保育園入園で、生活がガラッと変わったきいちゃん新生活といえば、子どもたちだけでなく、その親である私たちも子どものことを考え、緊張したり不安になったりしますよね。とくに、子どもがうまく園や学校に馴染んでくれるのだろうかと心配になります。子どもに障害があれば、なおさらだと思います。きいちゃんは保育園入園時と小学校入学時と今まで大きく2回、生活がガラッと変わりました。今回は保育園の入園の時の話を書きたいと思います。保育園入園!子どもが心配だけれど、親自身も周囲の発言で傷つくことも……きいちゃんは生後半年の時、運よく加配枠で保育園に通えることになったのですが、嬉しさと同時にとても不安になりました。周りに受け入れてもらえるだろうか?いじめられたりしないだろうか?担任の先生はどんな人だろう……?ということです。Upload By 星きのこまた、ダウン症という障害の特性ゆえ、外見的特徴から周囲に障害が分かりやすいのですが、それが、周囲の人に障害があることを分かってもらえるというように良いように作用することがあれば、時には差別的な発言を受けるなど悪いように作用することもあります。Upload By 星きのこ保育園入園時はまだ子どもが小さく、親である私たちも障害を受け入れられてないことも多かったりするため、不用意な発言を受けた時は傷ついたり、上手く感情を対処できなかったりします。現にその頃、私の周囲の同じダウン症のある子のママさんたちの中には、「子どもをベビーカーに乗せて歩いていると、子どもの顔をじっと見ていく人がいて悲しかった」「定型発達のママにじろじろと子どもの顔を見られてコソコソ何か言われてしまった」……と、事実がどうであれ、悩んでいるママがいました。私自身は、(被害妄想は炸裂していたものの)実際には傷つく体験をすることはなかったのですが、元来、鈍い性格なので気づかなかったり、運がよかったのかもしれません。しかーーし‼可愛い子どものため、悩んでばかりでも仕方がありません。同じ条件下でも、子どもが楽しく過ごしやすく、そして人間関係をうまく整える方法を考えました。作ってよかった「サポートブック」!その対処として、私がやってよかったなと思うことの一つが「サポートブック」の作成です。作ったサポートブックは、担任の先生や園長先生にお渡しし、きいちゃんの特性について情報共有をしました。サポートブックとは、入園、入学、進学など子どものライフステージが変わる時に、子どもの普段の様子や関わり方、知っておいて欲しい情報を、園や学校の先生と共有するためのツールです。詳しい内容、作成方法などは以下で紹介されているので参考にしてみてくださいね。ジュニア「サポートブックとは」わが家の場合は、先生が読む時に苦にならないように、長文ではなく、見やすく、大切なことだけを簡潔に書きました。それを100円均一ショップの透明フォルダーに入れて完成させました。子どもの障害や特性について、口頭での説明だけだと内容がうまく伝わっていなかったり見返すこともできないので、サポートブックはとても有効でした。これで担任の先生とはうまく連携が取れたように思います。何か子どもに変化があれば、その都度ファイルを入れ替えるといいと思います。Upload By 星きのこ「サポートブック」で先生との連携はクリア!お次は……さてさて、次は同じ園に通う保護者さんにうまくきいちゃんの障害を伝えなければ……。どうやったらうまく伝えられ、きいちゃんを受け入れてもらえるか考えました。その方法とは……また次の機会にお伝えできればと思います!執筆/星きのこ(監修:鈴木先生より)園や学校以外でも通院している医師との連携に、このサポートブックは使えます。かかりつけ医はダウン症の一般的なことは分かっていても、合併症など個々の症状については把握していないことがあります。サポートブックにはそのお子さんの特性や既往歴・家族歴・受診歴等が書かれており、病院や学校が変わるたびに親が同じ話をしないで済むというメリットがあります。私の外来では「医療支援ファイル」という学校・病院・親の連携を図るためのツールを使っています。個人情報が書かれているので管理は慎重に行っていく必要があります。ただし、サポートブックやファイルは外来で保険点数が取れず、あくまで医師によるサービス(ボランティア)として行っているために、時間に余裕がない医院や病院では対応が難しい場合もあります。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2024年05月19日日本テレビの尾崎里紗アナウンサー(31)が19日、自身のインスタグラムを更新し、6月末で同局を退社することを報告した。尾崎アナは「先日発表がありました通り、6月30日をもって会社を離れることとなりました」と説明。今後について「子育てをしながら、その時々の自分のペースで仕事も続けていきたいと思っています」と明かした。「会社ですれ違う人みんなに『引越しいつ?』と聞かれるのですが…すぐではなく…!!いつか、大切な故郷の福岡で、子育ても仕事もしていく、その未来に向けてどう歩んでいけるかを考えているところです」とし、「このままだと、『まだ東京にいるじゃん~!!』とツッコミが入りそうだったので…取り急ぎ、ご報告でした!」と記した。尾崎アナの退社について同局は、ORICON NEWSの取材に「人事の詳細はお答えしておりません」と回答。関係者は「将来的に夫婦の故郷である九州に拠点を移し、子育てと仕事をしていく方針」と語っていた。尾崎アナは、1992年11月生まれ、福岡県出身。A西南学院大学を卒業後の2015年、日本テレビに入社。同年9月より情報番組『ZIP!』を担当。18年から4年間『バゲット』のMCを担当した。29年11月に大学の同級生と結婚。22年に第1子男児を出産した。
2024年05月19日お金の使い方も不透明。これはおかしいと、自治会役員に立候補。“向こう三軒両隣”の精神で、コミュニティのつながりを、自らリーダーシップを取り実現してきた佐藤良子さん(82)。そして直面する、少子高齢化。1千400世帯、3千800人が暮らすマンモス団地は、日本社会の縮図なのかもしれない。そこにかつてのにぎわいを取り戻すべく、82歳のいまも奔走する。その姿には日本を再生させるヒントがある。佐藤さんの自治会改革はまた、男性社会の理不尽なカベを突き破っていく闘いの連続でもあった。「自治会の活動を続けてきて思うのは、地域作りの底力となるのは情熱ある“人”ということ。男とか女とかは関係ない」そんな話をしている間も、またすれ違う住民との会話が始まる。「あら、小松さん。スーパーかな。今日も元気そうね」会話をするときは必ず自転車を降り、相手の名前を呼びかける。「自転車を降りるのは、たいてい長話になるから(笑)。長く住む1千人以上の住民の顔も名前も部屋番号も、30年も自治会でやってれば、自然に覚えちゃうものよ」あっけらかんとして言う。いまも24時間、相談の電話を受け付けるし、自治会は住民の駆け込み寺との信念から、自宅玄関の鍵もかけないという。目指してきたのは、住民が「一生ここに住みたい」と思う団地だ。■ほぼ半世紀前に家族で引っ越してきた。古きよき昭和の暮らしがかろうじて残って「抽選に一回で当たったときは、憧れの団地生活ができるんだと、家族で大喜びしたものでした」佐藤さん一家が大山団地に入居したのは、ほぼ半世紀前の1976年3月。会社員の夫(81)との間に、当時7歳の長男、3歳の長女に続いて次男が誕生した直後だった。「そのころはまだ940世帯で、2階建ての3DK。風呂なしだったんですが、どのお宅も、小さな庭に自分で浴室を建て増ししてましたね。家賃は月6千円くらい。幼い3人の子育てに追われ、近くに頼る親類もいなくて不安を抱えていた専業主婦の私でしたが、大山団地で暮らし始めたら、みんなで助け合うのが当たり前の生活がありました」すでに日本中で失われつつあった古きよき昭和の生活が、ここにはかろうじて残っていた。「うちは上の子が病弱でしたが、病院に連れていくときは隣のおばちゃんが下の子たちの面倒を見てくれ、私が熱を出すと『今日は子供たちはうちでごはんを食べさせるから』と言って、私にもおかゆを作ってくれたり。うちの子供たちは、団地のご近所さんに大きくしてもらったんです。24歳で結婚。以降、市内のアパートや借家での暮らしを経て、前述のとおり大山団地へ。やがて、わが子の成長とともに団地内の子供会やPTAの活動にも徐々に参加するようになる。「そのうち、子供会などの活動を通じて、自然に自治会の様子も垣間見えるようになると、さまざまな疑問が生じてきました」■違法駐車をした車に貼り紙をしたら持ち主の男性が「ぶっ殺すぞ!」と「自治会活動について、まず母親として思ったのは、主催イベントが、夏祭りと運動会しかないこと。年に2回集まるだけじゃ、住民同士の顔も覚えられません。次に、役員に女性がひとりもいないこと。外で活動するのは世帯主というのが当時の常識でしたから、自治会もおのずと男性だけ」そしていちばん引っかかったのが、お金の問題だった。「これだけのマンモス団地で自治会費も相当な金額になるはずですが、どうも使い道が不透明。すし屋なんかで会合してるのも、『あれは自治会費で飲み食いしてるのでは』という噂が流れていたり。それでも誰も、『おかしいのでは』と声を上げなかったんです」転機は、末っ子の次男が成人した翌年の1996年に訪れた。「このままでいいのかと、ずっと思い続けていました。ちょうど子育ても一段落して、よし、中から変えていくために私が役員になろうと思い、54歳で自治会の区長に立候補して当選します。これが私の自治会役員デビューとなります」早速、手をつけたのが会計だった。「帳簿を見た瞬間、おかしいと思うことばかりでした。使途不明金はもちろん、明らかに偽造された領収書なども見つけたり。今までの担当者は変だと思いながらも、昔からの慣習で黙ってハンコを押していたんでしょうね」なにやら最近も話題となっている政界のニュースを思い出させるが、その結末はまったく違う。「でも、私は見逃せなかった。猛烈に抗議して、『これでは総会など開けません』と主張しました」いわばパンドラの箱を開けてしまったわけだが、佐藤さんは、そのことで潰されはしなかった。「そんな私の姿を、以前から『このままではいけない』と思っていた人たちが見ていたんですね。2年後に、周囲に押されるかたちで副会長に就任します」そして翌1999年4月、推薦投票で会長に就任。大山団地で初の女性会長で、57歳のときだった。「すぐに“向こう三軒両隣”の精神を提唱し、目指したのは、私たちが引っ越してきたときに味わった“お互いさま”のコミュニティ作りでした。というのも、ここ大山団地もいよいよ、そうした助け合いの精神が時代の進展とともに失われているように感じていたからです」以降、ことあるごとに佐藤さんは住民たちに呼びかけていく。「せめて自分の両隣だけでも、いつも声かけしてください」もちろん精神論だけでなく、改革は“自治会費納入率100%”や“住民名簿の充実”“趣味サークルの立ち上げ”など、具体的かつ生活に密着したものばかりだった。「会費納入率100%達成は、よそではそうはいかないと思います。これも振り込みにしないで、各班の班長が集金に出向くようにしました。実は、安否確認の目的もある。顔を見て、『変わりないですか』『ご苦労さまです』の挨拶を交わすのが大事なんです。“人材登録”も、眠っている技能や資格の活用になります。住民のなかには着付けや通訳など各分野のプロも多かった。その才を催事などで適材適所に生かすわけです」“違法駐車撲滅”では、こんな騒動も巻き起こった。「路上駐車の車に『移動させてください』と貼り紙をしたら、自動車にガムテープの跡がついたと男性が怒鳴り込んできて、最後には『ぶっ殺すぞ!』と。『ひとりで話し合いに来い』と言うから、夫は心配しましたが、私は行きましたよ。最後は、女ながら引かなかった私を認めてくれましたが」団地内に落書きが横行し、中学生らの仕業と判明したときには、地元の中学校へも行った。「落書きは30カ所もあって、修繕費の見積もりをしたら200万円とも。それで話し合いに行ったと言えば聞こえはいいんだけど、実際は朝礼に乗り込んだ(笑)」中学校の体育館で、生徒たちを前に佐藤さんは訴えた。「私に5分ください。犯人捜しをしたいわけじゃない。社会には大人だけでは守れないものもあるから、若いみんなの協力も必要と思っているんです」 その後、4人の生徒が自分たちがやったと名乗り出たばかりでなく、100人以上の生徒がボランティアで清掃に協力してくれた。威勢のいい話が続いたが、その裏側では初の女性会長に対して、陰湿な嫌がらせもあった。「『生意気だ』『男が会長になれない自治会なんて情けない』という中傷ビラがまかれたり、自宅の郵便受けにヘビを入れられたり、自転車をパンクさせられたり。ただ、私は何があっても、いま団地に必要なことを考え、それを実行していくだけ。会長の椅子にデンと座ってるのじゃなくて、自ら夜間にゴミ拾いをしていたら、『会長さんは忙しいんだから、私がやるよ』と、みんなが手伝ってくれるようになりました」例の「ぶっ殺すぞ」の男性との間にも、こんな後日談が。「その人も、最後には自治会活動で私を助けてくれるようになりました。文句を言う人ほど、孤独を抱えているもの。最初は挨拶して無視されても、声をかけ続ければ、やがて『こんにちは』と返ってくるようになるんですね」■会長のバトンは渡しても生活に変わりはない。住民からの電話も24時間対応のまま「『24時間、住民からの電話を受けたり大変ですね』とよく言われますが、私は『ぜんぜん』と答えます。 苦労と感じないのは、私が自治会でやってきたことは、すべて恩返しだから。団地で何か問題が出てくるたびに、ここで暮らし始めたときに私たち家族が周囲の人たちに助けられたことを思い出し、またみんなで力を合わせて乗り越えようと、知恵を絞ってきました」そう語る佐藤さんが、会長職を退き相談役となったのは2015年春。「会長を10年やって、住民たちの要望はほぼ達成されたと思えたころから、5年計画で次世代へのバトンタッチを考えました」会長のバトンを渡された橋本久行さん(65)は、大山団地に暮らして26年。自治会では、例の違法駐車騒動のときに佐藤さんと共に現場で大変な思いをした同志だ。「佐藤さんのすごいところは、たとえ『ぶっ殺すぞ』と言われてもひるまず、相手と向き合い、最後には納得させる胆力。その背景には、豊富な人生経験と知識からくる説得力があるんです。ですから、いまだに何か起きると、『佐藤さんに相談しよう、教わろう』という声が出ます。ただ、あのパワーに加えてアイデアマンですから、次々に新しい施策が飛び出すのはいいんですが、ときに私ら現場はてんてこまい、なんてことも(笑)」時代の流れとともに、自治会を取り巻く状況も変わりつつある。「個人情報などの扱いもシビアになりつつありますし、若い人のなかには、『自治会に入って何かいいことあるの?』という声も実際に聞かれます。今後は、若い世代との交流も大切と思い、すでに地方自治を学ぶ学生との勉強会なども始めていますし、近隣の自治会とのネットワーク作りなど、新しい展開も始まっています」相談役となっても、前出の24時間対応でもわかるが、佐藤さんの生活は以前と変わりないようだ。大山自治会ではこれから連日、8月後半に予定される夏祭りの打ち合わせが始まる。橋本会長は、「コロナもあって5年ぶりの開催。昔に比べて子供の数もぐんと減っていますが、なんとか盛り上げようと、周辺の子供会やPTAにも声かけしてるところです」高齢化や少子化が進むいまだからこそ、かつてのにぎわいを再現できる祭りにしようと、佐藤さんたち自治会役員は大山団地らしいイベントを実現すべく、日々、アイデアを出し合っている。
2024年05月19日長女がまだ生後3カ月のとき、私は孤育て真っただ中でした。自分の地元ではなく知り合いのいない土地で、夫は仕事で忙しい日々。家の中でただひとり、話のできない赤ちゃんと過ごす毎日の中で、夫に言われた言葉が忘れられません。 私も夫も休みがない日々当時の夫は、平日は朝早く出社し、帰宅は夜遅く、休日出勤も当たり前。丸1日休みになるのは月に1度ほどしかなく、いつもぐったり疲れていたので、「休みの日くらい寝かせてあげよう」と思い育児について頼ることができませんでした。そのため私は馴染みのない土地で、まさに“孤育て”の状態に。 心休まる日がなく、子どもが夜頻繁に起きることもあり、心身ともに消耗していました。夫婦ともに毎日疲れ切っていて、家の中の雰囲気は常にどんより。会話も最小限で業務報告ばかりでした。夫も子どものことを気にかける余裕がなく、私も夫のことを思いやる余裕がなかったのです。 思い切って気持ちをぶつけるだからこそ否定的な言葉やネガティブな言葉をかけることは避けていたのですが、ある日、溜まりに溜まったストレスで「このままじゃおかしくなってしまう!」と思った私。どうしても夫に話を聞いてほしくなり、帰宅後の夫を呼び止めました。 「ずっと家にいるのがつらい」「大人と話せないのがつらい」と、そのときの気持ちを溢れるままにぶつけている間、夫は疲れていたのか、ぶすっとした表情のまま黙っているだけでした。 夫の言葉に撃沈したけれど私が話し終わった後、夫は「はぁー」と長くため息をつき、「前は家にいるのが好きだって言ってたよね。嫌なら好きに出かければ?」と言いました。夫の冷たい言葉を聞いてがくぜんとした私。今の私の現状をちっとも見てくれていない夫の態度に、とても傷つき涙が溢れました。 けれど冷静になって考えれば、夫が疲れ切っているタイミングに話をしたことも良くなかったかなと反省。また、「出かければ」と言われたことで、「確かに自分から子どもを連れて遊びに行ける場所を探していなかったかもしれない」と思い、地域の子育て支援について調べ始めるきっかけになりました。 夫婦のどちらにも余裕がなく、この日から数日は夫と口をききませんでした。ただ、数日後には夫も「あのときは言い方が良くなかった、ごめん」と謝罪。夫に受け入れられず悲しい気持ちになった一方で、自分の視野が狭くなっていたことに気づくきっかけにもなりました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年05月18日息子と二人で家から少し遠いスーパーへ。機嫌よくしていた息子が号泣!?1歳頃の息子は、癇癪や他害がひどかったので、児童館や公園など同年代の子どもたちがいる場所には連れて行きにくいと感じていました。ですから、たまにいつもと違う、少し家から離れたスーパーに買い物に行くことが、わたしと息子にとってのささやかなイベントになっていました。この日は、家から3キロほど離れたスーパーに、自転車に乗って息子と出かけて行きました。機嫌よく買い物に付き合ってくれた息子でしたが、帰りがけに大泣きしてしまうことに。なぜかというと、お菓子コーナーにあった小さな画面に夢中になってしまったからです。その画面には、とあるお菓子のCMが、繰り返し流されていました。Upload By メイお菓子のCMを何度も繰り返し見たがり、動かなくなってしまった息子何度か見たらそのうち満足して離れられるかもしれないと、しばらく様子を見ていましたが、一向にその気配はなく、予告の声掛けをしたあとにその場から引き離しました。予告の声掛けは残念ながら効果がなく、息子は号泣。出口までなんとか連れて行ったものの、息子はスーパーの前で動こうとしません。大泣きする息子をなんとか連れて帰ろうと、自転車に乗せようとしましたが、息子は座席から立ち上がって拒否していました。そんな状態のまま自転車で走るのは危険だったので、私は息子を自転車に乗せることをあきらめ、片手で暴れる息子を押さえ、反対の手で自転車のハンドルを持ち、少しずつ押していきました。これが想像以上に大変で、少し進んでは止まって休憩して、また少し進んでは休憩を繰り返していました。ずっと泣き続け、全力で拒否し続ける息子に疲れ、泣きそうになりながら自転車を押していた時、一人の女性に声を掛けられました。女性は、今進んでいる大通りの先にある駅まで行くところだから、そこまで自転車を押しましょうかと言ってくれたのです。女性はしばらく一緒に歩いていましたが、電車の時間が迫っているということで先に行き、駅の前に自転車を停めておいてくれました。Upload By メイとてもありがたい女性の手助けに、少し気持ちが軽くなった私でしたが、その後もまだ息子は泣き止みませんでした。自転車に乗れていれば20分もあれば家に着いていたはずなのに、すでに2時間が経過して、あたりは薄暗くなってきていました。Upload By メイどんなになだめても泣き止まない息子。疲れで感情が乱れてしまい……優しく声をかけてなだめようとしても全然ダメだし、もう疲れた……。だんだんお腹の中で、イライラとかムカムカとか、なんとも言えない感情がぼこぼこと湧いてきました。この膨れ上がる感情を、一体どうしたらいいのか分からず、この場を立ち去ってしまいたい衝動に駆られました。Upload By メイUpload By メイ結局私は、3歩ほど息子から離れたところで立ち止まりました。落ち着かないといけない、冷静にならないといけない。そのためには、このお腹の中のモヤモヤを、どうにかしないといけない。でもこの場を離れるわけにはいかない。私は寝転がって大泣きしている息子のそばに座り込んで、気が済むまで地面を叩きました。そんなことするなんてヒステリックですごく嫌だと思ったけれど、ほかに気持ちを発散できる方法が思い浮かびませんでした。Upload By メイ落ち着きを取り戻した私は、ひたすら息子を待つことに決めました。しばらくして、息子の泣き方が少し変わってきたタイミングで、帰ろうかと声を掛けました。息子はグスグス言いながら、私に寄ってきました。Upload By メイちなみに自転車は持って帰れなかったので、あとから夫に取りに行ってもらったのでした。どう対応すればよかった? 今も考え続ける息子との関わり方この時の出来事は、今でも何が正解だったか分かりません。息子のやりたいことに延々と付き合ってあげられたらいいけれど、外出先だったり時間の余裕がなかったり、そうできない場合もあります。今回のことは、息子の気が済むまでスーパーでCMを見せてあげていたほうが、結果的に早く家に帰り着いていたかもしれません。でもそれは、あとからだから言えることでもあります。トラブルがあるたびに、こうすれば良かったああすれば良かったと、いろんなパターンをシミュレーションしてきました。そうして少しずつ、息子との関わり方を学んできたような気がします。執筆/メイ(監修:森先生より)愛情を持っていれば持っているほど、子育ては「こうすればよかった、ああすればよかった」の連続ですね……。お子さんを楽しませたくて少し遠くのスーパーに行ったり、帰りたがらないときもはじめから無理に連れ出さずに気が済むまで付き合おうとしたり、予告の声掛けをしたりと、メイさんはお子さんのために努力されていますね。うまく癇癪がおさまらないことは少なくありません。一般的な「子育てのコツ」を勉強して、お子さんの気持ちを考えて寄り添って……全てを頑張ってもうまくいかないことはありますよね。親も人間ですから、イライラしてしまうこともあります。お子さんを無理に自転車に乗せて自転車から落ちる、お子さんが車道に飛び出してしまう、といった大きな危険をできる限り回避したというだけで満点の対応ではないでしょうか。それだけで満点なのに、あの時どうすればよかったかを考えてさらに学ばれているということですので、素晴らしいですね。同じような環境にいる子育て中の皆さん、迷いや後悔は常にあるかもしれません。後悔の度合いは愛情に比例します。すでに充分頑張られていますので、どうかご自身を褒めてあげてください。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年05月18日赤ちゃん返りをしてしまった4歳の息子(※写真はイメージです)下の娘が産まれた時の話です。当時4歳の息子はひどく赤ちゃん返りしてしまい、誰かのサポートが必要でしたが、父親である自分は育休を取ることができず、有給休暇も頻繁に取れる状態ではありませんでした。だからといって産後の妻に長男のことまで任せるわけにはいかず、義理の母に毎日のように来てもらって、上の子のお世話や妻のフォローなどをしていただきました。義母のサポートは本当に頼りになり、とても助かりました。実はそれまで、息子が生まれてから義母がしょっちゅう顔を見にくることを、正直に言えば疎ましく思っていたこともあったのですが、そんな過去の自分を反省し、気持ちを改めました。幼稚園でも問題行動を起こしていたがさらに当時、息子が通っていた幼稚園でも、息子の赤ちゃん返りによる問題行動が頻発。ほかの園児と揉めるなど、しょっちゅうトラブルが起こしてしまっていたのですが、先生方は「下のお子さんが産まれたばかりの今は、仕方ないですから」と言って息子に優しく接してくださいました。そのうえ、ほかの親御さんとの関係も取り持っていただき、とても助かったのと同時に先生方の優しさに改めて感謝しました。下の子の夜泣きがひどい時期には……(※写真はイメージです)また、当時住んでいたのは賃貸マンションだったため、下の子の夜泣きで近隣の方々に迷惑をかけてしまいました。産まれてすぐ、上下左右のお宅に菓子折りを持って挨拶に回った際も温かい言葉をかけていただき、夜泣きがひどい時期も近所でお会いすると子どもたちを可愛がってくださいました。妻と一緒に「ご近所さんに恵まれてよかった」と、胸をなでおろしたことを覚えています。あのころは多くの人たちに何かと迷惑をかけてしまうことだらけでしたが、皆さんの優しさに救われました。本当に感謝しかありません。ありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2024年05月18日二度目の離婚は一度目よりもダメージ大(※画像は小倉優子さんオフィシャルブログより)小倉優子さんはこの日の番組に「相談したいことがありそうな」タレントとして登場。まず、オードリー若林さんは「ゆうこりんの人生ってすごいですよね、いろんなこと経験してますもんね」と、波乱万丈な半生に触れました。芸歴は20年以上の小倉さん。18歳でデビューした当初はグラビアアイドルとして人気を博し、19歳で「こりん星出身のりんごももか姫」というキャラづけを始め、27歳のときに最初の結婚をしています。33歳で離婚すると、「なぜかママタレの人気ランキング1位に」なり、35歳で再婚しましたが36歳で“第二次ゴタゴタ期”に突入。二度目の離婚を経て、現在は3児のシングルマザーとなりました。実は、二度目の離婚の傷はまだ完全には癒えていないといい、現在も「復活した、元気になったって思おうと頑張ってる」という段階だそう。「心の奥の『ドーン』ていう『ギュー』みたいな気持ちはまだ消えなくて、これから」だと素直に話してくれました。今回は一度目の離婚後とはまったく心境が違い、一度目の離婚は「自分からさようならを言った」けれど、二度目は相手から「言われた」のが大きく異なる点です。一度目の離婚後よりも落ち込んでいるのは、そうした違いが関わっているようです。すでに離婚は決定的だったのに……二度目の離婚については、第三子を妊娠中に週刊誌によって「離婚危機」と報じられた小倉さん。その後も出産や子育てをしながら長い話し合いの期間を経て、第三子が2歳になってから離婚成立を発表しています。すでに離婚が決定している状態でも「ママタレント」としてのお仕事は当然あり、当時はバラエティの収録中に「VTRを見ていてもすぐ涙が出てくる」状態だったそうです。芸能界に限らず、夫婦関係が破綻寸前で不安になっていても、仕事中はそうした素振りを見せられませんし、つらいとしか言いようがないですよね。現在はシングルマザーとして三兄弟を育てていますが、「いつまで仕事があるか不安になる」ことも。仕事や育児だけでなく、大学生として学んだり、大学の長期休み中も親子で勉強したりと、とにかく多忙な小倉さんですが、それは「何かやってないと不安になる」からだといいます。さらに、離婚によってバラエティでの立ち回りが難しくなったとも感じているよう。「(周りの人が小倉さんに対して)ツッコミづらい感じがする」「タレントとしてどうしていけばいいんだろう」と悩むこともあるようです。そんな現状を打破するために、かつての「こりん星からやってきたりんごももか姫」というキャラクター設定を復活させることも検討しているという小倉さん。すべては「扱いやすいタレントでいたい」「ずっと仕事をしていきたい」という思いからで、子どもたちのために頑張らないといけないと強く感じているよう。責任感の強い小倉さんですが、決して無理せず、周囲の人々を頼りながら過ごしてほしいですね。
2024年05月18日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じていました。自分の香奈ちゃんに対する愛情の薄さについて思い悩んでいたパパ。 香奈ちゃんをお風呂に入れているとき、顔に直接シャワーをかける様子を見たママは「ずっとこんなやり方してたの!?」と激怒。パパの香奈ちゃんに対する扱いに失望します。 香奈ちゃんのお世話と仕事で疲弊していたパパは不満が爆発!「もう俺は何もしない」と口にしました。 香奈ちゃんへの愛を疑ったママは「そんな簡単に放棄できるくらいの愛しかないなら、もう離婚したほうがいいかもね」と告げました。 香奈のこと、愛していないでしょう? 「香奈ちゃんのお世話は義務でしかない」「香奈ちゃんに対する視線に愛がこもっていない」そう告げるママ。 確信をつかれたパパは、返す言葉がありません。 「こんなはずじゃ……」突然の離婚宣言に戸惑いを隠せないパパ。 離婚を阻止するために考え抜いて出した答えは、育休をとることでした。 日々、ともに過ごす中で気づいていた違和感を伝えたママ。パパが苦痛を感じながら子育てしていたことは、ママにも伝わっていたようですね。 元々、子どもが苦手なパパ。楽しく子育てしたいと思っていても限界があるでしょう。 夫婦関係を続けていくためには、パパが苦手を克服するか、ママがパパの苦手を理解し配慮する必要があるかもしれません。 いずれにしても、お互いに無理がなく納得できる形で落ち着くといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月17日▶︎ 特集「働くママのセルフケア」の記事はこちらストレス解消のためにしていることはありますか?最初の質問は、男女問わず「ストレス解消のためにしていることはあるかどうか」というものです。「ある」と答えた人が約72%と、多数を占めました。みなさん、意識的にストレスを解消することで、生活の質を上手にコントロールしていることがうかがえます。「ない」と答えた約28%の人は、そもそもストレス耐性が強いのか、あるいは無意識にストレスを解消する行動をとっているのかもしれません。ストレス解消のためにしていることは何ですか?前出の質問で「ある」と答えた人に、ストレス解消のためにどのような行動をとっているのか、聞いてみました。男女別のストレス解消法を比較してみると、大きな違いが見えてきます。(複数回答)パパのストレス解消法第1位は「運動」、ママは「好きなものを食べる」でした。これだけを見ると、パパのほうがアクティブで健康的だと感じます。しかし、注目はパパの第3位です。「お酒を飲む」がランクインしています。どちらかというと、男性は「食べる」ことより「お酒を飲む」ことがストレス解消になると感じているようです。酔うことによる開放感もあるかもしれませんね。では次に、具体的なストレス解消法について聞いてみました。好きなものを食べる●普段は節制してるが、金曜夜だけはカップ麺やスイーツをたらふく食べながらドラマを観る。(女性/34歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)●スイーツを食べながら好きな音楽をガンガン流します。(女性/42歳/商社・卸/クリエイティブ職)●子どもを寝かしつけたあとに、深夜番組を見ながらビールとポテチを食べる。(女性/39歳/金融・証券/営業職)●ときどき美味しいスイーツをデザートに購入する。(男性/37歳/運輸・倉庫/技術職)「好きなものを食べる」は、ママのストレス解消法第1位です。疲れやストレスを感じると、甘いものが欲しくなる人は多いのではないでしょうか。パパのストレス解消法としては第4位ですが、スイーツ好きの男性もいるようですね。【関連】【漫画】夫は総菜が気に入らない。疲れ果てた妻はついに倒れて……『いいから黙って食え!』イッキ読み!普段から美容や健康を意識して節制している人にとっては、まさにご褒美。ジャンクなものほど食べたくなります。食べすぎてあとから後悔しないように、ストレスは小出しにして発散しましょう。適度な運動をする●YouTubeの動画で有酸素運動の動画があって、それで汗をかいてストレス発散しています。(女性/45歳/医療・福祉/専門職)●ゴルフ練習場に行って打ちっぱなしでストレス解消しています。(男性/44歳/建設・土木/技術職)●休日に近くの海辺を散歩したり、山に登ったりしている。(男性/47歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)パパのストレス解消法第1位は「適度な運動」でした。特に屋外でおこなう運動が好まれているようです。自然のなかで過ごすことも、ストレス解消につながります。太陽の光を十分に浴びると、脳内にセロトニンという心を安定させる物質が分泌されることもわかっています。適度な運動は、固まった筋肉をほぐし、リラックスさせるのに効果的です。簡単なストレッチだけでも、スッキリしますよ。趣味を楽しむ●好きなアーティストのライブ映像や、更新されているSNSなどを見る。(女性/29歳/小売店/販売職・サービス系)●2ヶ月に1回くらい有休をとって、自分だけの趣味の時間を楽しんだり、昼寝をして解消しています。(女性/37歳/金融・証券/事務系専門職)●時折ひとりの時間をもらって水族館に行き、ペンギンを見ること。(女性/40歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)●LIVE配信をして、歌や雑談をしています。(男性/38歳/医療・福祉/専門職)●週末の夜、妻と映画やドラマを観ること。(男性/42歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)パパとママ、どちらも第2位は「趣味を楽しむ」ことでした。手芸や楽器演奏、ガーデニング、映画鑑賞や音楽鑑賞、旅行など、自分が没頭できる趣味があると、人生が豊かになります。夫婦で同じ趣味を持っていると、年齢を重ねてもよい関係を維持できるでしょう。できればあまりお金のかからない趣味があるといいですね。お酒を飲む●お酒を飲むのが好きなので、毎日その日の気分に合わせて選べるようにいろんな種類のものを買い置きしている。(女性/35歳/小売店/販売職・サービス系)●疲労が溜まったら、冷蔵庫に冷やしているビールを一本だけ飲むことにしている。(女性/35歳/医療・福祉/専門職)●1日の終わりにワインとチーズを楽しむ。(男性/43歳/食品・飲料/自営業)「お酒を飲む」は、パパのストレス解消法としては第3位となっています。ママのお答えでは第6位と順位は低めですが、毎日のご褒美としてお酒を楽しんでいる人も。子どもがいると、もしもの場合に備えてお酒を控えることも必要になってきます。パパとママがお互いに配慮しつつ、順番にお酒を楽しめる環境を作っていくとよいのではないでしょうか。「実は私もときどきはお酒を楽しみたい」というママがいるかもしれませんよ。子どもが寝たあとに……●子どもが寝静まった後に好きなアイスを食べること。(女性/36歳/医療・福祉/事務系専門職)●子どもを寝かせた後パックしながら好きなドラマや本を楽しむ。(女性/35歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)●子どもが寝た後に録画しているドラマなどを見ながらお酒を飲む。(女性/38歳/食品・飲料/加工、製造)●読書をするのが好きなので、子供が寝てから1人でお酒を飲みながら本を読むのがストレス発散になっています。(男性/40歳/運輸・倉庫/その他)みなさんのストレス解消法を詳しくうかがってみると「子どもが寝た後」というキーワードがたくさん出てきました。解消法の内容に関わらず、「子どもが寝た後」「ひとりで」という状況が、重要なポイントになっているようです。子どもがぐっすり眠り、ハプニングが起こる可能性が少ない状況で、ゆっくりひとりの時間を過ごすこと。これが、忙しいパパ&ママには一番必要な時間かもしれませんね。まとめパパとママのそれぞれのストレス解消法をご紹介しました。「まさに自分もそう!」という方法もあれば、「今度やってみよう!」という方法もあったのではないでしょうか。「好きなものを食べながら趣味の動画を見る」といった複合型のお答えも多く、みなさん多面的にストレスを発散しているようです。ストレスをうまく解消するためには、ガス抜きを小出しにすること。溜まりきってしまう前に、こまめに解消していきましょう。マイナビ子育て調べ調査日時:2024年4月9日~10日調査人数:201人(20代~40代までのパパ・ママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年05月17日『子育ては体力勝負』と、よくいうもの。元気いっぱいで、いつ予想外の行動をとるかが分からない子供を1日中見ていれば、ヘトヘトになるのは当然でしょう。ベビーサークルで寝ていたのは…0歳の娘さんを育てている、母親のmi(@mimimimimi11126)さん。「そう、母は疲れているよ」という言葉とともに、1枚の写真をX(Twitter)で公開しました。写っているのは、娘さんが安全に遊べるよう自宅に設置している『ベビーサークル』。よく見ると…娘さんはベビーサークルの外で元気に遊んでおり、中でmiさんが寝ているではありませんか!miさんは、ベビーサークルの中で娘さんと一緒に寝てしまったのだとか。娘さんは途中で起きたのでしょう。気付いた夫が、miさんがそのまま寝られるように、ベビーサークルの中に『隔離』をしたようです。「逆、逆!」とツッコミを入れたくなりつつも、miさんの頑張りと、夫の優しさが伝わってきて、心が温まる1枚ですね。【ネットの声】・お母さんも守られたいですよね。お疲れ様です!・ママが寝ている一方で、飛行機ポーズをしている娘さんがかわいい。・『逆隔離』になっていて笑った!・シュールで面白い…!そして気持ちが分かる。子育て中は、どうしても子供優先の生活になるため、思うように休めないこともしばしば。日々頑張っている親たちが、ベビーサークルに守られる日があってもいいでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年05月17日ダンスや徒競走、応援合戦……苦手要素が盛りだくさん!?みんなの運動会エピソード新緑が眩しいこの季節、もうすぐ運動会が行われるという園や学校も多いかと思います。発達障害や発達に特性があるお子さんにとっては、気が重くなる時期かもしれません。今回は、発達ナビ連載ライター陣や読者の皆さんにお寄せいただいた、お子さんの運動会にまつわるエピソードをご紹介します。海乃けだまさんの息子さんは、2歳半でASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。寝返りは10ヶ月、ひとり歩きは1歳5ヶ月と、赤ちゃんの時から運動発達がゆっくりだった息子さん。療育園で丁寧な支援を積み重ね、年長から幼稚園に転入しましたが、そこで同級生の運動発達との差を目の当たりに……。練習の段階から大変だった運動会、はたして本番はどうだったのでしょうか?星あかりさんのご長男・スバル君は3歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。幼稚園に入園するまでは、特に不器用さを感じたことはなかったそうですが、幼稚園入園後から徐々に周囲の子どもたちとの差が目立ち始めました。年中の運動会では、苦手なダンスですっかり自信を失ってしまったスバル君。しかし1年後、年長の運動会でのダンスを乗り切るために、スバル君が自ら編み出した”秀逸すぎるスキル”とは?ASD(自閉スペクトラム症)のミミ君は、保育園の頃から運動会が苦手です。そんなミミ君も成長し、小学4年生の時には家で運動会のダンス練習をするまでに。練習の成果もあって、運動会本番は大成功!めでたしめでたし……と思ったら、運動会のあと、なぜかミミ君は大号泣!涙の理由は、いったい何だったのでしょうか?ネコ山さんの息子さんはADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の傾向があり、5歳で受診した児童精神科ではグレーゾーンといわれています。集団行動が苦手で口頭指示が通りにくいという息子さん。幼稚園の年少から年中の頃にかけての運動会での様子を教えていただきました。集団活動が苦手で、周りに合わせられない劣等感もあったという女の子。6歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)と診断されました。人が多いなど普段と違う環境が苦手で聴覚過敏もあるため、運動会はできたら避けて通りたい行事NO.1!小学2年生の運動会の後から行き渋りが始まり、小学3年生の6月からは完全に学校へ行けなくなったそうです。不登校を続ける今、運動会への思いやおうちでの過ごし方なども教えていただきました。星河ばよさんのご長男は、発達障害グレーゾーンと言われています。3歳の時の保育園の運動会では、かけっこは走ったもののダンスはやらず……。星河さんは「緊張していたのかな?」とほほえましく見守っていました。しかしその運動会の約1ヶ月後、保育園の先生に発達の遅れを指摘され、療育センターに通うことに。その後、療育や保育園でさまざまな経験を積み重ね、着実に成長していったご長男の様子をご紹介いただきました。さいごに運動会の時期は、いつもと違う状況の中でストレスを感じてしまうお子さんも多いかもしれません。苦手なことを努力で乗り越えるだけではなく、工夫してうまくやり過ごしたり、時にはお休みしたりという経験も、きっとお子さんの成長の糧になっていることでしょう。もし運動会の本番で泣いてしまったとしても、月日が経てばいい思い出になるはず。お子さんの成長を楽しみに、温かい目で見守れるといいですね!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年05月17日皆さんは、ママ友との関係で悩んでしまったことはありますか?今回は告げ口をするママ友の話とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:アカネ双子用ベビーカーを使っていると…2人の子どもがいる主人公。子どもたちは年子だったので…。出典:CoordiSnap主人公は親戚から双子用ベビーカーを貸してもらっていました。ある日、子育てサロンで出会ったママ友と話していたときのことです。ママ友が「旅行するからベビーカー貸してくれない?」と言ってきました。主人公は驚きつつ「借りものだし使ってるから…ごめんなさい」と丁重に断ります。すると、ママ友は子育てサロンの主催者に「意地悪された」と告げ口。ママ友の言い分を信じた主催者に非難され、主人公はイライラします。主人公は「どうしても必要だと思うなら、あなたが買ってあげたら?」と主催者に言い返したのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?丁寧に事情を説明するこちらは悪くないのに悪者扱いされ、責められてしまったら対応が面倒です。事情を説明し、ママ友のメッセージなどが残っていれば証拠として見せます。(30代/女性)子育てサロンに行くのをやめるママ友の嘘の告げ口を信じて、事情も聞かずに非難してくる主催者はひどいですね。そんな子育てサロンを利用するのは嫌なので、すぐにやめます。(40代/女性)今回は丁寧に断ったのに悪者扱いされたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。(CoordiSnap編集部)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2024年05月17日ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~(所在地:東京都八王子市、代表:前田 君江)は、翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』(定価:2,200円(税込:2,420円)、ISBN:978-4-910343-06-8)を2024年5月30日(木)に出版いたします。絵本表紙■あらすじ主人公は、スーダン内戦で難民となった少年サンゴール。物語の最大のテーマは「なまえ」だ。少年は一族の長老に「どこに行ってもおまえはディンカ(族)だ、どこに行ってもおまえはサンゴールだ」と励まされ、スーダンからアメリカへ向かう。安全だけれど慣れない大都会での生活、そして、「サンゴール」という名前を誰もきちんと呼んではくれず、学校でも名前をからかわれ、「ここでは、ぼくのなまえなんて なくなってしまったみたいだ。なんみんキャンプにかえりたい」と思い悩む。友だちと別れて難民キャンプをあとにする。「にどと あえないと わかっていた」■原作者について原作の絵はキャサリン・ストック、そして、物語を担当したカレン・リン・ウィリアムズとカードラ・モハメッドは、難民キャンプでの友情を描いた『ともだちのしるしだよ』(岩崎書店、2009年)の原作コンビでもあります。カードラはソマリア政変で難民となった両親の亡命先で生まれ、長年、難民支援にも携わってきました。■『ぼくのなまえはサンゴール』が翻訳された経緯『ぼくのなまえはサンゴール』の原書「My name is Sangoel」は、日本国際理解教育学会の特定課題研究(2016-18年)のひとつ「難民問題から国際理解教育を問う」の一環として収集された難民絵本(難民をテーマとした絵本)100冊余のうちの一冊でした。翻訳した小野寺美奈さん(東洋大学助教)、當銘美菜さん(目白大学専任講師)、山西優二さん(早稲田大学名誉教授)、前田君江さん(東京大学非常勤講師、ゆぎ書房代表)の4名は、同研究プロジェクトの絵本タスクチームとして、収集した絵本を用い、早稲田大学などで10回に及ぶ難民絵本の読みあい・語りあいワークショップを開きました。参加者は学生や研究者、難民支援に関わる人たち、ときに高校生や小学生も加わりました。英語絵本はメンバーで翻訳し訳文を添えて、参加者とともに読みました。『ぼくのなまえはサンゴール』もそうした作品のひとつでした。国際理解教育において、難民となってしまうこと、難民となった人たちのことを如何に学ぶかは、いま世界で起きている様々な問題すべてと関わる大きな課題です。この場合の「難民」とは、受け入れ国で難民認定されたかどうかに関わりなく、戦争や災害、気候変動、経済的問題によって住んでいる町や国からの移動を余儀なくされた人たち全てを指します。学校教育をはじめとする学びの場において「〇万人が移動し、〇万人が亡くなった」という概要のみを伝えることは、紛争や人の死が数字とデータのみに換算される危険性をつねに孕みます。他人ゴトではない「自分ゴト」として問題を捉えるための教材やワークを模索するプロジェクトの中で、絵本もまた有効な学びの素材として位置づけられました。小野寺さんらは、「絵本を読む人たちは、顔の見えない『難民』ではなく、『サンゴールくん』の物語として主人公に感情移入しつつ、彼が直面する出来事ひとつひとつを追体験しようとします。難解な解説書ではなく絵本だからこそ、参加者のみなさんが、サンゴールくんの置かれた状況を、物語の中から読み取ったり、絵から発見したり、心に浮かんだ疑問を率直に話し合ったりする様子がとても印象的でした」とワークショップでの様子を語っています。また、イギリス、アメリカ、オーストラリアなど出版された英語絵本には、難民となって受け入れ国で育った子どもたちを主人公にした作品が多く出版されている一方で、日本ではそうした絵本が翻訳以外には、ほとんどないことにも気づきました。さらに、2009年に刊行された原書絵本のあとがきで「現在の世界の難民は3,000万人」と記されていましたが、2022年には1億人を超えていたことも衝撃的でした(いずれもUNHCR発表による)。■『ぼくのなまえはサンゴール』から学べること絵本のなかで主人公は素晴らしいアイディアで自分のなまえを皆に伝え、クラスメートと打ち解けます。『ぼくのなまえはサンゴール』は、難民となることで直面する苦難だけでなく、自分や他者の文化、そして、アイデンティティをどう受け入れるかについて、子どもたちとともに考えていく、大きなきっかけになるに違いありません。絵本表紙_裏表紙■絵本概要書名 : ぼくのなまえはサンゴール著者 : カレン・リン・ウィリアムズ、カードラ・モハメッド[文]キャサリン・ストック[絵]小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江 [共訳]ページ数: 32ページ価格 : 定価 2,200円(税込 2,420円)出版社 : ゆぎ書房ISBN : 978-4-910343-06-8発売日 : 2024年5月30日(木)URL : ■出版社概要ゆぎ書房~世界を旅する翻訳絵本の出版社~代表 : 前田 君江所在地 : 〒192-0362 東京都八王子市松木設立 : 2020年5月事業内容: 翻訳絵本の出版社URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月17日「実家の相続を放棄したい」、その理由とは?「田舎にある古い実家を相続したくないから、相続放棄を考えている」という人も多いのではないでしょうか。ただ相続放棄すると、実家以外の相続財産もすべて放棄することになるので、慎重な決断が必要です。そこで今回、実家の相続を放棄したいと思っている201人にアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめています。また調査結果に対して、中村太郎税理士事務所所長の中村太郎氏の考察を紹介しています。実家の相続を放棄したい理由1位は「相続・相続後にコストがかかる」実家の相続を放棄したい理由1位は「相続・相続後にコストがかかる(43人)」、2位は「資産価値が低い(39人)」でした。「実家を相続する経済的なメリットがないため、相続放棄したい」と考える人が多いとわかります。自分が住まないのに固定資産税だけがかかる状態を回避するために、相続放棄を検討する人も多いようです。ただし相続放棄すると、実家だけではなく現金などの財産も放棄することになります。実家はいらないが現金は相続したい場合には、「生前のうちに親に実家を処分してもらう」「実家を含めて相続したうえで売却する」などの方法がおすすめです。<1位相続・相続後にコストがかかる>・相続税や手間などを考えると、損することになりそう(30代 男性)・固定資産税を払っていく自信がないから(40代 女性)・家屋がかなり古くなっており、リフォーム工事をしようにも費用の捻出が困難(50代 女性)とくに「税金の支払いが大変」を答えた人が目立ちました。相続する遺産の額によっては、相続税がかかります。また不動産を相続したあとは、自分が住んでいなくても、毎年固定資産税・都市計画税が課されます。リフォームや維持管理にもコストがかかるため、「実家の相続はコスト面でデメリットが大きい」と感じる人も多くなりました。<2位資産価値が低い>・田舎にある実家なので、売れなさそう(30代 男性)・土地や建物の値打ちがなく、売りに出しても買い手がつかなさそう(40代 女性)・建物が古く資産価値もほとんどなく、売れないのではと思っているからです(60代以上 女性)「立地が良くない」「古い」などの理由で、実家の資産価値が低いと考えている人も多数。相続の経済的なメリットが少なく、相続放棄を検討しているパターンです。「相続しても自分は住まないし、売ろうにも売れない」となれば、相続放棄する方が楽と考える人がいるのも納得ですね。<3位管理が難しい>・管理責任から逃れたいからです。よほどの現金と一緒でないかぎりは、相続放棄したいと考えています(20代 男性)・結婚して実家を出て、帰省するにも不便な距離になったので、維持が難しい(30代 女性)・実家がとても遠く田舎なので、管理しきれない(40代 女性)実家から離れて住んでいるので管理が行き届かないと考える人も多数。自分で庭木の手入れや風通しなどのメンテナンスを行う場合は、いちいち実家に帰る必要があり、距離が遠いほど負担は大きくなります。仕事や子育てが忙しい人だと時間を確保するのが難しいですし、年を取ると体力的にしんどくなることも。しかし「時間がないから」「しんどいから」という理由で放置していると、庭木が伸びて近隣に迷惑をかけたり、不法侵入されたりする可能性があります。日常的な管理を代行してくれるサービスもありますが、利用にはお金がかかります。<4位相続手続きが面倒>・手続きがよくわからないからです(40代 男性)・遺産が少ししかないのと、相続後の手続きや税金が面倒そうだから(40代 女性)・のちのち手続き関係で苦労が続出しそうだと感じるからです(50代 女性)実家を相続する場合には「不動産の名義変更」「準確定申告」「相続税の申告と納付」などの手続きが発生します。手続きが煩雑そうで、相続放棄を考えている人も多いとわかりました。ただし相続放棄する場合も、「財産調査」「家庭裁判所などの申請」といった手続きは発生します。<5位住むつもりがない>・たいした家柄ではなく、上京しており戻る気もないため(20代 女性)・実家が瀬戸内海の島にあり、立地上自分の仕事ができなくなってしまうので(30代 男性)・自分の家があるし、実家があっても利用する機会がないから(50代 男性)実家とは別にマイホームを購入していたり、実家から離れたエリアで生活を築いている人も多いでしょう。このような場合、実家を相続しても故郷に戻るのは難しいですよね。「自分で利用できないので、いらない」と考える人も多いとわかります。自分が住まないなら管理も大変になります。<6位家族と疎遠・関わりたくない>・もともとあまり実家や兄弟と仲が良くなく、相続をきっかけに集まるのが嫌だから(20代 女性)・家族との仲が良好ではなく、現在もまったく関わっていません。そのためスムーズに相続がすむとは思えないし、可能ならば家族と会わずに過ごしたいです(30代 女性)・実家との折り合いが悪いため(60代以上 男性)家族に対していい感情がないため、親から財産をもらいたくないと考えている人も多いとわかります。財産をもらいたい気持ちがあっても、家族と話をするくらいなら相続は諦めるという人もいるでしょう。相続放棄する場合、他の相続人に連絡する義務はありません。<7位兄弟・親族間で揉めたくない>・実家の相続により、親族間で揉めるという話をよく聞くから(20代 女性)・遺産配分のことで家族と揉めるのはわずらわしいから(40代 男性)・父の代で、「誰が土地を取得するか」で親族間の喧嘩になりました。子ども心に「土地争いの大変さ」を痛感したため、実家の相続を放棄して弟に任せるつもりです(60代以上 女性)家などの不動産は現金のように分けられないため、相続人の間で「誰が実家を受け継ぐか」と揉めることも多いです。実家を売って現金を分ければいいと思う人もいますが、相続人の中に「実家を残したい」「自分が住みたい」と主張する人がいると、話し合いは難航するでしょう。他の相続人に実家を譲って揉めごとを避けるため、相続放棄を希望している人も多くなりました。「地元に残っている兄弟姉妹に譲りたい」「親の介護を担っている兄弟姉妹に譲りたい」という人もいるでしょう。<8位借金がある・ありそう>・負債の方が圧倒的に大きいからです(20代 女性)・負債もありそうだから(30代 男性)・母親が他界して認知症の父親が残されており、「財産の状況」「借金がいくらあるか」などが不明なので(40代 男性)相続放棄すると「プラスの財産」も「マイナスの財産(借金)」も放棄することになります。そのためプラスの財産より負債の方が多い場合は、相続放棄が検討されます。借金がありそうだけど詳細は不明という状態なら、「限定承認」を検討してみてください。限定承認とは、「プラスの相続財産の範囲内でのみ、マイナスの財産を相続する」という手続きです。ただし限定承認の場合は相続人全員で手続きすることになります。「どちらの手続きが適切か」など、詳しくは弁護士や司法書士に相談してみましょう。実家の相続について相談したことがある人は6割超に実家の相続を放棄したいと思っている201人に「実家の相続について誰かに相談したことがあるか」と聞いたところ、「ある」が6割を超えました。相続放棄について家族の理解を得るために相談したり、プロに手続き関連の相談をしたりする人が多いのでしょう。相続放棄すると、他の相続人に影響が出ます。他の相続人の取り分が多くなったり、「相続放棄がなければ相続人にならなかった親族」が相続権を得ることもあるからです。家族間で「なぜ相続放棄したんだ」「相続放棄するなんて、思っていなかった」という話になることも考えられますので、事前に相談しておくと理解を得やすくなるでしょう。また被相続人(実家の持ち主である親)に相談せず相続放棄すると、「親の希望を聞かずに、相続放棄してよかったのかな」と後悔することも考えられます。後悔なく相続放棄を選択するためにも、相談は必要でしょう。<相続について相談した理由>・自分は相続する気がないことを、家族に伝えておきたかったから(30代 男性)・親が高齢になってきたので、姉妹で実家を誰が引き受けるかの話題になりました(40代 女性)・両親が健在なときに、「両親はどのように考えているか」「どういう方針で進めるつもりなのか」などを両親・兄弟含めて情報交換しておけば、のちのち役立つと思った(50代 女性)・父が亡くなったときに、土地家屋の今後について兄と話しました(60代以上 男性)・話し合いというほどのものではないけれど、私自身の意思は伝えておいた方がいいと思ったから(60代以上 女性)相続について相談した理由としては、「相続放棄するという自分の意思を伝えておきたい」が多くなりました。親や兄弟には相続放棄についてあらかじめ伝えておき、心づもりをしておいてもらいたいと考える人が多いのですね。親が高齢になってきたり病気を患ったりして、相続が現実味を帯びてきたときに切り出す人も多いと推測できます。相続についての話はしにくいと感じる人もいる一方で、「家族で集まると自然と相続の話になる」という家庭も。相続は家族みんなの問題ですから、本音で相談できる雰囲気だと助かりますね。<相続について相談していない理由>・相続について話すのは、なんとなく気まずいからです(20代 男性)・まだ両親が50代なので、話題にならない(30代 女性)・トラブルになりそうでめんどくさいから(40代 女性)・ほぼ音信不通になっている(50代 男性)・相続の話をするまでもなく放棄する雰囲気で、親も同じように思っているからです(50代 女性)相続について相談していない理由としては「まだ早い」が多くなりました。親が元気だと「相続の話なんてまだまだ先のこと」と思い、自分事として捉えられない人も多いかもしれません。また、親が気を悪くしそうで言い出しにくかったり、家族の仲が悪かったりして、相談できないケースもあるようです。なお「きちんと話し合ったことはないものの、大体の方針は親子・兄弟間で共有している」「親が考えてくれているから」という人も多くなりました。親・兄弟姉妹に任せている場合でも、ぼんやりとしか方針が共有できていない場合には、一度きちんと話し合いの場を設けておいた方がいいかもしれません。実家の相続についての相談先は「親」が最多に実家の相続について相談したことがある127人に「実家の相続についての相談先」を聞いた結果、最も多かったのは「親(70人)」、次いで「兄弟姉妹(55人)」でした。被相続人である親と、相続人である兄弟姉妹に相談する人が多いとわかります。遺産の分け方や実家の扱いなどでトラブルにならないよう、「まずは当事者間で相談する」という流れは納得です。また相続放棄した方がいいのか判断がつかず、専門家のアドバイスがほしいときもあるでしょう。その場合は、弁護士や司法書士に相談することがおすすめです。調査結果の考察調査結果を見ると、多くの人が実家の相続に伴う経済的負担を避けたいと考えています。固定資産税、修繕費、維持管理費など、相続後にかかるコストは膨大で、これを負担する余裕がない場合や、将来的な支出を考慮して相続放棄を選ぶことも一考の余地があります。また、地方の不動産においては資産価値の低下は顕著です。地方の過疎化や経済の停滞により、不動産の市場価値が低下しているため、売却しても期待通りの収益が得られない場合が多いです。不動産市場の変動や地域の将来性に不安を感じることも、相続放棄の一因となります。資産としての魅力が乏しい不動産を持つことは、リスクと負担が大きく、これを回避するために相続を放棄するケースが増えています。現代のライフスタイルでは、空き家の問題も深刻で、適切に管理されないまま放置されると、地域社会に悪影響を及ぼすこともあります。このような状況を避けるため、単純に相続放棄を実施するのではなく、親が存命中に実家の処分について相続人同士で話し合うことが重要であると言えます。(中村太郎氏)調査概要調査対象:実家の相続を放棄したいと思っている人調査期間:2024年4月16日〜5月1日調査機関:当協会調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:201人(女性124人/男性77人)回答者の年代:10代 0.5%/20代 17.4%/30代 31.8%/40代 26.4%/50代 17.4%/60代以上 6.5%解体無料見積ガイド:一般社団法人 あんしん解体業者認定協会(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅5月で電気料金の補助終了を7割以上が知らず!「新たに始めた節約の工夫」1位はエアコン関連ではなく…!?✅あなたは解ける?脳が若返る100問!『小学生なら解けるのに!大人は手こずるゆるクイズ』発売✅セキュリティの低い鍵を使っていたら要注意! アナログ鍵を使用する8割の人がセキュリティの低い鍵を使用【防犯意識調査】
2024年05月17日黒柳徹子さんが感心「ずいぶん良い旦那さん!」(※画像は川栄李奈さんオフィシャルブログより)15歳でアイドルグループ「AKB48」に加入し、卒業後は俳優として活躍の場を広げている川栄李奈さん。プライベートでは24歳のときに俳優の廣瀬智紀さんと結婚、2019年に第一子、2023年に第二子を出産しました。番組では結婚の話題を振られた川栄さんが「子どももいます、2人」とはにかむと、黒柳徹子さんが「ええー! 2人⁉」と絶叫。「すごい、尊敬しちゃうわ。どうやって撮影に?」と子育てと仕事の両立について質問されると、川栄さんは「作品のお話をいただくと、夫と話をします」と、まずは夫婦で会議してスケジュールをすり合わせていることを明かしました。2021年にはNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のヒロインを務めましたが、撮影はすべて大阪。撮影期間中は夫が子育てのほとんどを担当していたといい、「(上の子が)1歳半~2歳くらいだったんですけど。たまに大阪に夫と一緒に遊びに来るくらいで、あとは東京で夫に見てもらって」と説明。「もう全部やってくれます。ありがたいことに子どもが大好きで、生まれた瞬間から『面倒見ます!』って感じで」という川栄さんに、黒柳さんが「ずいぶん良い旦那さんにお会いになりましたね」と感心すると、「本当に、はい。今日も見てもらってます」と微笑みました。俳優としてのオファーが引きもきらない川栄さん。最近では舞台と主演ドラマのオファーが重なって、出演を迷ったときにも、夫が「そんな機会ないからやりなよ。俺が面倒みるから」と引き受けてくれたといいます。背中を押してもらった川栄さんは、「私は仕事で結果を残せるように、じゃあ行ってきます! って」と、仕事に打ち込むことができているそうです。また、夫だけでは回らないときは、「夫のお母さんとか私のお母さんに手伝ってもらったり。風邪をひいてしまったり、どうしようもないときは、マネージャーさんが見てくださったりして。本当に周りの力を借りまくってやっています」と、周囲の協力にも感謝していました。子どもに言われた「ママ、千尋やってきなよ」4歳になる上のお子さんはママのお仕事にも興味津々で、CMやドラマを見ていて川栄さんが登場すると「ママだ!」とすごく喜んでくれるそう。撮影期間は家を空けることも多くなりますが、「さみしいかなと思っていたけど、『ママ、早く仕事行った方がいいよ』『ママ、もうお仕事の時間だよ』って(言われる)」と、お子さんからエールを送られることもあると明かしました。「家で台本を開かずにいると、子どもから『ママやった方がいいんじゃない?』『お芝居勉強した方がいいよ』って言われます」というほほえましいエピソードに、「すごいわね、よく理解してるわね。頭のいい子なんだね」と黒柳さんも思わず頬がゆるみっぱなしに。川栄さんは煮物料理が好きで得意だそうですが、子どもは唐揚げやコロッケ、ハンバーグなどのメニューが好きで「脂っこいものばかりになっちゃう」というちょっとした悩みも。しかし「あなたは何が好きなの?」と尋ねられると、「お菓子が大好きで……三食のうち二食をお菓子で済ませちゃうこともある」と明かすと、驚いた黒柳さんからズバリ「子どもの教育に悪いと思わない?」とたしなめられる場面も。もちろん、子どもたちに見られないようにこっそり隠れてお菓子を食べているそうです。大ヒットしている舞台『千と千尋の神隠し』では主人公・千尋役を務め、日本全国を巡る劇場公演に加えてイギリス・ロンドンでの公演にも挑みます。お子さんたちはまだ未就学児のため劇場での観劇はまだ実現できていませんが、「家で『千と千尋』のアニメを見ていると、一緒にセリフを覚えてしゃべっていたり」と親子で作品に親しみ、地方公演に行く際は「ママ、千尋やってきなよ」と送り出されているそう。川栄さんが出演するロンドン公演は7月から8月まで。これも夫が「こんな貴重な経験なかなかできないよ」と理解し、背中を押してくれたそうで、「サポートしてもらって、本当に助かっています」とあらためて家族への感謝の気持ちを述べていました。
2024年05月17日女性ファッション誌を中心に活躍するスタイリストの福田麻琴さんがmamagirlに登場! プライベートでは11歳の男の子のママでもあります。30歳での留学をきっかけにパリの虜になったという福田さん。福田さんと同じくパリを愛する21人に取材をした『PARIS MANIAQUE 寝ても覚めてもパリが好き』(イースト・プレス)が好評発売中です。パリジェンヌに学ぶ、ファッションの極意とは?ママたちがオシャレをもっと楽しむためのヒントを伺います。パリジェンヌママは「子どもは子ども、自分は自分」スタイル―産後、自分がこれまで着ていた服とはテイストが変わってしまうママも多いですが、パリジェンヌは子育てとおしゃれをどのように両立していると感じますか?福田:パリジェンヌを見ていると、そもそも子育てとオシャレを両立をしようなんて考えてないなって感じます。根本のマインドが日本人とは違っていて「なんで子どもに私のファッションを寄せるの?」というオーラがあるんです。例えば、公園で子どもを遊ばせる時に、パリにはジャケットを着てヒールを履いているママが普通にいるんですよ! 日本だと、公園のママファッションって、みんな似てきますよね? 汚れてもいい服で、動きやすいパンツを履いて、スニーカーにキャップ…というように。逆にそうじゃないとちょっと浮いて見えるし、なんとなく周りのママさんに合わせておこうという考えもあるかと思います。もちろん、一緒であろうとすることが悪い文化だとも思わないし、子どもと過ごすことを考えると、絶対に日本のママファッションの方が動きやすいはず。ただ、パリジェンヌはそうじゃない(笑)。私も実際、パリのカフェのテラス席で、ベビーカーを横に置いてワインを飲んでいるパリジェンヌママを見ました。え! 子どもが寝ている横でワイン!? と衝撃的でしたが、「私の時間を楽しんでるのよ」という雰囲気が感じられて妙に納得してしまって。彼女たちは、自分のストレス解消も大事にしているんですよね。ー日本の育児とは全然違いますよね。福田:親子の関係性が、「ママと赤ちゃん」というセットではなく、「個人」と「個人」なんですよね。すごく気楽だなと思います。私たちが日本のママ社会でちょっとモヤッとしてきた要素が全くないんです。「みんなと同じじゃないと!」という圧力もなくて。私もフランスで子育てしてみたかったなと思うくらい。ー日本で子育てしていると「みんなと同じママにならなきゃ」という思いが強くなって、自分自身を後回しにしてしまう感覚はたしかにあります。福田:私はそんな時にこそパリに行って、自分を取り戻してきます。パリで自分は自分であることを実感して、帰国したらママや妻である自分も楽しむ。どっちが良いということではなく、本来、どちらも幸せなんじゃないかな。パリに通い始めて、ファッションへの価値観も180度変化。「新しいモノを着たり持ったりするのがオシャレだと思っていたけど、パリの人はそうじゃない、自分のベストを知っていて、そこからブレないんです」産後のファッションの変化は、新しい自分の発見!―ファッション面でも、ママになると大きく変化すると感じます。福田:そうですよね。でも、私の場合、ママになったからこそファッションの幅が広がったかも。20代の頃はヒールを履いて、アンサンブルニットにふんわりスカートを履くフェミニンなスタイルが多かったんです。その後、30歳でのパリ留学でシンプルなファッションに出会い、帰国後に出産。子育て中はTシャツ、デニム、スニーカー、キャップというスタイルにならざるを得なかったけど、それはそれで新しいスタイルとの出会いで。子育てファッションを通らなければ、今こんなにスニーカーやデニムを楽しめていないと思います。―ママの定番、カジュアルファッションをワンランク上げるコツを教えてください!福田: ジュエリーや時計、スカーフなどの小物を足すことで、遊びや変化をつけられると良いのかな。あとは、髪型やメイク。息子が小さいうちは髪を乾かす時間を節約したくて短くしていたけど、逆にショートカットを楽しんでいました!ママファッションも、「我慢」と捉えるか「新しい自分を発見した」と捉えるかで、楽しさが全然変わるんです!―福田さんの息子くんは11歳ですが、子育てが少し落ち着いたことで、ファッションに変化はありましたか?福田:新米ママの時に着ていた服は今でも愛用しています。子育てファッションに自分の好きなものをプラスしている感覚です。デニムやスニーカーは以前から好きでしたが、子育てをしてから定番になったかな。今でもカジュアルを楽しみたい気分なんですよね。クリーニングに出すような服は着ないし、ヒールも履かない。子育てのために我慢していたと思っていた服、バッグ、靴も、今の自分には必要ないなと感じています。フランスのブランド、Sézaneのブラウスに黒デニムを合わせた大人カジュアルコーデ♡「みんなと一緒」から外れた先に、自分のスタイルが見つかるかも―書籍の中で、パリの人は自分のスタイルを持っていることが紹介されていました。自分のスタイルは、どうしたら見つけられるのでしょうか?福田:パリの人たちは、子どもの頃から自分の意思で物事を選択するように訓練されているのではないかと感じます。自分の好きなモノ、嫌いなモノをよく考えていて、何を決めるのにも親が誘導するのではなくて、ちゃんと自分で選ばせる。子どもであっても、きちんと自分の意見を持っていて主張するんですよね。だから自分に似合う赤リップや、自然体に見える髪型をよく知っているんですよ。それに、心も体も自分で自分をケアする方法を知っている。ママになってもそういった時間は大切にしている印象があります。 ―私自身、自分自身の好き嫌いにもうちょっと正直に生きた方が良いのかなとも感じています。福田:そうなんですよ! 日本の女性は、もっとワガママになっても良いんだよ! ということを、この本で紹介したパリジェンヌのライフスタイルから感じ取ってくれたらうれしいです。日本社会で暮らしていると、みんなと同じでいることが当たり前のことですよね。でも、みんなの基準から一歩外れた先に自分のスタイルが見つかるのかもしれない。一歩外れるというのは、好きな服を着ることなのかもしれないし、レイトショーやお芝居を観に行く事なのかもしれないし、美味しいものを食べたり、気持ちのいい日に散歩に出かけたりすることなのかもしれない。誰かの目を気にせずに自分のために服を着て、自分のために使える時間を作れるといいのかなって。子育て中はなかなか難しいのですが、私は常に企んでいますよ(笑)コロナ前は年2回ほど通っていたパリ。昨年久しぶりに渡仏し、女友だちや仕事仲間とキッチン付きアパートメントを借りて過ごしたそう。大人になったら、知性をアクセサリーに―自分らしいスタイルと、トレンドとのバランスの取り方も難しいなと感じます。福田:たしかに。トレンドは追っていきたいけど、自分らしさも忘れたくないですから。例えば、パリジェンヌではありませんが、アメリカの映画監督のソフィア・コッポラはとても素敵な人ですよね? 私たち世代は誰もが憧れる存在。でも彼女って、派手な服を着ているわけではありません。黒のセンタープレスのパンツに無地のシャツをあわせていることも。でも「彼女らしさ」がにじみ出ている。そういった自分らしさに、ひとさじの流行やその時の気分を取り入れられたら素敵だなと思います。ーソフィア・コッポラのように派手なモノを着たり持ったりしていなくても、目を惹くファッション。その秘訣はなんなんでしょうか?福田:内面から知性がにじみ出ていて、それがアクセサリー代わりになっている気がします。だから私たちも、内面を磨いてファッションに知性をにじみ出していくしかないのかなって(笑)。自分のファッションスタイルに迷ったら、買い物に行くのではなくて、本を読んだり、美術館巡りをしたり、家でNetflix鑑賞でもいいから新しい感性をインプットする。そうやって自分の内面をアップデートさせれば、素敵な大人に近付ける気がします!TPOさえ押さえれば、子どもが着たい服を尊重―子ども服選びにはどんなこだわりがありますか?福田:息子が幼い頃は、パリのスーパー、MONOPRIX(モノプリ)で買うこともありました。パリの子ども服って、色味や素材が大人と同じで、私も着たい! と思えるものばかりなんです。日本でもフランス発の子ども服、プチバトーはよく買っていました。あとはユニクロや韓国通販なども活用していましたね。今思い出しても、小さい頃は楽しかったな~と、しみじみしてしまいます。今はさり気ないリンクコーデを提案しても「ママこだわりすぎ…」とか言われちゃう(笑)。ー子どもが着たい服と、ママが着せたい服とのギャップ問題はあるあるですよね(笑)。福田:でも、「これが着たい」を尊重させてあげることも、子どもの意思を育てるきっかけになるのかもしれないですよね。服って楽しむモノだから、子どもの「着たい服を着られた」という欲求を満たしてあげたいとは思うんです。その上で、TPOだけは教えてあげたいかな。例えば、冠婚葬祭でその派手なTシャツは着られないんだよとかね。そこさえ教えてあげれば、あとは好きに選ばせてあげる。ついつい口を挟みたくなるけど、「どっちが素敵かな」と相談された時に「ママの好みはこうだよ」と伝えるくらいがちょうどいい。パリの人たちのように、自分で物事を選択する経験は毎日の服選びからでもできますよね。息子とは「お互いに良い影響を与え合う関係」ー大きくなった息子くんとの親子関係はどんな感じですか?福田:週末は一緒に行動することが多いかな。“自分時間”として大切にしている映画や美術展に一緒に行くこともあります。映画だったら私と息子の希望の作品を交互に観るし、例えばジュエリーの美術展だったら、「これって鉱物なんだよ」と、息子が興味を持ちそうな言葉で誘導しています。あまりに興味がなさそうな時は「帰りにゲーセン寄ろうよ!」と誘い出すことも(笑)。お互いの好きな場所に一緒に行くことで、良い影響を与え合う関係性になれているのかな、と感じます。私も、息子のおかげでゲームセンターのコインゲームの面白さを知りました(笑)。いつかパリにも二人旅をしたいです♪ー書籍内で紹介されていたアニエスベーのデザイナー(アニエス・トゥルブレ)の言葉、「いちばん大切にしているものは女友達」というのが印象的でした。福田さんは今、女友達とどのように付き合っていますか?福田:子育て中になかなかとれなかった女友達との時間を、やっと今取り戻しています。1〜2週間に1回くらい、女友達との夜の食事を楽しんでいるかな。たまには母としてではない自分で、普段は話さないトークをするのもすごく大切な時間です。★編集後記★ママだから…と悲観的になるのではなく、その時のファッションやライフスタイルにパリジェンヌのような自分らしさを加える。そうすれば毎日がもっと楽しくなり、結果的にママも子もハッピーになれるのかも。福田さんと息子くんの「良い影響を与え合う親子関係」も、まさにパリジェンヌ的ですよね。そんな福田麻琴さんのライフスタイルはInstagramでチェック♪■書籍情報 『PARIS MANIAQUE 寝ても覚めてもパリが好き』(イースト・プレス)編集・著作 Huîtres(福田麻琴&幸山梨奈)【mamagirl公式X(旧Twitter)でプレゼントキャンペーン実施中!】『PARIS MANIAQUE 寝ても覚めてもパリが好き』をmamagirl公式X(旧Twitter)にて3名様にプレゼント!詳しくは下記をチェック♡■応募要項1.mamagirl公式X @mamagirl_jp をフォロー2.『PARIS MANIAQUE 寝ても覚めてもパリが好き』のプレゼントキャンペーンのポストをリポスト3.2.のポストに希望動機をリプライ応募期間は5/24(金) 23:59まで!当選者様にはXのDMにてご連絡します。ぜひふるってご応募くださいね♡※プレゼントキャンペーンについて福田麻琴さん、出版社等の関係各所へのお問合せはおやめください。mamagirl公式XのDMにて受け付けます。
2024年05月17日ASD(自閉スペクトラム症)息子は小学校、中学校で不登校、行き渋りを経験現在14歳の息子は、10歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けています。初めての場所やいつもと違うこと、急な予定変更などに弱く、見通しが立たないと不安になる特性があります。また、聴覚過敏があるためイヤーマフを使ったり、休み時間は図書室に避難しているようです。つい最近、まぶしいのが苦手で疲れるらしいと分かり、部屋の明かりを暗めにして目を休めるようにしています。そんな息子は、小学校、中学校と不登校、行き渋りを経験しています。ですが、不登校の理由はそれぞれ違いました。担任の先生の理不尽な対応がきっかけで不登校に……【小学校3年生】息子は小学3年生の時から行き渋りが始まったのですが、大きなきっかけは担任の先生でした。先生はすぐに怒る、怒鳴る、ちょっとした忘れ物も許してはもらえず、学校の近くに住んでいる保護者の方によると「家まで怒鳴り声が聞こえてくる」と言うほどの大声。聴覚過敏の息子には、とてもつらかったと思います。息子が間違えて覚えてしまった漢字を頑張って覚え直して正解を書けた時は、「今はたまたま正しく書けたけど、君は間違いを直そうという気が全然ない」と怒られたり、給食でおかわりを食べている最中に具合が悪くなって保健室へ行ったら、保健室へ行ったことを怒られて次の日からおかわり禁止にされたりと、理不尽な思いをしていたようです。ただ、ほかの子どもに対しても同様か、より厳しい対応をしているという話も聞こえてきていたので、息子が特別ターゲットにされていたというわけではなさそうでした。Upload By ユーザー体験談息子はそんな先生の元で精神的に不安定になってしまいました。連絡帳で「家でパニックを起こして、命に関わりかねない危険な行動を取ることがあるので、万が一危ないことをしたら、安全な場所で落ち着くまで一人にさせて欲しい」とお願いしたり、「聴覚が過敏なので耳栓を使わせて欲しい」、「手元がうまく見えていない可能性がある」と気になることを伝えたましたが、先生からちゃんとしたお返事がもらえることはほとんどありませんでした。唯一耳栓の使用だけは許可してくれましたが……。こんな状態でしたので無理に学校へ行かせるべきではないと思い、息子が休みたい日は休ませるようにしました。担任の交代、高学年になりクラスメイトから発達障害についてからかわれるようにその後いろいろあり、2学期の途中で担任の先生が代わることになりました。このことによって目に見えて息子の状態は良くなりました。ただ4年生になると、息子に発達障害があることについてクラスメイトからいろいろと指摘されるようになりました。これはとても嫌だったようです。学校から帰って来て部屋で泣いていたり、ある同級生が探し物が見つからなくて困っていたので探し出して渡してあげたら「気持ち悪い」と言われたと話してくれたりしました。私から「担任の先生に話そうか?」と提案してみましたが、息子は少し考えて「あんまりひどかったら自分で先生に言う」と答えたので、見守ることにしました。息子にはその子どもたちに会った時はきちんと挨拶をして、あとは距離を取るようにアドバイスし、息子はそのようにしていました。Upload By ユーザー体験談結局息子は卒業まで先生に傷つくことを言われているとは伝えなかったようですが、私がスクールカウンセラーの先生に相談していたので、そちらから話が行っていたかもしれません。中学では、その子たちと同じクラスにはなりませんでした。GW明けから始まった中学校への行き渋り。原因は……息子が中学校へ進学すると、慣れないためかゴールデンウィーク頃から、パニックを起こしたり、学校を休みたいと言ったりすることが増え、行き渋りが始まりました。朝支度をして、カバンを背負ってから「休む」と言い出します。私の所へ来て、申し訳なさそうな顔をして「ごめんなさい」と言う姿はなんともせつないものでした。Upload By ユーザー体験談息子がいうにはとても疲れてしまっているようなのです。部活を始めたこともあると思いますが、私は、「周りと合わせるのに必死で疲れてしまうんだろうな」と推測していました。小学校の頃から、ほかの子は言われなくてもやることが分かるけれど、息子は説明がないとどうしたらいいか分からなくて困るようで、それは中学生になっても続きました。ほかにも「自分はみんなとテンポが違う」「授業のスピードが合わない」と、中学生になってからは、周りとの違いをかなり気にするようになりました(確かに、授業参観に行くと、一人だけ行動がみんなより遅いです)。先生方はみんな「問題はありません」と言うので、周りを見ながら何とかみんなと合わせているんだろうなと思います。中学校への思いは小学校の時とは違う。登校するために試行錯誤する息子ですが、小学生の頃と違うのは息子の「学校に行きたい」という気持ちが強いことです。休んだ日に「明日から2週間休まないで学校に行けたらどう思う?3週間休まなかったら?1ヶ月休まなかったら?」と休まずに学校へ行ける自分を想像していたり、「どうしたら休まないで学校行ける?」、「疲れないように体力つけるにはどうしたらいい?」と聞いてきたりします。そして行くために自分で試行錯誤を続けています。まず、部活に出る日を調整するようになりました。部活の決まりに「休まないこと」というのがあるのですが、調子が悪いのに無理して部活に出て、次の日に学校に行けなくなることが多々ありました。するとお医者さんから「自分で自分の体調を管理するのは大切なことだから、そういう時は部活を休むように」と言われ、疲れていたり、調子が悪かったりする時は、自分の判断で部活を休むようになりました。Upload By ユーザー体験談中学1年生の時は、かなり精神的に不安定になっていたので、スクールカウンセリングで相談したりして、部活に出る日を減らしてもらいました。ですが、中学2年生になると、休日以外の部活には出られるようになりました。徐々に休日も部活に出るようになってきましたが、日曜に部活に出ると、月曜に学校に行くことができないのではないかと不安になることがあるので、そういう時は部活を休んでいます。そして寝る前に精神科で処方された薬をきちんと飲むようになりました。薬を飲んで寝ると、スッキリと落ち着いて学校へ行けるようです。ただ、効き目が強くて朝起きられないことがあるので、寝る前に飲むのを避けたり、お医者さんから、薬を半分にしていいと言われているので、半錠にしたりしています。また、体力がないのがいけないのではないかと、筋トレにチャレンジしたりしていますが、これは今のところ上手くいっていないようです。自分の意志で頑張り続ける息子を応援し続けます今は、担任の先生の「つらい時は休んでいいよ」という理解もあり、時々休みながら学校へ通っています。中学3年生になった今は「休みを減らしたい」「受験勉強を頑張りたい」と言っています。これから受験があるので、精神的に不安定になるのではないかという不安はありますが、何とか学校に通えるといいなぁと思っています。今後は、息子が自分自身を理解して、周りの助けを借りたりしながら、自分の特性と上手くつき合っていかれるようになるといいなぁと思います。イラスト/SAKURAエピソード参考/まこちゃ(監修:森先生より)怒鳴ったり厳しすぎたり、しっかりと特性を説明しても理解しようとしてくれない先生にあたってしまうと、とってもつらいですね。学校は、お子さんの健全な成長のために通うところです。毎日休まずに登校できるのであればもちろんそれに越したことはありませんが、無理に登校させて精神的に不安定になってしまっては、本末転倒です。しっかりとお子さんの心身の調子に配慮しながら、「休みたいときに休む」というのは良い選択肢なのではないでしょうか。投稿者さんがお子さんの不安な気持ちを受け入れて寄り添っていたからこそ、お子さんの「学校に行きたい」という気持ちを育むことができたのではないでしょうか。結局、お子さんが自分自身が自分を理解してコントロールできるようになる、というところが子育ての大きな目標の一つです。「毎日学校に行く」というのは、そのための手段でしかありません。無理をせず、1人で抱え込まずに、スクールカウンセラーの方や病院や行政など、頼れるところは全て頼りながら環境を整えていきましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年05月17日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じていました。パパが自分の香奈ちゃんに対する愛情の薄さについて思い悩んでいたころ、ママからの提案で香奈ちゃんの百日祝いすることになりました。 写真撮影やお食い初めにかかる費用があまりにも高かったため、パパは同僚に相談しましたが「そんなもんでしょ」と返されます。パパは納得できないまま、再び香奈ちゃんをお世話するのでした。 香奈ちゃんをお風呂に入れていると、その様子を見たママが突然叫んで……?! 妻が涙を流し激怒!そのワケは? ※「香奈こと」→「香奈のこと」 香奈ちゃんの顔に直接シャワーをかける洗い方に衝撃を受けるママ。香奈ちゃんの扱い方に失望したママは、「もうあなたには何も頼まない」と言い始めます。 問題ないと思っていたパパはついにママへの不満が爆発!ママが寝込んだときに香奈ちゃんをひとりきりでお世話し、仕事もしている自分は何も言われる筋合いはないと思い、「香奈のお世話なんかもうしない」との言葉を口にしてしまいました。 「それならもう離婚したほうがいいかもね。そんな簡単に放棄できるくらいの愛しかないなら」 香奈ちゃんに対する愛が感じられないパパの発言を聞いたママは、離婚を宣言したのでした。 パパは、決して適当でいいと思って香奈ちゃんを洗っていたわけではないはず。本来、首すわり前の赤ちゃんであっても、頭からシャワーをかけて大丈夫です。しかしママは、パパのやり方が雑に見えてしまい、許せなかったのでしょう。もしくは、日ごろからパパの香奈ちゃんに対する接し方に不満があったのかもしれませんね。 パートナーへの不満が蓄積していくと、些細なことをきっかけに一気に爆発してしまいます。相手に見切りをつけて離婚となる前に、気になったことは早めに伝えて解決しておくといいかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月16日「そういう文化なんだから」(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)おばたのお兄さんは2018年3月にフジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんと結婚。昨年8月に第一子となる長男が誕生しました。現在は舞台『千と千尋の神隠し』のロンドン公演中で、短期間ながら家族3人でロンドンに滞在しています。物価の違いをはじめ、日本とロンドンの違いを感じることは多いようで、「日本だったらブチギレている!」と怒りを抑えきれない出来事があったとブログに綴りました。「ロンドンに住んでいる元マネージャーや、制作スタッフさんからさんざん聞いてはいたが、、、こっちの人適当過ぎるだろ!が毎日のようにあって、またそれを感じた」という、おばたさん。宿泊先のホテルは長期滞在のため、ルーム清掃は週に一回。しかし「こちらが何も言わずにちゃんと清掃が行われていたことが今のところ一度もない!笑」といいます。ホテルのスタッフとやりとりするアプリで「夕方5時までには清掃完了していて欲しい」と伝えておいても清掃されておらず、「文句を言うと『では明日清掃しますね!』なんてことは毎回」。また、「スタッフカードがルームキーのところにささりっぱなしで、トイレに洗剤が撒かれているだけの状態で清掃が終わっていた」こともあると明かし、「終わっていた、と言うよりも途中でやめた!?」と衝撃を受けたそう。しかしメンタルトレーナーの資格を持つおばたさんは「こちらが変わるしかない」「そういう文化なんだから!」と自分を納得させ、妻・山崎さんにもそう言って落ち着かせたといいます。同時に、日本の番組スタッフとリモート打ち合わせをすると「超日本人」な心遣いが心に染みたのだそう。そんな異国の地でも、息子はスクスクと成長。Instagramでは父子の動画を公開し、「父ちゃんをからかうかのようにミルク飲んでくれない息子!笑いごとじゃなくて!」と、成長に伴い浮上している悩みを明かしています。動画では、おばたさんがミルクを飲ませようとすると、息子は爆笑しながらミルクを拒否!どうやら「ミルクをたくさん飲むと寝ちゃうってわかるから飲みたがらない」ようです。しかし当然、「このあと眠すぎてお腹空きすぎてギャン泣き」に……。最終的には「#寝ながらミルク一気飲みで#爆睡」したと綴っていました。突然のミルク拒否は「あるある」それまでゴクゴクミルクを飲んでいた赤ちゃんが、急にミルクや哺乳瓶を拒否するようになることは珍しくありません。理由はさまざまで、ミルクの温度が熱すぎたり、逆に冷たすぎたりする場合や、哺乳瓶の乳首が嫌で飲まなくなる場合もあります。哺乳瓶の乳首は使っていくうちに劣化するので、飲みにくくなって嫌がることもあります。しかし新しい乳首に交換すると、今度は新しい乳首を嫌がって飲んでくれなくなることがあるので、「普段から2個以上を使って順繰りに交換」していくと良いです。月齢があがると、周囲の物や音で気が散るあまり、急に飲むのを止めてしまうことも。テレビがうるさかったり、周囲で人が動いているなど落ち着かない環境で起こりやすいようです。単にお腹が空いていないときもあります。離乳食が始まってもしばらくはミルクや母乳も必要ですが、食事をしっかり食べられるようになると、食後のミルクなどを欲しがらないこともあります。その場合は、食事以外のタイミングで飲ませてあげられるといいでしょう。また、少食タイプの赤ちゃんの場合、1回の目安量を飲みきれないこともあります。ミルクの場合は、1回に飲んだ量ではなく1日のトータルでどのくらい飲んだかをチェックしましょう。哺乳瓶拒否以外の気になる症状もある場合や体重がなかなか増えない場合は、かかりつけの小児科に相談してみましょう。参照:突然の哺乳瓶拒否!<体験談>その理由と4つの対処法|小児科医監修
2024年05月16日「怒ったらダメって言われるけど、無理!」(※画像は本並健治さんオフィシャルブログより)丸山桂里奈さんは2020年に本並健治さんと結婚し、昨年2月に第一子となる女の子を出産。長女はすくすく成長しており、おてんばでイタズラをしがちな今の時期はまさに「片時も目が離せない」状態です。動画の冒頭から「もうねマジで疲れてる」と疲労困憊の丸山さん。仕事が忙しいのはもちろんですが、プライベートの用事も重なり、日常的な睡眠不足もあって疲れが取れないといいます。このときは朝のお散歩をして帰宅したタイミングで、リビングで長女を遊ばせながらカメラを回し、午後には仕事で出ないといけないそう。近況を喋りながら、長女が電気を点けたり消したり、おしゃぶりをゴミ箱に捨ててしまったりするのを「ああダメダメ!」と止める場面もありました。そして丸山さんは「これ怒っちゃうの、こうやって。わかります?」「怒ったらダメって言われるけど、無理!もう本当に、もう逆に、笑って(育児を)やってる人いるのかなあ?」と、ため息をつきながら最近の心境を告白。たとえば、離乳食を食べてくれないとき。丸山さんは「最近ずっと納豆ご飯食べてたんですけど、食べすぎて飽きたのか、(口から)ベーって出して、しかもそれを顔につけたりとかするから、もうダメダメダメーってなるじゃないですか」と、つい怒ってしまう状況を説明します。さらには「超イライラして、じゃあもういい、もう食べなくていい! ってなっちゃうし。だからなんかもう、ずーっとイライラしてる。イライラしないでいられる?」と正直な気持ちを吐露。それ以外にも、ソファによじのぼれば落ちないか気を配る必要がありますし、とにかくあらゆるものに興味を持つ月齢のため「今はもう何するかわかんないから目が離せない」ことも、神経をすり減らしているようです。丸山さんはこうしてYouTubeで吐き出すことで、悩みを共有するだけでも気が楽になるといい、忙しい中でもできるだけ更新していきたいとコメント。この動画には、同じく子育てに悩む親たちから、「気持ちが、分かりすぎます。自分だけなんじゃないかな…とか、おかしいのかなって落ち込む日々で…。大好きで大切なのに。辛い時だったので救われました」「めちゃめちゃわかります!育児ってほんとに辛いと可愛いが背中合わせですね」「かりなさんがこういう動画発信してくださるの、心強いしとってもありがたいです」「同い年の娘がいます全てに共感でしかないです…」といった共感や感謝の言葉が、たくさん寄せられています。好奇心旺盛な乳幼児1~2歳くらいの子どもは何にでも興味を持ち、自分の「したい!」という気持ちが優先するので、危険なこともしますし、イタズラも増えます。子どものイタズラは興味関心、好奇心を育てる行為のひとつ。やりたいことを思いっきりやるという体験の積み重ねが、後に自分のことを自分でやるという意欲につながっていきます。危険がなければ、可能な範囲で「したいがまま」に任せられるといいでしょう。そのためにも、子どもの行動範囲には危険な物を置かず、プレイスペースの中はのびのび遊べる環境にしておけば親も安心ですね。それでも想定外の行動を起こすのが子どもです。家の内外で危ないことをしようとしたら、もちろん止めなくてはいけません。子どもはビックリして泣くかもしれませんが、まずは抱き寄せて声を掛け、安心させてあげましょう。そして「今のは危なかった」「ルール違反だった」ことを伝えます。もちろん、一度で理解できるようなことはまずありません。子どもはまだ良いことと悪いことの判断ができないので、何度も同じことをしてしまうでしょう。やりたい気持ちが前に出て、ダメという言葉を聞き入れないこともあるでしょう。何度でも根気強く言い聞かせてください。参照:【医師監修】子供のしつけはいつから?月齢・シーン別の怒り方
2024年05月16日私が第2子を出産したのは37歳のとき。子どもが幼稚園に入園した年にはすでに40を過ぎていました。当時上の子は小学校高学年で、親同士の関わりも減っていた時期。今さら密度の濃い「幼稚園ママ」として再生活するには気が重い、というのが正直なところでした。実際に2度目の園ママ生活を送りはじめると、上の子の年齢を知ったとたん、急に敬語で話されてしまったりすることもしばしばあり……。若いママに引かれている?園ママ再デビューにあたり私がもっとも気がかりだったのは、年齢を理由に若いママたちに壁を作られてしまうのではないか、ということでした。実際、はじめのころは、母親である私の年齢というよりも、上の子の年齢から「そんなに大きなお子さんいるんですね!」とそれまでフランクに話していたのに、急に敬語になられてしまうことが多かったように感じています。 しかし、話をするにつれ、少しずつ仲は深まっていきました。今では、母親の年齢や経験は違っても、同じ年の子どもを育てる親同士として、地域の情報や子どもの発達、園のことなど気になったことを相談しあったり、ときに愚痴を言い合ったりできる心強い仲間となってくれています。 集団行動するママたちが苦手だった第1子を幼稚園に通わせていたころ、私がちょっと苦手に感じていたのは集団行動するママさんたちでした。仲間内では親しげに話しているのに、グループ以外の人には態度が素っ気なく見えて「感じが悪い」と思っていました。第2子の幼稚園にもそうした集団ママさんたちはいましたが、驚くほどまったく気にならず、それどころか「ママ同士気が合うのね。仲良さそうでいいわね」と微笑ましく思えてしまうほど。 第1子のときは自分に自信がなく「陰口でも言われていたらどうしよう」という不安が、「あの人たち感じ悪い」というネガティブな気持ちにつながっていたのかもしれません。 園ママ生活で気をつけていること円滑な園ママ生活を送るために私が気をつけているのは、「距離感」です。相手の家庭の事情や方針などに首を突っ込まない、口を挟まないのはもちろん、子育ての先輩風を吹かせてアドバイスめいたことをしないこと。あくまで「同じ年齢の子どもを育てているママ同士」として対等な関係であることを意識しています。 また「私は年がいってるから」、「あなたはまだ若いから」といった年齢がらみの自虐ネタは、相手が反応に困ると思うのでしないように特に気をつけています。 始まる前から身構えていた2度目の園ママ生活ですが、いざスタートしてみると第1子のときよりも自然体で過ごせています。これからも子どものお友だちのママたちとほど良い距離感を大切にしながら、幼稚園ママとしての生活を送っていきたいと思います。 著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2024年05月16日年中からいよいよ幼稚園に入園。事前にASD(自閉スペクトラム症)の診断や娘の特性は伝えていたけれど……Upload By マミヤ事前に発達の相談の面談もしていただき、無事に年中から幼稚園に入園した娘。娘の発達のことも伝えているし、診断書も提出しました。そのかいあってか娘のクラスには加配の先生が入ることになりました。加配の先生は娘個人につくのではなく、クラス全体の補助ということでした。でも、いざ園生活が始まると、娘ではなく、別の園児1人に加配の先生はつきっきりになっていました(園長先生の話では1クラス中で3人が診断書を出してくれたら、加配の先生が1人つけられるとの説明でした)。娘に加配の先生の補助が入っていないと聞いて不安もありました。ですが娘の園生活での課題は給食が苦痛になりやすいとか、一斉指示が聞こえていないとか、何個かの指示のひとつを忘れてしまうというもので、ひっそりと困っているタイプでした。もっと小さい頃は癇癪が激しかったのですが、 その頃は泣いたり怒ったりなどの強い感情は、外ではあまり出さなくなっていたので、困りごとがあっても気づかれにくい子なんだなと思いました。遠足で運動場に行った時に、クラスの皆は水筒を1ヶ所に置いてグラウンドを走っていたのですが、娘1人だけ水筒を持って走っているのを見た時は「ああ……指示聞いてなかったんだ……そして気づいてもらえてないんだな……」と感じました。それでも、当時の担任の先生は、面談などで娘の特性や困りを伝えるとしっかり聞いてくれ、声がけなど工夫してくれていました。年長になり新しく担任になった先生。明るくていい人だけど、「娘さんは大丈夫」と繰り返すばかりUpload By マミヤ年長になり新しい担任の先生になりました。今度の担任の先生は明るくて大らかな方なのですが、娘の特性を伝えても「でもしぇーちゃんは大丈夫ですよ。できてますよ。問題ないですよ」と答える方でした。娘のことをほかの定型発達の子どもと同じように見ている……初めは「それって良いこと、うれしいことかも?」と思いました。でも娘は、次第に幼稚園へ行き渋りをするようになりました。なぜ幼稚園に行きたくないのか聞くと、給食の時間に約束した量を完食したのに、担任の先生に「あと一口頑張ろう」「もっと頑張って食べよう」と声がけをされるからだというのです。事前にあった先生との面談で、私は「給食がとても苦手なので、約束した分を食べたら無理させないでほしい」と配慮を求めていましたが、 娘は苦手な給食を毎日頑張らなくてはいけなくなっていました。 また娘がヘルプを出しても「あとでね」や「大したことないよ」と言う先生に、娘は不信感を持ってしまっていました。3学期には週に1回お休みしながら通いました。担任の先生に娘の困りは最後まで伝わらなかったのかなと思います。就学相談で、親子共に「特別支援学級」を希望。判定は?Upload By マミヤそして年長になったので、就学相談が始まる時期でもありました。小学校には親のみで1回、娘を連れて1回の計2回見学に行きました。特別支援学級ではクラスにあるオモチャに興味津々、通常学級では後ろで飼っている生き物ばかり気にしており「見学に意味はあるのか……」とも思いましたが、娘は迷いなく特別支援学級を希望しました。人数が少なく静かなところが気に入ったようでした。また小集団療育で通っていた病院で、夏頃にWISC−Ⅲの発達検査を受けた結果と、小集団療育での様子もふまえて「娘には情緒障害特別支援学級を希望しよう」と決めました。発達検査の結果を見てはじめは「通常学級でいいのでは?」と言っていた夫も、娘が笑顔で通えるならと納得してくれました。特別支援学級への就学希望を決断してすぐ行ったことは、療育の先生と娘の特性や困りごとについて話し合い、A4の紙にすべて書き出すことでした。その年はコロナ禍で、親子面談や教育委員会の方が園に娘の様子を見学に行くことなどが中止になっていたため、特別支援学級の判定は「医師の診断書」と「幼稚園の担任の先生が書いた園での娘の様子についての書類」で決まると言われました。申し訳ないのですが幼稚園の担任の先生は娘の困りを詳しく書いてくれるか不安があったので、療育の先生とまとめた娘の特性や困りごとに関する文書を幼稚園に提出し、「療育の先生に療育での娘の困りも書いてもらったので、一緒に書類へ記載してほしい」とお願いしました。幸い担任の先生は快く引き受けてくれ、結果として娘は無事に情緒障害特別支援学級への在籍が決まりました。これでめでたしめでたしとなればいいのですが、就学後は就学後でまた大変な生活が待っていました。また別の機会に就学後のことも書きたいと思います。執筆/マミヤ(監修:室伏先生より)マミヤさん、幼稚園生活から小学校への進学に至るまでの道のりを詳しく共有してくださり、ありがとうございました。しぇーちゃんの困りごとや課題を見極め、それを踏まえた就学先の検討、そして入念な情報収集、しぇーちゃんの小学校生活のため、丁寧にご準備されたことが伝わりました。就学にあたって、特別な配慮・教育を希望される場合(特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室など)、もしくは発達に不安があり就学先について相談・検討をしたい場合には、各自治体で行われている就学相談を受ける必要があります。就学時健診とは異なり、就学相談には保護者からの申請が必要となります。マミヤさんは、しぇーちゃんの特性や園でのご様子から、特別支援学級への就学をご希望されたとのことですが、どのような進路がお子さんに合っているのか判断がつかず希望する進路が決まっていない方も多くいらっしゃいます(周りでそういった進路に進まれている方がいらっしゃらない場合にはイメージも湧きにくいと思います)ので、相談を申し込む時点ではご希望を決められる必要はありません。また、申し込みをすると必ず特別な支援を受けなくてはならないのかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、就学相談は教育に関わるプロの方が、お子さんが小学校で楽しく充実した生活を送るためにはどのような環境や配慮が必要かを検討し、保護者に提案するものです。就学相談を受けても、検討の結果、現状では通常学級の進学のほうが望ましいとの判断になる場合もありますし、特別な支援を受けたほうがよいとの判断がおりてもご家庭での相談の結果、さまざまな事情で通常学級に通うことを希望され通常学級へ通われる場合もあります。特別支援学級でどのような授業が行われているのか、どのようなお子さんがいらっしゃるのか、学校によっても異なりますので、マミヤさんのように、実際に特別支援学級の見学をされるのもとても大事なことだと思います。また、特別支援学級は知的発達症(知的障害)のあるお子さんが通う場所と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、知的発達症(知的障害)がなくてもコミュニケーション・対人関係の面や、感情や衝動性のコントロールの面、その他情緒面で援助が必要なお子さんが通われる場合も多く、自治体にもよりますが、知的発達症(知的障害)のあるお子さんのためのクラスと情緒面に困難さのあるお子さん(ASD/自閉スペクトラム症やADHD/注意欠如多動症など)のためのクラスに分かれている場合もあります。就学相談への申し込みに不安や葛藤のある保護者様もいらっしゃるかと思いますが、みんなでお子さんのこれからを考える場として、前向きに捉えていただけるといいなと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年05月16日母子手帳とともに絵本を手渡す活動を行う、一般社団法人 マタニティ期から絵本読みきかせ推進協会(略称:またよみ協会、本部:神奈川県伊勢原市)が発足がしたことをお知らせします。お腹の子に愛情を届けるための絵本【母子手帳とともに絵本を】またよみ協会が2024年5月より一般社団法人として活動を開始いたします。法人設立の大きな目標として「母子手帳とともに絵本を手渡す」ムーブメントを日本中に起こしたいと考えています。またよみ協会では任意団体として発足した2021年以降、各地での講演会、オンライン講座等でマタニティ期に絵本を読むことの意義をお伝えしてきました。内容に興味を持って、子育てを始めている保護者さんたちも受講してくれることが多く、皆さん口を揃えて「子どもが生まれる前に絵本のことをもっと知りたかった」「また子どもを授かったらお腹の中の子にも読んであげたい」と言います。どの家庭にもマタニティ期のうちに絵本を届けるには、母子手帳とともに手渡すのが確実です。マタニティ期の読みきかせの重要性、有効性を幅広く周知し、行政への提案にもつなげたいと考えています。講演会実績の豊富な団体代表の内田早苗をはじめ、絵本専門士、絵本講師、英語絵本教室の指導者などのメンバーで、幅広い知識と経験でマタニティ期から絵本のある暮らしをサポートします。マタニティ期からの手厚いサポートにより得られる信頼関係で出産後の子育てにも寄り添える団体として活動します。【胎教ではなく愛情表現】お腹の中の子に絵本を読んでいたら、産まれた後、子どもにどんないいことがあるのか?またよみ協会では、あまりそのことを重要には考えていません。むしろ「○○したら、のちにこうなる」は一旦置いて、「今、ここにいる命に愛情を届ける」手段として絵本を読んでほしいと願っています。お腹の中の子に読んでみても反応はないかもしれません。それでもお腹の中にいる子が自分たちの声を聞いているかもしれない、そのことを信じて絵本を読む。ただただ愛情が届けばそれでいい。自分たちにできる、ほんの少しのことを実際にやってみる。そんな経験を積んで少しずつ親としての自信をつけていく。子育ての第一歩は愛情表現からです。父親もマタニティ期から積極的に子育てに参加【一般企業への提案】産休・育休を取得する従業員に絵本を手渡すとともに、マタニティ絵本講座受講の機会を提供します。また、社内のパブリックスペースに絵本や子育て本の貸し出しコーナーを設けるなど、会社と家庭を繋ぐ場のご提案をします。パブリックスペースでランチタイムにマタニティ・子育て講座を受講できる仕組みを構築するサポートも展開します。【またよみ協会公認サポーター講座】各地のマタニティ期の方に向けてまたよみ協会の趣旨を伝えることができるよう、公認サポーター制度を設けました。講座を受講すれば、マタニティ期の読みきかせへのアドバイスに必要な知識を得ることができます。サポーター講座の開講は2024年9月を予定しています。【会員募集】<年間会員(個人)>1口1,200円から申し込みいただけます。5口以上の会員様は法人の発行する紙面やウェブサイトにてお名前を掲載いたします。<年間会員(法人)>1口10,000円から申し込みいただけます。またよみ協会が発行する紙面やウェブサイトにて法人名を掲載いたします。<またよみフェローシップ(個人)>月間1,000円でお申し込みいただけます。絵本や子育てについての学びや研究・調査に参加でき、さまざまな講座が受講できます。【ご入会】ホームページより 【団体概要】本部:神奈川県伊勢原市岡崎6717-7赤ちゃん絵本専門店 あかちゃんえほんや内他)多摩小金井・石川県金沢市・宮崎県宮崎市に支部代表:内田早苗 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月15日私は元気いっぱいの双子の男の子を育てるママです。初めての育児がいきなり2人分……。毎日てんやわんやです。そんななか、頻繁に電話をかけてくる義姉には本当に迷惑しています。何かにつけて「アドバイス」と言って口を出してくるのです。適当に聞き流してくれと夫は言いますが、義姉は最近、7年間連れ添った夫と離婚したばかり。ショックでふさぎ込んでいた姿を見ていたので、元気を出してくれるなら……と思って、イヤイヤながらも話に耳を傾けていました。義姉のありがた迷惑義姉いわく、自分の離婚は知識不足が原因とのこと。真意のほどはよくわかりませんが、義姉の変なスイッチが入ってしまったのは間違いありません。離婚後、とにかくあらゆる夫婦関係の本を読みあさり、そこで得た知識を私に強要するようになりました。しかし夫婦の形や考え方はさまざまです。正解を決めつけて、強要されるのは正直苦痛でしかありません。 義姉の興味関心はついに育児へ……。私のためと言い張って、最近は子育て関連の本を読みあさるようになりました。 理想の育児?それからしばらくして、義姉が突然わが家にやってきました。時間は平日のお昼過ぎ。義姉はすっぴんパジャマの私と物が散らかったリビングを見て「子どもはきちんと整理整頓した環境で育てないと!」と、ため息をつきます。 成長した双子の育児はさらに大変で、部屋が片付くのは子どもが寝てからのわずかな時間のみ。落ち着いて食事をする余裕もなく、メイクなんてもってのほかです。 そんななか、小言を言いながらもオモチャを拾い集めていた義姉に、息子が投げたボールが直撃してしまいました。私は慌てて「オモチャは投げたらダメよ」と息子に言いました。すると義姉は「ダメ! 叱らないで! そんなことで叱るなんて母親失格よ。叱らないほうがいいって本にも書いてあるよ!」と、ドヤ顔でとある本を差し出してきました。義姉いわく、母親に大切なのは余裕だそうです。心に余裕を持ってこそ、いい子育てができるので、いちいち怒るのはダメなのだとか。 しかし、ものを投げると誰かにけがをさせてしまうかもしれません。叱ったのではなく、ダメなものはダメだと教えたのだとやんわり言っても、義姉は引きませんでした。 その後も義姉の育児への口出しや強要が止まりません。それなら体験してもらったほうが早いと思った私は、双子を義姉に任せてみることにしました。 育児のリアル約束の日、義姉はたくさんの育児本を持ってやってきました。義姉に双子のお世話を任せ、私は別の部屋で模様替えをするつもりです。 しかし、義姉がお世辞にもじょうずだとは言えない子守歌を唄うと、子どもたちはギャン泣き。双子のひとりを抱っこすると、髪の毛を引っ張られたり鼻の穴に指を突っ込まれたりし、義姉は思わず「ダメ!」と大声で叫んでいました。 その足元では、もう片方が義姉のスカートの裾を食べ始めています。私にとってはいつもの光景でしたが、義姉は10分も経たないうちにギブアップ。 「ダメって言ってるでしょ! なんでわからないの?」 そう叫ぶ義姉に、私は静かに言いました。「叱ったらダメって言ってたじゃないですか…」ぐうの音も出ない義姉に、育児に正解はないこと、育児書に書かれているのはあくまでひとつの考え方であることを伝えました。義姉のその後義姉は落胆し、涙を浮かべながら帰っていきました。置いて行った本には、ところどころに付箋がついていて、たとえ一瞬だったとしても義姉が真剣に勉強した様子がうかがえます。せっかくなので、私もしっかり読んで参考にさせてもらおうと思います。 その後、義姉の押し付けはなくなり、のびのびと育児に専念できるようになりました。義姉はもう子どもはこりごりだと言い残し、自分探しの旅に出ると海外に旅立ったのだとか。勉強熱心な義姉なら、きっと外国の言葉や文化の知識を身につけて帰ってくることでしょう。自分の知らない国の話を聞くのは楽しいので、今度はちゃんと話を聞いてあげようと思います。 本から知識を得るのは素晴らしいことだと思いますが、世の中には、育児のように本に書かれている通りにならないこともたくさんありますよね。だからこそ育児は難しく、また楽しいのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月15日かわいいベビースイムウェアで、ママとリンクコーデできちゃう!水着の販売は、「Rosy luce」としては初。板野友美さんが日ごろから愛用しているファッションビキニブランド「ALEXIA STAM(アリシアスタン)」のお気に入りのビキニに、Rosy luceで大人気のオリジナルアートをデザインしました。Rosy luceディレクター板野友美さんとALEXIA STAMディレクターの山中美智子さんは、同じ一児の娘を持ち毎日子育て・経営・表舞台にと奮闘中という共通点があります。自分自身を大切に、そして愛する娘との大切な瞬間を思い出にという想いを込め、レディースベビーのスイムウェアとお揃いにできるビキニなど、全7デザインのコラボレーションアイテムを展開します。【関連】小嶋陽菜がプロデュースする洗練されたランジェリー「ROSIER by Her lip to」が、期間限定でオープン展開アイテムには、ALEXIA STAMがこだわり抜いたキメの細かい上質な生地を使用。女性の体を美しく見せるよう計算された形、360度遊び心を持ったデザインが特徴です。Flower Design Series「Flower Design Series」は、組み合わせを自由に選べるフラワーデザインのトップス&ボトムス。単色のトップスのBrooke(ブルック)はシンプルな無地タイプなので、さまざまなボトムスとの組み合わせを楽しめます。調整が可能な肩紐で、バストの安定感も期待できます。ボトムスSydney(シドニー)は、ヒップを美しく、脚を長く見せてくれる華奢なカッティングが特徴です。<TOPS>ROSY Brooke/14,850円<BOTTOMS>ROSY Flower Shams/11,000円Flower Design SeriesFlower Design Series花柄×花柄の組み合わせも可能です。花柄のトップスAshley(アシュレー)は、バストアップ効果と安定感がUP。アンダー部分は強めのゴムシャーリングになっているので伸縮性に優れており、安定感のある着心地をです。視線を上の方に集める存在感のあるリボンと、ヒップを高く見せてくれるカットが特徴のボトムスShams(シャムス)は、細長いサイドのリボンが可愛らしい印象を与えてくれます。<TOPS>ROSY Flower Ashley/14,850円<BOTTOMS>ROSY Flower Sydney/10,450円Flower Design SeriesFlower Design Series「Flower Design Series」をTOPS/BOTTOMSそれぞれ1点ずつ購入した先着100名限定で、ROSY LOGO TOTEBAGのハートデザインをプレゼントします。※なくなり次第終了。フラワーデザインシリーズの4型が対象ROSY LOGO TOTEBAGハートデザインFor Baby ROSY Flower Mini HollieワンピースタイプのMini Hollie(ミニホリー)は、アクティブに動く子どもにぴったり。肩から背中にかけてあしらわれたフリルと、大きく開いた背中が特徴的で、PF50+のUVカット素材を使用しています。ROSY Flower Mini Hollie/11,000円 Size:85/95/105ROSY Flower Mini HollieROSY Flower Mini HollieStrawberry Design Bianca×Sydney「Strawberry Design Bianca×Sydney」は、Rosy luceで発売後即完売し、再販リクエストがたくさん寄せられた"Strawberry Dress"のオリジナルアートをデザインしたシリーズです。三角ビキニトップスのBianca(ビアンカ)は、トップスは背中にかかる2本のストラップが特徴的。バックスタイルに美しく映え、細部までシルエットにこだわりました。ボトムスはヒップを美しく、脚を長く見せてくれる華奢なカッティングが魅力です。Strawberry Design(上下セット)/25,300円 Size:S/MStrawberry DesignStrawberry DesignFor Baby Strawberry Design Honey「For Baby Strawberry Design Honey」は、紫外線から子どもを守るラッシュワンピース。PF50+のUVカット素材を使用しているので、アウトドアやアクティビティにもぴったりです。バックネックには錆びる心配のないプラスチック製のファスナーを施し、着脱しやすい仕様としました。Strawberry Design Honey/11,000円 Size:85/95/105Strawberry Design HoneyStrawberry Design Honey<展開スケジュール>5/16 12:00Rosy luce 公式オンラインSHOP 受注販売スタート5/16 12:30頃Rosy luce ディレクター板野友美/ALEXIA STAM ディレクター 山中美智子コラボインスタライブ配信7/3 発売スタートRosy luce co.(マイナビ子育て編集部)
2024年05月15日【関連】産後に退院するなり、同僚を呼んで家飲みする夫にモヤッ2歳の子どもはママのモノマネにハマり中石原さとみさんは2020年に一般男性と結婚し、2022年4月に第1子を出産しました。現在は子育てをしながら俳優業を再開しています。そんな石原さんが『徹子の部屋』にゲスト出演。子育てについて語りました。子どもがおしゃべりするようになった今でこそ、子育てを楽しいと思えるようになったという石原さんですが、産後2カ月ほどは「心が追いついていかないというか、ホルモンバランスが崩れてる状態」だったと振り返ります。時間的にも精神的にも、ゆっくり食事をとる余裕すらなく「納豆卵かけごはんを飲むように食べていた」。「この子を生かすためにと自分自身が生きるために、エネルギーを摂取するみたいな感じで必死でした」とリアルな心境を明かしていました。助けてくれたのは夫や夫の両親、自分の両親、周囲の友人たち。そのおかげで「何とか自分自身を取り戻すことができた」といいます。ずっと長かった髪も、出産を機にばっさりカット。「子どもが動くようになってご飯を食べるようになると『ママー!』ってよしよししてくれるんですけど、ご飯粒だらけの手のまま(よしよし)されるので、『すぐに洗って乾くショートヘアでよかった』って何度も思いました」と感じているそうです。2歳になったお子さんは最近おしゃべりができるようになったそうで、「私のモノマネをよくしてますね」と明かします。たとえば、石原さんは仕事に行く際「バッグを持って、水筒を持って、靴をはきながら『行ってくるね』ってハイタッチとグーパンチをして、チューをして行く」そうですが、子どもが一連の動作をマネしていたのだそう。「何も入ってない紙袋を持ちながら、ママのモノマネをして家のどこかに行ってました」とうれしそうに話していました。さらに「全部自分(石原さん)がしゃべったことをコピーしてしまう」ため、自分が思わず「ヤバイ」「マジで」「うまっ」などと言ってしまいそうになったときは「聞いてないかな、大丈夫かな」と焦りつつ「おいしい~」などと言い直すそうです。子どもは意外と細かく、親の言動を見ていたり聞いていたりするものですよね。「ゆっくりトイレにも入れない」産後子どもが産まれると、一人の時間がほとんどないと言っても過言ではありません。ようやく眠れそうと思った瞬間や、家事をしている最中でも関係なく赤ちゃんは泣きます。ちゃんとご飯も食べられない、ゆっくりトイレにも入れない、当たり前の日常が送れないのです。何かとママばかりに負担が偏り、1人で我慢しすぎてしまうケースも少なくありません。仕事で疲れて帰ってきているパパに何かお願いするのは気が引けるという人もいるかもしれません。でも、パパも赤ちゃんの親。人任せにせず、先回りしてママをサポートすることは大切な役割です。パパが育児や家事を積極的に担ってくれたら、ママもパパも赤ちゃんも家族全員が幸せですよね。夜もまともに眠れない時期、しんどい気持ちを分かち合い二人で乗り越えることは夫婦の絆を深めます。産後の大変さを一人で抱え込まないようにしてください。また、パパ以外でも自分の親でも、友達でも、自分の話しやすい人に気持ちを打ち明け、手助けしてもらえるといいでしょう。参照:【医師監修】新生児の育児ストレスやイライラが辛い。よくある悩みと乗り越え方
2024年05月15日名門私立中高から慶應大学医学部入学、その後モルガン・スタンレー勤務と華々しい学歴と経歴を歩んできたくるみさん(@puhsa1)。20歳の時に家を買い、23歳で大家デビュー。今年1月に出産し、現在はサイドFIREを目指しながら、千葉県勝浦市に夫婦共に育休移住しています。誰もが羨むような社会のレールから外れ、たどり着いた「選択的住民税非課税世帯作戦」とは?その先に見えてきた“本当の幸せ”を聞きました。■両親の離婚、コロナ禍での大学中退「そこから、本当の意味で主体的な人生が始まった」――名門桜蔭中・高から慶應義塾大学医学部入学というエリート街道を歩まれてきましたが、どんな学生時代を送ってきたのでしょうか?【くるみさん】両親の別居・離婚があって、中高時代は住民税非課税世帯でした。そんな経験からぼんやりと「お金には困らない幸せな人生を送りたい」と考えていました。中高時代は医学部進学が当たり前の環境だったのと、高3の時に病気で慶應病院に入院・手術を受けたのがきっかけで憧れた慶應医学部に入学しました。真面目な性格で、勉強は得意だったので、自然と“いい学校→いい大学→いい仕事→高収入→幸せ”という一般的な価値観のもと、エリート街道を突き進むことになりました。――慶應医学部生時代は学費を稼ぐためバイトに励みながら学生生活を送っていたものの、やがて中退を余儀なくされます。【くるみさん】順調に進んでいた人生の中、コロナ禍の折に中退という大きな壁にぶち当たりました。ひとたび社会のレールから外れると、自発的に道なき道を進むしかないので、19歳だった当時は先が見えず日々不安でした。ですが中退後、自分の人生を見つめ直す中で、「幸せな人生を送るためには、必ずしもエリート街道を行く必要はない」と気付いたので、再受験はせず、今までとは違う世界で生きていくことを決めました。今振り返ると、そこから人生の選択肢・可能性がどんどん広がっていき、本当の意味で主体的な人生が始まったと思います。――その後も不動産会社やモルガンスタンレーに転職と異色の転職を経験されています。サラリーマンとしての経験はご自身の中でどのようなものでしたか。【くるみさん】再受験をしないと決めたものの、この時はまだ「経済的な幸せ=人生の幸せ」という価値観を捨てられずにいて、高卒でも受けられる司法試験の予備試験を受けようかな、などと考えたこともありました。そんな時にFIREという考え方に出会い、株式投資や不動産投資で不労所得を得て、自由な人生を送りたいと思うようになりました。投資の勉強をするなら会社に入って働きながら学ぶことが1番早いと考え、収益不動産の会社やモルガンスタンレーで働きました。この時に賃貸不動産経営管理士、宅建士、証券外務員一種を取得し、仕事をする傍ら自分でも株式投資をしましたし、20歳のときには家賃がもったいないからとマイホームを買って生活コストを下げるとともに、「ヤドカリ投資」の基盤を作ることができました。ヤドカリ投資は年収が高くなくても、住宅ローンを利用してできる不動産投資の方法で、ヤドカリのように住む家を変えながら、次々に前の家を賃貸に出して家賃収入を得る手法です。働いてるときはもちろん、大変なことが沢山ありましたが、サラリーマン時代に培った経験・知識がだんだん形になってきたと感じています。――こうしたくるみさんの選択について、ご家族や周りの友人はどのような反応でしたか。【くるみさん】親は心配こそすれど、意外とあっさりしていました。大学中退後は就職とともに実家を出て経済的に自立していましたし、幸せに生きているのなら、と応援してくれました。ちょうど大学を中退する頃にお付き合いを始めたのが今の夫なのですが、夫は「くるみなら何とかなる」と、むしろ私の行動を後押ししてくれました。私のよき理解者であり、一緒に人生を楽しんでいく大事なパートナーです。■人生観が一変した夫との出会い「『幸せ=人生の成功』という方程式にヒビが入った瞬間だった」――くるみさんにとってターニングポイントとなった出来事はありますか。【くるみさん】まず人生観が変わったのは、大学2年時に今の夫と出会ったことでした。お付き合いして早々に夫の実家のホームパーティーに招いてもらったのですが、家族仲がよくて本当に幸せそうで、「こんな家庭を作りたい!」と思いました。自分の家は両親の離婚もあり、家族団欒の形から遠ざかっていたこともあって、”家庭の幸せ”を目にして衝撃を受けました。それまでの人生で当たり前だった「幸せ=人生で成功すること」という方程式にヒビが入った瞬間でした。その時から“家族を大切にしたい”という想いで選択を続け、今に至っています。――会社員として働いたことはどのような経験になりましたか?【くるみさん】モルスタで高収入&激務な世界を垣間見て、逆にお金を稼ぐことへの執着心が消えました。莫大な資産を築いてFIREするには激務でも高収入になる必要があって大変すぎるし、何十年かかるかも分からないですよね。でも私は何十年か後の経済的自由を手に入れたいのではなくて、今しかない20代の時間を楽しみたいのです。元のエリート街道への未練もここで完全に断ち切れた気がします。キャリアへの執着がなくなったので、23歳で第1子出産。1年間の育休を取るという選択にも抵抗がありませんでした。夫も同じ考えで、1年間の育休を取る決断をしてくれました。――現在はマイホームを購入された千葉県勝浦市で育休移住されています。実際に住んでみていかがですか。【くるみさん】まだ移住して間もないですが、勝浦はとても居心地がよいです。自然が豊かで、それでいて住環境は整っていて、住みやすい場所です。映画館やショッピングモールのようなお金を使って楽しむような娯楽は勝浦にはあまりありません。でも主体的に取り組める楽しさがあります。例えば、勝浦名物の朝市では、地元の人も移住者も各々の好きなこと、得意なことで出店しています。買い物はもちろん、出店者さんとのコミュニケーションが醍醐味です。子どもを連れて街を散歩していると、たくさんの人に話かけてもらえるし、魚やたけのこなんかをお裾分けしてもらうこともあります。元々、お金を使うことにはあまり興味がなかったので、精神的な豊かさのある今の暮らしは性に合っています。――勝浦移住時に以前住まれていた家を賃貸に出し、大家デビューをされました。非課税レベルの不労所得を得て、給付金をフル活用しながらサイドFIREを目指すという逆転の発想を選択されたのはどのような背景からだったのでしょうか。【くるみさん】数年社会人として働いてみて、日本的サラリーマンの働き方に疑問を持ちました。働かなくても今の給料と同じお金がもらえるのだったら、働かない人が多いと思うんです。多くの人が好きなことや、やりたいことを仕事に出来ているわけではないですよね。それでも家族のために、と働いていることと思います。ところが、サラリーマンとして「家族のために働く」という選択肢を選んでしまうと、会社に縛られて家族と過ごせる時間は途端に減ってしまいます。かと言ってFIREを達成するには時間がかかりすぎてしまう。本当に時間が欲しいのは子育てをしている今です。子どもが小さいうちに一緒に過ごせる時間は貴重ですから。ーーお子さんのことを考えての選択だったのですね。【くるみさん】逆に「家族のために働かない」という選択肢もあることに気付きました。日本は他国に類を見ないほど育休制度が充実しています。たとえば育児休業給付金は、非課税であることを利用して、選択的に住民税非課税世帯になるという方法です。日本は非課税世帯への子育て支援が幼・保・小・中・高・大を通して充実しています。無理をしてまで「経済的強者」を目指すより、子育てをしている間はあえて「経済的弱者」になることで、ひとまずお金の不安なく、子どもとの時間も生み出せるのではと考えました。とはいえ、現在育休中の私たちはまだ課税世帯なのをお断りしておきます。(住民税は前年の所得で決まるので、来年度は非課税になれるだろう、という仮定のお話です)■主体的に生きていくことで見つけた本当の“幸せ” とは――お話を伺っていると、周りに流されず、主体的に豊かな生活を送っている印象を持ちますが、現在の暮らしで悩ましいことがあるとしたら、それはどんなことでしょうか。【くるみさん】これがありがたいことに特にありません(笑)。今の家は現金で買ったので毎月の固定費は微々たるものですし、前の家を賃貸に出しているので固定の家賃収入もあります。夫婦で育児休業を取って育児を分担できているので子育ての大変さは半分ですし、子どもの成長を共に見守れるので喜びは2倍です。文章を書く仕事をしたくて始めたブログもお陰様で収益が伸びてきて、書籍を出すお話もいただけました。経済的な不安なく、子宝にも恵まれ、好きな場所で好きなことができていて、これ以上何も望むことはないです。――くるみさんが人生において一番重要だと考えていることはどんなことですか。【くるみさん】自分はやりたいことをやりたい時に自由にできること、そして家族と幸せに暮らせることを何より大事にしたいと思っています。幸せになろうとして無理をする必要はないし、心身を壊しては元も子もありません。無理なくやりたいことができている状態こそが幸せです。ただ、お金と時間に余裕がないと、なかなかやりたいことをやってみようというマインドにはなれません。そこで考えたのが先ほどお話した「ヤドカリ投資」と「選択的住民税非課税世帯作戦」でした。無理に頑張らなくてすむよう、考え努力してきました。――ご自身の半生を振り返って、どのように感じられますか。【くるみさん】大学を中退してからのほうが、自分の人生を生きている感じがするし、会社に縛られない生き方を見つけてからは家族の時間を大切にできて楽しいです。これは今まで、自分の気持ちに忠実に、主体的に行動してきた結果だと思います。どんなことでもやらされるのではなく、自分の意思で取り組んできました。本気でやりたい、叶えたいと思ったことは、実現するまで行動し続けるため失敗にはなりませんし、その過程も楽しいです。――最後に、ご自身の経験や想いを踏まえて、お子さんにはどのように成長していってほしいと考えますか。【くるみさん】世の固定概念に縛られない自由な考え方を持って、主体性に行動できる子に育ってほしいと思っています。勝浦では、勝浦プレーパークという活動に参加しています。これは既成の遊具で遊ぶのではなくて、自然の中で自由な発想で遊びをしよう、という企画です。せっかく自然が豊かな場所なので、教科書では学べない生きた経験をたくさんしてほしいし、親である自分たちも一緒に学びたいと思っています。
2024年05月15日直前まで普通に会話していた12日に放送された特別番組『ジツハなジツワ~#今夜の好奇心~』(フジテレビ系)では、岡副麻希さんの出産に密着。出産予定日を3週間後に控えた岡副さんは、自身の幼少期のホームビデオを見ながら溢れる涙を止められずにいました。レーシングドライバー蒲生尚弥さんと2022年に結婚し、今年5月5日に第一子の誕生を報告した岡副さん。しかしちょうど1年前の4月、岡副さんの母・ひとみさんは、孫の顔を見ることなく55歳の若さで亡くなっていたのです。昨年4月7日、挙式を控えた岡副さんが帰省して母娘で買い物を楽しんだ夜のこと。自宅で家族3人でテレビを見ていると、急に母が岡副さんの方に寄りかかってきたといいます。「1分くらい前まで結婚式の話をしていて、私の方に寄りかかってきたと思ったら、もう意識がなかった」のです。救急搬送された病院で、くも膜下出血を起こしていたことがわかり、そのまま入院した母と岡副さんが次に面会できたのは2週間後。岡副さんは「(面会初日は)あまりに別人すぎて、怖くて。触れるのも怖いみたいな感じで(面会時間の)15分終わっちゃって」と振り返りますが、それでも母が目を覚ましたとき悲しまないように、翌日は病床で笑顔の写真を撮りました。母の手が温かいことに安心感を覚え、短い面会時間ながらもマッサージをしたり髪を結んであげたりして、病院からそのまま仕事へ。その日の朝から「たぶんもうダメだ」と聞かされており、生放送を終えて「亡くなった」と知らされたといいます。55歳の若さでした。赤ちゃんのためベッドの上で決断いつも自分のことより娘を優先してくれた母。「お母さんがいてくれれば出産も子育ても怖くないと思っていた」のに、急にいなくなってしまった……岡副さんの喪失感ははかり知れません。けれど母は、娘のためにたくさんのものを残してくれていました。たとえばそれは、手書きのレシピノート。料理に不慣れな娘がわかりやすいように野菜の切り方から出来上がりのイラストまで添えられ、丁寧な文字で綴られたオリジナルレシピのノートです。また、結婚したとき、夫婦の新居に置手紙をしていたというお母さん。そこには「ママは二人にこれからどんなことがあろうとずっと心の支えでありたいと思っています。支える覚悟は産んだときから出来ているからね」と、温かい思いが綴られていました。最愛の母が亡くなってすぐに妊娠が判明し、「ママが戻ってきたと思ってすごくうれしかった」という岡副さん。しかし……お腹の子は2ヶ月後に流産してしまいます。そして8月、予定していた挙式を敢行。母へ直接伝えたかった感謝の気持ちを手紙に込めて読み上げました。結婚をして妊娠や子育てを意識し始めていた岡副さんが「育児で大変だったことは?」と尋ねると、母は決まって「ずっと楽しかった」と答えてくれていたそう。そして挙式の後、岡副さんは新たな命を宿していることがわかりました。夫の尚弥さんは、「子どもができてから(妻は)全くガラリと変わった」と、その変化に驚いていることを明かします。母が亡くなってから泣いてばかりいた岡副さんが、前向きに明るくなったように感じたといいます。2024年5月1日、出産のため岡副さんは産婦人科のベッドにいました。陣痛をコントロールして出産日を決める計画出産を選んでいましたが、病院に入ってすでに30時間以上が経っても強い陣痛が来ない状態でした。入院3日目の朝、赤ちゃんがなかなか降りてこないのは「おそらく骨盤の形がわりと狭いため赤ちゃんの頭がはまって出てこられないからではないか」という医師の見立てで、緊急帝王切開を提案されると、岡副さんは迷うことなく「帝王切開で、お願いします」と即断。赤ちゃんの安全を最優先するため、手術室に入りました。生まれたのは元気で可愛い女の子。無事生まれた赤ちゃんを見つめる岡副さんの表情は、母からの思いを受け止め、自身も母としての強さを湛えたまなざしを宿していました。
2024年05月15日ベビー用品企画販売を行う株式会社スマイルケアジャパン社は、1つで20wayが特徴の「おやすみたまごプラス」を、ベビー用防災グッズとして2024年5月9日から販促強化を実施します。自然災害(地震など)の多い日本・ベビーの防災グッズが少ない現状への需要近年、日本では震度6前後の地震が目立っています。南海トラフ巨大地震・首都直下型地震の心配もあり、今一度 防災について考える必要性があります。大人用子ども用の防災グッズは充実していますが、ベビーの防災グッズはとても少ないです。そのような中、「おやすみたまごプラス」は妊娠時期から産後の子育てまでを1つでオールサポートできます。普段使いができ、いざいという時には防災グッズになることが強みです。育児用品選びは、防災を意識し1つで何役もこなせるものを選び、事前避難・避難勧告に備えておく必要があります。※双子育児にも対応しています。■商品の特徴*1つのアイテムで20通りの育児アイテムに変化妊娠時期には大きなお腹を支える「抱き枕」に。お子様が誕生しますと、ぐっすり眠る「Cカーブベッド」腰と腕がとても楽な「授乳クッション」お座りが不安定な時期も安心360度ふわふわ「ベビーチェア」「寝返り防止クッション」「ベビーソファ」「ベビーサークル」など様々なシーン・お子様の成長に合わせて変化させることが可能です。*1つで20way!軽量!だから、防災グッズに早変わりいざという時、様々な育児用品を持って非難することは不可能です。「おやすみたまごプラス」は20通りの育児グッズに変化するので、「おやすみたまごプラス・ミルク・おむつ・衣類」でベビーの防災準備は完了。重量は約2kgと軽く斜めがけで簡単に持ち運び可能です。*避難所でのベビーの居場所慣れた環境とは違い、様々なストレスや思いで多くの方が避難されています。ベビーを連れての避難は、いつも使っているものを避難所に持ち込みベビーを落ち着かせてあげたいです。それが親のストレス軽減にも繋がります。*コストパフォーマンスが高い育児グッズ「おやすみたまごプラス」は、現在子育て支援緊急企画で19,800円(税込み)20通りに変化しますので、1アイテムあたり990円の計算になります。経済的で優秀な育児用品兼防災グッズです。■商品概要商品名:おやすみたまごプラス(特許権・意匠権取得済)価格:19,800円(税込)サイズ:約 縦68cm×横43cm×高さ22cmカラー:ベージュ・ネイビー・グレー・アイボリー素材:綿・ポリエステル・極小発泡ビーズ・プラスチックファスナー(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年05月15日第16回ベストマザー賞を受賞した丸山桂里奈さん。元サッカー選手であり、現在は1歳の女の子のママでありながら、タレントとしてマルチな活躍を見せています。そんな、一見キラキラしたママに見える丸山さんですが、時折テレビやSNSに吐き出す飾らない育児が共感を呼んでいます。2024年5月のある日、丸山さんのInstagramに投稿されたのは、子育て中のママの正直な気持ち。一生懸命に子育てに向き合うからこそ出てきたのであろう丸山さんの投稿には、7000近い“いいね”や、子育て中のママからの共感のコメントが多数寄せられています。たまの爆発! ママの叫びとは? 「#たまの爆発」「#なんもないのに涙出る」というハッシュタグがつけられた丸山さんの投稿は、スクロールしないと読めないほどの長さ。しかし、子育てをしているママにとっては、痛いほどよくわかる気持ちでした。 丸山さんの投稿に書かれていたのは「声かけの大切さ」。 ママは妊娠・出産・子育てをする過程で、初めて経験することがたくさんやってきます。中には体調が悪くなったりホルモンバランスが崩れてイライラしたり、自分ではどうにもできないことも……。また、日々子どもの命を守っているというプレッシャーは計り知れません。 丸山さんは「そんなママに対し、パパが気持ちを理解しようとするのは簡単ではない」と綴ります。そんなときに大切なのが「声かけ」なのだと考えたそう。ママが「たぶん大丈夫」と言ってもそれは「大丈夫」ではなく、無理をしてでも頑張ってしまうと言います。 Instagramの投稿には「だからこそ『大丈夫?』『やろうか?』『ありがとう』『無理しないでね』と、ひと言声をかけてくれるだけで、ママの気持ちは変わる」と続きます。家事や育児を代わってもらうことよりも、声をかけてもらえることで、日ごろやっていることも報われ、1人じゃないと感じるのだそうです。もうひとつ、夫婦に大切なことまた同日には、思いやりの大切さについて書かれた投稿もアップされています。「いつも自分ではなく相手の立場に立って考えていけたらいいと思います」と丸山さん。 さらに投稿には「(やらなければならないことに)ママが先に気が付く場合が多いので、そこからパパも何ができるか考えて、予測して動いてほしいです。ママはいつもパパの行動を待っています」と書かれていました。共感するママ多数!この投稿のコメント欄には、ママの本音がぎっしり。中でも、共感のコメントがたくさん寄せられていました。 「助け合って育児をしたいのに気持ちがわかってもらえていないと感じることがあります」「言葉ひとつ、言い方ひとつでこちら側の気持ちは変わる」「パパだけじゃなく、友だちやまわりの人に、ほんの少し声かけしてもらえるだけでどれだけ救われるか……」「互いに何を求めているのか理解しようとする姿が大事だなと思います」「全パパにこの投稿を読んでほしい!」 ママの気持ちが、パパはもちろんまわりの人に伝わり、育児が少しでも楽になることを願います。丸山さんの投稿がたくさんの人の目に留まりますように! ベビーカレンダー編集部でも、パパとママが力を合わせて子育てができる世の中を目指し、引き続き発信を続けたいと思います。 パパをはじめ、ママのまわりの人にぜひ呼んでもらいたい丸山さんの投稿はこちら!
2024年05月15日