FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (748/854)
パルコが運営するクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」にて、アーティスト・花代とその娘・点子による国立劇場での日本舞踏の制作を支援するプロジェクトが立ち上がった。花代は、90年代から写真家・音楽家・現代美術家として幅広い活動を展開する一方、日本の古典芸術を学ぶため花柳界にも身を置き、過去には芸者としても活躍していたという異色のアーティスト。ひとり娘の点子もモデル・女優・アーティストとして活躍している。数多くの作品でコラボしている2人だが、今年の秋から点子がニューヨークの大学へ進学することが決定。親子での表現活動の集大成として、6月21日に国立劇場の舞台で花代と点子が日本舞踊を披露することになった。クラウドファンディングでは、この“卒業の晴れ舞台”の制作費を募集する。メニューは、最低金額が限定小冊子が付いた1,000円で、公演当日の舞台写真が付く2,000円、BOOSTER限定の本公演収録DVD(非売品)付きの5,000円から、点子もしくは花代の作品付きが1万円~30万円となっている。募集金額は150万円で、募集期間は6月14日まで。
2015年05月05日今年4月、都内でメキシカンフードを提供するショップが続々とオープン。以下の5店舗は全てニューオープンや日本初上陸のショップばかり。手早く食べられるファストフード感覚のショップから、ダイニング感覚で楽しみたいレストランまで、楽しみ方は色々。また新鮮な野菜をたっぷり使用したタコスなど、メキシカンフードには美味しくてヘルシーなメニューが多い点も高ポイントだ。今盛り上がりを見せているメキシカンフードに、大きなブームが到来するかもしれない。■タコ リッコ4月8日オープンの「タコ リッコ(TACO RiCO)」(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル2階)は、注文ごとに手作りするメキシカンタコスとブリトーの店。店内で焼き上げるコーントルティーヤに10種のスパイスで仕込んだ肉を包み、フレッシュなサルサソースで味わう本格派。■アロハアミーゴ4月に本格始動を開始した「アロハアミーゴ(Aloha Amigo)」(東京都渋谷区神宮前5-16-13 シックスハラジュクテラス)は、ハワイアンとメキシカンが融合した新ミクスチャーカフェ&ダイニング。タコスをはじめ、ウェルネス&スパイシーな料理やドリンクをラインナップする。■GYG4月29日に日本初上陸した「Guzman y Gomez(グズマン イー ゴメズ/略称GYG)」(東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿2階GOOD MEAL MARKET内)は、世界50店舗以上を展開するオーストラリア発のメキシカン・プレミアムファストフード。カジュアルでクイックにタコスやブリトーを楽しめると人気が高い。■タコベル4月21日に日本1号店がオープンした「タコベル(Taco Bell)」(東京都渋谷区道玄坂2-25-14)は、1962年にアメリカで創業して以来、世界6,000店舗以上を展開するメキシカン・ファストフード。フレッシュなタコスやブリトーの他、日本限定で「シュリンプ&アボカドブリトー」や「タコライス」を提供する。■オータコス4月27日グランドオープンの「オータコス(O’tacos)」(東京都港区新橋3-14-1 KAZUMI BLD.1F)は、高品質のメキシコ産・国産材料にこだわった地中海地域由来のパストール・タコスがおすすめ。100種以上のテキーラやアステカ伝来のチョコラテなどドリンクにもこだわった。
2015年05月05日ルミネ(LUMINE)が5月11日より首都圏の主要5館7ヵ所に、訪日外国人旅行客を対象とした免税手続カウンターを設置する。これにより、これまで個々の輸出物品販売場でそれぞれ行っていた免税手続きが、免税手続カウンターにて一括で行えるようになる。ルミネでは今回の設置により、訪日外国人旅行客の館内でのショッピングにおける利便性を高めていく。カウンターの設置は、4月1日に手続委託型輸出物品販売場制が創設されたことに伴うもの。同制度によって、これまでショップごとに購入額が一般物品は1万円超、消耗品は5,000 円超に達しない限り免税販売の対象とはならなかったが、一般物品と消耗品の購入額を合算して下限額を上回れば対象とされるようになった。免税手続カウンターの設置場所はルミネ池袋3階、ルミネ有楽町7階、ルミネ横浜1階、ルミネエスト新宿地下1階、6階など。ルミネ新宿ではルミネ1の5階、ルミネ2の2階、に置かれる。また、5月11日にはルミネエスト新宿地下1階で、免税手続きカウンターの運用を記念したオープニングセレモニーを開催する。
2015年05月05日デンマーク発のジュエリーブランド「パンドラ(PANDORA)」から、母と子の繋がりを表したショートフィルムが配信されている。母の日を記念したチャームコレクション「Mother’s Day Collection 2015」も発売中。各国で好評を博したショートフィルム「ALL WOMAN ARE UNIQUE」は、目隠しをした子どもが自分の母親を認識する事ができるか実験した様子を撮影したもの。6組の母子を対象としたこの実験では、一列に並んだ女性たちの中から、子どもたちは自身の母親を次々と探しあてていく。母と子の間にある特別な絆、そして女性の持つユニークな独自性が証明されたと話題になり、再生回数はすでに1,200万回を突破している。母の日は、女性というユニークでかけがえのない存在を再認識させてくれる。この日を記念したチャームコレクション「Mother’s Day Collection 2015」が各パンドラストアで発売中だ。「Mum」の文字をかたどったチャーム(4,500円)や、ハイヒール型チャーム(7,500円)など、日頃の感謝の気持ちや愛のメッセージが込められたチャームは全12種類。パヴェハートクラスプを施した限定バングルに好みのチャームを選んでセットすれば、母の日のギフトにもぴったり。
2015年05月05日テキスタイルデザイナーでアーティストの氷室友里の個展「TREASURE HUNT」が、5月8日~12日まで原宿のギャラリー「ロケット(ROCKET)」で開催される。氷室友里は遊び心の詰まった作品を展開するテキスタイルデザイナー。芝生を表現したテキスタイルでは、緑の芝部分を刈るように表面をハサミで切ると、中から動物が現れる。冬の情景が描かれた作品では、角度を変えて見ることで、雪が積もる前と後の絵柄に変化するなど、ユニークな仕掛けを施したテキスタイルを制作している。ウィメンズ向けのハンカチブランド「スイミー(swimmie)」とのコラボレーションでは、柄が透けて見え隠れするプリントハンカチシリーズも発売した。同展では“TREASURE HUNT”をテーマに、氷室友里ならではの不思議なテキスタイルを用いたアイテムを展示。ラグマットやハンカチなどの新作は受注販売が行われ、アーカイブアイテムはその場ですぐに購入して持ち帰ることも出来る。また、今回のために制作した巨大なラグも展示。その他、パネルサイズと柄位置が選べるファブリックパネルのセミオーダーも実施予定だ。また、ギャラリー1階はクリエーションチーム、mimosaが空間演出を担当。氷室友里とmimosaによるコラボレーションで、ドライフラワーにもなるブーケ(2,500円)を発売する。なお、ブーケは先着40名までウェブサイトにて予約を受け付ける。更に、9、10日にはmimosaが母の日のギフトにぴったりなラッピングを用意して、“出張お花屋さん”を実施。初日に開催するオープニングパーティーでは、山フーズによる展示内容に合わせたスナックやドリンクが展開される。【イベント情報】「TREASURE HUNT」■会場:ロケット■住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6■会期:5月8日~12日まで■時間:12:00から20:00まで
2015年05月04日東京・六本木にあるホテル「グランド ハイアット 東京」のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」で、白をテーマにしたラグジュアリーなパーティーイベント「Soiree Blanche 2015 ~ソワレ ブランシュ~」(1万円)が開催される。同イベントは数多くのセレブを虜にする世界有数のリゾート地、南フランス・サントロペで70年代に発祥したパーティーを再現したもの。当日はこの白をテーマとしたパーティーにちなみ、ドレスコードをオールホワイトに設定。更に、白を基調としたバーカウンターやグラス、特別な照明演出によって本場のパーティー会場を蘇らせる。会場ではBBQを始め、トリュフやパルメザンチーズ風味のフレンチフライなどの料理とともに、シャンパンやワイン、カクテルなどのドリンクを展開。DJ によるサマーラウンジミュージックが流れ、会場を盛り上げる。開催日は5月30日、6月27日、7月11日、25日、8月8日、29日、9月19日、10月10日の10日間。18時から21時までの開催となる。
2015年05月04日ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)から、環境に優しい素材を使った人気のオーバーサイズフレームのサングラスに、明るいカラーのアウトラインを施したヴィンテージ風の新作が登場。ダークなべっ甲柄の「オーバーサイズ スクエア サングラス」(30,500円)は、丸みを帯びた太いスクエアフレームのリムが個性的。細いラインで立体的にフレーミングされたアウトラインに、ヴィンテージ風のツイストを感じる。テンプルには「Stella McCartney」のレーザーロゴ入り。ブラウンカラーのグラデーションレンズは100%UVカット加工されている。カラー展開は、「ピンクフルオ/マットグレー」と「ブラック/ホワイト」の2種を用意。ソフトなクリーニングクロス付きのハードケース、アウターボックスを付き。同サングラスのプラスチックフレームには、天然資源を54%使用したバイオアセテートが使用されている。サステイナビリティーを大切にする同ブランドらしいこだわりが感じられる。<問い合わせ先>ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2015年05月04日15年春、セレクトショップ「ストラスブルゴ」による新プロジェクト「サロン・ド・ストラスブルゴ」が誕生した。ファッション、アート、ミュージックなど、感性豊かにリアルライフを楽しめる“大人の遊び場”を提案していく。3月27日にプロジェクトの皮切として、東京・虎ノ門ヒルズにあるホテル「アンダーズ東京」のスイートルーム「Andaz Sky Suite」にて、プライベートファッションショーを開催。125平方メートルの広々とした室内、ガラス張りの大きな窓からは、東京タワーや皇居、六本木までぐるりと都内を一望できる。ショーは、「セドリック シャルリエ(CEDRIC CHARLIER)」のトップス×スカートのルックに始まり、「ジャンバティスタヴァリ(GiAMBATTiSTA VALLi)」の真っ赤なドレス、「マーククロス(MARK CROSS)」のバッグ、「サイモン・アルカンタラ(Simon Alcantara)」のジュエリーなど、洗練されたアイテムを身に着けたモデル達が優雅に歩く。スタイリングは、ファッションディレクター・スタイリスト島津由行が担当。DJ・音楽プロデューサーの松浦俊雄による選曲が流れる中、訪れた客は、振舞われたシャンパンとフィンガーフードを味わいながら、都会の喧騒を忘れるほどゆったりとした時間を楽しんだ。今後のイベントとして、同ホテル52階のルーフトップバーと「the SUSHI」にて生演奏を聴きながら過ごす一夜や、37階のスパ「Andaz AO Spa」にて会員限定特典として「AO spa トリートメント」の優待、更に、ストラスブルゴ南青山店で5月2日~10日、東京ミッドタウン店で5月17日~24日まで、若手アートキュレーター・福居愛子がアイテムをセレクトしたインスタレーション「Fashion meets Art Book Installation with Aiko Fukui」を行う。また、9月初旬には15-16AWシーズンに向けてのサロン・ド・ストラスブルゴ Vol.2の開催も予定されている。
2015年05月04日日中の気温が25度を上回る夏日が増え、フレグランスも衣替えの季節。ゴールデンウィークや夏休みのプランに胸躍らせる方も多いのでは。伊勢丹新宿店本館1階=化粧品・フレグランスコーナーのスタイリスト(販売員)に、これからのバカンスシーズンにふさわしい、夏の気分を満喫できるオススメのフレグランスを聞いた。やはり気温の上昇と共に、爽やかな「柑橘系」の香りの人気が高まるそう。その中でも、スタイリストが特に勧めるのは、天然香料のみを使用した上質な香り立ちのブランドや、日本人調香師によるフレグランスなど3つだ。ひとつ目は、女性調香師オリヴィア・ジャコべッティが作り上げた「パルファン・オノレ・デ・プレ(HONORE DES PRES)」の『オノレ トリップ オードトワレ(Honore’s Trip)』。タンジェリン、オレンジ、レモンのジューシーな香りにスパイスでアクセントを添えた香りが、晴れ渡るような解放感のあるフレグランス。フルーティな香りを好む人にオススメだと言う。そして、同じく天然香料のみを使用して調香された「カルトゥージア(CARTHUSIA)」の『メディテラネオ(MEDITERRANEO)』。地中海という呼び名の通り、レモンリーフとティーリーフの香りが涼しげなユニセックスに使える香りだ。続いて、「ケイコ・メシェリ(KEIKO MECHERI)」から、旅の想い出を描いたサマーコレクションより『レ ニュイ ドゥ イズ オードパルファム(LES NUITS D’IZU)』。その名の通り、伊豆の夏の空のように軽やかで透明感のある香り。香料もユニークで、柚子、山吹の花、湖岸の苔、檜などの香りが閉じ込められている。日本の夏の雰囲気が凝縮されているイメージ。夏のフレグランスは使い方にもコツがある。肌が日光にあたる部分が増えるが、フレグランスは直射日光の当たらない体温が高い部分にシュッと1プッシュ吹きかけるのがベター。膝の裏側やウエストなど、なるべく身体の下の方につけると、動くたびにふんわりとした香り立ちを楽しめる。旅先で使った香りを、日常に戻ってからも使うことで、旅時間を思い出すこともできそう。気温が高い季節こそ、お気に入りのフレグランスで気分をリフレッシュしてみては。
2015年05月04日爽やかな青空の季節、芸術に触れることが開運に繋がります。目の保養と同時に、グルメツアーも吉。五感を満足させる体験を求めてアクティブに!■牡羊座(3.21 - 4.20)ストレートな発言がトラブルになりやすいとき。ターコイズブルーや無地で真っ白な洋服をまとうと上手に空気が読めそうです。選ぶ素材は艶のあるシルクなどゴージャスなものを選びましょう。■牡牛座(4.21 - 5.21)幸運期が続きます。フリンジやハットを取り入れたボーホーシックなスタイルが無敵。裾がたっぷりとしたマキシ丈スカートでロマンティックに装って。ピンクがラッキーカラーです。■双子座(5.22 - 6.21)スパンコールやピンヒールなどグラマラスな要素をプラスするのが正解。余計な誘いや仕事を寄せつけないように、光沢のある素材の服を身につけて。パワフルな運気ですが安請け合いはNG。■蟹座(6.22 - 7.22)マイペースに自分の時間を楽しめる穏やかな運気です。ウエスタン調のダンガリーシャツやネイティブ柄のアイテムがツキを呼びます。レースアップのリボンやドレスシューズなど紐の付いた服も吉。■獅子座(7.23 - 8.22)楽しくポジティブに動けるときですがケガに見舞われる危険があります。特に火傷に用心して。ゴツめのバングルやダイヤ柄が厄除けになるでしょう。レースやレースを象ったプリントもラッキー。■乙女座(8.23 - 9.23)西海岸のライフスタイルを感じるカジュアルスタイルが吉。素材感もリラックス感の出るウォッシュド加工などを選んで。悩みが解消されたり、人に優しくできたり精神面で余裕が生まれるでしょう。■天秤座(9.24 - 10.23)パフォーマンス力が高まり、自分の価値を上手にアピールできるでしょう。面接やオーディションがある人はレザーや合皮のアイテムをお忘れなく。タイトでボディコンシャスなシルエットが開運です。■蠍座(10.24 - 11.22)ペイズリー柄、パッチワーク、ヒッピースタイルなど70年代ファッションのエッセンスが吉。テンションは低め安定ですが、旅に出たりのんびり好きな事をして過ごせば充実した日々になるでしょう。■射手座(11.23 - 12.21)不安定だった運の流れが少し安定傾向に。サングラス、ハイウエストのスカート・パンツがラッキーアイテムです。買い物運が冴えているのでお気に入りや掘り出し物に出会えます。■山羊座(12.22 - 1.20)パイル地や毛足の長い肌触りの良い素材が吉。勘が冴えるときなので感性の赴くまま行動するのが正解です。マリンなホワイト、ボーダーも吉。フリルのディテールを取り入れてフェミニンに。■水瓶座(1.21 - 2.19)パールピンクや星柄など可愛い要素と、アバンギャルドでルーズな要素を兼ね備えたファッションがラッキー。運気が停滞していると感じたら、バスタイムを長めに取るなど肩の力を抜いて過ごす時間を増やして。■魚座(2.20 - 3.20)ぱりっと張りのある素材やテーラードなどフォーマル感をプラス。ベルト、トレンチコートタイプのドレスもラッキーです。受け身になりがちな魚座ですがアグレッシブな姿勢が運を切り開きます。【プロフィール/ムーン・リー】西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2015年05月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。今日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■「INLANDS」ペトロス・コーブリス(Petros Koublis)ギリシャ出身の写真家、ペトロス・コーブリスの写真集。月夜に様々な形をした植物を写した作品。詩人のウィリアム・バトラー・イェイツの “There is another world, but it is in this one.” という一文がコンセプトのベースになっている。とても乾燥した空気感を切り取っていて、要所で現れる月、丸くて青い植物の実、曲がりくねった木の根など、非常にミニマムな異世界を感じさせる。よくあるデジタル+ストロボ+植物の組み合わせではあるが、アプローチの仕方でここまで面白くなる、興味深い作品。限定300部。【書籍情報】「INLANDS」著者:Petros Koublis出版社:Black Moutain Books言語:英語ソフトカバー/28ページ/270×190mm発刊:2015年価格:3,600円
2015年05月03日巨匠フランシス・F・コッポラ監督の孫娘にして、第67回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『SOMEWHERE』などで知られ、ファッショニスタでもあるソフィア・コッポラ監督の姪ジア・コッポラが長編監督デビューを飾る『パロアルト・ストーリー』(原題『Palo Alto』)。6月6日より新宿シネマカリテで上映されることが決定し、このほど、ジア・コッポラ監督のコメントと本作の予告編映像が到着した。本作で主人公となる少女・エイプリルを演じるのは、ジュリア・ロバーツの姪で、12年にスマッシュヒットを記録した『セレステ&ジェシー』など話題作に出演し、注目を集めている若手女優エマ・ロバーツ。さらに、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマーの息子で今回が映画初出演となるジャック・キルマーがナイーヴな少年を好演しているのも見どころとなる。また、本作の原作である小説を手掛けたジェームズ・フランコがエイプリルと関係を持ってしまう男としても出演。彼の小説についてジア・コッポラ監督は、「ここまで若者がリアルに描かれていて、私自身が気に入った小説には出逢ったことがなかった」と語っている。また、ノンクレジットだがF.F.コッポラも声の出演で少しだけ本作に参加。さらに、音楽界の注目プロデューサーでありながらブラッド・オレンジとしても活躍しているデヴ・ハインズが本人名義での新曲を2曲書き下ろしたほか計4曲を提供。ソフィア・コッポラの映画音楽はインディーズの流行を取り入れた選曲で知られるが、姪のジアもそのセンスの良さを感じさせるみずみずしいサウンドに仕上がっており、今回到着した予告編映像でも若者たちの葛藤を抱えながら煌めく青春ワンシーンを見事に表現している。映画『パロアルト・ストーリー』は、新宿シネマカリテで行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(開催:5月16日~6月26日)で、6月6日から限定公開。
2015年05月03日ミュウミュウ(MIU MIU)から、アイコニックなサングラス「ラゾワール」のアップデートモデル(34,000円)が登場。同サングラスは、15SSの新作モデル。60‘Sテイストな正円気味のフロント下部をすっぱりと切り落とし、丸いフロント部を強調した大胆なデザインが特徴的。フェミニンさと挑戦性をあわせ持つミュウミュウらしいサングラスが誕生した。大振りでラウンドシェイプのリムと太いテンプルを採用しており、小顔効果も期待できそう。カラーは写真のブラック、マットピーチ、ミディアムトーンとグリーンのトータスカラーの3タイプが展開されている。<問い合わせ先>ミラリ ジャパンTEL:03-5428-6475
2015年05月03日連休を利用して見るべき美術展・展覧会をご紹介。まずおすすめしたいのは、六本木の森美術館のリニューアル・オープンを記念して開催されている「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」。これは、パリのポンピドゥー・センター分館「ポンピドゥー・センター・メス」が「エルメス財団」とコラボレーションして昨年開催されたものが、日本展として巡回しているものだ。侘び茶の精神を示す長次郎の黒樂茶碗をはじめ、出品作品約130点の内、30から40%が日本だけの限定作品として組み直され、シンプルな形態の美に再度着目した見応えのある展覧会となっている。グッチ(GUCCI)新宿店では、映像や音楽、写真、パフォーマンス作品などを発表し、「VOGUE JAPAN ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013」を受賞したことでも知られる現代美術家のスプツニ子!と共に、「Tranceflora - エイミの光るシルク」展を開催中。そんなスプツニ子!は、花や昆虫をモチーフにしたグッチの不朽のアイコン「フローラ」に着目し、「バラの香りのするシルク」を生物研と共同構想。また、約3,000個の光る遺伝子組換え繭で空間をデザインし、シューズデザイナーの串野真也が手掛けた「エイミの光るドレス」なども展示されている。ショッピングの合間に楽しむなら、表参道ヒルズの多目的ホール「スペース オー」では、荒木経惟の写真展「男 ーアラーキーの裸ノ顔ー」はいかが。これは、月刊文芸誌『ダ・ヴィンチ』の創刊20周年企画の一環として行われたもの。巻頭連載企画「アラーキーの裸ノ顔」に掲載された作品の中から、浅野忠信、堺雅人、三宅一生、松田龍平らが被写体となった全207点にも及ぶ男達の顔とじっくり向き合うことができる。その他、西麻布のインスタイル・フォトグラフィー・センターで開催中の、世界的に著名なロンドン出身の写真家テリー・オニールの写真展「テリー・オニール:華麗なる50年の奇跡」も併せてチェックしておきたい。1960年代、音楽や映画、ファッション界の新しいアイコンを見つけては写真を撮り、激動する60年代をフィルムに収め続けてきた、テリー・オニール。本展では、彼の約50年に渡る長いキャリアの中から、ブリジット・バルドー、オードリー・ヘップバーン、ザ・ビートルズ、デビッド・ボウイら著名人の貴重な写真約30点が展示される。最後に、京都に足をのばす際に訪れて欲しいのは、京都では史上最大規模となる国際的な現代アート展覧会「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」。これは、世界の一線級で活躍する36組38名の作家による作品が市内で一斉に展示されるもの。メイン会場となる京都市美術館では、ニューヨークを拠点に彫刻やドローイングなどを作品の変化を通じて制作過程も含めて発表しているブラント・ジュンソーの作品など、総勢31組の作品を展示。また、もう一つの主会場となる京都府京都文化博物館の他、京都芸術センター、大垣書店烏丸三条店など8つの会場が舞台となる。同時に開催されているのが今回が3回目の開催となる「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。今回は京都の町屋や歴史的建築物など15ヶ所の会場で計9カ国14組の作家が参加。中でもグッチのサポートで日本初の作品展が実現したヨシダキミコ(会場:花洛庵野口家住宅)や誉田屋源兵衛 黒蔵で開催されているフランスの写真家マルク リブーの「Alaska presented byシャネル・ネクサス・ホール)」ほかにも無名舎、有斐斎 弘道館など普段公開されていない会場での展示は要チェック。今年のゴールデンウィークは、忙しい日常から抜け出し、芸術に触れ心を潤してみてはいかがだろう。<この記事で紹介した展覧会一覧>■「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階■「Tranceflora - エイミの光るシルク」展会場:グッチ新宿 3階住所:東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル■「男 ーアラーキーの裸ノ顔ー」会場:スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ地下3階■テリー・オニール : 華麗なる50年の軌跡会場:インスタイル・フォトグラフィー・センター住所:東京都港区西麻布5-2-9 インスタイル南麻布ビルディングB1F■「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」会場:京都市美術館、京都府京都文化博物館、京都芸術センター、堀川団地(上長者町棟)、鴨川デルタ(出町柳)、河原町塩小路周辺、大垣書店烏丸三条店■「KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭」会場:虎屋京都ギャラリー、コム デ ギャルソン京都店、誉田屋源兵衛 黒蔵、堀川御池ギャラリー、嶋臺ギャラリー、両足院建仁寺、京都市役所前広場、有斐斎 弘道館、他
2015年05月03日1947年、フィレンツェで創業した老舗クチュールメゾン、エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)と、世界中で愛されるマカロンメゾン、ラデュレ(LADUREE)の、美食とモードを繋ぐスペシャルなコラボレーションが実現した。5月29日より6月30日までの期間限定で発売されるのは、限定マカロンの“PUCCI”(1個 274円)。新シェフ・パティシエ、ヤン・メンギが手掛けた、ローズが香るレモンクリームを挟んだこの限定マカロンは、イタリアの湖岸で送るバカンスを思わせるような、甘美な味わい。更にこの限定マカロンを収めた限定ボックス“PUCCI”(8個入 各3,260円)と“カプリ”(8個入り 4,200円)もお目見え。ボックス“PUCCI”は、エミリオ・プッチを象徴するカプリ柄で彩られた、コーラルピンクとターコイズブルーの2色がラインアップ。一方、“カプリ”は、シルクで覆われたエレガントな限定マカロンボックス。エミリオ・プッチのアイコニックなカプリ柄がプリントされており、日本では、鮮やかなコーラルピンクのでデザイン1種が数量限定で発売される。いずれもラデュレ全店で取り扱い予定。
2015年05月03日昨年秋、ユナイテッドアローズからデビューしたセレクトショップ「アンルート(EN ROUTE)」が5月11日から6月9日の期間、伊勢丹新宿店本館2階アーバンクローゼットにポップアップショップをオープンする。期間中、女性のためのヨガイベントとランイベントを開催する。同期間、伊勢丹新宿店では“人と自然の、ここちよい関係を知る。”をテーマにした「GLOBAL GREEN」キャンペーンを行う。その一環として、アンルートのヨガイベントやランイベントを通じ、心地よいファッションを楽しみながら、自分と向き合う時間の作り方を提案する。同ショップでは、オリジナルのカジュアルウェアを中心にヨガウェアやランウェアを展開。シンプルなシルエットのツートンカラーオールインワン(1万5,800円)やアシメントリーのコットンカットソー(7,500円)など、落ち着いたカラーと柔らかなシルエットのアイテムの他、丈の短いトップスとパンツのレイヤードスタイルを提案。担当バイヤーは「日頃、母として、妻として、女性として、忙しい日々を過ごす女性に、スポーツを通じて自分と向き合う時間を持つ機会を持ってもらえたら」と語る。ランイベントは5月24日、新宿からアンルート銀座店までの約7キロを約80分かけ、アウトドアフィットネスを提案する「BEACH TOWN」のディレクター大西勇輝のアドバイスで走る。また、ヨガイベントは5月31日に、伊勢丹新宿店の屋上で開催。ヨガインストラクターのサントーシマ香が、女性のためのヨガメニューをレクチャーする。なお、イベントの詳細は伊勢丹新宿店ホームページのフロアインフォメーション本館2階「Urban Closet」にて5月6日10時から告知される。アンルートは「Wearable TOKYO」をコンセプトに、シティカジュアルとコンテンポラリーなスポーツウェアを軸にしたセレクトショップ。ユナイテッドアローズの「グリーンレーベル リラクシング(green label relaxing)」のディレクターを務めた沼田真親がクリエーティブディレクター。
2015年05月03日六本木ヒルズとJ-WAVEによるゴールデンウィークのフリーライブイベント、「TOKYO M.A.P.S KOICHI TSUTAYA EDITION」が今年も開催される。期間は5月5日と6日で、会場は六本木ヒルズアリーナとなる。今年で8回目となるライブのテーマは「MUSIC BRIDGE ~あなたに続く架け橋~」。プログラムオーガザイナーには、数々のチャートソングを手掛けてきた音楽プロデューサーの蔦谷好位置を迎える。当日は世代やジャンル、キャリアなどは問わず、様々なアーティストが登場しパフォーマンスを繰り広げる。タイムテーブルは5月5日が13時から田中茉裕、14時から東京カランコロン(いちろー&せんせい)、15時からさかいゆう、16時半からシシド・カフカ、17時半から福原美穂with藤井一彦(THE GROOVERS)&YANCY、19時からChara。さらに6日の13時からは藤原さくら、14時からcero、15時半からShiggy Jr.、16時半からCharisma.com、17時半から仲井戸“CHABO”麗市、19時からTHE BAWDIESとなっている。【イベント情報】TOKYO M.A.P.S KOICHI TSUTAYA EDITION■会場:六本木ヒルズアリーナ■住所:東京都港区六本木6-11-1■会期:5月5日、6日■料金:無料
2015年05月03日表参道のセレクトショップ「ヴェルムーア(Valmuer)」のオリジナルブランド「ガーデン バイ ヴェルムーア(garden by Valmuer)」から、モデルで女優の佐々木希とのコラボレーションによるランジェリーライン「with NOZOMI」がデビューした。ブランドのデビューコレクションとなる今作は、ディレクターのクリスティン・ウェイ(Christine Wei)と佐々木が共同でデザインを担当。フェミニンなカラーを組み合わせた、女性心くすぐるランジェリーの数々が誕生した。価格はブラジャーとショーツがセットで6,900円となる。また、コレクションの発売を記念して、購入者には数量限定でオリジナルヘアゴムをプレゼント。限定先行受注はオンラインショップ及び、ヴェルムーア表参道店で受付中。7月中旬より各取り扱い店舗にて発売される。
2015年05月03日プラダ(PRADA)の15SSウィメンズコレクションから紹介するのは、マニッシュなシェイプとフェミニンなモーヴカラーのサングラス2型。「プラダ ロー スペシャルアイウェアコレクション」のティアドロップタイプ(34,000円)と、一新された「プラダ シネマ コレクション」のサングラス(34,000円)が新登場。ティアドロップタイプのアイウェアは、ランウェイショーに登場したモデルのデザインを取り入れた、イレギュラーなフォルムが特徴。メタル製のダブルブリッジと、フロントとテンプルのカラーコントラストがアクセントになっている。カラー展開は写真のグレーの他、ブラック、トータスカラー、アイボリートータス、カカオ、マットグレー。「プラダ シネマ コレクション」のサングラスは、1940年代のスポーツアイウェアからインスパイアされたもの。大ぶりな変形スクエアのフロント、スリムなアセテートのテンプルがフェミニンな印象に。カラー展開は写真のピンクの他に、すずらん、ガーネット、インク、ブラック、トータスカラー。<問い合わせ先>ミラリ ジャパンTEL:03-5428-6475
2015年05月02日エールフランスのファーストクラス「ラ・プルミエール」の旅は、ファーストクラス利用者1人ひとりの好みや要望に応えるために、臨機応変でシームレス、ストレスフリーの快適性に重きを置いたサービスが用意されている。空港には特別な研修を受けた総勢100名に及ぶスタッフが常にスタンバイし、空港に到着すると荷物を運ぶポーターと利用者専任のお客様係の出迎えを受け、専用のチェックインラウンジから特別レーンでファーストクラス専用の「ラ・プルミエール」ラウンジへエスコートされる。ラウンジへ到着すると、出国手続き・免税手続きなどを係りの者がやってくれる。その間利用者は、ウエルカム・ドリンクのサービスを受けながら5分ほどで終わる手続を待つ。なるべく待たないように最大の配慮を払われるのは言うまでもない。エントランスコーナーには、お客様係りへの感謝の言葉やラウンジの感想などが記された芳名録が置かれ、利用者同士のコミュニケーションにも役立っているという。また「マルチカルチャー・サービス」と呼ばれる、日本、韓国、中国、インド、南米、中近東の6ヶ国語のコミュニケーションが取れるスタッフが利用者をアシストして、出国の際の様々な事務手続きなどもスムーズに執り行われる。「ラ・プルミエール」専用ラウンジは1,000平方メートルというゆったりした快適な空間だ。まず目に入るのがアラン・デュカスが監修するお料理のコーナー。ここでは、朝食、昼食、夕食が時間ごとにビュッフェーコーナーに用意されている。また、旬の素材を生かしたアラン・デュカスのフランス料理のアラカルトメニューも用意され、その場でオーダーすることも可能。事前にアレルギーのある食材を避けることや調理法などのリクエストがあればいつでも要望に応える準備がある。また、用いられる食器にはエールフランスのアイコン「ヒッポカンポス(海馬)」がデザインされている。その他、ワーキングスペース、新聞、雑誌、書籍(これらも事前の要望があれば、特別なものを用意)がそろう図書コーナー、長椅子の置かれたリラックスコーナー、シャワールームがある。中でも人気は、ジェットラグや旅の疲れを癒やしてくれる、パリとニューヨークを拠点とする高級エステティックサロン、ビオロジック・ルシェルシュのエステティシャンが常駐するスパコーナー。選び抜かれた自然の成分をたっぷり使用したケア製品を使った30分から2時間のコースは、ハンドマッサージからフェイシャルのスキンケア、全身ボディケアまで多くの選択肢を提案している。ファーストクラス利用者の75%が男性ということもあり、女性のみならず、多くの男性にも愛用されている。30分の無料コースと有料となるが1時間コースが人気という。出発前やトランジットの合間にこのラウンジで、しばしリラックスした後、いよいよ搭乗となる。ラウンジ内にあるエスカレーターで地上に降りると、専用車が待機しラウンジ到着時に担当となったスタッフが運転して搭乗機まで案内してくれる。到着の場合も、同じように専用車が迎えてくれるシステムだ。更に、空港を離れた後にも、パリ市内の美術館や高級ブランドが運営する博物館へ案内するサービスもある。長年ファーストクラスを担当したベテランの顧客係り6名が顧客に対応するシステムで、美術館のスタッフに館内の案内をしてもらう手配や有名レストランの予約、会食のコーディネイトなど、提携しているパレスホテルの宿泊など、コンシェルジュに匹敵するサービスを提供する部署も整えられている。エールフランス航空は、昨年の夏、全航空会社のファーストクラスのサービスNo.1に輝き、ラウンジ・レストラン部門でも受賞している。エールフランスのファーストクラス、「ラ・プルミエール」の細心かつクオリティーの高いサービスは、国内に数々のパレスホテルを有するフランスのおもてなし文化の一部といっても過言ではない。
2015年05月02日「ヒッポカンポス」(仏語HIPPOCAMPE:海馬。ギリシャ神話の海の神、ポセイドンが乗る字、頭部が馬で魚の尾がついている)はエールフランスの前身の航空会社の一つ、エールオリヤンのシンボルマークだった。もともとは翼はなかったが、飛行機のシンボル、翼が付け加えられて現在の姿になっている。1933年に五つの航空会社が統合してエールフランス航空が誕生した折にもアイコンとして選ばれ、現在に至る。頭部は力を、羽は速さを象徴し、そして魚の尾は、初期の水上航空機時代を思い起こさせる、海につながるシンボルだ。空を飛び海を駆ける「ヒッポカンポス」(海馬)のデザインは、時代とともに変遷を遂げてきた。社名のロゴに席を譲った時代もあったが、現在も 機体のエンジン部分に描かれるなどして、職員たちには"crevette" (エビ)の愛称で親しまれ続けてきた。そして今、よりゴージャスになったファーストクラス「ラ・プルミエール」の進化とともに、この歴史的なアイコンが、客室の意匠に蘇ったのである。現在、四つのクラス(ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー)の中で「ヒッポカンポス」(海馬)の意匠が用いられているのはファーストクラスの「ラ・プルミエール」のみである。「エールフランスのファーストクラスにはいつも赤がアクセントとして使われてきました。また、控えめだけれどもエレガントな形で『ヒッポカンポス』(海馬)があちこちにあしらわれています。この二つの要素こそ、エールフランスの歴史と、ファーストクラスの極上のサービスを象徴するものなのです」と、ファーストクラス「ラ・プルミエール」のプロダクト責任者、ヴェロニク・ジャンクレールさんは言う。確かに背もたれにも、ランプにも、寝具そして食器にも、ピュアな描線で意匠化された、「ヒッポカンポス」(海馬)が描かれている。控えめながら決してそばを離れることのない、心強い旅のお伴のように。この新しいファーストクラス席を、エールフランスはあえて「スイート」と呼ぶ。そこは「シート」を超えたまさに「客室」なのだ。「窓四つ分、3平方メートルの空間に、最高級ホテル並みのサービスを演出するというチャレンジが、『スイート』という呼び方には込められています。明るくエレガントな色調の空間。収納スペースが大きく取られ、ベッドは抜群の寝心地のソフィテル・マイベッドと羽布団を使用していますし、大型HDタッチスクリーン画面が備えつけられ、長い時間をゆったりと過ごしていただけます」個々の「スイート」はカーテンで仕切られている。ほとんどの航空会社は、仕切りに背丈くらいの壁を用いているが、エールフランスはあえてカーテンという選択をした。カーテンなら、壁の閉塞感はないし、各自が自由に「仕切り度」を調節できるからだ。開け放ちたい時は、開けておけばいい。その替わり天井まで仕切れるので、1人になりたい時は、誰にも邪魔されない自分だけの空間でくつろぐことができる。「自由であるというのが、最大の贅沢なのかもしれませんね」 と、ジャンクレールさんは続ける。「お客様は、 いつでも好きな時、自分が食べたい時に食事を頼むことができます。魚や肉、野菜、ソースなどは、別々に温められ、ディテールまで細やかにその場で準備されます」メニューはもちろん、ギィ・マルタン、レジス・マルコン、アンヌソフィ・ルピック、ジョエル・ロブションら、フランス料理界の最高峰が2ヶ月ごとに交代で腕を競い合う。搭乗前に、メニューから食べたい料理を選んで注文しておくこともできる。機体は「飛ぶワインカーヴ」を抱えていると言ってもいい。世界最高ソムリエとワインガイドの有名な執筆者が厳選した、超一流のワインやシャンパンの数々は、どんな贅沢な舌にも、すばらしい旅の思い出を刻印することだろう。ファーストクラスのサービスを、シャンパンやキャビアなどといった、いかにものイメージに限って考えるのは時代遅れに違いない。機上の空間がもはや通過点ではなく、それ自体が滞在の目的となるような発想の転換が、「ラ・プルミエール」には見事に実現されている。自由にそして軽やかに生まれ変わった「ヒッポカンポス」(海馬)飛翔が、それを象徴している。
2015年05月02日オーストラリア発のオーガニックコスメブランド「グロウン・アルケミスト(GROWN ALCHEMIST)」が日本初上陸。フェイスケア、ボディケアを始めとした計30アイテムをセレクトショップ「ザ・コンランショップ」の全店、及び全国のセレクトショップで展開中だ。「グロウン・アルケミスト」は、08年にオーストラリアのメルボルンで設立されたオーガニックコスメブランド。オーストラリア、パリ、ロンドンに皮膚科学の研究拠点を持っており、その最先端の研究実績を用いたオーガニックコスメを製作している。スキンケアではシリーズを代表する美容液「エイジ サイエンス セラム」(30ml:1万2,500円)が登場。先進のエイジングケアを考えたペプチドと天然アミノ酸が配合されており、みずみずしい潤いがある肌へと導いてくれる。その他、汚れを取り除くアロエベラを豊富に含んだ洗顔ジェル「ジェントル ジェル フェイシャルクレンザー」(200ml:4,500円)や、植物オイルを配合したスイカとバニラの香りのリップバーム(12ml:1,900円)などをラインナップしている。一方、ボディケアではザクロ、アサイー、シーバックソーンをブレンドした「インテンシブ ボディクリーム」(120ml:3,000円、500ml:9,900円)や、植物オイルを用いたジェル状のハンドソープ「ハンドウォッシュ」(300ml:3,000円、500ml:4,000円)などが登場。リコピンとビタミンCを豊富に含んだブッシュトマトの食物繊維を配合したシャンプー(300ml:2,500円、50ml:3,500円)も展開している。
2015年05月02日ロッキング・オン・ジャパンが企画制作するロックフェス「JAPAN JAM BEACH 2015」。5月3日から5日までの3日間、幕張のビーチに巨大ロックフェス空間が出現する。 幕張海浜公園の特設会場を舞台に、 総勢50組以上の出演アーティストが熱演を繰り広げる。2010年に誕生した「JAPAN JAM」は、新木場のSTUDIO COASTから、幕張のビーチに会場を移し、新たに「JAPAN JAM BEACH」として開催。海と空に囲まれた新しい音楽の祝祭空間が実現する。当フェスは「JAPAN JAM」でしか見られないセッションや特別編成のステージなど、が目玉。今回も、「JAPAN JAM」ならではの特別なステージが9組決定している。会場となる幕張のビーチは、SUMMER SONICのBEACH STAGEとしてお馴染みの場所だ。チケットはほぼ売り切れ状態だが、5月5日の1日券は発売中。■出演アーティスト5月3日ASIAN KUNG-FU GENERATION、ACIDMAN、androp、空想委員会、グッドモーニングアメリカ、クリープハイプ、ZAZEN BOYS、サンボマスター 、ストレイテナー 、Czecho No Republic、the telephones 、東京カランコロン、パスピエ、the band apart、BIGMAMA、04 Limited Sazabys、Base Ball Bear、POLYSICS5月4日アルカラ 、OKAMOTO’S 、THE ORAL CIGARETTES、KANA-BOON、KEYTALK、きゃりーぱみゅぱみゅ 、キュウソネコカミ、くるり、ゴールデンボンバー、SAKANAMON、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、ドレスコーズ、NICO Touches the Walls 、FACT、BLUE ENCOUNT、THE BAWDIES、The Mirraz、レキシ5月5日[Alexandros]、GOOD4NOTHING 、KREVA、ゲスの極み乙女。、coldrain 、THE STARBEMS 、SWANKY DANK、TOTALFAT、Dragon Ash 、tricot 、Nothing’s Carved In Stone、THE BACK HORN 、ヒステリックパニック、WHITE ASH 、MY FIRST STORY、モーモールルギャバン 、ROTTENGRAFFTY、WANIMA※以上五十音順。■SPECIAL ACT(セッション)・ZAZEN BOYS × 中嶋イッキュウ(tricot)・Czecho No Republic × 在日ファンクホーンズ後関好宏 (Ts) ジェントル久保田 (Tb) 村上基 (Tp)・POLYSICS featuring ノブ(the telephones) ~TOISU DE DISCO Special Session!!!~・KEYTALK × ヤマサキ セイヤ(キュウソネコカミ)・SAKANAMON × 蒼山幸子(ねごと)・NICO Touches the Walls × ACO Touches the Walls・BLUE ENCOUNT × 光村龍哉(NICO Touches the Walls)・THE STARBEMS × Shun & Jose(TOTALFAT)・ROTTENGRAFFTY × 10-FEET※出演アーティストは変更になる場合あり。【イベント情報】rockin’on presentsJAPAN JAM BEACH 2015日程:5月3日、4日、5日時間:開場 10:00開演 11:30会場:幕張海浜公園JAPAN JAM BEACH特設会場 (千葉県千葉市美浜区ひび野2-116)
2015年05月02日TSUTAYA BOOKSの代官山店、六本木店、 福岡天神店、函館店、湘南店の5店舗で、ポップアップフェア「BOOKS & JOURNEY STUSSY Livin’ GENERAL STORE」が開催される。STUSSY Livin’ GENERAL STOREは、カリフォルニア発のアパレルブランド、ステューシー(STUSSY)が2011年にスタートしたライフスタイルレーベル。同フェアでは“旅”をテーマに掲げ、旅の起点となった本、旅にまつわる道具など、様々な本やモノを展示販売。5人のセレクターがそれぞれ、アパレルやシューズ、バッグからコーヒーカップなどの雑貨まで幅広いアイテムをセレクトした。そのうちのひとり、作原文子は『Vogue Nippon』や『Figaro japon』を始め、数多くの雑誌でスタイリングを手掛けるインテリアスタイリスト。様々なテイストをミックスした独自のスタリングは、性別に問わず定評がある。また、「Found MUJI」「INTERSECT BY LEXUSU」のウィンドウディスプレや、展示会の空間ディレクションを担当。10年より自身のプロジェクト「mountain morning」を始動し、ブランドやショップとコラボしたオリジナルアイテムの開発も行っている。一方、ルーカス・B.Bは96年にニーハイメディア・ジャパンを設立。その後、斬新な切り口が若者を中心に話題になったカルチャー誌『TOKION』を始め、キッズ誌やトラベルライフスタイル誌など様々な雑誌を手掛ける。更に、日本各地を自転車で巡る「ツール・ド・ニッポン」などの企画やプロデュースを行うなど、雑誌以外の分野でも活動を行っている。その他、祖父を撮り続けた写真集『Takuji』などを手掛ける若木信吾や、「ランドスケーププロダクツ」で数々のブランドディレクションを手掛けてきた中原慎一郎、日用品カタログ『& Premium』のエグゼクティブディレクターを務める柴田隆寛などがセレクトしたアイテムが会場に並ぶ。なお、開催期間は代官山店が4月24日から5月17日まで、六本木店が5月22日から6月14日まで、 福岡天神店が6月19日から7月20日まで、函館店が7月25日から8月16日まで、湘南店が8月21日から9月13日まで。
2015年05月02日青山、表参道エリアは、海外の高級ブティックやユニークなブティックをはじめ、おしゃれなカフェなどが立ち並ぶ、言わずと知れたファッションやグルメの情報発信地。都会の喧騒から離れた穏やかな町並み、歩いているだけで何か新しい発見がある、そんな大人が楽しめる青山、表参道エリアでは、ファッションブランドのリニューアルや移転、旗艦店のオープンラッシュが相次いでいる。そこで、ゴールデンウィークが目前に迫った今、ショッピングが楽しめる青山、表参道エリアの新たなファッションスポットをご紹介したい。注目は、青山はみゆき通り沿いに移転オープンしたばかりの2つのブティック。アルミニウムのメッシュファサードが目印のステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY) の店舗は、プレイフルでモダンな雰囲気が特徴。店内では、レディトゥウェアをはじめ、ランジェリーやフレグランスなどのフルコレクションを展開する他、スターパッチワークを施したエリスシューズが限定で発売される。また、スイスを拠点に活動を行うヘルツォーク&ド・ムーロンによって、隠れ屋的で不透明といったアイデアをもとに設計されたミュウミュウ(MIU MIU)の店舗では、オープンを記念し、ミンクがあしらわれたハンドバッグ(37万円)などの限定アイテムを展開。 両店舗は隣接しているので、気軽に立ち寄ってみてはいかがだろう。そこから少し奥まった静かな通りに進むと、ソニアリキエル(SONIA RYKIEL)の新ショップが。新アーティスティックディレクターのジュリー・ドゥ・リブランらがデザインを手掛けたという赤を基調とした店内は、天井まで届く本棚に5万冊にも及ぶ書籍が敷き詰められ、まるでパリはマレ地区にあるメルシーカフェのような文学的な佇まいが魅力だ。また、南青山にオープンしたベイクルーズが仕掛ける新たなメンズセレクトショップ「レショップ(L’ECHOPPE)」も見逃せない。ファッションアイテムのみならず、地下1階には資生堂が展開するプレステージメンズライン「SHISEIDO MEN」初のショップインショップが設けられている。さらに、オンワードグローバルファッションが手掛けた、振り子が時を刻む巨大なクロックがアイキャッチな新ショップ「ペンデュール ヴィア バス ストップ(PENDULE VIA BUS STOP)」もチェックしておきたい。コンテンポラリーからラグジュアリーなウェアの他、代々木、京都、軽井沢に展開するイタリアン「エンボカ(en boca)」やブックストア、フラワーショップなど、服、花、本、食と幅広く楽しめる新スポットとなっている。番外編として、原宿にはブラジルのシューズブランド「メリッサ」が、日本初のオンリーショップをオープン。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やジェイソン・ウー(JASON WU)ら著名デザイナーとコラボレーションした、ここでしか買うことのできない限定シューズも必見だ。ゴールデンウィークを機に、青山、表参道エリア界隈の新しいファッションスポットを探索してはいかがだろう。<この記事で紹介した店舗一覧>■ステラ マッカートニー青山店住所:東京都港区南青山3-16-12■ミュウミュウ 青山旗艦店住所:東京都港区南青山5-5-8■ソニア リキエル 青山店住所:東京都港区南青山5-2-12■レショップ住所:東京都港区南青山5-5-4■メリッサ住所:東京都渋谷区神宮前4-31-11
2015年05月02日sacai(サカイ)が初となるブック『sacai A to Z』(9,000円)を、Rizzoli社より4月 28日に全世界で発売。それを記念して、24日にローンチパーティーがsacai青山店にて行われた。『sacai A to Z』は、ハイコンセプトなデザインと時代を越えて愛されるリアリティを融合させてきた創立者兼デザイナーの阿部千登勢が展開してきた独自のビジョン、そして現代のファッション界で国内外問わず多くの注目を集めるsacaiというブランドの素顔を捉えた初めての作品集となる。また本書は、デザイナーの制作プロセスに迫り、200点を越える写真と、ファッション ジャーナリストや同ブランドを取り巻く人々によるエッセイなども収録されている。24日のローンチパーティーには、ローラや菜々緒、鈴木えみらモデルたちを始め、女優の瀧本美織、アーティストのVERBALなど豪華ゲストが多数出席。店内では、本書を閲覧できるスペースや、アーカイブコレクションが展示されていたりと、『A to Z』の世界観を楽しめるスペースが用意された。またパーティ内には一晩限りのアクティビティも。sacaiの洋服が着せ替え可能なパネルから顔を出して写真撮影ができるコーナーでは、来場者たちは思い思いに選んだイラストの洋服をパネルに着せ替え、写真を撮っていた。他にもテディベアと記念撮影できるコーナーも。歴代の洋服に使用された様々なファブリックのパッチワークで作られたこのテディベアは、しばらく青山店にディスプレイされるという。またこの日、ブックを購入した来場者にはデザイナーの阿部千登勢によるサイン会も実施。デザイナー自身がユーザーと密なコミュニケーションを取る貴重な夜となった。
2015年05月02日国内では訪日外国人旅行者数が昨年末で1,300万人を超え、インバウンド需要も拡大。伊勢丹新宿店では、そんな外国人観光客が注目する“日本の手みやげ”を紹介している。先ず、同店がその需要から展開しているのは、“レトルト食品”。地下食品フロアには、レトルト専門店「にしきや」の化学調味料不使用の商品が並ぶ。特に、“日本のカレー”人気は海外でも確固たるものらしく、トマトビーフカレー(180g/392円)、ゆずキーマカレー、ジンジャーポークカレー(180g/356円)、こどもカレー(120g/250円)が人気だという。このほか、濃厚な牛骨スープで牛スネ肉と大根を煮込んだコムタンクッパ(180g/437円)や、牛肉と5種類の野菜が入ったユッケジャンクッパ(180g/437円)など、韓国料理のレトルトも紹介。また、フルーティーな甘さの青森県産ふかうら雪人参と、濃厚な味わいの北海道産コーンが入り、砂糖を加えず素材の味わいを活かして仕立てた冷製ポタージュのレトルトも展開している。菓子専門店「アンファン(Enfant)」からは、寿司や天ぷらそばなど、海外にも良く知られている和食のモチーフをアイシングクッキーに仕立てた、和食アイシングクッキー(寿司1枚/2,000円、天ぷらそば箸セット2枚/2,000円)も発売されている。「セゾンファクトリー(SAISON FACTORY)」からは、和菓子や洋菓子のフレーバーとして、日本独特のテーストを醸し出す“抹茶”が、欧米人に親しみやすいコンフィチュール(155g/1,500円)に仕立てられて登場。パンはもちろん、アイスや白玉、餡と合わせたり、ミルクに溶かして飲み物としても楽しめるという。最後に紹介するのは、日本のミックススパイスとして、海外でも知名度が高くなりつつある“七味”。「八幡屋礒五郎」からは、辛みを出すための唐辛子、辛みと香りを併せ持つ山椒、生姜、風味と香り豊かな麻種、胡麻、陳皮、紫蘇など7種類がブレンドされた七味(344円)がその海外需要に応えている。同店地下食品フロアで発行されている無料の小冊子『ISETAN for FOODIE』(5月号)では、上述した“手軽な日本の食みやげ”の紹介のほかにも、海外から見た“日本の郷土料理や抹茶の魅力”についても紹介している。
2015年05月02日明治神宮前から徒歩5分の場所にある「リトル(THE LITTLE SHOP OF FLOWERS)」は、隠れ家的フラワーショップ。代表・壱岐ゆかりさんがインテリア、ファッションのプレス業を経て2010年、代々木上原へ週末営業のフラワーショップをオープンした後、2013年にこの地へお店を移した。ゆったりとした時間と、差し込む優しい光、グリーンは周りの喧騒を忘れてしまうほど。リトルに並ぶ花々は独創的。今回、取材のためにご用意いただいたのは、2輪のブルーローズを中心に、不ぞろいの長さのユーカリやアリウム、ポポラス、エリンジウムを無造作に束ねた自然体なブーケ。褪せた色味の中に咲く鮮やかなコントラスト、また、そのブーケを包む赤いペーパーも独自のセンスを感じる。リトルでは、生花だけでなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワーをミックスしたアレンジも人気。ブーケ、アレンジメント、切花の販売はもちろん、ウエディングやイベントなどの装花、更にウインドウディスプレイや定期的な活け込みなど、様々な空間演出で花の在り方を提案している。花以外にもクッキーなどのフードを始めとする花に添えるちょっとしたギフトも取り扱っている。せっかく生けた花を長持ちさせる方法をと壱岐さんへ問うと「沸騰したお湯を使うと花が生き生きした状態に戻る」と意外な答えが返ってきた。花を新聞紙で包み、沸騰したお湯を入れた器へ茎の下から約2cm、10秒ほど浸けた後、冷水に戻す。すると水をぐんぐん吸って花がしゃんと復活する」という。「花にとって器も特別なもの」と考える壱岐さん。店内には様々な作家の温もりを感じる花器が並ぶ。2015年3月には、米・LAで行われた陶芸家アダム・シルヴァーマンのアトリエポップアップストアなど、アクティブな活動にも注目したい。【ショップ情報】THE LITTLE SHOP OF FLOWERS住所:東京都渋谷区神宮前6-31-10電話:03-5778-3052/090-4430-8294営業時間:12:00から19:00(週末は11:00から19:00)定休日:木曜日
2015年05月02日アメリカで発売後、ニューヨークの「ストランド・ブック・ストア(Strand Book Store)」を始めとする有名書店で軒並み完売した書籍、『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』が7月3日に日本で発売される。キム・ゴードンは、81年にアメリカで結成され、グランジムーブメントの中心的存在として活躍したエクスペリメンタルロックバンド、ソニック・ユースの創設メンバーでヴィジュアルアーティスト。また、コラボレーションバンド、フリー・キトゥン(Free Kitten)のメンバーでもある。その他、90年代にはファッションブランド「エックスガール(X-girl)」を立ち上げてガーリーカルチャーを流行させるなど、ファッション分野でも大きな影響を及ぼしている。同自伝では、ソニック・ユースの誕生、アルバム解説、ラストステージ、映画『ラストデイズ』、「エックスガール」の設立、日本でのファッションショーなどについて語られる。更に、約30年の結婚生活の末に突然離婚した元夫、サーストン・ムーアとの出会いや破局など、プライベートについての真実も明かされている。【書籍情報】『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』著者:キム・ゴードン出版社:DU BOOKSソフトカバー/288ページ/A5変形発刊:2015年 7月価格:2,500円
2015年05月02日5月3日、二子玉川ライズSCにオープンする「蔦屋家電」のプレスプレビューが行われた。駅に直結した同SCのテラスマーケットの1、2階に出店。同棟の3、4階にはシネマコンプレックスがオープンしている。1階860坪、2階1312坪の売り場面積は代官山 蔦屋書店のおよそ2倍の規模。施設全体が本とカフェの空間の延長線上に置かれた生活提案型家電店として、家電、インテリア、雑貨、本などをアートとテクノロジーの視点で絞り込んだMDで構成されている。1階のエントランスに家電店のイメージはなく、スターバックスを配した蔦屋書店を思わせる書店の顔ながら、店内は本棚と雑誌や書籍をガイドラインにライフスタイルごとに空間を配置したトライブ集合型ストア。各売り場にはコンシェルジュと呼ばれる専任スタッフが置かれ、各分野のスペシャリストの視点で集積された商品とヴィンテージと呼ばれる古書、アンティーク家電、アンティーク雑貨まで取り込んだそのこだわりは細部に及んでいる。1階はスマートフォン中心のライフスタイル提案ながら、販売されているスマホはiPhoneのみ。アップルウォッチ、MacBookの奥にはドローンが展示されている。「ネットワーキング」と呼ばれるPCと周辺機器の空間はマイクロソフトのサーフェイスを中心に体験型展示。「映像」の空間は大型4Kテレビを壁面に配し、話題のカーブドTV、グラスルーチェと最新テクノロジーの商品に絞り込まれている。さらに1階には「ファミマ!!」と自転車の「モトベロ」が出店。2階は代官山 蔦屋書店と同様、中央にダイニング、ラウンジスペースを配し、それを取り囲むように、衣(ファッション、美容、健康)、食、住(健康、住まい、グリーン、あそび・絵本)、人文各ジャンルの書籍のコーナーを配置。ブックストリートと呼ばれる本棚を隔ててシーン別にライフスタイル空間を提案。空気洗浄機や掃除機、洗濯機、照明などを集積した「ハウスキーピング」の売り場の前にはモダンデザイン神棚の「moconoco」が並ぶというテーマパーク的構成。「健康(ウェルネス)」のゾーンではマッサージチェアや酸素カプセルから健康用のウェアラブルデバイスまで扱う。「美」のゾーンは肌カウンセリングのコンシェルジュを置いた美容家電。人気の美顔ローラーはジュエリーのようにガラスケースに展示され、ドライヤーは壁面にディプレイされている。また「食」のコーナーはデザイン性の高いコーヒーメーカーや炊飯器などをそろえるなど、自主MDゾーンと書籍の空間配置はまさに新業態。2階テナントゾーンは渋谷に本店を構えるグッドミールズショップ、グリーンのSOLSO HOME、インテリアはアルフレックス、音響はバング&オルフセン、玩具のボーネルンドが出店。テナントゾーンをつなぐ照明はジョージ・ネルソンのバブルランプで統一されている。またネイル、ヘッドスパ、ヘアカラーに特化したビューティサロンとして、ukaとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がコラボした「Cu(シーユー) by uka」 が、今回初出店。Cuは5月8日にJR大阪駅のルクア1100(イーレ)9階にオープンする「梅田 蔦屋書店」にも出店する。
2015年05月02日