SPAC-静岡県舞台芸術センターで、今年もゴールデンウィーク(2024年4月27日〜5月6日)に「ふじのくに⇄せかい演劇祭 2024」が開催される。「ふじのくに⇄せかい演劇祭」は、 “ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通じてダイレクトに繋がっている”というコンセプトのもと、国内外の最先端の舞台芸術を静岡で広く体験できるイベント。前半は舞台芸術公園で、初の[SPAC×鳥の劇場]共同制作となる『友達』を野外劇場で上演。後半は、トーマス・オスターマイアーが率いるベルリン・シャウビューネの最新作『かもめ』が静岡芸術劇場に堂々登場。駿府城公園では SPAC 芸術総監督・宮城聰が岡倉天心の幻のオペラを今に蘇らせる新作『白狐伝』が野外上演される。また、ストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡 2024」では、三浦直之(ロロ)が街を舞台に市民参加劇を創作。劇場で、公園で、街で、パフォーマンスに「心みひらく7日間」となる。現在発表されているラインナップは以下。今後、3月上旬に、この他のラインナップが解禁される予定。<ふじのくに⇄せかい演劇祭 2024 上演ラインアップ [一部]>■『かもめ』※日本初演ジャンル / 製作都市(国):演劇 / ベルリン(ドイツ)演出:トーマス・オスターマイアー作:アントン・チェーホフ2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・休)会場:静岡芸術劇場『かもめ』 ©︎ Gianmarco Bresadola■『友達』[SPAC×鳥の劇場]共同制作演劇 / 静岡・鳥取(日本)演出:中島諒人作:安部公房2024年4月27日(土) 〜4月28日(日)会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」『友達』■『マミ・ワタと大きな瓢箪(ひょうたん)』※日本初演ダンス / パリ(フランス)演出・振付・出演:メルラン・ニヤカム〜グランシップこどものくに連携事業〜2024年5月5 日(日・祝)会場:グランシップ 交流ホール『マミ・ワタと大きな瓢箪』 ©︎ Peggy Riess<駿府城公園で同時開催>ふじのくに野外芸術フェスタ 2024 静岡■『白狐伝(びゃっこでん)』※SPAC新作演劇 / 静岡(日本)演出・台本:宮城聰作:岡倉天心(『THE WHITE FOX』)音楽:棚川寛子2024年5月3日(金・祝)〜6日(月・休)会場:駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場ストレンジシード静岡 2024 コアプログラム■オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『パレードとレモネード』(仮)※新作演劇 / 静岡(日本)テキスト・演出:三浦直之(ロロ)2024年5月4日(土・祝)~6日(月・休)会場:青葉シンボルロード B3移動型パフォーマンス■『The Road to Heaven』※新作インターナショナルコーディネーター:チョ・ヨンスン2024年5月4日(土•祝)〜6日(月・休)会場:静岡県庁前〜駿府城公園他、ストレンジシード静岡 2024 オフィシャルプログラムではサファリ・P、劇団 短距離男道ミサイル、ワワフラミンゴ、お寿司の作品を上演。公募により選ばれた、ストリートシアターの可能性に挑戦するアーティストによるプログラム「オープンコールプログラム」では、ほころびオーケストラ、鈴木ユキオプロジェクト、浅川奏瑛×演劇空間ロッカクナット、のあんじー、第二次谷杉≒ミミトメ、Co.SCOoPPが出演する。あわせて、SPACの2024年度年間上演ラインアップも発表された。宮城聰構成・演出の『イナバとナバホの白兎』、別役実の『象』をEMMA(旧・豊永純子)が演出する新作、今井朋彦演出の『メナム河の日本人』ほかの上演を予定している。※最新情報は、公式特設サイトにてご確認ください。◆ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイト:◆ストレンジシード静岡 公式サイト:◆SPAC公式サイト:
2024年02月22日清原惟監督による第26回PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』が、3月2日(土) より東京・ユーロスペースほかで公開される。このたび本作に対する応援コメントが到着した。2023年2月の第73回ベルリン国際映画祭を皮切りに様々な海外映画祭で上映され、同年9月には北米での公開も果たした本作。コメントを寄せたのは、映画『aftersun/アフターサン』の撮影を手がけたグレゴリー・オーク撮影監督や、ミュージシャンの夏目知幸(Summer Eye)、芥川賞作家の井戸川射子ら様々なジャンルの著名人15名で、それぞれ清原監督の描く世界を絶賛している。また、監督&キャストによる初日舞台挨拶と2日目トークイベントが、ユーロスペースで開催されることが決定。トークイベントには清原監督に加え、本作とともに昨年のベルリン国際映画祭のフォーラム部門に招待された『石がある』の太田達成監督が登場する。さらに、オリジナルサウンドトラックが3月8日(金) に発売されることが発表された。音楽を担当したのは、ジョンのサン、ASUNA、mado & supertotoes、ESVの4組。映画完成後もメンバーそれぞれが独自に物語に想像を馳せて制作が続けられたとのことで、サントラには映画にも収めきれなかった楽曲も含め全40曲が収録される。アルバムの曲順は映画本編の時系列に沿ったものとなっており、映画鑑賞後にも追体験ができるような構成となっている。併せて、本作の新たな場面写真が公開となった。■朝吹真理子(小説家) コメント人が忘れても道は覚えている。今日という日が、あらゆる時間につながっていると感じる映画でした。■石原海(アーティスト/映画監督) コメント忙しく生きていたらこぼれ落としてしまいそうな、ゆっくり生きてる人にだけ見える宝物みたいな瞬間が、ニュータウンという街を軸に星座みたいに散らばっている。私たち観客は、街を行き来する魅力的な登場人物たちに連れられて、その星座をひとつひとつ拾い集めることになる。■井戸川射子(詩人/小説家) コメント緑と黄緑の何と美しい、膨らむ一面の木、形作られた道の草、土混ざる淡い芝生。鳥の鳴き声、風の音、光と暗さが私たちにも迫る。その中に穏やかで不穏な彼女らの日常、得て失ってきた時間が流れる、それも私たちに迫る。■ヴィヴィアン佐藤(芸術家/非建築家) コメントかつてそこにあった物たちが、出来事たちが、記憶たちが、誰にも語られることもなく、至る所に生ずる亀裂から噴出してくる。それらは過去や未来もなく、現在に同時に存在している。権力とは無縁の、小さな無名の記憶たちの救済。いまの日本だからこそ見えてくる風景だ。■カゲヤマ気象台(劇作家/演出家/円盤に乗る派) コメントバスの車窓から見た景色のようにどこまでも横にずれていく。偶然の出来事が重なりながらどこにもつながらない。こういう中心を欠いた豊かな時間が、人生には確かに存在していると思った。■金川晋吾(写真家) コメント魅力的なダンスシーンがある映画が好きなんですが本作はまさにそうです。ダンスシーンは映画の本筋には大体関係ないけれど、そもそも私たちが生きている時間には本筋なんてないですよね。この映画の時間の中にずっといたいと思いました。■グレゴリー・オーク(『aftersun/アフターサン』撮影監督) コメントある1日の営みや喜びと悲しみ、偶然の出会いを通して、映画は見事に私たちを深い思索へと導いていく。いかに私たちの人生は予期しない形で進み、時間の中で関わり合い、その瞬間が積み重なって意味深いものになりうるか。いろいろなことを考えさせられる、そして静かに心に残る作品だ。サウンドトラックも素晴らしい!■児玉美月(映画批評家) コメント街は見知らぬ人々の記憶の総和、視認不可能なあらゆる死と生が蠢く場所。『すべての夜を思いだす』は、画面に漂流する言葉なき空気でそれを伝える稀有な映画だった。■小森はるか(映像作家) コメントなんでもないように見える特別な1日。その日を乗り越えようとするあなたを、見知らぬ誰かが覚えていてくれるかもしれない。気づいてくれた人がいたんだよ、とそんな眼差しで、すれ違う人同士が描かれていく。だから、彼女たちがひとりでいても、孤独ではない夜が訪れる。そして、この1日を見届ける私たちに、救われる思いがあることを教えてくれる。■Summer Eye/夏目知幸(ミュージシャン) コメント誰かに誘われたい気持ちと、ひとりでいたい気持ちの間にある感情に我々は名前をつけないまま、ないことにしている。それを音楽にしようとするのがジョンのサンで、映画にしようとしたのが本作、ということかもしれない。違ってもかまわん。傑作に変わりない。■中澤日菜子(小説家/劇作家) コメント心地のよい時間がながれている映画だ。それぞれの目的を持つ3人の女性が、古くて新しい多摩ニュータウンのそこここにあらわれる。まるでニュータウンの精霊のように――。■山下澄人(小説家) コメント画面に木や草がはみ出してくる。それはかつて人間に消されたもの。削られた山に建てられた団地でそれらだけが濃く、人間は薄い。このまま映画から人間が消えていくんじゃないかと思った。かつてこうして人間がいたんだよ、というとき見るのはこの映画のような風景かもしれない。■山本浩貴(小説家/デザイナー/いぬのせなか座主宰) コメント人々はお互いを知らぬまますれ違い、見つめあい、想像しあう。そこには土地の歴史も死者も、観客であるこの私も巻き込まれる。私はこの映画の特に後半をかつてない動揺とともに見た。ここにすべてがあると感じた。■米田知子(写真家) コメント引き込まれる空気感、美しく完璧に切り取られた絵、端々まで命が宿っている。スクリーンに流れていく時間、何処かで見たかも知れない風景やシチュエーション。ふと立ち止まり、日常――"生きる"ということ、我々の物語に共鳴する。■渡辺花(ビジュアルアーティスト/tamanaramen) コメントあった事、あったかもしれない事、気づかないけど静かに交差している事、この感情を久しぶりに思い出した。<作品情報>『すべての夜を思いだす』3月2日(土) 公開■初日舞台挨拶日程:3月2日(土) 18:25の回上映後会場:東京・ユーロスペース登壇者(予定):清原惟監督、兵藤公美、大場みなみ、内田紅甘、遊屋慎太郎■トークイベント日程:3月3日(日) 14:40の回上映後会場:ユーロスペースゲスト:清原惟監督、太田達成(映画監督)<リリース情報>『清原惟監督作品「すべての夜を思いだす」オリジナル・サウンドトラック』3月8日(金) 発売※3月2日(土) ユーロスペースで先行販売価格:2,530円(税込)『清原惟監督作品「すべての夜を思いだす」オリジナル・サウンドトラック』ジャケット公式サイト:パートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF
2024年02月22日『佐野元春 & THE COYOTE BAND ライブ・フィルム「今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム」一夜限りのプレミア上映』が、3月5日(火) に全国7都市の映画館で開催される。このたび東京・新宿バルト9での上映前に、佐野元春とTHE COYOTE BANDから高桑圭、深沼元昭が登壇することが発表となった。『今、何処 TOUR 2023』は、最新アルバム『今、何処( WHERE ARE YOU NOW )』の楽曲を中心に、演奏・音響・映像・照明・リリックなどを融合したポップアートショーとして展開。プレミア上映では劇場用のミックス&リマスタリング、ハイスペック4K撮影による高画質映像とサウンドで、全24曲・約2時間におよぶライブを楽しむことができる。当日は本ツアーにまつわる話はもちろんのこと、シネマスコープサイズによる撮影と編集、60年代ヌーベルバーグ映画で使われていた字幕フォントを採用するなど、まさに“劇場映画仕様”となった本作の制作にかけるおもいを佐野が語る予定だ。また各会場の入場者特典として、来場者全員に「佐野元春 特製布パス風ステッカー(B7サイズ)」の配布が決定。チケットは3月3日(日) まで一般発売が行われている。<上映情報>佐野元春 & THE COYOTE BAND ライブ・フィルム『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』一夜限りのプレミア上映3月5日(火) 開映19:00【会場】北海道・札幌シネマフロンティア埼玉・MOVIXさいたま東京・新宿バルト9神奈川・横浜ブルク13愛知・ミッドランドスクエアシネマ大阪・T・ジョイ梅田福岡・T・ジョイ博多【上映前登壇イベント】会場:新宿バルト9ゲスト:佐野元春、高桑圭、深沼元昭(THE COYOTE BAND)司会:中谷祐介(ぴあ)入場者プレゼント:佐野元春 特製布パス風ステッカー(B7サイズ予定)■チケット一般発売:3月3日(日) 23:59まで()特設サイト:<リリース情報>佐野元春 & THE COYOTE BAND『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』3月6日(水) リリース●ライブBlu-ray完全生産限定盤:9,900円【収録内容】1. Opening2. さよならメランコリア3. 銀の月4. クロエ5. 植民地の夜6. 斜陽7. 冬の雑踏8. エンタテイメント!9. 新天地10. 愛が分母11. ポーラスタア12. La Vita è Bella13. 純恋(すみれ)14. 詩人の恋15. エデンの海16. 君の宙17. 水のように18. 大人のくせに19. 明日の誓い20. 優しい闇21. 約束の橋22. Sweet1623. サムデイ24. アンジェリーナ●2枚組ライブCD完全生産限定盤:3,850円【収録内容】■DISC11. Opening2. さよならメランコリア(LIVE)3. 銀の月(LIVE)4. クロエ(LIVE)5. 植民地の夜(LIVE)6. 斜陽(LIVE)7. 冬の雑踏(LIVE)8. エデンの海(LIVE)9. 君の宙(LIVE)10. 水のように(LIVE)11. 大人のくせに(LIVE)12. 明日の誓い(LIVE)■DISC21. 新天地(LIVE2023)2. 愛が分母(LIVE2023)3. ポーラスタア(LIVE2023)4. La Vita è Bella(LIVE2023)5. 純恋(すみれ)(LIVE2023)6. 詩人の恋(LIVE2023)7. 優しい闇(LIVE2023)8. 約束の橋(LIVE2023)9. Sweet16(LIVE2023)10. サムデイ(LIVE2023)11. アンジェリーナ(LIVE2023)特設サイト:公式サイト:
2024年02月22日フランスの劇作家フロリアン・ゼレールによる家族三部作のうち、岡本健一&岡本圭人の親子共演が話題を呼んだ舞台『Le Fils 息子』(2021年日本初演)、そして若村麻由美の主演で今回が日本初演となる『La Mère 母』、この二作品の同時上演が決定した。まったく異なる二作品に登場する同じ役名、母アンヌ、息子ニコラ、父ピエールを、若村、圭人、健一が担って共演。親と子、妻と夫、家族という存在について、さりげない会話で鋭く切り込む衝撃の劇空間が立ち上がる。『Le Fils 息子』で初舞台を踏んだ岡本圭人が、自身にとって意味深い今回の挑戦を熱く語った。憧れの“父親との共演”で初舞台を踏んだ特別な時間――圭人さんの初舞台作品『Le Fils 息子』と、日本初演となる『La Mère 母』。この二作同時上演は魅力の企画ですね。二作同時上演って最近よく見かけますよね。父(岡本健一)も昨秋、新国立劇場でシェイクスピアのダブルビル(『尺には尺を』/『終わりよければすべてよし』)をやりまして、それを観た時に、物語が本来持っている印象よりも、より強いインパクトを受け取ったように感じました。今回のふたつの作品は、母、父、息子の名前はどちらも同じなんですけど、まったく別の家族を描いています。でも、セリフの中に少しリンクする部分が見えたりするんですよね。それが同じキャストで行われるのは、観る側にとっては新しい演劇体験になるんじゃないかなと。自分が出るけど、個人的には観てみたい(笑)。お客様にも両作品とも観ていただきたいなと思っています。――まずは2021年上演の『Le Fils 息子』で初舞台を踏んだ、その経験を振り返っていただきたいと思います。舞台に立つことが本当に夢でしたし、また憧れの“父親との共演”でもあって、それが叶った瞬間、初日はやっぱり自分の中で忘れられない時間だったなと思います。またこの初演が俳優としての最初の仕事でもあったので、自分の中で特別な作品でもありますね。今考えると、ちょっと一生懸命やり過ぎていたなって(笑)。ニコラという少年を演じることに精一杯で、稽古中から本当に悩みを抱えている男の子みたいになっちゃって(笑)、スタッフ、キャストの皆さんにはご迷惑をかけたと思います。この作品、最初に台本を読んだ時に、本当に自分の物語のように思えたんですよね。それが作者フロリアン・ゼレールの書く作品の魅力なのかもしれなくて、息子の立場として、もしくは親の立場として、きっと多くの人が自分自身に照らし合わせるかもしれないなと。とにかくこの作品をいろんな人に届けたい、その一心で臨んだ舞台でした。『Le Fils 息子』ビジュアル――当時、健一さんからの評価はいかがでしたか?幕が開くまで相当不安だったようです。「お前大丈夫?出来るの!?」みたいな感じで(笑)。でも初日の幕が開いたら、「これ、すげえ舞台じゃん!」とか言うので「だからそう言ってるじゃん!」なんてやり取りをして(笑)。大千穐楽が終わった時には、自然にハイタッチやハグをしましたね。お互いにすごい充実感があったんだと思います。その後にいろんな舞台を経験させてもらいましたけど、観に来てくださったお客さんも、この『Le Fils 息子』がすごく心に残っているという方が多いみたいです。――健一さんが今回の再演にあたり、「あのような辛い思いはもう“体験したくない”というのが正直な気持ち」とコメントされていますが、圭人さんはいかがでしょうか。ハハハ。もちろんとても辛い話で、悲劇でもあるけれど、こういう舞台をやる意味は大きいと思っています。この舞台を届けることで同じような悲劇は起こらない、そういうふうに思って取り組んでいましたから。また、父親と共演することってなかなかないと思うんですよ。……と考えると、これが最後の機会かもしれない(笑)。なので、個人的にはずっと望んでいた作品ですね。初舞台の後、本当にたくさんの舞台やドラマを経験させてもらったので、それによって成長した姿を、父親だけじゃなくほかのキャストの皆さん、演出のラディスラス・ショラー、そして初演を観に来てくださった方々などに見せられたらいいなと思っています。まったく違う、ふたりのニコラ――では『La Mère 母』について、台本を読んでどのような印象を持たれましたか?『La Mère 母』ビジュアル台本を読んで、僕は自分の母のことを思いました。もしかしたら母親はこんなふうに思っていたのかもしれない、とか。それは『Le Fils 息子』を初めて読んだ時、また映画で観た時にも感じましたね。フロリアンの書く家族の物語は誰もが共感するものなんだろうなと思います。母アンヌを演じる若村麻由美さんとは、初舞台から毎年共演させていただいていて、自分のことを本当の子供のように大切にしてくださるので、その繋がりの強さもこの作品で出せるのではないかなと思いますね。すごく信頼して、尊敬している女優さんなので、また作品をご一緒できることが嬉しいです。――圭人さんが演じる『Le Fils 息子』のニコラと『La Mère 母』のニコラ、それぞれのキャラクターをどのように捉えていらっしゃいますか。『Le Fils 息子』のニコラは、「分からない」というセリフが多いんです。だから、分かってほしい、理解してほしいという気持ちが強いのかなと。答えを誰かに導き出してほしかったのかな、というふうにも思います。父親も母親も、新しい母親も、皆悪い人ではなく、一生懸命に生きているのだけど、ニコラはもうちょっと気にかけて欲しかった、愛が欲しかったんじゃないかなと。でも父親は「答えは自分で導き出すものだよ」と。歯車がちょっとずつ合わなくなってしまった、そういう男の子の話かなと思います。『La Mère 母』で演じるニコラは、まだ稽古に入っていないので分からないんですが、『Le Fils 息子』のニコラとはまったく違う人物ですね。違う人物を同時に演じることで、やはり以前とはまったく違った感覚になるんじゃないかなという気がしています。――初演時に、「ニコラを救いたい」とコメントされていたと思います。なぜその言葉が出たのか、また救えた実感はあったのかをお伺いしたいです。フランスではニコラってすごく一般的な名前で、フロリアンにインタビューした時に「すべての子供に照らし合わせて、この作品を書いた」と言っていたんです。だから僕も、ひとりでも多くの子供を救えたらいいな、という思いで作品に向き合っていきました。それで、子供を持つ友人が観に来てくれた時に、「家族をもっと大切にしていこう、もっと向き合っていこうと思った。救われたよ、この舞台をやってくれてありがとう」と言ってくれたんですよね。その時に、自分のやりたかったこと、目標を一個達成できたのかな、とは感じましたね。――先ほどお話に出たように、ストレートプレイでの実の親子の共演は珍しいかと思います。あらためて、圭人さんにとってどのような体験だったのでしょうか。稽古の最初のほうで、ちょっと壁に当たった瞬間がありました。僕がニコラ、父親がピエールを演じていて、もちろん父親も役を演じているんだけど、でも目の前にいるのは自分の父親だし……って頭がこんがらがっちゃって。演出家に相談したら「こちらはあなたたちを本当の親子とは見ていない。役者のケイトとケンイチが演じるニコラとピエールだから」って。そう言われたことで自分の中でスッキリして、ニコラという役を生きることに集中しよう、そう思えるようになりました。――演出家のラディスラス・ショラーさんとの再会も楽しみですね。はい。初演時に感じたのは、いただくディレクションがすべて自分の想像のひとつ、ふたつ、三つくらい上をいった演出で(笑)。それに追いつくのに精一杯だったんですけど、今回は前の経験を活かして、ラディスラスが求めるニコラにもっと近づけるようになりたいです。一番印象的だったのは、「ニコラのお腹の中にあるダークホール、闇を感じて理解しなければ、この役は絶対に演じることが出来ない。それが出来ないと単なる家族の話で終わってしまう。苦しい、なぜこうなったんだろう……というニコラの黒い闇を見つけてほしい」と言われたこと。その課題はとても大変でしたね。ラディスラスは今回『La Mère 母』を初めて演出するので、僕らと新作を作り上げることをすごく楽しみにしているようです。母親と会う時間を大切にしたい――特別な作品の再演と日本初演となる作品、二作品への挑戦でさらなる飛躍に期待しています。稽古の前に何か準備をされるのでしょうか。初演の時はフランスに3ヶ月間行って、ラディスラスと話したり、ディレクションを受けたりしましたね。あとは、ニコラは学校に行かずに散歩をしていたので、ずっと公園を散歩してました(笑)。『La Mère 母』をやるにあたっては、愛する息子を思う母の気持ちが描かれている作品なので、なるべく母と会うようにして、その時間を大切にしようと思っています。あと、若村さんともたくさん会話したいですね。若村さんとは1月に『ラヴ・レターズ』という朗読劇でもご一緒しまして、その時は恋人役でした。僕にとって初めての朗読劇で、最後はあんなに人前で鼻水を垂らしたことないってくらい泣いてしまった(笑)。若村さんは5回目だったそうで、「以前ももちろん一生懸命やっていたけれど、刺さる言葉、自分のセリフの重みが前とは全然違う。こんなところで自分が感動するとは思わなかった」といったことをおっしゃっていて。僕も今回あらためて『Le Fils 息子』を読んだ時に、前とは全然違う感情が湧いて来たりしたんですよね。初演時からこの再演まで、その間に得た経験は本当に自分にとってかけがえのないものです。今またこうしてニコラと向き合って演じると、まったく違う作品になるんじゃないかなという予感がします。取材・文:上野紀子撮影:藤田亜弓<公演情報>『La Mère 母』『Le Fils 息子』作:フロリアン・ゼレール翻訳:齋藤敦子演出:ラディスラス・ショラー出演:■『La Mère 母』若村麻由美岡本圭人伊勢佳世岡本健一■『Le Fils 息子』岡本圭人若村麻由美伊勢佳世浜田信也木山廉彬岡本健一【La Mère 母 東京公演】2024年4月5日(金)~4月29日(月・祝)会場:東京芸術劇場 シアターイーストチケット情報:()【Le Fils 息子 東京公演】2024年4月9日(火)~4月30日(火)会場:東京芸術劇場 シアターウエストチケット情報:()東京公演後、鳥取、兵庫、富山、山口、高知、熊本、松本、豊橋公演あり公式サイト:
2024年02月22日3月22日(金) に公開される映画『四月になれば彼女は』の新たな場面写真10点が公開となった。『四月になれば彼女は』は、『世界から猫が消えたなら』『百花』などで知られる川村元気による同名小説を原作とした実写映画。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤まさみ、そして藤代が10年前に交際していた初恋の女性で、世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森七菜が演じる。公開された場面写真は、暗室で現像中の写真を見つめる藤代や、とある写真を物憂げな表情で見つめる弥生、旅先のアイスランドで空を見上げる春など、それぞれの繊細な感情を感じさせるビジュアルに加え、落ち着いた雰囲気で寄り添い合う藤代と弥生、青春の爽やかさがあふれる藤代と春の幸せな瞬間や、失踪した弥生を理解しようと、愛をさがし求め苦しむ藤代が親友のタスク(仲野太賀)とバーで語らう日常の1コマを切りとった1枚も。さらに、アイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で、春がひとり佇むシーンも見ることができる。また新キャストとして、弥生が勤める動物園の飼育員で、獣医としての弥生のことをよく知る先輩・北村を橋本じゅん、原因不明の不眠症状に悩み、藤代のもとを訪れる患者・桑原を水澤紳吾、藤代と弥生が訪れる結婚式場のウェディングプランナー・高橋を瀬奈じゅん、末期の病に侵されながらも、春が撮る写真に胸を打たれる女性・長谷川綾子を島かおり、春の写真の才能に魅了され、患者のポートレート撮影を依頼する医者・中河玲子を高田聖子が演じることが発表された。<作品情報>『四月になれば彼女は』3月22日(金) 公開公式サイト:「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年02月22日ORANGE RANGEのデジタルシングル『Zombie』が、本日2月22日(木) に配信リリースされた。それを記念し、InstagramとTikTokで誰でもゾンビに転生することができる顔認識(ゾンビメイク)フィルターを使用したARエフェクト「レンジZombie」が登場した。『Zombie』は幻想的な世界との転生をモチーフにした作品で、ライブ会場数量限定盤『NAKED×REFINISHED -extra-』より突如ゲリラ配信リリースされた、3MCのラップのグルーヴが浮遊感漂う「Specter」と、その続編として独自の手法と独特の世界観で発展、新たな音調とリズムによって再定義し蘇らせた転生ソング「Zombie」が収録される。またハッシュタグ「#ARレンジZombie」をつけて、『Zombie』の収録曲を選んで投稿すると、抽選で25名にゾンビに転生したメンバーの「Specter(亡霊)紙製お面」がランダムでプレゼントされる。「Specter(亡霊)紙製お面」<リリース情報>ORANGE RANGE 配信シングル『Zombie』配信中ORANGE RANGE『Zombie』ジャケット【収録内容】01. Zombie02. Specter配信リンク:<ツアー情報>ORANGE RANGE『RANGE AID+ presents ORANGE RANGE FC TOUR 〜AID+ LAB 024〜』2月22日(木) 愛知・名古屋DIAMOND HALL開場17:45 / 開演18:302月24日(土) 大阪・GORILLA HALL OSAKA開場16:45 / 開演17:302月26日(月) 神奈川・川崎CLUB CITTA’開場17:45 / 開演18:30特設サイト:<イベント情報>ORANGE RANGE presents テレビズナイト0244月20日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場&音楽広場1F無料エリア:12:003F有料エリア:開場16:30 / 開演17:15【出演】3F有料エリア:ORANGE RANGE / Rude-α / オモイトランス / フレデリック / SHISHAMO1F 無料エリア:才哲治&skate club orion(スケートボード) / 安床武士(インラインスケート) / CRATE(バスケットボール) / オキラジ(ラジオ) / Crazycastle(ライブ)チケット情報:()特設サイト:関連リンクオフィシャルサイト:::
2024年02月22日2024年6月15日(土) から23日(日) に東京・よみうり大手町ホールで上演されるミュージカル『モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~』の全キャストが発表された。本作は、ストレートプレイからミュージカルまで様々な作品を手がけるG2が、長年構想を温めてきたオリジナルミュージカル。20世紀初頭、モンパルナス界隈の芸術があふれかえっていた時代を題材に描かれ、芸術界において“稀代の美男芸術家”と言われるアメデオ・モディリアーニを浦井健治が演じるほか、彼の才能に惚れ込み支え続けた詩人レオポルド・ズボロフスキーで稲葉友、モディリアーニの運命の女性であり、彼の多くの絵画のモデルにもなっているジャンヌ・エビュテルヌで宮澤佐江が出演する。また、モディリアーニの晩年の作品で度々モデルを務めたルニア・チェホフスカを秋本奈緒美、ズボロフスキーの妻アンナ・ズボロスカヤを福田えり、デカーヴェ警部を俵和也、画商のポール・ギョームを大津裕哉、モディリアーニが入り浸っていたカフェの主人ヴィクトル・リビオンを鎌田誠樹が務める。音楽は、ミュージカル『SPY×FAMILY』や音楽劇『ブンとフン』など多くの作品をG2と手がけてきた、かみむら周平が担当。本番では、様々なコンサートで活躍している榊原大がピアノを、川口静華がヴァイオリンを、奥泉貴圭、山崎太陽がチェロを生演奏。上質な音楽生演奏と歌声でモンパルナスの世界をさらに創り上げていく。■浦井健治 コメント今回、G2さんと初めてご一緒させて頂けることをとても光栄に思っています。実在する人物を描く中で、人はひとりでは生きていけないこと、もしくはひとりで生きていこうとすること、家族や恋人の想い、孤独や狂気、そしていずれ訪れる死に向かっていく刹那が、芸術によって昇華される人間模様を描いていければと思います。まずは、G2さんと一緒にやらせていただける喜びと、今回は画家という役どころですが、どんなモディリアーニに仕上げて下さるのか、今から精進して臨みます。■稲葉友 コメント本作でミュージカルに初めて挑みます。凄い方々とご一緒させて頂けることに戦々恐々としておりますが、真っ直ぐ飛び込んでいければと思っています。オリジナル作品を一から育てていくという試みにもとてもワクワクしていて楽しみです。まだ芸能活動を始めた頃、映画、ドラマ、舞台、戯曲など様々な分野の「芸術」に触れていた時、美術館で見た絵にグッときたことがあります。知識の有無に関わらず、人の心をグッと掴む、絵にはそんな力があるんだなと思いました。■宮澤佐江 コメント私自身、芸術家がどういう環境で何にインスピレーションを受けて作品創りをしているか昔から気になっていたので、この作品を通して芸術家の気持ちや裏側が知れるのではないかと楽しみにしています。自分の心に従って生きている登場人物たちの、友情、恋愛、葛藤を時を超えて皆様にしっかり伝わるように、丁寧に描いていきたいと思います。■秋本奈緒美 コメント楽しみです!『モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~』オリジナルミュージカル。作、演出のG2さん。音楽かみむら周平さん。そして役者は浦井健治さんはじめ8人。素晴らしい皆様とご一緒出来る幸せ。さぁ何が起こるのだろう。どんな景色が広がるのだろう。私の役はこの物語の中でどんな風に生きて行くのだろう。首の長い女性の絵を見て同じ様に首を傾げてみる。素適な物語が始まる。楽しみでしかありません!<公演情報>ミュージカル『モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~』脚本・作詞・演出:G2作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平【出演】浦井健治稲葉友宮澤佐江福田えり俵和也大津裕哉鎌田誠樹/秋本奈緒美【公演日程】2024年6月15日(土)~6月23日(日) 東京・よみうり大手町ホール公式サイト:
2024年02月22日EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチが、「福井市特別1日駅長」に就任することが発表された。これまで福井市とLDH JAPAN は、福井駅前の複合施設ハピリンで2022年夏に行った『EXILE LIVE TOUR 2021“RED PHOENIX”』とのコラボイベント『FUKUI PHOENIX FESTIVAL feat. RED PHOENIX』や、LDH kitchen運営の店舗を始め、系列以外の飲食店とも展開してきた都市圏での数々の食フェアなど、連携の領域を広げながら歩みをともにしてきた。そして、3月16日(土) の北陸新幹線福井開業にあたり、福井市は福井市全体を観光客を受け入れるシンボル的な場所と捉えて、福井市食のPR大使でもある橘を「福井市特別1日駅長」に任命し、多面的に街の魅力を発信していく。まずは3月16日朝にハピテラスで行われる福井市主催の北陸新幹線福井開業イベント『北陸新幹線ウェルカムフェスタ』への橘の出演に始まり、駅隣接の福井市観光交流センター2階では、鈴木規仁写真展『ECHIZEN FUKUI Landscape -Things, Matters, and People.- ファインダーが捉え続けた福井市×LDH JAPANの軌跡』を実施。加えて、地元発のカフェ・さんじのおやつ観光交流センター店では、AMAZING COFFEEのPOP UP STOREを4月7日(日) まで開催する。また、LDH kitchen運営の中目黒とりまちでは『越前福井フェア2024春』が、ハピリン2階の福井市観光物産館 福福館では、Live & Restaurant LDH kitchen THE TOKYO HANEDAで販売された『福井市観光協会コラボ!発酵ランチフェア』メニューの一部提供がスタートする。さらに、EXILE THE SECOND全員によるスペシャルトークイベントが、3月20日(水・祝) にハピリンホールで開催されることが決定した。■橘ケンチ コメント改めまして令和6年能登半島地震により犠牲となった方々にお悔み申し上げるとともに被災されたすべての方々に対してお見舞い申し上げます。被災されたみなさまの安全と被災地域の1日も早い復興をお祈りいたしております。この度、来る2024年3月16日(土) の北陸新幹線福井開業にあたり、地域活性化連携協定を結ばせていただいている福井市さんより「福井市特別1日駅長」に任命していただきました。開業当日の朝、駅前のハピテラスで行われる記念イベントに参加させていただくほか、いつも撮影してくださっているフォトグラファー鈴木規仁氏による福井市×LDH JAPANの軌跡含め収めた写真展やAMAZING COFFEEのPOP UP STOREなどの企画に加えて、なんと3月20日(水・祝) にはEXILE THE SECOND全員でのトークイベントも決定しています。福井市の多彩なコンテンツを発信することで、地元のみなさんを始め他のエリアから足を運んでくださる方たちまで、すべての方々にこの街の持つすばらしさと越前福井の魅力を存分に感じていただけたらと思っています。そして、社会貢献及び地域共生活動を大切に考えているLDH JAPANのSocial Innovation Officerとして、福井市はもとより北陸のみなさまの支えになれるように引き続き努めてまいります。<イベント情報>福井市主催北陸新幹線福井開業イベント『北陸新幹線ウェルカムフェスタ』3月16日(土) ハピテラス出演:橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)詳細はこちら: THE SECONDエクスクルーシブトークin福井市3月20日(水・祝) ハピリンホール出演:橘ケンチ/EXILE TETSUYA/EXILE NESMITH/EXILE SHOKICHI/EXILE AKIRA詳細はこちら:鈴木規仁写真展『ECHIZEN FUKUI Landscape -Things, Matters, and People.- ファインダーが捉え続けた福井市×LDH JAPANの軌跡』3月16日(土)~4月7日(日) 福井市観光交流センター2階特設会場時間:6:00~23:00(最終日は15:00まで)※会期中無休/入場無料詳細はこちら: COFFEE POP UP STORE in 福井・さんじのおやつ観光交流センター店3月16日(土)~4月7日(日) さんじのおやつ観光交流センター店詳細はこちら:たちばな書店 in福井市立桜木図書館3月12日(火)~4月17日(水) 福井市立桜木図書館詳細はこちら:中目黒とりまちpresents『越前福井フェア2024春』3月16日(土)~4月7日(日) 中目黒とりまち詳細はこちら:
2024年02月22日『梨泰院クラス』のキム・ダミが主演を務める映画『ソウルメイト』が、2月23日(金・祝) に公開される。デレク・ツァンによる単独監督デビュー作『ソウルメイト/七月と安生』をベースとし、韓国・済州島を舞台に新たに製作された本作。性格も価値観もまるで違うミソ(ダミ)とハウン(チョン・ソニ)の幼馴染が想い合い、時には激しくぶつかり合いながらも紡がれる深い友情を描く。ふたりが織りなす切なくも温かな物語はもちろんのこと、その中で垣間見える“懐かしさ”を呼び起こすようなシーンの数々も見どころのひとつ。ストラップがたくさんついたガラケーや当時流通していたモデルのラジオ、ポンプ(韓国で流行したリズムゲーム)、MP3プレイヤー、さらに2000年代の韓国で提供されていたSNSツール・サイワールドといった一昔前の流行アイテムや文化が多数登場し、物語全体をノスタルジックに優しく包み込んでいる。時代設定に合わせた小道具の登場や演出シーンについてダミは「この作品では、ポンプや文具店、ガラケーなど、懐かしいものがたくさん登場します。特にポンプをしたのがとても楽しい思い出として記憶に残っており、ソニさんとたくさん練習をして、まるで学生時代に戻ったような気分でした」と撮影時を懐かしげに振り返った。そう明かす彼女の言葉通り、劇中ではポンプゲームでプロ顔負けの腕前を披露するふたりの微笑ましい姿も映し出されており、ダミも「高校時代のミソとハウンの姿が大好きなんです」とお気に入りのシーンのひとつだと明かしている。また「作品をよく見ると(韓国で)その当時使われていたものが、背景のところどころに散りばめられています。それを探すことも、この作品の別の楽しみ方だと思います」とコメントを寄せている。<作品情報>『ソウルメイト』2月23日(金・祝) 公開公式サイト: CLIMAX STUDIO, INC & STUDIO&NEW. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年02月22日結成は2023年10月。90年代USオルタナ、00年代の日本のロック、ボカロ、アニメ、ハイパーポップなどをぶち込んだバンドサウンド、そして、ネットとリアル、理想と現実の狭間でもがく姿をダイレクトに反映した歌によって瞬く間に注目を集めているのが4人組ロックバンド、PURIKURA MIND(プリクラ マインド)だ。昨年12月にリリースされた1st EP「Starter Kid‘s」を聴けば、焦燥と衝動と知性に貫かれたロックンロールに魅了されるはず。さらに大阪、東京で本作のリリース・ライブも決定。バンドの首謀者である石ツ瞭斗(Gt/Vo)に聞いた。――PURIKURA MINDの結成は2023年10月。きっかけは何だったんですか?自分は18歳くらいからバンドをやってたんですけど、一昨年の末くらいに終わってしまって。1年くらい何もしてなかったら、友達のバンドの人たちが「早くやれよ」って感じで、いろいろ機会を与えてくれたんです。弾き語りとか即席のバンドとかをやってみたんだけど、イマイチやりたいことをやってる感じがなくて。やっぱりちゃんとバンドを組みたいと思って、手書きのメンバー募集の紙の写真をTwitterに乗せたのがはじまりですね。――やっぱりロックバンドをやりたい、と。そうです。今24歳なんですけど、サブスクの前の時代もギリギリ知ってて。たぶんロックバンドが盛り上がっていた時期を知ってる最後の世代だと思うんですよ。ひとりでやったほうがラクだしお金もかからないのはわかってるんだけど、やっぱりバンドがやりたい。何をやるにしてもしっかり論理がないと嫌なタイプなのに、バンドに関しては“好きだから”以外に理由がないです(笑)。ソロアーティストのライブを見てると「バックバンドは雇われてるんだよね」みたいなことを考えちゃうんですよ。仕事としてバンドをやることのカッコ良さもあると思いますけど、それよりも“幼稚園から一緒の仲間とバンドを組んで、音を鳴らす”ということにロマンを感じるというか。まあ、PURIKURA MINDはそういうバンドじゃないですけど(笑)。――“初期衝動で突っ走って、派手に散る”みたいな美学もある?いや、今はないですね。1回バンドを終わらせたこともあって、「続けるほうが100倍難しくて、100倍カッコいい」と気付いたので。神聖かまってちゃんが好きなんですけど、ずっと「終わりそう」と思われながら、今もやってるじゃないですか。15周年のツアーをやって、アニメソングが世界的にバズって。何回倒れそうになっても立ち上がって、ずっとバンドを続けるってめちゃくちゃすごいし、カッコいいですよね。「計算している部分もあるんだろうな」という感じもすごく好きで。僕は自分のことを客観的に見てしまうところがあるし、だからMCでもクサいことが言えるんですよ。「これは全部計算でやってる」と思い込めばどんなにカッコつけたことも言えるっていう(笑)。しかも、そういうメタ認知も全部話したいんですよね。――衝動と打算がせめぎ合ってるというか。1st EP「Starter Kid’s」は石ツさんのなかでどういう位置付けの作品なんでしょう?「2023年12月に1st EPを出したことが、後々、どう伏線になるか」ということも全部考えながら作ってました。タイトルは“スターターキット”と掛けてるんですけど、最初に出す作品であることをめちゃくちゃ意識していて。「これがPURIKURAMINDだ」というEPですね、簡単に言うと。今は曲単位で聴かれる時代だし、アルバムとかEPという考え自体が古いんでしょうけど(笑)、やっぱりロマン主義なんでしょうね。――リード曲「Neither A nor B」には〈くだらない奴らは放っておいて/僕らはこのままで〉という歌詞があって。バンドをやることへの決意表明のようにも聴こえます。自分がやっていたバンドがどんなバンドだったか、それをなぜやめて、なんでPURIKURA MINDを作ったか。それを全部入れたかったんです。僕はロックスター気質でも何でもないし、中途半端な人間だと思ってるんですけど、そのこと自体を提示したかったというか。この曲を聴けば“PURIKURA MINDはどういうヤツがやってるバンドなのか”がすべてわかると思います。――オルタナ経由のロックサウンドもめちゃくちゃカッコいいですね。ありがとうございます。最初のリフとかはけっこうニルヴァーナっぽいというか、「90年代のオルタナが好きなんだろうな」とわかるようにしたくて。アレンジに関してはメンバーに任せているところもかなりあるんですよ。「こういう音にしたい」というのもあるんですけど、完全にひとりで作っちゃうとバンドでやる意味がないので。それぞれの解釈も入れてほしいし、スタジオで「これはいいね」とか「このフレーズは好きじゃない」とか言い合って、取捨選択しながら作ってます。――すごくオーソドックスなやり方ですね。そうですね。メンバー全員、等しく“PURIKURA MIND”という名前を背負ってほしくて。バンドの楽曲って、お菓子作ってる会社のお菓子、洋服屋の服と同じでいちばん大切じゃないですか。そこだけは四等分というか、それぞれ責任を持ってやらないとダメだと思うんで。レコーディング、めちゃくちゃ楽しかったですね。もちろん緊張したり失敗したり苦戦もしたけど、完成するとすごい感動があって。たぶんずっと苦労するし、ずっと後悔し続けると思うけど、それもバンドだと思うんですよね。――そのひとつひとつがバンドの物語になるんでしょうね。2曲目の「Lost in the Internet」はポップな側面が強く出ている楽曲なのかなと。海外でちょっと流行っているハイパーポップを取り入れてますね。”インターネットからの脱出“というテーマなので、いかにもインターネットっぽい音楽をバンドでやるのがいいんじゃないかなと。コロナの時期にすべてがオンラインで完結できる時代になったじゃないですか。それがすごくさびしいというか、嫌なんですよ。Skypeで話したり、ネットでゲームをするのも好きだけど、やっぱりさびしい。面と向かって話したいし、ハイタッチしたいし、一緒にお菓子を食べたいという気持ちも強いし、「これ以上そっち側に行かないでくれ」という曲ですね。――なるほど。「丁寧な暮らし」は曲名と真逆のラフなロックンロール。“丁寧な暮らし”って言葉が流行ったことがあったじゃないですか。モーニングルーティーンがあって、仕事に行って、帰ってきたらしっかり洗濯と掃除をして、体に良くて美味しいごはんを食べて、Netflixで好きな映画を見ながらリラックスする、みたいな。僕はもちろんそういう人間ではないので、“丁寧な暮らし”という言葉を聞くのが苦しかったんです。だったらそれを皮肉ってやろうと思って作ったのが「丁寧な暮らし」ですね。まったく真逆の生活を歌ってるっていう(笑)。この曲に対して「不幸ブランディングしてる」みたいな意見があったんですけど、別にブランディングしてるわけではなくて、不幸なときは不幸と書くし、幸せなときはそれを歌うのがリアルだと思ってるんですよ。――その感覚は「週刊少年ヘルプレス」にも通じてるかも。〈どうせ、大した事にはね/成れないままに死んじゃうから〉という本音をぶちまけていて。「Helpless」という青山真治監督の映画があって。“北九州サーガ”の第1作なんですけど、本当に救いがない映画なんです。ウチのギター(喜多村勇也)も北九州出身で、“バンドで成り上がりたい”みたいな感じで上京してきて。ドラムの川島(攻)もベースの高橋(遼真)も、たぶんすごい夢を持ってバンドをやろうとしているし、めっちゃ覚悟を持って踏み出していると思うんですね。希望があるからそれが出来たと思うんだけど、「そんなの全部ありえないぞ」ってちゃんと言っておきたくて。自分もそうで、バンドをやったり歌うことに意味なんかないし、上手くいかないってわかってるけど、それでも1%の可能性を掴むためにやってるんだぞっていう。――でも、「諦めたい夜」では微かな希望も歌ってますよね。じつはこの曲、前にやってたバンドのときに書いた曲で。当時はバンドをやってるのがきつくて、もう全部捨てたい気持ちになってて。でも、PURIKURA MINDを組んだ後「そしたらまた/明日の朝に会おう」という歌詞が書けた。それってたぶん、僕が初めて書いたポジティブな歌詞なんです。「それでもやりたい」ということを言えた曲になったし、だったらこのバンドで録りたいなと。まあ結局、今も大して変わってないんですけどね(笑)。バンドやってて得なことってあまりないし、親も心配するし。地元の友達はちゃんと就職してるのに、僕は東京でフリーターやりながらバンドをやって。100人、200人集めるくらいは頑張ればやれるだろうけど、その先は才能や他と違う発想がないと上にいけないんですよ。バンドやっててよかったとか、まだ思ったことないですね。――最後の「漫画」については?地元の友達で”両親が漫画家”ってヤツがいて。兄貴も絵が上手いんだけど、そいつは本当にダメで、何もしないんですよ。仕事もしてないし、借金だらけだし、友達も少ない。でも、そいつがいてくれることで僕は誇れない自分を守れる感じがあるんです。なので〈貴方に一人きりで居て欲しいよ〉って歌ってるっていう、めっちゃ最低な歌で(笑)。――何もしてないダメなお前を見て安心したいから、ダメなままでいてほしいっていう……確かにひどい(笑)。お客さんに対しても同じようなことを思ってるんですよね。めちゃくちゃ自分を誇れる人は、PURIKURA MINDの曲を聴かない気がしてるので……。「漫画」は僕らのことを理解しようとしてくれる人に〈そのままでいてくれ〉と言ってる歌でもあるんですよね。――3月にはEP「Starter Kid’s」のリリースツアーが大阪、東京で開催されます。前回の自主企画は2曲しか出してない状態だったので、お客さんは予習もできなかったんですよ。ライブで初めて聴く曲が多くて、それはそれでよかったと思うんですけど、今回はEPが出た後のツアーなので、ライブに来る価値を確かめたいと気持ちがあって。今ってたぶん、現場主義みたいなものの価値がどんどん薄れてると思うんです。ただ、僕らはそこにも抗いたくて。それもロマン主義みたいなものなんですけど、僕は平成11年生まれなんですけど、令和になっても平成のモラトリアム感を続けたくて。――なるほど、それが”PURIKURA MIND”なんですね。はい。僕が生まれた1999年はライブに行く意味がめちゃくちゃあったし、ライブハウスにも価値があったはずで。今はそうではないとわかってるんだけど、やっぱりライブを見てほしい。それはこっちのワガママでしかないし、もっとエンタメをやらなくちゃいけないと思ってます。今は自分たちだけでそれを実現できないので、大阪も東京もゲストバンドに出てもらうことになってます。――将来的にはPURIKURA MINDのエンタメを確立したい、という気持ちもある?そうですね。曲を作る、ライブをやることが基本なんだけど、ラジオやインタビューだったり、ブログを書くこと、グッズを作ることだったり、なんだってできるじゃないですか。僕はもともと漫画家になりたいと思ってたり、携帯小説サイトに投稿してたこともあって。それもバンドを続けてればできるかもしれない。僕にとってPURIKURA MINDは屋号。そのなかで出来ることは何でもやろうと思ってます。Text:森朋之Photo:吉田圭子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>PURIKURA MIND 1st EP「Starter Kid’s」発売中価格:1,650円【収録曲】1. Neither A Nor B2. Lost in the Internet3. 丁寧な暮らし4. 週刊少年ヘルプレス5. 諦めたい夜<ライブ情報>PURIKURA MIND pre. ANYONE CAN PLAY TOUR3月3日(日) 大阪・福島2nd LINE 2024w/ セルフィッシュガール、171、Rudo、トップシークレットマン3月22日(金) 東京・下北沢 DaisyBarw/ JIGDRESS、Hazeチケット情報:()公式サイト:
2024年02月22日野外音楽フェス『りんご音楽祭2024』が、9月28日(土)・29日(日) に長野・アルプス公園で開催されることが決定した。16年目となる今回も各地で活躍する様々なアーティストが出演予定。また「りんご音楽祭オフィシャルオンラインショップ」の2月末までの売上半額が、「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付されることが発表された。<イベント情報>『りんご音楽祭2024』9月28日(土)・29日(日) 長野・アルプス公園開場9:00 / 開演10:00 / 閉演20:30 / 閉場21:30※雨天決行・荒天中止公式サイト:
2024年02月22日2024年5月に上演される舞台『結合男子』の詳細が発表。併せて各キャラクターの扮装ビジュアルとスポット映像が公開された。原作は、元素の力を宿す10人の志献官たちが、万物を呑み込み虚無へと還す「デッドマター」から世界を救うため、命をかけて戦うSQUARE ENIXによる友情結合シミュレーションアドベンチャーゲーム。舞台版は世界の危機に立ち向かう10人の志献官とミラーズ・天空王 九慈(そらたか くじ)との物語が描かれる。演出を松崎史也、脚本を三浦香、振付をREX(福澤侑、Daiki、皇希)がそれぞれ担当するほか、荒牧慶彦がS-SIZE、TBS、SQUARE ENIXのプロデューサー陣とともに参加する。また高橋祐理、高野渉聖、早乙女友貴、武子直輝、磯野大、荒牧、福澤がキャストとして名を連ねた。チケットは最速先行(抽選)を2月27日(火) まで受付中。本作は、2024年5月7日(火) から13日(月) に東京・日本青年館ホール、5月17日(金) から19日(日) に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。■演出:松崎史也 コメント相手と出会って化学反応が起きる。起こす。ずっとそうして僕たちは演劇を創ってきた。例えではなく、ケミストリーを起こす時が来た。『結合男子』舞台化。身近で、壮大で、苦しく、真に迫る原作とオーディションを含め集まった楽しみな俳優ひとり一人と同時代に立ち向かう戦友の三浦香さんとプロデューサーに名を連ねる荒牧さんと。見たことのない瞬間を創造すべく、演劇で結合します。その縁を結う媒に、いらしていただければと思います。■脚本:三浦香 コメント念願の松崎史也さんとの初タッグとなり尊敬するクリエイターの方やどんな化学反応が起こるか未知数である個性豊かなキャストの皆様とご一緒できることに胸が躍っております。数えきれないほどのルートが存在している世界、何度も失敗したり次に進み新たなエピソードを知れたり本当に奥深い物語が『結合男子』には存在しています。ゲームで感じたあの緊張感と心に迫るドラマを舞台版としてカンパニーの皆様と創り上げたいと思います。Experimental Theater『結合男子』スポット映像<公演情報>Experimental Theater『結合男子』原作:『結合男子』(SQUARE ENIX)演出:松崎史也脚本:三浦香振付:REX(福澤侑 Daiki 皇希)【出演】《志献官》源 朔:高橋祐理安酸 栄都:高野渉聖鍛炭 六花:高梨怜宇緑 四季:早乙女友貴凍硝 七瀬:西山蓮都浮石三宙:北出流星鐵 仁武:磯野大舎利弗 玖苑:荒牧慶彦塩水流 一那:福澤侑清硫 十六夜:武子直輝《ミラーズ》天空王 九慈:吉高志音【ダンサー】HIRUMA So-Da Takuya Patrick Akira Daicho GENRenju Ando ToLa Hachi Masaki yuya Arata NaruseShunta Tanase Ryoma【公演日程】2024年5月7日(火) ~13日(月) 東京・日本青年館ホール5月17日(金) ~19日(日) 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール■チケット最速先行(抽選):2月27日(火) 23:59まで()公式サイト: SQUARE ENIX/Experimental Theater「結合男子」製作委員会
2024年02月22日練馬区立美術館では、2024年3月16日(土)より『生誕150年池上秀畝―高精細画人―』を開催する。明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家、池上秀畝(いけがみ・しゅうほ1874-1944)の生誕150年を記念して、その人生と代表作をたどる展覧会だ。近代の日本画家といえば、横山大観や菱田春草ら、それまでの日本画に新しい風を吹き込んだ「新派」の画家にスポットがあたりがちだが、当然ながら日本には、伝統的な日本画を描く「旧派」の画家も数多く存在した。その「旧派」の流れを汲む池田秀畝は、長野県上伊那群高遠町(現在の伊那市)出身。明治22年(1889)、15歳の時に上京して、日本画家・荒木寛畝の住み込みの弟子となり、大正5年(1916)から3年連続で文展特選を受賞、また帝展で無鑑査、審査員を務めるなど、官展内の旧派を代表する画家として活躍した。同じく長野出身で同年の菱田春草もまた15歳の時に上京している。しかし、この年にできた東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学したことで、「新派」の旗手となっていった。徒弟制度と学校制度。それぞれが飛び込んだ制度の違いが、ふたりの道を分けたといえるだろう。タイトルに「高精細画人」とあるように、秀畝の作品は、緻密な写生を礎に描かれている。その上で、画面の大きさと絢爛さが特徴だ。同展では、縦横2mを超える大型の屏風作品を多数紹介。その一部は、ガラス越しではなく、畳に座って間近に鑑賞できる展示が行われるので、ぜひ本来の屏風の姿を味わいたい。さらに、彼が生涯を通じて描きためた、写生帖や画帳の公開も興味深い。完成作では見られないような人物スケッチや西洋画の模写などから、秀畝画の懐の広さや、彼自身の人となりを知ることができるだろう。同展ではゲストスライドトークや美術講座などのイベントが多数予定されている。詳細や申し込み方法は美術館ホームページにて確認を。<開催概要>『生誕150年 池上秀畝―高精細画人―』会期:2024年3月16日(土)~4月21日(日) ※一部展示替えあり会場:練馬区立美術館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館:月曜料金:一般1,000円、大高・65~74歳800円公式サイト:公式サイト:
2024年02月22日クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』がアメリカのPeacockで配信開始し、同社の新記録を打ち立てた。Peacockのこれまでのデビュー記録は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だった。それぞれの具体的なアクセス数、視聴時間は発表されていない。PeacockはNBCユニバーサル傘下の配信プラットホーム。『オッペンハイマー』も『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』も、ユニバーサルが劇場配給を手がけた。『オッペンハイマー』は来月のアカデミー賞に13部門でノミネートされており、作品部門の最有力候補と考えられている。『オッペンハイマー』3月29日(金)公開(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年02月22日いがらし寒月、大川七瀬、猫井、もこなの4名からなる創作集団CLAMPの原画展『CLAMP展』が、7月3日(水) から9月23日(月・休) に東京・国立新美術館で開催されることが決定した。1989年に「サウス」第3号(新書館)にて『聖伝-RG VEDA-』で商業誌デビューを果たしたCLAMPは、以降『東京BABYLON』『X』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』『ANGELIC LAYER』『ちょびっツ』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『xxxHOLiC』『こばと。』『GATE 7』『ドラッグ&ドロップ』などの作品を発表。またアニメ作品の『コードギアス』シリーズ、『カードファイト!! ヴァンガード overDress』『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』ではキャラクターデザイン原案、Production I.GとCLAMPのコラボレーション作品『BLOOD-C』シリーズではシリーズ構成と脚本、自作『カードキャプターさくら』ではシリーズ構成、脚本、衣装デザインを担当している。『CLAMP展』は、2024年にデビュー35周年を迎えるCLAMPの創作活動をたどる、これまでにない大規模原画展。出版社や掲載雑誌を横断してデビューから現在までの作品を、「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」の5つのテーマに分け、漫画原稿を中心に展示される予定だ。さらに公式Xでは、本展の5つのテーマにあわせたキービジュアルを順次公開。初回となる「COLOR」のキービジュアルの公開は2月25日(日) を予定している。<開催情報>『CLAMP展』期間:7月3日(水) ~9月23日(月・休) 東京・国立新美術館 企画展示室2E※休館日:毎週火曜日開館時間:10:00~18:00※毎週金・土曜日は20:00まで※入場は閉館の30分前まで公式サイト:公式X:・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./CLAMP展製作委員会
2024年02月22日WurtSが、5月から7月にかけて全国ツアー『WurtS LIVEHOUSE TOUR III』を開催することが決定した。本ツアーは、2月21日(水) にYouTubeで公開された『「WurtS LIVEHOUSE TOUR II」2023.12.7 at Zepp Haneda』の映像内でサプライズ発表された。5月21日(火) の神奈川・KT Zepp Yokohamaを皮切りに全国16カ所19公演が予定されている。『WurtS LIVEHOUSE TOUR II』2023.12.7 at Zepp Haneda<ツアー情報>WurtS LIVEHOUSE TOUR III『WurtS LIVEHOUSE TOUR III』告知画像5月21日(火) 神奈川・KT Zepp YokohamaOPEN18:00 / START19:005月29日(水) 新潟・新潟LOTSOPEN18:00 / START19:005月30日(木) 長野・長野CLUB JUNK BOXOPEN18:30 / START19:006月6日(木) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOMOPEN18:00 / START19:006月8日(土) 広島・BLUE LIVE HIROSHIMAOPEN17:00 / START18:006月10日(月) 高知・高知CARAVAN SARYOPEN18:30 / START19:006月11日(火) 香川・高松festhalleOPEN18:00 / START19:006月22日(土) 鹿児島・鹿児島CAPARVO HALLOPEN17:30 / START18:006月23日(日) 熊本・熊本B.9 V1OPEN17:00 / START18:006月25日(火) 福岡・Zepp FukuokaOPEN18:00 / START19:006月26日(水) 福岡・Zepp FukuokaOPEN18:00 / START19:006月29日(土) 福井・福井県県民ホールOPEN17:00 / START18:007月3日(水) 宮城・仙台GIGSOPEN18:00 / START19:007月5日(金) 北海道・Zepp SapporoOPEN18:00 / START19:007月10日(水) 愛知・Zepp NagoyaOPEN18:00 / START19:007月11日(木) 愛知・Zepp NagoyaOPEN18:00 / START19:007月16日(火) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)OPEN18:00 / START19:007月18日(木) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN18:00 / START19:007月19日(金) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN18:00 / START19:00オフィシャルサイト:
2024年02月22日3月15日(金) に公開される映画『デューン 砂の惑星PART2』の宣伝アンバサダーを、俳優の町田啓太が務めることが発表された。本作は、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた『デューン 砂の惑星』の続編。ハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者・ポール(ティモシー・シャラメ)の復讐が描かれる。元々SF映画好きで、前作の大ファンだという町田は本作をいち早く鑑賞し、「大興奮でした!PART2は前作を更に超える思った以上のドキドキな気持ちで、ヤバかったです。砂と風が目の前にあるような感覚に陥ってしまい、惑星にいるかのような体感に大興奮しました!人間として、全細胞が震えるような映画です」と大絶賛。また、「どうやったらこんな映画ができるんだろう!思わずリスペクトです。こんな体験をさせてもらって、ありがとうと言う気持ちです(笑)」と主演のティモシーを始めとするキャストの熱演や、アートワークディレクション、キャラクターデザイン、音楽などあらゆる要素を称讃しつつ、SF映画好きとして「PART2は人類最高の到達点だと思いました。“現在”の人類最高のSF映画の到達点です」と興奮気味にコメントしている。特に印象に残ったシーンは、本作でも大きなカギを握る、砂漠に生息する巨大生物サンドワームのシーンだという。「サンドワームに乗るシーンは本当に乗りたくなります。もう一度、皆様と一緒にデューンにダイブしたいです」と語るように、サンドワームはもちろんのこと、想像を絶するスケールと圧巻の映像美で展開される迫力あるアクションも本作の見どころだ。併せて公開されたTVスポット映像では、いち早く本作を鑑賞した町田が興奮冷めやらぬまま魅力を熱弁する姿が映し出されている。■町田啓太 コメント全文大興奮でした!PART2は前作を更に超える思った以上のドキドキな気持ちで、ヤバかったです。砂と風が目の前にあるような感覚に陥ってしまい、惑星にいるかのような体感に大興奮しました!人間として、全細胞が震えるような映画です。映画を一言で表すと、驚愕、そして恐怖を登場人物と一緒に恐れを乗り越えていく高揚感。気分が上がる作品です。僕は、元々SFが大好きで、前作も映画館で拝見しましたが、PART2は人類最高の到達点だと思いました。大層なことを言うと「これで終わり?」と思われてしまうので、言いたくはないのですが、未来に更に凄い作品が創られる事も期待して、“現在”の人類最高のSF映画の到達点です。主演のティモシー・シャラメさん中心にキャストはもちろんですが、アートワークディレクション、キャラクターデザイン、そして音楽、全てのスタッフに感謝です。もう、謙虚にならざるを得えない笑。どうやったらこんな映画ができるんだろう!思わずリスペクトです。こんな体験をさせてもらって、ありがとうと言う気持ちです(笑)。この話を聞いたときに、僕でいいのだろうか。と素直に思ったんです。でも、好きな映画を自分の口から皆様にお伝えするのは嬉しいことですし、大変光栄なことだと思いました。自分が創った映画ではないのですが、この映画を観た喜びを少しでも皆様にお伝えできたらと思ったんです。これからダイブできる皆さまが羨ましいです。サンドワームに乗るシーンは本当に乗りたくなります。もう一度、皆様と一緒にデューンにダイブしたいです。『デューン 砂の惑星PART2』TVスポット映像<作品情報>映画『デューン 砂の惑星PART2』3月15日(金) 公開公式サイト: Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年02月22日『映画 マイホームヒーロー』が、3月8日(金) に公開される。このたびキャストリレーインタビュー映像の第2弾<キーキャラクター編>が公開となった。原作は、累計発行部数370万部を突破し、2017年より「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の『マイホームヒーロー』。昨年放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)を殺してしまう衝撃の展開で幕を開け、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための“命がけの騙し合い”が繰り広げられた。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台とした完結編が描かれる。公開された映像には、主演の佐々木に加え、半グレ犯罪組織に所属する間島恭一を演じる高橋恭平(なにわ男子)と、哲雄の秘密を知るという謎の情報屋・大沢隼人を演じる宮世琉弥が登場。高橋の印象について佐々木は、「ドラマでは初めての悪役に悩みながら演じていましたが、映画ではすでに想いを込めたものを持って現場に立っていたので素晴らしかった!」と絶賛。また映画版から参加する宮世に対しては「どこか影もありながら、敵なの?味方なの?と思わせる爆発力のある面白いキャラクターを作ってきたな」と、作品に合わせた役作りに感激している。一方、高橋・宮世から見た佐々木の印象について、「言い方やトーンなど細かいところについて“こうした方がいい”というよりも(役の気持ちを踏まえて)“(恭一は)こうしたいんじゃないか”という形でアドバイスをいただけてありがたかったです」(高橋)、「引き出しを尋常じゃない数、お持ちでした。自分もいろんな感覚を身に着けていきたいです」(宮世)と、芝居の細部まで気を遣う佐々木の演技の幅に感化された様子だった。さらに、新たに見つけた佐々木の魅力について、宮世は「笑顔が素敵!」と答え、さらに佐々木は本作では普段の関西弁を封印して臨んでいるので「関西弁で話すギャップも魅力」と語る。高橋も続けて答えようと一呼吸置くとすかさず「そこは、関西弁やろ!!」と佐々木からツッコミが入り、笑いが巻き起こる一幕も。劇中の3人の役柄からはなかなか見ることのできない和やかな一面も垣間見ることができる。『映画 マイホームヒーロー』キャストリレーインタビュー映像<キーキャラクター編><作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月22日梨木香歩による小説『西の魔女が死んだ』の舞台化が決定。2024年6月25日(火) から27日(木) に東京・草月ホール、6月29日(土) に秋田・由利本荘市文化交流館カダーレで上演されることが発表された。小説は1994年の単行本発売から時代を超えて読み継がれており、累計発行部数は260万部を突破。おばあちゃんとの魔女修行を通して成長していく少女まいの心の物語となっている。リーディングドラマとして上演される今回は、西の魔女役で前田美波里、魔女の血をひく孫娘まい役で生駒里奈が出演する。台本・演出は笹部博司が手がける。■前田美波里 コメント鎌倉生まれ、山あり海ありの素敵な場所に育った私は、自然に触れることが当たり前にナチュラルに生きてきました。だから「西の魔女」の役はやってみたいなーとすぐに思いました。さらに、この歳になってミックスということを活かして表現ができるというのは、自分をもうひとつ違った形でお見せできるという期待感もあります。朗読劇なのでいつものように身体を使わず、想像して台詞だけで表現するので、想いを自然に伝える為には自分の孫娘が出てくれればぴったりなのにと思ったりもしました(笑)。「西の魔女」はとても丁寧な人だと思います。私も祖父母に叱咤激励されながら温かく育てられましたので、子どもの頃を思い出して穏やかに演じようと思います。人間なんて自然の中では本当にちっぽけなものだよと自分が感じた想いをそのまま孫に向かって伝えたいです。演じていく中でまた新たに感じることも出てくると思いますし、まいの生駒さんと演出の笹部さんとの出会いもとても楽しみです。■生駒里奈 コメント今回まい役を務めさせていただきます、生駒里奈です。この作品は、私が中学生の時、一度図書室から借りて朝読書の時間に読んだ事がありました。当時、そして今もですが、ファンタジーの世界に没頭するのが大好きで、小説も漫画も、とにかく現実にはない世界を描いたり、日常生活から離れている作品を読む子でしたので(笑)、初見で読んだ時に、「え!タイトルとだいぶ印象が違う!」という感想を持ちました。そんな少し妄想にふけるのが好きな子が、まだまだですが役者として、この作品を台本に上がってから読ませて頂き、原作も読みながら考えた事は、どのようにまいを演じるかと言う仕事の部分、そして「あぁ、こんな事を伝えていたんだな」という生駒自身の素直な感想で、大人になったからか、感じるものは様々ですが心休まる時間になりました。観劇してくださる皆様に、色んな感想を持って頂けるよう務めたいと思っております。よろしくお願いいたします!!■笹部博司(台本・演出) コメント前田美波里という女(ひと)に大きな意志の力を感じる。あの若さ、美しさ、そして輝き。『西の魔女が死んだ』の上演を考えた時、まず前田さんが思い浮かんだ。1994年の発売から時代を超えて読み継がれている特別な作品である。その特別をどう説明すればいいのか。一編の小説を超えた何かとでもいえばいいのだろうか。その作品に出会うことによってその人の人生が変わる、『西の魔女が死んだ』には確かにそんな力がある。本作はひとりの少女と、そのおばあさんの物語である。少女の名前はまい。おばあさんはまいに言う。「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」前田さんはまさにこの言葉の実践者であると思う。まいを演じるのは、生駒里奈。生駒さんも自分の居場所を探し求め、今の場所にたどり着いたのではないだろうか。演劇とは、今起こっていること、ドキュメンタリーであると思っている。前田さんと生駒さんの人生が重なり合う『西の魔女が死んだ』特別な舞台になる、そんな予感がする。<公演情報>リーディングドラマ 西の魔女が死んだ原作:梨木香歩『西の魔女が死んだ』(新潮文庫刊)台本・演出:笹部博司出演:前田美波里 生駒里奈2024年6月25日(火)~27日(木) 東京・草月ホール2024年6月29日(土) 秋田・由利本荘市文化交流館カダーレ公式サイト:
2024年02月22日chilldspotが、全国13カ所を巡るワンマンツアーを開催することが決定した。本ツアーは9月22日(日) の長野・長野ライブハウスJを皮切りに、ファイナルは12月2日(月) に東京・Zeep Shinjuku(TOKYO)で行われる。チケットはファンクラブ先行抽選が2月28日(水) 18時よりスタートする。<ツアー情報>chilldspot 4th one man tour(タイトル未定)『chilldspot 4th one man tour(タイトル未定)』告知画像9月22日(日) 長野・長野ライブハウスJ9月23日(月・祝) 石川・金沢vanvanV49月26日(木) 京都・京都磔磔9月29日(日) 福岡・福岡BEAT STATION10月5日(土) 兵庫・神戸VARIT.10月6日(日) 香川・高松MONSTER10月26日(土) 北海道・札幌cube garden11月4日(月・休) 宮城・仙台Rensa.11月9日(土) 岡山・YEBISU YA PRO11月10日(日) 広島・広島セカンド・クラッチ11月15日(金) 愛知・名古屋ボトムライン11月23日(土) 大阪・Yogibo META VALLEY.12月2日(月) 東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)ファンクラブ先行抽選:2月28日(水) 18:00〜3月6日(水) 23:59まで()公式サイト:
2024年02月21日5人組バンド・えんぷていが本日2月21日(水) に配信リリースした新曲「あなたの全て」のMusic Videoが公開された。「あなたの全て」は、3月13日(水) に発売される2ndアルバム『TIME』のリード曲。日々変わる環境の中で、生活や出会いがあり大人になっていくことがテーマで、昨年12月に神谷幸宏(Drums)、赤塚舜(Bass)が加入し、新体制となったバンドの急成長を感じさせる1曲となっている。MV監督は東京を拠点に活動する映像制作ユニット“kineco”、サウンドプロデューサーは、ジャンルを問わず数多くの作品を手がけている柏井日向(the HIATUS、KIRINJI、SHISHAMO、YOGEE NEW WAVESなど)が担当している。また、『TIME』のPre-add / Pre-saveが本日よりスタート。3月12日(火) までに事前予約登録をすると「えんぷてい『TIME』オリジナル待ち受け画面」がプレゼントされる。えんぷてい「あなたの全て」MV<配信情報>えんぷてい「あなたの全て」配信中配信リンク:<リリース情報>えんぷてい 2ndアルバム『TIME』3月13日(水) リリース価格:2,750円(税込)えんぷてい『TIME』ジャケット【収録内容】01. Turn Over02. whim03. 秘密04. あなたの全て05. ハイウェイ06. TAPIR07. 琥珀08. 斜陽09. Pale Talk10. 宇宙飛行士の恋人Pre-add / Pre-saveリンク:<ツアー情報>えんぷてい 2nd ALBUM『TIME』ONEMAN TOUR4月18日(木)大阪・Live House PangeaOPEN18:30 / START19:004月19日(金) 愛知・名古屋CLUB UPSETOPEN18:30 / START19:005月10日(金) 東京・WWWOPEN18:15 / START19:00チケット情報:()公式X:
2024年02月21日BiSが本日2月21日(水) に配信リリースした新曲「Sakura」のMusic Videoが、2月22日(木) 20時にプレミア公開されることが決定した。「Sakura」は、2月28日(水) に発売されるメジャー3rdアルバム『NEVER MiND』の収録曲。プロデュースは、奈良発のロックバンド・Age Factoryが手がけている。公開されたMVは、「STiLL BE CHiLD」のMVに引き続き、映像ディレクターの大久保拓朗がディレクションを担当。光と桜のコントラストが美しい映像となっている。BiS「Sakura」MV※2月20日(木) 20:00 プレミア公開<リリース情報>BiS メジャー3rdアルバム『NEVER MiND』2月28日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集):6,500円BiS『NEVER MiND』初回生産限定盤ジャケット●通常盤(CD):3,300円BiS『NEVER MiND』通常盤ジャケット【CD収録内容】1. R.U.N※Age Factoryプロデュース2. STiLL BE CHiLD※AxSxEプロデュース3. Olenimorph, Ole※中村弘二プロデュース4. イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム※中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)プロデュース5. LAZY DANCE※フルカワユタカ(DOPING PANDA) プロデュース6. なまえをよんでフルカワユタカ(DOPING PANDA) プロデュース7. 青風※中村弘二プロデュース8. 僕の目を見つめて君の世界になりたい※中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)プロデュース9. 悲しみを纏う男たちの行進※fOULプロデュース10. Sakura※Age Factoryプロデュース11. NO CHOiCE※AxSxEプロデュース【初回生産限定盤のみ】・スリーブ付きトールサイズデジパック仕様・2023.11.2 『INCREDIBLE BiS TOUR』FiNAL@Zepp Haneda フル収録・写真集50P<イベント情報>BiS『NEVER MiND』リリース記念ミニライブ&特典会スケジュール2月25日(日) タワーレコード渋谷 B1F CUTUP STUDIO開始時刻:13:302月26日(月) HMV&BOOKS SHIBUYA 5F イベントスペース開始時刻:19:002月27日(火) タワーレコード川﨑開始時刻:18:302月28日(水) タワーレコード渋谷 B1F CUTUP STUDIO開始時刻:19:302月29日(木) タワーレコード錦糸町パルコ開始時刻:19:003月2日(土) タワーレコード新宿開始時刻:14:00 / 17:30<ツアー情報>BiS『We Gotta Go BiS TOUR』5月5日(日) 東京・Spotify O-CrestOPEN16:00 / START17:005月12日(日) 埼玉・HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3OPEN16:00 / START17:005月14日(火) 東京・代官山UNITOPEN16:00 / START17:005月19日(日) 茨城・水戸ライトハウスOPEN16:00 / START17:005月25日(土) 神奈川・F.A.D YOKOHAMAOPEN16:00 / START17:005月26日(日) 千葉・千葉LOOKOPEN16:00 / START17:005月31日(金) 東京・Spotify O-CrestOPEN16:00 / START17:006月1日(土) 栃木・HEAVEN’S ROCK USTUNOMIYA VJ-2OPEN16:00 / START17:006月8日(土) 群馬・前橋DYVEROPEN16:00 / START17:006月9日(日) 東京・代官山UNITOPEN16:00 / START17:00オフィシャルサイト:
2024年02月21日3月20日(水・祝) に公開される『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』の“ひな祭りイベント”が、2月21日(水) に東京・新宿バルト9で開催。ゲストキャラクター・スイセンの声を担当した仲里依紗とキャンペーンソング「ODYSSEY」を担当するNEMOPHILA(mayu、SAKI、葉月、ハラグチサン、むらたたむ)が登壇した。ステージ上には『おしりたんてい』のメインキャラクターはもちろん、仲が声優を担当したスイセンやNEMOPHILAのメンバーを模した「久月」製作による、可愛らしいオリジナルのひな人形を配置。そんな中、おしりたんていのかつての相棒・スイセンの声を務めた仲は、スイセンのイメージカラーである緑色を頭髪に加えたカラフルでアバンギャルドな着物姿で登場し「『おしりたんてい』は絵本を息子に読み聞かせしていた思い出深い作品です。今回のゲスト出演が決まって本当に嬉しかったです」と笑顔を見せた。今回の出演には自身の家族も反応したそうで「共有スケジュールに“おしり”と入れたら“これはお尻のトレーニングのことなの?それともアフレコのことなの?どっちのおしりなの?”」と聞かれたという。また「台本の表紙に『おしりたんてい』のイラストが描いてあったので息子が絵本と思ったらしく、ページを開いていたけれど活字だらけだったのでそっと閉じていました」と息子の無邪気なエピソードも飛び出した。さらに完成した作品については「泣ける!」と感涙を報告し「これは大人も楽しめる作品だと思った。アニメは子どもに付き合って観るようなイメージがあったけれど、これは大人だけでも楽しめる『おしりたんてい』になっています」と絶賛。演じたスイセンについては「過去と現在で二面性があって“何があったの!?”レベルで違う。そこが面白い。女の人って変わるんだなと思った」と印象を述べて「私もデビュー当時と今ではファッションが全然違うので、この20年で何があったの!?と思われるかもしれませんが……これが普通です」と自身の変化と重ねていた。お気に入りのキャラクターの話題になると、仲はマルチーズしょちょうを選んで「小さくて名前も声も可愛いのに、見た目とのギャップが凄い」と理由を明かし「私は“人生ギャップ”で生きてきたので、ギャップっていいよなと思う」とシンパシーを感じていたようだ。一方、完成した作品についてmayuは「アーティストとして共感ができる場面もあって内容が深くて濃い作品」、SAKIは「お子さんにもわかりやすい言葉で描かれているし、大人でもストーリーラインにドキドキできる」、葉月は「母親になった時にもう一度子どもと観てみたいと思った」、ハラグチサンは「お子さんも観て楽しめて感動できる映画」、むらたたむは「3歳の娘も私も夢中で観てしまうほど、母子で楽しんだ」と感想を口にしていた。キャンペーンソング「ODYSSEY」についてmayuは「恋愛ソングでありながら、親子愛ともとれる歌詞。ラブソングではなく、もっと大きな愛をテーマにしたいと思った。今回の映画も色々な愛が描かれているので、ピッタリな曲。普段の私たちは地獄サウンドですが、今回はゆるふわで壮大な曲に仕上がりました」と胸を張った。これに対して仲は「普段とはガラッと変わって、この映画に寄り添うゆるふわな曲調でビックリ。曲を聴いたときは“なんでもできる方々なんだな”とビックリしました。私は普段のハード目な感じも好きです」とその才能を讃えていた。ステージには豪華なオリジナルひな壇が設置されていることもあり、ひな祭りの思い出トークも展開。温暖な地域である長崎出身の仲は「これは田舎あるあるですが、ひな人形とともにゴキブリが必ずいた。菱餅にくっついていたりして、どこかに潜んでいた。それを見つけてはママに駆除してもらった」と衝撃的エピソードを語り「これって現実。食べ物を置いているとゴキブリは来ます。でもゴキブリとしてはいい気分だと思う。だってレッドカーペットですからね」とゴキブリの気持ちを代弁して会場を沸かした。そんなゴキブリ情報のあとにSAKIが「父親が過保護で、お嫁に行ってほしくないという事で4月くらいまでひな人形を飾っていました」と明かすと、すかさず仲は「ゴキブリが来ていたと思いますよ」と指摘し、会場の笑いを誘っていた。最後は仲の「おしりくん!」という呼び掛けで、おしりたんていの着ぐるみが登場。ひな飾りを囲んで写真撮影を行った。そして仲は劇場公開に向けて「台本を読んだ段階で“私、舐めてました”と謝りたくなるくらい、素晴らしいクオリティの物語でした。悪役も出てくるけれど、双方の気持ちがわかるような深いストーリーになっています。家族でもいいし、年齢に関係なくオールジャンルで楽しんで観ていただける『おしりたんてい』になっています」とアピールし、イベントは幕を閉じた。<作品情報>『映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ』3月20日(水・祝) 公開公式サイト:トロル・ポプラ社/2024「映画おしりたんてい」製作委員会
2024年02月21日TOOBOE(トオボエ)がメジャー1stアルバム『Stupid dog』をリリースした。「錠剤」(TVアニメ「チェンソーマン」第4話エンディングテーマ)、「往生際の意味を知れ!」(ドラマ「往生際の意味を知れ!」オープニング主題歌)などの話題曲のほか、リードトラック「咆哮」、楠木ともりをフィーチャーした「紛い者 feat.楠木ともり」などの新曲もたっぷり収録。“バカな犬”という世界観を背景に、TOOBOEの音楽的ポテンシャルを証明する作品となっている。3月には全国7会場を巡るアルバムリリースツアー「和やかな支配」を開催。アルバムとツアーについてTOOBOE自身に語ってもらった。――メジャー1stアルバム『Stupid dog』がリリースされました。メジャーデビュー後に発表したシングルに加え、新曲6曲を収録。全17曲のボリュームです。「こういう音楽をやってる人間だよ」という名刺を作りたかったんですよね。「新曲は最低限、4曲くらいないとな」と思ってたんですけど、結果的に6曲になって。周りの人に「曲数がおかしい」って言われますけど(笑)、新曲が3曲くらいだとさびしいかなと。シングルは攻撃力が高いものを出すことが多いんですけど、アルバムの新曲は自分の趣向性が強いものにしたくて。作っていて楽しかったですね。――『Stupid dog』というタイトルもすごいですね。TOOBOEという名前にも“負け犬”というイメージもありますが……。“愚かな犬”“バカ犬”ですからね(笑)。この2年間のなかで作ってきた曲は、“主人に逆らえない。でも愛されたい”というテーマが多かったんです。「錠剤」(TVアニメ「チェンソーマン」第4話エンディングテーマ)、「往生際の意味を知れ!」(ドラマ「往生際の意味を知れ!」オープニング主題歌)もそうですけど、タイアップ曲も偶然そういうものが続いて。“飼殺される”というと言い方がよくないですけど、“従うしかない”“この人に愛されるしかない”みたいな状況には僕自身も共鳴するし、もともとそういう作品が好きなんですよね。それを含めて、『Stupid dog』というタイトルがぴったりじゃないかなと。――おそらくすべての人が何かに従ってるだろうし、じつは普遍的なテーマなのかも。そうですね。ボーカロイド曲を作っていた頃は怒りや反骨心が強かったんですけど、今もその延長線上にいると思っていて。自分で歌うようになって、メジャーデビューしてから、その感覚をリブートさせたところもありますね。――なるほど。ではアルバムの新曲について聞かせてください。1曲目「廻する毒素」は、TOOBOEさんのルーツのひとつであるスガシカオさんの影響がめちゃくちゃ出てるなと……。そこを察してもらえるとありがたいです(笑)。「スガさんのアルバムの1曲目ってこういう感じだよな」というのをやった曲なんですよ。歌詞に関しては……この曲に限らず、“毒を仕込む”みたいなことが好きで。めちゃくちゃ聴きやすいポップスなんだけど――もちろん“いい曲”であるのは前提で――変則的なコード進行やワードを入れることで、もう1回聴くと毒が効いてくる。それは全曲、意識していることですね。――「ミラクルジュース」はギターがフックになっていて。まさに中毒性のあるサウンドですよね。デモは自分で作ったんですけど、ギターの破壊力を上げたいと思って。ボカロPの煮ル果実くんに「好き勝手に弾いて」って頼んだんです。自分が弾いたギターも混ざってるんですけど、彼のギターはすごく特徴的なので、ファンの人が聴いたらわかると思います。――ボカロP界隈とはずっとつながりがあるんですね。そうですね。今は(ボカロ曲のリリースは)ペースが落ちてますけど、ボカロPの友達とはたまに会ってるので。煮ル果実くんはずっとボカロ曲を作り続けていて。たぶんシンガーにはならないタイプだと思うんですけど、そのやり方もすごくカッコいいなと思うんですよね。あと、ボカロのシーンって代謝がすごくて、久々に戻るとまったく違う曲が流行ってて、全然知らない新人が活躍してたりするんですよ。そういう状況を友達のボカロPに教えてもらうこともありますね。――「fish」は森田悠介さん(ベーシスト/作曲家/編曲家/音楽監督)がリアレンジ。森田さんには「With ensemble」(アーティストとオーケストラのコラボをテーマにしたYouTubeコンテンツ)でお世話になって、「浪漫」「博愛」のストリングスもアレンジしてもらって。「fish」の原曲は打ち込み感が強いバラードなんですけど、何か面白いチャレンジをしたくて、森田さんにオーケストラ・アレンジをお任せてしたんです。僕からは絶対に出来ないフレーズやアレンジの曲になって、楽しかったですね。――任せると決めたら、100%任せるんですね。そうしないと意味がないというか。自分が指示を出したら、みなさんプロなんで、完璧に形にしてくれると思うんですよ。でも、それをやってしまうと自分の範囲から出ることはできない。だったら完全に身を任せてみよう、と。MVの作り方もそうですね。――「紛い者feat.楠木ともり」も話題を集めています。「チェンソーマン」からのご縁ですね(楠木ともりは“マキマ”役を担当)。以前、楠木さんに楽曲(「晴天の霹靂」)を提供させてもらったんですが、その後、楠木さんのライブにもお邪魔させてもらって。そのときに「楠木さんの1面しか捉えてなかったな」と思ったんですよね。もっともっといろんな表現ができる方だし、もう1回(楽曲提供など)チャレンジさせてもらいたいなと思って、自分の楽曲で歌ってもらえませんか?とお願いしました。共通している部分があるというか、お互い、自己肯定感が低いタイプなんですよ。周りから評価されても、ぜんぜん納得できていないというか。そういう部分を曲にしたいと思ったんですよね。楠木さん、自分のツアーの東京公演にも出演してくれるんですよ。何の曲をやるかはわかんないですけど(笑)。――楽しみです!「チェンソーマン」との関りはやはり大きかったですね。貴重な体験でしたし、鍛えられました。「錠剤」はある程度の評価を頂けたんですが、自分としては反省点が多くて。スキルの限界もあったし、そもそもアニメのエンディング曲を作ったのも初めてだったんですよ。もしも今、「チェンソーマン」第4話のエンディングを作ったら、まったく違うものになるんじゃないかなと。そのことを受け入れながらがんばってるのが、最近です。――自己肯定感は変わらなくても、スキルはまちがいなく上がっている。それはもう上がらざるを得ないですね。『Stupid dog』には「あのときにしか作れなかったな」という曲がたくさん入っているんですけど、それはそれで貴重だと思うんですよ。たぶん僕はもっと歌が上手くなって、ミックスや楽器も上達する。そうやって変わっていくと思うし、このアルバムはこの2年間でやってきたことが詰まっているので。――リードトラックの「咆哮」については?アルバムに先がけてMVを出すときに、「だったら『咆哮』だな」と。単純に勢いがあるし、“犬”というコンセプトにもつながっているので。こういう“真ん中”のテンポ感の曲って、あまり作ったことなかったんですよ。「心臓」「錠剤」みたいな速い曲か「fish」みたいなバラードのどちらかだったので、その間のテンポ感の曲をやってみたいなと。――新しいトライだったと。「月の行方」はファンク・テイストの楽曲です。やっぱりスガさんの影響が大きいんですが、ファンクが好きなんですよ。岡村靖幸さん、SUPER BUTTER DOGや在日ファンクもそうですが、日本のミュージシャンはファンクと日本語の融合にずっとトライしてきて。勝手ながら、僕もそれを受け継いでやってみた感じですね。――アルバムの最後に収録された「夜の叙情の如く」はまさに抒情的なバラードナンバー。さっきも言いましたけど、シングルは攻撃力が高い曲が多いし、ノリが良くないとバズらない傾向があって。「錠剤」とかで僕のことを知った人は「速くてガチャガチャした感じがTOOBOEらしさだよね」とおっしゃると思うし、それは間違いではないんですけど、「夜の叙情の如く」みたいな曲でも自分らしさをしっかり伝えられたらなと。16曲目の「浪漫」で勢いよく終わってもよかったんですけど、直感的に「そうしたくないな」と思ったんですよね。聴後感をもっと良くしたかったというか。――TOOBOEさんの音楽的ポテンシャルがさらに拡大したアルバムだと思います。メジャーデビュー当初は「自分が歌う意味はあるのか?」みたいな話もしていましが、今はどうですか?TOOBOEとして音楽を作り、届けることの意義がはっきりしてきたんじゃないかと思うのですが。そうですね。アルバムでいうと、それが曲順にも表れていて。6曲目の「敗北」までが前半だと思ってるんですけど、荒々しいんですよ。7曲目の「fish」以降の曲は作った時期も「錠剤」より後で。「錠剤」に対する反省を踏まえながら、違うスイッチが入ったというか。「往生際の意味を知れ!」はドラマの制作サイドの方、原作者の方、僕自身も納得できるものが作れたという手ごたえがあったし、アルバムの後半は自分にとっても味わい深いですね。――アルバムリリースツアー「和やかな支配」についても聞かせてください。メジャーデビュー後はフェスやイベントの出演も増えましたが、ステージに立つことへの意識も変わってきましたか?変わったし、「やっとかよ」と思われるかもしれないけど、少しずつライブが楽しくなってきました。一昨年、去年くらいまではライブが大嫌いだったんですよ、緊張するし、「なんで歌詞を覚えなくちゃいけないんだ」とか(笑)。僕の曲の歌詞、言葉数が多いんで。――確かに(笑)。でも、やってるうちに楽しいなと思うようになって。最初はピッチを合わせるとか、テンポのことばかり意識して、それをみなさんに届けることで精一杯だったんです。最近はやっとお客さんとコミュニケーション取れるようになってきたし、目も合わせられるようになったというか。もともとはネットの活動者だから、リスナーの顔を見たことがなかったんです。ライブをやるようになって初めてリスナーの方々と会えて、それはやっぱり嬉しいですよね。前回のツアーは東名阪だったんですけど、今回は7会場で、福岡や札幌、仙台、金沢にも行くので、今まで会ったことがない人たちに会えるのも楽しみです。――「和やかな支配」というタイトルについては?音楽って普段、作業中とか出勤中に聴かれることも多いじゃないですか。言ってみたらいちばん下の存在なんだけど、ライブは音楽を聴くために人が集まるし、一時的にいちばん上に来る。……という話をシンガーの友達がしていて、「すげえいいな」と覆って。それは音楽に支配された空間だし、このタイトルは「2時間くらいの間、その空間と時間をみんなで楽しもう」という意味もありますね。さっき言った「チェンソーマン」「往生際の意味を知れ!」もそうだけど、支配について考えることも多かったし、裏テーマとしてずっとあった言葉なんですよ。――ちなみにツアーのフライヤーには麻雀の写真が使われてるのはどうしてですか?麻雀、好きなんですよ(笑)。ミュージシャンの仲間ともやるし、アプリでもけっこうやてて。麻雀って人生なんですよ。自分が捨てた牌が、あとから「あれが必要だった」ということになったり。めっちゃ深いです。Text:森朋之Photo:吉田圭子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>TOOBOE メジャー1stアルバム『Stupid dog』発売中TOOBOE『Stupid dog』ジャケット●完全生産限定盤:9,000円(税込)●通常盤(CDのみ):3,300円(税込)【CD収録内容】1. 廻する毒素2. ミラクルジュース3. oxygen4. 心臓5. 錠剤(TVアニメ『チェンソーマン』第4話エンディング・テーマ)6. 敗北7. fish(Arranged by 森田悠介)(アートアクアリウム美術館 GINZA CM曲)8. ivory(Stupid dog ver.)9. 紛い者 feat.楠木ともり10. 博愛11. 咆哮12. 往生際の意味を知れ!(ドラマイズム『往生際の意味を知れ!』OP主題歌)13. チリソース14. 天晴れ乾杯15. 月の行方16. 浪漫17. 夜の叙情の如く【Blu-ray収録内容】※完全生産限定盤のみ・YouTube Music Weekend 完全版・TOOBOEチーム「座談会」配信リンク:<ツアー情報>TOOBOEワンマンツアー『和やかな支配』TOOBOEワンマンツアー『和やかな支配』告知画像3月7日(木) 大阪・梅田CLUB QUATTROOPEN17:45 / START18:303月8日(金) 愛知・名古屋CLUB QUATTROOPEN17:45 / START18:303月10日(日) 福岡・DRUM Be-1OPEN17:00 / START17:303月14日(木) 北海道・cube gardenOPEN17:45 / START18:303月16日(土) 宮城・仙台MACANAOPEN17:00 / START17:303月17日(日) 石川・LIVE HOUSE vanvanV4OPEN17:00 / START17:303月20日(水・祝) 東京・恵比寿ザ・ガーデンホールOPEN16:00 / START17:00【チケット情報】スタンディング5,300円※入場時別途ドリンク代が必要()オフィシャルサイト:
2024年02月21日日本発のビートボックスイベント『BEATCITY JAPAN』が今年も始動。プレイベント『BEATCITY JAPAN 2024 PRE』が5月3日(金・祝) に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)、世界大会『Grand Beatbox Battle2024(通称:GBB24 TOKYO)』出場をかけた本戦『BEATCITY JAPAN 2024』が9月7日(土) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されることが決定した。2023年から開催されている『BEATCITY JAPAN』は、世界大会出場への切符を日本で唯一獲得することができるビートボックスの大会。本戦の優勝者は、11月1日(金) から3日(日・祝) に東京・豊洲PITで開催される世界大会『GBB24 TOKYO』に出場できる、SWISSBEATBOX公式イベントとなっている。プレイベントには、審査員として昨年のGBBでSOLO部門のチャンピオンとなったフランス出身のRIVER’、そして彼とともに「Rogue Wave」としてTAG部門のチャンピオンとなった、同じくフランス出身のColapsが参加。さらに、ふたりによるスペシャルショーケースのほか、ビートボックスの新たな可能性を見出すコラボレーション企画として、世界トップクラスのプロダンサーとビートボクサーがタッグを組み、チームで競い合うエキシビジョンバトルも予定されている。プレイベントのチケット販売は2月22日(木) 21時よりスタート。なお本戦の詳細はプレイベント内でアナウンスされる予定だ。<イベント情報>『BEATCITY JAPAN 2024 PRE』5月3日(金・祝) 東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)『BEATCITY JAPAN 2024 PRE』告知画像※2月22日(木) 21:00よりチケット販売開始。()『GBB24 TOKYO』11月1日(金)~3日(日・祝) 東京・豊洲PITチケット情報:()公式サイト:『BEATCITY JAPAN 2024』9月7日(土) 東京・EX THEATER ROPPONGI公式サイト:
2024年02月21日2台のピアノを主軸としたリサイタル・シリーズ「VS」の第9回が6月に開催され、ピアニストの務川慧悟が登場する。務川は、2021年世界三大コンクールのひとつ、エリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位を受賞。バロックから現代曲までレパートリーが幅広く、各時代、作曲家それぞれの様式美を追究した演奏で高評価を得ている。務川が共演者として熱望したのは、ヨーロッパで頭角を現しているナターリア・ミルステイン。今回が初来日で、務川とは初共演になる。ナターリア・ミルステインふたりが挑むのは大曲、ストラヴィンスキー/三大バレエ音楽の『春の祭典』『火の鳥』『ペトルーシュカ』。オーケストラ曲として著名な作品を2台のピアノで演奏する貴重な機会になる。務川慧悟からのメッセージ(C)Yuji Uenoこの“VSシリーズ”にてストラヴィンスキーの三大バレエを取り上げてもらえないか、とのお話を頂いた、ちょうどその頃に知り合ったロシア生まれで、フランス育ちのピアニスト、ナターリア・ミルステインさん。彼女のプロコフィエフのCDを紹介されて聴いた時、その大変生き生きとした感性に感銘を受け、まさにこの公演内容にぴったりの方ではないかと思い、僕のたっての希望で、日本へはるばる来ていただくようお願いする運びとなりました。同じようにロシア生まれで、パリで活躍したストラヴィンスキーの音楽は、前衛的でありながらも古典的、さらには原始的とも言える要素を基盤に置いたもので、その複合的要素の融合からくる魅力には非常に奥深いものがあります。今回演奏する3つのバレエはどれもパリで1910-1913年の間に初演されたもの。初演の大成功でストラヴィンスキーを一夜にして時代の寵児へと押し上げた『火の鳥』、余りに前衛的な作風からセンセーショナルな論争を巻き起こした『春の祭典』等を通して、パリの謂わゆるBelle Epoque(ベル・エポック)ー良き時代、を存分に味わっていただけたらと思います。芸劇リサイタル・シリーズ「VS」Vol.9 務川慧悟×ナターリア・ミルステイン■チケット情報()6月18日(火) 19:00 開演東京芸術劇場コンサートホール
2024年02月21日『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING/シング』『ペット』シリーズや、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手がけたイルミネーションによる最新作『FLY!/フライ!』が、3月15日(金) より公開される。『SING/シング』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーとなった『FLY!/フライ!』は、家族の絆や好奇心、勇気を出して一歩踏み出すことの大切さといった普遍的なテーマを、笑いと感動で描いた作品。イルミネーションの創設者でCEOのクリス・メレダンドリは、本作の製作について「素晴らしい冒険だった。新しい物語を生み出す際には、毎回違った場所から始めるんだ。私は子どもの頃からずっとカモは魅力的だと思っていた。とても可愛らしいからね。だがこの作品が普遍的なのは、人間的で共感を覚えるテーマを扱っているからだ」と回顧した。また、監督を務めたバンジャマン・レネールについては、「バンジャマンの作品、中でも『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』を初めて見た時、彼のビジョンと瞬時に繋がりを感じた。バンジャマンには物語における面白いシーンや感動的なシーン、巧妙なシーンなどをユニークな方法で表現できる才能があるし、彼の作品の映像美は群を抜いている。それに何と言っても、彼が生み出すキャラクターには天性の愛らしさがある。加えて、彼も私と同じでカモが大好きなんだ」と賛辞を贈りながら、何より“カモ好き”という共通点についてユーモアたっぷりに明かしている。今回初めてイルミネーション作品に参加したレネール監督は、「イルミネーションには才能あるスタッフが大勢いるんだ。彼らのスキルを信頼し、自分を解放することを学ぶ必要があった。3Dのアニメーションではレイアウトからアニメーションになり、最後にレンダリングを行うんだけど、イルミネーションの手法はまさに魔法のようだった。制作の工程や、スタッフ全員が細部にまで注力している様子を間近で見られて最高だったよ。素晴らしい仕事をしてくれたすべての部署のスタッフに心から感謝している。この映画を見るたびに新しい発見があるんだ」とイルミネーションとの仕事について興奮気味にコメントしている。<作品情報>『FLY!/フライ!』3月15日(金) 公開公式サイト: UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年02月21日キリアン・マーフィー、ロバート・ダウニー・Jr.、エミリー・ブラント、マット・デイモンらが出演する映画『オッペンハイマー』が3月29(金)から公開になる。本作は、実在の物理学者ロバート・オッペンハイマーが主人公だが、彼の物語と彼が生きた激動の時代は切っても切り離せないものだ。本作の主人公J・ロバート・オッペンハイマーは1904年生まれ。幼い頃から学問に興味を持っていたというが、10歳のときに第一次世界大戦が始まった。第一次世界大戦(1914-1918)では、戦争に科学技術が大胆に導入された。飛行船による爆撃、毒ガスの使用、無線を駆使した情報戦、潜水艦を用いた攻撃……戦場は市街地にまで拡大し、市民を巻き込んだ大量殺戮の時代が到来した。その結果、それまで以上に科学者、特に物理学者が戦争に与える影響が大きくなった。国家間の競争が激しくなり、彼らの成果が戦争の行方を左右するかもしれないからだ。オッペンハイマーは大学で学び、やがて教鞭をとるようになるが35歳のときに第二次世界大戦が勃発。ユダヤ系アメリカ人の物理学者であった彼は、ナチスドイツに対抗するために、アメリカの国家プロジェクト「マンハッタン計画」に参加することになる。映画『オッペンハイマー』ではおそらく、このあたりのドラマが描かれることになるだろう。大戦終結後、世界はアメリカを中心とする西側陣営と、ソビエト連邦を中心とする東側陣営の勢力争い“冷戦”時代に突入。西側では、国内に共産主義・社会主義を支持する者がいるのではないかという疑心暗鬼が巻き起こり、“赤狩り”と称して、多くの人が告発や尋問され、監視が行われた。J・ロバート・オッペンハイマーも、50歳のときにソ連のスパイではないかと容疑をかけられてしまう。彼はそれを否定するが、疑惑は晴れることはなく、彼には62歳で亡くなるまで監視の目が注がれたという。オッペンハイマーは歴史が大きく動いた時代に生まれ、その生をまっとうした。物理学者として常に時代の波に翻弄され、自問自答を続けたのではないだろうか。本作を手がけたクリストファー・ノーラン監督はこう語る。「私が(この映画で)したかったのは、歴史の大転換期の絶対的中心にいた人物の、魂と経験の中に観客を導くことだ。好むと好まざるとにかかわらず、J・ロバート・オッペンハイマーは未だかつてない最重要人物だ。彼は良くも悪くも私たちが生きる今のこの世界を作り出した。彼の物語を信じるには、それを目にするしかない」私たちは映画館のスクリーンを通じて、今のこの世界を作り出したオッペンハイマーと、彼の魂、そして彼が生きた時代と向き合うことになるだろう。『オッペンハイマー』3月29日(金)公開 Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月21日シアタークリエ2024年5・6月公演ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』のメインビジュアルが公開された。小説や漫画原作からのミュージカル化に定評がある韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団により2019年にミュージカル化され、好評を得て2021年に再演された本作。初の日本版上演となる今回は、一流のバレエダンサーを目指すイ・チェロク役を三浦宏規、かつて諦めたバレエに挑戦するシム・ドクチュル役を川平慈英が演じるほか、ドクチュルの妻役で岡まゆみ、ドクチュルの次男役で狩野英孝、ドクチュルの長男役でオレノグラフィティ、チェロクに未来を挫かれたと思っている幼馴染役で瀧澤翼、ドクチュルの孫役で青山なぎさと井上音生(Wキャスト)、チェロクのバレエ団長役で舘形比呂一が出演する。公開されたメインビジュアルでは、5歳よりクラシックバレエを始め、第18回NBA全国バレエコンクールコンテンポラリー部門第3位ほか数々の賞を獲得した経歴を持つ三浦が美しく舞う姿と、人生初の“おじいさん役”に挑む川平が、バレエに憧れ心奪われる姿が映し出されている。<作品情報>シアタークリエ2024年5・6月公演ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』上演台本・演出:桑原裕子原作『ナビレラ』作:HUN, JIMMYオリジナル台本・作詞:パク・ヘリム作曲:キム・ヒョウンオリジナル・プロダクション:ソウル芸術団【出演】イ・チェロク:三浦宏規シム・ドクチュル:川平慈英ドクチュルの妻:岡まゆみドクチュルの次男、TVプロデューサー:狩野英孝ドクチュルの長男、会社員:オレノグラフィティチェロクの元サッカー仲間:瀧澤翼ドクチュルの孫娘:青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)バレエ団長:舘形比呂一久保貫太郎市川絵美 岩﨑巧馬 岡山玲奈 河西茉祐 古賀雄大 政田洋平 舞夏 山田美貴【公演日程】2024年5月18日(土)~6月8日(土) 東京・シアタークリエチケット情報:()公式サイト:
2024年02月21日役替わり朗読劇『5years after』ver.10が、2024年2月20日(火) に東京・赤坂レッドシアターで開幕。そのオフィシャルレポートが到着した。2月20日の昼公演では、20歳の水川啓人を室龍太、25歳を久保田秀敏、30歳を谷佳樹が演じた。大学生の水川啓人がミュージシャンを目指すことから始まり、とある出会いがきっかけで、違う人生で成功を収め、またあるきっかけで人生が大きく動いていく。ジェットコースターのような物語が三章構成で描かれる。この朗読劇のルールは、「台本から目を離さない」「椅子から立たない」こと。身体表現を極力排除し、声だけで様々な人物を表現する。作中では、それぞれが演じる5年ごとの啓人に加え、両親や大学の友人など、個性的なキャラクターが次々に登場。「オタクっぽい社長」や「年下の可愛い系彼女」、「年上のクール系彼女」といったト書きをもとにそれぞれが自由な解釈で演じる。60分の公演で60役が登場するため啓人以外の登場時間はそう多くないが、強烈な印象を残すキャラクターも多かった。「椅子から立たない」というルールはあるが、それぞれが足の組み方や座り方を変えたり椅子の背もたれに足を乗せたり、物語やキャラクターを想像させるための工夫を凝らす。だが、「役者同士で目を合わせない・台本から目を離さない」という制限があるため、キャスト同士はお互いが何をしているかわからない。観客が3名の声でシーンを想像するのと同じように、キャスト同士もそれぞれの声を聴いて想像しながら芝居を合わせていく様子が面白い。テンポのいい会話劇に客席が沸いたり、谷の振り切った芝居に室が笑いを堪えていたり、久保田や室が「椅子から立たない」というルールギリギリのラインを攻めたり。コミカルさ満点だが、両親とのシーンなどではグッと心を掴む。思い切り笑い、本作のテーマであり作中でも度々出てくる「enjoy your life!」について考えさせられる朗読劇だった。そして、本編の後は30分間の“反省会”が行われた。本作のプロデューサーである難波利幸がMCを務め、まずは役の振り返りからスタートする。開始早々ボケを連発する室と久保田、自身もボケつつツッコミを入れる谷、3人のボケをスルーして進める難波のコンビネーションに、客席からは大きな笑い声が。この日は1回目の公演らしく稽古場や舞台裏、3人の関係性が伝わるトークも。室と久保田のボケを谷が全て拾い、関西人の室が「(谷のツッコミが)早いわ~、これだから関西人嫌やねん!」といじる仲の良いやり取りに笑い声はどんどん大きくなっていく。本来は10分程度で終わる予定だったというコーナーだが、トークが盛り上がりすぎてこの時点で20分程に。来場者へのプレゼントコーナーを挟み、エピソードトークに進む。12公演で幼い頃から順に話していくそうで、この回は幼少期から小学生の思い出をそれぞれが語った。室は「小さい頃は全く喋りませんでした。でも今も人見知りです。稽古1日目とかそうだったじゃないですか」と語るが、久保田は「えっ?」と困惑気味。どんどん脱線していく話に谷が「皆さん本番の話覚えてます?(記憶から)消えましたよね」と客席に尋ねる一場面も。「最近一番好きな食べ物はなんですか」という質問に悩む室に客席から「可愛い」という声が上がると谷が「可愛いの?」と不思議そうにしたり、久保田の「フルーツで言うと実家で作っているあまおうを食べました」という答えにふたりが「マジ!?すごい!」と食いついたり。作品についての理解を深められ、キャスト陣の人となりや生い立ちにも触れられるトークだった。本作は公演ごとにキャストが演じるキャラクターの組み合わせが変わり、その日の公演に合わせて反省会の内容も変化する。次はどんな本編と反省会になるかワクワクし、「また見たい!」と感じさせられた。文・撮影:吉田沙奈(写真は全て反省会より)また、次回公演「役替わり朗読劇『5years after』ver.11+反省会『3actors talk』」が、2024年5月21日(火) から26日(日) に赤坂レッドシアターで上演されることが決定した。<公演情報>役替わり朗読劇『5years after』ver.10作・演出:堤泰之音楽:細川圭一【出演】室龍太久保田秀敏谷佳樹日程:2024年2月20日(火)~25日(日)会場:東京・赤坂レッドシアター公式サイト:役替わり朗読劇『5years after』ver.11作・演出:堤泰之音楽:細川圭一【出演】■前半チーム(5月21日(火)~23日(木))松本幸大三好大貴森山栄治■後半チーム(5月24日(金)~26日(日))今江大地佐伯亮南圭介日程:2024年5月21日(火)~26日(日)会場:東京・赤坂レッドシアター
2024年02月21日