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表参道の「ポールスミス スペースギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)」で、個展「The Secret World of Friedrich Nagler 1920-2009 フリードリヒ・ナグラー 秘密の世界」が開催される。期間は2月21日から3月31日まで。フリードリヒ・ナグラー(Friedrich Nagler)は独学によって、彫刻、絵画、プラスチックとラバー製のマスクなど、様々な作品を手掛けたアーティスト。第2次世界大戦によって故郷のウィーンを追われると、アーティストキャンプと呼ばれたマン島のダグラス強制収容所に収監。そこでドイツやオーストリアのアーティストと交流を深め、終戦後はハンプシャーで庭師などの仕事をしながら、庭に作られた小屋で自身の作品制作に没頭した。中でも、骨や象牙の手彫りした彫刻を通して、ナグラーは江戸の装飾美術品と自身の作品の親和性を見ていたとされ、いつか日本で展覧会を開くことを夢見ていたという。ナグラーの作品は近しい友人や家族でさえ見る機会が少なく、またサインを拒んだこともあって、現存する作品が公開されたのは過去に世界で2回のみ。3度目となる今回の個展は、日本では初めての開催となり、ナグラーの夢が遂に現実のものとなっている。【イベント情報】The Secret World of Friedrich Nagler 1920-2009フリードリヒ・ナグラー 秘密の世界会場:ポールスミス スペースギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3階会期:2月21日から3月31日時間:12:00から20:00(土曜日・日曜日・祝日は11:00から)休館日:水曜日(不定休)
2015年02月06日女性であることの喜びを感じさせる、自信に満ちた装いを表現したグッチ(GUCCI)15SSコレクション。キーとなったのは「70年代」と「デイリーシック」。ランウエイにも登場したアンクルストラップサンダル(ヒール11cm/16万4,000円)は、カラーブロックと円柱状のチャンキーヒールが特徴的で、ラグジュアリーと現代女性の強さを合わせ持つ。エキゾチックなボールドとグリーンにカラーリングされたパイソンが、デニムやレトロボタニカルなプリント、ボヘミアンテイストなレースのウエアと相性がいい。他にもメタリックカラーとパイソンとのコンビネーションや、ヒールにパイソンがカラーグラデーションになるように巻きつけられたデザイン、カーフスキン×スウェードなど、バリエーション豊富に展開されている。<問い合わせ先>グッチ ジャパン カスタマーサービスTEL:03-5469-6611
2015年02月06日表参道ヒルズは2月11日に開業9周年を迎える。これに伴い2月下旬から3月上旬にかけて6店舗をニューオープン。更に、2店舗がリニューアルされる。今回、表参道にニューオープンするショップの中でも、特に注目なのが日本初出店となる4店舗。そのうちの一つ、2月27日にオープンする「イイザ ローン トーキョー(IISER LOEN TOKYO)」は、今回の出店がブランドの1号店。店内では数々のニットブランドを手掛けてきた手塚浩二による、シーズンレスな大人のワードローブを展開。そこには、“ベーシックな中にうんちくやこだわりを込め、ネオ・ダンディズムを提唱する”というブランドコンセプトが込められている。オープン特典には3万2,400円以上の購入で、「リバースプロジェクト」とコラボした限定グッズを数量限定で用意。また、2月25日オープンの「ババラ(BABARA)」では、職人のハンドメイドによって、細部に至るまで履き心地を追及したシューズを提供。本革製のアッパーは履くほどに足に馴染み、アウトソールにもイタリア製の最高級素材を使用した。オープン特典としてオリジナルエコバックを数量限定でプレゼントする他、ブランドアイコンの蝶をプリントした“進化したオックスフォード靴”が限定販売される。一方、心地よい旅と共にある大人のライフスタイルを演出するのが、3月7日にオープン予定の「ティッピング ポインテッド トウキョウ(Tipping Pointed Tokyo)」。メトロポリタンからリゾートまで、さりげなく使いこなせるような、シンプルで色あせないファッションを提案する。都内に旗艦店のないブランドのシューズ、バッグ、フレグランスを中心にアイテムを展開し、タイアップやポップアップショップも随時行っていく。更に、キッズファッション&ライフスタイル雑誌『ミルクジャポン』の直営店「アニバーサリー ミルク(ANNIVERSARY MilK)」が3月7日にオープン。これに、同じく3月7日オープンの「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」と、ミハラヤスヒロ手掛けるセレクトショップ「アイデア バイ ソスウ(idea by SOSU)」を加えた6店舗がニューオープンすることになった。なお、ダイアン フォン ファステンバーグの表参道ヒルズ店は、最新コンセプトショップ“WRAP SHOP”を日本で初めて取り入れたポップアップショップとなり、ラップドレスにフォーカスした展開を予定している。その他、「シュウ ウエムラ ビューティブティック 表参道ヒルズ本店(shu uemura beauty boutique omotesando hills)」では、2月27日のリニューアルオープンにあたり、内装をメイクアップアーティストのアトリエ風にリフォームした。更に、表参道ヒルズ店限定で4種類の「カスタマイズ ラッシュ」を各5個限定で販売する他、アイラッシュ「アドへシブ」や限定キャンバストートバッグを数量限定でプレゼント。28日には新作リップ「ラック シュプリア」のメイクアップイベントが開催される。また、「アグ オーストラリア(UGG Australia)」でも3月6日のリニューアル特典として「Meena II」のコーラルリーフカラーを限定発売する他、オリジナルマグカップやアイシングクッキーを数量限定でプレゼント。フロアの拡充に伴い、今後はメンズ、キッズ、バッグ、アクセサリーのラインアップが拡充される。
2015年02月06日銀座のギャラリー小柳で現代美術作家の束芋による個展「束芋:息花」が開催される。期間は2月14日から4月4日まで。束芋は京都造形芸術大学の卒業制作として発表したインスタレーション『にっぽんの台所』で、キリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞を受賞。以来、アニメーションを用いた映像作品を数々の国際展に出品しており、02年に五島記念文化賞美術新人賞を、04年に京都府文化賞奨励賞を受賞。11年にはヴェネチア・ビエンナーレ日本館の代表作家に選ばれており、近年ではコンサートや伝統芸能などとのコラボレーションにも取り組んでいる。今回の個展では新作アニメーション作品『あいたいせいじょせい』が公開される。これは、人形浄瑠璃の傑作『曾根崎心中』と、吉田修一の長編小説『悪人』のストーリーを交差させたもの。それぞれのエピソードに登場するお初と徳兵衛、金子美保と清水祐一の恋愛模様を比較する中で、束芋がイメージした“もしも”の世界が展開される。アニメーションの制作にあたり、束芋はソファとテーブルをモチーフに選んだ。尚、作品のタイトルは「相対性女性」を平仮名にしたもので、このうち「相対」は男女の仲を表しながらも、江戸における心中を表す“相対死に”を連想させる。そこに男女の「性」を重ねるとともに、複雑な関係に生きる「女性」2人にスポットが当てられた。これに加え、新作ドローイング7作品も今回の個展で初めて公開される。ドローイングシリーズ「flow-wer」では、モチーフとなった花と人体の内蔵が墨と蜜蝋に着色され、艶やかに描かれた。今回の展示について束芋は「花を摘み取って切り花にすること、臓器を器にすること、ある人の人生の一部分を小説や絵、映像に描くことは、この『息花』展では同じイメージを持ち、私がお届けするのは、その切り取った一部でしかないけれど、花には根が付いていること、臓器が魂を宿して息をしていたときのこと、ある人の描かれた人生の一時期の前後に続きがあることを想像して、すべての作品を作っている」と話している。なお、2月14日には18時からオープニングレセプションを開催。束芋も来廊する予定だ。【イベント情報】「束芋:息花」会場:ギャラリー小柳住所:東京都中央区銀座1-7-5小柳ビル8階会期:2月14日から4月4日時間:11:00から19:00休館日:日・月曜日、祝日
2015年02月06日トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)は1月26日、パリ郊外一歩手前、19区に位置する商業施設を会場に15-16AWメンズコレクションのショーを開催した。ランウェイ正面に白い3部屋を設営し、左の部屋には机とイスとティーセット、中央の部屋にベッドとクローゼット、右の部屋に机とイスとタイプライターが置かれている。中央の部屋のベッドから男性モデルが起き、クローゼットから白いスーツを取り出して着用。両隣の部屋でそれぞれ紅茶を飲み、タイプライターを打つ。そして再び中央の部屋に戻り、黒いスーツに着替え、両隣の部屋に掛けられている暗幕を引くと壁一面が黒くなった。中央の部屋も暗幕を引いて黒くし片面が黒い布団と枕を裏返し、黒くなったベッドにモデルが入って眠る。それがこの男性の死を意味し、黒い雪が降る中、弔問に訪れる人々をモデルたちが演じた。それぞれ、スティーブン・ジョーンズによるハットを被り、黒尽くめのコスチュームをまとっている。ムートンのコートや、ミンクを衿、袖、ヘムに飾ったコート、アストラカンのジャケットなど、マニッシュなルックが続く中、時折ヴェールの付いたハットやスカート、ツイードのジャケットがミックスされ、マダム風のコーディネートを見せる。終始ダークオーラを放つコレクションには、時折、亀のアップリケのケープ、亀の刺繍のサテンジャケット、あるいはクジラの形をしたレザーのバッグなども登場し、ドンヨリとした空気の中にトム・ブラウン(Tom Brown)らしいユーモアを滲ませ、見る者をホッとさせた。
2015年02月06日セレブリティにも愛用者が多いイギリス発のファッションネイルブランド「ネイルズ インク(ネイルズ インク)」が日本に上陸する。2月18日に西武・池袋店とOPAQUE丸の内店、25日に大丸・梅田店にポップアップサロンをオープンするのを皮切りに、国内各所での出店を予定している。ネイルズ インクは、ファッションとネイルの新しい融合をコンセプトに、トレンドと革新的なテクノロジーを融合したネイル商品を販売。ポップアップサロンでは、技術の高さでも定評のあるマニキュアサービスも提供するネイルバー「THE PAINT SHOP」も展開する。ポップアップサロンのスケジュールは、西武・池袋店1階(2月18日から24日)、西武・池袋店2階(2月18日から3月3日)、OPAQUE丸の内1階(2月18日から3月3日)、大丸・梅田店2階(2月25日から3月3日)。また、今春夏シーズン限定で、ヴィクトリア・ベッカムがプロデュースする「VICTORIA, VICTORIA BECKHAM FOR NAIL INC」(4,700円/デュオセット8,400円)を発売。日本からインスピレーションを得たというトマトのように鮮やかなジュードー・レッドと、クラシックでヌーディーなバンブー・ホワイトの2色を用意。バンブーエキスが配合され、爪色を健康的に彩ってくれる。
2015年02月06日カラー(kolor)は1月22日、パレ・ド・トーキョーを会場に2015-16秋冬メンズコレクションのショーを発表した。ボーダーやチェック、アメリカンインディアンモチーフを多用しながら、カラーらしいトロンプルイユ的なレイヤードスタイルを提案。ヘムに異素材をあしらったコートやジャケットは、重ね着をしているかのように見え、カラーらしい遊び心を見せる。レザーやデニムをポケットにあしらったアイテムは、カジュアルウエアとワークウエアの融合を、ジグザグ模様をパッチワークしたアイテムは、洗練されたエスニックスタイルを感じさせる。終始カジュアルでありながらも、ヨーロッパには見られない独自のエレガンスを見せていた。また、ショー当日の夜には、アディダス(adidas)とのコラボレーションラインも発表されたが、カラーらしい美しい色使いのスポーツウェアやスニーカーは清涼感溢れ、今後大きな反響を呼びそうだ。
2015年02月06日代官山のヒルサイドフォーラムで九谷焼の展覧会「HEART OF GOLD 錦山窯の仕事」が開催される。期間は2月20日から22日まで。この展覧会は五彩を駆使した豪華絢爛な九谷焼の中でも、特に金彩を得意とする石川県の錦山窯による作品を紹介したもの。釉裏金彩の技法を受け継ぐ三代吉田美統は、国の指定重要無形文化財に指定されている。会場ではデザイナーに吉田守孝を迎えた新作「酒具 -shugu-」シリーズを発表。更に、錦山窯の108年に及ぶ伝統の中で作られてきた、金色の輝きが美しい作品の数々や道具などが展示される。脈々と受け継がれてきた繊細な絵付けの技法に加えて、そこに新たな風を取り入れた、現代における九谷焼の美を見ることが出来そうだ。なお、20日には錦山窯の四代吉田幸央や吉田守孝に加え、吉祥寺で雑貨店「ラウンダバウト/アウトバウンド」を営む小林和人などをゲストに招いてのトークショーを開催。その後、錦山窯の作品を用いてのオープニングパーティーが開催される。【イベント情報】HEART OF GOLD 錦山窯の仕事会場:ヒルサイドフォーラム住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 代官山ヒルサイドテラスF棟会期:2月20日から2月22日時間:11:00から20:30(最終日は18:30まで)
2015年02月06日モデルで映像クリエーターのSEN(三辻茜)が、初の個展「In Time」を3月14日から4月26日まで表参道の「EYE OF GYRE」で行う。SENは日本を始め、パリ、ニューヨークなどで活躍するモデル。現在は、「ジーユー(GU)」の広告に出演している。また、12年よりフォトグラファーとしての活動を開始し、映像クリエーターとしても作品を発表してきた。同展では、そんなSENが製作したストーリー仕立てのショートムービー「In Time」を公開。20代前半の4人の若者が大人へと成長する中で、それぞれ壁にぶつかり、限界を感じながらも、意外なきっかけから問題を解決していく姿を描いた。出演は5月に公開予定の映画『白河夜船』で映画デビューした高橋義明をはじめ、映画『原宿デニール』に出演する麻宮彩希、ファッション誌『ヴィヴィ(ViVi)』の専属モデルである佐久間由衣などの人気モデルで固めた。スタイリングはファッション誌『ユニオン(Union)』の編集長も務める百々千春、ヘアメイクはHAMAがそれぞれ担当している。【イベント情報】In Time会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3階会期:3月14日から4月26日時間:11:00から20:00
2015年02月05日米・サンフランシスコ発のサードウェーブコーヒー「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)」が2月6日、日本第1号店となる「清澄白河 ロースタリー&カフェ」(東京都江東区平野1-4-8)をオープンする。創設者のジェームス・フリーマン氏は清澄白河というロケーションについて「日本初上陸の場所としてはユニークに映るかもしれないが、生産拠点として最高の場所。ゆったりとした空気が漂っていて、地元の人達の日々の営みの場でもある」とコメント。海外初進出となる同店は、倉庫をリノベーションし、1階にロースタリー(焙煎所)とカフェ、2階にキッチンとトレーニングラボ、オフィススペースを設置する。焙煎されてから48時間以内のコーヒー豆の使用を徹底し、2階のキッチンで手作りするクッキーやグラノーラなどのペストリーや、オリジナルグッズも販売。カフェエリアは60平方メートルで、8席を用意している。「地元の方に愛される場所になることを意識した、コーヒーができる流れを体感できるスペース」を目指したという。約180平方メートルの焙煎所では、各地から届いた豆を毎日焙煎し、ブレンド、シングルオリジン、エスプレッソ、希少種など常時10種類前後を取りそろえる。焙煎所の手前に設けられた「カッピングスペース」では、クオリティーコントロールマネジャーや焙煎士・バリスタがカッピング(テイスティング)を行う。現在、2010年世界バリスタチャンピオンのマイケル・フィリップス氏が、清澄白河・青山両店のバリスタのトレーニングを行っている。ドリップメニューはブレンド(450円)、シングルオリジン(550円から)、オ・レ(500円から)。様々な豆が用意されたシングルオリジンはどれもフルーティーな香りで軽く飲みやすい。エスプレッソドリンクは、エスプレッソ(450円)、マキアート(460円)、ジブラルタル(480円)、アメリカーノ(450円)、カプチーノ(500円)、カフェラテ(520円)、モカ(600円)。ニューオリンズ(500円)、シングルオリジン(500円)のアイスコーヒーも用意している。フードメニューは、有機オーツのおいしさを最大限に活かし、厳選した国産ハチミツを使ったハニー&シーソルト グラノーラバー(350円)、有機オーツに有機くるみとピーカンを加えたグラノーラ(90g/イートインのみ・ミルク付き600円、227gバッグ/1,500円)、アメリカの伝統的な焼き菓子バックル ケーキ(450円)、常陸野ネストのスタウトビールをふんだんに使ったスタウトケーキ(350円)、バニラとサフランが入ったオリジナルのサフラン スニッカードゥードル クッキー(300円)、ダブル チョコレート クッキー(300円)、リエージュ ワッフル(500円)、代々木上原の「カタネベーカリー」のバゲットを使用したサンドイッチ(グリュイエルチーズ、ゴートチーズ&ロースハム各500円)など。営業時間は8時から19時。2号店「青山 カフェ」も3月7日にオープンを予定している。
2015年02月05日コーチ(COACH)は15年春に2タイトルのキャンペーンをローンチする。そのうちのひとつとして、「コーチ・ドリーマーズ キャンペーン」を発表した。このキャンペーンは、情熱的で創造的な人物を“コーチ・ドリーマーズ(COACH Dreamers)”と呼び、彼らのポートレートを撮り下ろすというもの。14年のホリデーシーズンに行われたキャンペーンでは、ミュージシャンのゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)や女優のオデーヤ・ラッシュ(Odeya Rush)など、当時ホットな話題を集めた人物をフォーカスしている。今回はキャンペーンの第2章として新たなドリーマーズをフィーチャーし、15年春におけるレディ・トゥ・ウエアとアクセサリーの世界観を表現している。そのうちの一人、17歳の女優クロエ・グレースモレッツ(Chloe Grace Moretz)は、これまでに30作を超える映画に出演。最近では『If I Stay』に出演し、People’s Choice Awards 2015でドラマ映画女優賞を受賞した。その他、新世代のアーティストを支援する「コーチ・バックステージ」にも参加している、ミュージシャンで俳優のキッド・カディ(Kid Cudi)も登場。これに、中国出身のトップモデル、シャオ・ウェンを加えた3人がキャンペーンに起用されている。尚、キャンペーンビジュアルでは撮影をミカエル・ヤンソンが、スタイリングをカール・テンプラーが、ディレクションをファビアン・バロンがそれぞれ担当した。
2015年02月05日ピエール アルディ(PIERRE HARDY)が伊勢丹新宿店にポップアップショップをオープンする。期間は2月11日から16日まで。店内ではリリー(lily、ユリ)モチーフを取り入れた、15SSコレクションのシューズを展開。「Lily プリントハイカットスリッポン」(6万3,000円)や、「Lily サンダル」(11万8,000円)など、ボタニカルがトレンドの今季にマッチしたラインアップとなった。更に、伊勢丹限定として「ブルーパンプス」(9万8,000円)が提供される。会場は本館2階の婦人靴プロモーションスペース。
2015年02月05日シャンパーニュメゾン「ローラン・ペリエ」から、ロゼのケージ入りモデル(1万5,390円)が2月中旬に発売される。「ローラン・ペリエ ロゼ」はフレッシュなベリーをイメージさせる、芳醇なアロマが特徴のロゼシャンパン。厳選されたピノ・ノワールのみを醸造することで、ワインらしい力強さに溢れた味わいを生み出している。ロゼはベリー系やチョコレートとも相性がよく、大人の男性へのバレンタインのギフトとしても魅力的。今回登場する「ローラン・ペリエ ロゼ」は、鳥籠を象った化粧箱でボトルを梱包したもの。そのデザインはラグジュアリーパッケージの見本市「LUXE PACK MONACO」で「Formes de Luxe」賞を受賞している。持ち運びにも優れているため、ギフトとしてだけでなく、パーティーやお花見などへの持ち込み用としても買い求めたくなる1本だ。
2015年02月05日エスパス ルイ・ヴィトンはパリ、ミュンヘン、東京の3館で現代アーティストによるグループ展「ル フィル ルージュ(Le fil rouge)」を開催する。東京は4月8日から5月31日まで。“Le fil rouge”とはフランス語で“赤い糸”を意味しており、本展では表現方法に糸を用いた作品が集められた。張り渡らされた糸は空間に線を描き、彫刻や建築的原理などを物理法則に捉われることなく作品を構成する。更に、刺繍され、絵具と混じり、キャンバスの断片を縫い合わせ、様々なアートが生み出される。今回の展示会に参加する現代アーティストは全部で8人。そのうち、4人が表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京に作品を出品する。ガーダ・アメール(Ghada Amer)はポルノ雑誌に刺繍を取り入れ、女性の歓びへの問いを通して“女性の絵画制作の方法”を探求。マイケル・レデッカー(Michael Raedecker)は、絵画によって統一された色調の中に、刺繍や糸の糊付けによってモチーフや質感を表現した。その他、会場ではタティアナ・トゥルヴェ(Tatiana Trouve)による250本の測鉛線を用いたインスタレーションと、“赤い糸”をアジア神話で解釈したハンス・オプ・デ・ベーク(Hans Op de Beeck)のパペットムービーが公開される予定。また、パリ・ミュンヘンでも、それぞれアーティスト4人の作品を展示しており、会場間で互いの作品について言及することで対話を生み出す。エスパス ルイ・ヴィトン ミュンヘンの展示は1月29日から4月11日まで。その内容は刺繍をベースとした作品が中心となり、トレイシー・エミン(Tracey Emin)が女性のヌードを大きな刺繍で描いた新作を発表。一方、エスパス ルイ・ヴィトン パリでは2月6日から5月3日まで、塩田千春やイザ・メルスハイマー(Isa Melsheimer)のインスタレーションが展示される。【イベント情報】「Le fil rouge」会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5ルイ・ヴィトン表参道ビル7階会期:4月8日から5月31日時間:12:00から20:00休館日:不定休入場無料
2015年02月05日アディダスオリジナルス(adidas Originals)は2月1日、バスケットボールチームにインスパイアされた「スーパースター イースト リバー ライバルリー パック(Superstar East River Rivalry Pack)」を発売した。ニューヨークを本拠地とする「ニューヨークニックス」と「ブルックリンネッツ」。その両チームを象徴するカラーパレットをデザインに取り入れたのが、「スーパースター イースト リバー ライバルリー パック」だ。“白/青/オレンジ”と“黒/白”の2パターンがアッパーやストライプに配置され、両チームの長きに渡るライバル関係を表現している。バスケットボール史に伝説を残したスーパースターらしい、ブランドのルーツを感じさせるコレクションだ。スリーストライプとヒールタブには、ラグジュアリーなプレミアムスネークスキンを使用。アウトソールはホワイトで統一され、クリーンな印象を与えている。バリエーションは全4モデルが用意され、直営店と公式オンラインショップで販売中だ。
2015年02月05日ベルルッティ(Berluti)が1月23日、パリ装飾美術館のギャラリーを会場に15-16AWコレクションショーを開催した。デザイナーのアレッサンドロ・サルトリは、今シーズンも特にテーマを設けずベーシックなアイテムを最高級素材で仕上げ、究極的なリュクスを追求した。グレー、コバルト、グリーン、オレンジなど、レンジの広い色使いを見せたが、これはムラノガラス用染料の色から着想を得たもの。カシミアにレザーを織り込んでキルティングモチーフにした素材のブルゾンや、シルクにコーディングを施して光沢を出した素材のトレンチなど、一見して素材を特定出来ないものが多く見られた。ジャケット類は身体にフィットさせたイタリアンスタイルで統一し、パンツの多くにリブを付けてスポーティーに仕上げている。袖口の比翼仕立てのボタンホールや、2ヶ所をステッチで留めたラペル、あるいはコートのレザー製留め具など、ベルルッティらしい凝ったディテールも。イブニングは燕尾スタイルをアレンジし、ループで繋いた二つのボタンで開閉させる“拝み合わせ”にしたジャケットが登場。モダンに解釈したフォーマルスタイルを見せた。
2015年02月05日バーバリー プローサム(Burberry Prorsum)は2月23日の日本時間22時、LINEのリアルタイム動画配信機能「LINE LIVE CAST」で15AWウィメンズコレクションを生中継する。今回の配信に先駆け、バーバリーとLINEはグローバルパートナーシップを締結。今年1月に開設した公式アカウントなどを通じて、バーバリーは今後LINEユーザーに新たなブランド体験を提供していく。2月中旬にはLINEのオリジナルキャラ「ブラウン」と「コニー」コラボし、彼らをトレンチコートなどでコーディネートしたスタンプを配信。その他、ECと店舗との連携サービスなども計画している。今回のパートナーシップについて、クリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)は「今回のコラボレーションを通じて、バーバリーの豊かな歴史やデザイン文化をよりパーソナルな形で日本の皆さんに伝えていきたいと思います」とコメントしている。今年は三陽商会と本国・バーバリー社のライセンス契約が切れる日本で節目となる年。バーバリー社は路面店やインショップ出店を強化する予定という。
2015年02月05日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「The World Above」パトリック・ツァイ(Patrick Tsai)アメリカで生まれ、中国、台湾での活動を経て、現在日本を拠点として活躍している写真家、パトリック・ツァイ。最新作「The World Above」は、“1人の青年が天高くそびえる山に挑む”という架空のストーリーを彼自身が描き下ろし、鳥取県にある12個の山で撮り下ろした写真とともに構成した作品。四季折々の山の風景に、物語の主人公の青年が写り込み、優しい言葉で書かれたストーリーと相まって、幻想的なイメージを作り出している。本書は鳥取県で地域資源をモチーフにしたプロジェクト企画やグラフィックデザインの制作、アートマネジメントなどを行う「うかぶLCC」がプロデュースしており、地域とアートを繋ぐ取り組みの一つとしても注目の1冊。カレンダー版と通常版の二つのバージョンが制作されており、写真集や絵本として楽しむだけでなく、壁に掛けて鑑賞することも出来る。【書籍情報】「The World Above」著者:パトリック・ツァイ出版社:うかぶLCC言語:日英訳ソフトカバー/13ページ/600×450mm発刊:2014年価格:3,200円
2015年02月05日ブラジルのラバーシューズブランド「メリッサ(melissa)」とデザイナーがコラボレートしたカプセルコレクションが、伊勢丹新宿店などで2月下旬から発売する。カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とは3度目となるコレクションが15SSに登場。オープンなフラットシューズ「Melissa Violatta」(1万5,240円)はメッシュサンダルにベルトにパールを配置したデザイン。「Melissa Ultragirl」(1万4,380円)のトゥには、ラガーフェルドの愛猫シュペットのイラストが描かれた。一方、今年もジェイソン・ウー(Jason Wu)とのパートナーシップが継続され、フラットサンダル「Melissa Artemis」(1万6,100円)はゴールドのスパイクでロックテイストに。14AWシーズンにヒットした「Melissa Jean」(1万1,220円)は、夏らしい6色のカラーパレットにリニューアルされた。その他、スワロフスキークリスタルを用いたデザインを得意とする、イギリス人デザイナーのJ.Maskreyとのコラボも実現。ピープトゥシューズやフラットシューズが発表されているが、日本での取り扱いは未定となっている。
2015年02月05日アディダスオリジナルス(adidas Originals)は2月9日、スケートボーダーのマーク・ゴンザレスをインスパイアした「スーパースター 80s バイ ゴンズ(Superstar 80s by Gonz)」(1万6,000円)を発売する。常識を打ち破るイノベーターとして、クリエーティビティー溢れるトリックで魅せるマーク・ゴンザレス。そんな彼のパイオニアスピリットを、アイコンシューズ「スーパースター」に取り入れた。アッパーはアーティストとしても知られるゴンズが、創作意欲を解放するためのキャンバスのようなオールホワイトレザー。付属する4色のペンを、自らのアーティスティックな感性のままに走らせるもよし。シンプルで、クリーンで、クラシックなスタイルをそのまま貫くことも出来る1足だ。その他、シュータンにはエンボス加工のハンドレタリングを、ヒールタブにはゴンズお馴染みのキャラクターを配置。側面には「GONZALES」とネームが記され、彼のアート作品としてのシューズを完成させている。
2015年02月05日15SSシーズン、エトロ(ETRO)が掲げたのは何にも縛られない自由なスピリットに満ち溢れた女性像。そんなエトロウーマンは、自身の旅や物語をそのまま映し出すような洋服をまとい、アクセサリーを身に付ける。コレクションに登場する多くのアイテムの中でも、ショルダータイプの新作バッグ(W26.5×H28.5cm/42万5,000円)はそのイメージを象徴するもの。マチなしで平たく枠組みされた周囲を、スエードのロングフリンジが縁取る。動くたびに揺れるフリンジが華やか。フロント全面をアイコニックに彩るのはガラスビーズのカラフルなフォークロア刺繍。編み紐がアシンメトリーに巻き付けられた華奢なストラップ(55cm)を肩から掛けると、1枚の絵画を持ち歩いているかのよう。今シーズンの着こなしに、とびきりアーティスティックでボヘミアンなムードを演出してくれるマストアイテムだ。<問い合わせ先>エトロ ジャパンTEL:03-3406-2655
2015年02月05日版画工房エディション・ワークスが展示会「Prints & Originals」を、2月13日から25日にかけて代官山のギャラリースピークフォー(GALLERY SPEAK FOR)にて開催する。エディション・ワークスは、アーティストからの依頼を受けて、銅版画、木版画、リトグラフ、シルクスクリーン、デジタルプリントなどを制作する版画工房。これまでに、村上隆や彫刻家の若林奮、船越桂をはじめとした数々のアーティストの活動を支えてきた。そんなエディション・ワークスにとって2度目の開催となる展示会では、過去に工房で制作してきたアーティスト達の版画作品をオリジナルと並べて展示。表現方法の違いが生み出す版画の魅力にフォーカスした。更に、アクリル画、水彩画、写真、立体作品などに加え、各作家に関連するオリジナル商品や雑貨類などの展示や販売も行う予定だ。なお、2月14日の15時からはエディション・ワークス代表の加山智章と、イラストレーターでアートディレクターの安齋肇によるギャラリートークも行われる。【イベント情報】エディション・ワークスPrints & Originals会場:ギャラリースピークフォー住所:東京都渋谷区猿楽町28-2SPEAKFOR2階会期:2月13日から25日まで時間:11:00から19:00まで(最終日のみ18:00まで)休館日:木曜日
2015年02月05日ブランド名を刷新した「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」が1月23日、パリ凱旋門近くの17区にある劇場、サル・ワグラムを会場にショーを開催した。マルジェラらしいシンプルなシルエットの中に、70年代風のグラマラスな雰囲気と、アーティザナルコレクションの流れを汲む、蚤の市由来の古い素材によるアンティーク感が融合した興味深いコレクションとなった。ベルト部分が極端に太いワイドパンツとシャツとコートには、ジオメトリックなラメ素材のインナーを合わせ、ファーカラーのレザーコートにはサイケデリックなパンツをコーディネイトしてフラワーチルドレンのイメージに。蚤の市で見つけてきたという油絵を再構築したコートやベストなども登場。濃い色合いのラメニットのカーディガンやプルオーバーは、昔日のディスコジェネレーションを髣髴とさせ、メンズにおいても70年代がトレンドであることを強く印象付けた。
2015年02月05日1月20日、ミラノで行われたマルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)の2015-16秋冬コレクション終了後に行われたパーティーのスナップを紹介。ショー会場が一瞬にして巨大クラブに変貌。間髪いれずDJがスタートし、ランウエイを歩いたモデル達が盛り上げる。リカルド・ティッシを始め、シャネル、ヴェルサーチ、ナイキなどのPRを手掛け、スタイリスト、DJ、イベントオーガナイザーなどとしても名を馳せるマルセロだけにその集客力は圧倒的だ。音圧の問題で会場のオーガナイズが難しいイベントも、マルセロにとってはお手の物。開業前のミラノ駅近くの巨大モールの地下に続々と人が集まった。この夜集まったゲスト達もミラノでは異色。マルセロ同様にストリートラグジュアリーブランドとして注目される「オフホワイト」のデザイナーであり、カニエウエストのクリエーティブディレクターのヴァージル・アブローやパリからはブロディンスキがDJに駆けつけ、マルセロ自らもDJプレイ。コレクションではカタカナで「スペースカウボーイ」とプリントされたアイテムも登場したが、日本からは同ブランドを扱うGR8久保光博社長やユナイテッドアローズの小木“POGGY”基史バイヤーらがマルセロと抱き合う姿も。カオスな宴が深夜まで繰り広げられた。
2015年02月04日1月26日、パリ中心の商業取引所で15-16AWメンズコレクションのショーを開催した「ポール・スミス(Paul Smith)」。ワイドショルダーやピークドラペルなど、70年代的なディテールを再構築しながら、グラフィカルなモチーフをミックスし、新しいスーツスタイルを見せた。今シーズン特に目立っていたものが、トライアングルやスクエアを組み合わせたモチーフ。これはバウハウス出身のヨーゼフ・アルバース、アニー・アルバース作品からの引用で、ニットやコート、スカーフなどに用いられている。特にグリーンとオレンジのトライアングルモチーフは、アルバース夫妻が旅したメキシコからインスパイアされて生まれたもので、コレクションの差し色のベースともなった。合わせられたパンツはゆったりしたシルエットでくるぶしが隠れる丈はやや短め。コレクション中、素材として目を引いたのがシープスキン。ショールやマキシ丈のコートに使用され、むせ返るほどのワイルドで男性的な表現に圧倒された。
2015年02月04日最先端のテクノロジーカルチャーが集結した「MEDIA AMBITION TOKYO 2015」が、2月11日から15日まで開催される。今年で3回目となる展示会では、AR技術や3Dプリントなどの最先端の技術を取り込んだアートや映像作品の数々を展示。昨年の六本木、青山に加え、新たにお台場、飯田橋、渋谷でも展示が行われる。中でも注目なのが、「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」や「チームラボ(teamLab)」といったデジタルアーティストの作品だ。ライゾマティクスは青山のインターセレクトバイレクサスで、スーパーカー「LEXUS LFA」を用いたビジュアル&サウンドインスタレーション「1,220」を展示。更に、六本木の東京ミッドタウンにオープンするアイススケート場で、リンクを滑った軌跡をスクリーンに映し出す体験型のメディアアート「Skate Drawing」を公開する。一方、お台場の日本科学未来館で昨年11月より開催しているチームラボの企画展「チームラボ踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」では、二つの作品を新たに出展。プログラムによってリアルタイムで描かれ続ける花「増殖する生命 - Gold」と、Facebookと連携してオリジナルフレームや様々なエフェクトを使った写真が撮れる「チームラボカメラ」が登場する。また、飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京では、映像表現の先端技術とデジタルカルチャーを用いた作品が集結する「デジタル・ショック 2015」を開催。渋谷のアツコバルーでは、オリヴィエ・ラツィの写真展「東京乱建築」が行われる。六本木のIMA CONCEPT STOREでは、AR技術を用いた写真展に加え、参加アーティストやゲストによるトークセッションが催される予定だ。その他にもイベント期間中には都内6ヶ所の会場で、様々な展示やコラボセッションなどが行われる。開催期間は作品によって異なり、一部の閲覧には入場料が必要だ。
2015年02月04日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は2月9日、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」とのカプセルコレクション「ワールズエンド」を発売する。「ワールズエンド」とは1971年にロンドンでオープンした、ヴィヴィアン・ウエストウッドのオリジナルブティックのこと。この場所でファッションを通じて政治的メッセージを発信していったヴィヴィアンの反骨心、危険を顧みないスローガンを取り入れた「ワールズエンドコレクション」は、これまでロンドンブティック限定で提供されてきた。今回のコラボレーションにあたり、両ブランドはコレクションの価値観を共有。アーカイブを忠実に再現する、ユニセックスな“アーバン・ゲリラ”ルックを完成させた。そのうちの一つ、82SSコレクションの「サベージジャンパー」では、ネイティブアメリカンのサドルバッグを元にしたジオメトリック柄をプリント。83-84AWコレクションで発表された「クリント・イーストウッド ボンバージャケット」は、ミリタリーフライトジャケットとして再構築されている。その他、81年のパイレーツコレクションからは、ウォッシュデニムに17世紀のCamoプリントを施した「アキレスショーツ」、カオスプリントを施した「セックスツイステッドTシャツ」などが復刻。セディショナリーズアイテムからは「アナーキーシャツ」が再提案され、キャットウォークに初登場したスニーカー「タングトレーナー」もリメイクされる。また、“face of war & peace”や“+5degrees & D.I.Y”など、アーカイブを元にしたオリジナルグラフィックを描いたベストやTシャツもフィーチャーされる予定。取り扱いはヴィヴィアン・ウエストウッドワールズエンド、及びオープニングセレモニーのニューヨーク店、ロサンゼルス店のみで行われる。今回のコラボについて、ヴィヴィアン・ウエストウッドは「私達にとってのパンクとは、もともとヒッピールック、50 年代のテディボーイファッションやピンナップマガジンの最終形、もしくは集大成として起こり、その後ロッカーやヘルズ・エンジェルスへと変化したものです。私達がパンクを始めた時、そういったすべてを込めてアーバン・ゲリラ、つまり“抵抗”のルックを完成させました。それは私達のブティックを通して生まれたクリエーションでした」とコメントしている。また、オープニングセレモニーでクリエーティブディレクターを務めるウンベルト・レオン(Humberto Leon)は「ヴィヴィアン・ウエストウッドの影響力はファッションだけにとどまらず、オープニングセレモニー同様、音楽、映画、アートから政治、人権、そして環境問題などあらゆるカルチャーにまで及びます。私たちは彼女のブランドと彼女の反逆精神に賛同し、ワールズエンドからアーカイブピースをセレクトしました」と話している。
2015年02月04日ガンリュウ(GANRYU)は常にカジュアル、そして一歩前を行く。2月4日、2015-16秋冬コレクションショーが行われた。場所は青山のIDOL。コムデギャルソン社外でランウエイショーが開かれるのは2013-14秋冬シーズン以来だ。メンズのテーマは「オッドベーシック」。odd=奇妙、変な、という意味通り、チェックやサルエルパンツ、異素材切り替え、ラバーソールなどのガンリュウスタイルに今回は様々なひねりが加わった。目を引いたデザインとしてチロリアンテープやカウチンニットなどフォークロアな要素が出現。デザイナー・丸龍文人は「素朴や温もりのある人工」が気になったという。ダウンのアイテムやMA-1などはどれもボリューミーで暖かそうだ。しかし、シャツ地で作られていたり、前身頃がテーラード仕様など、ひねりが利かされる。機能ウエアではなく“ファッション”として作られている。LLビーンを思わせるキャンバストートはフロント全面にポケットを付けてカスタマイズ、チャッカブーツはビブラムソールを用いてランニング仕様に。多様にひねった強く・リアルな服が登場した。3シーズン目となるウィメンズのテーマは「ギミックドレス」。曲線的な切り替え、フレアやドレープ、表裏のパターンが異なった組み合わせなどテーマ通りギミックが利いたアイテムが発表された。ボアフリース、キルティングでの造形はボリューム感が面白い。また、サテンクレープやベロアなど艶やかな印象も感じられた。「もっと強く、もっと着やすくを常に考えています。どんなオケージョンにも対応できる服が理想。ブランドコンセプト『前を向くためのカジュアルウエア』が究極に作りたいもの。今できる最善を尽くして常にコレクションを提案しています」と丸龍氏。
2015年02月04日マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)が、新バッグ「“グリニッチ”グラブ・バッグ」を発売した。取り外し可能なショルダーストラップやフロントのスナップポケット、十分なマチが機能的。コロンとしたフォルムが可愛い。ボディのエクステリアとインテリアは対照的な色で張り替えられ、美しいコントラストをなす。ミディアムサイズ(W25×H22×D14cm/5万5,000円)、ラージサイズ(W29×H25×D18cm/6万4,000円)の2サイズ用意。ブラック(内ホワイト)、ブラック(内ラズベリー)、ホワイト(内アクアマリン)、ネイビー(内ペールブルー)などコンビネーション12色展開。
2015年02月04日リミフゥ(LIMI feu)は、2月4日、伊勢丹新宿店で同ブランド初となる、メイド・トゥ・オーダー(Made to Order)企画を同店本館2階センターパーク/ザ・ステージ#2でスタートした。10日まで。セミオーダーできるのはドレス(3万2,000円)とバッグ(5万円)の2アイテム。ドレスは、女性のボディーラインを強調、セクシーさを表現しながらもアシンメトリーなカッティングで上品さも感じさせるスタイル。全8種類のカラーから好きな二つのカラーを選ぶことができる。8種類のうち2カラーはイタリア産リキュールブランド「ディサローノ(DISARONNO)」のロゴをモチーフとした布地だ。素材は100%コットン。強撚糸に加工を施し、柔らかくストレッチ性のある上質なコットン天竺を使用している。防シワ性、形態安定性も兼ね備えており、着用時にシルエットが美しく演出される。バッグは、柔らかく発色のよい牛革のスムースレザーで、大きめのバックルはボディのシンプルなデザインを際立たせている。ストラップ位置をバッグ口とボディ中央とに変えることで、収容容量を変更させることができる。メインカラー、金具、裏地はそれぞれ4カラーから選ぶことができ、全部で64通りのオーダーが可能。ドレス、バッグ共に仕上がりは3月末を予定している。また会場では、同ブランドと「ドクターマーチン(Dr.Martens)」がコラボレーションしたボタンブーツ(5万2,000円)とナイフポケット付きブーツ(5万4,000円)の新作ブーツを2型販売する他、15SSコレクションラインの先行販売や「ロック(ROCK)」をテーマにした同会場限定ラインも展開する。
2015年02月04日