a flood of circleのフロントマン、佐々木亮介(Vo/G) が主宰する弾き語り2マンイベント『雷よ静かに轟け』の第三夜が9月30日に浅草フランス座演芸場東洋館にて開催された。佐々木自身が「勝負を挑んでも勝てそうにない相手を呼びたい」と公言しているだけあって、第一夜の中田裕二、第二夜のNakamuraEmiに続き、この日ゲストとして招いたのは様々な方面で才覚を発揮し、音楽活動25周年を迎えた奇妙礼太郎。それぞれが持ち味を発揮しつつ、生々しくも温かいステージが繰り広げられた。会場となった東洋館は漫才や漫談を中心とした演芸場であり、若かりしビートたけしが芸のイロハを学んだことでも有名だが、そこを弾き語りの場にチョイスしたのは視点の面白さだけではない。傾斜をつけて扇形に設置された客席は見やすく、座り心地もよく、ライヴ感も味わえる絶好のシチュエーション。浅草自体は音楽ファンに馴染みの薄い場所ではあるが満員御礼となっていた。まず登場したのは奇妙礼太郎。ネルシャツにジーンズという服装を「キャンプしてる人みたいな」と自嘲して観客の笑いを誘いつつ、リラックスしたムードを醸し出すが、「竜の落とし子」を歌い始めた瞬間に変わる空気。体全体から鳴っているような凄まじい声量が会場全体に広がっていく。細かな息遣いすらも感じられる会場ということもあり、放たれるエネルギーにいきなり惹きつけられる。「東洋館に来るのは初めてで嬉しい。Netflixでも(映画『浅草キッド』を)観たし」という話から「浅草キッド」の一節を歌い上げる場面もあったが、事前にセットリストをあまり決めないスタイルなこともあり、1曲毎に間を取り、軽快なトークとともに曲へ移っていく。だからこそなのだろう、続けて披露した「Moon River」は会場の雰囲気を感じ取った絶妙なタイム感と柔和な歌声が素晴らしく、不思議な浮遊感を生み出した「悲しくてやりきれない」も神聖さを感じさせるほどのムードで響かせる。サビ前に「あぁ」と思わずこぼれた声もグッときてしまった。「みんなと一緒に歌えるようになって嬉しいな」と口にしたことで観客も大合唱した「ほんまにおいしいお好み焼き」や「赤いスイートピー」で一体感を高めつつ、「愛の讃歌」は命を燃やすように歌い、中盤のシアトリカルなアプローチが凄みを感じさせた1曲。声を荒げるわけでもなく、ギターを思いっきりかき鳴らさずとも伝わる激しさ。観客からも大喝采が送られていた。そんな空気の中、『森田一義アワー 笑っていいとも!』のテーマ曲としてお馴染みの「ウキウキWATCHING」を色っぽく歌う振り幅を見せつけ、終盤は菅田将暉とコラボした「散る 散る 満ちる」をノスタルジックかつエモーショナルにプレイし、韻の踏み方やギターのフレーズで鮮やかなフックが満載な「真夜中のランデブー」という代表曲を立て続けに披露。誰のようでもない、奇妙礼太郎ならではのパフォーマンスを見せてくれた。そして、ホストである佐々木はいつものように革ジャンをまとい、狼煙のように「Yeah!」とシャウトを決めて「伝説の夜を君と」からスタート。アコギ1本だからこそ際立つ歌声の豊かさを披露し、〈ピークのようで始まりに過ぎない夜を〉というフレーズでグッと観客の心を掴んでいく。感じたことを自然体で紡ぐ即興のトーキングブルース「雷よ静かに轟けBlues」を歓迎の気持ちを込めて届け、時間を操るように歌ったのが「ゴールド・ディガーズ」。ストレイテナーのホリエアツシをプロデューサーとして迎えたこの曲を溜めたり、駆け出したり、その場のニュアンスを加えていく様が見事。魔法にかかったかのように観客も魅了されてしまうのだ。「東洋館や彼(奇妙礼太郎) ほどじゃないけど、自分にも10何年の歴史がありまして」と口にし、活動初期のナンバーから「アンドロメダ」をセレクト。ほとばしるロック魂、言葉ひとつひとつに積み上げてきたモノが宿っていることをまざまざと見せつけてくれる。手ぬぐいで汗を吹き、「こんな素晴らしいステージで、自分のちっちゃい器をろくろでコネコネやってるのかもしれません。ひねって伸ばして考えて、トライしないとね」と語ってから「世界が変わる日」。もともと大海原へ漕ぎ出す勇気をもらえる曲ではあるが、シンプルな照明、引き締まった表情、滴る汗、それらを間近で受け止められるからこそ増幅するパワー。ビリー・ジョエルの「Piano Man」を佐々木ならではの解釈で歌詞をつけた「BLUES MAN」では浮世離れせず、現実を受け止めた上で心の底から絞り出す想いを歌う、まさにブルースの真骨頂。どちらも己の生き様と未来が投影されており、音と言葉に貫かれた人も多かったであろう。ラストはアカペラで歌い出し、むき出しの心臓に触れたようにも感じとれた「月夜の道を俺が行く」。激しくギターをかき鳴らしながら叫んだり、ゆったりと腰を据えて歌ったり、歌とギターのみで構成されているからこその自由自在なスタイルで〈俺の夢を叶えるやつは俺しかいない〉と明確に提示する姿は実に頼もしかった。そして、締めくくりとして奇妙を呼び込み、2人で忌野清志郎の「JUMP」を響かせる。佐々木が直前にお願いをしたということだったが、そこは場数を踏んできた2人だけあって、互いを感じながらの見事なセッション。加えて、声のマッチングも秀逸だった。次回の『雷よ静かに轟け』は12月22日に同じく東洋館にて開催が決定している。レトロとモダンが交差する浅草という土地で歴戦の猛者と佐々木が対峙する格別な夜をぜひ多くの人に体感して欲しい。文:ヤコウリュウジ写真:ニイミココロ<公演情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第三夜2023年9月30日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館セットリスト■奇妙礼太郎01 竜の落とし子02 Moon River03 悲しくてやりきれない04 ほんまにおいしいお好み焼き05 ONLY FOOL06 赤いスイートピー07 愛の讃歌08 ウキウキWATCHING09 散る 散る 満ちる10 真夜中のランデブー■佐々木亮介01 伝説の夜を君と(a flood of circle)02 雷よ静かに轟けBlues03 ゴールド・ディガーズ(a flood of circle)04 アンドロメダ(a flood of circle)05 猫がなつかない!(THE KEBABS)06 カメラソング(a flood of circle)07 ともだちのうた(THE KEBABS)08 くたばれマイダーリン(a flood of circle)09 世界が変わる日(a flood of circle)10 BLUES MAN(a flood of circle)11 月夜の道を俺が行く(a flood of circle)■SessionJUMP (忌野清志郎)<ライブ情報>佐々木亮介弾き語り興行“雷よ静かに轟け”第四夜2023年12月22日(金) 浅草フランス座演芸場東洋館OPEN19:00 / START19:30出演:佐々木亮介(a flood of circle)ほか★10月9日(月・祝) 23:59までファンクラブ先行受付中関連リンクa flood of circle公式サイト:奇妙礼太郎公式サイト:
2023年10月06日JUN SKY WALKER(S) が、2023年6月10日(土) 東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で開催したメジャーデビュー35周年ライブ『祝・日比谷野音100周年 JUN SKY WALKER(S) 35th Anniversary Live』の模様を収録した映像作品を12月24日(日) にリリースすることを発表した。JUN SKY WALKER(S) は、1988年にアルバム『全部このままで』でトイズファクトリーからメジャーデビュー。1997年の解散、2007年の再結成を経て現在も精力的な活動を展開。デビュー35周年となる今年1月にトイズファクトリーと再びタッグを組むことを発表し、今回の野音ライブ当日に新曲3曲を収録したシングル『そばにいるから』をリリースした。ライブ当日は最新シングルの収録曲や過去の代表曲を次々と披露し、満員のオーディエンスを大いに沸かせた。本DVDはトイズファクトリーの通販サイトTOY’S STOREにて限定発売。11月12日(日) 23:59までに予約すると、早期予約特典として限定ポストカード4枚セットがプレゼントされる。なお、本作より「すてきな夜空」の映像がYouTubeにて公開された。さらに7月よりスタートしている全国ツアー『JUN SKY WALKER(S) 35th Anniversary Tour 2023-2024 STAND BY YOU』の2024年の日程が発表された。<メンバーコメント>■宮田和弥日比谷野音は観に行くのも演奏するのも大好きな会場であり沢山の想い出が僕の心に深く刻まれています!そんな日比谷野音100周年とジュンスカメジャーデビュー35周年のタイミングが重なったステージに運命を感じます!ここからまた始まるジュンスカを愉しみ楽しんで下さい!これからもよろしく!■森純太OK野音!!これはJSW35thの始まりとしてのrock ’n’ rollの軌跡。そして100thを迎えて今後リニューアルして行く最後の日比谷野外大音楽堂の姿の記録映像でもある。そしてこの場で初めて演奏した「GETHAPPY!」は今後一生忘れないだろう。■小林雅之野音でライブするのは高校の時ジュンスカ始めてからの夢だった!今回建て替えの前の野音でLIVEをやる事ができてそれをこうして!ジュンスカライブ円盤!として、皆さんに届けられることが、嬉しい!どうぞ見てありがとう皆さん!日比谷野音!「すてきな夜空」JUN SKY WALKER(S) メジャーデビュー35周年ライブより<リリース情報>『JUN SKY WALKER(S) 35th Anniversary Live at 日比谷野外音楽堂』12月24日(日) リリース価格:6,600円(税込)※TOY’S STORE限定販売TOY’S STORE:<ツアー情報>『JUN SKY WALKER(S) 35th Anniversary Tour 2023-2024 STAND BY YOU』■2024年1月27日(土) 徳島・club GRINDHOUSE1月28日(日) 高松 DIME2月1日(木) 京都・磔磔 ※宮田和弥 生誕記念 LIVE2月3日(土) 山口・LIVE rise SHUNAN2月4日(日) 岡山・REDBOX2月24日(土) 三重・CLUB ROOTS2月25日(日)和歌山・CLUB GATE3月9日(土) 宮崎・LAZARUS3月10日(日) 熊本・B.9 ※森純太 生誕記念 LIVE3月20日(祝・水) 山梨・CONVITION3月23日(土) 宮城・MACANA3月24日(日) 岩手・CLUB CHANGE WAVE4月6日(土) 静岡・窓枠4月7日(日) 兵庫・VARIT.4月13日(土) 石川・AZ4月14日(日) 岐阜・CLUB ROOTS4月27日(土) 北海道・Rest4月28日(日) 北海道・Bessie Hall5月13日(月) 東京・La.mama ※小林雅之 生誕記念 LIVEand more■JUN SKY WALKER(S) オフィシャルサイト:
2023年10月06日ベスト8進出か、プール戦敗退か。勝つか、負けるかですべてが決まる。トライ数もボーナスポイントも他会場の結果も関係ない。日本代表か、アルゼンチン代表か。10月8日(日)・ナントで1点でも多くスコアしたチームが『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プールDを突破するのだ。ともにここまで2勝1敗である。日本は12-34、アルゼンチンは10-27でイングランドには敗れたが、チリ戦は日本が42-12、アルゼンチンが59-5でボーナスポイントを得て完勝した。サモアには日本は28-22、アルゼンチンは19-10とヒヤリとさせられながらも白星を獲得した。勝点は同じ9。日本が82得点68失点9トライ、アルゼンチンは88得点42失点10トライ。ほぼ同じような数字が並ぶが、ディフェンスの堅さでアルゼンチンが上回る。アルゼンチンはブレイクダウンの出足が鋭い。ゴール前に迫れば、FWがフィジカルを生かして近場を攻め込んでいく。相手が近場を固めれば、WTBエミリアノ・ボフェリ&マテオ・カレーラス、FBフアンクルス・マリアらトライゲッターへ展開する。相手ボールであってもサポートが少しでも遅れれば、ボールを確保。ターンオーバーからのカウンターを狙ったり、PGで3点を加点する。セットピースも強い。ラインアウトからドライビングモールをぐいぐい押し込んでいく。スクラムでペナルティを奪えば、距離が長かろうが、迷わずショットを選択。WTBエミリアノ・ボフェリやSOニコラス・サンチェスというキックの名手たちはハーフウェイライン手前からも果敢にPGを狙ってくる。実績も十分だ。前回大会で初めてベスト8入りした日本に対して、アルゼンチンは8強2回、4強2回、最高位は3位である。2020年『ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)』でニュージーランド代表から25-15と歴史的初勝利を成し遂げた。その後オールブラックスに3連敗を喫したが、昨夏の『TRC』では25-18で2勝目をマークした。姫野和樹(右から2人目)(C)JRFU日本代表も昨秋国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2022』でNZに肉薄した。前半から3トライを畳み掛けられるも、37分SO山沢拓也のドリブルトライで反撃開始。前半の内にもう1本返すと、56分にはLOワーナー・ディアンズがキックチャージから独走トライ。66分にLOプロディー・レタリックが退場となり、79分にFL姫野和樹がねじ込んだ。しかし、NZが最後PGを決めて31-38。大逆転劇に向けて、チャンスは広がったが、大金星は指の間からするりとこぼれ落ちた。アルゼンチンはオールブラックスに勝利したことがあり、日本は惜敗どまりだった。しかも、アルゼンチンは2勝。この差はとてつもなく大きい。ここまでアルゼンチンの強さばかり並べてきたが、付け入る隙がないわけではない。アルゼンチンはもともとペナルティが多く、ハイタックルへの厳罰化でカードを受ける危険性をはらんでいる。そして何より、日本代表がベストゲームを展開すれば、決して勝てない相手ではない。ご存じ通り『RWC2015』で日本は南アフリカ相手に34-32でブライトンの奇跡をやってのけ、『RWC2019』でもアイルランドを向こうに回し18-12の静岡ショックを演じた。南アもアイルランドもV候補だが、アルゼンチンは第2グループである。世界ランキングを見ても、アルゼンチンは9位、日本は12位だ。日本にとってアルゼンチンは格上だが、手の届かない相手ではいない。レメキ ロマノ ラヴァ(C)JRFU問題は日本がベストゲームから遠ざかっている点にある。9月9日の初戦・チリ戦では後半にいいパフォーマンスを披露したが、相手は初出場の国。LOアマト・ファカタヴァが2トライ、SO松田力也が6本中6本のコンバージョンキックを決める活躍を見せたが、内容的には及第点といったところか。続く9月17日・イングランド戦は善戦したのは後半15分まで。開始早々WTBセミシ・マシレワの負傷交代もFBレメキ ロマノ ラヴァが好フォロー。54分松田のPGで12-13に迫るも、2分後の自陣深くでの相手のアタックでパスが頭に当たり、ノッコンかとセルフジャッジで一瞬足が止まったアンラッキーなトライから突き離されて、結局12-34に終わった。9月28日・サモア戦も後半20分からの勝負の時間帯で雲行きが怪しくなった。先発予定だった流大が急遽メンバーから外れたが、SH齋藤直人が見事なゲームコントロール。攻めてはFLリーチマイケル&ピーター・ラブスカフニ、NO8姫野和樹のバックローが揃い踏となるトライを決めれば、松田のショットはこの日も好調。守ってはフィジカルを前面に押し出すサモアのアタックを最後まで規律を保って防いでいた。47分相手がレッドカードを受け、数的有利の中56分松田がとどめのPGを決めて25-8。勝負ありと思われたが、ラスト20分にサモアの猛攻にさらされた。モールで前へ前へ押され、ラックから素早い連続攻撃を徹底されると徐々に後手に回り2トライを献上。それでも最後は28-22でゲームを切ったのだった。会心のゲームがなくても『RWC』で2勝1敗の結果を残すことができるのは、日本に地力が付いてきたことにほかならない。だが次戦の相手・アルゼンチンは持っているものをすべて出さないと勝てない相手である。FWは攻守に奮闘しているが、後半勝負どころでのディフェンスのほころびが気になる。サモア戦を分析したアルゼンチンはモールやラック周りから勝機を見出してくるだろう。また日本が苦手とするキックチェイスはアルゼンチンが得意するところだ。そうした不安視する声を、ディフェス担当のジョアン・ミッチェルACは「(サモア戦の)終盤でラック周辺で攻撃を仕掛けてきて、サモアが勢いを付けた。ひとり目のディフェンスのタックルに修正が必要だが、それは簡単なこと。試合の大半を私たちが支配していた」と一蹴する。課題はディフェスだけではない。何より待たれるのがスピーディにパスを展開するジャパンラグビーの実現である。WTB松島幸太朗もFBレメキもゲインメーターを稼いでいるが、バックスリーのトライはチリ戦でのWTBジョネ・ナイカブラの1本にとどまる。アルゼンチン戦に向けて、松島は「チームが勝てればそれでいい」としながらも、「トライはひとつくらいとりたいかな」と本音を覗かせた。待望されるのは、バックスリーのトライラッシュだ。ジャック・コーネルセン(C)JRFU天国と地獄、明暗が分かれるアルゼンチン戦を前に選手たちはこのように意気込みを語った。姫野主将「サモアのフィジカルに後半やられてしまった部分もあるので、次のアルゼンチン戦ではそのムラをなくしていきたい。大一番になると思うので、いつも通り自分たちのやることにフォーカスして準備したい」LO/FLジャック・コーネルセン「セットプレーがかなり重要になる。相手の強みはセットプレーを起点としたものなので、そこで相手に圧をかけ、勢いを与えないこと。相手がやりたようなゲームを展開させないことが大事。アタックのチャンスが訪れた時は、自由にプレーしてジャパンラグビーを展開し、相手を退かせたい」ディアンズ「すごいパッションのある、フィジカルなチームなのでタフな試合になると思う。ディフェンスして、ターンオーバーをさせ、日本のラグビーをすれば大丈夫だと思う。LOとしてスクラムの仕事はいっぱいあるが、この『RWC』で集中しているのは、タイトファイブだけではなく、FLも入れてフロントローの姿勢をキープすること。プレッシャーをかけられる時に、重心を下げないことで自分たちのいいタイミングでヒットができると思う」松田「いつも通り自分たちがやってきたことを出すだけだと思っている。それをやるために冷静に、まずは楽しむということを第一に考えてやりたい。チームが勝つことを一番に考えているので絶対勝ち、ベスト8に行くこと。この舞台で10番として試合に出て、チームに貢献するということを2019年が終わった後から強く思ってやってきた。それがいい形で今、セットアップできていると感じている。3試合終わって全勝したわけではないし、サモア戦も苦しい展開になったが、しっかり勝ち切ることができたというのは自分自身も、チームにもいい自信になって次のアルゼンチン戦に臨めると思う。自分たちがやってきたことをしっかり出せれば、どこの国にも負けない。自分たちの準備に対する姿勢であったり、ラグビーに対する理解度は世界でもいいものを持っていると思うので、それを結果で証明したいと思う」松島「アルゼンチンもかなりプレッシャーをかけてくると思うので、そこを受けずに自分たちからプレッシャーをかけていきたいと思うし、ベスト8というよりもまずは目の前のアルゼンチン戦へ向けて、もっと精度を高くしてやっていきたい」松田力也(C)JRFU日本×アルゼンチンの通算対戦成績はアルゼンチンが5勝1敗と大きく勝ち越している。直近のゲームは2016年11月・秩父宮ラグビー場での『リポビタンDチャレンジカップ』。ジョセフHCの初陣となったゲームである。今大会もアルゼンチンのメンバーに入っているSOサンチェスが2トライ5ゴール3ペナルティゴールで29点叩き出し、WTBマティアス・モロニも2トライをマークするなど54-20の完敗を喫したのだった。果たして、日本が2大会連続ベスト8を決めるのか、アルゼンチンが2大会ぶり5度目となる決勝トーナメント進出を遂げるのか。『RWC2023』フランス大会・日本代表×アルゼンチン代表は10月8日(日)・ナントにてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年10月06日5月に日本武道館公演を行い、結成1周年を挟んで、7月から9月まで全国19カ所のライブハウスツアーと、走り続けているExWHYZ(イクスワイズ)。10月には全7曲の初のEP『HOW HIGH?』をリリースする。「グループのアッパーでハイテンションな雰囲気をそのままパッケージ」と謳われたこの作品について、メンバーたちの素のエピソードも織り交ぜながら語ってもらった。――ライブハウスツアーは各地で盛況だったようですが、皆さんのSNSを見ると、アフターライブも盛り上がっていたようですね(笑)。yu-kiわりと地方でゆっくりできたので、みんなでごはんを食べに行く機会は多かったです。――yu-kiさんはビールを飲んでいる写真がよく上がっていました。mikinaライブ終わりの1杯だね。yu-ki地方ごとのおいしいお酒をたしなみました。私のお酒が解禁されたので。mikina別に禁止していたわけではないですよ(笑)。mayu酒飲みのポテンシャルを隠していたんだよね。yu-kiこの夏から、メンバーに「飲んでいいか」許可を取ったので、ちょっとずつ本性を見せています(笑)。yu-ki――飲むと人が変わるんですか?yu-ki楽しくなるくらいですね。mikinaメンバーのことを誉め始めます(笑)。――mayuさんもXに「ツアーで肝臓が鍛えられた」と投稿していましたね。mayuツアーが始まる前、Madeonのライブで初めてお酒を飲みながら観たら、すごく楽しくて。でも、私は甘いお酒しか飲めないので、ずっと飲んでいるとしんどいなと。甘くなくて飲めるお酒を探そうと、yu-kiが飲んでる横で試していたんです。初めて飲むお酒ばかりでしたけど、翠ジンソーダに辿り着いて気持ち良く酔えるようになりました。――mayuさんは酔うと変わりますか?mikinaニコニコして恐竜歩きを始めます(笑)。mayu自分では普通に歩いているつもりなんですけど。mikina「そんな歩き方してないよぉ」と言いながら、つま先で歩いていて面白いです(笑)。――移動中やホテルで変わった行動をするメンバーはいませんか?yu-ki泊まりの翌朝に、髪ビショビショのmikinaちゃんが現れがちです(笑)。mikinaそれ言っちゃダメ(笑)!私、どんなに早く起きても、出掛けるギリギリに準備が終わるんです。mahoカッコよく言ってない?普通に時間にルーズなだけ(笑)。mikinaどうしてもスケジュールの組み立てが苦手なんです。だから、シャワーを浴びて髪を乾かさないくらいは許容範囲(笑)。いかがなものかと思いますけど、会うのがメンバーくらいなら、まあいいかと。集合時間にビショビショで来て、笑われています(笑)。nowmahoちゃんはツアーにキャリーバッグを全然持ってきませんでした。1泊するなら、みんなキャリーで来るのに、mahoちゃんだけボストンバッグに全部詰めて、荷物が少なくて。maho必要最低限のものだけだと入っちゃいます。着替えもちゃんとしてます。maho――他のメンバーと何が違うのでしょう?mahoシャンプーとかは全然こだわりがなくて、1日ならホテルにあるのでいいかなと。mayu私とmikinaちゃんは荷物が多いです。mikinaクレンジングだけで3種類、トリートメントも2種類持って行ったりするので。心配性で常備品がすごく多いんです。mayu私もボディクリームや顔に付けるものとか、全部持っていきます。シャンプーも入浴剤も洗剤も。行ってから「忘れた。買わなきゃ」となるのが面倒くさいんです。ホテルに入ったら出たくないので。――nowさんは仙台駅のトイレに財布やカードやカギが入ったポシェットを忘れて、幸いにも届けられていたそうですが、忘れ物はしがち?now携帯や財布を落としたことはあって、AirPods(エアポッズ)は今5台目です(笑)。でも、財布を忘れた日の恐怖心は忘れられないので、「もう次はないぞ!」と自分に言い聞かせて気をつけています。now――『HOW HIGH?』がリリースされますが、このタイミングでの初EPには、どんな意味合いが込められていますか?mayu日本武道館の後、ライブハウスツアーで全国を回って、みんなと改めて距離の近いステージで関わって。肩の力の抜けた楽しいEPに、今のExWHYZのライブの空気感を表現できていて、ピッタリかなと思います。――EPの紹介動画で「6WHYZ」のトラックに乗り、みんなでボックスを踏んでいますが、あのノリが象徴的とか?mayuふざけているとあんな感じかな。あの映像でも誰も無理してなくて、素でふざけています(笑)。mayu――mikinaさんが変な跳び方をして画面を横切ったり。mikinaあれも素です。ふざけると底知れないポテンシャルが出ます(笑)。yu-ki変な動きは得意だよね。ダンス練習でも、休憩中にmikinaちゃんは急にテンションがおかしくなって、初めて見る動きをよくしています(笑)。mikinaメンバーが笑っているのを見るのが楽しくて、心の底のエンターテイナーが突発的に出ちゃいます(笑)。何をしても笑ってくれるので。yu-ki特にmayuちゃんは大ゲラ。now自分が面白い人だと錯覚しちゃう(笑)。mikinaこれはウケると勘違いしないように気をつけています。――「6WHYZ」は自己紹介ソングで、mikinaさんは「見た目は国宝中身は子供」と歌っていますが、そういうのが子供なところですか?mayuお顔がきれいだから、見た目から入った人には最初「mikina様」と呼ばれるんです。mikina最近はふざけた部分を出しすぎて、キャラがバレバレで「あれ?」となって(笑)。mayuオモロ人間だった。ブランディングに失敗してるね(笑)。mikinaギャップで釣るつもりだったのに(笑)。素を隠せるタイプではないけど、カッコつけるところはつけたいんです。でも、ふざけるところはふざけたい(笑)。yu-ki振り幅があるよね。mikinaそんな姿を歌詞にしてくださった感じです。mikina――グループにこういう曲ができることは、どう受け止めました?yu-ki仮歌が届いた瞬間、みんなで「やったー!」とグループLINEで喜びました。――yu-kiさんのパートでは雨女ネタが入っていますが、実際に活動に支障をきたすようなこともありました?mayuもうきたしまくりです(笑)。mikina日比谷野音でライブをしたとき、ひょうが降ったのはビックリしました。mayuお客さんの膝下くらいまで浸水してしまって。撮影でも、yu-kiの番になると雨が降り出したりするんです。MVでベンツをレンタルしたら、雨で撮影が延期になって、もう1回借りるために結構高額を上乗せさせられたこともありました(笑)。――「6WHYZ」では最後がmahoさんのパートになっています。maho締めさせていただいてます。mayuExWHYZの裏番なので(笑)。多くは語らず、ひと言で場をキュッと引き締めてくれるのが、裏番っぽさがあります。――学生時代もそういう感じでした?yu-ki山形の裏番(笑)?一番怒らせたらいけないタイプだ。mahoいやいや、全然締めたりしてません。平和主義なので。普通に隣りの席の人と喋っていました。――nowさんは歌い出しでオイシイですか?now最初にカマすのは緊張しますね。この歌詞の「5人に押されて(やれやれ、大人ヅラ)」は、本当にそうそうという感じ。5人についていこうと大人ヅラしてます。mayu確かにしてるね。now私の知らない私のことまで、自己紹介として書いてくださって。mikina「一番pretty」なのも知らなかった(笑)?――そこは知ってたのでは?nowはい(笑)。mayuワードチョイスがnowっぽいよね。「どっかいっちまった」とか、「ご馳走さん」「お地蔵さん」と「さん」を付けるところとか。――先行して配信された「NOT SORRY」はmayuさんが作詞を手掛けて、Xでは「イライラしてる自分を呼び起こして書きました」とありました。実際に歌詞のように「くたばっちまいそう」だったわけではなかったんですね?mayuずっと「くたばっちまいそうだな」と思いながら生きてます(笑)。活動を始めた頃の「やってやるぞ!」みたいな気持ちがだんだん打ち砕かれて、「自分は何も持ってない」と実感していくんです。周りにすごい人がいっぱいいるのを見て、「私はこんなものだよな」と殻に籠っていました。――それが詞の導入になっていて。mayuExWHYZが始まって、いろいろなことにチャレンジしていく中で、「これだけやればいいや」という消極的な自分を一度全部ナシにしたんです。考えることをいったんやめて、また思い切りやってみよう!そんな気持ちが今の自分の中にあるなと思って。私、この歌詞を書くのに、すごく歩いて。夏の夜に散歩しまくりました。――歩きながら詞を考えたということですか?mayuそうなんです。トータルで30キロくらい歩きました。mikinaすごっ!now超大作だ。mayu何日間か掛けてですけど、一度に15キロ歩いた日もあります。普段いろいろ考えているのに、歌詞に乗せようとした瞬間、言葉が出てこなくなってしまう。何を書きたいのか、考えを整理するのに自分と対話をしないといけなくて、すごく時間がかかったんです。「NOT SORRY」のデモとかいろいろな曲を聴きながら、「私は今こういう状態だ」「こんな気持ちがあるよな」と1コずつ整理していきました。――歩きながら、立ち止まって書いたりも?mayuいえ、ずーっと歩き続けて、「もういいかな」と思ったら家に帰って書きました。いっぱい考えた末に、すごくシンプルな言葉になって。maho「傷つかないように傷つけないように」は、みんな通る道ですね。――mayuさんはXを拝見すると、最近いろいろ乗り越えたようですね。mayuここ数年、いろいろなことをいい意味で諦めて、受け入れるようになりました。メンバーがポジティブな言葉を掛けてくれるから、「私はこうでないといけない」「こういう自分でないと愛されない」みたいなものがなくなったんです。意外と自分のことを愛せるようになってきた今に、煮詰まってワーッとなっていた過去も思い出しながら、融合した感じの歌詞です。――そんな想いが込められた曲ですが、MVは皆さんの小芝居が満載で(笑)。yu-kiさんがレーザー銃でおじさんを撃ってしまったり。yu-kiあそこは役作りが要りました。mikina絶対ふざけてる(笑)!普段のyu-kiちゃんでしかなかった。yu-kiあのシーンの直前まで、誰がやるか決まってなくて。スタッフさんに「誰が撮る?」と聞かれて、メンバーが「yu-kiがいい」とオイシイところを譲ってくれました。mayuyu-kiは撃っちゃいそうだから(笑)。yu-ki力の加減を知らないので(笑)。――nowさんの子供っぽい感じは演技ですか?now演技です!みんなでワチャワチャしているところとか、5人を姉妹と勝手に想定していて。末っ子っぽくキャピキャピして、好奇心旺盛な女の子をイメージしました。mayunowが一番キャラが入っていたよね。私たちはナチュラルな自分でしたけど、nowだけめちゃくちゃ役作りをしていて。nowちょっとカッコつけました(笑)。――mikinaさんのメガネも似合っていました。mikina最初はシーンによって掛ければいいかと、話していたんです。でも、1回掛けたらいい感じだったので、全シーンで掛けました。知的そうになったかな(笑)。maho電話もしていたしね。mikina私だけ、ちゃんと社会人っぽい電話ができます(笑)。yu-kiだから、みんなでごはんに行くときのお店の予約は、mikinaちゃんがしてくれます。――他の皆さんは予約の電話ができないんですか?nowできません。maho私はできますよ。貸し切りにしてもらいました。mayuそれはたまたま、予約したお店に他にお客さんがいなくて、貸し切り状態になっただけ(笑)。yu-ki私もコールセンターでバイトしていたので、電話対応はできます。mayumayu・nowが社会性がないです。この世界で生きていけなければ、もうおしまい(笑)。――ミディアムチューンの「Moonlight,Sunlight」はmahoさんの作詞。スラスラ書けましたか?maho思い悩むことなく書けた気がします。30キロは歩きませんでした(笑)。私は「今日の夜に詞を書こう」とか時間を設けるタイプでなくて、日常的に頭のどこかでずっと考えているんです。買い物しているときでも、「この言葉はこういうことを伝えるのにハマるかも」とか。――この曲だと、いろいろな人を思い浮かべたのですか?maho人と人の繋がりを考えて書くことは多いです。今のところ、ExWHYZに関わる人たちとしかコミュニケーションがないので(笑)、メンバーやマスター(ファン)に向けて…という感じですけど、聴く人それぞれが大切な人を想う気持ちとリンクすればいいなと思っていました。――mahoさん自身のやさしさが詞にも出ている感じ?mayuやさしい曲にはmahoちゃんですね。シンプルな言葉選びに余白があって、すべてを語らずとも伝えてくれる。こういう柔らかい歌詞は私の憧れです。「くたばっちまう」とか絶対使わなくて(笑)、私には書けません。maho私は逆に、強い歌詞に憧れた時期がありました。でも、いろいろやってきて、自分というものを知った先に、今こういう形の詞を書けています。――mahoさんは普段もやさしいんですか?nowやさしいです。mahoちゃんの言葉で「前を向こう」と思うこともあります。私が喋ることに苦手意識を持っていた頃、「nowにしか出せない言葉があるから大丈夫」とか、自分らしさを誉めて伸ばしてくれるんです。今も変わらず、mahoちゃんは毎日やさしいです。――今日もやさしくされました?nowいただいたお菓子やごはんは全部、「私は何でもいいから、みんなの好きなのを食べて」と言ってくれます。mahoみんなおいしいものを食べると、思っていた以上に喜ぶんです(笑)。作った人も喜んでくれる人に食べてほしいだろうから「好きなのを選びな」と言っています。mayuいろいろな人の立場に立って考えられるから、やさしいんだと思います。――リリックビデオでも、mahoさんがソロでフィーチャーされました。mayu嬉しくはないんだよね?mahoこんなことを言ったらダメですけど、目立つのが苦手なんです。mayu でも、華があるから目立ってしまう。そこで「恥ずかちぃ」となっているのが、mahoちゃんのかわいさです(笑)。――mahoさんはあの映像を何度も再生したりはしてないわけですか?mahoしません。でも、yu-kiちゃんが撮った写真も使われているし、YouTubeでみんながラブレターみたいなコメントを書いてくれているから、それは見ます。――他に今回、メンバー内で人気の高い曲というと?mikina「虜」は人気高いですね。――クールでシャレたダンスチューンですね。mahoでも、ラフでクールすぎない感じがいいです。mayu私たちの小悪魔っぽいところが出ていて。mikina色で言えば黒とピンク、みたいな。――詞の我が道を行くカッコ良さは、ExWHYZを反映していますか?mayuこうありたい、という気持ちです。みんなを虜にしたい(笑)。yu-ki私たちはただライブをしているだけなのに、気づいたら、みんなが勝手に虜になっちゃう……という気持ちで歌っています(笑)。――この曲、歌はささやき系で微妙に難しくないですか?mayu難しかったですね。mikina譜割りとかリズムとか。mayuピッチも自分の音域に全然入ってなくて。でも、モードに入って歌いました。クールに喋っている感じで。nownowはかわい子ぶりました(笑)。声を甘々にするように(プロデュースの)Seihoさんに言われたので。最後のほうは音程を気にせず台詞みたいに言って、私の声を活かしてくださいました。――nowさんの声はいつも甘めですが。now今回が一番甘々ボイスを出しています。もっとスイートに。mayuスイートちゃんの役作りがあるの?nowうーん……。ありのままで(笑)。mayuありのままのnowがスイートちゃんなのか(笑)。――今月にはSeihoさん、大沢伸一さん、yahyelをゲストに迎えるZeppツアーがあります。mayuど緊張してますけど、楽しみです。自分たち自身もマスターのみんなも、思うままにライブを楽しむ気持ちが強くて。その状態で皆さんと対バンさせていただければ。――ExWHYZの最初の曲をプロデュースした大沢伸一さんは、キャリア的に大先輩で大御所です。mayu自由の権化みたいな方で、ご自身が楽しんでDJをされていて、カッコイイなと思います。私たちとのステージで、フロアがどんな空気になるのか。mahoツアーのpart.1でいろいろ試して、お客さんの空気を感じてきて、培った自分たちのスタイルをpart.2に持っていきます。きっとまた新しい刺激があるし、気づきがあれば飛び込むようにしていきます。――いつもと違うこともするんですか?mayu「何かやろうか」という話は出ています。せっかくこういう方たちをゲストに迎えるライブなので、その日限りのこともしたいと思っています。――ExWHYZはまだ1周年という中で、走り続けている感じですが、個々に息抜きはしていますか?mikina全部ExWHYZに繋げられないか考えているうちに、夜になってしまう(笑)。私は最近DJを始めて、沖縄でもやらせてもらいましたけど、昨日も家でやっていました。maho深夜までひとりでパーティータイムをしていたみたいです(笑)。mikina深夜3時までDJしてました(笑)。yu-ki私は友達と会って飲んでます。友達大事、地元大事(笑)。ひとりだと基本飲みませんけど、友達と飲むとストレス発散とリフレッシュになります。また頑張ろうと思いながら、お酒を酌み交わしています(笑)。強くなったら、お酒の仕事が来るかもしれないし(笑)。可能性は無限大なので!Text:斉藤貴志Photo:石原敦志ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入りチェキを3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>ExWHYZ 1st EP『HOW HIGH?』10月18日(水) リリース●初回生産限定盤(透明スリーヴ仕様)【CD+Blu-ray+PHOTOBOOK】11,000円(税込)ExWHYZ『HOW HIGH?』初回生産限定盤ジャケット●DVD盤【CD+DVD】6,600円(税込)ExWHYZ『HOW HIGH?』DVD盤ジャケット●通常盤【CD Only】2,750円(税込)ExWHYZ『HOW HIGH?』通常盤ジャケット【CD収録曲】※3形態共通01. 6WHYZ02. NOT SORRY03. フラチナサマー04. There’s no limits05. 虜06. Moonlight, Sunlight■Bonus Track07. Shall We【Blu-ray / DVD収録】■Live Movie 2023.04.01 ExWHYZ TOUR 2023 xANADU at Zepp Haneda・xANADU・BLAZE・Des Speeching・ANSWER・FIRST STEP・SUPeR SIMPLe・Walk this way・メトロノーム・DIVE・Darling・Everything・Shall We・Higher・Secret Secret・Obsession・You&Me・STAY WITH Me■Live Movie 2023.04.19 ExWHYZ presents “BiSHWHYZ” at Zepp Haneda・xANADU [BiSHWHYZ Ver.]・NON TiE-UP [BiSHWHYZ Ver.]・BLAZE・Obsession・FIRST STEP・Shall We・You&Me・メトロノーム・ANSWER・Des Speeching・STAY WITH Me・Everything■Music Video ※初回生産限定盤のみ収録・フラチナサマー・Moonlight, Sunlight [Lyric Video]・NOT SORRY予約リンク:<ツアー情報>『ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ part.2:with Special Guest Series』10月14日(土) 愛知・Zepp NagoyaOPEN17:00 / START18:00ゲスト:Seiho10月15日(日) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN17:00 / START18:00ゲスト:大沢伸一10月19日(木) 東京・Zepp HanedaOPEN18:00 / START19:00ゲスト:yahyelチケットはこちら:()<イベント情報>『ExWHYZ presents HOH HIGH? RELEASE PARTY!!!!!』10月7日(土) 東京・ATOM TOKYO『ExWHYZ presents HOH HIGH? RELEASE PARTY!!!!!』告知画像詳細はこちら:関連リンクExWHYZ オフィシャルHP::::メンバーSNS:
2023年10月06日10月20日(金) から上映される映画『キラーズ・ オブ・ザ・フラワームーン』より、主演のレオナルド・ディカプリオらのコメント含む特別映像が公開された。本作は、デイヴィッド・グランによる同名小説を原作とするサスペンス。1920年代のオクラホマ州で、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にしたアメリカ先住民族・オセージ族。その財産に目をつけた白人たちが、オセージ族を脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて殺人に手を染めていく。実際に起きた残酷な連続殺人事件を、アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)とオセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描かれる。監督を務めるのは、主演のディカプリオと6度目のタッグとなるマーティン・スコセッシ。そして、ディカプリオとは27年ぶり、スコセッシ監督作品では初共演となるロバート・デ・ニーロが脇を固めるというトリプルタッグが初めて実現した。そのほか、共演には『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞ノミネート経験のあるジェシー・プレモンスや、『ザ・ホエール』で昨年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーなど、豪華キャストが集まった。特別映像は、列車に乗りオクラホマへとやって来たアーネストが、叔父であるウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)の家に迎え入れられるシーンから始まる。これから始まる悲劇の物語を、スコセッシ監督は「語られてこなかった悲劇を伝えたいと思った」と語る。アメリカの暗部に勇気をもって光を当て描いたという本作で重要なのは、「友情や愛に生きる人々の身に搾取や殺人が起きたことだ」という。主演を務めるディカプリオも「彼らの歴史は語るべきテーマだ」と話し、監督との撮影を「誠実に描くことを監督は常に意識していた」と振り返る。さらに映像では、物語の軸となる2人、アーネストが町で見かけたオセージ族の女性モリーに運転手を買って出るという出会いのシーンも。アーネストは持ち前のユーモアのセンスで出会ったばかりの冷静で物静かなモリーを笑わせ、2人の出会いは平和かと思われた。しかし、そんな2人の出会いに目を付けたのがアーネストの叔父ヘイル。結婚を勧めるヘイルだが、彼のもくろみを「石油の受益権のため」と監督は言い切る。すぐに夫婦となった2人だが、アーネストの側には、地元の有力者である叔父ヘイルの存在が。そして、夫婦のすぐ近くで不可解な連続殺人事件が起き始める。最後には、オセージ族の人々に起きた悲劇を「彼らを正当に描くことで壮絶さを伝えたかった」というスコセッシ監督や、「監督は使命感を抱いてこの物語を真摯に描いた」と語るディカプリオの姿も映し出され、スコセッシ監督が本当に描きたかったことが伝わる映像となっている。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』特別映像 語られざる悲劇篇<作品情報>『キラーズ・ オブ・ザ・フラワームーン』10月20日(金) 公開『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』日本版ポスター監督:マーティン・スコセッシ脚本:エリック・ロス、マーティン・スコセッシ出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーン ほか公式サイト:
2023年10月06日作家、演出家、俳優、映画監督など、数々の作品でその異才ぶりを存分に発揮してきた松尾スズキ。そんな松尾が、“画家”として初の個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を開催する。かつては漫画家をめざし、イラストレーターとしての顔も持つ松尾が、還暦を迎えて本気で挑むアートの世界。その気になる内容とは? 松尾に話を訊いた。一瞬で「わっ、カオス!」と感じるような物量を「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル――初の個展開催を前にした正直なお気持ちは?正直な気持ちを言うと、(会場の)スパイラルホールのあの空間を埋めるにはまだ作品数が足りず、どんどんどんどん追い込まれていっている状態です(笑)。――(取材時点で)個展初日まで2か月半ほどですが、まだ制作中ということですか?まだまだ描きますね。小さいものを含めるとすでに100点くらいにはなっていますが、やっぱりクオリティが……(苦笑)。プロの画家に比べて若干自信がないので、物量で勝負しようと思っています。もともと自分の作風は“カオス”ってものをどう表現するか、みたいなところにあると思っていて、お客さんが会場に入った瞬間、「わっ、カオス!」と感じるような物量が欲しいなと。つまり全体を通して見るものだと思っているので、一枚一枚じっくりは見て欲しくないです(笑)。――スパイラルホールと言えば、2018年に開催した『30祭(SANJUSSAI)』の会場でもあります。あれは松尾さんと大人計画の30年を振り返る企画展でした。あの時も物量で勝負しましたけど(笑)、今回は単独行動ですからね。本当に戦々恐々っていうのが正直な気持ち。でもひとりの世界でやっていることなので、比較的ストレスは少ないですし、なにより絵を描くこと自体は好きなんです。――もともと漫画家をめざされていた松尾さんですが、改めてキャンバスに絵を描き始めたのはコロナ禍がきっかけだそうですね。濃厚接触者になってしまい、部屋からも出られないような日々が続いたんです。その時に、「自分のリビングはなんて殺風景なんだ」と思って。絵のひとつも飾りたいけれど、その絵を選びに行くことも出来ない。じゃあ自分で描こうと、昔買ってあったキャンバスを引きずり出してきて。そこには別の絵が描いてあったんですが、上から塗りつぶしちゃいました。リビングに飾るにはあまりにも稚拙な絵だったので(笑)。やっぱり自分のリビングに飾ると思うと、自然とハードルは上がりますよね。それで2枚、3枚と描くうちに、まとめて個展をやるのはどうだ? みたいな話になったんです。松尾さんがコロナ禍に最初に描いたという作品――絵の題材はどんなものが多いですか?描きたいのは一貫して“キャラクター”です。背景とか風景にはまったく興味がなくて、自分が書いた物語にまだ登場していないキャラクター、というイメージで描いています。日ごろ俳優を相手にしながら、どういうキャラクターを演じてもらったら面白くなるかってことばかり考えていますからね。もともと漫画家をめざしていたこともあり、僕の書く物語や演劇というのも、キャラクター重視なのだと思います。――1枚描くのにどれくらい時間がかかるものですか?それは作品の複雑さによるとしか言えませんが、最初のころに比べると、だいぶ時間をかけられなくなってきちゃいました。でもこの間、「横尾忠則 寒山百得」展を見に行ったら、横尾さん、2年で102枚描いたそうなんです。しかも100号。87歳でですよ。あれを見ると、僕がこんなことで音を上げている場合じゃないなと思います(苦笑)。濾(こ)しても濾しても残ってしまう部分に、“アート”はある――これまで描いてこられた漫画やイラストと、今回のような“アート”との違いはどんなところにあると思われますか?違いというか、自分が考えるアート的なものと、今まで自分が描いてきた漫画なり、イラストなり、エンターテインメント色の強いもの。その中間くらいにフワッとあるようなものにしたくて、今回『芸術ぽぽぽい』というタイトルをつけました。芸術“っぽい”だけだとちょっと寂しいので、もうふたつ「ぽ」をつけて(笑)。まぁ自分が今まで書いてきた芝居なり、小説なりというのも、完全にエンターテインメントになりきっていない部分があると思うんです。濾(こ)しても濾してもなんか残ってしまう部分に、“アート”っていうのはあるんじゃないかと。だから自分の芝居って、いわゆる明治座とかで観るような芝居に比べたら、分からない分アート系なんじゃないかと思ったりもするんです。それこそギャグはいっぱい入っていますけど。だから小説もギャグを抜いていたら芥川賞もとれたんじゃないか、ギャグが自分の行く手を邪魔しているんじゃないか。そんな自家中毒的な部分もあります(笑)。――ただギャグを抜いてしまったら、松尾さん作品ではなくなってしまいます。そうなんですよね。取ればいいものを足さずにはいられない部分が、アートなのかなって。自分の絵にしたって、やっぱりどこか笑わせようとしていますよね。ただ横尾さんの絵を見ても、結構ふざけているなと思うところはあって、そこがやっぱり素晴らしいと思います。――そういうところに人は惹きつけられるのかもしれませんね。ええ。特に僕の場合、かわいいものも嫌いではないですが、なんかちょっとグロテスクな部分も欲しくて。きっと自分がそういうふうに世の中を見ているんでしょうね。だから技術的にはちょっと足りない部分もあるかもしれませんが、「どういう眼差しで物事を見ているか」というところでは勝負出来るんじゃないかと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代に入って――会場の音声ガイドも松尾さん自ら担当されます。それは見る人を戸惑わせようと思っていて……。――音声ガイドで、見る人を戸惑わせる……?(笑)だって解説するようなことないですもん。見る人の邪魔をすることしか考えていないですし、なんの手助けにもならないと思います(笑)。――それはそれで楽しみですが……。他にも個展をより楽しめるイベントが盛りだくさんですね。初の個展という特別感に、“還暦”というのをつけ足してもいいかなと思って。トークセッションのゲストのおふたり(片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチ※以下KERA)は、ともに還暦。同じ年代を生きている人たちなので、これまでやってきたことを振り返ったり、これからどうしたい?みたいなことを話せたらいいなと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代だと思うので。昔みたいに作品を乱発することも出来ないし、自ずとやりたいことに限りが出てくる。つまり年を重ねるって、方向性がどんどん定まっていくってことなんじゃないかと思います。――KERAさんは同じ作・演出家でもあり、まさに同志のような存在でもあるのでしょうか?それはありますよね。ふたりとも“異端”って物腰で演劇界に入ってきたわけですから。――そんなKERAさんも、2018年には紫綬褒章まで授章されて……。紫綬褒章(笑)。僕がもらえていないってことは、まだ僕は異端なのかもしれません(笑)。――「告白、ハンパしちゃってごめん!」では、皆川猿時さんを司会、池津祥子さん、伊勢志摩さんを立会人に、「劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿」を発表されます。それも戦々恐々なんですよ。本当に空気を読まない人たちなんで(苦笑)。たぶんずーっと僕がフォローする側に回るんじゃないかと思います。若いころのこととかあまり僕は覚えていないんですが、あの人たちはものすごく覚えていて。……とにかく怖いです。――幅広く活躍されている松尾さんですが、還暦で迎えるこの個展を機に、「画家」という肩書が加わることになりそうですね。肩書が増えれば増えるほど、人間として薄まっていくような感じがしますけどね(笑)。でも僕の場合、このまま薄めていく方向でいいんじゃないかと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:You Ishii<公演情報>生誕60周年art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』2023年12月8日(金)〜12月15日(金)会場:東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金)は13:00〜20:00、12月9日(土)・10日(日)は11:00〜20:00※『松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜』同時開催。詳細は公式サイトにてご確認ください。チケット情報公式サイト
2023年10月06日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のデジタル配信が、10月18日(水) よりスタートすることが決定し、併せて4K ULTRA HD、Blu-ray&DVDが11月29日(水) にリリースされることが発表された。1996年の1作目以来、常に映画ファンの期待に応えてきたスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ。7作目となる本作はシリーズの集大成と呼ぶにふさわしく2部作の前編として制作され、後編『PART TWO』が控える。常識外れのスタントで観客を魅了してきたトムが、今回もさらなる新次元のアクションで観る者を興奮へと導く。キャストは、トム演じるIMFエージェントのイーサン・ハントをはじめ、頼もしい相棒ルーサー(ヴィング・レイムス)&ベンジー(サイモン・ペッグ)、元MI6諜報員イルサ(レベッカ・ファーガソン)といった面々はもちろん、前作『フォールアウト』から登板の武器商人ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)、任務成否のキーパーソンとなるグレース(ヘイリー・アトウェル)、謎の暗殺者パリス(ポム・クレメンティエフ)らが出演。シリーズ5作目『ローグ・ネイション』、6作目『フォールアウト』を手がけたトムの盟友クリストファー・マッカリー監督がメガホンを取った。イーサン・ハント史上最大の危機。守るのは世界か、仲間か。1作目以来の登場となったかつての上司キトリッジ(ヘンリー・ツェーニー)はイーサンに「大義のための戦いは終わりだ」と告げ、イーサンがIMFに所属する以前の過去を知る強大な敵ガブリエル(イーサイ・モラレス)が彼に迫る。全人類にとって脅威となる兵器が悪の手に渡るのを阻止するべく奮闘するイーサンとIMFチームだが、かつてない規模の危険を秘めた「2つの鍵」をめぐる登場人物たちの思惑と利害が複雑に交錯し、物語は大きく動いていく──。吹替版でイーサンを演じるのはおなじみ森川智之、ホワイト・ウィドウ役は前作から広瀬アリスが続投し、最強のヴィランであるガブリエル役には津田健次郎が抜擢された。また。本作の配信&発売、レンタル開始の決定を記念して、本日10月6日(金) より「“激アツ”メッセージ大募集キャンペーン」がスタート。作品への感想はもちろんのこと、残念ながら来日プロモーションが中止となり今回ジャパンプレミアへの登場が叶わなかったトムへ届けたい想い、次回作『PART TWO』への大いなる期待など、投稿したメッセージが11月以降に街中で設置されるデジタルサイネージに映し出されるほか、さらに投稿者全員の中から抽選で豪華賞品が当たるキャンペーンも同時開催されている。<リリース情報>『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』4K ULTRA HD、Blu-ray&DVD11月29日(水) レンタル同時リリース『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ジャケット●Blu-ray+DVD(ボーナスBlu-ray付き)価格:5,280円(税込)Disc 3枚 / 本編時間 約163分 / 特典映像 約31分●4K Ultra HD+Blu-ray(ボーナスBlu-ray付き)価格:7,260円(税込)Disc 3枚 / 本編時間 約163分 / 特典映像 約31分【特典映像】■Blu-ray 特典・映画史上最大級のアクション・スタントの舞台裏を徹底解説!(アブダビ、ローマ、ベニス、フリーフォール、スピードフライング、トレイン)■Blu-ray&4K UHD 共通特典・クリストファー・マッカリー(監督)とエディ・ハミルトン(編集)による音声解説・アイソレーテッドスコア公式サイト:発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント(C)2023 Paramount Pictures.
2023年10月06日ケビン・コスナーが監督と主演を兼任する『Horizon: An American Saga』が、2部に分けて公開されると発表された。第1部は来年6月28日、第2部は8月16日に北米公開される。配給はワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のニューライン・シネマ。南北戦争が始まる前から終わった後までの15年を舞台にしたウエスタン。コスナーのほかに、シエナ・ミラー、サム・ワーシントン、ダニー・ヒューストン、ジェナ・マローン、ルーク・ウィルソンらが出演する。コスナーの最近作は、ドラマシリーズ『イエローストーン』。文=猿渡由紀
2023年10月06日スターダスト☆レビューのライブ映像作品『スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』が10月25日(水) に発売されることを記念したポップアップショップが、10月24日(火) から29日(日) にタワーレコード渋谷店と梅田NU茶屋町店で開催されることが決定した。ポップアップショップでは、2022年6月4日にさいたまスーパーアリーナ、6月11日に大阪城ホールで行われた『スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』の会場で販売されたオフィシャルグッズの販売や写真パネル展示のほか、特典ロゴステッカーがもらえる旧譜キャンペーンを実施。渋谷店では両公演でメンバーが着用した衣装が展示される。またポップアップショップで本作を購入すると、先着でポップアップショップ限定特典ステッカーがプレゼントされる。<イベント情報>『スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』発売記念POP UP SHOP【開催場所】タワーレコード渋谷店3F催事スペースタワーレコード梅田NU茶屋町店【開催日時】10月24日(火) ~10月29日(日) 11:00~22:00【展示内容】・写真パネル展示・メンバー着用衣装展示 ※渋谷店のみ【販売グッズ】・煩悩ライブTシャツ サックスブルー(S,M,L,XL):1,500円(税込)煩悩ライブTシャツ サックスブルー・煩悩ライブTシャツ ゴールドイエロー(S,M,L,XL):1,500円(税込)煩悩ライブTシャツ ゴールドイエロー・煩悩ライブご当地ユニフォームタイプTシャツ さいたま(S,M,L,XL):1,500円(税込)煩悩ライブご当地ユニフォームタイプTシャツ さいたま・煩悩ライブご当地ユニフォームタイプTシャツ 大阪(S,M,L,XL):1,500円(税込)煩悩ライブご当地ユニフォームタイプTシャツ 大阪・煩悩ライブマフラータオル:1,000円(税込)煩悩ライブマフラータオル・煩悩ライブクリアファイル 2枚組:200円(税込)煩悩ライブクリアファイル A煩悩ライブクリアファイル B・スタレビ不織布マスク 30枚入:1,000円(税込)スタレビ不織布マスク 30枚入・スタレビ学習帳:200円(税込)スタレビ学習帳※グッズは数に限りがあり、なくなり次第終了となります。※グッズの事前のご予約、お取り置きは不可となります。<リリース情報>スターダスト☆レビュー『スタ☆レビ40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』10月25日(水) リリース●Blu-ray(4枚組):25,000円(税込)スターダスト☆レビュー『スタ☆レビ40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』Blu-rayジャケット●DVD(8枚組):25,000円(税込)スターダスト☆レビュー『スタ☆レビ40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ』DVDジャケット【収録内容】■スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブさいたまスーパーアリーナ 2022.6.4●BD:DISC 1/DVD:DISC 1・僕らの本能・Baby, It’s You・Magic ~手をつなごう~・たそがれラプソディ・シュガーはお年頃・噂のアーパー・ストリート・街まで50マイル -My Old Friend-・KEEP ON ROLLIN’・ラッキーレイン・未来は今に・昔話を繙くように・想い出にかわるまで・何やってんだろう●DVD:DISC 2・What is Love?・夢への地図・偶然の再会・村長さんの娘・若い二人は恋人同志・セガホ・潮騒静夜・どうして・涙のエピローグ・デェラ・シエラ・ム・月光列車(ムーンライト・ロコモーション)・大渋滞・オラが鎮守の村祭り●BD:DISC 2/DVD:DISC 3・トワイライト・アヴェニュー・What A Nite!・Spice of Life・ダンスはいかが?・不思議なチ・カ・ラ・オリビアを聴きながら・木蘭の涙〜acoustic〜・うしみつジャンボリー・君のキャトル・ヴァン・ディス・Stay My Blue -君が恋しくて-・Moonlight Party・さよならの足音・Cassiopeia・BAD MOONに誘われて・星空のアリーナ・夜更けのリフ ~midnight riff・Endless Dream・空がこんなに青いはずがない・時の隙間●DVD:DISC 4・春キャベツ・Single Night・7月7日・いのちのこたえ・追憶・夢伝説・BABY, とりあえずもっと・AVERAGE YELLOW BAND・働きたい男のバラッド・Goin’ Back To 1981・NO! NO! Lucky Lady・愛の歌・今夜だけきっと・めぐり逢えてよかった■スタ☆レビ 40周年 東西あわせて108曲 煩悩ライブ 大阪城ホール 2022.6.11●BD:DISC 3/DVD:DISC 5・僕らの本能・もうチョットだけ何か足りない・今夜こ・れ・か・ら・もっとそばに来て・シュガーはお年頃・Thank You・All I Do・BEATに愛を込めて・夏のシルエット・Lovers In The Sky・Heaven・Be My Lady・君のすべてが悲しい●DVD:DISC 6・Joanna・今日もいい日でありますように・はっきりしようぜ・恋はバレーボール・今年の夏こそは・ニッポンの汗・Crying・涙・1%の物語・Rock’n Roll Blues・銀座ネオン・パラダイス・恋は医者でも治せない・オラが鎮守の村祭り●BD:DISC 4/DVD:DISC 7・トワイライト・アヴェニュー・クレイジー・ラブ・月の輝く夜に・ジャスミン・翳りゆく部屋・Farewell Night・木蘭の涙〜acoustic〜・もう一度ハーバーライト・心の中のFollow Wind・Northern Lights —輝く君に—・B型を愛してください・星になるまで・アカペラな夜・言葉じゃいえないLoneliness・この胸で泣けばいい・君のために・・・・少年・海月~UMIZUKI~・ワイン恋物語●DVD:DISC 8・Gently weeps・Find My Way・ふたり・もう一度抱きしめて・愛してるの続き・夢伝説・君は大丈夫!・HELP ME・太陽の女神・と・つ・ぜ・ん Fall In Love・還暦少年・愛の歌・今夜だけきっと・めぐり逢えてよかった【先着購入者特典】スターダスト☆レビュー応援店:「A4クリアファイル」Amazon.co.jp:「ミニ巾着」楽天ブックス:「アクリルコースター」ライブ会場限定特典:「A2ポスター」詳細はこちら:公式サイト:
2023年10月06日JUNNAの新曲「眠らされたリネージュ」が、CDリリースに先駆け本日10月6日(金) より配信がスタートした。本楽曲は、10月5日より放送が開始されたTVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クールオープニングテーマ。JUNNAは、今作でTVアニメ『魔法使いの嫁』シリーズの計3クールにわたりテーマソングを担当することになった。作詞・作曲を手掛けたのは、『機動戦士ガンダムSEED』『戦国BASARA3』などに楽曲や詞を提供する石川智晶、編曲は、これまで数々の楽曲で同アニメの音楽世界を紡いできた白戸佑輔が担当した。『魔法使いの嫁』は、コミックス関連書籍が累計1,000万部を超えるヤマザキコレ原作の人気コミックで、2017年にTVアニメ化され、その後も2度の舞台化、OADなどを発表。主人公・羽鳥チセが魔術師達の社会に飛び込み、“人”との出会いと交わりによって新たな扉を開いてゆく姿を描く。併せて、本日より「眠らされたリネージュ」ミュージックビデオのフルバージョンが公開された。キャンドルの炎の揺らぎを映したMVは、その儚さとともに秘められたパッションを表現。ギタリスト黒田晃年出演による演奏シーンはどこかあたたかみや安らぎを感じ、全編通して様々に変化するJUNNAの表情を捉えた映像となっている。■JUNNA コメント「眠らされたリネージュ」は、私史上1番難しい楽曲です。難しいからこそ、自分の引き出しをたくさん使いながら、新しいことにも挑戦しながら、レコーディングしました。ぜひ、フルコーラスで堪能してもらいたい楽曲です。TVアニメ『魔法使いの嫁』のストーリーとキャラクターに寄り添いながら、今まで「Here」「Dear」と歌わせていただいたからこそ溢れ出る自分の感情ものせて、歌わせていただきました。たくさんの方にぜひ受け取ってほしいです。「眠らされたリネージュ」MV Full ver.<配信情報>「眠らされたリネージュ」配信中「眠らされたリネージュ」配信ジャケット配信はこちら:<リリース情報>JUNNA 7thシングル『眠らされたリネージュ』10月25日(水) リリース●初回限定盤(CD+Blu-ray):3,740円(税込)「眠らされたリネージュ」初回限定盤ジャケット【CD収録内容】01. 眠らされたリネージュ(TVアニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」第2クールOPテーマ)作詞・作曲:石川智晶 編曲:白戸佑輔02. Unite作詞:坂井竜二作曲:TOMOYA / KENT(SALTY DOG)編曲:椿山日南子03. On My Side作詞:JUNNA作・編曲:島田昌典04. CONTRAST -LIVE 2023 Ver.-05. 眠らされたリネージュ(Instrumental)06. Unite(Instrumental)07. On My Side(Instrumental)【Blu-ray収録内容】■JUNNA ROCK YOU TOUR 2023 〜Dear...〜1. THE END2. Dear3. Sky4. Here5. MC1Dear スペシャルメドレー6. Vai! Ya! Vai!7. 紅く、絶望の花。8. 我は小説よりも奇なり9. いけないボーダーライン10. コノユビトマレ11. 海と真珠12. You + Me = ?13. MC214. 星座※2023年7月19日 Zepp DiverCity(TOKYO)にて収録●通常盤(CD):1,540円(税込)※描きおろしアナザージャケット仕様(TVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クールイラスト)「眠らされたリネージュ」通常盤ジャケット「眠らされたリネージュ」通常盤アナザージャケット【CD収録内容】01. 眠らされたリネージュ02. Unite03. On My Side04. Dear -LIVE 2023 Ver.-05. 眠らされたリネージュ(Instrumental)06. Unite(Instrumental)07. On My Side(Instrumental)購入者特典の詳細はこちら:リリース記念イベント詳細はこちら:<番組情報>TVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クールTOKYO MXほかで放送中TVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クール メインビジュアル(C)2022 ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会番組公式サイト: 公式サイト:
2023年10月06日ART-SCHOOLが、全国ツアー『ART-SCHOOL ACOUSTIC TOUR 2023「NOSTALGIE」』を開催することが決定した。『NOSTALGIE』は、木下理樹と戸高賢史のふたりで巡るアコースティックツアー。11月3日(金・祝) に「レコードの日2023」限定盤としてリリースされるLP『REQUIEM FOR INNOCENCE』『LOVE/HATE』の一部の楽曲を振り返りつつ、レア曲やアコースティック用にアレンジした楽曲のセットリストでノスタルジーに浸る企画となっている。なお木下&戸高によるアコースティックツアーが行われるのは5年ぶりとなる。併せて公開されたWEBフライヤーは戸高がデザインを担当し、ツアーイメージが落とし込まれたものとなっている。<ツアー情報>ART-SCHOOL ACOUSTIC TOUR 2023『NOSTALGIE』ART-SCHOOL ACOUSTIC TOUR 2023『NOSTALGIE』WEBフライヤー12月9日(土) 岡山・城下公会堂OPEN18:00 / START18:3012月10日(日) 京都・紫明会館OPEN17:00 / START17:3012月17日(日) 宮城・SENDAI KOFFEE CO.OPEN18:30 / START19:0012月19日(火) 愛知・TOKUZOOPEN18:00 / START19:0012月23日(土) 神奈川・F.A.D YOKOHAMAOPEN16:30 / START17:0012月24日(日) 東京・YUKUIDO工房OPEN16:15 / START17:00関連リンクOfficial Site: Site:::::
2023年10月06日帝国ホテルや自由学園明日館などの建築を手がけたことで、日本でもよく知られるアメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。1923年に落成した「帝国ホテル二代目本館」の100周年を記念する展覧会が、2023年10月21日(土)から12月24日(日)まで、愛知県の豊田市美術館で開催される。大都市化の進むシカゴで建築家としてのキャリアをスタートさせたライトは、明治政府が出展したシカゴ万博で高まった日本美術愛好熱にふれ、日本の文化に惹かれたという。1905年に初来日した際には大量の浮世絵コレクションを持ち帰り、1910年代には帝国ホテル二代目本館の設計を受注。構想から10年の歳月をかけて実現した帝国ホテルは、奇しくも関東大震災の発生当日に落成するが、災禍を生き延びた堅牢さもまた、ライトに名声をもたらした。関東大震災から100年の節目の年に開催される同展は、ライトのキャリアの中心軸にこの帝国ホテルを据え、その魅力に多方面から迫るものだ。アメリカ、ヨーロッパ、日本など、様々な風土と文化から取り入れた要素を凝縮したこの建築に見られる様々な着想は、のちのライトの建築や都市計画にも展開されていくことになる。帝国ホテルは、ライトにとって「結節点」に位置づけられる建物なのだ。同展は、コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館の全面的な協力を得て実現された。ニューヨーク近代美術館とともに、2012年にフランク・ロイド・ライト財団から5万点を超える資料の移管を受けた同図書館から、日本初公開となるライト自筆の建築ドローイングや図面の数々が出品されるほか、最新の調査研究成果も紹介される。多様な文化と交流し、常に先駆的な活動を展開したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題とも共鳴するという。来るべき未来への提言として、作品群を見ることもできるだろう。なお、ライトの帝国ホテルは改築のために取り壊しとなったが、その一部である中央玄関部分が豊田市美術館の所在する愛知県の博物館明治村に移築保存されており、今もその華やかな空間を体感することができる。<開催情報>『帝国ホテル二代目本館100周年フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築』会期:2023年10月21日(土)~12月24日(日)※会期中展示替えあり会場:豊田市美術館時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)休館日:月曜料金:一般1,400円、大高1,000円※2024年1月11日(木)~3月10 日(日)パナソニック汐留美術館、3月20日(水・祝)~5月12日(日)青森県立美術館へ巡回予定※同時開催:コレクション展 歿後20年 若林奮公式サイト:
2023年10月06日『TOHO MUSICAL LAB.』の第2弾が、11月22日(水)・23日(木・祝) に東京・シアタークリエで上演されることが決定した。コロナ禍の2020年7月に行われた第1弾では、シアタークリエで1カ月間稽古を重ねた俳優とクリエイターによる新作ミュージカル2本を無観客配信という形で上演。第2弾は有観客で、高羽彩(タカハ劇団)と池田亮(ゆうめい)が脚本・演出を担当する新作ミュージカル2本が上演される。高羽の『わたしを、褒めて』には有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈、池田の『DESK』には東啓介、豊原江理佳、壮一帆が出演する。■有澤樟太郎 コメントTOHO MUSICAL LAB. 初参加させていただきます。短い期間の中でほやほやの新しいミュージカルを作る、本当に実験のようでわくわくしてます。脚本・演出の高羽さんとは以前ご一緒させていただいたこともあって再会がとても嬉しいです。濃密な時間を楽しみたいと思います。よろしくお願いします!■美弥るりか コメント今までにない取り組みの『TOHO MUSICAL LAB.』に参加させていただけて、とても光栄に思っています。新しい才能に触れたり、たくさんの刺激的な経験になりそうです。舞台『キングダム』で共に戦った有澤くんや、初めましてのエリアンナさん、屋比久さんとの共演もどんな空気が生まれるのかワクワクしています。皆さまもぜひ劇場でお楽しみください。■エリアンナ コメントそれぞれカラーの違う表現者が高羽彩さんの創り出す世界の中でどんな化学反応を起こすのか、私自身とてもワクワクしています。『わたしを、褒めて』ぜひ楽しみにしていて下さい!■屋比久知奈 コメントコロナ禍で、演劇、劇場、そして繋がりから切り離されている時にこの企画を配信で観て、心に温かい光が灯ったことを覚えています。今回、高羽彩さんと素敵なキャストの皆さんと、お客さまのいる劇場で上演される機会に参加出来ること、とても光栄です。ラボという縛られない場で、実験過程も全て楽しみながら、挑戦していきたいと思います!■高羽彩(『わたしを、褒めて』脚本・演出) コメントミュージカルづくりは私の念願の夢でした!短編ですが思いの丈をめいいっぱい詰めこんて楽しい作品を作りたいと思います!お楽しみに!■東啓介 コメント今回この企画に携わることができ、とても嬉しいです。前回やられていたときも凄く気になっていましたし、何よりこの新たなミュージカルにとてもワクワクしています。これからどんな内容になっていくのか、どんな楽曲と出会えるのか楽しみです。素敵な共演者とスタッフとで作るミュージカルを、皆様も心待ちにしていて下さい!■豊原江理佳 コメントこのような形式の作品に参加するのは初めてで、皆さんと一緒にたくさんお話をしながら作品を創ることができることに、ワクワクしています。今までの私の経験を活かしたいですし、新しいミュージカルの形はないか、表現はないか、探したいという思いもあります!ニュートラルな気持ちで、クリエイティブな作品作りができたらいいなと思っています!ぜひ楽しみにしていてください!■壮一帆 コメントいつだって新しいモノ・ヒトとの出会いはまた新たな“私”を発見できそうで毎回ワクワクします。今回は舞台でどんな化学反応が起こるのでしょう!■池田亮(『DESK』脚本・演出)コメント配信で観た第1弾から3年後……あの時画面越しに届けてくれたことを思い出します。第 2 弾に参加できますこと、そして自分にとっての初ミュージカルが今回になれたことがとても嬉しいです。こんな機会は滅多にないです。本当にビックリするぐらい素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共に、新たな挑戦で作り上げる作品をお届けします。ご期待ください!<公演情報>『TOHO MUSICAL LAB.』2023年11月22日(水) 19:00・23日(木・祝) 12:00 / 16:00 東京・シアタークリエ『TOHO MUSICAL LAB.』告知ビジュアル『わたしを、褒めて』脚本・演出:高羽彩(タカハ劇団)出演:有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈『DESK』脚本・演出:池田亮(ゆうめい)出演:東啓介、豊原江理佳、壮一帆公式サイト:
2023年10月06日映画監督・小津安二郎の生誕120年を記念したBlu-ray BOX『5 FILMS of OZU 永遠なる小津の世界』が、12月20日(水) に500ボックス限定で発売されることが決定した。今回のボックスには、サイレント映画の傑作と高く評価されている『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』、小津作品には珍しい和製ギャング映画『非常線の女』(サイレント)、戦時下で撮影された、小津作品の常連・笠智衆の初の主演作『父ありき』、戦後第1作、大船撮影所の名優たちが再集結し描いた人情喜劇『長屋紳士録』、戦後の日本が抱える厳しい現実に焦点を当て、苦悩する女性の姿を描き、小津監督の作品の中でもひときわ異彩を放つ『風の中の牝雞』といった、いずれも初のBlu-ray化となる5作品を収録。なお収録作品は4Kデジタル修復版となる。中でも、公開当時のオリジナル版は本編尺が94分と記録に残る『父ありき』は、戦後占領期に再公開される際、GHQの検閲で多くのシーンがカットされ、松竹に残る原版尺は87分と短いものだった。今回、ロシアで発見され国立映画アーカイブが保管しているプリントと松竹に残る原版を比較し、欠落している個所を組み合わせることで、本編尺92分という1942年公開時のオリジナル版に限りなく近い状態での修復が実現。同窓会の場で、笠智衆が演じる父・周平が詩吟を見事に吟じるシーン、そしてラストシーンの背景に流れる楽曲「海ゆかば」など、今までは観ることができなくなっていたシーンを楽しむことができる。<リリース情報>小津安二郎生誕120年記念Blu-ray BOX『5 FILMS of OZU 永遠なる小津の世界』12月20日(水) リリース価格:28,600円(税込)※500BOX限定小津安二郎生誕120年記念Blu-ray BOX『5 FILMS of OZU 永遠なる小津の世界』カバー立体画像【収録作品】『大人の見る繪本 生れてはみたけれど デジタル修復版』(サイレント)『非常線の女 デジタル修復版』(サイレント)『父ありき デジタル修復版』『長屋紳士録 デジタル修復版』『風の中の牝雞 デジタル修復版』
2023年10月06日マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが共演した映画『バービー』が、10月25日(水) にデジタル配信されることが決定。併せて4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVDが、11月22日(水) に発売されることが発表された。世界で一番有名なファッション・ドール、“バービー”の世界を初めて実写映画化した本作。完璧でハッピーな毎日が続くバービーランドで暮らすバービー(マーゴット)とボーイフレンドのケン(ライアン)が、ある日完璧とは程遠い“人間世界”に迷い込み、本当に大切なものを見つけるドリームファンタジーだ。日本では8月11日(金・祝) に劇場公開され、全世界興行収入14.3億ドルを突破。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を超え、ワーナー史上最高を記録した。初回仕様の4K UHDには、衣装スケッチも収録した特製ファッションブックレットと特製アートカードセット(全13種)を封入。そして4K UHDとブルーレイには、映像特典としてメイキング映像やキャストインタビュー、ファッションやコスチュームをテーマにした映像コンテンツなど、ここでしか見られない内容が収録される。また、ケンの日本語吹替を務めた声優・武内駿輔の最新インタビューが到着。竹内は本作について「僕はもともとミュージックビデオ(MV)が好きなので、まるでMVのような芸術性あふれるカットに思わず目を奪われました。これまでも多くの人たちがバービーを実写化したら面白いだろうなと考えてきたと思うんですが、それを現実にする技術が可能となった今だからこそ作られた映画だと思います」とコメント。主人公バービーのボーイフレンドであるケンについては「今回はライアン・ゴズリングの等身大の年齢感で演じるというよりは、見た目はちょっとおじさんに入りかけてる感じのケンが、ずっと子どもの気持ちを持ち続けているような、そんなちぐはぐ感を出せればいいかなと思っていました。とにかくケンのちょっぴりおバカなところが出ればいいなというニュアンスでやっていたんですが、感情がジェットコースターのようにコロコロ変わるので、やった後はちょっと疲れましたね(笑)。でもそうやって演じ分けるのは本当に楽しくて。やり終わったあとはいい達成感がありました」と演じるうえで気を付けていたことを明かした。主人公バービーの日本語吹替を担当するのは、女優の高畑充希。高畑について竹内は、「収録は高畑さんが先だったので、高畑さんの声を先に聞きながら収録をさせていただきました。やはり高畑さんは普段、女優さんとして活躍されている方なので、お芝居に対する感度が非常に高い。自分を前面に出すのではなく、マーゴット・ロビーが描き出す世界観のようなものを、どう日本語に直していくかという、センスの鋭さを感じました。声優という立場から見て、美人で大人っぽいマーゴット・ロビーの吹替はとても難しかったと思うんですが、素晴らしかったですね」と称賛した。そんなバービーとケンのやりとりも本作の見どころのひとつ。この2人については「基本的にバービーも、ケンも、相手の言うことを聞いてないんですよね。どっちも一方通行なんで、噛み合っていないというか。でもお互いに、相手に分かってもらいたいという気持ちはあるんで、必死に伝えようとするんだけど、なかなかそれがうまく伝わらない。その“伝えたい”というエネルギーは大切にしたいなと思いましたね。だからあまりにも一方通行すぎても良くないなと思って。そのバランスは気を付けました」と語った。最後に、4K ULTA HD、ブルーレイ、DVD、デジタル配信で本作を楽しむファンに向けて「いろんなシチュエーションで観ていただくことができる映画だと思うんです。誰かと一緒に観てもいいですよね。ケンがはっちゃける姿なんかは男同士で見ても楽しいと思いますし、カップルで見ても、親子で見ても相手への理解が深まるのでいいかなと思います。映像がおしゃれでリビングで流し見するのにもちょうどいい映画だと思うんです。特に字幕版よりも吹替版の方がより、皆さんの日常に溶け込むことができるような気がします。そういう意味では気軽な気持ちで見ていただけたらと思っています」とメッセージを送った。『バービー』予告映像<リリース情報>『バービー』10月25日(水) デジタル先行販売開始11月22日(水) 4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVD発売、DVDレンタル開始、デジタルレンタル配信開始『バービー』4K ULTRA HD 展開図●【初回仕様】バービー <4K ULTRA HD& ブルーレイセット>(2枚組 / 豪華封入特典付):8,580円(税込)●バービー ブルーレイ&DVDセット(2枚組):5,280円(税込)公式サイト: Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年10月06日2024年3月15日(金)公開の映画『変な家』で、間宮祥太朗と佐藤二朗がダブル主演、ヒロイン役に川栄李奈が出演することが決定し、最新映像が解禁された。原作は、総再生回数1500万回突破の話題動画を書籍化した人気ミステリー小説。白いお面をかぶった謎の人物・雨穴(うけつ)によってアップされたこの動画は、雨穴本人が知人から、一見どこにでもある普通の民家の「間取りに不可解な点がある」と相談を受けるところから始まる。間取りを注意深く見ることで明らかになる謎が更に次の謎を呼び、その裏に隠された驚愕の真実に迫る。本作の主人公・雨宮(あめみや)役を演じるのは間宮祥太朗。オカルト専門の配信をする売れないユーチューバーという役どころで、間取りの真相解明に奔走する姿を熱演する。そして雨宮と共に間取りの謎に迫る設計士・栗原(くりはら)には佐藤二朗。ミステリーの愛好家で、冷静沈着だが一風変わった妄想家の設計士、という一癖ある役柄を演じた。さらに本作の物語でカギを握るヒロイン柚希(ゆずき)役に川栄李奈が出演することも決定。川栄が今回演じるのは、雨男(雨宮)がアップした“変な家”の動画をきっかけに雨宮や栗原と共に行動するようになり、その間取りについて何か知っている様子の謎めいた女性という怪しい役どころで、物語にどんな結末をもたらすのかにも期待が高まる。そして、本作のメガホンを執るのは『エイプリルフールズ』、『ミックス。』のほか、『リーガルハイ』シリーズなど数多くの人気ドラマを世に送り出してきたヒットメーカー・石川淳一。脚本を『七つの会議』『半沢直樹2』など、魅力的なキャラクターを絡ませテンポよく展開する物語が評判の丑尾健太郎が担当する。解禁された最新映像では、「これは、ある家の間取り図です。あなたにはこの家の異常さがわかりますか?」という、原作者・雨穴によるどこか怪しげなナレーションと共に映し出される間取り図から始まる。並べられたふたつの間取り図の間から覗く、一軒のありふれた家。そしてこの異常な間取りをめぐる事件に巻き込まれていく雨宮・栗原・柚希の様子が描かれており、最後に「もう一度ご覧ください」という言葉とともに現れる白い仮面の男と間取り図が映し出され、怪しい映像に仕上がっている。そして、あわせて解禁されたティザービジュアルもふたつ並ぶ間取り図が目を惹くビジュアルとなっており、横には「あなたには、この間取りの異常さがわかりますか?」という不穏な空気が漂う意味深なコピーが添えられている。映画『変な家』最新映像なお、登場人物紹介とキャスト、原作者・プロデューサーによるコメントは以下の通り。【キャスト・登場人物紹介&コメント】■雨男/雨宮役:間宮祥太朗オカルト専門の配信をする売れないユーチューバー。マネージャーからある家の間取りについて相談を持ち掛けられ、栗原というバディとともに“変な家”の真相解明に動く。〈間宮祥太朗 コメント〉映画「変な家」雨宮役を務めます間宮です。マネージャーから面白い動画があるから見てと言われスマホを渡されたのが始まりでした。仕事ではなくただのおもしろの共有だと思った私は、約20分という尺をおもしろの共有にしては長いと感じ見ることを拒みました。しかし念を押され見てみると恐ろしい程に引き込まれていました。それが、今回の原案である雨穴さんの奇妙な動画でした。そして映画化にあたり雨穴さんをモデルとした役の話がきていると聞きました。あの時なぜ勿体ぶったのかは未だに分かりません。何かが、変、ですよね。佐藤二朗さんとのバディは、とても奇妙でいて、どこか微笑ましいふたりになったのではないかなと思います。なにより、いかなるシーンも取り憑かれたように嬉々として撮影していた監督が一番奇妙で、変で、素敵でした。何かが変な映画『変な家』お楽しみに。■栗原役:佐藤二朗ミステリーの愛好家で、冷静沈着だが一風変わった妄想家の設計士。雨宮とバディとなり不可解な間取りの謎を解明していく。〈佐藤二朗 コメント〉昔から妻は「間取り」が好きだった。ふたりで風呂なし四畳半に住んでいた頃から、妻は「いつか将来、こんな部屋に住めたらいいなあ」と歌うように言いながら、空想で考えた様々な間取りを、紙に熱心に書いていた。「間取りミステリー」という全く新しい切り口の本作。僕が演じる、空想の羽根をしなやかに広げる「栗原」は、あの頃の妻との合作のつもりで演じました。ご期待を乞います。■柚希役:川栄李奈本作のヒロイン。雨宮がアップした「変な家」の情報を知っていると連絡してくる女性で、雨宮や栗原と真相解明に動くが、どこか謎めいていて……。〈川栄李奈 コメント〉柚希役を演じさせていただきます。お話をいただく前から雨穴さんのYouTubeで変な家を観ていたので、この作品に参加できてとても嬉しいです! 普段から怖い話や不気味な話が大好きなので、この謎が多い間取りはもちろん、ゾクっとするシーンがたくさんあり、毎回現場に行くのが楽しみでした。 ちなみにホラー映画ではないので、おばけが苦手な方も観れます(笑) !ぜひ劇場に足を運んでくれたら嬉しいです。【原作者・プロデューサーコメント】〈原作者・雨穴〉最初に映画化を聞いたときは「えっ!?」という驚きと、「ありがたい」という気持ちを抱きました。自分が書いた一つの記事がここまで大きくなったことを嬉しく思います。映画の撮影も見学させていただきましたが、間宮さんの演じる雨宮と佐藤さんの演じる栗原さんがキャラクターとして完成されているのを感じました。彼らが活躍していく物語が、どのように描かれるのかをとても楽しみにしています。〈企画・プロデュース 遠藤学〉本屋さんで平積みになった「変な家」という変なタイトルと、変な間取りの表紙に惹かれて原作小説を読み始めたところ、瞬く間に雨穴さんの世界にひき込まれ、ページをめくる手が止まらなくなりました。読み終えた時には、これは新しいミステリー映画になる、映像で見てみたいと強く感じました。以前からご一緒したかった脚本家・丑尾健太郎さんと物語のプランを立て、数々のヒット作を送り出し、「世にも奇妙な物語」で緊迫感ある演出が印象的だった石川淳一さんに監督をお願いし、魅力あふれるキャストの皆さんとともに映画『変な家』は始動しました。ありそうでない原作の「変な家」を映像化するため、各地でロケハンを敢行。立地や家の佇まい、周囲の建物も含め、物件探しにはなかなか苦労しましたが、最終的に理想的な物件にめぐり合え、映画版のリアル『変な家』を完成させることができました。これまで見たことがない、謎が謎を呼ぶ前代未聞のゾクッとミステリー。ぜひご期待ください!『変な家』2024年3月15日(金)(C)2024「変な家」製作委員会
2023年10月06日WOWOWが新たに挑戦するモキュメンタリー『PORTAL-X ~ドアの向こうの観察記録~』が、2024年1月に放送・配信されることが決定。併せて柄本時生と伊藤万理華が主演を務めることが発表された。『PORTAL-X ~ドアの向こうの観察記録~』では、今の世の中にある様々な問題や社会の矛盾を、モキュメンタリーという手法で描き、真実に迫っていく。突如発見された異次元への扉「ポータル」。何の変哲もないドアの向こうに広がっていたのは、この世界とは別の歴史を辿った並行世界。ドアの向こうの世界を「PORTAL」と名付け、その内部観察が始まってから今年で50年。『PORTAL-X』は、各ポータルの失敗事例を我々の社会に活かすことを目的に、長年にわたって放送されてきた番組だ。あらゆる並行世界をリポートする新人番組ディレクターのカイフ(柄本)と、番組カメラマンのルナ(伊藤)の2人が取材する様々な並行世界・ポータルは、歴史の転換点で選択を誤り、取り返しのつかない状況に陥っている世界ばかり。カメラに映るのは食糧難、不死が実現した世界、真の多様性を獲得できなかった社会、極端な少子化、運に頼り切る世界。取材を重ねるごとに、明らかになっていくのは、この世界の輪郭と並行世界「PORTAL」の秘密だった――。脚本・監督は、2021年にWOWOWで放送・配信された『ザ・モキュメンタリーズ ~カメラがとらえた架空世界~』で放送文化基金の奨励賞を受賞するなど、大きな評価を受けた伊藤峻太が務めている。■監督・伊藤峻太 コメントすごいのが誕生しました。せっかく作るなら、前作『ザ・モキュメンタリーズ ~カメラがとらえた架空世界~』とはまた種類の違う、さらに大きな規模の作品にしたいと意気込んで頭をひねり続けたこの企画。主演の時生さんと万理華さんをはじめ、スタッフ・キャストみんなで試行錯誤を重ね、徹底的に「リアル」「ワクワク」「皮肉」「いま作る意味」を追求しました。自分が今持っているクリエイティブの能力を総動員してお送りする、SFモキュメンタリーです。現実と架空の境い目が曖昧になって脳が揺さぶられる感覚を、ぜひ味わってください。■柄本時生 コメント伊藤監督の想像力が満載になっていて、こんな作品に携われたことをすごく嬉しく思います。現代社会の問題をユーモラスに描いている作品になっております。そしてまさか僕が、出演兼カメラマンをやることになるとは思っていなかったです。そしてもう一人のいとうさんの落ち着きまくった姿、、、必見です。是非楽しんでください。■伊藤万理華 コメントポータルリポーターと共に各ポータルを記録するカメラマンとして参加しました。実際にカメラを回しながら撮影したので、ルナ目線でのポータルの世界が拡がっています。一歩間違えたらそうなっていたかもしれない世界を体感して、いまだに好奇心と恐怖に揺れています!「不思議」という一言では片付けられません。今ある常識は、常識ではないのかもしれません。創作の無限の可能性が詰め込まれています。<番組情報>モキュメンタリー『PORTAL-X ~ドアの向こうの観察記録~』(全8話)2024年1月 WOWOWで放送・配信公式サイト:
2023年10月05日ベン・アフレックが主演を、ロバート・ロドリゲスが監督を務める映画『ドミノ』は、主人公の刑事が行方不明になった娘の居場所を探すサスペンスでありながら、観客の予想のさらに上をいく出来事が次々に起こる。映画『ドミノ』予告編10.27公開『ドミノ』はそんな“驚き”が、1回だけでなく幾度も訪れる。謎に関するヒントが劇中で提示され、ある謎が解けたと思えば、その外側にまた新たな謎が出現。さらに我々の常識を覆すような衝撃的な出来事が次々に起こるのだ。事件を追う主人公ロークは、ある男に遭遇する。彼はなぜかロークのことを知っており、さらに行方不明のロークの娘についても何かしらの情報を握っているようだ。しかし、彼を捕まえるのは簡単ではない。なぜなら、この謎の男は相手に暗示をかけ、思いどおりに操る不思議な力を持っているからだ。さらにロークによって追い詰められたこの男は、屋上から身を投げて一瞬で姿を消してしまう。屋上からも瞬時に逃亡できる男を捕まえるには、どこに追い詰めればいいのか?また、ロークは謎の男を追う過程で、占い師のダイアナに出会い、衝撃の事実を知らされる。ロークはかつて、謎の男と同じ秘密組織に所属していたというのだ。“自分”は一体、何者なのか……?自らもまた謎の男に“操られて”いるのか……?華麗なアクションとサスペンスに満ちた映画『ドミノ』は、観客を惑わせ、心地よく翻弄させてくれる迷宮のようだ。スクリーンに映し出されるシーン、設定、キャラクターの関係のすべてが一瞬にして“二転三転”するかもしれない。そこに出口はあるのか?そして、そこにある真実とは?本作の結末は誰も予測できないだろう。映画が始まった瞬間から、すでに観客は罠にかけられている。豪快なアクションを楽しみながら、頭をフル回転させて“謎”を解く楽しみもある作品だ。<作品情報>『ドミノ』10月27日(金) 公開(C)2023 Hypnotic Film Holdings LLC. All Rights Reserved.
2023年10月05日現在公開中の韓国映画『ハント』より、イ・ジョンジェ、チョン・ウソンをはじめとするキャストが撮影の裏側を語るインタビュー&メイキング映像が公開された。『ハント』は、『イカゲーム』で知られるイ・ジョンジェが4年間温めてきたシナリオをもとに、彼が初めて監督を務めた作品。イ・ジョンジェと、盟友のチョン・ウソンがダブル主演を果たしたことでも話題となっている。そのほか、チョン・ヘジン、ホ・ソンテ、コ・ユンジョンなど韓国を代表する俳優たちがキャストとして名を連ねた。公開された映像は、「DIRECTOR」「CASTING」「WELLMADE」の3部構成となっており、イ・ジョンジェが脚本と監督も担当することになった経緯、撮影現場の雰囲気などが明かされる。チョン・ヘジンが「監督はたくさん任せてくれたし、いつもそばにいて頼りがいがありました」と話す通り、スタッフやキャストと緻密に対話を行う姿が映し出されている。また、チョン・ウソンに対して、イ・ジョンジェは「ウソンがそばにいるだけでパワーをもらえました」、ホン・ソンテは「“私を信じてついてこい”と言ってくれた。そのおかげで心地よく演じることができました」と頼りになる先輩だったと話し、ダブル主演としてイ・ジョンジェをサポートし現場を引っ張っていたことが伺える。さらに、ドローンやロシアンアームなど様々な機材を使用したカーチェイス、銃撃戦などアクションシーンの迫力ある撮影風景も垣間見ることができる。映画『ハント』インタビュー&メイキング映像<作品情報>映画『ハント』公開中映画『ハント』ポスタービジュアル公式サイト: MEGABOXJOONGANG PLUS M, ARTIST STUDIO & SANAI PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
2023年10月05日栃木県宇都宮発の哀愁3ピースメロディックパンクバンド・tactが、3rdミニアルバム『Dawning』を11月8日(水) にリリースすることが決定した。大嶋洋平(Ba. / Vo.)、菊池英輔(Vo. / Gt.)、関谷大空(Ds. / Cho.)の3人からなるtactは、2013年に1stミニアルバム『Reminds』をリリースしたが、リリースツアー後の2014年に解散を発表。その後解散から3年の時を経て、当時のオリジナルメンバーで復活し、復活後初のライブはソールドアウトとなった。途中コロナ禍で活動を制限されたが、現在は完全復活し精力的な活動を再開している。3年ぶりの全国流通作品となる『Dawning』は、宇都宮のバンドならではのグッドメロディ、哀愁感、グルーヴ感を兼ね備え、コロナ禍を経てもがき苦しみながら生み出した、tactの現状、未来を存分に表現した8曲が収録される。また、本作のリリースツアーを11月から開催することが決定した。<リリース情報>tact 3rdミニアルバム『Dawning』11月8日(水) リリースtact『Dawning』ジャケット【収録曲】1. Slowly but surely2. Believed in you3. Grasp4. Back to square one5. About the same6. Reknot7. Anchors up8. See the light<ツアー情報>tact『Dawning tour 2023〜2024』11月18日(土) 青森・LIVE HOUSE FOR ME八戸11月19日(日) 宮城・石巻Blue resistance11月25日(土) 埼玉・秩父ladder ladder12月2日(土) 東京・小岩 BUSH BASH2024年1月6日(土) 大阪・火影 -HOKAGE-2024年1月21日(日) 神奈川・Yokohama B.B.street2024年2月3日(土) 静岡・静岡UMBER2024年2月4日(日) 岐阜・柳ヶ瀬ants2024年2月17日(土) 兵庫・KOBE BLUEPORT関連リンクOfficial Site::::
2023年10月05日イッツフォーリーズ公演・ミュージカル『聲の形』が10月4日(水) に東京・サンシャイン劇場で開幕。初日公演に先立ち行われた公開ゲネプロと取材会に、山﨑玲奈、島太星、宮下雄也、大西桃香、大川永、德岡明、河内美里、上演台本・作詞・演出を担当する板垣恭一が登壇した。本公演は、第19回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した大今良時による漫画『聲の形』(講談社『週刊少年マガジン』所載)のミュージカル化作品。聴覚障がいを持つ少女との対話を通じ、「思いを伝えることの難しさと尊さ」を繊細に描く。先天性聴覚障がいをもつ西宮硝子役を演じる山﨑は、「今回のミュージカルでは動きや歌があることで、漫画や映画では表現されていない魅力が溢れていると思います。私自身は耳が聞こえるけれど、硝子は聞こえない役なので、聞こえない方の気持ちに完全に寄り添えるわけではない。家でも耳栓をして口の動きだけで家族の話を聞けるのかな、と試してみたりしたのですが、やはり難しく……。硝子の辛さが少し分かった気がして、それを稽古でどう生かしていくか、お客さんに伝わる表現をしようと試みるのは稽古でも苦しい部分でした。実は本番では実際に補聴器を付けていて、今でもまだ補聴器の扱いに慣れませんが、それも硝子のストレスの一つと思って、貴重な体験をさせていただいていると思います」と演じる上での難しさを語った。また、もう一人の主人公・石田将也役を務める島は「玲奈ちゃんとは10歳も違うので、エナジードリンクを飲んで自分を奮い立たせながら、この作品に真摯に向き合っていきたいなと思っています。手話はもちろん、ミュージカルなので歌も歌うしダンスもあるし、たくさんのことに挑戦させていただいて、すごく幸せで充実した稽古場でした。原作ファンの方にどういう風に感じ取っていただけるのだろうという不安は少しありますが、全員の心に届けばいいな、と思います」と意気込んだ。ミュージカル『聲の形』は10月8日(日) まで同所で上演。なお10月6日(金) 公演は生配信も予定されている。■山﨑玲奈 コメント今まで稽古でやってきたことを、自信をもって存分に皆さんにお伝えできればと思います。今回のミュージカルでは動きや歌があることで、漫画や映画では表現されていない魅力が溢れていると思います。私自身は耳が聞こえるけれど、硝子は聞こえない役なので、聞こえない方の気持ちに完全に寄り添えるわけではない。家でも耳栓をして口の動きだけで家族の話を聞けるのかな、と試してみたりしたのですが、やはり難しく……。硝子の辛さが少し分かった気がして、それを稽古でどう生かしていくか、お客さんに伝わる表現をしようと試みるのは稽古でも苦しい部分でした。実は本番では実際に補聴器を付けていて、今でもまだ補聴器の扱いに慣れませんが、それも硝子のストレスの一つと思って、貴重な体験をさせていただいていると思います。『聲の形』原作ファンの方もそうでない方も心から楽しめますし、いろんな感情になる作品だと思いますので、ぜひたくさんの方にミュージカル『聲の形』を観ていただきたいです。劇場でお待ちしております!■島太星 コメントゲネプロでもすごく頑張ったので、初日公演に体力が残っていればいいのですが(笑)。玲奈ちゃんとは10歳も違うので、エナジードリンクを飲んで自分を奮い立たせながら、この作品に真摯に向き合っていきたいなと思っています。手話はもちろん、ミュージカルなので歌も歌うしダンスもあるし、たくさんのことに挑戦させていただいて、すごく幸せで充実した稽古場でした。原作ファンの方にどういう風に感じ取っていただけるのだろうという不安は少しありますが、全員の心に届けばいいな、と思います。僕は普段歌ったり踊ったりしているので、手話をしながら演技するのはダンスに近いものがあるのではないかと思っていたんですが、全然そんなことなくて…手話を覚えて、歌を覚えて、では一緒にやってみようとすると、どっちかが出来なくなったり……。これはもう慣れですね(笑)。ろう者の方にも伝わるような手話をしたいと思います。伝説になる舞台だと思っています。千秋楽までのチケットも、配信もありますので、ぜひここでしか観れない『聲の形』を観に来ていただきたいなと思います。■宮下雄也 コメント劇団員同士のように、みんなで「ああしよう、こうしよう」と話し合いながら稽古場で創っていった空気がとても美しいなと思っていて、演出の板垣さんは僕のことよくわかってくださっていて自由にやらせてくれるんですが、僕が前半自由に飛ばしすぎたせいで僕自身が見失ってきた空間がたまにあって、見失いかけたときにイッツフォーリーズの劇団員の方に助けてもらったりもしました(笑)。芝居の魅力は距離感だと思っていますので、観に来た方々だけが感じられるその日限りのものが毎日続くので、日々少しでも違う楽しみをその目でその肌で感じてほしいと思います。みんなで千穐楽まで手を取り合って頑張っていきます!是非劇場でお待ちしております!■大西桃香 コメント遊園地のジェットコースターのような作品になっていると思っていて、観てくださる方も楽しんでくださったら嬉しいです。植野直花を演じることを最初に聞いたとき、本当に自分にできるか不安だったんですが、お稽古の段階で演出の板垣さんから沢山の気持ちを教わって、今では本番を迎えることにすごくワクワクしています!始まってしまうとあっという間に終わってしまう、たった7回だけの公演なので、キャラクターたちの生き様を身近で感じていただきたいです。ですので配信も沢山観てほしいのですが、是非劇場にお越しいただけると嬉しいです!私たちも熱量を持って一生懸命頑張ります!■大川永 コメント西宮結絃役をやらない回は全く別の役を演じているのですが、この作品は本当に全員で一体となって創っていることを肌で感じています。どこを観ても隙のない作品になっていて、ストーリーを背負っている主演2人はもちろん、後ろで演じている人たちで何をやっているんだろうと観ていただけるとそこも楽しめる演出になっているので隅々まで注目して楽しんでほしいですし、劇場では手話と歌と踊りとセリフと、肌で感じられるものが本当に沢山あるので、是非劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!劇場でお待ちしております!■德岡明 コメント『聲の形』をミュージカルにすると聞いたとき、どうやってやるのだろうとみんなが疑問に思ったのですが、本当に素晴らしいミュージカルを創り上げることができたので、楽しみにしていただきたいです!短い稽古期間の中で毎日毎日どんどん良くなっていって、袖で観ながら泣いてしまうほどになっているので、このままの勢いでお客様に届けられたらと思っています。みんなのセリフ量や手話もすごいですし、Wキャストもその役のキャラクターを残したままそれぞれ違ったものになっているので、そこも注目していただけたら嬉しいです!■河内美里 コメント沢山の出演者がいて、それぞれに人生があって、観に来て下さった皆さんも色々な角度からこの作品を眺めることができると思います。いろんなキャラクターに自分を投影して感情移入しながら物語を辿っていってほしいです。舞台上でリアルタイムに交わされる言葉だったり、歌だったり、手話だったりを、お客様にも伝染していって、さらにお客様からも力をいただいて日々この作品を成長させていきたいです!短い公演期間ですが、足を運んでくださるお客様一人一人に何か持って帰ってもらえるように、全員で千穐楽まで駆け抜けていいものをお届けできるように頑張っていきます!最後まで応援の程お願いいたします!■板垣恭一 コメント稽古の仕上がりは最高です!25人ほどの俳優たちみなさんに休みなく働いていただくハードな演出を施したところ、疲れた疲れたと宮下くんが言っていて(笑)。ほぼノンストップで40曲くらいあるんですが、桑原まこさんが書いてくださった楽曲と、玲奈ちゃんと太星くん2人の主人公の心の流れが表現できるように色々詰め込んだ演出も見どころです。がっつり、ちゃんとミュージカルにしました。原作で僕が感じた要素はすべて入れてみようと作りました。原作がお好きな方にも楽しんでいただけたらいいなと思いますし、ミュージカルがお好きな方にもこういう形で日本語オリジナルミュージカルが作れるのだということを体験していただけると嬉しいです。劇場でお待ちしております!撮影:岩田えり<公演情報>イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『聲の形』2023年10月4日(水)~8日(日) サンシャイン劇場原作:大今良時『聲の形』(講談社『週刊少年マガジン』所載)上演台本・作詞・演出:板垣恭一作曲・音楽監督・演奏:桑原まこ振付:山田うん【出演】山﨑玲奈島太星/宮下雄也大西桃香大川永・德岡明(Wキャスト)河内美里田中愛実・澤田美紀(Wキャスト)神澤直也杉尾優香矢野叶梨・近藤萌音(Wキャスト)塩田康平向谷地愛/入絵加奈子カンパニーキャスト:植木達也町田慎之介池田航汰東城由依加藤梓平葉月緋宮寿光由ミュージシャン:桑原まこ(Key.) 山口宗真(Reed) 地行美穂(Vln.) 大嶋世菜(Vla.) 島津由美(Vc.) 寺尾陽介(Cb.)チケット情報:公式サイト:<配信情報>イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『聲の形』生配信10月6日(金) 13:00公演(全景映像配信)10月6日(金) 19:00公演(スイッチング映像配信)配信サービス:PIA LIVE STREAMチケット料金:3,800円(税込)チケット販売期間:10月4日(水) 19:00~31日(火) 21:00までアーカイブ視聴期間:各公演終了後~10月31日(火) 23:59までチケットはこちら:大今良時・講談社 (C)2023 All Staff Co., Ltd. / Musical company It’s Follies
2023年10月05日映画監督ハル・ハートリーの新作映画『ホウェア・トゥ・ランド(原題)』のクラウドファンディングが、日本時間10月5日(木) 午前1時よりスタートした。『ホウェア・トゥ・ランド』は、ハートリー本人を思わせる映画監督を主人公としたコメディで、常に現在進行形でキャリアを積み上げてきたハートリーの自伝的要素が含まれた集大成的作品。インディペンデント魂を貫くハートリーは、近年はクラウドファンディングを通してファンと直接繋がることで、過去作の復刻プロジェクトなどを実現させてきた。今回の新作『ホウェア・トゥ・ランド』も2019年にクラウドファンディングが行われ、世界中から1,555人の支援者が参加。目標額(300,000USドル)の124%もの資金を集めることに成功したが、コロナ禍の影響により製作は中止となっていた。そこから3年が経過し、ついにハートリーが『ホウェア・トゥ・ランド』プロジェクトを復活。クラウドファンディングの目標額は前回と同じ300,000ドルで、募集期間は1カ月。目標額に達しなければ全額返金となるオール・オア・ナッシング方式で、達成から1年後の完成を目指すとしている。また、新文芸坐では10月28日(土) にハートリーの代表作3本と日本未公開作を上映する『ロングアイランド・トリロジー+「月曜日から来た女」』オールナイトを開催。また10月に大阪にオープンした扇町キネマのオープニング特別企画『ミニシアター・リターンズ:Masterpiece』の1本として、1990年に公開された『トラスト・ミー』が上映される。ハル・ハートリー新作映画『ホウェア・トゥ・ランド』復活クラウドファンディング募集期間:11月4日(土) 午前1時まで ※日本時間目標額:300,000USドル(約4,500万円)※支援者へのリワードとして、クラファンの成功から一年後に『ホウェア・トゥ・ランド』の豪華ブルーレイBOX(日本語字幕付き)、音楽CD、ハートリー初の詩集などをお届け。募集URL:
2023年10月05日並外れた推理力や洞察力を持つ敏腕刑事・天草那月(増田貴久)と、殺人犯を見抜く“眼”を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)。そんなふたりがバディを組み、様々な難事件に挑む『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマギフテッド Season2』に中山優馬が出演。Season2のキーパーソンであり、天草や四鬼を翻弄する謎の探偵・八雲穂積を演じる。ある事件をきっかけに天草たちと関わっていく八雲だが、彼にはどうやら大きな秘密があるようで……。まだ撮影が続く時期に、中山から話を聞いた。“巻き込んでいく側”の悪役を演じてみたかった──中山さん演じる八雲穂積は、いわば“悪役”ですね。中山八雲には裏の顔があり、やがて天草たちの敵となっていくんですが、個人的には悪役にキャスティングしていただけて嬉しかったです。「嫌われたい~!」って(笑)。脚本でも第1話から悪役感がかなり出ていて、エンジンをふかし気味ですし。悪役というと、大抵は“巻き込んでいく側”じゃないですか。巻き込まれる主人公に対し、仕掛けて巻き込む悪役がいる。その巻き込む側を演じたかったので、撮影していても楽しいです。──中山さんは常々ロジカルな役作りをなさってきました。中山それは今回も変わらないです。八雲は“闇の眼”という特殊な能力を持つ役なので、ファンタジックな設定に対してのアプローチが必要。そこを何となく演じちゃうと、ふわっとしてしまうんですよね。そうならないよう、台本以前の彼の人生を自分の中に落とし込むようにしました。生まれ持った能力があり、現在に至るまで向き合ってきた彼が幼少期をどう過ごしたのか、家族構成はどうなのかといったところを台本からピックアップし、分岐点を探っていったんです。現在の八雲は自分の力を悪用していると言えますが、彼としては目的のために突き進んでいるだけ。自分なりの正義を見つけ、正義を守ろうとしている彼の意思を明確にしていきました。──八雲は虎視眈々と巧妙に、天草や四鬼に近づいていきます。中山それが彼の魅力でもあると思います。好奇心と行動力がある上に、計画性もあって頭がいい。持って生まれたファイターの精神が滲み出ているんでしょうね。決してサイコパスな殺人鬼などではなく、ちゃんと人間ですし。過去のトラウマやコンプレックスを抱えながら進んでいく中で、犠牲者が出ても構わないという気持ちなんだと思います。──第1話で早速、天草と対峙するシーンがありますね。中山クランクイン初日に撮りました。あそこは自分でも面白いシーンだなと思っていて。ふたりのファーストコンタクトでもありますし、お互いにお手並み拝見といった気持ちで構えている。面白い会話のやり取りが続く中、予想していた以上に白熱した探り合いのシーンになったので楽しかったです。増田くんの威圧感がすごかったですね。もちろん、天草としてですよ(笑)。普段の増田くん自身はすごく可愛らしい先輩なので。浮所くんは真っ直ぐ飛んでくるエネルギーがすごくて──増田さんとの共演はいかがですか?中山シリアスなシーンでも、増田くんの温かい人柄のおかげで現場がシリアスになり過ぎることはなく。猛暑の中を朝から晩まで撮影しているわけですが、「コンビニに行ったついでだから」と言って、袋いっぱいに冷たいドリンクを買ってきてくれたりもするんです。そういうところがすごいですよね。現場を盛り上げて、沈ませない素敵な主演俳優さんです。──一方、四鬼と八雲は興味深い関係ですね。中山四鬼と八雲の立ち位置はすごく似ているんです。ふたりとも、特殊な能力を持って生まれてしまったわけで。それが悲劇でもあり、それぞれの運命を変えることにもなる。生い立ちが似ている分、ある種の共感性が彼らの中にはあるんですよね。そこに訴えかけられるかどうかで、最大の理解者になるか、最大のライバルになるか。感情がぶつかり合うシーンもあるんですが、浮所くんは若いから、真っ直ぐ飛んでくるエネルギーがすごくて。その迷いのなさが役柄にぴったりだなと思いました。純粋なものって、向けられると苦しいじゃないですか。その苦しさを感じましたね。子犬に睨まれたみたいに(笑)。──これまでに浮所さんとの交流は?中山共演はもちろん、絡んだこともほぼなくて。でも、浮所くんは僕を見るなりバ~ッと駆け寄ってきて、「イケメンですね!」って。すごい距離の縮め方だなと思いました(笑)。愛され体質ですね。──イケメンの中でも特に、八雲役では中山さんの力強い目がポイントになりそうです。中山昔から目が印象的だとよく言っていただいていますが、それを使うときがついに来たかと。ここで生かせなかったらダメだなと思ってやっています(笑)。──“闇の眼”で人を操るシーンはどのように?中山もちろん実際には操れませんから、役者同士の表現力が重要になってきますよね。どんな仕上がりになるのか、僕も楽しみにしています。撮影自体は、目に寄ったカットを撮っていただくことも多くて。(カメラが)近いなあと(笑)。当初からその予定だったのかは分かりませんが、ちょっとした目の表現があるカットを撮ったとき、監督から「今の感じがよかったから、それを生かしていこう」と言っていただいて。特に目のケアなどはしていませんが(笑)、とりあえずコンタクトはせずに頑張っています。表現したいことや自分の思いを全て出したら、それはもう失敗──本作は中山さんにとって、20代最後の年の作品でもありますね。中山自分ではあまり意識していませんが、反省点を教えてくれる作品が増えてきたことは実感しています。例えば、僕が初めてWOWOWのドラマに出演した『連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-』ですが、あのときの自分にできなくて今の自分にできることは少なからずあって。と同時に、あのときにしか表現できなかった空間、時間もありますが、当時はできなかったことを今こそやろうという気持ちは常にあります。同じミスは繰り返したくないですし。──当時の中山さんと現在の中山さんの間に、例えばどんな変化が?中山考える力がついたと思います。それを画角の中でどれだけ表現できるかと言われたら、何もできない可能性もあるんですけど。そこに向かうまでの準備が、昔より多くできている気はしています。──となると、カメラの前ではどのような試みを?中山言い方が難しいんですが、“捨てていきます”。余分なものをなるべく捨てていく。表現したいことや自分の思いを全て出したら、それはもう失敗なんです。役の立ち位置もあるし、作品の中で求められていることを僕は全うすべきであって。そのためには、持っていてもいいけど使う必要はない考えを見極め、省いていかなきゃいけない。──でも、“捨てる”には相当な思い切りが必要ですよね。中山そうですね。例えば、監督に「もう少し笑ってほしい」と言われたら、次の本番までに“なぜ、もう少し口角が上がるのか?”のロジックを組み立て直します。さっきのテイクで笑っていたのが誰かの顔を思い出したからだとしたら、“その顔をより明確に思い出して脳内のパワーバランスを大きくしてみよう。そうすれば口角もより上がるだろう”というように。その組み立ての中で広がったものを、(カメラの前では)思い切って捨てます。──そうすることで、リアリティも生まれるわけですね。中山僕自身、このドラマの魅力のひとつはリアリティだと思っていて。特殊な能力という設定だけ聞くとエンタメ性が強いのかなと思われるかもしれませんが、蓋を開けてみたらリアリティが流れている。人の生き死にを扱うリアルな物語に、特殊な能力という違和感が絶妙に絡んでくるんですよね。だからこそ、1話30分がもっと短く感じられるくらい、物語にどんどん引き込まれていく。伏線もいろんなところに隠されていますから、毎週見逃さずに回収していってほしいです。取材・文:渡邉ひかる<番組情報>『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2』10月14日(土) 放送・配信スタート『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2』ポスタービジュアル【放送】毎週土曜午後10:00(全8話) ※第1話無料放送WOWOWプライム・WOWOW4K【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]WOWOWオンデマンド
2023年10月05日豊田徹也による同名漫画の実写化した映画『アンダーカレント』が明日から公開になる。本作で共同脚本と監督を務めたのは、『愛がなんだ』『ちひろさん』など話題作を数多く手がける今泉力哉監督。本作では3人の登場人物の過去、現在、そしてその先を丁寧に描きながら、ひとの心の“奥底=アンダーカレント”にある感情を丁寧に描き出している。本作の主人公・かなえは、夫・悟が突然失踪してしまい、周囲の人々の助けを借りながら、銭湯「月乃湯」を再開する。そんなある日、堀と名乗る謎の男が「働きたい」と現れ、彼は銭湯に住み込みで働くことになる。同じ頃、かなえは友人から胡散臭い私立探偵を紹介され、失踪した夫の行方を捜すことに。突然の失踪、突然の同居人の出現……不思議な日々の中で、かなえは自分の心の底に沈めていた想いに気づいていく。本作の原作は、フランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出されるなど、国内外で人気を誇る豊田徹也による伝説的同名漫画。熱狂的なファンも多く、過去に映画化を望んだ映画製作者もいたというが、今回は今泉監督が豊田氏と直接会って、映画化の許可を得たという。「豊田さんは、作品をつくることに対する純度の高い方だと思っています。実際にお会いすると難しい方ではまったくなくて、とてもやわらかい方でした。話をしていく中で、豊田さんと自分はものをつくる時のベースになるものや、大事にしていることが似ていると思いました。だから、最初にお会いした時に豊田さんから『この原作って映画にして面白くなると思います?』って聞かれた時に『絶対に面白くします!』じゃなくて『確かにそうですよね』って答えたんです。『難しいと思います』と。そんな会話から始まったことで、信用してもらえたのかもしれないです。とにかく豊田さんはまっすぐで真摯な方でした。この作品も『ちひろさん』もそうでしたけど、この原作がやりたい、この漫画を映画にしたい、というよりは“この原作者に会いたい”とか”この人の描いた世界観や感覚に興味がある”という感じが近いのかもしれないです。『アンダーカレント』の作者は本当のさみしさや孤独を知っている人、という感覚がありました。それは人によっては知らないままでも生きいけるものだし、なんなら知らない方が幸せかもしれない。でも、そこを描いていることに惹かれました」今泉監督が語る通り、本作では夫が失踪してしまった女性、銭湯に住み込みで働く謎の男、そして妻の前から姿を消した夫……それぞれの孤独やさみしさが、細かな表情やしぐさ、そして時間の積み重ねによって描き出される。物語の中ではさまざまなことが起こるが、登場人物の内面を単純化するような描写や強引な展開、大事件はひとつも描かれない。本作では出来事ではなく、“そこに流れる時間”を何層にも重ねることで作品が出来上がっているのだ。「そうですね。だから時間であったり、空気とか、まさにアンダーカレントという言葉に象徴されるような“通底している存在”が大事で、これをどうやって映画にすればいいんだろう? と思いましたし、撮っている時も完全にはわかっていなくて、ただの出来事の羅列になってしまうんじゃないか、という恐怖はずっとありました。こうして完成した作品を観ても、どこまであの空気を描けているのか、どこまで出来事の羅列になっていないか……まだ客観的には観れないですね」登場人物が魅力的であってほしい、と常に思っています本作では登場人物がセリフでわかりやすく感情を説明したりはしない。むしろ彼らが“自分でも気づいていなかった”感情や時間がゆっくりと浮かび上がっていく瞬間が描かれる。大きなきっかけはないし、明確な転換点もない。しかし、その感情は最初からずっと奥底にあった。それが静かに浮上してくるのだ。「真木さんをはじめ、俳優陣は本当に大変だったと思います。ただ、非常にレベルの高い、いろんな経験をしている俳優さんたちだったので、最初からこうしてください、ということはほぼなくて。まずはやってもらって、自分の想像していないことが起こったとしても『そちらの方が正解かも』という想いで撮影してました。僕としては、俳優さんがその役をガッツリと掴んでいるよりは、少し迷っている方が良いと思っているんです。演じることってそれだけで疲弊するし、今回はどの役も事前に考えてきたことを現場でやればいい役ではないので、テストしている時と本番ではやっぱり芝居は違う。でも、僕としては俳優さんのアイデアを先に潰してしまうことはしたくないと思っていますし、芝居ってひとりではできなくて、目の前にいる人と対峙して生まれるものだと思っているので、キャスティングの際も真木よう子さんをよく知っている人々を選びました。過去の時間も取り入れたいと思っていました」今泉監督は「わかりやすい物語があって、わかりやすい結末があるようなものをあまり作りたいとは思わないですし、本作では“人をわかるってどういうことですか?”ってセリフが出てきますけど、答えが出ないからこそ題材にできるんだと思います」と語る。一方で本作は決して難解な作品ではない。本作で描かれる感情は誰もがアクセスできるもので、何よりも観終わったあと、登場人物たちを“愛すべき存在”と思える魅力的な作品なのだ。『アンダーカレント』は観終わったあとすぐにスラスラと感想が出てくるような映画ではないのかもしれない。しかし、この映画は観た人の中にずっと残り続けるものになるはずだ。「とにかく登場人物が魅力的であってほしい、と常に思っています。物語が魅力的とか、そこにある謎が解けて、とかそういうことじゃなくて、とにかく人物が魅力的で、愛せるか。映画をつくっていて一番やりたいことはそこなんです」『アンダーカレント』10月6日(金) 全国公開豊田徹也/講談社 2023「アンダーカレント」製作委員会
2023年10月05日ソプラノの隠岐彩夏、ヴァイオリンの矢部達哉、そしてピアノの横山幸雄という、豪華なメンバーによる素敵なコンサートが開催される。その名も「愛しの夜」と題されたステージには、シューマンの歌曲集『女の愛と生涯』を筆頭に、同アラベスク、R.シュトラウスの『薔薇のリボン』『ツェツィーリア』『明日』といったロマンティック極まりないプログラムがずらりと並び、秋の夜長を彩る素敵な時間が楽しめそうだ。そもそもなぜこの3人の共演なのだろう。その答えは、ヴァイオリンとピアノのデュオとして長く共演を重ねてきた矢部達哉と横山幸雄のコメントの中にある。「彩夏さんの登場は、隠れた才能が輝く瞬間でした。彼女の歌声が初めて響いたとき、僕と横山さんは、その魅力にたちまち引き付けられました。彩夏さんの声は、“ストラディヴァリウスのよう”と形容したい美しさで、その暖かさと艶で人々の心を満たします。彼女のような才能を持つ歌手がいることはまさに奇跡と言えます。彼女の歌を聞くと、心の中のあらゆる不快感が消え去り、安らぎに満たされます(矢部達哉)」「2年ほど前のこと、彩夏さんが初めてリハーサルに登場し、歌い始めたその瞬間に、我々のかけがえのない素晴らしい仲間がまた新たに1人増えた喜びを心の底から実感しました。客席で聴いていた矢部さんは、たったの5秒でその素晴らしさに度肝を抜かれたそうです。あれから2年の時間の経過と経験がさらなる高みへと導いてくれていることでしょう。同じステージに立つものとしてもドキドキワクワクしています。(横山幸雄)」まさに絶賛ではないか。お互いに信頼し合う3人のステージとはいったいいかなるものか。まさにワクワクドキドキが止まらないとはこのことだ。隠岐彩夏(ソプラノ)・矢部達哉(ヴァイオリン)・横山幸雄(ピアノ)3人のトップ・アーティストたちによる「愛しの夜」■チケット情報月21日(火)19:00開演第一生命ホール●隠岐彩夏Ayaka Oki(ソプラノ)岩手大学教育学部卒業。東京藝術大学大学院修士、博士後期課程修了。R.シューマンの歌曲を研究し博士号取得。文化庁新進芸術家在外派遣研修員としてニューヨークにて研鑽を積む。第20回友愛ドイツ歌曲コンクール第1位、文部科学大臣賞受賞。第85回日本音楽コンクール声楽部門第1位、岩谷賞(聴衆賞)、E. ナカミチ賞受賞。15年三菱地所賞、19年東奥文化選奨受賞。歌曲とオラトリオに幅広いレパートリーをもち、J.S. バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、モーツァルト、フォーレ「レクイエム」、メンデルスゾーン「エリヤス」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」、マーラー「交響曲第4番」等のソリストを務める。オペラでは『魔笛』パミーナ、『愛の妙薬』アディーナ、『ラ・ボエーム』ミミ、ムゼッタ等を演じている。NHK-E テレ「クラシックTV」等のメディアや《ディズニー・オン・クラシック》全国ツアーに参加する等幅広く活躍中。22年にはインバル指揮都響、ノット指揮東響、それぞれの「第九」でソリストを務めた。キングレコードより初のソロCD『Dearest Night 愛しの夜』をリリース。「レコード芸術」誌にて特選盤に選出される。三島せせらぎアンサンブルメンバー。二期会会員●矢部達哉Tatsuya Yabe(ヴァイオリン)1990年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに抜擢され現在に至る。97年、NHK「あぐり」のテーマ演奏で大きな反響を呼ぶ。室内楽、ソロでも活躍し、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、フルネ、デプリースト、インバル、ベルティーニ、A.・ギルバート等の著名指揮者と共演。94年度第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。ソニークラシカル、オクタヴィア・レコード、キングレコードよりCDを発売。トリトン晴れた海のオーケストラ・コンサートマスター、三島せせらぎ音楽祭アンサンブルメンバー代表。●横山幸雄Yukio Yokoyama(ピアノ)ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たす。2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶ演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には自らのギネス記録を更新。さらに、ショパンが生涯で作曲した全作品(240曲)を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させDVDとしてリリース。また、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、全編収録DVDを発表。最新CDはデビュー30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(Sony Music)。教育者、音楽プロデューサーとしても活躍。数々の音楽大学で客員教授として教鞭を取り、故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務めている。
2023年10月05日映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が、それぞれ『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』として11月3日(金・祝) に公開される。このたび、本作の予告編とポスタービジュアルが公開となった。先日閉幕した第48回トロント国際映画祭で特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。この2人が“警察に潜入したマフィア”と“マフィアに潜入した警察官”を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年に日本で初公開。その翌年に主人公たちの秘められた過去を描いた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開された。今回公開となった予告編は、アンディ・ラウ演じるマフィア内通者ラウが、警察署内で発砲するセンセーショナルなシーンからスタート。続いてトニー・レオン演じる潜入捜査官ヤンをはじめ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャンらが演じる、3部作を取り巻く人物たちが次々と映し出され、時に静かに、時に熱く激しく繰り広げられる警察とマフィアの戦いがたっぷりと収められている。さらに、3部作それぞれの初公開時ビジュアルを使用した海外版A3ポスタームビチケの販売が決定。そして3部作から好きな作品を選んで鑑賞できる3作品共通ポスタームビチケは、20周年を記念して香港で制作されたメモリアルなデザインとなっている。映画『インファナル・アフェア 4K』予告編<作品情報>『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』11月3日(金・祝) 公開公式サイト: Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
2023年10月05日沖縄を拠点として、沖縄に生きる人々に密着して写真を撮り続けてきた写真家・石川真生の個展『石川真生 ─私に何ができるか─』が、10月13日(金)〜12月24日(日)、東京オペラシティアートギャラリーで開催される。石川真生は1953年、沖縄県大宜味村(おおぎみそん)生まれ。1970年代から写真をはじめ、WORKSHOP写真学校東松照明教室を経て、本格的に活動を始めた。全身全霊をかけて写真を撮り続けている生きざまは、2021年に沖縄県立博物館・美術館で開催された展覧会タイトルにある『醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。』という言葉にも現れている。昨年は沖縄本土返還50周年を迎えたが、米軍基地や南西諸島の自衛隊基地問題など困難な状況は変わっていない。そのことに疑問や憤りを覚えながらも、立場を越えて多様な人々に触れてきたことがうかがえる。同展では、沖縄在米兵の黒人のためのバーに勤めながら、同僚の女性たちとその奔放な生活を撮影した《赤花 アカバナー 沖縄の女》、その時に出会った黒人兵の故郷を訪ねる《Life in Philly》など初期の主要な作品も紹介。旧日本軍、自衛隊、米軍に関わりのある人物を取材した写真もある。近年とりわけ力を注いでいるのは《大琉球写真絵巻》だ。薩摩藩の琉球侵攻から続く苦難の歴史を表す場面を、石川のもとに集まった人々が再演し、それを撮影するシリーズで、怒りとユーモアとエネルギーに満ちている。まさに絵巻のごとく写真が続く展示も圧巻。8月に沖縄で発表した最新作を含めて近作を紹介する。国内外の美術館にコレクションがあり、活動が知られていながら東京では初めての個展となる今回。沖縄の問題、沖縄の魅力。約170点の作品を通じて、鑑賞者もともに「私に何ができるか」を考える機会としたい。<開催情報>『石川真生ー私に何ができるかー』会期:2023年10月13日(金)~12月24日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)休館日:月曜料金:一般1,400円、大高800円公式サイト:
2023年10月05日WurtSが、10月4日(水) に配信リリースしたデジタルEPのタイトル曲「BACK」のMusic Videoを公開した。「BACK」は、巻き戻せない時間と関係や距離を儚くもエモーショナルに歌い上げたWurtS史上初のミディアムロックチューン。ストレートな感情を表現したラブソングであり、WurtSの自叙伝とも言える楽曲だ。公開されたMVは、自身が構想・監督まで務めている。デジタルEP『BACK』には、新曲「BACK」のほか、『チェンソーマン』『劇場版 呪術廻戦 0』などのアニメ作品を制作するアニメーションスタジオMAPPAの公式YouTubeチャンネル100万人突破記念スペシャルムービーのテーマ曲に起用された「ユートピア」、昨年WurtSがSNSでファンから募ったお題をもとに完成させた楽曲「クールじゃない?」、そして2021年11月17日に配信された自身の代表曲の1曲でもある「NERVEs (Vol.2)」の4曲を収録。なお「クールじゃない?」では、ユーザーから募集した画像を使用するSpecial Movie企画も行われている。WurtS「BACK」MV<リリース情報>WurtS デジタルEP『BACK』配信中WurtS『BACK』ジャケット【収録内容】1. ユートピア2. クールじゃない?3. NERVEs (Vol.2)4. BACK■「クールじゃない?」Special Movie応募期間:10月31日(金) 23:59まで配信リンク:<ライブ情報>『WurtS LIVEHOUSE TOUR II』10月7日(土) 北海道・Zepp SapporoOPEN 17:00 / START 18:0010月15日(日) 福岡・Zepp FukuokaOPEN 17:00 / START 18:0010月19日(木) 愛知・Zepp NagoyaOPEN 18:00 / START 19:0010月20日(金) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN 18:00 / START 19:0011月10日(金) 石川・金沢EIGHT HALLOPEN 18:15 / START 19:0011月12日(日) 新潟・新潟LOTSOPEN 17:00 / START 18:0011月16日(木) 香川・高松festhalleOPEN 18:00 / START 19:0011月18日(土) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOMOPEN 17:00 / START 18:0011月19日(日) 広島・BLUE LIVEOPEN 17:00 / START 18:0011月26日(日) 宮城・仙台GIGSOPEN 17:00 / START 18:0012月6日(水) 東京・Zepp Haneda (TOKYO)OPEN 18:00 / START 19:0012月7日(木) 東京・Zepp Haneda (TOKYO)OPEN 18:00 / START 19:00■チケット料金:5,000円(税込)※各公演別途ドリンク代必要()関連リンクUNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:::::
2023年10月05日11月4日(土) に幕張メッセで開催される『NEX_FEST -Extra- TOKYO』に、BABYMETALが出演することが発表された。『NEX_FEST』は、イギリス/シェフィールド出身の5人組バンド、ブリング・ミー・ザ・ホライズンがキュレートする新たなフェス。Extra公演にはBABYMETAL、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのほかにHYDE、Crossfaith、coldrainが登場する。BABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズンは、これまで海外フェスやアワードなどでの交流を重ね、2019年11月には、ブリング・ミー・ザ・ホライズンがBABYMETAL『METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN』さいたまスーパーアリーナ公演および大阪城ホール公演にスペシャルゲストとして出演。また、2020年10月に配信リリースされた、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのEP『ポスト・ヒューマン:サバイバル・ホラー』収録曲「Kingslayer ft. BABYMETAL」では念願のコラボが実現し、日本ではiTunesロック・アルバム・チャート、Apple Music ロック・アルバム・チャート、mora洋楽アルバム・ランキングで1位を獲得した。なお、この2組が競演するのは国内では約4年ぶりとなる。<イベント情報>『NEX_FEST -Extra- TOKYO』11月4日(土) 千葉・幕張メッセOPEN14:00 / START15:00『NEX_FEST -Extra- TOKYO』告知画像【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / HYDE / Crossfaith / coldrain『NEX_FEST』11月3日(金・祝) 千葉・幕張メッセOPEN10:00 / START11:00※チケットソールドアウト【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / YUNGBLUD / マキシマム ザ ホルモン/ YOASOBI / I PREVAIL / PALEDUSK / CVLTE / 花冷え。/VMO / KRUELTY『NEX_FEST-Extra-』10月31日(火) 兵庫・神戸ワールド記念ホール11月1日(水) 愛知・日本ガイシホールOPEN15:00 / START16:00【出演】BRING ME THE HORIZON / BABYMETAL / YUNGBLUD / I PREVAILイベントオフィシャルサイト:
2023年10月05日映画『正欲』の本予告映像が公開された。原作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を、原作とは違い、ある種のラブストーリーとして映画化される。このたび公開されたのは、主要キャラクターとなる5人の新たなシーンを含む60秒の本予告映像。正義で世界を測る検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)は、「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と激昂したかと思えば、かすかな笑みを湛え静かに空を見上げる場面も登場し、どんな役柄なのか期待が高まる。大学生の神戸八重子(東野絢香)は、自分が落としたプリントを拾ってくれた見知らぬ男性と手が触れ合った瞬間、怯えるようにその手を引っ込める。同じ大学に通う諸橋大也(佐藤寛太)は、内に秘めた感情を吐き出すかのような激しいダンスを披露する。そして、ある秘密を抱える桐生夏月(新垣結衣)は、なぜか着衣のままプールに浮かび、そんな夏月と秘密を共有する中学時代の同級生・佐々木佳道(磯村勇斗)は「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と彼女の目を見て語りかける。「それでも私たちが、抱えている欲望はあっていいものだと思いたい」と語り、ぎこちなくも優しく佳道を抱きしめる夏月。そして、映画のタイトル『正欲』が映し出される――。そんな印象的なシーンの数々が展開される予告映像に流れるのは、Vaundyが歌う主題歌「呼吸のように」。自身初の映画主題歌となった「呼吸のように」は、書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供した重要な1曲となっている。映画『正欲』本予告映像<作品情報>映画『正欲』11月10日(金) 公開(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年10月05日