FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (775/854)
トッズ(TOD’S)が3月11日よりメンズの人気シリーズ「シティ ゴンミーニ」の日本限定モデルを発売。1979年の誕生以来、ブランドのアイコンとして長く愛されている「ゴンミーニ」。1枚のレザーからハンドメイドで作られるモカシンタイプで、まるで“手袋をはめたようなソフトなフィット感”を実現するカーフスエードを採用している。ドライビングシューズの「ゴンミーニ」のタウンモデルとして生まれた「シティ ゴンミーニ」はぺブルを模したソール張り、更なる耐久性と汎用性を備え、進化した。日本限定モデルは、モカシンとラチェットの2型で、全7色展開。アウトソールにトッズには珍しいグレーを配色し、鮮やかなボディと上品なコントラストをなす。ボディと同色のインソールの他に、ナチュラルカラーも付属。モカシンタイプはヘムもグレーで配色したバイカラー仕様だ。この日本限定モデルは、4日より伊勢丹新宿店で開催される期間限定イベント“The JOY of Family”で先行発売される。<問い合わせ先>トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2015年02月25日スキンケアブランド「クリニーク(CLINIQUE)」が、SNSへの写真投稿による参加型キャンペーン“ノー エフェクト キャンペーン”を実施している。4月13日まで。同キャンペーンは、人気のシリーズ「イーブン ベター」の4製品の中から使ってみたいアイテムを選び、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSサイトにハッシュタグ「#均一美肌」をつけて自分の美肌の写真や商品の写真を投稿したり、商品情報をシェアすることで参加が可能。クリニークのキャンペーンページに投稿写真が掲載される他、参加者の中から抽選で20名にハイライト、ブラッシュ、コントゥールが一つになったフェイスカラーパレット「スカルプショナリー チーク コントゥーリング パレット」と、ツヤのある立体的な唇を演出するリップグロス「ロング ラスト グロスウェア」がセットでプレゼントされる。更に、4月23日までは全国百貨店のクリニークカウンターで、イーブン ベター シリーズの無料サンプルも配布している。“均一な”という意味を持つ「イーブン ベター」を冠す同シリーズは、育てる、攻める、守る、魅せる、という4ステップで、キメの整ったなめらかで美しい“均一美肌”を目指すライン。乾燥しやすいと言われる日本人の肌のために開発された「イーブン ベター エッセンス ローション」(100ml/3,800円、200ml/5,800円)は、肌に水分を与えるだけでなく、肌の奥に眠る水分保持力にも着目。白濁したとろみのあるテクスチャーと独自開発されたNMF複合体が肌にダイレクトに働きかけ、肌自らが水分を蓄える力を育む。あらゆる角度から素肌に潤いを届け、内側から明るく輝く肌へと導く高機能化粧水。世界中の様々なビューティーアワードを受賞し“81冠獲得の美白美容液”として知られる「イーブン ベター ブライト セラム」(30ml/8,500円、50ml/1万3,000円)は、しっとりとしたコクのある穏やかな使い心地で、毎日使い続けることでワンランク上のスキントーンを目指す美容液。すべての肌タイプに使える薬用美白UVベースの「イーブン ベター シティ ブロック ポリュテクション40」(30ml 5,200円)は、紫外線防御、美白、メーク下地としての三つの機能に加え、肌に有害となる大気汚染から防御する効果も兼ね備える。なめらかな伸びはもちろん、ファンデーションのノリを良くし、美しい肌色を一日中キープする。更に、シミや色むらをカバーし健康的な輝く肌をつくるリキッドファンデーションの「イーブン ベター メークアップ 15」(SPF15/PA++ 全10色 30mL/各4,500円)とパウダーファンデーションの「イーブン ベター パウダー メークアップ 25」(SPF25/PA+++ 全10色 10g/リフィル各4,500円、コンパクト1,000円)も加わり、総合的な肌の均一化にアプローチする。写真共有SNSやセルフィーの流行により、写真撮影が日常化した昨今。クリニークでは、キャンペーンに先駆けて「顔写真の加工効果についての実態調査」を実施。SNSのプロフィール写真は65.8%の女性が加工済み写真を使っている一方で、やはりありのままの自分を褒められたい女性が多く、褒められて一番嬉しい写真は「撮影したそのままの写真」がダントツで最多という女性の美に対する本音がその結果から読み取れた。また、写真写りを良くするためにスキンケアに力を入れる女性が増えていることも明らかとなった。
2015年02月25日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が15年リゾート、及びプレスプリングのフットウエアをフィーチャーしたムービーを発表した。このムービーは、同ブランドの10周年記念プロジェクトの第一弾として制作されたもの。制作はオランダ出身のビデオアーティストデュオ「ラーナート・アンド・サンダー(Lernert& Sander)」が手掛けた。ムービーは“PEEP SHOW”(のぞきからくり)をコンセプトに、知らない世界をのぞいてみたいという心理を刺激する作品となった。足のみをアップで映した映像とともに、4人のフットモデルがそれぞれの実体験を語っている。遊び心を感じるドキュメンタリー形式の映像の中で、アーティストデュオが得意とするシンプルな映像がブランドの世界観を鮮明に表現した。ムービーはインスタレーションとして店舗でのみ公開。日本では旗艦店である青山店、伊勢丹本館シューズ売り場で3月4日から展示される。
2015年02月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。今回は、現在東京・渋谷の松涛美術館で日本初の回顧展も開催中(3月15日まで)のローベル・クートラスの最新作品集がセレクトされています。■「ロベール・クートラス作品集 僕のご先祖さま Mes Ancetres」岸真理子・モリア現代のモーリス・ユトリロと呼ばれた、1930年パリ・モンパルナス出身の画家ロベール・クートラスは今年、没30周年を迎える。所属の画廊から求められる作風を断ってからというもの、ひたすらカルトという手札大のカード画の制作に没頭したクートラス。そして、毎夜様々な題材で描き続けられたそれらを「僕の夜」と名づけた。一連のカルトをそう呼んだように、クートラスは自身の孤独と不安の中で描いた、人物や動物の肖像画作品を「僕のご先祖さま」と名付けた。本書は、その中から絵の具のガッシュで描いた作品のみを収録した、見るものの心の深いところを震わせるような、内省的でスピリチュアルな画集。【書籍情報】「ロベール・クートラス作品集 僕のご先祖さま Mes Ancetres」著者:岸真理子・モリア出版社:エクリ言語:日本語、仏語ソフトカバー/64ページ/378×258mmmm発刊:2015年価格:3,500円
2015年02月25日カルティエ(CARTIER)がブランドの公式サイトで、新作ショートムービー「The proposal」を公開した。今回ムービーの製作を担当したのは、アカデミー賞でのノミネートの経験もあるイギリス人映画監督のショーン・エリス。愛し合う3組の男女によるラブストーリーがドラマチックに描かれた。ムービーではブランドのブライダルリングを手渡しながら、3人の男性がそれぞれ女性に愛を告白する。デートに遅れた彼氏がエレベーターに乗った彼女を追いかける。無情にも扉は何度も閉まってしまうが、ようやく追いついた彼は大勢の前で…。一方、美術館デートをしていた女性は、銅像に隠されていた指輪を見つけると、そこに姿を表した彼に愛を囁かれた。また、空港まで妻を見送りに来た夫は、隠したパスポートの代わりに指輪を取り出し、彼女に2度目のプロポーズをする。見ているだけで口元が緩んでしまいそうな、ちょっと意外な三つの愛の告白。指輪で伝える愛とロマンスを、ギュッと凝縮したような作品だ。
2015年02月25日バーバリー(BURBERRY)が2月23日、ロンドンのケンジントン・ガーデンで「バーバリー プローサム(BURBERRY PRORSUM)」の2015-16秋冬ウィメンズコレクションを発表した。1月に開催された2015-16秋冬メンズコレクションに続き、英国人シンガーソングライターのクレア・マグワイヤのライブパフォーマンスとともにショーが幕を開ける。今シーズン、テーマに設けたのは「パッチワーク」「パターン&プリント」。英国伝統生地のダーラムキルトからインスパイアされたペイズリーやフラワーモチーフのパッチワーク、アニマルやカモフラージュなどのプリント柄などがミックスされ、コレクション全体がボヘミアンなムードに包まれる。贅沢なフリンジ使いも今季の特徴。ポンチョの裾やアウターの袖、スカートやコートに施されたレザーパッチワークの端あしらわれたり、ジャケットの片ポケットのディテール、全面フリンジによるティアードのロングケープ、ドレス、スカートなどあらゆるバリエーションを見せる。細やかなプリントパターンと、複雑な異素材の組み合わせによるパッチワークやカッティングでハッピーオーラをまとった、新しいブリティッシュスタイルが完成した。また、今回初めての試みとして日本顧客に向けLINEのリアルタイム動画配信機能「LINE LIVE CAST」を使用し、バーバリー公式アカウントでショーの模様をライブ配信した。
2015年02月25日トッズ(TOD’S)が伊勢丹新宿店で、日本限定バッグ&シューズコレクションをいち早く発売する期間限定イベント“The JOY of Family”を開催する。期間は3月4日から10日まで。“The JOY of Family”では、家族皆でファッションを楽しめるアイテムがラインアップ。アイコンシューズ「ゴンミーニ」を中心に、メンズ・ウィメンズ・ジュニアまで幅広くそろう。メンズの日本限定「シティ ゴンミーニ」も特別なデザインに。アウトソールにトッズでは珍しいグレーを配色し、鮮やかなアッパーと上品なコントラストを描いている。更に、限定モデルだけの特典として、ナチュラルカラーの追加インソールを付属。モカシンとラチェット全2型で、カラーは全7色展開。ウィメンズの限定デザインはドット柄のインソールが特徴。ネイビー、レッド、ホワイトなどマリンテイストなカラーバリエーションが楽しめる。デザインはレザーの細紐がアクセントになったラチェット(5万9,000円)とコインローファー(5万6,000円)の2タイプ。更にジュニアサイズの日本限定(2万9,000円)も発売。ディテールはそのままにミニサイズとなって登場。親子そろってのスタイリングが楽しめる。その他、新作トートバッグ「ジョイ(JOY)」からも、ゴールドとシルバー(ミディアム 14万6,000円、ラージ 15万6,000円)が日本限定カラーとして登場。入れる物を選ばないトート型に取り外し可能な内ポケットを二つ備えた、豊富な収納力が魅力。ウィメンズアイテムだが、ユニセックスとしてファミリーで共有できそうなデザインだ。バッグは伊勢丹新宿店本館1階ハンドバッグ/プロモーションで、シューズは本館2階婦人靴/プロモーションでいち早く披露される。会期中、購入者にプレゼントするスペシャルギフトも数量限定で用意。また、初日と土・日にはイラストレーターが来場し、ライブペインティングも行われる。家族で楽しめるイベントになりそうだ。<問い合わせ先>トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2015年02月25日■春を告げるミューズ、ももクロとのコラボレーションコラボレーションするにあたり、メンバーとデザインについて話す機会のあった日下さんはその時のメンバーの印象を大切に、PVやライブ映像から今回のクチュールのイメージを広げていったという。リーダーの百田夏菜子には「その凛とした存在感から、余計なものは入れない方がいい」と感じ、純白のエンパイアドレスをデザイン。繊細に波打つフリルはクローバーモチーフのコットンレースが施されている。子供の頃、ピンクハウスの服を着ていたという佐々木彩夏には、フランス製のレースをふんだんに使い、優しく懐かしい雰囲気のドレスをデザイン。撮影当日彼女が持ってきてくれたピンクハウスのくまのキーホルダー。このくまは日下さんが90年代にデザインした「ギンガムくま」で、時の移ろいとともに愛情を持って大切にしてくれていることに胸に響くものがあったという。玉井詩織には「メンバー唯一のショートカットということもあり、首のラインの綺麗さを活かした襟元が華やかなデザインにした」という。真っ白なブラウスにクローバー柄のジャンパースカートを重ねた知的で清楚なレイヤードスタイルになっている。メンバーでも一番小柄な有安杏果については「“小さな巨人”のフレーズと彼女のパフォーマンスを見た時、あえてボリュームのあるロング丈のドレスを作ろうと思いました。彼女は小さくても力強く可憐な花のようなイメージです。きっとそれが似合うし着こなしてくれると感じたからです」ドレスのスカート部分を5段のティアードで大きくフレアさせた。そのウエスト部分をサッシュリボンで結ぶことで、メリハリのあるシルエットに仕上げた。そして最初の打ち合わせで「パンツはダメですか?」というリクエストをもらっていた高城れにには、裾に向かって大きく広がるティアードパンツをデザイン。幼い子供が着るようなコンパクトなパフスリーブのスモックブラウスを合わせることで少女らしさを表現している。日下さんは「今回は、ももクロのからあえて“色”を抜いた。だからこそ、1人ひとりの個性をデザインで表現した。そして、一目でピンクハウスだと分かるような、私達のブランドが大切にしてきた素材、シルエット、技法を詰め込んだクチュールに仕上げている」とコメント。「永遠の少女性」というテーマに、実に多様な手法でアプローチした同企画は、伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区で展開(2月18日から3月3日)した後、日本橋三越本店(3月11日から17日)、銀座三越(3月18日から24日)、イセタン クローゼット ルクア イーレ店(4月2日から7日)とキャラバンする。また一部商品はオンラインストアでも購入可能だ。前編へ戻る。
2015年02月25日1982年のブランド誕生以来、時代の空気を取り入れながら一貫して“女の子”を表現する「ピンクハウス(PINKHOUSE)」。創設者であり、初代デザイナーの金子功は「ピンクハウスというブランドには、女の子の好きなものを全部詰め込んだんだよ」と話していたという。ブランド誕生から30周年を迎えた2012年に続き、2月18日からピンクハウスが伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区を舞台に、東京ブランドと“永遠の少女性”をテーマにコラボレーションした「PINK HOUSE―flower shower・永遠の少女性―」がスタートした。同企画のイメージビジュアルは、ももいろクローバーZがピンクハウスデザインのクローバーをモチーフにしたオリジナルテキスタイルのワンピースをまとい話題となった。このコラボレーション企画について、金子の後を継ぎ約20年ピンクハウスのデザイナーを務める日下和則さんに話を聞いた。■ピンクハウスが大切にしている人の手をかけた物づくりコラボレーション企画にあたり、最初に取り組んだのは「永遠の少女性」というテーマに応えるテキスタイルを膨大な過去のアーカイブから探し出すことだった。14年10月、日下さんはデザインチームのメンバーと長年に渡りブランドのプリント柄を担っている「大木テキスタイルプリント」に向かった。ピンクハウスの過去の大半のテキスタイルを所有している染行所で、1日がかりで今回復刻するテキスタイルを選んだという。今回アーカイブから様々な表情のフラワーモチーフのテキスタイルを選ばれ、それには、かつて金子功がデザインしたテキスタイルもあれば、日下がピンクハウスで最初に手掛けたテキスタイルもあるという。ピンクハウスの物づくりについて日下さんは「手捺染という技法を大切にしている。職人が1色ごと手作業で色を重ねていくハンドプリントで、前の色が完全に乾いてから次の色を重ねるため、モチーフの輪郭がくっきりと引き立つだけでなく、色を重ねることで立体感のある繊細なテキスタイルになる。ただ、1色加える度に職人の手間が増えるので、ピンクハウスのように十数回も色を重ねているブランドは稀」という。こうした色へのこだわりから、色彩豊かで華やかなテキスタイルが生まれているのだ。■東京ブランドとのコラボレーション今回コラボレーションした3ブランドとの物づくりについて聞くと、「各ブランドらしさが加わって、新鮮なアイテムラインアップになったと思う」と日下さん。レース使いや透け感のあるジェンダーレスなファッションを得意とする「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」とのコラボレーションでは、90年代前半の多色の総花柄のテキスタイルを採用。セーラーカラーや丸襟にパフスリーブといった“少女性”を連想させるディテールのアイテムを手掛けた。生地にオパール加工を施すことで透け感が生まれ、ピンクハウスのオリジナルテキスタイルとは異なる表情に仕上がっている。「G.V.G.V」とのコラボレーションは、デザイナーのMUGと日下さんが桑沢デザイン研究所でクラスメイトであったこともあり実現した。「学生時代からカルチャー全般に精通していて、独自のスタイルを持っていた彼女。自身のブランドとピンクハウスがコラボするという意外性もあって、コラボレーションを快諾してくれた」と日下さんは語る。G.V.G.Vは15SSコレクションの中から、アウター、シャツ、パンツ、バックパックの4型をセレクト。マスキュリンなイメージのセットアップもテンセル混の落ち感のある素材に花柄を乗せることでフェミニンな印象が加わり、G.V.G.Vとピンクハウスのネームを散りばめたフィッシュテールコートや、バックパックと合わせることで“今”を感じるルックのピンクハウスになっている。「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」は、ピンクハウスのオリジナル柄に、シアターのオリジナル柄を重ねてプリントするユニークなアプローチで全7型のコラボアイテムを仕上げた。「柄に柄をプリントするテクニックは職人泣かせで断られるところでしたが、なんとか完成に漕ぎつくことができた(笑)」と振り返る。シアタープロダクツのデザイナー・武内昭から「カットソー生地でやってみたい」というリクエストもあり、普段はフリルやギャザーが引き立つ布帛の素材を中心に使うことが多いピンクハウスにとって新たな発見の多いコラボになった。後編に続く。
2015年02月25日パリ・グランパレで1月27日、シャネル(Chanel)が15SSオートクチュールコレクションを発表した。カール・ラガーフェルドがショーの舞台に選んだのは、グランパレ・ドーム下に置かれた巨大な温室。会場には、メゾンのアンバサダーを務める、ヴァネッサ・パラディ、クリステン・スチュワート、アリス・デラルらを始めとする一流セレブリティーが勢ぞろいした。毎シーズン、趣向を凝らした演出がなされるシャネルのランウエイショー。今シーズンは、“春の祭典”“地上の楽園”といったイメージの下、ピンク、オレンジ、レッド、エレクトリックブルー、イエロー、グリーンなど春爛漫の色とりどりのパレットで構成。ランウエイには花々が咲き乱れ、その中を雲のようなおぼろげなチュールのハットを着用したモデル達が歩いていく。アイテムは、花の刺繍を惜しげも無く施したチュールのチュニック、藁のように長めのフリンジが足元で揺れるニットドレス、ラメの光沢を放つリネンのアンサンブル、フェザーで包まれたロングスカート、大きなコサージュを裾や袖口にふんだんにあしらったロングコートなど、シャネルのクチュールアトリエでこそなし得る技の数々を見せつけた。「胸の谷間ではなく、ウエストを見せることが新しい」と断言するカール。ベルトでマークしたドレスや、コルセットのようなシースルーの切り替えをウエストに持ってきたパニエドレス、マイクロ丈のジャケットにより素肌が覗くツイードスーツなど、ウエストを美しく強調する新しいルックの提案が様々なパターンでなされた。ジャケット、コート、トップス、ワンピースなど多くのアイテムに反映された丸みを帯びたショルダーラインも今季の特徴と言える。ラストは、全面に零れ落ちそうなほどオーガンジーの花を散りばめたトレーン付きのボリューミーなスカートに、煌めくスパンコールを刺繍したトップスによるマリエ姿のモデルが登場し、華々しく幕を閉じた。
2015年02月25日サルヴァトーレ フェラガモ ジュエルズ(SALVATORE FERRAGAMO JEWELS)は、ホワイトデーや、大切な人への贈り物にふさわしいペア使いのできるジュエリーを伊勢丹新宿店メンズ館4階の「サルヴァトーレ フェラガモ」ブティックで3月14日まで期間限定展開している(3月15日からは全国ジュエリー取り扱い店舗で展開予定)。同ブランドは毎年、ペアで楽しめるスターリングシルバーとレザーによるロマンチックなブレスレットを発表しているが、今年の注目は、現在同店メンズ館でのみ販売されているブレスレット、ネックレス、カフリンクスの3アイテムだ。小さなシルバーのノット(結び目)が三つ並んだレザーのブレスレット(3万8,000円)は、留め金の位置によって3段階(16cm、18cm、20cm)のサイズ調整が可能。スターリングシルバーとレザーのコンビネーションが上品さを醸し出している。ブラック、ブルー、レッドの3色展開でペア使いにもお薦めだ。同じく三つのノットが印象的なネックレス(4万5,000円)も、3段階(46cm、48cm、50cm)で長さ調整可能。スターリングシルバーとエナメル素材のカフリンクス(4万4,000円)ともども、ブレスレットと同様に3色で展開している。同ブランドでは、上記3アイテムの販売を記念し、公式サイトで「フィレンツェの恋人たち」をモチーフにした特別ショートムービーを公開。今回販売されるブレスレットの中にスタイリッシュなイラストで、フィレンツェの街並やプレゼントを渡す恋人たちを表現している。
2015年02月25日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)は4月24日、フレグランス「BLUE SKIES & BLOSSOMS」(100ml/1万6,000円)を数量限定発売する。「BLUE SKIES & BLOSSOMS」はかつて日本で大ヒットしたフローラルコロン。「サクラ チェリー ブロッサム」は、ローズと弾けるようなベルガモットで繊細な香りを表現。一方、「オスマンサス ブロッサム」では瑞々しいピーチに明るいプチグレンを加え、エキゾチックな香りを完成させた。これに、イエロープラムの香りが印象的な「プラム ブロッサム」を加え、三つの香りで春の訪れを讃える。フレグランスディレクターのセリーヌ・ルーは、今回のアイテムについて「私たちの花の香りは、フローラルのフレグランスを今の時代にあった形でまとうことを提案するものです。花のフレグランスをまとうことで、フレッシュでいきいきと伸びやかな気持ちとともに、エレガントなフローラルの持つ女性らしさを手に入れることが出来ます」と話している。
2015年02月25日無印良品が3月5日にオープンする天神大名店で、リサイクルプロジェクト「re-muji」をスタートする。これはブランドで回収した衣服を染め直し、新たな商品へとリフレッシュするというもの。江戸時代には“紺屋”と呼ばれ流行した、藍染を専門とする染物屋の手法に習い、そこに現代の染物技術における化学染料を取り入れた。色落ちを防ぐとともに、3種類用意した染料の濃さによる仕上がりの違いも楽しめる。無印良品では繊維製品を回収し、資源としてエネルギーに変換する取り組み「FUKU-FUKUプロジェクト」に10年から参加。14年までに約60トンの繊維製品を回収してきた。今回のプロジェクトは、回収した衣料の中に再生可能な製品が数多くあったことから生まれたもの。素材や色、状態の違いも個性に代えた1点モノとして、新たなリサイクル製品を生み出している。ラインアップはカットソー、シャツ、ボトムなどで、ウィメンズでは更に雑貨も用意した。価格は全て2,900円となる。
2015年02月25日ブルガリ(BVLGARI)が2月27日から3月31日まで、“永遠の約束”をテーマとするブライダルフェア「デザイン・ユア・ラブ」を全国のブルガリショップで開催する。このフェアではイタリアに伝わる愛の物語にインスピレーションを受けた、ロマンチックなブライダルコレクションをラインアップする。そのうちの一つ、リングコレクション「スピガ(麦の穂)」は、古代ローマから受け継がれてきた幸運のシンボル“麦の穂”をモチーフとしたもの。当時の結婚式では誓いを交わす際、新婦は右手に新郎の手を、左手に3本の麦の穂を持ち、永遠の愛を誓ったとされている。更に、デザインとダイヤモンドルースを選んでオリジナルリングをセミオーダー出来る「デザイン・ユア・ラブ」も、フェアに向けてデザインバリエーションを更に充実させた。期間中にブライダルリングを購入すると、宝石のように輝くチョコレート「ブルガリイル・チョコラート」がプレゼントされる。その他、世界で活躍する切り絵アーティスト、小島奈保子が愛の象徴「鳩とハート」をモチーフとした作品を期間限定で展開。ブルガリ銀座タワー、大阪直営店、うめだ阪急店、札幌大丸店、横浜高島屋店、池袋西武店、伊勢丹新宿店の店頭ウインドーをロマンチックに演出し、同フェアを更に盛り上げる。
2015年02月24日2月19日、カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein Collection)が、ニューヨークコレクションで2015-16秋冬コレクションを発表した。今シーズン、クリエーティブディレクター、フランシスコ・コスタ(Francisco Costa)は、究極に無駄を省いたシンプルシルエットを貫いた。HラインやIラインのワンピース、トレンチコートやピーコートなど、アイテムのバリエーションは至ってベーシック。その一方で、複雑に加工を凝らした素材がコレクションの要となる。パテントレザーを組み合わせたパッチワークや、エンボス、ニードルパンチ、ウールを規則的に刈り取ったり、毛羽立たせたり、カールをさせたりと様々なアイデアにより、洗練されたシンプリティーが生み出される。この相反する思考は、ショー後半のイブニングスタイルにも反映。足首まで隠れるマキシ丈のストレートドレスのフロントにはスリットが深く刻まれ、ミニドレスの胸元は大胆に丸くくり抜かれる。前半では思い掛けない対照的なプロモーションに見ているものをドキっとさせた。カラーパレットは、アイボリー、ベージュ、パウダリーピンク、サーモンピンクといった自然でさり気ない色味のグラデーションをベースに、ブラック、テラコッタ、オーベルジーヌ、バーガンディーなどが、フェミニンには止まらない奥行きを与えている。大き目のボタンや、メタリックビジューもコレクションの重要なアクセントとなる。
2015年02月24日3.1フィリップリム(3.1 PhillipLim)が、アートフォトグラファーのヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)による15年スプリングコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。今回のビジュアルが目指したのは、見る人が部屋に飾りたくなる、アートとしても楽しめる作品。撮影はモロッコを代表する都市マケラシュの街中で行われた。現場にはヘアスタイリストやメイクアップアーティスト、プロダクションチームを呼ぶことなく、普段彼女が行っている自然なスタイルで被写体の姿が写しだされている。こうして完成した作品はブランドの根源“ロマンシング・リアリティ(Romancing Reality)”、つまりはリアルの中にあるロマンス、現実と夢の狭間を表現している。青山の旗艦店では、キャンペーンビジュアルを使用したインスタレーションを4月より店内に展示する予定だ。
2015年02月24日3月4日、伊勢丹新宿店本館6階のベビー子供フロアが全面リモデルを終え、リモデルオープン。昨年10月1日のソフトオープン以来、着々と進化し続けていたフロア全貌が解禁されます。今回は、伊勢丹LOVERSを代表して、伊勢丹で買物を楽しむことも多いという、くみさん、心晴ちゃん親子に、新しくなったフロアでのショッピングを一足早く体験してもらいました。リモデルオープンに向けて掲げたテーマは「世界に通用する大人を育てる」。日々の生活や遊びを通して子どもの豊かな心を育むことができるよう、細部にまで工夫を凝らしながら作り上げていった売り場には、親子で一緒に楽しめる魅力が詰まっています。■親子で一緒におしゃれを楽しみたいなら、新たに誕生した「テイストフル スタイル」へ3月4日にオープンする「テイストフル スタイル」ゾーンでは、ウエアやファッション雑貨、インテリア雑貨などを通じて都会的でナチュラルなライフスタイルを提案。親子で旬のファッションを楽しめるよう、ママと子供で共有でるような雑貨も数多くそろっているのがポイント。スプリングシーズンのおすすめは、リバティー柄のレッスンバッグ(4,300円)。数パターンの柄ごとにおそろいの着替え袋やコップ袋も販売されているため、ショッピングのたびに買いそろえるのも楽しそうです。春めいた色合いのバッグを前に、心晴ちゃんの瞳はキラキラ。その姿に隣のママも、うれしそうな表情です。■体感しながら玩具が選べるゾーンも新設続いて訪れた玩具ゾーンは、「体を動かす遊び」「ごっこ遊び」「本・考える玩具」「サイエンス&カルチャー」「音楽・アート」の五つにカテゴリー分けされていますが、それぞれのコーナーに垣根がないため、先へ進むにつれて新しい世界が開けていく仕掛け。連日、パフォーマンス接客も積極的に展開する中、とりわけ子供たちの興味を引く商品が、数学的脳を鍛えるのに役立つ「カタミノ」という思考するゲームのおもちゃ。実際にこのおもちゃを体験したくみさん、心晴ちゃんも興味津々の様子で、パズルのピースを何度も組み替えてはお互いの顔を見合わせていました。■シューカウンセラーが好評な「スクール子供雑貨」更に、学校生活に必要な様々な洋品や雑貨をそろえることができる「スクール洋品雑貨」ゾーンでは、社内資格を取得したシューカウンセラーによる丁寧なカウンセリング(要予約)が好評。靴選びに際しては、まずは裸足の状態で足の大きさや形を計測するため、1人ひとりの足にぴったり合った一足を選ぶことが可能です。もちろん、サイズのみならず好みも重視できるよう、幅広いラインアップをそろえていることも大きな魅力。ちなみに、シューカウンセリングサービスは家族で来店しやすい週末ともなると、予約が取りづらいそうですが、サービスが無料で提供されていることもあり、リピーターが後を絶たないんだとか。■赤ちゃんにも大人にも優しいカフェ「ラッテ・チャノママ」で一休みさて、ひとしきりフロア巡りを楽しんだところで小休止。フロア内の「ラッテ・チャノママ」でランチをいただくことに。こちらのカフェは、小さい子供やベビーとのお食事に便利なマットレス仕様の小上がり席が用意されています。靴を脱いで足を伸ばして、ほっと一息つけばまるでおうち気分。 新鮮な野菜や果物たっぷりのお食事やデザートを堪能して、くみさん・心晴ちゃん親子も「とってもおいしい」とのんびりランチタイム。■遊びながら学ぶ「ココイクパーク」にも立ち寄りたいそして、今回のリモデルの要ともいえるのが、フロアの真ん中に新たに「ココイクパーク」をオープンさせたこと。「ココイク」とは、伊勢丹が2015年4月にスタートする学びのプロジェクト。対象年齢は0歳から12歳までで、「メディア」「アート」「フィジカル」の3カテゴリーに分かれる50以上プログラムから、好みや適性で選んだクラスで「世界に通用する大人」になるためのスキルや感性に磨きをかけるというものです。同講座は、本館徒歩2分の伊勢丹会館内「ココイク」にて開講されますが、これと連動して、ベビー子どもフロアに「ココイクパーク」がオープンします。「ココイク」にていち早く講座を体験した心晴ちゃんは、初めての映像作りが楽しかったようで、真剣な眼差しでコマ撮り動画の制作に取り組んでいました。また、傍で見学していたくみさんは、「先生がすごく褒めてくれるから、子供もとっても楽しく学べるんですね」とコメント。各クラスでは、各界の第一線で活躍するクリエーターたちが教鞭を取ります。この試みについて伊勢丹スタッフは「パークでは、ココイクにつながっていく最新の学びに関する情報をたくさん発信していきたいですね。パークで初めて触れる体験から、お子様自身が興味を持って学びたいと思ってくれたら」とコメント。今後、ここでどんな情報が発信され、どんな才能が生まれていくのか、これから先も目が離せなそうです。
2015年02月24日サンローラン(SAINT LAURENT)が2月26日に新作の「ベイビーダッフル(BABYDUFFLE)」を発売する。ベイビーダッフルは、エディ・スリマン(HediSlimane)が自身のトラベルバッグから着想を得て製作したアイコンバッグのミニタイプ。15SSの新作にはショーのファーストルックを飾ったチェリープリントが施されたデザイン(14万9,000円)も登場。このプリントはサンローランのアーカイブ作品からインスピレーションを得たもので、コレクションのテーマでもある70年代やフレンチロリータのムードを感じさせるアイテムとなっている他にもシルバーの星が散りばめられたベイビーダッフル(17万5,000円)も発売される。取り扱いは、ブランドのウィメンズバッグ展開店舗。
2015年02月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「VISUAL FAMILLIES」アントニス・アントニオウ、ロバート・クランテン、ヘンドリック・ヘリッジ、スヴェン・エーマン世界が注目するイラストレーターやデザイナー達により、私たちの身の周りにある日用品やテーマを愉快に分かりやすく分類・視覚化した、ビジュアルストーリーテリングとインフォグラフィックスのデザイン作品集。総勢100以上のデザイナー、広告会社によるクリエーティブな作品を収録する。それぞれ服、カメラ、自動車、帽子、動物、職業、食べ物、アルファベット、星、楽器、ヘアスタイルなど様々なモチーフをグルーピング。例えば、靴をテーマにしたページでは、ブーツやサンダル、スニーカー、スリッポンなどがまとめて描かれている。その他、アメリカの歴代大統領、各オリンピックが開催されたスタジアム、フクロウの種類をまとめた作品など教養になるものから、世界のお面やヒゲ、おもちゃなどのユーモア溢れるものまで、見ているだけで楽しくなってくる1冊。【書籍情報】「VISUAL FAMILLIES」著者:Antonis Antoniou、Robert Klanten、Hendrik Hellige、Sven Ehmann出版社:Gestalten言語:英語ハードカバー/208ページ/335×245×25mm発刊:2014年価格:7,380円
2015年02月24日オンラインデザイナーズセレクトショップ「ミラベラオム(mirabella homme)」は24日、メンズファッション誌『UOMO』と人気の16ブランドによるコラボアイテムを発売した。このコラボはミラベラオムのグランドオープンを記念したもの。ミラベラオムは15年1月15日に、集英社が手掛けるデザイナーズセレクトショップ「ミラベラ(mirabella)」のメンズ専門店としてオープン。『UOMO』とコラボしながら、誌面で紹介したアイテムをいち早く提供してきた。今回の企画では「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」が、すでにショップで在庫稀少となっている襟付きスウェット(1万3,000円)の別注カラーを提供。一方、「ソフネット(SOPHNET.)」から提供されるiPhone 6用ケース(7,000円)は、藤原ヒロシら「フラグメントデザイン」のメンバーがデザインを担当した。これらのアイテムはミラベラオムに加え、『UOMO』4月号の試し読みアプリ「すぐ買える! UOMO限定通販」からも購入可能。更に、青山のコンセプチュアルショップ「ICON」にオープンするポップアップショップでも販売される。ショップは24日から1か月間オープンする予定だ。その他の参加ブランドとアイテムは、「トッド スナイダー(TODD SNYDER)」のギンガムチェックシャツ(3万6,000円)、「ネサーンス(NAISSANCE)」のショップコート(2万7,500円)、「エムズ ブラック(m’s braque)」のシャツジャケット(4万1,000円)、「アヤメ(ayame)」のサーモントメガネ(3万3,000円)、「サイベーシックス(SCYE BASICS)」のポロシャツ(1万1,000円)、「レインメイカー(RAINMAKER)」のプルオーバーシャツ(2万1,800円)、「フィルメランジェ(FilMelange)」のモックネックカットソー(1万1,000円)、「ユニバーサルプロダクツ(UNIVERSAL PRODUCTS)」のクルーネックニット(2万2,000円)、「マーカウェア(MARKAWARE)」のエプロンシャツ(2万4,000円)、「N.ハリウッド アンダーサミットウエア×ジョン スメドレー(N.HOOLYWOOD UNDER SUMMIT×JOHN SMEDLEY)」のクルーネックニット(2万9,000円)、「ルトロワ(Letroys)」のボーダーカットソー(1万4,000円、キッズ用7,000円)、「サタデーズ サーフ ニューヨーク(SATURDAYS SURF NYC)」のロゴスウェット(1万3,000円)、「ノンネイティブ×ブリーフィング(nonnative×BRIEFING)」のナイロンショルダーバッグ(1万3,000円)、「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」のパジャマ風セットアップ(3万7,000円)など。
2015年02月24日資生堂が西武渋谷店で開催中の写真展「NYマダムのおしゃれスナップ展 Advanced Style」とコラボし、会場で様々な催し物を実施中。期間は3月1日まで。『Advanced Style』は写真家アリ・セス・コーエンが出版した写真集のこと。その内容は自由な着こなしを楽しむニューヨークマダムを撮影したもので、国内でも3万8,000部を売り上げるなど高い評価を受けている。会場では写真集に掲載された写真の中から、約150点が展示された。この写真展に合わせて資生堂は、5階のA・B館連絡通路で『花椿』を展示する。これは37年に創刊された企業文化誌で、これまで美容や化粧に関するものを中心に、時代の最先端を行くような情報を発信してきた。連絡通路では60年代から70年代にかけて発刊された『花椿』が展示される。70年代以降はアートディレクターを仲條正義が手掛け、様々なアプローチで“美”へのアプローチを追及している。当時の「着たい時に着たいものを着る」といった、時代の空気を感じられるこれらのバックナンバーを展示する事で、今年のファッションとメイクのトレンドを推測してみようという試みだ。また、2014年に発行された最新の花椿も一堂にに展示され、自由に持ち帰る事ができるので花椿ファンには是非足を運んで欲しい。その他、写真展の会場内に、ディック・ページによる「毎日のメークを楽しくするための提案」コーナーが設置される。ディックはグローバルブランド「SHISEIDO」のアーティスティックディレクターで、これまでに「マイケル・コース(MICHAL KORS)」や「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」などのショーでメイクアップを担当してきた。今回のイベントではメイクを通じて毎日の生活に美を取り入れる方法を提案する。また、イベント期間中に「SHISEIDO」のホワイトルーセント、メイクアップ製品を7,000円以上購入すると、資生堂フェースカラーの特製サイズとオリジナルポーチが先着順にプレゼントされる。【イベント情報】NYマダムのおしゃれスナップ展 Advanced Style会場:西武渋谷店 A館7階 特設会場住所:東京都渋谷区宇田川町21-1会期:2月17日から3月1日時間:10:00から21:00(最終日は17:00まで)料金:500円(高校生以下は無料)
2015年02月24日三越伊勢丹の子供の学びプロジェクト「ココイク(cocoiku)」が、4月6日の開講を前に体験入学をスタートさせる。3月4日から1週間ごとに、「メディア」「フィジカル」「アート」といった3要素を3週にわたって案内する。伊勢丹新宿店では、本館6階ベビー子供フロアで“遊び”を通じて子供の感性を刺激するワークショップを開催。そこからステップアップし、子供の創造性を育むことを目的とした“これまでにない学びの場”としてココイクが誕生した。教育のプロフェッショナルではなく、様々な現場で実際に活躍するクリエイターを講師に迎え、本物の創造性に触れることができるのが特徴だ。東京大学大学院の特任助教を務める、エデュケーターの会田大也が監修を手掛ける。体験入学では八つのクラスを用意。乙女電芸部主宰のやじまかすみが講師を務める「手芸と電子工作」では、手芸と電子工作という相反するものを組み合わせて、光ったり動いたりするものを手軽に作り出す。エンジニアとしても活躍するゲームプログラマーの伏見遼平が講師を務める「はじめてのゲームプログラミング」では、自分の手や身体を使った簡単なゲームで遊ぶことからスタートし、ゲームの仕組み・作り方を学んでいく。ヨーロッパでも活躍する建築家の有山宙が講師を務める「からっぽの建築」は、建築を設計するときに考える壁や床、天井などの基本的なパーツからスタートして、身体を使って身体と空間のスケールの把握をする体験カリキュラム。東京を中心に活動する作家集団であり演劇チームでもある快快(ファイファイ)が講師を務める「親子DEパフォーマンス」は、演劇やダンスの手法から編み出されたコミュニケーション法を使い、身体を動かしたり声を出したりして、0から2歳の未就園児と親が共に楽しめるワークショップを展開する。体験入学ではこの他に、インテリアデザイナーの安藤僚子、アーティストの中島佑太、画家の廣本直子と紀州原農園の原拓生、小野亞斗子と轟岳によるユニット「ドゥイ」が講師として参加。4月からの本コースでは46人もの多彩な講師をラインアップしている。ココイクプログラムは、3ヶ月全10回で一つの期とし、春・夏・秋・冬の四つの期で構成される。体験入学前にはココイク会員(無料)・ココイククラス会員(500円)のいずれかの登録が必要となり、会員登録をするとセンターパーク内のゲームで遊べたり、学生証が発行され誕生日にはシールをもらって売場スタッフにお祝いの言葉をかけてもらえるなどの特典がある。また3月は、ココイクのクラス全ての要素が2時間で体験できるコース(1回3,000円)も伊勢丹会館5階cocoikuで実施。ここでは、ココイクの“担任の先生”にあたる8名の専門スタッフが案内してくれる。
2015年02月24日伊勢丹新宿店本館5階「イーストパーク」と「パーソナルルーム」が3月4日にリモデルオープンする。新しくなったショップでは、1人ひとりの個性を演出するためのツールとアイデアを提供するコンテンツが数多く展開される。今回同店のリモデルでは、他人に想いをしたためるためのペンやレターセットを取り扱う「コミュニケーション」ゾーン、机上空間を自分好みに整える「ワーク」ゾーン、個性を際立たせるための紙と印刷のパーソナルオーダーを承る「カスタマイズ」ゾーンの三つのカテゴリーに分類される。“コミュニケーション”を円滑するためのカードや、マスキングテープを豊富にそろえた理由について、同店担当バイヤーは「デジタルの進化にともない、手紙というものの価値が見直されている」とコメント。バラエティー豊かなアイテムをそろえる中で、伊勢丹オリジナルのレターセット(3,000円)を同店限定アイテムとして製作。セット内容は「52円切手×5枚、82円切手×2枚、ポストカード×2枚、内側が便箋になった折りたたみ式封筒×1枚」で、マクミラン/イセタン柄、ブラックウォッチ/イセタンメンズ柄の2種類で販売される。いずれのタータン柄も、切手、封筒、ハガキすべてに印刷されているので、セットで使用すれば、手紙そのものがアートのような雰囲気を醸し出す。とはいえ、購入後いつか使おうとしまったままになっては元も子もない。それを防ぐため、同店では店舗にポストを導入し、その場で手紙をしたためて投函できるシステムを導入。ポストは大理石調で見た目にもゴージャスで、毎日郵便局職員が回収にくるという。3月4日には、同店と日本郵便のコラボレーションを記念し、同フロアに日本郵便の切手デザイナー、中丸ひとみが来場。日本郵便のオリジナルキャラクター「ぽすくま」のデザイナーとしても知られる同氏のほか、ぽすくまも来場する。更に当日は、その場でレターセットを購入の上、手紙を投函した人には、同氏のサインがもらえるだけでなく、ぽすくまと記念撮影を行うこともできる。同店では今回のリモデルにあたり、このほかにも様々なイベントを企画している。3月13日、14日には、スタンプメーカー「ゴービー(gobe)」とコラボレーションし、ハローキティスタンプを使ったオリジナル便箋セットが製作できるワークショプも実施される。
2015年02月24日ランバン(LANVIN)は、香水「マリー・ミー!」のリミテッドフレグランス「コンフェッティ エディション」(6,400円/30ml、8,300円/50ml)を3月1日に発売する。限定エディションのコンセプトは、愛と歓喜を祝福する紙ふぶき(コンフェッティ)。軽快なタッチで「Marry Me!」と書かれたガラスボトルには、ピンク色のジュースがまばゆい輝きを放ち、フェミニンで華やかな印象。更にフューシャルカラーにシルバーのラメを散らしたリボンが添えられている。トップノートにはブラックベリーやブラックカラントのフルーティーな香りが弾け、ミドルノートはホワイトピーチとジャスミンで女性らしさを強調。ラストノートにはホワイトウッドとムスクの柔らかな香りが広がり、キリッとした爽やかさで、告白するときの情熱的な胸の高鳴りや感情を表現している。
2015年02月24日マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)が4月17日まで、マルイシティ横浜の地下2階イベントスペースでポップアップショップをオープン。このショップではホワイトデーにおすすめの新商品「ジュエル カップケーキ」(480円)が登場。更に、「ホワイトチョコレート マカダミア チーズケーキ」(980円)や、「ホワイトチョコレート ファッジ ブラウニー」(380円)が先行発売される。他にも、表参道店で人気の「クラシック カップケーキ」(430円)や「バナナプディング」(680円)、季節限定メニューなどをラインアップ。表参道店限定で販売されているホールケーキ(6インチ/3,300円、9インチ/4,300円)の予約販売も行う。こちらは、フレッシュなバタークリームで丁寧にアイシングが施された、アメリカンスタイルのケーキだ。
2015年02月24日3Dのシルバー×ゴールドの大きなLVロゴが一際目を引く、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の15SS新作バッグ「LVツイストPM」(H13×W18.5xD9cm/36万8,000円)。コンパクトながら機能的でマルチユースなデザインと、マスキュリンな存在感、デニム風に仕上げられたエピ・レザーに赤のステッチが特徴となっている。カラーは写真のダークとライトの2色展開。本体の底は波のようにカーブしており、見た目以上の収納力を叶えてくれる。またチェーンストラップは1連で長く、あるいは2連で短く持つことができる2WAY仕様。肩から上品にかけたり、クロスボディとしてアクティブに装ったりとその日のスタイルによって持ち方を変えて。コンパクトサイズと洗練されたデザインで、ロックテイストをデイリーウェアにさりげなく取り入れる事ができる。フロントの「L」をツイストさせてフラップを開けると、中にはフラットポケットが2つ。その内ひとつにはミラーが付いており、小振りながら使い勝手は抜群だ。<問い合わせ先>ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2015年02月24日ミュウミュウ(MIU MIU)が、新作ランニングシューズ「アストロ ランニング」を発売した。サテン素材を使用したアッパー部分にクリスタルとスパンコールをハンドメイドで散りばめ、滑らかなシルエットのラバーソールにはハリネズミや海洋生物を思わせる小さな突起をあしらい遊び心を効かせたデザイン。見た目の華やかさだけでなく、スポーツに適した柔軟性と機能性にもこだわり、くるぶし部分のカットにはネオプレン生地を採用。まるでソックスを履いているかのようなフィット感に仕上げた。カラーは、カーキ、シルバー、シルバー×イエロー、ネイビー×ピンク、ブラック×ボルドーの全5色を用意。価格は16万1,000円。
2015年02月24日メゾンの2015年テーマとして“フラヌール―いつでも、そぞろ歩き”を掲げたエルメス(HERMES)が、そのテーマを表現したユーモアあふれるショートムービーを公開した。エルメスのウインドーに展示されたシルクのカレや傘、男性の頭に被さった帽子などが、イタズラな風に吹かれて散歩に出かける。時には風に乗って、時には亀に運ばれながら、街を飛び回り、最後にはそれぞれが元あった場所へと帰りつく。BGMの軽やかな音楽に乗って気ままに飛んで行くアイテムたちで、年間テーマの“そぞろ歩き”を表現した。動画は公式サイトやYouTubeで公開中。ほのぼのとした春の陽気の下を、エルメスの装いで出かけたくなる。そんな長閑な1シーンを想像させるムービーだ。
2015年02月24日伊勢丹新宿店は、昨年より進めていた本館6階ベビー子供フロアの全面リモデルを終え、3月4日にグランドオープンする。これを記念してドイツの高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ(Steiff)」とコラボレーションしたテディベアを限定発売する。このテディベアは、クラフトマンシップを誇る伝統的なシュタイフ社のぬいぐるみと、伊勢丹と関わりの深いデザイナーやブランドがコラボレーションしたもので、各ブランドのキーアイテムを着たテディベアをラインアップ。参加ブランドは、「ドレストリップ(drestrip)× ロアー(roar)」「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」「エィス(A)」「ブルーバード ブルバード(BLUEBIRD BOULEVARD)」「ヒステリックミニ(HYSTERIC MINI)」「リバティ アート ファブリックス(LIBERTY ART FABRICS)」。更に伊勢丹のタータン「マクミラン/イセタン」に身を包んだテディベアも登場する。ブランドにより価格は異なり、3万円から4万3,000円。親子で季節や国内外の文化・生活習慣を学ぶきっかけを作るセンターパークでプロモーションを行う。同フロアのバイヤーは「日本でも古くから用いられる二十四節気では3月初旬は“春になり虫が這い出てくる”という“啓蟄(けいちつ)”にあたる。冬眠から目覚めた動物や、春の訪れを知らせる植物をテーマとした提案をすることで、より春を感じていただければ」と同企画の意図を語る。また同フロアには、来店した親子が楽しく写真撮影できるようなフォトスポットも新設。1・2週間ごとにテーマを変え、今後は「セントパトリックデイ」「お花見」「イースター」などを予定している。
2015年02月24日東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで2月20日から、あらゆる単位を科学・日用品・伝統などの視点から体感できる企画展「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」がスタートした。「テマヒマ展 〈東北の食と住〉」(2012年)や「コメ展」(2014年)開催時、基準となる単位が尺貫法だったことから「話す単位が分からないと、イメージが湧かなかった」と話す企画進行の前村達也氏(21_21 DESIGN SIGHT)。「単位を理解することで、作り手の思いを共有できる」と感じたことから、今回の企画が生まれたという。企画メンバーは展覧会グラフィックを担当した中村至男、会場構成監修の鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)、テキストを手がけた稲本喜則(AXIS)、会場グラフィックを手がけた岡本健、コンセプトリサーチ担当の菅俊一、展示構成の寺山紀彦(studio note)。山田遊(method)監修の1階ショップスペースはコンセプトショップ「Measuring shop」として無料開放し、廃材のはかり売り「ナカダイ マテリアル ライブラリー」や手ぬぐい専門店「かまわぬ」と岡本健のコラボによるオリジナル「単位てぬぐい」を用意する。エントランス付近には、真上から捉えた会場の設営風景の動画を異なるスケールでくまなく見られる「Giraffe’s Eye」(岡田憲一+冷水久仁江〈LENS〉)、装置の上で手で球を作るとりんごや紙風船などその大きさに近い球状の物体をディスプレーに表示する「りんごってどれくらい?」(パーフェクトロン)などを設置。そのほか濁点を1グラムとして言葉の重さを比べる「ことば の おもみ」(大野友資+岡本健)、台の上に立つとその間に世界で起きていることを表示する「1秒の世界」(岡崎智弘+Think the Earth)、1センチから100センチまでさまざまな長さのものを集めた「長さの比較:1から100のものさし」(構成:寺山紀彦)など、多様な単位を使ったインタラクティブな作品を多く展示する。会期中は、企画チームや出展作家によるトークやワークショップを開催。六本木アートナイトと連動した特別企画も行う。イベント情報「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」会場:21_21 DESIGN SIGHT住所:東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウン・ガーデン内会期:2月20日から5月31日時間:11:00から20:00(入場は19:30まで)入場料:一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料休館日:火曜日(5月5日は開館)
2015年02月24日