FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (775/858)
セルゲイ・プロコフィエフの子供のための管弦楽曲「ピーターと狼」が延々と鳴り響いたボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)2015-16秋冬コレクション。モノカラーでパターンと仕様に凝った服を見せるトーマス・マイヤーだが、今回は珍しくグラフィカルなコレクションだ。目に飛び込んで来たのはカラフルなドット達。ジャケット、パンツ、ブラウス、ニットなどあらゆるガーメントにプリントされている。載る素材も様々。テクニカル素材のコートからは襟裏から別色のドットがのぞく。ブラウスやスーツにはフロッキープリントで陰翳のような表情を作っている。ニットワンピースでは丸く浮き出るような加工によりドットを表現。次に特徴的なのは直線的なディテール。厚いパッドを入れパターンでスクエアなショルダーラインやストレートシルエットで統一されたパンツ、ニードルパンチで描かれたストライプ模様のコートやニットなど、ドットの丸と対照的だ。テープで直線的に切り替えたワンピースも登場。後半はトーマスらしく手の込んだドレスが並んだ。表のレースの切り替えと合わせて裏のドットやビジューの色を微妙に変化させたり、手描きでのドットの表現など、手に取って楽しめる凝った服を見せた。足下はアッパーにマルチバックルが付いたスクエアタイプのシューズで統一。ブーツ、パンプス、ローファーなど様々なタイプで展開。新バッグ・モナコ(Monaco)はカバーにハードな素材を用い、ボディをしなやかなレザーで仕上げたハンドバッグ。素材・色・イントレチャートなど様々なタイプが作られている。
2015年03月04日ディーゼル(DIESEL)から15SSの新作スニーカー「ドラゴン 94(DRAGON 94)」(1万8,800円)が発売される。今シーズンのコレクションテーマとして“カリフォルニアへのロードトリップ”をシーンに思い描いた、アーティスティック・ディレクターのニコラ・フォルミケッティ。オレンジ、ブルー、イエローといった鮮やかなカラーは、後染めすることでユーズド感を演出。またボディと同色に淡く色づいたソールやフックのディテールと相まって、西海岸沿いに佇むガソリンスタンドの、日に焼かれて色褪せたスタッフユニフォームを彷彿とさせる。側面に施された“ONLY THE BRAVE”ロゴのラバーパッチがさりげなくアクセントになっている。コットン100%で仕立てられた柔らかな履き心地を実現した。サイズは36から40にて展開。発売は3月中旬を予定している。<問い合わせ先>ディーゼル カスタマー サポートTEL:0120-55-1978
2015年03月04日ロドルフォ・パリアルンガ2シーズン目となるジル・サンダー(JIL SANDER)2015-16秋冬コレクションはシャープな中に柔らかい温かみがある。張り感のあるドライな質感のカシミア×ウール素材のテーラードジャケット、ミニマムなコート、ワンピースなどアウター類は細く縦長なシルエット。ひざ下まで覆うコートとワンピースは脇や前後にスリットが入り、動き安さに配慮されている。シャープな印象だが、素材のダブルフェイスカシミアが温かみを醸す。ベルトのみで留めるコートはローブのようで、リラックス感に溢れる。この柔らかい印象はホームカーペットやラグのようなテクスチャーと柄でデザインされたファーコートも同様。パッチワークやジャカードで作られた手の込んだアイテムだ。インナーに合わせられるのはタートルネックニットやジル・サンダーには珍しいフリルのシャツ。付け襟タイプもあり、二重にしたり、襟のみ着用と様々なルックでスタイリングされている。カラーは深いグリーンとネイビーに明度の高いオレンジ、ピンク、イエローなどをミックス。このミニマルな色合わせに斜線やチェックが挿入され、よりグラフィカルな印象が増す。チョークストライプのようなラインの大判チェック、レザーテープをミシンで叩いて作り出したストライプ、レザーをボンティングしたジオメトリック模様などスパイスの利いた柄パターンだ。新バッグはフラップの中央部にスリットが開いたデザインのショルダーとフラップにハンドルが穿たれた2タイプが登場。様々な色とレザーで展開されている。
2015年03月04日ジル スチュアート(JILL STUART)が、15年サマーコレクションを4月17日に発売する。新商品「ジルスチュアート フォーエヴァー ジューシー オイルルージュ」(10ml/全7色・限定1色/各2,800円)は、口紅のような鮮やかな発色とグロスのような濃密なツヤ、美容液のうるおいのすべてを1本で兼ね備えたリキッドルージュ。スキンケア商品のような保湿感のある美容オイルベースに仕上げた。新配合のフィット&フラットオイルがうるおいを蓄え、ジューシーな彩りを長時間持続させる。更にピグメントを入れることで美容オイルのようなうるおい感の高いリキッドルージュを完成させた。“果実のような唇を叶えるルージュ”というコンセプトから、デザインはストロベリーをイメージ。カラーバリエーションは限定色のストロベリーのような甘く明るいカラー「08」を含め、8つをラインアップする。更に、人気のチーク「ジルスチュアート レイヤーブラッシュ コンパクト」(4,500円)の限定色として、ジューシーなオレンジのグラデーションカラー「08」が登場。しっとりとした印象に仕上げるスムースグロウオイルと、奥行きのあるツヤを演出するルーセントパウダーでクリームチークのようなしっとりとした発色を実現している。「ジルスチュアート ネイルラッカー R」(10ml/1,500円)からも全5種類の限定色が発売。ラインアップは、ライトブルー、キウイグリーン、ビビットイエロー、トロピカルレッド、フライトピンクといった夏らしいジューシーでポップな彩りがそろった。その他、ウォータープルでにじみにくく、つけたての濃密な発色と美しい仕上がりを持続出来る新商品「ジルスチュアート ステイトゥルー ジェルアイライナー」(4色/各2,300円)、4色のグラデーションカラーと目元を際立たせるリボンカラーの5色のバレットで構成されるアイカラー「ジルチュアート リボンクチュール アイズ」(5,000円)も発売。なお、同コレクションではアイライナーをのぞいて、すべてにクリスタルフローラルブーケの香りを採用した。
2015年03月04日デザイナーのニール・バレット(Neil Barrett)によってリブランディングされた「ブラックバレット(BLACKBARRETT)」。その初となる15SSシーズンよりプレ・メインコレクションが発表された。ニール・バレットの完全監修の元、プレスプリングコレクションにはイギリスのパブリックスクールをイメージしたアイテムがそろった。その最もわかりやすい特徴となるのが、名門校エトンの校庭をイメージした太いボーダー、カラーブロックなどのデザインモチーフ。更にチョークストライプやピンストライプなど、伝統的なパターンをカットソーに落とし込んでいる。またメインは、線とストライプのシンプルな美しさを追求。スカルに浮き出る幾何学模様、バスケットコート上の規則的な境界線など、現代アートに通じるグラフィックが機能的なスポーツウエアやテーラリングと調和している。一方で、木の年輪や枝の重なりによって生み出された不規則な線や円は、オーセンティックなメンズのシルエットに落とし込まれた。今シーズンよりニールが全作品の90%以上に渡ってディレクションを担当。メインブランドのフィッティングやパターンを取り入れながら、今後はデザインや素材、価格帯で彼のファンを魅了するようなアイテムが展開されることになりそうだ。
2015年03月04日ディオール(Dior)が、女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)がミューズを務めるアイコンバッグ「ビー ディオール(Be Dior)」の新広告キャンペーンビジュアルを公開した。撮影はイタリア人フォトグラファーのパオロ・ロベルシ(Paolo Roversi)が手掛けた。オスカー女優であるローレンスのナチュラルなオーラを捉える舞台として、建築的にピュアでミニマルな場所を選択。白い階段や壁を背景に、ローレンスの持つバッグのデザインがより美しく際立されている。ビー ディオールはスムースレザーやプレシャススキン素材などを用い、ブランドネーム「D.I.O.R」の4文字を象るシルバーフォーム、レザーで覆われたレターチャームなどがあしらわれている。肩から下げたり、クロスボディで持ったりと、スタイルに合わせた持ち方を楽しめる。
2015年03月04日15SSシーズンでプレタポルテから撤退するジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)が日本で復活する。セブン&アイ・ホールディングスが15年秋冬からスタートするプライベートブランド「セット プルミエ(SEPT PREMIERES)」のゲストデザイナーとして、コラボレーションアイテムをデザインする。コラボコレクション「Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIERES」はウィメンズのみ展開。アイテム比率はアウター10%、トップス50%、ボトムス15%、ワンピース5%、雑貨20%。約50型を予定し、値段は3,900円から2万9,000円。アイコンのボーダーセーターは4,900円、トレンチコートは1万9,000円だ。販売店舗はイトーヨーカドー45店舗、そごう・西武24店舗。ECでの販売も予定。売り場デザインは佐藤オオキ率いるnendoが担当する。コラボは16SSまでの2シーズン限定。オンワード樫山が発掘し、上野の森美術館で個展を開くなど親日家として知られるゴルチエ。低価格アパレルとは以前アメリカの小売り企業「ターゲット(TARGET)」とカプセルコレクションを発表しているのみ。今回のプロジェクトは充実のラインアップで、日本のファンにとって朗報だろう。
2015年03月04日花見や家飲みを彩る時代を反映した伝統色の酒日本の伝統色で酒造りという独創的な『Nippon IRO SAKE Project』。参加した蔵元は、どのように取り組んだのだろうか? 黄櫨染(こうろぜん)という伝統色をテーマに『山田錦 黄櫨染風2005』を手掛けた石川県・福光屋で話を聞いた。「伝統色で酒造りとは、おもしろいと思いました。すぐに参加を決めて社内チームを作り、味、内容、デザインをひとつひとつ進めていきました」と進取の気性に富む福光屋13代目、代表取締役社長・福光松太郎さん。ブラインドテストの結果、風格や伝統を想起するという声が多かった福光屋。昔から天皇が儀式時に着用する装束の色として知られる黄櫨染(こうろぜん)がテーマ色に選ばれた。「高貴で品がある色ですから、時を経て濃厚かつ芳醇に変化を遂げる熟成酒のの輝きと縁起の良いラベルデザインで色感を表現しました。契約栽培した酒米の最高峰「山田錦」を100%使用し、伝統の技で丹念に仕込んだ純米酒を、丁寧に熟成管理してきた10年ものの熟成酒です」と福光さん。ラベル意匠には、地元金沢に残る、婚礼道具に描かれていた、縁起文様を配した。福光さんは「10年の歳月をかけて出会える味。出会いの “めでたさ”や“縁”をラベルにも込めました」と話す。伝統的でありながらモダンで洗練された『山田錦 黄櫨染風2005』が出来上がった。その濃く豊かな味わいは、和食はもちろん洋食との相性もいいとか。最後に、『Nippon IRO SAKE Project』が生んだ五色の日本酒を紹介する。山廃仕込みで有名な秋田県・齋藤酒造店は、「支子色(くちなし)」をテーマに手掛けた『雪の芽舎山廃純米吟醸支子色風』。紅花と藍から生まれる「二藍(ふたあい)」を表現した新潟県・尾畑酒造は、熟成した果実味と香りの『二藍真野鶴純米吟醸』を。「天色(あまいろ)」を担う長野県・宮坂醸造は、変化する原酒の味わいを変わりゆく空の色に重ねた『純米吟醸 天色』を生んだ。石川・福光屋は、「黄櫨染(こうろぜん)」の輝きを放つ『山田錦 黄櫨染風2005』を。華やかな「鴇色(ときいろ)」と評された佐賀県・天吹酒造は、花酵母でかもすフルーティな香りの『天吹 大吟醸 鴾色』を手掛けた。これらの五色の酒が、3月4日から伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座/和酒、日本橋三越本店本館地下1階=ラ・カーヴ、銀座三越地下3階=ラ・カーヴ店頭に並ぶ予定だ。仲間との花見酒に、宴へのおもたせに、贅沢なウチ飲みに、“日本の伝統色”をかもした日本酒は楽しき春の宵を彩ってくれるだろう。前編に戻る。
2015年03月04日ブラインドテストであぶり出される色をテーマにした独創的な酒造り2013年12月、ユネスコ無形文化遺産に和食が認定されたこともあり、日本の食文化である日本酒にも世界的な注目が集まっている。清酒蔵の海外進出の成功も引き金となり、どんな食にも合う万能な酒として、世界に発信されるアルコールへと進化しつつある日本酒。そんな中、三越伊勢丹では3月4日より『Nippon IRO SAKE Project』をスタート。口にした時に浮かぶ「色」の印象で、酒銘やラベルデザインを表現するという同プロジェクトから誕生した日本酒が登場する。お酒に内在するイメージを“日本の伝統色”で表現する、そんな難題に挑むのは5つの蔵元だ。まずは、芳醇な『雪の芽舎』が代表銘柄であり手間暇かかる山廃仕込みにこだわる秋田県・齋彌酒造店。新潟県は佐渡・尾畑酒造は、薫り高くすっきりとした飲み口『真野鶴』で知られる淡麗辛口の蔵元。日本酒好きなら誰もが知る『真澄』を造る長野県・宮坂醸造。全量純米造りを行う石川県・福光屋は、米醗酵技術を生かし、化粧品や食品開発まで手掛け、日本酒を国内外へ発信する。最後は、花酵母で醸す香り高い酒造りを展開する九州の佐賀県・天吹酒造。すべて個性的で魅力ある酒を醸すことで知られている蔵元ばかり。「日本の伝統色をベースにプロダクトアウトした本企画は、私達のDNAに息づく微妙なニュアンスこそ日本酒を語るにふさわしく、今回の5蔵元と取り組めたことで“新たなクリエーションを試みながらも伝統を継承していく”伊勢丹発信の和酒が表現し、見た目も意外性があるため、パーティーなどで会話のきっかけ作りのして欲しい!」とバイヤーは語る。これらの蔵元が味やデザインに反映させる伝統色は、約30名のブラインドテストによって決められた。蔵元やインポーター、バイヤー、そしてアーティストや雑誌編集者など、酒と表現のプロフェッショナルが5つの蔵元の酒を一切情報がないままに試飲。飲んでみて感じた色や思い浮かぶシーンについての意見を各自が投票。そのイメージやシーンを集約して、各蔵元が担う「日本の伝統色」を選定した。ブラインドテストにより決まった日本の伝統色をテーマにして、風味や味わい、ラベルやボトルを蔵元が作り上げていく。なんと斬新な酒造りプロジェクトだろうか!後編に続く。
2015年03月04日2014年秋から順次リモデルを行っていた伊勢丹新宿店本館5階リビングフロアが3月4日、ついにグランドオープンした。リモデルにあたって設計を担当したのは、丹下都市建築設計代表の丹下憲孝と、デザインオフィスGLAMOROUS co., ltd.代表の森田恭通。新しくなったフロアでは、“世界最高のファッションミュージアム”というコンセプトの下、フロア内を散策しながらハイカルチャーと新しい暮らしのアイデアを見つけることの出来る場を提供する。リビングフロアは、「センターパーク」「ウエストパーク」「イーストパーク」に加え、「リビングパーソナル(くつろぐ)」「キッチンダイニング(つどう)」「ベッドバスパウダー(やすらぐ)」のテーマに合わせたセクションで構成される。「キッチンダイニング」には、フラワー アーティスト東信による百貨店初の花屋「フラワー オブ ロマンス(FLOWER OF ROMANCE)」が出店。ショーケースに収められた花々は、ブーケや、アレンジメントフラワーなどオーダーメイドで受注することはもちろん、押花(3,000円から)や、瓶につめた蘭(1,000円)など、草花にまつわるアイテムを幅広く販売。また、フードやファッションに合わせた花のコンシェルサービスも行う。プレス担当者は「百貨店だからこそ、訪れる様々な方々の生活に寄り添って、花のある暮らしを提供したい」コメント。同店の周囲一帯は色鮮やかな草花の華やかな香りに包まれていた。さらに、各コーナーではリモデルオープンにあたり、様々な特別企画・コンテンツを用意。「リビングデコール」には、皆川明がデザイナーを務める「ミナ ペルホネン」と『VOGUE NIPPON』や『エル・デコ』など、数々の雑誌で活躍するインテリアスタイリストの作原文子がコラボレーションした特別展「ライフ・リブ・ラブ(LIFE LIVE LOVE)」を開催。皆川氏は、「“ファッション”でも“リビング”アイテムでも、物を選ぶときにひっかかる部分に垣根はないはず。だから、暮らしという大きな枠の中でショッピングを楽しんでもらえる空気感を作りたかった」とコメント。作原氏は「撮影で使用したもの達や、自分が実際使ってみてよかったと感じられたアイテムを集めた。ミナ ペルホネンとはあえて両極端なテイストの品々をセレクトすることで、お客様の視点の幅を広げられるのではと考えている」とセレクトしたアイテムについて話した。また、ウエストパークでは、オープニング企画として、九谷焼作家が絢爛な絵付けの技法を駆使した「ウルトラマン」のオブジェの出展や、鹿児島睦の個展「“装飾”展―花と鳥―」を開催。発売アイテムには、 「アルフレックス(Arflex)」と「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」のコラボレーションソファや、同店限定マクミラン/イセタン柄、ブラックウォッチ/イセタンメンズ柄の伊勢丹オリジナルレターセット(3,000円)などが販売される。暮らしに欠かせない食カテゴリーにおいても充実のラインアップ。カフェ「賚果 | RAIKA(らいか)」を始め、「キッチンダイニング」には、約1週間から2週間ごとに出店店舗が変わるコーヒーと紅茶のカフェ「キッチン ダイニング デコール(KITCHEN DINING DECOR)」、キッチンスタジオ、一角に設けられた茶道具専門のコーナーでは“形式に囚われない自由なお茶の楽しみ方”を提案していく。その他、輸入壁紙専門ショップ「ワルパ(WALPA)」や、新たにオープンしたステーショナリーコーナー、活版印刷と箔押しを手掛けるプリントスタジオ、したためた手紙をその場で投函出来るようにと設置されたポストなど、趣向を凝らした空間となっている。
2015年03月04日フコク生命保険が東京・内幸町の自社ビルで「フコク生命ご当地キティーミュージアム」を開催中。期間は15年6月30日まで。今回の展示を手掛けたのは、デザイナー岩間直哉。岩間は10年に株式会社博報堂に入社すると、次世代型ブランディングの専門ユニット、博報堂ブランドデザインに配属。14年10月より株式会社博報堂プロダクツの空間デザイン部門、イベント・スペースプロモーション事業本部に所属し、ブランディング戦略から建築、インテリア、プロダクト、ロゴまでの統合的なデザインを手掛けてきた。そんな彼が手掛けたミュージアムは、床に描かれた日本地図に合わせて、全国62支社のオリジナルご当地キティを展示したもの。フコク生命のイメージキャラクターである「ハローキティ」と日本各地の名産品、歴史、人物などをコラボレーションさせた。個性豊かな装いのキティたちを見ているだけで、日本各地の伝統や地域性が感じられる。入口には本展のシンボルとして、ハローキティを家紋のようにあしらった暖簾を設置。その他は、ハローキティのもつシンプルで構成的なデザインを空間で表現することを目指し、余分な装飾を極力排除した。その中で、床一面に描かれた日本地図の強弱のある黒いラインが、ハローキティのアウトラインを想起させている。【展覧会情報】フコク生命ご当地キティーミュージアム会場:富国生命ビル1階エントランス住所:東京都千代田区内幸町2-2-2会期:14年12月8日から15年6月30日(予定)
2015年03月04日ハイク(HYKE)と「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」のコラボレーションライン「アディダス オリジナルス バイ ハイク(adidas Originals by HYKE)」の公式サイト()が3月2日にオープンした。このサイトはハイクの公式サイトと同様に、白黒のバイカラーで構成されるシンプルなデザインとなっており、全部で5つのコーナーを用意する。「COLLECTIONS」では最新15SSコレクションのアイテムをはじめ、ムービーやバックステージの写真などを公開。「NEWS」では、ポップアップショップの展開などの最新ニュースが更新されていく。その他、「STORY」ではラインのコンセプトを、「STOCKIST」では取り扱い店舗の一覧を紹介中だ。アディダス オリジナルス バイ ハイクは、アディダス オリジナルスのスポーツウエア、プロダクトのヘリテージをベースに、それを現代的に再構築する新ライン。15SSから3シーズンに渡り、ワールドワイドでの展開を予定している。また、本コレクションは、11日から17日まで伊勢丹新宿店本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3にて世界先行発売されることが決まっている。
2015年03月04日ゼニアグループの「アニオナ(AGNONA)」が2015-16秋冬ウィメンズコレクションを発表した。2014年に就任したクリエーティブディレクター、ステファノ・ピラーティ(Stefano Pilati)により、ハイテクノロジーとメゾンの伝統であるサルトリアル技術を融合させたコレクション披露するアニオナ。チェスターコート、センタープリーツパンツなどマスキュリニティームードは昨シーズンからそのままに、今シーズンは、よりアイデンティティーと個性を強調する新たな女性像を打ち出した。かっちりとしたテーラードのコート、チュニック、ベストの下に重ねられるのは、シューズがすっぽりと隠れてしまうほど裾の長いトラウザー。上下ともにボリューミーなワイドシルエットで、新しいアニオナウーマンの姿勢を表現している。イブニングは、シフォンのブラウス、ドレスで軽く柔らかに、またそれらにあしらわれるビジューによりフェミニンでエレガントな装いだ。
2015年03月04日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は3月6日、新作のフレグランス「エモツィオーネ(EMOZIONE)」を発売する。ラインアップはオーデパルファム(30ml/8,900円、50ml/1万2,700円、92ml/1万6,800円)とボディローション(200ml/6,500円)の2種類。エモツィオーネとはエモーション、つまり感情を表すイタリア語。このフレグランスはありのままに生きる人生を、感情に彩られながら過ごす女性達に捧げられた。そんな彼女たちの一生を、クラシックでありながら都会的に洗練されたシプレで表現している。トップノートはジューシーなベルガモットとパウダリーなアイリス、それにホワイトピーチが加わった優しくスムースな香り。やがて、ピオニー、ブルガリアンローズといったフェミニンなフラワーブーケへと移ろうと、ラストノートをパチョリとホワイトムスクがエモーショナルに彩る。優雅でナチュラル、それでいて深みのある香りで、女の心ゆさぶる感情の起伏と凛とした姿を彷彿とさせた。スクエアシェイプのボトルは、ホワイトレザーのようなサイドの質感、ガンチーニのチェーンでエレガンスなイメージに。ビジュアルやショートフィルムではモデルのマルゴシア・ベラが、インスピレーションの源となった女性像をダイレクトに伝えている。
2015年03月04日ランジェリー総合展示会「ランジェリープラス(LINGERIE+)」が、3月12日から14日まで東京・原宿のthe SAD cafe(東京都渋谷区神宮前1-9-12 ロイスダールビル2F)で開催される。“ランジェリーこそファッション”をテーマに、世界中から15-16AWのランジェリーコレクションが集結する同展。14年3月の立ち上げから今回で第3回目を迎えた。当日はイタリア、フランス、ドイツ、スイスなど、ヨーロッパを中心としたインポートアイテムの数々を展示。国内からも個性的な20ブランドが参加し、オーガニックのインナーウエア、ランジェリー用ハンガーなどをラインアップする。更に、メンズのアンダーウエアも展開される予定だ。なお、同展は14日にのみ一般公開し、フィッテングやプロによるアドバイス、新作の販売などを行う。「ロンリー(Lonely)」からは、ブランドのオーナーでデザイナーのヘレン・モリスとパートナーのスティーブ・ファガーソンが来日し、日本未入荷の人気コレクションを販売する。更に、会場に設営されたPhoto boothで一緒に撮影することも可能だ。ロンリーはニュージーランドで生まれ、アメリカのファッショニスタに認められたことで世界のセレブから注目を集めるブランド。モデルのジェシカ・スタムや、女優のキャリー・マリガンなどにも愛用されており、今年は日本への本格上陸が決まっている。
2015年03月04日シャネル(CHANEL)が15SSコレクションの広告キャンペーンについて、その詳細を明らかにした。今回の3種類のキャンペーンビジュアルでは、ブランドを代表する3つのバッグにそれぞれフォーカスする。モデルにはクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、アリス・デラル(Alice Dellal)、ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)を起用。撮影はデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が自ら手掛けた。過去には「パリーダラス メティエダール コレクション」でも広告キャンペーンのビジュアルに起用されたクリステン。今回は、ラガーフェルドが「11.12」と名付けたハンドバッグの顔として出演している。キャンペーンビジュアルには、ラムスキンにヘリンボーンのキルティングステッチを施したデザインの「11.12」が登場。シルククレープのスーツ姿で、ジャケットの下に白いTシャツを着たクリステンが、若々しくアーバンな雰囲気で、時代を超えたバッグの魅力を表現している。また、シャネルで繰り返しモデルを務めてきたヴァネッサ・パラディは、最新作「ガール シャネル」の世界観を表現することになった。撮影されたビジュアルでは、ラムスキンの「ガール シャネル」とパールのネックレスだけを素肌にまとったパラディの、型にはまらないナチュラルな美しさが切り取られている。パラディはバッグの魅力について「この上なく穏やかに、服にも肌にも調和するところがお気に入り」とコメント。一方、アリス・デラルのスタイリッシュでパンクな魅力と並び立つのが、クラスプにあしらわれた“ダブルC”がシンボリックなハンドバッグ「ボーイ シャネル」。このバッグのローンチ以来、キャンペーンモデルを務めてきたアリスは、スエードのたっぷりとしたシャツ姿で登場。デニムのパッチワークを使ったバッグを身に着け、アイテムの男性的・女性的な感覚を表現した。普段から「ボーイ シャネル」を愛用するアリスは、このバッグについて「私は『ボーイ シャネル』を斜めがけにするのが好き。ハンターが使う弾薬保管用バッグをヒントにしたバッグだから、正しい使い方でしょう。私がカジュアルな服装に抵抗なく合わせられる唯一のバッグよ」と話している。
2015年03月04日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「あのこ」宇野亞喜良、今江祥智60年代よりイラストレーターとして活躍し、今なお最前線で仕事を続ける宇野亞喜良と、同じく児童文学の大家として50年以上のキャリアを持つ今江祥智。2人は数多くのコラボレーション作品を発表しているが、その原点であり、集大成と呼べる傑作が本書。1966年理論社より刊行され、改版の後長らく絶版となっていたため待望の復刊である。馬と少女という、宇野亞喜良にとってのオブセッションとも言えるモチーフと、戦後の疎開地での、幻想的なボーイミーツガール物語の組み合わせは、子供向けの絵本とはとても思えぬ詩情。【書籍情報】「あのこ」著者:宇野亞喜良、今江祥智出版社:BL出版言語:日本語ハードカバー/16ページ/250×265mm発刊:2015年価格:1,800円
2015年03月04日マイキータ(MYKITA)から、ブランド初となる子供用アイウエアコレクション「マイキータ ファースト(MYKITA FIRST)」が登場する。同コレクションは“動物たちの王国”に登場するキャラクターにちなみ、「PANDA」「SWARROW」「JAGUAR」などの名前が各モデルにつけられた。ラインアップはメガネ4種類、サングラス3種類の計7種類。そのすべてがユニセックスで、フレームは丸型、パント、キャッツアイ、パイロット、スクエアとクラシカルなフォルムを展開。カラーもシャイニーシルバー、ライラック、フルオレッド、ナイトブルー、ブラックと豊富なバリエーションがそろった。コレクションの開発にあたり、マイキータ本社に集まった子供たちとともに、人間工学的に子供の顔に合った製品、子供たちの好みに合ったデザインを追求。フレームは素材に軽量なステンレススティールを使用し、子供らしい動きに合わせて調節可能な仕様とした。更に、ラバーコーティングを施し、壊れにくく、かすり傷も付きにくい作りに仕上がっている。その中でも、シャイニーシルバーモデルだけはコーティングせず、洗練されたメタルそのままの表情を生かした。また、一部のモデルは耳にかかるテンプルエンドに、遊び心を感じる鮮やかな色を取り入れている。その他、サングラスはぎらつきを最小限に抑え、紫外線を100%カットするカールツァイス社の色付きレンズを使用。また、すべてのアイテムには特製デザインのケースが付属する。これは、耐久性に優れた薄型のカバーで、色はマットなダブグレー。そこにパウダーブルーのアクセントが添えられた。コレクションのキャンペーンビジュアルは、ブランドの15年キャンペーンと平行してフォトグラファーのマーク・ボスヴィックが担当。撮影はマンハッタンの摩天楼を遠くに望むブルックリンの巨大な屋上庭園で行われた。そこにはコレクションアイテムを身につけた子供やヤギが、緑のオアシスで楽しく過ごす様子が写し出されている。これに、イラストレーターのジョーディ・ヴァン・デン・ニューヴェンディックが、有機的でどこか隙のあるイラストを添えた。鮮明な色使いや大胆なフォルムが、作品がもたらす自然なムードや背景と見事にマッチしている。コレクションは3月4日に伊勢丹新宿店で発売。5月からは、MYKITA Shopをはじめとしたファッションブティックや、メガネ店で発売される予定だ。
2015年03月04日スポーツマックス(SPORTMAX)の15-16AWコレクションはとてもウォーム感に溢れた構築的なアイテムが発表された。ブランケットを纏ったかのように襟や裾からはフリンジがこぼれ、裁ち端はハンドステッチでかがられる。シームにフリンジが挟み込まれたコートなど、全体で暖かみを創出する。フリンジはニットにも。胸元が大きく折り返されたニットはショルダーが表れ、フェミニンな印象だ。カラーはキャメル、ブラックの秋冬らしいモノトーンにイエローとアネモネ・菊のプリントが彩りを添える。ショー後半ではアネモネが様々なディテールに変わって登場した。スイーツのようなメランジニットにはアップリケ、レースのドレスの上に重ねられて立体感を創出。片側のみフラワープリントのスリットドレスなど、バリエーション豊かに提案された。
2015年03月04日ロエベ(LOEWE)が3月6日にパリのユネスコ本部で行われる15-16AWウィメンズコレクションショーに先駆け、キャンペーンビジュアルを公開した。フォトグラファーにスティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)、モデルにレキシー・ボーリング(Lexi Boling)、スタイリストにベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)という豪華な顔ぶれが撮影を手掛ける同キャンペーン。ロエベが目指す“過去に登場したものを解釈し直すことで、今、モダンとは何かを明確にする”という大胆なオリジナリティーを打ち出している。センターピースには、マイゼルの「セルフポートレート」シリーズから新たな1枚の写真が選ばれた。これは、マイゼルのパーソナルコレクションの中から、彼自身が選んだ写真を複写撮影したもの。そこには少年時代のマイゼルが、5羽のオウムを腕に乗せてポーズをとった姿が写されている。その他、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がデザインした「パズル バッグ」をフィーチャーしたビジュアルも公開。ブランドのコアアイテムをダイレクトに表現した。なお、アンダーソンはブランドのモダナイズを託された際に、その極めて重要な基準点がマイゼルの作品であったと語っている。
2015年03月03日東京、谷中にある銭湯を改築し1993年にオープンしたギャラリー「スカイザバスハウス(SCAI THE BATHHOUSE)」で、名和晃平の個展「FORCE」が開催される。期間は3月7日から4月18日まで。名和晃平はプリズムシートや発泡ポリウレタン、ガラスビーズなどを用いた作品で知られる現代アーティスト。最先端の3Dテクノロジーや化学的なアプローチを駆使したオブジェは、表層のテクスチャーにおける情報量を増幅させるとともに、その素材特性を最大限に引き出している。観察者の知覚体験によって現代彫刻の新たな可能性を示すとともに、その一方で希薄化していくオブジェの実体を対比させ、デジタル社会における存在のリアリティーを問いかけてきた。今回の展示会では三つの新作が発表される。そのうちの一つ、インスタレーション「Force」では黒いシリコンオイルが雨のように降り、床の所々に黒い池を構成。一定方向に高速で流れ続けるオイルは、独特の粘性と重力によって空間に配置され、液状化した彫刻作品を完成させる。一方、平面作品「Direction」シリーズは、垂直に張ったキャンバスの上端から顔料を滴らせたもの。モノクロームの反復、自律的な階調が強いコントラストを生む。また、「Moment」では顔料入りのタンクを振り子にして、インクの軌跡を円心状に錯綜させながら、画布を動かすことで局所的なカオスを発生させた。【イベント情報】FORCE会場:SCAI THE BATHHOUSE住所:東京都台東区谷中6-1-23 柏湯跡会期:3月7日から4月18日時間:12:00から18:00休館日:日・月曜日(3月21日は開館)
2015年03月03日バリー(BALLY)の2015-16秋冬コレクションはウェス・アンダーソンの映画と60年代後半からインスパイアされている。ブラックにキャメルなど落ち着いた色合いにグリーン、パープル、イエローなど60年代を彷彿とさせるヴィヴィッドなカラーが調和する。ダブルのスーツやボリューミーなファーアイテムはアンダーソンの『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のよう。コーティングツイードや片側のみファーのラペルなどディテールも利いている。トップのボクシーなシルエットや柔らかいアリゲーターのワイドパンツ、装飾が削ぎ落とされたダブルフェイスのカシミアコートなどエフォートレスな雰囲気だ。新バッグにはトップハンドルタイプの「Bターン(B-Turn)」、ショルダータイプの「エクリプス(Eclipse)」が登場。両方ともクロージャーがアイテム名を象徴する。新シューズ「タキシード(Tuxedo)」コレクションはトゥのメタルパーツとアッパーの切り替えがエレガントだ。
2015年03月03日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「FLOWER POWER」シルヴィ・エストラーダ手工芸の始まりからデザイナーやアーティストの創造力をかきたててきた植物や花。都市化して人工物の溢れる現代において、それらの自然界とのつながりは、再び強く求められる。本書では、そんな今日における自然をモチーフとした革新的なアートやデザインを大特集している。電車内や広場などの公共空間におけるインスタレーションや、植物を用いたアート、壁画など、ユニークで楽しい実例が満載。花やグリーンのアイデアが詰まった、眺めているだけで心が晴れやかになる春先におすすめの1冊だ。【書籍情報】「FLOWER POWER」著者:Sylvie Estrada出版社:PAGEONE言語:英語ソフトカバー/167ページ/270×215×10 mm発刊:2013年価格:4,150円
2015年03月03日ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )2015-16秋冬コレクションは中国の香りが芳醇に漂う。虎柄ワンピース、コートの縁を彩る金のフリンジ、黒地のドレス、ブラウス、パンツなどに載る絢爛な花柄プリントや刺繍などきらびやか。ロングのフリンジ、プリーツをボタンで留めたグラデーションドレスは動く度に流麗に揺れる。ウインドーペンチェックは映画『花様年華』のチャイナドレスからの引用。ファーに白いスパンコールで描いたもの、チェックに沿ってフリンジを付けたものなど、様々なテクニックでデザインされている。上海の夜やウォン・カーウァイの映画のように艶かしくゴージャスなショーだった。
2015年03月03日伊勢丹新宿店本館5階リビングフロアに、新しいコーヒーと紅茶のカフェがオープンする。しかも、約1週間から2週間ごとに出店する店舗が変わるというユニークな試みだ。3月4日の同フロアリモデルによって新設される「キッチン ダイニング デコール(KITCHEN DINING DECOR)」では、豆や茶葉のみならず、淹れ方や道具にもこだわった一杯を楽しむことを提案するコーナーが誕生。それに伴い、キッチン ダイニング デコール内に設置されるバーカウンターには、様々なコーヒーや紅茶の専門店やメーカーなどが出店し、淹れたてのドリンクとともに、こだわりの豆や茶葉、美味しい淹れ方を紹介する。第1弾は「バー・ジンガロ」(Bar Zingaro)。中野ブロードウェイ内にある、現代美術家・村上隆のカフェだ。内装、コーヒーのクオリティを監修するのは「フグレン」(Fuglen)。こだわりのアート作品が飾られた空間でコーヒーを楽しめる店だ。同店の出店期間は3月4日から17日。会期中は、「カリタ」ウェーブシリーズ等で淹れたコーヒーを楽しめる他、バー・ジンガロのオリジナルコーヒー豆やオリジナルマグカップが紹介される。続いて出店する堀口珈琲は3月18日から24日まで。堀口珈琲は1990年の創業以来、ハイクオリティな豆の紹介、焙煎や抽出に関して先進的取り組みを続けている名店だ。会期中は数種のブレンドコーヒーに加えて、スペシャルな一杯も用意。期間中、3月21日、22日の午後2時から5時には、堀口俊英も来店する。3月25日から4月7日にかけては、世界のコーヒートレンドを牽引する名品「ハリオ V60」を使ってバリスタがコーヒーを淹れる「HARIO V60カフェ」がオープン。4月4日の午後1時から4時には、ジャパン ブリューワーズ カップ 2014チャンピオンに輝いたバリスタ、「サザコーヒー」尾籠一誠が来店。チャンピオンの技と味を楽しめるイベントも開催する。またその後も、4月15日から28日は丸山珈琲、4月29日から5月10日はラボラバール(lab.LABAR)、5月11日から24日はミカフェートなどの注目店が出店を予定している。(※ドリンクは全て有料での提供)
2015年03月03日メイド・イン・イタリーのクラフトマンシップに、3シーズン目を迎えるアレッサンドラ・ファッキネッティが新たな風を吹き込む「トッズ(TOD'S)」15SS。そのレディ・トゥ・ウエアに表現されている馬具のイメージを反映したのが、新作「トッズ ケープ バッグ」だ。このバッグがモチーフとしたのは乗馬用のサドル。それをコンテンポラリーに解釈した結果、特有のアールを描くふくよかなシェイプが生み出された。開口部にはマグネットが配置され、折るだけで口が閉じられるなど、独創的なデザインと機能性を併せ持つ新生トッズらしい作品となっている。サイズは「MEDIA(大)」(W38×H29×D18cm)、「PICCOLA(中)」(W33×H24.5×D16cm)、「MINI(小)」(W27×H21×D13cm)の3種類。それぞれ、異なるカラーパレットで展開される。写真の「トッズ ケープ バッグ」(22万9,000円)は、チャコールブラウン×ブルーのバイカラー仕様でMEDIAサイズ。他にもブルー×ブラウン、グレー×ホワイト、ブラック、イエロー、グリーンをラインアップしている。これらに、パイソン素材やフラワーペイント、パンチングしたカーフレザーなどのバリエーションを加えて、全50種類以上のアイテムを展開。中には、イタリアの庭園をイメージしてレザーを曲線にカットし、それをパッチワークのように重ねたものなど、一際ユニークなデザインのバッグも用意している。
2015年03月03日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が新広告キャンペーン「Sprit of Travel」を公開した。光り輝くカリブ海を舞台に、自然と調和したビジュアルで洗練された旅を表現した今作。フォトグラファーのパトリック・デマルシェリエによって、船に積まれたトランクや、バッグを片手に広大な自然の中を歩く女性の姿などがおさめられている。モデルにはリヤ・ケベデ、マールチェ・フェホーフ、ジュリア・ノビスの3人を起用。キャンペーンビジュアルの中で、彼女たちはルイ・ヴィトンの様々なレザーグッズとたわむれる。その中には、プレシャスなトランクや独特なラゲージに加え、アイコンバッグ「アルマ」、新作バッグ「LV ツイスト」などの人気アイテムも登場。さざ波のような模様のエピ・レザーが、バッグのパステルトーンを際立たせている。キャンペーンは日本では3月下旬より展開予定。また、今回のキャンペーンとリンクするウインドーディスプレイ「Epi Landscapes(エピの風景)」が、4月上旬から6月中旬にかけて世界のルイ・ヴィトン ストアに登場する。
2015年03月03日スウェーデン発のスキンケアブランド「リラ・ブルケット(L:A BRUKET)」が、今年日本に初上陸を果たす。その先行販売を4月中旬に、伊勢丹新宿店の本館5階リビングフロアで開催する予定だ。“ありのままの姿こそ、素材の力が最大限に活かされる”。このコンセプトを元にリラ・ブルケットは、海洋系を中心としたオーガニック素材を、ローテクを用いた小さな工房で調合している。中でも、注目なのが伝統的なスパ療法を現代的に進化させたスパライン。海藻をそのまま浴槽に入れることで、保水力や温浴効果を得てきた地元の知恵を、海藻や天然塩を使ったバスソルトや入浴剤といった形で受け継いでいる。そのうちの1つ、「シーウィードバス」(380g/6,400円)は、フカスセラツスという海藻を乾燥させたもの。この状態ではミネラル成分が全体の75%にも及び、浴槽で戻すと海水に浸かっているかのような海藻風呂が楽しめる。また、「リラックス・ボディスクラブ」(350ml/5,500円)にも、角質ケアに有効な海藻エキスと海塩が配合された。その他、バスソープでは固形石鹸とリキッドソープの2種類を用意した。この内、石鹸は天然由来のエッセンシャルオイルを100%使用し、それをコールドプロセス製法によって一つひとつ手作りしたもの。リキッドタイプと共にレモングラスやワイルドローズなど様々なフレーバーが楽しめ、地元の海岸の砂や海藻を配合した「サーフ・スクラブソープ」(120g/1,800円)など、ユニークなアイテムも用意している。そんな、癒しのバスタイムを締めくくるのが、2種類のシャンプーとコンディショナーだ。ドライヘア、ダメージヘア向けにそれぞれ異なるハーブを配合し、ヘルシーな髪と地肌を育てる。ボディローションやハンドクリーム、リップバームといったスキンケアアイテムも用意され、セージやワイルドローズといった癒しの香りとともに、全身をケアすることが出来そうだ。
2015年03月03日ミントデザインズ(mintdesigns)は3月4日、ブランド初のキッズコレクションを伊勢丹新宿店6階のリ・スタイル キッズで発売する。今回のコレクションでは、ブランドアイコンのドール柄やオリジナルレースをデザインに使用。更に、大人のコレクションラインのデザインを、そのままキッズ向けに落とし込んだアイテムも用意し、母娘で同じ装いが楽しめる。ラインアップはプリントドレス(2万3,760円)、パーカー(2万5,920円)、カーディガン(1万9,440円)、Tシャツ(1万4,040円)、スカート(2万520円)、パンツ(2万5,920円)の全7型。この内、トップスはユニセックスとして、男の子でも着られるデザインに仕上がっている。サイズは110センチのワンサイズのみで展開する予定だ。
2015年03月03日カルヴェン(CARVEN)のウィメンズコレクションの新アーティスティックディレクターに、アレクシス・マーシャル(Alexis Martial)とアドリアン・カヨド(Adrien Caillaudaud)の2人が就任した。2人による初のショーが、2015-16秋冬パリファッションウィーク中の3月5日に発表される。アレクシスは07年にキャリアをスタートさせ、「ジバンシィ(GIVENCHY)」でプレタポルテとクチュールのニットウエアのデザイナーを担当。その後、「アイスバーグ(Iceberg)」のクリエイティブディレクターを務めた。一方、アドリアンは「マークジェイコブス(MARC JACOBS)」で経験を積んだ後、ジバンシィに移籍。アーティスティックディレクターのリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)の下で、シューズとアクセサリーのラインを担当している。カルヴェンのCEO、アンリ・セバウン(Henri Sebaoun)は「私たちは心からアレクシスとアドリアンを歓迎し、引き続き、現代女性のためのパリらしくフレッシュなエレガンスを表現していきます」とコメント。また、アレクシスとアドリアンは「カルヴェンは次の時代にも引き継がれるべき女性らしい美的センスとフレッシュさを兼ね備えています。アンリ・セバウンや、カルヴェンの素晴らしくクリエイティブで才能にあふれたチームと一緒に仕事が出来ることは、本当に嬉しいことです」と語っている。
2015年03月03日