くらし情報『食べられない!? アーティストが腕をふるったガラスのスイーツに魅せられて』

2017年12月3日 15:00

食べられない!? アーティストが腕をふるったガラスのスイーツに魅せられて

食べられない!? アーティストが腕をふるったガラスのスイーツに魅せられて


「満たすことが叶わない欲望」をコンセプトに展開されているアート作品シリーズ、「パティスリー(PÂTISSERIE)」。本物のスイーツにしか見えないこれらの作品は、すべてガラスと陶器から作られている。制作者はアメリカのガラス・アーティストであるシャイナ・リーブ(Shayna Leib)。彼女は自身の好きだというイギリスの料理番組で放映された「アントルメ」(食後に出すプディングなどのデザート)を作る回を見て、そのスイーツたちに一目惚れした。しかし彼女はヒスタミン、サルチル酸塩、銅といった物質にアレルギーを持つためスイーツを食べることが出来ない。そこでシャイナはそのスイーツたちを、物質としての美しさという視点から捉えることにした。そのアイデアをスタジオで幾度も繰り返し形にしていったそうだ。

制作のプロセスはかなり手の込んだものとなっている。
素材はガラスと陶器を主に用いるのだが、それらは同時に火にかけ組み合わせたりは出来ないという。またガラスだけでも10種ほどの種類を使い分けるのだが、それぞれ特性が異なるため同時に処理を行うことは難しい。つまり一つの作品を作り上げるために必要なパーツが全て異なる素材のため、それぞれ個別の作業が必要になる。

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