海に捨てられたコカコーラが生まれ変わる?オランダ・アムス発、“お酒を飲んで海をキレイに”プロジェクト
私たちの普段の何気ない「生活と消費」という行動。その結果、残念ながら生まれてしまっている環境汚染問題に対し、オランダ・アムステルダムを拠点とするクリエイティブ・エージェンシー、フィッツロイ(Fitzroy)はユニークな手法で世界へ問いかけた。まず彼らはフロム・ウェイスト・トゥ・ウェイステッド(“from waste to wasted”。waste=ゴミ、wasted=お酒に酔っぱらった、の意)というプロジェクトを立ち上げた。そしてこのプロジェクトのもと、彼らは「お酒を飲んで、海をキレイにしよう」というテーマを掲げ、「フィッツロイ・プレミアム・ネイビーラム」とネーミングしたお酒のパッケージングから中身のラム酒までを制作した。中身のラム酒はネイビースタイルと名付けられた一般のラムとは異なる、スムースだが、ダークでヘビーな味わいだそうだ。外身にはスタイリッシュな包装紙をまとわせ、特徴的なボトルキャップを装着。パッケージの材料は海へ捨てられていたゴミを再利用して作られたのだという。
マーブル塗装のようなボトルキャップは、コカコーラのラベルを集め溶かしプレスしたものから制作、ボトルはガラスをリサイクルしたものだ。