフにカットしたままのフォルムが製造工程の痕跡をとどめる一方、面取りされた縁が洗練された美しさを感じさせている。
2016年08月10日英国ブランド・オールセインツ(All Saints)が8月10日、阪急うめだ本店3階に大阪初となる常設店をオープン。また同日より順次、伊勢丹新宿店、イセタンハウス、銀座三越の3店でハンドバッグコレクション「THE CAPITAL COLLECTION」のポップアップストアをオープンする。トートやバケットバッグからハンドバッグ、クラッチまで様々なスタイルで展開されるオールセインツのバッグは、21年に渡る革専門技術、デザイン、新しいコンセプトなどを伝える洗練されたスタイルが特徴。ミリタリーとボヘミア、光沢感のあるリラックスウエア、アニマルプリントや都会的なグリッド、大胆なグラフィックプリント、白いキャンバスに至るまで多様な表現を合わせて製作されている。8月10日から22日の期間、伊勢丹新宿店 ハンドバッグ/プロモーション(※17日からは伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグに売り場を移す予定)に開催する、オールセインツにおける国内初ハンドバッグストアとなるポップアップでは、100スタイルを超えるアイテムを展開。16AWシーズンのアイテムも日本国内の他店舗に先駆けて先行販売する。また、8月24日から9月6日までイセタンハウス、8月31日から9月6日まで銀座三越でもそれぞれ先行販売商品を取りそろえる予定だ。また、伊勢丹新宿店ではオープン初日の10日14時から15時にスタイリスト安西こずえをゲストに招き、モノグラミングワークショップも実施される。8月10日には、阪急うめだ本店3階に大阪初となる常設店もオープンする。約10坪のフロアにて、オープン直後はブランドのシグニチャーアイテムであるバイカージャケット(レザージャケット)12スタイルを含む100種類を超えるウィメンズウエアコレクションの他、ハンドバッグやメンズウエアを展開する。
2016年08月09日毎年恒例、メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)が主催する夏のクラブイベント「KITSUNE CLUB NIGHT」が8月26日に大阪・アメリカ村 Club Jouleで、8月27日に東京・新木場のageHaで開催される。今年は、アメリカよりハウスプロデューサーのラック(RAC)と、カナダより7月にKITSUNE レーベルからにEPをリリースしたばかりのパット ロック(Pat Lok)が来日。そのほか、ageHaでは、ジルダ(Gildas)、ボーイズゲットハート(Boys Get Hurt)の出演も決定している。さらに、スペシャルな特典として会場にて先着でメゾン キツネ オリジナルグッズのプレゼントも予定。【イベント情報】「Kitsune Club Night」■大阪公演会場:アメリカ村 Club Joule住所:大阪市中央区西心斎橋2-11-7 南炭屋町ビル2-4F会期:8月26日時間:23:00~入場料:3,000円(前売り2,500円)■東京公演会場:ageHa住所:東京都江東区新木場2-2-10会期:8月27日時間:23:00~入場料:3,500円(前売り2,980円、Tシャツ付前売り5,000円※限定50枚)
2016年08月09日先日TV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で猪子寿之が特集されたことで記憶に新しいチームラボ(teamLab)が、新たに展覧会「teamLab: Transcending Boundaries」を8月9日より東京・表参道のジャイル(GYRE)でスタートさせた。今回の展覧会では新作1作品が初公開となる。会場は何もない、真っ暗な闇の空間。しかし鑑賞者が足を踏み入れると、鑑賞者自身へ、ゆっくりと、花を付け始める。この「Flowers on People」と題された新作は、じっとしている鑑賞者へ蕾を付け、いっせいに咲きわり、鑑賞者が動くといっせいに散り、枯れて、死んでいくという、人が存在して初めて完成するインタラクティブ作品である。これらは全てコンピュータープログラムにより複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながらリアルタイムで変容し続ける。1時間を通して季節の花々が咲いては散り変化していく様子は、今この瞬間にしか見ることができない。二部屋目に展示されている「境界のない群蝶」は、蝶が羽根の模様を変容させながら空間の中を舞うインタラクティブ作品。この蝶は、作品のフレームという概念を解き放ち、境界線を越えて飛び回る。フレームから飛び出した蝶は、鑑賞者が触れると死んでしまう。これら作品が体感できるのは9月25日まで。【展覧会情報】「teamLab: Transcending Boundaries」会場:ジャイル住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1会期:8月9日~9月25日時間:11:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:不定期(8月22日は休館)入場無料動画引用元(チームラボ オフィシャルYouTube:
2016年08月09日ミュウミュウ(MIU MIU)が8月10日から22日まで、伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴/プロモーションにバレリーナシューズのポップアップショップをオープンする。今回のイベントには、ギンガムチェックのリボンがアクセントとなったエナメル素材のバレリーナ(6万9,000円)9色が同店の先行発売アイテムとして登場。また、ジュエルヒールのレースアップシューズ(8万8,000円)のボルドー、シルバー、ネイビーカラーも先行発売される。そのほか、ベルベットにビジューをあしらったタイプやデニム、またはジャカードなどを用いたタイプなど、多数のバレリーナシューズがラインアップする。
2016年08月09日パレスホテル東京のペイストリーショップ・Sweets & Deliでは9月1日から11月30日まで、秋の味覚を贅沢に使用したスイーツとブレッドを提供する。今回提供されるメニューのうち「シャテニエ」(税込1,134円)は、2種類のマロンをふんだんに混ぜ込んだしっとりとした味わいが特徴。「紅茶クリームのマロンディッシュ」(税込345円)は、定番のマロンディッシュに紅茶のカスタードクリームとマロンペーストを忍ばせ、秋の訪れを告げる毬栗のフォルムに仕上げた。その他、オーブン焼きにしたキノコにエシャロットとエスドラゴンで香りを付けたブレッド「キノコとエスカルゴバターのチャバタ」(税込367円)や、クルミ入りの生地をセップバターで仕上げた「クルミのバトン セップ風味」(税込367円)なども登場する。スイーツでは、アーモンドの香り豊かなタルト生地にイチジク、フランボワーズのムースをふんだんに使った「イチジクとフランボワーズのタルト」(税込648円)や、香り豊かなブロンズショコラと洋梨のキャラメリゼ、ピーナッツプラリネのケーキ「キャレカカ」(税込648円)、メレンゲ生地とショコラのムースに爽やかなすだちの香りをきかせたケーキ「すだち」(税込648円)などが販売される。
2016年08月09日マルベリー(MULBERRY)が9月9日よりオープンするドーバー ストリート マーケット ギンザを皮切りに、2月にロンドンでデビューを飾った新クリエイティブディレクター、ジョニー・コカの初コレクションとなる2016秋冬コレクションを取り扱うポップアップショップを3店舗でオープンする。2016秋冬コレクションでは、シェイクスピア作品からインスパイヤされた、目を見張るほど鮮やかな新しいローズプリントと、ジョニー・コカによって新たに解釈されたクラッシックなイギリスを象徴するファブリックやテイラリングがフィーチャーされた。今回オープンするポップアップショップでは、新生マルベリーの世界観を体感できるスペースを設けた他、2016秋冬コレクションのレディトゥウェアとアクセサリーを展開する。バッグでは、ジョニー・コカによって生み出された新たなシグネチャーバッグ「メイプル(Maple)」の他、ジップとスタッズディテールが施された「カムデン(Camden)や「ベイズウォーター(Bayswater)」、2016秋冬広告キャンペーンにも採用された「チェスター(Chester)」などが登場する予定だ。ポップアップショップは、9月9日から22日までドーバー ストリート マーケット ギンザ1階のイベントスペースに、10月12日から18日まで阪急うめだ3階のプロモーションスペース31に、11月2日から8日まで伊勢丹新宿店本館3階のウエストパーク/プロモーションにオープンする。なお、ココ・キャピトンによって撮りおろされた2016秋冬広告キャンペーンでは、双子のモデルであるオデット・パブロアとリア・パブロアを起用。“双子”や“影”などをインスピレーション源に、強く魅力的でありながらもソフトでフェミニンなマルベリーウーマンの二面性が表現された。動画引用元: (マルベリー オフィシャルYouTube:
2016年08月09日メゾン マルジェラ 「アーティザナル」 デザインド バイ ジョン ガリアーノ(Maison Margiela 'Artisanal' designed by John Galliano)が7月6日、パリのオテル・デ・ザンヴァリッド(Hotel National des Invalides)を会場に16年AWコレクションを発表した。
2016年08月09日建築コンシェルジュの坂山毅彦による“名もなき書店”「○○書店」が、9月11日まで東京・青山のプリズミックギャラリーにオープンしている。昼は後楽園で建築士として、夜は代官山で書店員として働き、職のスイッチングをする日々を過ごしていた坂山毅彦。今回オープンする“名もなき書店”「○○書店」は、坂山毅彦がこれまで別々の場所でやっていたそれぞれの仕事をもし同じ場所で行い、ひとつの場所でスイッチングを繰り返したならどのようなことが生まれるのかという発想から生まれた。ギャラリー内には、いくつかの箱が縦横に納められてできあがった“屋台”を設置。片側に書籍などの売り物を陳列し、もう一方の側に設計活動をするための道具・資料などを収納。“屋台”は配置次第で本屋を広くすることも、設計事務所を広くすることもできるようになっており、例えば箱を取り出して本を読むためのスツールにしたり、ふたつ積んで設計のための机の脚にしたり、様々なしつらえを空間に展開できるように工夫されている。会期中の8月11日から15日までは京都巡回展も開催。8月11日の18時から20時までは、学芸出版社にてオープニングトークも行われる。トークには坂山毅彦本人に加え、建築家でリサーチャーの榊原充大、京都工芸繊維大学KYOTO Design Labのエディトリアルアシスタントを務める和田隆介が参加する予定だ。定員は60名で参加費は1,000円、懇親会も1,000円となっている。【イベント情報】「○○書店」会場:プリズミックギャラリー住所:東京都港区南青山4-1-9 秋元南青山ビル会期:7月22日から9月11日時間:10:00~17:00定休日:月曜日入場無料
2016年08月09日文化服装学院在学中に「ここのがっこう」に通い、2015年、自身の名を冠した「ソウシオオツキ」をスタートさせて大月壮士。今年はLVMHが主催する若手デザイナーの育成・支援を目的とするファッションコンテスト「LVMHプライズ」に日本人最年少でノミネーションを果たしている。大月壮士へのインタビュー後編。ーー東京ニューエイジの中では、大月さんの服が一番リアルクローズに近いのかなと思います。リアルとモードの境界線についてどう思いますか?リアルだけではつまらないので、そこのバランスは意識しています。いわゆる作品っぽいものが学生の時から嫌いだったんで、リアルなものっていうよりは“リアルっぽいもの”を目指していたというか。“ちゃんとしてますよ感”は意識してやっていました。メンズファッションは“リアル”とともに成長してきた部分もあるので。アルマーニとかそうですよね、地に足がついてるっていうか。実生活の中で成り立つモードを提案している。ーーより“リアル”に近いのは、テーラードを軸にしていることもあるかと思います。意識的にこだわっているというより、入りがテーラードだったんで。自然とそうなっているっていうのもありますし、一時はテーラーになりたいっていう時期もありました。そこは大事に、大事にというかベースですね。ーー一貫する和装っぽいイメージはどこから?実は、あまり“和”のイメージやモチーフは使いたくなくて。だからイメージとして借りてるというよりも、自分の中では日本的なテーラードを作っている感じ。こんなこと言うのは恐れ多いんだけれど、和製アルマーニみたいな感覚。ーーじゃあ好きなデザイナーはアルマーニ?アルマーニは、好きというよりもリスペクトですね。ファッションに憧れを持った高校生の頃は、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)のディオール オム(Dior Homme)でした。それこそ雑誌『HUgE』の、クリス・ヴァン・アッシュの青シャツをグレイのスラックスにタックインしてるスタイリングを見て、モードの世界にはまっていったので。ーー共に、主にメンズの世界で活躍するデザイナーですね。ですが、今回の伊勢丹でのポップアップ用に、初めてレディースをデザインされましたが、いかがでしたか?難しいんですよ、これが(笑)。今回はシャツとジャケットとスカートをデザインしました。メンズって、襟をつけて、ポケットつけて、ちゃんとディテールを押さえて、機能性をつけてあげれば、ある程度のクオリティーは担保できるじゃないですか。でもレディースって、シェイプとかあるし、なんか難しいんですよ。体の凹凸も多いから、やりづらいし。「これ着たらどうなるの?」っていう感じでした(笑)。ーーデザイナーとして喜びを感じる時は、どんな時でしょうか?月並みですけど、やっぱりモデルに着せたときですかね。「おお、こうなるんだな」「これはキタわ」みたいな。作って、スタイリング組んで、それがイケてたら、嬉しいですね。自分の想像にバチっとハマるときもあるし、超えてくるときもあるし。ーーご自身の中でアイコニックなアイテムはなんでしょう?今のところこれといったものはないですが、ジャケットは絶対に毎シーズン作っていくと思います。ジャケットは遊べるところが少ないので、難しい部分もあるのですが、ソウシオオツキのジャケットだと一見してわかってもらえるようにしたいなって思っています。ーーデザインに対するアプローチについて教えてください。健康ランドによく行くんですけど、水風呂が好きなんです。水風呂入って、目をつぶっているとめっちゃ集中できて。今までリサーチに行ったり、画像見たりして溜まったアイデアが服としてまとまっていくと言うか。「ポケットがここにあって、こうして、こうしたら…、あ! これだ!」みたいな。で、サウナに入ると、全部忘れちゃうんですよ(笑)。だから何セットも繰り返す。ーー温冷交代浴っていうんですよね。サウナ入って、水風呂入って、またサウナ入って…。旅行っていうほどでもないけれど、出かけたりとかしてリサーチして。そうやって自分の中に溜まった塵みたいなものが、水風呂でキュッと纏まるみたいな感覚です。ーー毎シーズン、テーマを設けているんですか?設けているときもあれば、設けていてもあんまり言わないようにしているものもありますね。16SS以降は、ネタくさいのが気分じゃなくなったので、「これがテーマです」みたいな、面白話みたいなのは仕込まないようにしています。ーー近いうちに実現させたいこと、近い目標をお聞かせください。取り扱って頂ける店舗を増やしたいです。ーーでは、最後の質問になりますが、遠い未来どんなブランドになっていきたいとお考えですか?「日本でイケてるブランドは?」って聞いた時、多くの人の口から「ソウシオオツキ」がパッと出てくるぐらいの存在にしたいです。あとは、ファッションの“文脈”になりたいっていうのはずっと思ってます。30年前のメンズ史にアルマーニが君臨しているように。そうなれるように、「地に足つけて」、ですかね。今回のインタビューで、二人のデザイナーの名が挙がった。ジョルジオ・アルマーニとクリス・ヴァン・アッシュだ。ともに間違いなく、メンズファッション史に名を刻む人物だ。前者は説明不要の「モードの帝王」。テーラードジャケットから肩パットを取り去り、男性服に柔らかさを与え、ファッションにおける身体性の考え方を更新した。後者は、ディオール オムにて、直接的でマスキュリンなカッティングが冴えるテーラードアイテムを次々と世に送り出している。両者の名が挙がったこと、これが意味するところは、“男性的な美”の追求にあるだろう。大月のコレクションは、ジェンダーレス化が進み、形骸化していくダンディズムへ警鐘を鳴らしているかのよう。そしてもっと言えば、形骸化するからこそ、より純粋な意味で、“男性的な美”がファッションとして新たな価値を持ち得る。大月が生み出す“ジャパニーズ・テーラード”は、メンズファッションの新たな地平を切り開く、そんな価値観すら含んでいるのかもしれない。前編「ニッポンのサラリーマンを“モードの文脈”でみせる」に戻る。
2016年08月08日日本のファッションの未来を担うであろう若き才能たちに迫る連載、「ファッションの“未来”に聞く」。第5回となる今回は、ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)のデザイナーである大月壮士に話を聞く。文化服装学院在学中に「ここのがっこう」に通い、2015年、自身の名を冠した「ソウシオオツキ」をスタートさせる。その後は国内外問わず、数々のファッションアワードを賑わすコレクションを発表。今年はLVMHが主催する若手デザイナーの育成・支援を目的とするファッションコンテスト「LVMHプライズ」に日本人最年少でノミネーションを果たしている。そのコレクションは、“枯山水”を引き合いに出したくなるような「ジャパニーズ・テーラード」。黒、白、赤などの日本的なカラーパレットと、水引きや菊の花など同じく和を感じさせるモチーフを、テーラードに落とし込んだコレクションを展開している。ソウシオオツキ 15AWコレクションよりーーこの連載で皆さんに最初にお聞きしている質問です。ファッションに興味を持ったのはいつ頃でしょうか?僕はいわゆる高校デビューなんです。中学生くらいまでは、母親が買ってきた服を、なんの疑問もなしに着ていました。きっかけは彼女ができたことかな(笑)、それでやっと服に気を使い始めましたね。ーー千葉のお生まれだそうですね?そうです。千葉県なんですが、それほど田舎ってわけでもない。東京までも1時間ちょっとで行けてしまう。同世代のデザイナーは、自身の生い立ちであったり、思春期のコンプレックスとかをブランドのアイデンティティとして打ち出している人も多いですよね。でも、自分は千葉県のベッドタウンにある中産階級に生まれて、中高の時も特にワルしてたわけではないし、頭が良かったわけでもない。なんかこう全部が半端だった感じで。そういう表現者の必要条件のようなコンプレックスが無いことが、逆にコンプレックスという時期がありました。立ち上げ当初は、そういう少し屈折したコンセプトで展開していました。ーー具体的にデザイナーを志したのはいつ頃なんでしょう?高校2年の後半くらいですかね。中学生まではずっと、自衛隊に入るんだろうなって思ってたんです。祖父が自衛隊だったので。「防大に行け」って幼い頃から祖母に洗脳され続けて、自分でも防大に行って自衛隊になるんだってずっと思ってました。けど、高校生でチャラチャラしちゃって、将来の目標とかも全然なくて、彼女にもフラれてしまって。その時仲の良かった友達が「俺は映画監督になる」って言いだしたんです。小学校の時からの馴染みなんですけど、そいつとよく映画を観に行ったりしてました。そいつの影響とかで、ちょっとこう「ものづくり論」とかを語ったり、この映画はこういうところがすごいみたいなことを話したりしてました。でも、映画って大変そうだし(笑)、漠然と服好きだからデザイナー目指してみようかなと。ーーでも、ファッションの世界に入ってLVMHで評価されるっていうのは、それなりの情熱がないと難しいと思います。文化服装学院に入ってから“自覚”が芽生えたのですか、それとも入る前から“腹をくくってた”感じですか?なあなあで入った感じはないですね。高校の頃から映画だけじゃなくて、コレクションが発表されたら動画で確認して、友人と批評まがいみたいなことをしてました。ずっと、自分の中で温めていたというか「俺は文化服装学院で一番になる」って、めちゃめちゃイキッてたんで。2年目までは優等生でした。無遅刻無欠席の皆勤で、課題もすごく頑張ってました。ーーそこから山縣良和さんが主宰するファッションのプライベートスクール「ここのがっこう」に行きますよね?そうです。文化服装学院の3年生の時ですね。ーーそれはどういった経緯だったんですか?友達が「ここのがっこう」に通ってたんです。よく喫煙所で一緒に話していた仲なんですけど、今「ここのがっこう」に通ってて、こういうことやってるんだよってブックとか見せてくれて。その時はまだ山縣さんのことも知らなくて。ファッションニュースかな、雑誌で山縣さんのコレクションを見て、「東コレ出してる人がやってるんだ、セントマーチン卒なんだ、それじゃ行ってみようかな」みたいな。その時は、漠然と卒業したらアントワープに行きたいって思っていたので。予備校的な位置付けで通おうと思っていました。ーー「ここのがっこう」の卒業制作が、ITS(欧州最大のファッションコンテストのひとつ)に届かなかったというエピソードがありますね。文化服装学院にもITSの募集要項が張り出されてましたからね。僕はITSにどうしても通りたくて。2年生の時に、装苑賞を目指すんですが、全然ダメでした。国内の他のコンペも全然受からず…。「国内のコンペなんてクソだ、俺は世界に出る」って半分やけになってました。それで、ITSに出すのですが、1回目はダメ。次の年は、「大月はいけるんじゃないか」って言われていたんですけどダメで…。その次の年は、税関で止められてアイテムが届かなくて、涙を飲みました。で、結局4回チャレンジしたんです。ずっと「ニッポンのサラリーマン」をテーマに作ってきたんですが、4回目の時、賞を取った方が、日本人のエスモード出身の方で、しかも、同じようにサラリーマンをテーマにしていて。同じテーマで受かってるもんだから、悔しくて、それで心が折れてしまった。4年間連れ添ったサラリーマンをポッと出の男に寝取られた!って。ニッポンのサラリーマンをテーマにITSに挑んだーー海外のコンペを意識されていたということで、コレクションの見せ方が面白いですね。外国人モデルを使っているルックもあれば、日本人のオジサンモデルを使っている時もありますね?それこそ、サラリーマンをテーマにしたコレクションの時ですね。みな似たような背広を着て出勤するサラリーマンって、かなり日本的でドメスティックなので、海外にそのニュアンスの全てを伝えるのって難しいじゃないですか。そういうことはいわゆる“モード”の文脈に乗せる必要があるので、ルック写真は外国人モデルを使って撮って、それとは別にコンセプトを理解してもらうために、日本人のモデルで純度の高い見せ方をしました。海外に目を向け、サラリーマンを“モードの文脈”に乗せて表現した後編「日本的なテーラードで魅せる“リアル感”」へ続く。
2016年08月08日アンリアレイジ(ANREALAGE)が8月26日、東京・南青山に新店舗「アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)」(東京都港区南青山5-2-15 1階)をオープンする。パルコが新しく作るテナント複合路面業態・バイ パルコ(BY PARCO)の1階にオープンする同店の店舗内装はBRANCH.Incの鈴木崇之が、店舗のサウンドコーディネートはサカナクションの山口一郎が担当した。店内では、シーズン毎のコレクションラインとは異なる青山店限定ラインを展開する予定だ。同店のオープンを記念して、ケイスケカンダとの共同プロジェクトも発表。プロジェクト第1弾では8月26日から10月23日まで、アシックスと協業による期間限定ストア「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」をオープンし、スポーツとファッションが交わる3社共同の限定アイテムを発売する。
2016年08月08日夏休み本番!どこかに旅に出るのも楽しいけれど、東京の街中に佇む、好奇心を満たしてくれる場所も気になるところ。東京駅、銀座からも歩ける距離にある日本橋。古くから栄える日本橋の街に、この夏注目を集めること間違いなしのスポットが。今夏、重要文化財に指定された「日本橋三越本店」。歴史と趣きに満ちた日本橋三越本店の見所をお届け。今に残る西洋建築は、日本橋という街の矜持江戸の城下町であった日本橋、明治期以降は日本経済の中心地として発展してきた。明治、大正と移りかわる時代の中、次々と近代的な商業ビルが建ち街を変貌させてきた。日本建築界の重鎮・辰野金吾による「日本銀行本店」、アメリカンルネッサンス仕様の「三井本館」、古今東西の美を集めた「日本橋高島屋」、そして日本一有名な橋「日本橋」など、徒歩10分ほどの圏内に、重要文化財に指定されている名建築が建ち並ぶ日本橋。そんな中、新たに「日本橋三越本店」が国の重要文化財として指定されることに。そこで日本の百貨店建築のパイオニアともいえる「日本橋三越本店」の見どころをご案内しよう。現在(2016年)の日本橋三越本店日本の百貨店建築の礎となった日本橋三越本店日本橋三越本店の歴史を紐解くと、延宝元年(1673年)創業の“現金掛け値なし”を掲げて、現金販売をいち早く実現して江戸庶民に喝采をあびた呉服店「三井越後屋」が出発点。明治37年(1904年)に呉服商としての商いからさらなる発展を、とロンドンの老舗百貨店ハロッズにならい“デパートメントストア宣言”を発表、日本最初の百貨店として名乗りを上げた。大正3年(1914年)に誕生した5階建て鉄筋コンクリート造りの日本橋三越本店は、ルネサンス様式の外観、採光天井の中央ホール、エレベーターなど、美しい装飾と最新設備がそなえられ日本の百貨店建築の礎となる。その後、関東大震災で被害を受けながらも、修復・増改築を行いながら新たな魅力をたずさえて日本橋三越本店は復活してきたのだ。大正3年(1914年)当時の日本橋三越本店昭和10年(1935年)当時の日本橋三越本店商業神マーキュリーとライオンが迎える本館ライオン口そんな歴史のある日本橋三越本店。まずはライオン像が鎮座する本館正面入口側の外観をじっくり観察。増改築を繰り返したとは思えぬ統一感ある意匠は、大正時代より一貫して同じ会社(現・横河建築設計事務所)が施工していることが大きな理由の一つであろう。装飾が施された壁面を輝かせる金色の像は、イタリアの商業神・マーキュリーだ。その下には、通称ライオン口と呼ばれる本館の正面入口があり、2頭のライオン像が鎮座する。明治時代にイギリス視察に出向いた当時の支配人・日比翁助が、トラファルガー広場のライオン像に感動。すぐに製作依頼をして大正3年(1914年)から三越でお客様をお出迎えする存在になった。合格祈願などの都市伝説を持つライオン像には、詩人・谷川俊太郎さんが像をモチーフに詠んだ詩が飾られているので注目して欲しい。本館正面入口に鎮座するライオン像下からも上からも眺めて欲しい天女像。ホールの壁にはアンモナイトそして本館にある五層吹き抜けの中央ホールへ。大理石張りの柱や梁、ステンドグラスを配したエキゾチックな装飾の天井、手摺や回廊のガラスへのアールデコ装飾、パイプオルガンなど見どころが満載。またホールの中央には、10年もの歳月をかけて手がけられた「まごころ像」と呼ばれる天女像が置かれている。柔らかな微笑みをたたえる天女像はその前面だけではなく、かわらしい鳥たちやサイケデリックな球体など背面の細やかな彫刻装飾もじっくり鑑賞してほしい。ちなみに1階と3階が天女像を見るベストビューポイントだ。そしてホールの壁のあちらこちらにアンモナイトの化石が「こんにちは」と顔をのぞかせているので、こちらもお見逃しなく。いたるところに発見のある中央ホールは、何度訪れても楽しい場所かも。毎週水・金・土・日の10時半、正午、15時の1日3回パイプオルガンの音色を聴くことができる。中央ホールには圧巻の「まごころ像」が出迎える屋上で金字塔を見終えたら大人もOKなお子様ランチでひと息大正時代を思わせるレトロモダンな意匠のエレベーターに乗り屋上ガーデンへ。青空にそびえたつような建築物は、大正10年(1921年)に作られた金字塔だ。日本橋三越本店の象徴でもあるので、ここは必ず押さえておきたい。また屋上には向島の三囲神社があるので、楽しい一日を祈念してお参りを。ほかにも豪華絢爛な装飾に圧倒される三越劇場などへも足を運びたい。さて館内の重要文化財スポットをぐるりと巡った後は、名物メニューをいただきにカフェ&レストラン「ランドマーク」へ。昭和5年(1930年)の登場以来、子どもたちがこぞっておねだりする「お子様ランチ」(800円)はランドマークの目玉メニュー。シュシュと煙を出しながら供される蒸気機関車の器には、チキンライス、エビフライ、スパゲティなど、お子様ランチといえど本格的な洋食プレート。大人の注文もOKなのでビールのお供にどうぞ。またライオン像よりずいぶんとかわいい「ライオンパンケーキ」(600円)は、子どものみならず大人女子から人気だとか。昭和5年(1930年)の登場以来人気の「お子様ランチ」(800円)さて日本橋三越本店では、その同店の歴史や館内の名物スポットを詳しく知りたい人に向けて「日本橋三越本店 店内ツアー」を開催中。お買い物ついでに、名建築を学ぶ知的ホリデーなんていいかもしれない。【日本橋三越本店 店内ツアー詳細】毎月第2土曜日:第1部11:30~ 第2部14:30~所要時間:約70分定員:各回15名参加費無料※申し込みは本館1階ライオン口案内カウンターにて受け付ける※小・中・高生生を対象とした「日本橋三越本店 歴史ツアー」もHPにて受付中
2016年08月08日三越日本橋本店が7月25日付けで重要文化財に指定された。同店は1914(大正3)年に本館を竣工、1921(大正10)年に増改修工事を終えたが、1923(大正12)年に関東大震災による火災で被害を受け、駆体の鉄骨、床スラブを生かしつつ1927(昭和2)年に7階建ての建物として完成。6階の三越劇場もオープンさせた。「西洋古典様式を基調とした重厚な外観をもち、内部では格調ある色調で彩られた三越劇場、五層吹抜けの中央大ホールなどを中心に、各時代の先駆的な意匠を用いて華やかに装飾している。様々な集客のための仕組みを取り入れながら増改築が重ねられており、我が国における百貨店建築の発展を象徴するものとして価値が高い」と文化庁は選考理由をあげている。設計は戦前の商業建築を多数手掛けた横河工務所(現:横河建築設計事務所)によるもので、新館から後の増床まで一貫して同社が担当した。アーチを用いない水平、垂直を強調した構成、高塔(金字塔)や中央ホールの手すりグリルやガラスなどのアールデコ風装飾は、フランスの室内装飾家ルネ・ブルーの手による特別食堂とともに、外観と内装部に統一感を持たせ、古典様式と当時の新しい潮流を取り入れた濃密な空間として、今日に受け継がれている。今回の文化庁の審議会で重要文化財指定を受けたのは、愛媛県大洲市・臥龍山荘、宮城県仙台市・東北学院旧宣教師館、福島県伊達市・旧亀岡家住宅、群馬県太田市・旧中島家住宅、東京都豊島区・雑司ヶ谷鬼子母神堂、石川県輪島市・旧角海家住宅、三重県松阪市・旧長谷川家住宅、滋賀県大津市・延暦寺など12件の建造物。Text: 野田達哉
2016年08月08日スノーピーク(snow peak)は、キャンプや登山、ナチュラルライフを提案する言わずと知れたアウトドアブランド。だが、新潟県三条市にある本社には工場、ストア、キャンプ場が併設されているのはご存じだろうか?小高い丘陵地帯にあり約5万坪の広さを誇る本社は、春から秋にかけては緑の草原が、冬は真っ白な世界が広がり、天気のいい日には近隣の粟ヶ岳や守門岳が美しい姿を見せてくれる。また、丘になっていることから周囲のあかりは入り込まず、切り取られた空にきらめく星々を堪能することもできる。晴れた夜は星空を独り占めできるストアでは、現在のスノーピークのすべての商品を手に取ることができ、実際にフィールドに設営した商品を確認することも可能。さらに、驚くべきは燃料や消耗品を除く全てのスノーピーク製品がこのキャンプ場でレンタルできるということ。また、キャンプ初心者におすすめなキャンプサポートプログラム「手ぶらキャンププラン」を利用すれば、食材以外のキャンプに必要な道具をすべて用意してもらえ、設営から撤収のアドバイスも受けられる。手ぶらキャンププランは、13時チェックイン、一泊一組税込3万9,800円。そのほか、基本的なキャンプ場の利用は、9時から翌日の12時までの一泊で、4月1日から10月31日までのレギュラーシーズンが大人税込1,500円、子ども税込500円、11月1日から3月31日までが大人税込1,000円、子ども税込300円。9時から日没までのデイキャンプはレギュラーシーズンが大人税込500円、子ども税込300円、オフシーズンが大人税込300円、子ども無料。また、夏休みシーズンの8月11日から14日までの4日間には、レインボー染めフラッグ作りや、ウッドペンダント作りのワークショップ、野菜の収穫体験のほか、普段は禁止されている手持ち花火(※宿泊者限定)ができる特設の会場もオープンする。Snow Peak HEADQUARTERS Campfield住所:新潟県三条市中野原456予約・問い合わせ:TEL0256-41-2222詳細:>>新潟の旅プロローグに戻る
2016年08月08日アンダーズ 東京では9月1日より順次、旬の食材をふんだんに使った秋限定メニューを提供する。本格的なヨーロッパ各地の料理を提供するアンダーズ タヴァンでは9月1日から30日まで、北海道の海の幸と大地の恵み豊かな食材をふんだんに使った「北海道 スペシャル パエリア」が登場。シェフが生産者のもとから選び抜いた食材を使用し、世界でも人気の高いパエリアをアンダーズ タヴァンらしいスタイルで提供する。パエリアとしての調理に相性が良いと言われる「和寒町のお米」や、鮮やかな赤色でしっかりとした甘みがある「余市町のチェリートマト」、柔らかな身から出る肉汁と旨味がたっぷり含まれる「知床どり」の他、レッドカプシカン、グリーンビーンズ、ガーリック、サフランやローズマリーなどの食材が使用された。また、10月1日から11月30日までは「鮪の食べつくし」と題し、マグロの一般的な部位だけでなく頭から尾まであますところなく堪能できるメニューを用意。人気のある赤身は定番のニースサラダや前菜、または軽いメインディッシュに、尾の部分はイタリアの伝統的な料理であるオッソブッコ(煮込み)にする他、中トロや大トロ、ヒレやカマの部位までを使用した様々な料理を提供する。カフェ&バー BeBuでは9月1日から10月31日まで、毎年ドイツ・ミュンヘン州で行われる世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」をアンダーズスタイルにアレンジして開催。開催地であるバイエルン出身のアンダーズ 東京の副総料理長、グレゴー・ストレインが腕を振るい、よく冷えたビールにぴったりなドイツの伝統料理を提供する。また、今回のオクトーバーフェストに合わせたシグネチャーバーガー「バーバリアン ポークソーセージパテのグリル カレーソース ザウアークラウト」も用意される。地上52階に位置する開放感に満ちたルーフトップバーでは9月1日から10月31日まで、五感で楽しめる様々なジンのカクテルを用意した「ジン クレイズ テール」を開催。今回はフィンランド・イギリス・アメリカ・スペインのクラフトジンに、ルビーピンクグレープフルーツ、巨峰、黒胡椒、クランベリー、レモンバーベナ、バジルなどを使用し、ガーニッシュを添えたジンのカクテルが提供される。
2016年08月08日フルラ(FURLA)の2016秋冬メンズコレクションが8月上旬より随時発売を開始する。それを記念し、公式サイトに同コレクションのスペシャルページがオープンした。同コレクションには、Made in Italyによるクラフトマンシップが裏打ちするハイクオリティーな新アイテムがそろう。「アルゴ(ARGO)」(10万8,000円)は、ショルダーを付け替え次第でブリーフケース、バッグパック、クロスボディへ変換可能な3WAYバッグ。丸みのあるフォルムが特徴の「フェニーチェ(FENICE)」(9万8,000円)は、軽量かつ大容量で使い勝手の良いバックパック。部分的に用いられたブルーカラーがアクセントに。パーツの付け替えによって、トート、ボストンバッグにカスタムできる、フルラのアイコン「モジュラーバッグ(MODULAR BAG)」(ボディパーツ 5万2,000円、ハンドル&サイドパーツ 8万9,000円)には新たにスモールサイズが仲間入りした。そのほか、スニーカー「NETTUNO SNEAKER」(4万9,000円)、「BANGBANG HIGH CUT SNEAKER」(4万5,000円)や、ショートブーツ「GIOVE SHORT BOOTS」(5万9,000)もラインアップする。公開されたスペシャルページ()では、アイテムの詳細が見られるほか、今回のために特別にイタリアで撮り下ろしたビジュアルで、1つの用途には留まらない様々なシーンでのクロススタイルが表現されている。
2016年08月08日イギリスの若手ファッション写真家、アラスデア・マクレランがロンドンのスケートチーム発の注目ブランド・Palaceとそのクルーたちを撮影したアートブック『THE PALACE BOOK』を発売。刊行を記念して9月5日まで代官山 蔦屋書店2号館1階のアートフロアでは、同作の出版を手掛けるIDEAのスペシャルフェアが開催されている。『THE PALACE BOOK』は、Palaceのこれまでの物語を、120枚の写真、7,000ワードに及ぶテキスト、オリジナルのグラフィックから感じることができるアートブック。サウス・バンクからセントボール周辺の、太陽が照りつけるコンクリートの上で滑る若い美形男子スケーターたちの姿が撮り収められた。ロンドンのストリート、ファッション、スケートシーンを象徴する世界最高峰かつ特別な作品に仕上がっている。ヴィヴィッドイエローのプラスチック製カバーが取り付けられたスペシャル仕様だけにとどまらず、アイロン転写シートも付録。出版は、これまでにグッチの写真集やヴェトモンのアートブックなど、気鋭ブランドやアーティストたちの作品集を数多く手掛け、刊行された書籍は瞬く間に完売するなど、そのセレクトとクオリティーが世界のファッションカルチャーシーンから絶大な支持を得ているロンドンの出版社IDEAが手掛けた。今回は、そんなIDEAのスペシャルフェアを開催。会期中は、日本ではごく限られた場所での取り扱いしかなく非常に手に入りづらかった品切れ間近の限定本やTシャツ、トートバック、キャンプなどのグッズを特別に展開する。【書籍情報】『THE PALACE BOOK』写 真:アラスデア・マクレラン出版社:IDEAソフトカバー/164 ページ/245×245mm刊行:2016年7月【イベント情報】アラスデア・マクレラン『THE PALACE BOOK』刊行/IDEAフェア会場:代官山 蔦屋書店2号館1階 アートフロア住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:8月5日~9月5日時間:7:00~26:00会期中無休
2016年08月08日プライドが良いも悪いも運を左右する週。根拠無き自信を持っていると、進むべき道を惑わすことになります。過信せずに冷静に自分の能力を見極めて。■牡羊座(3.21 - 4.20)思いつきが現実になるとき。ズバリ勘も冴えるのでひらめいたことはドンドン形にして。仕事運はブライトカラーなど派手なベルトでUP。ラッキーカラーはレッド。仕事、対人面ともにチームワークや協力体制にツキあり。達成感を一緒に味わえそう。■牡牛座(4.21 - 5.21)今まで曖昧にしていたことが表面化してきそう。また、仕事は責任重大な業務を抱えてしまう恐れが。自分のペースにこだわらず周囲に波長をあわせ柔軟にこなすと好転します。ラッキーカラーはゴールド。仕事運UPのモチーフは薔薇です。■双子座(5.22 - 6.21)色々な局面でチャンスを掴める時期。社交運も吉。サービス精神とセンスの良さで人気者に!秋冬のトレンドをいち早く取り入れたモードなスタイルで注目を集めそう。美容運はアルファベットのワッペンで向上します。■蟹座(6.22 - 7.22)レジャーや習い事にツキあり。家族や仲間と楽しいバカンスをエンジョイできそう。モヘア系のディテールをネイルなどで取り入れて。恋愛運もグループ交際や身近な異性と進展します。財運のお守りはファーのストラップです。■獅子座(7.23 - 8.22)パワフルな時期。何をやってもスムーズにことが運んでいきそう。ダイエットも成功します。美容運UPにハットを身につけて。新たな才能が開花する予感。苦手意識があるものにあえてチャレンジしてみては?ラッキーカラーはオレンジ。■乙女座(8.23 - 9.23)嬉しいニュースが飛び込んできます。今まで頑張ってきたことの成果が出そう。対人面は魅力的な人物と縁が繋がり、ポジティブなパワーを与えてもらえるでしょう。出会い運を強化するにはパープルと猫モチーフが効きそう。■天秤座(9.24 - 10.23)運気は上昇気流に。ポジティブな思考になり粘り強さも生まれます。自分の願望を一度整理しつつ将来の方向性を探して。仕事は淡々とクールにこなすことが開運に。ジオメトリカルな柄やスターモチーフが輝く未来を照らします。■蠍座(10.24 - 11.22)小さな不安や不満が募る時期。ホワイトを着て気持ちをリセットして。健康も低め。肌トラブルや生理不順に気をつけましょう。仕事は頑張っても認めてもらえない恐れが。ひとりで黙々とこなすよりチームワークを軸に動くと吉。■射手座(11.23 - 12.21)穏やかな運気。悩み事も一旦沈静化へ。ただ欲張ったり調子に乗ってりするとトラブルに巻き込まれそう。現状に満足し、自然体で過ごして。勝負日にはフリルのワンピース×ボリューミーなワークブーツのコーデやパンソン柄をまとって。■山羊座(12.22 - 1.20)面倒なことをこの時期に片付けておくと後々の流れがスムーズに。ミスをしても早めに忘れて気分を切り替えること。来週は運気が上昇に向かいます。パンツルックでタフに乗り切って。上品なクリームイエローやレース柄も吉。■水瓶座(1.21 - 2.19)ドライなあなたですが、ペースを崩されイライラしがち。仕事などでライバル的なタイプに妨害される恐れもあります。スカルが対人面のお守り。スキルを磨いたり、アウエイな場所に足を運ぶなどアクティブな行動が開運に繋がります。■魚座(2.20 - 3.20)オンもオフも根本的な見直しが開運を招く時期。少しでもバランスの悪さを感じることがあれば、軌道修正の努力をして。ネイビーやボーダーでスポーティに装って。タイトでセンシュアルなルックも吉。金運はプチラッキーに恵まれそう。【プロフィール/ムーン・リー】西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2016年08月08日