女性の活躍推進にひもづき男性の子育て参加の重要性がさけばれていても、パパの育休取得率は平成26年度で約2%(※)と、まだまだ低いのが現状です。制度も整ってきているはずなのに、なぜこれほどまでに男性の育休取得率が低いのでしょう。その理由を探るべく、お勤め先で男性として初の育休取得を経験した佐藤さん(仮/42歳)に、育休取得までの道のりから知っておきたい育休中のお金事情、そしてこれから育休をとりたいパパに向けてのアドバイスまでお聞きしました。 ※「平成26年度雇用均等基本調査」の結果概要(27年8月厚生労働省発表)より 「戻ってきたとき、いまのポジションがあるとは限らない」といわれた育休取得結婚後、子どもが生まれても単身赴任や出張で家を空けることが多く、家族との時間がじゅうぶんにとれない生活を送っていた佐藤さん。そんななか、産後も仕事を続けているおくさまがふたり目を妊娠します。「下の子が生まれるのをきっかけに、これまでできなかった妻や上の子のフォローをしたい」と考えた佐藤さんは、育休取得を決意します。しかし、会社には男性の育休制度が整っておらず、会社に制度の整備を打診するところからのスタートだったといいます。このとき、佐藤さんはあえて直属の上司ではなく、より決裁権が高く、理解してもらえそうなもっと上の管理職に直談判しました。男性の育休制度を整える会社としてのメリットや、育休前後の具体的な業務の割り振り、トラブル対応などを用意したうえで説得にあたった結果、制度が整い、社内初の育休取得が認められます。育休期間は、3ヶ月間。長く仕事から離れることへの不安や、周囲の反応が気にならなかったのかお聞きすると、「前例がないことなので、不安がなかったといえばうそになりますし、直属の上司や同僚が快く思っていないことも、伝わってきました。違う部署の人からは、育休明けに同じポジションがあるとは思えない、ともいわれましたし。ただ、何でも初めてのことにはハードルがあるもので、周囲からの風当たりが強くなるのも仕方がないと思うのです。だからこそ、育休前はとりわけ仕事に力を入れ、休んでいる間もスムーズに仕事が回るよう引き継ぎ準備をし、育休明けにはさらによい結果を出すなど、行動で示すしかないと思っていました」と佐藤さん。仕事に取り組む姿勢や具体的な行動で、周囲に認めてもらう。この心構えが、育休を取得したい男性にとって大切なのかもしれません。3ヶ月間収入ゼロに! 育休にまつわる意外な盲点会社でのハードルを乗り越え、おくさまの出産とともに育休に入った佐藤さん。ここでもうひとつの壁に直面します。それが、育休中の収入でした。雇用保険から支給される育休の手当(育児休業給付金)の手続きは、会社がおこなうのが一般的です。佐藤さんの場合、実際の育休期間が確定、つまり「ここまで休みました」という事実ができてから会社が申請する流れだったため、育休期間中に給付されることはなく、おくさまの育休も重なった3ヶ月間は収入がゼロになったのです。佐藤さんは「育休中の生活費を計画的に備えておかないと、キツイかもしれませんね。また、会社によって手続きの方法が違うと思いますので、事前にしっかり把握しておくことも大切だと思います」とおっしゃいます。また、育児休業給付金は、休暇に入る前の6ヶ月の支給額をもとに算出されます(2016年9月現在)。この間の給与が多いほど支給額が増えるケースもあれば、もともと給与が高い人は上限額までしか支給されない場合もあります。もうひとつお金に絡んだ話をすると、会社によっては育休期間が、ボーナスや退職金に影響することも考えられます。育休取得を考えている男性は、これらも頭の片隅においておけるとよさそうです。さまざまな壁はあるけれど…。パパの育休、実際どうだった?佐藤さんへの取材で、手放しでウェルカムとはいかない会社の雰囲気、収入減や退職金への影響といった現実的なお金の話など、男性の育休取得がいまひとつ浸透しない要因がなんとなく見えた気がします。それでも、実際に育休を経験したからこそ得たこと、気づいたことがたくさんあるんです、と佐藤さん。「それまでは単身赴任をしていたこともあり、家族と向き合う時間が本当に少なかったんです。それが3ヶ月間の育休で、妻が日頃してくれていること、そして日に日に成長する子どもの姿を間近でみることで、あらためて家族について考えることができました。自分がどうあったら幸せか、と問うたとき、やはり“中心に家族ありき”の幸せだということが、わかりました。あとは、妻との老後を具体的にイメージすることができたのも大きいです。家族のありかた、夫婦のありかたをじっくり考える貴重な期間でした。男性の育休3ヶ月というと長いと思われますが、人生というロングスパンでみると、たった3ヶ月。そこで濃密な時間を持てたことは、私にとって財産です」最後に、これから育休を取得したいと考えるパパへのアドバイスもいただきました。「どんなに制度が整い会社の後押しがあったとしても、誰にも迷惑をかけず、やっかまれることなく育休をとるのは、不可能だと思うのです。だから、何を言われても自分が決めたことだから、と、ある意味開き直れる胆力の強さと、当たり前かもしれませんが育休後の働きかたを含めて、会社に欠かせない存在だと思ってもらえるよう日頃から仕事に取り組み、土壌づくりをしておくことが大切だと思います」平成26年度から、育児休業給付金の支給率が50%から67%に引き上げられるなど、パパの育休取得のハードルは下がりつつあります。必要なのは、会社や周囲に理解してもらうための日頃の行動と、パパ自身が一歩踏み出す勇気なのかもしれません。
2016年09月24日キャリアコンサルタントの上田晶美です。新米ママが育休から復帰する際に必要な「心構えと準備」を、以前の記事でご紹介しました。今回はいちばんの課題、夫との家事分担をうまーく進める方法をご紹介しましょう。■専業主婦化しがちな育休中 パパは「助っ人」ではない一人目の出産で、育児休業中というのは、ママは専業主婦化しがちです。一日家にいられますからね。超多忙だった仕事漬けの毎日に比べれば、有能なあなたなら、一人分の育児と家事はお茶の子さいさい、というところでしょう。そこが落とし穴です! 夫の巻き込み方は、何よりはじめが肝心です。「おむつを替えてくれない。特にう○○」というのがママの最大の不満で、子供が成人しても覚えているものです。私は息子が24歳になった今でも時々持ち出しますよ。「あなた、今頃偉そうに言っても、この子が赤ちゃんの時、おむつ替えてくれたの?」と「病院に連れて行ってくれたの?」と。育児はママ、家事はパパというような縦割りではなく、どの仕事も二人ともできるようにします。デュアルタスクです。だからこそ、たった1週間でも、パパに育児休業を取ってもらうといいのですが。それがお手伝いでなく、主役として家事育児ができるようになる第一歩ですから。とにかくパパは助っ人ではない。お手伝いではない。サポーターでもない。パパは主役です。あなたの子供でしょ? パパはれっきとした、レギュラー、スタメンなんですよ! その意識を夫婦ともお互いに持ちましょう。 ■仕事量は「数字」で按分するそこでものわかりの悪いパパの説得の仕方です。数字で攻めます。収入によって家事育児の量を按分するのです。ママは普段の3/4の収入になっているとして、元々パパの収入の方が多く、月々パパ30万、ママ20万としたら、収入はパパが3/5、ママが2/5。この逆で家事育児は3/5がママ。2/5はパパ。これでよくないですか?これを突き付けても酷ですから、やんわりと言ってくださいね。物は言いようです。「収入で按分して、私が家事育児の3/5を担当するから、パパが2/5をお願いできる?」 数字で説明すると男性には意外とすっと腹落ちしやすいものです。なぜかというと会社で数字に慣れているから。予算があって、達成率があって、あと何件で目標達成…と。 男性は数字で考えることに慣れています。さあ、次は具体的に何をやるか、です。平日と休日は別に考えるといいでしょうね。それも24時間を朝、昼、晩と分けてやることを書き出します。例えばこのように、朝はパパの出番を増やすことが今後の秘訣です。ママは化粧したり、朝の準備に時間がかかるものですから。こうして書き出すと、やることは整理されてきます。もちろん家庭によって事情は違うとは思いますが、一度、書き出ししてみませんか?
2016年08月19日2016年で一番熱いトレンドといっても過言ではない“不倫”。ベッキーさんを皮切りに、今年に入ってから芸能人による不倫がとどまるところを知りません。テレビで不倫報道がなされるたびに、「不倫する男はクズだ!」と憤っているママも多いことでしょう。しかし、不倫というのは何も芸能人の間のみで行われていることではありません。むしろ一般人の方が不倫している人の数は大きいでしょう。そう考えると、あなたの旦那だって確実に不倫していないとは言い切れないのです。男性が不倫をしたくなるキッカケは実に些細なことだったりします。「え?そんなことで?」と思うようなことが大半です。そこで今回は、実際に不倫をしたくなったことがあるという男性に、“思わず不倫したくなる妻の幻滅エピソード”について聞いてみました!●(1)ムダ毛がボーボー『子どもが産まれてからというのも、妻のムダ毛が凄くて困っています。腕毛やすね毛はまだ許せました。しかし、ふとした瞬間にボーボーのわき毛が見えたとき、もう妻を女としては見られなくなりました。それからというもの、ムダ毛のない女性にときめいてしまいます 』(32歳男性/結婚6年目)妻に幻滅したエピソードとして多く聞かれるのは、“妻のムダ毛”に関すること。結婚前は全身スベスベだったのに、子どもが産まれて夜の夫婦生活がなくなった途端に全身ボーボー状態……。これじゃあ確かに幻滅してしまいますね。外には全身をキレイにケアしている女性がたくさんいますから、思わず気持ちが外に向いてしまうという男性も少なくないようです。忙しさにかまけてムダ毛処理をしていないそこのアナタ!旦那は不倫一歩手前かもしれませんよ!●(2)毎日すっぴん『妻は今年で33になりますが、肌の衰えがすごくて、正直すっぴんだとキツいです。それなのに毎日すっぴんで過ごし、買い物や外食の際にもすっぴんで行きます。正直横に連れていて恥ずかしいし、異性としてときめかない 。チークで血色の良い若い女の子が可愛く見えて仕方ないです』(38歳男性/結婚8年目)妻が毎日のようにすっぴんだと幻滅するという男性も多いようですね。若い頃はすっぴんでいても、むしろ「化粧しない方がかわいいよ」なんて言ってくれましたが、年を取るにつれてだんだんキツく感じてしまうようです。「ありのままの私を愛してよ!」というセリフはお肌がピチピチな20代にしか通用しません。旦那が他の女に気の迷いを起こさないよう、たまにはバッチリ化粧するようにしましょう。●(3)三段腹『子どもを産んでくれて、子育ても家事も毎日頑張ってくれて、妻には本当に感謝しています。ただ、産後からぶくぶくと太ってきて、しまいには三段腹になっている妻には幻滅してしまっています 。もう一人産もうかと考えていたけど、これじゃ無理ですね』(29歳男性/結婚3年目)妻の体型が出会ったころと変わってしまったことに対して嘆いている夫はとても多いです。女性からしてみれば、子育てや家事、仕事などに忙殺されている日々の中でダイエットする時間を取るのは難しい!多少脂肪がついたくらいいいじゃない!という感じですが、その気持ちは残念ながら男性には届かないようです。三段腹な妻に見送られて会社へ行き、上司や取引先に頭を下げながら仕事をこなし、ようやく帰宅したと思ったらまたもや三段腹な妻。そんな生活の中で、ウエストにくびれのある若い女性社員から、すっとお茶を出されて「お疲れさまです」なんて言われたら、夫はどうなっていまうのでしょうか……。●(4)子ども扱いしてくる『子どもが産まれてから、なぜか私のことも子ども扱いしてくるようになりました。「ちゃんと洗濯物は洗濯機に入れましょうね〜」とか。結構カチンと来るし、こんな人を見下すようなこと言う女だったんだと幻滅しました。正直職場で「かっこいいー」とおだててくれる部下の女の子にクラっといきそうです 』(41歳男性/結婚7年目)子どもが産まれると夫婦間の関係性は変わりがちですよね。きちんとパパとして尊重してあげればいいのですが、中には子ども扱いしてしまう人もいるようです。男性はプライドの生き物ですから、そんな扱いをされたらスネてしまいます。そして、自分のプライドを満たしてくれる女子社員へと気持ちが向いていくのです。----------いかがでしたか?これぐらいのことで不倫されたらたまらんわ!という女性多数でしょう。しかし、男性はある程度の年齢までは常にモンモンとした欲求を抱えて生活しています。それを解消してくれるはずのパートナーにその気がないとなると、自然と気持ちが外に向いてしまいがちです。「男はバカだ」とけなして一方的に我慢を強いるのもいいでしょう。論理的には「不倫しないのが当たり前」というのが正しいのですから。ただ、世の中の男性たちはそのことで不倫に走っていることを忘れてはいけません。子どもができようが、結婚生活が長かろうが、夫婦関係の根本は男女の関係です。たまには化粧やオシャレをして、“女”としての一面を見せてあげてはどうでしょうか。●文章/パピマミ編集部
2016年08月10日ここ最近、「不倫」という言葉を耳にする機会が多くなったように思います。芸能人の不倫報道が相次ぎ、先日は小倉優子さんのご主人も。そして放送中の『せいせいするほど、愛している』も不倫ドラマ…。実際、この記事を読んでいる女性の中にも、絶賛不倫中…やめたいけど抜け出せない!なんて人もいるのでは?ホステスとして働く筆者が、既婚男性の不倫相手に対する本音をお話します。これを知れば本気でやめようと思えるかも。結局、不倫相手はただの癒し既婚男性は独身男性よりも落ち着いていて、包容力があるように見えますよね。そこにクラッとなる女子も多いでしょう。いざ恋愛関係になってしまうと、独身男性にはない優しさの虜になり、なかなか不倫から抜け出せない…なんて人もいるはず。でも、彼らが不倫する理由の大半は「あなたのことが好きだから」ではなく、トキメキが欲しいと思ったとき「好きになったのが、たまたまあなただったから」って感じ。当然の話ですが、結婚すると独身時代のように自由に恋愛できません。既婚男性の中には、結婚当初は奥さんのことを異性として見られていたけど、月日が流れ子どももできると、異性ではなく家族や同志となるため、トキメキを感じなくなる…という人がいます。そうするとトキメキを求めて他の女子につい目がいってしまうことも。家に帰っても奥さんと口をきかない、またはケンカばかり…となって、余計に他の女子にフラッとなる男性もいるようです。不倫の恋にハマり、「彼は私のことを愛している」と思っている女子もいるでしょうが、本当に愛しているのは奥さんであって、あなたはトキメキの対象でしかありません。事実、不倫中の既婚男性に話を聞いたら「彼女のこと、好きだけど愛してはいないかな。トキメキと癒しだね」と言っていました。残酷ですが、これが既婚男性の本音です。嫁と別れるつもりはない「恋を楽しみたいけど、嫁と別れるつもりはない」既婚男性のほとんどはそう思っているでしょう。「嫁とはそのうち別れる」と言われ、本気にして待ってしまう純情女子もいますが、こういうことを言う男性に限ってそうそう離婚しません。不倫相手が逃げないようにつなぎ止めているだけです。既婚男性にとっては結局、家族が一番。帰る所があるから火遊びもできるんです。本当にあなたのことを愛しているなら、とっくに奥さんと別れてプロポーズしているでしょう。男女が逆のパターンですが、実は筆者の母親は昔、いろんな男性と不倫をしていました。が、父親と別れる気は全くなかったようです。そして、今も夫婦で仲良く暮らしていますよ。本当に誠実な男性なら不倫しない不倫相手が毎週デートに誘ってくれたり、マメに連絡をしてきたり、抱きしめて「愛してるよ」なんて言ってくれたりすると、「奥さんと別れて私と結婚したら、彼はもう不倫なんてしないはず」と思いたくなるもの。そんなふうに彼のことを「誠実な男性」だと信じ込んでいる女子もいるでしょう。でも、本当に誠実な男性だったら、そもそも不倫なんてしません。夜は不倫相手と遊ぶのではなく、ちゃんと帰宅するはず。小倉優子さんも不倫報道の前、「最近は、夫はいないと思って生活している」と言っていました。一番大事にしなくちゃいけない人に寂しい思いをさせて、不倫相手と楽しんでいる男性を「誠実」というのはちょっと難しいですよね…?恋愛をしているときは相手を美化しがちですが、冷静に考えると、不倫している時点で誠実ではないのです。だから奥さんと別れてあなたと結婚しても、また他の女子と不倫するのがオチ。終わりに結婚なんて婚姻届一枚の関係でしょ? と不倫を楽しんでいる人もいるかもしれません。でも、相手の既婚男性は、そもそも今の奥さんを一生大事にしようと思ったから結婚したのです。いくらあなたに「好き」だの「愛している」だの言ったとしても、不倫相手は彼の一番にはなれません。また、既婚男性と不倫をしたばかりに職と信用を失い慰謝料を払うパメになることも…。不倫にメリットは何ひとつないってこと、覚えておいてくださいね。ライタープロフィール美佳コーヒーとスイーツをこよなく愛する東京在住のフリーライター。あちこちの媒体で執筆中。昼間はカフェ等で記事をかきかき。夜はドレスを着用し ばっちりメイク顔で酒をかっくらってるホステス。そんな20代後半の私です。
2016年08月07日タレントの小倉優子(32)が4日、自身のブログを更新。『週刊文春』で報じられた夫でヘアメイクアーティストの菊地勲氏(45)の不倫報道についてコメントした。小倉は「この度の報道の件で、みなさまにはご心配、ご迷惑をお掛け致しまして大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「今後のことは、大切な子供達の事を第一にゆっくり考えていきたいと思います」とつづった。そして、「この話を聞いて、凄くショックでしたし、主人に腹立たしい気持ちでいっぱいでした」と心境を吐露するも、「ただ主人もたくさんの方々から大変なお叱りをいただき、これまでに無いほどの反省をしております」とコメント。「私も冷静になり、今後の結婚生活を見つめ直すいいきっかけにしたいと思います」としている。さらに、「これから誕生する新しい赤ちゃんを穏やかな気持ちで迎えたいと思っていますので、どうか皆様にもあたたかく見守って頂けたらと思います」と呼びかけた。小倉は2011年に菊地氏と結婚。12年6月に第1子となる男児を出産し、現在第2子を妊娠中。
2016年08月04日2016年8月3日発売の『週刊文春』にて、タレント・小倉優子さん(32)の夫である美容師の菊池勲さん(45)の不倫が報じられました。菊池さんの不倫相手は、小倉さんと同じ事務所に所属する女性アイドルグループ『ユルリラポ』のメンバー・馬越幸子さん(25)。7月28日、馬越さんの自宅マンションで約6時間ほど過ごして出てきた菊池さんに『週刊文春』が直撃したところ、菊池さんは馬越さんと親しい仲であることは認めつつも、不倫関係は否定したとのことです。なお、菊池さんと馬越さんの出会いは今年の3月末で、すぐに意気投合し、その後、菊池さんは馬越さんのマンションへと通う仲になったそう。小倉さんは現在、第2子を妊娠中で、菊池さんは小倉さんの妊娠中に不倫していたことになります。妻の妊娠中の不倫に対し、ネット上では菊池さんを非難する声が殺到しているようです。●ネット上では「最低すぎる」「どんな神経」と非難囂々『妻の妊娠中に、しかも妻の後輩に手を出すなんて最低すぎる』『妻の妊娠中にどういう神経してるの?神経疑うわ』『ゆうこりんというかわいくてよくできた妻がいるのに信じられない』『まさにゲス不倫。小倉優子も子どももかわいそう』『妊娠中に不倫されたなんて…ゆうこりん頑張ってたのに…かわいそう』『妻の妊娠中に他の女の部屋で6時間も過ごして、不倫じゃないって苦しすぎる』『この夫、最初からチャラそうって思ってたけど、まさか妊娠中に不倫とは…』『こりゃ離婚だね。こんなゲスな男とはすぐ別れたほうがいい』『妻の妊娠中に不倫!なんて最低な男!ゆうこりんに同情します』『相手の女もこの男も最低すぎる』『不倫なんて常にダメだけど、特に妊娠中は精神的にダメ』『妻と同じ事務所の後輩に手を出すなんてありえない。不倫相手も、先輩の旦那に手を出すとか、何考えてんの?』『呆れて言葉が出ない。とにかく妊娠中は許せない』『妊娠中はただでさえ情緒不安定なのにこんなことされたら…ゆうこりん頑張って!』『またゲス不倫。さすが文春。もうこれはアウトでしょ』『45歳にもなって、自分のことしか考えられないんだね。ほんとサイテー』など、ネット上は菊池さんへの非難の声と小倉さんへの同情の声であふれています。宮崎謙介元議員やファンキー加藤さんも妻が妊娠中に不倫しており、世間から非難されましたが、それらの報道を見ていても、菊池さんは何も学ばなかったのでしょうか。ただでさえ妊娠中は精神的に不安定になるものですが、そんな妻を放って他の女性と遊んでいた夫に対し、小倉さんは今後どのような対応をしていくのか注目ですね。【画像出典元リンク】・小倉優子オフィシャルブログ「Yuko’s Happy Life」(プラチナムプロダクション)Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年08月03日2016年の芸能界で一大ブームとなっている“不倫”ですが、顛末を見ているとやはり幸せになった人というのはいませんね。たとえ不倫の先に不幸が待っていると知っていても、それでも過ちを犯してしまうのが人間ですが、その代償は決して安くはありません。なぜなら彼らには、“妻からの制裁”という名の天罰が下されるからです。今回は、不倫した夫への“妻の天罰”エピソードについてご紹介いたします。●(1)丸坊主にした『LINEで会社の女と浮気を臭わせる会話をしていたため制裁を決意。夫を問いつめるとまだ火遊び程度だったようなので、丸坊主にしておく程度に収めました』(28歳女性/会社員)「反省のために丸坊主っていつの時代だよ笑」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実際に浮気や不倫をした夫を丸刈りにしたという人は少なくないようです。髪を刈ることで、ぱっと見で反省している感も出ますし、丸坊主の状態では女にもモテない ので妻にとっては一石二鳥かもしれません。●(2)新車を買わせた『不倫相手の女が乗った車になんて絶対乗りたくなかったから、私が気に入った新車を買わせました。もちろん、毎月のお小遣いも一切カットです』(32歳女性/専業主婦)これはスカッとする復讐方法ですね。不倫にはなにかとお金がかかるので、その財源を根こそぎ搾り取ることで不倫の再発を予防している という側面もあります。自分を欲望を満たしながら不倫の再発も防ぐという、考えられた制裁です。●(3)1か月間ずっと無視『夫の不倫が発覚してから、1か月間まるまる無視し続けました。夫は何度も私に頭を下げましたが、それも全部無視。1か月経ったころくらいに夫が号泣しながら土下座してきたので、そこで初めて「次はないよ」と釘を刺しました』(33歳/保育士)自分が不倫した罪悪感に苛まれている中、妻から1か月も無視され続けるのは精神的にキツいですね 。じわじわと相手を痛めつける、効果的な復讐方法ですね(笑)。●(4)自分の両親に謝罪させた『うちは私の両親に謝罪してもらった。私は一人娘で、父からかわいがられてたので浮気の事実を聞いた父は、全力で夫をぶん殴りました 。それを見てだいぶ気持ちがスッキリしました』(23歳女性/専業主婦お義父さんやお義母さんに浮気の謝罪をするというのも、かなり精神的ダメージがありますね。ヘタしたら妻に怒られるよりも怖いかもしれません。夫の反省っぷりを確認するためにも、実家で謝罪させるというのは有効な手段ですね。●(5)夫のパンツに名前を書いた『もう二度と不倫できないように、夫のパンツ全てに名前を書きました。幼稚園児のパンツに書くような感じです。さらに、下の毛も全部剃ってもらいました 』(35歳女性/専業主婦)これは男性にとっては屈辱的な罰ですね。たしかにパンツに名前を書かれたり下の毛を全部剃っていたりすると、格好悪くて不倫したいという気持ちにならないのかもしれません。●(6)笑いながら首を締める『私は夫の不倫が発覚したとき、あまり取り乱しませんでした。そのかわり、ふとした瞬間に笑いながらちょっと首を絞めるフリをして楽しんでました。毎日2〜3回、3か月程度です。夫の引きつった顔を見るのが幸せでした 』(24歳女性/アパレル関係)これは怖すぎてもはやホラーですね。“笑いながら”という点から底知れぬ殺意を感じます。ノリとしては“じゃれ合い”のような感じなのかもしれませんが、夫はその殺意が本物かどうか見極めるのにさぞかし苦労したことでしょう。----------いかがでしたか?人によって夫への復讐方法はまちまちなようです。しかし、“夫を懲らしめてやりたい”という思いだけは共通していますね。世の中には、夫の不倫に気づいても泣き寝入りしてしまう女性が少なくないようです。そんな方はぜひ、これらの方法を参考にしてみてはいかがですか?●文章/パピマミ編集部
2016年06月14日大人になってから自分の足りない知識やスキルを痛感することがあっても、なかなか勉強する時間はとりにくいもの。もし産休・育休に入ることがあれば、この期間はスキルアップが目指せる絶好のチャンスです。私も育休中に資格勉強に励みましたので、今回はスキルアップの機会について紹介します。■まずは資格の下調べをだいたい出産予定日の約1カ月前から産休に入るかもしれませんね。このときからガツガツ勉強するのではなく、まずは「下調べをするぞ」くらいの気持ちで大丈夫です。まずは次のような情報を調べおきます。大切なのは“育児しながら勉強すること”を念頭において、あまり過密スケジュールにならないようにしましょう。・どんな資格がとりたいか・必要な勉強の期間について・勉強方法(独学、通学、 通信教育など)・試験日■つぎは出産に専念!下調べが終わったら、焦らず出産に専念してください。出産直後は体力がなくなっていて、さらに赤ちゃんの夜泣きや授乳ペースなど、不慣れなことだらけです。くれぐれも無理はせずに、ゆっくり出産の喜びにひたりましょう。もし余裕があるときは、資格の参考書や勉強に必要なものをそろえておくといいですね。■忙しい子育て中の勉強にも役立つスマホアプリ産後3~4カ月過ぎには、ママも育児のペースがつかめてくるころ。私は家族が寝てからの夜中~明け方に集中して勉強し、日中は授乳やオムツ替えをした直後に、少し落ち着ける時間が20~30分、数回とれました。この日中のスキマ時間にはスマホアプリの活用がおすすめ。簿記試験に挑んだときには、「パブロフ3級/2級 仕分け問題」のアプリ(無料)を利用しました。その場で問題が解けるようになっていたので、結構使えます。ほかの勉強系のアプリも出ているようですし、参考書とあわせて、ぜひアプリもチェックをしてみましょう。■見逃せないYouTubeの講座動画アプリ以外にも、ママの強い味方はYouTube。親切な人たちが、講座動画を作っています。参考書だけではイマイチ理解しきれないときや、読むほどの時間がないときにYouTubeで講座を見ると、楽々勉強がすすめられます。イヤホンを用意しておけば、寝ている子どもの隣でも視聴できて便利かもしれません。スキルアップのためだけでもなく、大人になってからの勉強は、意外と楽しい一面もあったりします。子どもの笑顔の励ましがあれば、ママは百人力! 機会があれば、挑戦してみてはいかがでしょうか。
2016年06月13日歌手であるファンキー加藤さんの“W不倫”報道が世間を大きく騒がせていますね。加藤さんの奥さんが妊娠中の不倫だったことから、“2016年で最悪のゲス不倫”とも言われています。しかし、実は妻が妊娠している間に不倫をしてしまう男性は少なくありません。妻の妊娠中に不倫が報道された芸能人には、俳優の小栗旬さんや森山未來さん、お笑い芸人の井戸田潤さんなどがいます。芸能人ではありませんが、元政治家の“育休議員”こと宮崎謙介さんも奥さんの妊娠中に浮気をしていましたね。好感度を売りにする芸能人ですらこのような不祥事を起こすのですから、一般人だって例外ではありません。なぜ彼らは妻の妊娠中に不倫をしてしまうのでしょうか。今回は、男性が妻の妊娠中に不倫をしてしまう理由についてご紹介いたします。●妻の妊娠中に不倫に走ってしまう理由4つ●(1)孤独や寂しさを感じるから『うちの旦那は私が2人目の妊娠中に浮気をしました。ものすごい剣幕で理由を問いつめたら、「かまってくれないから寂しかった」 と言い訳。あまりにも子どもじみた理由に呆れました』(29歳女性/2児のママ)女性は妊娠するとホルモンバランスが崩れたり出産の不安を抱えたりなど、心身ともに大きな変化が出てきます。毎日のように不安やストレスを抱えがちになるので、どうしても夫との接し方がそっけなくなってしまいます。妻に相手にされなくなった夫は、自然と家の外に癒しを求めるようになります。そんなときに自分の寂しさを埋めてくれる女性に出会ったら……親密な関係になるのは時間の問題と言えます。●(2)“父親になる”というプレッシャーからの逃避『できちゃった婚で結婚した私たちですが、夫は妊娠をとても喜んでくれていました。毎日のように一緒に育児書などを読んでは出産後の生活について話し合っていました。そんな矢先に夫の浮気が発覚。どうやら知らず知らずのうちにプレッシャーをかけすぎていた ようです』(33歳女性/3児のママ)“父親になる”ということに対してプレッシャーを感じてしまう男性は少なくありません。「自分に本当に子育てができるのか」「自分の給料で一家を養えるのか」などと常に頭の中に不安がよぎるようになります。そしていつしか、くつろぐはずの家庭が自分を縛る牢獄に思えてきて、外の世界に逃避したいという気持ちが強くなっていくのです。●(3)夜の夫婦生活がなくなる『ウチの旦那は完全に欲求不満で浮気してた。こっちが妊娠してるときに「何様だよ!」って感じでブチ切れました』(24歳女性/1児のママ)妊娠中はどうしても夜の営みが少なくなってしまうので、欲求不満に陥る男性は少なくない ようです。とくに妊娠中の女性の中には、そうした行為への嫌悪感が強くなっていることから、かなり厳しい言葉で夫の要求を拒む人もいます。愛する女性に拒まれて心に傷を負った男性は、自分を癒やしてくれる他の女性へと目が行っていまうのです。●(4)これまでの不満が爆発する『妊娠期間中は不安やストレスが強かったので、夫につらく当たっていました。そんな毎日を送っていたら、ある日夫が突然激怒してこれまでの不満を全部ぶつけられました。それ以来、浮気をされるようになりました』(35歳女性/1児のシングルマザー)妊娠中は夫婦関係がギクシャクしがちですが、それを機にため込んでいた不満が爆発してしまう というケースもあるようです。妻への愛情が冷めてしまった男性は、それまで抑えていた浮気願望を一気に出してしまいます。●夫の不倫を予防するために妊娠中の夫の不倫を予防するには、何よりもコミュニケーションを取っておくことが大切です。ホルモンバランスの乱れによって情緒不安定になることも多いと思いますが、夫としっかり会話をして心の交流を図りましょう。夫が不倫に走る大きな要因の一つである“孤独感”を拭い取ってあげる ことが何よりも重要なのです。どうしても夫につらく当たってしまうという人は、カラオケで熱唱したり映画を見て号泣したりといったストレス発散をすることをオススメします。妊娠期間中は夫も妻も心に余裕がなくなりがちです。「なんで自分が」と思うかもしれませんが、まずはあなたから夫に歩み寄ってみてはいかがでしょうか?●文章/パピマミ編集部
2016年06月09日ゲスの極み乙女。の川谷絵音とベッキー、乙武さん、とにかく明るい安村・・・と有名人の間でもここ最近何かと話題になりがちな不倫問題。失ったものが慰謝料だけならまだしも、有名人なだけに失ったものは多いようでしたね(特にベッキーはレギュラー番組やCMの本数が多かっただけに大打撃でしたよね)。よく「不倫は若いうちに済ませておくべき」などと言われていますが果たして本当にそうなのでしょうか?若いうちに不倫をしておけば本当に彼らのようにならずに済むのでしょうか?今回は、そのウソ・ホントを知るべく不倫の実態をご紹介します。■・不倫は民事で訴えられるまず、不倫はただのカップルの浮気(つまり未婚の人同士)とは違い、不倫された側の女性(男性)が不倫した夫(妻)の「相手」を訴えることができます。そして慰謝料の相場は「離婚も別居もせず,夫婦関係を継続する場合50万円~100万円」「浮気が原因で別居に至った場合100万円~200万円」「浮気が原因で離婚に至った場合200万円~300万円」となっているそうです。そして重要なのが、この慰謝料は相手の女性が学生でも発生するということです。うっかり既婚者を好きになってしまったハウコレ読者の皆さん・・・。一度冷静に考えてみてください。300万円払ってまでも、その彼とはお付き合いをしたいのですか?■・狭いコミュニティだと後々面倒「友人が職場の上司と不倫をしていて結局会社の人たちにばれてしまったようです。上司の奥さんは不倫のことにまだ気づいていないようですが、結局その子は気まずくなって会社を辞めてしまいました。」(24歳/女性/営業)「不倫の鉄板」とも言える上司と部下という関係。こういう場合、職場を去らなければいけなくなってしまうのは結局、立場が下である、若い女性の方なんですよね。さんざん苦労して入った会社をこのような形で辞めることになってしまって本当に良いのでしょうか?また、社内不倫の場合、社内の誰かが不倫相手の奥さんにリークすることだって十分にあり得ます。そのようなリスクを負ってまで不倫をするべきでないと言えますね。■・奥さんとはまず別れない「友人で不倫経験のある子が何人かいるけど、不倫相手が奥さんと別れて友人と結婚したって話は1度も聞いたことがない」(23歳/女性/デザイナー)いわゆる「卒論」提出問題ですね。「子供が成人するまで待ってくれ」「妻との仲は冷え切っている、会話もろくにしていない。」・・・もはや鉄板すぎるとも言える不倫男の言い訳。離婚は非常に面倒な作業です、まずあり得ません。期待するだけムダな可能性が高いです。■・同世代との恋愛がしづらくなる「周りで不倫している子の相手の男性って大体年上じゃないですか、そうなるとやっぱりお金もたくさん持っているし甘やかしてくれるんですよね。」(27歳/女性/総合職)いちどお金も余裕もある年上の男性の良さを知ってしまうと、同世代との恋愛が難しくなってしまうのかもしれませんね。お金も余裕もある年上の男性とそのまま結婚できれば良いのですが、不倫の場合はそうはいきません。行動を起こす前にいちど冷静に考え直してみましょう。■・時間をムダにしてしまう「学生時代のバイト先の社員さんで、取引先の人と不倫をしていて30過ぎて別れた人を知っています。本人は婚期を逃したと嘆いていたけれど、少し自業自得の部分があるのかなって思いました」(28歳/女性/販売)20代の女性と言うのは恋愛市場において最も相手を選べる立場にあります。そんな素晴らしい時期を不倫に費やして本当に良いのでしょうか?あなたに結婚願望があるのであればなおさら不倫をするべきではないと言えるでしょう。■おわりにこうしてみると、若い頃にしたとしてもデメリットしかない不倫。既婚者に片思い中の方は行動に移す前に、今一度、冷静に考えてみるべきかもしれませんね。(ばやし子/ライター)「浮気・不倫の慰謝料の相場は?」(アディーレ法律事務所)(ハウコレ編集部)
2016年06月05日ドイツのお隣のフランスは長いバカンスで有名ですが、ドイツ人もフランス人に負けず劣らず働くのが嫌い。定時退社しても文句を言われることはないし、それどころか、お天気のいい金曜日にぐずぐず残っていると、定時前でも「早く帰りなよ」などと言われることもあります。 ■病欠と有休は別物私の前夫はドイツの最大手企業の1つに勤めていましたが、会社から奨励される「長期休暇」は3週間でした(といっても、実際は2週間取る人が多いようですが)。心と体をしっかり休めないと、仕事のためにはプラスにならないとの考えのようです。細かいシステムは会社によって異なるかもしれませんが、この会社の場合、有休1日につき100ユーロ近くの「お小遣い」まで出ていました。とにかく、会社としてはしっかり休んで、遊んで、リフレッシュしてから仕事に戻ってほしいということでしょう。そのせいか、有給休暇と病欠は別扱いで、もし長期休暇中に病気にかかった場合、その分の有休は病欠に振替となり、未消化有休として返還されていました。 ■ドイツの育休は3年?働く女性にとって気になる、産休や育児休暇はどうでしょう。ドイツでは男女かかわらず、法律的には子ども1人につき3年の育児休暇が認められています。2人うまく続けると6年休み、なんてことも(双子の場合は4年)。そして、この育児休暇は自分の子どもだけではなく、養子にも認められるそうです。すごいですね。ただ、どれだけ法律を遵守しなければならないかは、会社の規模や業種によっても変わってくるようです。給料は、数年前に産休を取った日本人ママの場合、出産前後の約3カ月分は全額支給、その後、育児休暇中は保険やいわゆる「ボーナス」などは支給されたそうです。現在は、産休期間は100%、育児休暇中は67%が国から保障されるとか。ドイツも日本と同じ少子化に悩む国。このような手厚い保護もその対策として適用されたようですが、ただし、法律はどうであれ、実際の復帰後はなかなか厳しいよう。たとえば、復帰後の時短などは年々難しくなり、産休取得前と同じ条件(たとえば週40時間以上、長期出張あり、など)をこなせないなら降格されたり、さりげなく退職を促されたり、あるいは復帰さえできないところも。復帰後の待遇がどうであれ、やめるなら休暇中のメリットは使い切ってから、という人が多く、「出産を機に退社」というパターンはあまりないようです。
2016年05月23日働くママたちにとって、育休中は「子どもと一番長く一緒にいられる期間」と言っても過言ではありません。復職後に待つ怒涛の日々を思うと、悔いの残らないよう過ごしたいですよね。しかし実際には、復職してはじめて気づく「やっておけばよかった!」ということがたくさんあるといいます。そこで今回は、育休・復職を経験した働くママたちの「やっておけばよかった!」体験談を紹介します。家事分担、育児のやり方などを 家族でじっくりと話し合っておくまずは、アパレル関連の会社に勤める、Cさんの体験談です。「長女を出産後、育休を終えて復職すると、目がまわるほど忙しい日々が待っていました。仕事・育児・家事に追われ、1日24時間ではまったく足りない! という状態。夫も協力すると言ってはいたのですが、分担などをきちんと話し合わないまま復職してしまったため、うまく回らず。夫が家事を手伝ってくれても、そのやり方にイライラしたり、二度手間になったり。きちんと話し合っておかなかったことを後悔しました」復職後は、毎日をなんとか乗り切ることで精一杯。復職後に夫の協力を得るためには、家事分担や家事・育児のやり方などについて、じっくりと話し合っておいた方が良さそうです。 予防接種を受けておく続いては、まだ復職して間もないという、商社で働くHさんの体験談です。「復職して数週間後に、息子のインフルエンザがうつってしまい、会社を休むハメになってしまいました。しかも、夫にまでうつり、一家全滅。自分も高熱でキツイ中、看病しなくてはならなくて、かなりつらかったです。それに、復職して間もないのに、数日間出勤できなくなったことも申し訳なくて。きちんと予防接種を受けておけば防げたかも…と、反省しています」復職すると生活が一変するため、疲れで体調を崩すことも。復職後に備えて予防接種を受けておくなど、育休の間にしっかりと体のことを考えておきたいですね。子どもの写真や動画はたくさん撮っておく最後は、印刷会社に勤務するKさんの体験談です。「職場復帰初日。自宅で息子を見てくれている母から届いた息子の写真を見て、思わず涙があふれてしまいました。覚悟はしていたものの、やっぱり息子と長い時間離れるのは寂しくて。復職後に息子が寂しい思いをしないよう、せめて育休中は……と思いきりかわいがったつもりでしたが、離れて寂しい思いをするのは親の方でした」子どもとの思い出を写真などの形に残し、それを通勤中や仕事の合間に見て元気をもらっているという先輩ママは多いようです。長く子どもと一緒にいられる育休中に、写真や動画をたくさん撮っておくと、職場復帰後の癒しになるかもしれませんね。育休・復職を経験した働くママたちが揃って口にするのは、「想像の何倍も忙しくて大変だった」ということ。育休中は子どものことだけに集中して過ごしたいところですが、復職後の生活について考えることもお忘れなく!
2016年04月21日パパライターの矢山ユースケ@育休中です。2015年8月、第一子となる娘の誕生と同時に開始した私の育児休業。3月末をもって、いよいよ終了します。思えば「育休を取りたい」と同僚に告げたのがちょうど2015年の春だったので、準備開始から起算すると、なんだかんだ1年になろうとしています。今回は「育休を取って、良かったこと、残念に感じたこと」をお送りしたいと思います(いくつでも挙げることができてしまうので、項目はそれぞれ3つずつとします)。●パパが育休を取って残念に感じたこと3つ先に悪いことを書いてしまいましょう(笑)。●(1)男性の育休そのものの認知度の低さ男性の育休の認知度については、取得率2%台 であることを考えれば、不思議ではありません(残念ですが、それが現実です)。私の場合、職場の理解を得ることは比較的スムーズでしたが、プライベートでは、「ああ、男性の育休は、まだまだ認知されていないんだなあ」と感じることが多々ありました。●(2)パパの育児参加の重要性への理解の低さパパの育児参加の重要性への理解も、認知度と同様に、まだまだだなと感じました。女性の中でも 、パパの育休や育児参加については、意見が分かれていました。----------上記2点に共通して、東京など都市部では徐々に浸透してきている気配があるので、今後は都市部以外の地域にも広がっていくよう、官民ともに努力が必要なのかなと思いました。●(3)復職の難しさと、転職には精神的なハードルの高さ現状、産育休前の部署やポジションへの復帰を希望しても、その通りにいかないケースが少なくないという、非常に残念な状況です。こちらは企業側の問題でもあるため、私たち個人の努力だけではどうにもなりません。ただ、Googleが『Women Will』という働く女性のための運動を立ち上げたり、株式会社メルカリが産育休中の給与の100%保証を打ち出したりするなど、明るい兆しも見えてきました。このような動きが拡散して、「子育てと育児の両立」が理想論で終わらない社会 にできれば、と強く感じます。●パパが育休を取って良かった点3つそれでは、良かった点です。●(a)娘が日々成長していく様子を体感し、共有できたなんと言っても、“一番かわいい時期”と言われている、生後数か月間の日々に寄り添うことができた ことが、最大最高のポイントです。これだけで十分すぎるくらいです。ささいなことで一喜一憂し、またその瞬間瞬間を妻と共有できたことは、とても素晴らしいことだと思います。●(b)ママにはかなわないが、わが家の“育児の2番手”になれた“育児の2番手”という単語は、この原稿を書きながら思いつきました(笑)。良い意味で、パパはママに絶対にかないません 。それは、ママには母乳があるからです。母乳は赤ちゃんに対して“最後の切り札”であり“必殺技”です。パパが何をしてもどうにもならないときでも、ママが母乳をあげたら解決してしまうという場面は、それこそ毎日のように訪れます。しかし、それでいいのです。落ち込む必要なんてありません。育児について、パパはママに勝つ必要はありません。勝ち負けではありませんし、勝ち負けなんてどうでもいいのです。大事なのは自分がきちんと“2番手”であること 。ママが安心して子どもを任せられる相手であることが大切なのかな、と、個人的には思っています。もちろん、2番手には2番手のプライドもあります。私の場合ですと、うんちの処理は私の方が上手だと思っていますし、寝かしつけも負けてはいないと思います。早い段階で得意分野を持つことができると、「ここはオレのほうがうまいぜ!」と、パパも楽しみながら育児ができるかもしれません。そういった意味でも、男性の育休がもっと普及したらいいのにな、と思います。●(c)仕事について、職場から離れた位置で意識をリセットして考えることができ、今後の方向性を見定めることができた自分の仕事について、職場にいて考えるのと、物理的にも精神的にも離れた位置から考えるのでは、まるで違います。第三者的な視点 で考えることもできますし、“自分”や“家庭”を軸にした視点 で考えることもできます。そのような視点で考えたとき、私の場合は、残念ながら所属していた会社に復職して働き続ける価値を見いだすことができず、育休から復職せず、そのまま退職することとなりました。●これから育児休業を取ろうとしているパパへひと言で言ってしまえば、「どんどん取って!」に尽きます。多くの場合、育休を取得するまでは大変だと思います。取れたら取れたで、思ったより育児の序盤は大変です(笑)。そのうえ、元通りの職場に戻れるかどうかもわからないという状況では、「そんな危ない橋は渡れないよ……」と諦めの気持ちが芽生ええてしまうのは、おかしなことではありません。しかし、それでも私は、声高々に言います。「パパよ、育休を取ろう!」----------それでは、一人でも多くのパパが育休を取得して、ママと一緒に生まれてきた赤ちゃんと大切な時間を過ごせますように!またお会いしましょう!【参考リンク】・育児休業取得者割合 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)●モデル/TOYO
2016年03月31日【パパからのご相談】現在、育休中で、転職を検討しています。もともと会社側は育児休業への理解が乏しく、育休取得の希望を告げると、「戻る場所はないかもよ」と宣告されました。それから、育休の取得はできましたが、会社への不信感がぬぐえず、転職を考えています。「育休中に転職なんて……」と気が引けてしまうのですが、実際にはどうなのでしょうか。問題点やアドバイスがありましたらお願いします。●A. 転職市場での扱いは、基本的には他の休職とあまり変わりません。こういったご相談が増えたな、と常々思う、パパライターの矢山ユースケ@育休中です。育休中に復職できなかったケースについて、その理由を比較したとき、ママの場合は“退職”が多く、パパは“転職”が多いです。ママの場合、「子どもが病気がち」「自分の産後の体力の戻りが思わしくない」「どこの保育園にも入れなかった」という理由での退職がある分、退職>転職となっているようです。●パパママ共通している転職の理由では、転職の場合、パパとママで理由に違いがあるのでしょうか。よく耳にするのは、「戻る場所がなかった」「正社員だったのに、復職後はパートだと言われた」という、“会社との間の問題”で、パパママの違いはない ようです。ご相談を受ける中で感じたのは、育休取得社への会社からの冷遇に関して、「どこかでそんな気はしていた」「復職したママや、復職できなかったママを見てきたので、予測ができた」と、諦めの姿勢でいる人が少なくないという印象でした。なんだかやるせない状況ですね。●“育休中の転職”についての、転職エージェントの見解ご相談者さまが「育休中に転職しても大丈夫なのだろうか」「休職は転職に不利と聞くが、育休も同じだろうか」と思われる気持ちも、同じ育休中の身として、とてもよくわかります。そこで今回は、“育休中の転職”について転職エージェント各社の担当者にお伺いしました。●「育休中」と正直に伝えるべき?『必須ではない。こちらとしては別にどうでもいい情報。問題なのは“休み中に仕事のカンが鈍ることなく、転職先できちんと働けるのかどうか”なので』(33歳、経験8年)『源泉徴収票などであとからバレて心象を悪くしたり、最悪は「職歴を偽った」と退職になることもあるので、正直に告げた方が先方企業に対しても親切』(40歳、経験10年)『こちらから言われなければ、バレることはない。言わないほうがいいのでは』(28歳、経験5年)履歴書などに記載しない限り、面接担当者から「休職したことはありますか?」「休職中ですか?」と聞かれることはまずありません 。ですから、“言わない”という選択肢も考えられます。●育休中は勤務年数に含めてもよい?『労務の考え方では、休職期間を勤続年数に通算するかどうかは“企業側の判断”になるので、転職の場合も、面接官や企業側の判断となるかと』(37歳、経験10年)『病気やケガでの休職も同様ですが、「◯◯の経験3年以上必須」などの年数に引っかかりそうな場合、確認した方が良いかも』(42歳、経験8年)休職中も企業に在籍しているので、基本的には勤務年数に含めて良いようですね。ただし、職務経験の年数 については、ボーダーギリギリで不安な場合、前もって確認したほうが無難でしょう。●“育休中の転職活動”はイメージが悪い?『育休にかかわらず、“休職”という単語がすでにイメージが悪い 。そのため、大きな声では言えないが、ダンマリを決め込むことを推奨している』(33歳、経験6年)『字面としては悪いかも。特に女性は、「子どもができたらまた産休取って転職してしまうのでは」と思われる可能性あり』(39歳、経験12年)『傷病での休職中の転職と変わらないと思いますよ。だから、わざわざ告げない人がほとんどじゃないでしょうか』(30歳、経験2年)どうやらイメージという点では、“休職”の時点であまり芳しくないようです。個人的には、休職及び休職中の転職の理由が正当なものであるのならば、面接時に口頭ベースで伝えても良いと思います。その際、在籍中の企業の悪口にならないように気をつけましょう。●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年03月24日会社員と違って、産休育休の手当てがないフリーランスママが、スムーズに仕事復帰するためにはどうすればいいのか? 自分や周りの体験談を元にまとめてみました。保育園探しはできるだけ早めに残念ながらフリーランスの保活は本当に厳しいです。特にライターやイラストレーターなど、在宅作業が中心の職種は「家で子どもの面倒を見ながらできる」と思われてしまうことが多く、かなり不利なのが現状です。わが家の場合は早々に諦め、一時保育で乗り切る方法を選択しましたが、通常保育を選択したママさんたちは「打ち合わせで日中外出することが多い」「自宅とは別に事務所を借りていて仕事をしている」「個人事業主である」などのポイントをアピールし、かなり早い時期から保活を行っていたようです。一方、一時保育は出産後、復帰の目途が立ってから申し込んでも間に合いますが、直前だと予約が取れないことも多いので、先に何日か予約をいれておき、そこに合わせて打ち合わせを組んでいくのもひとつの手だと思います。万が一、打ち合わせがなかった場合も、その分の時間で自宅作業などをすることができます。仕事量は最小限にし、そこから徐々に増やしていくフリーランスママが一番恐れているのは、産休・育休の間に長く付き合ってきたクライアントを失ってしまうこと。しかし、連絡をきちんと取り続けていれば、多少休みを取っても復帰は十分に可能です。それよりもむしろ怖いのは、無理をして仕事を入れ過ぎて体調を崩し、仕事をドタキャンして、クライアントの信頼を失ってしまうこと。最初は打ち合わせ不要の仕事や締め切りまで余裕がある仕事などから少しずつ始め、そこから徐々に増やしていくとよいでしょう。在宅作業の場合、子どもが寝ている間に仕事をするかたちになりますが、1日にできる仕事量は月齢×0.5時間、つまり生後2ヶ月なら1時間、10ヶ月なら5時間くらいが目安です。6時間を超えると睡眠時間が足りなくなってしまうので、その場合は保育園などを検討したほうがいいかもしれません。(この辺りは個人差があると思うので、あくまでも参考程度に)周りの人の力を借りるフリーランスママが仕事を続ける上で大切なのは、1人で頑張りすぎないこと。たとえば出産のときもギリギリまで自分で仕事をするのではなく、早めに信頼できる仲間に引き継ぎをしておいたほうが、いざという時に周りに迷惑をかけずに済みます。また、子どもが風邪をひいて保育園に預けられなかった時や、一時保育の予約が取れなかったときには、近くに住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんの助けを借りるのもよいでしょう。大変な点も多々あるものの、時間の調節が効くなどメリットも多いフリーランス。無理をせず、細く長く続けていくつもりで頑張りましょう。
2016年03月23日【パパからのご相談】育休中のパパです。復職面談時に「元のポジションには戻せない。こちらが指定した部署以外には戻るところがない」と一方的に言い渡されました。産育休に入ったママたちの話を聞いていたので、ある程度は予測していましたが、想像以上でした。転職も視野に入れていますが、一度は会社と戦ってみるべきなのでしょうか。●A. 戦ったところで、その会社で、ストレスなく働き続けられますか?パパライターの矢山ユースケ@育休中です。半年を超えるような長い育休を取得できた場合に顕著なのが、この“復職問題”です。ご相談者さまのように、「元のポジションに戻せないと言われた」「育休前より低い職位や賃金を提示された」「社内待機を命じられた」など、育休取得者に対して不利益な条件を突きつける事業者が、残念ながらまだまだ存在するのです。これは誠に遺憾な状況なのですが、働くママの間では過去より常態化している出来事であり、私たちパパ陣はまたひとつ、「働くママの復職とは、こんなに大変なことだったのか」と身をもって知ることになりました。●育休取得者を元のポジションに戻すことは企業の“努力義務”育児介護休業法では、必ずしも法律で原職での復帰が義務付けられているわけではありません。ただ、育児休業取得後の配置その他の雇用管理等に関し、必要な措置を講ずるように努力義務を課しています。また、育児休業をしたことを理由とする不利益な取扱いを禁止しています。しかし、原職への復帰が義務付けられていない以上、復職後に別の部署や職位への異動を言い渡すことも、違反ではない のです。あくまで“努力義務”なので、「努力したができなかった」ということであれば、“仕方ない”と見ることも可能です。とはいえ、「違法でないから」という理由で、原職復帰を果たせないような会社と戦い居残ることは、長い目で見たときにプラスになるのでしょうか。●従業員満足なくして、顧客満足なし企業はよく“お客様第一”と言い、顧客満足度(CS)に力を入れているとアピールします。私は常々、「従業員がその会社や仕事に満足していなかったら、お客様を満足させることなどできるわけがない」と考えています。つまり、「従業員満足なくして、顧客満足なし」ということです。考えてもみてください。常に不満を内に抱えている人が、他人を幸せな気持ちにできますか?もちろん、「仕事だから」とにこにこしながら接客や交渉もできるでしょう。しかし、心からの笑顔をもって対応ができるでしょうか?不満を抱えつつ、その不満を押し込めて働くことが、メンタル面によい影響を及ぼすとも考え難いです。そんな環境で働き続ることでたまったストレスが、本人の心身をむしばみ、さらにはママやお子さんにも悪い影響を与えてしまう可能性さえ考えられます。そう考えると、従業員のことをきちんと考えられないような会社に、戦ってまで居残ることはないように思えます。●育休から転職・退職をするのは必ずしも“悪”ではないもちろん、会社にも事情はあります。半年以上も不在でいると、よほど密に連絡を取り合っていないと、内情は見えてきません。復職前の事前面談で、原職復帰できないことへの理由や、復職・異動後のサポートなどについての説明がきちんとあり、それが納得できる内容なのであれば、復職しても問題ないでしょう。ここでのポイントは、会社側の説明に対して“納得できるかどうか”ということです。もやもやしたまま復職することなく、すっきりした気持ちで戻れるのかどうか、です。ご相談者さまのように、会社側から一方的に想定外の条件を突きつけられて、納得のいく結果が得られなかった場合は、転職を視野に入れてもよい と思います。会社の制度として、「育休中の給与保障」などのサポート制度があった場合は別ですが(そのような従業員思いの会社であれば、一方的な通告などしてこないと思いますが)、そういった制度がなかったとしたら、育休中の転職や退職は、別に悪いこととは思えません。----------家庭で良いパパとして過ごすためにも、余分なストレスを感じることのない選択を心がけましょう。【参考リンク】・育児・介護休業法のあらまし | 厚生労働省都道府県労働局雇用均等室(PDF)()●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年03月17日はじめまして、この度ウーマンエキサイトで政治のコラムを担当させていただくことになりました、政治ジャーナリストの細川珠生です。私生活では一児の母として、子育てに悩み、苦しみ、笑いながら毎日を過ごしています。突然ですが「政治」と聞くと、ちょっと戸惑ってしまいますよね。政治のニュースは小耳にははさむけれど、なんだかよくわからない…、なんてついつい縁遠くなってしまっているのではないでしょうか。お金の問題、女性問題、失言でもめてばかりいるし…と、政治の印象って、あんまりよくないですよね。そうはいっても、確か、「国会は国権の最高機関」なんて学生時代に勉強したことを断片的に思い出しては、政治のことがわからないままでいいのかしらとか、突然不安になったりもするでしょう。しかし、子どもを前に「政治のことはよく分からない!」と声を大にしては言うのもちょっと恥ずかしいと感じる人も多いのでは。子どもを育てる環境がどう変化しているのか、政治を通して知っていくことはとても大切です。そういえば、「主権在民」なんていう言葉も習った記憶がありますね。つまり、国会は国権の最高機関ではあるけれど、そこには国民から選ばれた代表者が、国民に代わって議論をし、さまざまなルールや制度をつくっているということ。だから私たち国民がどんな代表者を送り込むのかがとっても大事なんです。特に今年から、選挙権が18歳以上になって、高校では、いわゆる「主権者教育」というものが行われるようになるのに、気がついたら、「ママだけ何にも知らなかった!」なんていうことになったら大変! そうならないためにも少しずつお勉強を重ねていくことをおススメします。この連載では、ママ目線で気になる政治の話題をみなさまにお伝えしていきますね。気が付けば「あなたも政治博士!」となるのを目指して頑張りますので、引き続きこのコラムを読んでいただけたらと思います。育休制度は今後良くなるの?さて、記念すべき第一回目のテーマは、「男性の育休」について。「育休宣言」をした(今となっては“前”となってしまった)国会議員が出てきて、「いよいよ国政も!」風穴が開くことを期待したのも束の間、自身の女性問題で、「男性の育休」「国会議員の育休」ということ自体、すっかり吹っ飛んでしまったかのような感があります。しかし、女性側からは期待大だったのですよね。私は、英国のウイリアム王子が、シャーロット王女の誕生の時に、6週間の育休を取るということで大いに注目をしました。日本で育休というと、何か1年単位の長期間を想定してしまいますが、いえいえ、そんなに長くなくてもいいのです。出産直後に1ヶ月でも良いからお休みをとってくれた方が、出産直後のママには何かとありがたい。初めての子であれば、不安いっぱいの中、長時間眠れないママの大変さをわかってもらえるだろうし、第二子、第三子であれば、上の子たちの育児に大きな助っ人となります。例えば幼稚園や習い事の送迎など、それから買い物にだって行ってもらえます。以前は、実家の母親や、お姑さんがやってくれていたことも、核家族化、出産の高齢化の流れの中では、自分たちで何とかするしかないのに、パパは相変わらず、残業や飲み会三昧では、ママとしては、「いくら仕事だから」と言われてもやり切れない思いがフツフツとつのるものです。ちなみに、現在、日本の男性の育休取得率は2.8%(厚労省調べ、2012年10月~2013年9月までの一年間)。女性の86.6%に比べるとあまりの少なさです。 そこで、政府も「女性の活躍」を掲げる以上、男性の育休取得率向上に本腰を入れています。以前からあった「育児休業・介護休業法」で、ママが専業主婦でも取得できるようになり、男性が産後8週以内に取得しても、再度取得することができるようにするとか(合算して1年以内)、中小零細企業では、代替従業員の確保などで経済的負担が大きかったことから、男性社員が育休を取った場合、最大で120万円の助成を行うなど、4月から雇用保険法施行規則の変更を行う予定です。「育休議員」で注目された国会議員の育児休業については、現在は制度としては男女共にありません。あるのは女性議員の産休制度だけ。産休明けには、委員会や本会議などその都度、欠席届を出さなければなりません。国会議員は、朝の8時ごろからの部会に始まり、夜の会合をはしごするなど、育児との両立はほとんど不可能といってもいい「勤務実態」があります。「女性の活躍」のためには、国会だけでなく、社会全体の長時間労働の是正なども行わない限り、なかなか難しいのではないかと思います。しかし、良い夫婦関係を築くためにも、男性も取得を工夫しながら思い切って「育休」にチャレンジしてほしいですね。
2016年03月17日前回の連載で紹介した、育休中の母親たちがスムーズな職場復帰に向けて学ぶ「育休プチMBA勉強会」。私は自分の意見をどんどん発する参加者の姿に、衝撃を受けました。というのも、特に乳児と暮らしていると非言語でのコミュニケーション(泣き声から要求を判断する、表情から察する等)が中心になるため、どうしても母親は自分の言葉を失いやすい傾向にあります。そんな状態で、さらには初対面の人どうしが集まって、いきなり議論させるのは実はとてもハードルの高いことだからです。その視点に立つと、育休プチMBA勉強会では、有効なディスカッションを生み出すための精巧な仕組みがきちんと存在していることに気づきます。そこで本編では、代表者の国保祥子さんへのインタビューを通して、この勉強会がどのように母親たちの学びを最大化しているかについて掘り下げていきたいと思います。○初対面の母親たちが議論しあえる理由まずは会の進行役でもある「ファシリテーター」の存在。ファシリテーターは、過去の勉強会参加者の中から立候補し事前にトレーニングを受けた人が、各回1名配置されます。ファシリテーターの育成は、代表者である国保さんが直接担当する形をとっており「Teaching noteと呼んでいる進行計画を各自作成してもらい、それに対するフィードバックを繰り返してブラッシュアップしていきます」とのこと。育休中にその作業をこなすのは容易なことではなさそうですが、「育休中でもファシリテーション手法の勉強や自己研鑚(けんさん)に意欲のある人が、毎回手をあげてくれている」といいます。「ファシリテーターとは別に、勉強会の運営に携わる運営チームのスタッフが3名程度存在することに加えて、ディスカッションをする際に各テーブルでの議論を見るディスカッションリーダーが配置されます」と国保さん。このように比較的小さく明確なミッションを担う人材を適所に置くことで、ファシリテーターを補強する複層的な運営体制となっていることが特徴的です。そしてこのことが、はじめましての母親同士でもきちんと議論し合える環境を作っているのでしょう。○「両立は無理」の諦めムードをなくしたい勉強会で用いられるケースは、その場ですぐに読めるよう作成した国保さんオリジナルの資料が中心。労働時間や場所に制約を抱える制約人材(=参加者)のマネジメント思考をトレーニングすることに特化して編さんされたもので、母親自身にマネジメント視点に立った解決策を考えさせる内容のものが多くなっています。最終的には「あなたはどう行動しますか? と投げかけ議論に落とし込む」ことで、自分自身の足りないものに気づかせることを意識しているとのこと。インタビューの最後では意外にも「この勉強会は、今育休中の人のためにやっているというより、実はこれから出産・育児・復職する人のためにやっている」と語ってくれた国保さん。2つの大学で経営学を教える国保さんにとって最も身近な存在である20代の若者の間に「将来育児と仕事を両立したいけど、無理だろうな」と諦めムードが広がりつつあることに危機感を感じたそうです。そういった意味でも、今子育てをしている世代が育休プチMBAのような場で学ぶことで、また違った背中を後輩たちに見せていくことができるのではないでしょうか。※写真と本文は関係ありません○著者プロフィールここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年にここるくを設立。同サービス運営を通じて得られる働くママ達のリアルな視点とコンサル経験を活かして、企業に対する女性活躍推進コンサルティングを行う。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2016年03月16日【パパからのご相談】6か月間の育休を取得し、そのうち半分が過ぎました。そろそろ復帰に向けて動き出そうかと思っています。会社とは定期的に連絡を取り合っていますが、復帰に向けての話し合いをする以外で、必要な準備があるようでしたら教えてください。●A. 育休の後半は、復職後をイメージして日々を過ごすようにしましょう。パパライターの矢山ユースケ@育休中です。育休期間が折り返しに差し掛かると、そろそろ職場復帰後の生活について考え始めるタイミングになりますよね。私もそうでした。ご相談者様はすでに会社側と復帰についての相談を始めているとのことなので、今回は、“家庭での復帰準備”について、先輩パパママのコメントを紹介していきます。●“育休からの復帰準備”のポイント3つ●(1)生活リズムを組み直す『新生児のころよりは減りましたが、夜中に2〜3回は授乳していたので、復帰直後は午前中眠くて大変でした。育休中は、日中に子どもと一緒に眠っていることもあったので』(ママ32歳・生後7か月で復職)『育休中はなんだかんだ夜更かししてしまっていて、寝るのがいつも2、3時だった。復職の少し前から、7時間は眠れるよう、寝る時間を早めた』(パパ30歳・生後3か月で復職)『子どものお風呂を夕方に入れて、お風呂→晩御飯の順番でずっとやってきましたが、復職後はそうもいかないので、事前に晩御飯→お風呂の順番に子どもを慣らしました。大人たちの慣らしにもなっていたかもしれません』(パパ35歳・生後6か月で復職)育休中は、完全に子どものリズムに合わせて日々を送ってあげることができますが、復職後はそうもいかない場合が多いです。食事や睡眠、お風呂のタイミング など、復職後に慌てないように事前の準備をしておいたほうが、パパママとしてもスムーズにいきます。●(2)体力を戻す『デスクワーカーなので、そこまで影響ないだろうと思っていましたが、想像以上に体力が落ちていてびっくりしました』(パパ37歳・生後9か月で復職)『育休中は、ほとんど自宅か自宅の近所で過ごしていたので、復職直後は満員電車 にヤラれましたね……。あれに乗っていられるだけの気力と体力を整えておくと楽かも』(パパ35歳・生後5か月で復職)『産後の回復が思わしくなく、なかなか体調が戻りませんでした。夫の支えでどうにか日々を過ごし、時短で職場復帰しましたが、フルタイム勤務できる体力が戻るのかどうか、今でも不安です』(ママ40歳・生後12か月で復職)体力の減退は、私も感じています。子どもの成長につれて外出も可能になってくるので、一緒に散歩をするなど、少しでも体を動かすよう心がけたほうがよいでしょう。●(3)家事や育児の分担を確認する『僕も妻もほぼ同じタイミングで復職したので、事前に役割分担を決めました。例えば、保育園の送りは僕で、迎えは妻。朝食の支度は僕で、子どもの支度は妻。共働きの場合 は特に、先に決めておいたほうがいいと思います』(パパ34歳・生後10か月で復職)『私の育休中は、パパはほとんど家のことをしてくれませんでしたが、復職のタイミングでいくつかのことをやってもらうようお願いしました。ゴミ捨てとお風呂掃除と、子どものお風呂くらいですけど、それでも助かりますね』(ママ30歳・生後11か月で復職)復職後は、夫婦の役割分担がさらに重要になってきます。うまく連携プレーを行うためにも、事前に分担を確認しておくとよいでしょう。●いきなり戻す荒療治もアリかも?『うちは、なにも準備しませんでしたよ。習うより慣れろですよ。どうにかなりますよ』(ママ36歳・生後12か月で復職)“習うより慣れよ” の精神であれば、それはそれでシンプルでよいかもしれませんね。----------残り3か月、きっと、あっという間に過ぎてしまいます。復職後の準備ももちろん重要ですが、お子さんと長時間触れ合える貴重な時期を、どうか大切に過ごしてくださいね。ある意味では、それが一番の“心の準備”になるのかも……。●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年03月07日2016年に入ってから世間を賑わしている著名人の不倫騒動。“ゲス”や“育休議員”の不倫スキャンダルが記憶に新しいのではないでしょうか。ところで、あなたのご主人は大丈夫ですか?うちの旦那に限って不倫なんて…そう思っていても、実際には人気ミュージシャンや政治家がコソコソと不倫しているわけですから、決して「100%ない!」とは言いきれません。ただの女好きや本気の恋に目覚めたなど不倫する理由は人それぞれですが、なかには妻からの“逃げ場所”をつくるために不倫する男性もいます。では、いったい男たちは妻の何から逃げたいのでしょうか?それは、妻の言動です。ダメージを与えるひと言や行動が積みかさなり、やがて気持ちが家庭の外へと向くようになります。自分にとっては普通の言い方でも、知らず知らずのうちに夫を追いつめていることも。どんな妻が浮気夫をつくるのか、その特徴について紹介します。■支配したがる妻何かと夫を支配したがる妻は、夫を浮気に走らせてしまう典型的なパターン。自分の都合に合わせようとするあまり、あれこれ夫に強要してしまうようです。妻とのやり取りが窮屈になった夫は、「気持ちが安らぐ場所=ほかの女」を探そうとするんですね。<危険ワードの例>「○○が気持ち悪いから直して」(食べ方・しゃべり方・服のセンスなど)「今週の日曜日は○○するから空けといて」(相談なく一方的な要求)■否定する妻日常的に夫を否定する言動も、夫が浮気に走りやすい原因の一つ。とくに、精神面を傷つけるような否定はさけたほうが無難です。「どうせ否定されるから」とネガティブになった夫は、家庭での息苦しさから逃げようとするでしょう。<危険ワードの例>「あなたの部屋だけくさいのよね」(夫を否定し、差別する言いまわし)「今度から○○しないでね! 二度手間だから」(掃除や洗濯、料理など)■比較する妻何気に結構なダメージを与えるのが、周囲との比較です。よその旦那や自分の親と比べてのダメ出しは、夫を追いこんでしまうだけ。ほかの女性から優しく言いよられると、一瞬で気持ちが傾いてしまうかも…。<危険ワードの例>「○○さんの旦那さんは…」(立場や職種、収入や性格などの比較)「うちの父は…、うちの実家では…」(実家と比較するような言いまわし)■対抗心が強い妻負けず嫌いな妻は自分が優位に立っていたい傾向があり、夫の発言を「でも」「だけど」といった否定語で遮断するケースが多いようです。妻は無意識に“自分が正しい”と思いこんでいるため、対抗心を感じた夫は家庭からの解放を外に求めてしまうんですね。<危険ワードの例>「でも(だけど)○○だから…」(一方的に遮断するような否定語)「私が思うには○○だから…」(一方的な意見の押しつけ)■子どもの前でバカにする妻とにかく夫の立場を雑に扱う妻。その典型的なパターンが、子どもの前でも平気で夫をバカにする言動です。これでは、父親の威厳すら無くなり、家庭での居心地が悪くなってしまうのは当然のこと。新しい出会いを求めて不倫に走るケースも多いようです。<危険ワードの例>・嫌味を言ったり小バカにしたりする態度や言葉・見下したような態度や言葉で文句を言う心当たりがあった人は要チェックですよ! もちろん、どんな理由があろうともコソコソ不倫する男が最低であることには変わりありません。しかし、妻の言動がストレスとなり不倫する男性がいることも事実。たまには自分の言動をふりかえってみて、夫婦のコミュニケーションを見直すことも必要かもしれませんね。
2016年03月04日パパライターの矢山ユースケ@育休中です。年明けからミュージシャンとタレントの不倫や、芸人と元グラビアアイドル(?)の浮気がワイドショーやインターネットメディアなどで大きく取り上げられました(後者は、私からするとあからさまな売名行為にしか思えませんでしたが……)。いずれの件でも、連絡を取り合うツールとしてLINEが用いられていました。世代によってはスマートフォン所持者のほぼ100%が使用しているというアプリなので、「LINEだから悪い」「LINEのせい」ということにはならないでしょう。しかし、LINEをはじめとするSNSを用いて、これまでとは違った形で不倫や浮気が行われている のは事実です。●SNSによる“つながり”まだ主な連絡手段が携帯のE-mailだったころ、「メールアドレスを変更しました」という、いわば“メアド変更メール”が届くことがありました。みなさんも一度や二度は受信、もしくは送信したことがあるかと思います。メアド変更の理由は人それぞれですが、「携帯会社ごと携帯を変えた」以外の理由だと、「彼氏/彼女と別れた」「離婚した」「浮気がバレて、夫/妻に変えさせられた……」というパートナー間の問題や、友人同士のトラブルなど、“対人関係の変化(悪化)”が大半を占めていたように思えます。しかし、今ではこのような“メアド変更メール”が届くことは、かなり減ったのではないでしょうか。私自身、この1年間に“メアド変更メール”を受信していません。さかのぼってみたところ、2年前の秋を最後にメールアドレス変更の知らせは受けていませんでした。しかもその連絡も、メールではなくLINEで届きました。「LINEならメアドより簡単に交換できる。何かあればブロックすればいいし」。SNS全盛の時代になり、“メアド変更”の連絡が減ったのには理由があります。多くのSNSには、“ブロック機能”が備わっています。連絡を取りたくない相手や、自分の投稿を見せたくない相手を“ブロック”することにより、その相手との関係を遮断できます。もしそのSNSでしか連絡を取り合えない相手であれば、“ブロック=関係断絶” ということも可能です。このブロックを用いれば、旧来のE-mailのように、メールアドレスやSNSのアカウントそのものを変更する必要がなく、相手と距離を置くことができるのです。また、こんな話を聞いたことがありませんか?「LINEをインストールしたら、最初から友達がたくさんいた」。多くのSNSで、“連絡先から友達を見つける” という機能があります。これは、ご存じの通り“スマートフォンなどに登録されている連絡先の中で、そのSNSを使っている人を自動的に友達登録する”という機能です。私はこの機能があまり好きではなく、基本的にはオフにしているのですが、スマートフォンを変更した際などに“どうしても”オンにしなくてはならないタイミングがあります(回避する方法はありますが、最初から意識していないと“スマートフォンの初期設定やり直し”が必要になり、いささか面倒です)。すると、その時点で連絡先に登録されていた人が“友達”や“友達かも”に表示されてくることになります。また、自分がその機能をオフにしていても、相手がオンにしていて相手の連絡先に自分が登録されていれば、相手側に“友達”として表示されそこから連絡を……ということが可能になるのです。●能動的な“つながり”の復活さらに、あなたの周りでこんな話を聞いたことはありませんか?「Facebookで元カレのアカウントを偶然見つけてしまった」。連絡先の連携をしない場合でも、“友達検索”の機能で相手の名前を検索して探すこともできます。“連絡先から〜”と比べると、こちらは一段階上の能動的な“つながり” を求める行為と言えるでしょう。では、次の場合はどうでしょう。「久々にmixiにログインしたら、当時仲が良かった人がまだ頻繁にログインしていた。懐かしかったからメッセージを送って、連絡を取り合うようになった」。この“以前に使用していたアカウントを思い出して久々にログインして、そのころの人々とネット上で再会する”というパターンも、少しずつ聞くようになりました。私の周囲では、「実名登録のFacebookに疲れて、仮名登録可能だったmixiに戻った」というパターンをいくつか聞きます。今後はそういったパターンの“つながり”の復活も発生していくかもしれません。●パートナーがSNSを使って不倫や浮気をしていたら……?もちろん、“つながり”を否定するわけではありません。オンであれオフであれ、大切な友達には変わりないでしょう。長年使用していたアカウントであれば、それだけの“つながり”がそこには存在します。“オンだから”“オフだから”という区分けはむしろナンセンスです。しかしながら、そういった“つながり”が不適切な関係に発展してしまう可能性も否定できません 。SNSが発達していなかったら知り合うことも再会することもできなかった相手とつながることができるわけです。その分、不倫や浮気の“種”はたくさん蒔かれていると言わざるを得ないでしょう。そこで今回は、「パートナーがSNSを使って不倫や浮気をしていたらどうする?」という質問を投げかけてみました。『当然、離婚!』(26歳・プレママ、30歳・パパ、その他大勢)『貸しひとつかな。私がもし何かやらかしても、1回はOKみたいな』(34歳・ママ)『証拠を押さえて、相手を訴えると思います』(32歳・パパ)『LINE禁止ですね。スマホも没収かな?』(27歳・ママ)『他の女にかける金があるんだから、ずいぶん余裕があるってことですよね。じゃあ、お小遣いカットで!』(35歳・ママ)いずれも“ごもっとも”なご意見ですね。SNSはもはや生活必需品。無益なわき道にそれることなく、便利なツールは便利なまま活用していきましょう。【参考リンク】・平成27年版 情報通信白書 SNSの利用率 | 総務省()●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)
2016年02月29日育休取得を宣言していた宮崎謙介衆議院議員は2月12日、妻の出産数日前に、女性と不倫をしていたとする週刊誌の報道を認めた上で、議員辞職を表明した。男性議員、そして社会全体の男性の育休取得を推進できると期待を寄せていた人たちからは、Twitter上でさまざまな意見が発信されている。○「育休取得宣言」に寄せられていた期待マイナビニュースでは、宮崎議員をはじめ、国会議員や自治体の首長、そして経営者らが集まったフォーラム「どうなる? 議員の育休~永田町が変われば、日本の子育て・WLBが変わる~」(1月18日開催)を取材。その中で、宮崎議員は次のように述べていた。「少子化が進んで女性の社会進出も進める中で、男性の育児参加をやっていかなければならない。私が目指すものは、日本の風土を変えること、雰囲気を変えること、制度を充実させていくということだ」。「育休宣言をしたという中で、(育児について)知らないこともいっぱいあった。多くの方から意見をもらい、重たい議席を預かっているということを再確認しつつ、どんな仕事をしなければいけないのかっていうことはしっかり考えてやっていきたい。日本の未来につながることをやりたい」。フォーラムでは、宮崎議員の宣言を受けて参加者の多くが意見を述べている。2010年に育児休業を2週間取得した経験を持つ東京都の成澤廣修・文京区長は「宮崎さんの問題提起については大賛成で、子どもとママにしっかり向き合ってほしい」と発言。これまでに3度の育休を取得しているサイボウズの青野慶久・代表取締役社長も、「目立つ人が育休を取得すれば空気が変わる」と自らの経験をもとに、宮崎議員の育休取得宣言を評価した。さらに、病児保育サービスなどを運営しているNPO法人フローレンスの駒崎弘樹・代表理事は、「試されているのは宮崎議員だけじゃない。ここで、宮崎議員の苦闘を高みの見物をして面白いねと笑っているだけでは社会はアップデートされない」と訴えた。民主党の寺田学衆議院議員も、「国会議員はそれぞれが抱えた問題意識を解決することが求められていると思う。宮崎さんが育休をとって、育児のつらさや当事者意識を持って、制度を考えていこうと進めていくのが本質的な議員の役割だ」と同じ国会議員としてエールをおくっている。○育休は"不倫休暇"と言われそう「男性の育児参加をやっていく」「国会議員として、日本の風土・雰囲気を変えていく」。フォーラムの参加者のように、このような宮崎議員の決意を歓迎した人は多くいたであろう。しかし、今回の不倫騒動、そして議員辞職表明に伴い、Twitter上では落胆の声が広がっている。「育休をとって不倫しようなんて辞職は当然」「応援していたのに残念」「育休取得を訴えても説得力がない」「もう育休について語る資格はない」などの意見だ。また、「奥さんが命がけで出産に臨んでいるときに、何をしているのか」「子どもがかわいそう」「奥さんの精神状態が心配」といったように、家族を心配する声も目立つ。さらに、男性の育休取得に悪影響を及ぼすといった懸念を述べる人もいた。「育休を取りやすくするはずが、逆に取りにくくしてしまった」「旦那が会社に育休を申請しにくくなった」など、男性全般の育児環境が悪化したという声が寄せられている。「男性が育休をとったら不倫するっていうイメージがついてしまいそう」「育休は"不倫休暇"とちゃかされてしまいそう」など、イメージの悪化を残念に思う意見も多くあったのだ。○不倫と育休は切り分けて考えるべきしかし一方で、「不倫問題と男性育休をごっちゃにするのではなく、丁寧に切り分けて議論すべき」「意見・主張と人格は分けて考えることが大事」というように、冷静な議論を呼びかける人たちもいた。「個人の行為としては許せないが、男性の育休取得が進まなければ問題は解決されない」「男性の育児参加に対する建設的な議論は続けていくべき」というように、諦めずに男性の育休取得を推進すべきという思いがあふれたツイートもある。1月に開催されたフォーラムは、育休だけでなく、男女共に子育てしやすい働き方を考えていくべきだという議論で終結している。宮崎議員の罪は重いが、「男性議員による育休取得の宣言」にまつわる社会の反応や議論は、間違いなく日本の子育て環境の現状を表していたと思う。これらの議論が示唆していたことは、世の中から忘れ去られないよう願いたい。
2016年02月12日●男性議員の育休に批判が出る「窮屈な国」NPO法人ファザーリングジャパンは1月18日、「どうなる? 議員の育休~永田町が変われば、日本の子育て・WLBが変わる~」と題した緊急フォーラムを東京都・日本橋にて開催した。フォーラムには、育休の取得を宣言している自民党・宮崎謙介衆議院議員をはじめとして、過去に男性として育休を取得してきた成澤廣修・文京区長、青野慶久・サイボウズ代表取締役社長らが出席。国会議員の育休取得が社会にどのような変化をもたらすのかについて議論を交わした。○目立つ人が育休を取得すれば空気が変わる「少子化が進んで、女性の社会進出も進む中で、男性の育児参加をやっていかなくてはいけない。私が目指すものは、日本の風土を変えること、雰囲気を変えること、制度を充実させていきたいということ」。冒頭の宮崎議員のあいさつを皮切りに、この日開かれた緊急フォーラムは始まった。「国会議員の育休の是非を問う会ではない」という今回のフォーラムでは、参加者が、宮崎議員の育休取得宣言とその反響から読み取れる社会の現状や課題について語った。司会者からはじめに意見を求められたのは、2010年に育児休業を2週間取得した経験を持つ成澤廣修・文京区長だ。成澤氏は「育休の取得を宣言したとき、"男は外で仕事、女は家を守るべき"と批判されたことがあり、性別役割分担意識がまだこの国に根付いているのかと思った。宮崎さんの問題提起については大賛成で、子どもとママにしっかり向き合ってほしい」とエールをおくった。一方で、「大事なのは、男性議員の育休を制度化することが目的ではなくて、働き方の見直しをしっかりやって、どうしたら男性も女性も家事に取り組むことができるのか議論をすること」とも提言。子育てしやすい柔軟な働き方を考えることが大事だと訴えた。また、これまでに3度の育休を取得しているサイボウズの青野慶久・代表取締役社長は「目立つ人が育休を取得すれば空気が変わる」と自らの経験をもとに、宮崎議員の育休取得宣言を評価。「3人目の子どもがうまれた去年、半年間16時退社をしていた。社長が最初に帰宅するので、時短で働いている社員も元気良く退社できる。この会社では子育てをしてもいいんだという空気ができる」とその効果を語った。○女性はずっと直面してきた問題だ会場では、野党である民主党の議員も議論に加わった。選挙で落選し、浪人中に育児を経験したという民主党の寺田学衆議院議員は、「宮崎さんが育休を取りたいと言ったことに国会内や世の中から批判が来るのをみて、窮屈な国だなと思った。その根底に何があるのかと思うと、育児に対する社会的な地位がものすごく低くて、男性が取りたいなんていうと、そんなの女性にやらしとけばいいだろうっていう全体の空気があると思う」と分析。その上で「1カ月どっぷり育児に専念してほしいし、歳費は堂々ともらってほしいと思う。歳費をもらわなかったら、育休を取ることに対する後ろめたさの現れになってしまう」と主張した。これらの男性の意見を受けて、女性の立場から発言したのが経済ジャーナリストの治部れんげ氏だ。「日本はこれから人口を増やしたいんでしょ? 子どもを育てることが大事なことだと認められるべき。国会議員という大事な仕事より、自分の子どもの方が大事に決まっている。こんな簡単なことを議論しなければいけないということに腹が立った」と憤りをぶつけた。そして、「女性はずっと直面してきた問題だ。私より少し上の世代は、産むか仕事かの選択を迫られた。仕事を辞めるか、マタハラにあうか、子どもを産まない、家族を持たないという選択をしてきた。その立場に今、男性がさらされるようになってきた。だから男性にがんばっていただきたい。絶対に育休を取ってください」と訴えた。さらに、病児保育サービスなどを運営しているNPO法人フローレンスの駒崎弘樹・代表理事は、「試されているのは宮崎議員だけじゃない。ここで、宮崎議員の苦闘を高みの見物をして面白いねと笑っているだけでは社会はアップデートされない。男性も子育てに参加し、社会で子どもを育むことができる未来がほしいんだということを高らかに言っていきたい」と、この出来事を人ごととして捉えるのではなく、当事者意識を持ってほしいと語った。●議論を受けた宮崎議員の決意とは○育休取得は乗り越えられるリスク議論の中では、男性議員の育休取得に対するバッシングについて、登壇者から多くの意見が寄せられた。経営者としての目線でサイボウズの青野氏は、「今回の問題について批判している経営者がいるが、勘のいい経営者は(育休に理解を示す)方針転換をしている。子育て環境を整備することで人を採用しないと、事業を縮小しないといけないって気づいている。これからは頭の切り替えられなかった会社が沈没していくのをみていくことになると思う。だから今育休を取得することは、乗り越えられるリスクであると確信しています」と理解を示した。またNPO法人マタハラネットの小酒部さやか・代表理事は、「マタハラの被害者として顔や名前を出したときもすごいバッシングがあった。しかしそれ以上に応援メールも届いたし、無言の賛同がたくさんある。黙っているけれど心の中で賛同している人がたくさんいると思うので、バッシングをばねにがんばってほしい」と励ました。同じ衆議院議員である寺田氏は本質的な国会議員の仕事について意見を述べ、「国会議員はそれぞれが抱えた問題意識を解決することが求められていると思う。宮崎さんが育休をとって、育児のつらさや当事者意識を持って、制度を考えていこうと進めていくのが本質的な議員の役割だ」と訴えた。○育休取得は働き方改革の中の1つ最終的に、育休取得の議論は「子育てをしやすい働き方を考えるべき」という方向へと移っていった。少子化ジャーナリストの白河桃子氏は「日本は進撃の巨人の世界のように、3つの壁に囲まれている。性別役割分業、長時間労働、仕事こそが一番尊いという3つがあって、その中で窒息しそうになっている」と指摘。成澤文京区長は「東京都の認証保育所は13時間以上保育。そういう子育てを日本は引き続き求めていくのか。延長保育や早朝保育を使わなければ、結果的に可処分所得も増える。子育てにとって幸せな社会になるように、働き方の見直しが必要だ」と訴えた。これらの議論を受けて、駒崎氏は「男性の育休は、働き方改革のコンテクストの中の1つ。多様な働き方ができる社会を考える上で育休がある。時代時代に合わせた働き方をデザインしていくという発想がすごく必要だし、あるべき働き方は何なのかっていう議論につなげていきたい」と話をまとめた。最後に「育休を取得すると宣言したという中で、知らないこともいっぱいあった。多くの方からいろんな意見をもらい、重たい議席を預かっているということを再確認しつつ、どんな仕事をしなければいけないのかっていうことはしっかり考えてやっていきたい。皆さんと共に日本の未来につながることをやりたい」と話した宮崎議員。今回の問題が1つの騒動として終わるのではなく、子育てしやすい環境づくりにつながる機会になることを切に願う。
2016年01月20日不倫といっても様々な形があると思います。もちろん世間ではいいこととは言われていませんが、縁があってめぐり合ってしまった二人。彼があなたのことをどう思っているのか?今後のことをどう考えているのか、タロットによる深層心理テストで探っていきましょう。この4枚のカードの中から気になる1枚を選んでください。■一番左 法王を選んだあなた彼は知識があり尊敬できるタイプのようですね。そんな彼に惹かれたあなたは、彼の寛大で包み込むような愛を感じているのではないでしょうか?彼はあなたを守っていきたいという父性愛に近い愛情を持っています。そしてあなたを心から大切に思っているのですが、家庭も同時に大切に思っています。家族というくくりで家長として、父親としての役割を努めたいと思っているのかもしれません。その一方で、男としてあなたを愛しているのでしょう。二人がこれからも関係を続けていくためには、 家庭を壊さないように配慮しながら愛し合うことを意識して。結婚という形にはならないかもしれませんが、生涯パートナーとしてあなたを守ってくれそうです。■左から2番目 悪魔を選んだあなた彼は楽しいことが好きな快楽主義、かつワイルド系のようですね。そんな彼に惹かれたあなたは、彼の強い性的魅力に引き込まれ、離れられないのではないでしょうか?彼はあなたのことを体の相性がいい相手と思っています。このまま体の関係を続けていきたいと考えているのかもしれません。欲にまかせた行動をとってしまうと、奥さんにバレてしまう可能性があります。ややこしくならないように気をつけて!あなた自身も割り切って考えるのであれば、関係を続けることができるでしょう。その瞬間その瞬間を情熱的に楽しむのが良いのかもしれません。■左から3番目 月を選んだあなた彼はあまり感情を表に出さないミステリアスな雰囲気の方のようですね。そんな彼のどことなく淋し気な印象に惹かれたあなたは、そばにいてあげたいと思ってしまうのかもしれません。彼はあなたとの関係がいつ奥さんにバレるのかと心配ばかりしていて、気持ちがいつも揺らいでいるようです。あなたははっきりしない彼にイライラするかもしれません。もし、このまま関係を続けていきたいのであれば、彼に決断を促さず曖昧にしておきましょう。■一番右 戦車を選んだあなた彼はとても前向きで積極的な行動派タイプのようですね。そんな彼に惹かれたあなたは、彼からの熱烈なアプローチで愛情を感じているのではないでしょうか?彼はあなたとの関係を続けたいと思い、もしかしたら奥さんとの離婚まで考えているかもしれません。しかし、彼は気持ちの高まりそのままに行動しようとしますが、勢いだけで尻すぼみに終わる可能性も。離婚する話が出たとしても、話半分に聞いておいた方がいいでしょう。■おわりに『不倫』というとイメージが悪いのですが、『結婚』をゴールとしないのであればある意味『純愛』に近いものなのかもしれません。限られた時間でただひたすら、相手を愛するのですから。家庭は家族としての学びがあり、愛は他で学ぶことも可能と言えます。あなたがたまたま家庭のある男性を好きになってしまったのも、何か意味があるのかもしれませんね。このインスピレーションタロット診断で、不倫中の彼との関係を探ってみてください。(月星ルナ/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年10月31日武蔵野銀行は20日、「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」に賛同し、子育て世代の顧客を支援するため「産休・育休特例」を付加した住宅ローンの取扱いを開始した。同特例を付加した住宅ローンは、産休・育休期間中においても借入れが可能であり、また、産休・育休期間中は、子供一人あたり最長2年間の元金据置が利用できるなど、子育て世代の顧客のニーズに対応した商品となっているという。このほか、男性の顧客で住宅ローンを利用している人も妻が「産休・育休」を取得する場合や自身が「育休」を取得する場合にも同特例を利用できるとしている。同行は、今後も顧客の多様なニーズに対応し、魅力ある商品の提供に努めていくとしている。○「産休・育休特例」の概要内容:産休・育休期間中でも、住宅ローンを借入れることができる。住宅ローンの借入期間中に住宅ローンの利用者またはその配偶者の人が「産休・育休」を取得する場合、子供一人あたり最長2年間の元金据置が可能(現在、住宅ローンを借入れている人も対象)対象商品:ぶぎん保証付住宅ローン対象者:以下の全ての条件を満たす人(1)住宅ローン借入時においては、各商品の取扱条件を満たす人(2)勤務先が発行する「産休・育休期間中であること」や「前年度年収・復職後の見込み年収」などの証明書を提出できる人(3)産休・育休前の勤続年数が1年以上の給与所得者の人取扱店:全営業店(さいたま新都心パーソナルプラザ含む)および住宅ローンセンター(計104か店)
2015年05月21日不倫の恋は不道徳という認識が強いですが、最終的には覚悟の問題。現在進行で不倫している人にとっては、どこまで進むのか、割り切るのか、そして壊すのか……。 一口に不倫といっても状況によってそれぞれ覚悟は違います。いずれにせ不倫の恋の現実は厳しいのが常。あらゆるパターンの小説を読み、自分が進むべき方向を予習しておきましょう。不倫をしていないあなたも、不倫のリアルを覗いてみては? ■『フリン』椰月美智子 隣室に住む高校時代の恋人と、惰性で逢瀬を重ねる主婦の友美。14歳にして知性、野性味、誠実さが滲み出ている息子の友人に「スイッチが入ってしまった」42歳の美代子など、同じリバーサイドマンションに暮らす人々の秘めたる恋と日常を綴る連作短編集。不倫という言葉の奥深さを再認識。角川文庫514円 ■『やさしい訴え』小川洋子 不実な夫から離れ、山の別荘へと移り住んだ瑠璃子は、近くに暮らすチェンバロ製作者の新田と女弟子の薫に出会う。やがて瑠璃子は新田と関係を持つが、自分には入り込むことのできない新田と薫の世界に激しい嫉妬を抱き始める。言葉にできない想いの深さが聴こえてくるような物語。文春文庫524円 ■『カムフラージュ』有吉玉青 恋人がいる一方で、指導教官の岩瀬とも交際している大学院生の柚葉。二人の関係をカムフラージュするために、岩瀬は柚葉を息子の家庭教師に迎えるが、岩瀬の妻・麗子にも、年下の恋人・五郎がいた―。複雑に絡み合う愛憎関係にある人々の本音と、衝撃のラストが実に印象的!小学館文庫630円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日朝日新聞出版はこのほど、書籍『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(亀山早苗 著/税込1,404円)を発売した。○優しかった妻が"夜叉"に男女関係を中心に、恋愛、結婚、性の問題に取り組む亀山早苗さんが、夫婦が直面した破綻と再生を描く苦く生々しいノンフィクション。「夫の不倫に直面したとき、そこから妻たちは、憎しみ、失望と戦う日々を送ることになる。そうした時に妄想にも近い感情によって、優しかった妻は"夜叉"になっていく。妻の気持ちがわからない男性、そして愛ゆえに苦しむすべての女性へ」。「夫の不倫発覚、揺れ惑う妻の心」「女が夜叉になるとき」「恋をした男たちの本音」「壊れた自分自身を立て直すために」「もう一度心から笑える日は来るのか」の5章構成。夫を信じられるかどうか、怒りの矛先はどこへ向かうか、夫へのどうしようもない失望感、許すとはどういうことか、苦悩は薄れるものなのか、裏切りの夫とどう向き合えばいいのか、離婚する道を選んだふたりのその後などが綴られる。
2015年03月24日わたしは仕事で恋愛相談を受けており、夫に不倫された奥様のほかにも、既婚男性と不倫をしている女性からもよく相談を受けます。不倫は、文字のごとく倫理に反した生き方です。不倫に走ってしまいそうな独身女性には、ぜひ以下のことを覚えていただきたいと思います。■「こんなに好きになったのは初めてだ」という言葉を信じない不倫願望を持つ男性の常套句です。実際に独身女性から寄せられる相談にも、こう言われたという理由で不倫を始めてしまったケースもあります。ですが、それほどまでに好きになったのであれば、どうして奥様と離婚してからあなたにアプローチをしないのか、冷静に考えてみてください。あなたのことが本当に「こんなに好きになったのが初めて」だったとしたら、誰にも祝福されない恋にあなたを巻き込むことはしないはずです。本当に好きになったら、守りたいと思うのが誠意というものではないでしょうか。もし本当に好きだとしても、あなたの気持ちを確認し、あなたが本気になってくれてから自分の道を決めたいというずるさが隠れていることも忘れないでください。■奥様から慰謝料を請求される可能性+収入を確保する道を絶たれる場合がある不倫を見つけたら妻は、不倫相手に慰謝料を請求できます。法律で認められている正当な権利です。これは浮気を繰り返す男女にも言えることですが、つい不倫をしてしまう女性は、心のどこかで「自分は大丈夫」だとのんきに構えている感があります。寄せられた相談では200万円以上の慰謝料を請求された女性がいました。慰謝料を請求されなくても、会社に乗り込まれて職を失い、家族に不倫をしていたことがバレて絶縁され、仕事も血縁者も失ってしまった女性もいます。不倫はこれだけのリスクがあるということ。不倫してしまいそうなときは、こんな膨大なリスクを払ってでもなお、関係を結びたい人なのかを自分に問うのが賢明です。■一生誰にも言えずに苦しむのが「不倫」の怖さ不倫を卒業して普通に結婚していく女性も中にはいます。一見、幸せをつかんだかのように見えます。が、不倫を経験した女性は、そのことを生涯を共にすると約束したパートナーには一生伝えることができません。自分を責めて苦しくなることがあっても、大切なパートナーになぐさめてもらうことすら許されないのです。既婚男性の大半は、不倫をしても離婚はしません。そんな恋で大切な「オンナとしての時間」を浪費しないでくださいね。
2015年02月26日不倫をしてしまうと自分のことしか見えなくなるものです。今回は、こんなお悩み相談です。■気持ちが高ぶって離れられません(エミリさん・24歳・サービス業)妻子持ちの彼とお付き合いしています。10歳年上で、同じ会社の仲間です。彼とは会社の飲み会の後に勢い余って体関係を持ってしまいました。その時の私は1回限りで終わりのつもりでしたが、その後も仕事終わりに会い、エッチを繰り返すうちに気持ちにスイッチが入り、お互いにのめり込んでしまいました。奥さんはお腹に赤ちゃんがいる状態で、里帰り出産のため、彼をひとり置いて実家に帰っています。それを機に彼とは一緒に暮らすようになり、ますます気持ちが高ぶり、もう好きという気持ちが強すぎて、いけないことをしているのに離れられません。どうしたらいいですか。先の見えない幸せですし、一生幸せになれないですよね。■エミリさんへの回答まずはこの年末年始で、結婚している彼と会えなくて、不倫の代償というのを知ったのではないでしょうか? 彼は奥さんと別れる気はないのでは? だったら今後、どんな展開になるかは想像にたやすいのでは? いつかエミリさんが、大好きな旦那さんの子供を妊娠することがあったとき。いま自分がしていることが、いかに相手の奥さんにとってひどいことをしているかを、本当の意味で理解できるでしょう。さらに、大きなお腹を抱え出産に不安を抱きながらも、元気な赤ちゃんを産もうと奥さんが頑張っているのに、他人ごとのようによその女性と浮気をしているその彼に対しても、「大した男じゃないな」と気付くときがくると思います。奥さんの妊娠中は旦那さんが浮気しやすいとは言われるものですが、個人的には、そんなときこそ浮気をしてはいけないと思っています。女性にとって、出産は命がけですからね。■もっと素敵な人と恋愛したら? エミリさんのためにハッキリ言ってしまいますが、自分がいま、彼にとっては単に“奥さんの代わりにHができる相手”程度になっていることに気付いた方がいいでしょう。男性は愛情がなくてもHできるし、奥さんと別れる気なんてサラサラないと思います。最近は、不倫をして相手の奥さんから訴えられたなんて話はよくあること。そんなときに自分がしていることを悔やんだって、遅いですよ? 24歳ならまだ若いし、そんなくだらない既婚者男性と付き合うよりも、もっと素敵な出会いがあるはず。体の快楽を愛情だと錯覚していないで、もっと人として尊敬できる素敵な男性との恋愛を目指してくださいね。▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2015年01月21日不倫をすると「一生幸せになれない」とよく言われますよね。ドラマや映画の中では、苦しい不倫の末にハッピーエンドというパターンも珍しくありません。でもこれ、現実味が薄いがゆえに、ドラマや物語になりやすいのかも……。実際には、不倫の末に幸せをつかんだという人より、幸せをつかみ損ねたという人の方が多いように思いませんか?そこで、全国の30代の男女100人に、「一度でも不倫をした人が幸せになれる確率は、何パーセントだと思いますか?」というアンケートを行なってみました。すると、その確率はたったの25.82%という厳しい見解が浮き彫りになりました。なかには、実際に因果応報を見た人たちも……!何やら修羅場の予感が……。さっそくアンケートの内訳をみていきましょう!■34%は「不倫した人は絶対に幸せになれない」と主張!今回のアンケートでは、「不倫をしたことのある人が幸せになれる確率は0%である!」と一刀両断する人が、なんと34%にものぼりました。「不倫の分際でそんな権利はない」「最後には絶対に捨てられるから」「たとえ略奪できたとしても、奪ったら奪われるので」「不倫をしていると、甘えた人間関係を普通のものだと錯覚するようになり、人間的にダメになっていく」「気持ちに後ろめたさが残るだろうから」「自分が苦しめた人たちから苦しめられるようになる」このように、因果応報を説く人がとても目立ちました。中には、「悪い行いをすれば、その人、または、その人の子孫に悪因がまわっていく」と、敏腕占い師なみにズバリ予測をする人も!?真相は定かではありませんが、やっぱり後ろめたさのようなものは残ってしまうのかも。■2%は「不倫した人でも100%幸せになれる」と主張!一方で、不倫経験者でも100%幸せになれると回答した人もいました。ただし、たったの2%。では、高い確率で幸せになれると回答した人達からのコメントもご紹介しましょう。「本人が幸せなら、周囲の事は関係なく幸せなのでは?」「不倫をしても、その後の人生にまで関わるとは思えない」「不倫は人生のスパイスですので」もはや、不倫をエンジョイしているご様子!?■32%は「確率はフィフティ・フィフティ?」と主張!じつは、不倫経験者の幸せになれる確率で、一番多く寄せられたのは50%という回答でした。32%もの人が、幸せになるのも不幸になるのもフィフティ・フィフティだと考えていたのです。「反省すれば幸せになれる気がする」「一度不倫をした後の、幸せになれるかどうかに関しては、その人の気持ちのあり方次第だと思う」「バレなければ通常恋愛と変わらない」「その後の生き方によると思う」大多数は、「その人次第」という意見でした。ところで、パーセンテージもさることながら、印象的だったコメントがいくつかありました。「野村監督を見ていると、ああいう夫婦も幸せそうに見えるから」「不倫している事自体が幸せ」「好きで不倫したわけでない人もいるので」いろいろな人間模様があるようです……。それでは最後に、実際に因果応報をみたという人達からの貴重な体験談をご紹介しましょう。「職場にW不倫カップルが1組いますが、女性の方が精神的に病んでしまいました。これからどうなるんでしょう……」「不倫から抜け出して幸せになれる人も稀にいると思うが、大体不倫体質の人はやめられないと思う。実際に、人のもの(既婚者)に目が向く→自分の手に入ると途端に冷める、という人がまわりに数人いた」「略奪結婚したものの流産したり本人も病気になったりした友人が身近にいました」「慰謝料がなかなか払えず、結局ずっと借金で苦しんだ友人がいた」なんだか読んでいるうちにゾッとしてきませんか?追い打ちをかけるようですが、世の中には、不倫の末に会社も家族も失い、実の親にも縁を切られ、挙げ句、彼女にも逃げられホームレスになったという男性も実在します。確かにハッピーエンドでうまくいくケースもありますが、どうやら、不倫の代償は得てして大きいものだと心がけたほうがよさそうです……。(文/富士峰子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月16日(火)調査対象:全国30代の男女100名
2015年01月20日