12月3日、都内で行われたオンラインRGP「メイプルストーリー」のオフラインイベント「Super Maple Party」の会場に香取慎吾(46)が登場した。「メイプルストーリー」は世界で累計1億8千万人以上がプレイしている大人気ゲーム。香取は鮮やかなオレンジ色のシャツを着てイベント会場を見学したあと、同じオレンジ色のメイプルキノコと可愛らしいフォトセッションに臨んだ。イベント後の囲み取材では「リトカっていうのは香取を入れ替えて、憧れの高橋名人のように付けた名前なんです。YouTubeでゲームやるときに実況中継やるときのキャラなだけなので、実はリトカ名人として取材を受けるのは初めてなんです。久々だよ!こんなに多くのカメラに囲まれるのは。びっくりです、急に芸能人になった気分(笑)」とおどけてみせた。ゲーム歴を聞かれると「子どものころからなので30年以上。香取慎吾の芸歴と同じくらい。ファミコン、スマホ……ほとんどの機種のものをやっていましたね。子どものころからある程度お金は稼いでいたので(笑)。今でも印象に残っているゲームは、スパルタンX、アイスクライマー、ゼビウス、クラリウス……」と昭和の人気ゲームの名前がずらずらと出てきた。また忙しかったころもゲームをやっていたのかを聞かれると、「ずーっとやっていましたね。良くドラマの共演者に『慎吾ちゃんはいつも寝ていた』って言われてたけど、仕事以外はゲームをやっていたので、合間は寝ていたんですよね(笑)」と振り返りながらも「ポートピア連続殺人事件」「風雲たけし城」「シムシティ」など、昔懐かしいゲームの名前が次々と跳び出してきた。「どれも憧れの高橋名人の時代のものなんですよね。今年はライブや個展で全国を回らせていただいたりして、いろんなことをさせていただきましたが、今年の締めとしてリトカ名人としてメイプルストーリーに出会えて楽しかったです。来年もスピードを緩めず、辰年なので龍のごとく高く昇って走り続けたいです」終始“香取節”で報道陣を沸かせてくれた香取だったが、なんとこのオレンジのシャツのポケットにPRADAのロゴ、靴にはLouis Vuittonの模様が……。ゲーム会場でもおしゃれ心を忘れない香取慎吾の心意気が垣間見えた。
2023年12月04日「にんじんもねぎも高すぎる…」店頭に並ぶ野菜の値段にため息をついている主婦は多いだろう。農林水産省が今月21日に発表した11月の食品価格動向調査によると、にんじんやキャベツ、玉ねぎの全国平均小売価格は平年に比べて3割も高く、ねぎやトマトは2割ほど高くなっている。野菜はムダなく使い切らなければと意気込むものの、ついしおれさせてしまうことも……。「しおれた野菜は捨てないで! 水やお湯に浸すだけで、シャキシャキ感を取り戻し、復活させることができるのです」そう教えてくれたのは、野菜に関する研究成果や情報を提供する野菜科学研究会の西山博さんだ。「茎を食べるアスパラガスやセロリなどの野菜は、一輪挿しのように根本を水に浸せば、3時間程度で水分を吸い上げ、みずみずしく復活してくれます。長ねぎは葉先部分まで水を吸うのに時間がかかるため、適度な長さにカットしてから切り口を水につけましょう」(西山さん、以下同)野菜を浸す水は、ミネラルウオーターなどにこだわらず水道水で問題ないという。「根菜のにんじん、ごぼう、実を食べるトマト、きゅうり、ピーマンなどは全体を浸したほうが、早く復活します。サラダにしてすぐ食べたいなら、氷水に。食物繊維が引き締まり、ひんやり歯ざわりのよい食感を味わえます。ただし、氷水で復活時間が早まるわけではありません」ほかにも野菜によって適切な方法があるという。なぜ、これらの方法で復活するのだろうか?「野菜は全体の80~90%前後が水分です。収穫後も気孔から水分を蒸散し続けるため、数%失われただけで表面が乾き、しおれてしまいます。そのため、水分を補給することで、ふっくらとよみがえるわけです。とくに気孔は葉の表面に多く、50度前後で大きく開き、水分の吸収が早まるので、葉物野菜には50度洗いが効果的。気孔が少ない根菜や果実は水に入れてゆっくり浸透させる必要があるんです」長めに水に浸す場合は、冷蔵庫に入れるか少量のお酢を加えて。「ただし、これらの方法は見た目と食感がよみがえるだけ。失われた栄養成分まで復活するわけではありません。野菜は鮮度のよいうちに食べるのがおすすめです」しなびた野菜も、鮮度を取り戻す復活術で最後までおいしく使い切ろう!■鮮度を取り戻す野菜復活術6【1】一輪挿し法(アスパラガス、セロリなど)茎を食べるアスパラガス、セロリなどの野菜は、コップなどに2cm程度の水を入れ水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、1~3時間程度置く。Mサイズのアスパラガス2時間、茎の太いセロリは3時間が目安。切り口から水を吸い上げ、シャキシャキに。【2】マグカップ法(長ネギなど)長ネギの場合は、倒れにくいマグカップなどに2cm程度の水を入れ、5cmほどにカット。水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、3時間程度置く。しなびた葉先も厚みが増してふっくら、みずみずしさやハリ、固さが戻る。【3】丸ごと水漬け(にんじん、ピーマン、ナス、ごぼうなど)にんじんやごぼうなどの根菜や、ピーマン、なすなど果実を食べる野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、丸ごと入れる。ごぼうなど長いものは適当な大きさにカットしてOK。サイズによって1~3時間を目安に置く。シワが消え、みずみずしい状態に戻る。【4】氷水漬け(トマト、きゅうりなど)トマトやミニトマト、きゅうりなど生サラダにして食べたい野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、氷を加えた氷水に丸ごと入れる。サイズによって1~3時間程度置く。食物繊維が引き締まり、ひんやりシャキシャキ食感が出る。トマトは1時間程度、きゅうりは太いものでも2時間程度で十分に復活する。【5】一晩じっくりお酢入り水漬け(大根など)大根などの大きな根菜は適度な大きさにカットし、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に入れる。お酢を小さじ半分ほど加えて半日~1日程度冷蔵庫へ。使いかけの野菜は両端を薄くカットし、切り口を新しくしてから水に浸ける。皮にハリが出て、食感も復活する。【6】50℃洗い(白菜、キャベツ、レタス、水菜など)白菜などの葉物野菜は、1枚ずつ葉をはがして50℃のお湯で1~2分程度軽く洗うようにふり洗いする。または2分程度50℃のお湯に浸けたままでもOK。取り出した後に、冷水で冷やし、水気を切る。温度が熱すぎたり、長く浸し過ぎると反対に葉を傷めてしまうため注意。
2023年12月04日12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で、当面の間休むことが発表された神田正輝(72)。共演者の松下奈緒(38)がオープニング冒頭で、「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」とアナウンス。11月18日の放送では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」とコメントを寄せていた神田だったが……。「11月18日の放送では、“1週間くらいで復帰するんじゃないか”と見る向きが大半でした。しかし翌25日の放送も、神田さんは“体のメンテナンス”を理由に欠席。いっぽう前日には『NEWS ポストセブン』で、神田さんが1週間程度の検査入院をしたと報じられました。もし現在も入院しているのならば、何らかの病気を患っている可能性も考えられます。ですが神田さんのメンテナンス内容はおろか、現在の健康状態も明かされていません。業界関係者の間でも深刻な雰囲気が漂っています」(テレビ局関係者)休養前から痩せ細っていく姿が心配されていた神田だが、ちょうど昨年の今頃は『旅サラダ』でまだ若々しい姿を見せていた。それだけに、急速な神田の“変化”は視聴者に大きな衝撃を与えたようだ。「この時は髪色も黒く、顔もふっくら。体つきもしっかりとしていました。それが今年に入ってから痩せていく姿が指摘され、いつしか頭髪も真っ白に。最近では歯並びの悪さも目立つようになり、ハリのあった声は弱々しくなっていました。“たった1年でこんなに変わってしまうものなのか……”と、言葉を失った視聴者もいたようです。それでも神田さんは、元気に振る舞っていました。番組が8月に公式YouTubeチャンネルで公開した動画には、本番ギリギリに登場し、軽やかなスキップで元気よく共演者たちが待つオープニングの位置へ向かう神田さんの姿が。きっと皆をリラックスさせようとしたのでしょう、スタジオは和やかな雰囲気に包まれていました。もうすぐ愛娘である沙也加さん(享年35)の三回忌が訪れます。神田さんはそれまで司会を続けたいと考えていたそうですが、今はただ健康を取り戻していただくことを願うばかりです」(前出・テレビ局関係者)あっと言う間に、1年前の外見とは変わってしまった神田。そこに加えて長期休業の知らせに、ネットでは心配の声だけでなく重い病を懸念する声も上がっている。《やっぱメンテナンスじゃなく重病なんじゃないかな。あの痩せ方は異常だもん》《ほぼ毎週、欠かさず視て参りましたが、神田さんの痩せ方……、というより、やつれ方(というように私には見えてしまいました)はどこか体調が悪いのではないかと思わせるものだったと思います》《神田正輝どうしたん?大丈夫かなぁ?命に関わる病気でないことを祈るのみ》《神田正輝さん、しばらくお休みか。。これは病気系なのかな…》
2023年12月03日“憧れの古民家暮らしを見たい”そんなファンが大原へたびたび訪れてくるほど人気者だったベニシアさん。大病を患い、放送が途絶えていた番組の新作を待ちわびる声もむなしく、彼女は6月21日に亡くなった。ベニシアさんの夫で写真家の梶山正さんは、「うちに来た人のこともすごく大切にしていました。名前も絶対覚えるしね」と在りし日の彼女を語る。ベニシアさんの晩年と、梶山さんの秘めた思いを聞いた――。(全2回の第1回)京都・大原。あの人が丹精込めて作り上げたその庭は、“主人”のいない今年の秋も、キフネギクなど季節の花が咲き誇っている。「ベニシアが動けんようになってからは、草むしりとかそんなんは、僕がちょこちょことやってます。彼女が植えた花はいまも、きれいな花を咲かせてくれるんです」庭先で記者を迎えた梶山正さん(64)は、こう話すと穏やかな笑みを浮かべてみせた。彼の妻、ベニシア・スタンリー・スミスさんはイギリス出身のハーブ研究家として日本で注目を集めた。’07年に出版された彼女の初の著書『ベニシアのハーブ便り』(世界文化社)はベストセラーに。山岳写真家の梶山さんも、撮影と日本語への翻訳を担当した。その2年後に放送が始まったのが、NHKの『猫のしっぽカエルの手』。ベニシアさんら家族の、大原での暮らしを10年以上にわたり紹介し、およそ120本の番組が制作された。NHKでも異例のヒット番組だった。築100年を優に超す古民家で、自然に寄り添いながら、手作りを旨としたベニシアさんのライフスタイルは、同世代の女性を中心に、多くの人々の共感を呼んだのだ。「散らかったままやけど、ま、ええか。そのほうがリアルやろ」こう言って、梶山さんが招き入れてくれた古民家。玄関脇のテラスに藤棚、キッチンの壁に貼られたタイル、その真ん中に鎮座する薪ストーブ、アンティークの棚には手製のハーブティーの缶が並んで……。番組や書籍ですっかり有名になったベニシアさんの家は、ほぼ往時のままのようだ。以前と異なるのは、かつて家族が食卓を囲んでいた和室。その床の間の前に遺影が飾られ、位牌と、その横に小さな骨壺が置かれていること。「27年前、まだ幼なかった息子の悠仁を連れて家探しをして。ベニシアは里山に囲まれた大原の、この古い民家を見つけたとき、いきなり言ったんですよ。『私はこの家で最期を迎えたい』って。そのベニシアの思いがかなったことは、本当によかったなと思っています」今年6月21日、ベニシアさんは住み慣れたこの自宅から旅立っていった。72歳だった。■相手の目を見てはっきり意見を言う ベニシアさんに「いい雰囲気の人だな」’50年、ベニシアさんはイギリス・ロンドンに生まれた。名門の貴族出身で、曽祖父の兄・カーゾン卿はインド総督や外務大臣を歴任。母・ジュリアナはスカーズデイル伯爵二世の三女。父・デレクはシェイクスピア劇俳優だった。両親は’52年に離婚している。実父との離婚後、再婚と離婚を繰り返す母に振り回された幼いころのベニシアさん。18歳のときには社交界デビューも果たしたが、ベトナムで戦火が広がるなか、パーティざんまいでキツネ狩りや競馬の話題に興じる上流階級の人たちに、ずっとなじめずにいた。19歳、ヨーガや禅の本を読みふけっていたベニシアさんは祖国を飛び出す。瞑想に興味を持った彼女は、インドを目指した。ヒンズー教の聖地・ハリドワールのアシュラム(瞑想道場)での生活など、インドやネパールでおよそ5カ月を過ごしたのち、20歳で日本に。’78年には、京都に英会話学校を開校した。いっぽう、’59年に長崎県で生まれた梶山さんも、インドやネパールはなじみのある国だ。高校入学後に登山を始め、’84年にヒマラヤ・トレッキングのためネパールを訪問。その後、梶山さんはインドを放浪し、帰国すると京都でインド料理店を開業した。2人には、結婚する10年以上前から幾度も接点があった。「20歳のころ、僕は住み込みのバイト先をクビになって友人の部屋に転がり込んだことがあって。その友人の部屋の並び、数十メートルのところにあったのがベニシアの英会話学校だった」当時、すでに日本人男性と結婚していたベニシアさんには、3人の子どもがいた。「ものすごく元気のいい子どもたちで。なんとなく興味を持って英会話学校をのぞいたら、なんやら、宇宙がどうのこうのと書いたものが貼ってあって(苦笑)」梶山さんが開いたインド料理店に、ベニシアさんが家族で食事に来たこともあった。梶山さんのベニシアさんに対する当時の印象は「さすがやな」だ。「あのころも、ベニシアは京都のちょっとした有名人。いろいろな人が訪ねてきていた。彼女はいつもニコニコして、相手の目を見てはっきり意見を言う。『いい雰囲気の人だな』と思った」その後、ベニシアさんは離婚。梶山さんも離婚し、バツイチ同士に。ほどなくして距離を縮めていった2人は’92年に結婚した。式を挙げた場所は日本百名山で10番目に高い山、仙丈ヶ岳の山頂。「11月でした。南アルプスだし、まだ雪は大丈夫と思ったんやけど、やっぱり3千m級の山、上のほうはしっかり雪かぶって、カリカリに凍っとった。ベニシアは本格的な山登り、まして雪山は初めてで。いま思えば無謀なことをさせてしまったなと思う。相当頑張ってついてきてくれた」結婚後、2人はベニシアさん母子が暮らしていた借家で新婚生活を送った。だが’93年に生まれた悠仁さんが1歳のころ、家主から「家を明け渡してほしい」と連絡が入る。そこで2人は新居を探すのだが……。住まいに対するこだわりが人一倍強いベニシアさん。家探しを始めて約1年、100戸もの物件を見て回り、ようやく巡り合ったのが京都市北部、大原にあった築100年の古民家だった。土間には民俗博物館に置いてありそうな大きな竈があり、梁も柱も黒光りして、歴史を感じさせる家だ。「ベニシアは『私の死ぬ家が見つかった!』なんて、はしゃいでいました。僕も、ここなら何か新しいことを始められると、そんな期待が持てる感じの家だった」■“売れっ子”となったベニシアさんへ募るモヤモヤ。一時は別居生活も転居後の’96年9月。庭づくりをスタートさせたベニシアさんはハーブを育て始めた。「最初は料理用にタイムとローズマリーやったかな。でも月日がたつうちどんどんと種類が増えて。最終的には200種類ほどのハーブを、ベニシアは育てるようになりました」’01年からは地元・京都新聞で連載コラム「ベニシアの大原日記」がスタート。それから4年後、ベニシアさんに「ハーブのレシピ本を出さないか」と出版社から声がかかる。ところがベニシアさんはその提案に抗い、編集者に対してこう意見を述べたという。「ただの料理本なら、日本の人で私より上手に書く人はいくらでもいる。だから私は自分の人生のことを織り交ぜたものを書きたい」2年の歳月をかけて完成したのが、前出の『ベニシアのハーブ便り』。シリーズの累計発行部数が90万部を超える大ベストセラーになった。さらに、彼女の著書を目にしたNHKから、ベニシアさんに取材の打診が入る。そこで制作されたのが『猫のしっぽカエルの手』だ。制作プロダクション「テレコムスタッフ」のチーフプロデューサー・鈴木ゆかりさんは言う。「一般家庭に入り込んで、ずっと同じ人を取材し続けるという番組は、NHKでは前例がないものでした。とはいえベニシアさんのライフスタイルを知るうちに、その生き方を参考にしたいと思う視聴者は大勢いるはずと確信が持てました。制作者としては、せめて1年間は追いかけたい、四季を通じたベニシアさんの姿を紹介したい、と取材を始めました」フタを開けてみれば、こちらも大ヒット。’09年の放送開始から10年以上、番組はベニシアさんの暮らしぶりを紹介し続けることになった。瞬く間に“売れっ子”になっていく妻のことを、夫はどう見ていたのか。そう聞くと、梶山さんは「情けないことしかしゃべれんよ」と苦笑いを浮かべた。「あれは新聞連載をしていたころ。彼女のコラムにはいつも僕の写真が添えてあった。近所の人もみんな読んでいて『ベニシアさん、いいこと書いとるな』と。ただ、こうも言われるんですよ。『梶山さん、あんたはパシャッと撮った写真1枚、載せとるだけやろ』と。ほかにも、テレビ番組が始まる前かな。あるアウトドア企業の社長から『奥さんは有名なのに、旦那はぜんぜん名がオモテに出てこんな』なんて言われたことも」モヤモヤとした思いが募った。行数もおかまいなしに英語でつづられるベニシアさんの原稿を、一語一句、長い時間をかけ辞書を引きながら翻訳し、文字数を調整して読みやすい原稿にまとめているのは梶山さんだったからだ。「そういうことを意外と根に持っていて(苦笑)。だからテレビの取材が来たときも、当初は『俺は知らん、関わりたくない』って、そんな態度でずっといたんです」抱え込んでしまったネガティブな感情は、少しずつ夫婦の距離を広げていった。加えて梶山さんは、ベニシアさんと前夫との間の子どもたちとも折り合いが悪く、その関係にも悩んでいた。「再婚というのは、そういう苦労を背負うことだと思っていたし。ベニシアの子どもなんだから、うまくやろうと努力したんやけど」次女は発達障害を抱えていた。彼女は未婚のまま妊娠・出産。さらに病気が発症したため、体調を崩した。そんな義理の娘を支えることは、想像以上の苦労を強いられたという。「ちょうどそんなときです。僕に好きな女性ができてしまって。それで、家を出て一人暮らしをしていたこともありました」その後、なんとかベニシアさんのもとに戻った梶山さん。だが2人の間にわだかまりはくすぶり続け、心の距離も開いたままだった。【後編】ハーブ研究家・ベニシアさん夫の梶山正さんが明かす「最後の日々」〈2〉“壮絶介護”で感じた苦悩と後悔に続く
2023年12月03日「『家族ゲーム』の撮影に入ったのは、高校1年生の秋。ちょうど思春期から大人になる時期に長渕剛さんと出会い、パート2の撮影も含めて2年近く、ずっとくっついていました」こう語る松田洋治さん(56)が、同ドラマの出演の経緯を振り返る。「子どものころ、国際放映というスタジオの近くに住んでいたので、公園で遊んでいると、よくロケ隊がやってくるんです。テレビにすごく興味があったので、『ケンちゃんシリーズ』(TBS系)の宮脇(康之)さんに話しかけると、『出たいなら、児童劇団に入るといいよ』と教えてもらいました。劇団に入ってから、『東芝日曜劇場』(TBS系)にたびたび出演させていただき、ディレクターだった柳井満さんにもかわいがられました。柳井さんはTBSの金曜8時の枠ではプロデューサーを担当しており、『3年B組金八先生』など、教育をテーマにしたドラマを手掛けてこられた方です」金八先生シリーズがいったんお休みになったとき、同枠で放送されたドラマが、視聴率で苦戦。途中で打ち切りとなり、6話分だけ、新ドラマを作ることになった。「それが『家族ゲーム』でした。柳井さんは金八先生で武田鉄矢さんを抜てきするなど、シンガーの表現力を引き出す手法を取るので、長渕さんに主役をオファーしたのでしょう」思い出に残っているのは、第1話の最終シーンだ。「2人きりで歩くシーンだったのですが、しばらくカメラを回すので、沈黙時間も長かった。それで長渕さんがご自身の曲『俺らの家まで』のサビを歌いだしたので、僕も合わせて歌ったら、すごく喜んでくれたんです」長渕は「洋治」と松田さんを呼び、自身のコンサートやラジオ番組、自宅に連れていってくれた。「硬派なイメージが強いですが、僕には明るいお兄ちゃんのような存在です。ラジオには『出ちゃえ、出ちゃえ』っていきなり出演することになったりしました」ラジオ番組には、秋元康も放送作家として出演していた。「お2人はすごく仲がよくて、『家族ゲーム』のお母さん役だった白川由美さんの家で集まるときも、秋元さんはいらっしゃっていました。白川さんが『おあいそして』というシングルを1枚だけリリースしたのも、この食事会がきっかけなのだろうと思います」6週分だけ穴埋め的に作られたドラマだったが、反響が大きく、翌年はパート2も放送された。「パート2では、長渕さんにプロレス技をかけられるシーンがあったのですが、お互い素人だから、肋骨にヒビが入ってしまったことも(笑)。その後、長渕さんと共演する機会はないのですが、銀座で開催された長渕さんの個展でお会いしたとき『久しぶりだな!元気にやっているのか』と喜んでくれて。お兄ちゃんとして接してくれたのがうれしかったですね」
2023年12月03日【前編】ハーブ研究家・ベニシアさん夫の梶山正さんが明かす「最後の日々」〈1〉有名になった妻との間にくすぶっていた“わだかまり”より続く“憧れの古民家暮らしを見たい”そんなファンが大原へたびたび訪れてくるほど人気者だったイギリス出身のハーブ研究家・ベニシア・スタンリー・スミスさん。大病を患い、放送が途絶えていた番組の新作を待ちわびる声もむなしく、彼女は6月21日に亡くなった。ベニシアさんの夫で写真家の梶山正さんは、「うちに来た人のこともすごく大切にしていました。名前も絶対覚えるしね」と在りし日の彼女を語る。ベニシアさんの晩年と、梶山さんの秘めた思いを聞いた――。(全2回の第2回)「65歳になったころからベニシアは『目が見えにくい』とこぼすようになった。白内障の疑いがあって手術も受けたけど、いっこうに症状は改善しない。あちこち眼科にかかるうち『これは目ではなく、神経や脳に問題があるのでは』と言われて、大学病院で検査を受けることになったんです」’18年9月。ベニシアさんは京都大学医学部附属病院でPCA(後部皮質萎縮症)との診断を受けた。悪化すると最後は失明することもある脳の病気で、認知機能の低下を招くケースもあるという。だが皮肉にも、この病気が2人の距離をふたたび縮めてくれることに。「ちょうどそのころ、ベニシアがいつもお願いしていた家政婦さんが辞め、否応なく、僕がベニシアと日々、向き合うことになったんです。彼女が僕を必要としているだけじゃなく、そんな彼女を僕も精神的に頼っていることが、よくわかった。こうなって初めて、僕にとってベニシアは、太陽のように僕を導いてくれる、かけがえのない存在なんだと気がつくことができた」しかし、病いは容赦なく進行した。やがてベニシアさんは、家事はおろか、あれほど心血を注いできた庭の手入れもできなくなった。「ベニシアも『私がなんとかせないかん』と動こうとはするのですが……。以前から懇意にしている造園家の友人がたまに来てくれて、剪定した庭木の話をしたりすると、うれしそうに聞いてました」それまで、寝室は2階だったが、1階の和室にベッドを移した。「トイレがひと苦労でした。ベッドの縁、椅子、それに土間に用意した手すりを伝って這うようにして、彼女は自力でトイレに行く。でもそれが、片道15分も要するように。ポータブル便器をベッドサイドに用意したけど『やっぱり、できない』と昼間は使わなかった。夜はさすがに、使ってましたけど、失敗することも増えてきて。目が見えないから仕方ないんだけど。そこ、畳に大きなシミがあるでしょ。それは失敗のあとなんです」介護生活が始まって3年、梶山さんは苦渋の決断を下す。「ケアマネジャーさんやヘルパーさんから勧められたんです。『施設でプロに任せたほうがいい』と。それを聞いて僕は介護から逃げたんやね。『施設に入りたくない』と言うベニシアに、『毎日、トイレの面倒ばかり見ていられない』なんて、ひどい言葉をぶつけて追い詰めてしまった……」コロナ禍まっ只中の’21年7月、グループホームに入居したベニシアさん。だが、およそ1年後、ベニシアさん自身がコロナに感染、肺炎を発症し緊急入院することに。その病院の医師は、梶山さんにこう告げた。「奥さんの残された時間は長くない、家に帰してあげたらどうか」ベニシアさんはコロナ禍のさなかの施設暮らしのために歩けなくなり、食事をまともに取ることもできなくなっていた。「以前は60キロあった体重が、37キロほどと、すっかり痩せちゃった彼女を見て、連れて帰ることを決めました。彼女の退院まで連日、病院に通って、おむつ交換や痰の吸引の仕方を練習しました」こうしてベニシアさんは昨年9月、1年2カ月ぶりに大好きな大原の自宅に戻ることができた。「やっぱりうれしそうでしたよ。おむつ交換のときも、病院のベッドでは緊張しているのか力いっぱい、手すりや僕の腕をつかんでいたのが、帰宅後は安心したんやろね、それもしなくなった。ただ、もう寝たきりではありました。口からの食事はゼリーを少し食べるぐらい。あとは点滴でかろうじて栄養を取っている状態でした」すでに独立していた息子・悠仁さんも、たびたび家に戻ってきた。「悠仁はよく声をかけてましたね。『ベニシア、アイラブユー』って。それを見て、『ああ、僕も言わなあかんな』と思ってたんだけど。最後まで言えなかった。なんか、急にそんなこと言うの、噓っぽい気がしてしまって。うん、最後まで言えんかった」今年6月。いよいよ、その日が迫ってきていた。「酸素マスクをつけていても呼吸は苦しそうだし、吸引してもなかなか吸えないぐらいかたい痰が絡むように。前の晩には、目の水晶体が白く濁ってしまって。悠仁がすぐに目薬を点眼していたけれど、まばたきすることもできなかった。握った彼女の手は指先が少し冷たくなっていました」そして翌朝。梶山さんと悠仁さんに見守られながら、ベニシアさんは静かに息を引き取った。「6月21日、ちょうど、夏至の日の朝でした。1年のうちで太陽がいちばん強いとき。きっとベニシアはその日が来るのを待って逝ったんやな、そう思いました」最期の瞬間を、淡々と振り返った梶山さん。だが「彼女の死を受け入れるまでには、長い時間が必要だった」とも打ち明けた。「ベニシアが死んでから、2カ月ぐらいはずっと、もっとこうしてあげたらよかった、ああしてあげればよかったということばかり、そればっかりを考え続けました」妻の不在に身を焦がす日々……、ここまで話すと、梶山さんは不意に目頭を押さえた。「ごめんなさい、いろいろと思い出してしまって。だって最後のころなんか、末梢血管に点滴の針、刺すじゃないですか。熟練の看護師さんのはずやのにうまく刺せんで針が突き抜けたりして……。ああ、痛いんやろな、可哀想やなって。こんな痛い思いさせて、生きながらえさせてもいいのかとか、いろいろ考えてしまって……。だから、ベニシアの呼吸が止まったとわかったときは、これでしんどい思いから解放されたんやな、楽になれたんやなって……」一息にここまで話すと、梶山さんはしばらくの間、下を向いた。ベニシアさんのいない家に、彼の咽び泣く声が、低く響いていた。■涙を乗り越えて――。梶山さんが ベニシアさんから教わった生き方「ベニシアさんは、梶山さんのことが本当に大好きでした。彼が浮気したときも、眠れないぐらい悩んでいたけど、それでも離婚を選ばなかったのは、やっぱり彼のことを愛していたから。晩年のベニシアさんが常々、私に話していた願望は『大原の家で死にたい』『夫に優しくしてもらいたい』、その2つだけ。だから、彼女は思い残すことはなかったと思います」前出のプロデューサー・鈴木さんは、ベニシアさんの最期についてこう話した。彼女亡き後、悲嘆に暮れる梶山さんにも、同様の言葉をかけたという。梶山さん自身は「少しずつ、前を向けるようになった」と話す。「ベニシアが以前、本に書いた言葉があって。『生と死の間には途切れ目はなくて、ずっと続いていくものなんだ』といったことを書いていた。そうだといいなと思ってる。死んだことないから、本当のところはわかりませんけど。ずっとベニシアとつながっていられるようで、生きてる自分としては、そのほうがうれしいなと思う」取材の最後に「ベニシアさんが遺したものはなんだと思いますか?」と尋ねると、少し考えた後、梶山さんはこう口を開いた。「彼女から教わったことは……、人のために一生懸命に生きる、その姿勢だと思う。こういう言い方すると、ベニシアきっと怒るやろうけど。やっぱり貴族の出身やな、と思う点でもあって。正しく前を向いて生きようとする人は、お金のためとかじゃなく、人のために生きることができるんだと。彼女の本や番組が多くの人に受け入れられたのも、ライフスタイル以上に、人を思いやる彼女の心に、みんなが反応してくれたからと違うかな。僕も、この先もベニシアが伝えたかったことを、伝えようとしたことを、少しでも引き継いでいきたいと、そう思っています」まるで太陽を探すように空を仰いだ梶山さん。その目には再び、光るものが浮かんでいた。
2023年12月03日支持率が低迷する岸田政権。11月に各社が行った世論調査では、内閣支持率が、朝日新聞で25%、日本経済新聞社とテレビ東京の合同調査でも30%など、相次いで過去最低を記録した。岸田政権に対して、世間から家計の負担が増えるのではないかという不信感があることは「増税メガネ」のあだ名が体現しているだろう。目玉施策として打ち上げた「異次元の少子化対策」では、必要とされる3.5兆円の財源について、一部を医療保険料として新たに徴収する方向。また、’24年12月から高校生への児童手当の拡充がなされるにあたり、高校生の扶養控除の縮小が検討されていることが報じられると“給付して増税では意味がないじゃないか”と違和感が噴出した。「増税メガネ」のレッテルを脱すべくかかげた所得税の定額減税についても、実施が来年夏と遅すぎることや、一度きりでは不十分だとして評価はイマイチ。SNSなどでは、物価高対策として「消費税の減税」を訴える声も多く、所得税の減税は期待外れとなったようだ。また、これらは選挙対策としての”バラマキ”であり、「いずれまた増税されるのでは」との懸念も漂っている。さらに、「辞任ドミノ」もの不信感を増す要素に。10月26日に山田太郎文部科学政務官(当時)が女性問題で、10月31日に柿沢未途法務副大臣(同)が選挙違反事件への関与で、11月14日には神田憲次財務副大臣(同)が税金滞納でと、3週間足らずで3人が辞任となったのだ。岸田政権への不満が高まっていく昨今。国民ははたしてどの政党に次の政権を取ってほしいと思っているのだろうか?1000人を対象に「次に政権を取ってほしい党」について、アンケートを行った。3位に選ばれたのは野党第一党の立憲民主党。116票を獲得した。10月18日に公表した「物価高を克服するための緊急経済対策」には、全世帯の6割に「インフレ手当て」3万円を支給するほか、トリガー条項の発動で1リットルあたり約25円の減税、児童手当の先行拡充、給食費無償化の先行実施、インボイス制度の廃止などの政策が記されている。民主党時代に、’09年から’12年まで政権を担った経験があることから政権を運営できるのではないかとの期待が寄せられたほか、自民党政権から脱するには立憲ががんばるしかないとはっぱをかける声も。総じて、自民党への不満の受け皿として票を集めたが、「自民党以外ならどこでもいい」と消極的な理由もみられた。当の泉健太代表(49)は、「あと5年で政権交代を考えている」として、次の選挙はその基盤づくりにあてたいとの考えのようだ。「腐りきった自民はいらない。今度は頑張ってほしい」(20代・女性)「自民党に緊張感を持たせるため」(70歳以上・男性)「野党の中で勢力がある民主党時代に政権の経験がある」(30代・男性)「自民党よりましで、それなりの経験があるから」(60代・女性)「ここが頑張らないと日本は良くならない」(30代・男性)「自民党は嫌」(30代・女性)158票を獲得し、2位に選ばれたのは日本維新の会。10月23日に公表した「緊急経済対策」には、低所得者は5割、それ以外は3割の現役世代の社会保険料減免、ガソリン税の当分の間税率(暫定税率)の廃止、給食費および高校授業料の無償化、出産費用無償化、消費税減税(最大10%から8%)などが並んだ。今年春の統一地方選では、大阪府議会と市議会の両方で過半数を獲得するほか全国的にも議席を大きく増やした。府政で議員報酬のカット、外郭団体の削減、小中学校の給食無償化を実現するなど、“有言実行”してきた実績から、大阪府民からの信頼は厚いようだ。馬場伸幸代表(58)は、約10年で政権交代を実現するとして「できないなら、維新は解散した方がいい」と意気込んでいる。「自民党でも良いけれど、変化を見てみたいから」(60代・女性)「少しは日本も変わるのかなあとおもった」(50代・男性)「大阪での成功事例があり公約に対して唯一コミットしてる政党であるから」(30代・男性)「暫く自民党で悪い状況になっているので、全て維新に賛成出来るわけではないが、一度やってもらいたい」(50代・男性)「吉村知事をはじめ、関西では日本維新の力がすごいから。他にも吉村知事は有言実行をしていて信頼を勝ち取っているので、維新のイメージがいいから」(20代・女性)「一番国民の声に耳を傾けてくれそうだから」(70歳以上・女性)■「ほかに選択肢がない」大差をつけ1位に選ばれたのは?立憲、維新と大きく差をつける313票を獲得し、1位に選ばれたのは自民党だった。これほどまでに不満の声が噴きあがるにもかかわらず、やはり日本の政権を担当できるのは現状「自民党」しかないとの見方が多くを占めた。結党以来、長く政権運営を務めてきた実績や、人材の豊富さを信頼する声があがる一方、今回自民党と選択した人の理由の多くが”消極的”なものだった。「他に選択肢がないから仕方なく」(30代・男性)「自民党に期待しているわけではないけど、他の政党を信じることが難しいため」(20代・女性)「自民党も相当酷いけど、それでも他の党が政権を取るよりはまだマシだろうから」(40代・男性)「野党があまりにもレベルが低いから。消極的に自民党しかない」(20代・男性)また、自民党以外に政権を任せることへの抵抗感は、民主党政権時代の“失敗”の記憶から生じているようだ。’09年に国民の期待を背負って立ち上がった民主党政権は、政権運営にてこずり支持率を大きく下げ、さらに東日本大震災も重なりわずか3年で幕を閉じた。「野党が政権を取ると以前の民主党のように今より更に景気が悪くなりそう。消去法で自民党」(60代・女性)「以前、民主党が政権をとった時の悲惨さをみると、自民党のままのほうがマシ」(40代・男性)「ほかの党ではできないと思う。いい例が民主党がダメでしたね。なんだかんだ言っても経験のない政党は無理」(70歳以上・男性)今の自民党に不満があっても、他に取る選択肢がないというのが有権者の本音のようだ。野党は、”政権を運営できないのではないか”という不安を払しょくし、実行力を見せていく必要があるだろう。■次の政権を取ってほしい党ランキング全順位【1位】自由民主党 313票「政権交代しなくてよいから」「他に選択肢がないから仕方なく」「政権運営の経験値だけは高いと思うから」「今の政権与党に不満はあるものの、それにとって代わろうという気概の感じられる野党も見当たらない感じを受けるため。」「野党が駄目すぎるので」【2位】日本維新の会 158票「自民党の政治に、長年の驕りを感じているので、日本維新の党に新しい風を吹き込んで、新しい政治を作ってほしい」「政党の姿勢が好きだから」「少しは新鮮味があると希望している」「暫く自民党で悪い状況になっているので、全て維新に賛成出来るわけではないが、一度やってもらいたい」「まだまだ力不足ではあるが、不正まみれの自民党を倒してほしい」【3位】立憲民主党 116票「はっきり言ってどこの政党が良いかわからないし、期待もない。自民党のあぐらをかいている体制は不安しかない。」「自民党よりましで、それなりの経験があるから」「自民党ばかりでなんか変わってほしい」「過去の政権運営をみると、現状政権を握っている某政党よりも、より一般的な生活を送る人たちの目線で世間を見れているように思える人たちが多く所属している政党だと思うから」「現在の野党の中ではとりあえずそれなりのメンバーが揃ってはいる」【4位】国民民主党 59票「党首の玉木さんの政策が一番ましだと思うから」「政策に共感できるから」「一番現実的な政策を提案し、一番真面目にまともな質問をする政党だから」「比較的自分のイデオロギーに合うから」「最近、自民党寄りの動きを見せており、自民党政権をベースにして微調整していける野党が適当である。ただ単に、自民党政権を批判するだけの野党では、実際、何もできないと思う」【5位】れいわ新選組 53票「経済対策がもっとも理論的で、まともだから」「自民党は長期政権によるおごりがひどく、腐敗も進んでいるので論外。立憲民主党はなにかを変える力がない。政権をとることはありえないことではあるが、もしも取れるならばれいわ新選組なら国会の腐敗を正せると思った」「減税を真剣に考えている政党だから」「庶民の気持ちを一番代弁していると思うから」【6位】参政党 42票「演説等を拝聴して自分の考え方と合致すると感じる部分が多いから」「日本を強くしてほしいから」「自虐史観からの脱却と積極財政への転換を掲げているから」【7位】公明党 32票「以前から応援している。人を大切にする党だと思う」「真摯に国民の為に議員一同、頑張っておられる姿が見れるから弱い立場の人に寄り添ってくれていると思う」「自民党は国民を利用しているだけで国民の幸せを考えていないような気がする」【8位】日本共産党 30票「党の力はないが、言っていることは一番まともなことを言っている気がする」「現代社会の諸矛盾・諸問題を解消するためのショック療法を期待して」「前にアンケート答えたら丁寧に家まで挨拶来てくれた」【9位】みんなでつくる党 19票「自民党以外ならなんでもいいから」「諸派党構想、NHK問題などがユニーク。子育て政策が強力であり、少子化問題に大きな期待持てる。自民党と似た政治思想であり、極端に変わるわけではない」【10位】社会民主党 8票「福島みずほの一人ひとりが主人公なんだという言葉にひかれたから」「一番人権問題に対するスタンスがしっかりしているから」【10位】日本保守党 8票「国のこと国民のことを大切に国力をつけるという理念」「国民のための政策をしてくれそうだから」その他 172票調査対象:20代以上1000人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年12月03日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。今回は、妻の意外な一面を知ってしまった夫の話。ふだんは優しくても、とっさに取った対応が本心だったりするよね……。【人間まおから一言】昔付き合っていた彼氏が、ちょうど来た電車に乗るために階段を三段飛ばしでホームまで疾走して、自分だけ乗って行ってしまったことがあったなぁ。山手線だからすぐ来るのに何で?って思いながら1人で帰りました。>前回:9コワ目「玄関のドアポストが怖くなった話」【PROFILE】人間まお‘18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2023年12月02日「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に、またしても神田正輝(72)の姿はなかった。欠席はこれで3週連続。共演者の松下奈緒(38)はオープニングで冒頭のように語った。11月18日の欠席では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」との本人コメントが読み上げられ、25日放送でも松下が「神田さんは今日も体のメンテナンスでお休みとなります」とアナウンスしていた。今回は当初の「すぐ」から「しばらく」と変化しており、心配の声が上がっている。「神田さんは97年に『旅サラダ』のMCに就任。’21年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝した直後も、休まず生出演を続けてきました。昨年3月におこなれた『旅サラダ』のイベントでは『僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張ります』と語っており、強い決意をもって臨んでいました。それだけに今回の長期休業には、業界関係者からも『神田さんは大丈夫なの?』との声が相次いでいます」(芸能関係者)今年に入ってからは、健康不安も囁かれ始めていた。「放送のたびに神田さんのやせ細っていく様子や、白髪の急増を心配する声がSNSで続出していたのです。”激やせ”についての指摘は、毎週のように上がっていました。8月中旬に『女性セブン』の直撃に応じた神田さんは、“1年半前からファスティング(※一定期間食事を断つこと)をしている”と健康をアピールしていました。ただ番組内でもその声は弱々しく、共演者に聞き返される場面も見受けられました」(前出・芸能関係者)本誌も7月下旬、大阪で『旅サラダ』に生出演するため羽田空港に向かう神田を目撃。35度を超える猛暑のなか、黒いマスクとキャップで顔を覆い、白いジャケットを羽織る姿が印象的だった。近年では『旅サラダ』が唯一のレギュラー番組となっており、俳優業は引退状態となっていた。その裏では、ある“異変”も漏らしていたという。「18年の『下町ロケット』(TBS系)に出演して以降、神田さんは俳優の仕事をしていません。関係者には“セリフが覚えられない”と漏らし、オファーも断っているそうです。趣味の車もほとんど乗っていないといいます。そんななかでも『旅サラダ』だけは頑張っていたのですが……。神田さんは、沙也加さんの三回忌となる12月までは司会を続けたいと考えていたそうです。『しばらくお休み』となってしまいましたが、元気に復帰してくれることを多くの人が待ち望んでいます」(別の芸能関係者)ネット上でも神田の体調を慮るとともに、応援する声が続出している。《しっかり休んでほしい》《また元気になって復活を期待してます》《神田正輝さんお大事に。そして、復帰を願っております》
2023年12月02日昨年からイルミネーションを一変させ戸惑いの声も…語った意図「秋葉原じゃない」12月に入り冬も本番に。そんななか東京・秋葉原にあるイルミネーションが注目を集めている。11月15日から12月25日まで大規模複合ビルの秋葉原UDXで開催される「winter illumination 2023」。同施設の西側街路樹外側では“19本の木々にLEDテープライトを用いた未来的なイルミネーション装飾”が実施されている。今年のイルミネーションは、メディアアーティストで筑波大学准教授の落合陽一氏(26)がプロデュースしているのだが、SNS上ではこんな声があがっているのだ。《秋葉原のイルミ去年とカラーが違いますね》《…何があったんだ今年は笑》《今年の秋葉原のイルミ控えめ?》というのも、木々にところせましと無数のLEDライトが付けられた、多くの街中で見かける一般的なイルミネーションだった昨年に対して、落合氏が手掛けた今年は、流線形のライトが不規則に木々に巻き付いたような形に。昨年から大きく様相を変えたことから、戸惑っている人がいるようだ。プレスリリースによると、今年のイルミネーションのコンセプトは《東京・秋葉原という現代的な日本文化の特異性と古代からの伝統的な慣習との対話を試みる作品》だという。“秋葉原近隣に住み、秋葉原を愛している”という落合氏。11月21日に自身のXで従来のイルミネーションとは違う理由を綴っていた。《街路樹の「形の通り」に「丁寧につぶつぶをくっつけて星の形とかキラキラとかつけて,色違いに光ったりして,おまけにど真ん中にUDXとか光ってるとかテンプレの木のオブジェが光る」なんて絶対「秋葉原」じゃないだろ.》SNS上ではそんな落合氏の新解釈なイルミネーションを称賛する声もあがっていた。《凄く秋葉原愛を感じた》《落合陽一氏の作品らしい》《令和の絶対矛盾的自己同一的イルミじゃない?》《秋葉原UDXのイルミ綺麗だった。》
2023年12月02日4年ぶりの主演映画第II弾『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)でも話題のGACKT(50)。彼の20年ぶりの続編自伝となる『自白II』(光文社)が先月22日に刊行された。もともと初の自伝『自白』が発売されたのは03年9月のこと。「神秘のアーティストが初めて明かした謎の半生」が反響を呼び、累計10万部を突破するベストセラーとなった。03年8月5日発売号の本誌インタビューでは、1999年について振り返っている。1月に彼はMALICE MIZER(以下、マリスミゼル)を脱退。6月に同バンドのドラムス・Kamiさん(享年27)がくも膜下出血で亡くなっている。自伝『自白』にも収録された当時の“自白”を再編集して公開する――。■夏に入る直前だった。撮影中にいきなり気分が悪くなった。目眩がして、立っていられない。直感的に思った。身内に何かあったんだ……。僕は身内全員にすぐに電話を入れた。皆、無事。何事もなかった。でも、モヤモヤした気分は少しも消えない。身内が亡くなるとき、いつも起きる現象だった。だから、また誰かが死んだんじゃないかという不安があった。でも、誰なのかはわからない。ただ、ただ、苦しい。呼吸が乱れて息苦しく、普通に生活ができないレベルになってしまう。虫の知らせのようなものだと思う。そのあと、僕はマリスミゼルのメンバーとつながりのある人間に電話を入れた。メンバーは無事か?という僕の切羽詰まった問いに対して、答えは「今日、会いましたけど、元気でしたよ」というものだった。それでも不安は消えなかった。もっとマリスに近い人物にも会いに行った。夜中だったが、メンバーが無事かどうかをすぐに確認してくれると、言ってくれた。でも、結局、連絡は来なかった。それから1週間後だった。Kamiの死が公表された。後でわかったことだけど、僕の気分が悪くなったのは、Kamiが亡くなった直後のことだったらしい。Kamiの死は、結局、回り回って友達から聞くことになった。すでに、葬儀も終わっていた。ちょうどレコーディングの最中で、僕は、スタジオにこもっていた。全く何も手につかない。でも、やらなきゃいけない。自分にそう言い聞かせていた。やらなきゃおかしくなりそうで……。すごい後悔が残っている。なぜ、僕は直接、Kamiに電話をしなかったんだろう。間に人を介するのではなく、なぜ直接、Kamiと話そうとしなかったんだろう。僕はまだ、大人になりきれていなかった。大人になるということは、たとえ、感情をむき出しにしてぶつかりあっても、そのあとで、相手を受け入れることができるかどうかだと思う。子供はぶつけるだけで終わり。そこで、関係は途切れてしまう。でも大人であれば、感情の嵐が過ぎ去ったあとで、冷静に事態を見つめ、自分自身を客観視することで、相手を受け入れる態勢がとれるはずだ。あのころの僕には、それができなかった。都合のいい解釈を見つけ、本気でぶつかり合うことをしなかった。そこに、相手に対する遠慮があった。それ以前にも、イヤな予感は何回かあった。そのたびに、僕は、Kamiとの間に入っている人と連絡をとったが、とうとうKamiに直接、電話をすることはなかった。互いに子供っぽい意地と遠慮で、僕らは電話ができなかったと、今では思う。でも、もし、すぐに電話をしていたら……。もしかしたら、僕にも何かできたのではないだろうか。すごくおこがましいかもしれない。もう、取り返しのつかないことだ。でも、もし、あのとき、直接、話ができていたら……。■僕が頑張ることが、彼の生きた証しになる。その後、Kamiの実家に行ったんだ。最初は、彼の誕生日、2月1日だった。Kamiに会いたいと思った。Kamiの墓に行きたい。僕は葬儀にも出られなかったから、手を合わせたかったし、とにかく会いたかったんだ。実家のある町は知っていたけれど、家がどこかは全く知らない。だいたいこのあたりに住んでいるということだけ聞いて、僕は車を走らせた。そして、近所の……といっても、田舎だから、かなり広い町だけれど、あちこちの家のインタホンを押し、人を探しているんです。こういう人を知りませんか? このあたりに住んでいると聞いたんですけど。などと、聞いて回った。朝、東京を発ち、昼ごろ、茨城に着いて、ずっと探し回った。ようやく住所がわかって家にたどり着いたのが夜7時ごろ。玄関を開けたとき、わかりますか?と、聞いていた。お父さんもお母さんも、ライブに来たことがあったから、僕のことは、すぐわかった。よく来てくれました。とにかくあがってください。そう言って、家の中に招き入れてくれた。家族みんなで夕食に出て、鍋をつつきながら、お父さんもお母さんも、いろんな話をしてくれた。僕の知らなかった子供のころのKamiの話もいろいろ聞いた。そして、こう言ってくれたんだ。「まだ、忘れられないけれど仲間が頑張ってくれることが、あの子が生きた証しだから」それを聞いて、とても救われた気がした。僕が頑張ることが、彼の生きた証しになる。以来毎年、僕はKamiの誕生日と命日には、彼の実家へ顔を出している。「いつでも遊びにおいで」というご両親の言葉に甘えて。最初の年は、大勢、お墓参りに来てくれていた。命日にしても、誕生日にしても。あれから4年、どんどん人が来なくなった……。来たから、どうこうということじゃない。お墓参りをすれば、Kamiが喜ぶというわけじゃないんだろう。でも、僕には皆がどんどん……、あいつのことを忘れていくように思えて……それが、すごく辛い……。もっと頻繁に、彼の墓へ行けるといいんだけど、結局、命日のときと誕生日のときになってしまっている。でも、そのたびに、お父さんもお母さんも歓迎してくれて、今では、自分の親のような感覚なんだ。ご両親のほうも、僕を実の子供のように思って、僕にKamiの姿をダブらせているように思う。僕は今もずっと、Kamiの果たせなかった夢を追い続けている。それがKamiがこの世に存在し、生きた証しだ。Kamiは今も僕の中に生きている――。■GACKTは今年2月にも、Kamiさんの墓前で手をあわせる姿をインスタにあげていた。今回刊行された続編自伝『自白II』では波瀾万丈のアーティスト人生を歩んできた彼が50歳となった今、20年の沈黙を破って後半生を振り返っている。遺書を20通書いた活動休止期間の苦闘、主演映画『翔んで埼玉』の舞台裏、個人71連勝中のバラエティ番組『芸能人格付けチェック!』の葛藤、先輩アーティストたちとの華麗なる交流録、実業家として億単位の負債、最後の恋など仕事と私生活を自ら明かしている。
2023年12月02日「不安はいっぱいだったですけど、本番前にはそれもなくなって、あとはやるしなかないなと。終わった瞬間はほっとしましたが、明日も明後日もあるしと思っていました」宅間孝行氏(53)が作・演出を手掛けるタクフェス第11弾「晩餐」。その大阪公演初日の感想を明かすのは、主演を務める永井大(45)だ。「晩餐」はもともと石黒英雄(34)が主演を務め、10月7日に埼玉で開演していた。だが10月15日の仙台公演後に石黒の胸部に疲労骨折が見つかったため降板し、11月16日にスタートした大阪公演では永井が主演を引き継いでいた。今回の主演抜擢の舞台裏を永井は明かす。「10月25日か26日ごろにマネージャーから連絡をいただきました。大阪公演まで1カ月弱ほど時間があって、急遽伝えられたときはどの役かもわかりませんでした。宅間さんがやっていらっしゃるのは知っていたのですが、この話をいただいいて、『マジですか?やらせてください』とは言いましたが、『ところで役はどこですか?』と聞いたら主役と言われて、『え?』と驚きました。日程的にどうなのかということが頭をよぎったのですが、それよりもやらせていただきたいという気持ちが強くて『やります』と。それがスタートでした」出演を決意した時点で公演の約3週間前。それからは息もつかせぬ日々だったようだ。「10月末に台本をデータで送っていただいて、2時間半弱ある舞台なのでけっこうな量がありました。10月31日に正式に主演を務めることが決まって11月2日に発表するとと言われました。その数日前には『今だったらやっぱり無理ですと言えるかな』と少し思っていました。そのくらいセリフの量が多く、かけあいもあって、テンポも速いしのでどうしようかなと。毎日頭の中で舞台のことばかり考えてしまって、不安のあまり2時間くらいしか眠れませんでした。でも最後は“やるしかないな”と覚悟を決めました。それからは怒涛でしたね。11月4日から稽古が始まり、ヒロインの方と「はじめまして」の挨拶をさせていただいて。そこから全員とお会いできたのは11月9日でした。15日に大阪に入って初めて、物を使った稽古をして、それまでは舞台で使う小道具は劇場から劇場に送られていたので、エアで稽古していたんです。衣装合わせはありませんでした。幸い石黒さんと衣装のサイズが同じくらいだったので」同公演は、“幼いころ亡くなった母に会うため、おっさんとおばはんが60年後の未来からタイムマシンでやってくる”という家族愛がテーマの物語。’14年に女優の中越典子(43)と結婚し、’17年に長男、’18年に長女が生まれている永井にとって、家族の存在は支えになっているようだ。「今回の台本の最初のページに僕は“絶対にできる!!”と書いたんですけど、そのとなりに長男が“パパならできる”と書いてくれて、長女も“できる”と。さらに上のほうに妻も“できる”と書いてくれて、台本を広げるたびにこれを見て稽古に臨んでました。子供はけっこう好きな方だったんですけど、自分の子供となると格別というか。毎日おむつかえたりミルクあげたりして時間を共にしているうちに愛情が芽生えてきて、立って歩くようになると愛おしさが、それこそ“目に入れても痛くない”と言いますがその通りですね。この子たちを育てあげなくてはならないという使命感もありますし。家族は大切なチームであり仲間です。この経験があるから、今回の役作りの助けになっていると思います。親になった経験があるから自分の中で演じやすい部分もありますね。人を愛して結婚したいという気持ちになったことを経験していますし、そういう感情的な部分は違うかなと」12月に名古屋公演と東京公演を控える永井。最後に見どころを語ってもらった。「前半はふざけて楽しい笑える場面が多いのですが、中盤から後半にむけて涙するようなお話しになっているので、後半へむけての出演者の演技を観てほしいです。同じ作品の中でも別の作品を観ている感じがすると思います」
2023年12月02日『仮面ライダーセイバー』で主人公に抜擢されてから3年、俳優・内藤秀一郎(27)のファースト写真集が12月1日に発売。本誌では初出しアザーカットを特別公開!本人もお気に入りだというベッドでの寝起き姿や、色気あふれるシャワーシーンなど、ライダーとしての内藤とはひと味違った一面が見られる。タイでの撮影は連日気温38度を超え、ハードなスケジュールだったにもかかわらず常にご機嫌な姿に、スタッフ一同癒されたという。プールロケの裏側ではマネージャーに水をかけてはしゃぐ、やんちゃな一面も。写真集でさまざまな表情を見せてくれる内藤の、今後の活躍が楽しみだ。【PROFILE】内藤秀一郎’96年5月14日生まれ。俳優の登竜門とされる『仮面ライダーセイバー』で主演を務める。『マイホームヒーロー』(TBS系)など、数々のテレビドラマに出演するネクストブレーク俳優。
2023年12月02日5年前に引退した安室奈美恵(46)の楽曲が、突如サブスクリプションサービスから消え、全国の中古品販売店やレコードショップでCDが品薄になっている。そこで本誌は、30代以上の女性400人にアンケート調査を実施。「いまだからこそ聴きたい安室奈美恵の人気曲」を尋ねた。第3位に選ばれたのは、95年の『TRY ME~私を信じて~』。MAX松浦プロデュースでユーロビート路線第一弾として注目されたが《プロモーションビデオがクールで好き!》といったアムラーからの人気が高かった。第2位は16年のNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソングにもなった『Hero』が、《つらいときに励まされる》《元気が出る》などの理由から選ばれた。そして、栄えある第1位に選ばれたのは、97年の『CAN YOU CELEBRATE?』。《『バージン・ロード』を思い出すから》《友人の結婚式で流れていて、とても印象に残っている》《安室ちゃんを好きになるきっかけになった曲だから》《当時この曲を聴きながら通勤していた》と、多くの人の思い出になっているようだ。サブスクから消えても、安室ちゃんの歌声は永遠に!アンケート結果は以下の通り。1位『CAN YOU CELEBRATE?』(1997年)36.5%2位『Hero』(2016年)11.4%3位『TRY ME~私を信じて~』(1995年)8%4位『SWEET 19 BLUES』(1996年)7.4%5位『Don’t wanna cry』(1996年)5.7%6位『Chase the Chance』(1995年)4.7%7位『Love Story』(2011年)3.7%8位『NEVER END』(2000年)3%9位『Body Feels EXIT』(1995年)2.7%10位『a walk in the park』(1996年)2.3%10位『GIRL TALK』(2004年)2.3%※30代以上の女性300人を対象に、クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用して調査
2023年12月02日10月13日に発売された声優・俳優 津田健次郎の写真集『ささやき』。発売から1カ月を待たずに重版が決定するほど、人気がとどまるところを知らない。アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』『呪術廻戦』など人気作の声優として活躍し、近年はNHKドラマ『大奥 Season2』への出演など、俳優としてもキャリアを重ねている津田。蔦屋書店で行われた写真集のトークイベントには、歴代記録を塗り替えるほど申し込みが殺到。長年の声優ファンのほかにも、近年の俳優業でハマった人も多く、SNSでは《男性写真集を初めて買った!》という男性の声もあり、世代や性別を超えて人気なことが窺える。そんな話題の写真集の担当編集が語る撮影エピソードには、津田の人間力の高さがあふれていた。「撮影中は、すべてのスタッフを優しく気遣ってくれただけでなく、道行く人にも気さくに挨拶をされていたんです」また、あらゆる役を演じてきた豊富な経験は、静止画でも存分に発揮された。「カメラを向けると、スタッフが何も指示せずとも表現力豊かに動いてくれます。より素に近いカットが撮れたのは津田さんのおかげ。同性スタッフからも『色気がすごい……』という声が思わず漏れ、撮影が終わるころには、皆がとりこでした」と明かした。12月6日発売の豪華版セットも、津田のこだわりがさく裂!目玉となっているスペシャルオーディオコメンタリーは、ほぼ津田によるディレクション。耳元でささやいているような仕様で、心が温かくなりそうだ。文庫版『つだ文庫』も、本好きな津田がデザインにも力を入れている。年を重ねるほどに、ますます魅力が増している津田、これからも多方面での活躍を見たい!
2023年12月02日12月1日、年末恒例の「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。ノミネートされた「生成AI」「チャットGPT」「蛙化現象」といった強力なワードを抑え、年間大賞に輝いたのは「アレ(A.R.E.)」。阪神タイガース・岡田彰布監督が、リーグ優勝を表す“隠語”として使っていた言葉で、38年ぶりに日本一に輝いたこともあって、選ばれた形だ。2021年の「リアル二刀流/ショータイム」、2022年の「村神様」に続いて、3年連続で野球用語が年間大賞に選ばれることに。野球ファンを中心にこの選出には、《今年は日本の野球が大活躍したので大賞は当然でしょう》《おーん。そらそうよ》と喜びの声が。そのいっぽう、こんな声も……。《今年の流行語大賞はA.R.E… 全然流行った感ないし、流石に3年連続野球用語は審査員の趣味出過ぎでしょ 無意味無意味》《なんか大賞発表になったっぽいけど、やっぱり野球関係か。流行語大賞じゃ無くて、なんかそれっぽい審査員が選ぶ何聞いた事のある好きなワード賞にした方が》(原文ママ)《そもそも、最近の流行語大賞は選考員の意向や好みが透けて見えるし、一般大衆とはかなり乖離がある》3年連続で野球用語が大賞を受賞したことに、世間との“ズレ”を指摘する声が少なくないのだ。「就任1年目でリーグ、日本シリーズともに優勝させた岡田監督の手腕は間違いないですし、阪神が大きな話題を呼んだ年であることは疑いようがないでしょう。ただ、『アレ』に関しては野球ファンの間で広まっている印象が強く、これまで年間大賞を獲得した『倍返し』『爆買い』『3密』のように、お茶の間まで広く浸透した言葉かと言われれば疑問が残るのも確かです。使われるシチュエーションもかなり限定的ですしね」(WEBメディアライター)また、審査員の顔ぶれについても疑問の声が。ノミネート語から選考委員会がトップテンと年間大賞を審議して選ぶ形となっているのだが、その審査員を務めるのが次の6名。言語学者で杏林大学教授の金田一秀穂氏(70)、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子氏(49)、俳優・エッセイストの室井滋氏(65)、お笑い芸人のパトリック・ハーラン氏(53)、漫画家のやくみつる氏(64)、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子氏。各界で確かな実績を持つ顔ぶれであることは間違いないが、大塚氏を除く著名人5名の平均年齢は60.2歳。さらに、審査員の“知識”についても疑問の声が。ナイツの塙宣之は、今年5月に『ラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)の中で、やくみつると会った際に、今年話題を呼んだNetflixの相撲ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』について質問したエピソードを披露。しかし、やくからは「Netflix?なんですか?」と返されたことを明かし、「ボケだと思ったんすけど、本当に、ITがわかってない。なんでそんな人が流行語大賞のあれ(審査員)、やってるんだ?」と疑問を唱えていた。そうした背景もあって、《このごろ流行語大賞が野球野球しすぎていて、さすがに飽きてきた。 いい加減マンネリだし、Netflixも知らないような人間が審査員を務める賞レースなんて廃止しちゃえばいいのに》と指摘する声もあった。
2023年12月02日年末に向けて1年を総括する動きが活発化するなか、「モデルプレス」が11月30日に同メディアの独自調査による「今年の顔」を発表。若者から人気を集める、あの(年齢非公表)やYOASOBI、ドラマ『VIVANT』(TBS系)で脚光を浴びた富栄ドラム(31)などが名を連ねた。クリエイター枠では、中学生YouTuber集団「ちょんまげ小僧」の他にもう1組。5人組YouTuberグループ・コムドットだ。「YouTuberの枠に捉われない、多方面での活躍が評価されたようです。CMやテレビ出演だけでなく、リーダーのやまとさん(25)とゆうたさん(24)は『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で100kmマラソンにも挑戦。10月1日には、結成5周年を記念した卓上式カレンダーが発売。コムドットはサイン入りカレンダーを1万人以上に手渡し、ギネス世界記録を達成させました。来年1月には、やまとさんのソロ写真集『LUCY』(講談社)も発売されます」(WEBメディア記者)快進撃を続けるコムドットだが、“日本を獲る”にはほど遠い出来事もあったようで……。ファミリーマートの一部店舗では、10月1日から11月30日まで「くじスクエア コムドットくじ」を発売。当初は1回770円(税込み)だったが、売れ行きが芳しくなく徐々に値下げされたというのだ。「『コムドットくじ』を購入すると、メンバーの顔写真が入った景品がもらえます。3回購入すればオフラインイベントの参加抽選に応募できるので、ファンにとっては嬉しい企画のはず。ところが、期限が迫っても売れ残っていた店が何件もあったようです。『Smart FLASH』の報道では、ファミリーマートの店員が“店長の判断で400円に値下げした”と明かしていました」(週刊誌記者)そんなコムドットといえば、7月にチャンネル登録者数が400万人を切ったことも波紋を呼んだ。「2人組YouTuber・平成フラミンゴとのイベント契約をめぐるトラブルが、6月に表面化。物議を醸したやまとさんの“強気発言”も、登録者数が減ってしまった一因だと見られています。9月には動画の撮影場所である都内マンションで、“騒音トラブル”を起こしていたと報じられ批判が殺到。同月下旬には登録者数が386万人にまで減り、12月1日時点では381万人に。緩やかに減少傾向が続いているようです」(前出・WEBメディア記者)こうした凋落は登録者数だけでなく、再生回数にも及んでいるようだ。本誌がコムドットのYouTubeチャンネルを調査したところ、’22年1月1日~12月31日までに配信された動画は合計282本。総再生回数は88,870万回で(※YouTubeに表示されている再生回数を合算)、1本あたりの平均再生回数は約315万回となった。しかし、今年は前年を大きく下回っているのだ。まず、1月1日~11月30日までに配信された動画は187本。総再生回数は37,227万回で、平均再生回数は約199万回にまで落ち込んでいた。昨年1月~11月までの同期間と比較しても、再生回数は前年比約46%と半分以下だった(12月1日時点)。あるITジャーナリストは言う。「コムドットの活動をめぐっては、8月に迷惑系YouTuberから撮影場所を特定・拡散されるなどの被害がありました。やまとさんは何者かに殺害予告を受けたとも告白しており、グループの活動体制を整えるため一時活動を休止。ですがそうした事情を抜きにしても、再生回数は落ち込んでいるようです。今年に入ってからは、再生回数が100万回を切ることもしばしば。動画配信以外の活動が忙しいことも影響しているでしょうが、以前ほどの勢いは感じられません。YouTube自体が飽和状態にあるだけでなく、彼らの炎上騒動も尾を引いているのでしょう」コムドットのX公式アカウントには、プロフィール欄に《チャンネル登録400万人突破予定》と明記されている。やまとが宣言したように来年は「日本を獲る」年となるか、それともーー。
2023年12月02日12月1日、Softbankが公式Xにて新WebCMを公開。今年一躍人気となった中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」を起用し、話題を呼んでいる。学生服を着たちょんまげ小僧のメンバーが、ふざけながらキャンペーンの宣伝をするというもので、今年の流行語大賞にもノミネートした「ひき肉です」のフレーズも披露されている。そんな微笑ましいCMに、毒づく人物がーー。“元迷惑系YouTuber”のへずまりゅうこと原田将大氏だ。1日、原田氏はXで動画を引用した上で、こうコメントした。《ソフトバンクってこんな中学生YouTuberに仕事を任せるぐらい落ち目なんだな。明日解約してこよーっと》今年9月、原田氏はちょんまげ小僧のメンバーであるナマズに突撃している。人気YouTuberとはいえ、本名や住んでいる地域を明かしていない中学生に無許可で接触したことに「中学生相手に非常識」と批判が殺到することに。その後は、“謝罪をしている風”の動画を投稿した原田氏だが「馬鹿なリスナーが釣れた」と開き直る始末。その後《ちょんまげ小僧オワコンすぎんか?23時間前の動画が3000再生って。もう絡む価値ないからさようなら》と投稿していたのだが……。CM起用を受け、再度ちょんまげ小僧を批判した原田氏。この投稿にも《お前が言うな》《へずまさんより信用があるかと思います。(笑)》と批判の声が寄せられていた。
2023年12月01日6人の子どもたちを厳しく育てる様子を発信していたユーチューバー、ルビー・フランケ被告(42)が児童虐待の罪で逮捕されてから3カ月。夫のケヴィン・フランケさんがユタ州に離婚を申し立てた。PEOPLEなどが報じている。ケヴィンさんとの間に6人の子どもを持つルビー被告は’15年、YouTubeチャンネル「8 Passengers」(現在は削除済み)を開設。末日聖徒イエス・キリスト教会の教えを取り入れた育児や生活を撮影し発信し始めた。言いつけを守らなかった子に厳しい罰を与える厳格な子育てが耳目を集め、一時230万人を超えるフォロワーを獲得。しかし、行き過ぎた体罰が物議を醸し、やがて多くのファンが離れていった。当局を動かしたのは署名サイトでの嘆願だった。’20年、ルビー被告は当時15歳だった息子の一人チャドくんに対し、罰として寝室を出入り禁止にした上で7カ月間ビーズクッションの上で寝させていたと語った動画に批判が殺到。Change.orgにフランケ家を児童虐待で調査するよう呼びかけるキャンペーンが立ち上げられた。ルビー被告はそれまでにもしつけと称して、子どもたちの食事を抜いたり、ぬいぐるみの首をはねると脅したり、過酷なキャンプに送り込んだりといったことを行っていた。’22年、フランケ夫妻は別居しルビー被告は「8 Passengers」を閉鎖。コンサルタントのジョディ・ヒルデブラント被告と手を組み、メンタルトレーナーを自称して育児教室を主宰するようになる。また、Instagramでも「Moms of Truth(真実の母たち)」というアカウントをつくり、育児に関する考え方などを投稿。“良き母”のスタンスで情報発信を続けていた。しかし今年8月。ルビー被告の12歳の息子がヒルデブラント被告の自宅の窓から抜け出し、食べ物と水を求めて近所の家に駆け込んだことで事態は一変する。息子は栄養失調状態でやせ細り、両手足にはロープやガムテープが巻かれたような跡があったとBBCは報じた。当局が自宅を捜索すると10歳の娘も同様の状態で発見され、病院に搬送された。ユタ州ワシントン郡当局はルビー被告とヒルデブラント被告を逮捕、児童虐待の重罪で起訴した。二人は今も保釈金なしで拘留されている。ケヴィンさんはルビー被告に対し先月29日に離婚を申請。ABC NEWSによると裁判所は互いへの嫌がらせや、子どもの前で互いを誹謗中傷することなどを禁止する命令を出したという。
2023年12月01日国民民主党の前原誠司代表代行(61)が11月30日に記者会見を開き、離党届を提出したと発表した。同じタイミングで国民民主党に離党届けを出した、斎藤アレックス衆議院議員(38)、鈴木敦衆議院議員(34)、嘉田由紀子参院議員(73)と、無所属の徳永久志衆院議員(60)の計5議員で新党・教育無償化を実現する会を結成する。「政策本位で野党結集を進め、政権交代の選択肢を作ることが責務だ」と語り、意欲を燃やしていた前原氏だが、この新党結成のタイミングが物議を醸している。会見で記者からなぜ今新党を立ち上げるのかを聞かれ、前原氏はこう答えていた。「明確でありまして、我々衆議院議員はいつ解散になるかわからない。そしてそれを決めることができるのはただ総理だけであるということであります。したがって我々としては志を固めた時点でしっかりと政治決断をすることが大事だと思っています」“志が固まったから”と答えた前原氏だが、全国紙政治部記者は“タイミングがよすぎる”といぶかしがる。「前原さんの新党は、国会議員5人以上が所属する政治団体という条件を満たすことから、政党の政治活動の財源となる政党交付金を受け取る資格があります。この政治交付金は1月1日を基準日として交付額が決定されるので、このタイミングで新党を結成すれば、それに間に合うのです。たとえば、“剛腕”として数多くの政局を演出してきた小沢一郎氏が中心となり1994年に発足した新進党は12月10日に結成されていますし、現在は立憲民主党に所属している江田憲司氏が2013年に結成した結いの党は12月20日に結成されています。こうしたことからも永田町では、“年末は新党の季節”と言われて久しくなっています」ジャーナリストの門田隆将氏(65)は自身のXを更新し、《1か月後の1月1日に国会議員が5人以上いる政党には政党交付金が年間4回に分けて支給される。前原誠司氏の「教育無償化を実現する会」にも数億円?茶番も大概にせよ》と怒りを露にしていた。SNS上でも政党交付金狙いではとの指摘があがった。《「政党交付金」が、そんなにほしいの?政治家は、丸儲けだな。》《5人ってのが、政党交付金の要件にピッタリすぎて、交付金目当てと言われるのは当たり前でしょう》《この時期に五人。政党助成金目当てなのは明白だと思います。》《カネ目当て見え見え!》
2023年12月01日夜市に突如、俳優の松重豊(60)が現れたとして、台湾で大きな話題となっている。きっかけは、11月29日に台湾の掲示板サイト「PTT」に投稿された写真。饒河街夜市で撮影されたものとみられ、スーツを着た松重豊が米粉湯(ビーフンタン)の屋台に座っているものや、鞄を小脇にかかえて夜市を歩いている様子などが収められていた。カメラとみられる機材も映っていることから、掲示板上では松重が主人公の井之頭五郎を演じる『孤独のグルメ』(テレビ東京)の撮影ではないかと大盛り上がり。《おおおおお、今年の特集は台湾ですか?》《ああ!台湾第2章はあるのでしょうか?》《わぁ、五郎さんに美味しいものが食べられるといいですね〜楽しみです》同ドラマは、これまでにも海外出張編として台湾のグルメを紹介してきた。また、台湾でもリメイク版が作成されるなど、ドラマ自体への人気も高い。そして11月30日には、今年の大みそかに、「孤独のグルメ」のスペシャルドラマが放映されることも明らかに。7年連続で放送されている大みそかスペシャルは、「出張編」と題されることが多い。日本でもこの台湾のロケ写真をとりあげたXの投稿が話題となり、SNS上では放送を待ち望む声が相次いだ。《年末スペシャルで「孤独のグルメ〜台湾〜」してくれるのかと期待しちゃう!!!!》《おお!今年の大晦日はは饒河街觀光夜市なのかな?楽しみ!絶対胡椒餅食べると思う》《松重さん、五郎さんのファッションだから台湾グルメ編っぽい》《年末スペシャルで台湾行くんだろうな》
2023年12月01日物価高対策の柱として、政府は「ガソリン補助金」を’24年4月末まで続ける方針です。’22年に始まったガソリン補助金ですが、国などの会計を検査し適正な経理の実施を監督する会計検査院がある指摘をしました。11月7日の発表によると、’22年2月~’23年3月に国から支給されたガソリン補助金は1兆2千773億円。対してガソリンの小売価格の抑制は1兆2千671億円でした。つまり、約101億円の補助金が小売価格の抑制に使われていない可能性があるというのです。ガソリン補助金は石油元売り会社に支給され、元売り会社は補助金分を安くしてガソリンスタンドにおろす仕組みです。抑制額は当初1リットル5円が上限でしたが、上限は35円まで上がりました。その後、徐々に下がり、追加の増額や減額を経て、今の抑制額は明確ではありません。また、ガソリンスタンドには価格差もあります。現在レギュラーガソリンの全国平均は1リットル173.7円(’23年11月22日・資源エネルギー庁)ですが、地域によっては1リットル200円を超えることも。店頭価格では、補助が適正に反映されているかはわかりません。むしろ補助金の価格抑制効果を疑問視する声があったところに、冒頭の会計検査院の指摘です。私は腹立たしく思いました。というのも、もっと公平な補助金の仕組みがあるからです。たとえば、トリガー条項の凍結を解除すること。トリガー条項とは、ガソリンの高騰が続いたときガソリン税のうち1リットル25.1円を減税し、価格が安定すれば元に戻すというもの。明確な基準があるので、わかりやすく公平です。あるいは、ガソリンにかかる消費税を一時的にゼロにする。もともとガソリンは、価格の4割が税金です。ガソリンの本体価格にガソリン税などを加え、さらに消費税がかかっています。災害級の物価高の今だけでも、ガソリンの消費税がゼロになれば安心ですよね。公平なやり方があるのに、適切とはいえない現行のガソリン補助金を続けるなんて、政府には全体を見通せるブレーンがいないのでしょうか。石油元売り会社との癒着を疑われても仕方ありません。さらに会計検査院はガソリン価格の民間調査費、約62億円がムダだと指摘しました。資源エネルギー庁が実施中の調査とほぼ同じ内容だから不要だというのです。お粗末さにあきれてしまいます。国会では、約13兆円もの補正予算が審議中です。うち生活に関わるのは物価高対策の約2.7兆円と賃上げ対策の約1.3兆円で、合わせて約4兆円。補正予算全体の3分の1にも及びません。岸田首相は11月22日にやっとトリガー条項凍結解除の検討を指示しましたが、昨年も検討したものの実現しなかった経緯があります。生活は自衛しましょう。急発進、急加速を避けるエコ運転で、家計と命を守る運転を。
2023年12月01日12月1日、女優の井川瑠音さんが亡くなったことが分かった。31歳だった。所属事務所はホームページを通じて、《以前より体調不良で療養しておりましたが、2023年11月18日早朝に永眠いたしました》と報告。《応援してくださったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは大変残念でなりません》と、記している。生前にはライブステージ『艦隊これくしょん -艦これ-』シリーズや映画『東京リベンジャーズ』、ドラマ『クライムファミリー』(フジテレビ系)など、話題作に出演していた井川さん。今年1月に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリめちゃしんどい説」で仕掛け人のディレクター役で登場。事件解決に挑む“名探偵津田”ことお笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏(47)を支え、一躍人気に。井川さんが「ということは、どういうことですか?」と津田に推理を促すセリフは、SNSを中心に広く浸透した。11月8日には同企画の第2弾が放送。井川さんの出演はなかったものの、SNSでは前作の話題が再燃していた。井川さんも第2弾を視聴したようで、9日にXへこう投稿していた。《いつも応援してくださっている方々、そして大好きな番組#水ダウさんをご覧になって井川を知ってくださった方々。水曜日のダウンタウンさんや(大名探偵)ダイアン津田さんを含め、多くの皆さまの心にまだ井川瑠音の存在が残って忘れられていないことに大感動大感謝しております》《私情により現在お仕事動けずですが、忘れられないようまだまだ精進して参りますので何卒よろしくお願い申し上げます!完結編楽しみすぎて待ち遠しいです!》井川さんの訃報に衝撃が広がるなか、亡くなる直前の“異変”に注目が集まっている。「水ダウ」に出演していた当時は頬がふっくらとしていた井川さんだが、10月17日にXで公開した無加工の証明写真では頬がこけ、首もほっそりとした印象に。また同月28日に投稿した近影写真では、首筋や鎖骨がくっきりと浮き上がっていた。そのため、《直近の写真見たら病的な痩せ方してるね》《すごい痩せすぎている・・・》といった心配の声が。体調不良を明かすことなく前向きに活動してきた井川さんに、ネットでは惜しむ声が広がっている。《ウソでしょ… 井川瑠音さんが病気療養中のところお亡くなりに 激痩せしてたから心配だった 名探偵津田の最初のシリーズ以降応援してました》《とても楽しく拝見させて頂いておりました。 と、いう事はどういう事ですか?は名言です。忘れません。ご冥福をお祈りします》《これからもっと応援したかったけど、やっと心も体もゆっくりできるね。 癒しや頑張りを見せてくれて、ありがとう》
2023年12月01日11月中旬、神奈川県横浜市の閑静な住宅街。ある家の庭で、白髪を上品にまとめた女性が木製の椅子に腰を下ろしていた。草笛光子(90)だ。この日行われていたのは、草笛の主演映画『九十歳。何がめでたい』のロケだった。作家・佐藤愛子(100)が90歳になったのを機に“老い”や“現代社会”について、つづった同名のエッセイが原作。草笛は10月のクランクインとほぼ同時に90歳を迎え、「毎日老いと闘っていますが、90歳と闘ったら損。闘わないように受け入れて90歳を大事に生きてみようと思います」とコメントしていた。年を重ねてもなお女優業にまい進する草笛だが、’21年、インタビューでこう語っている。《実は、耳がよく聞こえなくなり、補聴器を使うようになった》(『婦人公論』’21年11月9日号)一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によると、補聴器をしている場合、「一般的な会話での声の大きさが60~70 dBですが、難聴の方の中には、それより少し大きな70~80 dBの音でも響いて聞こえることがあります。また正常の聴力であれば十分聞いていられる90 dBの音だと、聞いていられない程不快に感じることも難聴のある方の一部にいらっしゃいます」という。この日のロケで草笛は補聴器を着用していなかったが、スタッフは常に小声。近所で行われていた道路工事も一時的に止められ、静寂のなかで撮影が進められた。「通常、ロケではスタッフの大声が飛び交うものですが、草笛さんの耳に負担がかからないよう、スタッフも注意を払っているのでしょう」(制作関係者)草笛自身も、役を演じ切るために努力を欠かさない。「かねて草笛さんは、『女優をまっとうするのが私の人生』と話しています。生涯現役を貫くため、腰に8キロの重りをつけてスクワットをしたり、階段の上り下りをしたりと日ごろから足腰を鍛えているそうです。“毎朝生のセロリに塩をかけて食べる”という独自の健康法も長年続けているといいます」(前出・制作関係者)ロケ現場の沈黙が90歳の草笛をさらに輝かせるに違いない。
2023年12月01日6枚目のシングル『I Wish』が「オリコン週間シングルランキング」で首位を獲得し’23年のラストに花を添えた。『24時間テレビ』のメインパーソナリティーをはじめ大躍進&激動だった1年の最後に願うことって?クリスマスムードたっぷりな、なにわ男子の高橋恭平(23)&大西流星(22)。「きょろりゅちぇ」というコンビ名で親しまれる2人は、ふだんから“ケンカ芸”を披露するほどの大の仲よし♡ でも今回は、“ケンカ芸”を封印して、ラブラブショットを連発してくれた!大西:僕のほうが先輩だけど年下で、恭平が後輩だけど年上っていう複雑な関係(笑)。でも、お互いぜんぜん気を使わない仲だよね。高橋:うん。けっこうラフな感じかな。何より、ノリがすごく合うと思う。大西:いつも2人で“ケンカ芸”やっているもんね。よく知らない人が見たら、本当に仲悪いって思われそう(笑)。高橋:たしかに(笑)。でも実際は、けっこう仲いいからね。この間も、福岡のライブ終わりに、マネージャーさんと3人で、ごまさば食べに行ったし。大西:静岡でも一緒に浜松餃子食べたよね。お互いフットワークが軽いところが合っているのかも。――クリスマスをメンバーと過ごすなら、どんなことをしたい?高橋:みんなでスノボをやりたいな。大西:去年行ったじゃん!高橋:YouTubeの撮影でね。プライベートでも行きたいじゃん!大西:恭平と丈くん(藤原丈一郎)は、うまかったよね。僕は変な姿勢だったけど、一応滑れた(笑)。高橋:そういえば、去年のクリスマス当日は、7人で仕事してたよね。でもクリスマスっぽいこと何もやらなかった(笑)。大西:今年は、イルミネーションくらい見に行く?みんなで一緒に写真撮れたらエモいね!――最後に、新曲『I Wish』とかけて、今の一番の願い事を教えて!大西:クリスマスツリーがほしい!高橋:持ってないんや。大西:うん。飾り終わったらどこにしまっとくねんって感じで、毎年躊躇しちゃう(笑)。高橋:俺は、街中で見かける、あの電動キックボードに乗ってみたい。大西:あー!みんな、めっちゃ姿勢いいやつやろ?つい、「姿勢よすぎ!」って声が出ちゃう(笑)。高橋:それ、聞こえてたらどうすんねん。なんか、2人とも願い事が現実的やったな(笑)。
2023年12月01日たびたび問題になってきた米軍基地からの“発がん汚染水”の流出。だが、じつは基地周辺だけの問題ではなかった。あなたの住む街は?徹底調査!横田基地(東京都福生市)で今年1月、発がん性物質の有機フッ素化合物(以下、PFAS)を含む泡消火剤、約760リットルが流出していたことが発覚。11月14日付の東京新聞が報じて明らかになった。「何度も改善を求めてきたのに、やはり米軍は、日本人の命を軽視している」と憤るのは、「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」の代表、根木山幸夫さんだ。かねて、米軍基地が多い沖縄や横田基地周辺ではPFASを含む泡消火剤の流出事故が相次いできた。同会が実施した横田基地周辺住民への血液検査では、基地東側に位置する国分寺市や立川市、府中市などの住民の血中PFAS濃度が高い傾向にあった。しかし、PFAS汚染は基地周辺だけの問題ではなかった。11月だけでも、岡山県や静岡県などの河川から国の暫定目標値50 ng/L(ナノグラムパーリットル)を超えるPFASが検出され、全国的な問題に。PFASは、防水加工されたフライパンやカーペット、化粧品など、さまざまな日用品に使用されてきたため、PFASを扱う工場や産廃施設周辺でも汚染が明るみに出ているのだ。■基地周辺だけではない全国にあった“汚染水”「正直、基地周辺だけの話と思っていました。まさか自分が住んでいる地域が汚染されていたなんて」11月に設立された「大阪PFAS汚染と健康を考える会」事務局長の長瀬文雄さんはそう危惧する。大阪府摂津市の地下水からは、暫定基準値の520倍にあたる2万6千ng/LのPFASが検出されている。「摂津市は、ダイキン工業の工場(淀川製作所)があって、すでに製造は中止しているものの過去何十年もフッ素加工に使用する“PFOA”(PFASの一種)を製造していました。製造過程で生じる廃水が地下水や河川、土壌を汚染したと考えられています」(長瀬さん)当会では摂津市をはじめ大阪府民、約千人の血液検査を実施中だ。「先行して実施した摂津市民約80人の血液検査では、3分の1以上の住民から米国アカデミーの指標で“要健康観察”となる20 ng/mLを超えるPFASが検出されています」(長瀬さん)住民らと共に検査を行っている京都大学(環境衛生学)准教授の原田浩二さんはこう指摘する。「摂津市の場合は、とくにダイキン工業周辺の自家農園で野菜を作って食べている方の血液から高い濃度が検出されています。汚染された地下水を使用していなくても、周辺土壌に汚染が蓄積し、そこで作った農産物を通して体内に取り込まれる可能性があるのです」PFASの汚染が見つかったのは摂津市だけではない。今年10月には岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超えたPFASが検出されたことで、飲み水の利用制限が行われた。また、神奈川県や兵庫県、静岡県などでも、河川や地下水などで暫定目標値を超えるPFASが検出されている。「長年にわたって摂取した量が多いと、一定の疾患に罹患しやすくなる可能性が。PFASを扱っていた米・デュポン社は2005年、周辺住民に健康被害で訴えられたのですが、和解したあとで実施した周辺住民の健康調査では、腎臓がんや精巣がん、コレステロール値の上昇、妊娠高血圧症、甲状腺疾患などの疾患が増加していることが示されました」(原田さん)欧米では、10年ほど前から規制が進んでおり、アメリカの環境保護局は今年3月、PFASの種類で代表的な“PFOS”と“PFOA”それぞれの基準値を4ng/Lとする新たな規制値案を提示。しかし日本は、暫定目標値50ng/Lのままと出遅れている。「政府は早急に汚染地域の特定と環境対策、住民の健康調査をすべき。水俣病のような公害に発展しかねません」(前出・長瀬さん)前出の原田さんは「自宅の蛇口に活性炭フィルターを付けるだけでPFASの除去効果が期待できる」と言う。自衛の検討も必要かもしれない。
2023年12月01日病気とは無縁の人生でした。それはとてもありがたいことなのですが、体の不調に対しての感覚が全く掴めないため病院へ行くタイミングがわかりません。この歳になって、やたらとあちこち痛むようになったこの体。何もわからないまま悶々としていてもあれこれ調べては必要以上にネガティブになるばかりなので思い切って病院へ行ってみましたら、どこにも異常がありませんでした。どこにも異常がないのにこんなに辛いってどういうことなんだ。これが……歳をとるということ……!?崩れ落ちる私に夫がひとこと「ようこそこちら側の世界へ」
2023年12月01日歌手の大橋純子さんが’18年3月に食道がんを公表し、そこから約5年8カ月後の今年11月9日に帰らぬ人となった。国立がん研究センターが’19年に公表したデータでは、がんの5年生存率は前立腺がん98.8%、乳がん92.2%、子宮内膜がん82.2%と、医療の進歩により年々高くなっている。その一方、まだまだ生存率が低いがんもある。5年生存率が50%以下のがんは、大橋さんの命を奪った食道がんをはじめ、すい臓がん、胆道がん、肝臓がん、肺がん。肺がんとすい臓がんは、女性のがん死亡数で2位、3位と上位だ。これら5年生存率の低いがんは、ほかと比べてなぜ低いのだろうか。「一つは症状が出にくいこと。体の表面にできる皮膚がん、しこりなど触ってある程度わかる乳がんや甲状腺がんに比べると発見しにくいのです。また、生存率が低いがんは初期にはほとんど自覚症状がありません。特に肝臓、胆道、すい臓のがんは早期発見がまず少ないです。もう一つは治療が難しいこと。大腸がんは切除がうまくいけば治る可能性が高いですが、5年生存率が50%以下のがんは、見つかって手術をしても再発、転移して、完治させることが難しいのです」そう説明するのはがん治療認定医の佐藤典宏さんだ。■「5年生存率50%以下がん」は検査を定期的にするしか発見方法はないそんなにも見つけにくいがんだが、何か早期発見につながる手立てはないのだろうか。すい臓がんから見てみることにする。すい臓がんの相対生存率は9.9%。発症の危険因子は、家族に過去すい臓がん罹患者がいる、糖尿病、肥満、喫煙、コンビニ食が多いなどだ。不安があれば、肝胆膵内科や消化器内科を受診しよう。早期発見に役立つ検査は、超音波検査と血中アミラーゼ検査だ。「すい臓がんは女性に多いんです。このがんは、症状が非常に出にくいため、健康診断を受けるしか早期発見の方法はありません。すい臓は自治体のがん検診もないので、定期的に人間ドックやがんドックを受けてほしいです」(佐藤さん、以下同)危険因子のなかでも、特に糖尿病の人はすい臓がんのリスクが約2倍になるという。「危険因子に思い当たる60歳以上の人は、最低年1回は腹部超音波検査と血中アミラーゼ検査を。それですい臓がんがすぐ見つかるというわけではないですが、発見の糸口になることもあります」背中や腰が痛くなる症状もあるというが。「たいていの人は整形外科に行きます。それで骨のレントゲンを撮っても異常がない。整形外科だと内臓は見ないので原因もわからない。そのまま1年ぐらい腰が痛いとさんざん調べて、最後に結局すい臓がんだったということもあります。ですから腰が痛いときには内臓の病気かもしれないということも知っておいたほうがいいですね。そうすると早期に見つかるかもしれません」では未然に防ぐ方法はある?「予防法としては、欧米型の食生活がすい臓がんリスクを高めるため、肉や油を控えめにして、野菜中心の和食がいいでしょう」次に、胆道がんを見てみよう。胆道がんの相対生存率は28.6%。発症の危険因子は特徴なく、誰でもなりうる。不安があれば、肝胆膵内科や消化器内科を受診しよう。早期発見に役立つ検査は、超音波検査となる。「健診で偶然に見つかる以外には、早期発見が難しいがん。また、胆道がんになりやすい人の特徴というのがないので、余計怖いです。早期には症状もほぼなく、黄疸などの症状が出るころにはすでに進行している可能性が。50歳以上の人には人間ドックを強く勧めます」では肝臓がんはどうか。肝臓がんの相対生存率は37%。肝炎ウイルス由来の場合、性行為や血液感染が危険因子となる。脂肪肝由来の場合は、肥満や中性脂肪過多が危険因子だ。不安があれば、内科を受診しよう。早期発見に役立つ検査は、肝炎ウイルスの場合は保健所や献血。脂肪肝の場合は超音波検査や血液検査となる。「B型肝炎やC型肝炎に感染すると肝臓がんのリスクは上がります。血液製剤由来はもうほぼないですが、血液感染や性行為での感染はありえます。保健所や市町村から委託されている診療所、また献血でも肝炎ウイルスのチェックを無料で受けることができるので、心配がある場合は利用してみては」また、飲酒によるアルコール性の肝炎・肝硬変が原因のことも。「ただ、お酒をあまり飲まない人も、肥満やメタボで脂肪肝になり、NASHと呼ばれる非アルコール性脂肪性肝炎になりえます。これが最近肝臓がんの原因になっていると注目されています」■「肺がん」「食道がん」は特殊な検査をしてでも早期発見がカギ続いての肺がんも、早期では症状が出にくいので検診を受けるしかないという。肺がんの相対生存率は45.2%。発症の危険因子はヘビースモーカーであったり副流煙を吸う環境に長くいることだ。不安があれば、呼吸器内科を受診しよう。早期発見に役立つ検査は、低線量CT、全身MRI、自治体の肺がん検診などになる。「40歳以上は自治体の肺がん検診を無料で受けられます。肺がんには4つほど種類があり、そのうちの腺がんは女性に多く、たばこを吸わない人も発症するので50歳を過ぎたら検診をおすすめします」レントゲンに写らない小さながんの発見には、低線量CTや全身MRIという検査がいいそうだ。では最後の食道がんは、どう早期発見できるものか。食道がんの相対生存率は46%。発症の危険因子は酒、たばこ、65度以上の熱い飲食物など。不安があれば、消化器内科を受診しよう。早期発見に役立つ検査は、内視鏡検査、NBIなどになる。「のみ込みづらい、胸の奥がチリチリする、といった症状が出たら、それはもうステージ3や4に進行している可能性が大。心配があれば、大きな病院には特殊な光をあててがんを浮き上がらせるNBI内視鏡というものがあります。早期の食道がんも発見できる検査方法で、要注目です」アルコールで顔が赤くなる人やお酒が弱い人が毎日飲酒するのも、食道がんになりやすいという。そんなリスクの高い人こそNBI内視鏡検査ができる病院を選ぼう。「熱いコーヒーやお茶を飲む人も食道がんのリスクが高いです。朝急ぎがちな人は、氷を入れてぬるくして飲んでみてください」どのがんも、なりやすいかどうかの危険因子を知っておくこと。そのうえでリスク要因がある人は、検査代がかかろうが命には代えられない。定期的に検査を受けよう。
2023年12月01日「ずっと趣里ちゃんが震えながらリハーサルから泣いてらっしゃった。私は台本には明るく笑顔でお別れをするイメージだったし、気丈に振る舞っていたいなと最後まで思っていたんですけど、本番になるとどうしてもそれが抑えられなくて(涙が)あふれちゃった。こらえられなかった感じでした」11月24日、連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)でヒロイン・趣里(33)の母親・ツヤ役を演じた水川あさみ(40)が『あさイチ』(NHK)に生出演。ツヤが亡くなった涙のシーンの裏側を語った。NHK関係者は言う。「水川さんは大阪出身で実家もNHK大阪に近く、撮影終わりに実家に寄ることも多かったそうです。趣里さんとは7歳差ながら母親役を演じることに当初は戸惑いもあったとか。ただ、そんなことは微塵も感じさせない熱演で、朝ドラ前半戦を盛り上げてくれました」いまや演技派で知られる水川だが、10年前に女優として大きな転機があったという。「13歳で役者デビューした水川さんはキャリアを重ねるにつれ、周囲から演技のダメ出しを受けることがなくなり、閉塞感を覚えていたそうです。そのとき出会ったのが、大河ドラマ『江』(’11年)で共演した宮沢りえさん。姉妹役だったこともあり、宮沢さんの忌憚のない意見に水川さんは連日刺激を受けたそうです」(舞台関係者) 水川はかつて宮沢についてインタビューでこう語っていた。《1年間1つの役をやると、役を超えたところで感情が出ることがある。りえさん演じる茶々が亡くなるシーンでは、リハーサルからボロボロ泣いた。芝居でこんな気持ちになるんだと気付いて、意識が変わった。そんなとき、りえさんから『怖がることじゃないから、舞台をやってみなよ』と言われた》(デイリースポーツ’13年8月18日付)前出の舞台関係者は言う。「実は水川さんは22歳のとき、初めて舞台に出演し、“毎日同じセリフを言うと飽きる。私には向いてない”と思い込んでいたそうです。30歳となった’13年、尊敬する宮沢さんからの強い勧めで初主演舞台『激動』に挑戦。そこで、『稽古中にも裸で立たされてるみたいな感覚。自分にはこんなにも引き出しがない、何にもできない』と恐怖を感じ、いままでの演じ方を大変革。全身全霊で役に取り組むようになったと聞きました」水川は朝ドラのクランクアップ後、宮沢と食事会を開いていた。「水川さんは40歳、宮沢さんは50歳の節目にあたる年ということで合同誕生会を開いたそうです。来年2月からは舞台で共演もします。“宮沢さんから直接また指導を受けられる”と楽しみにしています」(前出・舞台関係者)“最愛の姉”宮沢からの助言で舞台であえて“裸”にされ、演じる恐怖と対峙した水川。宮沢との再共演で、さらに演技が進化しそうだ。
2023年12月01日’24年1月19日に公開予定の映画『ゴールデンカムイ』。漫画家・野田サトル氏による同名コミックを原作とし、明治後期の北海道を舞台に莫大な埋蔵金の争奪バトルを繰り広げるストーリーだ。主人公・杉元佐一役を山崎賢人(29)が、アシリパ役を山田杏奈(22)が演じるほか、鶴見篤四郎役を玉木宏(43)、土方歳三役を舘ひろし(73)が務めるなど錚々たる俳優陣が脇を固めている。続々とキャストや予告動画が解禁されるなか、11月6日には厳選された場面カットも公式サイトで一挙公開。雪原で佇む杉元とアシリパの姿などがおさめられており、衣装が綺麗な状態で写っているものもいくつかあった。しかし、原作ファンの中にはこの衣装の綺麗さに“リアリティに欠けている”と感じた人もいるようで……。一部SNSではこんな声が上がっている。《実写版金カム、俳優もアクションもいい感じなのに「メイクや衣装が綺麗すぎる」って点だけで期待値6割くらい持っていかれてる》《金カムの実写のキャスティング不安だったけど、今度は衣装が新品すぎて胡散臭そうで違う方向に不安になってるよ》《実写ゴールデンカムイ、面白そうなんだけどやっぱり普段から着てない感バリバリの小綺麗な衣装が気になる。汚したり皺つけたり出来なかったんだろうか》《実写版ゴールデンカムイ頑張ってるようで衣装がいつもの新品コスプレでガン萎えなんだよな》だがそのいっぽうで、他の作品を例に挙げて理解を示す声も。《首見て思ったんだけど、どうする家康とかゴールデンカムイとか、衣装がある程度綺麗じゃないと今度は泥やら垢やらで汚れてるのに血で汚れていないのが物凄く不自然になり、血を描写するとなるとR指定がかかるので、綺麗な衣装はなるべくみんなが見れるようにっていう配慮なのかもしれないな…》《ゴールデンカムイの衣装の件、確かに新品感は目立つけど、その時代の縫い方とパーツで一から作ったっていう点はめちゃくちゃ良いと思いました!》累計発行部数は2500万部を突破し、アニメ化もされた超人気漫画の『ゴールデンカムイ』。それゆえ実写化決定時から、誰がキャストに起用されるか注目を集めていた。「今年8月にキャストが解禁され、ファンの間ではおおむね“イメージ通り”との反響でした。ただ杉元役の山崎さんは、数々の名作漫画の実写映画化で主演を務めてきたため賛否を呼ぶことに。ですが公開されたティザービジュアルには、再現度の高さを称える声が多数上がっていました。時代背景や戦闘シーンが多いことから、衣服に汚れなどがついている方がリアリティを感じることができるでしょう。しかし激しい残酷描写が目立つと、鑑賞年齢を制限するR指定を受けてしまう可能性も。また俳優たちが身に纏う衣装には、作者の野田さんの思いが込められているようです。本映画は9月にXの公式アカウントで、《#アシリパの衣装は #野田サトル先生から 「原作ではこのようにしているが、 実写ではこうして欲しい」といった提案も》と明かしていました。アシリパの鉢巻きや手甲も、アイヌ工芸家の方が刺繡を施しているそうです。リアリティの追求よりも、少しでも多くの人にアイヌ文化や歴史に触れてもらいたいとの思いがあるのかもしれません」(映画ライター)公開まで残すところあと1カ月半あまり。衣装にまで注目が集まるのは、多くのファンが期待しているということだろう。
2023年12月01日