FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (822/854)
「ニナ リッチ(NINA RICCI)」が、新しいクリエーティブディレクターにギョーム・アンリが就任することを発表した。ギョームはフランス国籍の35歳。2000年にエコール・デュペレ、その後パリのモード大学院IFMを卒業した。「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ポール カ(Paule Ka)」で経験を積んだ後、2009年から「カルヴェン(CARVEN)」のアーティスティックディレクターとして活躍。同メゾンを再興させた。ニナ リッチを擁するプーチ・グループのファッション ディヴィジョン社長、ラルフ・トレダノ氏は「ニナ リッチの新しいクリエーティブディレクターに、ギョーム氏を迎えられることを大変嬉しく思います。 彼のアーティスティックな視点や洞察力、知性、そして人々を魅了するその才能は、ニナ リッチに素晴らしいエネルギーをもたらしてくれると確信しています」とコメント。ギョームは2015年1月5日付けで着任し、15-16AWコレクションがファーストコレクションとなる。
2014年10月07日イッセイ ミヤケ パルファムは、男性用新香水「ニュイドゥ イッセイ(NUIT D'ISSEY)」を10月8日に発売する。日本での発表会のために来日したボーテ プレステージ インターナショナル社イッセイ ミヤケ パルファム インターナショナル マーケティング ディレクター、アニエス・サタン(Agnes Satin)さんにイッセイ ミヤケ パルファムでの取り組みや香水の楽しみ方などを聞いた。--イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のクリエーションをどのように香水に表現するのでしょうか。ブランドイメージからイッセイ ミヤケの関係するさまざまな仕事、最新のニュースまで、すべての情報を集め、香水作りに生かしています。コラボレーションによって、イッセイ ミヤケというブランドの世界観を翻訳し、具体的な香水にすることが私達の仕事と言えるかもしれません。--イッセイ ミヤケの香水を創るときに重視していることは何ですか。イッセイ ミヤケらしいシンプルな香水であるということです。もちろん、それは単純なという意味のシンプルではありません。たくさんのものの中から選び抜かれたもの、洗練されたものだけが持つシンプルです。また、ブランドのアイデンティティとなる一貫性のある香りを構築することやコントラストも大切です。『自然はもっとも素晴らしい香水』というコンセプトが示すように、イッセイ ミヤケの香水を創る上で自然との関わりは無くてはならない、最も大切なものです。でも、『これはバラの香りだな』、『これは森のだな』とすぐにわかるような、自然の香りが主張しすぎるようなものであってはいけません。--イッセイ ミヤケはこれまでもロードゥ イッセイなどでいくつかの男性用の香水を発表していますが、新しい香水とこれまでの香水との違いは?今回は新しい2人の調香師(ドミニク・ロピオン氏とロック・ドン氏)を起用しました。自然というイッセイ ミヤケのアイデンティティを尊重しながら、これまでとは違う新しい視点を取り入れた香水を創りたかったからです。具体的な香りについては、これまでの香水に比べてレザーの香りが主張しているということが特徴になっています。--男性用の香水と女性用の香水では作り方やこだわりの違いはあるのでしょうか。それは非常に難しい質問です。男性と女性は違うので、一般的には男性用の香水と女性用の香水を創る方法は違いますが、イッセイ ミヤケの香水はスタンダードな意味での男性的なイメージや女性的なイメージを香水という形で表現するようなことは一切していないからです。先ほども言ったように、まず、自然に着目し、感情(EMOTION)や体験を香りを通して提供していく。既製の男性像や女性像では無く、つけることによって、より自分が自分らしくいることができるというのがイッセイ ミヤケの香水の考え方なのです。--以前と比べて増えているとはいえ、ヨーロッパの男性と比べると、日本では香水を使用する男性はまだ少ないと思います。日本の男性、特に若い男性に香水の楽しみ方をアドバイスするとしたら、どんなことが言えますか。私自身10代の子供がいるので、親の観点からということでお答えします。グループの中に属したいと思う気持ちがある反面、自分のアイデンティティを主張したいというのが若い人たちの特徴だと思います。香水をつけるというのは自分自身のアイデンティティを表現したり強調したりするための一つの方法です。 ベースボールキャップをかぶったり、ナイキのスニーカーを履いたりするのと同じように、自分の好きな香水をつけることでも、自分が自分であることを主張することが出来るのです。若い人はアイデンティティがまだ完成されていませんし、常に自分自身を探し、アイデンティティを構築しているものですが、『ニュイドゥ イッセイ』を付けることによって自分自身を深く見つめ、アイデンティティを見つけることが出来るでしょう。--日本の女性に対しては?香水は服などとは違い一日中、24時間纏うことが出来るものですが、アクセサリーとして香水を使う楽しみ方もあります。実は、フランスなどヨーロッパでは男性と女性で香水の使い方が若干違うのです。たとえば、男性の場合は、シャワーを浴び、香水をつけて、それから服を着るという順番ですが、そこには 衛生的な意味とともにパンチを加えるというような意味もあります。それに対して、女性の場合はシャワーを浴び、服を着て、それから香水をつけます。つまり、フランスなどでは女性は香水をアクセサリーの代わりに使って楽しんでいるのです。日本の女性もアクセサリーを変えるようにいろいろな香水を楽しんではいかがでしょうか。
2014年10月07日ティファニー・アンド・カンパニー(Tiffany&Co.)は、ティファニー横浜高島屋店を10月4日に増床・移転しリニューアルオープンした。同店は2005年に横浜高島屋2階にオープン。今回のリニューアルでは、白い大理石をベースに、ティファニーブルーをアクセントに使用した外観で、クリーンでフレッシュなティファニーのイメージを表現している。店内にはニューヨークの美しい風景やティファニーのジュエリーをテーマにしたアートワークを配し、ティファニーのアーカイブスケッチに数多く登場する「マグノリア」をモチーフに用いた装飾が施されている。総面積は約231平方メートル。ファインジュエリーとファッションジュエリーを中心としたエリアと、ブライダルジュエリーを中心としたブライダルサロンの二つに分かれている。ファインジュエリーとファッションジュエリーによるエリアは、壁全体を淡いブルーで仕上げたエレガントな空間。ショーケースには新デザインディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)のデビューコレクション「ティファニーT」を始め、数々のジュエリーが並ぶ。ソファに座りながらゆっくりとジュエリーを見られるよう、個室も新たに設置された。一方、ブライダルジュエリーによるエリアはホワイトを基調とした優雅な空間にテーブルセットが配されている。リニューアルオープン前日に行われたオープニングセレモニーには、モデルや歌手として活躍するすみれさんが登場。計39.31カラットもの希少なイエローダイヤモンドを贅沢に使用したネックレス(1億5,865万円相当)を身に着け、「ティファニーは、いつでも、どこでも、何歳になってもつけられる、タイムレスなジュエリーブランドだと思います」と語った。また、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクのダニエル・ペレル社長は、「この度、ブライダルのエリアを新設し、ラグジュアリーなスペースでより多くの方に、ティファニーが誇るエンゲージメントリングやマリッジリングをゆっくりとご覧いただけるようになったことを、大変喜ばしく思っております」とコメントを発表している。
2014年10月07日パリ在住のデザイナー、前濱進作手掛ける「ゴレム(golem)」がブランド創立10周年を記念して、東京・表参道のセレクトショップ「ブティークW(boutique W)」(東京都渋谷区神宮前5-39-3)にポップアップショップをオープンする。期間は10月31日から11月9日まで。ハンドメイドによる限定アイテムを多数用意。また先着150名に10周年記念プリント入りコットンショルダーバッグをノベルティーとしてプレゼントする。golemは前濱がパリのサンディカ(オートクチュール組合学校)卒業後2004年設立。アンティーク素材や天然素材を用いた風合いのあるウィメンズ・メンズコレクションを発表している。
2014年10月07日「ギャップ(Gap)」は、アートファッション誌『ヴィジョネア(VISIONAIRE)』とのコラボレーション企画によるファイナルコレクションを10月18日に発売する。このコレクションはシルクスクリーン、フォトプリント、デジタルプリント、総柄プリントなどを使用し、VISIONAIREが取り上げるテーマやアートを題材としたアートワークを施したもの。雑誌初のTシャツコレクションとして人気になった、シルバーのホイルスタンプを使用した「メタル(METAL)」、紫外線感光インクを使用した「ソーラー(SOLAR)」に続く、コレクターズ向けの限定コレクションとなる。今回新たに発表されたのは、デザインにゴールドホイル加工を取り入れたTシャツコレクション「ゴールド(GOLD)」と、著名アーティストたちがVISIONAREの既刊号から得たイメージをスウェットシャツやTシャツに投影した「アート(ART)」の二つ。GOLDコレクションとコラボしたアーティストは以下の通り。アレキシス・ロックマン(Alexis Rockman)、サイモン・ペリトン(Simon Periton)、ブルマーズ&シャムウィズナターシャ・ポリ(Blommers & Schumm with Natasha Poly)、ジェイムズ・ネアーズ(James Nares)、フランソワ・バーソード(Francois Berthhoud)、ピーター・サヴィル(Petter Saville)、ウーゴ・ロンディノーネ&ジョン・ジョルノ(Ugo Rondinone & John Giorno)、マーク・ロマネク(Mark Romanek)、ピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari with Lea T)、アダム・ファス(Adam Fuss)、サム タイラー・ジョンソン(Sam Taylor-Johnson)、フィリップ・ターフェ(Philip Taaffe)、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)、ジョン・バルデッサリ(John Baldessari)、クレイグ・マックデーン(Craig McDen)。一方、ARTコレクションとコラボしたアーティストはこちら。アリシア・クワテ(Alicia Kwade)、アナ・ブレスマン&ピーター・サヴィル(Anna Blessman & Peter Saville)、ツァイ・グオチャン(Cai-Guo Qiang)、キャサリン・チャルマース(Catherine Chalmers)、クリストファー・バックロー(Christopher Bucklow)、デヴィッド・アームストロング(David Armstrong)、ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)、グレッグ・フォーリー(Greg Foley)、マルコ・ブランビリア(Marco Brambillia)、マッシモ・ヴィターリ(Massimo Vitali)、ピエール・エ・ジル(Pierre & Gilles)、ルーベン・トレド(Ruben Toledo)、シャロン・エリス(Sharon Ellis)、スティーブン・クライン(Steven Klein)。日本ではGapフラッグシップ原宿店で取り扱われる。
2014年10月07日10月15日から28日まで、伊勢丹新宿店本館では「岩手ごちそうさまツアー」と題し、岩手県の多彩な食文化と伝統工芸品を紹介する。開催にあたり、伊勢丹担当者と共に岩手県内の食と工芸を探訪したのは、ミシュラン三ツ星「銀座 小十」の主人、奥田透。フランス・パリにも店舗を構え、「本物の日本料理」の素晴らしさを世界に発信し続けている料理人だ。同氏が岩手県探訪に同行した理由は、現地で出合った食材・調理法を岩手伝統の器に盛り付け、それぞれの良さを最大限に引き出す方法を考案するため。現地での、浄法寺塗の塗師との対談では、「日本人は、日本の伝統品に対する興味や誇りが弱い。伝統工芸品の緻密さや性能、それを作るための高い技術にもっと目を向けてほしい」とコメントしている。探訪後、現地で出合った食材や器をもとに同氏が考案したメニューは、地下1階のキッチンステージで味わうことができる。メニュー名は、「岩手をまるごと味わうコース」(1人あたり3,000円)。真崎天然わかめと鮃の昆布締め、立花椎茸と法連草 薄揚げのお浸し、白金豚と木の子の味噌幽庵焼きなど盛りだくさんの内容で、器には南部鉄器や浄法寺塗りが使用されている。提供期間は10月8日から21日までで、翌22日からは、岩手県内のフレンチレストラン「ロレオール」シェフ・伊藤勝康による、岩手の食材を活かしたフレンチを楽しむことができる。加えて、会期中は岩手自慢の食材の数々が売り場に並ぶ。シナノゴールドとつがるの交配種となるりんご「奥州ロマン」は、まだ市場には出回っておらず、三越伊勢丹で初お披露目となるという。ドイツから輸入した100年以上前の醸造設備でクラシックビールを作っているブルワリー「ベアレン醸造所」からは、口当たりがよくうまみが詰まった「フェストビール」(389円)が紹介される。その他にも、伊勢丹バイヤーが「岩手は食材の宝庫。野のもの、山のもの、海のものともに良質なものがたくさん摂れる土地」と語る通り、「完熟山のきぶどう ジュース」(1,800円)、「いわて山形村短角牛ロース」(100gあたり1,700円)、無農薬・無化学肥料栽培の岩手県産エゴマとイエローマスタードを合わせた「エゴマスタード」(600円)などバラエティー豊かな食材がお目見えする。また、同イベントは、日本橋三越本店、銀座三越でも並行して開催、26日には日本橋三越本店、銀座三越にて、同氏と食ジャーナリストの柴田泉によるトークショー(参加費1人あたり1,000円)も開催される。今回のイベント開催前に産地を視察した2人が、現地で出合った食材や郷土料理に見出した岩手の魅力について語るだけでなく、岩手県のプライベートブランド「ぺっこ(pecco)」のお土産まで用意されているのがうれしい。開催時間は、日本橋三越本店は17時から17時45分、銀座三越は13時から13時45分。それぞれ定員16名。
2014年10月07日2014年に創業130周年を迎えた「ブルガリ(BVLGARI)」は、12月に創業100周年を迎えるカーメーカー「マセラティ(MASERATI)」とのコラボレーションによるスポーツウォッチ「ブルガリ オクト マセラティ クロノグラフ」(120万円)を発表した。ブルガリは、イタリア語で「最速」を意味し1時間3万6,000振動を誇る自社クロノグラフ ムーブメント「キャリバー ヴェロチッシモ」を搭載。シリコン製のエスケープと、クロノグラフをシーケンシャル・ギアボックスと同レベルで正確に作動させるクラッチの役目を果たすスイングピニオンを採用し、50時間分のパワーリザーブとともに性能、精度、自律性を兼備。技術的な側面のみならず、独特のケースデザインを始めケースフィニッシュまですべてがマセラティの世界を反映する。マセラティの創業年にちなみ1,914ピース限定発売。マセラティは、ボローニャでアルフィエーリ・マセラティと6人兄弟のうちエットレとエルネストの2人により設立。現在モデナに本拠を置く。ブルガリとのコラボレーションは、12年にマセラティを象徴するカラーを纏って誕生した「ブルガリ オクト クアドリレトロ クロノグラフ」から開始した。
2014年10月07日伊勢丹新宿店にショップを構える「バジーレヴェントット(BASILE 28 VENTOTTO)」「ベータ(β)」「アルチザン(ARTISAN)」、「ギャバジンK.T(Gabardine K.T)」の4ブランドは、青森の伝統技法「こぎん刺し」を現代のファッションに昇華させたアイテム各種を販売する。販売期間は10月15日から10月21日まで、販売場所は本館4階ステージ#4。この取り組みは、日本の伝統や文化にスポットを当てた「イセタン ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」とのプロモーションの一環。「こぎん刺し」は、その昔、青森県津軽地方で、綿の栽培が困難であったことと、「農業倹約分限令」によって農民の衣類に制約があったことにより、農民達が目の粗い麻布でできた着物(こぎん/小布)に麻糸を差し込み、布目を補強して保温性を高める工夫を凝らしたことによって生まれたものだ。やがて明治に入ると、刺繍糸に木綿糸を使用するようになったばかりか、女性達の美意識も高まり、様々な模様が誕生。更に昭和には、柳宗悦らによる民藝運動をきっかけに、色とりどりの糸や布がこぎん刺しに用いられるように、今なお人々を魅了するものへと発展を遂げたのだ。今回のプロモーションでは、胸元に銀糸でこぎんを刺したウール混ワンピース(アルチザン/7万2,000円)、アシンメトリーな布地の切り替えに箔プリーツを施したスカート(アルチザン/4万8,000円)、ダッフルにあえてこぎんを刺したコート(バジーレヴェントット/18万円)など、斬新なアイテムがそろう。中には、異素材ミックスのアイテムもあり、こぎん刺しの新たな魅力が垣間見えるラインアップとなっている。更に、本館4階の「ワイズ(Y’s)」でもこぎん刺しアイテムが披露される。黒の地にあえて白い糸を刺すことで、日本の伝統技法とワイズの感性を巧みに融合させたロングジャケット(16万円)などの粋なアイテムがそろう。ロングジャケットは、地素材が2重(ダブルガーゼ)になっているため、布目を数えながら、こぎんを刺すにはかなり高い技術が要求されるという。高度なテクニックを有した匠の技を、ぜひ店頭で間近にみてほしい。また、ワイズのこぎん刺しアイテムは、ロングジャケット以外のものも含めECでも販売される。
2014年10月06日ドイツの高級機械式時計「A. ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Sohne)」は、限定モデル「ランゲ1“20thアニバーサリー”」を発表した。これは94年にブランド復興後、発表された初モデルの一つ、「ランゲ1」の20周年を記念したもの。アウトサイズデイト表示や72時間のパワーリザーブなど、革新的な技術が発売当時メディアなどで絶賛されている。今モデルはランゲ1より1サイズ小さな「リトル1」をベースとしており、ペアウォッチとしても最適な2本組となる。ギョーシェ彫刻を施したダイヤルは金無垢で、ベゼルには64石のブリリアントカットダイヤモンドをセッティング。ランゲ自社製のキャリバー「L901.0」は365個の部品で構成され、テンプ受けにはハンドエングレービングで「20」の数字が刻まれた。ケースとダイヤルの組み合わせは、プラチナ&ブラックやホワイトゴールド&ブルーなど全部で5種類。それぞれ2本セットの20組限定で販売する。また、ランゲ1“20thアニバーサリー”の発売を記念し、日本では世界3番目にお披露目を兼ねたイベントを開催する予定。10月31日と11月1日にアワーグラス銀座店で、11月2日と3日にA. ランゲ&ゾーネ 東京にて行われる。
2014年10月06日早稲田大学ビジネススクール(以下、WBS)は9月30日、シンポジウム「日本発、ラグジュアリーブランドへの挑戦」を早稲田キャンパス大隈小講堂で開催した。WBS教授、早稲田大学ラグジュアリー ブランディング研究所所長・長沢伸也による基調講演「日本発、ラグジュアリーブランドの可能性」の他に、「レクサス」ブランドマネジメント部部長・高田敦史、資生堂「クレ・ド・ポー ボーテ」ブランドマネジャー・藤井恵一が登壇し、現在の取り組み、今後の戦略についてトークセッションが実施された。長沢教授は、ラグジュアリーブランドビジネスの現状を俯瞰し、日本発のラグジュアリーブランドが成功する可能性について講演。「ラグジュアリーブランドには、高くても売れる製品があり、熱烈なファンがいる。LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトン、ケリング(KERING)、リシュモングループに代表される世界的なラグジュアリー企業・ブランドは安定的な収益と売り上げ増加が期待でき、実際に高い利益率を生んでいる。一方で日本企業はQCD(Quality、Cost、Delivery)が強みだったが、現在の短いライフサイクルに対応するために、次々新製品を出し続け、利益なき繁忙に落ち入っているケースも。独自性があり高付加価値、感性価値志向のラグジュアリーブランドの戦略に学ぶべきところはたくさんある」などと語った。トークセッションで高田氏は、レクサスの取り組みについて「2012年に社内カンパニー『LEXUS INTERNATIONAL』が誕生。意思決定などもトヨタとは完全に別で、独自の生産ラインで、こだわり抜いたクラフトマンシップを大切にしている。強化すべきは“Emotional LEXUS”。ラグジュアリーであるためにはエモーショナルでなくてはいけない。ストーリー性のあるCMや、車の販売目的とは別にLEXUSの考えるライフスタイルを提案する旗艦店“INTERSECT BY LEXUS”をオープンさせるなど、ブランドの世界観を発信していく」と話した。資生堂の藤井氏は、「クレ・ド・ポー ボーテ」の海外展開について「海外進出をスタートしたのは1998年。資生堂ネームに頼らない独立したブランディングを開始した。2010年に、国内と海外の事業を一環して行える単独の事業部門、クレ・ド・ポー ボーテ グローバルユニットを結成。わずか12人からスタートし、今は約30名ほどに。現在は日本を含め米州13ヶ国で展開している」と話した。2008年発売当時、12万円のクリームが話題となったブランド最高峰のシネルジックラインを今年グローバル統一名称“シナクティフ(SYNACTIF)”に変更など、常に世界を見据えたグローバルハイプレステージ化粧品市場を牽引するブランドを目指している。「実は、2007年に欧州撤退の過去もあり、情緒ベネフィットの打ち出し方で海外ブランドとの差を感じる。“高い効果実感と究極のテクスチャー”というブランドの特長をいかにエモーショナルに伝えていくかが課題。化粧品は夢を売ること、今後はいかにフレグランスを売れるようなブランドになるか、それが欧州への再挑戦だと思う。機能ではなく、エモーショナルのみに訴求していくフレグランスで、ビジネスを成功させるのが目標」と今後の課題についても語った。また長沢教授は、パリ、ニースの2店舗だった「ルイ・ヴィトン」が1978年に日本に進出し、一挙に6店舗を開店してグローバル化に成功した例を挙げ、ラグジュアリー企業を日本が育てたことについても言及。「ラグジュアリーブランドにはストーリーがあり、知名度と普及率の差があるほど、憧れのブランドとなる。日本企業が苦手とする感情に訴えるクリエーション、エモーショナルな戦略を克服すれば、日本の高い品質、技術力が詰まったこだわりの製品が高い価格で売れるということ。ぜひ、ラグジュアリー戦略をつき進めて欲しい」と述べた。
2014年10月06日ポール&ジョー(PAUL & JOE)の15SSウィメンズコレクションは、70年代のハッピーでリラックスしたムードに包まれていた。ペイズリー柄のスーツから始まり、シャツとジャンパースカートの組み合わせ、スーツとショート丈のトップス、白の丸衿付ワンピース、フリンジバッグやスエードのアイテム、スカーフなど、70年代を象徴するアイテムから構成されるワードローブを提案。ソフトな色使いがフレンチブランドのポール&ジョーらしい。スリットの入ったロングスカートや背中が大きく空いたフリルのサンドレスなど、セクシーなデザインも採り入れ、コートはオーバーサイズが今季の気分。インビテーションにもあしらわれた、フクロウモチーフも登場。足元はレザーのサンダルでリラックスなスタイルにまとめ上げた。
2014年10月06日「約300人のブックカバー展」が、渋谷パルコ パート1地下1階の「ギャラリーX」及びロフト(LOFT)渋谷店及びにて10月14日(ロフトは16日)まで開催中だ。第1回を大阪・梅田のロフト、第2回を渋谷パルコパート1のロゴスギャラリーで開催し好評を博した「架空の本屋さんの、架空のブックカバーの展覧会」。今回は「こんな本屋さんがあったらいいなぁ」とイラストレーターやデザイナーから作家やショップ、会社員や学生まで約300人が考えたブックカバー約300種を展示・販売する。ブックカバーを手掛ける孔版印刷専門の印刷会社「レトロ印刷JAM」による、簡単シルクスクリーンワークショップも開催。自宅でも出来るシルクスクリーントイ(TOY)を用いて、無線綴じノートか布のブックカバーに好きな図案を選んで印刷出来る。10月11日の12時から14時まで渋谷ロフト7階のロフトフォーラム、15時から18時までギャラリーXで実施。予約不要で参加費は1,000円。インターネットラジオ「ホナガと千原のヤギさんラジオ」の公開収録も13日17時よりギャラリーXで行う。ダンスパフォーマーのホナガヨウコとアートディレクターの千原徹也が荻窪のブックカフェ「6次元」のナカムラクニオをゲストに迎え、本や書店、人や場所、イベント等多岐にわたるトークを繰り広げる。
2014年10月06日「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のデザイナー・高橋盾と「ナイキ(NIKE)」が、ランナーに最高のパフォーマンスを提供する決意をもとにコラボレーションした「ギャクソウ(GYAKUSOU)」の2014年ホリデーコレクションが、10月23日より発売開始となる。コレクションには、ナイキランニングとナイキ リサーチ ラボによる最高レベルのイノベーションが取り入れられているばかりか、高橋と彼が率いるGIRAランニングクルーによる厳しいテストを重ねた成果が反映され、その結果として画期的なランニングユニフォームが誕生した。デザインにあたって高橋がこだわったのは、タイツにショーツを重ねることなく、一枚のボトムで走れるということ。とはいえ、単にショーツを取り除くのでは意味がない。例えば、家の鍵や電車のパス、ランニング中に自動販売機で水を買うための小銭をいれるポケットを取り付けることは必要だ。このようにしてアイディアを練る段階で、最終的に「1,000年後のランニングフォームはどのようなものだろう?」ということにまで思いを馳せた。そうして誕生したメンズユーティリティロングタイツは、機能面も快適さもこれまでにない秀逸な仕様。必需品を入れるポケットを装備した上部はゆるめのフィットで、足全体をカバーするタイツはランナーにとって必要な温かさを提供してくれる。また、エンジニアド スリープ コンポジットジャケット(メンズ、ウィメンズともに展開)は、悪天候から身を守るガーメントのボディ部分にはストームFITコンポジットの合成素材を用いる一方、袖と首には動きやすいエンジニアドニット素材を使用。また、鍵やコインを入れるためのポケットの他、レーザー裁断して接着した隠しジップのハンドポケットも装着している。さらに、レーザーで穿孔した脇の通気孔と、後ろ身頃に縦に描いた「GYAKUSOU」のロゴが、体熱を冷ます役割を果たすのもポイントだ。この画期的なジャケットは、ドライフィット スウェットマップ ロングスリーブトップスと、ドライフィットスウェットマップ ショートスリーブトップス(メンズ、ウィメンズともに展開)にも連携。ギャクソウの2014年春コレクションに初めて登場したこのパフォーマンスシャツは、ナイキが開発した身体の発汗分布図であるスウェットマップを元に、身体の熱が最も高くなりやすい部分の通気を促すよう、ジャガー度素材を機能的に編み上げて作られている。この「NIKE×UNDER COVER GYAKUSOU HOLIDAY 2014コレクション」は、世界各地のNike LabおよびNIKI.COM/NIKE LABで販売される。
2014年10月06日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は15SSコレクションを発表した。マリア・グラツィア・キウリとパオロ・ピッチョーリがインスパイアされたのは18世紀上流社会子弟達の伝統である「グランドツアー(ヨーロッパ大陸巡遊紀行)」。目を引くのは様々な趣向を凝らしたドレス達。どれもクラシカルなシェイプだ。ハイウエスト、ティアード、背中の開いたエプロンドレスなど様々なタイプが登場。直線的にカットされた秋から覗く肌がセンシュアルだ。クリーンなレースや軽やかに舞うシフォン、ボタニカルのような華やかなパターン、フェザーの刺繍、ヒトデや貝など海洋生物の刺繍、レースのようなカットワークなどで見せる。海の要素は織りにも取り入れられ、大胆なサンゴ、タツノオトシゴを織り込んだドレス、コートを製作。カラーパレットはホワイトにパステル調のグリーン、ブルー、イエローなどの優しいトーンに、インディゴ、カーキ、ブラックの力強い色合いをミックス。フラットなグラディエーターサンダルや軽量のハイヒールが旅を感じさせる。
2014年10月06日デザイナーの中山路子が手掛けるブランド「ミュベール(MUVEIL)」は、映画『グレムリン』をテーマとした限定アイテムを販売する。このフェアはグレムリンの公開30周年を記念したもの。ミュベールでは14-15AWコレクションとして、映画に強い影響を受けた「グレムリン(Gremlins)」を発表しており、今回はそのコレクションを拡充するような内容となる。取り扱われる主なアイテムは、グレムリンの目玉や唇などのディティールを刺繍したTシャツや、裏毛で限定カラーのプルオーバーなど。デザイナーのキム・ソンヘ(Kin Sonhe)とのコラボによる、グレムリンやギズモのチャームも用意した。発売は10月11日を予定。フェアの期間中にはイベントが催される他、ノベルティもプレゼントされる。取扱い店舗はGALLERY MUVEIL、バーニーズニューヨーク銀座店、伊勢丹新宿店、ビームスタイム渋谷店、ビームス阿部野店、阪急うめだ本店、横浜タカシマヤ ローズパティオ。
2014年10月06日「ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)」のカクテルパーティーが、9月30日にパリで開催された。会場となったブティックには、特大の「U-ルック」バックルで出来たウィンドウディスプレイが登場。バックルはそのままリミテッドエディションの「ラルコバレーノ」バッグを内部に飾るコクーンとなった。店内には色とりどりのセラミック製「ミス ヴィヴ」がアート作品のように飾られ、メタルパーツに吊り下げられた「スティレット スフィア」と「ミス ヴィヴ」のモビールがリズムに合わせ揺れ動く。ブランドアンバサダーのイネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)とクリエーティブディレクター、ブルーノ・フリゾーニ(Bruno Frisoni)は、今シーズンのミューズ、アンブラ・メッダ(Ambra Medda)をメインゲストとして招待。今回お披露目となったアンブラとの限定コラボバッグ「ミス ヴィヴ ラルコバレーノ」は、イタリア語で「虹(L’ArcoBaleno)」を意味するその名の通り、レインボーカラーのシークインやサテン、シルバーメタルのディテールで虹を表現している。また彼女が運営するサイト名でもある。全世界限定30点、その内2点を日本で10月18日に発売する。45万円。会場には女優のカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)、モデルのエイメリン・バラデ(Aymeline Valade)、女優のバイ・バイホー(Bai Baihe)、バレリーナのオーレリー・デュポン(Aurelie Dupont)、写真家のジル・ベンシモン(Gilles Bensimon)、エディターのハミッシュ・ボウルズ(Hamish Bowles)、女優のカリン・ヴィアール(Karin Viard)、ブロガーのレアンドラ・メディーン(Leandra Medine)、女優のゾエ・フェリクス(Zoe Felix)等が駆け付け、今回のコラボレーションを祝した。
2014年10月06日伊勢丹新宿店本館、メンズ館各階で、10月15日から28日まで「イセタン ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」(以下、ジャパンセンスィズ)が開催される。ジャパンセンスィズは、日本の伝統や匠の技術のすばらしさに改めて目を向けていくキャンペーン。三越伊勢丹は「日本を元気にしていくこと」を目標に、2011年より同キャンペーンを継続して行っている。4年目となる今年のテーマは「思いやりとやさしさ」。同店のバイヤーは、伝統が息づく出合いにより、日本人の美徳に感じ入り、作り手の温もりをも受け取ってほしいとの想いを胸にアイテムを選定した。これからのシーズンに大活躍すること間違いなしなのは、「バトナー(BATONER)」のニット製品。山形県にある創業60年のニット・カットファクトリーであるバトナーは、日本のものづくりの精神や技術を後世に受け継ぐことは自分達の使命だとする考えから、“バトン=受け継ぐ”を人称系にした「バトナー」をブランド名に採用したという。その技術とは、大量生産不可能な「成型編み」だ。高い技術力を備えた職人がリンキングミシンでパーツ一目一目を繋ぎ合わせていくことで、立体的で着心地の良いニットが完成する。展開商品は、ウール100%のカーディガン(2万1,000円)、ウール70%・カシミヤ30%のカーディガン(3万7,000円)など。出勤日にも使えるものをお探しなら、「フランコ スパダ(Franco Spada)」の上質なネクタイ(2万円)がおすすめだ。生地や縫製にこだわり、「極上の締め心地」と「見た目のラグジュアリーさ」の両方を実現させた同アイテムは、京都丹後で、現存する数少ない手織り機を使い、半年以上の歳月を費やして織り上げている。最高ランクの極上シルク糸を使用して、熟練した職人が手掛けているため、重厚な質感と気品ある光沢感を湛えているばかりか、自動機で織った場合、経糸84デニール、緯糸378デニールで織り上がるのに対して、手織りの場合、経糸168デニール、緯糸630デニールに仕上がるという。また、ジーンズ好きなら、洗いと加工のすべてが日本製のデンハムから初登場となる、待望のブラックデニムはぜひチェックしてほしい。デンハムファンにはおなじみの情報だが、コアヤーン(糸の外側がコットン、内側がポリエステル)を使用したデンハムの製品は、毎日着用することで、縫い糸の色が絶妙なビンテージ色へと変化していくことが特徴。洗い加工に1本最低45日掛かるというこだわりたっぷりの1本は、3重に重なった“ヒゲ”も楽しめる逸品。長く着用することで、味わい深い自分のみの一着になる。
2014年10月06日「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はニコラ・ジェスキエール3シーズン目となる15SSコレクションを発表した。発表の場には10月27日にオープンするLVMHグループの現代アートミュージアム「ルイ・ヴィトン ファウンデーション」が選ばれた。ブリティッシュ・ロマンティック・リュクス・アーティーの4ワードがキー。ジェスキエールらしく様々な要素をミックスする。前シーズンは60年代からインスパイアされたが今シーズンは70年代のようだ。白のヴィクトリアン要素が取り込まれたボウ付きワンピースからスタート。紺ブレと合わせ70年代の雰囲気を醸す。リップや自動車など70年代のステッカー風にプリントしたワンピースも登場。赤と青、マスタードと黒のストライプで切り替えられたスカートやブルゾンはイールレザー製だ。ランジェリーの要素を取り入れたロマンティックなブラックドレスはスパンコールを前立てにふんだんに刺繍、布帛とレザーで切り替えるなど様々な素材で見せる。総スパンコールでカーテンのような模様を描いた手の込んだドレスも。絢爛な装飾はフラワー柄のレザーブルゾンやサイケデリックなベルベットアイテムへと受け継がれる。ブルゾンは豚革を収縮させ立体感ある花柄を描いたもの。ベルベットのパンツは少し裾広がりのワイドシルエット。共に70年代のフラワーチルドレンやロックスターを想起させる。ブーツのヒールが実はモノグラムの形であったり、ディップアートのようなピアスなどアクセサリーも面白い。
2014年10月06日伝統あるファッションとパフォーマンスの祭典「新宿芸術天国」。この祭典の一環として、同イベントの最終日となる10月5日、伊勢丹新宿店本館1階・3階においてファッションショーが開催された。新宿芸術天国とは、東京新宿の商業施設、ストリート、駅などでファッションショーや大道芸を開催することで、新宿を象徴する多様なスタイルとファッションをストリートから発信することがイベントの趣旨。一般社団法人新宿観光振興協会が主催するこのイベントは、10月1日から5日まで開催された。ショーのスタイリングはスタイリスト・渡辺康裕が担当。同店本館3階のモードブランドを中心に着用したモデル達は、“店内のランウエイ”を颯爽と歩いた。モデル達のルックは、現在同店本館3階ウェストパーク/プロモーションで10月7日までオープンしているセレクトショップ「Shinjuku Style Collection Edit by YASUHIRO WATANABE)」でも販売されている。ファッションショーは同店他ルミネ新宿や小田急百貨店新宿店、新宿タカシマヤを始め、新宿駅西口においても開催された。
2014年10月06日六本木ヒルズで10月3日、「FASHION CONNECT 2014 ーWhite Night Party at Roppongi Hills-」と題したファッションイベントが開催された。六本木ヒルズの今秋のテーマカラーである「ホワイト」をテーマにしたファッションショー&ダンスパフォーマンスも行われ、大きな盛り上がりを見せた。イベントのメインとなった「Fashion×Dance Show」ステージでは、全長40mの真っ白なランウエイが登場。ワールドワイドに活躍するダンサー兼コレオグラファーのKOHARU SUGAWARAとパフォーマーのAKANEN、FUMI、MIU、HIKARIがファッションショーとダンスを融合させるという新しいクリエーションに挑戦した。オールホワイトのルックで1人ずつ登場しランウエイを歩くという、ファッションショーからスタート。全員が歩き終わった後、曲調がダンスチューンに一転し、パフォーマンスが始まった。時に妖艶、時に激しく、女性らしい曲線を描くダンスはおよそ10分間行われ、集まった客の目を釘付けに。ランウエイの幅は2mもないほどで、普段はなかなかお目にかかれない目と鼻の先で行われるパフォーマンスに、観客は大興奮。終盤では、一般の客を呼び込んで一緒に踊る一幕もあり、大盛況のうちに幕を閉じた。この日はスペシャルコンテンツも多数用意された。美容室「kakimoto arms」は特別ブースを設置し、専門スタイリストによる白い生花を使ったヘアアレンジを客に施した。この企画には大勢の女性客が集まり、開始早々60分待ちというこの日一番の人気ブースとなっていた。また、“モデルと一緒にランウエイを歩いてみよう”という趣旨のもと「White Snap」という写真撮影ブースも登場。白い扇子や白いアイマスク、白い花など、ドレスコードの白に合わせた可憐なアイテムと写真を撮って楽しでいた。六本木ヒルズ内およそ50のショップでも、それぞれ特別イベントを開催。「ティファニー(Tiffany&Co.)」」では、1万円以上の購入者を対象に、ブランドロゴマークをバックに記念写真を撮り、オリジナルフォトカードに入れてプレゼントというサービスが行われた。「バーバリー(BURBERRY)」では、ブランドのアイコンでもあるトレンチコート型のビスケットをふるまった。その他、「ダイアン フォン ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)」ではロゴ入りのカップケーキやクッキのケータリングサービス、「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」では人気バッグがプリントされたオリジナルマシュマロの配布、「ウノ・ピュ・ウノ・ウグァーレ・トレ(1 piu 1 uguale 3)」ではロゴTシャツやスニーカーを数量限定販売するなど、ショップごとに異なる太っ腹な特典に、多くの人が目を輝かせていた。
2014年10月06日星のメッセージを味方につけると、毎日のオシャレがもっと楽しく!数々の女性誌で連載を持ち、怖いほど当たると評判の西洋占星術師 ムーン・リー先生が生み出した、12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占い。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを12星座別に届けます。■牡羊座(3.21 - 4.20)女性的な魅力がアップするこの時期は、メロウなパステルカラーをまとって、優しげなニュアンスを演出するとラッキーに。笑顔が可愛く見えるようにチークをいつもより少しだけ頬の高い位置に入れると、愛されるでしょう。■牡牛座(4.21 - 5.21)心の奥底にある競争心が裏目に出る時期なので、プレッピーなアイテムを取り入れて精神的な余裕と冷静さをキープ。ローファーや、ソックス、ストライプなどを身につけると好感度も高まり、将来につながる出会いを呼び寄せます。■双子座(5.22 - 6.21)ひらめきや感性が冴えるこの時期のあなたには、女優のようにオーラのあるスタイルが相応しいでしょう。大事な日はフェティッシュなシルエットのスカートにピンヒールを合わせて臨戦態勢で挑んで。異性からの受けも上々です。■蟹座(6.22 - 7.22)やるべき事が溢れているのに、人の尻拭いに奔走する羽目に。ブローチやロゴ入りのシャツは悪い運気からあなたを守ってくれるはず。頑固な自分に気づいたらピュアなアイボリーを着て気持ちをリセットさせましょう。■獅子座(7.23 - 8.22)強運が味方し、怖いものなしの時期なので今までチャレンジしたことがないスタイルに挑戦すると期待以上の高評価を得られます。意志の強い太眉にフェミニンピンクのリップを合わせるなどテイストMIXが開運の鍵です。■乙女座(8.23 - 9.23)洗練されたニュートラルがこの時期のテーマ。Iラインのスカートにかっちりとしたハンドルのフラップバッグといったエレガントで知的な“デキる女”スタイルがこの時期の強い勝負運を後押ししてくれます。■天秤座(9.24 - 10.23)数年に一度の幸運期を逃さないようにするには、ヴィヴィッドなカラーブロックやスタッズのディテールなど、エッジィなエッセンスを積極的に取り入れて。退屈で妥協的な格好はいっそ捨てて、思い切り冒険して!■蠍座(10.24 - 11.22)判断に迷うことがあれば、自分のひらめきを信じれば間違いないと言えるでしょう。人にどう思われるかはあまり気にせず、面白いと思った変わったモチーフのものを身につけると嫌なことがあってもポーカーフェイスを保てます。■射手座(11.23 - 12.21)グランジなデニムスタイルが冷静な判断を促し、よい結果へと導いてくれるでしょう。デニム・オン・デニムもオススメ。グリッターやアーティなグラフィックのプリントなどが対人関係のバイオリズムを整えてくれます。■山羊座(12.22 - 1.20)オンタイムは忙しさに追われる日々。パーティーでドレスアップするシーンでは、エレガントなイブニングに身を包んではいかが。非日常を楽しむことで気分転換を図りましょう。流行のひざ下丈など長めのスカートがラッキー。■水瓶座(1.21 - 2.19)肌あたりのよい上質なコットンなど、素材にこだわって服を選ぶとリラックスでき、美容運もあがります。持ち前の高い美意識でマイペースに過ごすと嬉しいサプライズも。カジュアルで気取らない格好が対人運を上げます。■魚座(2.20 - 3.20)成果を出したい人にとっては忍耐の時期になりますが、運命を切り開くには女性だけに与えられたアドバンテージをフルに生かすのが正解です。デコルテ、バストライン、背中を綺麗に見せられるファッションを研究して。
2014年10月06日東京ガスと三井不動産、三菱地所が田町駅東口の芝浦エリアにおいて共同で推進中の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」が始動した。本プロジェクトでは、2020年東京オリンピック並びにパラリンピック競技大会開催に合わせた暫定開業が予定されるJR山手線新駅と共に東京の国際競争力強化を担うと期待され、品川駅周辺エリアと共に特定都市再生緊急整備地域や国際戦略総合特区「アジアヘッドクォーター特区」に指定されているJR田町駅東口至近の東京ガス所有地に、オフィスや商業施設、ホテル等から成る全体延床面積約30万平方メートルの複合ビジネス拠点を創出する。14年12月開設予定の区有施設「みなとパーク芝浦」と15年2月に現在の港区南麻布から移転・開院予定の「愛育病院」が立地する公共地区まで連続して接続する歩行者デッキを整備しバリアフリー環境を創出。地上レベルでも回遊性向上を図り、本計画地内の通り抜け空間となる歩行者通路を整備。通路に面しては商業店舗を配置し、天候に影響されずショッピングや飲食が楽しめる商業モールを構成する。歩行者デッキと地上の二つのレベルに緑量のある樹木を植樹し、来街者が豊かな緑を感じられるオープンスペース「緑蔭モール」も形成。広場やオフィス共用部を活用した約1,500人の受け入れが可能な一時滞在施設、約260平方メートルの防災備蓄倉庫など、災害時の帰宅困難者に向けた防災対策も考慮。大型で効率的なガスコージェネレーションシステムで熱・電気のネットワークを形成する「第2スマートエネルギーセンター」構築により、停電等の非常時にも本計画地全体のほぼ100%の熱・電気供給を継続しエネルギーセキュリティーの向上も図る。
2014年10月06日サンローラン(SAINT LAURENT)は15SSコレクションを発表した。ALEIDEによるオリジナルソング『1,2,3』が鳴り響く中、ゴールドのグリッドオブジェが据えられたランウエイをモデル達が颯爽と歩いていく。今季はグラム&セダクティブな印象。ドレスやジャケットはラメやスパングルを用いて輝きを放つアイテムが多く登場。ゴールドのドレス、トリムしたジャケット、肩にシルバーを散りばめたブラックドレスなどの他、フラワー柄ワンピースが煌きながら歩く。カットソーやワンピースは胸もとが大きく開き大胆に肌を露出。ブラウスも胸をはだけてスタイリング。少し隠すように細いショールが首元に巻かれる。合わせられるアウターはレザーブルゾンやロングコート、燕尾服やスペンサー・ナポレオンジャケットなど様々。今季のスモーキングは長めの丈だ。スカート丈はミニで統一。パンツもホットパンツが登場した。バンダナやチェリー・フラワー柄が60年代後半から70年代のヒッピースタイルを連想させる。
2014年10月05日イタリアのレザーブランド、「ドローム(DROMe)」と、ウィメンズブランド「ツイスティーパラレルユニバース(TWISTY PARALLEL UNIVERSE)」の合同ポップアップイベントが伊勢丹新宿店本館3階ステージ3にて行われている。期間は10月7日まで。ドロームにとって日本初となる期間限定ショップには、ムートンコートやジャケットを中心とした約30型のアイテムに加え、マリアンナが手掛けるアートと写真をテーマに展開するもう一つの布帛を中心としたブランド、ツイスティーパラレルユニバースのワンピースやトップスなど約30型が並ぶ。そして、4日にはマリアンナ・ロザーティ(Marianna Rosatti)が来日、店頭へ来店した。今シーズンのコンセプトについて、「ロンドンのストリートカルチャーとアンダーグラウンドな雰囲気から着想を得たコレクション。ベースカラーはダークブルー、バーガンディー、カーキなどのくすんだ色味を選択。グラフィカルなプリントはストリートグラフィックを反映させた」と説明。ジップを強調したライダース風ジャケットや、ムートン素材を用いたスタジアムジャンパー風のアイテムも登場。これらの重衣料はカラーバリエーションも豊富で、レザーや毛皮の可能性を見せるアイテムとなっている。「シンプルな形のアイテムが人気だが、個人的にはファッショナブルな日本人の方々にはデザイン性の高いアイテムを是非着てほしいと思っている。日本に訪れる度、日本人のファッションから得る刺激は大きいの」(マリアンナ)。更にデザインについて、「日々、例えば“コーヒーカップの取っ手が変わった形で面白い”など日常のちょっとしたことをインスピレーション源にし、パズルのように組み合わせて自分のデザインにしている。それには常にオープンマインドでいることが重要」と語ってくれた。また同日には、マリアンナの弟で、イタリアを拠点に活動するドローイングアーティスト、ガブリエレ(Gabrielle)によるライブペインティングパフォーマンスが行われた。彼のドローイングはツイスティーパラレルユニバースのニットにも用いられるなどし、様々なコラボレーションも図っている。「彼の描くものや感性にインスピレーションを受けることが度々あるの」とマリアンナ。ドロームは、レザーブランド「サンタクローチェ(Santacroce)」の創業者フェレーロ・ロザーティ(Ferrero Rosatti)と、彼の娘であり右腕としてデザインを担当していたマリアンナにより2009年にスタートしたブランド。フェレーロはこれまでイタリアンレザーの革新者として「プラダ(PRADA)」「ニール バレット(Neil Barrett)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」など名高いブランドのレザーアイテムを一手に引き受けていた。その蓄積されたレザーの知識や経験に裏付けられた高い技術に、アートやカルチャーをこよなく愛するマリアンナのクリエーティビティーを掛け合わせたブランドだ。自社工場を持っていることから、他ブランドと比べ、手頃な価格を実現している。
2014年10月05日スペイン出身のアーティスト・パブロメサ(pablomesa)による初の東京展示会「COLLAGENO」が、10月18日より東京・代官山の「M ROOM」にて開催される。絵画制作からアパレル・店舗デザインまで幅広く手掛ける作者が、日本の古雑誌や地図を中心に素材を厳選し初のコラージュに挑戦。同じくギリシャ語の「kolla(膠)」を語源とする「コラージュ」と「コラーゲン」の共通点に着目し、真の美しさについて問い掛ける。パブロメサは1981年スペイン・マドリード出身。プラド美術館の傍で生まれ育ち、デザイン学校を卒業後は絵画を始め企業ロゴデザイン等を制作。2009年開催の「ヴォーグファッションナイト イン マドリード」では「ミッソーニ(Missoni)」の店舗デザイン、11年にはブルゴス・人類進化博物館の展示物制作を手掛けた。13年の来日後は名古屋での個展やライブペインティング、企業用キャラクターを制作した。【イベント情報】パブロメサ「COLLAGENO」会場:AMIW/バナーバレット(Banner Barrett)代官山店内「M ROOM」住所:東京都渋谷区猿楽町11-1ラフェンテ代官山1階会期:10月18日から26日時間:11:00から20:00入場無料
2014年10月05日伊勢丹新宿店に、期間限定で「ケンゾー(KENZO)」のポップアップショップがオープンする。オープン期間は10月8日から14日で、本館3階センターパーク ザ・ステージ#3、同フロア「ビストロカフェ レディース アンド ジェントルメン」、メンズ館2階インターナショナルクリエイターズの3ヶ所に同時オープンする。中心となるアイテムは、アメリカ北西部のカルチャーに注目し、映画監督兼アーティストとして活躍するデヴィッド・リンチの作品に着想を得たウィメンズ・メンズコレクション。その他、秋冬コレクションのアイコン「モンスター」をモチーフにした伊勢丹新宿店限定スウェットシャツ(4万8,000円)や、日本限定発売となる、「ファイヤーキングジャパン(fireking japan)」とケンゾーのコラボレーションによって誕生したオリジナルマグカップ(4,600円)などのユニークなアイテムも展開。また、「ニューエラ(New Era)」とのコラボレーションキャップ新作(7,000円から8,000円)の先行発売も決定している。本館3階「ビストロカフェ レディース アンド ジェントルメン」には、ケンゾーのスペシャルインスタレーションも登場。ミステリーとエモーションが共存する14-15AWのケンゾーの世界をたっぷりと堪能することができる。会期中、3万円以上購入した方には、先着で秋冬コレクションのアイコン「モンスター」柄のカードケースがプレゼントされる。
2014年10月05日「ディーゼル キッズ(DIESEL KIDS)」は、ブランド創立30周年を記念し、アーティスティックディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)によるカプセルコレクション「30th Anniversary カプセルコレクション」を10月11日に発売する。このコレクションはディーゼルのアーカイブコレクションからインスパイアされたもの。若き反逆者のロックなムードを表現した未来的なデザインが、ブランドの主役であるデニムに新たな魅力を加えている。スタッズをあしらった定番のデニムジャケットを始めとする全18アイテムをラインアップ。パッチやバックポケット、ボタンを施した「Jogg Jeans」の他、「#DIESELREBOOT」のオールオーバープリントTシャツなども、キッズ向けにリメイクされている。価格はジャケット9万8,000円、Tシャツ1万3,100円、ジョグ・ジーンズ(Jogg Jeans)3万9,800円など。また、コレクションの発売に合わせて、ディーゼルのユーズドデニムを使用したテディベアも国内100体限定で発売する。職人が1体1体を手作りで仕上げており、デニムならではの柄と質感を生かしたデザイン。価格は2万円。
2014年10月04日デザイナーの丸山敬太がディレクションする「ニューヨーカー バイ ケイタ マルヤマ(NEWYORKER BY KEITA MARUYAMA)」は今秋、多彩なツイードアイテムを展開する。昨年好評だったというハリスツイードのジャケットは定番柄を中心に提案。アンコン仕立てでありながら、構築的なシルエットに仕上がっているのも、ツイードならではの魅力だ。スコティッシュツイードを代表する繊維工場「ロバート・ノーブル」のファブリックも採用。薄手の柔らかな素材感が特徴で、着心地の良さにもこだわった。主なラインアップはヘリンボンジャケット(5万9,000円)やタッターソールジャケット(5万9,000円)、タータンチェックジャケット(6万3,000円)など。また、ツイード素材のアイテムでは上衿とフラップポケットのデザインがアクセントとなったチェスターコート(8万6,000円)の他、ハットやキャップといった小物も用意した。ジャケットではトリコットベルベット(4万6,000円)やカシミヤビーバーギンガム(5万3,000円)などを展開。ミリタリーポロコート(8万3,000円)、スノウドン ダウンブルゾン(6万9,000円)、ウルトラメルトン Pコート(6万3,000円)といったアイテムの他、ベルベットのアイテムや、クラッチバッグ3モデルをラインアップする。尚、10月17日から26日にかけては、ニューヨーカー バイ ケイタ マルヤマ全国6店舗(阪急メンズ東京、伊勢丹新宿メンズ館、阪急メンズ大阪、名鉄百貨店メンズ館、そごう広島、熊本鶴屋東館)でツイードフェアを開催。ツイードアイテムを購入すると、オリジナルワッペンがプレゼントされる。
2014年10月04日「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)」は9月28日、15SSウィメンズコレクションをパリで発表した。70年代のスタイルと、リカルド・ティッシ自身がクリエーティブディレクターに就任した頃のクリエーションから着想。レースやコルセット風デザインがクラシックなチロリアンスタイルに加え、丸鋲スタッズやアイレット、レースアップを用いたティッシらしいハードな雰囲気も健在だ。レザーやニットのパッチワーク、歩くたびに優しくゆれるプリーツやフリルなど、クチュールメゾンならではの職人技を贅沢に使用しながらモダンなスタイルに昇華した。ファーストルックのミニドレスのように、トップス部分は肩を出して首元を大胆に開け、スカート部分はフレアやプリーツでAラインを描いたシルエットがメイン。バックスタイルを大きく開けたスタイルも多く、ロングベストのようにはおったレザーウエアは後ろ身頃が無いエプロンのような仕様。背中を開けたボディスーツをレイヤードすることでセンシュアルな後ろ姿を演出する。他にも、レースやシフォンとレザーの組み合わせ、エレガントなドレスとTシャツやボディスーツのレイヤードなど、強さと儚い美しさという両極端なものを共存させたスタイルも魅力的だ。スカートには、スクリュー風ピンヒールのニーハイブーツを合わせ、パンツはハイウエストのレギンスタイプや、はしごレースを施したショートパンツ。幾何学模様をシフォンにプリントしたトップスは、同柄のトップスやストライプのボディスーツなどに重ねてグラフィカルな柄の重なりを楽しんでいる。バッグの新作は、四角くフラットなショルダーバッグ。ウエアと同じストライプ柄やスタッズをあしらい、キャンバス地を使ったカジュアルなデザインなどが展開する。
2014年10月04日東京・青山にある京都造形芸術大学の外苑キャンパスで、フォトフェスティバル「STEP OUT!」が10月5日に開催される。このイベントは写真雑誌『IMA』で特集された、写真家向けのステップアップガイド「STEP OUT!目指すは世界!トップ写真家への道」から立ち上げられたもの。会場では写真家や批評家、キュレーターなどによるトークセッションやセミナーを開催。ワークショップでは若手写真家に向けたレクチャーが催される。トークショーは全部で三部構成となっている。写真家の鷹野隆大が得意とするポートレート作品の魅力について、批評家の布施英利が語る「現代写真の向かう先」。ライフワークとする「記録」シリーズとともに歩んできた写真家の森山大道が半生を語る「夜明け前のDAIDO ―『記録』をたどりながら―」。ロシア出身の写真家アレキサンダー・グロンスキーなどが、現代におけるランドスケープ写真の可能性について話し合う「境界線上のランドスケープ」。いずれも開催は1時間30分を予定しており、定員は80名までの先着順となる。参加費は一般が2,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が1,600円。一方、セミナーについても全3回の講義を予定。時代とともに変化する展示表現について、写真家の北島敬三がナビゲートする「写真家に必要なプリントとは―写真展示の必要条件―」。アートサイト「Ocula」で日本担当を務める津田礼沙などが、海外を見据えたサイト作りのポイントをアドバイスする「世界のアートマーケットの今とこれから―アート× ITの新たな動き―」。国内外のフェスティバルでの作品発表について、その方法やギャラリーとの関係性などを写真家の西野壮平が解説する「写真家として世界を舞台に活動すること、写真家と世界で仕事をすること」。「写真家に必要なプリントとは―写真展示の必要条件―」は1時間の講義となっており、定員は50名まで、参加費は無料。それ以外は1時間30分の講義となり、定員は60名まで、参加費は一般が1,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が800円となる。ワークショップではアートディレクターとして様々な写真集を手掛けてきた田中義久が、そのノウハウとプロセスを紹介。写真家の横田大輔による写真集プロモーションについてのレクチャーも行われる。開催は1時間30分から2時間。定員は30名で、参加費は一般が2,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が1,600円となる。さらに、田中のワークショップでは定員の中から5名限定で、過去に作った作品集や、製作予定のダミーブックを講評してもらうことも可能。この“プレゼンテーション有”プランを選択した場合、追加の参加費は一般が2,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が1,600円となる。
2014年10月04日