妊娠や出産は人生の中でも大きな変化。わからないことや初めての体験も多く不安になってしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、切迫早産で入院し34週で出産したOさんの例をご紹介します。ーーー切迫早産とは、「早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Oさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫、私■出産にかかった時間:1時間Oさんの出産レポ自覚症状のないまま定期健診で切迫早産と判明し、そのまま車椅子にのり即入院。1ヶ月程なんとか乗り切り、34週で出産しました。夜中に破水したものの朝までぐっすり眠り、今日中に産まれると思っていたので気合いを入れて朝ごはんを食べました。すると、看護師さんに「もう食べないよ!早く移動しないと生まれるよ!」と、とても食いしん坊な人のように注意されてしまいました。痛みに強かったのか、あまり陣痛を感じませんでした。出産時におこったハプニング初めての分娩台で緊張していましたが、先生や助産師さんがとても応援してくださいました。皆さんの声援がすごくて、だんだんと分娩台の上で自分がお祭りの中にいるような空気を感じてしまい、陣痛は痛かったけど思わず笑いが止まらなくなってしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?軽い陣痛のときにまだ家で待機をしていた夫に、今日中に何とか生まれるかなと連絡をしていました。その連絡の30分後には本陣痛があり「今すぐ来て!!」と呼び出し。しかし、結局立ち会いに間に合わず、サポートどころではありませんでした。早産だったために早く産んでしまったことに対しての負い目と、それでもやっと会えた我が子との対面の喜びで感情がぐちゃぐちゃで複雑な気持ちでした。小さいながらに元気に産まれてきてくれて本当にありがとうと思います。Oさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは動画を撮っておけば良かったです。お腹が日に日に大きくなるところや、パパとのやりとり、胎動でおなかがぐにょぐにょ動いたり、産まれてからも毎日違う顔を見せてくれます。写真もですが、動画でたくさん残しておけば良かったなと思います。Oさんからこれから出産する方へメッセージたくさんの楽しみとそれ以上の不安があるかと思います。ですが、赤ちゃんは強いです!生命力は本当にすごいです!なので、リラックスしてください。ママの安心が赤ちゃんの何よりの栄養なので、笑顔で楽しく妊婦生活も出産も頑張ってください!案ずるより産むが易し妊娠生活が味わえるのも今だけ。あまり不安になり過ぎず、リラックスして過ごせると良いですね。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月20日妊娠中はお腹の中の赤ちゃんの成長に喜びを感じることも。その反面、体の変化や出産に不安を感じることもありますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、なかなかお産が進まなかったものの、分娩室に入ってからは30分で出産したというYさんの例をご紹介します。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Yさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:自分と夫の2人家族■出産方法:自然分娩■出産にかかった時間:21時間14分Yさんの出産レポ最初はズキズキと軽い痛みで、痛いけど耐えられるといった感じでした。それが朝方4時頃から10分間隔になり、「おやおや?来るか?」と思いましたが、初めての出産だったので前駆陣痛なのか本陣痛なのか区別がつかず、出産予定先の病院に電話をかけるのを躊躇してしまいました。しかし、前駆陣痛にしては等間隔で、痛みもひかないし寝れなかったので病院に電話してシャワーを浴びてから向かいました。朝10時に病院に着いて診てもらいましたが、あまり進んでいなかったようで入院はしたものの「まだまだかかるよ」とのこと。夕方から5分間隔になりましたが、そこからまったく進まず……。ただひたすら痛みに耐えました。「ようやく産める!」となってから進みが早かったようで、分娩室に入り30分で産まれました。陣痛に耐えてる時間は長かったものの、分娩室に入ってからは短くバタバタとした私の体験談です!出産時におこったハプニング助産師さんが旦那に「寝てきていいですよ」と言い、旦那は寝に行ったのですが、その助産師さんも陣痛室に戻って来なくて……。1人でいきみ逃しもできずパニックになりながら叫んでいました。「初産で不安なのになぜいなくなる?!」と怒りたくなりましたが、他にも仕事があるだろうし仕方ないと後になって思いました。結局、ナースコールで呼びました。パートナーのサポートはどうでしたか?陣痛が始まり出産まで20時間、ほとんど寝ずにサポートしてくれました。腰を押してくれたり、テニスボールでいきみ逃しをしてくれたりと、割と協力的だったと思います。分娩室に行く30分前に助産師さんが「旦那さん寝てきていいよ」と言って寝に行ったのですが、すぐに分娩になったので寝る前に戻ってきました。自分が自分じゃないようで複雑でした。ありえないぐらいの声量だし、痛みに弱いし、髪も顔もぐちゃぐちゃだし……。新たな自分の一面を見たようで、またそれを夫に見られていたと思うと本当に複雑です。Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことはもう少し静かに耐えながら産みたかったなぁと思います。全身筋肉痛で辛かったです。Yさんからこれから出産する方へメッセージコロナ禍で制限がたくさんある方もいらっしゃると思います!赤ちゃんに会えることを楽しみにして、頑張ってください!案ずるより産むが易し出産はママにとって大仕事なので、なりふり構ってはいられませんよね。何よりもママが安心して産める環境が大切です。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月19日1人目の妊娠の際、里帰り出産をした私。切迫早産で出産予定日2カ月前に、1週間ほど出産予定の産院に一時入院したのですが、そのとき病室で意外な人物に再会しました。その再会によって出産前後に必要以上にドキドキしてしまった出来事をお伝えします。 病室で声をかけてきた人はまさかの…私が切迫早産で入院した初日、様子を見に来た助産師さんに突然「○○ちゃん?」と下の名前を呼ばれ、人違いではないかと思いつつ、その人をよく見ると見覚えのある顔でした。制服の胸に付けている名札を見て、彼女が高校時代の同級生であることを察知した私。 その助産師のAさんとは高校時代に出席番号が前後で、とりわけ仲良しだったわけではありませんが、普通に会話をする仲でした。そのときは10年ぶりの再会にお互いうれしさと懐かしさが込み上げ、楽しく昔話などをしたのですが……。 何かとお世話になる助産師さん私が入院した産院は助産師さんが固定担当制ではなかったので、毎日いろいろな人が検温に来たり、食事の準備をしてくれたりと、身の回りのお世話や入院中のサポートをしてくれます。もちろん診察のサポートも助産師さんのお仕事の1つで、入院3日目の内診の際の補助担当が、初日の問診以来のAさんでした。 産科の内診といえばショーツを脱いで内診台に上がりますが、助産師さんはその傍らで一部始終を見ています。私は普段から内診台に上がることに若干の抵抗がありました。しかし、相手は医師で、仕事なのだし、知り合いではないのだから……という思いでこなしていました。ところが突如、高校時代の同級生にその場に立ち会われるというシチュエーションになり、妙にそのことを意識してしまったのです。 入院中に気が重かったこと恥ずかしいなと思いつつ診察を終えると、最後に助産師であるAさんが股間を拭いてくれる運びに。同級生に股間を拭かれているのだと思うと恥ずかしさが込み上げましたが、相手は仕事なのだからと思い、必死にこらえました。 その後の入院生活もさまざまな場面でAさんのお世話になり、何食わぬ顔をして過ごしましたが、内心では再び内診の補助担当が彼女にならないこと、さらには来たる出産の際も、担当がAさんにならないことを切に願っていました。そこにいる人が知り合いか、知り合いでないかで何が違うのか……とも思いますが、私は出産という行為は、知り合いではない人の中でするほうが気楽だったのです。 出産は幸い別の助産師さんが担当で、大きな叫び声とともに無事に終えましたが、振り返ってみると、あの必死すぎる現場の担当がAさんではなくて本当によかったと思いました。ささいことを気にしてしまった里帰り出産でしたが、Aさんがいたことで初出産の励みになったことも事実です。今となっては、彼女と再会できたことも、初出産の良い思い出となっています。 監修/助産師 松田玲子著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年04月18日出産が近づくママにとって、赤ちゃんの誕生は待ち遠しいもの。その反面、痛みや上の子へのケアで不安になる方もいるでしょう。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、突然の入院だったため、上の子に寂しい思いをさせてしまったというHさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Hさんの出産時の状況■家族構成:夫、わたし、祖母、上の子3歳■無痛分娩を選んだ理由:上の子を出産したとき、とても痛かったので痛みを感じたくなくてHさんの出産レポ突然の入院で、上の子も保育園が休みだったため入院の道具も積んでいませんでした。車で待ってた祖母に頼んで入院グッズを持ってきてもらったものの、上の子は突然の離ればなれに泣き出してしまいとても可哀想な事をしてしまいました。私まで泣きそうになりました。パートナーのサポートはどうでしたか?コロナの影響で産まれるギリギリまで病院に入れなかったのですが、病院の近くで約一晩待機しててくれました。呼んだらすぐに来て、手を握ってくれたり、腰を押してくれたり、首を支えてくれたりと夫なりに頑張ってくれました。Hさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは上の子のケアをもっとすれば良かったです。産まれる前にたくさん公園に連れて行ってあげたり、上の子のケアをもっとすれば良かったです。今も1人遊びさせてしまっていて申し訳ない気持ちになります。Hさんからこれから出産する方へメッセージ赤ちゃんも一緒に頑張ってるよ!頑張れ!案ずるより産むが易し二人目の出産だと、お産のことだけでなく上の子のことも気がかりですよね。妹や弟ができることは上の子にとっても本当に貴重な経験ですが、それ以上にママのことが心配なのかも。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月18日出産が近づいてくると、赤ちゃんに会える喜びの反面、不安を感じる方も。いつ、どんな出産の兆候が現れるのかとドキドキしてしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、お正月に陣痛が来て元日に出産となったYさんの例をご紹介します。Yさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫、娘、自分■出産にかかった時間:6時間半Yさんの出産レポ正期産になる37週目は、ちょうど1月1日でした。年内最後の検診では子宮口もさほど開いておらず、そのときは予定日まで余裕がありそうだと思っていました。12月31日、おせちの用意で一日中キッチンに立っていると、頻繁にお腹が張るように……。おせちを作り終え、夜になって娘を寝かしつけ、夫と一緒にジャンプして年越しの瞬間を迎えました。「今のジャンプでお腹の子が降りてきたりしてね」と笑っていた数時間後、腰が割れるほど痛くなり始めました。1月1日朝の4時頃、腰の痛みで目が覚めトイレに行くとおしるしが……。前駆陣痛の可能性も考え、夫と子どもが起きてくるのを待っていましたが、午前6時頃には張りは10分間隔になっていました。1月1日の朝から雪の中、車を走らせて産院へ向かいました。院内で新年初めての出産になりました。出産時におこったハプニング陣痛で朝ご飯が食べられず、出産後にお腹が減ると思って産院に行く途中にコンビニに寄ってもらいました。夫がおにぎりやゼリー飲料やお菓子などを買ってきてくれている間、助手席の窓の上についているアシストグリップを力いっぱい引っ張って陣痛に耐えていたところ、バキッと音がして外れてしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?陣痛が来てから、前駆陣痛の可能性を考えて自宅で待っている間は、渾身の力で腰を押してくれていました。日頃から肉体労働で鍛えているので、後から見たらアザになっていましたが、陣痛中はちょうどいい力加減で痛みが和らぎました。お正月で人が少なかったのか、陣痛室でも分娩室でもほとんど1人で耐えていました。感染症の関係で立ち会うことができないことは分かっていましたが、看護師さんもたまにチラッと来てくれるくらいで少し心細かったです。推しの動画をひたすらリピートして耐えていました。Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは陣痛が来てからの様子をもっと動画で撮っておけば良かったと後悔しています。産院に行く途中のハプニングや、分娩室の様子など、記憶はどんどん曖昧になっていくので、少し寂しい感じがします。子どもたちが成長した後の思い出にもなるので、動画を撮っておけば良かったです。Yさんからこれから出産する方へメッセージ出産の痛みには終わりがあるので、いつかは終わると思って頑張ってください!大変な分、出産したあとの達成感は格別です!案ずるより産むが易し出産に対して不安になってしまったら、赤ちゃんとの出会いを想像してみてくださいね。出産の後はきっと最高の出会いが待っています。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日出産が近づき、もうすぐ赤ちゃんが生まれると思うと嬉しい反面、気持ちが落ち着かない方もいるでしょう。元気に生まれて来てくれるのかな、陣痛の痛みは大丈夫かなと心配になることもありますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、予定日より早く陣痛が来て急いで入院したというSさんの例をご紹介します。Sさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫婦■出産方法:自然分娩■出産にかかった時間:5時間Sさんの出産レポ予定日は1月中旬だったにも関わらず、クリスマス間近に陣痛が……。急いで入院したものの、結局陣痛は治り退院しました。クリスマスは1人寂しく入院していてケーキも何も食べられませんでした。初産だったので、思いもよらない陣痛に焦りました。ドラマにあるようなクリスマスプレゼント(我が子)はなかったです。出産時におこったハプニング予定日間近に再度陣痛が来ました。病院へついたときには痛みが強く、ベッドまで歩いて移動しろと言われたものの、「こんなに痛いのに自分で歩くのか……」と思いましたが、なんとかベットに這い上がりました。あまりの痛さに途中で帝王切開にしてと懇願しましたが、もちろん却下。何とか無事出産しましたが、産んだら楽になるどころか、後陣痛がひどく、出産してから次の日まで何も食べられませんでした。パートナーのサポートはどうでしたか?出産中、主人は背中をさすっていてくれたようですが、私はあまりの痛さにそれさえもうっとうしく感じました。唸り声しか出せなかったので喧嘩にはならず。子どもが産まれた瞬間、私は疲れきって声もでなかったですが、主人は泣いていました。初産だったからか、母乳が出ず……。他のお母さん達は「お乳が張って大変」と言う人もいましたが、母乳があまりでないことに焦りを覚えました。母乳オンリーで育てようという考えではありませんでしたが、子どもに満足に母乳も与えられないのかと、他の母親が羨ましいと入院時は思っていました。Sさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは母乳に関しては個人差もあるので、看護師さんにアドバイスを貰い、人工乳と併用して育てれば良いと思い直しました。退院して帰ると家の中は寒いし寝かせる布団も冷えていて、病院と家との環境の変化で風邪を引かないか心配でした。主人に言って部屋を暖めてから迎えに来てもらえば良かったです。Sさんからこれから出産する方へメッセージ初産の方は楽しみでもあるけれど、不安も大きいと思います。陣痛の痛みも周りから聞いていても、自分で経験しない限り、わからないこともあるでしょう。私は初産のわりには、出産までの時間は短めだったと思いますが、出産はすべて個人差もあるので、なるようにしかならないと思います。あまり気負わず神経質にならず、流れに任せてください。体調管理はしっかりしてご出産に備えてください。案ずるより産むが易し出産や育児に不安を感じることもあると思いますが、どうかあまり心配しすぎないでくださいね。出産が近づけば自然と勇気が湧いてくることもあるようですよ。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日出産はママにとって楽しみな反面、不安になることも多いもの。どんな痛みなのか、無事に赤ちゃんが生まれるのかなどいろいろ考えてしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、産後の回復のために計画無痛分娩を選択したSさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Sさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫婦2人■出産した場所:産婦人科■出産にかかった時間:陣痛開始から16時間■無痛分娩を選んだ理由:産後の回復が違うと言われたので。Sさんの出産レポ誘発分娩が決まっていた日の前日から陣痛が始まり、病院に駆け込みました。病院ではまだ子宮口が開いていないとのことで入院するものの待機。朝になり4cmに開いたため分娩室に移動し出産に挑みました。誘発しながら無痛の処置も開始するものの定期的に効果が切れ激痛に。いざ生まれるとなったときも麻酔が効いていないのか激痛、出産後縫う時に麻酔が効いてるはずのためそのまま縫われたが効いておらず激痛。たまに効きが悪い人がいるらしくそれに当たったみたいで激痛続きでした。パートナーのサポートはどうでしたか?陣痛開始から付き添ってくれました。麻酔が効いているときは私も話すことができたので、会話をしたりして和ませてくれました。生まれるときは「頑張れとしか言わないで」と伝えていて、ひたすら力を入れやすい体制にする補助をしてくれていました。Sさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは無痛といっても痛みはそれなりにあると聞いていたのでこれが普通と思って「大丈夫です」と言ってしまったけど、「痛いです」ときちんと伝えれば良かったです。Sさんからこれから出産する方へメッセージ壮絶だけど生まれてきたら吹っ飛ぶというのはある意味本当です。あの痛みと疲労はできればもう味わいたくないけど、生まれてきた赤ちゃんを見ると耐えられます。頑張ってください。案ずるより産むが易し計画無痛分娩では理想通りにならないことも。しかし、そんな大変な思いをしても、生まれてきた赤ちゃんを見ると痛みも耐えられるというママの声はたくさんあります。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日待望の赤ちゃんを授かり、いよいよ出産。出産は楽しみな反面、不安になることも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、陣痛促進剤を投与しお産を進めたものの、骨盤が狭く緊急帝王切開になったMさんの例をご紹介します。ーーー帝王切開とは、「帝王切開とは、お母さんか赤ちゃんに、何らかの問題が生じて経膣分娩が難しいと判断された場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法」です(ニチバンHPより引用)。Mさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫と私■出産方法:帝王切開■出産にかかった時間:丸2日と半日Mさんの出産レポ予定日よりも2週間早い日の早朝、眠っていたらお股に異変を感じて起きました。触ると濡れていたため、すぐに破水だと思いました。慌てて起きて隣で眠っている夫を起こし、病院に電話。「入院の準備をして来てください」と言われたため、すぐに病院に向かいました。病院に着くと破水で間違いないとのことで入院に。陣痛がなかったので様子を見ながら陣痛促進剤を投与してもらったところ、徐々に痛みが出てきたのですが、時間とともに陣痛が遠のいてしまいました。翌日再度、陣痛促進剤を投与してもらいましたが、子宮口が開いておらずバルーン処置をすることに。しかし、翌日もお産にはならず……。3日目、促進剤で本格的に陣痛が来て、子宮口も開いていたのですが、私の骨盤が狭くて赤ちゃんが通って来れないとの事で急遽、帝王切開になりました。陣痛がある中での、先生の診察は辛かったです。出産時におこったハプニングいろいろな処置をしてもらったのに最終的には緊急帝王切開に。自分は普通分娩だとばかり思っていたので、突然の手術で正直怖かったです。パートナーのサポートはどうでしたか?朝早いのに私を病院へ連れて行ってくれたり、赤ちゃんが生まれるまで毎日病院へ来てくれました。自宅から病院までは車で1時間かかる距離なのに、いつ連絡が来ても良いようにとあまり眠れなかったようです。緊急帝王切開になったときも、いろいろと書類を書いてくれました。でも陣痛で苦しんでいるときに夫がしょうもない話をしてきたときは、すごくイライラしました。Mさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは乳首マッサージをもっとしておけば良かったと思いました。産後の授乳のとき助産師さんがやってくれるのですが激痛だったため、もっと自分でやっておけばこんなに痛くなかったのではないかと思いました。Mさんからこれから出産する方へメッセージ人それぞれいろいろなお産がありますが、「リラックスして」と伝えたいです。出産の形は人それぞれ人によって出産の形はそれぞれ違うもの。どんな出産方法になったとしても、皆さん頑張ったことに違いはありません。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「リラックスして」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月16日ジュエリーブランド・レポシ(REPOSSI)のアイコンコレクション「セルティ・シュール・ヴィド(Serti Sur Vide)」から、新作ペンダントが登場。2023年4月27日(木)から5月2日(火)まで、レポシ 日本橋三越本店にて先行発売される。“ストーンが宙に浮く”ペンダント「セルティ・シュール・ヴィド」は、ダイヤモンドが ”肌の上に浮いている”ようなデザインが特徴のアイコンコレクション。今回の新作は、ストーンが宙に浮かぶような構造はそのままに、エメラルドやルビーのカラーストーンでアップデートした。ソリティアリングのようなジュエリーには、繊細なダイヤモンドをセット。よりラグジュアリーな印象に仕上げている。【詳細】「セルティ・シュール・ヴィド」新作ペンダント先行発売期間:2023年4月27日(木)~5月2日(火)販売場所:レポシ 日本橋三越本店アイテム:・セルティ・シュール・ヴィド ペンダント エメラルド 2,629,000円・セルティ・シュール・ヴィド ペンダント ルビー 4,048,000円
2023年04月16日出産は人生の一大イベント。初めての方も経験済みの方も何かしら不安を感じてしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、長男が3歳になったばかりのため計画無痛での出産を選択したYさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Yさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫45歳、私38歳、長男3歳■出産した場所:近所の産婦人科個人病院■出産にかかった時間:約7時間無痛分娩を選んだ理由長男が3歳になったばかりでまだまだ小さく、急に陣痛が来たときに万が一「私1人で面倒見られるか?」という不安があり、計画無痛にする事で夫に会社を休んで貰うなどのスケジュールが立てられるため選びました。また、第一子の辛いお産がトラウマだったのと、産後の体力をなるべく温存したかったのも選んだ理由です。Yさんの出産レポ第一子のときの陣痛が辛すぎたせいか、今回は最初の陣痛促進剤の痛みを感じづらかったです。ギリギリまで我慢してしまい、いざ無痛の薬を入れたところ嘘みたいに痛みが引いてしまいました。その結果、お産が予定より長引いてしまい、立ち合おうとしていた夫・長男も手持ち無沙汰に。少し薬を入れるタイミングを遅くしましょうということになり、陣痛の波を一度我慢してみたところ、一気に強い陣痛が押し寄せ、子宮口も全開になってしまいました。部屋で遊んでいた長男は、作っていたプラモデルを手に分娩室へバタバタと入り、夫は慌て過ぎてビデオをうまく使えず、写っていたのは先生のみ。長男はプラモデルに気を取られ、赤ちゃんが産まれた瞬間を見れず……。私はいきむのに必死で気付けば産まれていたという感じでした。パートナーのサポートはどうでしたか?夫は長男の面倒を見ていたため、今回は直接のサポートはありませんでした。無痛とはいっても最初は陣痛促進剤で促すので徐々に痛くなってくるのですが、「腰が重くなってきた」と言っても「そういうもんなんだね!無痛なのに?」と終始不思議そうな顔をして見ているだけでした。助産師さんのマッサージだけが頼りでした。Yさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことはせっかくの無痛分娩なのだから、長男にもっと関わらせてあげたかったです。事前に赤ちゃんが産まれることを伝えて「その瞬間を見てくれたら母は嬉しい」と伝え、一緒に誕生の瞬間を味わいたかったです。また、ビデオ撮影も禁止されていなかったので、三脚を使って録画すれば良かったと心残りです。Yさんからこれから出産する方へメッセージ素敵な出会いにわくわくですね。頑張った分の喜びはひとしおですし、何度も経験できるものではないので、できる限り楽しめますように!案ずるより産むが易しお産の形は人によってさまざま。何度も経験できるものではないので、家族にとっても思い出に残るものにしてみるのもいいかもしれませんね。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月15日出産はママにとって大きな出来事。無事に生まれてきてくれるのかなど、不安を抱えるママも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、30週で破水し管理入院になり、早産で出産することになったHさんの例をご紹介します。ーーー早産とは、「早産とは正期産より前の出産のことであり、正期産とは妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。Hさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:私と籍のはいってない父親と子ども■出産方法:早産■出産にかかった時間:8時間Hさんの出産レポ30週で破水してしまい、管理入院となりました。まさか、こんなに早く出産になると思わず、母親学級も受けていなかったため産まなきゃ退院できないという恐怖でいっぱいでした。33週まで持ち堪えましたが、ついに陣痛が始まり、早産での出産。土曜日の夜中だったので、看護師さんたちが慌ただしく私を分娩室に運んで行きました。出産時におこったハプニングちょうど同じ時間帯に隣の分娩室の方は、双子の早産のようでした。大学病院での出産だったので、私の方は助産師さんと私よりだいぶ若い看護師見習いの2人しかいませんでした。助産師と看護師が「先生はいつ来る?」と話をしていたので、恐怖と陣痛で苦しみながらも「私のところに本当に先生は来るんですか!」と叫んでしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?夜中に突然の分娩でしたが、駆けつけてくれたようです。早産のため産まれたらすぐに赤ちゃんの処置があり、立ち入り厳禁だったため立ち会い出産はできませんでした。もし、立ち会ってたら何か変わってたのかなと今でも思います。籍が入っていなかったので、産んだあと本当に育てられるのか不安でした。子どもはしばらく退院できず、産まれてすぐ母乳をあげることもできず……。母乳を吸う赤ちゃんがいなくておっぱいはパンパンに腫れるし、複雑な気持ちでした。Hさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは赤ちゃんの父親と上の子ときちんと向き合っておけば良かったです。Hさんからこれから出産する方へメッセージ出産は何が起こるかわかりません。安定期を過ぎたらいつ何が起こっても良いように、出産準備をしていたほうが安心です。事前にシミュレーションを出産は何が起こるか予想がつかないもの。どんなことが起きても落ち着いて対応できるように準備を進めてみてはいかがでしょうか。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月14日何が起こるかわからない出産。計画通りにいかないことも多く、不安になってしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、普通分娩の予定から帝王切開に変更になったTさんの例をご紹介します。ーーー帝王切開とは、「帝王切開とは、お母さんか赤ちゃんに、何らかの問題が生じて経膣分娩が難しいと判断された場合に、手術で赤ちゃんを出産する方法」です(ニチバンHPより引用)。Tさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫婦2人のみ■出産にかかった時間:1時間くらいTさんの出産レポ出産前の検診で妊娠高血圧症候群で緊急入院となりました。血圧が高く、むくみもひどかったので、普通分娩の予定から帝王切開に変更になりました。コロナ禍だったので、荷物の受け取りでさえ看護師さんを通さなくてはならず、退院まで夫に会えませんでした。高血圧のため予定日よりも早くに出産することになり、手術も2時間前に突然言われたので心の準備もないままあっという間に終わった出産でした。出産時におこったハプニング普通帝王切開なら当日は食事を抜かないといけないのですが、突然手術が決まったのでお昼ご飯までしっかり食べていて焦ったのを覚えています。心の準備もないまま手術台に乗ったため震えが止まらず、ずっと助産師さんの手を握っていました。パートナーのサポートはどうでしたか?立ち会い出産ができたらと思っていたのですが、コロナ禍のため叶わず……。さらに、緊急入院からの帝王切開だったので、サポートもしてもらえませんでした。初めての出産で不安だったので一緒にいて欲しかったなと思います。普通分娩が希望でバースプランなどをいろいろ考えていたものの、それが叶わないとわかり、複雑な気持ちになりました。帝王切開での出産ですが、陣痛や出産時の呼吸法を少し楽しみにしていたので、経験できず残念です。
2023年04月13日長い妊娠期間を経て、待ちに待った出産。赤ちゃんに会える喜びの反面、痛みやトラブルに不安を抱くママも多いでしょう。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、腰痛持ちのため痛みが怖く、無痛分娩を選択したTさんの例をご紹介します。―――無痛分娩とは「無痛分娩は陣痛の痛みを麻酔を使って和らげるお産の方法」です(厚生労働省HPより引用)。Tさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫34歳、私34歳、長女3歳■出産した場所:京都市の産婦人科■出産にかかった時間:10時間■無痛分娩を選んだ理由:腰痛待ちで出産が怖く、1人目も無痛分娩で同じクリニックで産みたかったから。Tさんの出産レポ陣痛が始まり、主治医に麻酔をかけてもらいましたが、なかなか痛みが引きません。詳しく調べてもらうと、どうやら胎盤が裏側に回っており、赤ちゃんの頭が当たって痛みが出ているとの事でした。この痛みは麻酔ではどうする事もできず、せっかく無痛分娩にしたのにかなりの痛みを感じました。パートナーのサポートはどうでしたか?夫はずっと付き添ってくれていたのですが、陣痛が始まってから8時間以上経った頃、長女と両親が到着したので夫が出迎えました。お昼時だったので、私の事をそのままにして皆で食事に行ってしまったのです。食事から帰って来たときには、すでに出産が終わっており、何のために立ち会いを希望したのか分かりませんでした。Tさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことはいつ出産が始まってもいいように、当日の段取りをもっと相談しておけば良かったです。Tさんからこれから出産する方へメッセージ出産はママの人生で一番の大仕事です!同じお産は二度とないので、どうぞご自分の納得のいくお産を選んでください。応援しています。案ずるより産むが易し出産に対して不安を感じるのは妊婦さんなら当然のこと。しかし、出産の先には赤ちゃんに出会えるという喜びが待っています。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月12日エリカさんの母は、女の子はかわいければかわいいほど幸せになれるという考えの持ち主。しかしそれは母の理想の押しつけでしかなく、エリカさんは幼いころから実母によって、何もかも支配されていました。そして大人になった今、エリカさんは苦悩に苛まれます。容姿や学歴など、周囲の評価に異常なほどこだわりを持つエリカさんの母は、恐怖で支配する人。「エリカのためを想って言っているの」と口癖のように言い、エリカさんを抗えないようしてきました。 目を二重にすれば幸せになれると幼いころから母に言われ続け整形。部活も、髪型も、洋服も、すべて母が決めたものしか許されません。 高校三年生のときに、友人と進路の話をしたのがきっかけで、自分の母とほかの家庭の親は考え方が違うのだと気付いたエリカさん。母に、大学へ進学しない同級生をどう思うか聞くと「子どもに裏切られた親が可哀想」と言い放ったのです。 「子どもが夢を追うのは間違ってるってこと?」とエリカさんが聞くと、母は医師や弁護士など、立派な夢なら応援できると言いました。 「お母さんの言う立派ってどんな基準なの?」と問いますが、母からは納得できる返事はなく、「どうしてそんなお母さんを責めるような意地の悪い言い方をするの?」とエリカさんを責めるばかり……。 「私、お母さんと離れなくちゃダメな気がする」 エリカさんは母に違和感を覚え、自分の人生について今一度考え、初めて自分の意思で行動を起こすことに……。早くこの家から出て、お母さんと離れたい…… 「この家を出る理由を作らないと」 母から選択肢を奪われてきたエリカさんは、やりたいことがすぐに思いつくわけではありませんでした。そこで、母から逃れるために家からは通えない学部を探します。 そして見つけた経済学部。エリカさんは母に、思い切って相談すると「そう、いいんじゃない?」と、母はエリカさんが経済学部を志望する理由も聞かず、賛成。 続けて「近所の人からも大学名しか聞かれないもの」と言い、エリカさんは自分が有名な大学にさえ通っていれば、母はそれでいいのだと悟ります。 エリカさんが意を決して進路希望の学部を相談をしても、結局大学名にしか興味がないと知り、改めて母に失望するのでした。まさか娘が自分から逃れたいと思っているとは知る由もないのでしょう。母の顔色をうかがいながら、母の理想の娘として生きる。これがどんなにつらいことか、想像するだけで息苦しいですね。 エリカさんが本当に自分のやりたいことを見つけ、自分の人生をたのしめる日がやってくるのを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター グラハム子
2023年04月11日私が中学1年生のころ、家族で外食に行きました。しかし食事が終わり、退店しようというタイミングでも、椅子から立とうとしない母。不思議に思った私が「どうしたの?」とたずねると……!? 緊急事態!家族で外食を楽しんで帰ろうというタイミングで、「あっ」とつぶやき、椅子から動かなくなった母。私が「どうしたの?」とたずねると、「急に生理がきたみたいで……。経血漏れしてスカートが汚れてるの」と母がうつむきながら答えました。 今の私であれば冷静に対応できると思いますが、当時中学1年生で初潮を迎えたばかりだった私は、生理の知識があまりなかったということもあり、大パニックに……! 母を助けるために…「生理は急にくることもある」ということをこのとき初めて知ったのです。私は、驚きつつも「こんなときはどうしたらいいの? 何か買ってこようか?」と母に聞きました。すると「お母さんはここで待っているから、昼用のナプキンと暗い色のスカートを買ってきてほしい」とお願いされました。 最初は父が買いに行こうとしましたが、「ナプキンの種類がわからない」と断念し、父は母に付き添うことに。代わりに、私がひとりでナプキンとスカートを買いに行くことにしました。 幸いにも、ショッピングモールの中で外食していたため、ナプキンとスカートを手軽に入手できる環境でした。当時の私は、自分で生理用品を買ったことがなかったためとても不安でしたが、困っている母を助けるために勇気を出して出発したのです。 ピンチを乗り越えてまずはじめにドラッグストアでナプキンを買うことにしました。生理用品売り場を訪れた私は、ナプキンの種類の多さに圧倒されて混乱……。母には昼用ナプキンを頼まれていたのですが、どれを選んだらいいかわからなくなってしまい、「とりあえず大きいほうがよさそう!」という理由で夜用ナプキンを購入しました。 その後、洋服屋さんでスカートを無事に購入できてひと安心。父と母が待つレストランに急いで戻りました。母は、私が買ってきた夜用のナプキンの大きさにすこし驚いていましたが、レストランのトイレでこそっと着替えて、なんとかピンチを乗り越えることができたのです。 購入するナプキンのサイズを間違えてしまったものの、その日の帰り道は父と母にたくさん褒めてもらいました。そして、椅子は汚れていなかったのでひと安心。両親に肯定されたことで自信がつき「生理のことで困っている人がいたら、助けてあげたいな」と思うきっかけになりました。 著者/ごとうゆきイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年04月06日私たち夫婦は2歳の息子と生後10カ月の娘を育てています。結婚後なかなか赤ちゃんを授からず、やっと第1子を出産したのは結婚5年目のこと。そのとき私は35歳、夫40歳。不妊期間が長かったので、お互い思いのほか年をとっていました。本当は結婚後すぐ、30歳で1人目を産みたかった……。1人目を妊娠してから、年子を産むまでの思いをまとめました。1人目妊娠中に、2人目を急ごうと決めた体外受精で1人目を妊娠してすぐのこと。子どもは2人欲しいというのが夫婦の考えだったので、次の不妊治療を何年後にするか、夫と話していました。 夫は、子どもが小さいうちは思いきり一緒に遊んであげたいけれど、気づけばアラフォー。自分も元気に動き回れるうちに2人目が欲しいようでした。 加えて、私には子宮筋腫がありました。2人目を考えるなら筋腫が大きくならないうちに、と医師から言われていたこともあり、1人目を産む前から年子計画を進めることになったのです。 急ぐと言っても、1学年差は避けたい!息子は12月に生まれました。母体の回復に半年をかけ、育児にも慣れてきた翌年6月のこと。私はカレンダーとにらめっこしていました。もしもすぐ2人目を授かったら、出産は翌年3月。息子と2人目の子が1学年差で良いのかと考えていたのです。 成長して学生になったとき、息子が何かの事情で留年や浪人をするかもしれません。そのとき1学年下に妹や弟がいたら、2人はいわゆる“同級生”。その状況を息子が嫌がるかもしれない……。そう思い、翌年4月以降に出産できるように逆算して、不妊治療を再開しました。 子どもたちの気持ちを考えると不安も…娘は翌年4月に生まれました。夫婦の希望で年子を出産したものの、年の近い兄妹を子どもたちが喜んでくれるのかはわかりません。私には、8歳上の兄と5歳上の姉がいます。2人にはいろいろな面で助けられました。 年の離れた兄と姉がどんなことも先に経験してくれたから、私はその後をついていくことができました。それが、年の近いわが子たちの場合はどんな関係になるのでしょう。どうか仲良く、時には競い合って、お互いを認め合える兄妹になってほしいと願っています。 不妊のため、1人目を授かるのが遅くなった私たち夫婦。その分2人目は早めにと思い、2学年差の年子を出産しました。年の近いきょうだいがいなかった私は、子どもたちのこれからが楽しみでもあり、不安も。でもそんな私に、年子の妹を持つ友人が心強い言葉をくれました。「妹とは昔はケンカばかりだったけど、今では唯一無二の存在だよ」。うちの子どもたちも、お互いに影響を受けながら大きくなってほしいなと思います。 著者:おかもとえみ2歳男児、0歳女児のママ。接客業や事務職、広告制作会社を経て現在は主婦ライター。ずぼらでマイペースな子ども好き。
2023年04月05日出産は人生の一大事。とくにはじめての出産は、右も左も分からず不安になることも多いですよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」を調査しました。今回は、妊娠9ヶ月のとき“切迫早産”で入院したAさんの例をご紹介します。ーーー切迫早産とは、「早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。Aさんの出産時の状況●出産したときの家族構成:夫と私の二人家族●出産した場所:総合病院●出産方法:経腟分娩(自然分娩)●出産にかかった時間:12時間Aさんの出産レポ私は切迫早産で妊娠9か月の頃から一ヶ月程入院していました。医者から退院していいよとOKが出たので退院。自宅に戻ると……自宅に戻り入院グッズを一旦全部片づけ一息ついたその日の夜、なんと陣痛が来たのです。急いで入院グッズを作り直し、退院半日後に病院に戻り出産をしました……!こんなことなら「退院しなくてよかったのでは」と思いました。Aさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは夫は立ち合い分娩でしたが、もっと陣痛時のサポート体制を叩き込んでおけばよかったです!Aさんからこれから出産する方へメッセージ会陰切開は怖くないです。陣痛でそれどころではないので怖がらなくて大丈夫です。出産は奇跡これから出産の方は、『会陰切開がそれどころではない陣痛ってどれだけ痛いの……』と不安になるかもしれません。ですが他のママからも、「辛かった痛かった思いも、全て吹っ飛んでいくくらい感動的な体験」「赤ちゃんも一緒に頑張ってうまれてくるよ」「出産は本当に奇跡」「痛みは忘れるように人間できていると思うから、大丈夫!」とたくさんのエールを頂きました。案ずるより産むが易しもし不安がどうしようもなく襲ってきたら「出産の準備を進めるための“自然現象”が来た」くらいに思っておきましょう。そんなあなたも、無事に生まれてきた赤ちゃんの1人。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「大丈夫だよ」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。(MOREDOOR編集部)◆調査主体:MOREDOOR編集部◆調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるアンケート調査◆調査期間:2023年04月3日
2023年04月04日出産から子育ての期間、母親は自身と我が子を守るためデリケートになっています。それは人間だけでなく、猫などの動物たちも同じこと。場合によっては、なんらかのきっかけで、出産後に家族との関係が険悪になってしまうこともあるようです。『家庭の危機!?』In.S_そーい(in.s_soi)さんは、実家で暮らしていた母猫が出産した時のエピソードをInstagramで紹介しました。母猫の出産の際、「父猫との仲が悪くならないか」と心配されていたのですが…。母猫の出産から数時間後…段ボールを覗くと、父猫が妻子の真横でくつろいでいました!母猫も、若干の塩対応ながら、父猫が寄り添うことを受け入れている様子。生まれたばかりの子猫に、お腹に乗ってもらえた父猫は、家族が増えたことを実感して喜んでいたかもしれません。その体格から、誰よりもスペースを取っている父猫に、そーいさんは「お前も入るんかーいっ!」とツッコミを入れてしまったそうです。平和な光景に、「癒される」「幸せな空間」などのコメントが相次ぎました。・幸せそうで何よりです!・パパ、場所を取りすぎ!子育てに参加したかったのかな?・幅に笑いました。私だったら「邪魔!」ってペチンと叩いているかも。・おっぱいを間違えている子猫がかわいいですね。円満な家庭にひと安心。父猫は子煩悩で、この後も子猫たちをかわいがっていたそうです。家族の愛情に、胸が温まりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日妊娠や出産は、女性の心身に大きな影響を与えるものです。もし出産直前に、お尻を負傷してしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!出産間近で……長女を妊娠し、出産間際のはちこさん。予定日を過ぎてもなかなか兆しが来ないなか、ついに破水して……?ここでクイズです!この後はちこさんは、出産準備としてある“医療行為”をすることになります。それは一体なんでしょうか?ヒントは、出産でイキむための準備のようです。準備することとは……?正解は「浣腸」その後、この浣腸がキッカケで痔が悪化してしまったはちこさん。彼女は出産の痛みとお尻の痛み、その両方に苦しむこととなるのでした……。こんなときどうする?出産直前というタイミングでお尻を負傷してしまったら、パニックになってしまいそうですよね。その後のはちこさんは、この準備がキッカケで“痔”獄の出産を経験することになります……。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年03月25日出産直後にもかかわらず、慌ただしく出張に向かった夫。その後、夫からまさかの連絡が!社畜夫と私が新生児を抱えながら出した結論とは……?私のドタバタな思い出をご紹介します。 出産直後、夫からきた連絡は… 当時の人事担当者が何を考えていたのか今となってはわかりませんが、会社の「出産・育児に対する夫の働き方」にまだまだ理解がないと感じた出来事でした。仕事も大切だと承知していますが、さすがに出産直後の引越しはヘビーです……。 著者:ぼさ子北海道の田舎在住のボサボサ主婦。自閉症と知的障害を合わせ持つ息子ほぺろう(2015年生まれ)の育児日記をブログにて掲載中です。
2023年03月17日■前回のあらすじ結婚後も母の翔太への態度はひどいもので、美織は翔太の良さをわかってもらおうとアピールを続けていた。やがて長女の莉菜を出産すると、美織は母と翔太の関係が良くなるかもと思うが、結局何も変わらなくて…。 >>1話目を見る 【美織sideSTORY】これ以上、夫にひどい態度をとる母を見るのが嫌で、私はもう縁を切った方がいいとまで思ったのですが…そんな私に夫は、「諦めないで話し合いが必要」と言ってくれました。次回に続く(全9話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 古口春菜 /イラスト・ もづこ
2023年03月01日■前回のあらすじ菜々実は自分で問題を解決しようとしない真帆とは会わないことを決意。それを聞いた真帆は逆上し、菜々実の母に言うと脅迫まがいの発言をしてくる。これは真帆が向き合わなければならない問題だと菜々実は訴えるが…。 >>1話目を見る 真帆のことをよく知っている私の母に相談すると、私が地元を離れた後も真帆が私の実家を訪れていたことを知りました。母は、しょっちゅう来る真帆を断ってしまった負い目もあり、私に真帆のことを頼んでいたのです。母に相談してすぐに、真帆からすぐに連絡がきて…。次回に続く(全11話)毎日12時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ふゆ
2023年03月01日■前回のあらすじ幼い頃から母と絆が強かった美織。しかし母が美織の恋愛に対し否定的なのが悩みの種だった。社会人になり、美織は翔太と結婚することに。母に紹介すると難色を示されたので、美織は「口出さないで!」と言ってしまう。 >>1話目を見る 【美織sideSTORY】そして二人目を妊娠しても、母の態度は変わらないまま。翔太のことは名前で呼ばず「あの人」と呼び、私が翔太のことを褒めても何かしら文句をつけてくるのです…。一方の翔太は、母から冷たい態度を取られ続けているのに、「僕の大事な妻のお母さんだから」と辛抱強く接してくれています。そんなやさしい翔太に私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり…。次回に続く(全9話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 古口春菜 /イラスト・ もづこ
2023年02月28日長男を出産したときは、母も祖母もいる環境で子育てをしていたので、困ったときはいつでも助けてくれました。しかし、3度目の再婚で2人目を出産すると、私も夫も両親と音信不通状態に。子育てで頼れるのは夫だけという状況で、その夫も非協力的になってしまったのです……。 産後、最初は順調だったが…3度の再婚で、2人目を出産。生後6カ月まではよく寝てくれるし、育児が大変だなんてまったく思いませんでした。しかし、離乳食が始まったころ、だしを取る、おかゆはお米から作る、小分けして冷凍保存するなど、本当にいろいろなことを頑張っていた私は育児に疲れを感じるように。 しかもちょうどそのころ、頼りにしていた夫は仕事が忙しくなり、育児に非協力的に……。私の孤育てが始まったのです。さらに、娘が1歳になった途端、今まで口にしてくれていた離乳食をまったく食べなくなったことも私に追い打ちをかけました。 離乳食を食べなくなった娘におかゆにしても、おじやにしても、うどんにしてもまったく食べなくなったことで、焦りや不安に押しつぶされそうになりながら離乳食を作る毎日。しかし、離乳食はひと口も食べないのにお菓子を食べるのです。ある日、私は離乳食を作ることをやめてしまいました。その日は丸1日、娘はお菓子や果物のみで過ごしました。しかし、次の日まだ話せない娘は私のごはんを食べたそうにしています。そこで、おかゆを解凍してあげるとすごい勢いで食べ始めたのです。おかゆを食べたことにホッとしたのと同時に、なぜだか涙がこぼれました。今思えば、視野が狭くなり娘のことしか見えてなくて、自分自身がいっぱいいっぱいになっていたのだと思います。もちろんそのころ、誰かに相談するなんて考えられませんでした。 「孤育て」を楽しめるようにこのことがきっかけで私は気持ちがラクになり、初めて娘にレトルトやベビーフードを買って食べさせてみることに。すると、これが意外にも食べてくれたのです。それからは、あれもこれもしなきゃと思わなくなり、孤育てでも楽しく1日を過ごせるようになりました。娘の離乳食を頑張り過ぎないこともそうですが、私や夫が食べる食事もレトルトや冷凍食品を使うことで、さらに気持ちがラクに。自分自身にゆとりができたことで笑顔でいられることも多くなった気がします。 頼れるのが夫だけの中、その夫にも頼れなくなって不安しかない孤育てでしたが、考え方を変えたことで気持ちがすごくラクになりました。大変としか思っていなかった離乳食を含めての子育てや家事を「楽しい」と感じられたのは私にとって大きな変化です。娘はイヤイヤ期真っ最中の3歳ですが、今でも頑張り過ぎないでレトルトにお世話になっています。 イラストレーター/まっふ著者:のろ ゆうこ結婚3回目にして幸せを手に入れた北海道出身ライター。23年前に息子を出産し、20年ぶりの出産を経て現在は3歳の女の子をワンオペで育てています。美味しいものを食べ歩くことが大好きなアラフォーです。
2023年02月24日私の実家では、家族で出産祝いを贈り合うのが常識でした。ところが、義実家に初めて長男を連れて行ったとき、義母に「出産祝いはなしでいいよね?」と言われ……。 実家からもらった出産祝い私たち夫婦に長男が産まれたとき、両親からは10万円、姉たちからは3万円ずつ出産祝いをもらいました。両親が喜んでくれているのがわかってうれしい反面、私の実家はあまり裕福な家庭ではなかったため、「こんなにお祝いをくれてお金大丈夫なのかな……」と心配な気持ちも。 しかし、周りの友だちに聞いてみると、みんなが私と同じくらいの金額を実家、義実家からもらったと言うのです。それを聞いて「出産祝いって結構な高額をもらえるんだ」と思ったのと同時に、出産祝いは実家だけでなく、義実家からももらえるものだと思い込んでしまいました。 義実家で言われた衝撃のひと言義両親は遠方に住んでいることもあり、ようやく義実家へ行けたのは長男が生後3カ月を過ぎたころでした。 すると、到着するなり義母は「出産祝い、なしでいいよね?」と夫に尋ねたのです。まずは何よりも孫の誕生を喜んでほしかった私は、「孫の顔を見もせずに最初に言うのがそれ?」とショックを受けました。 今思えば、私が義両親に求めていたのは出産祝いよりも『おめでとうという気持ち』だったのかもしれません。 出産祝いは当たり前じゃないその数年後に次男が産まれましたが、当然のように義両親からの出産祝いはありませんでした。最初は驚きましたが、今では「子どもが生まれたからといって家族でお祝いを贈り合うのは当たり前ではない」と考えが改まり、私の価値観を広げてくれた良いきっかけになったと思っています。 それからは、義実家に行ったときに私の常識とはるかにズレていることがあっても、あまり気にならなくなりました。 あとから夫に話を聞くと、義母は恥ずかしがり屋の人見知りで、結婚してから数回しか会えていない私に対しても、ずっと人見知りをしているのだと知りました。息子が生まれてうれしそうにできなかったのは、義母なりの照れ隠しだったようです。 お祝いがなかったことはもう気にしていないのですが、息子と初めて会ったときの義母の態度はずっと心に引っかかっていたので、事情を知った今は、義母が息子に話しかけてくれるだけでとてもうれしくなります。 著者/きこ作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2023年02月21日私は母のワンオペ育児で育ち、お風呂はほとんど母と一緒に入っていました。ある日、母とお風呂に入っていると母から血が流れ出ているのを目撃して……!? 母のワンオペ育児私の父は仕事が忙しく、早朝に出勤し、深夜に帰宅することもよくありました。また、転勤族であったため、父と母の両親や親戚なども近くにおらず、母はワンオペで私を育てていました。そのため、私の面倒は母ひとりで見ているような状況で、父が休みの日ではない限り、お風呂は母と入るのが当たり前でした。 お風呂でびっくり!そんな私が今でも印象に残っている出来事があります。それは、生理中の母と一緒にお風呂に入ったときのこと。その日は父が仕事のため不在で、母は生理中であっても私と一緒にお風呂に入らざるを得なかったのだろうなと思います。まず、お風呂に入る前に母が脱衣所でナプキンを外していたのですが、ナプキンについている血を見てとても驚いた私。母に「怪我してるの?」と何度も尋ねた記憶があります。そして、母と湯船につかっていると血が流れ出てきて……。体から血が出ている姿を目撃した幼いころの私は「ママ、血が出てるよ! 痛くない? 大丈夫?」と、とても心配しました。そんな私に「血が出ているけれど、怪我や病気じゃないし、痛くないから大丈夫だよ」「女の人は赤ちゃんを産む準備で血が出るんだよ」と母が何度も説明してくれました。小学生になり「生理」というものを知ってから、ようやく私は母から流れていた血が経血だったのだと理解したのです。 自分が母となり…現在、私は2人の子どもが生まれ、母親になりました。私の夫は基本的に夕方には帰宅できるため、生理のときは夫に子どもの入浴を任せています。しかし、生理中にやむを得ず子どもと一緒にお風呂に入ったことも。そのときには、私から流れる経血を見た子どもに「ママ! 血が出てるよ!」「ママ汚い、こわい……」と言われ、怖がらせてしまいました。私は、怖がる子どもたちをなだめながら「ママから流れる血は怖いものじゃないんだよ。痛くもないから大丈夫だよ」と幼いころ母に言われたことと同じように子どもに教えたのです。 初めて見る経血に対して、びっくりするのは仕方がないことだと思います。もし、自分の生理について子どもたちに教える機会があれば、ごまかさずにしっかりと説明して、誤った認識を与えないよう生理の大切さを伝えたいと思っています。 著者/まさのイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年02月20日長男はとても甘えん坊で、ママが必ず添い寝しないと眠れないという子でした。そんな長男が2歳半のとき、次男を出産しました。里帰り出産だったため、私が出産で病院へ向かう際には実家の両親に長男を預かってもらったのですが……。「ママ病院に行かないで」と寂しがる長男甘えん坊の長男は、私がいないと寂しくてすぐに泣いてしまうような子です。長男は「ママが赤ちゃんを産むときに、ママと会えなくなるのが嫌だ」といつも言っていました。 次男の出産時に長男が私に会えなくなると、長男が情緒不安定になるのでは?という思いから、長男も一緒に寝泊まりができる病院で出産をすることに。「ママは赤ちゃんを産むために病院でねんねするけど、いつでも遊びに来ていいからね」と私は長男に言い聞かせていました。 長男も一緒に宿泊する予定が!?無事に次男を出産し、私の体調が落ち着いたところで長男を病室に呼ぼうと思っていたのですが、次男の体に異変が見つかり、次男は急きょNICUへ入院することに。私は次男にできる限り寄り添ってあげたいという思いから、面会可能な時間はずっとNICUで過ごしました。 私の精神状態も不安定だったため、長男を病室に呼ぶことはやめて、長男は引き続き実家で預かってもらうことに。私は次男のことが心配で、長男のことまで考える余裕がありませんでした。 退院前夜に長男が発熱…私の入院中、長男は実家の両親に付き添われて1度だけ病室を訪れてくれました。長男は笑顔でとても元気そうに見えました。「私がいなくても心配ない」と私は安心していたのですが……。私が退院する前夜、長男が40度近い熱を出したとのこと。 実家の両親が長男を小児科へ連れて行ってくれましたが、熱以外の症状はなく、医師からは、「原因はわからないけれど、疲れがたまったのかな?」と言われました。のちに実家の両親から聞いた話では、私の入院期間中、長男は夜に電気を消すと寂しくなると言って、電気をつけたまま毎晩2時過ぎまで眠れずに起きていたそうです。 私はNICUに入院した次男のことばかりが心配で、長男のことを考えてあげられなかったと申し訳なく思いました。長男は「ママがいなくて寂しい」と言いたかったけれど、私を心配させたくなくて気丈に振る舞っていただけなのかもしれません。退院後、「ママ、もうどこにも行かないよね?」と不安がる長男を、私はたくさん抱きしめてあげました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:斉藤菜々子4歳と2歳の男の子のママ。夫は転勤族で3回の引っ越し経験有り。「子育て」「ファッション」ジャンルを中心にライターとして活動中。ワンオペでの子育てに悩み、解決の糸口になればと保育士資格を取得。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年02月20日初産ということもあり、出産に対する意識が薄かった私は、出産予定日が間近に迫っていてものんきに構えていました。出産予定日前日も読みたい本を買いに書店へ行き、「陣痛が来てもすぐには生まれないらしいし、せっかくならコレも読みたい。アレも!」と本を3冊も買い込んでいたのですが……。突然の違和感で目覚める出産予定日前日に購入した本を読みながら寝落ちしてしまい、違和感で目覚めたのはまさに出産予定日の夜中2時。何やらパンツがぬるぬるするような……? 隣で寝ている夫を起こさないようにソロリと起き上がり、パジャマとパンツをめくってみると、そこにはほんのりピンクの液体が。 「あら。破水だわ」。マタニティ講座でも教わっていたからか、割と平静に判断できた私。寝ている夫を起こし、「破水したから病院連れていって」とひと言。破水、と言われた瞬間、眠気が飛んで慌てふためく夫の姿は今でも思い出して笑ってしまいます。 夜中に破水! そして入院まず病院に連絡し、名前と出産予定日、それから「破水したみたいです」と伝えて病院に向かいました。病院到着後、診察台に上がり当直の先生に破水か否かと子宮口の状態を確認してもらい、破水と判断され入院となりました。 「破水しているからあまり動かないようにね」と助産師さんに言われ、病室への移動も車椅子に乗ることに。不謹慎ながら、人生初の入院だったので、ちょっとだけテンションが上がっていました。ただ、ワクワクした気持ちも一瞬で、病室に入った瞬間、「あ。子ども産むんだな」と、なんとなく意識がしゃっきりしたのを覚えています。 じわじわ続く破水。こんなに出ていいの?翌朝、ベッドに横になっているところに食事が運ばれ、看護師さんから「終わったらお膳取りに伺いますね」と言われて「おお。上げ膳据え膳!」などと思ったりしました。 一方「極力動かないように」と言われるものの、やはり尿意があり、頻繁にトイレには行っていました。 破水しているため、産褥パッドという大きな生理用ナプキンのようなものを着用しながら過ごすのですが、まるでおむつほどの大きさのパッドが8時間もたずダメになり、「こんなに出ていいのかな」と不安になりましたし、これだけ出てもへこまないおなかを見て、不思議な気持ちにもなりました。 陣痛が始まり、ついに出産へその日の15時過ぎから少しずつおなかの痛みを覚え始めました。しかし陣痛の自覚はなく、19時ごろにようやくこの痛みが陣痛であると気づきました。自覚をすると急に恐怖を感じてしまい、「トイレで赤ちゃんが出てきちゃったらどうしよう」とトイレに行くのさえためらってしまうほどでした。そして、痛みも強くなり、人生で初めて「痛みで眠れない夜」を経験しました。翌朝、先生がやってきて「よし産もう!」とひと言。慌てて夫と母に「産むって!」とメールを送り分娩台へ。 練習していた呼吸法もすっかり頭から抜け落ちていましたが、助産師さんたちがサポートしてくれたおかげで混乱せず、また仕事を急きょ休んで立ち会いしてくれた夫も呼吸をまねしてくれていて、その姿がおもしろくて緊張がほぐれました。17時40分、半日がかりで、ようやく長男は産声を上げながら生まれてきてくれました。 出産予定日から1日遅れでの出産となりましたが、夜中に破水をしたということ以外は慌てることもなく無事に終えることができました。しかし、今回は夜中の破水ということで家に夫がいましたが、もし昼間だったらと思うと、あまりに楽観視していたことを反省することもあります。陣痛タクシーなどの対応地域を調べて問い合わせをしておくなど、やるべきことはあったなと今になって思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2023年02月12日ダンスボーカルグループ『Folder5』の元メンバーであり、俳優やタレントとしても活躍するAKINAさん。プライベートでは、2013年にお笑いタレントのビビる大木さんと結婚し、2015年には第1子にも恵まれています。そんなAKINAさんが2023年2月7日に自身のInstagramを更新。モードな衣装に身を包んだショットを公開し、反響を呼んでいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る AKINA(@akina00619)がシェアした投稿 アンニュイな表情を浮かべるAKINAさんに魅了された人は多く、投稿には「オーラがすごい」などコメントが寄せられています。・オーラが…出ている。・印象が違くて、びっくり!・きれいだし、かっこいい!妻、母親、そして芸能活動と多くの顔を持つAKINAさん。第1子誕生後は、我が子との日常をSNSで発信する機会も多くなりました。今後も、AKINAさんが見せる新たな一面を、多くのファンが期待していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月08日私の母は70代で現在ひとり暮らしです。最近、母と一緒に住んでいた祖母が施設に入所したことをきっかけに、母の介護について考えるようになりました。今、母は元気ですが、いつ何があってもおかしくない年齢。突然介護が必要になる日が来るかもしれません。そのときキーパーソンになるのはこの私。「今しかやりたいことをやれるチャンスはないかもしれない」そう気付き、自分が本当にやりたいことは何かと考えるようになりました。★関連記事:厳格だった父が認知症に。たったひとりで介護をしていた母が電話口で泣いていて…祖母が施設に入居したのがきっかけ母はつい最近まで祖母と2人暮らしでした。しかし祖母の認知症が急に進んでしまったことで家での介護に限界を感じ、祖母を施設に入所させることを決断したようでした。母は祖母のことを大切に思っており、最期まで自宅で面倒を見ようとしていました。しかし認知症の介護は想像以上に大変で、母は身も心もボロボロになっていくのを実感したそうです。本当に急なことだったのですが、空きのある施設が急きょ見つかり、祖母を施設に入れることになってしまいました。そのことがきっかけで、母も自分が突然病気になったり、動けなくなったりする日が来るかもしれないと思ったそうです。それで将来の身の振り方を考えたようでした。ある日私に「お母さんは将来、誰にも迷惑をかけたくないから施設に入るね。いつ何が起こるかわからないから、今のうちにあなたに言っておく。お金もたくさんかかることがわかったから、今から節約してお金を貯める」と胸の内を話してくれました。今まで母はずっと元気だったので、正直なところ母が介護を必要とするイメージを持てませんでした。しかし母からの話を聞いて、いつどこでどうなってもおかしくない年齢に差し掛かったのだと実感しました。自分のために時間を使いたい私には子どもが2人います。上の子は知的障害のある自閉症で、下の子は持病があり長い間入退院を繰り返していました。私は子どもを産んでから、いつでも子どものことが優先で、自分のために時間を使った記憶がほぼありません。しかし最近は上の子が中学生になり手がかかることが少なくなって、下の子も持病がよくなり生活全般が落ち着いてきました。これでやっと手が空いて、自分の好きなことができるかもと思った矢先、親の介護問題が控えているかもしれません。「私が好きなことをできる時間は意外と多くはないのかも? 」とハッと気付かされて、今は自分のために時間を使いたいと強く思うようになりました。私が本当にやりたいことは…今、私は何がしたいのかを考えると、以前から興味があったパン作りを習ってみたいと思いました。10代や20代のころは、お金を出して習い事をする人の気持ちがわからなかったのですが、今ではそれがわかるような気がします。習い事は、これまで頑張ってきた自分へのご褒美なのかもしれません。今は時間があるときに、手ごねパン教室へパン作りを習いに行っています。パンを作っているときは没頭して、日常を忘れ、何も考えなくていいので気分がスッキリ! 40代になってから感じている自律神経の乱れも、趣味のパン作りを楽しんでいるおかげで調子が良いような気がします。まとめ母は70代、私は40代。お互いまだまだ元気でいられるという気がしていましたが、祖母の急な施設入所をきっかけに、母も突然介護が必要になる日が来てもおかしくないのかもしれないと実感しました。40代の私は、自分が好きなことをできる時間というのは意外と限られているのかもしれません。今はやりたいことをやれる貴重なタイミング。自分の心を充電させるために、今を楽しみたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/中川 あかし出産後、訪問ヘルパーとして働いていたが、子どもの病気のため退職。趣味はお菓子作りとパン作り。
2023年02月05日