FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (784/858)
1月23日、15区にあるパリ交通公団(RATP)の整備所でショーを開催したドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)。ミリタリー、イブニング、エスニックなど、様々なエレメントをミックスさせながら、メンズの仕立服をレイヤードスタイルで多面的に見せたコレクションを披露した。ドレスアップとドレスダウン両面を兼ね備えたアイテムが多く見られ、BGMはシンガーソングライター、DM・スティス(Dm Stith)によるザ・ロネッツ(The Ronettes)『Be My Baby』のカバー。反射板のようなストライプをあしらったコートや、モワレ織りのリボンを縫い付けたブルゾンはワークウエアをイメージさせ、ミリタリー風のショーツやキルトをコーディネートして独自のスタイリングを提案。グログランのベルトで締めることの出来るリバーシブルコートは、キルトサテンがエスニックな雰囲気を漂わせる。サイケデリックなプリントや、中国のミャオ族のモチーフから着想を得たジオメトリックな刺繍によってエスニックテイストは更に増し、タータンチェックのキルトスカートなども相まってコレクション全体にカルチャーミックスの豊潤さを強く感じさせた。
2015年02月13日マックスマーラ(Max Mara)がポップアップショップ「タイユール・サルトリアーレマックスマーラ(TailleurSartoreiale Max Mara)」を、伊勢丹新宿店本館と日本橋三越本店でオープンする。このショップではブランドが14AWから始動したジャケットコレクション「プロジェット・タイユール・サルトリアーレ」が展開される。このジャケットでは通常の製作工程に必要とする時間の2倍以上をかけ、ハンドメイドの正確さと丁寧さが追求された。2シーズン目となる15SSコレクションでは、ニューヨークをベースにグローバルで活躍するエグゼクティブ・キャリアウーマンをイメージ。ボタンにマザー・オブ・パールを使用した夏らしいデザインや、着心地と通気性を兼ね備えたしなやかな生地を採用。会期中はサルトリアーレエキスパートがイタリアより来日し、1人1人にあった1着をセレクトしてくれる。開催期間は伊勢丹新宿店の本館4階センターパークが2月18日から23日まで、日本橋三越本店の本館3階スペース#3が2月25日から3月3日まで。
2015年02月12日2月11日より伊勢丹新宿店1階ザ・ステージでスタートした「バーサストーキョー(VERSUS TOKYO)」のポップアップショップは、初日から来場制限が行われ、東京デザイナーのネクストウェイブのコラボショップに多くのファンが集った。同イベントをスポンサードする資生堂メンと各ブランドとのコラボポーチをはじめ、多くの商品が今回の限定商品で、初日には資生堂パーラーと仲條正義のイラストをコラボしたC.EのTシャツが完売。普段一堂に会することのないブランドをムラカミカイエが代表を務めるSIMONE INC.がクリーンでポップな空間にデザインした。今回のイベントに参加しており、東京ネクストブランドとして期待される2人のデザイナー「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理と「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」の堀内太郎にインタビューした。――落合さんはバーサストーキョーに第1回目から参加されているので、イベントへの思いも特別なのでは?落合宏理:(ヴァーサストーキョーには)これまで行われた3回すべてに参加させて頂いており、僕にとって大きなステップアップとなったイベントです。一般ユーザーにもショーを開放しているということもあり、ショー自体は通常よりプラスアルファしたエンターテイメント性は意識していますが、特に前回の10月のショーは東京ファッションウィークのフィナーレということもあって、気分が暗くなるような演出は避けて気分が明るくなるようにと考えました。毎回、大勢の方に見て頂いてその時に並んでくれたファンや、入れなかった方たちに向けても、次につながることをしなければという使命感もあります。――堀内さんは前回の10月が初めての参加で、プレゼンテーション形式での発表も日本では初めてでしたが、参加した印象は?堀内太郎:楽しかったですね(笑)。普段、展示会で提案しているのと同じように洋服を主軸にして見せるやり方は変わりないですが、一般の方が来場できるイベントということでパタンナーさんや工場の方など、ブランドに携わって頂いている方々に、実際にモデルが着て歩いている洋服を見てもらえたことに満足しています。これだけのブランドを一堂に会して、人を集めるというのは(バーサストーキョーのスペシャルオーガナイザーの)吉井(雄一)さんの力がなくては難しいし、伊勢丹新宿店のセンターステージというなかなか一つのブランドでは出来ない場所に、こういう形で参加できたことはうれしいですね。――今回参加しているブランドで、普段デザイナー同士でお付き合いとかはあるのですか?堀内:落合さんとはよく会って話をしますね。C.Eは個人的に好きなブランドで海外にいるときに買うことが多かった。今回、伊勢丹で販売されている白黒ニットも自分で買って持ってますよ。トーガの古田(泰子)さんはリキッドルームでライブのイベントで良く会います(笑)。落合:トーガの古田さんは今の東京のデザイナー中でも最もエネルギッシュで、以前から尊敬しています。C.Eのスケシンさんも昔から尊敬する存在で今回同じ売り場で展開できて光栄です。第2回バーサストーキョーに参加したGANRYUのデザイナー丸龍君とは、伊勢丹メンズ館2階で一緒にポップアップショップもやったことがあります。勿論、第1回目から参加してきたオオスミ(タケシ/フェノメノン、ミスター・ジェントルマンのデザイナー)さんもよく知っていて、一緒に売り場にアイテムが並ぶことは、うれしいし刺激にもなります。■東京らしさは、「ポップの中の上品さ」(落合)と「洗練されたストリート」(堀内)――落合さんは1月のパリのメンズファッションウィークでJFWの支援イベント「ショールームトーキョー」にも参加されましたが、海外からの東京ブランドへの注目度はどう感じていらっしゃいますか?また、ファッションにおける東京らしさというのはどの部分だとお考えですか?落合:パリでは思った以上に認知されていて、今後へのいろいろな可能性を感じました。それはこれまでパリで活動されてきた先達のデザイナーの方々が築いた道の上に僕たちがいることも理解しています。東京らしさというのは一言では難しいのですが、自分たちが好きなことを形にしているという要素と、ポップなことをやってもそこに上品さがあるという、洋服への落とし込み方の表現方法なのだと思います。ただ、僕たちがモードという言葉で表現していても、東京ではストリートに消化されるという、海外との背景の違いは最近強く感じています。――堀内さんはロンドン、アントワープでの生活も長く、客観的に東京ファッションを見ていたのではと思いますが?堀内:(東京ファッションは)短い言葉で言えば、“洗練されたストリート”なんだと思います。アメリカのストリートファッションはもっとゴツゴツしたカジュアルのイメージで、東京はコンテンポラリーなストリート感が特徴。それはジャンルレスということかもしれません。ただ、それは最近顕著に現れたのではなくて、昔から東京のデザイナーが潜在的に持っていて、その進化した形が今のユーザーの「KENZO」などの支持に現れているのではと思います。すべてがボーダーレスになって、着る人次第でどうにでも表現できる時代なので、東京ファッションの境界のないスタイルが注目されているのかもしれません。――最後に今回のポップアップショップで展開されている商品に関して、少し解説して頂けますか?落合:カモフラージュ柄のミリタリージャケットは以前から発表したいと思っていたのですが、今回のために作りました。キャッチーなのでイイかなと。個人的にはシーズンテーマの波のグラフィックのiPhoneケースが気に入っています。これまでケースは使ってなかったのですが、付けてみると気分が上がりますね。資生堂さんとの限定ポーチも同柄で気に入っています。堀内:伊勢丹新宿店ではデビューした翌年の2011年から婦人服で展開して頂いているのですが、メンズは初めて今回のためにTシャツを制作しました。フラッグのイラストはシーズンコレクションのテーマが「UFO」だったので、月に降り立ったときに月の表面にささっているアメリカ国旗をイメージしています。フリスビーバッグ以外のアイテムは、すべて今回のために作ったもので、コレクションラインよりカジュアルに着られることを意識してラインアップしています。
2015年02月12日ワコールが不要なブラジャーを回収する「2015ワコール ブラ・リサイクル」をスタートした。期間は2月12日から4月22日まで。このキャンペーンでは回収されたブラジャーを、RPFと呼ばれる産業用固形燃料にリサイクル。この燃料を使うと二酸化炭素の排出量を抑えられるため、温暖化防止などに効果があるとされている。尚、店頭で配布するリサイクル用のバッグも、RPFを燃料に製紙工場で作られており、ブラジャーを密封出来る構造となっている。15年度におけるバッグのデザインは、刺繍作家の大塚あや子が手掛けた。ワコールではこの取り組みを2008年から行っており、過去に約82万1,500枚のブラジャーを回収してきた。今年はキャンペーンに先駆けて特設サイトをオープン。YouTubeで人気の3人の配信者が、プロモーションムービーを公開する。そのうちの1人、メイクアップパフォーマーの佐々木あさひは「今まで捨てられなかったブラジャーを処分するときに、そのままゴミ袋に入れてというのもなんか気分が悪い。それを回収してもらえて、社会貢献になるというのはいいと思う」とコメントしている。尚、2月下旬にはロシア人YouTuberのアシヤが、3月上旬にはメイクやファッションについての動画を配信するkumamikiがムービーを公開する予定だ。
2015年02月12日女性誌『VoCE』と男性誌『MEN’S CLUB』のコラボレーションイベント「DRAMATIC PARTY」が2月9日、DHCの協賛のもと東京・青山一丁目の青山EDITIONで開催された。読者男女それぞれ24人が参加、バレンタイン5日前というタイミングにちなんだ両雑誌編集長によるトークショーや参加者対抗のゲームなどが行われ、男女の出会いを演出した。VoCE編集長の石井亜紀さんとMEN’S CLUBの戸賀敬城氏は、『接近Beauty』をテーマにバレンタイン5日前の「今からでも間に合う美容法」についてトークを展開。まず、『男性のどんなときにドキッとしますか?』『女性のどんなときにドキッとしますか?』といった男女それぞれの目線のアンケート結果を発表。女性回答は、1位「腕まくりなど、男性的なパーツが見えたとき」(55.5%)、2位「恋愛相談されたとき」(39%)、3位「服装・髪型を褒められたとき」(32.7%)、4位「近くに行ったとき、さりげなく良い香りがしたとき」(30.9%)、5位「さり気ないボディタッチ」(12.7%)、6位「最近流行りの『壁ドン』」(10%)、7位「話しているとき、じっと目を見つめられたとき」(7.3%)という結果に。対して男性は1位「話しているとき、じっと目を見つめられたとき」(63%)、2位「近くに行ったとき、さりげなく良い香りがしたとき」(44.6%)、同率2位「タイトスカートなどから足がふと見えたとき」(44.6%)、4位「さり気ないボディタッチ」(41.3.%)、5位「恋愛相談されたとき」(20.7%)、7位「服装・髪型を褒められたとき」(18.5%)と、男女の違いが顕著に表れる結果となった。戸賀氏はアンケート結果を踏まえて女性は「『線』が見えた方が良いのでは。足首や鎖骨は見せた方が良い」「香りについては、洋服と同じでその人に合うか合わないかが大事。その人の前には出ないけれどうっすらまとっていると『使いこなしてるな』と感じますね」とコメント。また、「この間ゴルフに行った時に僕が落とした物を拾ってくれた20代の女性から加齢臭がしたんですよ」といったエピソードを披露、石井さんも「女子が臭うと事件ですね」と応じて会場の笑いを誘った。また、石井さんは「顔が近いとドキッとする。ドキドキと接近は比例すると思いますね」と述べ、「最低限肌だけはきれいにしておかないと。きれいで当たり前と思っている男の人は多い」とコメントした。更に戸賀氏は「僕は助手席との距離が近い小さい車の方が好き。大きい車だと助手席までの距離が遠くなりますよね。近いと会話が生まれやすいんです。ギアを変えるときに彼女の膝に当たって話すきっかけが生まれる、という話を聞いたことも」と接近術を指南。「彼女の足の組む方向によって、こちらに興味があるのかないのかが分かってしまう」と語る戸賀氏に対して石井さんも「好意を持っている相手じゃないと接近には耐えられないので、接近することで脈があるかないかが如実に分かりますね」とコメント。「5日間で底上げする即効性のあるスペシャルケアとしてマスクなどをすれば今からでも一気に肌を変えることが出来る。あるいは、化粧水でも面倒がらずに手をかけて、入れ込む意識でつけると違う」とアドバイスした。トークショー後半では、バレンタイン直前に効くコスメとして、DHCの化粧品シリーズの紹介も。男性向けには不快臭や皮脂の匂いを防ぐ「DHC MEN」シリーズ、女性向けにはパーツケアや接近戦に備える「DHC ゲルマニウムシリーズ」が登場。マッサージクリーム、化粧水、クリーム、立体マスク、部分用クリームの効能についての説明が行われた。会場に置かれていたテスターで使用感を試した女性は『DHC Wエフェクト クリーム GE』を指して「これが欲しい。すごいサラサラしていて伸びる。メイクの上から試してみたところ、軽いから問題なく塗ることが出来た。日中でも使えるかも」とコメント。また別の女性は『DHC GE クリーム』について「高級感のある外観から重いテクスチャーなのかなと思ったけど、サラッとしていて気にならない。朝からでも塗れそう」と話した。その後会場では食事が振る舞われ、参加者たちはフリータイムやペア対抗チョコ探しゲームを楽しんだ。最後にはベストカップル賞、ベストドレッサー賞も発表され、受賞者たちは豪華ヘリ遊覧チケットや赤沢迎賓館ペアチケットなどの豪華賞品を獲得。更に参加者にはDHCからのお土産も提供された。
2015年02月12日レペット(repetto)は4月29日、新作フレグランス「レペットオーフローラルオードトワレ」(30ml/5,500円、50ml/8,000円、80ml/1万1,000円)を発売する。今回発売されるのは、13年にプリマバレリーナをモチーフに製作されたフレグランスの第3弾。調香師のジュリエット・カラグーゾグーとニコラ・ボーリューが調香した。オープニングを飾るのは、これまでのフレグランスすべてに使用されたローズ。それに続いてプラムブロッサムに包まれたジューシーなグレープフルーツの香りが、まるでプリマバレリーナのように弾けていく。ミドルノートではローズの香りがバイオレットのブーケと溶け合い、きりっとしたヴァージニア産シダーの香りが、ダークパチョリへと移り変わる。ラストノートでは、ほのかなアンバーが香りが個性を添えた。ボトルはカラーリングをローズソルベピンクに変更し、大胆さを追加。その他は、丸みを帯びたシルエット、ボトルネックに巻かれた長いサテンリボン、「r」のペンダントなどが前作から継承されている。アンバサダーはフレグランスのデビュー当初から変わらず、プリマバレリーナのドロテ・ジルベール。広告ビジュアルではライトピンク、ボンボンピンク、ガーデンローズなどの豪華なバラのブーケに囲まれ、こぼれんばかりの笑顔を浮かべた。
2015年02月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・清澄白河の支店、ナディッフ コンテンポラリィ(東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館内)です。■「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」長谷川祐子、関直子(東京都現代美術館)、サイモン・グルーム(スコットランド国立近代美術館)現在、東京都現代美術館で開催中の展覧会「菅木志雄:置かれた潜在性」の公式カタログを兼ねた作品集。菅は1970年代前後の日本で、それまでのパフォーマンスを主流とした反芸術運動を問い直し、ほとんど手を加えない木や石、鉄などの物質を未加工のまま提示しすることで芸術の再創造を行おうとした「もの派」メンバーの1人。イメージすることを徹底的に排除し時間を掛けて再考した認識概念により、差異や関係性を保ちながら本質を露にする「もの」達は異様な存在感を放つ。インスタレーションを始めとするそれらの作品を公開した展覧会では、訪れた人へ強烈なリアリティーをもたらす。本書は、菅のコンセプトが先鋭的に現れた70年代の作品を中心に紹介する図版ページと、1967年から2015年までの48年間に及ぶ活動歴を網羅したモノクロページほか、担当キュレーターによる菅論や、初公開となる制作ノートにおける解説など、じっくり読み解きたいテキストも所収されている。「もの派」に関する書物が少ない中重要な1冊となりそうだ。展示風景写真冊子付き。なお、同展覧会は1月24日からスタートし、3月22日まで行われている。【書籍情報】「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」著者:長谷川祐子、関直子(東京都現代美術館)、サイモン・グルーム(スコットランド国立近代美術館)出版社:HeHe言語:日本語、英語ハードカバー/200ページ(カラー図版72ページ)/260 x 210 mm発刊:2015年価格:3,500円
2015年02月12日デンマーク発のライフスタイルブランド「スカーゲン(SKAGEN)」が、デザイナーのカミラ・スターク(Camilla Staerk)とモデルで写真家のヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)によるカプセルコレクションを発表した。共にデンマーク出身のふたりのユニークな創造性と、スカーゲンのモダンでミニマルなデザイン精神が融合した同コレクション。自由の象徴とされる飛翔するツバメのシルエットをモチーフに、金メッキ加工を施した真鍮を質感豊かに掘りあげた。クールなトーンのコントラストを生み出すゴールドの色合いは、デンマークの“スカーゲンの画家たち”と呼ばれる灯台を思わせる。ラインアップはリング、ブレスレット、ブローチの3点。このうちブローチはペンダントやネックレスとしても利用することが出来る。価格は100ドルから250ドルの間で、スカーゲンの直営店、およびブランドの公式サイトにて5月より発売される予定だ。スタークとクリステンセンは今回のコラボについて、「スカーゲンとコラボレーションし、作品をデザインするのは、創造的な旅のようにとても素敵な体験でした。どちらも非常に馴染み深いデンマークの伝説に根づいた独特の美意識を共有していたので、お互いのビジョンの融合はとても自然に進めることが出来ました」と述べている。また、スカーゲンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマリツァ・スコッチも、「スカーゲンのジュエリーの今後の方向性について共通認識を浸透させる上でも、今回のプロジェクトはまさに理想的なものであったと言えるでしょう」と語った。
2015年02月12日デニムが旬の今シーズン。ウエアを着こなすのもいいが、差を付けたいならステラ・マッカートニー(Stella McCartney)のアイコン的バッグ「ファラベラ」から15SS新たに登場した全面デニムの「ファラベラ デニムアップリケ刺繍 ミニフォールドオーバー」(H24×W26×D10cm/13万7,000円)に注目。フロントに施されているのは、今季トップスでも用いられているアップリケ。デニムONデニムや異素材で刺繍されたコミカル&ポップなモチーフは、コーディネートにリラックスした印象をもたらしてくれる。アウトラインに沿って編みこまれたチェーンは、ファラベラバッグの特徴のひとつ。黒味を帯びたメタルカラーがハードな印象をプラスしている。チェーンストラップはハンディー用とショルダー用の2種類が取り付けられた、2WAY仕様。発売は春を予定。<問い合わせ先>ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2015年02月12日ナポリのカミチェリアのクラフツマンシップを受け継ぎ、ハンドメイドのシャツで日本でもファンの多い「フィナモレ(Finamore)」が創業90周年を迎え、ピッティ・イマージネ・ウオモ87の開催期間中にフィレンツェのホテル、ヴィラ・コーラでパーティーを開催した。会場にはエルメスやミッソーニの店舗でのインスタレーションでも知られているミラノの現代アート作家のダニエレ・パプーリ(Daniele Papuli)の、ペーパーアートを展示。フィナモレの歴史をプリーツで表現したサルトリアルらしい演出で、創業者の祖母カロリーナから現在ブランドを受け継ぐ創業者ファミリーを祝った。ピッティ・ウオモで発表された15-16AWコレクションでは、オールハンドメイドのホワイトシャツやコットンカシミアのインディゴのデニムシャツなどが90周年の記念タグでラインアップ。また15-16AW新作として、ライトブルー×パウダーピンク、スカイブルー×マスタード、エメラルド×サンドモノクロームなどのカラーをチェック、ストライプで展開。170番双糸のポプリンによるオールハンドメイドシャツや、120番手のツイルのハンドメイドシャツなど同ブランドを代表する素材を中心に、よりソフトで着やすさを重視したラインに移行するクラシコのジャケットスタイルに合わせシャープなシルエットを強調、襟もこれまでより細めの芯が使用されている。
2015年02月12日ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)は、パレ・ド・トーキョーを舞台に1月28日、15SSオートクチュールコレクションを発表。牧歌的でシュールな作品を見せた。「私は、自分の作品に心と魂を込める。そして制作過程で我を失う」というフィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の言葉を引用しながら、ゴッホの描く風景画が放つ強いエネルギーにインスパイアされたという。女性のハミングが不気味な印象を残す映画『ローズマリーの赤ちゃん』のテーマのリミックスが流れる中、麦わら帽子とサンダル、そしてバティック(ろうけつ染め)のドレスを着用したモデルが登場。ファブリックはオランダのブリスコ(VLISCO)社とのコラボレーションで、布の両面にプリントを施すことで、花柄をカットアウトしてコサージュに仕立てることを可能にさせた。ショー冒頭はモチーフのアウトラインのみで、徐々に色が増し、ドレスのボリュームが膨らみ、バティック、あるいは麦で編んだコサージュが加えられ、麦わらの帽子が極端に大きくなっていく。本コレクションのうち3点は、既に現代アートコレクターであるハン・ネフケンス(Han Nefkens)によって買い上げられている。これは、購入、コミッションピースをボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館に寄贈、長期貸し出しするという「the Han Nefkens Fashion on the Edge project」の一環で、最終的には美術館に寄贈する予定。
2015年02月12日ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)がオートクチュールライン「ゴルチエパリ(GAULTIER PARIS)」15SSコレクションショーを、本社ビルにて開催した。会場には、カトリーヌ・ドヌーヴやカーラ・ブルーニ・サルコジ、ピエール&ジルなどが駆け付けた。プレタポルテからの撤退を宣言して初のクチュールコレクションは、「Ouiというための61の方法」と題し、61体のマリエ(ウエディングドレス)で構成。ゴルチエの気迫が伝わってくるかのような力強いコレクションとなった。主軸となるアイデアは、別々の二つのものを左右にドッキングさせる折衷法。右半分がテイラードのパンツスーツで、左半分がショールカラーのワンピース、あるいは半分がスモーキングで半分がホースヘア入りのホルターネックドレス、右半分だけプリーツが掛かっているワンピースなど、ゴルチエらしいユニークなウェディングが招待客達を楽しませた。また、パイソンをモチーフにしたアイテムが多く見られ、パイソン柄を玉留めだけで表現したカーディガンドレスや、スワロフスキーのクリスタルを組み合わせてパイソンモチーフを描いたワンピース、丸いウッドビーズのみでガラガラヘビのモチーフを描いたカーディガンなどが登場。ショーの中盤には、80年代に活躍したクリスティーヌやヴィオレッタ、スザンヌ等がドレスをまとって現れ会場を盛り上げたが、61体目のブーケドレス姿のナオミ・キャンベルがランウエイを歩くと、割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。
2015年02月11日東北復興支援として、デザイナー・芦田多恵が南三陸の縫製技術者とコラボレーションして生み出すアイテム「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」にバレンタイン、ホワイトデーに最適な新作「メッセージベア」が加わった。メッセージベアはテディベアタイプ。デニムに刺繍が施されたエレガントな男の子とヘッドアクセサリーと首飾りがアクセントの女の子の2 種類が登場。いずれもハート型のポケットにメッセージカードが入る。価格は1万6,000円。ブティック アシダ 代官山本店、ブティック アシダ 銀座、ブティック アシダ 御堂筋、三越日本橋本店タエ アシダコーナーにて販売中。3月12日から18日まで東急百貨店渋谷本店3階にポップアップショップがオープンする。ミナ・タン チャームは被災地の手作り品ではなく、イタリア製テキスタイルや付属品を用いた被災地からの“高品質な商品”を追求。売り上げから販売経費を除いた金額が製作に携わった人達に支払われる。
2015年02月11日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「10セントの意識革命」片岡義男膨大な著作数を誇る小説家であり、写真、翻訳、評論などの分野でも幅広く活動する片岡義男。本書は、若い読者にとって入門編となるであろう、そのエッセンスが詰まった初期エッセイ集が晶文社より復刊されたもの。50年代から70年代のアメリカンカウンターカルチャーを捉え、エルビス・プレスリーの好物がピーナッツ・バター・サンドであることや、ドラッグ・レース、ポケット・ビリヤード、パロディマガジンやSF雑誌の数々を紹介した。日本とアメリカがまだ遠かった頃、その文化をつまびらかに綴った片岡のエッセイは、その後のカタログ雑誌文化のさきがけとなった。【書籍情報】「10セントの意識革命」著者:片岡義男出版社:晶文社言語:日本語ハードカバー/324ページ/四六判上製発刊:2015年価格:1,600円
2015年02月11日ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)のオートクチュールライン「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)」が1月27日、15SSコレクションをパレ・ド・トーキョーで発表。フロントローには、クリステン・スコット・トーマス、ロビン・ライト、ジュリエット・ビノシュといった英米仏を代表する女優たちの姿が見られた。今シーズンは竹をモチーフとし、竹の持つしなやかさや繊細さ、そして強さを、最高級の素材で表現。アルマーニらしい造形的な美しさを余すことなく見せたコレクションを見せた。グリーンやモーブ、ナチュラルホワイト、サンドベージュ、ブラックなどの他、特にイブニングにはチャイニーズブルーを使用。デイウエアは、竹をプリントしたジャケットやキュロットで構成し、特にキュロットには太い帯のようなベルトが合わせられ、東洋的なスタイルを強調。チューブ状にしたシルクを束ねたショールや、スワロフスキーの長いバゲットクリスタルをあしらったトップス、ビーズを繋いだメッシュのドレスなど、斬新かつ美しいアイテムが登場する度に、会場からは大きな拍手が起きた。
2015年02月11日70年代ムーブメントの波に合わせて、スカーフ柄がひとつのトレンドとなっている15SS。ヴァレンティノ(VALENTINO)から、スカーフ柄のようなレトロフラワーのプリントが施された新作バッグ「SINGLE HANDLE BAG」(W33×H26×D13cm/39万1,000円)が発売される。同メゾンのアクセサリーライン「ヴァレンティノ ガラヴァーニ(VALENTINO GARAVANI)」のクリエーティブ・ディレクターを務めるマリア・グラツィア(Maria Grazia)とピエールパオロ・ピッチョーリ(PierPaolo Piccioli)が今季インスパイアされたのは、イタリア紀行の旅。牛革で仕立てられたワンハンドルタイプのそのバッグは、イタリア紀行を通して出会った風景やバロック様式のフラワーモチーフを反映した、華やかなプリンド柄。紳士鞄のようにかっちりと直線的なシルエットから、華奢に伸びた女性らしいハンドルも絶妙なバランス。コレクションではバッグと同色のミリタリーカラーのドレスと合わせられ、力強い存在感と繊細さを印象付ける女性像を表現している。<問い合わせ先>ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2015年02月11日ラグ&ボーン(rag & bone)が、15AWメンズコレクションのルックとショートフィルムを公開した。15AWメンズコレクションは“アーバンアーマー(都会の戦士)”をコンセプトに、新しいストリートスタイルを展開。ハイ&ローのテキスタイルを積み重ねて作る気だるいシルエットに、ネックラインやドローコードなどの機能的なディテールをミックスした。そのキーアイテムとなるアウターは、パフォーマンスウエアやテクニカルスタイルをベースに、リネンやメルトンコートをラバーでコーティング。更に、シームを圧着加工したパファージャケットや、リュクス(luxe)をモダンに再解釈したアンコンのフェルトウールコートなどが登場している。その他、クラシックなテイラードファブリックをルースパンツに使用し、スポーツウエアにインスパイアされたトラックパンツを構築されたシルエットにアップデート。既存の枠組みを超えたファブリックやシルエットに挑戦しながら、グラフィカルなストライプやステッチのディテールなども積極的に取り入れている。カラーパレットはグレー、ネイビー、セージなどの抑え目のトーンでまとめられ、刺し色にサバイバルイエローを使用した。ラグ&ボーンは15SSシーズンより、コレクションをショー形式ではなく、クリエーティブなアプローチで発表してきた。15AW シーズンではバレエダンサーで演出家のミハイル・バリシニコフ(Mikhail Baryshnikov)と、ライジングスターのダンサーであるリル・バック(Lil Buck)を起用。白一色の背景をバックに2人が踊る姿を映したショートフィルムを製作している。
2015年02月11日フィンランドのファッションブランド「イヴァナ・ヘルシンキ(Ivana Helsinki)」が、銀座三越でポップアップショップをオープンする。期間は2月11日から15日まで。今回のポップアップショップでは、ムーミンとのコラボレーションによる15SSウィメンズコレクション「ムーミン バイ イヴァナ・ヘルシンキ」にフォーカス。そのコレクションが全国に先駆けて販売される。デザインにはトーベ・ヤンソンの原画を元にしたオリジナルのビジュアルや柄が使用され、ブランドのメランコリーかつピュアなデザインが、よりファンタジックに彩られた。その他、店内では銀座三越限定のショッピングバッグ(5,400円)も販売される予定。デザイナーのパオラ・スホネンによる展示も行われ、一つひとつの作品やデザインにこめられた彼女の思いを知ることが出来る。また、2月14日には長年ムーミンの取材を行ってきた、白泉社MOE編集部の森下訓子によるトークショーが行われる予定だ。2月13日には映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が全国で公開される。これを記念してポップアップショップでは、ワンピースまたはセーターを購入すると、先着15人に映画の無料鑑賞券がプレゼントされる。
2015年02月11日伊勢丹新宿店5階のリビングフロアで、3月4日のリモデルオープニングを記念した特別展「ライフ・リブ・ラブ(LIFE LIVE LOVE)」が開催される。この特別展では皆川 明がデザイナーを務める「ミナ ペルホネン」限定プロダクトのリビングアイテムが展示される。更に、『VOGUE NIPPON』や『エル・デコ』など、数々の雑誌で活躍するインテリアスタイリストの作原文子とコラボレーション。彼女がセレクトした家具やインテリア雑貨を組み合わせ、新生活に向けた“生きた空間”を完成させる。その他、会場では、本来であれば世に出ることの無いふしのある部材を使い、深澤直人がデザインしたマルニ木工の「HIROSHIMAアームチェア」に、ミナ ペルホネンの余り布をパッチワークした「ふしとカケラ」を開催。これは2013年秋に発表された第2弾にあたるもので、今回は「森」をイメージしてセレクトされた余り布を樹種に合わせて3種類の色目で展開する。今回のコラボレーションについて、皆川 明氏は「日々の暮らしを充実させ、自分なりの空間をつくるには、心動かされる品々を多様に取り入れる必要があります。作原さんとのコラボレーションでは、そんな素敵な暮らしの提案をしていきたいと考えています」とコメント。一方、作原文子氏は「エプロンやシャツのように毎日使うものは、単にフックに引っ掛けたり、無造作にイスの上に置いた方が美しく見えるときがあります。モノの普遍的な状況やリアリティ、そして作り手の意識や感覚も判断基準に入れてみると、家を飾ることがもっと楽しくなると思います」と話している。また、同フロアの和雑貨のコーナーでは、ミナ ペルホネンと開化堂のコラボレートによる伊勢丹新宿店オリジナル茶筒(1万5,000円、1万4,000円)も発売。国内外で人気を集める開化堂は、創業明治8年で、日本で最も古い茶筒店。手づくりによる製法は気密性が高く、また何年も使い続けることで色の経年変化が楽しめる商品。ミナ ペルホネンによるクジャクと蝶のデザインが入ることで、春の花見やピクニックのシーズンに、外に持ち出して自慢したくなるような愛着の湧くデザインに仕上がっている。
2015年02月11日商業施設と住居が一体となった複合施設「ノードウエハラ(node uehara)」が2015年春、小田急線の代々木上原駅前にオープンする。近年では食の街として話題となっている代々木上原。同施設はそんなエリアで生活する、食への関心が高く、日々の暮らしへのこだわりが強い人々に向けてオープンされる。1階と地下1階には、こだわりの食材を使用したグリルレストランやグロサリーショップ、カフェが開店する予定だ。プロジェクトを手掛けたのは、「代々木VILLAGE」を手がけたUDS。地上2階から4階までは、単身世帯やDINKS世帯、SOHOとしても利用可能な賃貸住宅がレイアウトされた。今後は定期的にイベントなどを行うことで、代々木上原の街の魅力を発信していく。なお、同施設は小田急電鉄が手掛けるライフスタイル提案型プロジェクトの第1弾。同プロジェクトでは、今後も小田急沿線の各地域における特色を活かしつつ、豊かで愛着のある住まいを提案していく。
2015年02月11日伊勢丹新宿店本館5階アート&フレームでは、3月4日から17日まで、イラストレーターで絵本作家の坂崎千春が描いた“ペンギンアート作品”を販売する期間限定イベントを開催する。同氏はJR東日本が発行する非接触型ICカード「Suica」のペンギンキャラクターやダイハツ「ムーヴコンテ」のキャラクター「カクカク・シカジカ」、2015年1月にはマネックス証券の「カブブと仲間たち」を手掛けるなど、多業種のキャラクターを担当。今回同店では、同氏が描く“ペンギン”にフォーカスし、子供の成長を“ペンギン”と共に楽しく見守ることができるアイテムを紹介する。「一緒に伸びようペンギン身長計」(3万3,500円)は、身長計の目盛りが“数字とペンギン”で表記されている。ペンギンは目盛の横に描かれ、目盛が低い(身長が低い)場所には“コガタペンギン”が、一番高い185cm箇所にはペンギンの中でもビッグサイズである“皇帝ペンギン”が描かれている。この身長計には、柱に傷を付けなくて済むように“魚シール”も付随されており、計測時には親子で楽しめること間違いなしだ。「一緒に歩こうペンギン足跡アート」(1万5,000円)は、ペンギンとその足跡がジクレー版画で刷られている。右上には敢えて、空スペースがあり、子供の足型や手型を押すことができ、成長の記録を残すことができる。この足跡アートと身長計は、同店が同店限定品をアピールする「オンリー・エムアイ 2015年春のキャンペーン」の一環で、身長計は同氏の直筆サイン付き。いずれかを購入した先着50名の客には、「坂崎千春オリジナル切手付ポストカード」がプレゼントされ、同フロアに設置される郵便ポストへ投函すれば、実際に子供や孫へ配達されるという。また会期中は、ペンギンたちの“歩く”“振り向く”“飛び込む”など、100パターンのペンギンたちの“態度(行動)”がアクリル画(1枚/2万5,000円)で一同にそろう「ペンギン百態」コーナーが設置され、同氏によるサイン会(3月4日と15日、共に14時から16時)が予定されている。担当バイヤーは「このイベントを通じて、アートによってお子様やお孫様との絆を深めることができれば嬉しい。単に子供向けのイラスト作品を販売するのではなく、幼少時から自然と子供の創造力や表現力を身に付けさせることをイベントや商品を通じて発信していきたい」と話す。
2015年02月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「CHOCOLATE: 50 Easy Recipes」アカデミア・バリッラ(ACADEMIA BARILLA)パスタで有名なイタリア最大の食品会社、バリラ(Barilla)のフードアカデミー「Academia Barilla」による、チョコレートのおすすめレシピ50選。右上にかじった跡のあるチョコレートの形をした装丁で、見た目も中身も美味しいレシピ集。材料約4人分の分量で作り方をシンプルに紹介。それぞれの完成写真が素敵なので、ページをめくっていると食欲がわき、ダイニングのインテリアとして飾っておきたくなるような一冊。イニシャル型のチョコクッキー、ココアビーンズ入りショートブレッド、バーチ・ディ・ダーマ、ゼリー&ムースなどのちょっと変わったレシピから、アイスクリーム、クレープ、プディング、シリアルバー、トリュフ、タルト、ケーキなどの定番メニューまで、チョコレートデザート全般のレシピを網羅した内容だ。なお、同出版社からは、このタイトルの他にも、シリーズでチーズやトマト、ポテト、パンプキンなど、テーブルやキッチンに置いてインテリアになるようなレシピ本が刊行されている。【書籍情報】「CHOCOLATE: 50 Easy Recipes」著者:ACADEMIA BARILLA出版社:White Star Publishers言語:英語ハードカバー/128ページ/235×150×15mm発刊:2012年価格:1,760円
2015年02月10日マンダリン オリエンタル 東京のレストラン「タパス モラキュラーバー」は2月20日、ディナーイベント「アート オブ ダイニング ドン ペリニヨンと共に(Art of Dining with Dom Perignon)」(5万5,000円/税・サービス料別途)を開催する。このイベントは“食の芸術”を自称する8名限定のスペシャルディナーを提供するというもの。コースではレストランが誇る斬新な食の実験エンターテインメント「モラキュラーキュイジーヌ」に加え、正統派江戸前寿司、本格フレンチ、イタリアン、広東料理までいずれも贅を尽くした全9品を用意した。更に、これらの料理と合わせて提供されるシャンパンには、3種のビンテージが用意される。「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004」「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2003」「ドン ペリニヨン P2-1998」が、和洋の華やかなディナーを一際ゴージャスに演出してくれそうだ。
2015年02月10日代官山ヒルサイドテラスで「emotional journey -大宮エリー、初の大絵画展-」が開催されている。期間は2月15日まで。大宮エリーは作家や脚本家、映画監督など様々な分野で活躍するアーティスト。12年に行われた個展「思いを伝えるということ展」では、『立ちはだかるドア』や『心の箱』など、参加者が物語の主人公となる作品8点を発表。以来、「生きているということ展」、「星空からのメッセージ展」など体験型の個展を開催してきた。一方、12年には上野で「お祝いの調べ:直島」のライブドローイングを行い、画家としての活動をスタート。今回の絵画展では、そんな彼女がこれまでに制作してきた絵画の数々が展示された。その中には展覧会にあたって観客の前で描き上げられたものから、深夜の会場で一気に仕上げられたものまで、いくつもの巨大な作品が集められている。絵画展を主催した小山登美夫は、大宮について「大宮エリーさんは展覧会というメディアを使って、観客に空間インスタレーションとともにイメージや言葉を伝えていくという、その場でのリアルな体験を大事にしてきました。彼女の絵は、アウトサイダーアートのようでもあり、与謝蕪村のようでもあり、ジャン・コクトーのようでもあり、まさに縦横無尽に地域や時間を横断し、彼女という個から発した「生の芸術」からは圧倒的な強さと狂気が放たれています」と話している。【イベント情報】emotional journey -大宮エリー、初の大絵画展-会場:代官山ヒルサイドテラス ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階会期:2月3日から15日時間:11:00から21:00(13日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:300円
2015年02月10日リーボック(Reebok)のカジュアルライン「リーボッククラシック(Reebok CLASSIC)」が、ジュエリー&シューズブランド「メロディーエサニ(MELODY EHSANI)」とのコラボレーションアイテムを2月中旬に発売する。展開アイテムは「ベンチレーター ME(VENTILATOR ME)」(1万4,000円)と「ブラックトップウェッジ ME(BLACKTOP WEDGE ME)」(2万5,000円)の2モデル。アッパー全体に施された奇抜なグラフィックや、目をモチーフにしたシュージュエルなど、スニーカーをキャンバスにエサニの独特な世界観が表現されている。「メロディーエサニ(MELODY EHSANI)」は、デザイナーのメロディ・エサニ(Melody Ehsani)が手掛けるニューヨーク発のジュエリー&シューズブランド。リアーナ(Rihanna)、アリシア・キーズ(Alicia Keys)などのアーティストを始め、人気スタイリストのMariel Haennが愛用していることで、音楽好きのファッションピープルたちの間で話題となった。最近ではアーティストに提供していたジュエリーを一般向けにもリリースし、遊び心あるユニークなデザインが人気を呼んでいる。取り扱いはリーボックフィットハブ六本木ヒルズやatmos、リーボックのオンラインショップなど。
2015年02月10日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)からアフリカンボヘミアンなムード漂う15SS新作バッグ「ザディー(ZADIE)」(W17×H17×D6cm/17万円)が登場。ブラウンカラーのカーフレザーをベースに用いたショルダータイプのザディーは、複数のカラーと素材を用いた細やかなフリンジが背面まで丁寧に施されている。土のようにトーンの異なるブラウン、夕日のように鮮やかなレッド、日の光のように輝くミラーなど、アフリカの大地を思わせる配色がエネルギッシュ。パイソンレザーとゴールドのバーハンドルが中央に配され、小振りなバッグに重厚感と存在感を与えている。またコバにも同じパイソンが用いられ、ラグジュアリーな仕上がりに。発売は2月下旬を予定。15SSコレクションは、クリエイティブ・ディレクター、サンドラ・チョイ(Sandra Choi)にとってミューズのジョセフィン・ベーカー(Josephine Baker)がインスピレーションソースとなっている。米・セントルイス出身で20年から70年代にジャズ歌手・女優として活躍し、“黒い真珠”と呼ばれたジョセフィン・ベーカー。ルールを破ることを恐れない、自由奔放なスタイルと民族的なスピリットの持ち主として知られている。“もしも彼女が現代を生きていたら何を身に付けたいと思うか”というサンドラ・チョイの想いがコレクションに反映されているという。<問い合わせ先>ジミー チュウTEL:03-5413-1150
2015年02月10日コスメブランド「RMK」が、2月18日に伊勢丹新宿店で先行発売される限定コレクション「STREET ESSENCE “RMK × BRADLEY THEODORE”」の発売を記念して、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでスペシャルイベントを開催する。「STREET ESSENCE “RMK × BRADLEY THEODORE”」は、RMKとニューヨークの新鋭アーティスト、ブラッドリー・セオドアとのコラボレーションにより生まれたこの春注目のコレクション。先行発売当日の2月18日から伊勢丹新宿店で開催されるスペシャルイベントでは、ファッションモデルの秋元梢を招いたスペシャルトークショーや、セオドア本人によるライブペインティング、RMK専属メイクアップアーティストによるメイクアップレッスン(要予約)など、ここでしか体験できない特別コンテンツが用意されている。中でも注目は、2月20日と21日の2日間限定で開催されるRMKクリエイティブディレクターのKAORIとRMK専属メイクアップアーティストによるダブルメイクアップショー。メイクアップで一人ひとりの美しさを引き出し、女性の日常をハッピーにすることをテーマに掲げるRMK。今回のメイクアップショーでは、2013年7月からRMKのクリエーションを手がけているKAORIとRMKの専属メイクアップアーティストが1日2回ステージに登場し、「STREET ESSENCE」のアイテムを使った春のトレンドメイクを提案する。色と質感が計算しつくされたユースフルな限定コレクションを使ったデモンストレーションは、普段見ることのできないプロのテクニックを間近で見られるチャンス。両日入場フリー、予約不要なので、ぜひ足を運んでほしい。イベント期間中はノベルティプレゼントの特典も。セオドアが日本人女性をイメージしたという「STREET ESSENCE」を象徴する描き下ろしのイラストがプリントされた「RMK オリジナルコットンバッグ」と、クリーンかつスタイリッシュで使い勝手の良い「RMK オリジナルコスメボックス」が購入額に応じてプレゼントされる。いずれも数量限定。更に、「RMK カジュアルソリッド ファンデーション」の先行発売を記念し、「RMK ベースメイクキット 2015」もイベント期間中に数量限定で発売される。自由に選べるベースメイク2品と携帯に便利なスキンケアのミニサイズ2品、オリジナルポーチがセットになっており、透明感のある美しい肌を引き出すことに定評があるRMKのベースメイクをお得に試せるキットになっている。このスペシャルイベントは新しい自分に出会えるチャンス。詳細は公式ホームページ()で確認を。
2015年02月10日3月3日、ナイキ(NIKE)が、女性限定のスポーツ体験スペース「NIKE WOMEN’S STUDIO」をオープンする。オープン場所は東京・渋谷で、5月31日までの期間限定。施設は、1階店舗、地下1階トレーニングスタジオという構造で、ランニング、ダンス、ヨガなど多岐にわたるスポーツを体験できる。また、1階の店舗では、最新のイノベーションを搭載したプロダクトなどを販売する。詳しいプログラムについては、2月13日より、NIKE.COM / JUSTDOITにて順次公開。併せて、2月5日より、スポーツを通じて自分の可能性に挑戦する女性を応援する、デジタルキャンペーンも展開中だ。キャンペーンには、ナイキが1988年より掲げている「JUST DO IT」のメッセージの通り、とにかくやってみることの大切さ、夢をおいかけることのすばらしさを、身を持って体現し続けている女性アスリートやモデル20名を起用。選ばれた女性達は、NIKEWOMENのtwitterアカウントで、それぞれの想いを発信していく。参加アスリートは、安藤美姫(フィギュアスケート)、高梨沙羅(スキージャンプ)など。モデル界からは、道端ジェシカ、メロディー洋子、安田美沙子など、いずれもスポーツ好きで知られる女性達が名前を連ねる。
2015年02月10日アー・ペー・セー(A.P.C.)が2月7日に東京・二子玉川に新店舗をオープンした。続いて28日に、広島にも新規ショップを立ち上げる。二子玉川店は近隣の景観に合わせて建築、デザインされた。内壁は広がりの印象を見せるため白に統一され、中央には印象的な木製の格子細工が施されたカウンターが置かれる。また、壁を対角線上に配置し、隅々にベンチを点在させることで、客の流れを導くような造りとした。一方、広島店は道路から奥まったところに軒を構え、落ち着いた雰囲気を予感させる。店の中心には、同ショップのシンボルとも言える大きなカウンターを置いて、他のスペースはシンプルな構成に。什器に使用された親しみのあるライトオークが、フロアの灰色なセラミックタイルと対照をなしている。ブランドの美学をデザインに取り入れた店内では、定番のデニムに加え、キャンドル、ルームスプレーなどをラインアップ。また、オープン記念限定アイテムとしてデニムのトートバッグ(6,000円)が発売される予定だ。デニムのトートバッグのデザインは、それぞれA.P.C.の頭文字「A」「P」「C」のロゴ入り3種類を用意。今シーズンのコレクションのスウェットと同じロゴを使用している。
2015年02月10日アメリカ発のデニムブランド「ジョーズ(JOE’S)」が、伊勢丹新宿店本館2階のグローバルクローゼットでカスタムオーダーイベントを開催中。超撥水ナノ加工を施したデニム「スポットレス(Spotless)」の日本限定カラーモデルの受注会も併せて開催している。16日まで。“汚れないホワイトデニム”ことSpotlessとは、ナノ加工により優れた撥水性や防汚性を持たせたデニムのこと。この加工が施された生地は、ワインやコーヒーなどをこぼしても染みにならず、手で払うだけで水滴が落とせる。受注会では、本来ホワイトのみの展開であるSpotlessを、オリジナルカラー8色で展開。サイズは23から28までの6サイズを用意した。価格は2万7,000円。尚、このオリジナルカラーモデルは3月末頃の受け渡しとなる。また同会場でカスタムオーダーとして、購入したデニムにアルファベットやマークを刺繍するオーダーも受け付けている(有料)。ジョーズは、「どんな人にも似合うシルエットがるからこそそれを見つけて欲しい」をコンセプトに、完璧なフィット感と履き心地を追求したデニムをプロデュースしてきた。2007年からは、トータルブランドとしてアウターやトップスなどもそろえている。日本では、15Sコレクションより伊藤忠商事が本格展開を手掛けている。
2015年02月10日