FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (824/854)
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、10月1日17時(現地時間同日10時)から行われる15SSウィメンズコレクションのランウェイショーをストリーミング配信する。14-15AWシーズンから就任したアーティスティックディレクター、ニコラ・ジェスキエールにとって初のSSシーズンとなる。※会場の都合により、開始時間が遅れる場合あり。
2014年10月01日日本橋三越本店で10月15日から、織物の美の象徴である絹にスポットを当てた「純国産『宝絹』展」が開催される。期間は21日まで。近年、国産の繭・生糸の生産量が極めて少なくなり、このままでは消滅が危惧されているという。同展では「蚕が生み出す、唯一無二の風合いを次世代へ」という思いを込め、日本が誇る絹を消失させないために、養蚕や純国産の絹で作られた質の高い品々や、繊細な生産工程などから魅力を紹介する。メイン会場となる本館1階中央ホールに展示されるのは、三越伊勢丹オリジナルブランド「三煌(さんこう)」。同ブランドは、良質な絹に着目して、細く強いしなやかな品質を追求し、長野の養蚕家や群馬の製糸場のほか、染色、製織、販売に至るまでそれぞれの専門家とともに開発した。同展では希少な反物から小物類まで、幅広い製品を展示する。その他にも、三煌に使用される繭を始めとする様々な蚕品種や生きた蚕の展示、6月21日に世界文化遺産登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」に関する模型や各種パネルによる展示、「純国産『宝絹』~奇跡の糸ができるまで」と題された、絹作りを支える職人にクローズアップし、蚕が純国産絹製品になるまでをドキュメントタッチで追った映像上映なども行われる。また、会期中は同店本館1階中央ホール・4階呉服売場にて毎日イベントも開催される予定。実演型ワークショップとして、財団法人蚕糸科学研究所による、日本の製糸のルーツと言える“座繰り”の実演を行う。参加型ワークショップには、東京・人形町の和装小物を製造販売する「龍工房」の福田隆を招き、絹糸を組んで作られる“組紐”の技術を使ったブレスレット作り体験を開催。参加型ワークショップは1日3回開催され、時間は11時、13時、15時から。各回約30分で定員は6名。応募予約は10月8日10時より電話にて受け付ける。【イベント情報】純国産「宝絹」展場所:日本橋三越本店 本館1階 中央ホール、4階呉服売場住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1会期:2014年10月15日から10月21日時間:10:00から19:00入場無料
2014年10月01日創業から144年あまりの歴史をもつ、英国王室御用達の香水ブランド「ペンハリガン(PENHALIGON’S)」は、コレクション「ホリデーコレクション2014」を発売する。同コレクションでは今年新たにヴァーラ、アイリス、プリマ、バイオリアなどの最新作をラインアップ。19世紀のデカダン派からインスパイアされたパッケージには、ユーモラスな衣装をまとった古き紳士、淑女の肖像が描かれている。「ジェントルマンズ ミニチュア フレグランス コレクション」(8,500円)は、ジェントルマン御用達のクラシックな香り。ブレナムブーケ、サルトリアル、オーパス1870に加え、新作のバイオリア、ジュニパー スリングが加えられている。「レディース ミニチュア フレグランス コレクション」(8,500円)は、ヴァーラ、アイリスプリマを追加し、マラバー、エレニシア、クァーカスと、ウィメンズで人気の香りが集結した。「ブレナム ブーケ コレクション」(1万5,000円)は、ブレナムブーケのオードトワレとバス&シャワージェルをセット。ブレナム宮殿に由来するジェントルマンにふさわしい、フレッシュでほのかなシトラスが香るアイテムだ。「エレニシア コレクション」(1万6,000円)は、エレニシアのオードパルファンとハンド&ボディクリームをセット。ホワイトフラワーブーケの香りがエレガントな雰囲気を漂わせる。「アルテミジア コレクション」(2万2,000円)は、人気のフェミニンなフレグランス“アルテミジア”のオードパルファンとバス&シャワーをセットした。「ジュニパースリング コレクション」(2万2,000円)は、1920年代のロンドンにオマージュしたもの。当時生まれたドライジンからインスパイアされた香りは、爽やかさとほのかな甘さが特徴。フレグランスとバス&シャワージェルをセットした。これらのコレクションは、10月29日から伊勢丹新宿店、松屋銀座、うめだ阪急、阪急メンズ、高島屋、公式オンラインストアにて先行販売。11月12日より、全国で販売される。
2014年10月01日ファッションECサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するスタートトゥデイが、ファッションコーディネートアプリ「ウェア(WEAR)」を新たに世界21ヶ国へと対応させた。既にアプリを提供している日本、台湾、韓国、香港に加え、欧米諸国や東南アジア諸国などを中心に世界21ヶ国でサービスを展開。アイルランド、アメリカ、イギリス、イタリア、インドネシア、インド、オーストラリア、カナダ、シンガポール、スペイン、タイ、ドイツ、ニュージーランド、フィリピン、ブラジル、フランス、ベトナム、ポーランド、マレーシア、メキシコ、ロシアでアプリの配信を開始する。アメリカやイギリス、シンガポール、マレーシアでは、現地ブランドと商品情報を共有。更にファッションECサイトの「エイソス(ASOS)」や「ネッタポルテ(Net-a-Porter)」、ニューヨーク発のファッションブランド「アーバンアウトフィッターズ(Urban Outfitters)」などとも連携し、コーディネートに用いられたアイテムを購入出来る仕組みを用意する。WEARはユーザーが自身のファッションコーディネートを写真で投稿するアプリ。すでに100万件以上のコーディネートが投稿されており、一般ユーザーだけでなく、モデルやブロガー、デザイナーなどの著名人の作品も多く見られる。このような、ファッション感度の高いユーザーは“WEARISTA”と呼ばれており、今後もSNSのフォロワー数が100万人を超えるようなファッションブロガーやモデルの参加を予定している。
2014年10月01日■三煌の繭は糸が細い、だからゆっくりと巻きとる三煌の繭を質の高い生糸にするために製糸にもとことんこだわっている。生糸作りを担うのは、群馬県・安中市にある碓氷製糸農業協同組合だ。現在、国内では2社しかない機械繰糸製糸場の1社であり、昔から国内外の有名デザイナーや様々な工房からの依頼が絶えない技術力に定評のある製糸工場だ。組合長の高村育也氏は「通常の繭は、繭糸の太さが3デニールぐらいですが、三煌の繭は約2.3デニールとかなり細い。細い糸は、光沢が出るし染まりやすく発色もいい。だけど細いということは、通常の糸よりも切れやすいということ。だから繰糸速度を通常の7割以下に設定して、ゆっくりと巻きとるようにしています」と話す。■三煌を始め、難易度の高い糸作りを手掛け続けるもちろん糸を巻きとるスピードが速いほうが、生糸を早く仕上げることが出来る。しかし生産効率よりも品質。「回転数を落とすことで糸の繊度、汚れ、節がないかの見落としがなくなる。相当な時間と手間をかけて糸を作っているからこそ、製品になった時に大きな差が出るのは当然なんですよ」と高村氏。機械への工夫はもちろんだが、工場には糸作り20年や30年といった熟練工員ばかり。だから三煌のような難易度の高い糸作りを安心して任せることが出来るのだ。高村氏は、「工場のスタッフはね、みんな家族みたいなものです。蚕糸業自体は最盛期の1割になってしまったけれども、要望がある限りは続けていく。そして三煌を始め、常に難易度の高い国産の生糸作りに挑戦していきたい」と笑う。■優雅な光沢、しなやかな質感、美しい発色、それが純国産絹の魅力10年の歳月をかけた蚕の品種改良からはじまり、専門の飼育会社と養蚕農家で繭になるまで大切に飼育されて、そして特別仕様の機械と熟練工員がつきっきりで製糸する。時間と人の手を掛けて、ゆっくりゆっくりと作られる三煌。そんな糸を使って丹後・五泉で織られる着物は、上品で優雅な光沢、しなやかな質感、美しい染め上がりが特徴だ。生産に関わる人の想いが込められた着物は、多くの着物愛好家から注目されている。日本の絹文化を次世代につなぐために、着る人はもちろん作り手にも煌めきを与える三煌であるために、国内産絹市場の再興を目指して糸づくりの試行錯誤は続いていく。今日も明日も。日本橋三越本店で開催される『純国産宝絹展』(10月15日~10月21日)では、着物、帯、ネクタイ、ショール、傘など純国産の絹で作られた逸品が勢揃い。日本の宝ともいうべき純国産絹の魅力をご覧あれ。前編に戻る。
2014年09月30日織物の美の象徴として日本が誇る絹。繭が生み出す唯一無二の風合いを持つ絹には、どれほど幾多の生産者の想いが紡がれているのだろうか?養蚕から製糸、製織まですべて国産にこだわったある絹ブランド「三煌」の誕生秘話とともに迫る。■太古の昔から受け継いだ蚕糸技術、最盛期には輸出の7割が生糸明治時代から昭和40年代にかけて、生糸(繭を繰糸した状態の絹糸)が日本を代表する輸出品のひとつだったことはご存じだろうか?日本への養蚕技術が伝来したのは、およそ紀元前200年。稲作とともに中国から伝わったとされている。養蚕、繰糸(そうし*糸をつむぐこと)や撚糸(ねんし*糸によりをかけること)などの蚕糸技術を独自に発展させて、時を超えて受け継ぎ向上させてきた。そして明治時代には、国策として生糸を大量生産し輸出することで莫大な外貨を稼ぎだした。生糸は、日本を近代化へと推し進める糧であり、最盛期には輸出品の7割を占めた時期もあるほど、諸外国における日本製生糸の評価は高いものだった。しかし昭和40年代、ナイロンを始めとする化学繊維の誕生により、日本の蚕糸業(養蚕・製糸)は衰退の一途をたどる。養蚕農家や製糸工場とともに、その生糸生産量も急激に減少していった……。■日本の絹を次代へつなぎ、世界に誇る絹織物を作る三煌物語現在、国内産の絹のシェアは、日本で消費される絹量の1%にも満たない。そんな中、養蚕から製糸、製織まですべて国産にこだわった絹作りを、という思いで生まれた国産絹ブランドが「三煌(さんこう)」だ。平成17年、「日本の絹を次代へつなぎ、世界に誇れる絹織物を作る」ために、三煌プロジェクトがはじまった。品のある光沢を持ちしなやかな質感の絹作りを目指し、蚕業技術研究所の研究者の協力を得て、蚕の品種改良を繰り返す日々。日本産の蚕種を交配させて、細くしなやかな糸を作る三煌の蚕を誕生させるまでには、20年を越える長い歳月が必要だったそうだ。■品種改良した蚕種は飼育会社、契約農家で大切に飼育蚕は、脱皮を繰り返して大きくなり、4度目の脱皮後に繭作りを始める。最初の脱皮を行うまでの期間を1齢といい、5齢になり繭づくりをする。蚕は暑さ寒さ、また病気に弱い繊細な生き物であり、飼育にはとても手間がかかる。また3齢(3回目の脱皮)までは、特に感染予防や温度調節に気を使う必要がある。三煌の蚕は、3齢までの飼育管理は専門の高原社という会社で行っている。その後、水や土壌がよく、良質な桑がとれる長野県・伊那市の養蚕農家に手にゆだねると言う。愛情をもって大切に飼育された三煌の蚕から質の高い繭玉がつくりあげられていくのだ。後編に続く。
2014年09月30日イラストレーター・布川愛子の個展「パレード(Parade)」が、代官山の「ギャラリー スピーク フォー(GALLERY SPEAK FOR)」で10月24日より開催される。近年の多彩な仕事や創作の機会に生まれた着想を、「パレード」というタイトルに重ね一堂に自由に表現。描き下ろし新作の他、塗り絵ブック原画、オーストラリアで販売中の壁紙を作品化したものなど、代表的アーカイブも織り交ぜた大小約50点の作品を展示・販売する。絵付けした一点物の食器やタイル、刺繍小物やエコバッグ、自らデザインする紙ものブランド「ai」の新作ペーパーアイテムも紹介・販売。作家在廊時には原画購入者に動物の似顔絵、食器購入者に外箱に絵を描いてプレゼントする。布川は2005年に東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業し、広告や書籍・雑誌、絵本、ステーショナリーの絵から海外のクライアントワークなどを手掛ける。江國香織『真昼なのに昏い部屋』、恩田陸『私の家では何も起こらない』の装画、伊勢丹新宿店サロンド・ショコラ(2011年)やビューティーアポセカリー、アトレ上野の広告などを担当。国内外での展示活動も活発で、2013年にギャラリー スピーク フォーで個展「ビューポイント(VIEW POINT)」を開催した。【イベント情報】布川愛子「パレード」会場:ギャラリー スピーク フォー住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 スピークフォー2階会期:2014年10月24日から11月5日時間:11:00から19:00休廊微:木曜、年末年始
2014年09月30日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)は9月29日、2015サマーコレクションを発表した。斜めのニット使い、左右非対称な裾のジャボ、そしてオーバーサイズのアウター達が滑らかに、軽やかに夏スタイルを醸し出す。裾の大きなステッチ風の刺繍や穿たれたカットワーク、大きめのバックルなどがデザインアクセント。セーラーパンツやワイドキュロットなどが動きを与え、トップスやスカートは存分に取ったフレアで優美に揺れる。時折差し込まれるビッグサイズのネックレスチェーンはブランドらしくPVCフリーのエコプロダクト。ニットのドレス達は肌を露出し、ナチュラルなセクシーさを演出する。チェックやスキンベージュ、ホワイトのシルクで作られたロングMA-1やトレンチコートは風をはらみ大きくはためくほど軽い。ラストは穏やかなカラートーンから一転、フラワーのハンドメイド刺繍やにぎやかなプリントで華やかに。プリントと刺繍がミックスし合い、楽しげな印象を残して幕を閉じた。
2014年09月30日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は9月26日、パリファッションウィークで15SSウィメンズコレクションを発表した。初めに登場したのは、ストラップドレスに布をレイヤードし、左右非対称なジャケット、シャツなどを組み合わせた白と黒のルック。布が重なる間から肌が見え隠れし、危うげなムードだ。ここ数シーズン自らのタブーに挑戦してきたデザイナーの山本耀司だが、今コレクションでは、彼なりのエロスを表現。これまで、マスキュリンなウエアであえて身体を隠ことで強調される、女性らしさやセンシュアリティーを追求してきた彼にとっての新しい挑戦だ。アイコニックな黒のルックにも透ける素材を多用し、ジャンプスーツやボンバージャケットがセクシーな表情を見せる。紙の繊維を用いた生地は優しく透け、独特のハリ感でやわらかなテーラードスタイルを実現。エプロンドレスの後ろ姿からは脚が露わになり、布を割いて編んだウエアも素肌に纏う。テーラードジャケットは背中やサイドがカットされ、オーバーオールやコートはジッパーを開けて危うげなスタイリングで提案した。ところどころ透けたり、格子の枠だけ残るチェックの生地は、ネット状の素材に、手のひら大の四角いシフォンをパッチワークして重ねたもの。理想のバランスを求めて、ショー直前まで手直しを続けたという渾身の作だ。透ける花柄の生地は、サテンの表面を溶かして柄を描いた。伝統的な手仕事も取り入れている。ジャケットにパッチワークされたのは、タイの少数民族によるビンテージの手織り布。オーバーオールのストラップには、インドのメタル刺繍が施された。最後はブーケに包まれた白いマリエ。唐突とも思えるこのラストルックは、山本耀司ならではのウィットだ。
2014年09月30日「バーバリー(BURBERRY)」は、ブランドの代名詞であるトレンチコートのコレクションを「ヘリテージ・コレクション」として今秋から展開する。このコレクションでは、バーバリーがこれまで展開してきたトレンチコートのモデルを集約。アーカイブを元に、カラーはハニー、ストーン、ブラックの3色のみに限定。過去に逆上ってベルトのステッチや肩章といったディティールを統一し、丈はショート、ミドル、ロングの3種類、シルエットはスリム・モダン・クラシックの3種類にそろえた。タイトなスリムフィトは「サンドリンガム」、ニュートラルなサイズ感のモダンフィットは「ケンジントン/ウィルトシャー」、ゆったりとしたクラシックフィットは「ウェストミンスター」と、イギリスの地名をスタイル名として採用。バーバリーチェックのライナーには、各スタイル名と“Made in England”の刺繍が施されたラベルが付けられている。素材はこれまでと同様にコットン・ギャバジンを採用。撥水性と通気性、耐久性を備えたこの素材は、トーマス・バーバリー(Thomas Burberry)が開発したもの。防寒性に優れており、ノルウェー探検家のロアルド・アムンゼン(Roald Amundsen)大佐など多くの極地探検家に愛用され、英国陸海軍が第一次世界大戦時に装備として採用したことで知られる。またバーバリーのトレンチコートは、すべてイングランド北部ウェストヨークシャー州キャッスルフォードの工場で、熟練の職人により100もの工程を経て作られる。日本でもバーバリーのトレンチコートは長い歴史を持ち、丸善株式会社が1914年に輸入販売を始めてから今年が100年目にあたる。同コレクションはバーバリー表参道、バーバリー六本木、バーバリー銀座マロニエ通り、バーバリー神戸、仙台藤崎バーバリー、水戸京成バーバリー、千葉そごうバーバリー、船橋西武バーバリー、渋谷西武バーバリー、富山大和バーバリー、名古屋栄三越バーバリー、京都大丸バーバリー、梅田大丸バーバリーや広島福屋八丁堀店バーバリーで取り扱う。東京大丸バーバリー期間限定ショップでは、10月1日まで販売する。
2014年09月30日「ディーゼル(DIESEL)」から、風雨に強いウィンターデニム「ディーゼル レインブロック(DIESEL RAINBLOCK)」が発売される。防風レイヤーと撥水コーティングの機能を備えつつ、デニム本来の質感を両立したハイパフォーマンスなデニムファブリックを使用。デニムジャケットは6万8,000円、パンツは5万円でディーゼル ギンザ(DIESEL GINZA)とディーゼル オオサカ(DIESEL OSAKA)店舗にて取り扱う。
2014年09月30日羽田空港国際線ターミナルで、9月27日、「空の日フェスティバル 2014」と題し、JAL歴代の客室乗務員の制服のファッションショーが開催された。これはJALとその連結子会社であるJAL エクスプレス(以下、JEX)による、10月1日の合併前の最初で最後の制服ファッションショーとして開催されたもの。JAL エクスプレスとしては初めて制服のショーを行った。羽田国際線ターミナルの江戸舞台に、旧日本エアシステムや旧日本航空、そしてJAL エクスプレスの客室乗務員の歴代制服を、総勢15名の客室乗務員が着用して次々と登場した。JAL初代から、2、4、5、6、7、9 代目、現役という具合に順を追ってウォーキング。制服にはそれぞれの時代のトレンドが如実に反映されており、このショーには1971年から今年までの歴史を一気に振り返ることができる面白さがある。パワフルなオレンジのツーピースは71年より着用された2代目で、いかにもスィンギンロンドンを思わせるミニスカート。カラーは当時の期待塗装のオレンジにマッチさせたものだそう。旧日本航空の8代目は87年に完全民営化を記念して作られたもので、パワーショルダーのミリタリー調のツーピースだ。97年、ボーイング777-200の登場に合わせて作られた5代目の制服は、ボーダーの長袖Tシャツをレイヤードしたアクティブな印象。歴代のデザイナー陣も、森英恵や稲葉賀恵、丸山敬太といった著名な顔ぶれがそろう。これらの制服は当時のスカイキャスト(客室乗務員)のニーズや、流行のファッションを取り入れており、歴代制服を通し、近現代からの時代の変遷をかいま見ることができた。
2014年09月30日ウエディングプロデュースを手掛ける婚礼会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)は、ウエディングドレスショップ「ミラーミラー(Mirror Mirror)」を10月31日、表参道にオープンする。“鏡に映る自分を愛せるように”をコンセプトに、トレンド最先端のインポートドレスをセレクト。「ピーター ラングナー(PETERLANGNER)」や「イネス ディ サント(INES DI SANTO)」、日本初上陸となる「オースティン スカーレット(Austin Scarlett)」など、オリジナルブランドのドレスアイテムと、相性の良いアクセサリーや小物などを幅広くラインアップする。ドレスや小物を身に付けて、お気に入りの1点を心ゆくまで探せるよう、店内にはラグジュアリーなドレススイートルーム「Vivide Closet」を用意。ドレスを着た花嫁が自由に小物を組み合わせながらコーディネートを追求出来る。その他、ドレスを着用したままの状態でも受けられる、メイクアップアーティストによるヘアメイクサービスも提供。“お客様の心の想いまで汲み取る「トータルコーディネート力」”を意識したサービスを展開していく。クリエイティブプロデューサーは、石田純一・東尾理子夫妻や女優の田丸麻紀のウェディングなど、数多くの著名人ウェディングを担当した経験を持つウェディングプランナーの野上ゆう子が担当。野上はT&Gでも10人にしか与えられていない称号「ファーストウェディングプランナー」を受けた、同社を代表するウェディングプランナー。他にもロックバンドKISSのジーン・シモンズ(Gene Simmons)など、国内外問わず多くの著名人の衣装を手掛けている。10月25日にはオープニングイベントを開催。オープンに先駆け、嶋田ちあきなどメイクアップアーティストによる花嫁メイクが体験出来るヘアメイクサービスが提供される他、ショップの内覧会やドレスショーなどが行われる予定。イベントは応募制で、当選者のみが招待状を受け取れる。応募はオフィシャルサイトにて10月4日まで受け付けている。
2014年09月30日10月10日から19日までの10日間、「下北沢カレーフェスティバル 2014」が今年も開催される。ファッション、音楽、演劇など、個性的で多様な文化が魅力の下北沢は、グルメの街としてたびたびテレビや雑誌でも取り上げられ、個性豊かなカレー店が多い「隠れたカレーの街」でもある。「下北沢カレーフェスティバル」は年に1度のカレーの祭りとして 2012年10 月よりスタート。3年目となる今年は、地域密着型SNS「I LOVE 下北沢」と、あずま通り商店街との共催で、参加店舗数はついに104店舗となり(前回76 店舗)、規模を拡大して開催される。また、今回はアイリッシュ・ウイスキー「ジェムソン(JAMESON)」とコラボレーションし、一部の参加店舗でスペシャルカクテルを提供する。ジェムソンをベースにしたスペシャルカクテル「ジェムソン ジンジャー&ライム」は、ウイスキーの豊かな香りとスムーズな味わいに、爽やかでスパイシーな風味がマッチ。ソーダの軽やかな飲み口もあって、スパイシーなカレーとの相性も抜群だという。ジェムソンは下北沢の演劇やアートのイベントでコラボを重ねており、今回の催しでは美味しさの新発見を提案しているとのこと。一方、下北沢カレーフェスティバルは今年で3回目の開催となり、実に104店舗ものショップが参加。期間中は限定メニューや食べ歩き向けのミニカレーなどが提供される。
2014年09月30日「プラダ(PRADA)」は、伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店にレースアップシューズのポップアップストアをオープンする。レースアップシューズの新作の他、限定デザインのシューズも用意。更に、レースアップシューズのメイド・トゥ・オーダーも受け付ける。メイド・トゥ・オーダーでは、アッパーとソールを自由にセレクト可能。アッパーはコバルトブルーやレッドなどのソリッドカラーに加え、ブラック×レッドといったバイカラーなど全32種類を用意。素材には定番のブラッシュド・カーフの他、クロコダイル、パイソンといったプレシャススキンもそろう。ソールには全5色のバリエーションを用意した。また、インソールにはゴールドカラーのイニシャルを入れることも可能。注文してから3から4ヵ月で完成し、スペシャルパッケージで届けられる。価格は、既製品の価格に対し20%のチャージを加えたものとなる。開催期間は新宿伊勢丹本館2階で10月1日から14日まで、阪急うめだ本店で22日から28日まで。その他、プラダの各路面店でも実施される。プラダ 名古屋店が10月1日から18日まで、プラダ 青山店が10月18日から28日まで、プラダ 大阪心斎橋店が11月1日から15日まで、プラダ銀座店が11月1日から30日まで、プラダ 神戸店が11月19日から30日まで。
2014年09月30日パリのショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN、以下エヴァン)」の2014-15年のテーマと新作コレクションが発表された。新しいテーマは、「甘美な狂気(Folie Douce)」。「狂気」の単語をチョイスした理由は、エヴァンのショコラに対する狂おしいほどの情熱を表したかったから。29日に行われた新作発表会に、本国・フランスから駆け付けたエヴァンは、「狂気といっても、おいしいものを味わう幸せと、それを分かち合う喜びを作り出すということに対するやさしい狂気ですので、安心してお召し上がりください」と笑顔でアピール。エヴァンによるとその狂気は、彼のチョコレートを食べたすべての人に「おいしい笑顔」になってもらうべく、類まれなる良質なカカオ豆が収穫できる産地を探し求める、常軌を逸した旅でもあるのだという。また、「その年のテーマを決めるときには、世情や世の中の動きと照らし合わせて考える」といい、新しいテーマを決定した理由の一つとして、「これからの1年間が世界的に甘美で幸せな1年になればいいとの願いを込めた」とも語った。新作コレクションの中でも注目すべきは、クリスマスシーズンに合わせて制作されたノエルのビュッシュ3種。一つ目は、ショコラ ノワールの球体の中に、オレンジのコンフィとジンジャー風味の2枚のビスキュイに挟まれたヴァンショー(ホットワイン)風味のガナッシュを詰め込んだ「ビュッシュ マブール(Buches Maboule)」。ヴァンショーは寒い季節にフランス人が身体を温めるために飲むワインだが、チョコレートに使用する際には加熱してアルコールが飛んでいるので、酔っぱらうことなく風味だけを心ゆくまで楽しめるという。また、「ビュッシュ マブール」という言葉は、「まともではない」と「私のボールではない」という二つの意味を持つんだとか。フランス語が分かる人にとっては、言葉遊びまで楽しめるおしゃれな逸品だ。二つ目は、「ビュッシュビーハッピー(BucheBeHappy)」。このチョコレートには、アクセントとして、イチゴ、柚子、ロゼ・シャンパーニュをカクテルにしたジュレが盛り込まれているのが特徴だ。そして三つ目の「ビュッシュ タンブレ(Buche Timbree)」は、ショコラのタンブレ(切手)が散りばめられたデザインがとってもユニーク。味わいの異なる数種のタンブレがトッピングされたノエルで、「カカオのオリジンを巡る旅」を楽しんでほしいとエヴァンは話す。また、この商品名は「頭が変」と「切手を貼った」の二つの意味にとることができるとのことだが、そのことを説明するエヴァンの顔はなんとも楽しげ。常日頃から遊びゴコロをたっぷり携えて、狂おしいまでに「みんなに楽しんでもらえる」チョコやサービスを考えていることがはっきりとうかがえる。更に発表会では、バレンタインシーズンを見越して製作された期間限定のショッピングバッグも紹介された。一面は男の子を意識してデザイン、もう一面は女の子を意識してデザインしたという紙バッグは、「女性の面」にのみレースを使用するなどこだわりが満載だ。ショコラ ノワールのシェルに包まれた濃厚なマカロン「スモーキング」、そのマカロンとうり二つに作られたため名前が同じというユニークなボンボン ドゥ ショコラ「スモーキング」など、ヴァレンタインの贈り物としてもぴったりな新作も多数登場するので、プレゼントを購入することで紙バッグは自分のものにしてしまうのもありかも。
2014年09月30日アートスペース「AM」(東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室)が10月16日、東京・表参道にオープンする。2010年より14年春まで中目黒を拠点に活動していた「インポッシブルプロジェクトスペース(Impossible Project Space)」の企画スタッフが運営。更なるバージョンアップとなった。写真展を核に、様々なジャンルの表現者とのコラボレーションプロジェクトを多様な形で紹介する。オープニング企画として、写真家・荒木経惟のインスタントフィルムによる写真展「結界」を12月15日まで開催。「結界」はインスタントフィルム作品をカッターで二つに切り裂き再び貼り合わせた作品群で、その数数百点以上。世界各国で注目を浴びる華やかな活躍の一方、妻の死、癌の手術や右眼失明などを経て撮影された作品は聖俗を象徴的に表現しており、両極をしっかり結び合わせることで更に複雑なカオスを作り出す。会場ではインスタントフィルム原寸サイズ特製ボックスに入った荒木の作品集『結界』(アイセンシア刊)を先行発売する。【イベント情報】荒木経惟インスタントフィルム写真展「結界」会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室会期:10月16日から12月15日時間:14:00から20:00休廊日:月・火曜日(最終日除く)入場無料
2014年09月30日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、9月30日14時半(日本時間同21時半)にパリで開催する15SSウィメンズコレクションショーをライブストリーミングで配信する。デザイナーはマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリ。
2014年09月30日株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、9月29日、同社子会社の株式会社三越伊勢丹が2015年春、東京・六本木の東京ミッドタウンに中小型店舗となる伊勢丹のセレクトストアを出店することを発表した。同社は、中小型店舗事業の基本的戦略として、同社のグループが強みとする独自性や編集力を活かした高収益かつ機動性の高いフォーマットで、“首都圏や大都市の既存グループ百貨店周辺でエリアとしての競争力を向上させること”、“百貨店MDやサービスへの一定のニーズがあるエリアにおける新規顧客の創造”を目的としており、中小型店舗事業を多店舗展開による効率的なチェーンオペレーションで収益を上げていく事業と位置付けている。今回の東京ミッドタウンへの出店はその一環という。同社はこれまで、中小型店舗の出店としては、従来型のサテライト小型店舗のほか、イセタンミラー(ISETAN MiRROR)、イセタン羽田ストア、エムアイプラザ(MI PLAZA)など、様々なライフスタイルやニーズに合った百貨店以外の外部店舗を展開してきている。今回の出店について同社は、東京ミッドタウンを商業店舗、オフィス、レジデンスなどで構成される大規模複合施設で、高感度でクリエイティブな多くの人々がさまざまな目的で訪れる東京の新名所の一つとして捉え、当地に伊勢丹新宿店のサロン機能を持つセレクトストアを出店することで、伊勢丹として“新しい顧客との接点拡大”、“百貨店業態では出来ないことの実現”に新たにチャレンジすることで新たな価値の提供をするという。同社によれば、出店するセレクトストアの店舗名称は、現時点(2014年9月29日)では未定。店舗面積は約900平方メートルで、開店は2015年春を予定しているという。また、顧客ターゲットは、港区および近隣地区に居住で高い感性を磨きたいと感じながら、これまで百貨店にはあまり来店していない人と設定している。展開商品は、婦人衣料品や服飾雑貨などが中心であり、ファッションに強みを持つ伊勢丹新宿本店の有する商品供給力を背景に、モードからリアルクローズまでの感度の高い商品を編集し、世界中から選りすぐった逸品雑貨の編集に加え、オリジナルウェア・雑貨を展開するという。
2014年09月30日「ケンゾー(KENZO)」は9月28日、15SSコレクションを発表した。メンズコレクションに続く内容。ディッド・リンチに題材を取った14-15AWのミステリアスな雰囲気から一転、ホワイト、ブルー、ピンクなどをキーカラーに明るくフェミニンなコレクションを作り上げた。クリエーティブディレクターのキャロル・リムとウンベルト・レオンはオプティミスティックに“未来へと前進”する思いを込めたという。フレアがシルエットのポイント。かなりルーズなワイドパンツやジャンプスーツ、裾だけ広がったペンシルワンピース、コートなどが登場。ワンピースは前進を意図し、前身頃のみフレアが入るユニークな仕様。ワイドパンツは高田賢三が作ったトランペットパンツがインスピレーション源。もちろん高田のコクーンシルエットも健在だ。用いるマテリアルも凝っている。「KENZO」が連なるレースや光沢のあるイギリス刺繍、ゴムをランダムに織り込んで作ったストライプ地、ラバー素材の多用など未来的。ラバーにプリントされた抽象柄はパリの街にあふれる広告をコラージュしたもの。それぞれをサテンやコットン、デニムと組み合わせて今シーズンのテーマを表現する。ラバーは襟元やポケット口、ラペルのへりなどにもポイントとして使用。またジップの取っ手、袖開き見せのボタンなどは大降りのリングで代用。細かいディテールも見所だ。ケンゾーの次なる未来はどこなのか。来シーズンにも期待が高まる。
2014年09月30日オーダーシャツのECサービズを展開する「オリジナルスティッチ(Original Stitch)」が、無料でシャツショップを開設出来る新プラットフォーム「Original Stitch Designer Shops」の提供を開始した。オリジナルスティッチは3Dデザインを見ながら素材や各部のデザインを組み合わせ、計10億パターンにも及ぶシャツをオーダー出来るEC。2014年4月に日本でもサービスを開始し、現在1万8,000人が登録している。この仕組みを利用したのが新サービスの「Original Stitch Designer Shops」。200種類を超える生地を始め、袖や襟、ボタン、プリーツなど細部までを選んでシャツをデザインし、ショップ名と支払先、告知情報を入力するだけで、同ブランドのサイト内に自分のお店が持てる仕組みだ。また、同サービスは、自分でシャツをカスタマイズすることが難しいと感じているユーザーへのデザイン提案キュレーションサービスとしても機能する。販売金額は下限が設定されているものの、それ以外は自由に設定することが可能。売り上げのうちの12%がデザイナーに分配されるが、それを寄付することも出来る。オーダーメイドのため在庫を抱える心配がなく、決済や配送の処理、サポートなどはすべてオリジナルスティッチが行う。このプラットフォームを利用して、既にスタイリストやモデル、タレント、ブロガーらがショップを開設している。
2014年09月30日伊勢丹新宿店の地下2階ビューティアポセカリーは「10年後も美しく健康であるために」をコンセプトに掲げ、心身の美しさをサポートするアイテムを展開している。ナチュラルコスメやボディケア、ヘアケアアイテムに加え、食や書籍、クリニックなど多方面から美と健康のためのコンテンツを提案する。今回はイギリスをテーマに、オーガニックスキンケアブランド、ハーブ飲料をご紹介。まずは、今年4月に日本へ上陸したばかりの、ラグジュアリーオーガニックスキンケアブランド「バンフォード(bamford)」。貴族の称号を持つキャロル・バンフォード(Carole Bamford)の“オーガニックで環境に優しい生活こそ、真のラグジュアリー”という理念の下、2006年にスタートした。オーガニック植物の精油をブレンドし、フレグランスのような贅沢な香りで心身のバランスを整えることを目的として開発された商品は、英国ソイルアソシエーションにも認定されている。9月1日からはパレスホテル東京のアメニティーとして国内初採用となった。ブラウンシュガーやセサミオイルを配合した「ボタニック シュガーポリッシュ」(200ml/8,000円)は、“取り去る・整える・与える”の三つのケアを同時にこなせるアイテム。「ボタニック ボディオイル」(125ml/8,000円)、または「ゼラニウム バスオイル」(9,000円/250ml)、「ゼラニウム ハンド&ボディローション」(250ml/6,000円)と一緒に使用するとより効果が高いという。キャロルの好きなハートをモチーフとした「ペブルソープ」(3,800円)は、清潔なジャスミン、甘すぎないローズ、フレッシュなゼラニウムの全3種類の香りがそろう。その他、赤ちゃん用、敏感肌用オーガニック ベビーコレクションは母子ともに使うこと出来、ギフトとしても人気が高いとのことだ。「ハーブファーマシー(herbfarmacy)」は、ソイルアソシエーション認定ハーブを全製品に使用したオーガニックコスメ。「ハーブ」「ファーム」等言葉遊びさせた造語で、創始者ポール・リチャーズ植物学博士の集大成として立ち上がったブランド。代表的商品は11種類のバーム。フェイス、ボディー、リップなど様々な場所へ、それぞれの悩みによって使い分けることが出来る。「マロー ビューティー バーム」(30g/4,200円)は、肌粘膜の再生する役割があり、エイジングや乾燥肌におすすめのフェイス用バーム。「アスリート バーム」(30g/3,800円)は、身体のどこへでも使えるバーム。生姜やブラックペッパー配合で塗るとポカポカ暖かくなるのが特徴。筋肉をほぐす効果があり、運動後の疲れた部分へ直接塗るのが最適だそう。「スキン ブースター バーム」(30g/3,800円)はマッサージにおすすめなフェイス、ボディー用バーム。使い方について「容器の中でよく混ぜるとホイップ状になり、肌馴染みが良くなる」と店頭スタッフ。イギリスでは、西洋の漢方と呼ばれているバームを一家に一つ持つのが当たり前だという。その他にも、W洗顔不要の「ウォッシュオフ クレンジング ムース」(95g/3,800円)や、珍しいエキナセアという花の成分を配合した「ダマスクローズ アンド エキナセア トナー」(100ml/4,500円)などのアイテムも展開する。続いて紹介するのは、1984年に誕生した「クリッパーティー(Clipper Tea)」。熟練テイスターが調達したオーガニック・フェアトレード原料のみを熟練使用したハーブティーだ。同店では17種類の味を取り扱う中、特に人気が高いのは緻密なシーン設定の下ブレンドされたティーパック「ハイエンドハーブティーライン」。「アフターディナーミント」は、ペパーミントに甘さとスパイシーさを合わせたもの。爽やかな後味は、商品名の如くディナーの後に飲むことをおすすめする。「スノア&ピース」は、カモミールとラベンダー、レモンバームが香るハーブティー。このように生活に寄り添い、その時々の時間を演出してくれるのがこのティーブランドの特徴だ。そんな紅茶と同じくらいイギリスで伝統的に飲み継がれているという天然ハーブ飲料も一つご紹介。英国ソーンクロフト社「ハーブコーディアル(HERB CORDIAL)」は大人から子供まで幅広い層に人気だそう。10から15倍に薄めて使用する同商品は全6種類。水や炭酸で割ってジュースに、お湯で割ってハーブティーに、アルコールで割ってカクテルに、料理にはドレッシングやソースにとアレンジ次第であらゆるレシピで楽しめる。レモンとジンジャー風味が爽やかな「ピンクジンジャー」は、栄養を損なわないよう手間隙掛けて作られているため風味や香りをしっかり楽しめる。また、お湯で割ってホットドリンクにすれば、夏の冷房で弱った身体を労わってくれるという。ビタミンCがたっぷり入った「クランベリー&ハイビスカス」は紫外線でダメージを受けた肌に効果的。秋の夜長にハーブティーやナチュラルコスメで癒やしの時間を過ごしてみるのもおすすめ。
2014年09月29日クリエイティブ集団「スイミーデザインラボ」の吉水卓が、結婚式や子どもの成長記録の写真データから作る、世界にひとつだけのアルバム「リ・スタイル×スイミーデザインラボメモリアル アート アルバム」の受注をスタートした。サービスの受付場所は伊勢丹新宿店本館3階 リ・スタイル。9月24日から10月7日での限定サービスで、約1か月後の受け渡しとなる。アルバムは全部で60ページ、基本料金は6万円。購入者自身が選んだ20枚のメインショットとその他80枚の写真および吉水の描き下ろしイラストから構成される。描き下ろしイラストは基本1ページだが、オプションで点数を追加することも可能。また、写真と切り絵、イラストを織り交ぜたアートページ(=見開き2ページ)もデフォルトで設定されている。表紙のカラーは100色以上。合皮仕様(追加料金5,000円)、クロス貼り仕様(追加料金3,000円)などのオプションの用意もあり、細部までこだわった一冊を作成することが出来る。中面には敢えてマットな質感の紙を使うことで、アートブック風に仕上がるのも特徴だ。アルバムには、お客一人ひとりの好みに合ったデザインが施されるばかりか、お気に入りの一枚を使用したページは、レーザーカット技術を用いて作成した切り絵と、吉水自身が描き下ろすイラストを融合させたアート作品に仕上がるのがミソだ。こうしたサービスに関して伊勢丹新宿のリ・スタイル担当者は「お客様に、自分の感性を生かしてオリジナルの一品を作る楽しさを味わってほしく思っている」とコメント。第一級のクリエイターの手により、センスが光る逸品に仕上がる歓びを提供したいという。また、吉水が「商品名は『メモリアル アート アルバム』だけど内容はアートブック」と話すように、大切な思い出をアートへと昇華させることが出来るのが大きなポイントだ。三越伊勢丹では9月第2週目に「オンリーエムアイ 秋のキャンペーン」で、「他にはない新しい価値」を持つ商品を発信しているが、今回のアルバムオーダーをはじめとするサービス型の通年企画「イセタン百貨“事”店」では、お気に入りのモノとの出合いや体験の提供も視野に入れ、様々なイベントやセミナーを開催していく。
2014年09月29日「グッチ(Gucci)」が日本上陸50周年を記念して、1年間を通じてスペシャルイベントを開催。この特別な年を祝うための日本限定カプセルコレクションの第2弾が10月に発売される。クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによってデザインされたコレクションは、ハンドバッグ、ウィメンズウェア、スカーフ、ウィメンズシューズ、スモールレザーグッズのフルラインで展開する。同コレクションは、日本初のグッチショップがオープンした2年後の1996年に誕生した、グッチ不朽のアイコン「フローラ」プリントからインスピレーションを得て作られたもの。この「フローラ」はモナコのグレース大公妃のためにデザインされたスカーフに端を発する、エレガントで洗練されたコレクションだ。生まれ変わったフローラプリントは、地がほんのりとブルーががっているのがポイント。この新しいカラ―のフローラは、ウェアやライニングにも使用されている。また、秋冬コレクションではカラーバリエーションがさらに増え、ウォレットには新しい形のものも誕生。フラップ式で、ライニングにフローラプリントのファブリックが施されているのが特徴だ。商品は、10月1日から7日まで阪急うめだ本店で開催される「Gucci the House of Artisans」にお目見えする他、随時各店舗でも展開。ECサイト限定で、ユーカリリーフカラーも販売される。50周年の節目を迎え、社会貢献にもさらに力を注いでいるグッチ。ユネスコ協会就学支援の他、日本のクラフトマンシップの支援にも注力しているが、これは、日本の文化・芸術や伝統の職人技を尊重しているグッチならではの貢献といえよう。今回のコレクションでも、グッチのシグネチャーともいうべきバンブーハンドルを昇華させた「バンブーショッパー」がお披露目されているが、その歴史は、第二次世界大戦後の物資不足の時代に、日本から輸入した竹をハンドルに使ったことがはじまり。1947年に発売されて以来、世界中に知られるアイコンバッグの最新型、一度は店頭で直に見ておきたいものである。
2014年09月29日六本木の東京ミッドタウンは、11月13日から12月25日までクリスマスイベント「ミッドタウン・クリスマス2014」を開催する。今年で8回目を迎える東京ミッドタウンのクリスマスだが、今回のテーマは「ミッドタウン・クルーズ」。街全体を「地球」から「宇宙」への旅を表現する様々なイルミネーションで飾る。メインイベントは、広さ約2,000平方メートルの芝生広場のイルミネーション「スターライトガーデン2014」。東京ミッドタウンのイルミネーションカラーとしてお馴染みの青をベースにした18万個の光の中に、「スティックイルミネーション」が最大4メートルの高さで日本初登場。ダイナミックな天体の動きを高さや交差、連続性のある光で強弱・緩急をつけて演出し、浮遊感のある幻想的な空間を創出。駅からのアクセス至便で東京タワーも臨めるスポットは、ショッピングやディナーと共に楽しめる。外苑東通り沿いのプラザ1階にはオーロラやサンライズなどの自然現象をフルカラーLEDで表現する「ウェルカムイルミネーション」が登場。ミッドタウン・ガーデンには、ホワイトとブルーが基調の「スターライトロード」、約2万個のホワイトLEDと雪が舞い降りる様を表すスノーフォールを用いた「シャンパン・イルミネーション」、キャンドルのような暖かみのある「ツリーイルミネーション」が出現する。館内でも、色鮮やかな光の粒が輝く「ダイヤモンド・ダスト」、約1,800体のサンタクロースを積み上げた「サンタツリー」など昨年好評を博したイルミネーションが再登場。オリジナルクリスマスカードが作れるスタンプラリー、ゴスペルやオペラのクリスマスライブなどのイベントも実施する。
2014年09月29日東京・日本橋の三越本店にて、クリスマスケーキのプレス向け内覧会が9月26日に開催された。クリスマスシーズンにそろう計65型の内、会場には約30種が登場。一際異彩を放っていたのが、表参道のアイスケーキ専門店「グラッシェル」が三越日本橋店限定で提供する「ボノムドネージュ」(限定100点、7,000円)。帽子をかぶった雪だるまがマスカルポーネシャーベットとアーモンド生地で形作られ、中にはイチゴのコンポートとバニラのアイスクリームが詰まっている。三越伊勢丹限定の「ノエルサパンルージュ」(限定100点、8,000円)は、シャンパンとイチゴのシャーベットが織りなす大人のフレーバー。グラッシェルの百貨店出店は今回が初となる。「ドゥボーヴ・エ・ガレ&アニバーサリー」による、大きなリボン型の砂糖菓子が飾られた「マリーアントワネットのケーキ」(30点限定、8,000円)、「マドモワゼルC」が手掛けた軽やかな味わいのバラ型ショートケーキ「テークマイハート(Take my heart)2014」(20点限定、1万2,000円)、「パティスリー西洋銀座」のピラミッド型「クリスマス和栗モンブラン」(80点限定、4,500円)なども三越日本橋店限定で登場する。若年層への訴求力が高いスタイリッシュなケーキが数多くそろう一方、家族皆で楽しめる昔ながらのショートケーキも健在。三越日本橋店第1位の売上を誇る「ホテルニューオータニ パティスリーサツキ(SATSUKI)」の「スーパークリスマスショートケーキ」(100点限定、1万2,000円)を始め、「日本橋 千疋屋総本店」の「ストロベリーキャロル」(50点限定、1万円)などの食べ応えがあるラインアップはリピーターも多い。世代を超えて様々なニーズに応じられる点が、三越日本橋店におけるクリスマスケーキの強みと言えそうだ。予約受付は10月7日から12月15日まで。
2014年09月29日アメリカ発の時計ブランド「ハミルトン(Hamilton)」がウィメンズコレクションを日本で本格展開する。26日には、東京・虎ノ門のアンダーズ東京でローンチイベントが開かれた。創設120年以上に渡る同ブランドは、アメリカで最も長い歴史を誇る時計ブランドの一つとして、1世紀以上経った今も変わらず人気を博している。ハリウッド映画「チャーリーズ・エンジェル」を始め「シカゴ」や、ドラマ「ゴシップガール」など過去400作品以上の映画やドラマなどのヒロインにアイテム提供も行っている。日本ではこれまでメンズのイメージが強い同ブランドであったが、今回、ロングセラー定番モデル「ジャズマスター レディ オート」や新作の「バグリー」など、様々なシーンに応じた全ラインアップのウィメンズアイテムの販売をスタート。更に新作として、大人のモードスタイルを演出するホワイトカラーの「ベンチュラ レディ」や、シャープなカットアウトで文字盤にレッドルビーが輝く「ジャズマスター スケルトン レディ」のステンレスブレスモデルなども提案。これらは10月より発売開始予定。イベントの会場内は、インテリアコーディネーターの天木樹里監修のもと、NYのビジネススタイルをイメージした“NY Office”、アメリカ・西海岸をイメージした“Happy weekend by the sea”、ドレスアップするパーティーへ行く前の部屋をイメージした“Dress up before Paris”と、3つのシーンを設定しインスタレーション形式で展示された。また、ハミルトンインターナショナルCEOのシルバン・ドラ(Sylvan Dora)も今回のために来日。「感度の高い日本の方々の意見は最も重要視しており、日本のマーケットで成功するということはブランドとしても成功するに値すると考えている。このローンチで、更に幅広い日本人に愛されるブランドとなることを願っている」とコメントした。
2014年09月29日「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」は9月27日、15SSコレクションを発表した。ギャザーを寄せ、ボリュームを出した造形的なトップスやワンピースがメイン。片方のショルダーやウエストなどにフリルを形作り、歩くたびに揺れる。スカートもフレアで軽やかな表情。合わせられるのはタンクトップやサイクリングショーツ・トラウザーなどスポーティーなアイテム達。造形のみならずテキスタイルも印象的。パンチングが施されたスポーツ素材に明るいフラワープリントやアブストラクトなグラフィックを乗せた生地が面白い。白、ラベンダー、スカイブルーと相まって春夏らしい明るい雰囲気にまとまっている。
2014年09月29日アリエルトレーディングは、米国・カリフォルニア発のスーパーフード・ブランド「ナビタス ナチュラルズ(NAVITAS NATURALS)」の日本展開を開始する。10月9日より「オーガニック ポメグラネート パウダー」「オーガニック ココナッツウォーター パウダー」など12アイテムを伊勢丹新宿店本館地下2階のビューティーアポセカリーで販売。発売日から14日まで、同じくカリフォルニア生まれのスーパーフードのパイオニアブランド「サンフード スーパーフーズ(Sunfood SUPERFOODS)」との特別展示「サンフード スーパーフーズ&ナビタス ナチュラルズ スーパーフードフェア」を開催。気になる商品が試食でき、フェアだけの限定キットも登場する。2003年創業のナビタス ナチュラルズは、多忙な現代人の健康増進に適した高栄養・高品質なスーパーフードを提供。現在はアメリカやカナダを中心に、大型チェーンのナチュラルフードストア「ホールフーズ(WHOLE FOODS)」や専門店「エレホン(Erewhon)」など1,000から1,500店舗で幅広く取扱中。
2014年09月29日「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」は、「フィアンマ(FIAMMA)」バッグのデビューコレクションを伊勢丹新宿店本館1階ハンドバッグプロモーションで発売する。9月30日から10月7日まで。フィアンマは、創始者サルヴァトーレ・フェラガモの長女、故フィアンマ・ディ・サンジュリアーノ・フェラガモにちなんで名づけられたネーミング。14-15AWコレクションで誕生した。今回、同店ではフィアンマのバッグデビューコレクションとして、同店先行販売となるバッグ(35万円)を含め、フルラインアップで紹介する。また会期中、同店でフィアンマを購入した人には、付属のチャームにイニシャル刻印(2文字)のサービスを行う。同ブランドのクリエーティブディレクター、マッシミリアーノ・ジョルネッティによる、レザークラフトのマスターピースとなるフィアンマは、五つのスタイルで展開。フェラガモの象徴的アイコンでもあるガンチーニを思わせるロック式の機能的なポケット、トップステッチを入れたリブハンドル、ダブルジップ開閉、取り外し・長さ調整可能なショルダーストラップ、エレガントなサテン地のライニングといったディテールが取り入れられた。カラーはココア、ブラック、モス、コッパーの秋らしいブラウン系と共に、プラム、アトランティック・ブルー、グレープ、軽やかな印象のニュービスクといった季節感のある色彩を多用。バッグのメタルアクセサリーはゴールドの輝きを帯びている。同スペースでは、希少な素材をミックスしたミニサイズのコレクションも紹介。フリンジ刺繍を施したナッパ革、エイジングしたスネークスキンにツートーンのフォックスファーをハンドステッチで留めたもの、古びたスワロフスキークリスタルをあしらったツイード地とリザードスキンのハンドルの組み合わせ、ガルーシャ(エイ)のディテールを組み合わせたカーフスキンなども登場する。フェラガモは、フィアンマバッグコレクションの誕生を記念し、同ブランドの公式ウェブサイトに特設ページを開設。フェラガモファミリーの女性達と彼女達が選んだフィアンマのバッグ、今回の映像のメイキングまで閲覧することができる。
2014年09月29日