女性自身がお届けする新着記事一覧 (85/893)
米国の格安航空会社フロンティア航空の機内で、女性が通路で下半身を丸出しにした動画が広く話題となっている。動画をFacebookで発信したのは、その場に居合わせたジュリー・ヴォシェル・ハートマンさん。フロリダ発フィラデルフィア行きの機内で20日、トイレを使おうとした女性が客室乗務員に「今はご利用になれません」と止められたことに腹を立て、突如通路でズボンと下着を下ろしたという。女性はおしりを丸出しにした状態で「みなさん、すみませんね!今からここでおしっこしますから!」と叫び、周囲の乗客をパニックに陥れた。すぐ近くには子どもも座っており、「子どもがいるんだよ!」「やめろ!」と怒号が飛ぶ様子が動画に収められている。激しい抗議に屈し、女性は用を足すことなくズボンを履いたが、周囲の乗客に「殺してやる」などと暴言を吐いていたという。ハートマンさんはNBC NEWSに「彼女が逮捕されて、二度と飛行機に乗れないようになってほしい」とコメントした。
2023年11月24日「ルパンだって3世まで」立憲民主党の野田佳彦元首相が自民党に対し、11月22日の衆院予算委員会で放った世襲批判が話題だ。「(岸田)総理は3世、ジュニアに委ねると4世」と、世襲議員の要職起用について人気アニメを引き合いに皮肉った。ただ、ルパン三世にも泥棒稼業を継ぐ「ジュニア」がいたのをご存じだろうか。さらに「三十三世」までシリーズに登場している。ルパンは「世襲」の権化だった。岸田内閣は国会議員だった実親を持つ閣僚が、首相を含めて20人中8人。この世襲構造を、野田氏は「歌舞伎役者じゃないんだから」と批判。「ルパンだって3世まで」発言も繰り出した。キャッチーな苦言がSNSで好感され、トレンド入りするほど話題になった。■安倍氏追悼、どじょう演説でおなじみの野田氏野田氏は政界屈指の弁舌家として知られる。「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」のフレーズは記憶に新しいだろう。「政敵」だった安倍晋三元首相を追悼した昨年10月の国会演説だ。皇居で首相親任式を待つ控え室を「カウンセリングルーム」に例えて安倍氏の人情を回顧した秘話は、与野党を超えて「心を打つ」と称賛された。民主党代表選(2011年)の演説で相田みつを氏の詩作を引用し、自身を華麗な「金魚」でなく「どじょう」に例えて「泥臭く、汗をかく」と決意を表明。「どじょう宰相」とも呼ばれた。そんな演説上手の野田氏も、アニメには疎かったようだ。実はルパン三世にも「ジュニア」がいたのだ。その名も「ルパン小僧」。ルパン家の4世に当たる。公式に「ルパン三世と峰不二子の子」と紹介されている。■三十三世までルパン家は世襲の権化モンキー・パンチ氏は三世を探して泥棒修行しながら旅する小僧の物語を描き、1975年から76年まで「週刊少年アクション」(双葉社)で連載した。小僧は作中で初代アルセーヌ・ルパンの子孫を公言し、「ウルトラ泥棒小僧様」を自称。三世を「オヤジ」と呼んだ。パンチ氏は生前にテレビ番組で小僧を「ルパン四世」と認め、編集長の指示で少年用に「嫌々ながら描いた」と打ち明けていた。ちなみに、連載は18話で打ち切られている。さらに「ルパン八世」も存在する。舞台は22世紀の宇宙。建前は私立探偵だが、実体は泥棒稼業を引き継いでいる。不二子、次元、五右エ門、銭形というおなじみの顔ぶれは、いずれも三世シリーズの子孫。いわゆる「世襲」だ。そして「ルパン三十三世」は、2007年に日本テレビ系の「金曜特別ロードショー」で放送された「ルパン三世 霧のエリューシヴ」に登場する。ルパン家の好敵手、魔毛狂介の恋人を寝取った敵役だ。ルパン家と比べれば、国会議員の世襲はかわいいもの……とは、いかない。野田氏の世襲批判は真っ当だろう。釈迦も経の読み違い。どじょう宰相、足をすくわれぬよう。(文:笹川賢一)
2023年11月24日11月23日、プレステージ所属の人気セクシー女優・七嶋舞が自身のXで盗難被害にあったことを告白した。この投稿の前日、札幌から旭川へ向かうJRの特急列車の指定席に乗ったという七嶋。持っていたキャリーケースが大きかったため、荷台には上げずに車両の後方にある荷物置きのスペースに置いていたそう。降車時にキャリーケースを持ったときに《なーんか軽いなあて思って》と違和感があったといい、《降りてすぐトイレで確認したら美顔器とかアクセサリーケースとかメイクポーチと靴とか明日着る予定だったお気に入りのアウターとか色々盗まれてて》と、盗難に遭ったことに気がついたという。キャリーケースには鍵をかけておらず、《アクセサリーポーチに入れてたFENDIの時計とかブレスレットとかヴァンクリのネックレスとかも取られただいぶ痛い。。。》と服だけでなく高級アクセサリーまで盗まれてしまったと明かしていた。さらに、《ねえ待ってなんでこの服だけ残ってたか分かったこれ精子付けられてたへばりついてるし臭い改めてキャリー見てみたら歯ブラシと下着もなかった防犯カメラ無いし泣き寝入り。。。》と綴っており、キャリーケース内に残っていた衣服には、犯人のものと思われる体液がかけられていたという。車内には防犯カメラはなかったようだが、《駅構内にはカメラあるし精液付きのコートの証拠品もあるし、もう北海道警察動いてるから時間の問題だと思うけど早く捕まるといいなあ》と被害届を出したと語っていた。《ショック過ぎてなかなか理解が追いつかない。。》と辛い胸中とともに、《心配されるの嫌だからツイートするの迷ったけど窃盗と悪質な性犯罪をした犯人に対してふつふつと怒りが沸いてきたのと、きっとこの人常習犯だし今後同じ被害者を出さない為にも皆さんに拡散して欲しいくて今回ツイートするに至りました》と、自分のような被害者を出したくないという思いも綴っていた。七嶋の切実な投稿に対しては、ファンたちから怒りと心配の声が寄せられている。《これはヒドイなぁ…勇気あるご報告、ありがとうございます二度とこんな事が起こりません様に》《マジで…最悪やなもう治安悪くなっていく一方なんで財布見せないようにとか荷物や防犯力身につけないとだな…》《辛かったね。大変だったね。これはショックだよ。言葉にならない》《酷すぎる。そんな輩がいるのか、早急に捕まって欲しいですね。被害にあわれて辛いですよね…同じ被害が出ないように願います》
2023年11月24日11月17日深夜に、羽生結弦(28)が一般女性との電撃離婚を発表してから1週間が経った。Xに公開したコメントでは、理由について《現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています》と説明。その上で、《このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました》と決断への思いを明かしていた。8月の結婚報告時、年齢や職業はおろか性別といった一切の素性を伏せていたこともあり、お相手についての議論が過熱。元国民的アイドル、ピアニストなど様々な女性の名前が連日取り沙汰された。そんな状況が1カ月ほど続いたが、9月16日に「週刊女性PRIME」が初めてお相手のAさんが8歳年上の元バイオリニストであることを報じ、同日に「NEWSポストセブン」も続いたが、どちらもAさんの名前は伏せていた。そして9月19日、Aさんの地元である山口県にある地方新聞社「新周南新聞社」が有料会員向けのWEB記事でAさんの実名を出した上で、地元から祝福を受けていることを報じたのだ。その後は、新周南に続く形で一部週刊誌などが実名を出すように。こうした背景から、羽生が離婚を発表した直後から、ネット上では週刊誌を中心にメディアへの批判が集中。なかでも、最初に実名を報じた新周南新聞社には膨大な批判が寄せられることとなった。しかし、新周南新聞社がこの事態に思わぬ反応を見せる。11月20日に公開された現代ビジネスの記事の中で、羽生サイドに猛反論したのだ。取材に対し、同社の担当者は、「なぜ結婚相手を隠す必要があるのか、まったく理解できません」とし、羽生の離婚理由についても「都合のいいときだけメディアを使い、都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか」と痛烈に批判。さらに、Aさんサイドから実名を出したことへのクレームが来ていないことも明かしていた。この記事の反響は大きく、Yahoo!ニュースでは7000件を超えるコメントがつくことに。当然、離婚発表直後と変わらず、新周南新聞社への厳しい批判の声も多かったが、こんな声も。《羽生結弦氏の離婚は、例え二人で話し合った結果でしたら、真逆に結婚生活を持続させていくべき解決策に至らなかったのかが不思議に思えます。やはり105日間余りでスピード離婚になったことは“腑に落ちません”》《当初の結婚発表から違和感があった 結婚の事実だけを発表し相手の女性に対する言及は情報は一切なし》《地元紙からしたら地元に貢献していたヴァイオリニストの宝で祝福していたのに、3ヶ月で離別とは何事かと思う気持ちもわかります》このように、105日という超スピード離婚したことに違和感を唱える声が少なくなかったのだ。それはネット上だけではなく、芸能界からも。19日放送の『アッコにおまかせ』(TBS系)の中で、和田アキ子(73)は同情しつつも「プライバシーが全くないということ。でもお付き合いしているときから、そういうこと分かっていたと思うんだけど」と疑問をあらわにしていた。また、羽生の離婚についての疑念が高まっているもう一つの理由が。フィギュア関係者は言う。「羽生さんの祖母からAさんの親族にいたるまで、両家のほとんどの親類は、結婚の詳細について知らされていなかったそうです。羽生さんとしてはそれだけの覚悟でAさんを守るために隠したということなのかもしれませんが……」11月22日の現代ビジネスの記事の中で、羽生の祖母は、離婚するまでAさんと会ったことはないと明かしている。親族にも紹介することなく、105日で幕を閉じた羽生の結婚生活。羽生は今何を思うのかーー。
2023年11月24日努力はかならず報われるわけではないけれど、努力しないことには何の可能性も生まれない的な話、いくら言葉で話したところでピンと来ないよなあ……とは思いつつもうまいやり方が思いつかずに悩むだけだった私に対し、サクッとご褒美を与えてしまう夫。自分の努力する姿を誰かが見ていて、その結果に対して労いと報酬をくれる体験をしたほうが理解が早いだろうと言われると、なるほど確かにとも思います。闇雲に頑張るって難しいですもんね。これは気持ちよく頑張れるためのシステム作りなのだ。しかし「いつもごほうびがあるとは限らない場面」担当は納得いきません。私だってたまにはごほうび担当して喜ばれたい!
2023年11月24日北野武(76)が11月22日放送の『石橋貴明 THE強運マスターズ2023 in韓国』(ABEMA)にスペシャルゲストとして出演。そこで、お金にまつわるぶっちゃけトークを連発した。番組の冒頭では、ホストを務める石橋貴明(62)やおぎやはぎ、千鳥の大悟(43)、蛍原徹(55)が韓国の高級レストランに集合。MCを務める平成ノブシコブシの吉村崇(43)が「超VIPをお迎えしております。世界的な」というと、一同は「とにかく明るい安村か?」など冗談を交わし合っていたが、レストランにある巨大な扉を開くと現れたのは北野だった。思わず一同は爆笑し、その後、食卓を囲みながらトークが行われた。序盤、北野はアメリカの有名サングラスブランドの、世界の有名人でも何十人しか呼ばれていないCM撮影に呼ばれて行くも、ギャラがサングラスだけだったエピソードを披露。選ばれたことは名誉だと説明しつつ、「何にも嬉しくなかった。名誉なんていらないから金くれ」「金くれりゃ闇金(のCM)だって何だってやるよな。ブラック企業でも何でもやるよCM」と漏らした。また『THE強運マスターズ』の出演オファーを受けた理由を聞かれると、ロケ会場であるレストランのオーナー夫婦との交流エピソードを披露。「スケジュール合えば行くよ」と話したそうだが、いっぽうで「格好つけてそんなこと言ったんだよ。本当は小銭が欲しいだけ」と説明。さらに蛍原がMCを務めるゴルフ番組について「出して」「最近、俺暇なんだよ」と本人に直談判するも、「ギャラはちゃんと相談して」と釘を刺していた。食事が進むにつれ、北野のぶっちゃけトークはさらにヒートアップ。話題が北野の新作映画『首』に及ぶと、製作を務めたKADOKAWAの元会長で東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪で起訴された角川歴彦被告(80)と「大揉めに揉めちゃってね。ギャラとか」と発言。『首』について「良い配給収入があるんじゃないかと期待している」と言ったかと思えば、「当たると俺にいくらか入ってくるんでよろしくお願いします」と視聴者に向かって頭を下げた。ここ数年、テレビ局や映画会社などに高額なギャラを要求したと一部週刊誌で報じられている北野。お金に関して、思うことがあるのだろうか?
2023年11月24日三菱UFJ銀行は11月6日から、定期預金金利を引き上げました。金利は5~6年ものが0.07%、7~9年は0.1%、10年は0.1%です。10年ものの引き上げは実に12年ぶりで、0.002%から100倍もの急上昇です。金利はいま、世界的に上昇傾向です。ただ、日本は依然として金融緩和を継続中。ですが日本銀行は、長期金利の「0%目標」は変えないものの、金利の上昇幅については0.25%から0.5%、そして10月31日には1%を一定程度超えることを容認しました。いま長期金利は0.9%前後で、夏ごろから上昇傾向です。「今後も上がるのでは」という雰囲気が広がれば、「金利が低いうちに資金を調達したい」という借り手が増えるのではないか。三菱UFJ銀行はそれを見込んで、これまでの超低金利を脱却し「定期預金金利を上げ、貸し出し用の資金を集める」戦略にかじを切ったのです。金利上昇の動きは徐々に広まるようです。三井住友銀行は、時期は未定ですが三菱UFJ銀行と同様、金利を0.2%に引き上げることを決めました。みずほ銀行も検討中と伝えられています。また、地域の中小企業と結びつきが強い地方銀行などは、企業の資金調達に備えるため、金利を上げる可能性があると思います。さらに「大手銀行より高金利」を武器に集客するネット銀行が、もっと金利を上げるかもしれません。■お金を借りる人には厳しい風向きに生命保険会社にも波及しています。住友生命は11月1日から一時払い終身保険の予定利率を0.9%から1%に、2カ月連続で引き上げました。明治安田生命も12月1日以降の契約から、学資保険の予定利率を6年ぶりに、0.75%から1.3%に上げると決めています。金利上昇は、お金を預ける方には朗報です。定期預金は、銀行が破綻しても元本1千万円とその利息までは保護されます。満期前の解約でも、利息は減っても元本が減ることはありません。100万円を1年預けたときの利息は、0.002%だとわずか20円でしたが、0.2%だと2千円です(税引き前)。投資ブームですが、絶対に減らしたくないお金は定期預金が安心。投資の仕組みがよくわからない方には、定期預金がおすすめです。いっぽう、お金を借りる方には厳しい局面です。特に変動金利型の住宅ローンには注意が必要です。変動金利型は半年ごとに金利を見直しますが、返済額は5年間変わりません。金利が上がると6年目、11年目などに額が増えます。また、返済額が急に増えると大変なので、引き上げは25%までがルールです。すると、金利上昇で総返済額は膨らむのに実際の返済額は抑えられ、35年ローンを35年間では返しきれないことも。変動金利型を利用している方は固定金利型への借り換えや、早く繰り上げ返済を行って元本を減らすなどの対策が必要です。預金と借金の両面で、金利上昇から受ける影響を考えてください。
2023年11月24日腐敗したマフィンを販売し、食中毒を引き起こしたとして問題となった東京・目黒区の焼き菓子店。一時期Xでは“デスマフィン”としてトレンド入りするなど、日本中の注目を集めることとなったが、思わぬ余波が生じていたようだ。11月23日に埼玉県のイオンタウン吉川美南で開催された和妖折衷ものづくりフェス。このフェスに出店していたNFT作品の展示即売会「えぬよろず新嘗祭」の主催者が、同日昼過ぎに、X上でこう投稿した。《とても残念なお知らせです。会場側の要請により「シュトーレン」「フィナンシェ」「マドレーヌ」の販売が禁止になりました。理由は先のマフィン事件を受けてのことです。数ヶ月前から申請し、手続きを進めておりました。焼き菓子の提供元もベーカリーとして長年営業されて地元で愛されているお店です》菓子の特典として配布予定だった作品のシールについても提供が難しくなったほか、当日朝に突然要請されたため、《この日のために用意された菓子は、スタッフで食べきれる量ではないため、おそらく大多数が廃棄となります》と、苦しい状況を明かした。主催者は、菓子を提供してくれたベーカリーやシール用のイラストを描いたクリエイター、監修者などへの申し訳ない気持ちでいっぱいのようだ。現在は、お菓子の賞味期限までにできる対応を検討しているところで、何らかの形での再販を行う予定だという。追って、《私どもはご時世及び会場の運営会社様の事情も理解しておりますので、激しいコメントはどうかお控え下さい》と、会場の対応についてもフォローしていた。X上では、この投稿に同情する声が続々と寄せられるほか、マフィンによる食中毒の影響の広範囲さを嘆く声も相次いだ。《デスマフィン客どころか他所にまで迷惑かけてるとかどんだけよ》《イオンもイオンだけど、糸引きマフィンのせいでこうやってまともにやってるお店までこんな目に遭うの気の毒過ぎるでしょ…》《これは完全に風評被害やんか……。商品見る限り、プレーンなタイプのものだから基本的には食中毒出にくいものなのに。特にシュトーレンなんか、長期保存が目的のものやん》《こういう風にちゃんとやってるお店が痛い目あうんだよな。お腐れマフィン屋は自業自得だけど》食中毒の発生は、業界全体の信頼感を損なうことにもつながりかねないようだーー。
2023年11月23日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気(37)と18歳年下のタレント奥森皐月(19)との結婚発表から1週間以上が経過した。11月13日に所属事務所を通じて結婚が公表されると、奥森が当時13歳だった’17年にテレビ番組『おはスタ』(テレビ東京系)で共演していたこともあり、ファンから驚きの声が。11月16日深夜に放送された『ハライチのターン』(TBSラジオ)で岩井は、奥森が成人後に連絡したことから2人で会うようになり、今年の初め頃に交際に至ったと説明していた。マザコンを公言し、彼女もいないと公言していた岩井の“年の差婚”は注目を集めることに。11月18日には「さらば青春の光」の公式YouTubeチャンネルで『ハライチ岩井に続け!!森田と19歳の結婚大作戦!!』という動画か公開され、森田哲矢(42)が「ほんとに羨ましい」と率直な感想を明かしていた。さらに21日には実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)も自身のYouTubeチャンネルを更新。ネット上で岩井を批判している人々に対して、「絶対あるわスレが『岩井キモい』とか書いてる。お前らだよクソ野郎。本当に。マジムカつくわ」と憤りを見せていた。そんななか、ファンの間で波紋を呼んでいる岩井の発言が。それは世間をざわつかせる10カ月前の今年1月、岩井と奥森が共演したTBSラジオが制作するポッドキャスト番組でのこと。TBSの人気深夜放送枠である『JUNK』の20周年を記念しての番組で、序盤に岩井が「皐月とはもうずっとねぇ、皐月が中学1年生ぐらいの時から」と長い付き合いであることを明かすと、「じゃあ育ての親ですね」と共演していたXXCLUBの大島育宙(30)が反応。奥村も「親ですね」と返していた。すると、岩井はそんな奥森に対してこう吐露したのだ。「ほんとに成長見守っているし、成長が止まって欲しいと思っている」奥村も「中学1年生の時の私が一番よかったって」と言われていることを暴露し、岩井は「その頃からずっとその皐月で居て欲しいって俺は思っている」と認めていた。「超年の差婚」に対して、ネット上には結婚発表当初から戸惑いを覚える人もおり、この発言が交際開始した前後の時期の発言ということもあって、このやり取りがSNS上で拡散すると、ファンも引き気味な反応を見せていた。《もうこの人で笑えなくなっちまったな》《この発言はまずいよ》《これは言わん方がえぇわ…》《成長が止まってほしいと思ってるって岩井擁護できる奴いるの?》
2023年11月23日東京五輪招致活動の際、国際オリンピック委員会(IOC)の委員に官房機密費を使って贈答品を渡したとの発言があった石川県の馳浩知事(62)。追及に対し、自ら幕引きを図ろうとする姿に批判が後を絶たない。東京五輪の招致決定当時、招致推進本部長を務めていた馳知事。11月17日に東京都内で行われた講演会で、「今からしゃべることはメモ取らないようにしてくださいね」とし、当時首相だった安倍晋三氏(享年67)に「馳、金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と言われたことを明かした。さらに、IOC委員105人全員のアルバムを作成したと言い、「官房機密費使っているから。1冊20万円するんですよ」と述べていた。五輪関係者への贈答はIOCの倫理規定に抵触する可能性がある。そのため、当初から発言を疑問視する声が噴出することに。報道を受け、同日夜に馳知事は「誤解を与えかねない不適切な発言であり、全面的に撤回する」と弁解した。18日には記者会見を開いたものの、記者の追及に対しては「撤回した」を連発。「撤回した具体的な発言を教えてください」という問いには「改めて全面的に撤回したということであります」と回答、「アルバムはあったのでしょうか」と切り込まれた際にも「改めて昨日、私自身の事実誤認を確認した上で全面撤回をいたしました」と返すなど、質問と回答内容が噛み合っていない場面もあった。不可解な態度も影響し、馳知事の発言に対する疑問は世論で膨らむばかりーー。さらに22日、馳知事は記者会見でこう語った。「全面撤回しているので、五輪招致に関して今後一切発言することはない」自民党の五輪招致本部長として活動していた’13年4月1日のブログに想い出アルバム作戦の記述があることについては、事実と認めながらも、問題となった発言との関連については言及を避けた。自ら幕引きを図ろうとする馳知事に対しては、非難が殺到。ネットでは《「撤回したからおしまい」では誰も納得しない》《恥を知れ》《政治家として不誠実で最低》《最も駄目な感じの逃げかただ!》と怒りの声が上がっている。またこの件について、野党側は21日に馳知事の国会招致を要求している。立憲民主党の安住淳国対委員長(61)は「五輪のイベントも汚職まみれで、誘致もカネまみれだったのか。馳氏を参考人として国会に招致したい」と記者団に話し、共産党の小池晃書記局長(63)も会見で「機密費という血税を使った。国会に招致して、徹底的な解明が必要だ」と主張した。しかし、Xでは参考人招致よりも重い意味を持つ証人喚問を求める声が続々と上がっている。《嘘をつくと偽証罪に問われる証人喚問で語らせるべきだ》《馳浩は国会で証人喚問すべきでしょ》《馳浩は国会証人喚問一択》馳知事の発言は、撤回では済まされない事態となっている。
2023年11月23日元俳優で、格闘家の高岡蒼佑(41)がInstagramのストーリー機能で、またも俳優の小栗旬(40)らへの憤りをあらわにした。高岡は11月22日の夜、《トライストーン。おもしろいね》と投稿、さらに、《小栗はやっぱり小物だな。改めてね。裏で動きまくってるけど、全部筒抜け》と今年6月にトライストーンの社長に就任した小栗に言及。俳優の八嶋智人(53)についても《会ったことないけど、なんなん?お前。ついでにゴミ》と批判している。また、フジテレビの関係者の名前を挙げ《かわいそうに。お前ごときに馬鹿だ、なんだと、どれだけ罵倒され、罵られ》と同情したうえで、《改めて、小栗は糞。弱いものにしか吠えることができないチキン野郎。さすが小栗 (こぐり)大にならんでもいいから、せめて中になれよ》と小栗を非難していた。続く文章では、《関東連合の噂~おいおい、お前んとこにいるやん。不良大好きな小物連中。そしてドップリのやつ。頑張れよ。小物連中》とコメント。高岡は、今年4月に出演したYouTube『街録ch』で、ある俳優によって「(高岡は)関東連合だよ。悪いところに所属しているよ」という嘘を吹聴されたことがあると明かしている。次に投稿したストーリーでは《俺は芸能界めくりますよ。暴露系とか定義付けてるんじゃないよ。俺は事実しか言わないから。裏からの攻撃って気色悪いです。自分表っからいきます》とコメントし、芸能界の闇を暴く覚悟を示した。過去に自身が出演した「クローズZERO」シリーズについても、出演を後悔しているようで、《小栗やトライストーンに利用された作品。原作と原作者は好きだけど、今では出なければよかったと 心の底から思っている作品。 色々利用された》と、複雑な思いを明かしている。読者からの、《何故八嶋智人さんの名前が出てきたんですか?!》という質問に対しては、《八島なんて会ったこともないのに、小栗の陰口に同調して調子乗っちゃったクズ。ただの調子乗りの金魚の糞のゴミ》とばっさり。フジテレビについても《臼井やらなんやら全て小栗一派。他、名前は控える。時期がずれたらただのゴミ》と述べており、思うところがあるようだ。高岡は、今年6月にも《小栗社長には長年、仕事を妨害され続けてきた》として、ストーリーに長文を連投。小栗への長年の不満を爆発させていた。これらの投稿内容の真偽は不明なものの、高岡の胸に小栗へのつもりつもった怒りがあることは確かだ。
2023年11月23日11月22日、アイドルグループの「CHICKEN BLOW THE IDOL」がメンバーの藤和マヨイ(20)の脱退を発表したが、その理由に波紋が広がっている。「CHICKEN BLOW THE IDOL」は’21年に結成された、風花あっさ(23)、藤和マヨイ(20)、明里みかん(26)、蕾る子(23)からなる4人組女性アイドルグループ。国内のみならずアメリカやフィリピンなどでもライブ活動を行っており、海外のファンも数多い。ファンの間では「チキブロ」の愛称で親しまれている。そんなチキブロだが、22日にグループの公式Xにて《大切なお知らせ》として藤和の脱退を発表した上で、経緯を記した長文コメントを掲載。11月13日に藤和本人から脱退の申し出があり、理由について《2カ月程前より交際している男性がおり、その交際相手がアイドル活動を辞めてほしい為》藤和が決意したと説明。運営は引き止めるため、話し合いを重ねたものの《アイドルを続ける事により交際相手に嫌われたくない思いが強く考えが変わることはありませんでした》と説明。ファンに対しては、《本来なら交際していることがわかった段階で解雇にすべきことなのかもしれませんが運営が引き止めるという考え、行動に至ったことも同時に申し訳ない》と謝罪。その上で、アイドルの恋愛について、《現代においてアイドルの恋愛は問題視されている1つですが法的に縛れるものではありません》とした上で、こう持論を述べた。《アイドルを志した時に本人が恋愛は御法度という意思はアイドルを目指す女の子全てにある考えだと思います。これはアイドル活動の“約束”や”決意”みたいなものだと考えております。(略)その上で交際に踏み込むのはアイドルとしての意識の低さです》藤和に対しては《それなのに今回、完全に隠すことができればと考えてしまい本人に脱退とは違う選択肢を話し、説得しました。しかし本人は交際相手と CHICKEN BLOW THE IDOL を天秤にかけて脱退を選んだという結果になります》と手厳しいコメントを送っていた。そして、今後の活動方針として《これを経てこれからの CHICKEN BLOW THE IDOL(風花あっさ、蕾る子、明里みかん)は本人達の希望で”完全恋愛禁止”を公言させていただきます》と宣言。最後に現在予定している公演のキャンセルなどはせず、新メンバーオーディションを行うことを発表した。その後、藤和マヨイはXで、《チキブロを、藤和マヨイを応援してくれている皆さんを裏切ってしまい本当に申し訳ありません。 みんなが大切にしているチキブロを私のせいで汚してしまったことも本当に申し訳ありません》と謝罪。この発表に対し、メンバーも続々とコメントを寄せている。最年長の明里みかんは《がんばるからさ》と言葉少なだったが、他のメンバーは”アイドルの恋愛”について厳しい姿勢をみせた。風花あっさは《ただただ“当たり前“だと思っていたから公言して来なかったけど、アイドルは恋愛をするべきではないし、そもそもその選択肢すらスタートラインの向こうに置いて(捨てて)くるべきだと思っています》とコメント蕾る子は《偶像じゃない人はチキブロにいられません。チキブロは「完全偶像」のアイドルです。改めて公言します》としたうえで、《恋愛の種を拾うことも、そのまま恋愛に踏み込むことも、ましてやアイドルと天秤にかけることも全部「人間」のやることだ。何度でも言うけれど、チキブロは人間が職業アイドルをしているグループじゃない。心臓が偶像じゃないなら、もうそれは違う。だから4人目の「偶像」を探します》とアイドルとしての意気込みを見せた。藤和の脱退理由に対して、ファンはSNS上で複雑な思いを吐露している。《一度きりの人生… 悔いのないようにお過ごしください》《チキブロの脱退の件はモヤモヤするな… 別に恋愛が悪いとは思わないけど、やっぱり隠してほしいやん で、やめるならすっぱり消えたらいいのに さすがにこの件では信じてたオタクが可哀想すぎる》《アイドルが辞めるときに彼氏がアイドル辞めてほしいって言ってるからが理由です!って運営が言う意味わからんすぎる。。そのこを推してたオタクの気持ちとかどう思ってるんだ。。。》
2023年11月23日「日本銀行はこれまで、10年物国債の利回りである長期金利は0.5%程度をめどとし、『1%以下に抑える』という方針をとってきました。しかし、10月30日と31日に開かれた金融政策決定会合で方針を転換。市場の金利が上がり続けていることを追認する形で『1%をめどにする』と見直すことに。今後も金利の上昇を、日銀は追認していくことを予想されます。『来年には1%を超え、1.5〜2%になる』と見ている市場関係者も多いのです」そう語るのは、経済評論家の加谷珪一さんだ。住宅ローンの固定金利の利率は、長期金利を基準に決められている。日銀の方針見直しを受け、さっそく3メガバンクは、11月適用の住宅ローンの固定金利の「基準金利」を引き上げた。住宅ローンには、基準金利から顧客の信用度などから決められた「優遇幅」を差し引いた金利が適用されるが、三井住友銀行の10年固定の最優遇金利は、10月より0.15ポイント高い1.29%となった。■「変動」でも5年は返済額が変わらない住宅ローンの金利タイプは固定型と変動型、さらには借り入れてから当初の5年や10年など一定期間の金利を固定した「固定期間選択型」の3種類だ。住宅金融支援機構の2023年4月の調査によると、住宅ローン利用者の72.3%が変動金利を選び、固定期間選択型は18.3%、固定型が9.3%となっている。「返済期間の途中で利率が変わる変動金利は、国債市場の動向で決まる固定金利と違って、日銀が経済実態を見て決める『政策金利(短期金利)』に連動します。長期金利が1%を超えれば、政策金利もいずれ引き上げられるとみている市場関係者は多い。来年後半には変動金利が上がる可能性があります」(加谷さん)2009年以来、変動金利の基準金利は2.475。優遇幅を引けば0.5%前後という超低金利を維持してきた。金利上昇は返済額に大きな影響を与える。たとえば、4千万円を金利0.4%(35年返済)で借りた場合、毎月の返済額は約10万2000円、返済総額は4287万円となる。しかし、返済開始10年で金利が2%になった場合、11年め以降の返済額は毎月約12万3500円となり、返済総額は4928万円と、約650万円も増えてしまうのだ。「変動金利が急上昇しても返済額が大きく増えないように、5年間は返済額が変わらず、5年後も返済額は1.25倍までしか上がらない『5年ルール』が原則あります。しかし、金利が上がると毎月の返済から利息にあてられる額が増え、元本が減るスピードが鈍ります。当初の返済期間では残高がゼロにならず、老後資金や退職金などが消えてしまう懸念があるのです」(加谷さん)ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子さんが語る。「変動金利の住宅ローンを利用している人で、金利が上がる前に固定金利に切り替えればいいと思っている人も少なくありません。しかし、一般的に固定金利が上昇したあとに変動金利が上がるので、先行して上昇した固定金利への切り替えは現実的ではありません。ただし、返済額が上がっても、金利の動向を気にしなくていい安心感を得たい人は、他行の固定金利へ借り換える選択肢もあります」変動金利の場合は、金利が上がる前に手を打つのがポイントだ。「『繰り上げ返済』が有効です。ネット契約では手数料が取られないことが多いので少額ずつでも繰り上げ返済していくことが大事。とはいえ教育資金や老後資金に手をつけるのはNG。預貯金がない場合は早急に家計見直しのうえ、繰り上げ返済用の資産を作りましょう。また家計に余裕がある場合は、金利に連動して利息が増える『個人向け国債変動10年』の活用がおすすめ。また長期的な視点で、新NISAなどで、繰り上げ返済にあてる資産の増加を目指すのもありです」(鈴木さん)固定期間選択型の人は「5年ルール」が適用されないため、変動金利への移行後に返済額が急上昇するリスクがあるので要注意だ。変動金利が上がるとしても見直す時間はある。見直しの目安は「ローン残高1千万円以上、返済期間10年以上、金利差1%」と言われる。これに該当する人は、わが家の住宅ローンの今後について、考えてほしい。
2023年11月23日11月21日に開催中止が発表された大型音楽フェス「X-CON 2023」。公式サイトでは、中止理由について「主催者側の都合により」と説明されている。「X-CON 2023」は“新時代のクロスカルチャー音楽フェス”がコンセプトの音楽フェスで、12月8日から10日の3日間にかけて、アニソン・HIP HOP・アイドル・VTuberなどの多ジャンルのアーティスト計60組が集結する予定だった。開催2週間前に突如中止を発表されたことに、SNS上では参加予定だった人から怒りの声が相次いでいる。《xcon運営ほんと許せないこんな直前で中止ってひどいな》《x-con運営さん。明確な中止の理由を教えてくれ、皆んなずっと楽しみにしてたのに、目前にして中止だなんて腑に落ちない》《XCONないの本当にむりです、かなりモチベにしてました、運営許せんです》そのいっぽう、こんな声も。《X-CONの代表者名、私でも知ってるくらいヤバい名前が上がってて納得した。そりゃ中止になるわ》《X-CON、めっちゃ怪しそうだったけどやっぱりそうだったのか…》《x-con やっぱりなという感じ。 チケットの配送、グッズ配送も無いし、会場ブッキングできていたかも怪しいし》と、中止について予想していたような意見も少なくないのだ。イベントの主催は「X-CON合同会社」、運営・制作協力には毎年夏に開催される「サマーソニック」などを運営する「株式会社クリエイティブマンプロダクション」が関わっていた。「サマーソニック」を手掛けた実績のある企業が制作協力に名を連ねていたのに、なぜ納得するような声が多いのか。そこには、主催会社のある社員の“前科”が大きく影響していると、音楽関係者は言う。「X-CON合同会社の業務執行役員として名を連ねていたのが、業界では良くも悪くも知られているN氏です。青森の裕福な実家で育ったN氏は、当時高校生だった’06年に自費で音楽フェスを地元で決行。当時10代のN氏に人脈やノウハウはほとんどありませんでしたが、実家の資金力と彼の熱意もあって、大物アーティストらが出演を快諾し、実現にいたりました。人気邦楽ロックバンドに加え、プロレスからアイドルまで幅広いジャンルの人々が集まるフェスとなり、その後は年々規模を拡大していき、音楽ファンにも広く知られることとなりました。しかし、フェスが話題になる一方で、N氏の周りではトラブルが絶えませんでした。フェス運営面のずさんさが度々指摘され、アーティストが怒りのあまり出演をキャンセルしたり、出演するあるアーティストに対してインタビューで『しょぼいバンド』と批判し、騒動になったこともありました。N氏のブッキングセンスや熱意はとにかく定評があるのですが、実際の運営についてはかなり評判が悪い。コロナ禍真っ只中の’20年8月に予定していたフェスも、結局直前で中止になっています。また、N氏自身もバンド活動をしていたのですが、解散と結成を繰り返しており、そのセンセーショナルなやり方には疑問を覚える人も少なくありませんでした」今回のX-CONでも中止前から“不穏な空気”が漂っていたーー。「間違った席のチケットが届いたり、チケットと同封されるはずのグッズが郵送されてこなかったりするなど問題があり、本当に開催されるのか不安視されていました。今回はかつてない規模ですし、N氏がどのような形で携わっていたかは明らかにされていませんが、またしても関わったフェスが大きな波紋を呼ぶ形となってしまった。N氏は主催会社のメンバーとして説明責任を果たす必要があるのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)果たして、N氏は口を開くのかーー。
2023年11月23日12月25日までの48日間、「ディズニー・クリスマス」を開催中の東京ディズニーリゾート。パーク中に40周年ならではの豪華なデコレーションが施され、両パークの巨大ツリーが4年ぶりにそろったことも話題に。いつも以上に特別感が味わえるクリスマスの楽しみ方を、本誌おなじみのディズニー大好き芸人・おべんとばこさんが徹底解説します♪■デコレーション【東京ディズニーランド】(1)パーク内の至るところに、クリスマスの妖精“リルリンリン”が。隠れミッキー的な感じで探してみて!(2)ワールドバザール中央では、40周年のロゴが施された、高さ15mの巨大ツリーがゲストたちを迎えてくれる。(3)「雪の結晶モチーフのオブジェが飾られたプラザ中央の花壇越しに40周年のロゴが光るシンデレラ城を撮ると素敵な写真に」(おべんとばこ)【東京ディズニーシー】(4)東京ディズニーシーのツリーは4年ぶりに復活。今年は両サイドにミニツリーも登場し、夜になるとクリスマスの曲に合わせてツリーが色とりどりに光り輝く新しいプログラムも■グリーティング&パレード【東京ディズニーランド】(5)パレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」はフロートが途中で停止する演出とダンサーが復活。「好きなキャラクターが止まる場所で待機すればワクワク感も倍増します! ちなみに僕は白雪姫と七人のこびとたちが大好きで癒されました」(おべんとばこ)【東京ディズニーシー】(6)メディテレーニアンハーバーでは「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が行われ、サンタクロースとともにミッキーの仲間たちがご挨拶。「トナカイダンス、そりダンスなどゲストも一緒に踊れるシーンも! 簡単な振付なのでぜひ踊ってみて」(おべんとばこ)■グッズ【東京ディズニーラン&東京ディズニーシー共通】(7)カチューシャ2,000円、リルリンリンのショルダーバッグ2,900円、手持ちバルーン700円でさらにクリスマス気分を盛り上げて!【東京ディズニーランド】(8)好きなパーツを組み合わせてカスタマイズできる40周年記念グッズのモーメンツゴーラウンド6,450円~。「懐かしいアトラクションやショーのクリスタルパーツを好みで付けられるので思い出に浸れます」(おべんとばこ)■フード【東京ディズニーシー】(9)スパークリングカクテル(ピーチリキュール&ストロベリー)780円。「この時季のパークではたくさんの種類のお酒を販売しています。あえてアトラクションに乗らず、テラスやベンチで旅行気分を楽しむのもぜいたくですね」(おべんとばこ)(10)トリュフ風味のソースが美味なグリルドビーフがメインのスペシャルセット3,680円。「体が温まるオニオンスープやサンタ帽のミッキーシェイプのムースでXmasムードに」(おべんとばこ)(11)右から、ホットワインカクテル(アップル&オレンジ)、ビアカクテル(乳酸菌飲料)、スパークリングワインカクテル(フルーツ&ピスタチオ)各780円【東京ディズニーラン&東京ディズニーシー共通】(12)大人っぽい色みのスーベニア付きスイーツも。手前から、プラリネ&ピスタチオケーキ(スーベニアプレート付き)、コーヒー&チョコムース(スーベニアカップ付き)各1,100円【東京ディズニーランド】(13)大人気のワッフルもフリーズドライのストロベリーやひいらぎ形のチョコでクリスマスバージョンに。ミッキーワッフル、ストロベリーホイップとメイプルソース付き800円(撮影:小林愛香、原田圭介/モデル:岡田梨依子、取材:西岡直美/〔C〕Disney)
2023年11月23日言いたいことはあるけれど、言葉がうまくまとまらない……。そうした悩みを抱える人は多い。現代社会にあふれている「情報」の量は、インターネットの登場を機に爆発的に増加し、江戸時代の一年分、平安時代の一生分の情報が、現代社会のたった一日で生まれ、消費されているという。情報過多の現代においては、言いたいことを表現するにもさまざまな意見や価値観があふれていて、あまりに選択肢がありすぎるために「ひと言で言えない」状態になっている。大量の情報におぼれないために、「伝えるべき情報は何かを自分の頭で考え、ひと言にまとめていく練習」が必要なのだ。そこで電通のコピーライター、クリエーティブディレクターとして活躍する勝浦雅彦氏が伝えるための技術をまとめた『ひと言でまとめる技術言語化力・伝達力・要約力がぜんぶ身につく31のコツ』(アスコム刊)から一部抜粋、再構成してお届けする。■本当に伝えたいことは、ひと言でまとめられるとある経営者の方から「仕事上、いろんなところでスピーチを求められるのだが、どうも話がうまく伝わらないし、盛り上がらない。朝会で社員向けにスピーチしている映像を見せるので、アドバイスをくれないか」と相談されたことがあります。20分ほどの映像を見終わった私は、「内容云々の前に、話が長いです。時間を3分の1くらいにできると思います。ほかのビジネスの場でも、同じように長くしゃべっていませんか?まず、話を短くまとめることを考えましょう」とアドバイスしました。聞けば、社員への訓示は毎週行っているとのことです。「毎週、大事件が起きるならいざ知らず、ましてや経営会議でもないわけですから、訓示に20分もいりません。伝えたいことをひとつだけ選び、『今日はこれだけを話します』と前置きすると、社員のみなさんも『偉い人の話を全部聞かなければならない』というプレッシャーから解放されると思います」と私はお伝えしました。この話のあと、「とはいえ、伝えたいことはたくさんあるんだけどな。目標の数字とか市場状況とか……」と社長さんはブツブツ言っていたのですが、「5分限定でひとつの話題しか話さない」というルールを実践した結果、社員のウケもよくなり、朝の時間の雰囲気が改善されたことを実感できたそうです。そして何よりうれしかったのは、社員たちが「何を話していたのかをしっかり覚えてくれていたこと」だそうです。言葉を発するときには、「本当に伝えたいことは何か」を意識することがいかに大切かを実感した出来事でした。■「捨てる技術」を身につけて伝え方をアップデートする【問題】ビジネスの目標達成のためにはどちらが大事でしょう?1. 何をするか決める2. 何をしないか決める答えは2の「何をしないか決める」です。ご存じの方もいるかもしれませんが、スティーブ・ジョブズが言い残したと言われている言葉です。では、なぜ何をしないか決めることが大事なのでしょうか?あなたはtodoリストをつくってはみたものの、優先順位をつけられないまま時が過ぎ、気づけば一日が終わってしまったという経験はないでしょうか?どう考えても一日ではできないことなのに、つい詰め込んでやろうとしてしまう。夏休みの宿題と同じです。人間は何かをしようとするとき、「いまの状況に何を足していくか?」から入りがちです。そのほうがプラスの行動に思えるし、「やっている感」が得られるからです。ですが、この考え方で選択肢を増やしていくと、たいてい混乱します。人間には、持っている時間にも行動のエネルギーにも、限りがあるからです。するべきでないことは、視界から消してしまいましょう。それによって、本当にやらなければならないことに注力できるようになります。営業職だったころ、創業して間もないとあるベンチャー企業から電話がかかってきたことがありました。「新聞広告を出稿したいが、設立したばかりで実績がないので相談したい」といった内容でした。先輩とともにさっそくその企業に向かったところ、プリント1枚の会社案内を見せられました。その事業目的の欄には「通信」「建設」「金融」「リサイクルショップ」「英会話教室」……挙げ句の果てには「占い」「パワーストーンの販売」といった項目までが書かれていました。帰り道に先輩が、「あの会社は、おそらく飛ぶ(潰れる)ぞ。取引は見送ったほうがいい」とつぶやきました。1年後、その会社は影も形もなくなっていました。「あれもこれもできます」というのではなく、「弊社は◯◯のプロです」と言ってもらうほうが信用できると思った瞬間でした。■「捨てる」と「残す」を見極める私は企業から預かった膨大な経営戦略、商品開発、市場調査などの資料を徹底的に読み込み、その99.99%を捨て、ほんの数行のメッセージに凝縮する仕事をしています。クライアントは自社や商品に思い入れがありますから、「あれも言いたい。これも入れたい。その情報にも触れないとほかの部署が怒る」といった事情を抱えています。私はその際、いったん事情をのみ込みつつ、「多くを言おうとするとひとつも伝わらなくなります」と、利用者の代弁者となって正論を伝えます。まずは勇気を持って、「捨てる」ことからあなたの仕事を変えていきましょう。【PROFILE】勝浦雅彦(かつうら・まさひこ)コピーライター。法政大学特別講師。「宣伝会議」講師。千葉県出身。読売広告社に入社後、営業局を経てクリエーティブ局に配属。その後、電通九州、電通東日本を経て、現在、株式会社電通のコピーライター、クリエーティブディレクターとして活躍中。また、15年以上にわたり、大学や教育講座の講師を務め、広告の枠からはみ出したコミュニケーション技術の講義を数多く行ってきた。クリエイター・オブ・ ザ・イヤーメダリスト、ADFEST FILM最高賞、Cannes Lionsなど国内外の受賞歴多数。著書に『つながるための言葉』(光文社)がある。
2023年11月23日11月20日、アメリカの人気俳優ティモシー・シャラメ(27)が12月公開の主演映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のイベントのため、東京・六本木に登場した。17年の映画『君の名前で僕を呼んで』や21年の『DUNE』などの出演で日本でも知られるシャラメ。今回が待望の初来日となったこともあって、イベントには1200人ものファンが集結した。「イベントは、シャラメが登場するとファンがスマホで写真や動画を撮り始めました。シャラメが自らファンのスマホを手にして一緒に自撮りをする場面も。ファンをハグしたり、サインを書いたりする様子もあり、至近距離でシャラメを見ることのできるイベントとなりました。感極まって泣き出すファンもいたようです」(スポーツ紙記者)ファンが撮影したイベントでのシャラメの様子は、SNS上ですぐさま拡散。《ティモシーシャラメかっこよすぎ。日本に来てくれて嬉しい》《ティモシー様イケメンすぎるし神対応すぎるのよ》などと歓迎の声が相次いだ。終始笑顔でファン対応したことから、“神ファンサ”とも表現されたシャラメ。しかしそのいっぽうで、今回の来日に対して複雑な思いを抱く人も。「シャラメは11日、アメリカのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』に出演。そこで放送されたコントに、ティモシーは自殺願望を持つミュージシャン役として登場しました。ミュージシャンはビルの窓から飛び降りようしますが、その場に通りかかった3人組が『音楽を聴かせて』『バンド名は?』などと呼びかけます。すると、ミュージシャンは『ヘイマス。H-A-M-A-S』と返答。それを聞いた3人組は『ハマス!?』と驚きの表情を浮かべるという内容です」(前出・スポーツ紙記者)イスラム組織のハマスが、パレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を開始してから約1ヵ月半。罪のない民間人が命を落とす事態となっているなか、このコントはそれを“笑いのネタ”にしたとして、波紋を呼ぶことに。「もちろんこれはシャラメがコントの役柄として演じたものですが、虐殺などが起きている問題をコントとして扱う仕事を受けたことも事実。争いが激化するなか、揶揄するようなコントに出演したシャラメには批判が殺到することに。22日現在、シャラメからこの騒動についてのコメントはありません。シャラメのInstagramには《Shame on you(恥を知れ)》《so so disappointed(すごくがっかりした)》などと失望のコメントが連日寄せられています」(前出・スポーツ紙記者)大炎上のなか、初来日して晴れやかな笑顔を見せたシャラメ。歓喜するファンもいるいっぽうで、冷ややかな目で見る人も少なくない。《シャラメ、SNLのやつでめっちゃ批判されてなかったっけ?それはもうなんか納得のいくコメントしてるんだっけ、なんで何事もなかったみたいな顔して来日してるの?》《ティモシーシャラメ、来日してみんなキャーキャー言ってるけど(TLすごい)ハマスの殺りくをギャグにするような俳優を私は好きじゃなくてよかったと思う。みんな見た目がタイプならどうでもいいのかな。》《SNLの件を何も言及されずにいられる日本はきっとティモシーシャラメにとってとても都合いい国なんだろうな。自国に対しても無関心だけど他国に関しても無知すぎる日本、恥ずかしいよ。今こそ恥を知るべきだと思う。盲目とファンは違う。都合いい部分だけ見て応援するのがファンならもう話にならない》問題視されている動画は『SNL』公式X(旧Twitter)で22日現在も削除されずに配信されている。
2023年11月22日俳優・南野陽子(56)の夫であるA氏が11月21日、業務上横領容疑で逮捕された。A氏については、昨年10月に元警察官の男と共謀し、その男が当時理事長を務めていた社会福祉法人の口座から、現金およそ1500万円を自身が関係する別の企業の口座に移した疑いが持たれている。この件に関して、南野は22日、報道各社に対して声明を発表。《ショックです。何故…悲しさ、怒り、情けなさ…いろんな感情が湧いています》《どのような事が行われていたのか全くわかりませんが、夫にはきちんと向き合ってほしいと思っています》などとコメントし、困惑している様子がうかがえる。そもそも、A氏については結婚当初から金銭トラブルや女性問題が絶えなかった。結婚直後に、億単位の金銭トラブルが報じられたほか、’15年には、銀座のクラブに勤める女性との不倫に加え、隠し子をめぐって裁判沙汰に。今年8月にも、『FLASH』で、山形の学校法人の元理事長が、経営再建のためにA氏を理事として迎え入れたところ“借金を肩代わりさせられた”などと告発している。しかし、それでも南野が離婚を決断することはなかった。南野がA氏への信頼を失わなかった理由の一つに、親の介護問題があるという。’22年5月に亡くなった南野の父親は生前、箱根の有料老人ホームに入所していた。’19年3月、南野の知人はそのことに触れ、本誌の取材に対してこう語っている。「南野さんが仕事で遠くに行かなければならないとき、A氏がお父さんを献身的にサポートしてくれていたそうです。老人ホームに2人でお見舞いに行ったことも、一度や二度ではありません。A氏は、彼女の前ではいつも“よき夫”であり続けたのです」A氏は南野の父の世話を自ら申し出たといい、南野も安心して任せていたという。しかし、本誌は当時、A氏が南野の父の介護費用を使い込んだ結果、入居していた老人ホームの支払いが半年分滞っていたという情報をキャッチ。南野はあわてて100万円以上を振り込むことになったという。このときでさえ、南野にとってA氏は“父を支えてくれる良き夫”だったのだ。‘21年9月には、A氏が代表を務める病院の医師数名の給料などが約1年分未払いであることが『週刊文春』によって報じられた。その際、当時の南野のマネージャーは「A氏のこれまでの問題には、うちとしてもほとほと困り果てています」とコメント。傍から見ても”トラブルメーカー”だったようだ。「それでも、南野さんは当時の所属事務所に対して『離婚するくらいなら芸能界をやめる』といったこともあるほど、A氏を信じていたそうです。いっぽうA氏は南野さんの夫という“肩書”を利用し、『大女優の夫なら』と周囲の信頼を得ていたといいます。南野さんとしても、今回の逮捕はショックでしょう」(芸能関係者)報道を受けても、現状は離婚には至っていないという南野。手痛い夫の裏切りに、どう対応するのか――。
2023年11月22日11月22日、夫が業務上横領の疑いで逮捕された南野陽子(56)が所属事務所を通じてコメントを発表した。南野の夫であるA氏は、元警察官の男と共謀し、男が理事長を務めていた社会福祉法人の口座から現金およそ1500万円を、A氏が関係する別の企業の口座に移した疑いが持たれている。南野が4歳年下のA氏と結婚したのは’11年3月のこと。しかし、A氏にまつわる“黒い噂”は今日まで絶えなかった。「結婚直後に『週刊新潮』は、当時住んでいたマンションや経営しているバーのいずれでもA氏が家賃滞納トラブルを抱えていたことを報じています。’19年2月には、A氏が事務長を務める東京・銀座のクリニックで1億8千万円の使途不明金が発覚したと『週刊文春』が報道。お金の管理はA氏が任されていたというが、開業からわずか3ヵ月で支払い督促の通知が届くようになったということです」(芸能関係者)A氏は南野に対しても裏切りともいえる行為を働いていたことを、19年3月に本誌は報じている。南野の父の介護費用をA氏が使い込んでいたというのだ。「当時、南野さんのお父さんは箱根の有料老人ホームに入所しており、毎月の費用はお父さんの専用口座から引き落とされるようになっていました。南野さんは十分な金額を用意していたといいますが、口座はカラになっていたそう。口座の管理をしていたのはAさんで、Aさんの荷物からは支払いの督促状が見つかったそうです」(前出・芸能関係者)その後も21年9月にはA氏が代表を務める病院で医師数名の給料が約1年分未払いだったことが『週刊文春』によって報じられた。さらに、山形県の学校法人の理事に就任したが、A氏自身が経営する医療法人の借金を学校法人に引き受けさせるようにし、学校法人が校舎として使用している不動産に抵当権を設定したと、今年8月に『FLASH』が報じるなど、疑惑が報じられ続けてきた。数々の疑惑が報じられるなかでA氏との結婚生活を続けてきた南野だが、今回の逮捕についてこうコメントしている。《もう少しいろいろ整理させてください。ショックです。何故…悲しさ、怒り、情けなさ…いろんな感情が湧いています。どのような事が行われていたのか全くわかりませんが、夫にはきちんと向き合ってほしいと思っています》逮捕に怒りを見せつつ、悲痛な気持ちをにじませた南野のコメントに、ネット上では胸中を心配する声が。《妻は夫のために謝罪しなくていい》《南野さん 辛いでしょうが頑張ってください!》いっぽうで、南野自身にも累が及んでいただけに、夫の噂は認識していたことは想像に難くない。それゆえ、「ショックです」というコメントに“他人事”と感じた人もいるようだ。ネット上では違和感を表明する声が。《夫婦なのに、どこか上の空、他人事のような対応で少し違和感です。実際はそうなのかもしれませんが、このコメント、私は一歳関係なく、知らないと壁を作ったのかな、と思ってしまいます。夫婦って難しいですね》《昔から、旦那の○○氏には、悪い噂がすごくあったと思うし、これまで何で逮捕を免れてきたのかって感じですけどね。それでも離婚してなかったわけで、今更ショックとか言われても》《結婚当初からとかく悪い噂ばかりの旦那だろう南野本人だって金では苦労させられたはずだいずれはこうなることが予想されただろうに・・・・恋は盲目ならいざ知らずもうそんなこともないだろうから今更ショック何故?もおかしな話だ》
2023年11月22日語呂にちなんだ記念日は日本に数多く存在するが、その中でも特に有名なのが11月22日の「いい夫婦の日」だろう。1988年に財団法人余暇開発センター(当時)によって、制定された日本独自の記念日で、夫婦が互いへの感謝を再確認する日として広く定着している。今年もこの日に、声優の田中美海が結婚を報告したが、過去にもオードリーの若林正恭など「いい夫婦の日」を結婚記念日に選ぶ著名人も少なくない。明治安田生命が11月16日に公開した「いい夫婦の日」に関するアンケート調査によると、結婚1年以内の新婚夫婦の出会いのきっかけは「マッチングアプリ」が25.0パーセントで、なんと「職場の出会い」と同率トップという結果に。4人に1人がマッチングアプリを利用して結婚するなど、時代の変化を伺わせる形となった。そして、「いい夫婦の日」に合わせて同社が毎年発表しているのが「理想の有名人夫婦ランキング」。今年はヒロミ(58)と松本伊代(58)夫婦が1位となり、V3を達成した。さらに、賀来賢人(34)&榮倉奈々(35)、星野源(42)&新垣結衣(35)が初のトップ10入りするなど、「理想の有名人夫婦」にもニューフェイスが続々登場。そんな、理想の有名人夫婦に長らく君臨した“絶対王者”といえば、三浦友和(71)&百恵さん(64)夫婦だ。「百恵さんは人気絶頂の1980年、21歳で友和さんと結婚し芸能界を引退しました。その後は一度も公の場に姿を現さず、主婦業に徹しています。結婚してから友和さんとは一度もけんかをしてことがないといい、結婚当初から月に1度は必ず2人でデートに出かけるというルールを決めており、今でも守り続けているといいます。日本を象徴する理想の夫婦といっていいでしょう」(芸能関係者)こうした“おしどり夫婦”ぶりは世間でも支持を集め、「理想の有名人夫婦ランキング」では15年連続1位を獲得し、2020年にはついに殿堂入り。友和のマネージャーを40年間務めたAさんは17年、夫婦仲について本誌にこう明かしていた。「2人が“理想の夫婦”に12年連続で選ばれたことは僕の自慢のひとつ。いまも“愛し合う2人”という感じで、誰も見ていないと腕を組んで歩いていますよ(笑)」本誌は2人の仲睦まじい様子を何度か目撃している。04年7月、参院選の投票所に向かう道中で雨が降り始め、友和が持っていた傘を差して百恵さんと相合い傘で投票所へ行く姿が。また17年にはデパートへ買い物に向かう姿や、友和の誕生日に映画館でデートする姿も目撃しており、終始夫婦仲が良好であることがうかがえる。息子の三浦祐太朗(39)は歌手、貴大(38)は俳優として活躍している。祐太朗は20年6月に声優で歌手の牧野由依(37)と結婚し、昨年3月には第1子となる女児が誕生している。本誌は’20年11月、結婚後の祐太朗を直撃。“理想の夫婦像”を尋ねると、祐太朗はこうコメントした。「両親が僕ら夫婦の手本ですから。本当に仲よしなんです」息子にも受け継がれる友和&百恵さん夫婦の絆。祐太朗夫婦が殿堂入りする日も遠くないかも?
2023年11月22日11月21日、12月8日から10日にかけて、千葉・幕張メッセ国際展示場で開催が予定されていた音楽フェス「X-CON 2023」の中止が発表された。《開催を楽しみにしてくださっていた皆様、出演をお願いしていたアーティストの皆様、開催に向けてご尽力いただいた関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます》同日、ホームページ上でX-CON実行委員会はこのように謝罪。中止の理由については「主催者側の都合」であるという。同フェスには、小室哲哉(TM NETWORK)やきゃりーぱみゅぱみゅといった名だたるアーティストが名を連ねており、参加予定だったファンは落胆の色を隠せない。X-CONはホームページ上でチケットの払い戻し方法について、チケットが届いている人、と、未着の場合でも銀行・コンビニ決済でチケットを購入した人については《本日11月21日に @x-con.tokyoのアドレスからメールをお送りしています。こちらのメールをご確認の上、返金先の銀行口座情報をご登録ください。登録後およそ2週間以内に指定の口座に購入代金と送料を合わせた額をお振込みいたします》と案内している。その後、チケット購入者宛てにメールで送られた案内には、返金のための銀行口座情報の登録先としてGoogle FormのURLが記載されていた。しかし、中止発表前からチケットが届かない、問い合わせへの応答がないなどのトラブルが多発。さらに、現在は公式のXアカウントも凍結され、中止の理由も明らかになっておらず、チケット購入者の不信感は高まっている。このような状況のなかで、運営サイドに口座情報を提供することに対する忌避反応が相次いだ。《返金の手続きがGoogleフォーム。。返金してほしいけどここに口座いれるの怖いけど様子見てるうちに返金できませんになりそうな気もして怖い》《ひとの住所の上にシールだけ貼った封筒で他の人にチケットを送るレベルのX-CON運営に返金のためとはいえ口座情報渡すの怖すぎるンゴよ〜》《xconチケット払い戻しの為のメールきたけど、不信感ありすぎて、口座登録悩んでる》《X-CON中止の払戻、銀行振込するからFormsから銀行口座登録しろと来たけど、こんな運営に口座番号教えていいものか不安になるんだが》《これ危なくね?一切説明無くてなんで中止になったかもわからんのに 自分の口座入力したら返金しますって絶対悪用するやろこれ》
2023年11月22日11月21日、12月8日〜10日に千葉・幕張メッセで開催される予定だった音楽フェス「X-CON 2023」の全公演中止が発表された。「X-CON」は“新時代のクロスカルチャー音楽フェス”として企画されたイベントで、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZ、小室哲哉、NiziU など国内外の豪華アーティストが出演予定だった。中止の理由については「主催者側の都合」として、詳細は明かされていない。このイベントの中止を受けて、チケットを購入した人の間では怒りの声が相次ぐことに。さらに、その憤りは関係者にも広がっているようだ。12月8日に同イベントの出演アーティストを撮影する予定だったというフォトグラファーの男性は、11月21日、自身のXで相次ぐ音楽フェスの直前の中止に苦言を呈した。《仕方ないとかいうレベルの話では無くこんな事許されてはいけないと思います。AichiアニソンフェスといいX-conといい簡単に「やっぱり辞めます」と言われては困る》言及されている「Aichiアニソンフェス」は、今年10月、開催3日前に「運営側の不手際」との理由で中止になっている。さらに《アーティストもスタッフも予定を組んでお客さんは安くないチケット代を払って宿や交通費を抑えて日々の生活の糧にしてる方も多いでしょう》と、観客だけでなく全関係者へも影響があることを指摘。期待をたやすく裏切る行為はライブイベントにとって悪循環であるとして、《正直とても頭に来ています。バカにされた気持ちです》と怒りをあらわにした。この男性の投稿に対して、X上では共感と同情の声が相次いでいる。《アーティストでも関係者でも無いけどよくぞ言ってくれた…!と思う。出演者たちは皆ツイートで表向き残念な気持ちを最低限表すぐらいしかできない。こんな不当極まりない待遇見過ごし続けられない》《最近多いよな主催者側のってやつ。これが本音よな。アーティストもスタッフもそしてファンも何日何ヶ月も前から準備してんねん》《アーティスト側は当日出て終わりではなくその日の何分間かの為に何日も、何ヶ月も準備してるんです。運営側は金払って頭下げて終わりかもしれないけれども、事の重大さを理解してもらいたいものです》《主催者はアーティストさん、スタッフさん、お客さん、関係者全てに迷惑かけて辛い思いさせてるという自覚はあるんだろうか…》
2023年11月22日現在、世界各国でトコジラミの急増が社会問題化している。フランスでは9月から高速鉄道や地下鉄の車内での目撃情報が相次ぎ、10月に政府が駆除に向けた対策を指示した。住民を恐怖に陥れるトコジラミとはどんな害虫なのだろうか。「トコジラミは別名スーパーナンキンムシとも呼ばれ、色は褐色~濃褐色で成虫の大きさは5~8ミリ程度で目視は可能です。血を吸われると強いかゆみが生じ、刺された箇所には赤い斑点模様ができることもあります」(害虫駆除業者)韓国でも全国各地でトコジラミが発生。この事態を受けて韓国メディアは、韓国語でトコジラミを意味する「ビンデ」と「パンデミック」を組み合わせて「ビンデミック」と報じている。韓国メディアによると、トコジラミは入浴施設、大学の寮、一般家庭などのあらゆる場所で発見され、11月3日には政府が「政府合同対策本部」を設置し、対応に追われているという。「世界各国で被害が増えていますが、日本でも近年増加傾向にあるので注意が必要です。コロナが終息し、海外往来が増えてきたことで、旅行から帰ってきた日本人や訪日外国人などの持ち物などを通じて流入していると考えられます。また、最近では海外のネットショップで商品を購入した際に、梱包している段ボールなどにトコジラミが潜んでいるケースもあるようです。一度でもトコジラミを自宅に持ち込んでしまうと、繁殖力が非常に高いため、気づかないうちに被害が拡大してしまいます」(前出・害虫駆除業者)X(旧Twitter)では「トコジラミ」が一時トレンド入りし、年末の海外旅行やネットショッピングに不安を感じる声が多くあがっている。《メガ割が近い。Kポ界隈では既に回ってる話だけど今韓国でトコジラミ(南京虫)が大流行してるので、買い物に注意。段ボールについてくる可能性があるとか…刺されると発疹と猛烈な痒み…駆除も大変、嫌すぎる海外発送された段ボールは開封後、即破棄発送元はクリーンだとしても輸送途中でつく可能性…》《韓国でトコジラミがいまだに大量発生中と聞いて気が気じゃないそんなの知らなくて最初の3日間は格安ホテルにしたので日本で対策用具買って持っていく》《輸入コスメ買う人に注意喚起したいんだけど、トコジラミ舐めない方がいい。うちは15年前に実家でトコジラミパンデミックが起きたことがあって、家族全員の寝室で大繁殖、マットレスとベッドフレームを買い替えた事がある》《SHEIN使わないから今高みの見物状態だけど、今回のメガ割はパスで^_-✩トコジラミのせいで家全体の駆除に20万以上かかった人も見たので無理》
2023年11月22日11月22日、声優の田中美海(27)がXで、結婚を報告した。田中は’12年に声優ユニット「Wake Up, Girls!」で本格的に芸能活動を開始し、‘22年からはアニメ『きかんしゃトーマス』のトーマス役を務めるなど幅広く活動している。Xに《ご報告です》という言葉とともに、田中の父が撮影したという夕日の写真に直筆で《私事で大変恐縮ではございますが、この度結婚いたしましたことをご報告させていただきます》と報告。《改めて、いつも温かく心優しく見守ってくださる皆さまへ感謝申し上げます》とし、《まだまだ未熟な私ですが、感謝を胸に今後も声優として精進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします》と綴っていた。これを受け、ファンからは《ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せに》《いい夫婦の日に素晴らしい報告ですねおめでとうございます》と数多くの祝福の声が寄せられていた。しかし、この直筆の報告コメントのなかにある“誤字”があった。《この度結婚いたしました》の婚の文字が、女偏ではなく、糸偏だったのだ。直筆ゆえのささいな手違いに、ファンからは“優しい指摘”が相次いだ。《みんな田中美海の結婚が衝撃で「結婚」の漢字が間違ってることに気づいていないらしい》《田中美海ちゃんの結婚はさすがに衝撃だった。よく見たら「婚」の字が違うのが可愛いw》《田中美海よく見たら結婚の字が違うの段々面白くなってきた》《田中美海さんのご報告画像の婚の字が誤字ってるっていうのを知ってより微笑ましくなった》
2023年11月22日11月13日、『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。K-POP系グループは歴代最多の6組が出場。JO1、Stray Kids、 SEVENTEEN、NiziU、MISAMO、LE SSERAFIMらが名を連ねた。今回、本誌は20代~60代の400人にアンケート調査を実施。印象に残っている海外出身の紅組歌手を聞いた。第3位に選ばれたのは台湾出身のジュディ・オング(73)。79年にリリースした『魅せられて』が100万枚を超える大ヒットを記録し、紅白初出場を果たした。歌だけでなく、彼女自身がデザインした、扇状に広がる袖がついた優雅な衣装も印象深かったようだ。《衣装が広がるところが好きだった》《白くて翼のように広がる衣装が印象的》《昔観た記憶がある。独特のドレスできれいだった》続いて第2位は韓国出身のBoA(37)。彼女は02年から07年まで6年連続で紅白に出場しているが、これは海外出身の女性歌手としてはケイ・ウンスク(62)の7回に次ぐ多さだ。03年の紅白では『DOUBLE』でトップバッターを飾った。選んだ理由に激しいダンスを挙げる声も多かった。《当時好きで歌とダンスがカッコよかった》《好きなアニソンだった》《若いのに歌もダンスも上手くて一生懸命日本語も話しててすごいと思ったから》そして、第1位に選ばれたのは台湾出身のテレサ・テン(享年42)。紅白初出場は85年で『愛人』を披露した。その後、86年と91年には売上200万枚を超える大ヒット曲『時の流れに身をまかせ』で出場。透き通るような歌声は今も多くの人の記憶に残っているようだ。《しなやかで神秘的で儚げな姿と、歌が合致していて、とても魅力的だと思いました》《テレサテンの哀愁を帯びた歌い方・声すべて耳に残っている》《歌が抜群に上手で、人柄がとても良くて好きな人だった》最終結果は下記の通り。【印象に残っている海外出身の紅組歌手ランキング】1位:テレサ・テン 45票2位:BoA 44票3位:ジュディ・オング 35票4位:少女時代 34票5位:ビビアン・スー(ブラックビスケッツ) 33票6位:KARA 26票7位:TWICE 24票8位:女子十二楽坊 20票9位:スーザン・ボイル 19票10位:シンディ・ローパー 16票11位:LE SSERAFIM 14票12位:アグネス・チャン 13票12位:サラ・ブライトマン 13票実施期間:’23年11月20日~11月21日調査対象:20代~60代 男女400人調査方法:WEBでのアンケート『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年11月22日11月13日、『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表され、K-POP系グループの選出が多いと話題だ。紅白では過去、40組を超える海外出身の歌手が出場しているが、1度の出場数としては今回の6組が歴代最多となる。今回、本誌は20代~60代の400人にアンケート調査を実施。印象に残っている海外出身の白組歌手を聞いた。第3位に選ばれたのはアメリカ出身のジェロ(42)。08年と09年の2度出場し、『海雪』を歌った。「史上初の黒人演歌歌手」として多数のメディアに取り上げられたジェロは、母方の祖母が日本人で、デビュー当初から亡き祖母のために紅白出場を目指していたという。《日本語が綺麗で、声量がすごかったから》《外国人が演歌を歌うというのが珍しく、インパクトがあったから》《日本人のおばあ様を大切に思っているところが素敵》続いて第2位は韓国出身の東方神起。紅白に初出場した08年には『Purple Line』と『どうして君を好きになってしまったんだろう?』の2曲をメドレーで披露。その後も09年と11年の計3回の出場を果たしている。歌だけでなくビジュアルを評価する声が相次いだ。《歌もダンスもうまく、スタイルも良かったから》《ビジュアル、歌唱力共に最高でした》《コンサートでは見られない緊張感があった気がするし、東方神起が日本の紅白に出場してることが嬉しくて、普段あまり見ないのにしっかりと最後まで見ましたね》そして、第1位に選ばれたのはアメリカ出身で、17年に日本に帰化したクリス・ハート(39)。13年に松田聖子(61)とのデュエット曲『夢がさめて』で初出場を果たすと、翌14年には『糸』を披露。その圧倒的な歌声を絶賛する声が多かった。《外見からでは太く重い声が出そうなのに、繊細で線の細い透き通るような声がとても素敵で、うっとりしました》《クリスの優しく歌う表情がとても印象に残っている》《きれいなのびのある歌声。圧倒的な歌唱力》最終結果は下記の通り。【印象に残っている海外出身の白組歌手ランキング】1位:クリス・ハート 81票2位:東方神起 76票3位:ジェロ 49票4位:ポール・サイモン 41票5位:KISS(YOSHIKIとの共演) 34票6位:オースティン・マホーン(ブルゾンちえみとの共演) 22票7位:ザ・ベンチャーズ 15票8位:Shen(Def Tech) 14票9位:アルフレッド・カセーロ 12票9位:スモーキー・マウンテン 12票11位:チョー・ヨンピル 11票11位:Ryu 11票実施期間:’23年11月20日~11月21日調査対象:20代~60代 男女400人調査方法:WEBでのアンケート『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年11月22日昨今、有名人の訃報が報じられると、SNS上でワクチン接種と関連付ける投稿が大量になされている。ワクチンに関する非科学的な言説がいまだに根強く支持されるのはなぜなのだろうか?10月7日にX JAPANのベーシストHEATHさん(享年55歳)が死去していたことが報じられると、X(旧Twitter)上では「ターボ癌」がユーザーの間で話題になっているワードとして、トレンド入りした。ターボ癌とは、新型コロナワクチン接種後の後遺症でがんの進行が加速する症状を指す“造語”。一部で、HEATHさんの死因がこのターボ癌によるものではないかとの指摘が相次いだのだ。しかし、米国国立がん研究所によると「COVID-19ワクチンががんを引き起こしたり、再発を引き起こしたり、病気の進行につながるという証拠はない」とあり、ターボ癌は科学的根拠のない風説だ。さらに、指揮者の山脇幸人さん(享年31歳)が11月2日に急逝したことが報じられた際にも、山脇さんが新型コロナのワクチンを接種していたことを強調し、ワクチンと死を関連付けようとする投稿が多数見受けられた。■強固な、“正しい”とされることを信じないスタンスワクチン接種の話題も下火になってきた今日この頃。それでもなお、有名人が亡くなる度に「ワクチンを打っていた」と、訃報とワクチン接種を結びつける人が後を絶たないのはなぜなのだろうか?臨床心理学の専門家で筑波大学の原田隆之教授に話を聞いた(以下、カッコ内は全て原田教授)。まず、原田教授によると、ワクチンと死を結びつける大きな要因は”確証バイアス”という心理が影響しているという。「“確証バイアス”というものがあって、それによって思い込んだものにすぐ因果関係を見つけて飛びついてしまうのです。本当なら人が亡くなる原因は色々ありますが、“ワクチンは危ない。ワクチンで人が死ぬんだ”という“確証バイアス”をもっていると、もう他の原因は一切考えないで、“人が死ぬ=ワクチン”といった風に、直接ワクチンと結びつけてしまうのです。ある種、“思考の手抜き”をしているともいえます」そもそもなぜ、このような投稿をする人たちは新型コロナのワクチンにここまで懐疑的なのだろうか。「どこの国でもどんな時代でも、そうした考えの方は一定数います。たとえば、現代医療に不信感を持っている人は、ワクチンに極度の批判をすることがあるし、自然派志向で添加物などを極端に嫌ったりする人は、化学調味料を使った料理研究家を批判したりします。このような反科学的な思想を根底に持つ人たちが、コロナのワクチンに対して“危険だ、危ない”っていう考え方を強めていっているんだと思います」原田教授によると、このような反科学的・反権力的な思想は陰謀論に結びつきやすいのだという。今回の新型コロナのワクチンについても、実は増えすぎた人口の削減が目的であり体に悪いというものや、製薬会社はワクチンによって病気を引き起こし新たな薬を売ることを目的としている、などの陰謀論が相次いで生じた。また、コロナワクチンに対し懐疑的なスタンスの人たちは、権威や一般的に“正しい”とされる常識を疑ってかかるケースが多く見られる。何事にもすぐに飛びつかず、真に受けないでその真偽を検討するという態度自体は、重要な態度であると言えるが、その一方で科学的な根拠を欠いたり、出所の疑わしい情報を頼りにすることは危険性が潜んでいる。「反ワクチンの思想を持つ人たちには、国が発信する情報、あるいは代表的なメディアなど“権威ある機関”からの情報は“自分たちを惑わす嘘”なんだという確信みたいなものがあって、“みんな騙されているんだ”と思っている。そして、騙されていない自分たちは、みんなが知らないことに気づいているから“より優れているんだ”という優越感を持つことができるんです」そして、公的なリリースやマスメディアからの情報を信じない代わりに、SNSを主要な情報源としているという。「私がワクチンに関して論文を書くためにデータを取った際に、こうした人々は反科学的な、あるいは反権威的な傾向が非常に強くて、情報の取得についても大手のメディアよりも、YouTubeやSNSに頼る傾向が強いという結果が出ました。また、政府や政治家に対する信頼感も低いことがわかりました」さらにSNSを利用することで、自分と同じような意見の人達だけで共鳴しあい、ますます自分たちこそが正しいという確信を強めていくのだという。■“反ワクチン”活動は、彼らなりの正義感コロナ禍初期ほどワクチンの話題が活発ではない今でも、積極的にワクチンの“危険性”を発信し続けるのはなぜなのか。「彼らなりの正義感みたいなものがあるのです。ワクチンを打っても打たなくても残念ながら亡くなる人はいます。しかし、彼らにとっては人が亡くなると“これはワクチンのせいだ”と思い込んでいるので、“もっと情報を配信してワクチン接種をやめさせなければならない”と思う。日本ではもう1億人を超す人が打っているなかで、彼らは少数派。それもあって危機感を強めており、“これではいけないんだ”っていう、彼らなりの非常に偏った、歪んだ正義感に突き動かされているんだと思います」とはいえ、前述のように科学や権威が嘘をついているという“逆張り”の思想が根底にあるため、論理立てての説得は難しいという。「権威のある医師や国もそうですしWHOもそうですが、専門家が否定するとますます反発をするので、いくら説得を試みても逆効果にしかならないんですよね。自分たちが信じたいことしか信じないのが“確証バイアス”なので、いくら何を言っても、もう彼らの考えを変えることは極めて難しいと思います」■SNSの“デマ”荒唐無稽に見えても、起こる弊害ワクチンと有名人の訃報を結びつけるような投稿は、たとえ一部の人たちだけが信じている”荒唐無稽”に見える内容だとしても、社会的に悪影響を及ぼすこともあるという。「少数派の偏った意見であってもこれを軽視してはいけないと思います。“ワクチンは危険だ”という投稿が、人気投稿として表示されたら目にしてしまいますよね。すでに接種したという人でも、新しいワクチンに不安を感じていたりしますし、副反応も出て不安になることはあります。また、ワクチンが原因かどうかはわからないけど、接種後に亡くなっている人もいるわけです。そうしたときに、ワクチンの恐怖を煽るような投稿を目にすると、不安を強めてしまう人はいるのではないでしょうか。以前、子宮頸がんのワクチンをメディアが“あれは危ないんだ”と報道して、ものすごく影響があったように、今のコロナワクチンをめぐる陰謀論的な主張にしても、それが荒唐無稽で非科学的な内容だといって軽視してはいけないと思います」社会に影響のあるようなデマや陰謀論については、一つずつ正しい情報を専門家や専門機関が発信していくことが重要だという。「正しい情報の発信は怠ってはいけないと思います。最近、X(旧Twitter)でも“コミュニティノート”という機能ができて“これのツイートには科学的根拠がありません”みたいなコメントが付けられるようになったのはいいことです。投稿を読んで一旦は不安になっていた人も、科学的で冷静に考えると“やっぱりそうなんだよね”ってことをそこで確認できるし、きちんとしたソースがあれば安心もできます。厚労省や専門家は、ワクチンをめぐるデマを“バカバカしい”と放置するのではなくて、SNSやホームページなどの様々なチャンネルで正しい情報を発信していく行為を、今後も怠ってはいけないんじゃないかなと思います」
2023年11月22日11月21日、俳優・南野陽子(56)の夫であるA氏が業務上横領容疑で逮捕された。A氏は昨年10月、元警察官の男と共謀し、その男が当時理事長を務めていた社会福祉法人「誠心会」の口座から、現金およそ1500万円をA氏が関係する別の企業の口座に移した疑いが持たれている。南野は’85年にドラマ『時をかける少女』(フジテレビ系)でデビューして以降、’85年の『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)や’87年の映画『はいからさんが通る』(’87年)などで主演を飾り、一躍大ブレイク。また近年も’18年の大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合)や’20年の『半沢直樹』(TBS系)といった数々の話題作に出演し、長きにわたって第一線で活躍している。そんな大女優の南野がA氏と結婚したのは’11年3月のこと。しかし、その直後からA氏の金銭トラブルや女性問題など“黒い噂”は絶えなかった。’19年2月には、A氏が事務長を務める東京・銀座のクリニックで、1億8千万円の使途不明金が発覚したことを『週刊文春』が報じている。お金の管理はA氏が任されていたが、開業から3ヵ月で支払い督促の通知が次々と届くようになったという。また当時、南野にも被害が及んでいたことをかつて本誌は報じている。発端はA氏の荷物から、南野の父に宛てた金融会社からの督促状や医療費の支払い督促状などが見つかったことだった。「南野さんのお父さんは箱根の有料老人ホームに当時入所しており、毎月の費用はお父さんの専用口座から引落とされるようになっていました。南野さんは入金のため十分なお金も用意していましたが、口座はカラで、元となるお金も消えていたそうです。そして、口座や入金の管理をしていたのは夫であるAさんでした。つまり、Aさんは介護費用を使い込んでいたようなのです。支払い督促状が来ていることを当時初めて知った南野さんは、施設に問い合わせました。すると実際に半年分も支払いが滞っていたとわかったそうで、彼女はあわてて100万円以上を振り込んだといいます」(南野の知人)その後も’21年9月、A氏が代表を務める病院の医師数名の給料などが約1年分未払いであると、元院長が『週刊文春』で告発。A氏は取材に対し、「元院長に今まで200回は連絡を取ろうとしたが、一切応じなかった」「給与が支払われなかったのは元院長が女性問題を起こし、そのトラブルの処理で違約金を請求され、それに充当したから」と発言したが、元院長は「女性問題など存在せず、でっちあげ。200回も連絡があった事実もない」と反論している。最近になっても、『FLASH』今年8月15日号にA氏への告発記事が掲載された。山形県の学校法人「明徳学園」の理事長を務めてきた長岡由彦氏によると経営再建のためにA氏を理事として迎え入れたものの’21年の夏、A氏は長岡氏ら古株の理事を解任。そしてA氏は自身が経営する医療法人が負っていた借金を学園側が引き受けるように認めさせ、学園側が所有し、校舎として使用している不動産に抵当権を設定したという。この件について『FLASH』はA氏に質問状を送ったものの、期日までに回答は得られなかったという。幾つものトラブルの末、逮捕されることとなったA氏。結婚から12年、傍で支えてきた南野は今何を思うだろうかーー。
2023年11月22日出店したイベントで販売したマフィンによって食中毒を引き起こした焼き菓子店のSNSアカウントが11月21日までに削除された。削除されたのはXとInstagramの2つ。16日、問題となったマフィンは厚生労働省によって「毒キノコ」「フグ」と同程度の健康被害がある「CLASS1」に指定され、リコール対象になっていた。同店は消費者庁のリコール情報サイトに「回収情報の周知方法」として、このXとInstagramのURLを記載。スポニチアネックスによると、目黒区保健所はSNS削除後の店側との連絡について「(店側は)何らか別の連絡先を示す意思はあるが、作業できる状況でないそうです。今後、同じページに別の連絡先を出す予定」と話していた。騒動を受けて、14日に店主はSNSで謝罪していたが、波紋は大きくなるばかりだった。「今回のマフィンだけでなく、暴露系インフルエンサーによって店主が過去に投稿していた商品の画像が拡散されると、SNS上で『見た目が美味しくなさそう』と批判が殺到していました。また店主が当初マフィンの回収方法をゆうパックに指定したことも『腐敗したものをほかの郵送物と一緒にするな』と余計に反感を買ってしまう結果に。Xで“デスマフィン”がトレインド入りするなど、今回被害に遭ってないながらも店主に対し厳しい声を浴びせる人が続出しました」(Webメディアライター)16日、店主は《11月15日早朝に私の名前を語った殺人予告文が複数の教育機関に送られていたため、警察へ相談に行きました》と殺害予告が届いたこともSNSで明かしていた。店主への誹謗中傷について、17日に放送された『DayDay.』(日本テレビ系)でMCの武田真一アナウンサーは「正義感を履き違えないようにしなきゃいけないと思います」と警鐘を鳴らしていたが……。その後も、店主のX宛てには《殺人未遂マフィンはここですか?》《マフィンも人間も腐ってた》《やべーなまじでどんな神経してんだ?一生食い物屋やらないでくれ》といった過激な批判投稿が相次いでいた。さらに過去に店主がアップしていた写真を引用し、容姿を中傷するようなものもあった。こうした事態を受けてかは定かではないが、店はSNSだけでなく21日に開設したホームページで、すでに閉業し、今後も再開の予定がないことを明かしている。
2023年11月22日4年ぶりとなる主演映画第II弾『翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~』が11月23日に公開されるGACKT(50)。さらに20年ぶりに続編自伝『自白II』が22日に緊急刊行される(光文社刊)。本誌でのインタビューをもとに、衝撃の後半生を本人がすべて書き下ろしている。役者GACKTの“心の父”は大河ドラマ『風林火山』(’07年)で共演した緒形拳さんだった。同書から一部を抜粋、再構成してお届けする。■ボクを導いてくれたのは心の師、心の父とも言える〈緒形拳〉との出逢いだ。拳さんが謙信の軍師・宇佐美定満役を受けてくれたことがボクの人生にとって大きな転機となった。彼は本当に面白い人だった。会うたびにどんどん惹かれていった。ある日、台本読みのリハーサル中に監督のアシスタントが「緒形さん、そのセリフはカットになりました」と言った時のことだ。拳さんはしばらく間を置いて無表情で「おお、そうか…」と答えその場はサラッと進んだ。もう一度、頭から台本を読み始めることに。拳さんのカットになったセリフの手前まで来たとき、「なあ、監督…。これはなんで短くしたんだ?」と言った。アシスタントが間髪入れずに「時間の都合です。よろしくお願いします」と割って入った。しばらくの沈黙の後、拳さんはまた「おお、そうか…」と答え台本読みが進む。もう一度、初めから読み合わせが始まる。拳さんのカットしたセリフの前でまた「なぁ監督…。これは、なんでカットしたんだ…?」と無表情ながら強い語気で質問した。すると、困った監督が「あの~、時間の都合で〜」と申し訳なさそうに言った。長い沈黙の後、「おお、そうか…」とまた再開する。その場にいた全員がこの凍りつく時間にドキドキしていた。『何かが起きるぞ!』とボクだけがワクワクしていた。台本の読み合わせが終わって全員が立とうとした時、拳さんが口を開いた。「監督…、セリフっていうのはな、役者の命だ。つまりオマエは…、時間の都合でオレの命を奪うのか…?」と。監督があたふたしながら「いえいえいえいえ!奪いません!」と支離滅裂なことを口走る。『この人、めちゃくちゃ面白い!』とボクは笑いを堪え肩を震わせていた。どこまでが本気で、どこまでが歌舞いているのか、誰にもわからない。亡くなってから聞いた話だが、拳さんはこの大河ドラマに出る直前にガンの摘出手術をしていた。退院もかなり早め、過酷な撮影に挑んでいた。体調が悪い日も多く3時間待ち、4時間待ちの時もあった。実はこの時、体調が悪くて起きられないような日でも、マネージャーに「ガックンが待ってる」と言ってくれていたらしい。ある日のリハーサルのことだ。謙信の父親の宿敵だった、拳さん演じる〈宇佐美定満〉を説得し自分の軍師になってくれと願う[三顧の礼]のシーンの台本の読み合わせの時のこと。宇佐美はもともと謙信の父親の宿敵で何度も謙信の父親の行手を阻んだ人物だ。宇佐美に初めて自ら会いに行き、己の軍師になってほしいと願いを届けるシーンだ。リハーサル終わりに、「ガックンな、大河ってのは恋愛のシーンがほとんどないだろ?このやり取りは、言わば恋愛のシーンみたいなもんだ。オマエの今の言葉では、オレの心は動かん。本番までに仕上げてこい」と言われた。その日から本番までの5日間、一人でセリフの練習を何度も何度も重ねたが、やればやるほどわからなくなっていった。[演じることとは演じないこと][演技とはそれを表現する技術のこと]、普段から拳さんがボクに言っていた言葉だ。これがずっと理解できなかった。このセリフの練習をしている時にふと、一つの考えが頭をよぎった。『演技をすることとは、与えられた役を自分に纏うのではなく、自身の積み重ねた経験によって得た多くの感情や想いを、役を通して表現していくことなのか?』と。この頃のボクはすでに拳さんに心底惚れていた。しばらく考えた。『謙信のセリフとして[意味]や[内容]を相手の役・キャラクターに届けるのではなく、ボク自身が拳さんに想う素直な気持ちを役のセリフに乗せ、その想いを真っ直ぐに届けよう』と決めた。本番当日、「カメラリハが終わったら、すぐに本番にしてほしい」と監督に伝えた。何度もできないかもしれないからだ。拳さんも「ガックンがそう言うならそうしよう」と答えてくれた。■拳さんの動きが止まり顔が急に怖くなった拳さんの背中側にカメラが何台も並び、すべてのカメラが拳さんの背中越しにボクを狙っている。拳さんは背中しか映っていない。本番が始まった。拳さんに対する想いを謙信の長いセリフに乗せ素直に届ける。セリフの途中で拳さんの厳しい表情がスーッと『ほー』という顔に変わっていった。最後のセリフが終わった。まだカットがかかる前だ。拳さんはカメラにわからないようにニコッと微笑み、そっと親指を立て『よかったぞ!』と満面の笑みを届けてくれた。その時に新たな喜びと気づきを得た。『ボクはこの人に喜んでもらうために、それだけのためにここに来ているんだ…』と。今までは仕事はすべてファンのためだけのものだった。自分の感情はまったく関係なく、私情などはいらないと思っていた。その日、初めて持った感覚に驚いた。『ボクは拳さんに喜んでもらうためだけに演技をやってるんだ…』と。『たった一人に喜んでもらうために何かをすることが、これほど幸せなことだったんだ』と初めて気づかされた。それまで演技をするということに迷い道を見失いかけていたボクを、拳さんの優しい笑顔がいつも導いてくれていたことに気がついた。撮影中盤に差し掛かった長野のロケに行った時のことだ。昼休憩に入り車内で休んでいた。拳さんがいきなり車のドアをパッと開けて、「おい、ガックン。シイタケ食うか?」と言ってきた。カセットコンロの上で、フライパンでシイタケを焼いていた。「オレは弁当、食わないんだ。どんなことがあってもその場で火を通したものしか食わない。便利なものを口にすると早死にするぞ…」と言った。フライパンを囲み、ふたりで食べた。ボクはなぜ、その時にこんなことを言ったのかわからなかったが、拳さんに言った。「拳さん…、ボクの演技でこれは違うなと思うことがあったら必ず言ってくださいね…」と言うと、拳さんの動きが止まり顔が急に怖くなった。こちらをずっと見ている。暫く沈黙が続いた。ゆっくりと箸を置いた拳さんが口を開いた。「なあ、ガックン…。オマエがやらなきゃいけないことは、オレはこれまで全部言ってきた。周りがオマエの演技をどうこう言うかもしれない。だがな…、この緒形拳が言うんだ。オマエはできてる。オマエがやらなきゃいけないことはすべてできている。他の周りの誰が何と言おうとオマエはできているんだ」と。すごく厳しい顔で一つ一つゆっくりと言葉を届けてくれた。そして急にニコッと微笑み、「大丈夫。パパがついてる…」と言い、また箸を取りシイタケを食べ始めた。ボクは届けてくれたそのあまりにも優しい言葉に、『ずっとこの人はボクを守ってくれていたんだ…』という想いに胸がいっぱいになった。それまで詰まっていた感情が雪崩のように溢れ出た。気がつけばボロボロと涙がこぼれ落ちていた。泣きながら何度も何度も「ありがとうございます…、ありがとうございます…」と繰り返していた。愛情に疎遠だったボクにとって、人生で初めて他人からの愛を深く感じた。この日の出来事は昨日のことのように鮮明に覚えている。大河の撮影も終わり、その後すぐにハリウッド映画の撮影でルーマニアに行くことになった。同時に拳さんは北海道での撮影が始まった。その作品が拳さんの遺作となる。撮影の間もずっとLINEで連絡を取り合っていた。「撮影が終わったら、日本で一緒に蕎麦を食べに行きましょうね」「おー、蕎麦かぁ。大好きだぞ」とたわいもない話を交わしていた。拳さんと食事に行く約束の日のちょうど2週間前、突然、彼のマネージャーから連絡が入った。なぜかわからないが携帯を見た瞬間に『亡くなった』と虫の知らせを感じた。電話を取り「亡くなったのか?」と聞くと、「先ほど亡くなりました…」と泣きながら言葉にならない声で彼女がそう言った。その後、遺族の方たちが特別に時間を作ってくれた。ふたりきりで過ごす時間を作ってくれていた。棺に寝ている拳さんは穏やかな顔をしていた。その顔を見て、「アナタは本当にすごい人ですよ。きっと、撮影の最中もずっと痛かった、苦しかったはずなのに…。いつも笑ってましたもんね」と語りかけていた。歌舞いて生きてきた人のとても安らかな最期の寝顔だった。『自分もそういう人生でありたい』と素直に思った。最後まで笑って見送ろうと、とにかく笑顔でいることを心がけた。拳さんに別れを告げた後、玄関で待つ遺族の方たちに挨拶をした。「本当にこうやって時間を作っていただいてありがとうございました。ボクは拳さんに本当に救われました。ボクにとって拳さんは父親のような存在でした」。そう告げた瞬間に急に壊れた蛇口のように涙が溢れ出てきた。我慢しようとしたがどうにもならないほど泣いていた。そこから2週間、完全に壊れてしまい、何もできなくなってしまった。[拳さんから受け取ったもの。それを一人でも多くの人に届けなければ]という想いだけがいまだにボクが演技を続ける理由だ。拳さんが最後に遺してくれたもの。それを止めたくはない。毎年、彼のお墓に行って「まだ頑張っています、次はこんな作品をやるんですよ」と報告している。それは自分がまだ笑顔で頑張っていることをただ伝えたいだけなのかもしれない。だが、あの出逢いがあったからこそボクは大河を乗り切れた。こうやって演技を続けてきたからこそ【翔んで埼玉】や他の多くの素晴らしい作品にも巡り合えた。人生の節々でキーとなる人たちが多くの生きる[意味]と[教え]をくれたことが今のボクのすべてに繫がっている。大河の共演を機に緒形さんから数多くのことを学んだ。
2023年11月22日