秋冬限定「冷え知らずさんの生姜チャイ」発売株式会社永谷園は、秋冬限定「冷え知らずさんの生姜チャイ」を発売する。発売開始は、鉄道各社は9月26日から、全国のコンビニエンスストアでは10月24日からとなっている。場所を選ばない手軽さが人気の秘密「冷え知らずさんの生姜チャイ」は、2008年11月から発売されており、自動販売機やコンビニエンスストアで購入でき出勤の途中や仕事の帰り道、もちろん家でも場所を選ばずに飲めるという手軽さが人気の秘密でもあるのだろう。「冷え知らずさんの生姜チャイ」が冷え症にいいのは生姜だけではない「冷え知らずさんの生姜チャイ」にはもちろん生姜が入っている。冷え症の人には生姜は冷え症を改善する食材としては欠かせないものだろう。いろいろな効果があるなかでも、「血行促進・カラダを温める・新陳代謝アップ・発汗作用」といったところが冷え症改善には効果を発揮する。しかし、チャイにはその他にもシナモン・クローブ・カルダモンといったスパイスが入っている。シナモンには「発汗作用・ストレス解消」の効果があるようだ。クローブには「カラダを温める・消化不良の緩和」、カルダモンには「発汗作用・消化不良の緩和」の作用がある。ホット飲料だからホット飲料として発売されている点も冷え症の人には助かる。ただ持っているだけでも手も温まるので助かるといった意見も多く、飲めばカラダも温まる。そして、先ほどのスパイスや生姜の効果でさらにカラダを温めることもでき、冷え症で悩んでいる女性にはいいこと尽くめの商品なのだ。価格は税抜き143円である。(画像はプレスリリースより)【参考】※「冷え知らずさんの生姜チャイ」プレスリリース/@Press※永谷園公式HP
2016年09月25日急に冷え込んできた今日この頃。この時期多くの女性のお悩みといえば「冷え」ではないでしょうか…。常に手足が冷えていたり、靴下をはかないと眠れないなんて状態は大問題!美容と健康に大きな影響を与えるのはもちろん、冷えによる血行不良は子宮の働きを弱め、不妊を招く原因にもなってしまいます。近づいてくる本格的な寒さに備えて、今から冷え対策を始めませんか?女性の2人に1人が「冷え」に悩んでいる「冷え」に悩んでいる多くが女性。この理由はカラダのつくりにあります。①男性より筋肉が少ないから筋肉は身体の中で最も多くの熱を生み出している場所であり、その割合は4割にもなります。女性は男性より筋肉が少なく、6~8㎏も筋肉量に差があると言われています。それに加えて筋肉がつきにくいことから、男性よりも熱をつくり出す力が弱い女性は冷えやすいのです。②月経、卵巣・子宮があるから月に一度、女性には生理があります。生理時は体内の血液の量が減ってしまうため、赤血球で運ばれる酸素の量が減少。そうすると食べ物が分解されにくくなり、体がエネルギー源不足となって冷えやすくなります。また、女性のおなかには卵巣や子宮があり、血液を滞らせやすい臓器と言われています。そのため腹部の血流が悪くなり熱が運ばれにくく、男性の体より冷えやすい傾向にあるのも原因です。「冷え」が引き起こす2つの症状次の2つは「冷え」によって起こる症状なのですが、それぞれ少し違います。冷え性:体温は正常でありながら、手足など部分的に冷えている人低体温:平均体温が36.2度以下と体温そのものが低い人どちらか心当たりはありますか?冷え症は血行が悪くなることが主な原因で、低体温は無理なダイエットや食生活の乱れなど、生活習慣に原因があるとされています。特に、体全体が冷えている状態の“低体温”の人はすぐにでも改善が必要!体温が1℃下がるとどうなる!?・免疫力が37%低下・基礎代謝が10%~20%低下・体内酵素の働きが50%低下このように身体のあちこちに影響が出てきます。ダイエットの効果がなかなか出ない原因も、もしかしたら体温の低さにあるかもしれません。<<5つの冷え対策で“冷え症”“低体温”どちらも解消!>>①朝の「白湯」で内臓の血行を促進白湯の効果が最も得られるのは“朝”。150mlくらいの白湯を10分くらいかけて少しずつ飲みましょう。冷え対策としての効果はもちろん、基礎代謝が上がることでダイエット効果が高まり、便秘解消などデトックス効果も期待できます。②「食べもの」で体を中から温める冷えを根本から改善するには、体を温める食材を意識して食べることも大切。体を温める食材・寒い季節(冬が旬)の野菜:かぼちゃ、イモ類、小松菜など・土の中で育った野菜:ごぼう、にんじん、山芋、里芋など・黒い食べ物:ひじき、黒ゴマ、わかめ、黒豆など・薬味類:にんにく、唐辛子、生姜、ねぎ、香辛料注意が必要なこと●スムージーやコールドプレスジュース飲むときは常温で!夏が旬の果物や南国産のフルーツは体を冷やすのでNG●朝食抜き朝ごはんを食べないと体の体温がしっかり上がらず、低体温になりがち。消化も良く、温かい「おかゆ」がおすすめ◎●腸活のためのヨーグルトヨーグルトも体を冷やす食べ物の1つ。食べるならホットヨーグルトにして食べましょう③冷え対策に効果があるのは「半身浴」冷え症改善のための正しい入浴法は、38~40℃くらいのお湯に20~30分下半身だけつかること。肩までつかると上半身が先に温まってのぼせてしまいます。下半身から温めていくことで冷えやすい卵巣や子宮もしっかり温まり、血液が全身に巡りやすくなることで身体全体が温まります。④「子宮」を温めて全身の冷えを改善子宮は特に血液が集まる臓器です。一方で冷えやすく、血液が滞りやすい場所でもあるので、子宮を温めると全身の冷え改善に繋がると言われています。腰周りの筋肉をほぐす筋肉が硬いと血行は悪くなってしまいます。おすすめはウォーキング。少し大股で腰周りの筋肉を意識して歩くとさらにGood!子宮を直接温めるホッカイロや腹巻で直接温めてあげるのも◎妊活の1つとしても注目されている、下着に貼るタイプの「よもぎ蒸し」もおすすめです。◇《優月美人》よもぎ温座パット(6個)税込1,018円出典:グラフィコオンラインストアより下半身をマッサージ血流が悪くなりやすい下半身をマッサージすると、子宮の冷え解消にも繋がります。第二の心臓と呼ばれる“ふくらはぎ”を中心にもみほぐしてあげましょう。⑤「運動」は効果バツグン!冷え対策の中で最も効果が大きいのが運動です。1つ目の理由は、運動をすると体内の血行が促進され、血流が体を内部から温めてくれるから。2つ目が、汗をかくことで汗腺の働きが活発化し、皮膚が熱を帯びるから。3つ目は、運動で筋肉を動かすことで自律神経の働きが活発になるから。特に有酸素運動や筋トレがおすすめですが、続けることが何より大切なので、手軽なストレッチでもOK。ふくらはぎにプラスして、足首と足の指を動かすストレッチもすると効果的です。冷え対策は、本格的な寒さを迎える前からやるのがポイント◎今から少しでも体温・基礎代謝を上げて、冷えない体作りをはじめましょう!
2016年09月24日そろそろブーツをヘビロテする季節!そしてブーツといえば、脱いだときのニオイが気になりますよね・・・。カレの家で、お店で、靴を脱ぐのをためらってしまう人もいるのでは?そこで今回は、足のニオイのケア方法をご紹介します。■☆足のニオイの原因って?そもそも、「足クサ」の原因は何なのでしょうか?ひとつに、足元のファッションが関係しています。夏場はサンダルなど通気性のよいものをはくことが多いですが、冬場はタイツやブーツをはいていませんか?これらは汗がたまりやすく通気性も悪いので、ニオイの原因となってしまうのです。■☆汗対策をしっかりする!ニオイのケアには汗の対策が欠かせません!足の裏には汗腺がたくさん存在するため、毎日コップ一杯程度の汗をかくと言います。汗の影響を最小限にとどめるには、できるだけ靴下を頻繁にはきかえたり、抗菌及び防臭効果のある中敷きを入れたり、通気性のよい靴を選んだりするといいでしょう。靴はサイズがあったもの、ヒールの低いものを選ぶようにしてください。そうすることで、歩くときに空気を押し出しせるので通気性がよくなります。■☆古い角質は除去する!ふたつめのニオイの原因が「古い角質で雑菌が増殖すること」です。古い角質は軽石で削って適度に取り除くのがいいでしょう。ただし、乱暴に削るとキズになり、水虫などに感染しやすくなってしまいます。お風呂で角質を柔らかくし、タオルで軽く拭いてから足裏専用のやすりなどを使って優しく削りましょう。お風呂からあがったら化粧水などでの保湿も忘れずに行ってください。また、ハンドクリームをたっぷり塗って、その上からサランラップ巻き、靴下を履いて眠ると肌のケアをしながら角質を除去することもできます。■☆雑菌の対策それでも足のニオイが気になる人は、毎朝の足湯を試してみてください。お湯にお酢を混ぜるとより効果的です。足を拭いて完全に乾かしたら、消臭スプレーやクリームを塗ります。特に、指の間には念入りに塗り込みましょう。靴の内側にアルコールスプレーをかけて拭いておくのも効果的!■☆「足クサッ!」を予防しよう毎日のケアで、足のニオイは予防できます。デート中、靴を脱いだ瞬間カレがゲンメツ・・・、なんてことにならないようしっかりケアしてくださいね!(HM/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月23日大きな声では言えないけど、足の裏の匂いに悩まされている女性は、多いのではないでしょうか。足の裏の匂いを解消するためにはまず、原因を知ることが大事!ここでは、足の裏の匂いの原因と対策を徹底的に解説していきます。■足の裏の匂いの原因は?どうして足の裏が匂いやすいのかというと、足の裏は汗をかきやすいからです。例えば、営業マンの足の裏は臭くなるといいます。営業マンは仕事でずっと歩きっぱなしになるので、汗がたまりやすいのです。汗は古い角質を一緒に洗い流し、細菌を発生させます。この細菌こそが足の裏の匂いの原因なのです。■女性の足の裏が匂いやすくなる理由あまりイメージがつきにくいかもしれませんが、実は男性以上に足の裏から匂いを発生しやすいのが、女性です。それは、女性のほうが男性よりも足の裏に汗をかきやすい生活をしているためです。例えば、ストッキングやブーツなど、足のむれやすいアイテムを身につける機会が多いですし、女性は自宅でも生足で過ごす機会が男性よりも少ないのです。こうした要因が、足の裏の匂いを招いています。■夏は女性にとって危険なシーズン!1年のうち、女性の天敵とも言える季節は、夏です。メイクやファッションの妨害をするという理由で汗を嫌がる女性は多いですが、一方で足の裏の汗まで気にしている人は少ないようです。しかし、ただでさえ湿度が高い季節、くつの中では足の裏が汗だくになってしまいます。靴や靴下、ストッキングにまで匂いがしみこんでしまい、落ちにくくなるという困った現象が起こるのです。■簡単にできる匂い対策こうした匂いの対策として、簡単にできるのがシュースプレーの導入です。実は、一般的なボディソープは匂いへの効果は低く、むしろ匂いの原因となる細菌を活性化させてしまうことすらあります。スプレーは殺菌効果を持っているのでおすすめです。また、家では素足の時間を多く作り、おでかけの際にもサンダルなど通気性のいいはきものを選ぶようにしましょう。くつも同じものを毎日はくのではなく、2日以上のローテーションにすると細菌の働きをおさえる効果があるでしょう。■すぐに実践しよう!足の匂いが気になる人には当てはまるポイントが多かったのではないでしょうか。しかし、原因を知ると解決法が意外に簡単だということも理解できて安心できるでしょう。さっそく実践して匂いを撃退してくださいね!(あんと/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月31日学校にオフィスはもちろん、カフェでもクーラーがききすぎているところってありますよね。ちょっとその空間にいただけなのに、手足がもう冷たい・・・なんて経験もあるのではないでしょうか。冷えは女性の大敵!代謝が悪くなって太るモトにもなりますし、足もむくんじゃいますよね。また、生理のときは、生理痛を悪化させてしまう原因にもなります。もともと女性は筋肉量が男性よりも少ないので、よけいに足のむくみを感じやすいもの。この季節、クーラーからの冷えとむくみの対策をしっかりして予防しましょう。■・足首をこまめに動かす長時間イスに座っていると、足の血行が悪くなるもの。とはいえ、休み時間やトイレ休憩くらいしか、立ち上がって動かないですよね。そんなときは、デスクのしたで足首をこまめに動かしましょう。足首をくるくる回したり、脚は固定させてつま先を上下に動かすのも効果的です。このストレッチによって、足のむくみも改善されますし、また血流もよくなるので、冷えきった足先も少しずつ血がめぐって暖かくなってきますよ。■・ひざ掛けを愛用する暑いこの時期、ひざ掛けを持ち歩くのは大変かもしれませんが、ロッカーやオフィスに常備しておきましょう。今日はあんまりクーラーが強くないな、と思っても、ちょっと足を触ってみてください。冷たくないですか?体感で寒くなくても身体は冷えているもの。ひざ掛けをうまく活用して、冷えから身体を守りましょう。■・靴下をはく夏場にはサンダルやミュールをはく機会も増えてくるかもしれませんが、できるだけ靴下をはけるような格好にしましょう。暑いこの時期に靴下をはいたら、足が蒸れそう・・・。そう思うかもしれませんが、靴下の生地を選べば快適に過ごせますよ。たとえば、麻を原料としたリネンや、麻と綿を組み合わせたリネンコットンなどは、汗をすぐに乾かしてくれるので、蒸れ防止になります。また、ウールは暖かさを保つイメージがありますが、実は夏に涼しくいられる生地なんです。速乾性や防臭効果もあるので、足の蒸れからくる臭いの予防にもよさそうですね。暑い夏の時期には素足になる時間も多いかもしれませんが、クーラーの効いた学校やオフィスにいるときだけでも靴下をはくのがいいかもしれません。■・おわりにいかがでしたか。暑い季節、クーラーの効いている部屋は快適ですが、クーラーの風に長時間あたってしまうと、どうしても身体が冷えて、むくみの原因になってしまいます。血流もリンパの流れも悪くなって、太る原因にもなってしまっては、いいことはなにひとつないですよね。身体の表面だけでなく、身体の芯から冷え切ってしまうと内臓も冷えて体調不良を招いてしまいます。この季節、むくみや生理痛に悩まされている女のコは身体を温める工夫をしましょう。(桃助888/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月27日ダイエット効果が高いとされている水泳。中でも「バタ足」は、下半身に集中的に効果があるため人気が高いです。でも、そのバタ足、本当に効果を出してますか?確かにやらないよりはやった方が良いです。だけど、グッタリするほど体力を消耗したにも関わらず、肝心の引き締め効果が薄いのは残念ですよね。ラクに泳げて、しかも肝心の下っ腹と内腿を引き締めてくれるフォームって?ありがちNGフォーム「下半身が下がっている」足に向かって身体が斜め下に下がっている人、実は、すごく多いです。これでは全く腹筋背筋が使えていませんし、斜めになった自分の身体が抵抗となり前に進まずつらいだけ。お尻が水面に出るイメージで下半身を浮かせましょう。正しい姿勢を覚えるまずは床に寝てみて。これです!そのままの姿勢で泳ぐのです。お腹、お尻、足が一直線になることをイメージすることで、お腹に力が入り腹筋を使います。そして、上半身が水の抵抗を受けていない状態で足の付け根からキックすることで、足全体にしっかりと負荷がかかります。これにより、スピードが速まり、泳ぐのが楽しくなるだけでなく、足が引き締まりやすくなります。身体を浮かすのが難しい人はビート板を下げることを意識する下記の写真でも上がりすぎなくらいです。ビート板の先端を水の中に沈めるイメージで下げましょう。また、顔の上がりすぎも下半身が下がる原因に。呼吸は鼻ですれば良いので、いっそ口まで水に入れる気持ちで泳いでみてください。そうすると自然と下半身が浮き上がり、ラクに姿勢をキープすることが可能です。せっかく「痩せたい」「引き締めたい」と運動するなら、ラクで効果があるのが一番♪ラクちんバタ足で、楽しく下半身を引き締めましょう。ペタンコお腹もモモの隙間もあなたのもの!! 出典:weheartitより出典:weheartitより出典:weheartitより
2016年08月03日彼との夏旅行。さんざん歩いて、ようやく旅館に着いたけど、靴を脱いだ瞬間、あきらか自分の足からぷ~んと強烈なニオイがしてきた!夏は足がムレやすくニオイもきつくなりますよね。本格的に暑くなる前に対策が必要です。そこで今回は「夏の足のニオイ対策」をご紹介いたします。なぜ、足が臭くなるの?足の裏は他の部分とは違って、汗腺が走っているといわれています。つまり、ただでさえ汗をかきやすい場所なのに、ストッキングや靴(冬場はブーツ)を履くことで、よりムレやすく、ニオイが発生しやすくなってしまうんです。また足の裏は、ワキや背中のように汗をかいても、その場でこまめに拭くことができません。結果、バクテリアなどの雑菌が増殖し、靴を脱ぐ頃には、とても悲惨な状況に…。足の爪をみてみると、白い汚れがびっしりと、へばりついていますよね。こういった埃や爪の垢も、もちろん足が臭う原因になります。ちなみに、ご飯やパスタなど炭水化物が好きな人は足が臭いやすくなるともいわれていますよ!毎日、しっかりとケアをする足のニオイを少しでも軽減するためには、毎日、丁寧にケアを行うこと。ただ湯船に浸かるだけではなく、足も清潔にしておくんです。シャワーで軽く汚れを洗い流すだけではなく、爪の間もよくこすって垢を落とします。かかとも専用のブラシを使って角質を剥がしていきましょう。ただし、かかとに関してはゴシゴシとこすりすぎても、本来、必要な皮脂までもが落ちてしまうため、あくまでも軽く・優しく洗うように。毎日、お風呂に入るだけでは物足りないと感じる場合は、洗面器やたらいにお湯をはって、その中に重層を入れ、足をつけておくだけでもニオイ対策になります。どうしても忙しすぎて心の余裕をなくしていると、足のケアは後回しにしてしまいますが、夏だからこそ、毎日欠かさずお手入れしてあげて、ニオイを予防しましょう。足だけではなく靴のお手入れも足だけキレイにしていても、外出する際に履いていく靴が清潔でなければ、ほとんど意味がありません。毎日、同じ靴を履いているなら、たまには別のものに切り替え、靴を休ませてあげましょう。ただ靴箱に置いておくのではなく、靴の中に新聞紙を詰め込み、日光が当たる場所で、日向ぼっこさせてあげてください。こうすることによって靴に潜んでいる雑菌を取り除くことができます。また、靴箱の中も必ず新聞紙や段ボールなどを引いて、除湿しておきましょう。いかがでしたか?彼から「臭い!」と思われた日には、女子としてのプライドもズタズタ…。彼に限らず誰かから指摘される前に、フットケアには集中的に取り組んでまいりましょう!出典:weheartitより
2016年08月02日素足になることも多い季節。ところが、ふと足先を見れば、爪が汚くてがっかりしたことはありませんか? ケアを忘れがちですが、日ごろから、しっかりとお手入れしておきたいもの。ネイルサロンに通う時間がなくても、お手入れ方法を変えるだけで、夏向きのきれいな足先を目指すことができます。今回は足の爪のお手入れ法を紹介します。■風呂上りにやすりで整えるまずは基本中の基本。爪の長さの揃え方です。ネイルサロンの真似をして、「やすり」を使用してみましょう。爪切りは切るときの衝撃で爪を痛めやすく、また仕上がりも角ができてしまうことがあります。その点、やすりならば、なめらかな仕上がりに。▼Step-1 爪の長さを調整やすりで爪先の部分を削り長さを調整します。そしてサイドの部分を削ってから、もう一度トップを削って全体を整えます。★やすりを持つときには力を入れすぎないようにしましょう。爪を削るときには左右に動かすのではなく、一方に動かすのがポイントです。▼Step-2 甘皮のケア爪の長さが整ったら、次は甘皮のお手入れ。日ごろお手入れしていない爪は、予想以上に甘皮がはびこっています。とはいえ、ハサミなどでカットするのは避けたほうがいいでしょう。甘皮をうかつにカットすると、皮膚炎などを起こす可能性があるからです。キューティクルオイルなどを塗ってから、バトネと呼ばれる道具で爪の根元のほうへ甘皮を押すようにします。この処理も、力を入れすぎることのないように注意しましょう。★バトネがない場合には、直径3~5mm程度のスティック状のものに、濡れたコットンを巻き付ければOKです。▼Step-3 最後に保湿そして仕上げはオイルなどを塗ってつやつやに。お好みでネイルにチャレンジしてもいいですね。爪の処理に適しているのはお風呂上り。爪が柔らかいうちに行います。昼にお手入れしたければ、フットバスをするといいかもしれません。冷房などで夏の足先も意外に冷えているもの。フットバスでリラックスすれば、足のむくみもとれて一鳥二石です。■日ごろから足の血行をよくしておく爪のお手入れ以外にも、足そのものを健康的にすると、より美しい足先になります。例えば足首には老廃物がたまりやすく、足先の血流がよくない人は多いそう。足裏や指、くるぶしの周辺などをマッサージしましょう。足の指も一本一本、刺激したり、指を持ってくるっと回すととても気持ちよく、リラックスできます。こうして足をマッサージすると、自ずと爪も健康的な色になります。また、バスタイムに毛先のやわらかな歯ブラシを使って爪と指の間を掃除しておくと、足の嫌な臭いも防ぎやすくなります。日ごろからきれいな足先をキープしておけば、急によそのお宅におよばれしたときや、座敷席での食事会も安心。足先がなめらかできれいだと、ストッキングが伝線しにくいのもうれしいですよね。きれいな足先で心地よい夏を過ごしましょう!
2016年07月08日気温と湿度が上がると気になる足ムレこれから気温も上がり、湿度も上がる季節となる。外出すると特に気になるのが足のムレだ。そんなジメジメした足をすっきり爽やかに洗い上げる石けんが発売された。フットケアブランド「フットメジ」とは?株式会社グラフィコは、同社が発売する足用石けん「フットメジ」が足用洗浄料売上No.1となったのを記念して、限定商品「フットメジ 足用角質クリアハーブ石けん クールミントの香り」を2016年5月27日(金)に発売した。フットメジは、同社のフットケアブランド。従来の、削ったり剥がしたりする角質ケアとは違い、洗うだけで角質ケアはもちろん、保湿ケア、臭いケア、疲れケアなど、さまざまな足の悩みを解決する。制汗効果2倍!ミントの香りが爽やか今回発売する同商品は、古くから制汗剤として使われてきたミョウバンを2倍配合。また、臭いに効く柿渋&柿パウダーも配合されている。ミントの香りがすーっとした爽快感を与えるのも夏には嬉しい数量限定商品だ。【商品概要】名称:フットメジ 足用角質クリアハーブ石けん クールミントの香り価格:934円(税抜)(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社グラフィコ プレスリリース(PDF)
2016年05月29日こんにちは。健康管理士のSAYURIです。身体ナビゲーションVol.85から8回に渡って体温や冷えについてご紹介してきましたが、今回は快適で健康な生活を送るために、冷えの予防法をご紹介したいと思います。●生活全般で気を付けること●(1)規則正しい食生活をする食事をすることで熱を生産するDIT(食事誘発性熱産生) も大切な体温調整のひとつです。●(2)適度な運動で体を動かす習慣を付ける筋肉で作られる体温は重要ですし、運動によって血流が良くなり冷えを予防できます。●(3)ストレスを放置しないストレスがたまると自律神経が乱れ 、体温調節が正常にできなくなることもあります。●(4)できるだけ湯船につかる入浴は可能な限り湯船につかるようにし、湯船につかる時間が取れない場合はHSP入浴法などで体温を保持するようにしましょう。●(5)ファッション性を優先し過ぎないはやりやファッション性を重視するあまり、季節に合わない服装をすると冷えを起こしやすくなります。●食生活で気を付けること味噌汁やスープなど胃を温めるものを必ず添えること。特に子どもは体温調整機能が未発達 なため、朝食は必ず取るようにして体温を上げてから学校に行くことで、冷えを防ぐだけでなく集中力などにも良い影響があります。また冷えが気になる場合は以下の栄養素を積極的に取るといいでしょう。●(1)ビタミンE血行を促進し体内のホルモン分泌の調整 もしてくれます。オリーブオイルや大豆油、ナッツ類、筋子、うなぎなどに多く含まれます。●(2)ビタミンB群炭水化物・タンパク質・脂質の代謝に欠かせないのがビタミンB群です。炭水化物をガソリンにたとえるなら、ビタミンB群はガソリンを燃やすための着火剤のようなもの。豚ヒレ肉や納豆、インゲン豆、うなぎなどに多く含まれています。●(3)ビタミンC鉄の吸収を高め、毛細血管の機能を保持してくれます。鉄は血液中のヘモグロビンとなり酸素を各細胞に運ぶ ため、体温の生産には必要となってきます。かんきつ類の果物や、パプリカ、カブ大根の葉、ゴーヤ、れんこんなどに多く含まれています。●中医営養学を活用してみましょう中医営養学(漢方)では食品を、体を温める“熱・温”、体を冷やす“寒・涼”、そのどちらにも属さない“平”の5つの性質 に分けています。ただこの五性は諸説ある上に、たとえば涼性の食品でも温かくして食べれば温性に変化するものもあるといわれているので、体を温めるにはできるだけ加熱調理し、温かいものを食べるようにするといいでしょう。●寒・涼性の食品あさり、たこ、かに、うに、馬肉、きゅうり、トマト、セロリ、ごぼう、白菜、大根、すいか、バナナ、梨、柿、そば、こんにゃく、豆腐、ひえ、粟、コーヒー、緑茶、ビール、白砂糖、ミント類、昆布、わかめなど。●平性の食品牛肉、豚肉、牡蠣、ヒラメ、卵、豆乳、春菊、たまねぎ、やまいも、ブロッコリー、キャベツ、リンゴ、ぶどう、とうもろこし、大豆、黒豆、うるち米、黒砂糖、はちみつなど。●熱・温性の食品羊肉、カブ、ねぎ、しそ、かぼちゃ、らっきょう、さくらんぼ、ナツメ、あんず、もち米、くるみ、紅茶、ウーロン茶、胡椒、山椒、わさび、赤唐辛子など。----------寒・涼性の食べ物は一切食べないようなストイックなことをすると、かえってストレスになったり栄養が偏ったりする可能性もあります。調理法を工夫したり果物は食べる1時間ほど前に冷蔵庫から出して常温に戻してから食べたりするなど、一工夫すればいろんな食べ物を楽しみながら体温も保持できるのではないでしょうか。【参考文献】・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
2016年04月14日妊娠中期~後期にかけ、足がつりやすくなったり、こむら返りを起こしやすくなったりします。足がつることは、筋肉が急に収縮した状態で硬直してしまう現象を指し、筋肉疲労やカルシウムやマグネシウムなど電解質の栄養不足、血行不良などが原因だと言われます。妊娠中のママの足がつることは、赤ちゃんの成長により足の筋肉に重みがかかることが主な原因の一つです。足に重力がかかることで下半身が血行不良となり、筋肉がつりやすくなります。こむら返りは、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)という筋肉が異常収縮するために起こります。そのほか、妊娠期間中の発生はまれですが、スポーツなど激しい活動を行った場合に筋肉が損傷する肉離れを起こしている場合もあります。その際、痛みが伴い歩けなくなることもありますので、健診医に相談しましょう。妊娠中に足がつりやすい時期とは妊娠期間中において、お腹が大きくなる妊娠中期ごろからお産直前にかけ、足のつりやこむら返りが発生しやすくなります。夜や朝方など寝ているときなど筋肉が緩んでいるときや、また背伸びをしたり体を伸ばしたりして筋肉を動かした際にも発生します。ママに筋肉疲労や血行不良などの自覚がなくても発生します。つりやすい箇所と、痛みの種類足がつることやこむら返りは、ふくらはぎや足の裏、足の甲や指の付け根などで発生します。ママに自覚がなくても、お腹の重みにより体を支える足そのものに負担がかかっているためです。足がつったりこむら返りが起きたりすると、鋭い痛みとともに筋肉が膨らんだり盛り上がったりする感覚が起こります。痛みは寝ていても気付くくらいの強さで、筋肉が収縮している間ずっと続き、翌日まで痛みが残る場合があります。一度起こると慢性化しやすく、同じ箇所で何度もつることがあります。足のつり予防と対策足のつりやこむら返りを防ぎ、慢性化させないための予防は普段の生活で行うことができます。発生した時は、筋肉を緩めてあげることが大切です。■予防法マッサージやストレッチふくらはぎや足の裏を軽くもんだり、手のひらを滑らせるようになでたりすることで筋肉の緊張が和らぎます。体に負担がかからないよう座りながら足全体を延ばしたり、足の指を丸めたりするストレッチも効果的です。マタニティ体操なども検討してみましょう。体を温める血行が良くなることで冷えを防ぎ、筋肉を緩めます。湯船にお湯を張って入浴したり、足湯などの時間を設けたりして、しっかりと体を温めましょう。カルシウムやマグネシウムを摂る体は電解質を使って神経や筋肉の機能を調整しますが、つわりなどで嘔吐が続いた場合、血液中の水分が少なくなると電解質のバランスが崩れます。また、電解質のもとになるミネラルが食品や飲み物から補給されない場合にも、血液が薄められて電解質のバランスが崩れます。食事の際はカルシウムやマグネシウムを含む食品や飲料を摂るように意識しましょう。マグネシウムを含む食べ物や飲み物納豆油揚げ豆味噌しらす干しイワシの干物こんぶの佃煮あさりはまぐり桜エビあおさわかめひじきとろろこんぶオートミールミネラルウォーター(硬水)スポーツドリンクカルシウムを含む食べ物や飲み物モロヘイヤ小松菜大根の葉かぶの葉牛乳チーズヨーグルトしらす煮干し干しエビ炒りごま木綿豆腐足がつったときはどうしたらいい?もし発生したら、足の指を手でつかみ足の甲側に反らしたり壁に手を付けて筋を伸ばしたりすることで、筋肉の違和感が収まり痛みも引きやすくなります。収まった後は疲労を貯めないために足全体を優しく揉み、マッサージしておきましょう。お腹が大きく自分の手が届かない場合は、パパや家族の手を借りましょう。異常なほど頻繁に発生する場合、原因となる疾患が潜んでいる可能性があります。下肢静脈瘤や糖尿病の症状として足がつる場合もありますので、気になる場合は健診医に相談しましょう。
2016年04月04日前編 では赤ちゃんの足裏への刺激不足がさまざまな弊害をもたらすことを紹介しました。後編では、足裏への刺激以外で赤ちゃんの脚をすこやかに発達させるために大切なことをご紹介します。おむつにも注意を払おう赤ちゃんが歩くとき以外にも注意すべきことがあります。赤ちゃんを寝かせるときに、寒いのではないかとたくさん布団をかけるお母さんを時折見かけますが、これもよくありません。赤ちゃんは睡眠中も活発に四肢を動かしており、布団が重いとこうした運動が妨害されてしまいます。結果、赤ちゃんは運動不足になり、四肢の筋肉の発達に遅れが出かねないのです。また、赤ちゃんに使うおむつですが、最近はほとんど見かけなくなりましたが、昔(昭和初期頃)日本でよく使われていた腰巻きタイプのおむつは、あまりよくありません。というのも、腰巻きタイプのおむつは膝の下から脚まで布を巻き付ける形で利用するため、赤ちゃんの股関節に悪い影響を与えるからです。こうした、腰に巻き付ける形のおむつは、脚の骨を弱めてしまうだけでなく、運動をやりにくくするだけでなく均整の取れた筋肉の発達を阻害し、結果としてまだ柔らかい状態の赤ちゃんの脚関節を曲げてしまいます。カルシウム不足でさらに刺激が伝わらなくなる成長してからガニ股になってしまうのにはもうひとつ、体内のカルシウムが不足しがちであるという原因もあげられます。ある研究では、日本の子どもは摂取が推奨される量の半分程度しかカルシウムを摂取していないと言われています。そのほか、さまざま調査データを見ても、日本の赤ちゃんはアメリカなどに比べてカルシウムが足りなくなっていることが多いのです。カルシウムはご存じの通り骨を形成するためになくてはならない栄養素ですが、それ以外にも神経における刺激の伝達を早めたり、反射行動の速度を上げたりするために必要になってくる栄養素です。また、カルシウム不足はいらつきや攻撃性の上昇を招き、赤ちゃんの場合には夜なかなか寝つかなかったり夜泣きをしたりするといったことの原因になることもあります。なぜ日本の子どもはカルシウム不足になりがちなのか日本の赤ちゃんや子どもがカルシウム摂取不足になりがちなのには、実は理由があります。それは、欧米の子どもに比べて離乳した後に牛乳を飲まないからです。昔はそれでも骨の多い小魚などを食べることでカルシウム不足が補われていた側面がありましたが、最近では小魚を食べさせる家庭が減っています。お魚そのものを食べない家庭が増えただけでなく、食べるとしても料理に手間がかからない切り身しか使わないという傾向が出てきているためでしょう。子どもの頃にこういった食習慣をつけると、大きくなっても小魚を食べないように育ちます。最近の子どもが30年前の子どもに比べて約2倍も骨折しやすくなっているというのはこうした食習慣の変化によるものと思われます。丈夫な骨を作っていくためには、カルシウム以外にビタミンDといった栄養素が必要ですし、日光浴などで紫外線を適度に浴びることも大事になってきます。丈夫な骨を作るためのカルシウム、ビタミンD、日光浴の関係については、下記の記事に詳しく解説されていますので参考にしてください。・ 牛乳をたくさん飲んでいるのに骨の弱い現代っ子 足の裏の適当な刺激と共に、必要な栄養素も適切に摂るように気をつけることが重要です。(子育ての達人)
2016年03月01日足が痛い!と思ったとき、あなたはどこへ行きますか? 骨にヒビが入っているかもしれないなら整形外科、タコや魚の目があるなら皮膚科でしょうか? 外反母趾があるなら…果たしてどこへ? 巻き爪の痛みなら…?そんな「足」の悩みやトラブルを総合的に診てもらえる医療機関があったらいいですよね? 日本ではまだ知られていませんが、アメリカではポダイアトリー(Podiatry:足病学)という学問があり、ポダイアトリスト(Podiatrist:足病外科医)という足だけの医師がいます。実は、日本でも足専門のクリニックがあります。それは東京・表参道にある「足のクリニック 表参道」。ここでは、日本初の足の痛みや変形に特化したクリニックで、くるぶしから下の「足」のトラブルなら何でも相談できる医療機関。「日本人は、いわゆる“靴”の歴史が短いので、昔は欧米諸国に比べて足のトラブルが圧倒的に少なかったこともあり、足の専門医学がとても遅れているのだと思います。アメリカには、目が悪いから眼科、歯が痛いから歯科、と同じように足のトラブルに対しては“足科”がある。アメリカ人が日本へ来て“足科がない”と知ると、驚くんですよ。アメリカではポダイアトリーといえばとてもメジャーなんですが、悲しいことに日本では知名度が低いんです。ドクターでさえ、その言葉を知らない方もいると思います」そう教えてくれるのは、「足のクリニック 表参道」院長の桑原靖先生です。確かに、日本の辞書には、ポダイアトリーはおろか足病学という項目もありません。あのウィキペディアにすらないのです。ポダイアトリー(足病学)とはそのままズバリ、人の足についての専門医学。診察に始まり、理学療法、生体力学、薬剤の処方、特別な靴やインソール処方、手術なども含めて足に起こるさまざまなトラブルを総合的に診る医学です。桑原 靖 先生 プロフィール「足のクリニック 表参道」院長。足病学、足病外科、形成外科など。日本には足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ち、2013年、足の痛みや変形に特化したクリニックをオープン。足に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぐ。「足のクリニック 表参道」 近年多くなった足のトラブル、医師はどう対応する?日本人が、欧米人と同じようにつま先を覆う靴を履くようになったのは明治時代以降。それまでは、下駄や草履を履き、しかも家ではそれも履かなかった日本人には、足に外反母趾などのりクスを抱えていてもそれに気づかなかったことでしょう。足を締めつける靴が、さまざまな足のトラブルを表面化させるようになりました。朝から寝る直前まで靴を履く習慣のある欧米諸国で、早くから足の専門医学が発展したのはうなづけます。「日本も今では、小学生の子供でも外反母趾が多い時代。親が気づいてあげないと、そのまま成長してしまいます。幼い頃から医学的な介入で予防してあげるなど、親への教育も大切だと思っています。そのためにもやはり足専門のホームドクターが必要なんです。アメリカでは足を診る専門の医師、足病外科医の数は17,000人近くいます。そのほとんどが足専門医として開業していると言われるほど。通常の医師と同じで4年間大学で勉強した後、さらに4年間、ポダイアトリーの専門教育を受けけ、その後3年間の研修期間。それでやっと国家資格がもらえるんです。これは一般の医師免許と区別された、ポダイアトリストという医師免許。ポダイアトリストは整形外科、形成外科、外科、皮膚科、血管外科などに通じて、足の病気やトラブルについて専門的に学んだ医師だけが得られる資格なんですよ。それに対して日本では、整形外科の教科書600ページのうち、足について書いてあるのはわずか20ページほど。この差は大きいですよね」(桑原先生)桑原先生の「足のクリニック 表参道」は、アメリカのポダイアトリーの知識を元に日本で治療を行うため、必要な診療科(整形外科、形成外科、皮膚科、内科、外科、血管外科など)と連携する複数の専門医が、同クリニックに勤務する体制をとっています。これだけの医師がいるのは、患者さんが抱えているトラブルや病気がバリエーション豊かだから。外反母趾やハンマートゥなどの足の変形、足底筋膜炎、ハイアーチ、モートン病、巻き爪…他にも多種多様です。「でも、その原因はと言えばほぼ一つだけ。それは足のアライメントの異常です。顔と同じように足の骨格やそれに伴うさまざまなリスクも親から遺伝し、生活習慣や歩き方、履いている靴などがそのトラブルの悪化を助長します。また原因は骨の変形だけとは限らず、皮膚や血管、靭帯や筋肉にも関係しているんですよ」(桑原先生)寝たきり高齢者や、糖尿病で足をなくす人を減らしたい!桑原先生は、もともと形成外科医。簡単に言うと形成外科は「外観や機能の再建を行なう科」で、中でも先生の専門は「創傷治癒学」です。交通事故などによる外傷ややけど、手術などでできた皮膚の傷を治すのも専門領域。実は、先生は主に糖尿病の患者さんの足の切断、いわゆる「下肢切断」を行っていました。日本国内では毎年2万本の足が、糖尿病が原因で切断されていること知っていますか? 糖尿病の方が足を切断するようになるのに、最初はただの靴ずれや巻き爪、タコなど、ささいなことが大半の原因を占めるのだそうです。「糖尿病が重症化すると合併症で神経に障害が起き、足の感覚がなくなっていくので、進行すると痛みに気づかない。靴ずれや巻き爪になっても気づかず、放っておくと、その傷から細菌が感染して潰瘍や壊疽(えそ)を起こす。聞いたことがあるでしょう? 治療が遅れると切断につながるのです。アメリカでは糖尿病患者の下肢切断率は日本ほど高くありません。そこまで重症化する人がいないからです。日本の内科では、糖尿病になった患者さんを眼科に紹介するのですが、アメリカでは眼科に加えて足科にも紹介するのが普通なんですよ」(桑原先生)足をなくす人を減らすには、もちろん、まずは糖尿病を減らすこと。でも、放っておくと治ると思われている足のトラブルを、糖尿病になる前から早い段階できちんと治療することがとても重要です。糖尿病に由来する潰瘍や壊疽を診るドクターはたくさんいます。ただ、その要因となったタコやウオノメ、巻き爪、靴ずれ、外反母趾、水虫、足底筋膜炎などのポピュラーな病気、それと重症化した潰瘍や腫瘍まで、足をトータルに診てくれるところは本当に少ないのが現状です。「もしも、ポダイアトリー(足病学)がもっと国内に広まったら、足の切断率は確実に減ると思います。また、健康で自分の足で歩ける寿命が長くなるでしょうね。そして、寝たきりの高齢者も少なくなるはず。なぜって、転倒が減るからです。寝たきりになるお年寄りの10%は、転倒が原因と言われています。転んで骨折したことがきかっけで寝たきりになってしまうわけです。今よりもっとみなさんが足の健康を保てるようになったら、それも確実に減りますよ! 小さな足のトラブルを放っておかない。ささいなトラブルでも気軽に診てもらえるクリニックが増えたら、それも叶いますね。そのためにも、みなさんにポダイアトリーというものについて、知っておいてほしいと思います」(桑原先生)
2016年02月16日靴の役割を考えたことがありますか? 靴はファッションの一部ではあるけれど、洋服と違って「流行だから」「クールに見えるから」「細く見えるから」など、単に感覚だけで選んではいけないもの。なぜって、靴を正しく選んで正しく履くことは、足をさまざまなトラブルから守ることにつながるからです。「ハイヒールが楽」という人の足は、危険信号!「『私はハイヒールのほうが楽! ぺたんこ靴は履きにくい』という人は、あたかもカッコイイ女性に見えるかもしれません。でも、長時間ハイヒールを履いていても平気ということは、足にトラブルが起きているサインなんです」と警告を発するのは、「足のクリニック 表参道」院長、桑原靖先生。アラフォー世代だから気をつけたい靴の選び方や、靴による足のトラブルについてアドバイスをいただきました。靴の役割、それは足を保護して衝撃をやわらげたり、本来の足の機能を引き出して歩行の補助をすること。靴を正しく選ぶこと、正しく履くことは足をさまざまなトラブルから守り、健康を保つことにつながります。「足の構造から考えて、ハイヒールが体に良いわけはないんです。重心が前にいくだけでなく、骨盤が前傾したままになるので身体に負担がかかります。何より、アキレス腱が拘縮(動きが悪くなること)してしまうんです。10代20代の若い体はまだ柔軟性があるので、たとえ長い時間ハイヒールを履いてアキレス腱が固く縮まったままでも、脱いでいる間にもとに戻りやすかったもの。これが年齢を重ねるにつれ、縮こまったままになっていくわけです」(桑原先生) アキレス腱は足底筋膜とつながっているため、そうなるとヒールを脱いで地面に足をついたとき、今度は足裏の腱のほうが伸ばされてしまい、逆につらいと感じます。ひどいと足裏が痛む「足底筋膜炎」や「ヒールペイン(かかとの痛み)」を引き起こすことがあります。ハイヒールの形は靴の役割を果たしていない(後で説明)ため、さまざまなトラブルにつながる可能性大。ハイヒールが楽だと感じる人、フラットシューズのほうが苦手だという人は、既にアキレス腱が拘縮しているサインかもしれません。 ハイヒールを履くなら、必ず「アキレス腱」のストレッチを!さらに、桑原先生は続けます。「アキレス腱が伸びないことは、短趾屈筋(足指を曲げる筋肉)に負担がかかることにもなります。足の指で地面をつかもうと頑張るのです。すると、ハンマートゥやマレットトゥ、クロートゥなど、指が変更してしまう病気になることも。ハイヒールを履く人で、変形はしていないけれど指の動きがなんだか悪いと感じたら、一度診察を受けたほうがいいでしょうね」ここで、桑原先生の考える、健康な足を保つ「理想の靴の条件」を紹介します。▼靴自体に安定性がある 靴と地面の接地面積が広く、靴底が固いもの。▼かかとと靴が一体化する 「靴はかかとで履く」もの。かかとが深くしっかり作られていること。▼足と接する面積が広い 特に、足の甲を覆う面積が多いほど安定しやすい。▼アーチをきちんとサポートしてくれる 内側、外側、横の3つのアーチを支えて衝撃を吸収すること。▼足が曲がってよい場所で靴も曲がる 曲がってよいのは指のつけ根だけ。他では曲がらない。▼つま先に1cm~1.5cmの余裕があること そしてそれ以上、つま先が前にすべってしまわないことこれらをすべて満たす靴は、限りなくスニーカーに近いものになってしまいます。オシャレを考えるとそうもいきませんね。靴を購入する際、ひとつでも多く上の条件に当てはまることを目標にしましょう。それでもやっぱりヒールの高い靴を履きたい人、履かなければならない人もいるでしょう。そんな人は、以前にも桑原先生が紹介されたアキレス腱ストレッチが必須。毎晩これをやるだけで、トラブル予防につながります。【アキレス腱ストレッチ】1) 両腕を真っすぐに伸ばし、壁に両手をつけます。2) 伸ばしたいほうの足を後ろに引き、前の膝をゆっくり曲げていきます。つま先は斜めにしたりせず、壁に対して垂直に。かかとは必ず床につけておきます。3) アキレス腱が突っ張る程度の状態で、ゆっくり気持ちよく伸ばします。20秒ほど動かずに。反動をつけずに行うのがポイントです。4) 反対側の足も同じようにストレッチします。 痛くない! 迷わない! アラフォーからのパンプス選びでは、現実的に、足の健康にもよくファッション性も考えたら、私たちはどんな靴を選んだらいいのでしょう? 「ヒールの高い靴は、オススメできないんです。足の変形リスクを大きくして、カチコチのふくらはぎを作り出しているようなもの。でも、どうしても履かなければならない時は、ハイヒールはまず履いている時間をできるだけ短くして、先のアキレス腱ストレッチで毎晩メンテナンスすることです。会社でヒール付きパンプスを履く人は、通勤時はスニーカーに。立ちっぱなしの方は、休み時間だけでもフラットシューズに履き替えるなど、工夫をして。また、特にサンダルなどに多いようですが、合わない靴を買ってしまって、履いているうちに楽になる…というのもオススメできません。 “足が靴に合ってしまう” のは決してよくない。買うときは、試し履きをじっくりと。普段の速度で店内を歩いてみます。そして痛くならない自信のある靴を選ぶのが基本ですよ」(桑原先生)通販で靴を買うのはオススメできませんが、試着がOKな通販も増えてきているので、賢く利用したいもの。そして、最近充実してきたインソールにも注目を。インソールはゆるい靴に入れるもの、という認識を持っていたらそれは間違いです。インソールを入れることで足をホールドし、フィット感を高めます。足にきちんとフィットするパンプスは、ストライド(歩幅)が広くなり、歩数が少なくなるため、同じ距離を歩いても疲れにくいメリットがあります。では最後に、靴選びのポイントをまとめておきます。ぜひ覚えておきましょう。【正しい靴の選び方POINT】1)ヒールの高さはできれば、4~5cmまでに。 これ以上高さのあるヒールは百害あって一利なし。 高ければ高いほど、特に足指のつけ根への負担が高くなります。2)ストラップ付きのものがベター。なければパンプスベルトを付ける。 足首の曲がる部分にストラップが付いたデザインは、 前すべりを防止してくれるだけでなく、かかとの脱げ防止に!3)甲をできるだけ覆うデザインのものを。 脱げにくく安定性があるのは、肌を覆う面積が多いデザインです。 指のすき間が見えるような浅い靴は脱げやすく、オススメできません。4)底がある程度固く、しっかりとした素材のものを。 靴の底を中から押したとき、曲がってしまうような柔らかすぎる靴底は 着地の衝撃を抑えることができません。厚く固めのほうがGOOD。5)ヒールは太め、もしくはウエッジソール。 足と地面の接地面積が広いほど、安定しています。ピンヒールよりは 断然太いヒール、またはウエッジソールのほうがよいでしょう。6)インソールを賢く利用する。 アーチを支えるのは靴よりむしろインソール。先にしっかりと作られた インソールを選び、それにあった靴を購入するのも賢い選択。桑原 靖 先生 プロフィール「足のクリニック 表参道」院長。足病学、足病外科、形成外科など。日本には足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ち、2013年、足の痛みや変形に特化したクリニックをオープン。足に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぐ。「足のクリニック 表参道」
2016年02月04日女性に多い冷え性。とくにいまの季節、手足の冷えに悩まされている方も多いのではないでしょうか。なかでも近年増えているといわれるのが、手足は冷たいのに上半身がのぼせたように感じる「冷えのぼせ」という症状です。■「冷えのぼせ」の症状とは冷えのぼせは、手足の先など体の末端が冷えているのに、上半身や顔がボーッとほてってしまう症状のことをいいます。手のひらや足の裏に汗をかきやすかったり、暖房のきいた部屋に入るとカーッとして体が熱くなってしまったりする場合も、冷えのぼせになっている可能性があるようです。冷えのぼせは、体の疲れやだるさのほか、生理痛の悪化や睡眠の質の低下など、健康に影響をおよぼすことも。「もしかして冷えのぼせかも?」と思ったら、放置せずにしっかり対策をすることが大切です。■なぜ「冷えのぼせ」は起こるの?冷えのぼせは冷え性が進行したものといわれており、大きな原因は自律神経のバランスの乱れといわれています。自律神経のバランスが乱れると、血管の収縮や拡張のコントロールがうまくいかず、上半身に熱が集中してしまうのだそう。冷えのぼせになると寝つきが悪くなりやすいのも、自律神経のバランスに大きく関係する交感神経と副交感神経の切りかえがスムーズにできなくなるためだといわれています。■体の温め方に注意!「冷えのぼせ」の改善法冷え性改善の定番といえば、入浴です。38℃~40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりとつかり、体を温めるのがよいとされています。しかし、冷えのぼせの人は体が温まるより前に上半身がのぼせてしまい、長く湯船に入っていられないケースもあります。そんなときには無理をせず、効果的な方法で体を温めるようにしましょう。オススメは、首の後ろをホットタオルなどで温める方法です。首には大きな血管が通っているため、全身を効率よく温められます。寝る前に行えば、リラックスしてスムーズに眠りに入れますよ。また、足首やおなか、腰などは冷やさないように心がけましょう。寝るときに靴下を履くと足の裏に汗をかいてしまう場合は、レッグウォーマーがオススメです。冷えのぼせは、放置すると睡眠や疲れなど生活に支障をきたすだけでなく、いろいろな病気の原因になってしまうこともあります。日常生活のなかでしっかりケアをして、症状を改善させていきたいですね。
2016年02月01日寒い季節、家の中でも冷えを感じている方は多いのでは? 女性は男性に比べて筋肉量も少ないため熱産生が少なく、血行が悪くなる傾向にもあり、冷えに悩まされることもしばしば。その上、ホルモンバランスの周期的な変化やストレスなどが原因で自律神経に支障をきたすことで、余計に冷えを招くことも。「冷えは万病のもと」とも言いますが、たしかにコリやむくみの原因となったりもするのでなるべく改善していきたいですね。冷えの改善というと、食事や運動が大事になってきますが、それに加えて精油の力も借りてみてはいかがでしょうか?体を温める精油5選冷え改善におすすめの精油について、期待できる効果と精油の禁忌をご紹介します。・ブラックペッパー(香り)コショウの美味しそうでスパイシーな香り(効果)血液循環促進、消化促進(禁忌)※皮膚刺激を起こすことあり・ジンジャー(香り)ショウガのピリッとした温かみのある香り(効果)血液循環促進、発汗(禁忌)※高濃度で皮膚刺激を起こすことあり・ジュニパーベリー(香り)お酒のジンの香り(効果)利尿、発汗、老廃物の排出を促す(禁忌)※妊娠中・授乳中の方、腎臓疾患のある方は使用に注意・スイートマジョラム(香り)甘さのなかにすっとした香り(効果)血液循環促進、筋緊張緩和、加温(禁忌)※妊娠中の使用に注意・ローズマリーシネオール(香り)透明感のあるすっきりとした香り(効果)血液循環促進,筋緊張緩和(禁忌)※乳幼児、妊婦、高血圧症やてんかんの方は使用に注意ブレンドして使う場合は、以下の精油と合わせるのがおすすめです。・オレンジスイート:明るい気持ちになる/ブレンドすることによって香りがまとまる・ラベンダー:リラックスできる精油で体を温めるには?精油の力を借りて体を温めるには、以下の方法で精油を活用してみるとよいでしょう。・アロマバス天然塩大さじ1に精油を3滴垂らしてバスソルトを作り、お湯によく溶かして入浴する。・手浴・足浴上記と同じ分量で作ったバスソルトの半量を洗面器や湯桶に入れたお湯によく溶かし、部分浴をする。部分浴をしながらマッサージをすると、より効果的です。<注意>上記のレシピは通常よりも低濃度で記載していますが、場合によっては皮膚刺激を感じることがあるかもしれません。異常を感じた場合はすぐに使用を中止してください。ヨーロッパでは精油を扱う専門医がいるほどです。効果や禁忌を正しく理解して、快適にアロマセラピーを楽しんでくださいね。(中山真澄)
2016年01月16日趣味として、または健康のためにと、せっかく始めたランやウォーキング。続けるうちに、足に何らかのトラブルを抱えてしまう人も少なくない様子。そんな方々の駆け込み寺、「足のクリニック 表参道」の院長である桑原靖先生にお話をお聞きしました。足の痛み、そもそもの要因は、“アーチ” の崩れ「ランニングやウォーキングで足のトラブルといえば、ナンバー1は “足の裏側” が痛い人でしょうね。痛い場所は人によって違いますが、長距離を走ったり歩いたりしている人は、概ねアキレス腱からつま先までの裏側に痛みを訴えています。特に多いのは『足底筋膜炎』です」(桑原先生)「足底筋膜とは足の裏に膜のように張っている “腱組織” のことですが、部位を表しているだけなので、足裏の痛みは大抵この病名をつけられます。そもそもの要因となっているのは、アーチの崩れ。それに気がつかず、放置したまま長距離を走ったり歩いたりすると、足の裏でうまく衝撃吸収ができずに炎症が起きてしまうのです。特に女性の場合は、カカトの骨が内側に倒れる『過回内』によって、アーチが崩れていることがほとんどですね」(桑原先生)過回内によるアーチの崩れ以外にも、土踏まずのサポートが悪い靴や、柔らかすぎるシューズを履き続けている人、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている人、毎日下り坂やでこぼこ道を走っている人なども、足底筋膜炎になりやすいもの。不思議なことに、朝起きたとき最初の一歩が痛むのも足底筋膜炎の特徴です。でも、長距離を走ったり歩いたりすることは、そんなに足に悪いことなのでしょうか?「歩く、走る、はとても原始的な運動で、特にウォーキングはそれ自体が悪いわけではありません。痛くなる人は、オーバーユース、使いすぎでしょうね。もちろん、人によって程度はさまざまで、一定のラインを超えて酷使しても痛みが出ない人もいれば、オーバーラインが低く、ちょっと走っただけで痛くなる人もいます。残念ながらこの個人差はなんとも言えませんね」(桑原先生) 重要なのはシューズより「インソール」!とはいえ、炎症が起きる前に、せめて痛みが出る前に、予防策はないのでしょうか? よくシューズが合っていないと痛みが出ると言われますが…?「シューズも大事ですが、もっと大切なのはインソールでしょうね。アスリートなどはインソールが命と言われるほど。健康のために痛みが出る手前でやめる程度ならいのですが、レベルアップしたり、パフォーマンス向上のためには、インソールはとても重要なんです。インソールにもいろいろありますが、身体機能を向上させるために開発されたスポーツ用のものを選ぶこと。また、アドバイザーがきちんといるお店で購入するのが鉄則です。市販のインソールは足に合わない場合もあるので、自分の足に合ったオーダーメードのインソールを作成することをおススメします」(桑原先生)そのレベルのインソールは土踏まずやかかとの部分が非常に硬く、アーチも驚くほど立体的にできています。インソール自体で足をガッチリホールドしてくれるといった感じです。「インソール」を選ぶときのポイントランやウォーク用のシューズは、つま先に1〜2cm余裕があるものがよいとわれますが、インソールだって同じこと。それどころか、シューズよりインソールを先に選んでも全く問題ないのです。というのも、シューズを選ぶときには、シューズ内が見えるわけではないので、つま先にどの程度余裕があるのかはわかりません。でも、インソールはサイズが目に見えているので意外にわかりやすい! 自分の足裏のアーチが合うインソールを床に置いて足を乗せ、いちばん長い指より先に1〜2cm余裕があり、横幅など、インソールからはみ出していないかどうか、確認しながら選びましょう。きちんとしたインソールを装着することで、足底筋膜炎だけでなく、タコやウオノメなど足のさまざまなトラブルは治癒することが少なくありません。「私のクリニックでは、オーダーメイドのインソールを処方しています。痛みなどの症状が強い場合のインソールは、保険適用になることもありますよ」(桑原先生) ランナーを痛みから救う「体外衝撃波」治療とは?足底筋膜炎の患者が多いことから、桑原先生のクリニック「足のクリニック 表参道」では、いち早く「体外衝撃波」による新治療を導入しました。体外衝撃波治療(extracorporeal shock wave therapy : ESWT)とは、体外衝撃波を足底筋膜炎の痛みのある部位にあてることで、痛みの除去と組織の修復を促すもの。実際の衝撃波治療は素足になって、寝た状態で行われます。寝ながらできるので身体の負担はほとんどありません。麻酔の必要もなく、約30分程度で終了します。基本は1回の治療ですが、1回で効果が得られない場合、医師と相談の上で期間をあけて再度行うこともあるようです。痛みの神経終末を変性させるとともに疼痛伝達物質を減少させて中枢への疼痛伝導を抑制する(「痛い」という刺激が脳へ伝わるのをブロック)。そして、衝撃波を当てることで、患部の血流を増やして組織のダメージを早く修復する効果が期待できるのだそう。国際衝撃波治療学会では、足底腱膜炎以外にもアキレス腱炎、アキレス腱付着部炎、膝盞腱炎、上腕骨外上顆炎、石灰沈着性腱板炎、腱板炎、大転子部痛、偽関節、疲労骨折、早期の無腐性骨折壊死、早期の離断性骨軟骨炎などにも適応するとしています。「平均的な効果は60%〜80%でしょうか。足を酷使するアスリートより普通に生活をしている患者さんの方のほうが治りが良いという報告もあります。でも、足底筋膜炎は結果としての病状であって、本当の原因は日常生活や足の構造そのものにある可能性が高いもの。ですから私の診療所では、なぜ足底筋膜炎になったのかを検査や問診で突き止め、再発予防のためのアドバイスを行なっています」(桑原先生)「アキレス腱ストレッチ」で、足の痛みをケア「足の痛み予防のためには、必ず行っていただきたいストレッチがあります。それはとても簡単なアキレス腱ストレッチなんですが、運動前後にやることで足の疲れを解消し、痛みを軽減する効果が期待できます。足底筋膜炎の痛みのある方だけでなく、かかとの痛み、日頃ハイヒールを履いている女性にもオススメですよ」(桑原先生)では、桑原先生のストレッチをご紹介しましょう。 【アキレス腱ストレッチ】1) 両腕を真っすぐに伸ばし、壁に両手をつけます。2) 伸ばしたいほうの足を後ろに引き、前の膝をゆっくり曲げていきます。つま先は斜めにしたりせず、壁に対して垂直に。かかとは必ず床につけておきます。3) アキレス腱が突っ張る程度の状態で、ゆっくり気持ちよく伸ばします。20秒ほど動かずに。反動をつけずに行うのがポイントです。4) 反対側の足も同じようにストレッチします。これなら、毎日でもできそうですね!桑原 靖 先生 プロフィール「足のクリニック 表参道」院長。足病学、足病外科、形成外科など。日本には足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ち、2013年、足の痛みや変形に特化したクリニックをオープン。足に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぐ。「足のクリニック 表参道」
2016年01月15日『足を温めると健康になる』(吉田佳代著、白澤卓二監修、あさ出版)の著者は、足つぼマッサージと整体の技を得意としたトータルリラクゼーションサロン「ラグジュア」を経営している人物。自身が語っているとおり、医者でもカウンセラーでもなく、「足を温める」ことによって自然に治す力を引き出す方法を実践しているだけなのだといいます。ちなみに、足を温めることによって得られる効果は次のとおりだとか。・血管が開いて、血液がスムーズに流れやすい状態になる・血流がよくなることで、体のなかに蓄積されている不要なもの(老廃物)が外に排出され、むくみがとれる・温まった血が全身に流れるため、体温が上がり、内臓機能が強くなり(活発になり)、病気になりにくくなるこうしたことから、健康な体を手に入れることができるというのです。しかし、だからこそ気になるのは「足の冷え」について。そこできょうは、病気の原因になるというこの点をクローズアップしてみたいと思います。■健康になるために冷えを知るべし大切なのは、足を温めることによって、病気になりにくい健康的な体を手に入れること。しかしそのためにはまず、健康の大敵である「冷え」について知っておくことが大切。ちなみに冷えは、体のさまざまな要因によって体全体、または一部分が温まりにくい状態になることによって起こるそうです。そこで、冷えが起きる4つの要因を、それぞれ具体的にチェックしてみましょう。■冷えを引き起こす4つの要因とは(1)血液の循環が悪い東洋医学では昔から、血液の流れがさまざまな病気の原因であると考えられてきたのだといいます。老廃物の滞留などによって血液が汚れていると、当然のことながらドロドロして流れにくくなります。すると血液の循環が悪くなり、その結果、新陳代謝のための栄養素、細胞が活性化するための酸素が滞ってしまうことになるというのです。恒温動物であるヒトは、血液の流れによって全身に熱が与えられます。つまり血液の循環が悪いと熱量が不足し、冷えの状態を引き起こしてしまうのです。血が足りない状態(血虚=けっきょ)、血が滞っている状態(お血=おけつ)も冷えの原因とされているのだとか。血を温めて循環させることが、冷えを解決するためには欠かせないということです。(2)筋肉量が少ない筋肉には、体の熱をつくって出す役割があるのだと言います。運動不足で、ほとんど筋肉を使わない生活をしていると、必然的に熱量が不足することに。そこで、体が冷えた状態が続いてしまうわけです。具体的には、厚着をしても暖房を入れても、なかなか体が温まらず、いつしか「冷たいことが当たり前」な状態に。つまり、それが冷え性。年配の方に冷え性が多いのも、年齢を重ねると筋肉量がだんだん減ってくるから。なお、熱をつくり出す筋肉の多くは下半身にあるもの。そして筋肉中には血液がたくさん通っています。そこで、日ごろから歩いたり、ストレッチをしたりして下半身を温め、適度に筋肉を刺激して、熱を発する体をつくっておくことが大切なのです。(3)自律神経の乱れストレスや不規則な生活習慣が続くと、自律神経の乱れが起きることになるのだそうです。自律神経が乱れると、体温調節がうまく機能しなくなります。そして具体的には、上半身に熱がこもって下半身に熱が足りないといった状態になるのだとか(冷えのぼせ)。また、それにともなって足の冷えや心臓のドキドキ、めまい、頭痛などの症状が起きることも。当然ながらそうなると、日常生活にも支障をきたしてしまうことになるでしょう。「心のバランスが偏っているな」「緊張が続いているな」と感じるときは、体が冷えている可能性があると著者。お風呂に入るなどして、まずは体を温めることが大切だというわけです。(4)ホルモンバランスの乱れ冷え性は、男性よりも女性に多く見られるもの。もちろん筋肉量の違いもありますが、ホルモンバランスが大きく影響しているのだとか。排卵や生理のときなどはホルモンバランスが乱れやすいため、自律神経も乱れて血液循環が悪くなり、冷え性の症状が出てくるということ。そこれリラックスするためにも、シャワーだけですませるのではなく、ゆっくり湯船につかって体を温めることが大切だといいます。*これらからもわかるとおり、冷え性とは、私たちの体を温かく保つための機能が不調をきたしている状態。だからこそ、体がつくり出す熱ではなく、暖房やある次でごまかしても改善は望めないわけです。そこでぜひ、本書を参考にして体を内側から温めたいものです。(文/書評家・印南敦史)【参考】※吉田佳代(2015)『足を温めると健康になる』あさ出版
2016年01月12日冬本番! 今年は暖冬なんていわれても、やっぱり寒いものは寒い! 外に出るのもおっくうになってきましたね。筆者はとても冷え性なので、何もしないと手先や足先がジンジンとしてきます。同じように冷え性に悩まされている方も多いのではないでしょうか。しかし、体とはおもしろいもので、「このパーツを温めると、ここがポカポカするの?」という不思議なポイントがいくつもあるんです。女性にとって、冷えは大敵。「冷えは万病の元」といいますから、万全の対策をしていきましょう!■腹まきで、おなかを温める「腹まきなんて恥ずかしい…」と思う方も多いと思いますが、あなどるなかれ。おなかを温めることで内臓が温まるのはもちろん、血流がとてもよくなるんです。とくに下半身が冷える人には必須アイテムです! 冷えが深刻な人は、腹まきの上にカイロを貼るといいでしょう。血流アップのほかに内臓の働きもよくなり、つかれやだるさの軽減にもなりますよ。最近はかわいい腹まきも販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。■外出時、守るべきは首!首には太い血管が通っているので、首を温めるだけで全身の血流がとてもよくなります。冬の寒い日にシャワーを浴びるとき、後ろからシャワーを当てたほうが体がじんわり温かくなるのを感じたことありませんか? それだけ首は体の重要ポイントなんです。マフラーやストールはおしゃれとしてはもちろん、防寒としてもお役立ちのアイテムといえますね。イルミネーションを見にいくときや初詣など、外にいる時間が長い日はマフラーのなかに“隠しカイロ”をするとポカポカになりますよ。■オフィスで役立つ指ぬき手袋出勤して仕事にとりかかろうとしたけど、パソコンのキーボードを打つ手がかじかむ…。そんなときは、ハーハーと指先に息を吹きかけるよりも手のひらを温めるほうが、効率的に指先を温められますよ。すぐに仕事に取りかからなければいけないときには、指ぬき手袋がオススメ。キーボードも使えるし、手のひらも温められて一石二鳥です! ぜひ試してみてくださいね。寒くて風邪を引きやすいのに、休んでもいられないこれからの時期。体を温めて乗りきりましょう!
2015年12月19日「足の裏は第二の心臓」、これは多くの方が一度は聞いた事がある言葉ではないでしょうか。足の裏にはさまざまなツボがあり、確かにマッサージが終わった後は、足も軽くなって気分爽快! ですが、頻繁に通うにはお金も時間もかかります。今回は、忙しい女性が足指に装着するだけで得られる、ながら美容の効果をお伝えしたいと思います。■足裏の働きや、体の各種へとの連動そもそも日本人の多くは、立った時にかかとの方に重心がかかりやすいようですが、できれば立った時には足指の方へ、つまり前重心になることが良いと言われています。重心の位置がかかとの方にあると、自然と腰が前に出てしまい猫背になったり、逆にそこから姿勢を良くしようと、反り腰などの不自然な姿勢になります。その結果、肩凝りや腰痛になりやすいのです。また、女性の多くは小指の方に重心がかかりやすいので、結果的にO脚の人も多いです。パンプスを履いていて、いつも同じところがすり減ったり痛くなったりする方は足の裏や指の筋肉が衰えていて不自然な体勢を取っている可能性が高いです。自分で意識して注意しようとしても、長年の立ち癖や歩き癖は改善するのは非常に難しいです。そこで助っ人として強い力を発揮するのが、足指パッドなのです。・ネットでおなじみの、大山式足指パッド大阪大学名誉教授、大山良徳先生が考案した「大山式足指パッド」は、ネットでも簡単に購入できるため、初心者の方にはオススメです。付けるとすぐに足の指が意識でき、重心のかけ方が変わるのを自覚できるでしょう。・オーダーシューズの店の足指パッド東京・池袋にあるオーダーシューズの店ベルシャンは、来店すると足のこまごまとしたサイズを測ってくれ、自分に合った足指パッドを購入する事が可能です。消耗品のために継続して購入が必要ですが、装着した時の手応えや使用感は抜群です。・100円ショップの足指パッド安く購入できるため、手軽に試すには良いでしょう。足指にはめてみて気持ち良い感じはありますが、その他の足指パッドと比べると特に効果は感じられませんでした。疲れた足の指をぐっと伸ばす程度には良いかもしれません。■足指パッドをつけた効果筆者は長年、O脚の持ち主でした。使用前の膝の隙間はおよそ5センチ~10センチ。整体や整骨院に行っても効果は一時的で長くは続きませんでしたが、足指パッドを付けたりストレッチをして数か月後、膝と膝の間がほぼぴったりくっつく様になったのです。個人差もあるでしょうが、姿勢と足のラインが改善された事は間違いありません。装着するだけの簡単ながら美容は、現代の忙しく働く女子には絶対にオススメ。一度試してみてはいかが?
2015年12月14日冷えやむくみがとくに気になる冬におすすめのドリンクが“小豆茶”です。市販されているものもありますが、自宅で簡単に作ることもできるのです。小豆茶とは小豆を茹でこぼしたときの煮汁のこと。でも、毎回小豆を煮るのは大変ですよね。そんなときに知っておきたいのが魔法瓶を利用した小豆茶の作り方です。大さじ3杯の小豆と熱湯適量を魔法瓶に入れ、30分置いたあと、いったん湯を捨て小豆を取り出します。これにより、アクや苦味を取り除きます。取り出した小豆を再度魔法瓶に戻し、800ミリリットル程度の熱湯を注いで3時間経ったら完成です。小豆とお湯を分け、小豆の栄養成分が溶け出たそのお湯を数回に分けて1日で飲みきりましょう。また、柔らかくなった小豆はお米と一緒に炊いたり、サラダやヨーグルトに入れて食べてもおいしくいただけますよ。ほんのりと甘さを感じる小豆茶は、血流を良くするサポニンや、デトックス効果が高くむくみに効果的なカリウム、疲労回復や美肌が期待できるビタミンB群が含まれ、さらにノンカフェインとういう女性にとってうれしいことばかりです。ほかにもダイエット、便秘解消、貧血、二日酔い、疲れ目などにも効果が期待できるようです。つくり置きができないため、こまめに作ることが必須となりますが、魔法瓶を使った簡単な方法だと続けられるのではないでしょうか?はじめは慣れない味に抵抗があるかもしれませんが、ほんのりとした甘さに癒しを感じ、さらに、身体がポカポカとして、元気になることが実感できるはずです。ぜひ取り入れてみて!
2015年12月06日こんにちは。ライターの和です。今回は20歳大学生の方からの質問に答えさせていただきます。「友人の付き合いでライブに行ったのですが、そこのバンドのギタリストに一目惚れしてしまいました。その夜、酔った勢いで彼に「素敵でした」とTwitterでDMを送ってしまったのですが、元々ファンからのリプライには丁寧に返信をしている方のようだったので私にも律儀に返信をくれました。また、私のこともよく覚えていると言ってくれました。彼の所属しているバンドは趣味程度のもので、ファンはそこまで多くないと思います。来月、またライブがあるので手紙を書こうと思っているのですが、連絡先も一緒に書いておくのは厚かましいでしょうか。また、その際「一人の人間として好き」ということを伝えたいのですが、彼に書く初めての手紙にそんなことを書いたら引かれてしまうでしょうか。」音楽をやっている人ってイケメンが多いですよね。しかもステージに立つと、その格好良さは三割増しされる気がします。せっかくなら彼とお近づきになりたいですよね。相談者様のお悩みについて一緒に考えてみましょう。■まずは何度もライブに足を運んでみよう手紙を書く前に定期的にライブに足を運んで、彼と今以上に仲良くなってみてはいかがでしょうか。もし手紙に連絡先を書いて、彼からの連絡が来なかったらそれこそライブに行きづらくなってしまいます。せっかくライブという場で必然的に彼と会うことができるのですから、このチャンスを逃してはもったいないと思いますよ。彼も相談者様がライブを見に来てくれた方がもっと印象が残るでしょうし、単純に嬉しいはずです。彼とはTwitterで連絡を取ることもできるのですから、今は慎重に行動してみるのも一つの方法だと思います。■手紙はフランクな感じが良いかも少し彼と仲良くなってきたら、ファンレターとして手紙を渡すのが良いと思います。その際はあまり堅苦しくならない文章にしてみましょう。『○○さんの演奏が大好きです!』みたいな感じでそれとなく『好き』という言葉をにおわせてみてはいかがでしょうか。相談者様が『これは脈アリかも』と判断したところで、自分の連絡先をファンレターに書いてみる方法が一番スムーズにいくかもしれません。また、彼はまだ相談者様を一人のファンと思っている可能性が大いにあります。もしかしていきなり『一人の人間として好き』と言われてしまうと、ちょっとビックリしてしまうかも。確実に彼との距離を縮められるように行動してみましょう。■彼のどこが好きなのか良く考えてみて最初にも述べたように、バンドを組んでいたりギターをやっていたりする人って、ステージに立つとなぜかすごく格好良く見えるんですよね。魔法がかかっているというか、不思議と人を惹きつける力が備わるのだと思います。それが本当に恋なのか、それともファンとしての気持ちなのか、もう一度良く考える必要があるでしょう。案外、ステージから降りると『あれ?なんかイメージしていたのと違う』なんてことも有り得るかもしれません。焦らず、じっくり彼のことを知っていくのが良いかもしれませんね。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月03日女性の7割が冷えに悩んでいるといわれます。冬になると、手足の先が氷のように冷えて、夜なかなか寝つけないという人もいるのではnないでしょうか?冷え症と一口にいっても、手足の先が冷える人、下半身だけが冷える人、内臓が冷える人、全身が冷える人、というようにいくつかのタイプがあります。手足の冷えは意識しやすいですが、内臓の冷えはなかなか認識しにくく、また全身の冷えも、体全体が冷えているため気づきにくいようです。体温が1℃下がると、免疫力が30%下がるとされています。これから、かぜやインフルエンザなどが流行る時期がやってきます。できることなら体温をあたたかく保って元気にすごしたいもの。そこで、冷えを撃退するために簡単にできる習慣を3つ紹介します。■1:朝や寝る前に白湯を飲む白湯とは湯冷ましのこと。お水を強火で沸騰させたあと、体温と同じくらいの飲みやすい温度に冷ましてから飲みます。朝や夜寝る前にコップ一杯の白湯を飲むことが、内臓の冷え対策になるのです。胃の温度が1℃下がると、その1℃をもとに戻すまでには4~5時間かかるとされています。一方、内臓温度が1℃上がると基礎代謝も約10~12%上がることに。朝起きたときや夜寝る前に白湯を飲む習慣を取り入れて、内臓の冷えを遠ざけ、基礎代謝も上げていきましょう。■2:スクワットをする足先や全身が冷える人におすすめなのが、スクワット。足先のリンパ液や静脈の血液を心臓に戻す際のポンプ役をするふくらはぎの筋肉や、身体のなかでも大きな筋肉である太ももの筋肉を鍛え、身体をあたためます。最初は無理のない回数から始めて、少しずつ増やしていきます。50回程度を目安にするとよいでしょう。膝などに過度の負担がかからないように、正しいフォームで行うことが大切です。50年前の日本人の平均体温は36.89度でしたが、現在の平均は36.20度。平均体温低下の原因のひとつとして考えられるのが、筋肉量の減少です。スクワットを習慣にすることで筋肉量を増やし、身体の内側から温めましょう。■3:使い捨てカイロを上手に活用する使い捨てカイロを上手に活用して、身体の外側から温めるのもひとつの手です。カイロを貼るのは腰から下に。心臓に近い肩や胸の裏側あたりに貼ると、のぼせてしまって逆効果です。貼る場所の優先順位としては、まずは、おへその裏側からおしりの上にかけての部分。次に下腹部。そして、ふくらはぎ。このほかに冷えを強く感じる部分があれば、さらに加えます。カイロで温めると同時に、その熱を逃がさないような服装を心がけましょう。*「冷えは万病のもと」ともいわれます。とくに女性にとって冷えは大敵!まずは、手軽にできるちょっとした生活習慣を日々の暮らしに取り入れてみてください。身体をあたたかく保ち、免疫力を上げて、寒い冬を乗り切りましょう。(文/ヨガインストラクター・松山史恵)【参考】※大上勝行(2013)『東洋医学の春夏秋冬セルフケアでからだを整える』三樹書房※低体温の人は風邪が長引く?体温と免疫力の関係-ヘルスケア大学
2015年11月28日最近何だか疲れやすい、疲れがぬけない…と感じている女性はいませんか? もしかすると、夏の冷房での冷えが体にたまっているのかもしれません。このまま気温が低い秋冬シーズンに突入してしまうと、冷えも疲労も蓄積される一方に。夏の冷えをリセットし、冬に向けて冷えにくい体を整えるために、毎日の食事に、体を温めるといわれる食材を使ったスープを一品足して、体の内側からアプローチしてはいかがでしょう。でも毎日作るのは大変…という方は、週末にたくさんつくって冷凍保存するストックスープがおすすめです。週末などにまとめてベースだけ作っておけば、食べたいときに1食ずつ温めるだけでOK。体にやさしいスープがインスタント感覚でいただけるから、忙しい朝にもぴったりです。■ごぼう、かぼちゃ。冷えにアプローチする食材で作るストックスープ東洋医学では、食材は体を温めるもの、冷やすもの、その中間に分類されると考えられています。ここでは体を温めるといわれているごぼうやかぼちゃを使って、食べたいときに食べられるストックスープの作り方と保存方法をご紹介します。■ストックスープ・ベースの材料(4~5食分)ごぼう…4本 (かぼちゃの場合は1個)玉ねぎ…中2個ブイヨンまたはコンソメ…2個にんにく(チューブでも)…少々 ■つくり方ごぼうは皮をピーラーなどで剥いて大きめのささがきにし、酢を少量たらした水に5~10分さらします。下ごしらえが面倒なら、カットしてあるごぼうを使ってもOK。かぼちゃを使う場合は、種を取り出し大きめのサイコロ状にカットしておきます。玉ねぎはざく切りにし、耐熱皿に入れてレンジで2分程度加熱します。ごぼうの水をきり、耐熱ボウルなどに入れてレンジで5分程度加熱。かぼちゃを使う場合も同様に。加熱したごぼう(またはかぼちゃ)、玉ねぎを鍋にうつし、食材が半分浸る程度に水を入れ、ブイヨンを投下。中火で様子をみながら加熱します。野菜がやわらかくなったら、火を止めてミキサーなどでなめらかになるまでかくはんしてベースのできあがり。この時点で、スープのベースはもったりとした状態。食べるときには牛乳や豆乳でのばしていただきます。その日に食べる分以外は、ベースのまま小分けにして冷凍を。ふたつきの製氷型を使うと便利。冷凍で2週間程度もちます。ストックスープは食べたいときにマグカップなどに取り出して、牛乳をかけてレンチン。よくかき混ぜて召し上がってください。食材を変えれば、いろんなスープが楽しめます! ■見た目もかわいい「みそ玉」で作る、お手製インスタントみそ汁発酵食品であるみそも、体を温める優秀食材。お湯を注ぐだけのインスタントみそ汁が、実は自分でもとても簡単に作れちゃいます。朝食はもちろん、お弁当女子ならオフィスにも持っていける、コロンとかわいいみそ玉レシピがこちら。 ■みそ玉の材料(4~5食分)みそ…大さじ4かつお節(細かめタイプがおすすめ)…2つまみ程度乾燥ワカメ、わけぎなどの薬味…適宜■つくり方材料をすべて混ぜあわせます。1を4~5等分して、ラップでくるんでできあがり。冷蔵庫なら1週間程度、冷凍すれば1か月ほどもつので多めに作ってもよさそうです。温かいスープがあると、体も心もほっこり。おいしく手軽にいただきながら、冷えに負けない体の冬支度を始めてみませんか?
2015年09月20日赤ちゃんの足の骨は大人と違い、軟骨やすき間が多く、とてもやわらかくてデリケート。そのため、合わない靴を履き続けると足の形が変形したり、正しい歩き方ができなくなったりという問題が生じることもあります。赤ちゃんの足の成長や発達を妨げることがないよう、赤ちゃんの足にとって良い靴を選ぶポイントをご紹介します。※写真はイメージです。実際のおすすめの靴とは異なります。赤ちゃんの初めての靴選び・ベビーのための良いファーストシューズとは赤ちゃんが10歩くらい歩けるようになったら、以下の条件に合う靴を探しましょう。赤ちゃんの足を守る、良い靴の条件8つ(1)1. 赤ちゃんの足の形に合った、つま先の広い扇形赤ちゃんの足を上から見ると、つま先が広い扇形をしています。その形を圧迫することがないよう、靴も扇形のものを選んでください。2.爪が靴に当たらないよう、靴の中のつま先に十分な高さがあるつま先部分が薄い靴は、赤ちゃんの足の指を圧迫し、変形させる原因になります。赤ちゃんの足の爪が、靴の上側に当たらないかチェックしてください。3.横幅がゆるすぎず、圧迫しすぎず、ほどよくフィット靴の中で足が動いたり、圧迫され続けたりすると、正しい歩き方ができなくなり、土踏まずの形成が遅れる原因になります。靴の横幅がほどよくフィットしつつ、足の親指の付け根(拇指球:ぼしきゅう)と小指の付け根(小指球:しょうしきゅう)が圧迫されない靴を選びましょう。4.靴底はしっかりしたつくりで、赤ちゃんの足の動きに沿って曲がる正しく歩くためには、足の指で地面を蹴る動きが必要です。靴底の「足の指の付け根部分」がよく曲がるか確認しましょう。また、靴底は滑りにくく、地面からの衝撃を吸収するしっかりしたつくりのものを選んでください。赤ちゃんの足を守る、良い靴の条件8つ(2)5.くるぶしが隠れるくらいのハイカット赤ちゃんの足首は不安定な状態です。足首をしっかりと支えられるよう、くるぶしが隠れるくらいの丈のある靴を選んでください。健康な足の場合、歩き始めから3~6歳くらいまでは、ハイカットがおすすめです。きちんとした素材の靴なら、ハイカットでも足の動きを妨げたり、足首が痛くなったりすることはありません。とくに足首の関節がやわらかい赤ちゃんには、支えの強い革靴がいいでしょう。6.かかと部分に芯材が入っている赤ちゃんは足のかかとの骨もやわらかく未発達です。足のかかとをまっすぐに保てるよう、靴のかかと部分が固めのものを選びましょう。7.赤ちゃんがつまずきにくいよう、つま先が反っている赤ちゃんは足の運びが上手でないため、ときどき地面などにつまずいてしまいます。つま先を反らせて歩きやすくしてある靴を選んでください。8.靴ひも、またはマジックテープ式のもの靴を赤ちゃんの足にぴったりフィットさせるためには、靴ひもタイプが一番。次に、マジックテープ式がおすすめです。マジックテープはリングに通す折り返し式で、1本よりも2本あるタイプの方が、より足にフィットさせやすいです。足の形に合わせて靴をしっかり固定することで、足が靴の中で泳がないようにしましょう。基本的に「赤ちゃんの足にとって良い靴は、赤ちゃんの足にフィットする靴」のため、赤ちゃんの健康を阻害しない良い靴ほど脱ぎ履きに手間がかかります。少しの手間で、赤ちゃんの大切な足を守ってあげられたらいいですね。「靴のサイズ選びのポイント」については、 <後編> でお伝えします。※足の「ゆび」を表現する漢字について:足の「ゆび」を手の指と区別するために、専門的には「趾」という漢字を用います。■監修:寺杣敦行(てらそま あつゆき)さんジェンティーレ&カンパニー代表 日本靴医学会準会員足と靴と健康協議会認定上級シューフィッター幼児子どもシューフィッター■寺杣さんがいるお店かかりつけシューフィッターのアトリエbaby&child shoes salon ジェンティーレ東京東京都品川区西品川1-20-10tel. 03-3493-5840日曜・祝日定休 (佐々木月子)
2015年09月16日紫外線の次は「しょうが麹」で冷え対策!季節は秋・冬に向かって動き出している。強烈な紫外線から解放されてホッとするのもつかの間、カラダの冷え対策を練り始める時期にきている。9月10日、ジェイ・ウォーカーは、同社の人気サプリメント「しょうが麹」を、9月から全国のドラッグストアで順次発売していくと発表した。女性が待ち望んでいた商品発酵食品は健康・美容フードとして、また、しょうがも血流を良くして冷えをとる食材として長年愛されてきた。当然のように、しょうがを発酵させた商品があればいいと多くの女性が望むものの、実はしょうがは発酵させるのが難しい食材で、今までその開発は困難だった。同商品は、麹菌を使うことでしょうがを発酵させることに成功!待望の「酵素含有発酵しょうが麹」を生み出した。毎日1粒で冷え知らずのカラダにしょうがにはカラダを温める効能があるが、「しょうが麹」ではさらにパワーアップ!モニター調査したところ、しょうが麹500mgを摂取し、15分後に皮膚表面温度を測定すると、約4度も高くなっていたことがわかった。同商品は、続けやすいように1日分をカプセル化。毎日1~2粒飲むだけで、代謝がメラメラとあがり、冷え知らずのカラダになるという。(画像はプレスリリースより)【参考】・ジェイ・ウォーカー プレスリリース(PR TIMES)
2015年09月12日朝起きたときに、足の裏に激痛が走るという症状を経験したことはありますか? もしこの症状が起こったら要注意。少し待てば普通に歩けるようになったからと「足がつったのかも」程度に思いがちですが、実は炎症を起こしている可能性があるのです。起床時に痛む足底筋膜炎って?足の裏の筋肉に炎症が起こり、起床時、急激な痛みに襲われることがある足底筋膜炎。でもこの場合の痛みは一時的なものなので、何が起きたのかわからず戸惑っているうちに痛みがおさまり、忘れられてしまうことが多いのが現状です。しかし、この炎症は、放っておくとどんどん悪化してしまう可能性があるので、なんだかおかしいなと思ったら、できるだけ早く足元に気を配った生活を心がけるようにしましょう。また、この炎症を発症しやすい人には、いくつか特徴があると言われています。自分が該当していないかチェックしてみてください。足底筋膜炎が起こりやすい人はどんな人?足底筋膜炎は、足の裏を酷使する陸上の長距離競技を行っている人や、立ったり歩いたりすることが多い中高年の人に多いと言われています。それ以外にも、ふくらはぎや足の裏などの筋肉が硬い人、偏平足など脚に負荷のかかりやすい特徴がある人などは、年齢や生活スタイルにかかわらず症状が出る可能性もあります。この炎症は、足裏の筋肉に繰り返し負担をかけることで発症するといわれているので、普段から足に負荷がかかるような生活を送っている人は注意しましょう。硬い靴底で長時間歩く仕事に就いている人や、立ち仕事の人、足の筋肉が凝っていると感じている人は要注意。意識的に足をほぐしたり、休めたりして足への負担を減らしてあげましょう。足の負担を軽減するためには?足の負担をやわらげるためには、毎日のストレッチが効果的。足裏マッサージやふくらはぎを伸ばすストレッチ、足の指のストレッチなどを継続して行うと、足底の疲れが癒え、疲れが溜まりにくくなるからです。ストレッチは足裏のためだけでなく、健康のためにもおすすめ。毎日の習慣にして、健康的な生活を心がけましょう。他にも、自分の足の形に合った靴を選ぶことも大切です。おすすめなのは、クッション性が高く歩きやすいスニーカー。足にフィットした底の柔らかい靴を選ぶことで、足裏への負担を減らすことができます。朝起きたときの辛い痛みを緩和するためにもまずは受診。その上で足底筋膜炎の症状や原因を理解し、自分なりに対策していきましょう。photo by pixabay
2015年09月01日本当は夏までに痩せる予定だったのに……。大根足を気にして水着を着ないまま、夏が終わろうとしている人も多いのでは。しかし、秋冬とはいえ、夏に引き続きイベントが盛りだくさん♪ハロウィンやクリスマスまでに少しは痩せる努力をしないといけません。実は足が太いのは、他の誰でもないあなた自身に原因があるかもしれないんです。そこで今回は『この大根足どうにかしたい!足が太くなるNG習慣』をご紹介してまいります。■水分を摂りすぎている夏場とはいえ、必要以上に水分を摂取してしまうと、体に必要なミネラルや栄養分までもが体外に排出され、足のむくみの原因にもなります。場合によっては、全身だるくなってしまうことも……。足がむくむということは、それだけ血の巡りも悪くなり、基礎代謝も低下するのです。つまり、過剰な水分摂取は、足を太らせるので、夏場も適宜、水分補給を行いましょう♪■内股で歩いている写真やプリクラで撮影するとき、わざと内股に立つ女子も多いですよね。あるいは、自分では全く無意識のうちに内股で歩いている可能性もあります。内股はもちろん、足が太くなる原因に。内股を続けているうちにO脚になってしまい、本来の足のバランスが崩れるので、正常な歩き方ができなくなってしまいます。また、ただ単に足が太くなるだけでなく骨盤がゆがむ原因にもなるので、わざと内股で歩いたりしないでくださいね。■早足で歩くせっかちな友人と歩いていると、隣同士で歩いていたはずなのに、いつの間にか果てしなく遠くへ行っていたなんてことがよくありますよね。早足の人は、それだけ足の筋肉がついている証。また、早く歩けば歩くほど、足を鍛えることになるので、筋力がつき、さらにボリュームある下半身になってしまうんです。足の筋肉をそこまで鍛えたくないなら、ほどほどにゆったりと歩きましょう♪いかがでしたか?足の太さは食事だけでなく普段の生活習慣も大きく関係しているということが分かりましたよね。無意識で何となく続けている癖が実は足を太らせている原因になっている可能性もあるのです。食事量を減らすだけでなく、骨盤がゆがむようなことをしていないか、足の形を崩す動作をしていないか、時間があるときに普段の過ごし方を振り返ってみましょう♪
2015年08月30日「暑い外気」と「エアコンの効いた室内」の寒暖の差に震える季節がやってきました。エアコンによる冷房冷えを予防し、元気で綺麗になるためにいただきたい食品を、伝統的な東洋医学をベースに薬膳師のマダム晴子がご紹介致します。スーパーやコンビニエンスストアで手軽に手に入る物ばかりなので、ぜひご参考にしてください。■1.朝は「ジンジャーエール」を飲む何と言っても冷え性には生姜が一番です。しかし、真夏に生姜紅茶を飲むのは面倒臭いし暑くて飲めませんよね。おススメは、朝、起き抜けにジンジャーエールを飲むこと!エアコンによる寒気や、冷えによる下痢にも効果があります。また末端冷え性に効果が高く、手先・足先の血流を良くし、夏バテによる食欲不振も防ぐ効果があります。オフィスや学校で冷えが気になる時に、お茶代わりに飲むのもおススメです。■2.ランチは「エビのチリソース」を食べる「干焼蝦仁(エビのチリソース炒め)」は美味しいですよね。殻をむいたエビを、豆板醤 (トウバンジャン) やショウガ・長ネギなどを合わせたソースで炒めた料理です。エビそのものに足腰の冷えを予防し、体力を回復させる効果がある上に、チリソース炒めにすることで、身体を温めて食欲を促進する効果がプラスされます。冷え性対策にぴったりの薬膳レシピです。■3.夜は「チューハイ」を飲むフルーツ味のチューハイが美味しい季節ですよね。チューハイの主成分である焼酎は、身体の冷えを温めて冷えを予防し、血行を促進する、冷え性にはぴったりのアルコールです。また、冷え性さんは焼酎に氷を入れない缶チューハイでいただくことで、胃を冷やさないことも大切なポイントです。特におススメの缶チューハイは、ピーチ・チェリー・林檎・梅です。■4.おつまみは「そら豆」を食べる冷房冷えが原因で、ムクミがちな人に効果的なのがそら豆です。晩酌のおつまみにいただくことで、冷え性体質の人のお腹の調子を整えてくれます。お腹の調子が整うことで、冷房冷えに強い抵抗力を持つことができます。特に夏場はムクミ易い季節なので、冷房冷えが気になる人は、枝豆よりもそら豆をいただきましょう。■5.デザートは「さくらんぼ」を食べる旬の果物である日本産のさくらんぼにも冷え性対策効果があり、おススメです。(※アメリカンチェリーはまた別の効果があります)冷え性が悪化すると表れる手足のしびれ、足腰の痛み、冷えが原因による下痢、慢性的な疲労感にも効果があります。ビタミンが豊富で、美容にも効果が高い、女子力アップのためのフルーツです。■おわりにいかがでしたか?エアコンによる冷房冷えは、もともと冷え性の人にはまさに地獄です。真夏に相応しい食習慣を取り入れて一工夫することで、冷房冷えを一日も早く追い出し、美しさと健康を手に入れましょう。冷えと乾燥から身を守る丈夫な体を作ることができますよ。ぜひ試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2015年07月10日夏真っ盛りのスタイルといえば素足にサンダルのイメージですが、アラサーにもなると今まで以上に足先の冷えが気になっていたりしませんか?ここは無理せず、夏でもソックスを履いたおしゃれに挑戦するのはいかがでしょう。とくに最近は素材や丈、デザインもさまざまで、靴とのコーディネートの仕方で全身の印象が随分変わります。そう考えれば素足で過ごすよりも、楽しみが増えますね!すぐにトライできるソックスと靴のコーディネート例を提案します。まず、黒のソックス×ウエッジサンダル。白ソックスが流行のなか、あえて黒をチョイスして足もとから引き締め効果を狙います。また、ウエッジヒールで脚長効果も。これならショートパンツにも合わせやすく、大人の雰囲気に仕上がります。次は、シースルーソックス×パンプス。たとえば、Tシャツにロールアップデニムといった装いの足もとに、こちらはいかがでしょうか?シンプルスタイルも足もとをアレンジするだけで上級者の装いに早変わりです。さらに、いつものスニーカーにビビットカラーやパステルカラーなど色味のあるソックスを合わせて、マンネリ解消を図ってもよさそうです。夏スタイルでも案外ソックスは活躍します。さりげなく取り入れられ、おしゃれな着こなしに早変わりできるのも魅力です。また、一足の価格もそこまで高くはないため、気軽に揃えられるのも楽しみのひとつですよね。大人女子たるもの、おしゃれに無理は禁物です!冷え対策とおしゃれを同時に叶えましょう。
2015年07月07日