女性自身がお届けする新着記事一覧 (79/893)
「私は200食たべた」音楽に合わせて高らかに宣言するのは、タレントのアンミカ(51)。これは12月6日に公開された日清食品「どん兵衛」の新CMで、アンミカが陽気に歌い踊りながら魅力を伝えるもの。しかしこのCMを受け、SNS上では“不買運動”を繰り広げる人が続出する事態になっていた。アンミカのミュージックビデオ「アンミカーニバル」をオマージュし、狐に扮したアンミカが歌い踊るこのCM。公開されるとすぐさま「アンミカ」というワードがXのトレンドに入るほどの反響を呼んだが、もうひとつ気になるワードもトレンドに入っていた。「不買運動」だ。「どん兵衛」の公式Xには次のような声が寄せられている。《アンミカかよー!残念ながらもう買わない。安藤百福様もう日清食品は終わりました。》《主役は密入国者》《このご時世に不法入国をコンプライアンス上問題ないと判断する企業の製品を購入することは、購入側も不法入国を認めることに繋がり責任が伴うことになりますので、残念ですが今後御社の製品の購入は控えざるを得なくなりました。》「一部の人々がアンミカさんを“不法入国者”“密入国者”と決めつけており、『そんな人をCMに起用するなんて』と日清食品に失望しているようなのです。東京・港区のある女性区議もXで、CMの動画を引用した上で、『密入国者をCMに使う企業』と投稿し、波紋を呼びました。こうした不買運動も影響したのか、CM公開後の12月7日、8日は日清食品の株価が下落しています」(スポーツ紙記者)しかしアンミカは“不法入国”の事実を断固として否定している。「以前テレビ番組でアンミカさんの半生を再現VTRで特集した際、韓国出身のアンミカさんが一家で小舟に乗って日本へ向かうシーンがあったことから、“密入国した”と考えている人が多いようです。そもそもテレビでそんな内容を流すはずがないですし、11月下旬にThreadsで、一般のユーザーから《密入国したって本当ですか こんな素敵な方が嘘ですよね》という質問に対して、アンミカさんは《そんなわけないじゃないですか。この噂はどこからきたのか私も不思議でなりません!!》と真っ向から全否定しています」(スポーツ紙記者)いわれなき誹謗中傷が寄せられ、“不買運動”までもが繰り広げられる事態に。日清食品ホールディングスに見解を聞くと、「『日清食品グループ人権方針』では『すべての人の基本的人権を尊重し、個人の尊厳を傷つける行為は行わない』ことを定めております。弊社は、今後もこの方針にしたがって、広告宣伝活動を行ってまいります。」と回答があった。
2023年12月13日12月12日、お笑いコンビ「和牛」が2024年3月末をもって解散することを、所属する吉本興業の公式サイトを通じて発表した。水田信二(43)は解散のきっかけについて、《3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったこと》と明かしている。以後、《漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました》と相方の川西賢志郎(39)との間に溝が生じていたという。その結果、《お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました》とコンビの関係性が悪化してしまったと告白していた。また、川西も《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました》と遅刻が溝を深めたとコメント。水田の行動への不信感から、《徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》と苦しい状況に陥ってしまったという。実は、水田は’10年にも自らの遅刻をきっかけとして、“解散”を提案したことがあった。「和牛の二人は、’19年2月に『八方・陣内・方正の黄金列伝』(読売テレビ)に出演した際に、’10年に起こった解散危機について話しています。そのきっかけは、水田さん主催で、他の芸人を呼んで行うトークライブがあったのですが、夜の9時からのスタートにもかかわらず、水田さんが寝坊して遅刻したというもの。その様子を所属事務所の幹部が見ていたそうで、無期限謹慎処分に。それで、川西さんに申し訳ないとおもって解散を言い出したそうです」(芸能記者)しかし、川西は水田の謹慎がとけるのをじっと待っていたという。結果、謹慎は50日にも及んだ。たびたび芸能界でも話題になる“遅刻”。時間に遅れて周りに迷惑をかけるだけでなく、コンビの信頼関係も崩してしまうーー。事務所幹部の厳しい判断もそんな思いがあってのことだったのかもしれない。
2023年12月13日内閣不信任決議案という野党の「切り札」を切るか否か。自民党派閥による裏金疑惑をめぐり、野党第1党の立憲民主党が土壇場でようやく腹を決めた。臨時国会会期末の13日午後、単独で提出した。ただ、世論や他党の挑発にあおられた末の決断で、迫力のなさは否めない。5年間で5億円に上るとも報じられている「清和政策研究会」(安倍派)の裏金疑惑。渦中の政務三役は15人。松野官房長官、西村康稔経済産業相、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相に加え、副大臣5人、政務官6人だ。戦後最大級の贈収賄事件に発展したリクルート事件(1988年)にも例えられ、「大疑獄事件」の様相を呈してきた。「これほどのチャンスはもう来ない」(政治学者)という政局を迎えてなお、立憲は内閣不信任案の提出を躊躇していた。党幹部が公然と慎重論を唱えるほどで、12日までに提出されたのは松野官房長官に対する不信任案にとどまる。本丸の内閣に対しては読売新聞が「12日提出」と報じたが、結局不発に終わった。国会閉会がいよいよ13日に迫り、決断は泉健太代表に一任された。午前の参院本会議の審議を見届け、提出した。内閣不信任案を単独で提出できるのは、野党で衆院議員51人以上の賛同を得られる立憲に限られる。立憲はなぜ、その切り札を切れずにいたのか。一つが、東京地検特捜部の捜査が閉会後に本格化するとの期待からだ。不信任案の提出によって首相が衆院解散に踏み切った場合、立憲は「選挙妨害を理由に捜査に影響する」(幹部)と警戒していた。もう一つは、野党分断の影響だ。半年前の通常国会会期末。立憲は否決を織り込み済みで内閣不信任案を単独で提出したが、維新と国民民主に反対に回られただけでなく、会期末の「盆踊り」「茶番」とまで冷やかされた始末だ。さらに岸田首相がちらつかせた解散権を下ろしたのを見届けてからの後出し的な提出に「弱腰」と失望もされた。今回も維新、国民民主が賛成するか直前まで読み切れず、「出すときは本気で出さないと」(安住淳国会対策委員長)と歯切れが悪いままだった。内閣不信任案は、分立する立法府が行政府とせめぎ合うための特権だ。与党の反対多数で否決されるとしても、政権との対決姿勢を鮮明にし、野党第1党の存在感を高め、威信にもかかわる。提出理由を討論でき、世論の喚起にもつながる。決断を一任された泉代表は「世論がどこまで本気で岸田政権を倒す思いを持っているか」(5日配信のラジオNIKKEIのポッドキャスト番組)と言ったが、違う。「世論」ではなく、それはあなたたちだろう。(文:笹川賢一)
2023年12月13日「行動経済学を知ると、自分の不合理な判断パターンや行動のクセを知ることで、ムダな消費行動を避けることもできます。つまり、自分では賢く節約をしているつもりでも、行動経済学に基づくと、無意識のまま不要な出費をして損をしている場合がとても多いんです」そう話すのは、行動経済学に詳しいマーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克さん。行動経済学とは、心理学の要素を取り入れた新しい経済学のこと。近年では行動経済学の分野から多数のノーベル経済学賞の受賞者を輩出しており、その理論はビジネスだけではなく、さまざまな分野でも広く取り入れられ始めている。年末年始に向けて何かとお金を使う時期。売り手側も、あの手この手の心理戦で販売機会を狙っている。「レジ横に置いてあるお菓子をついついカゴに入れてしまう人は多いのではないでしょうか。あそこにお菓子コーナーがあるのは、初めに高いものを買おうとすると、後からそれより安いものにお金を払いやすくなる『感応度逓減性』を狙っていると考えられます。また、セールのとき、元の値段を二重線で消して、あえて元の値段がわかるようにしたうえで値引き後の値段を表示していますよね。これを見て、安くなっていると感じる人は多いのではないでしょうか。人はある数字を頭に一度植えつけられると、それと比較して高いか安いか判断してしまいます。これを行動経済学の用語で『アンカリング効果』といいます」(橋本さん、以下同)逆に、こうした行動経済学の理論を知っていれば、ムダ買いを防げるという。「人のお金の使い方は非合理的なものなんです。行動経済学を意識することで、自分の判断をコントロールできるようになり、軽率な買い物が激減します。ムダ遣いが減るだけでなく、満足度が高まり、買い物が楽しくなるはずです」家計管理に関する実態調査(2022年、松井証券)によれば、サブスクや“ご褒美ランチ”などムダ遣いと感じている平均額は月約2万1000円。このお金は貯蓄に回せる可能性大。行動経済学で、“ノーベル節約賞”を目指そう!
2023年12月13日《最後に会えて話せて良かった。(中略)88年の人生、お疲れ様でした。(中略)これからも天国から見守っていてね!》11月下旬、自らのSNSで母親の死を報告したのは、X JAPAN・Toshl(58)の長兄であるK氏だ。現在は海外で生活しているK氏だが、一時期はToshlの個人事務所の社長も務めていた。Toshlといえば、かつての盟友との“断絶”が再び報じられたばかり。「10月29日に大腸がんで亡くなったX JAPANのベーシスト・HEATHさん(享年55)のお別れ会が11月28日に行われましたが、Toshlさんは出席はおろか、供花も見当たらなかったと報じられています。バンドのリーダーであるYOSHKIさんとの不仲が尾を引いているとみられています」(スポーツ紙記者)千葉県出身で、幼稚園からの幼馴染であるYOSHIKIとToshlが中心となって結成されたX JAPANは、日本を代表するビジュアルロックバンドに成長。カリスマ的な人気を誇った。’97年の解散後は、セミナー主催団体によるToshlの“洗脳騒動”が巷を賑わせたこともあったが、’07年にX JAPANを再結成。団体とも訣別したToshlだったが……。「’18年9月30日に千葉県・幕張メッセで行われた無観客ライブを最後に、X JAPANは活動休止状態となっています。原因はYOSHIKIさんとToshlさんの金銭面をめぐるトラブルとも伝えられており、再結成は極めて難しい状態です」(前出・スポーツ紙記者)いっぽうで、Toshlは家族とも絶縁状態にあった。’20年1月、当時施設に入院中だった母親について、本誌がK氏にSNSを通じて取材を申し込んだところ、《(弟のToshlは)いま何を思っているか、おふくろにもまったく連絡を取らない状況で、こちらからも連絡が取れないのです》《(弟からは)脱洗脳後、まだ一度も私たち家族に、何の連絡もありません。(中略)生きているうちに、一目おふくろに会いに来てほしいのです》とのコメントを寄せた。(※当時、Toshlの所属事務所は「Toshlとお母様の間ではいまだに交流があり、面会が途絶えているものではない」と否定)それから3年が経ち、母親は再会の願いを果たすことができぬまま、この世を去ったという。本誌は再びSNSを通じてK氏に取材を申し込んだ。Toshlが母親の葬儀に出席したかという質問に関しては、《Toshlは今のところ、何も連絡来ていませんし、もちろんこちら(千葉県)にも来てません。(母の死についての連絡は)直接は出来ていませんが、知っているとは思いますが……》と回答(12月5日)があった。かつて、Toshlはインタビューで次のように語っている。《(セミナーにいたため)長い間父の死を知ることはできなかった。それが今も大きな悔いとして残っています。母や兄とは……現在疎遠な状態です》(『婦人公論』’14年9月22日号)Toshlが仲間や家族と再び心を通わせる日は訪れるのだろうか――。
2023年12月13日12月12日、政府は防衛力強化のための増税として、たばこ税のうち加熱式たばこの税負担を引き上げ、紙巻きと同じ水準にそろえる案を自民党税制調査会に示したことがわかった。しかし、このことを伝えるネットニュースのコメント欄やSNSでは批判的なコメントが相次いでいる。《は?またタバコ税上がるん?今度は加熱式のほう?増税する前にやることあるんちゃいますの?岸田さん!》《タバコは大嫌いだけどさぁ増税する前にお前らの無駄遣い解消してからにせーよ》《その前にまず自民党の裏金はどうなんだ?自民党の懐から出せよ》《増税増税と来てさらに裏金だからな。本当にたまったもんじゃない》《減税とか言いながらどこかからは増税ですものねぇ裏金国庫返金したら増税いらなくね》賃金が上がらないなかでの物価高にくわえ、社会保険料や税の支払いが家計の負担となっているなか、近頃政府をめぐって、あまりに不誠実な出来事が頻発しているためだ。「自民党の派閥では政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に適切に記載していなかったうえ、パーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を、議員側にキックバックし裏金化していたとみられています。党の最大派閥『清和政策研究会』(安倍派)に至っては、直近5年間で所属議員にキックバックした金額が5億円におよぶともいわれているのです。汚職を避けるために、政党に対しては税金を原資とした政党交付金が支給されています。今年は9つの政党に対して315億円超が、自民党には約159億円が交付されました。しかし結局裏金をつくるのでは、税を納める国民に対しあまりに不誠実ではないでしょうか。さらに谷川弥一衆院議員(82)は、追及する報道陣の質問に対し『頭悪いね』と逆ギレ。説明責任を果たすべき側がこのような発言をするのは、事の重大さを認識しておらず国民をなめているとしか思えません」(政治部記者)11月には、神田財務副大臣(当時)が過去に4回税金を滞納し、差し押さえまで受けていたことが発覚。政治家一人ひとりの“税”や“金”への不誠実な態度があらわになるにつれ、不信感は高まりつつあるのだ。さらに、国としての税の使い道にも疑問の声が多々あがっている。大阪万博の会場整備費は国、大阪府・市、経済界とで共に3分の1ずつ費用負担するが、この費用は当初の1250億円から2350億円と1000億円近く増加。それにあわせて国の負担分も増えたほか、さらに約837億円を別途計上することも判明した。「こうした国費の規律のない使われ方には批判が相次いでいます。増税する前に、税金の無駄遣いをやめてくれということでしょう。会計検査院は、’22年度分の国費について580億円の無駄遣いがあったと指摘しています。また、予算を投じて行う政策についてもがっかりだと不満の声が上がることが多いです。3人以上の多子世帯に対する大学無償化は、後に第一子が扶養から外れたら適用されないという謎ルールが明らかに。来夏に行われる減税政策も、“増収分の還元”といっておきながら原資はすでに使用済みとのこと。減税された分がまた増税されるのではと不安に思うのも仕方ありません。政策を実行していく中で、財源の問題は日々付きまとうものです。そのなかでは、増税が必要になる時もあるでしょう。しかし、適切な使い方をしなかったり自身らに裏金疑惑が生じれば、世論の反発を招くのは当然です。それによって、本当に必要な政策でさえ実行できなくなってしまう可能性も。自らの態度を見直すべきでしょう」(前出・政治部記者)政治家たちに安心して国を任せられないストレスは、たばこよりも健康に悪いかもしれない。
2023年12月13日今年最も知名度があがったYouTuberのひとりといえば、あやなん(30)ではないだろうか。夫は登録者数701万人のYouTuberグループ「東海オンエア」のメンバーであるしばゆー(29)で、夫婦で「しばなんチャンネル」も運営している。注目をあつめるきっかけとなったのは、10月中旬、あやなんが突如自身のInstagramに、以前からトラブルがあったというリーダーのてつや(30)への怒りと、しばゆーへの離婚宣言を投稿したことだ。投稿を受けてか、しばゆーまでもXでグループやほかのYouTuberへの誹謗中傷を開始。その後、しばゆーはパニック障害を患っており、服薬を伴う治療を始めたことを明かした。この騒動の余波は大きかったようで、東海オンエアは10月25日に当面の間、活動を休止することを発表。12月に予定していた10周年記念イベントや記念本の発売も中止になった。「東海オンエアはチャンネル登録者が701万人を超えており、YouTuberのなかでもかなり広く人気を集めているグループです。一時期テレビタレント並みの扱いを受けていたコムドットが登録者数381万人ですので、その差は圧倒的。好感度も高く盤石だと思われていたグループが、あやなんの投稿をきっかけとして活動休止にまで至ったことに、同業YouTuberからは驚きの声があがっていました。当初はあやなんに同情的な声もありましたが、てつやが謝罪したにも関わらず自分の非を認めないような態度を貫いていたので、東海オンエアのファンは怒りを向ける人が多かったようです」(Webメディアライター)活動休止発表で事態は落ち着くかとおもいきや……。10月30日に暴露系アカウントによって、あやなんとセカンドパートナーの男性との2ショット写真が公開されると、事態は新たな局面を迎えることに。暴露を受け、あやなんは夫婦公認の“セカンドパートナー”がいることを明かし、男性との2ショットを大々的に公開。その時点で賛否の声があがっていたが、さらに11月12日にしばゆーとセカンドパートナーの男性と3人でライブ配信を実施。当初は和やかな雰囲気の3人だったが、夫婦であるしばゆーとあやなんが徐々に険悪な雰囲気に。そのままライブ配信が終了したことで視聴者は騒然となった。■「今は収入もほぼ無くて貯金を大切に使いながら生きてる」しかし、このライブ配信以降、あやなんのSNSでの攻撃的な投稿は落ち着くことに。一体、今はどのように過ごしているのか。そんなファンの心情に応えるかのように12月3日、あやなんはXを更新。《12月になったということで!勝手に近況報告日記~》として、近況や心境を綴った。現在、しばゆーとは別々に暮らしているといい、あやなんと子供二人は東京、しばゆーは地元岡崎市で暮らしているという。しばゆーとの関係については《今月の子どものお遊戯会も一緒に見に行く予定ですし、互いを怨み合ったりするような最悪の関係になった訳でも無い》とはしつつも、現在は《今は必要以上に接触せず刺激し合わないことがベスト》という考えに至っているようだ。収入については、《今は収入もほぼ無くて貯金を大切に使いながら生きてる》と明かしたものの、節約生活に楽しく取り組めているという。騒動については《超スッキリしてるしそこに関して後悔は一切ありません》とコメント。一方で、《この1ヶ月間本当にいろんな感情が巡って旦那のことも毎日毎日考えて泣いたり笑ったり忙しく、自分が間違えていたと思う部分の行動や言動についても深く考えて今後に活かさないといけないなぁと黙々と考える日々でした》と振り返っていた。さらに、《私はきっとうーくんともただごく普通の暮らしがしたかっただけだったと思います。夫婦で協力してお金を大切に使ったり真っ直ぐに愛し合って誰にも邪魔されずに普通の家庭で居ることを心のどこかで望んでいたのかもしれないです》と心情を吐露。一方、セカンドパートナーについて触れることはなかった。その後もInstagramのストーリーなどで近況の報告を続けているあやなん。12月11日には顔にばんそうこうを貼った様子をアップしたり、食事や子育てについて投稿している。一方のしばゆーは、12月9日にラグビーインフルエンサーのプロラグビー選手の結婚式に出席し、笑顔を見せていた。あやなんのInstagramには、今年6月に30歳の誕生日をしばゆーに祝ってもらったことの喜びを綴った投稿が、最初に表示される投稿として今も固定されている。そこにはしばゆーへの《喧嘩と仲直りを繰り返しながらこれからもずーーーっと死ぬまでそれやってこう!!!!!だいすきだ!!!!!!!》との想いが。果たして今後、二人の関係性はどのようなものになっていくのだろうかーー。
2023年12月13日「行動経済学を知ると、自分の不合理な判断パターンや行動のクセを知ることで、ムダな消費行動を避けることもできます。つまり、自分では賢く節約をしているつもりでも、行動経済学に基づくと、無意識のまま不要な出費をして損をしている場合がとても多いんです」そう話すのは、行動経済学に詳しいマーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克さん。行動経済学とは、心理学の要素を取り入れた新しい経済学のこと。近年では行動経済学の分野から多数のノーベル経済学賞の受賞者を輩出しており、その理論はビジネスだけではなく、さまざまな分野でも広く取り入れられ始めている。企業がマーケティングなどにも取り入れている行動経済学。逆に、行動経済学を知れば、ムダな消費を抑制する効果があるという。そこで、本誌は橋本さんの協力のもと、問題を解くことで行動経済学についての知識が得られ、賢い買い物の方法が身につくクイズを作成した。【1】スーパーに買い物に行く時間は?1. 午前中2. 午後(閉店前)「疲れたときの買い物は、よい判断ができません。疲れていると『脳疲労』状態になり、何が最適か判断できなくなります。脳が疲れた午後は財布の紐が緩みがちに。また、閉店間際のスーパーはタイムセールで生鮮食品などが安くなっていることが多いですが、いま買わないと損だと感じる『損失回避』の影響を受けて、余計なものを買ってしまう原因になります」(橋本さん、以下同)。脳がつかれていない午前中に手短に済ませるのが◎。答え1【2】食材はどのように買う?1. まとめ買いする2. そのつど買い物に行く「『まとめて買うと安い』という思い込みがあります。過去の体験に引っ張られて判断してしまう『利用可能性ヒューリスティック』の影響によります」。その結果、賞味期限を切らしてしまうなどのムダにつながるという。答え2【3】どちらのほうがお得な買い物ができる?1. 年末セール2. アウトレットモール「限定セール」や「お得意様限定」などの売り文句には要注意。「限定という言葉からは、前述の『損失回避』の影響を受けてしまいます」。お得なものを年中探せるアウトレットモールを活用したほうが惑わされにくいだろう。答え2【4】買い物に一緒に行って散財しないのはどっち?1. 夫2. 女友達「まわりと同じ行動を取りたがる『同調効果』が出やすいのが、同性の友人との買い物です。同じものが欲しくなり、予算オーバーする恐れが」。買い物に興味を示さない夫のほうが、安心して買い物ができる。答え1【5】生活必需品の買いだめは必要?1. 必要2. 不要コロナ禍でマスク不足が問題になった。「将来、後悔しないように積極的に購入しようとする『後悔の回避』の影響が考えられます。しかし、置き場所もかさばりますし、必要なものを必要量買うのが賢い買い方でしょう」答え2【6】ネットショッピングのときにするべきなのは?1. 2~3のサイトで商品を比較検討2. 口コミをチェック「口コミを見すぎると、大勢が購入しているものを買いたくなる『バンドワゴン効果』や、第3者がすすめるものをよいと評価する『ウィンザー効果』に引っ掛かる恐れが」。2~3サイトで価格や条件を比較するのが◎。答え1【7】ランチコースでもっともコスパが悪い可能性が高いのは?1. いちばん安いコース2. 真ん中のコース3. いちばん高いコース「3つの選択肢があると、上と下の極端を避ける傾向にあり、無難な中間を選びやすい心理を『極端回避性』と呼びます」。売り手側がこの効果を知っていれば、“中間”にもっとも利益率の高いものを配置する可能性が高い。答え2【8】ネットでワンピースを購入するとき、どっちのほうが失敗しない?1. サイズをしっかり測って決めたものを買う2. 返品無料のサイトでいくつか試着して選ぶ「返品無料のサービスは、手にしたものに愛着が湧く『保有効果』の心理で手放したくなくなる恐れが。返品が前提でも、取り寄せて手元に置くことで購買意欲が高まってしまいます」。失敗を防ぐコツは、サイズをしっかり測って購入すること。答え1【9】どっちのキャンペーンがお得?1. ポイント10%還元2. 10%割引「たとえば100円の『ポイント10%還元』では100 円支払って110 円分のものが買えます。割引率は約9. 1%となり『10%割引』よりも低くなります。記述や表現によって印象が変わる『フレーミング効果』に注意」答え2【10】買って後悔をしないのはどっち?1. 予算オーバーの一目ぼれのバッグ2. 割引率の高いバッグ元の値段がわかるようにセール価格が表示されていると、割引率の高さに飛びつきやすい。「ある数字を見せられると、それと比較して判断してしまう『アンカリング効果』の影響です」。数字に惑わされた買い物より、毎日使いたくなる商品を選ぶほうが満足度は高い。答え1
2023年12月13日「東山紀之さん(57)は、12月下旬に開催される最後のディナーショーの準備を進める傍ら、SMILE―UP.の社長として、性加害問題の被害者の補償に取り組んでいます。実母から『女の人はおうちでニコニコしているのがいちばん』と教えられてきた妻の木村佳乃さん(47)は、できる限り自宅で明るく振る舞うようにしているといいます」(芸能関係者)’10年に結婚した木村と東山。現在、夫婦生活最大の難局を迎えているーー。「夫婦仲は良好ですが、社長となった東山紀之さんの憔悴ぶりは深刻だといいます。『表に出たくない』といって、ディナーショーの会見を辞退し、プレスリリース用の写真撮影やコメント発表にも消極的だと聞いています。今の状況下で目立つことはしたくないと考えているそうです。“信じられるものは家族だけ”といった状況なのでしょう」(前出・芸能関係者)“人間不信”状態の夫を木村が見捨てることはないようだ。「木村さんは東山さんのために奔走しているそうです。現在、自宅の前にはガードマンが配備されているのですが、これを決めたのは木村さんだといいます。“家族を守るため”だと聞きました」(木村の知人)社長・東山のためにも木村は動いていた。「芸能関係の広報で働いていた親友を、木村さんが旧ジャニーズ事務所が新たに設立するエージェント会社のスタッフに推薦したそうです。『社内に東山さんの味方を少しでも増やすことができれば……』という思いからだといいます」(前出・木村の知人)’17年4月、木村がテレビ番組『あさイチ』(NHK)に出演した際、夫・東山の好きなところを聞かれ、「(自分にも私にも)厳しいところ。ベターっと甘くない」と語っている。今までは東山が家庭内で主導権を握ってきたため、木村は空回り気味のようだ。「11月上旬に、配備したガードマンが自宅近隣で、“立ちション”を行い、近隣住民ともめていると週刊誌『FLASH』で報じられました。本来なら東山さんは旧ジャニーズ事務所と、新会社の社長を兼任する予定でしたが、被害者への補償に専念するため、新会社の社長就任を辞退。結果的に木村さんの親友は東山さんを直接サポートすることができなくなったそうで、木村さんも残念がっていましたね」(前出・芸能関係者)木村の無償の愛が届き、心を閉ざす東山を救うことはできるのだろうかーー。
2023年12月13日「9年前に結婚した夫の李氏はシンガポールで海運企業を経営していて、その市場価値は6億新台湾ドル(約27億8千万円)だといわれています。夫の会社の倒産危機が報じられるなど、何度か“離婚寸前”と騒がれただけに、現地では『やっぱり…』という感想が多いです」(台湾在住ライター)12月12日、ビビアン・スー(48)が夫の起業家・李雲峰氏(46)と離婚した。「2人はSNSを通じて《私たちは最善を尽くしましたが、意見の相違を乗り越えることができなかった》と明かし《友好的な話し合いの末に結婚生活を終了することにした》とのメッセージを発表。《今後も家族を守っていくために、それぞれ親の役割に最善を尽くす》とつづっていました」(前出・台湾在住ライター)ビビアンといえば、台湾テレビ局主催のコンテストでグランプリを受賞し、アイドルグループ「少女隊」のメンバーとしてデビュー。95年から日本に進出して、96年に『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)に出演。番組内の企画で結成した3人組の『ブラックビスケッツ』は国民的人気となり、98年には紅白にも出場した。「ビビアンさんは13年に映画『結婚って、幸せですかTHEMOVIE』を通じ、制作会社社長だった李氏と出会いました。李氏は当時バツイチで2人の娘さんがいましたが、14年6月に結婚。翌年、2人に長男が誕生しました。彼女は育児のため、芸能活動をしばらくセーブしていましたが、昨年からまた表舞台に徐々に出るようになりました」(前出・台湾在住ライター)昨年12月に、日本でも『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』(日本テレビ系)に出演し、ブラックビスケッツの往年の名曲『Timing~タイミング~』と『スタミナ』を約20年ぶりに披露して話題に。このときにはすでに離婚を見据えていたのだろうか。前出の台湾在住ライターは続ける。「もともとビビアンさんは小学3年生のときに、父の借金が原因で両親が離婚。母親は借金を返すために日本で働き、姉は叔母にあずけられ、ビビアンさんは4歳年下の弟とともに父親と暮らすことになったのですが、彼女の人生で最もつらい時期だったそうです」ビビアンはかつてインタビューで、その幼少期の苦難のエピソードをこう語っていた。《普通の家庭にも向かないパパに、父子家庭の子育ては、やっぱり無理難題。2、3日帰ってこないこともあって、私と弟はしょうがないのでお醤油をかけただけの御飯を食べたりして、栄養失調寸前。ガリガリに痩せてしまいました》(『週刊読売』03年5月4・11日合併号)そのため、急遽彼女の母が台湾に戻ってきて、母子4人で暮らすようになったという。「彼女は親しい人にはよく『当時の過酷さを思い出せば、もう怖いものは何もない』と話していました。苦楽をともにした姉が、今は彼女のマネージャーを務めています」(前出・台湾在住ライター)ビビアンの長男は8歳になる。くしくも両親が離婚したときと同じ年齢だ。今月19日には日本で再び音楽特番『HAPPYクリスマス おもちゃ屋MISIA2023』(日本テレビ系)に出演する。長男のためにも、本格再始動へこれが新たな“タイミング”になるかもしれない――。
2023年12月13日『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)を4週連続で欠席した神田正輝(72)。11月18日の放送では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました」と報告。すぐに復帰するかとおもいきや、25日の放送も欠席。さらに、12月2日の放送では、「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」とアナウンスされ、復帰の見通しは現状立っていない。ここ半年ほどで白髪が増えたり激やせしている神田に対しては、不安を抱くファンも多かった。番組への欠席が明らかになった際には、ネットニュースのコメント欄やSNSには体調を気遣う声が相次ぐことに。また同時に、《神田正輝は芸能人の男性に全然興味がない私でも魅力を感じる人》《本当かっこいいオジサマですよね》と、神田の魅力について絶賛する声も寄せられていた。そこで、今回はさまざまな波乱を乗りこえてきた神田の気丈な人生を振り返りたい。■「冷やかしで1本」のつもりが、そこから7年休みなしに1950年12月21日、女優・旭輝子の長男として生まれた神田。運動神経抜群で、特にスキーの腕はプロ級。芸能界に入る前は、スキー板のテスターのアルバイトをしていた。野外アクティビティが大好きで“山小屋のおやじになりたかった”という神田が、芸能界入りするきっかけとなったのは、’73年の石原裕次郎さんとの出会いだ。’16年、本誌のインタビューで神田はその出会いをこう振り返っている。《赤坂で知人を介して偶然会ったんです。そのあと、『役者をやる気はないのか』と言われて『ありません』と(笑)。うちが赤坂にあったから、母のところに役者仲間がよく来ていて、それを見ていたから、僕は化粧している男が大っ嫌いだったのよ》スキーを続けたいという思いがあったが、スキー仲間は“やってみたら”と背中を押したという。そのため、試しに“冷やかしで1本”と出てみることに。しかし、“1本”の単位は思っていたのと違ったようだ。《『冷やかしで1本』と言ったら1話だけで終わりだと思うでしょ。それが、1話から最終回のことで。僕はスキーで山に行かないといけなかったから、石原さんに言って行かせてもらった》《でも、『頼むから帰ってきてくれ』と電話がかかってきちゃって。そこから7年間休みがなかった(笑)》休みがなくなったとの通り、’76年に日本テレビの連続ドラマ『大都会―闘いの日々―』(日本テレビ系)で俳優デビューしてからというもの、話題作に続々と出演。’80年からは『太陽にほえろ!』(同)にドック刑事役として出演。スキーがうまいという設定もとりいれられたこのキャラクターは、番組を大きく盛り上げる存在となった。■聖子との結婚と別れ…不倫疑惑も寛容に受け止めた’85年2月、映画『カリブ・愛のシンフォニー』で共演していた松田聖子(61)との交際が発覚。その1カ月前に聖子が郷ひろみとの破局を報告していたため、あまりに急な展開に世間は驚愕。その後、同年4月に婚約、6月に挙式ととんとん拍子に進み、’86年10月には沙也加さんが誕生した。神田も育児に積極的に参加していたようで、当時1歳の沙也加さんとのこんなエピソードも。《風呂で頭を洗うのをいやがるんです。30まで数えないと湯ぶねから出ちゃダメというと、ベソかきながら数えています》(『週刊女性』’88年10月4日号)本誌も、’90年10月に行われた沙也加さんが通う幼稚園の運動会に、大きなお弁当を手に一般の父兄と同じように参加する神田と聖子を目撃している。あたたかい家庭を築いていた神田と聖子だが、’90年代に入ると聖子に関して不穏な噂が流れるようになる。当時聖子はアメリカ進出を目指していたが、その過程で出会ったアメリカ人タレントとのキス写真が報じられたり、関係について綴った暴露本を出版されるなどしたのだ。「神田さんは聖子さんに不倫報道があっても『それより仕事を頑張れ』とか、『おまえも立場が立場だけに、気をつけてね』などと受け止めてきました。神田さんがあまりに辛抱強いので週刊文春から『男は黙って神田正輝!』なんて、応援する記事がでるくらいでした」(芸能記者)しかし、’97年1月、神田と聖子はついに離婚を公表。それでも神田の聖子を守る気持ちは変わらなかったようだ。離婚後に出演したテレビ番組では聖子についてこう語っている。「いい人だよ。すごくいい人よ。がんばってるし、エラいけなしたり、目の前で文句いわれたら、やっぱり腹立つよね。仲間ではあるんだけど、そばにいないから守ってやれない。かわいそうだな。してあげられないってのもあるわな。縁は運命ではなくて、自分の意志で作ったものだからね」(’98年1月12日放送『ときめき2泊3日』フジテレビ系)■旅サラダではダジャレを連発し、新たな恋人とも出会う離婚した年の4月からは、『旅サラダ』2代目総合司会に就任。そこでは、これまでの俳優としてのキャリアではあまり見せてこなかった、より親しみやすい一面を披露するように。神田は、番組内で大好きなダジャレを連発。いつのまにか神田のダジャレは『旅サラダ』の名物といわれるようになっていった。今年7月には、ブドウのおいしさを表現しようと「感動(神田)まさき」と渾身のフレーズを放つも、共演者全員に無視されるという衝撃的なシーンが話題になった。「また、『旅サラダ』へのゲスト出演をきっかけに、23歳年下のモデル・長谷川理恵さんとも交際しています。’10年12月に週刊誌報道で交際が発覚すると、以後、長谷川のブログなどで仲睦まじい様子を披露してきました。ただ、神田さんが再婚に慎重だったことから、’12年1月に破局しています」(芸能記者)神田にとって公私ともに、重要な存在となっている“旅サラダ”。番組へかける思いは相当なもので、沙也加さんの訃報から1週間後となる’21年12月25日にも神田はいつも通り『旅サラダ』に出演していた。’22年3月に行われた『旅サラダ』のイベントでも「僕が知る限りでは生放送の旅番組では日本最長。僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので、頑張りますけども、一重にみなさんが楽しんでくださるのがうれしくて、僕らファミリーが頑張っています」とコメント。司会としての気合が感じられる。そんな神田が発表した突如の休養。直近では“大好きな旅サラダに出られないほどだから、状態は芳しくないのではないか”との報道も出ているが、メンテナンスを終えて、また元気な姿を見せてくれることを祈るばかりだ。
2023年12月13日《私事ですが、この度、年内に志木市議会議員で経営者の与儀大介さんと再婚することをご報告致します》12月11日、Instagramにこう綴ったのは、元タレントでクリエイターのおかもとまり(33)。同日YouTubeチャンネル『令和の虎CHANNEL』で埼玉・志木市議会議員の与儀大介氏(32)と再婚したことを発表した。おかもとは’15年に結婚し長男を出産したが、’18年に離婚。シングルマザーとして子育てと仕事に取り組んできた。Instagramには《これからは彼と息子と3人で暮らせると思うと幸せな気持ちでいっぱいです》とも綴り、喜びをあらわにしたおかもと。しかし再婚相手である与儀氏には、再婚発表当日に“辞職勧告”が出されている。「与儀氏は’20年4月の市議選に自身が立ち上げた政党・しょぼい政党から立候補し、無投票で初当選。『NHKから国民を守る党』(当時)の立花孝志党首に直撃し、路上で論争を繰り広げるなどして注目を集めていました。しかし与儀氏は遅刻や無断欠席を繰り返しており、’23年11月の全員協議会も無断欠席。その際、与儀氏は自身のSNSにタイでゴルフを楽しんでいる様子を投稿するなどしていたことが問題視されていました」(社会部記者)しかし、与儀氏は「NHK NEWS WEB」の取材に対して、辞職しない意向を示した上で、「「むしろ辞職勧告が出てよかった。わたしの政治信条を知ってもらうきっかけになったと思う」と答えたという。辞職勧告を受けてもなお、強気な姿勢を崩さぬ同氏だが、日ごろの言動にも疑問が集まっていた。「余儀氏は市議当選後からYouTubeチャンネル『令和の虎CHANNEL』に出演し、『風俗嬢のセカンドキャリア形成を考えたデリヘル店を開業したい』『大麻バーを作りたい』などと野望を語り、出資を募るなどしていました。そもそも余儀氏は“大麻解禁派”で、タイで大麻ショップを営んでいます。SNSにも《議員なので大麻事業はじめました》と大胆な発言を繰り返し投稿していました」(前出・社会部記者)志木市議会が記者発表資料として公開した書面の中では、《「自殺救済事業をいずれやりたいと思っています」、「成果報酬型。帰国後自殺したら無料」「マリファナ吸ってる時のおれです」などと発信し、所轄の朝霞警察署も大きな関心を持っている》と与儀氏のSNSでの投稿について、警察から“マーク”されていることが綴られていた。最終的に《志木市議会に対する市民の信頼を著しく失墜させ、品位と権威を著しく傷つけたことによる社会的、道義的責任は極めて重く、志木市議会を汚したという事実は拭い難い》として辞職勧告決議案は可決された。おかもとはこうした事態を受け、12日にInstagramで《彼は言動は破天荒かもしれませんが、誰よりも曲がったことが嫌いで、堅実で、見た目からは想像できないくらい純粋な人です。色々言われる覚悟でいますが、お互いが、それぞれの価値観で、息子を家族として大切にしていることは事実です》と擁護するコメントを綴った。一連の主張や反省なき姿勢を崩さぬ与儀氏と再婚したおかもと。SNS上では子どもとの今後の生活を心配する声が続出している。《再婚したときいてよかったねとおもったけど、遅刻無断欠席、問題行動な夫、、、大丈夫なの?議員て税金で働いてるんだからだめでしょ。普通のバイトでも無駄欠席は解雇になるのなや。。結婚して大丈夫?本人より息子さんが心配だ》《どんな選択をしてもかまいませんが、何よりも第一にお子さんの事を考えた選択をしていただきたいですね。人目に触れる仕事をしているならなおさら》《思想自体はともかく、発言は明らかに問題。ごっちゃにしているが、問題視されているのはいくつもの問題発言。勘違いどうこうでごまかせるようなものではない》《前途多難だとだけ言っておきたい。子供さん大事にしてあげてください》
2023年12月13日《皆さんありがとうございました!暖かくてたくさんの幸せをいただきました。本当に、ありがとうございました!(中略)これからも限界を超えられるよう、皆さんに最高のパフォーマンスをお届けできるよう、努力していきます!皆さまにも少しでも多くの幸せがそばにありますようにありがとうございました!羽生結弦》12月7日、20代最後の誕生日を迎えた羽生結弦(29)。冒頭の文章は、誕生日翌日の公式インスタグラムの投稿だ。「ファンが個人的に使っていたハッシュタグを引用してくれたのがうれしいです。それに、羽生くんが自分のために“幸せ”という言葉を使うのは久しぶりな気がします」(羽生ファン)離婚発表の文書では、《お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしい》と相手について述べることに終始した羽生。それから約3週間たち、心境に変化があったのだろうかーー。■母の方針で今でも“携帯電話禁止”羽生はいまだに携帯番号を持っていないようだ。メディアの取材では「どうやってSNSチェックを?」という質問に次のように答えていた。《iPod touchをずっと使っていたけど、廃盤になってしまって。今はSIMカードを入れていないiPhoneを使っています。携帯電話は持ったことがないから、番号がないです》(『羽生結弦孤高の原動力』11月11日発売号)スポーツ紙記者はこう語る。「“スケートに集中しなさい”というお母さまの方針で、昔から携帯禁止令が出されていたそうです。Wi−Fiのある環境ならば、メールやSNSはできるようですが、電話や外出先でのやりとりはできないはず。元奥さまと自ら連絡するのはかなり難しいかと思われます」また、離婚について羽生側の親族が取材に答えることは増えてきたが、元妻側からはいまだに情報が全く出ていない。「今回の件について、一切話さないよう約束している可能性はあります。元妻側が結婚自体がなかったかのように距離を置いている印象は否めません」(前出・スポーツ紙記者)こうした要因が重なり、羽生は元妻ときっぱり縁を切ることになったようだ。「離婚の文書に添えた『前に進んでいきます』という言葉どおり、公表後は一度も本件に言及せず、イベント出演や雑誌の表紙などを淡々とこなしています。とはいえ、元奥さまへの愛情そのものは残っていることでしょう。彼女のために1億円のマンションも購入しましたし、離婚の経緯として、“自分が未熟だから彼女を守れなかった”とまで書いているのですから」(前出・スポーツ紙記者)ひっそりと未練を抱え、スケートと元妻の狭間で揺れていた羽生。そんな彼の背中を押したのが、ファンの応援だったーー。羽生の誕生日には、現在開催中のアイスショー『RE_PRAY』にちなんだメタバースイベントが開催された。当初はVTR出演のみの予定だったが、本人もアバターで遊びに来ていたという。「約8千人が彼の誕生日を祝うために参加していました。さらにSNSでは、IOCの五輪公式アカウントや、10年間契約していたANAも、メッセージを公開。海外ファンの計らいで、NYのタイムズスクエアにもお祝い動画が流れていたそうです。ネット上ではありますが、多くのファンの優しさに触れたことで、迷わずにスケートに集中しようと決意したのかもしれません」(フィギュアスケート関係者)元妻への思いを断つかのように、“スケートの鬼”に豹変した羽生。12月から怒濤の日々が始まった。まず、28歳最後の日に、羽生が座長を務めるアイスショーが発表された。’23年3月に開催された、『羽生結弦 notte stellata』の第2弾だ。地元・宮城での公演に、羽生も気合が入っているのか、こうコメントしていた。《この機会をいただけることが本当に嬉しいです。(中略)このショーの一番のテーマは希望なので、僕が皆さんからたくさんの希望を受け取ったように、僕たちスケーターから少しでも多くの希望が届くようにという思いを込めながら、祈りながら滑りたいと思っています》(株式会社BS日本、「PR TIMES」’23年12月6日配信)そして、29歳初日には『RE_PRAY』佐賀公演の生中継も決定。「佐賀公演は今回のツアーの中で収容人数が最も少なく、唯一の関東圏外の開催なので、現地で見られる観客は限られていました。チケットも激戦だったそうです。CSでのアイスショー生中継は異例のこと。より多くの人にスケートを見てもらうことで、自分をさらに追い込むつもりなのでしょう」(前出・フィギュアスケート関係者)さらにはその翌日、羽生は公式Xでスケート動画を公開した。「誕生日になぞらえた12時7分に、感謝の思いを込めてか、39秒の滑りを披露していました。離婚発表以降、SNSでの発信を一切控えていた羽生さんですが、誕生日を祝ってくれたファンへのメッセージ、そしてこの動画で投稿を再開しました。この日を気持ちの一区切りとして、今後はファンとスケートだけを大切にしていく、という彼なりの意思表明だと思います」(前出・スポーツ紙記者)《うーん。芯、かな。絶対ぶれたくない》(『羽生結弦孤高の原動力』11月11日発売号)直近のインタビューで、「羽生結弦を漢字一文字で表すと」と聞かれ、こう答えた羽生。私生活の波乱を経て、スケートへの情熱は赤鬼のように燃えたぎっている。
2023年12月13日「7年経って『身を切る改革』のカット総額は6億4000万円に上っています」国会で「身を切る改革」の成果を誇った日本維新の会の馬場伸幸代表。その瞬間、こんなヤジが飛んだ。「万博3000億!」12月8日の衆議院予算委員会での一幕だ。いま、日本維新の会が党是としてきた<身を切る改革>に疑問の声が相次いでいる。《どの口が言うのかな?大阪万博こそムダ》《身を斬る改革だと威張るなら、大阪万博を即刻辞めなはれ!!》《青天井の万博費用を棚に上げて身を斬る改革をドヤ顔でアピールしてますけど、説得力まるでなし》全国紙の在阪記者はこう語る。「誘致決定時には1250億円だった会場整備費はどんどん膨らみ、安全確保の費用なども含めると総額3187億円に。しかも、会場である夢洲(大阪市此花区)のインフラ整備費用は別にかかる。これもあわせると、もはやいくらかかるかもわからない状態です。あれだけ、身を切る改革だといって公共施設を廃止し、バスの運転手の給料まで削ってきたのに、自分たちがやりたい万博だけは湯水のごとく税金を使うのかと、多くの人があきれている状態です」■松井知事が言い出した夢洲。危うくなると「国家事業」と交通の便が悪く、大掛かりなインフラ整備が必要となる夢洲での万博開催を言い出したのは日本維新の会だった。’16年に、松井一郎松井府知事(当時)が“私の試案”として夢洲での万博開催をぶち上げたのだ。「’14年の時点で、すでにカジノを含む統合型リゾート(IR)を夢洲に誘致する方針を示していたことから、カジノのための万博と言われています。民間企業が運営するIRのために、税金を使ってインフラを整備すると言っても理解は得られませんが、公共事業である万博のためと言えば、言い訳が立つためです。しかし、巨額のインフラ費用だけがかかるだけではなく、地盤が軟弱な埋め立て地を選んだことで会場建設費もかさむことに。予算拡大や工期の遅れの一因となっています」選挙公約では「大阪・関西万博の成功」を掲げ、これまで万博誘致の成功を実績として誇ってきた日本維新の会。しかし、工事の遅れなどで雲行きが怪しくなると一転して、「万博は国家事業」だと強調するように。そして、12月11日、日本国際博覧会協会の副会長でもある吉村洋文大阪府知事は、運営費が赤字になった場合でも、万博は国の事業なので「府や大阪市で負担しない」と言い放った。これにはネットなどでも大ブーイングが。《自らの失策には税金をジャブジャブ使う。「身を切る改革」なんて二度と言うな》《成功したら維新万博、失敗しそうだから国のイベント。大阪の身を切る改革w》《万博にかけるお金と比べりゃ、維新の身を切る改革6億円なんて屁みたいなもんや》今後は身を切る改革をアピールするたびに、万博問題に言及されることになりそうだ。
2023年12月13日12月12日、YouTuberのラファエルが「『ヤギさんが今回の件全て話したいと、突然家に来ました。』」と題した動画をアップ。話題を集めている筋肉系YouTuberぷろたんの浮気を告発した、YouTuberのやぎさんが出演し、事の経緯について語った。「やぎさんは、ぷろたんの“美人秘書”としてチャンネルに出演しており、交際もしていたようです。しかし、ぷろたんとトラブルになったことをきっかけに、YouTubeで浮気を告発。またぷろたんがメモしていた過去の女性遍歴をまとめたリストも流出させ、話題になっていました」(Webメディアライター)今回、以前コラボした際に相談していたこともあってラファエルとこのタイミングでの再コラボを決めたというやぎさん。浮気をテーマに話をはじめたが、冒頭から彼女は「浮気しない男性っていないんですかね?」と怒り気味だ。ラファエルは「見る角度かなと思うんですけど」と浮気は双方の価値観の問題だと主張。「男性陣営代表」として、たとえ今まで女性に尽くしてきても1回の浮気で評価が変わってしまうのはどうなのかとすると、やぎさんは「でもその1%が大事」と主張。続けて、もし有名人と関係をもてそうな機会があったらどうすると聞かれても「絶対(浮気)しない。イケメンに抱かれたいという感情がないんです」と断固とした姿勢をみせた。さらに、男性は付き合いでキャバクラ店に行くこともあるがそれは浮気に入るのかと問われると、「初めのころは許してた」とし、「逆にそれだったら、女性側がホストに行ってたらどう思う」と逆質問。そしてラファエルに対し、「添い寝するってよと言ってたじゃないですか。誰でもするって」「それOKしてくれるんですか?愛人さんは」と“口撃”するような場面もあった。この断固とした様子に、ラファエルも「だめだ。やぎさんが精神落ち着いてからにしよう」とするなど最後は困惑気味。浮気の被害者であるやぎさんだが、慰謝料として500万円を授受していることを認めている。またリストを公開したことで名前が載っていた人に誹謗中傷の被害などが及んでいることから、今回の動画での強気な態度に冷ややかな声も少なくなかった。《結婚してるわけでも無いし、お金まで貰ってるし、さっさと次の出会いに向かえばいいのに、何故?執着しているように見えるよ》《金請求したり自身もまともな感覚じゃないのに正論主張するのは痛い。俯瞰して自分のこと見たほうがいいと思うけどなぁ。少なくとも思いやりが無い人、に見える》《この感じじゃーそりゃまともな話し合いが出来ないなって感じた。ラファさんにも薄ら攻撃的なこと言ってるし、否定的に言ってるから謝ってるけど実際そうは思ってなさそう。ヤギさんも見かけによらず頑固よねラファさんの言ってることを聞いてはいるけど何一つ納得してないしラファさんが諦めたような漢字よね》《夫婦でもないのに大金払わせて、この女はこれ以上何を望む?ぷろたんが100悪いけどそれ以上に反感を買ってることに気づかないのかな》リストを流出した動画はすでに削除し、自身のチャンネルにアップした動画では、騒動を謝罪しているやぎさん。このまま収束するといいのだが……。
2023年12月12日12月11日、俳優の村杉蝉之介容疑者(58)が逮捕された。村杉容疑者は大麻などの規制薬物を昨年11月上旬から今年1月中旬までの間に、複数回にわたって譲り受けた疑いがあるという。また村杉容疑者は大麻を譲り受けたことを認めている。‘94年から芸能事務所「大人計画」に所属し、’13年の『あまちゃん』(NHK)でのアイドル評論家役などインパクトの強い役柄を演じることが多かった村杉容疑者。今クールでも『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)や『パリピ孔明』(フジテレビ系)といったドラマで、バイプレイヤーとして活躍していた。そんな村杉容疑者は今年の大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)にも出演。豊臣五奉行の筆頭・徳善院玄以を演じ、第40話から第42話にわたって同作に登場した。大河ドラマの出演者については、これまでも薬物で逮捕されてきた事例がある。’19年3月には『いだてん』の出演者であるピエール瀧(56)がコカイン使用容疑で、同年11月には『麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカ(37)がMDMAなどを所持していたとして逮捕された。これらの問題を受けて、NHKでは’20年4月から、大河ドラマを含む定時番組のレギュラー出演者に対し、正式な契約書を交わす前に、違法薬物の使用などがないことを誓約する書面の提出を求めている。同年2月の会見で、NHKの放送総局長は「公共放送として反社会的行為を容認することはできない」と語っていた。「大河俳優の薬物に関する不祥事が相次ぎ、その度に現場は大混乱。セットの組み直しや撮り直し、編集作業など膨大なロスが生じ、現場からは悲鳴が上がることも……。NHKが誓約書の提出を求めたのは、“作品を守る”という意味もあるのです」(芸能関係者)ところが今回、またもや大河俳優が薬物の所持容疑で逮捕されることに。村杉容疑者は誓約書を提出していたのだろうか?本誌の問い合わせに対し、NHK広報部の担当者は次のように回答した。「主な出演者には、誓約書を提出していただいていますが、村杉氏については、出演状況などから総合的に判断して、誓約書を提出していただく対象としていませんでした。逮捕されたことは、大変遺憾です」今後このような事態の発生を避けるためには、より厳しい対策が求められていくかもしれない。これ以上、大河俳優の不祥事が続かないよう願うばかりだ。
2023年12月12日「運営費については、国が『もし赤字になっても補填しない』という風に明言をしています。これは大阪府・市も当然同じです。チケットの収入で賄っていくっていうのが基本的な考え方になります」12月11日の「第2回大阪府・大阪市ライドシェア有識者会議」で、’25年4月に開幕する大阪・関西万博についてこう語ったのは大阪府の吉村洋文知事(48)。MBSの記者から「会場建設費だけでなく運営費に関しても1000億円以上になるとの見通しについて、どう受け止めているか?」と問われ、回答した。しかし吉村知事は赤字になった場合の対応について明言を避け、「何かいま決まったものがあるわけではない」「しっかりと理事会で議論をしたいと思います」と述べるにとどまった。大阪・関西万博をめぐっては、運営費が膨れ上がっていることが問題視されている。「日本国際博覧会協会は、当初想定されていた809億円から1000億円超に引き上げる方向で調整しているといいます。物価高や人件費の高騰が背景にあるようですが、赤字になった場合は公費での負担が増える恐れもあります。それだけでなく、会場建設費も上振れし続けるばかり。当初試算は1250億円でしたが、’20年に資材価格などの上昇を受けて1850億円に増額。さらに博覧会協会は今年10月に、500億円多い最大2350億円の見通しを示したのです。国は大阪府・市と経済界で3分の1ずつ負担する方針を示しており、これが維持されれば国民の負担は増えることになります」(全国紙記者)いっぽうで、肝心なチケットの売れ行きはどうだろうか。万博の前売りチケットは11月30日に販売スタートし、博覧会協会は12月8日にすべての各券種合わせて54,072枚を販売したと発表した(6日時点)。公表された各券種の販売内訳は、次の通りだ。開幕券15,196枚(1枚/大人4000円、中人2200円、小人1000円)前期券16,014枚(1枚/大人5000円、中人3000円、小人1200円)超早割一日券18,160枚(1枚/大人6000円、中人3500円、小人1500円)特別割引券1,864枚(1枚/大人3700円、中人2000円、小人1000円)通期パス2,183枚(1枚/大人30000円、中人17000円、小人7000円)夏パス655枚(1枚/大人12000円、中人7000円、小人3000円)前出の全国紙記者は言う。「仮にこれら1週間で販売されたチケットを全て大人料金に換算しても、売上は約3億3000万円です。NHKの世論調査によれば、万博に『関心がない』という人は7割にも達しました。チケットの売れ行きがこのままの調子で続けば、会場建設費や運営費を賄うことは難しいように思います。そもそも大阪・関西万博は、日本維新の会が誘致を推進してきたはず。大阪府・市も当初から誘致委員会準備会に参画していたにもかかわらず、赤字の責任を負わないとは国民の納得を得られないでしょう。各国で開催された万博の例を見ても、2000年以降で赤字になったのはドイツのみ(’20開催)。大阪と同じく’25年の誘致に立候補していたフランスは、万博開催に伴う経済的な負担を理由に撤退しています。大阪・関西万博の“皮算用”は、国民を騙したといっても過言ではありません」吉村知事が示した“大阪府・市も赤字補填はしない”という方針に、ネット上では怒りが噴出している。《じゃあ誰が負担するんだよ?》《誰が負担? 万博に興味もない、行かない人からも徴収するの? まっぴらゴメンだ》《運営費が大幅赤字になっても国も大阪府市も補填しないというなら、今からでも遅くない大阪万博自体を廃止してしまえ。国民の血税投入など絶対反対!!ありえない!!》《旗色が悪くなって、責任の擦り付け合いが始まりましたか。忘れないでください。万博誘致に手を挙げたのは、維新さんですよ》
2023年12月12日12月11日、人気バンド「KANA-BOON」のメンバー2人が脱退すると発表された。この件によって、唯一のオリジナルメンバーとなってしまったボーカル・ギターの谷口鮪に対して、SNSでは同情する声が上がっている。KANA-BOONは谷口が中心となり、飯田祐馬、小泉貴裕、古賀隼斗ら高校時代の友人同士で結成されたバンド。’13年9月にメジャーデビューを果たすと、’14年に「シルエット」が人気アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』(テレビ東京系)のオープニングテーマに。そして’15年には「なんでもねだり」が資生堂「ANESSA」のCMソングに起用され、若い世代を中心に人気を獲得してきた。ところが’17年、ベースの飯田が既婚者にも関わらず俳優の清水富美加(千眼美子)と交際していると『週刊文春』によって報じられた。さらに飯田は’19年6月に失踪。発見されたものの、同年11月に脱退することとなり、バンドは3人組に。’22年4月に新メンバー・遠藤昌巳を迎えて4人組としての活動を再開したのだが……。そんななか今年12月7日、今度はドラムを担当する小泉のスキャンダルが報じられてしまう。「NEWS ポストセブン」によると、小泉は20代のアイドルと交際し、結婚をほのめかしていたものの、女性が妊娠すると中絶を要求。さらに別れ話を切り出したため、トラブルになったという。そして、小泉の脱退がバンドの公式サイトで発表され、さらに、ギターの古賀もバンドを離れることがアナウンスされた。バンド側は公式サイトで、小泉の脱退理由について「小泉貴裕より、報道内容が概ね事実であるとの報告がございました。また、報告と併せて、自身の考えの甘さを深く反省していることに加え、バンド脱退の意思が伝えられました」と説明した。さらに古賀については「かねてより本人からプライベートにおける素行不良の報告があり、事実確認のうえ本人との面談を行い、問題解決に向けての話し合いと対応を行ってまいりました。しかしながら、KANA-BOONとしてこれ以上の活動は困難であると判断し(中略)本人からのバンド脱退の申し入れがあり、KANA-BOONを脱退することもご報告いたします」と明かした。■別ユニットのメンバーは急逝…「神は試練を与えすぎ」と谷口に同情の声が飯田に続いて、小泉と古賀も相次いで脱退ーー。メンバーの不祥事によって、バンドのオリジナルメンバーはボーカル・ギターの谷口のみとなってしまった。「メンバーのスキャンダルに翻弄されてきた谷口さんですが、’20年には悲しい出来事もありました。バンド『赤い公園』のメンバー・津野米咲さんと一緒に『wasabi』というユニットを結成。そして同年6月に楽曲をリリースしましたが、その4ヵ月後に津野さんが29歳という若さで亡くなりました。死因は自殺とみられています。谷口さんは津野さんの人柄を『初対面の時からめちゃくちゃ優しい人』と語っていましたし、そのショックは相当なものだったと思います」(音楽関係者)メンバーの脱退、盟友の急逝など、ショッキングな出来事に見舞われ続けてきた谷口。そのためファンからは、同情する声がこう上がっている。《鮪さん、本当に報われて欲しい メンバーだけじゃなく津野さんの事もあったり神は試練を与えすぎ》《いや、やっぱりどう考えても鮪くん可哀想すぎだろ…なんでそんな試練ばっか起こるの…》《鮪さんに試練を与えすぎだろ。。 》KANA-BOONは小泉と古賀の脱退に伴い、年内の活動は休止するが解散はせず、谷口と遠藤の二人で活動していくという。谷口はXで《俺には、人生をかけてKANA-BOONを全うしたいという強い意志があるから、この道を選択することを最終的に自分自身で決断しました》といい、《俺の心も随分すり減ってしまったので少し休みをもらい、自分の時間を大切にしながら、未来を想像し、準備ができたら動き出すことにします》と綴っている。この投稿に、ファンからは《復活するまで、いつまでも待ってます!!》《色々たくさんの想いがあると思うけどどんな形でもわたしは応援する!!》《好きなバンドだから全力で応援するしかない》とエールが。試練を乗り越え、再びステージに立ってくれることだろう。
2023年12月12日《冬の澄んだ空の花火は綺麗~今日のHappy&Lucky》12月10日、季節外れの花火の動画とともに、自身のInstagramにこうつづったのはファッションモデルのアンミカ(51)。“ポジティブモンスター”と称され、多くのテレビ番組やCMに出演するアンミカだが、そこに至るまでには壮絶な幼少期があった――。’72年に韓国・済州島で生まれたアンミカは、3歳の時に一家で大阪に移住。両親が仕事を求め日本に渡ったものの、貧しい暮らしを送っていたようだ。’19年3月に放送された『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で「他人の家の2階に住んでいた」といい、さらにこう語っていた。「4畳半の7人暮らし。台所は1階で共用。風呂のある家には住んだことなかった。銭湯と、部活のシャワー浴びてきたり……」当時のアンミカの生活状況を芸能関係者が明かす。「アンミカさんは’21年に出演したテレビ番組で、『部屋が狭かったため、地べたに座って生活をしていた。ティッシュを床に置いて皿代わりにして食事をとることもあった』と話していました。また家のテレビは、拾ってきたものだったと言います」中学生の頃には母親がガンに罹患し、その治療費などで家計が傾く。その時アンミカは家族を支えるため行動に出た。「中学1年生から朝3時半には起きて新聞配達をしていたそうです。部活動にかかるお金などを自ら捻出していたといいます。闘病の末、アンミカさんが15歳の時にお母さんは亡くなったそうです。アンミカさんは『スタイルがいいのでモデルになれるかも』とお母さんから言われていたことがきっかけで、モデルを志し、新聞配達のアルバイトと並行して15歳からモデルとしても働き始めました」(芸能関係者)そして努力の末、23歳の時にパリコレデビューを果たしたアンミカ。その後、日本などでモデルやタレントとして活動し、’12年にはアメリカ人実業家と結婚。`17年からは前向きなキャラクターで大ブレイクを果たし今に至る。’23年7月にWebメディア『Woman type』のインタビューで、《暗闇にいたからこそ、光のありがたみが分かる》と語っていたその言葉通り、花火のように光り輝く今の彼女の原点には“暗闇”の幼少期があった。
2023年12月12日女性自身LINE公式アカウントがLINE NEWS AWARDS 2023「LINEメディア賞」の芸能・社会部門で大賞を受賞した。受賞は3年連続となった。「LINEメディア賞」とは、新聞社やテレビ局、ファッション誌やビジネス誌など 470以上のメディア*1が厳選したニュースを配信する「LINEアカウントメディア」を対象に、1年を通して、特に高い支持を得たメディアを表彰するもの。参画メディアを13ジャンルに分け、各メディアの配信に対するユーザー満足度を、独自の指標*2で「エンゲージメントランク」*3としてランキング化して表彰する。女性自身のLINE公式アカウントでは友だち追加したユーザーに対し、毎週火曜・木曜・土曜の20時20分に編集部の厳選記事8本を配信。友だち追加数は250万人を突破し、多くのLINEユーザーから支持を得ている。*1:2023年11月時点、LINE MOOK、AM Selectを含む*2:ユーザーアクティビティ(回遊率やクリック率などの能動的アクション)をLINE独自に指標化し、ユーザー満足度として算出*3:ジャンルごとのユーザー満足度のランキング
2023年12月12日あるアンケート調査では、出している人の半数以上がもう出すのをやめたいと思っているという年賀状。「年賀状じまいという言葉をはじめて耳にしたのは5、6年前と記憶しています。おそらく、年配者にとってもスマホが当たり前になり、多くの人がLINEなどSNSを利用するようになった頃と同時期。お互い、簡単に近況などを知ることもできるため、そろそろ年賀状を卒業したいなと思う人が増えてきているのだと思います」こう語るのは、手紙文化振興協会代表のむらかみかずこさん。「年賀状は元日の朝に届いて、個性豊かな年賀状を見ることで、楽しいお正月ムードを高めてくれます。ただ一方で、年末の慌ただしい中、何枚もの年賀状を書くことはストレスですし“やめようかな?”と考えてしまう気持ちも理解できます」しかし“年賀状を一方的に辞めると、失礼な感情を抱かされるのではないか”と思ってしまい、なかなか踏み切れない。「まず、大事なのは、感謝の気持ちを表すこと、そして“年賀状は最後にしますが、あなたとの関わりを断ち切るわけではない”という意思表示をすること。携帯電話の番号やLINEのQRコードを印刷したり、これからは電話で連絡を入れさせてもらいますと一言添えてもいいでしょう。さらに注意したいのは、その理由です。子供が独立した、親の介護で忙しい、体力的にもつらい、介護施設に入所する……、年賀状じまいを思い立つきっかけはいくつもありますが、その理由を具体的に書くことは、こちらの都合を押し付けるようで得策ではありません。文面はシンプルに“思うところがあって”という表現が無難でしょう」では、どのような文面がベストなのか。むらかみさんに例文を考えてもらった。《明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。これまでのおつきあいに感謝しております。この度、思うところがあって、年賀状に関してはこれで最後にいたします。これからも変わらず、メールやSNSなどで連絡させてもらいます。良い一年になりますように》「新年のご挨拶部分は印刷でも《これまで~》以降は手書きにしたり、すべて印刷する場合は、《ゴルフが楽しかったですよね》《また、お食事に行きましょう》と、相手との印象に残る出来事や、今後の楽しい時間が想像できるような一言を添えると、特別感が高まります」12月15日から年賀状の受付が開始され、25日くらいまでに投函すると元日までの発送が可能だというが、遅れる場合は寒中見舞いで年賀状じまいする方法もある。数年かけて徐々にやめたり、いったんやめた年賀状を復活する人もいるという。今後の人付き合いを見直すきっかけにしよう。
2023年12月12日劇団「大人計画」は12月11日、公式サイトを更新し、所属俳優の村杉蝉之介(本名・村杉友一)容疑者(58)が麻薬特例法違反の疑いで逮捕されたことを謝罪。同時に、同日開催予定だった「大人計画」主宰・松尾スズキ(60)の個展イベントの中止を発表した。村杉は、今季の大河ドラマ「どうする家康」(2023年)、「パリピ孔明」(2023年)「家政婦のミタゾノ」(2023年)など人気番組に出演する名バイプレイヤー。今後、各番組がどう対応するか、動向が注目されている。しかし、実は今年、村杉の前にも、「大人計画」は薬物使用のある俳優を舞台で起用していたために被害を被っていた。その俳優とは、4月から上演した大人計画所属の宮藤官九郎(53)が作・演出する「ウーマンリブ」シリーズvol.15『もうがまんできない』に主演した永山絢斗(34)だ。4月から5月まで舞台は上演され、9月にはWOWOWでその舞台を配信するはずだった。しかし、永山は6月に大麻取締法違反(所持)で捕まり、9月に懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決がおりたため、その配信はお蔵入りに。放映を楽しみにしていた大人計画、永山ファン双方から惜しむ声があがった。《WOWOWで放送されるはずだったのに。違法行為をした事は許したらあかんけど、こんな永山絢斗は初めて見たってくらい面白くていい舞台だったんだよぉ》《永山絢斗キレキレで輝いてて、チャラい演技とか途中トチってたのも面白かったのに。クスリのせいかと思ってしまう。硬派な人だと思ってたのに》くしくも現在、12月8日~15日の予定で、松尾スズキ生誕60周年記念art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」が東京・表参道で開催中。だが、今回の村杉の逮捕により、予定していたイベントがすべて中止に追い込まれる事態に。松尾スズキは今年3月の個展開催の発表に際し、こうコメントしている。「男、松尾スズキ。なんとかここまで起訴されず、いろいろやってきましたが、ここに来て、絵、見せに、馳せ参じます!」2022年に還暦という節目を迎えた松尾がますます精力的に活動する中、薬物事案による主演俳優の有罪判決、所属団員の逮捕と今年は劇団にとって、薬(厄)がふりかかる1年だった。2024年は薬災が起きぬよう、祈るばかりだ。
2023年12月12日政治家、偉人、トランスジェンダー役など、幅広い演技で定評のある草彅剛。放送中の朝ドラ『ブギウギ』での羽鳥善一役も好評だが、12月16日、23日に前後編で放送されるドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士(NHK総合)では、手話通訳士を熱演する。ドラマの囲み取材が行われ、冒頭で丁寧に挨拶した草彅剛。「みなさん、お忙しいなか、貴重なお時間を使って頂いてありがとうございました。今日は宜しくお願い致します」アカデミー俳優になっても、「いい人」は変わらず健在。ユーモアを交えた回答などで終始笑顔の絶えない取材になった。ーー今回、手話通訳士という難役。初めて本格的な手話に挑戦されましたね。手話は大変でしたね。3人の先生にみっちり指導していただいて2カ月くらい練習しました。次の日のシーンの手話を前日に練習したり、大阪で『ブギウギ』の撮影をしながらだったので、新幹線の中でも練習していましたね(笑)。監督が練習の現場にも毎回来てくれて、シーンごとに細かく相談しながら最善の手話を考えていきました。今回、実際のろう者の方とお芝居をする、ということが大きな挑戦、新たな試みでしたが、そのことによって、僕の中から溢れ出る表情が生み出されたのかな、と思っています。ーー特に難しかった手話のシーンはどこでしたか?レストランでろう者の人の事を悪く言う青年たちに向かってやった手話って全然映ってないんですけど、かなりやったんですよ。酷い事をやってるから映さなかったんでしょうね。映さないなら練習しなくて良かったんじゃないかなって思ったりして(笑)。あれ、すごい長いんですよ、すごく長くて。すごい難しいんだけど、すごく汚い事ばっかりやるやつで、ああ、これは覚えないといけないな、って思っていて、十時間以上費やしたかな。だけど顔のアップしかなくて、それが一番の驚きでしたかね(笑)。ーー言葉を発せずに表情だけでの演技で、苦労した点などはありますか。あんまり自分ではこうしよう、ああしようとは思ってはいなくて、本当にいい空気に包まれて演技ができた、という感じなんです。現場に入って、ろう者の方々の手話を見ていたり一緒にお芝居をしたりしていると、なんだかとても吸引力があって、その空気感に引き込まれていきましたね。ーーろう者の方々とのコミュニケーションはスムーズにできたのでしょうか?本当に温かい現場で、役者さんだけでなく、エキストラさんとかもろう者の方々にお手伝いいただいていたので、何か垣根を超えたコミュニケーションが取れた感じでしたね。手話じゃなくても身振り手振りで気持ちを伝えたり、お互い同じ方向を向いて一つのシーンを作り上げようという気持ちになりました。お芝居をしている、というより、楽しく遊んでいるような温かい雰囲気の現場でした。ーー今でも残っている手話があったら教えてください。残っている手話か〜(笑)。みっちり練習してたくさん覚えたんですけどね。すぐ出てこないな(笑)あ、「おめでとう」っていうのは覚えています。ハハハハ。ーー草彅さんご自身がドラマの面白さを感じた部分は?お話を頂いた時に手話を扱った作品、と聞いて、もっとヒューマンで感動的なお話だと思ったんですが、台本を読んだらミステリーだったんですよね。ストレートな感動劇ではなく、犯人捜しがあったり、そこにろう者やコーダというポイントが散りばめられていたりして、普通の謎解きとはまた違った面白さがあると思いました。ーー遠藤憲一さんが「草彅くんとずっと共演してみたかった」と話していましたが、初共演はいかがでしたか?僕も昔から気になっていた方でした。実際、共演してみたら、すごくチャーミングでかっこいい方で、場を和ませてもくれました。はにかんだような笑顔で「元気?」「今日、元気?」って気遣ってくれたりして。お芝居もほんと素敵で、エンケンさん演じる何森刑事のシーンがいい緊張感を生み、ミステリーの面白さに拍車がかかったと思いました。「デフヴォイス2」みたいに、エンケンさんと僕とでバディ組んで続編やりたいな、って思うんですよ。誰か考えてくれないですかね(笑)。そんな風に思わせてくださる方でしたね。ーー印象に残っているシーンはありますか尚人が(ろう者の)兄と兄弟喧嘩をするシーンで、久しぶりに家族で休日を楽しんでいる時に突然殴られたりしてビックリするんですが、これが本当の兄弟喧嘩なのかな、という感じがして、とてもいいシーンだな、と思いました。兄役の役者さんがすごいワイルドな方なのですが、雄たけびのような勢いで僕に向かってぶつかって来きたので、僕もスイッチが入って、本当の兄弟喧嘩のようなお芝居ができたんだと思います。あまり話せませんが、母親とのシーンが一番視聴者の方に届けたい場面でもあるのでぜひ、最後まで見ていただきたいです。ーーこのドラマは家族の絆もテーマになっていますが、尚人を演じて家族のあり方について考えたりしましたか?やはり家族はとても大切なもの。人は一人じゃ生きていけない、と思いました。尚人は自分がコーダということで思い悩んでいたけれど、恋人のみゆき(松本若葉)のように傍にいてくれる人がすごく大事だな、ということを感じましたね。視聴者の方々も、心の繋がりの大切さなどを考えることができる、とても素敵な作品だと思います。ーー手話でお芝居をした事など稲垣吾郎さんや香取慎吾さんに話されましたか?全然話していないんです。忙しかったですからね。でも二人にも見て欲しいドラマです。『罠の戦争』は、主題歌を歌ったこともあって、慎吾は全話見てくれました。吾郎さんはね、一話しか見てなかったみたい。「りんご潰したシーンで寝てしまった」って。ひどいですよね(笑)。僕は吾郎さんの出ている映画『正欲』も見ましたよ。すごく良かったです。いつも僕は吾郎さんの作品見てるのに、吾郎さんは僕の作品は見てくれないんです。でも今回はきっと見てくれると思っています。ーー2023年はどんな年でしたか?そして来年はどんな年にしたいでしょうか?ずっとセリフを覚えていた1年でした。いろいろお仕事を頂いて幸せな1年でしたね。(2024年5月公開の)映画『碁盤斬り』は、1手を撮るのに4時間くらいかかったりして大変な撮影だったので、ぜひ見てください。今年は兎年、僕もぴょんぴょん飛び跳ねていたので““うさぎ賞“をください(笑)。来年は辰年なので、大好きな龍の入ったスタジャンをたくさん着たいと思います。
2023年12月12日12月10日、YouTuberのヒカル(32)のチャンネルに筋肉系YouTuberのぷろたんが登場。元交際相手の女性YouTuberやぎさんに浮気とDVを告発され話題となっている件について、詳細を語った。ぷろたんは、元妻で元YouTuberの丸の内OLレイナに付き添われる形でヒカルの自宅に登場。12月9日には釈明の動画をアップしていたぷろたん。しかし、それをみていたレイナは「自分で動画をあげても、全部自分の都合の良いように言ってるみたいに思われてしまう」と思い、ヒカルに助けを求めようと思ったという。現在の精神状態について「あんまり人の目がみれない、外出ちゃうと」と語ったぷろたん。以前、自身も女性関係を暴露されたことがあるヒカルは「ちょっと気持ちが分かる」と同情しつつも、「確実にぷろたんがやらん方が良かったことを何個かやっちゃったことによって、こうなったのは事実だから。そこはね、今後心入れ替えることしかないんじゃないのかな」とコメント。さらにヒカルは「女癖には簡単に治らない、レイナちゃんと結婚してたときからそういうのはあった?」と尋ねると、レイナは「そうっすね」と同意していた。■127人の浮気リストいったいなぜ作った?衝撃的な理由が明らかにやぎさんが公開した、127人の女性の名前や特徴を記したリストの話になると、ヒカルが「視聴者の声を代弁して聞きたいんだけど、あれはなんのメモなん?そもそも」と聞くと、「もうここまでできたんで、偽るつもりなく正直言うんすけど」と自身の性経験について語った。ぷろたんは初体験を23歳のときに迎え、26歳まで経験人数が2〜3人だったと明かし、その後YouTuberとして独立した際に「女遊びしないと成功しない」と“習った”という。実際に新宿の飲食店勤務の女性と関係を持ってから「そこから仕事がうまく行って、それで勝手に洗脳入っちゃって」と、YouTuberとしての成功のために多数の女性と関係をもつようになったと明かしていた。女性たちとは「ワンナイトとは思ってはないですけど」とはしつつも、生活習慣の違いからその後会う機会もなくなることが多かったよう。メモに残していた理由については「LINEとかも結構埋もれちゃって忘れていくっていうので、忘れないように記しておこうというのは」と語っていた。ヒカルがリストに載っていた女性たちから反応があったかを尋ねると、「5人くらい来て。どんまいって感じで笑ってました」と明かしていた。女性たちの反応は「笑って許してくれたというか、気にしてなかったですね」といい、トラブルにはなっていない様子。リストは約4〜5年前から作成しており、一度関係を持った人を条件に記録しているという。リストに記載していたのは127人だが、正確には135人いるという。さらに、現在揉めているやぎさんと付き合っていた時期は、15人の女性と浮気していたことも明かしていた。その後、ヒカルの家に泊まることになったぷろたん。動画中は終始落ち込んだ様子を見せていたが、ヒカルに「昨日俺らのとこに来るまで、合コンしとったんやろ」と暴露される場面も。「でもそんなん合コン行く奴、多分絶望した顔できへんで」と突っ込まれていた。
2023年12月11日ブラジルのリオデジャネイロで、妻が夫を焼き殺すという凄惨な事件が起こった。英Mirrorなどが報じている。アンドレ・チャペタさん(50)は今月はじめ、全身の92%にも及ぶ大やけどを負い、4日後に亡くなった。その後、妻のアナ・マリア・パイシャオが夫にアルコールをかけてライターで火を着けたと自供したため逮捕された。ブラジルのニュースサイトG1によると、動機は嫉妬だったという。室内を撮影していた防犯カメラには、パイシャオが画面左側に見切れている夫へ平然と近づき、手に持ったビンの中身を振りまく様子が捉えられていた。その直後に画面左側が明るくなり、火だるまとなった夫は室外へと走り去っている。チャペタさんはそのまま戸外の通りへ出て倒れ込み、地元の病院に搬送された。重度の熱傷が原因で、彼は4日後に帰らぬ人となった。当初、パイシャオは殺人未遂罪で起訴される予定だったが、カメラの映像からブラジルの法律で定められている「残酷な手法による殺人」に再分類され、量刑は格段に重くなる見込みだ。
2023年12月11日政界を大きく揺るがす自民党最大派閥・安倍派(清和政策研究会)の“裏金疑惑”。塩谷立座長(73)や萩生田光一政調会長(60)、西村康稔経済産業相(61)だけでなく、松野博一官房長官(61)、高木毅国対委員長(67)、世耕弘成参院幹事長(61)にも1,000万円超のキックバック疑惑が取り沙汰されている。「年1回開催される政治資金パーティーでは、所属議員にパーティー券の販売ノルマが設定されていたといいます。政治資金規正法では同じ人や団体から1回20万円超の支払いを受けた場合、収支報告書に記載することを義務付けています。しかしノルマを超えた分の収入を記載せず、パーティー券を販売した議員にキックバックさせていた疑いが浮上。安倍派では’18~’22年にかけて、1億円超が“裏金”になっていたと見られています」(全国紙記者)“裏金疑惑”の余波は拡大する一方で、元五輪相の橋本聖子参院議員(59)にも過去5年間で1,000万円超のキックバックを受けながら収支報告書に記載しなかった疑いが。さらに大野泰正参院議員(64)が5,000万円超、池田佳隆衆院議員(57)と谷川弥一衆院議員(82)が4,000万円超のキックバックを受け、収支報告書に記載しなかった疑いも報じられた。だがいっぽうで、現在までに“当事者”による説明はなされていない。松野氏は疑惑に対する答弁を避けており、橋本氏も「しかるべきときに説明責任を果たしていきたい」と述べるにとどまっていた。そんななか、渦中にある谷川氏の“逆ギレ”が世間の反感を買っている。12月10日夕方、長崎市で報道陣の取材に応じた谷川氏。“4,000万円超キックバック”の報道について事実関係の説明を求められると、「読み上げますよ」と持参したコメントに目を通してこう述べた。「清和政策研究会のパーティー券の問題について、刑事告発を受けている案件でもあり、事実関係を慎重に調査・確認をして、適切に対応して参りたい。今後、事態が進展し、問題点や課題が明らかになってくれば、再発防止の取り組みなどを進めていく必要があると考えている」その後、報道陣から「(パーティー券の)販売ノルマはどのくらいだったか?」「これからの議員活動については?」と追及されると、谷川氏は「だから今言った通りって言っているでしょ」「なんで同じこと、何回も言うの」などとヒートアップ。さらに別の記者から「会派の中でそのようなことがあった?」と問われると、不機嫌な態度でこう言い放ったのだった。「まあいいから、その通りって。何を言ってもその通りって。頭悪いね。言っているじゃないの。質問してもこれ以上、今日言いませんと言っているじゃない。わからない?」事実上“ノーコメント”を貫いただけでなく、記者に対して「頭悪い」と強い言葉で非難した谷川氏。ネット上では説明不足を棚に上げる谷川氏に、厳しい声が相次いでいる。《自分がキックバックを受けたか受けてないのか そんな事実関係も答えられないって 頭悪いんはどっちやねん》《尋ねられていることにロクに答えずに、パワハラで相手を侮辱しているのは問題だ。こんな品性下劣な議員が税金から巨額の収入を得ているのは腹立たしい》《聞かれた質問に答えろよ! 裏金を貰ったんですか?貰っていないのですか?あなたの言っていることは回答になっていません。どっちなのですか?》《疑惑を持たれた議員が人の事を「頭悪いね」と言う。お前が言う?と返してやればよい。まあ、ヤケクソ感が滲み出てるけどね。もう終わりだろうし》
2023年12月11日12月10日、自民党の最大派閥・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、橋本聖子元オリンピック・パラリンピック担当大臣(59)も1000万円を超えるキックバックを受けていた可能性があると報じられた。安倍派は松野博一官房長官(61)や高木毅国会対策委員長(67)、世耕弘成参議院幹事長(61)や萩生田光一政務調査会長(60)、さらに西村康稔経済産業大臣(61)や塩谷立元文部科学大臣(73)といった幹部6名を含む大半の所属議員側が、パーティー収入のキックバックを受けていたにも関わらず、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったとみられている。このことが問題視されており、資金の流れなどの経緯を東京地検特捜部が調べているという。そんな“裏金問題”で、橋本元大臣の名も挙がることに。しかも、1000万円を超えるキックバックを受け取っていたというのだ。11日、橋本元大臣は取材陣に対し、「政治不信を招き大変反省している」と言いつつ、キックバックを受け取ったかどうかについては捜査中であることを理由に語ることはなく、「しかるべき時に説明責任を果たしたい」と述べるに留めた。政治家となる前は五輪選手だった橋本元大臣。スピードスケートや自転車競技で’96年のアトランタ五輪など7つの五輪に出場し、’92年のアルベールビル五輪では銅メダルを獲得。日本人女子選手で初めて冬季五輪の表彰台に立ったことでも知られている。そして’95年、政治家に転身すると’19年に東京五輪の担当大臣に就任。また’21年には女性蔑視発言で批判を受けた森喜朗氏(86)が東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を辞任し、そのことを受けて橋本元大臣は同組織の新会長に選出されることとなった。「JOC(日本オリンピック委員会)の公式サイトではフェアプレーとは公明正大な行為や態度のことだといい、そうしてルールを守った上でスポーツマン同士が競い合うことを《スポーツマンシップであり、オリンピズムの一つ》としています。橋本氏は選手としても大臣としても五輪に深く関わってきましたから、政治家としてもそのような公明正大な姿勢が期待されてきました。それゆえ、裏金問題によって橋本氏に失望する声が後を絶ちません」(スポーツ紙記者)X(旧Twitter)では、橋本元大臣への厳しい声が相次いでいる。《橋本聖子さんの、スポーツマンシップって何だったんですか 憤り隠せません》《スポーツマンシップて言葉が崩れ落ちた》《政治家におなりになるとスポーツマンシップを忘れられるのですね》また橋本元大臣は’14年、フィギュアスケートの高橋大輔選手(37)にキスを迫ったというセクハラ騒動もあった。そのため《セクハラしたり裏金受け取ったり何してんだよ》《セクハラしながら裏金もがっぽり》《セクハラ聖子、お前もか》との声もーー。信用は地に落ちてしまったようだ。
2023年12月11日12月11日、福島県警が麻薬特例法違反の疑いで俳優の村杉蝉之介容疑者(58、本名・村杉友一)を逮捕したことを発表した。警察によると、村杉容疑者は昨年11月上旬から今年1月中旬までに複数回にわたり、大麻などの規制薬物を譲り受けたとされている。村杉容疑者は容疑を認めているという。村杉容疑者は94年から芸能事務所「大人計画」に所属し、舞台を中心に活動。過去には『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)や『あまちゃん』(NHK)などで個性的な役を演じていた。しかし、報道された名前を見てもピンとこず、顔写真を見て初めて気づく人が多かったようだ。《この俳優さん、名前は知りませんでしたが、ドラマを見ていたらよく見掛けていたので驚いています》《村杉蝉之介って誰やねんって思って調べたらめっちゃ有名な人でびっくりした。いっぱい作品出てるよね?どうなるんやろ》最近ではバイプレイヤーとして、『どうする家康』(NHK)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)、『パリピ孔明』(フジテレビ系)などでも活躍。村杉容疑者が数々の人気作品に出演していることが明らかになり、SNS上では今回の逮捕の影響を危惧する声があがっている。《おいおいおいおい…また大河ドラマ配信止めないでよ?『平清盛』『いだてん』『どうする家康』も出てるからなあ…》《あまちゃんのヒビキ一郎役の人ですあまちゃんは以前もピエール瀧の逮捕で総集編の再放送が中止になったことがあった》《名バイプレイヤーが逮捕されると、出演作品が多すぎて、影響がデカい》《これで、「パリピ孔明」「あまちゃん」といった作品の配信中止になるのかな?たしかに、配信中止の是非について議論はあるけど、現状では出演者が何かやらかせば、すぐに中止になってしまう。それを知っていてなおか…》
2023年12月11日27歳の誕生日を迎え、大人の余裕を感じさせる、Sexy Zoneの佐藤勝利。年内最後の新曲『人生遊戯』や、間近に迫った東京ドーム公演について話を聞いた。デビュー13年目に突入したSexy Zone。10月にグループ名の変更を発表したが、改めて佐藤勝利はこう語る。「Sexy Zoneという名前を否定するつもりはいっさいなくて、よりよい方向に進んでいくためのポジティブな決断です。悲観している時間がもったいないしね。ちゃんと自分たちで思いを語れるようなグループ名を考えるので、楽しみに待っていてほしいです!」そんな彼らの新曲『人生遊戯』は、悩んだり迷ったりしている人を鼓舞するような、パワフルなメッセージソングだ。「歌詞がけっこう強い言葉なので、僕は自分に言い聞かせる感覚で歌っています。ふだんから、誰かを励ますにしても、言葉より行動で示したいタイプ。僕自身が歌詞を体現する姿を見て、何かを感じてもらえたらいいですね」現在、街はクリスマスムード一色だが、クリスマス当日は東京ドーム公演が控えている。「絶対にメンバーとプレゼント交換をやりたいって言っています。これまで、イベント事はマリウスが率先してやってくれていたけど、なんだかんだ、みんな楽しんでいたんだなって(笑)」今年は、ファンやメンバーと過ごすクリスマスだが、もしもパラレルワールドで、クリスマスデートをするとしたら?「やっぱり夜景のきれいなレストランに行きたいかな。あと、イルミネーション!毎年、移動中に車の中からチラッと見るだけだから、一度くらいちゃんと見てみたいです(笑)」
2023年12月11日女性、児島気奈さん。気奈さんの作る“芸人ファースト”な舞台で、昨年のM−1王者ウエストランドも腕を磨いてきた。しかし、その陰には、芸人たちには見せない、気奈さんの地道な努力がある――。■「今まで生きてきた中で一番うれしい」’20年、ウエストランドがM-1決勝へお笑いライブをビジネスとして軌道に乗せる――。そのためにはライブの黒字化が必須だが、実現は簡単ではなかった。というのも、芸人ファーストのこだわりがあったからだ。「一般的なライブは芸人さんから会場費をもらうのですが、うちでは逆に、交通費を含めて3千円以上のギャラを支払っていました」10組の芸人が出演したら、1組3千円でも3万円の経費がかかる。80席の会場を借りるには5万円。1人1千円のチケットが完売しても収支はトントンだ。「いえいえ、満員でも赤字。スタッフたちのバイト代もかかるので、とても、とても」しかも、K-PRO名物のケータリングにもお金がかかる。「普通のお笑いライブは、先輩芸人が差し入れをすることが多かったんですが、それは運営側がしっかりやらないといけないと思って、おにぎりやパンを差し入れるように。パンがあると、今度は『牛乳も欲しいわ』となる。そうなるうちにエスカレートして(笑)。売り上げが減ってしまうけど、おなかをすかしている芸人が喜んでくれるとうれしいし、ライブのランクによって高価なお弁当にしていくと、モチベーションも上がります」毎回のように出る赤字は、自腹で賄うしかない。朝マックの店員やクレーム処理のコールセンター、栄養ドリンクの実演販売などのバイトをかけもちしていたという。当時から気奈さんを知る、お笑いコンビのアルコ&ピース・平子祐希(45)が振り返る。「気奈ちゃんって“私”を見せない。でも、ギャラもケータリングも出るのだから、どう考えても赤字で身を削っているはずなんです。だから芸人の間では“気奈ちゃんのためにウケよう”っていう気概がありました」平子もほかの芸人同様、下積み時代は将来への不安が募り、毎日のように“いつまで続けられるのか”と気持ちも揺れ動いていた。「ボクが芸人として食べられるようになったのは33歳。長い下積み生活で、唯一、プロとして扱ってもらえたのは、ギャラが発生したK−PROライブでした。自信を失いそうなとき、なんとか耐えることができた場所。ボクの芸人人生の生命線だったんですね」独自の劇場を所有する吉本興業の芸人とは違い、“非吉本系芸人”はネタを披露する機会が少ない。ネタ見せの機会がどれほどあるかは、M-1など賞レースの結果にも如実に関わってくる。K-PROライブは、舞台を求める芸人の受け皿となっていたのだ。もちろん、精神面のフォローも怠らなかった。ウケずに落ち込んでいる芸人がいれば「うちのお客さんはネタの中身を見てくれるから、いつかきっとウケるようになるよ」と励まし、お客さんが少なければ、知り合いに頼んで来場してもらい、客席を埋めていた。ライブの主催を始めたころは「どうせ女だから、すぐにやめる」「芸人目当て」と陰口もたたかれた。けれど、気奈さんの“愛”を浴び、K-PROライブに出演する芸人はメキメキと成長。テレビでも活躍していった。さらに、1日の公演回数を増やすことでお客さんの数も増加し、徐々に黒字化も達成。’18年には、他事務所から芸人を集めてライブを主催するだけではなく、若手芸人を育てようと芸能プロダクションを立ち上げることに。「立ち上げ当時は、挨拶の仕方から教えていたので、所属芸人につきっきりでした」そんな気奈さんを複雑な思いで見ていたのは、K-PROライブ常連で、’22年、M−1王者に輝いたタイタン所属のウエストランド・井口浩之(40)と河本太(39)だ。「児島さんは苦楽を共にしてきた戦友だと思っているけど、こう言っては失礼なんですが、母親のような存在。だからK−PROに所属している芸人ばかり世話をしているのを見て、母を取られたような感覚になったんですよ」(井口)「たしかに、母みたいな存在。ボクが大きなホールで、別の舞台の緊急ブザーを鳴らしてしまったときも、かわりに児島さんが謝ってくれたんです」(河本)「“お笑いの母”としての話じゃなくて、たんなる迷惑かけた話じゃねーか」(井口)「いや、お笑いのアドバイスとしては『太くんは、井口くんがオチを言う前に笑ったりして邪魔していたけど、だいぶマシになったよね』って、10年目くらいにほめてくれたんです」(河本)「そんなの、1年目で気づけよ。しかも、厳密に言うと、今でも邪魔しているからな」(井口)そんなウエストランドは’20年12月、K-PROライブ出身芸人として初めてM−1決勝に進出。結果は10組中9位だったが、気奈さんは「今まで生きてきた中で、一番うれしい」とわがことのように喜んだ。その笑顔は、井口の心に残っていた。だからこそ、再び勝ち進んだ’22年のM−1決勝戦前日には、「やってやりますよ!」と気合を入れたメッセージを送ったのだ。そんな思いを受け止めた気奈さんは、事務所でスタッフたちとテレビ越しに応援した。「優勝が決まった瞬間は、スタッフも涙を流して喜んでいましたが、私はうれしくてテレビに映る2人を見て笑いながら拍手してました。井口くんはK-PROの楽屋番長で、後輩の面倒もよく見てくれたから、優勝してさらに忙しくなったらどうしようと、ふと不安になってしまってました(笑)」だが、ウエストランドは義理堅く、M-1優勝直後の超多忙な時期であっても、K-PROの年末ライブにサプライズゲストとして、駆けつけてくれた。舞台袖から客前へ飛び出そうとするとき、ウエストランドの2人は気奈さんと顔を合わせた。「いつものように、ドライな感じで『おめでとう、よかったね』と祝ってくれて……、泣いちゃいましたね。M-1で優勝したときは自分のために泣いて、このときは児島さんに恩返しができたうれしさで泣いたんですよ」(河本)気奈さんもよく覚えている。「すごくキレイな涙を流していて、太くんっぽいなって(笑)」舞台裏での一瞬の出来事で、言葉を交わすことはなかったが、気奈さんは心の中でこう叫んだ。「すごい、スターになったよ。年に1組しかなれないチャンピオンになるなんて、ヒーローにしかできないこと。それをK−PRO出身の芸人が成し遂げてくれたんだね!」■芸人の人生のターニングポイントとなる舞台を、これからも作り続ける!「最近、児島さんが、かわいい犬を飼い始めて、抱いて喜んでいたんです。児島さんがお笑い以外に興味を示しているのを初めて見ました」(ウエストランド・河本)飼い犬をかわいがるだけで奇異に思われるほど、気奈さんは一日中、お笑い漬けだ。朝、起床するなり、録画しているお笑い番組を見て、11時にはオフィスで事務仕事。15時からは劇場入りして、公演を取り仕切る。「ライブが終わるのは22時くらいで、それから事務所に戻って2時間くらいご飯を食べつつ事務作業をしています。いつも寝るのは深夜の3時、4時ですね。空き時間には、芸人さんには失礼なんですが、左右のイヤホンで違う漫才を聴きながら、スマホの画面でコントを見たりしています」今は、東京だけでなく、全国各地でライブを開催している。「行った先が芸人の出身地だと、家族が見に来てくれるんです。『この子、しっかりやっているようで安心しました』なんて言われると、涙が出るほどうれしくなります。自分の舞台を、親が応援してくれるなんて素晴らしいことじゃないですか。今後も、芸人さんの人生のターニングポイントとなる舞台を作っていきたいですね」芸人がお笑いだけで食べていけるようにと、粉骨砕身する気奈さんは“お笑いの母”と慕われているのだが――。「正直言って、抵抗はあるんです。“お笑いのお姉さん”くらいの立ち位置でいいですよ。ライブ会場では『気奈さんは代表なんだから、雑用はしなくてもいいですよ』ってスタッフに言われますが、いまだにこの世界に飛び込んだ17歳のときと同じ気持ちのままで、みんなで一緒に舞台を作っていきたいんです」気奈さんが情熱を注いだ劇場が、心温まる笑いに包まれる――。(取材・文:小野建史)
2023年12月10日