森七菜初のワンマンライブ『もりななLIVE 2022「㐂〜よろこび〜」』が9月24日、彼女の地元である大分T.O.P.S Bitts HALLにて開催された。地元・大分でライブを行うのは、デビューシングル『カエルノウタ』発売記念で実施された大分パークプレイスでのイベント以来2年8カ月ぶりのこと。歌手として一段と大きく成長した彼女にとって、待望の凱旋公演となった。今回のライブは森七菜にとっても非常に思い入れの強いものであり、それは自身が命名したライブタイトルや、描き下ろしイラストが採用されたライブグッズにも顕著に表れている。また、彼女の21歳の誕生日8月31日にリリースされたばかりの1stアルバム『アルバム』でも、楽曲制作依頼をするアーティストを自らアイデア出しするなど、音楽活動に対して前のめりで、心から楽しもうとする姿勢が伝わってくる。そんな森七菜は満員の観客を前に、名刺代わりの1曲であり今の彼女を象徴する代表曲「スマイル」のほか、ライブの中でも異彩を放つAyase作詞・作曲の「深海」など個性的なオリジナル曲の数々、このライブのために用意されたカバー曲など全14曲をバンド編成で披露。彼女のハツラツとしたボーカルと変幻自在なバンドアンサンブルの相性も抜群で、ライブハウスという場ならではの一体感も生まれ、観る者を魅了し続けた。MCでは大歓迎のオーディエンスに向けて「ただいま!」と元気よく挨拶。「今日は私のデザインしたタオルを(首に)かけて、私のために集まってくれた人がこんなにもいるんだ」と、目の前の光景に対して喜びを隠せない様子だった。さらに、「ずっと大分に帰ってきたかったし、ずっとライブをしてみたい、みんなに会いたいなと思っていたら願いが叶って」と感慨深げに話すと、思わず涙腺が緩む一幕も。しかし、「『スマイル』の女が最初に泣いています(笑)」と場の空気を和ませると、TikTokでもバズり始めているPUFFYやスピッツでお馴染みの「愛のしるし」で会場の一体感を高め、「またどこかでお会いできるように、これからも皆さんの楽しみや毎日を頑張るための源になれればなと思って、私も頑張っていきます!」と温かいメッセージを送った。森七菜は今月27日に東京harevutaiでもワンマンライブを行う。取材・文=西廣智一写真=田中紀彦<ライブ情報>『もりななLIVE 2022「㐂〜よろこび〜」』2022年9月27日(火) 東京・harevutai【SOLD OUT】開場 18:00 / 開演 19:00【オフィシャルグッズ】・森沢山Tシャツ:3,000円(税込)・バケツくんのいちにちラグランT:3,500円(税込)・もし、森七菜が絵本を描いたらマスクケース&ストラップ:2,000円(税込)・㐂びぜんぶかきあつめた缶バッジ:500円(税込)・ギョーザのタレにぼちゃんステッカー:500円(税込)『もりななLIVE 2022「㐂〜よろこび〜」』オフィシャルグッズ詳細はこちら:<リリース情報>森七菜 1stフルアルバム『アルバム』発売中●初回生産限定盤(CD+BD+56Pフォトブック):7,700円(税込)●通常盤(CD Only):3,300円(税込)『アルバム』ジャケット ※画像は初回生産限定盤【CD収録】※全形態共通01. スマイル02. 深海03. 君の彼女04. 背伸び05. ロバとギターときみとぼく06. 愛のしるし07. Lovlog08. かたつむり09. カエルノウタ10. bye-bye myself【Blu-ray収録】※初回生産限定盤のみ01. カエルノウタ Music Video02. あなたに会えてよかった Music Video03. 返事はいらない Music Video04. スマイル Music Video05. 深海 Music Video06. 背伸び Music Video07. bye-bye myself Music Video08. bye-bye myself Music Video Making Movie09. アルバム Photo Shoot Making Movie購入リンク:配信リンク:関連リンク森七菜 音楽公式サイト森七菜 Twitter(音楽スタッフ(公式))森七菜 staff Instagram森七菜 TikTok森七菜 Official YouTube Channel
2022年09月25日現在開催中の「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」で9月24日、スペシャル映画講座「『PLAN 75』短編版&長編版 日本に少ない、短編を長編にする試み」が開催され、講師として早川千絵監督、プロデューサーの水野詠子氏、ジェイソン・グレイ氏が登壇した。『PLAN 75』は、是枝裕和監督が総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編として発表された短編映画を長編として新たに作り上げた作品。少子高齢化が一層進んで近い将来の日本を舞台に、75歳以上が自らの生死を選択できる<プラン 75>という制度が国で可決された世界で、人々が「生きる」という究極のテーマにどう答えを出していくかを描いた物語。第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、カメラドールのスペシャルメンションに選出された。もともと早川監督は、2017年ごろに長編映画の企画として考えていたという本作。しかしプロデューサーもまだ決まっていないという状況のなか、水野プロデューサーから『十年 Ten Years Japan』の企画の話を聞いて、長編作品のままプロットを送ったという。そこから短編へとプロットを練り直すなか、早川監督が行ったのが、登場人物を絞ること。「もともと長編では5~6人が出る群像劇だったのですが、3人に絞ってプロットを提出したのですが、20分弱の長さでは、それでも多いと。最終的に、誰を選んだら『PLAN 75』というシステムを端的に表現できるのかを考えて1人絞ったんです」と過程を説明する。早川千絵監督水野プロデューサーも「短編映画というのは、伝えたいことを盛り込みすぎると、本当に伝えたいことが伝わらなく危険性がある。どれだけテーマにフォーカスできるか」とポイントを挙げると、早川監督も「削っていけばいくほど、研ぎ澄まされるというか、本質が見えてきて良くなる実感がありました。『削ってください』という作業は決してネガティブなことではないと思えました」と収穫が多かった作業だったという。短編として作成した映画から、長編まではコロナ禍の影響もあり、約4年という歳月が流れた。早川監督は「長編の脚本を書くとき、最初のプロットから3人に絞って、それぞれの人物をチャプターで分けていたんです。でもある方から『それだと短編の寄せ集めで、長編にする意味がないのでは?』という意見をいただき、実際の映画のような形になるまで、何十回も脚本を書き直しました」と語ると「最初は早く作らないと時代が変わってしまうかも……という焦りがあったのですが、コロナになって世の中が作品の世界に近づいてきてしまった。現実がフィクションを超えてしまったと感じで恐ろしくなって、脚本をまた練り直したんです。当初は問題を提起して不安をあおるような感じだったのですが、コロナを経験して、これ以上不安を作りたくないと、希望を見出す形にしました」と試行錯誤の連続だったという。本作は、日本・フランス・フィリピン・カタール合作映画となった。この点について水野プロデューサーは「最初から合作を想定していた」と語ると「この作品はユニバーサルなテーマだと思ったので、海外のパートナーにも興味を持ってもらえるのでは」と作品の持つ可能性には自信があったという。実際、早川監督が作っていた短編映画は、海外パートナーを探すためには大きな助けになったようだ。プロデューサーの水野詠子主人公となる角谷ミチを演じた倍賞千恵子について、早川監督は「新人監督の一本目に出てくださって本当にありがたかったです」としみじみ語ると「でも私がビビってしまうことは分かっていたようで、とても気さくに接して緊張しないように配慮してくださいました。私も遠慮しては失礼だと思い、本気でぶつかっていきました」と撮影を振り返る。さらに脚本を読んだ段階で早川監督に倍賞が「会いたい」と言ったというと、早川監督の人となりを知りたいことに加えて、倍賞自身のいまの姿をしっかりと監督に見てもらい、判断してほしいという意図があったという。「本当に素敵な方でした」と貴重な経験だったことを明かしていた。取材・文・写真=磯部正和
2022年09月24日7人組ダンス&ボーカルグループ「原因は自分にある。」が9月24日にZepp Osakaにて『ワンマンライブ げんじぶ空間:case.4』の最終公演を行った。げんじぶ初となった5大都市Zeppツアー。本記事では9月9日にZepp DiverCityで行われた公演の模様をレポートする。パフォーマンスもMCも見どころしかない!定刻になると、スクリーンにはモノクロのOPムービーが。会場を埋め尽くす色とりどりの観測者(原因は自分にある。ファンの総称)のペンライトとの対比で、より際立つ。大きく映し出された7人のシルエットがステージ上のメンバーに重なる。1曲目は8月29日にリリースされたツアーのための楽曲「貴方に溺れて、僕は潤んで。」。紗幕スクリーン越しの姿はどこか、観客ごと異空間に連れ出してくれたような、不思議な感覚にさせてくれる。続いてオレンジ色の照明の中でスタートしたのは「黄昏よりも疾く走れ」。が、ステージ上に武藤潤の姿がない。咄嗟に大倉空人らがカバーするのがさすがである。2曲目が終わったあと、少しの間があり、「灼けゆく青」。そして「嘘から始まる自称系」へと続く。パワフルな歌声をステージにたたきつけていく。MCに入り、長野凌大が挨拶をしようとしたところで、武藤が「すみません!衣装の関係でちょっとはけなきゃいけなくて……すみません!」と申し訳なさそうに次の曲の衣装を着て登場。その様子に会場から笑いがあふれる。「後ろで調整しながら聞いてたんだけど、フォローありがとう!」という武藤に対して、大倉は「黄昏で凌大が歌ってるのが全然聞こえなくて俺、ひとりで言ったろと思って、言ったらめっちゃ汗かいちゃった」。長野は「あとで(メンバーに)1本ずつ、飲み物奢ってくださいね」と言って微笑む。そんなメンバーからの言葉を受けながら武藤は「イヤモニから、俺のパートだ、でもちゃんと声がある、なんだ?なんだ?と思っていたら、(小泉)光咲、空人ありがとう!」と感謝が止まらないが、「いやいや、俺も歌ってるって!」と長野から抗議を受け、小泉らは「俺1回しかフォローしてない。それに気づいてくれて」と感謝をされた。そして改めて自己紹介をしたあと、1曲目に披露した「貴方に溺れて、僕は潤んで。」の話題へ。「めちゃくちゃカッコイイ曲なんですけど、ダンスも歌も、過去イチと言っていいほど難しいんですよ」と長野。この曲は4月にリリースされた「キミヲナクシテ」で楽曲を提供したizkiプロデュース作品だ。「(izkiは)凌大と要人と同い年のまさかの10代。光咲さん、どうですか」と大倉が話を振ると「1個下だよ?焦るよね。もうちょっと国語辞典しっかり見ておかないと」と小泉。そして「人生何周したんだろうね?そのぐらい語彙力というか俺らじゃ絶対に理解できないだろうな、というところまで到達してますよね」と絶賛。この曲は「げんじぶっぽい」というファンの声もあるそうで、大倉は「最初はピアノロック調だけがげんじぶっぽい曲だったのが、その幅も広がっていっている気がして嬉しい」と力強く語った。また、ジャケットに描かれている人物は「潤らしいです」と吉澤要人が明かし、会場がわずかにざわつく。当の武藤は「僕としては、7人の顔を全部足して7で割った顔だと思っていた」。実は、この事実を知ったのはライブの前日のことだったそうだが、小泉は「最初(モデルは)僕だと思いました。あのセクシーな顔つきは僕かな、と」と首を傾げていた。桜木雅哉は「りょうちん(長野)の最後のパートあるじゃないですか。めっちゃいいな、と思って絶対りょうちんがセンターだろうな、と思ったんですよ」。長野も「僕も思いました」とうなずいたが、実のところセンターは「けど、僕だったんですよ」と桜木が嬉しそうな笑顔を見せた。新曲「チョコループ」で魅せたポップなげんじぶそんな桜木が「そろそろ次の曲に行きたいんですけど……」と切り出し、会場と一緒に手を挙げて体を動かしたあと、「0to1の幻想」でグッとテンションを上げていく。それぞれの表情を生カメラがとらえ、ステージ上部のスクリーンに映し出していく。少しワイルドな一面を魅せながら、それぞれのダンスパートでは個性を発揮。ライブで観るたびにげんじぶのダンスレベルが上がっているように思う。どこまでステップアップしていくのか。ピアノの旋律が印象的な「青、その他」をさわやかに。かと思えば、大人っぽく「In the Nude」へ。指を鳴らす桜木の姿もとても大人びて見える。吉澤の「クラップお願いします」という言葉と共に、会場も手を鳴らす。「まだまだ僕たちと一緒に盛り上がっていきましょう!」と小泉が力強く客席に向かって声をかけ「Joy to the world」へ。が、そんな小泉が歌わなくて良いところで思いっきり歌ってしまい、照れ笑いを浮かべる場面も。フッと他のメンバーの表情が緩むのがほほえましい。そのあとの「ネバーエンドロール」のイントロ部分では、大倉が小泉の失敗に対して「光咲ちゃ~ん」とニコニコと声をかけていたのが印象的だった。ここではスクリーンに杢代和人の姿が映し出され、一緒にパフォーマンスを。6人の姿も吸い込まれるようにしてスクリーンの中へ。スクリーンの中とは言え、7人揃ってのステージはやはりにっこりとしてしまう。さらに、9月25日配信の新曲「チョコループ」ではメンバーのアバターも登場しポップに、そして「545」を爽やかな森の光景をバックに披露した。MCでは、「ネバーエンドロール」での映像撮影の話題に。そのときに、杢代に久しぶりに会ったという6人。現場では、カメラが回っていないにも関わらず、「杢代和人今何食べたい?何飲みたい?選手権」を開催したという、仲の良さを感じさせるエピソードが飛び出した。「久しぶりに会ったから、俺が和人のことを一番知ってるぞ、っていうのを6人で話し始めたら、じゃあ今俺がなに飲みたいか言ってみ?ということで始まった」と長野。「いろいろ考えたわけですよ、今は仮面ライダーやってるから基本水かな?でもこの時間帯だったら炭酸かな、とか」と大倉がそのときのことを振り返りつつ、小泉に「1位誰でしたっけ?」と振る。ちなみにビリは小泉で、一位はレモン炭酸と、バーベキュー味のスコーンを選んだ長野。「杢代和人王です!」と胸を張ると、会場からは拍手が。武藤は「俺たちほんと、そこまで仲良くなったんだな、すごいよな」としみじみした様子を見せた。そのあとは新曲「チョコループ」の話題へ。「この曲、サビの振りがすごく踊りやすいので、一緒に踊ってほしいんですよ。だから覚えてほしいんですよ」と吉澤。メンバーから振りのレクチャーが行われた。新曲の披露も嬉しいところだが、このツアーの見どころのひとつが公演ごとに違う曲があるということ。「今日はみなさんのお気に入りの曲が来るのか?あんまりやらないレアな曲が来るのか、僕らにも分かりません」という吉澤(大倉から「わからないんだ~超特急さんみたいになってる」というツッコミが)。「ギミギミラブ」のイントロが流れると会場からは思わず歓声が上がる。小泉の「みなさん一緒に踊りましょう!」という呼びかけとともに、手拍子、そして客席も一緒にジャンプし、Zeppを揺らした。桜木の「僕たちの世界を楽しんで行ってください!」という言葉と共に、ライブは終盤戦へ突入。「結末は次のトラフィックライト」「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」を披露し、「半分相逢傘」ではしっとりと大人の雰囲気を醸し出す。セリフ部分は日替わりとなっているようで、この日は桜木が担った。華やかな楽曲「夢に唄えば」から、「原因は自分にもある。」で会場の盛り上がりは最高潮に。熱気に包まれたまま本編を締めくくった。新しい歴史を僕ら7人で作っていく会場の手拍子に招かれるようにして始まったアンコール1曲目は「嗜好に関する世論調査」。体調不良のため桜木を欠いたが、5人でパワフルなパフォーマンスを見せた。さらに、会場も一緒になって踊る。完璧な踊りっぷりに、MCでメンバーたちも感心するほど。実は、公演前に、大倉が振り付け動画をTikToKで公開しており、それを観測者たちが覚えてきたとのこと。大倉と長野以外のメンバーは振り付けを知らないということで、客席と一緒に振りをレクチャーした。客席の覚えの速さに感嘆しつつ、小泉が「もう一回いいですか~!」と泣きつく場面も。大倉はこの日の公演を振り返り、「過去イチ好きかも!今日の公演が」。それに武藤もうなずき、「あったかいよね、ありがとう」と胸に手を当て、感謝を伝えた。今日の感想を聞かれた吉澤は「DiverCityでは最初は外でのライブしかできていなかった。狭いところでやらせてもらっていたのに、そのことを考えたら、本当に嬉しいとともに僕らは歴史を作っているんだなということを感じております。どんどん新しい歴史を僕ら7人で作っていこうと思いますので、これからもついてきてくれたら嬉しいです」。最後の曲は「ジュトゥブ」。大倉が杢代のうちわを持ってくる場面もあり、改めてグループの結束を感じさせてくれた。2023年1月28日にはパシフィコ横浜国立大ホールにて『げんじぶ空間:case.5 -End of Infinity-』を行うげんじぶ。自身最大キャパシティとなる会場でどのようなステージを見せてくれるのか。期待がより高まるツアーとなったはずだ。以下2枚は9月10日(土) 公演でアンコールに登場した杢代和人取材・文=ふくだりょうこ撮影=米山三郎
2022年09月24日KREVA主催の音楽の祭り『908 FESTIVAL 2022』が、9月23日に日本武道館で開催された。2012年にスタートした『908 FES』は今回が通算11回目。出演アーティストはKREVAのほか、三浦大知、久保田利伸、そして藤井隆・椿鬼奴・後藤輝基(フットボールアワー)from SLENDERIE RECORDという顔ぶれだ。前回の『908 FESTIVAL 2021+1』は、コロナ禍の影響で2022年2月に時期を移しての開催となっていた。一夜を通して演奏を支えるKREBand(柿崎洋一郎(Key)、熊井吾郎(MPC / DJ)、大神田智彦(Ba)、白根佳尚(Ds)、SONOMI(Cho / Key)、近田潔人(G))のふくよかで力強いサウンドの中、目に鮮やかなクリムゾンレッドを基調とする衣装のKREVAが登場し、「クラフト」を皮切りにライブがスタート。「王者の休日 〜2019 ver.〜」に続いての「Fall in Love Again feat. 三浦大知」では盟友・三浦大知を迎え、華麗なコンビネーションで武道館を彩る。思い返せばこの曲は、2年前にコロナ禍の配信ライブとして開催された『908 FESTIVAL ONLINE 2020』で初披露された楽曲だった。ステージのバトンを預けられた三浦大知は、ダンサー陣とともに「Blizzard」や「Touch Me」とめくるめく歌唱力とダンスの熱演を届ける。キレのある体捌きの中で歌声を乱すどころか、その全身芸術の精度をどんどん上げてゆくようだ。大人びた悩ましいマインドを表現する「About You」から「飛行船」へと至る頃には、汗で衣装がずぶ濡れ。KREVAからは「リハーサルのまま思い切りぶつけよう」と言葉をかけられていたものの、勢い余って「162%ぐらいの」力が出てしまったらしい。唱歌のように温かく懐かしい響きの最新シングル曲「燦々」の後には、KREVAの「イッサイガッサイ」をカバー。楽曲の後半でステージに飛び込んできたKREVAと再び共演した。三浦大知「凄かったねえ。あの熱気の人がいなくなったら、寂しくなっちゃったなあ……」と呟くKREVA。「くればいいのに」の切々とした曲調に乗って聴こえてくる歌声は、椿鬼奴、後藤輝基(フットボールアワー)、藤井隆らである。クライマックス感を演出して執拗に歌い続ける3人の姿に、場内からはクスクスと笑い声が漏れ聞こえていた。衣装を変えたKREVAが「司会のクレ宏です」と告げ、往年の歌謡番組風に藤井隆の主宰する音楽レーベル=SLENDERIE RECORD所属の3人をあらためて紹介する。拘りに満ちたレーベルの活動姿勢を絶賛し、椿鬼奴によるシティポップ「Love’s Moment」(作曲は堂島孝平)、後藤輝基による「ハートのIgnition」(福永恵規のシングル曲カバー)、そして藤井隆による「ヘッドフォン・ガール -翼が無くても-」(作詞・作曲は堀込泰行)と、驚くほど上質なポップソングの数々が披露されるのだった。さらに藤井隆は、2000年のデビュー曲「ナンダカンダ」も振り付きのダンスとともに熱唱である。後藤輝基椿鬼奴藤井隆そんな歌謡番組風の流れの中で、華々しく響き渡るのは久保田利伸 meets KREVA名義による「M☆A☆G☆I☆C」。2人が歌い出す瞬間にロゴ入りのカラーテープが放たれ、軽やかなステップを踏みながらソウルフルな歌唱力を刻みつける久保田利伸である。ここでKREVAは、力強いR&Bのみならずしっとりとしたバラードも久保田利伸の持ち味であることを力説し、往年のシングル曲「Cymbals」をリクエストする。作曲は、KREBandの柿崎洋一郎によるものだ。味わい深い節回しで歌い上げ、ミラーボールの反射する光が武道館の天井に映り込むさまは、さながら瞬く星々のよう。歌詞と視界が折り重なって、何ともロマンチックな一幕である。久保田利伸そして久保田利伸による「KREVA!! It’s Showtime!!」と景気のよい呼び込みを経て、ド派手な渦模様の柄(デザイナー氏によると、混沌とした時代を表す渦の中に形作られたハートマークは、愛に満ちた新章の幕開けを表しているという)のセットアップに身を包んだKREVAが、「基準」のソリッドかつ猛烈なラップを手始めにフェスの一夜を最高潮へと持ち込んでいった。「パーティーはIZUKO?」でのオーディエンスは、レスポンスの声の代わりに一面のハンドサインで《ここだ!》と応えていた。そして「人生」や「居場所」が、コロナ禍の苦難にもさらされてきた『908 FES』を明るく照らし出すように響く。ここで、三浦大知名義のコラボ曲「Your Love feat. KREVA」のイントロが聴こえてくるのだが、当の三浦大知をマネージャーに扮した藤井隆が次の仕事現場に連れて行こうとする寸劇がスタート。後藤輝基や椿鬼奴も姿を見せて話をややこしくしているところに、「Your Love」を歌い出した久保田利伸の声がすべてを掻っ攫ってゆく。笑いとサプライズの喜びに満ちたこの展開は、かつて『908 FESTIVAL 2014』で三浦大知が久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」を熱唱したときを彷彿とさせていた。ベンチに腰掛けて久保田利伸の歌声に聞き惚れていたKREVAと三浦大知も最後には参加し、豪華3人コラボの「Your Love」が完成である。偉大な才能とともに築き上げてきた『908 FES』の歴史に基づいて、KREVA自身が手掛けたドラマティックな演出が見事だ。バンドメンバーのソロリレーを含む「スタート 〜2019 ver.〜」や、楽曲そのものが生き物のように成長し続けるソロデビュー曲「音色 〜2019 ver.〜」でライブ本編を締めくくると、アンコールに応えて再登場したKREVAは会場に集まってくれた観衆へ「いろんなことがある中で、よくぞこのフェスを選んでくれました」と感謝の念を伝える。コロナ禍の苦難を振り返りながら「Finally」の猛烈なラップを飛ばし、客電全灯で『908 FES』に居合わせたすべての人々に思いを投げかけるような「LOOP END / LOOP START」で万感のフィナーレへ。最後にはあらためて出演者全員が揃い踏みとなり、大きな拍手に包まれてお辞儀する。音楽は、ミュージシャンだけのものではない。それぞれの毎日を生きる人々が集う「場」としての音楽が、『908 FESTIVAL 2022』を満たしていた。<公演情報>『908 FESTIVAL 2022』2022年9月23日(金・祝) 日本武道館■KREVAM01. クラフトM02. 王者の休日〜2019 ver.〜M03. Fall in Love Again feat. 三浦大知■三浦大知M04. BlizzardM05. Touch meM06. About YouM07. 飛行船M08. 燦燦M09. イッサイガッサイ■藤井隆、椿鬼奴、後藤輝基(フットボールアワー) from SLENDERIE RECORDM10. くればいいのに feat. 藤井隆、椿鬼奴、後藤輝基(フットボールアワー) from SLENDERIE RECORDM11. Love’s MomentM12. ハートのIgnitionM13. ヘッドフォン・ガール - 翼が無くても-M14. ナンダカンダ■久保田利伸M15. M☆A☆G☆I☆C 久保田利伸 meets KREVAM16. Cymbals■KREVAM17. 基準〜2019 ver.〜M18. パーティはIZUKO?M19. 人生M20. 居場所M21. Your Love feat. KREVA、久保田利伸/三浦大知M22. スタート〜2019 ver.〜M23. 音色〜2019 ver.〜■アンコールEN1. FinallyEN2. LOOP END / LOOP START<リリース情報>『LOOP END / LOOP START(Deluxe Edition)』発売中KREVA『LOOP END / LOOP START(Deluxe Edition)』ジャケット●完全生産限定盤A(2CD+DVD):6,908円(税込)●完全生産限定盤B(2CD):3,908円(税込)※デジパック仕様【CD収録内容】■DISC-101. Finally02. Back in those days03. In the House04. 変えられるのは未来だけ05. よゆう06. って feat. SONOMI07. タンポポ feat. ZORN08. daijyoubu?09. All Right10. Fall in Love Again feat. 三浦大知11. 素敵な時を重ねましょう feat. SONOMI(Album Mix)12. Sort of a Bonus13. Paradigm - BONUS TRACK-(A.I.M.$ -All you need Is Money-(エイムズ)ギャングテーマ)14. クラフト feat. ZORN15. LOOP END / LOOP START16. Into the Time■DISC-2※DISC-1のインストバージョンを収録01.Finally(Inst.)02.Back in those days(Inst.)03.In the House(Inst.)04.変えられるのは未来だけ(Inst.)05.よゆう(Inst.)06.って feat. SONOMI(Inst.)07.タンポポ feat. ZORN(Inst.)08.daijyoubu? (Inst.)09.All Right(Inst.)10.Fall in Love Again feat.三浦大知(Inst.)11.素敵な時を重ねましょうfeat. SONOMI(Album Mix)(Inst.)12.Sort of a Bonus(Inst.)13.Paradigm - BONUS TRACK- (Inst.)14.クラフト feat. ZORN(Inst.)15. LOOP END / LOOP START(Inst.)16.Into the Time(Inst.)【DVD収録内容】※完全生産限定盤Aのみ■『KREVA in Billboard Live Tour 2021』07.01 2nd1. Finally2. 人生3. One feat. SONOMI4. ひとりじゃないのよ feat. SONOMI5. Fall in Love Again6. アグレッシ部 ~2019 Ver.~7. 音色 ~2019 Ver.~8. Tonight9. イッサイガッサイ ~2019 Ver.~10. タンポポ11. 変えられるのは未来だけ12. トランキライザー ~2019 Ver.~13. C’mon, Let’s go ~2019 Ver.~14. Revolution15. 居場所 ~2019 Ver.~■『KREVA in Billboard Live Tour 2021』メイキング映像配信リンク:「Finally」MVKREVA「変えられるのは未来だけ」MVKREVA「Fall in Love Again feat. 三浦大知」MVKREVA「タンポポ feat .ZORN」MV2021.6.16『KREVA in Billboard Live Tour 2021』ダイジェスト映像『LOOP END / LOOP START(Deluxe Edition)』特設サイト:関連リンクKREVA OFFICIAL HP OFFICIAL FAN CLUB Official LINE BLOG Official YouTube Channel Twitter Instagram
2022年09月24日BE:FIRSTが、9月23日に広島文化学園HBGホールにて初の全国ツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour 2022-2023』をスタートした。8月31日にリリースされた1stアルバム『BE:1』が、「Billboard JAPAN 総合アルバム・チャート“HOT Albums”」(集計期間:2022年8月29日〜2022年9月4日)にて1位を獲得したBE:FIRST。ライブでは、ストリーミング1億回再生を突破した「Bye-Good-Bye」やアルバムのリード曲「Scream」、初のラブソングとなる「Message」をはじめアルバム収録曲を多数披露した。さらに、先日発表された本ツアーの追加公演の詳細がアナウンスされた。『BE:FIRST 1st One Man Tour 2022-2023』広島公演より<ツアー情報>『BE:FIRST 1st One Man Tour 2022-2023』追加公演2023年1月26日(木) 東京・国立代々木競技場 第一体育館OPEN 16:30 / START 18:00問い合わせ:クリエイティブマン03-3499-6669(月・水・金12:00〜16:00)2023年1月27日(金) 東京・国立代々木競技場 第一体育館OPEN 16:30 / START 18:00問い合わせ:クリエイティブマン03-3499-6669(月・水・金12:00〜16:00)2023年1月31日(火) 大阪・大阪城ホールOPEN 16:30 / START 18:00問い合わせ:YUMEBANCHI(大阪)06-6341-3525(平日12:00~17:00)2023年 2月1日(水) 大阪・大阪城ホールOPEN 16:30 / START 18:00問い合わせ:YUMEBANCHI(大阪)06-6341-3525(平日12:00~17:00)※開場 / 開演時間は変更になる場合がございます。※車椅子でご来場予定の方 / お問い合わせについては、各公演のお問い合わせ先までご連絡ください。【チケット料金】指定A席:11,000円(税込)指定S席:13,000円(税込)着席指定S席:13,000円(税込)※指定S席は、最前ブロックを基準とした座席となります。※着席指定S席は、スタンド最前ブロックを基準とした着席してご覧いただく座席となります。詳細はこちら:『BE:FIRST 1st One Man Tour 2022-2023』※終了分は割愛9月25日(日) 岡山・倉敷市民会館OPEN17:00 / START18:0010月2日(日) 千葉・市川市文化会館大ホールOPEN17:00 / START18:0010月5日(水) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールOPEN17:00 / START18:0010月6日(木) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールOPEN17:00 / START18:0010月9日(日) 福岡・福岡サンパレスOPEN17:00 / START18:0010月10日(月・祝) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホールOPEN17:00 / START18:0010月18日(火) 静岡・アクトシティ浜松大ホールOPEN17:00 / START18:0010月19日(水) 静岡・アクトシティ浜松大ホールOPEN17:00 / START18:0011月1日(火) 宮城・仙台サンプラザホールOPEN17:00 / START18:0011月7日(月) 群馬・ベイシア文化ホール(群馬県民会館)大ホールOPEN17:00 / START18:0011月13日(日) 長野・ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)OPEN17:00 / START18:0011月19日(土) 新潟・新潟県民会館OPEN17:00 / START18:0011月20日(日) 新潟・新潟県民会館OPEN17:00 / START18:0011月24日(木) 石川・本多の森ホールOPEN17:00 / START18:0011月28日(月) 和歌山・和歌山県民文化会館大ホールOPEN17:00 / START18:0011月30日(水) 兵庫・アクリエひめじ大ホールOPEN17:00 / START18:0012月5日(月) 東京・東京ガーデンシアターOPEN17:00 / START18:0012月6日(火) 東京・東京ガーデンシアターOPEN17:00 / START18:0012月19日(月) 大阪・グランキューブ大阪メインホールOPEN17:00 / START18:0012月20日(火) 大阪・グランキューブ大阪メインホールOPEN17:00 / START18:0012月26日(月) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruOPEN17:00 / START18:0012月27日(火) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruOPEN17:00 / START18:002023年1月7日(土) 東京・東京ガーデンシアターOPEN17:00 / START18:002023年1月8日(日) 東京・東京ガーデンシアターOPEN17:00 / START18:00<リリース情報>BE:FIRST 1stアルバム『BE:1』発売中BE:FIRST『BE:1』ジャケット●【AL(スマプラ対応)】価格:3,300円(税込)●【AL+DVD2枚組(スマプラ対応)】価格:8,800円(税込)●【AL+Blu-ray2枚組(スマプラ対応)】価格:8,800円(税込)●【AL+DVD(スマプラ対応)】価格:4,400円(税込)●【AL+Blu-ray(スマプラ対応)】価格:4,400円(税込)●【BMSG MUSIC SHOP盤(スマプラ対応)】価格:13,200円(税込)【収録曲】01. BF is…Lyrics:SOTA / SHUNTO / MANATO / RYUHEI / JUNON / RYOKI / LEO / SKY-HIMusic:Ryosuke “Dr.R” Sakai / SOTA / SHUNTO / MANATO / RYUHEI / JUNON / RYOKI / LEO / SKY-HIProduced by Ryosuke “Dr.R” Sakai02. Gifted.Lyrics:SKY-HIMusic:Ryosuke “Dr.R” Sakai / Carlo Redl / SKY-HIProduced by Ryosuke “Dr.R” Sakai03. ScreamLyrics:Tiyon “TC” Mack / Tesung Kim / Maxx Song / SUNNY BOY / SKY-HIMusic:Tiyon “TC” Mack / Tesung Kim / Maxx Song / SUNNY BOY / SKY-HIProduced by Maxx Song / SUNNY BOY04. MomentLyrics:LOAR / fofu / SKY-HIMusic:UTA / SKY-HIProduced by UTA (TinyVoice / Production)05. Be FreeLyrics:sty / SKY-HIMusic:Chaki Zulu / sty / SKY-HIProduced by Chaki Zulu06. SoftlyLyrics:HIRO / SKY-HIMusic:Mori Zentaro / HIROProduced by Mori Zentaro07. Betrayal GameLyrics:SKY-HIMusic:eill / Ryo’LEFTY’Miyata / SKY-HIArranger:A.G.OProduced by SKY-HI08. Milli-BilliLyrics:SKY-HIMusic:Kosuke Crane / SKY-HIProduced by Kosuke Crane (INIMI)Co-Produced by MONJOE (INIMI)09. Spin!Lyrics:SOTA / SHUNTO / RYOKI / SKY-HIMusic:SOURCEKEYProduced by SOURCEKEY10. Move OnLyrics:SKY-HIMusic:SUNNY BOY / SKY-HIProduced by SUNNY BOY11. Brave GenerationLyrics:Novel Core / SKY-HIMusic:KM / Novel Core / SKY-HIProduced by KM12. Grateful PainLyrics:SOTA / SHUNTO / MANATO / RYUHEI / JUNON / RYOKI / LEO / SKY-HIMusic:SOURCEKEY / SOTA / SHUNTO / MANATO / RYUHEI / JUNON / RYOKI / LEOProduced by SOURCEKEY13. Shining One (Re-recorded)Lyrics:Satoru Kurihara -Jazzin’park- / SKY-HIMusic:☆Taku Takahashi / Satoru Kurihara -Jazzin’park- / SKY-HIProduced by ☆Taku Takahashi (m-flo / block.fm)14. MessageLyrics:eill / Matt Cab / MATZ / SKY-HIMusic:eill / Matt Cab / MATZ / SKY-HIProduced by Matt Cab / MATZ15. Bye-Good-ByeLyrics:sty / SKY-HIMusic:Chaki Zulu / SKY-HIProduced by Chaki ZuluBE:FIRST「Scream」MVBE:FIRST「Scream」Dance PerformanceBE:FIRST「Scream」Behind The ScenesBE:FIRST「Scream」Dance Practice商品詳細:購入リンク:特設サイト:関連リンクBE:FIRST Official Website Twitter Facebook TikTok YouTube Channel
2022年09月24日米津玄師が、9月23日に開幕した約2年半ぶりとなるアリーナツアー『米津玄師 2022 TOUR / 変身』にて、新曲「KICK BACK」をフルサイズで初披露した。本楽曲は、TVアニメ『チェンソーマン』(10月11日(火) スタート)のオープニングテーマとして書き下ろされ、楽曲アレンジを常田大希(King Gnu / millennium parade)と共同で実施。さらに、モーニング娘。の「そうだ!We’re ALIVE」をサンプリングしている事も話題を集めている。これまで楽曲の一部しか公開されていない中での初フルサイズ披露ということで、会場は大きな盛り上がりを見せた。「KICK BACK」は、現在同曲の一部が流れる『チェンソーマン』のPVが公開されているほか、米津玄師と常田大希によるコメントが上映された同アニメのワールドプレミアもアーカイブ配信されている。米津玄師のアリーナツアー『米津玄師 2022 TOUR / 変身』は、10月末までに東京・大阪・兵庫・愛知・埼玉の全国5会場10公演を回る予定だ。『チェンソーマン』本予告■TVアニメ『チェンソーマン』ワールドプレミアアーカイブ配信(※米津玄師、常田大希によるコメントも上映)日時:9月19日(月・祝) 20:00~20:30頃出演:戸谷菊之介(デンジ役)/ 楠木ともり(マキマ役)/ 坂田将吾(アキ役)/ ファイルーズあい(パワー役)/ 中山 竜(監督)/ 野田クリスタル(MC)配信期間:MAPPA YouTubeチャンネル / ニコニコ生放送 9月26日(日) 23:59までAbemaTV. 9月26日(日) 20:30まで配信リンク:MAPPA YouTubeチャンネルニコニコ生放送※本編の配信はございません。<ツアー情報>『米津玄師 2022 TOUR / 変身』※終了分は割愛9月24日(土) 東京・東京体育館開場 15:30 / 開演 17:0010月4日(火)・5日(水) 大阪・大阪城ホール開場 16:30 / 開演 18:0010月8日(土)・9日(日) 兵庫・神戸ワールド記念ホール開場 15:30 / 開演 17:0010月18日(火)・19日(水) 愛知・日本ガイシホール開場 16:30 / 開演 18:0010月26日(水)・27日(木) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場 16:30 / 開演 18:00詳細はこちら:<番組情報>TVアニメ『チェンソーマン』2022年10月11日(火) 24:00よりテレビ東京系6局ネットにて放送開始(テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ九州放送)【配信情報】2022年10月11日(火) 25:00よりPrime Videoにて最速配信2022年10月12日(水) 25:00より各プラットフォームにて見逃し配信【スタッフ】原作:藤本タツキ(集英社『少年ジャンプ+』連載)監督:中山竜脚本:瀬古浩司オープニングテーマ:米津玄師「KICK BACK」挿入歌:マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」エンディングテーマ:ano「ちゅ、多様性。」/ Eve「ファイトソング」/ Aimer「Deep down」/ Kanaria「大脳的なランデブー」/ syudou「インザバックルーム」/ 女王蜂「バイオレンス」/ ずっと真夜中でいいのに。「残機」/ TK from 凛として時雨「first death」/ TOOBOE「錠剤」/ Vaundy「CHAINSAW BLOOD」/ PEOPLE 1「DOGLAND」/ マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」【キャスト】デンジ:戸谷菊之介ポチタ:井澤詩織マキマ:楠木ともり早川アキ:坂田将吾パワー:ファイルーズあい姫野:伊瀬茉莉也東山コベニ:高橋花林荒井ヒロカズ:八代拓岸辺:津田健次郎公式サイト:公式Twitter:米津玄師 関連リンクオフィシャルHPチャンネル
2022年09月24日人気イラストレーター・カナヘイがキャラクター原案を務めるアニメ『ちみも』の最終回直前を記念して、ニコニコ動画にて1話から11話までを振り返る一気見スペシャルが本日9月24日(土) の19時より配信されることが決定した。『ちみも』は、『ピスケ&うさぎ』『鬼滅の刃』コラボスタンプほか数々のかわいいイラストを手掛けるカナヘイと、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を制作するシンエイ動画がはじめてタッグを組んだ作品。神月柚莉愛、加隈亜衣、能登麻美子、諏訪部順一がメインキャストをつとめることでも注目を集めている。人間界を地獄に変えるためにやってきた地獄さんと魑魅魍魎(ちみもうりょう)の「ちみも」。彼らはその目的を隠しつつ、「むつみ」「はづき」「めい」の三姉妹が暮らす鬼神家に居候することになるが……。強烈個性の三姉妹が繰り広げる笑えてほっこりする日常に、使命をうっかり忘れてしまいそうに。果たして、人間界地獄化計画はどうなるのか。本作は、テレビ東京にて毎週木曜深夜1時30分より、BS朝日にて毎週金曜夜11時より放送中。さらに、各種配信サービスにて毎週金曜0時より順次配信されている。■『ちみも』一気見スペシャル配信はこちら:2022年9月24日(土) 19:00~9月25日(日) 1:00<番組情報>オリジナルTVアニメ『ちみも』テレビ東京にて毎週金曜1:30~ 放送中BS朝日にて毎週金曜23:00~ 放送中各種配信サービスにて毎週土曜0:00~ 順次配信中※配信サービスにより、配信日時などが変更になる場合がございます。キャラクター原案:カナヘイ監督:ぴのあるとアニメーション制作:シンエイ動画【キャスト】鬼神めい:神月柚莉愛鬼神はづき:加隈亜衣鬼神むつみ:能登麻美子地獄さん:諏訪部順一公式サイト:
2022年09月24日新年の恒例公演「サントリーホール ニューイヤー・コンサート」が3年ぶりに開催される。サントリーホールのニューイヤー・コンサートは1988年に始まったクラシック愛好家の恒例行事のひとつ。2021、22年はコロナ禍による入国制限の影響により公演がなかったが、2023年はウィーン・フォルクスオーパー交響楽団を再び迎えて開催される。当日は、日本のニューイヤー・コンサートには初登場のディーヴァ、エリーザベト・フレヒル、ニューイヤー・コンサート常連のテノール、メルツァード・モンタゼーリらが出演。2020年に引き続き、ヴァイオリンの弾き振りでもお馴染みのオーラ・ルードナーが指揮を務める。キユーピー スペシャルサントリーホール ニューイヤー・コンサート 2023ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団2023年1月1日(日・祝) 14:00開演(13:00開場)1月2日(月・休) 14:00開演(13:00開場)1月3日(火) 14:00開演(13:00開場)各日とも13:20からプレコンサートありサントリーホール 大ホール【出演】ソプラノ:エリーザベト・フレヒルテノール:メルツァード・モンタゼーリ指揮&ヴァイオリン:オーラ・ルードナーウィーン・フォルクスオーパー交響楽団バレエ・アンサンブルSVOウィーン■チケット情報
2022年09月24日9月23日、現在開催中の「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」で、青山真治監督特集として『月の砂漠』が上映。本作に出演した女優のとよた真帆がゲストとして登壇し、作品の裏話や青山監督との思い出を振り返った。2001年公開の『月の砂漠』は、学生時代にITベンチャーとして大成功収め、時代の寵児となった男・永井恭二(三上博史)が、崩壊してしまった家庭を取り戻すために、あることを男娼のキーチ(柏原収史)に頼むことから起こる騒動を描く。永井の妻・アキラ役として出演しているとよたは、本作がきっかけで青山監督と出会い、のちに結婚をしている。最初の出会いについて「監督の作品はこれまで観ていたのですが、容姿を知らなかった」と語ると「初めて顔合わせをしたとき、腰まで髪の毛があって、まずびっくりしました」と当時を振り返る。続けてとよたは「若いころは、少し変わった人に惹かれるところがあって、もうその髪型を見ただけで、つかみはOKみたいな」と笑うと「そんな奇抜な感じなのに、家族の崩壊と再生みたいなテーマを当時30代で描くということで、どんな人なんだろうという興味が沸いたんです」と語る。とよたが初めて経験した青山組は、スタッフ一人一人がプロフェッショナルな現場だったという。「皆さんが青山の求めているものを作ろうと、完璧を目指している。その意味でとても緊張感があるんです」と述べると「とても尊敬できるスタッフさんとの仕事、自分もしっかり整えて臨まなければと意識が高くなるんです」と独特の雰囲気だったことを明かす。青山監督の演出面について、とよたは「とても間合いを大切にする監督。私は性格的にせっかちで、芝居もせっかちになりがちなのですが、青山監督は音楽のようにシーンを撮っている人なので、間については結構細かく言われました」と回顧する。今年3月21日に逝去した青山監督。2002年の結婚後、20年という歳月を共に過ごしてきたとよたは「家ではアイデアレベルで、企画の話などもしていました。ただ青山って自分の頭のなかにたくさん思いがあっても、軽く言葉にしない人。彼が亡くなったあと、パソコンのなかに企画がたくさん入っていて、いまスタッフと形にしている最中なのですが、知らない作品の企画もたくさんありました」と語る。常に青山監督は、映画のことを考えているような人だったというとよた。自身もものすごく観察されていたという意識があったようで「結婚してからの作品では、私たち親族の話が取り入れられているなというシーンも見受けられました」と述べると「でもそういったところを含めて面白がらないと。20年、飲んだくれて道端で寝ていて近所から『まほさん、大変だよ』と言われようが、それも楽しむような夫婦生活でした」と笑っていた。とにかく“映画”という文化に熱い思いを持っていたという青山監督。とよたは「私の口から言っていいのか分かりませんが、これまで青山が撮りたいと思っていた映画が、何本もダメになっている。20年間の間には、本当に撮ってもらいたい作品もありました」と苦難も多かったことを明かすと「青山の作品では、私は『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』が好きでした。見えない音や波動が、人の精神や病を治していく表現がとてもいい。作品が完成したとき、嬉しかったと同時に『ちょっとでいいから出たかったな』と言ったのを覚えています」と裏話を披露する。そのとき無言だったという青山監督。とよたは「そういう意味でとても潔い人でありシビアな人。この映画には『真帆の役がない』ということなんですよね」と、すべては作品のためにという人柄だったことを明かす。現在、青山監督が最後に撮ろうとしていた作品でキャスティングプロデューサーを務めているというとよた。青山監督の脚本のもと、新しい監督で作品は進んでいく予定だという。取材・文・写真:磯部正和■「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」最終日9月25日(日) に、PFFアワード受賞5作品を国立映画アーカイブで上映!国立映画アーカイブにて■「PFFアワード 2022」入選16作品を10月31日(月) までオンライン配信中DOKUSO 映画館
2022年09月23日EXILE、三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典が、10月12日(水) にリリースする1stアルバム『The Chocolate Box』より「Only One For Me」を9月26日(月) にデジタル先行配信し、同日0時にMusic Videoを公開することを発表した。アルバムリード曲でもある「Only One For Me」は、ミドルテンポで心地よいトラックサウンドに温かみのあるトップラインが調和された人情味あふれるチルナンバー。ファンに対する感謝の想いを込めて自ら作詞した同曲では、ファンの様々な人生をイメージしながら自身がこれまで経験してきたことや、感じてきたこと、価値観などを投影して普遍的な愛を謳っている。併せて公開されるMVは、広大な大自然の中で親子や兄弟姉妹、友達、外国人など様々なキャストを迎え入れ、愛をテーマに色々なシチュエーションで撮影された心温まる作品になっている。■岩田剛典 コメントこのアルバムを聴いてくださった全てのファンの皆さんに贈りたい楽曲です。ファンの皆さんの様々な人生をイメージしながら、自分のこれまでで感じてきた経験や価値観を投影しつつ、普遍的な愛を歌詞にしました。僕からのファンの皆さんへの想いを込めた楽曲でもありますが、親子や夫婦、友達や恋人など、心の中に大切な人がいる全ての方に聴いて頂きたい楽曲です!「Only One For Me」MV※9月26日(月) 0:00〜プレミア公開<配信情報>「Only One For Me」2022年9月26日(月) 配信リリース配信リンク:<リリース情報>1st Album『The Chocolate Box』2022年10月12日(水) リリース『The Chocolate Box』ジャケット●初回生産限定盤(BOX仕様 / 98Pフォトブック付き)形態:CD+Blu-ray価格:5,500円(税込)【初回封入特典】・『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 "THE CHOCOLATE BOX"』チケット先行抽選応募シリアルナンバー封入・オンラインイベント抽選応募シリアルナンバー封入・トレーディングカードA(全4種中1種ランダム)封入●通常盤(紙ジャケ仕様)形態:CD Only価格:3,300円(税込)【初回封入特典】・『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 "THE CHOCOLATE BOX"』チケット先行抽選応募シリアルナンバー封入・オンラインイベント抽選応募シリアルナンバー封入・トレーディングカードB(全4種中1種ランダム)封入●EXILE TRIBE FAMILY / LDH official mobile会員&mu-mo shop限定盤(完全数量限定 / 12inchアナログジャケット仕様)形態:CD+ダミーレコード+イラストカード価格:6,600円(税込)【初回封入特典】・『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 "THE CHOCOLATE BOX"』チケット先行抽選応募シリアルナンバー封入・オンラインイベント抽選応募シリアルナンバー封入・トレーディングカードC(全1種)封入【CD収録】※全形態共通01. Only One For Me02. Ready?03. Keep It Up04. 言えない05. Deep Dive06. Monday07. Can’t Get Enough08. Rain Drop09. The Way10. Distance11. Let Me Know12. korekara【Blu-ray収録】※初回生産限定盤のみ・Only One For Me -Music Video-・Ready? -Music Video-・Let Me Know -Music Video-・korekara -Music Video-・Ready? -Performance Video-■『Takanori Iwata 1st Fan Meeting "Be My guest"-vol.0-』・korekara -Live ver.-・Distance -Live ver.-・Let Me Know -Live ver.-and more...『The Chocolate Box』PKG予約リンク: / Pre-Order:<配信情報>「Ready?」配信中配信リンク:「Ready?」配信ジャケット<ツアー情報>『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 "THE CHOCOLATE BOX"』『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 "THE CHOCOLATE BOX"』ビジュアル■広島公演11月9日(水) 上野学園ホール開場 18:30 / 開演 19:00■宮城公演11月12日(土) 仙台サンプラザホール開場 17:45 / 開演 18:30■兵庫公演11月14日(月) 神戸国際会館こくさいホール開場 18:15 / 開演 19:00■福岡公演11月18日(金) 福岡サンパレス開場 18:15 / 開演 19:00■北海道公演11月22日(火) カナモトホール(札幌市民ホール)開場 18:15 / 開演 19:00■大阪公演11月26日(土) オリックス劇場開場 17:15 / 開演 18:0011月27日(日) オリックス劇場開場 16:45 / 開演 17:30■東京公演12月13日(火) 東京ガーデンシアター開場 18:00 / 開演 19:00■新潟公演12月16日(金) 新潟県民会館開場 18:15 / 開演 19:00■愛知公演12月27日(火) 名古屋国際会議場センチュリーホール開場 18:15 / 開演 19:00【チケット料金】全席指定:10,450円(税込)応援グッズ付きチケット(全席指定):12,850円(税込)※ペンライト付き※年齢制限:6歳以上有料、5歳以下入場不可※託児所:無し【券売スケジュール】■アルバム封入先行10月12日(水) 15:00~10月16日(日) 23:00■一般先行10月3日(月)■一般発売10月22日(土)関連リンクTwitterチャンネル
2022年09月23日Deep Sea Diving Clubが、新曲「Left Alone feat.土岐麻子」を9月28日に配信リリースすることが決定した。「Left Alone feat.土岐麻子」は、数々のタイアップソングの歌唱、ジャンルを問わず多方面での活躍を魅せ、自身の作品でもロングセラーを果たしているシティポップ界の象徴的な存在である土岐麻子とタッグを組んだ楽曲。配信に先駆けて、Apple MusicではPre-Add、SpotifyではPre-Saveがスタートしている。2019年に福岡で結成されたDeep Sea Diving Clubは、谷颯太(Gt./Vo.)、出原昌平(Ds./Cho.)、鳥飼悟志(Ba./Cho.)、大井隆寛(Gt./Cho.)からなる4人組バンド。メンバー全員が曲作りを担当し、ロック、R&B、ジャズなどジャンルレスな音楽性、メロウでフリーキーな作風が特色となっている。■谷颯太(Deep Sea Diving Club) コメント死滅回遊魚をご存知でしょうか?彼らは暖かい潮流に誘われてやってくる魚のことで、たどり着いた地で冬を越せずにその生命を終えますタイドプールという潮の満ち引きで生まれる限定的な海岸を彷徨う様に泳ぐ彼らはまるで行き場を失った恋人達みたいだな、と思い筆を取りましたそして鮮やかな夏から物悲しい秋へと移ろうこの季節も心が離れていく恋人そのものにみえますこの独特の淋しさを土岐麻子さんの優しい歌声と共にとびきりのダンスビートに乗せました浸るもよし、踊るもよしです■土岐麻子 コメント彼らのドラマチックでワクワクする音楽は「TENJIN」を飛び越え、あらゆる街で愛されることになるだろうと信じています。今回私は作詞と作曲から参加することが出来ました。まるでこの素晴らしいバンドの一員になったような気持ちで、とても嬉しいです。<リリース情報>Deep Sea Diving Club デジタルシングル「Left Alone feat.土岐麻子」9月28日(水) 配信リリースDeep Sea Diving Club「Left Alone feat.土岐麻子」ジャケットPre-Add / Pre-Saveリンク:<ライブ情報>【from now on】~club vijon 20th anniversary~10月7日(金) 大阪・北堀江club vijon出演:ENFANTS / Deep Sea Diving Club / maruship / 不眠旅行(O.A.)MINAMI WHEEL 2022大阪・心斎橋エリア※Deep Sea Diving Clubは10月8日(土) に出演CRAFTROCK CIRCUIT ’22東京・吉祥寺エリア※Deep Sea Diving Clubは11月13日(日) に出演関連リンクYouTube::::
2022年09月23日東京ディズニーリゾート内に位置する舞浜アンフィシアターにて10月23日(日) より開幕する劇団四季のディズニーミュージカル『美女と野獣』の稽古場取材会が劇団四季芸術センターで行われ、演出・振付のマット・ウェストをはじめ、ベル役候補の五所真理子と平田愛咲、ビースト役候補の清水大星と金本泰潤が抱負を語った。ディズニーが演劇ビジネスに初進出した作品としても知られる『美女と野獣』だが、今回の公演では、舞台美術が一新され、台本・演出もリニューアル。ウェストをはじめ、28年前のブロードウェイ初演に関わった初期のクリエイティブスタッフたちが“再構築”した『美女と野獣』は、上海ディズニーリゾートで2018年~2020年に上演されており、今回の日本公演もこのバージョンを踏襲している。「根底にあるのは、表面に惑わされず、本質を見抜くことの大切さ。そんな普遍的なメッセージがあるからこそ、『美女と野獣』は上演のたびに、アップデートされるべき作品なのです」と語るウェスト。自身にとっても「大事なプロジェクトであり、何度でも挑みたい作品。20数年間関わっていますが、常に進化し、“完成”はありません」と強い思い入れを示した。演出・振付のマット・ウェストまず、稽古で披露されたのは、町の人々が、読書に夢中なベルのことを変わった娘だと噂するナンバー「変わりもののベル」。そして、ベルに結婚を断られたガストンを、お付きのルフウと酒場の客たちが褒めたたえ、元気づけるナンバー「ガストン」だ。ともに多数のキャスト、ダンサーが迫力のアンサンブルを披露するナンバーで、特に「ガストン」では計18名のキャストが、ビールのジョッキを打ち鳴らすパフォーマンスに目を奪われる。「ガストンは乱暴者という設定で、ルフウに暴力を振るう描写もあった。それが二人の仲の良さを表現する手段でもあったのです。20数年前なら、そういう動作も面白いと受け止められたが、時代が変わり『舞台で暴力は見たくない』という声も増えてきた。だから、そういった描写は変更している」(ウェスト)。台詞や描写など、常に検証を重ね、現代的なアレンジに果敢に挑む姿勢からも、「常に進化し、“完成”はありません」という言葉の説得力がうかがえる。言い換えれば、どんなアレンジを加えようと、『美女と野獣』という作品、そしてキャラクターに揺るぎない普遍性と魅力がある証しなのだ。稽古で披露された3曲目は、誰もが知る名曲「美女と野獣」。初めて夕食を共にするベルと野獣の様子を見守りながら、ミセス・ポットが恋する者たちの気持ちを歌うナンバーだ。さらに日本公演では初登場となる新曲「チェンジ・イン・ミー」も、ファンにはうれしいポイント。野獣の城を出て、父・モリースの元に戻ったベルが、野獣との交流を経て感じた自らの心の変化を歌うナンバーが、『美女と野獣』の新たな魅力を引き出す瞬間を見逃さないでほしい。ベル役の五所は「マットさんや、ディズニーの方々が大切にしているものを肌で感じながら、稽古ができるのは幸せ。今までにない経験になっています。私自身はなるべく透明な存在で、お客様には、私を通して、キャラクターを色鮮やかにチャーミングに見せられれば」と抱負を語り、「ビーストと孤独でつながる図書館のシーンが好き」とお気に入りのシーンも明かした。同じくベルを演じる平田は「『チェンジ・イン・ミー』が追加されたことで、少女から大人に成長する姿が、より共感しやすくなっている」。また、「マットさんが、私たちの意見を取り入れてくださることもあり、一緒に作っていける作業は夢のような時間。稽古のたびに、トライしたいこともあり、毎回変わっていくので、きっと初日以降も進化するはず」と期待を寄せていた。「衣装を着てみたら、想像以上に重くて。獣っぽく見せることも含めて、慣れるまで物理的な挑戦が続きそう。同時に、ビーストでも王子でもなく、一人の人生と成長をいかに見せるかが内面的な挑戦になっている」と語るのは、ビーストを演じる清水。金本も「獣であり、プリンスである。あの塩梅を研究し、オーバーになり過ぎないよう、トレーニングしている。演出の意図をくみ取って、自分の体に落とし込んで、届けていきたい」と闘志を燃やした。取材・撮影・文=内田涼<公演情報>ディズニーミュージカル『美女と野獣』舞浜公演2022年10月23日(日) 開幕ロングラン上演予定会場:舞浜アンフィシアター(東京ディズニーリゾート内ディズニーアンバサダーホテル横)問い合わせ:劇団四季ナビダイヤル 0570-008-110
2022年09月23日ダンス&ボーカルユニットONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)が9月5日に新曲「Step Up」を配信リリースしました。7月には初の海外でのライブも成功させ、常に新たな挑戦を続けている彼らの新曲は聴く人の背中を押すようなエールソングとなっています。そんな楽曲の魅力のほか、6人の今年の夏について、そして、今の「ワンエン」の魅力についてたっぷりとお聞きしました。メンバーが「Step Up」したな、と思うことは?左から)KENSHIN、REI、TETTA、HAYATO、NAOYA、EIKU――とても爽やかな今回の新曲「Step Up」。まずはコンセプトをお聞かせください!HAYATOポジティブな歌詞なんですけど、夢や目標に向かって挑戦する人たちに向けてエールを送れたらな、という気持ちを込めています。ゴールに向かって、着実に少しずつでもいいから進んでステップアップしていこうという思いもありますね。――「Step Up」の楽曲の魅力はどういったところになるでしょう?EIKUONE N’ ONLYの中では、初のロック調のサウンドです。歌詞も、HAYATOが言ってくれたように、少しずつ夢に向かって進んでいく人たちへのエールソングとなっているので自分自身も勇気をもらえる楽曲ですね。ライブでも今はできないですけど、一緒に声を出したりとか、SWAG(ONE N’ ONLYのファンの呼称)と一緒に盛り上がれる曲だな、と思います。――最初、聴かれたときの印象はいかがでしたか?EIKU誰しもが小さくても夢を持っていると思うし、僕らもアーティストとしてやっていく上でいろんな不安もあるんですけど、すごくエールをストレートに伝えていて。今回『デュエル・マスターズ WIN』のOPテーマ曲ということで、お子さん達も聴くと思うので、この曲でエールを送れたらなという思いはありますね。――アニメのタイアップは初めてなんですよね。KENSHINそうですね。僕らの世代でやってたメンバーも多いですし、このタイアップをきっかけに僕らのことを知らない方々にもONE N’ ONLYを知ってもらえたら嬉しいです。この曲は、それこそ小学生の子たちも聴くと思うんですけど、小学校の頃ってみんないろんな夢があったと思うんですよ。宇宙飛行士とかパイロットとか。この歌詞でも、「僕らはDreamers dreamers」という歌詞があるんですけど、夢を見るのは素敵なことだと思うし、いろんな夢に向かって頑張りたい、と思っている子供たちに、僕らお兄さんたちからエールを送れたらいいなという思いもあります。――ダンス面ではいかがでしょう?みなさんも真似できたりとか。HAYATOサビでは手を結構回すんですけど、難しいということじゃなくて、わりと振り付け全体的に遊び心があるというか、ライブで盛り上がるのを想定した振り付けになっています。ファンの皆さんも、一緒にペンライトを振ってもらいたいですね。――新曲のタイトルが「Step Up」ということで、最近、皆さんがパフォーマンスでStep Upしたな、と思うところを教えてください。TETTA歌ってるときの仕草とか、手振り、手数は意識してます。日頃からいろんなアーティストの方のパフォーマンスを見たり、意識してやったりはしているので、自分の中のレパートリーが前より広がった感じはしてます。ステップアップしてるかどうかは分からないですけど。HAYATOしてるよ。TETTAあざーっす(笑)。HAYATO僕は前より曲の世界観に入り込めるようになったんじゃないかな。最近で言うと、ツアーで全部セトリを並べたときのバランスというか、流れみたいなのもライブによって違うので、流れを解釈して、より世界観に入り込んだりすることは意識的にやっています。前のライブよりもそういう面ではステップアップしていたいな、と思いますね。NAOYAいい意味で、いろんなことを考えながら、パフォーマンスできるようになったと思います。最近は落ち着いて余裕を持てるようになったというか。そこはステップアップかな。REI前よりはライブで冷静にいられるようになったかな、って。自分でやっててわかるんですけど、人前に立つと意外と慌てちゃうんですよ。でも前より、自分らしくいられるようになってきたというか、少しずつですけど、そのきっかけを掴んだかなと思って。5年ぐらいライブやって、やっとそうなれたって感じです。技術的な部分はもちろん大事ですし、今後も伸ばしていかなきゃいけないんですけど、まずはこれをきっかけに来年はもっともっと冷静にやれるようになりたいですね。KENSHIN今年の夏はいろいろイベントに出て、一つひとつのステージを経て、ちょっとステップアップしてるな、っていうことは感じています。ブラジルでライブやったり、夏イベントに出たり、エビライがあったり、春ツアーだったりとか、今度は秋ツアーもあります。そのたびに一歩一歩成長しているのかな、ということは感じることもあったりして。お客さんにどうやったら楽しんでもらえるか、どういうふうにやればこの曲が伝わるのかとか、周りから見て、自分がどう見えてるのかな、とか。自分がどうあるべきとか、周りを俯瞰して見る、とか総合的にですけど、ステップアップしてるかな、と思いますね。前は自分の気持ち先行な部分があったんですけど、そこに+αで、客観視ができるようになってきたかな、と。まだまだですけど。EIKU曲の世界に浸れるようになったな、と思ってます。1曲1曲、役作りというか、素を見せないように気をつけてるんです。明るい曲は素を見せたりするんですけど、「YOUNG BLOOD」とか「Shut Up! BREAKER」とか攻撃的な曲は、みんなに心でメッセージが伝えられるように、自分の中の役になりきってやってます。そこはより、ライブを積み上げていって、どんどんステップアップしているな、と思いますね。この3年の成長を見せたかった――KENSHINさんからも夏のイベントについてお話がありましたが、今年の夏についてお伺いしたいな、と思います。まずは3年ぶりの『EBiDAN THE LIVE 2022 ~EBiDAN AWARDS~』はいかがでしたか?HAYATO開催できて本当に良かったな、と思います。エビライと言ったら毎年、年に1回行われる大きなイベント、というイメージがあったんですけど、ここ最近はできていなくて。久々のエビライだったのと同時にDISH//さんの卒業という2つの意味で特別でしたね。――グループのパフォーマンスとしてはどうでしょう?HAYATO僕たちはいつもエビライを見ているみんなをファンにするぞ、という意気込みでやってるんですけど、今回はこの3年の成長をEBiDANのファンの皆さんに知ってもらうことを目標に、1日目と2日目でイメージの違うセトリで、ワンエンらしさをアピールしました。シャッフルも全員出演していて、ワンエンとしてもかなり、爪痕を残したんじゃないかな、と思ってます。あとは先輩たちのライブを見てすごく刺激をもらって、改めてEBiDANの絆、団結力を感じましたね。――シャッフルのお話もぜひお聞きしたいな、と思いまして。GIRAGIRA★DRAGONにはKENSHINさんが颯さん役で、EIKUさんが彪馬さん役、HAYATOさんがジャンさん役でしたが……。EIKU楽しかった。KENSHIN楽しかったね。颯くん役だったんですけど、結構プライベートでも仲良くさせてもらっていて。今回、スパドラのメンバーが誰役を誰がやるか、推薦ということだったんですけど、颯くんから「颯役をやってほしい、頑張ってね」って言ってもらって、より嬉しかったです。よし、頑張ろう!って思えました。「Untouchable MAX」という曲も激しいダンスナンバーですけど、それを颯くん役でできたのは、すごく幸せでしたね。EIKU僕はエビライに出演させてもらえるようになってからシャッフルへの出演は皆勤賞なんですけど、スパドラさんは2回目でした。今回、個人的にもパフォーマンスが好きな彪馬くん役で。ダンスも歌も色気があるというか。そういうところもすごくリスペクトしてますし、好きだからこそ彪馬くん役やれてよかったな、って思いましたね。僕なりに表現したんですけど、曲自体もすごく激しくて、最後とかめちゃくちゃダンスで魅せる曲で。かなり気合い入れてできました。HAYATO「Untouchable MAX」は僕も好きな曲だったので、嬉しかったですね。あと、ジャンくんがラップ担当なので、そこをできてすごく楽しかったです。シャッフルは他のグループの振り付けとか歌を歌うのが醍醐味だな、と思っていて。こんな感じでやってるんだとか、こんな激しい曲なんだ、ということが体感できたのでよかったですね。――HAYATOさんは弟のFUMIYAさん(BUDDiiS)も一緒でしたね。HAYATOあっ、そうですね。弟と一緒のグループになった気分が味わえて新鮮でした。KENSHIN初めてじゃない?エビライ、シャッフルで兄弟一緒にってあんまり聞いたことない。HAYATOそうそう。――SNSでも話題になっていましたよね。HAYATOそうですね。反応していただいて嬉しいです。――並んでパフォーマンスしていらっしゃる場面も。HAYATOそうなんですよね、位置が近かったりする場面もあったんで。本当に何か不思議なひとときでした。――REIさんは「超快適」でリョウガさん役を。REIそうですね、超特急さんのガリガリ担当をワンエンのムチムチ担当がやった、ということで、ひたすら衣装が破けないかハラハラしていました(笑)。ちょっと危なかったです。初めてEBiDAN THE LIVEを見たときはやっぱり超特急さんはすでに大きいステージを何度も経験されてて、ずっとすごいな、と思って観てた方たち。超特急さんのシャッフルは1回もやったことなかったので、最初はすごい役が来てしまった、とちょっとビビッちゃってたんです。でも、一緒になったシャッフルユニットの洸希くんとか、太智くん、雅哉くん、MORRIEもそうだったんですけど、みんな優しいし、団結力がありましたね。本当にいい環境でやらせてもらえたなって思います。――練習のときは結構5人で話し合ったんですか?REI一緒に練習することはそんなになかったんですけど、最後の方で5人集まったときに良い雰囲気だったので、それがよかったですね。いいクオリティでできたと思います。――「HOT M!LK」では山中柔太朗さん役をNAOYAさんが。NAOYA「恋がはじまる」は柔太朗の曲と言っても過言ではないぐらい柔太朗が目立つ曲だったので、最初は「マジか~」と思いました。でも、やってみたらめちゃくちゃ楽しくて、気持ち良かったですね。本当にワンエンとは全然違っていて、もうザ・王道なキラキラした感じ。みんなでサビをユニゾンで歌ったりとか、衣装が独特で、面白かったなっていうのもあって。メンツもみんな仲良くて、今回こういう状況下もあってリハーサルがほとんどなかったんですけど、みんなでとりあえず楽しむことに重点を置いてやりました。終わった後は達成感というか、よかったなあと思いましたね。KENSHINウインクもしてね。NAOYAウインクもね、したね(笑)。そこも柔太朗のキメがあって、好きなことやっていいよ、個性出していいよ、って言われていたんですけど、普段そういうことしないんで、やろうと思って。――思わず声が漏れてしまった人も多いと思います。NAOYAそうですね、そこはかっさらっていきましたね(笑)。だから結構楽しかったです。シャッフルってやっぱりいいなって思いました。――TETTAさんはいかがでしたか?今回はDISH//の北村匠海さん役でしたが。TETTAやっぱり嬉しいですね、尊敬する先輩の役をやらせていただいて。DISH//さんが卒業ということで、おそらく最後のシャッフルユニットになるんじゃないかということで、めちゃくちゃプレッシャーもあったし、相当緊張もしたし、不安もあったんです。でも、一緒になったメンバーが去年のシャッフルユニットのときから一緒だったそのしゅん(曽野舜太)や壮吾、原因は自分にある。の光咲も普段から喋るので、わりと話しやすくて、みんなで話し合ったりして、だいぶ気持ちに余裕ができたのはありました。個人的には、DISH//さんに敬意を持ってやりたいな、という気持ちがあったので、最後に一言、言いたいって、メンバーに自分から相談してメッセージを言わせてもらいました。でも、後から映像みたら、生徒が先生に言っているみたいでちょっと恥ずかしかったです(笑)。あと、実は衣装が、サイズ的に僕は匠海くんじゃなくて、大智くんの衣装を、匠海くんの衣装をそのしゅんが着ていた、という裏話も(笑)。初の海外でのライブ。現地の熱を感じられた――他の夏のイベントについてもお聞きしたいな、と。今年は、SUMMER STATION、千葉ロッテマリーンズ公式戦の試合前スペシャルライブ、BUZZ-UP、そして、ブラジルのサンパウロで行われた『Anime Friends 2022』もありました。TETTAすごいな。KENSHIN濃い(笑)。――やっぱり、ブラジルのお話は伺いたいな、と。HAYATO初の海外ライブということでやっぱり印象に残っていますね。飛行機で約30時間かけて行って、全部初めての体験だったんですけど、SNSを通して応援してくれている方たちが実際にライブを観に来てくれているんだ、ということを自分の目で確認することができたので、すっごく嬉しかったです。ワンエンの曲もめっちゃ歌って、盛り上がってくれたので、本当に行ってよかったな、って思いました。――やっぱり日本と盛り上がりは違いましたか?KENSHINぜんっぜん違いますね。REI違うね。HAYATO日本はコロナ禍で声が出せないのが大きな違いなんですけど、すごく歌ってくれて、叫んだり。TETTA踊ったりもしてくれてたし。HAYATO僕たちにライブを本当に全身で楽しんでいることを伝えてくれている気がして、ライブしててもめちゃくちゃ気合いが入ったし、気持ちよかったです。TETTAたしかに。HAYATO早く日本も声出せるようになってほしいな、って思いましたし、また海外のファンの皆さんに会いたいな、って気持ちが大きくなりました。――盛り上がりもそうなんですけど行かれて、ギャップや驚いたことはありましたか?EIKUリベルダージという日本の商品を売ってる町や、ジャパンハウスっていう日本の文化を伝える施設もあって、すごく日本は愛されてるな、と思いましたし、日本とは真反対のところにある国でも好きになってくれている子がいて、距離は関係ないんだな、って思いましたね。あとフルーツがめちゃめちゃ安くて。イチゴが日本だと1パック500円ぐらいのものが向こうだと100円くらい。それにびっくりしました。フルーツ大好きなんで、嬉しかったです。HAYATOあとびっくりしたのは普通にサンパウロを観光して歩いているときにめっちゃ声かけられて。「ONE N’ ONLY?」みたいな。そんなことあるんだ、って最初信じられなかったですけど、何人にも声をかけられました。TETTA多かったよね。HAYATOファンの方とか、TikTokや、YouTubeを見てくれた方もいたし、友達が好きだからとか、娘が好きだから写真撮ってみたいな人もたくさんいて、めちゃくちゃびっくりしました。えーっ、知ってる人いるの?って。REI日本より声かけられましたね。HAYATOホントそうだよね。TETTA日本では全然声かけられないから(笑)。――ポルトガル語は練習されてたんですか?TETTAHAYATOがめちゃくちゃ勉強してて、ライブでも全部ポルトガル語でMC引っ張ってくれました。発音も良くて、ブラジルの方たちにも伝わっていて、喜んでもらえたと思います。HAYATO全力で答えてくれて嬉しかったですね。拙いポルトガル語だったと思うんですけど。REI僕、MCでHAYATOの隣だったんですけど、ちょっと感動したことがあって。HAYATOが途中、ポルトガル語が飛んじゃって、用意していたメモを見て話そうとしていたんですけど、少し手が震えてたんですよ。俺たちのためにこんなに一生懸命やってくれてるんだ、と思って。HAYATOが本当にそれだけグループを引っ張って頑張ってくれてるんだな、というのが改めて伝わってきて、自分も頑張らなきゃ駄目だな、と思いました。HAYATOせっかくね、30時間かけて行ったら、ちょっとコミュニケーションとりたいな、と思ったんですけど、難しくて。本当に聞き取れないんです。でもボディーランゲージじゃないんですけど、伝わらないなりにもコミュニケーションは取れてたな、というのはありました。――飛行機の時間長かったと思うんですけど、どういう過ごし方されていたんですか?REI『スター・ウォーズ』の1から6をずーーっと観てました。HAYATOシリーズものの映画観れるもんね。NAOYA『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を全部観ました。TETTA僕は寝てて、映画観ようと思ったんですけど、飽きちゃって。HAYATOはははっ!TETTA暇だったからずっとトイレ行ったりしながらCAさんに話しかけてました。HAYATOCAさんと!(笑)。TETTAブラジルのCAさん、かっこいい系で。本当サバサバしてて。英語話せるわけじゃないんですけど、適当に話して、ずっとあしらわれてました。空気のような存在になってた(笑)。HAYATOそれでもめげないメンタルがすごい(笑)。――ブラジルでのライブがこの夏の最初のイベントでそのあと、すぐにSUMMER STATIONがあったんですね。KENSHIN日本のSWAGとようやく会えた、お持たせっていう気持ちがありましたね。いつも以上にみんなも盛り上がってくれて楽しかったです。SUMMER STATIONは大きなイベントだし、以前からいつか出たいな、と思っていたもののひとつなので、出られたのもすごい嬉しかったです。野外で夜帯だったので、それもすごくよかったですね。――ロッテ試合前のスペシャルライブのお話は、ぜひREIさんに。REIそうですね、うーん。KENSHINよかったよ。TETTA泣いてたね。HAYATO泣いてた。REI子どものころ、中日ドラゴンズの本拠地のナゴヤドームが近いこともあって、野球を父さんと観に行ったこともあったし、上京してからも友達と行ったこともあったんですけど……。やっぱり夢を与える場所じゃないですけど、野球って最後までどうなるか分からなくて、張りつめた状況をずっと観ていた球場にまさか自分が立つと思わなかったし。それも応援している千葉ロッテマリーンズの試合で、LIVEができるなんて想像もしなかったので、やっぱりいろいろくるものはありました。選手も見てくれてるんですよね。安田選手も僕たちのライブ見ててくれてて。これはやばいなと思いました。だから少しでも音楽で僕らが千葉ロッテマリーンズを愛してますっていうのを伝えられればいいな、と思って。KENSHINすごく伝わってましたね。ロッテファンの方のTwitterとか拝見したんですけど、「詳しい人がいる」とか、「本当に応援してるメンバーがいるワンエンいいな」とか。今回のことがきっかけでワンエンをいいなって言ってくれるツイートがあってすごく嬉しかったですね。それはREIくんが引っ張ってくれて。REIもう本当は千葉ロッテマリーンズの公式応援団になりたいぐらいの(笑)。しかもメンバーが試合きっかけにめちゃくちゃ好きになってくれて。試合中、みんなで張り付いて観てたんです。HAYATOも「あれ、どうなんの!?」「なんであの判定なの?」ってずっと聞いてくれてて。HAYATO楽しかったですね。KENSHIN楽しかったね~。REI1球、1球で盛り上がってて。それを見ていた外野のロッテファンの方たちも「おー、いいね、ワンエン」みたいな。KENSHINめっちゃ応援してて、最後の方、相手にホームランを打たれた時にみんな茫然としちゃって。TETTAもう自分のように悔しかったですね。KENSHIN本当にそう。REI今度はプライベートでもメンバーと行きたいですし、来年もまたパフォーマンスできたら。そんな光栄なことはないので、頑張っていきたいですね。――続いては……BUZZ UPですね。これはSUPER★DRAGONと一緒だったんですね。KENSHINそうです。僕らがリハやった後にスパドラさんもリハやってたんですけど、実はEBiDANの人たちとイベントで一緒になることがそんなにないから、貴重だなと思ってリハも見させてもらったんです。こういう感じでやってんだとか、みんなで話し合ったりとかしててすごいなあと思いながら見ていました。本番も僕たちのファンの方もたくさんいるし、BLUE(SUPER★DRAGONのファンの総称)の皆さんもたくさんいたし、いろんなアーティストさんのファンの方もいたので、そういう人たちに少しでもワンエンの魅力を知ってもらえたらいいなって思いながら、やらさせてもらいました。楽しかったですね、対バン。――普段とは違う、別のアーティストのファンの方がいらっしゃるとちょっとプレッシャーを感じたり、逆に楽しんだり。TETTA楽しいよね。EIKU知らない方に見てもらえるし。自分たちの名前を知ってもらえる良いきっかけなので。KENSHIN見よう見まねで踊ってくれたりとか、盛り上がってくれるのを見ると嬉しいな、というのはありますね。巻き込みたいんで、僕らは。EIKU気合いも入るよね。意外?ワンエンのかわいいところ――この夏、新たにワンエンと出会った方がたくさんいらっしゃると思うのですが、そういう方々に向けて、改めて今のワンエンの良さを伝えるとしたら、どういうところだと思いますか?TETTA楽曲じゃない?J-POPとK-POPの融合。僕らが日本人で音楽プロデューサーのJUNEさんが韓国人というところが、JK-POPという新しいサウンドを生み出していて、これは僕らの強みでもあり、他にはない楽曲かな、と思うので。それはデビュー当初から信念を持って、ずっとワンエンはこういうものだ、と見せていますし、いずれJK-POPが世に浸透したらいいな、って思います。――これから聴いてくださる方に、「この順番で聴いてほしい!」というセットリストを5曲で作っていただきたいです!ワンエン入門編じゃないですけど。KENSHINエビライでやった曲がいいかな。それこそワンエンを現している「YOUNG BLOOD」とか「What’s Your Favorite?」とか、大人の色気も出せる曲もあれば、「My Love」や「LUCKY」みたいな曲もあります。幅が広いので、そこは僕らの強みかなと思いますね。デビューしてからは「I’M SWAG」とか「Dark Knight」とか、The ONE N’ ONLYという攻撃的な曲で固めたからこそ、今いろいろできるんですよね。今回の「Step Up」はロック調の曲はやったことないけど、歌えているわけだし。幅が広がってるっていう面では、まず「YOUNG BLOOD」。EIKUうん、「YOUNG BLOOD」いいね。KENSHIN入るでしょ。「What’s Your Favorite?」、「LUCKY」、「My Love」……。TETTAあ、「I’M SWAG」もデビュー曲だから入れたい。KENSHINじゃあ、1曲目「I’M SWAG」で、「My Love」で締めましょう。――この夏にワンエンと出会った方には、まずはそのセットリストで、ということで!続いて、今度は皆さんのそれぞれかわいらしいところを教えていただけたらな、と。REIHAYATOはステージのときと違って、プライベートは抜けてる部分があって、そこがギャップというか、いいな、と思います。いい意味でのほほんとしているけど、締めるところは締めるって、リーダーらしいっちゃリーダーらしいんですけど。――最近の、何か抜けてるエピソードがあればぜひ……。REI最近だと……お財布が……ね?消えましたね。HAYATOうん……(笑)。TETTAでも、これ読んでくれてる方が見つけてくれるかもしれないから、言っておかないと!HAYATO(笑)見つかんないよ、もう1カ月経っちゃうから。もう無理。――まるっとカード類も全部?HAYATO(コクリ)NAOYAロッテ試合前ライブの日に。――ええっ!NAOYAずーっとライブ行く前、ギリギリまでいろんなところに電話してて。REIちょっとかわいそう。――お尻のポッケとかに入れてて?HAYATOそうです。NAOYAもう首から下げておいたほうがいいよ。HAYATO首から……!REIあと、いじりにも結構のっかってくれるところも。やっぱりそういうところ、ひとつひとつがグループをいい雰囲気にしてくれているな、と思いますね。HAYATOどうも(笑)。NAOYAEIKUは、みんなでいるときはあんまり感じないんですけど、2人でいるときにめちゃくちゃ弟感があるというか。よく一緒に買い物とか洋服見に行くんですけど、俺が着る洋服を必ず「貸してみ」って言って着てみて「俺の方が似合ってるだろ」って。一同はははっ!NAOYAそれがかわいいというか、弟なんですよ。俺もやり返すんですけど。弟感が出てるからこそ、やり返したくなっちゃうんです。そういうかわいいところがあるのは最近、気がつきました。――EIKUさんは自分が弟感あるな、って思ったり?EIKU自覚は全くないです。でも、姉がいるし、この中で末っ子ですし、自然と出ちゃう。KENSHIN弟感がね、出ちゃうよね。TETTANAOYAは意外と寂しがりやなんですよ。クールそうに見えるんですけど、多分、人が一番好きで。1人よりも人と一緒にいたいっていう感じ。それがどんどん年を追うごとに増していってる。寂しがり屋度が上がっていっていますね。HAYATO確かに(笑)。TETTA今じゃ1人より、誰かしらといたい感じがします。――寂しがり屋、ですか?NAOYAいやー……寂しがり屋っていうか、人といるのが前より好きになりました。一番フッ軽かもしれないです。多分あんまりそうは見えないと思うんですけど。TETTA大体みんなでどっか行くときとかもNAOYAが言い出して。今から行っちゃうかみたいなテンションで。KENSHINノリがいいね。TETTAあと、ここスケジュールあけといて、って言って何か企画したりとか。NAOYAメンバーといるの好きかもしれないですね。――それは本当に良いことですね……。HAYATOKENSHINは結構かわいいところを出してくる。REI出すねー。HAYATOKENSHINは同い年なんですけど、それでもたまにかわいいな、というときがあるんですよね。どういうときだろ?REIえっ?(笑)。僕が思うに、EIKUじゃないですけど、弟感が強い。ものすごく素直なんですよ。僕に何か良かったよって言うときも、真っ先に言いに来るんです。「REIくんあそこよかった、俺びっくりした!」とか、千葉ロッテのときも「REIくんがいたから成り立ったよ、今日のMC!」とか。KENSHINそれ言ったわ、確かに。REI思ったことをパッと言えるんですよね。もちろん、他のメンバーからも嬉しいんですけど、KENSHINが言うと本当にこう思っていたんだな、って感じますし、忖度なしに言ってくるところは本当かわいいな。やっぱ愛される人なんだな、と思います。TETTAあと、俺がお菓子食べてると、「なにそれ?一口ちょうだい!」って言うからあげると「うまい」って言って、次の日から全く同じものを買ってきたりするんです。一同(笑)NAOYAめっちゃ影響されてる。KENSHINそう、メンバーが食べてるものとか聴いてる曲とか、影響されるんですよね。HAYATOしれっと買ってきてるよね。TETTAだからコンビニで買い物してると、KENSHINも同じもの持ってるから、あれっ?俺の?って思うことがある。本当に買ってるものが同じ、みたいなときもありますし。HAYATOかわいいね。NAOYA写真とか撮るじゃないですか、この風景いいな、みたいなとき。必ず同じ写真を撮ってる。KENSHIN撮る、撮るわ(笑)。NAOYA結構独特なのが好きなんで、みんなが撮らないようなのを撮ったりするんですけど、サッと来て。REINAOYAがフィルムっぽく見えるアプリで写真撮ってるんですよ、そしたら、全く同じのをダウンロードしてて。KENSHINみんなに影響されるんで(笑)。――人の良いところを吸収しているんですね。KENSHINそれはありますね、無意識にやっちゃってます。HAYATOREIくんはもう……かまちょじゃん。REI(笑)HAYATOほんとかまちょだよね。めっちゃかまってちゃん。EIKUわんちゃんみたい。HAYATOめっちゃちょっかい出してくるんですよ。反応が来るまでやり続ける。だから、究極にかまちょだな、と。TETTAかわいいから、ウザイ、になるぐらいまでやりますね。REIはははっ!TETTAこの間もバスが隣の席で、1時間ぐらい乗ってたんですけど、そのときも、もうずーっと!最初かわいいな、と思ってたんですけど、だんだんどつきまわそうかな、と思い始めました(笑)。そんぐらいかまちょなんです。――ちょっと意外です。REI妹が2人いて、長男だったんで、そういうのは出来なくて。――あ、兄妹間ではできなくて。TETTAだからやってんの?KENSHINこの中でも最年長なのに。REIかわいいなと思う場面が多いんですよ、正直に。そういうときにちょっといたずらしてやろうとか。ここの2人(HAYATO、TETTA)には結構してますね。TETTA被害が大きい。HAYATOちょっとストレスですね、均等に行ってもらって(笑)。REI反応がおもしろいんですよね、2人は。普通に無視でいいところを全部拾ってくれる。TETTAえっ、無視でいいの!?REIいや、無視は嫌だけど、優しいっていうか。HAYATO365日、同じいじりをしてくるんです。やばいよね!?TETTAレパートリーがひとつしかない。更新しようとしない。平気で身内ネタをよそでやるんで、ついていけないです(笑)。EIKUみんなポカンとしちゃう(笑)。REIでも結構ワンエンだと、かまちょのイメージがついてますね。地元の友だちとか、一部の仲良い人もそっちのイメージが強いと思います。――かまちょになっちゃう人は限定されるんですね。特別というか。REIそうですね。結構、限定されています。HAYATO不名誉ですね(笑)。TETTAぜひ外していただいて(笑)。――(笑)。では最後にTETTAさんのかわいいところをお願いします!REITETTAは2人になると、わからないことを純粋に全部聞いてくるところとか、ちょっと不安になってる一面を見せたりとか。結構、寂しがり屋さんのところも出してくるので、そこがかわいいなって思いますよね。HAYATOあと、何でそれ聞くの?って質問ばっかしてくるんですよ。彼氏と彼女だっけ、みたいな。EIKUさっきも聞かれた。しかも、肩揉みながら。NAOYA明日何時に起きるの?とか昨日の夜ごはん、何食べたの?とか。TETTA人の1日のルーティーンが気になる。メンバーが1日ルーティーン動画あげたら絶対見るもん。REIあと最近は減ったんですけど、人の食べてるもののカロリーを言うんですよ。――それは嫌すぎる……!HAYATO女の子からしたら嫌ですよね(笑)。TETTAお前が食べてるのは500kcalだ、とか。HAYATOそうそう(笑)。――続いては、ご自身のことをお伺いしたいと思います。自分の今の強みはなんだと思いますか?REI僕は興味が湧いたことは突き詰めていくタイプで。気になったら勉強したり、深堀りするのが強みかなと思います。ただ本当に自分の性格なんですけど、興味を持たないとなかなかそこまでいけないっていうのはあります。――お話をお聞きしていると集中力がありそうな。REI集中力っていうか興味があるとずっと見ちゃうんですよね。ワクワクしちゃって、次何があるんだろう、とか、あと忘れていることがあるのに気がつくと覚えなきゃ、みたいな。忘れたらもったいないな、というのもあって、自然とやってます。――EIKUさんはいかがですか?EIKU体を動かすことが好きなので、やったことがないことでもちょっと見たらできちゃったりとか。本当感覚でも生きてる人なので、コツをつかむのが早いのは自分の強みかな。初めてやってみたことでもできちゃう、とか、チャレンジ系とかもやってみたいですね。――何かチャレンジしてみたいものはありますか?EIKUアーチェリーはやってみたいです。KENSHINさっきメンバーにも言われたことなんですけど、吸収しようとするのはあるな、と思って。影響されるのもそうなんですけど、最近はライブも見に行ったりして、「この人のこれいいな」と思ったり、それこそ、EBiDAN THE LIVEでも先輩グループを見て、いい意味で影響を受けました。ここ吸収しようとか、こういう歌い方、話し方とかいいな、と思える。人のいいところに目がいくんだと思います。そういうところに目を向けられる力というか。人と話すときも、自分が気になることを聞いて、知らなかったことをインプットしたり……、そういうのは確かに自分の強みかもしれないです。――人の優れているところ、良いところを見て嫉妬とか、悔しいは気持ちになったりはしなかったんですか?KENSHINそういう感情をバネにするのもすごくいいなと思ったんですけど、それをやってたらキリがないんですよね。それよりは、吸収しよう、という考えにシフトした方がいいかな。でも自分が10代のときは全然そんなことなかったです。そこの部分はちょっと大人になったかもしれないですね。――そうなってくると常に成長し続けることですね。KENSHINそういう自分でありたいし、そういう自分を見せたいですね。NAOYA僕は撮影やライブで人前に出たときに、独特な雰囲気が出るのは自分の中では強みかなって思いますね。だからもっと磨いてって、1人で仕事するときにも、もっと出していけたら、いいなって。――「NYLON JAPAN」でのお兄さんのタクヤさんと共演、拝見しました。NAOYAありがとうございます。KENSHINめっちゃよかった。NAOYA観てくれたの?ありがとう。あれもほんと、独特な雰囲気じゃないですけど、自分の中では大きかったので、楽しかったですね。KENSHIN兄弟でやるの、どうだった?NAOYAいつもとは全然違う気持ち。緊張というかなんだろ、変な感じ。TETTA1アーティスト同士って感じ?NAOYAそんな感じじゃない(笑)。なんだろうな、わかりやすく言うと、有名な方とお仕事するときの感覚に似てますね。KENSHINそういう感じなんだ。――お兄さんと一緒で照れくさいとかはなかったですか?NAOYA照れ臭いもありましたけど、でもドキドキというか、変な感じでしたね。いろんな撮影してきてますけど、感じたことないものでした。撮っていくうちに慣れてって、うん、だんだん力を抜けていったんですけど。――お兄さんからは何か言われました?NAOYAインタビュー中に言われたのが、まだNYLONの雰囲気が出てないね、って(笑)。自分の雰囲気も磨いていって、頑張りたいですね。TETTA僕はポジティブシンキングですかね。一同(笑)TETTA強いて言うなら、ですけど。うちの母親と妹が俺より元気なんですよ。どっちかと言うと、家に帰ると僕は静か。母親と妹がわいわいやってるんで。僕もうるさいはうるさいんですけど、やっぱ妹とお母さんの方が明るいので、外に行くと「うぇ~い」ってやりたくなっちゃうっていうのがありますね。家でも全然できるんですけど、外でやりたくなっちゃう。それが強みなのかな。NAOYAうん、強みじゃない?REIホテルで相部屋になるんですけど、いつも。全然そんな口数多くないんですよ。TETTAホテルに着いて、少し普通の真面目な話して普通にパッと寝る。REI俺もTETTAも2人だとね、そんなに喋らない。TETTA2人のときは2人でしか話せない話をしたり。2人で「うぇーい」ってやってても……。NAOYA逆に俺がうぇーいってしてるからさ。寝かせないように、邪魔したりしてるから。TETTAこいつめっちゃかわいいんですよ。あれ言っちゃダメ?NAOYA何をだよ、やめてくれ、変なこと言うの(笑)。TETTAかわいいな、と思ったのは、ナオくんもお風呂入ってきて。NAOYAでも、わりと裸の付き合いしてるよね。TETTAみんな結構してるね。――コミュニケーションを取りたくて一緒に入る?TETTAいやなんかもう単純に時短で。面倒くさいから。1人ずつ入ってたら時間かかるから一緒に入って浴槽1人使って、もう1人はシャワー浴びる、っていう。――なるほど、時短(笑)。HAYATOさんはいかがですか?HAYATO俺は人の心が読めます。アーニャかな、って。REIほんと?KENSHINほんとに?HAYATO今なおくんが何考えてるか……。TETTA言って言って。HAYATO「この話して大丈夫だったかな」って……。NAOYA全然思ってないです。REIもう失敗してる(笑)。HAYATOいや、なおくんは今ちょっと後悔してる。NAOYA全然思ってないから。HAYATO会話とかしていてそういうふうに考えちゃうっていうか、良くも悪くも。顔色を伺いすぎちゃう。そういう性格なんです。でも、多分磨けばアーニャになれる。REI別にアーニャにはならなくていい(笑)。KENSHINハーニャだよ、ハーニャ。HAYATOハーニャになれると思います(笑)がんばります。自分のペースで挑戦を続けるために大切にしていることは?――最後に、自分のペースで着実にレベルアップしていく、挑戦を続けるために大切にしていることを教えていただきたいです。人と比べてしまったり、心が折れてしまったり、という人も多いと思うんですが……。REI僕は本当に周りと比べるのはやめました。無理があるんですよね。自分が持ってるものとかポテンシャルって絶対あるし、比べた相手に近づこうとすると疲れちゃう。だからいい意味で開き直って、自分のいいところを伸ばしていく方が自分のメンタル的にもやりやすい。あとは素直になればなるほど、良い面が磨かれやすいと思っているので。――確かに……。REIだからステップアップするためにはより自分を早く分析した方がいいと思います。特に学生のときって、部活は運動部だ、とか、これはできた方がいいとかいろいろあるじゃないですか。友達が多い方がいいとか、それに越したことはないと思いますけど、固定概念はあんまり持たないで、自分がやりやすい、合ったやり方、周りが評価してくれたやり方をひたすら突き詰めた方がいいと思います。こうやって言ってても、やっぱりどこかで比較しちゃうことはあると思うんです。でも、それをやっていたら、疲れる。だってスポーツができるって言ったって、オリンピック選手もいますし。歌だってオペラ歌手とか、もっと上手い人がいるし。比較したらきりない。比較と戦っているうちは、多分自分は伸びない。一同おー……。――めちゃくちゃ刺さる言葉ですね……。REI僕の個人的な考えですけどね。――EIKUさんはいかがですか?EIKU何でもやってみる、じゃないですか。何かやって火がつくものもあれば、つかないものもあります。それこそダンスしながら歌うなんて、小学校のころなんて思ってなかったし、逆にあんまり好きじゃなかったぐらいでした。でもダンスをやってみて火がついたんですよね。だからこそ、いろんな方のダンスを見たり、家でもひとりで練習してみたりもします。挑戦すればやりたいことが一個でも見つかると思うので、そこから火がついたらそれを自分なりに伸ばしていくのが大切かな、って思っています。KENSHIN自分を信じて続けることはすごく大事だなって思ってます。この仕事をしている中で、自信がある時期もあったし、無くしちゃったこともあったけど、続けてれば、絶対にいい景色が待ってる。芸能の活動を高校1年からやってるんですけど、最初は路上ライブをやっていたのが、今では海外でライブやったりしているから、多分続けてれば絶対大丈夫だな、っていうのは思います。周りと比較したり、自信を失ったり、いろいろあると思うんですけど、そういうのも含めて楽しんで続けてもらうのがいいんじゃないかな、と。NAOYA考えれば考えるほど自分が追い込まれていくと思うので、いい意味で適当に考えた方がより簡単にもっと近道も見つけられるかもしれないし、発見があると思うので、僕はそこを意識してますね。考えることはめちゃくちゃ大事だと思いますし、考えるときは考えますけど。どうしても、どんどん自分を追い込みそうなときは適当に考えるようにしています。TETTAボイスメモで、自分の歌声を録ってその日「よっしゃ!」と思っても、何日後かに聴いたら、あれ?みたいなこともあるし、歌ってて「うわ、うまくいってねぇな」、と思っても何日後かに聴いたらうまくって。そのときの気持ちによっても絶対違うんですよね。イライラしてるときに歌ったら強い歌い方にもなるし、そういうのを記録取ったりとかして、さっきREIも言ってくれたんですけど、歌は特にいろんな人に影響されて、もっと上手くならないと、とか、焦りももちろんめちゃくちゃ出てきます。でも記録を取ってると同じ曲を歌ったときに「ここ変わったな」とか些細な気づきができるんです。それって、多分、やってきた自分でしか気づけないと思うんですよね。その気づきが一つでも増えてくと、やる気の向上になってくるので、ちょっとした嬉しさをたくさん増やしていくと、気づいたら大きくなって、やっててよかったな、と思えるんじゃないかな。すぐに結果を求めようとしたらやっぱどうしても続かないと思うので、少しずつ毎日コツコツと、人によってはかかる時間も全然違うので、焦らず自分のペースでやってくっていうのが、大事だなと思います。HAYATOいい意味で欲深くなる。自分の人生だから謙虚さとか大事だと思うんですけど、全てを手にしたいって思うので、欲深く生きていきたいと思いますね。取材・文=ふくだりょうこ撮影=奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントONE 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2022年09月23日オリジナルドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』が、9月21日よりディズニープラスで日米同時配信開始された。本作は『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々の物語。予告編から既に映画レベルだという声が多数挙がるほど、壮大なスケールが感じられる本作。もちろん最先端のCG技術を駆使したシーンも多々あるが、実はこれまでの『スター・ウォーズ』ドラマシリーズと比べ多くのシーンで“ロケ撮影”にこだわって制作されている。それは数々のロケ地で撮影し、圧倒的な世界観を描いてきた映画シリーズのこだわりを受け継いだ結果なのだ。例えば『スター・ウォーズ』の伝説的存在であるルーク・スカイウォーカーが暮らすタトゥイーンの家も、チュニジア南部にあるマトマタという街で撮影された。その他にもグアテマラ、スペイン、サウジアラビア、ノルウェーなど『スター・ウォーズ』は様々な国と地域で実際に撮影されており、ロケ撮影だからこそ感じられる臨場感を観客に与えるだろう。ロケ撮影はスコットランドやイングランドなど各地、イギリスのパインウッド・スタジオに建てられた巨大なスタジオなど、全12話あるうちのほとんどのシーンが物理的に存在する場所。そのなかでも製作陣がこだわったのが、スコットランドのハイランド地方に存在する「クルアチャン・ダム」という巨大なダムにセットを組んだロケ撮影だったという。周囲を山々で囲まれた、その出で立ちは存在感抜群。本作のプロダクション・デザイナーを務めたルーク・ハルは「スコットランドのハイランド地方に惑星のセットを建てるというアイデアはとても魅力的なものでした。『スター・ウォーズ』に登場する惑星の多くは砂漠か氷ですが、本作ではそれらとは違うバージョンの惑星を作り出せる具体的な景観を見つけたいと思っていたのです」と語っている。さらに「あのダムをよく見ると、ダース・ベイダーのマスクのような様相をしています。このシリーズで私たちがやろうとしていたことは、どの景観にもちょっとした“帝国の暗い影”を落として描くことだったので、その点でも完璧なロケ地でしたね」と撮影に一貫して込めたこだわりを明かした。また主人公のキャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナは、そうしたリアルなロケやセットでの撮影に対し「歩きながら左右のどちらを向いても、そこにはしっかりと何もかもが存在しているんだ。ひとつのドアをくぐればその中の生活を見ることができる。店はちゃんと店だし、階段の先には行先がある。そういう風に、すべての事物がストーリーに何かを注ぎ込んでいるんだ。ルークは最高な仕事をやり遂げたと思うよ。ものすごく入念で、ものすごく具体的だよ」と喜びを告白。映画シリーズのこだわりを受け継いだロケ撮影、そしてリアルさを求めた細かなこだわりなど、徹底して製作された『キャシアン・アンドー』。映画クオリティの映像にも注目しつつ、その世界観を堪能してほしい。『キャシアン・アンドー』9月21日(水)ディズニープラスで初回3話独占配信
2022年09月23日新国立劇場2022/2023シーズン演劇『夜明けの寄り鯨』が12月1日から18日に東京・新国立劇場 小劇場で上演される。『夜明けの寄り鯨』は、2022/2023シーズン中に日本の劇作家の新作をお届けするシリーズ企画「未来につなぐもの」の第2弾で、劇作家・横山拓也による新作演劇。和歌山県の港町を舞台に、25年前に自分が傷つけたかもしれない男性の面影を追う、ひとりの女性のこころの物語となっている。出演者は、小島聖、池岡亮介、小久保寿人、森川由樹、岡崎さつき、阿岐之将一、楠見薫、荒谷清水の8名。演出は、新国立劇場では「こつこつプロジェクト」第一期として『スペインの戯曲』を手がけた若手演出家・大澤遊が務める。チケットは、10月29日10時より一般発売がスタートする。■作・横山拓也 コメント年に何回か、鯨が岸に打ち上げられるニュースを見て、小さく興奮する自分がいます。大型哺乳類の命の消失に触れてショックを受けると同時に、あの大きな躯体がいつのまにか砂浜に辿り着いたという事象に、ミステリとロマンを感じてしまうのです。鯨の座礁は、海洋汚染などの環境問題や船舶の騒音による影響が原因とも言われますが、最近では「ソナー(音波探知)の錯乱」による例がもっとも多いと報告されています。鯨やイルカは、音波を出してその跳ね返りで自分の位置を把握するという話を耳にしたことがあると思います。その能力が地磁気の等高線と遠浅の直行線とが交差するところで錯乱が起きて座礁する例が多いそうです。説明を聞いてもよくわかりません。この座礁した鯨のことを「寄り鯨」と呼ぶことを知りました。日本ではその昔「鯨一頭で七浦が潤う」といって、浅瀬に上がった寄り鯨を捕らえて、その恩恵をみんなで分け合う地域もあったそうです。今回はじめてご一緒する大澤さんと「どんな作品にしましょうか」とやりとりする中で、座礁鯨のモチーフを提案したところ面白がってくれたので、「迷う」「探す」「地図」などの要素をもって書くことにしました。楽しみしかなくて気持ちが逸りますが、筆が座礁しないように、慎重に執筆に取り組みたいと思います。■演出:大澤遊 コメント既成の台本をもとに創作することの多かった僕が、新作の演出のチャンスをいただけた、まず素直に嬉しいです。さらに様々な劇場でお名前をよく目にする横山拓也さんの新作。楽しみで仕方ありません。横山さんとざっくばらんにお話ししている中から、いくつかのイメージが生まれて来ました。それがこの創作の始まりです。いま横山さんがセリフを紡いでくれているところです。以前、恩師である宮田慶子さんに作家が机に向かっている姿を後ろから見たときに、声を掛けられなかったと伺ったことがあります。作家がセリフを紡ぐ作業、物語と向き合う作業は、大袈裟にいうと命を削る作業なのかもしれません。いま僕にできることは作家さんと並走すること。ただ見守ることしかできないかもしれませんが。横山作品の魅力のひとつは、どの登場人物もしっかりと生きている、もしくは生きていたこと。書き上がった物語を、一緒に向き合う仲間たちと丁寧に立ち上げていきたいと思います。地図を頼りに「生きている」ということを大事にして。余談ですが、保育園で僕のものだとわかるように貼られていたシールが鯨だったことをふと思い出しました。小さい頃から鯨と縁があるようです。<公演情報>新国立劇場2022/2023シーズン演劇『夜明けの寄り鯨』12月1日(木)~18日(日) 東京・新国立劇場 小劇場作:横山拓也演出:大澤遊【キャスト】小島聖池岡亮介小久保寿人森川由樹岡崎さつき阿岐之将一楠見薫荒谷清水チケット料金:A席7,700円B席3,300円一般発売日:10月29日(土) 10:00~購入リンク:【チケットに関するお問い合わせ】新国立劇場ボックスオフィス:03-5352-9999(10:00~18:00)詳細はこちら:
2022年09月23日特別版『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』が、10月6日(木)まで 2週間限定で劇場公開となった。この度、ジェームズ・キャメロン監督が改めて作品の魅力を日本のファンに向けて語るインタビュー映像が到着した。『ターミネーター』で、その名を世界中に知らしめたジェームズ・キャメロン監督。その後も『エイリアン2』や『ターミネーター2』など、名作SF映画を世に送り出し、1997年には『タイタニック』を公開。当時の歴代最高興収記録を打ち立て、アカデミー賞歴代最多タイの11部門での受賞を果たした。そして、それ以来12年ぶりの劇場公開作品となる『アバター』(2009年)が世界中で空前の大ヒット。社会現象となり『タイタニック』を抜いて世界最高興収記録を自ら更新した。今もなお『アバター』は全世界興行収入歴代1位の記録を保持し続けている(2,847,397,339ドル:9月22日時点・box officemojo調べ)。映画の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロンが13年間心血を注ぎ、新たな金字塔を打ち立てた『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、日米同時12月16日(金)に劇場公開となる。最新作の公開を記念し、世界中からの再上映を要望する声に応える形で日本公開されたのが『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』。進化した3D映像で一新され、なおかつ重要なシーンが追加された特別版だ。公開されたインタビュー映像では、3D効果を「人間の無意識下に働きかけ、より強いキャラクターへの思い入れや、感動に繋がる」と重要視しているというキャメロン監督。劇場公開から13年を経て、リマスター版の製作に至った理由は「この映画を劇場上映するのはいいアイデアだと思った。本作を映画館で観たことがない若い世代の映画ファンがたくさんいる。配信で観るのと、スクリーンの3Dとでは、全然違う体験だ。これはもともと大スクリーン想定で作られた映画だから」と想いを明かす。さらに「当時にはなかった4K、そして9.1サウンドにリマスターされ、より美しく、音も良い」と続け、進歩した技術により作品のクオリティと没入感に自信をみなぎらせた。『アバター』の興行収入は、一時MCU作品の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)にその座を奪われている。当時については「映画業界にとっていいことだったと思う。『エンドゲーム』は証明したんだ。人がまだ『映画館に観に行きたい』と望んでいることを」と回想。そして、なんと監督はスタジオジブリの作品からインスピレーションを受けているという。「スタジオジブリの作品にはマジカルなリアリズムがある。少しだけ現実と離れているような。ジブリ作品と、そのアーティストを、以前から尊敬してきた。スタジオジブリの作品には、楽しませてもらってきた。とは言っても、そっくりにコピーするわけじゃない。夢のような美しさを感じさせる、そのフィーリングの部分だね」と、日本の著名人とも親交のある親日家の彼ならではのエピソードを明かした。さらに日本のファンに向けて「『アバター』を公開した時、日本のみなさんは温かく受け入れて、愛してくれました。劇場で観るという特別な体験をみなさんが覚えていてくれて、劇場で再び、その思い出と繋げてくれることを願っています。そして今作を配信やブルーレイでしか観ていない若い世代の日本のみなさん、ぜひ劇場でパンドラを経験してください」とメッセージを送った。『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』公開中『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』12月16日(金)公開
2022年09月23日ニュー・アルバム『ネイキッド!』リリース&9月23日(金・祝) 日比谷野外大音楽堂ワンマン&11月5日水戸ライトハウスから、30本以上に及ぶ『ネイキッド!』のリリース・ツアー『いつだってネイキッド’22&’23』がスタート。というタイミングでぴあがお届けするフラカン強化シーズン企画、ライターや後輩ミュージシャンがフラカンの魅力を語るインタビュー、第三弾はラッパー / シンガーソングライターのNovel Core(ノベル コア)。2020年10月にSKY-HI主宰のマネジメント/レーベル「BMSG」の第一弾アーティストとなる。2022年11月からの全国ツアーは各地Zepp/PIT規模──と、大ブレイクへの階段を全速力で駆け上がっている弱冠21歳の彼が、2021年12月にリリースしたアルバム『A GREAT FOOL』収録の「PERIOD.」という曲に「フラカンの深夜高速聴いて 涙が溢れた深夜4時半」というリリックがある、ならばフラカン好きなのでは? とオファーしたところ快諾、話をきかせてくれた。で、こちらの期待をはるかに上回るガチだったことが判明した。フラカンを好きな者として、彼の言葉に共感できる、というだけでなく、「クリエイターという同じ立場同士だと、フラカンをこう聴いて、こう解釈するのか」ということがわかるテキストにもなっています。ではどうぞ!自分自身の命綱になる音楽、という感覚で、「深夜高速」が自分にフィットした──そもそもの音楽のルーツや、音楽を始めた頃のことについて、教えていただけますか。僕は、母親が学生時代にバンドをやっていたりして、音楽自体がすごく近くにある家庭で育って。で、中学生の時に、学校で合唱コンクールがあって、指揮者に立候補したのをきっかけに、音楽の表情を自分が作っていくことが、すごく楽しくなって。それでクラシック音楽にのめり込むようになったので、音楽大学に通って、ウィーンとかでオーケストラの指揮者になりたいと思ってたんです。だけど、学力と進学のおカネがなくて。家族と「これは無理じゃないか」という話になった時に、ヒップホップと出会って。楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、自分の声さえあればできる音楽なので、そこからのめり込んで、始めたのがきっかけですね。──始めたのは15歳ぐらい?そうです。──じゃあほんとにスタートダッシュだったんですね。『BAZOOKA!!!』の「高校生RAP選手権」で準優勝したのって、16歳でしょ。その時が、最初に注目を浴びたタイミングだったんです。それまで、渋谷の路上でパフォーマンスしたり、MCバトルに出たりしていました。今思いだすと、15、16ぐらいの時は、けっこうしんどかった時期でもありますね。──と言うと?まあ、思春期真っ只中なので。学校も高校1年生でやめて、音楽の道に専念するんですけど、『高校生RAP選手権』で、急激に1万人2万人規模の人から耳目を集めて、あることないこと言われながら生きていく、っていうのが、当時の自分からすると……全部を真に受けてしまう自分がいて。──そうか、路上からいきなりその規模になっちゃって、中間がなかったわけですね。そうなんです。MCバトルとか路上ライブしかやったことがないのに、不特定多数の人の前に急に放り出される、みたいな感覚で。当時は、いろんな人からいろんなことを言われるのが、こんなに怖いことなんだ、っていうのを、ずっと感じていました。──「PERIOD.」を聴くと、一回持ち上げられた後に叩き落された、その時に「深夜高速」を聴いていた、ということになるんですかね。そうですね。──フラワーカンパニーズを知ったのは?僕、最初は高円寺でサイファーをやってたんですけど、その頃ラップを一緒にやってた友達が、バンドのおすすめをいっぱい教えてくれたんです。その中にフラワーカンパニーズの音楽があって、YouTubeでライブの映像とかを観るようになりました。『高校生RAP選手権』で、急に人気が上がったけど、急にハシゴを外される、みたいな瞬間があって。全員手のひら返しで、誰も自分のラップに反応してくれなくなって、すごいしんどかった時期に、「深夜高速」を聴いていた、っていう感じです。フラワーカンパニーズ──あの曲が刺さったのは、なぜだったんでしょうね。それこそ、自分がフラワーカンパニーズを好きな理由でもあるんですけど、自分に向けて歌われてる、っていう感じがすごくするっていうか。リリックが本当にストレートに、素直に綴られていないと、そういう感情って、絶対に得られないと思うんですけど。この人たちは僕のことなんか知りもしないけど、まるで今の僕を見てくれてるみたいだなあ、っていう感覚にすごくなった。人を信じること自体が、めっちゃ怖くなっていた時期だったんですよね。自分に近寄って来た人たちが、急激に離れていくのを感じる中で。信じたら裏切られるんじゃないか、何を信じて、何を自分の信条にして生きていけばいいのかわかんない、みたいな。思春期もかぶっていたのもあって、アーティストとしての悩み云々の前に、そもそも精神状態が不安定だったので。──ああ、まあその年齢ならねえ。夜中に急に家を飛び出したりとか、家で暴れて……母親、すごく仲いいんですけど、ペットボトルを投げつけてケガさせてしまったりとか。自分のことが怖くなって、自分で交番に連絡して、家に警察官に来てもらったりとか。自分がふたりいる、みたいな感じで、自分でも制御できない自分がいて、自分でもそいつのことをめっちゃ嫌いだし。そういう二面性、自分がどんどん本当の自分と離れていく、みたいな感じを味わっていた時期で。まさに「真暗な道を走る」感じで、明日がマジわかんない、みたいな時だったので、「深夜高速」が刺さったのかな、と思います。──ただ、基本的に、聴いている我々って、ほとんどの人が、ハイエースで深夜に高速を走ってないじゃないですか。(笑)そうですよね。でも、先の見えない真暗な道を、ずーっと走行しているというのが、人生とかかっている。それはたぶん、誰しも共通する部分だと思ったし。すごい元気に明るく人と接していても、心のどこかに、孤独とか、自分が自分自身から離れられないやましさを、ずっと背負いながら生きている人たちって、世の中にたくさんいると思っていて。特に音楽に助けを求める人たちって、そういう人たちだと思ってるんですけど。そこで自分は当時、自分自身の命綱になる音楽、という感覚で、「深夜高速」が自分にフィットした、っていう感じですね。「時給960円の夢」は、「六畳一間のロックンロール」へのオマージュです──他にも、自分にとってそういう作用をしてくれたフラカンの曲ってありました?あ、僕、「感情七号線」も当時大好きで。あれも、ずっとぐるぐる回っていく、終わりのないものを……感情と環状をかけてる曲じゃないですか。あれはラジオで初めて聴いたのかなあ。「六畳一間のロックンロールがお似合いなんだろ」って歌詞があるじゃないですか。僕はそれがすごく好きで、自分のメジャー・デビュー・シングルの「SOBER ROCK」に「時給960円の夢」っていうフレーズを入れてるんですけど、それはそのオマージュで。僕、高校に入った時、池袋のそば屋でバイトしてて。時給960円で、音楽の道で成功したいし、そっちに絞りたいけど、家族に迷惑かけられないし、みたいなので、バイトをしながら沸々とフラストレーションと戦ってた日々のことを思い出して。僕は「六畳一間のロックンロール」ではないけど、「時給960円の夢」を持ったラッパーなんだな、と思って歌詞に入れるぐらい、いろんなところでインスピレーションをもらっていますね。──ほかにもそんなふうに、当時の自分に刺さったアーティスト、いたでしょ?いっぱいいたんですけど、フラカンほど、自分に向けて歌われてるっていう感覚に陥るバンドは、いなかったかもしれないですね……あ、そうだ、玉置浩二さんの「田園」、めちゃめちゃ聴いてました。ほんと精神が不安定だった時に、助けを求めるものとしての音楽……「田園」も、玉置浩二さんが、精神がすごく不安定になった時期に、病院から見えた景色とかをふまえて書いている歌詞だったりするじゃないですか。自分がほんとにしんどかった時とか、苦しくなった時に、心の奥底からなんの意図もなくパッと出てきた言葉を歌詞にした曲が、自分的にはすごくグッと刺さるというか。人を救おうと思って書いているとか、ヒットしたらいいなと思って書いているとか、じゃない気がしていて。フラワーカンパニーズは結成33年ですよね? この時代、いろんな意図が音楽業界にあるし、ビジネスとしての観点も必要とされている中で、本当に純度しか感じない音楽というか。変な意図を一切感じない、自分たちの心の奥底から出る叫びを、音楽にし続けている人たち。自分はそういう人たちに強く惹かれる、っていうのはありますね。──そうか、「深夜高速」と「感情七号線」。というか、そもそもフラワーカンパニーズ自体から、完全にインスピレーションを受けてます。歌詞を書く時に、脚色しないとか、遠回りせずにストレートに表現するとか、そういうのを常に意識していて。他の誰かを想像するよりも、まずは自分自身と向き合って、自己の中で音楽を作る。それはフラワーカンパニーズの音楽を聴いて、自分もそういうスタイルにしたいと思ったので。本当に素直じゃないですか、全部の曲が。「アイム・オールライト」の「わからない事ばかり 年とともに増えてく」とか、「いや、そうだよな」みたいに、聴いてハッとするというか。そういう素直さって、自分と向き合っていないと出てこないんだろうな、と思うし。フラワーカンパニーズ僕の「私に流れる69」を作るとしたら、「フラワーカンパニーズ」が100パー入る──ニュー・アルバムの『ネイキッド!』は、聴きました?はい。もう本当に、変わらずいてくれている、というか。ずっと純度100%の状態のまま、芯がまったくぶれない感じが、ファンとしてめっちゃうれしかったですね。──気に入った曲とかありました?いっぱいありました……(曲名を見る)……「借りもの競走」とか。今まで自分がやってきたこと、感じてきたこと、もしかして全部借りものだった?みたいな。答えを出すんじゃなくて、「え、もしかして?……」っていうところで曲が終わる感じは、さっき話した、素直さみたいなところに直結していると思ったし。あと、「絶賛公開中」に関しては、すごいシンパシーを感じて。自分の人生を、映画にたとえて、主演も監督も脚本も全部自分だ、という……自分自身が、「THANKS,ALL MY TEARS」っていう曲や、それ以外もいろんな曲の中で、自分の人生をひとつの映画として見立てて……イヤなこと、つらいことがあった時に、「今は挫折のシーンを撮っている最中で、これがないとエンディングが感動的にならないから」みたいなふうに受け入れたら、どんなにつらいことがあっても、乗り越えられるだろう、っていう。自分の心がポッキリ折れないための術を身に着けた生き方で、それと通ずるものがあるというか。自分の人生と主観と俯瞰とで分けていく感じも、フラカンに影響を受けましたし。あと、「私に流れる69」は、僕の「私に流れる69」を作るとしたら、「フラワーカンパニーズ」が100パー入るな、と思いました(笑)。僕、Spotifyを自分のスマホにインストールした直後のとこまでさかのぼったら、自分のオフラインの方に保存しているの、フラカンのアルバムだらけなので。Text:兵庫慎司Photo:石原敦志(Novel Core) / CHIYORI(フラワーカンパニーズ)ぴあアプリではNovel Coreのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。■フラワーカンパニーズ<リリース情報>フラワーカンパニーズ 19thアルバム『ネイキッド!』Now On Sale価格:3,300円フラワーカンパニーズ『ネイキッド!』ジャケット【収録曲】01. 行ってきまーす02. 歌のネイキッド03. 借りもの競走04. 私に流れる6905. 2月26日06. マンネリを責めないで07. 晩秋の候08. 絶賛公開中09. 人は人10. 十年後11. 右脳と左脳<ライブ情報>フラワーカンパニーズ ワンマンライブ『ゾロ目だョ全員集合!〜フラカン33年、野音99年〜』9月23日(金・祝) 日比谷野外大音楽堂開場16:30 / 開演17:30チケット料金:6,600円(税込)※33周年の野音記念手ぬぐい付※未就学児無料。但し膝上でのご鑑賞となります。※学生割引3,000円キャッシュバック購入はこちら:フラワーカンパニーズ・ワンマンツアー『いつだってネイキッド’22/’23』■2022年11月5日(土) 茨城県 mito LIGHT HOUSE11月6日(日) 栃木県 HEAVEN’S ROCK Utsunomiya11月17日(木) 大阪府 FANDANGO11月19日(土) 広島県 Live space Reed11月20日(日) 香川県 DIME11月27日(日) 北海道 PLANT12月3日(土) 神奈川県 F.A.D YOKOHAMA12月9日(金) 京都府 磔磔12月10日(土) 京都府 磔磔■2023年1月21日(土) 福岡県 LIVE HOUSE CB1月22日(日) 福岡県 LIVE HOUSE CB1月28日(土) 岩手県 Club Change WAVE1月29日(日) 宮城県 SENDAI CLUB JUNK BOX2月4日(土) 愛知県 ElectricLadyLand2月5日(日) 大阪府 umeda TRAD2月25日(土) 東京都 渋谷CLUB QUATTRO2月26日(日) 東京都 渋谷CLUB QUATTRO3月11日(土) 群馬県 高崎CLUB Jammer’s3月18日(土) 熊本県 Django3月19日(日) 鹿児島県 SR HALL3月21日(火・祝) 鳥取県 米子 AZTIC laughs3月23日(木) 兵庫県 神戸VARIT.3月25日(土) 愛知県 豊橋club KNOT4月1日(土) 青森県 青森Quarter4月2日(日) 秋田県 Club SWINDLE4月8日(土) 石川県 Kanazawa AZ4月9日(日) 長野県 ALECX4月15日(土) 神奈川県 小田原姿麗人4月16日(日) 静岡県 Sunash4月22日(土) 高知県 X-pt.4月23日(日) 岡山県 PEPPERLAND4月29日(土・祝) 滋賀県 COCOZA HALL4月30日(日) 三重県 club chaos【チケット情報】前売4,400円(整理番号付 / ドリンク代別途必要)一般発売2022年公演は9月25日(日)10:00~2023年公演は12月4日(日)10:00~チケット購入リンク:※そのほかのライブ情報はこちらフラワーカンパニーズ 公式サイト:■Novel Core<ライブ情報>Novel Core『No Pressure TOUR 2022-』11月11日(金) 北海道・Zepp Sapporo11月22日(火) 愛知・名古屋 ダイアモンドホール11月24日(木) 福岡・Zepp Fukuoka12月2日(金) 宮城・チームスマイル・仙台PIT12月7日(水) 大阪・Zepp Nambaチケット料金:一般5,500円、学生4,500円※全席指定チケットについてはこちら:『Novel Core ONEMAN LIVE -Untitled-』2023年1月21日(土) チームスマイル・豊洲 PITチケット料金:一般6,500円、学生5,500円『ODD BRICK FESTIVAL 2022』9月23日(金・祝) 赤レンガ地区野外特設会場OPEN10:00 / START11:00※BMSG POSSE(SKY-HI, Novel Core, Aile The Shota, edhiii boi)で出演『TOKYO ISLAND』9月23日(金・祝)~25(日) 東京・海の森公園(森づくりエリア)※9月24日(土)にBMSG POSSE(SKY-HI, Novel Core, Aile The Shota, edhiii boi)で出演『FM802 MINAMI WHEEL 2022』10月8日(土)~10日(月・祝) 大阪・ミナミ周辺ライブハウス※10月10日(月・祝) に出演プロフィールNovel Core東京都出身、21歳。ラッパー、シンガーソングライター。SKY-HI主宰のマネジメント / レーベル "BMSG" に第一弾アーティストとして所属。メジャー1stアルバム『A GREAT FOOL』とメジャー2ndアルバム『No Pressure』が2作連続、各チャートで日本1位を獲得。全国ツアーやZepp単独公演を全公演即ソールドアウトで成功させるなど、その存在感を確かなものにする一方で、トップメゾンのモデルに起用されるなど、ファッション業界からも注目を集める新世代アーティスト。公式サイト:
2022年09月22日第44回『PFF(ぴあフィルムフェスティバル)』のメインイベントで、新人監督の登竜門として名高い自主映画のコンペティション「PFFアワード2022」表彰式が9月22日、都内で行われ、河野宏紀監督の『J005311』がグランプリを受賞。峰尾宝・髙橋直広の両監督による『スケアリーフレンド』が準グランプリと観客賞に輝いた。新しい才能の発見と育成、新しい映画の環境づくりをテーマに1977年にスタートした自主映画のコンペティションをメインプログラムとした映画祭。第44回を迎える今年は、PFF アワードに520本の応募があり、16作品が入選。最終審査員として、菊地健雄(映画監督)、玉川奈々福(浪曲師・曲師)、とよた真帆(俳優)、光石研(俳優)、三島有紀子(映画監督)が審査にあたった。『J005311』は生きることに絶望したサラリーマン・神崎が、同じく人生を諦めている青年・山本のひったくり現場を目撃したことから、正反対の男二人の静かなる衝突が生まれるスリリングなロードムービー。神崎は高額報酬で、山本にある場所への運転を依頼されるが、重苦しく奇妙な旅路の先に、思わぬ奇跡が待っていた。河野監督とは俳優養成所の同期にあたる野村一瑛が主演を務めた。グランプリに輝いた河野監督は、「野村とは8年くらい前に出会って、当初から映画を作ろうと話していたが、何もできずにいた」と振り返り、「仕事も人生もどん底の二人に光をあて、自分自身、野村自身を救いたかったという気持ちがあった。そういうものを評価してくださった皆さんに感謝します」と思いの丈を吐露。野村は「映画の中でもそうだったんですけど、河野には実際の生きてきた人生でも、本当に一番救ってもらった人物。そういう人の強さが、この映画に表現されている」と語り、「おめでとうございます」と受賞を祝していた。なお、タイトルの『J005311』は天体現象に由来しているといい、河野監督は「すでに死んでいる星二つが、ものすごい奇跡的な確率で衝突したら、再び光り出したという話を知って。それを人間に当てはめた」と説明していた。プレゼンターを務めた三島監督は、「この作品にグランプリをとってもらうために、審査員に呼んでいただいたんだなと思いました。人間に絶対的に寄り添うという、監督の優しさがあふれていた」と強い思い入れ。「審査では、この作品の良さをただひたすらに話していたんですけど、実は満場一致だったんです」とグランプリ受賞の経緯を明かした。第44回を迎えた今年は、コンペティション「PFFアワード2022」をはじめ、今年3月21日に亡くなった映画監督・青山真治氏を回顧する「青山真治特集」として、『WiLd LIFe』『月の砂漠』など個性あふれる初期の35mmフィルム5作品を緊急特集。また、今年生誕100周年を迎えたピエル・パオロ・パゾリーニ監督を特集する「ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ」、ピーター・バラカン氏がナビゲートする映画と音楽シリーズ「ブラック&ブラック」といった多彩なプログラムで映画ファンを魅了した。<グランプリ>『J005311』監督:河野宏紀<準グランプリ>『スケアリーフレンド』監督:峰尾宝、髙橋直広<審査員特別賞>『MAHOROBA』監督:鈴木竜也『the Memory Lane』監督:宇治田峻『幽霊がいる家』監督:南香好<エンタテインメント賞(ホリプロ賞)>『水槽』監督:中里有希<映画ファン賞(ぴあニスト賞)>『瀉血』監督:金子優太<観客賞>『スケアリーフレンド』監督:峰尾宝、髙橋直広<入選作18作品>※作品名50音順。敬称略。年齢は応募時のもの。『アクト』監督:田中 夢(38歳/千葉県出身/俳優・立教大学 映像身体学科卒)『石川君、行け!!』監督:高階 匠(32歳/東京都出身/映像制作会社勤務)『彼は誰時(かわたれどき)』監督:谷本桃子(21歳/青森県出身/名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科)『暮れる』監督:竹田優哉(25歳/広島県出身/神戸大学大学院 国際文化学研究科)『J005311』監督:河野宏紀(26歳/神奈川県出身/フリーター)『瀉血』監督:金子優太(20歳/東京都出身/青山学院大学 理工学部物理学科)『水槽』監督:中里有希(20歳/山形県出身/東北芸術工科大学 デザイン工学部映像学科)『スケアリーフレンド』監督:峰尾 宝(23歳/東京都出身/会社員)髙橋直広(23歳/神奈川県出身/無職)『バンド』監督:河村 陸(24歳/千葉県出身/フリーランス)『ふちしすこ』監督:亀井史興(40歳/新潟県出身/フリーター)『ポラン』監督:中村洸太(23歳/東京都出身/立教大学 社会学部)『MAHOROBA』監督:鈴木竜也(27歳/宮城県出身/飲食店勤務)『the Memory Lane』監督:宇治田 峻(27歳/和歌山県出身/フリーター)『最も無害で、あまりにも攻撃的』監督:中田江玲(23歳/東京都出身/慶應義塾 大学環境情報学部)『幽霊がいる家』監督:南 香好(31歳/神奈川県出身/フリーター)『Lock Up and Down』監督:Minami(27歳/北海道出身/東京大学大学院 総合文化研究科)映画祭「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」開催概要<東京>日程:2022年9月10日(土)~25日(日)※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)<京都>日程:2022年11月19日(土)~27日(日)※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)取材・文・写真=内田涼【公式サイト】
2022年09月22日LDH所属アーティストによる『LDH秋の大運動会!』が、11月1日に小田原アリーナで開催されることが決定した。同イベントは、8月に放送された「CL」の2周年を記念した25時間生放送番組『CL25 ~Dream For All~』で『LDH真夏の大運動会!』として企画されていたが、コロナ禍の情勢を鑑みて延期となっていた。当日は、GENERATIONSの数原龍友、中務裕太ら出演者を3チームに分け、運動会の定番である短距離走やリレーのほか、LDHならではの音楽やダンスと組み合わせた競技なども実施。競技以外には、PKCZ®からEXILE MAKIDAIとDJ DARUMA、EXPG STUDIO KIDSによる豪華ハーフタイムショーを行う予定だ。さらに、元サッカー日本代表で「LDH ESPERANZA」のオーナーを務めるラモス瑠偉と、元バレーボール日本代表の栗原恵の2人が解説を担当。栗原は審査委員長も務める。なお当日の模様は、LDHの動画配信サービス「CL」で後日配信される。<イベント情報>LDH秋の大運動会!11月1日(火) 小田原アリーナ開場17:00 / 開演18:00【出演者】■運動会出演者CL25総合司会(小森隼、陣、坂東希、山口乃々華)GENERATIONS from EXILE TRIBE(数原龍友、中務裕太)THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(神谷健太、与那嶺瑠唯、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨)櫻井佑樹平川結月Girls²Lucky²LIL LEAGUE■スペシャルゲストラモス瑠偉栗原恵EXILE MAKIDAIDJ DARUMAEXPG STUDIO KIDS矢野武(実況アナウンサー)※出演者は『LDH真夏の大運動会!』から変更がありますので、ご注意ください。※出演者は今後増減する可能性がございます。※本イベントは公開収録のため、当日の様子は後日「CL」にて配信いたします。【チケット料金】全席指定:2,750円(税込)■優先受付受付期間:9月23日(金・祝)15:00~9月26日(月)23:00※『LDH真夏の大運動会!』(アリーナ立川立飛)のチケットご購入者が対象です。■CLプレミアムPLUS抽選受付期間:9月29日(木) 15:00~10月3日(月) 23:00※最大4枚までお申込み可能■CLプレミアム抽選受付期間:10月6日(木) 15:00~10月10日(月・祝) 23:00※最大4枚までお申込み可能※CLプレミアムPLUS会員は両方へのお申込みが可能ですが、重複して当選することはございません。受付ページ:※「CLのホーム」→「Mypage」→「チケット先行抽選予約」からもお申込みいただけます。関連リンクCLトップページ:::
2022年09月22日朗読劇『Every Day』が、9月22日に東京・ニッショーホールで初日を迎えた。音楽家・haruka nakamuraの楽曲「every day」から着想を得て、冨士原直也がmixiで発表した短編シナリオが原作となる『Every Day』。2016年には手塚悟が監督を務めた映画が公開された。朗読劇として上演される今回は「箱庭円舞曲」の古川貴義が脚本・演出を手がけ、メインキャストとして林遣都×瀧本美織ペア、相葉裕樹×北原里英ペア、赤澤遼太郎×瑞季ペアが日替わりで登場。また共通キャストとして林和義、片山陽加が出演する。音楽はharuka nakamuraが映画の為に書き下ろした楽曲が、西寿菜によるピアノの生演奏で届けられる。初日に先駆けて行われた非公開ゲネプロには、林遣都と瀧本美織が登場。昏睡状態の恋人・咲が現れたことに戸惑いながらも、何気ない日々の幸せを噛みしめ、後悔の念を抱えながら限られた時間の中で咲に向き合う晴之を林遣都が、一週間だけ時間をもらったと言い、いつもと変わらない日常を過ごし穏やかに晴之へ寄り添いながら、優しくも凛とした強さを感じさせる咲を瀧本美織が好演。恋人同士のコミカルなやりとりから、息をのむようなシリアスなシーンを展開し、作品の世界へ会場を引き込んでいった。朗読劇『Every Day』は、9月22日が林遣都×瀧本美織ペア、23日が相葉裕樹×北原里英ペア、24日が赤澤遼太郎×瑞季ペアという組み合わせで、各日2公演ずつ上演される。併せてキャストからのコメントが到着した。■林遣都 コメント今この瞬間を生きていること、人と過ごし触れ合っていることの喜びを感じさせてくれる作品です。一緒に過ごした男女の関係性に説得力が生まれるよう大切に読ませていただきます。瀧本さんとは初めて台詞を交わした瞬間から登場人物たちの過去や現在のイメージを共有できた気がしました。一時間と少し、日常から離れ、ふっと一息つける、劇場がそんな空間になったらいいなと思っています。素敵な物語ですので、観てくださる方にしっかりと届くよう精一杯努めさせていただきます。■瀧本美織 コメント初共演の林遣都さんとは、短い準備時間のなかでも、多くの言葉を交わさずとも役として心を通わせられているような気持ちで向き合えており、本番では、瞬間瞬間を楽しみながら演じていきたいですし、いい化学反応が起きたらいいなと思っています。「Every Day」は、日常のなかでの二人の会話のやりとりがとても素敵ですし、さり気なく、思っているけど言わない、言えない、そういうものが積み重なっていく部分に面白さを感じます。自分にとって初めての朗読劇だからこその空気感、お客さまと一緒に物語を共有できる時間を楽しみにしています。皆さんにとっても、いい時間になれば嬉しいです。■相葉裕樹 コメント晴之役を演じます。相葉裕樹です。当たり前に続くと思っていた日常こそが儚く大切だと感じていただけたら幸いです。大切な人をより大切に、心が優しくなれる作品になっていると思います。是非劇場でお待ちしております。■北原里英 コメントいよいよ朗読劇『Every Day』が開幕します。少ない稽古時間の中で、濃縮された時間を過ごすことができた、ちゃんと咲さんと晴之さんになれたなあ、とゲネプロでは感じました。朗読劇ならではの、静かな空間の中で生まれる緊張感をぜひ感じてください。■赤澤遼太郎 コメント24日に三井晴之を演じさせていただく赤澤遼太郎です。演出の古川さんや、咲役の瑞季さんとの稽古がとても楽しく充実しています。この稽古場の空気感をそのまま皆様に!とすんなりいかないのがこの戯曲。晴之が昏睡状態のはずの咲と向き合い、どう踏み出していくのか。単純な純愛物ではない、演じる人の細かなニュアンスによって大きく変化し、リアルな人間模様が出てきてしまいます。もしかしたらマチソワでも大きく変わってしまうような繊細な朗読劇です。自分の持てる全てを出し切りますので、どうぞご来場お待ちしております!■瑞季 コメント初めての朗読劇、決まった時は不安とプレッシャーが一番大きくありました。作品に触れて、音楽に触れて、脚本に触れていくうちにこの作品を“朗読劇”としてお届け出来ることにワクワク、楽しみな気持ちが増していきました。晴之と咲の日常の尊さ、儚さをしっかり伝えられるよう努めたいと思っています。シンプルな物語だからこそ、言葉と音楽と光で紡ぐ上質な時間を、劇場という素敵な空間で是非お楽しみください。よろしくお願いいたします!<公演情報>朗読劇『Every Day』9月22日(木)~24日(土) 東京・ニッショーホール朗読劇『Every Day』メインビジュアル【出演者】林遣都×瀧本美織 / 相葉裕樹×北原里英 / 赤澤遼太郎×瑞季 / 林和義、片山陽加※「林遣都×瀧本美織」は9月22日(木)、「相葉裕樹×北原里英」は9月23日(金・祝)、「赤澤遼太郎×瑞季」は9月24日(土)のみ出演※9月23日(金・祝) 17:00公演、9月24日(土) 13:00公演 / 17:00公演はメインキャスト2名によるアフタートークあり脚本・演出:古川貴義音楽:haruka nakamura演奏:西寿菜チケット料金:6,700円(税込) / ペアチケット:13,000円(税込・2枚)※全席指定、未就学児入場不可チケット購入リンク:お問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)関連リンク公式サイト::
2022年09月22日大人気イラストレーター・カナヘイがキャラクター原案を担当するアニメ『ちみも』より、小松未可子が歌うエンディング主題歌「なんだなんなんだ!」のノンクレジット映像が公開となった。本作は、『ピスケ&うさぎ』『鬼滅の刃』コラボスタンプほか、数々のかわいいイラストで大人気イラストレーター・カナヘイと、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』の制作を手掛けるシンエイ動画がはじめてタッグを組み、神月柚莉愛、加隈亜衣、能登麻美子、諏訪部順一がメインキャストを務めていることでも注目の新作オリジナルTVアニメ。現在、テレビ東京にて毎週木曜深夜1時30分より、BS朝日にて毎週金曜夜11時より放送中、さらに、各種配信サービスにて、毎週金曜深夜0時より順次配信されている。この度、小松未可子が歌う本作のエンディング主題歌「なんだなんなんだ!」のノンクレジット映像が公開された。主題歌の流れる映像には、作品では描かれていない地獄さんとちみも、 鬼神三姉妹のコミカルでほっこりとした日常が描かれている。さらに、物語も終盤を迎えるタイミングで、新たなキービジュアルも公開。このビジュアルには、地獄さんとちみも、鬼神三姉妹が居間で生活する模様が描かれており、人間界を地獄にする使命をうっかり忘れてしまいそうになるほど穏やかな日常を感じさせている。人間界を地獄に変えるためにやってきた地獄さんは、使命を果たさずこのまま鬼神家の一員としてずっと一緒に過ごすのか?物語も終盤となり、今後の展開が気になるところだ。【エンディング主題歌情報】「なんだなんなんだ!」歌手:小松未可子作詞:Q-MHz作曲:Q-MHz編曲:パソコン音楽クラブレーベル:TOY’S FACTORY『ちみも』テレビ東京にて毎週木曜深夜1時30分~ 放送中BS 朝日にて毎週金曜夜11時~ 放送中各種配信サービスにて毎週金曜深夜0時~ 順次配信中
2022年09月22日若き日の第22代国王イ・サンと聡明な宮女ドギムの身分を超えた切ない愛の物語を繊細に描き、韓国で大ブームを巻き起こした本格的歴史ロマンス『赤い袖先』が、WOWOWで10月28日(金)より放送・配信されることが決定した。本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン(原題)』を原作にした歴史ロマンス。これまでも数々のドラマ、映画で描かれた第22代国王、イ・サンの恋と成長の物語をまったく新しいアプローチで現代によみがえらせた。そのイ・サンを新たな姿で熱演するのは2PMのジュノ。原作に惚れ込んだ彼にとって、この作品は除隊後、待望の復帰作。これまで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた男性の魅力を開花させる。ヒロインを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』など子役時代から数々のドラマに出演するイ・セヨン。宮女から後に後宮・宜嬪成氏となるソン・ドギムを、自立心に富んだ女性としてはつらつと演じ、“時代劇の女神”の称号を不動のものとした。初共演のふたりはMBC演技大賞で男女の最優秀演技賞、ベストカップル賞を受賞し、本作は合計8冠に輝き、ジュノは第58回百想芸術大賞のTV部門男性最優秀演技賞を獲得するなど、大きな注目を集めている。また、WOWOW公式Twitterにて、ジュノのコメントが入った本作の番宣映像、番組サイトでは主演ふたりのコメント映像が公開されている。こちらはTwitterでのジュノのコメントの続きや、イ・セヨンのコメントなど、番宣映像と共に楽しめる内容となっている。『赤い袖先』(全17話)10月28日(金)18:45より放送・同時配信スタート【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】※同時配信のみ1話無料放送※WOWOWオンデマンドで無料トライアル実施中!WOWOW公式Twitter(海外ドラマアカウント): @wow_kaigaidrama()番組サイト:
2022年09月22日男女デュオ「まるりとりゅうが」として活動していた、まるりの新曲「星のタイヨウ」が、ABCテレビで10月3日よりスタートするドラマ『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』の主題歌に決定した。「星のタイヨウ」は同ドラマのために書き下ろされた楽曲。アイドルとしてキラキラと輝く“ISSAY”こと風間一星(中尾暢樹)に対して、素直になれない同人作家・猫屋敷守(松岡広大)の心情に寄り添ったような歌詞と、散りばめられたフレーズが印象的なミディアムナンバーに仕上がっている。併せて同曲が10月19日に配信リリースされることと、本日9月22日23時より放送される、まるりがナビゲーターを務めるZIP-FM『GENZ』(ジェネジー)内で初オンエアされることが発表された。また主題歌の一部が流れる同ドラマのPR動画ロングバージョンも公開となった。『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』は、ミナモトカズキの同名BLコミックが原作の青春ボーイズラブ・ストーリーで、松岡広大と中尾暢樹がW主演を担当。劇中に登場するボーイズグループ『SHYNY SMILE』のメンバーを立石俊樹、木原瑠生、小西詠斗が演じることでも話題となっている。■まるり コメントこの作品を読んだ時、ちょっと棘があるけど、たまに見せる笑った顔とか愛らしい守が何だか可愛くて…それなのに自分の価値を見出せていないのが見てて悔しくて、人はそれぞれ輝ける場所が違うのだからそのままでいいんだよってこの曲を通して言ってあげたくなったんです。一星に対する思いや自分の心の変化、僕は僕のままでいいんだって少しずつ前向きになっていく守の心情をドラマと一緒に楽しんでもらえたらなと思います!歌詞の中に『守』『一星』の名前が隠れてるのでそこにも注目して聴いてみてください!ドラマ『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』PR映像<リリース情報>まるり デジタルシングル「星のタイヨウ」10月19日(水) 配信リリースまるり「星のタイヨウ」ジャケットまるり デジタルシングル「ホントの私」Now On Saleまるり「ホントの私」配信ジャケット配信リンク:まるり「ホントの私」MV(Short ver.)<番組情報>ABCテレビドラマ『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』10月3日(月) 深夜1:38~スタートABCテレビドラマ『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』ビジュアル (C)ミナモトカズキ・徳間書店/2022「壁こじ」製作委員会出演:松岡広大中尾暢樹立石俊樹木原瑠生小西詠斗加治将樹上田航平(ゾフィー)宮下かな子髙橋里恩シュウペイ(ぺこぱ)矢作穂香斉藤陽一郎ほか番組公式サイト:『GENZ』(ジェネジー)9月22日(木) 23:00〜25:00 放送分radikoで聴く:※radikoプレミアム会員の方はエリア対象外でもお聴きいただけます。関連リンクOfficial HP YouTube Twitter Instagram
2022年09月22日安田章大が主演を務める舞台『閃光ばなし』より、演出・脚本の福原充則のインタビューと佐藤B作のコメントが公式サイトで公開された。『閃光ばなし』は、2017年『俺節』、2019年『忘れてもらえないの歌』で昭和の時代を生き抜く人々の姿を描いてきた福原充則と安田章大のタッグによる3作目。本作で挑むのは昭和を生きる兄妹を襲う様々な〝分断〟と〝バイク〟の物語。昭和を舞台に人間の欲望が良いようにも悪いようにも蔓延る時代を、エンターテインメントとして表現する。「人間の生命力の大きさを描きたい」という福原充則は、共に作品を作り続けていく中で感じている役者・安田章大について、そして本作が福原組初参加となり、安田章大演じる佐竹是政の妹役、佐竹政子を演じる黒木華に対しての想いも明かしている。また福原充則とは長い付き合いで、本作で佐竹兄妹と対立するバス会社の会長・野田中報労を演じる佐藤B作は、福原作品について「並の大変さではないんですよ・・・」と言いながらも「福原さんに言われれば火の中、水の中、飛び込んでいきます!」と意気込みを語っている。舞台『閃光ばなし』は、9月26日から10月2日にロームシアター京都メインホール、10月8日から30日に東京建物Brillia HALLで上演される。■公式HP:<公演情報>舞台『閃光ばなし』9月26日(月) 〜10月2日(日) ロームシアター京都10月8日(土) 〜10月30日(日) 東京建物Brillia HALL【出演】安田章大 / 黒木華片桐仁 桑原裕子 安藤聖 小林けんいち みのすけ佐藤B作稲葉俊一 / 今國雅彦 / 加瀬澤拓未 / 久保貫太郎 / 熊野晋也 / 後東ようこ / 高山のえみ / 竹口龍茶 / 畑中 実 / 葉丸あすか / 石崎竜史 / 菊池夏野 / 田原靖子 / 永滝元太郎 / 長谷川仁愛 / 福山健介 / 古木将也 / 松永健資 / 松本一歩 / 優妃【チケット料金】S席12,000円 / A席9,800円※全席指定・税込チケット購入リンク:【お問い合わせ】京都公演:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00 / 日祝休業)東京公演:キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝10:00〜18:00)公式Twitter:
2022年09月22日ホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナーが主演する『ボディガード』が、来月アメリカで劇場にて再上映されることになった。公開30周年を記念してのイベント。上映されるのは11月6日と11月9日。映画の上映後、ヒューストンのレガシーを祝福する音楽のスペシャルもあるようだ。1992年に公開された『ボディガード』は、全世界で4億ドルを売り上げ、アルバムも爆発的にヒットした。ヒューストンは2012年に死去。今年12月には、ヒューストンの伝記映画『I Wanna Dance with Somebody』が北米公開される。主演はナオミ・アッキー。文=猿渡由紀
2022年09月22日4人組ロックバンド・インナージャーニーが、3月5日に東京・下北沢シャングリラで開催した主催イベント『Another Journey vol.1』のライブ映像を公開した。公開されたのは、インナージャーニーが演奏した10曲の中から、9月7日に発売された1stアルバムに収録されている4曲「映写幕の向こうへ」「わかりあえたなら」「エンドロール」「グッバイ来世でまた会おう」をつなげたダイジェスト映像。「コロナ禍でファンも歓声があげられない中で少しでも臨場感のあるライブ映像を残したい」ということで、ステージ上を中心にワンカメ、ノーカットで撮影された映像は、普段なかなか観ることの出来ない角度からのメンバーのカットも満載となっている。インナージャーニーは、結成3周年記念ワンマン『インナージャーニーといっしょvol.3 -内旅編-』を10月1日に東京・duo MUSIC EXCHNGEで開催する。また、ボーカル&ギターのカモシタサラはギター・本多秀と大阪『FM802 MINAMI WHEEL 2022』への出演が決定するなど、カモシタサラ、本田秀、とものしん(ベース)、Kaito(ドラム)のメンバー個々の活動も多数発表されている。なお、結成3周年記念ワンマンのチケットは現在一般発売中。インナージャーニー presents『Another Journey vol.1』Digest Live Video撮影:水野大地編集:岩井正人(COCCO)録音・MIX:鎌田圭介(studioSUNSHINE)<リリース情報>インナージャーニー 1stアルバム『インナージャーニー』Now On Sale価格:3,000円(税込)インナージャーニー『インナージャーニー』ジャケット<ライブ情報>結成3周年記念ワンマンライブ 『インナージャーニーといっしょ vol.3 -内旅編-』2022年10月1日(土) 東京・duo MUSIC EXCHANGE開場 17:00 / 開演 18:00チケット代:4,000円(+ドリンク代)チケットはこちら:関連リンク公式HP::::
2022年09月22日BiSHが、ワンマンライブ『And yet BiSH moved.』を9月21日に大阪城ホールで開催した。2021年7月20日・21日に行われた『BiSH SPARKS “My BiSH Forever” EPiSODE 6』に続いて2年連続での開催となった大阪城ホールでの本公演は、ライブ定番曲である「GiANT KiLLERS」で幕を開けた。続けてアッパーなロックチューンである「ZENSHiN ZENREi」で会場を一気に盛り上げ、ライブ当日に発売された2022年12カ月連続リリース第9弾の新曲「UP to ME」をライブ初披露。中盤のMCでは、アイナ・ジ・エンドが「私は一人では何もできないけれど、今はメンバーや清掃員(BiSHファンの総称)のみんなに支えられて生きている心地がしました。どうすれば清掃員に伝わるか考えた時に、この曲を今日披露したいと思いました。」と語り、初めてメンバーが作詞作曲を務めた「リズム」を披露(アイナ・ジ・エンド作曲、モモコグミカンパニー作詞)。続けて演奏された「プロミスザスター」冒頭では、それまで身に纏っていた真っ白の衣装から鮮やかなブルーの衣装へ瞬く間にチェンジするシーンが印象的な演出を行った。恒例のハシヤスメ・アツコ考案のコントパートでは、先日生出演したフジテレビ系列『FNS ラフ&ミュージック』でセントチヒロ・チッチが熱湯風呂に入った際のことをフィーチャーしたコントを披露し、会場は笑いに包まれた。モモコグミカンパニー作詞のエキセントリックな「SHARR」からスタートしたライブ後半では、12カ月連続リリース第8弾「サヨナラサラバ」を披露し会場は最高潮に。同曲は、作曲をTaka(ONE OK ROCK)、MEG(MEGMETAL)、作詞をKENTA(WANIMA)が手がけたパンクロックナンバーとなっている。12カ月連続リリース第7弾「SEE YOU」から始まったアンコール明けのMCでは、メンバー一人ひとりが清掃員への感謝の言葉を口にし、代表曲「ALL YOU NEED IS LOVE」「beautifulさ」で会場が一体となって本公演は幕を閉じた。併せて本公演のアフタームービーが公開された。BiSH『And yet BiSH moved.』アフタームービーなお新曲「UP to ME」のMusic Videoは、本日9月22日20時にプレミア公開される予定だ。BiSH「UP to ME」MV※9月22日(木) 20:00 プレミア公開Photo by sotobayashi kenta<リリース情報>BiSH 2022年12カ月連続リリース第9弾『UP to ME』Now On Sale価格:1,100円(税込)BiSH『UP to ME』CD盤ジャケット【収録内容】01. UP to ME02. YOUTH【全国汎用特典】12カ月連続ステッカー【9月】購入リンク:商品情報はこちら: 2022年12カ月連続リリース第10弾『タイトル未定』10月26日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK):11,000円(税込)※BiSHイーツ仕様※100P豪華写真集付属※ライブ映像には、メンバーによる裏話満載のオーディオコメンタリー収録●DVD盤(CD+DVD):4,950円(税込)●CD盤(CD only):1,100円(税込)【CD収録内容】01. タイトル未定02. タイトル未定【Blu-ray / DVD収録内容】■2021.12.05 BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at マリンメッセ福岡 A館01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. STACKiNG07. Beginning, End and Beginning08. スパーク09. ぴらぴろ10. DA DANCE!!11. I have no idea.12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS15. MONSTERS16. オーケストラ17. プロミスザスター18. サラバかな19. beautifulさ20. STAR21. ALL YOU NEED IS LOVE22. NON TiE-UP※Blu-rayのみ新曲MUSiC ViDEOほか収録予定【ライブCD収録内容】■2021.12.05 BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at マリンメッセ福岡 A館・Disc101. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. STACKiNG07. Beginning, End and Beginning08. スパーク09. ぴらぴろ10. DA DANCE!!11. I have no idea.12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS・Disc201. MONSTERS02. オーケストラ03. プロミスザスター04. サラバかな05. beautifulさ06. STAR07. ALL YOU NEED IS LOVE08. NON TiE-UP【店舗別特典】■初回生産限定盤、DVD盤・タワーレコード:ステッカー・HMV:ICカードステッカー・TSUTAYA:A4クリアファイル・アマゾン:50mm角マグネット・楽天ブックス:A5ノート・その他CDショップ:ポストカード・BiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター / (DVD盤)ポストカード■CD盤・全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【10月】予約リンク:商品情報はこちら: 2022年12カ月連続リリース第11弾『タイトル未定』11月23日(水) リリース価格:1,100円(税込)新曲2曲収録予定【全国汎用特典】12カ月連続ステッカー【11月】予約リンク:商品情報はこちら: 2022年12カ月連続リリース第12弾『タイトル未定』12月21日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK):11,000円(税込)※豪華初回仕様※100P豪華写真集付属※ライブ映像には、メンバーによる裏話満載のオーディオコメンタリー収録●DVD盤(CD+DVD):4,950円(税込)●CD盤(CD only):1,100円(税込)【CD収録内容】新曲2曲収録予定【Blu-ray / DVD収録内容】■2022.07.03 COLONiZED TOUR at 鳥取県立倉吉未来中心01. FiNAL SHiTS02. HiDE the BLUE03. 愛してると言ってくれ04. SMACK baby SMACK05. I have no idea.06. ZENSHiN ZENREi07. My landscape08. DiSTANCE09. stereo future10. プロミスザスター11. ごめんね12. ぴょ13. DA DANCE!!14. GiANT KiLLERS15. オーケストラ16. サラバかな17. beautifulさ18. NON TiE-UP19. ALL YOU NEED IS LOVE20. BiSH-星が瞬く夜に-※Blu-rayには新曲MUSiC ViDEOほか収録予定【ライブCD収録内容】■2022.07.03 COLONiZED TOUR at 鳥取県立倉吉未来中心・Disc101. FiNAL SHiTS02. HiDE the BLUE03. 愛してると言ってくれ04. SMACK baby SMACK05. I have no idea.06. ZENSHiN ZENREi07. My landscape08. DiSTANCE09. stereo future10. プロミスザスター11. ごめんね12. ぴょ13. DA DANCE!!14. GiANT KiLLERS・Disc201. オーケストラ02. サラバかな03. beautifulさ04. NON TiE-UP05. ALL YOU NEED IS LOVE06. BiSH-星が瞬く夜に-【店舗別特典】■初回生産限定盤、DVD盤・タワーレコード:A5ノート・HMV:50mm角マグネット・TSUTAYA:ICカードステッカー・アマゾン:A4クリアファイル・楽天ブックス:ステッカー・その他CDショップ:ポストカード・BiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター / (DVD盤)ポストカード■CD盤・全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【12月】予約リンク:商品情報はこちら:関連リンクBiSH Official HP: Official Twitter: Official YouTube:「BiSH iS OVER!」特設サイト:
2022年09月22日世の愛犬家にとってペットは家族同然。どこにでも一緒に行って過ごしたいと思うものだ。近年では愛犬同伴可能なレストランやカフェの数も増え、中には愛犬と一緒に泊まれるホテルなどの話題も耳にする。しかしながらコンサートに於いては、ほんの一部の野外イベントを除けば、愛犬同伴可能というのは聞いたことがない。ましてやコンサートホールに入れるワンコは盲導犬のみというのが現状だろう。ところがこの秋、素敵なコンサートをワンコ同伴で楽しみたいという愛犬家の夢を叶えるコンサートが登場する(2022年10月8日:霞町音楽堂)。「楽器を演奏される方は経験があると思いますが、家で練習をすると犬たちは必ず良い反応そしてくれます。単調な練習にさえ反応してくれるこの子達を見て、“愛犬家とわんちゃんのためのコンサートを実現したい”と思ったのです。しかもそれが一流のトッププロによる演奏だったらどれほど喜んでもらえる事でしょう。出演者の2人も大の愛犬家であり、演奏途中で吠えるのもクンクン鳴くのも大歓迎。今回はわんちゃんが主賓のコンサートなのです」このイベントの発案者で主催者の山下智之氏の言葉には、愛犬家の夢とペット愛が溢れている。東京のど真ん中に位置するおしゃれなホールで開催される前代未聞のコンサートに興味津々!●愛犬と一緒に聴くコンサート「Musica Classica Vol.1」2022年10月8日(土)13:00開場/14:00開演会場:霞町音楽堂(港区西麻布) 料金:5,000円/わんちゃん1,000円出演:松田理奈(ヴァイオリン)、江沢茂敏(ピアノ)
2022年09月22日『ルパン三世』アニメ化50周年、『キャッツ・アイ』原作40周年を記念して、『ルパン三世』 × 『キャッツ・アイ』のコラボアニメが制作されることが決定した。2023年にAmazon Prime Videoにて世界独占配信される。モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』は、世界的大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子ら仲間と、宿敵・銭形警部ら個性的なキャラクターが織りなすアクションアニメ。一方、北条司原作の初連載作品となるアニメ『キャッツ・アイ』は、ある時は怪盗、ある時は喫茶店の美人三姉妹。華麗に夜を駆け世間を騒がせるキャッツアイたちが暗躍するラブコメディアニメ。2021年から今年にかけては、『ルパン三世』アニメ化50周年、そして『キャッツ・アイ』原作40周年という両作品にとっての記念イヤーとなっている。この度、そんな両作のスペシャルな作品として、トムス・エンタテインメントが、Amazon Original『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』を制作することが決定し、ティザービジュアルとPV第1弾が公開された。本作はAmazon Originalの日本のアニメーション映画作品としては初めて、2023年よりAmazon Prime Videoにて世界独占配信される。舞台は『キャッツ・アイ』連載当時の1980年代。キャッツ・アイの父が遺した「三枚の絵」をターゲットに、共に絵を狙うルパンとキャッツが“夢の泥棒対決”を繰り広げる。レトロ&スタイリッシュな、爽快クライムアクションとなっているという。『キャッツ・アイ』の原作者・北条は生前のモンキー・パンチとも交流があったようで、「今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています」とコメントを寄せた。<コメント全文>『キャッツ・アイ』原作者:北条司『ルパン三世』は、中学生の時から読んでいた大先輩の作品です。モンキー・パンチ先生がこのコラボの話を聞かれたらどんな反応をされていたかな・・・?と考えずにはいられません。生前、何度かバーでご一緒する機会がありましたが、お互いマンガのお話をすることはありませんでした。ある時、人づてに頼みたいことがあると言われ、ただそれをおうかがいする前に亡くなられてしまいました。それがさすがにこのコラボの話ではなかったとは思いますが、今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています。エム・ピー・ワークス代表:加藤州平(モンキー・パンチの次男)モンキー・パンチは、『キャッツ・アイ』の世界観が大好きでした。『キャッツ・アイ』と『ルパン三世』が対決したらきっと面白い作品になるだろうと、楽しそうに話をしていたことがあります。親しく交流させていただいた北条先生の『キャッツ・アイ』と、『ルパン三世』のコラボレーションは、熱望していたモンキー・パンチにとって、夢のような企画だと思います。原作者でも、アニメの『ルパン三世』は、ファンの一人として楽しむ人でした。きっと、今回の企画も、ファンの一人として、作品完成を待ちわびていると思います。ルパン三世役:栗田貫一『ルパン三世』はアニメ化50周年、『キャッツ・アイ』は原作40周年。記念すべき年に、まさかの対決?ができるとは思っていませんでした。ルパン、次元、五ェ門と銭形のとっつぁん。そして、不二子ちゃんと3姉妹!今からとても楽しみです!来生瞳役:戸田恵子お話聞いて、えーー?マジーー?って感じでひっくり返りました!(笑)何十年ぶりとかは最早考えたくない!(笑)お祭り気分で楽しもうと思います。プロデューサー:石山桂一『ルパン三世 VS 名探偵コナン』に継ぐ夢のコラボ作品『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』。泥棒VS怪盗ということもあり華麗でスタイリッシュなアクション要素も満載なテンポのいい作品に仕上がりました。北条先生からモンキー先生へのリスペクトもあり「ルパンの世界観にキャッツたちが存在している様に見せたい、ルパンのキャラクターに寄せてほしい」というオーダーがあったため、漫画家の中田春彌先生にイラストを描いていただき、両方のキャラクターを一新いたしました。また、ルパンのジャケットがピンクなのは、『キャッツ・アイ』の時代設定が80年代であり、本作もその時代設定をフィーチャーしているため「80年代のルパンと言えばピンク」という思いがあり決定しました。Amazon Original『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』2023年よりPrime Videoにて世界独占配信
2022年09月22日男子プロバスケットボールリーグ・Bリーグが9月29日(木)、7シーズン目に突入する。9月20日、『B.LEAGUE 2022-23シーズン ティップオフ カンファレンス』が行われた。2年ぶりにB1リーグ全24チームの選手が一堂に会し、意気込みを語った。『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22』のカードかいきなり開幕戦で実現。5季ぶり2度目の優勝を果たした宇都宮ブレックスが10月1日(土)・2日(日)・敵地に乗り込み、琉球ゴールデンキングスと対峙するのだ。琉球・田代直希と宇都宮・比江島慎は、今季の抱負を口にした。田代「昨季は初めての『ファイナル』を経験し、今季は三冠を狙いたい。三冠を狙えるチームは2チームしかない。そういう舞台を経験するためにも、しっかりと狙っていきたい」比江島「去年優勝させてもらったが、まだまだチームとして『天皇杯』を取っていない、連覇もしていない。『東アジアスーパーリーグ』もある。そういうタイトルを貪欲に狙っていきたい。最終的には王者を目指したいが、まずは(レギュラーシーズン)全体1位を目指したい。去年よりも高いレベルを目指したい」ふたりとも開幕戦を楽しみにしていた。田代「とても楽しみにしている。プレシーズンマッチでいいところ悪いところ、すごく出たので、もう一段ギアを上げて、開幕戦を迎えたい。『ファイナル』の舞台で悔しい思いをしたので、今年はホームで開幕戦を迎えられるので、宇都宮にチャレンジして、いいゲームをしたい」比江島「注目度の高いカードになると思う。相手のホームコートになるし、素晴らしいアリーナなので、楽しんでやりたい」開幕戦を楽しみにしながらも、ふたりは「いきなりではなく、お互いにチームとして煮詰まってから戦いたかったという思いはある」(田代)、「開幕戦からやるのかというのが正直な気持ち」(比江島)と本音を垣間見せた。富山グラウジーズから加入したジュリアン・マブンガについて比江島が「個人で打開できる素晴らしい選手で、自分とのピックアンドロールのバリエーションも豊富。さらにパワーアップしたブレックスを見せられると思う」と手応えを語れば、田代は「マブンガが入り、ハンドラーの比江島さんがいる。止めるのは難しいと思う」と警戒した。2季ぶりの優勝を狙う千葉ジェッツは10月1日(土)・2日(日)・船橋アリーナで大阪エヴェッサを迎え撃つ。千葉Jから富樫勇樹、大阪から竹内譲次が登壇し、次のようにコメントした。富樫「千葉はスタッフが入れ替わったが、今季も変わらずスピードでファンのみなさんをたぎらせていきたい。(ジョン・パトリック新HCが就任し)かなり変化はあるが、いい雰囲気でプレーできている。ディフェンスが去年より激しくなっている。期待してもらっていいと思う」大阪・竹内「大阪エヴェッサは得点力の高い選手が揃っているので、得点をたくさん取って、爆発力のあるバスケをお見せしたい。Bリーグは7年目を迎え、1年目よりもトップと下位チームの差が縮まっている。(西地区の)京都(ハンナリーズ)、滋賀(レイクス)が強化しているのはリーグにとっても、個人にとってもいいことだと思う」開幕戦で警戒する選手はこうだ。富樫「橋本(拓哉)選手がケガから復帰したので彼。ケガをする前、手強かった。復帰して期待している部分と、相手として警戒している部分がある」竹内「富樫選手と(ギャビン・)エドワーズ選手。ふたりはチームの大黒柱。HCが変わったが、長年培ったものがあるので警戒したい」『天皇杯』3連覇とともに悲願のBリーグ制覇を見据える川崎ブレイブサンダースは10月1日(土)・2日(日)・浜松アリーナで三遠ネオフェニックスと対戦する。開幕記者会見には三遠・サーディ・ラベナと川崎・藤井祐眞が出席した。ラベナ「私たちの試合を見てくれた人に情熱とエナジーを与えられるような試合をしたい。開幕戦を非常に楽しみにしている。新しい選手と新しいコーチを迎え、日本有数の強豪である川崎とホームでブースターの前で戦えることを楽しみにしている。最善を尽くしたい」藤井「先日、ユーチューバーのクリエイターと試合をさせてもらったが、色んな方面でバスケットを盛り上げていきたいと思う。(開幕戦について)三遠は何もかも変わってどんなチームになるかわからないが、今まで千葉を率いていた大野(篤史)HCに変わり、もっといいチームに変わっていると思うので、開幕戦が楽しみ」ラベナが新チームの進捗を「選手もコーチも新しい顔ぶれとなり、システムも変わった。ディフェンスを重視するシステムに変わり、アジャストできるよう開幕に向けてがんばっている」と明かせば、藤井は「ここまで変わる相手とやるのはなかなかないし、どういう戦術でくるかわからない。一番警戒してないといけないのはマベラ選手や金丸(晃輔)選手、選手個々のスカウティングをしっかりやっていきたい」と用心する。先出し開幕戦は9月29日(木)・10月1日(土)・ドルフィンズアリーナでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ×シーホース三河である。栄えあるオープニングゲームに向けて、名古屋D・須田侑太郎、三河・柏木真介が意欲を表した。須田「我々ドルフィンズは攻守ともにアグレッシブなスタイルが持ち味なので、今季はさらに磨きをかけて応援してくれる人がエキサイティングな気持ちにさせるバスケをしたい。先出し開幕戦ということですごく注目されていると思う。三河はタレント力がチームなので、しっかりそこを抑えていい波を掴めるようにしたい」柏木「若い選手が多いので、よりエネルギッシュに、そして激しくやるためにハードワークがすごく必要になるので、今季はこのハードワークをテーマに戦っていきたい。名古屋も力のある選手が多いので、若いチームの僕らがどれだけ戦えるかしっかりチャレンジしたい。オープニングゲームにふさわしいゲームができるようベストを尽くしたい」愛知ダービーに負けるわけにはいかない。須田「愛知ダービーで先出し開幕戦。非常に楽しみにしている。絶対に負けられないライバルとのゲーム、チーム一丸となって勝ちたい」柏木「ダービーということで昔からの歴史もある。個人的にもすごく負けられないし、ファン・ブースターも特別な思いがあると思う。より特別なゲームになると思う。力と力のぶつかり合い、互いに力を出していいゲームをしたい」ほかにも茨城ロボッツ×ファイティングイーグルス名古屋・アダストリアみとアリーナ、群馬クレインサンダーズ×滋賀・太田市運動公園市民体育館、レバンガ北海道×秋田ノーザンハピネッツ・北海きたえーる、信州ブレイブウォリアーズ×アルバルク東京・ホワイトリング、富山×サンロッカーズ渋谷・富山市総合体育館、新潟アルビレックスBB×島根スサノオマジック・シティホールプラザアオーレ長岡、広島ドラゴンフライズ×横浜ビー・コルセアーズ・広島サンプラザホール、京都×仙台89ERS・京都市体育館が10月1日(土)・2日(日)に開催。選手たちは次のようにコメントした。茨城・平尾充庸「我々はリーグの中でもスモールラインナップになっている。アップテンポな速い展開のバスケをお見せできると思う」FD名古屋・宮崎恭行「ホームアリーナはコートと観客がすごく近く熱いブースターが多いので、チームとブースター、会場がひとつになって戦っていけると思う」群馬・野本建吾「群馬に関わってくれる全ての方にチーム一丸で戦っていく姿勢を届けられれば。プレシーズンを行い、チームも非常にいい状態に向かっている。開幕戦もホームでできるので、勝利を届けられるようがんばっていきたい」滋賀・テーブス海「今年は若い選手が多いチームなので、パッションあふれるプレーに注目してほしい。プレシーズンで積み重ねてきたものを発揮し、開幕戦では新しい滋賀レイクスをブースターに見せたい」北海道・橋本竜馬「(B.LEAGUEパーパスの)『ココロ、たぎる。』は自分の中で気に入っている。その中で激しく、熱い戦いをファンに毎試合見てほしいと思っている」秋田・田口成浩「秋田の選手のコートを駆け巡る姿をみなさんに届けていきたい」信州・三ツ井利也「日本人選手では僕と新加入の生原(秀将)が最年長という若いチームだが、プレシーズンでインパクトを残しているので、そこを見てほしい。僕らはD2からオフェンス、ディフェンスともに遂行力を高く保ってここまで来たと思っているので、そこに注目してもらえればと思う」A東京・安藤周人「今季から立川から代々木第一にホームアリーナが変わり、5年間率いたルカ(・パヴィチェヴィッチ)から(デイニアス・)アドマイティスルカにHCも変わり、チームとしてもクラブとしても新たなステージへ向かうということでチームスローガンの『Next FAZE』を目標に戦いたい」富山・晴山ケビン「昨年に引き続きインサイドを制圧して、インサイドを起点にしたバスケットを展開して、ファンと一緒に興奮できればと思っている」SR渋谷・ベンドラメ礼生「サンロッカーズのひとつの武器であるディフェンスから会場、テレビで見ている人が思わず立ち上がって声を出したくなるようなエナジーを伝えていきたい」新潟・澁田怜音「今季は若い選手が多いので、たくさん走ってアップテンポなバスケをするというのがキーワードなので、勢いをつけた試合をしていきたい」島根・安藤誓哉「昨年島根はバズソースタイルでいいオフェンスができたと思うので、今年は激しいディフェンスをしてオフェンスもディフェンスもたぎらせたい」広島・辻直人「見ているファン、会場に来てくれたブースター、実際にやっている自分たちが楽しんでバスケットをやることによって、見ている人に何かを与えられることができると思うので、ドラゴンフライズのバスケットを楽しんでもらいたい」横浜BC・森井健太「今年の横浜は若い選手が多いので、エナジーあふれるアグレッシブなプレーで引っ張っていけるようがんばっていきたい」京都・久保田義章「今季は『共に、登る。』というスローガン。若い選手がたくさんいるので失敗を恐れず、全員で勝ちにこだわって、全員で登っていきたい」仙台89ERS・渡辺「仙台はディフェンスのチーム。泥臭く強度の高いディフェンスをファンに見てもらいたい」『B1リーグ 2022-23』は3季ぶりに東・中・西の三地区制で順位を争う。9月29日(木)に開幕し、2023年5月7日(日)まで長く険しいレギュラーシーズンを展開。5月11日(木)に『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23』がスタートし、5月27日(土)~30日(火)・横浜アリーナにて『B.LEAGUE FINALS 2022-23』を予定。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報B1リーグ 2021-2022
2022年09月22日