(写真提供:TBS) ポジティブな働くママを描く『カンナさーん!』(TBS系・火曜22時〜)で、渡辺直美(29)が主演に大抜てき。同時間帯に放送されていた『逃げ恥』の初回視聴率を超える12.0%を記録した。その後も視聴率は上昇、8月1日放送の第3話では10.1%とダウンしたものの、2ケタ台をキープしている。『カルテット』や『あなたのことはそれほど』に続き、「火10枠」の話題を呼ぶ力は健在だ。 同ドラマの千葉行利プロデューサーはこれまで、『Mother』(’10年日本テレビ系)、『Woman』(’13年日本テレビ系)でシングルマザーを主人公にした名作を手がけてきた。シリアスな過去2作とは一転、明るい雰囲気に仕上がっている『カンナさーん!』。千葉プロデューサーは、今作にこめた思いを次のように語る。 「以前、多くのシングルマザーに取材でお会いしたんです。皆さん大変な中、一人で育てることを決意し、離婚してふっきれた分、明るく元気な女性が多かった。このドラマでは、働く主婦の大変さは描きつつも、ピンチを笑顔で跳ね返すヒロインを見て、母である女性たちに元気になってもらいたいと思っています」 そんな『カンナさーん!』の撮影秘話を千葉さんが教えてくれた。カンナさんの姑役を演じているのは斉藤由貴(50)。1話で息子の浮気がばれた後、「あなたにも悪いところがあったんじゃない」とカンナさんにせまる場面でーー。 「ショートケーキを、いきなり大口でパクッと食べるとき、喉の奥深くまでケーキを押し込んで食べて……そのひょうひょうとした顔が何ともいえないほどコミカルで。直美さんも演じていて『なんだか面倒くさい姑だなぁ』という気持ちが自然に出てくるような“ちょうどよいウザさ!”と絶賛。嫁姑バトルの撮影中も、斉藤さんの演技に笑いをこらえるのが大変そうでした」 円満な家庭が少ない時代だからこそ、カンナさんのような女性を描きたかったと千葉さんは言う。 「パーフェクトじゃないヒロインが、思い込みで突っ走り失敗もする。そのつどカンナさんは反省する。その反省を生かし、周りの人たちを幸せにしようとする素敵な女性がカンナさんです。彼女を通して、家族間にちょっとした隙間ができても、思いやりと愛と勇気でやり直せるのでは、と感じてほしいです」
2017年08月15日子どもの新学期がスタートして2カ月。保護者会の役員会・懇親会・親睦会と集まりも増えるにともない、実は「参加したくない」「なじめない」ーーかといって「仕事が忙しいから」などと役職を断ったら、総スカン、炎上すること間違いなし。そんなママたちの悩みが急増する季節。 今回、本誌は40代ママに緊急アンケートを実施。そこから見えてきた、2人に1人が悩みを持つPTA、ママ友トラブルと、回避法とは−−。 「PTAは、家庭環境も教育方針も異なる人の集まりです。相手の言動にいちいち怒ったり、傷つかないように柔軟性を持つよう心がけましょう」 そう語るのは、自身も2人の子を持つ心理学者で、作家の晴香葉子さん。銀座のNo.1ホステスとしても活躍し、人間関係の悩みに詳しい、心理カウンセラーの塚越友子さんもこう話す。 「みんな、実は苦手意識を持っています。『対等」であることを忘れずに、必要以上に下手に出ないように。言うべきことは伝え、自分の領分を守ることが大切です」 そんな心理のプロ2人が、アンケートに寄せられた「困ったとき」に、どう「いいわけ」すれば?という悩みに対して、ベストNG回答のケーススタディを伝授してくれた。 ■仕事の残業を切り上げて毎回PTAに参加していますが月に1度は多すぎ、どうしても遅刻しそうなときどういえばいい?(47歳) 【ベスト】どうしても抜けられず、今急いで向かっています。よろしくお願いします(晴香さんの例) 「まず参加の意思と今の状況を一本連絡入れればOKです。PTAは任意参加のボランティア。『仕事』『家庭の事情』の優先は最初から共通のルールとしておいたほうがいいです。とはいえ人間関係も大事。グループの中には、遅刻や欠席しても嫌われない人がいます。それは参加しているとき楽しそうな人。PTA参加中に笑顔を心がけることで、遅刻しても『何か事情があったのね」と思ってもらえます」(晴香さん) 【NG】すみません、仕事で抜けられなくて……(塚越さんの例) 「専業主婦vs.仕事を持つママの溝は意外と深いです。遅刻理由に『仕事』『家庭』を持ち出すと、その溝を刺激して火に油を注ぎます。遅刻の理由は言わずに、ひたすら謝罪の言葉だけを伝えること」(塚越さん) ■ママ友ランチ、PTAと集まりが多い。しかも高級店が多く金銭的にキツいし、服のレパートリーもありません。家計も圧迫してるし、うまく断りたいです(40歳) 【ベスト】毎回は行けないけど、よかったら誘ってね!(晴香さんの例) 「家庭により事情はさまざまですし、時間とお金の使い方の価値観も違います。無理をしてると続きません。行けない理由を説明する必要はなく、『毎回は行けないけど、それでいいなら誘って』と明るくサラッと伝えましょう。それで声がかからなくなるなら、『多大な負担が不要になりよかった』と考えを切り替えて」(静香さん) 【NG】あの〜実は○○で××で着ていく服もないし……(塚越さんの例) 「断ること自体が“怖い”人も多いんです。それで、びくびくと詳細に理由を言って断ると、逆にいじめの対象にされやすい。たまの欠席は悪いことではないと自覚を持ち、堂々とはっきり断りましょう」(塚越さん) これらのテクニックは「嫁姑」の間でも応用が可能だそう。 ■毎年、夏休みと正月は必ず夫の実家に帰省していますが、姑の話題が、兄嫁はじめ親戚とご近所の悪口か、昔の自慢ばかりで辟易しています。居心地悪いし悪口聞きたくない。自分もきっと言われてる〜。どうしよう?(年齢無回答) 【ベスト】そんなことがあったんですか。お義母さん、そこでムカつかれたんですね(塚越さんの例) 「こういうとき、自分もいないところで言われていると思うと怖くなりますよね。感想や意見を求められたら、相手に起きた出来事をベースにおうむ返しをして、“私は話を聞いていますよ”のサインを出すことで、相手は敵ではないという認識を持ってくれます」(塚越さん) 【NG】そうなんですね〜(塚越さんの例) 「これだと相手に同意・同調したと解釈され、さらには、あとから『嫁の○○さんがあなたの悪口言ってたわよ』と、兄嫁や親戚に言われる可能性があります。また聞きたくないからと話を無視すると、相手を見下す意思表示になり、関係が悪くなるので、黙ってるのもダメです」(塚越さん) あなたのパーフェクトないいわけ、見つかった?梅雨空のようなジメジメ悩みも解消し、元気に過ごそう!
2017年06月08日「『〇〇県の女性は頑固な人が多い』という話をよく聞くと思います。各都道府県には特徴があり、生まれ育った環境や地域性、先祖代々受け継いできた気質はそう簡単に変えられるものではなく、その人に染み付いています。出身県での相性を知り、よくないことがわかったら、なるべく近寄らない、どうしても話をするときは少し譲歩するなど、接し方に気をつけるなど、接し方に気をつけるなど、家庭円満を心がける材料にしてもらいたいですね」 そう語るのは、『相性がわかる!県民性のヒミツ』(宝島SUGIO文庫)の著者で、ナンバーワン戦略研究所代表の矢野新一さん。実は嫁姑関係も、“お金の県民性”の相性によっては、一触即発の危機になることもあるという。そこで、世帯あたりの所得や貯蓄額、さらに矢野さんの長年の調査から判明した嫁姑の金銭感覚の相性が悪く、バトルになりやすい組み合わせ都道府県ランキングを紹介! 【1位】徳島姑×東京・神奈川嫁 「徳島は阿波商人が全国各地から美人を連れてきたといわれるほど“阿波美人”の地。徳島の女性は、明るく、働き者で活動的、経済観念もしっかりしているのが特徴です。いっぽう東京や神奈川の女性は高級志向なところがあり、徳島県民の姑からは、それが無駄遣いに見えてしまいます。どちらも気が強いので、殺伐とした雰囲気になり、間に入った夫が立ち往生……なんて光景が目に浮かびます」(矢野さん・以下同) 【2位】大阪姑×東京嫁 「東京嫁は、プライドが高く、意地っ張りの姉さんタイプ。大阪姑は大阪商人の歴史から、陽気でよくしゃべり、経済観念は男性以上に持っています。流行にも敏感で、ブランド品はロゴの大きいものが好きな人が多いです。そのいっぽう、気さくなのですがデリカシーに欠けるきらいがあるのです。大阪姑と東京嫁はお互い気が強いのと、価値観の差が大きくて、何事も平行線が続く相性です」 【3位】大阪姑×広島嫁 大阪の船場などの商家では、番頭のなかから優秀な者を選んで娘に婿養子をとって商売を継がせる習慣があったからか、結婚後に女性はどんどん強くなる。安く買うことに命をかけている大阪の“おかん”と、コツコツ貯めるのが苦手で、家電量販店の店員などにも「安くして」と言えない広島の女性だけに、水と油の組み合わせなのだとか。 【4位】和歌山姑×東京・神奈川嫁 自立した女性が多い東京・神奈川の嫁と、無駄遣いをしないしっかり者の和歌山県の姑の金銭感覚は相いれない。1位の徳島姑×東京・神奈川嫁と似たような構図に。 【5位】富山姑×沖縄嫁 富山県女性は「富山の薬売り」に代表されるように、経済的にも積極的な行動力が。雪に加えて河川の氾濫が多かったため、粘り強い性格で無駄遣いもしない。 「そんな真面目で勤勉な富山姑からすれば、沖縄嫁は時間にルーズで、金銭感覚も大ざっぱに感じ、許しがたいのです」 嫁姑関係に悩んでいるあなた、思い当たるフシはありますか?
2017年05月17日カーネーションをはじめとする「お花」は、母の日のプレゼントの定番。毎年、プレゼントを選ぶのは大変なので、「今年もお花にしよう!」と考えるママも多いことでしょう。しかし、油断していると、思わぬ落とし穴があることも。気持ちよく受け取ってもらえるように、みんなの失敗談から注意点を学んでおきましょう。■通販でお花を送るときは慎重に! / 筆者の場合まずは、恥ずかしながら筆者自身の失敗談を。以前、花が好きな実母に、通販で生花のアレンジメントを贈ろうとしたときの話です。ある通販サイトで、ボリュームたっぷりのアレンジにもかかわらず、非常に価格がお手頃なアレンジメントを発見。「これだ!」と即注文・配送手配をして、母の日当日、母から「お花が届いたよ、ありがとう」と連絡を受けました。しかし後日、実家へ帰ると玄関に見覚えのあるフラワーアレンジメントが…。生花ならとっくに枯れているはずですが、実は、送ったアレンジは「造花」だったのです。しかも、かなり安っぽい印象。「お花を送ったよ」との言葉に母は「生花」を楽しみにしていたそうですが、造花を見てがっかり。それでも、私に気を使って言い出せなかったそうです。購入したサイトをよく見なおすと、注意書きのところに「造花」の文字がありました。通販では実物を見ることができませんから、「生の花かどうか」は忘れずにチェックしておきましょう。特に、価格が安い品は要注意です。■当日の手配が間に合わず! / Sさん(36歳)の場合「プレゼントを『花にしよう!』と決めていたため、安心して母の日直前に最寄りの花屋へ行ったら、もう母の日到着分の発送が締めきられていました。ほかの花屋もまわってみましたが、同じく締めきられていて…。急遽、別のプレゼントを探して送るのに苦労しました」(Sさん/36歳/教育関連)母の日には花の配送が集中しますので、締めきりには注意が必要。想像している以上に、早く締めきられてしまうこともあります。早めに手配しておくか、前もって締め切り日の目安を聞いておくと安心です。■インテリアの好みをチェックすべし / Jさん(29歳)の場合「枯れないから良いと思って、義母へプリザーブドフラワーのアレンジを送りました。しかし、義母は『生のお花じゃないのね…』とがっかりした様子。『置き場所に困る』と嫌味まで言われてしまいました」(Jさん/29歳/食品関連)贈り物に対して「がっかり」「嫌味まで…」というのはちょっとひどい気もしますが、「たしかに、義実家は装飾品などが少なく、インテリアもシンプル。フラワーアレンジをずっと飾っておくようなタイプではなかったかも」とJさん。プリザーブドフラワーは枯れないため、あとに残る贈り物としてはとても良い品。しかし、シンプル志向の家庭では、よろこばれない可能性もありそうです。プリザーブドフラワーを贈る際は、相手のインテリアの好みをチェックしておくと良いでしょう。装飾品をあまり好まない家庭なら、あとに残らない生花を贈るのが無難かもしれません。■生花を贈る場合は、当日「在宅」かを確認! / Yさん(30歳)の場合「結婚してからはじめて迎えた母の日。義母をよろこばせようとサプライズで生花アレンジの配送を手配したところ、当日、なんと義母は不在。誰も実家におらず、受け取ってもらえませんでした。翌日に再配達となりましたが、義母が受け取った花はかなりしおれていたとのこと。生花を送るなら、前もって予定を確認しておくべきでした」(Yさん/30歳/医療機器)生花のサプライズ配送には、不在で受け取りできないリスクも。サプライズ演出で驚かせたい場合は、枯れないプリザーブドフラワーやほかの品物の方が無難かもしれません。特に、よく外出する相手なら、前もって予定を聞いておいた方が良いでしょう。せっかくの贈り物ですから、相手には気持ちよく受け取ってもらいたいもの。そのためには、早めの準備と相手への気配りが欠かせません。「母の日にお花を贈ろう」と考えているママたちの気持ちが、しっかり届きますように!
2017年04月28日「私、全然、テレビ見ないから、樹里ちゃんのこと、知らなかったの。第一印象は『顔が小っちゃい』。それで腰の位置が高くてさぁ。あ、でも、腰は低い人よ(笑)」 そう話すのは、4月からスタートしたNHK『ごごナマ』で、毎週火曜の料理コーナーを担当している料理愛好家・平野レミさん。料理番組のみならず、数多くのレシピ本を出版し、調理器具のプロデュースも手がけて、“料理愛好家”として不動の地位を築いてきた。その周囲には、個性豊かな人があふれている。 夫は『週刊文春』の表紙でおなじみのイラストレーター・和田誠さん(81)。次男・率さん(37)はクリエイティブ・ディレクター。その妻は、モデルで食育インストラクターの明日香さん(30)だ。昨年5月には、長男でロックバンド・TRICERATOPSのボーカル・和田唱さん(41)が、上田樹里さん(30)と結婚し、個性派家族に人気女優が加わった。レミさんによれば、樹里さんは「すっごい真面目」な人。 「樹里ちゃんは、最初から料理ができた。一人暮らしが長かったからじゃないかな。長いこと女優をしてきてるから、すっごい真面目に健康管理をしてて、健康や食べ物のことをとっても大事にしてる。立派よ、すごく」 姑と嫁2人の3人で、和田家のキッチンに立つことも少なくないという。 「これやっといてって言うと、樹里ちゃん、早いんだよね。あのコ、私よりせっかちみたい。私が作るのを手伝っていて、その材料が残ると、ちょちょっとディップなんかを作ってくれて。おいしいの。残りものと残りものを合体させて、作っちゃうの。手際もいいし、何より機転が利く」 レミさんは樹里さんと、よく電話で長話をするそうだ。「今日、何作るの?」とレミさんが聞くと、「レミさんの本の巻頭に出ている料理を作ろうと思います。材料、全部、買ってきました」と、樹里さんもうれしいことを言ってくれる。 「うちの唱がねぇ、外でご飯食べるの、大嫌いなんだって。家で食べたいって言うから、私と電話でしゃべっていても、樹里ちゃん、『そろそろ、唱さん帰ってきますから、電話切りますよ』って。そんでご飯、作るんだって」 樹里さんはレミさんが刷り込んでおいたおふくろの味を再現して、唱さんの胃袋をガッチリつかんでいるのだろう。嫁姑の確執は、こと、和田家においては皆無のようだ。 「そもそもさ、私が嫁なんて思ってないの。奇麗なお姉さんが近所に引っ越してきたって思ってるの。確執ってのは、こっちが望むからじゃない?和田家に入ったら、こうしなさいとか、何もないからさ、うちは」 少し遠い目をしてレミさんはこう続ける。 「本当はね、女のコが欲しかったけどさ、でも、だから、こんな奇麗な女のコが2人もね、それぞれ向こうの親御さんが立派に育ててくれて、学費も食費もかからないで、そのままうちに来てくれたわけでしょ。それは本当にありがたい。2人のご実家に感謝よね」
2017年04月28日「夫婦」になった瞬間、ほぼ100%ついてくる「嫁姑」を含めた“四すくみ”の因縁−−。その微妙なパワーバランスを一気に破壊しかねない“禁句”について、本誌は100人アンケートを敢行。その中から「嫁姑」の禁句を、精神科医・香山リカさん、漫画家・やくみつるさん、男女問題研究家・山崎世美子さんの、3賢人の解説付きで紹介! ■嫁から姑への禁句 「やはり感じるのは、お義母さんに対して、嫁の立場が強くなってきているということです。『息子さんのこと、ずいぶん甘やかして育てられたんですね?』(義母・52歳)という発言は、普通は嫁の立場からは言えないことですよね。これじゃ、ケンカを売っているのと同じ。冗談でも、言っていい相手といけない相手がいますから。でも、本音だと思うけど(笑)。『こちらが何か言うたびに“いやっ”と否定される』(義母・47歳)、『お義母さん、太ったね』(義母・48歳)、『あまり干渉しないで』(義母・67歳)というのは嫁の立場が強くなっている証拠。“友達嫁姑”みたいな関係、結婚するときに“甘えていいよ”と義母に言われて、真に受ける嫁の世代、という構図ですね」(山崎さん) ■姑から嫁への禁句 「母親にとって、結婚しても息子は“かわいい”まま。『本当は同居したいんだけどな』(義娘・33歳)と、息子がいないときに言うのは、息子の自由を認めてあげる母でいたいから。“お嫁さんが言うなら、仕方ない”との立場を保ちたいんでしょうね。『これ、息子が好きな料理だからね、作ったよ』(義娘・31歳)というのも、“私のほうがあの子のことを知っている”という姑の“上から”アピール」(香山さん) 「『あなたの両親はお金に汚ない人間。あなたが知らないだけ』(義娘・56歳)なんてレッドカード。“嫁×姑”という局所的な武力衝突ではなく、“家×家”の全面戦争になってしまいます。産後すぐ『あんたもさっさと働きなさいよ!』(義娘・48歳)と言われたというのは、キッツイなあ……。かつて“家事に専念しろ”と言われてきた嫁の立場が、女性が働くことが当たり前になった昨今、変わってきたんですね。それから『嫁の分際で!』(義娘・60歳)という禁句……。“分際”ってどう使おうが丸く収まらない。絶対にNGワードです!」(やくさん)
2017年04月10日「3月上旬、安倍首相の母・洋子さんが、2階で暮らす昭恵夫人を3階に呼び出したそうです。そこで『首相夫人という立場にいながら、得体のしれない人物にはもう会わないように……』と、面と向かって厳しく叱咤したと聞いています」(政治部記者) 安倍晋三首相(62)の私邸で再燃した嫁姑バトル。姑の洋子さん(88)が危機感を募らせたのは、森友学園の国有地払い下げ問題で自分ばかりか、夫まで窮地に追い込まれる局面を作った、昭恵夫人(54)の“言動”だった。 2月9日に国有地が格安で森友学園に払い下げられた件が報道されたことに端を発し、建設予定だった小学校の名誉校長に昭恵夫人が就任している(のちに辞任)など学園と夫人の“近しい関係”が次々と明るみになった。前出・政治部記者はこう語る。 「23日に行われた学園の前理事長、籠池泰典氏(64)の証人喚問で昭恵夫人の“疑惑”がさらに強まった。問題の国有地の定期借地契約の期限を探るため、昭恵夫人付きの職員が財務省に“働きかけ”をしたファクスの存在まで明るみになりました。それに加えて、昭恵夫人を通じて安倍首相から100万円の寄附金を受け取ったとも証言したのです」 森友学園問題の“主役”として昭恵夫人がクローズアップされ、洋子さんが怖れていた事態が現実になりつつある。洋子さんは故・岸信介元首相の長女。安倍首相の父で元外相の故・晋太郎氏と結婚し、夫が亡くなった後も長男一家と次男・晋三夫妻と同じ邸宅に住んでいる。安倍家に隠然たる力を持つ彼女のを、政界関係者は“ゴッドマザー”と呼ぶ。 「洋子さんは以前から昭恵さんの自由奔放な振る舞いが気になっていたようです。首相に返り咲いた12年からは、特にその思いを強くしていたようで……」と語るのは政府関係者。それでも洋子さんは直接文句をつけることは避けて、古くからのスタッフを通じて次のような苦言を昭恵夫人に伝えたという。 「首相が公務を終えて帰宅するまでに帰宅すること。彼女が経営する居酒屋で酒を飲まないこと。最低限の家事をすること。山口にたびたび帰って選挙の手伝いなど地元周りをマメにすることなどでした。しかし山口に帰ること以外はほとんど守られなかったそうです」 昭恵夫人は、東京・神田で12年から経営する居酒屋『UZU』で“人脈作り”に励んできたという。安倍首相が帰宅しても、彼女が不在のことも多かったそう。政治部記者が言う。 「そんなとき首相は3階の洋子さんのところに行って、母の晩酌に付き合いながらDVDを観て過ごすこともあるようです。いまはお手伝いさんが作ることが多いそうなんですが、朝食も洋子さんが用意することがあるとか。私邸では自然と母子2人で過ごすことが多くなるようです」(前出・政府関係者) 洋子さんは折に触れ注意していたようだが、昭恵夫人も頑として言うことを聞かなかったという。そんな昭恵夫人に、洋子さんもさじを投げた状態が続いていた。しかし森友学園問題は日に日に大きくなり、行方によっては安倍首相の政治生命にも影響を及ぼしかねない。思いつめた洋子さんがついに面罵したのが冒頭のシーンだった。その続きにはこんな決定的な言葉が昭恵夫人に投げかけられていたという。 「『あなたの不知な行動でどれほど首相が苦しんでいると思っていますか』と昭恵夫人に話し聞かせたそうです。そして『政治家・安倍晋三にもしものことがあったら、しっかりケジメをとってもらいますからね』と付け加えたとも聞いています」(前出・政府関係者) このときはさすがの昭恵夫人も反論することもなく、黙って洋子さんの話を聞いていたという。内閣支持率も目に見えて低下。昭恵夫人だけではなく危機はついに安倍首相も追い込みつつある。洋子さんの懸念どおり、夫妻が“ケジメ”をつける日が来るかもしれない。
2017年03月28日3月3日は、桃の節句「ひなまつり」。女の子がいる家庭ではすこやかな成長を願い、ひな人形を飾ってお祝いすることでしょう。そんな喜ばしい日なのに、嫁姑問題の火種となることがあるようです。女の子のママは、一度は経験する可能性が高い問題、どのように対処すればいいのでしょうか。今回は3人のママたちの体験談をご紹介します。■ひな人形は誰が買うか? (Aさんの場合)ひな人形といえば、昔は母方の母が買うのが一般的でした。Aさんもそのつもりでいたようですが、「姑が買いたくてたまらないのか、パンフレットを集めてきた」といいます。「うちの娘は初孫でしたし、夫のきょうだいは男だけ。そのせいか、姑が張り切ってしまって…。でも、私の母もひな人形を買う気マンマンでしたので、どう断ればいいか悩みました」そこでAさんは、夫を通して姑におうかがいを立てたそう。「昔からの風習で、自分が買うのが礼儀だと母が申しておりますと。ただ、これだけでは角が立つかもしれないので、男の子が生まれたら義母さんにお願いしたいと伝えてもらいました」この言葉に姑は気をよくしたようで、トラブルには発展しなかったようです。ただし、「次は男の子を生まなくちゃというプレッシャーが…」とAさん。それはそのときに考えるとしましょうか。■そもそもひな人形はいらない!? (Yさんの場合)1LDKのマンションで暮らしているYさん。実家には立派な八段飾りのひな人形がありますが、それを飾るスペースはありませんでした。そこでYさんの母はケースに入ったものをプレゼントしようと言ってくれましたが、それも乗り気ではなかったそうです。「ケース入りといっても、それなりに場所を取りますよね。リビングにはスペースがないし、寝室にちょこんと飾ってもおひな様がかわいそう。それなら、広い家に引っ越すまでなくてもいいと思ったんです。娘もまだ、ひなまつりのことなんてわからないし」Yさんの母は納得したようですが、姑はそうはいきませんでした。「女の子がいるならひな人形が必要だ」と、立派なものを発注してしまったのだとか。「それを聞いたときには、あわててキャンセルしてもらいました。届いても飾る場所なんてどこにもないし…。それでも用意してやるべきだと言われて、結構もめましたね」今でも、帰省するたびにひな人形のことでチクチクと言われるというYさん。1日も早く広い家に引っ越そうと、物件探しに本腰を入れています。■子どもには飲ませないで! (Mさんの場合)ひな人形問題が解決しても、まだトラブルの種はあります。Mさんは姑を招いたひなまつりパーティーで、大変な目に遭ったといいます。「まだ幼稚園生の娘に、姑が白酒を飲ませようとしてたんです。どうやら甘酒と勘違いしていたみたいで…。アルコールが入ったものだったので、ぞっとしました」甘酒と白酒が同じものだと思う人は多いようですが、別物なので注意が必要です。甘酒は麹由来のものはノンアルコールなので、子どもが飲んでも大丈夫。一方の白酒は、本来はアルコールが入っています。姑に悪気はなかったと思いますが、こんなトラブルにも気をつけたいものです。女の子が楽しみにしている日に、ママとばあばが争いごとを起こしていてはたまらないですよね。お祝いしてくれる気持ちはありがたく受け止めつつ、自分たちの事情を説明するなど、トラブルを回避していきましょう。
2017年02月20日既婚女性の多くが、大なり小なり抱えている「嫁姑問題」。姑が嫌い、同居したくないといった悩みもよく耳にします。でも、できることなら姑とうまくやっていきたいものですよね。今回はそんな嫁姑問題について、基本的には「嫁」側のあなたに向けて、関係がこじれる原因やストレスを減らす方法、仲良しになるコツなどをご紹介します!嫁姑問題、こじれるとどうなる?一般に嫁姑問題というと、「姑/嫁が嫌い/嫌われている」「姑/嫁と意見が合わない」「同居するか否か」といった問題をさします。姑との関係がよくないと、何が問題なのでしょうか?まず挙げられるのは、嫁姑問題がこじれたり悪化したりすると、それが夫婦関係にも飛び火するケースが多いということです。「育児に関して姑と意見が合わないとき、夫が姑の意見にいつも同調する」→「夫への不満や不信感もつのる」といったパターンなどは典型的です。嫁姑問題が発端となって、結果的に夫と別居や離婚に至ってしまうというケースも珍しくありません。また、姑との関係を悩むあまりお嫁さんが精神的にまいってしまったり、体調を崩してしまったりするケースもあります。そんなことにならないように、できれば姑との関係はよくしたいものです。まずは「何故うまくいかない」、その原因を探ってみましょう。「姑が嫌い」な理由お姑さんのことが嫌いな理由や関係悪化の原因は、どんなものでしょうか? よく耳にする具体例を挙げてみましょう。・息子夫婦の生活にやたらと干渉してくる(休日に電話してきて「こんな遅くまで寝ているの?」と言ってくる、「子どもはまだなの?」と聞いてくるなど)・予告なしにしょっちゅう訪問してくる・育児に対する考えが違う(「赤ちゃんは絶対母乳で育てなきゃ」など考えを押しつけてくる)・お嫁さんが働くことに理解がない・家事のやり方が違うことを認めてくれない・いつまでも子離れしない(息子をめぐりライバル視してくる、息子を自分の所有物のように思っている)・お嫁さんを介護や家事要員だと決めつけている関係悪化の背景にあるのは「価値観の違い」と「子離れ」?上記のような関係悪化の原因は、つきつめると「価値観の違い」と「お姑さんが子離れできていない」ことにあると考えられます。もちろん中には「親離れできていない夫」が問題の場合もあるでしょう。もともと赤の他人だったわけですから、価値観の違いは当然です。結婚生活でも多くの夫婦が価値観の違いに直面しますよね。嫁姑問題がややこしい要因の1つは、そこに「子離れできていない」、つまり姑が息子を愛するゆえの感情が関わってくるためです。なかには単に他人(ここではお嫁さん)を攻撃したいがために失礼な発言や干渉をするお姑さんもいるかもしれません。その場合はお嫁さんに落ち度はないので、お嫁さんの努力でどうこうなるレベルを超えていることもあります。そういう場合には、後でご紹介するように適度に距離を置くのが賢明でしょう。ずばり、同居はストレス! とくに嫁姑問題が勃発しやすい「同居」のケース。別居しているときは良好な関係だったのに、同居して数年でストレスが爆発……といったケースは珍しくありません。よく聞くストレスの原因を挙げてみましょう。・姑が息子夫婦の生活に介入しすぎる(勝手にものを捨てる、仕事や休日の過ごし方について干渉してくるなど)・何をするにも姑の許可がいる・生活を監視されているようで自由がない(勝手に夫婦の寝室に入る、会話を聴いているなど)・家事や育児のやり方が違う(自分の考えを押し付けてくる)・嫁のことを当然のように家事/介護要員として扱っている(分担が不公平など)・金銭面での負担(生活費などの分担が不明瞭、姑側が一切負担してくれないなど)・自分のパーソナルスペースがない実は同居したくない、が姑の本音? 内閣府が実施した「国民生活に関する世論調査」(平成28年度)によると、「老後は誰とどのように暮らすのがよいか」という質問について、姑世代である60歳代では39.4%の人が「子どもたちとは別に暮らす」のがよいと回答しています(70歳以上は32.6%)。これに対して、「息子(夫婦)と同居する」のがよいという人はわずか13%(70歳以上は32.6%)です。また、アットホーム株式会社が2016年に実施した「“嫁姑”と“住まい”の関係」調査では、調査対象となった嫁姑(同居、別居が半数ずつ)のうち約7割が「嫁姑は別居した方がうまくいく」と回答しています。嫌いな姑と仲良くなるコツ【距離編】次に、姑と仲良くなる方法を具体的にご紹介します。まずは「距離のとり方」です。■物理的に適度な距離をとる前出の「“嫁姑”と“住まい”の関係」調査によると、「嫁姑が仲良く暮らせる理想の距離」の平均は69.8km、大半が20km未満と回答しています。20kmというと、だいたい新宿から立川くらいの距離感です。とはいえ、「夫婦共働きなので子育てのサポートをしてほしい」などの場合はもっと近くでもいいかもしれませんね。ライフスタイルや考えによって、ベストな距離を検討してみてください。同居の場合は、家の中にあなたの居場所をつくることが重要です。部屋でも、キッチンでもダイニングテーブルでもコタツの一角でも、ここは私の場所!と不快にならない定位置を持ちましょう。■同居を解消する同居の解消は、妊娠やお子さんの成長(例:子ども部屋がほしい)、ご夫婦の仕事の都合(例:配属先が同居の場所から通いにくい)などの「口実」があるタイミングで切り出すと穏便に話を進めやすいです。同居を解消したら以前よりいい関係になったという声も少なくありません。経済的に苦しい、介護があるといった理由で別居に踏み切れないこともあるかもしれません。また、旦那さんの実家で暮らしている場合は、旦那さん自身は居心地が悪くはないでしょう。そんな旦那さんを説得するのは難しいことかもしれません。実家ではなく、姑夫婦と息子夫婦でお金をだしあい建てた家の場合も、家のローンなどお金の問題もあり、なかなか同居を解消するのは難しいかもしれません。しかし同居がストレスなら、この先の長い人生を強いストレスのなかで生きていくことは、ご自身の心や体、そして夫婦関係にとっていいことではありません。もしかすると、お姑さんも同じように「同居しないほうがよかったかも…」と感じているかもしれません。お互いのストレスを考慮し、夫婦で相談することが大切です。前出の調査結果をふまえても、現在お姑さんと同居していることが強いストレスになっているなら、同居の解消を検討してみてもいいでしょう。嫌いな姑と仲良くなるコツ【態度編】次は態度や心理面でのコツをご紹介します。■相手を知る一度嫌いになったからといって、姑の嫌な面ばかり見ていませんか? 夫や義理のきょうだい、親戚、近所の人などと話して、姑がどんな人か多方面から情報を得てみてください。意外な面や見直す面が見つかるかもしれませんし、そうでなくても「敵」の特徴を知ることは「攻略」の第一歩です。ただし前提として、お姑さん自身の性格やクセは治せるものではないと心得てください。残念ながら、長く生きれば生きるほど人はなかなか変われないもの。変わってもらおうと無駄な労力をさかず、相手の特徴に対応したストレス回避方法を考えるのがポイントです。■やりとりの頻度を減らすお姑さんとのやりとりがストレスになるなら、頻度を減らすように工夫します。会いたくないときは、無理に会ってストレスを増やすよりも口実をつくって、会いたくないときの上手な逃げ方を身につけておくのも方法。お姑さんに電話をするのが嫌なら、メールや手紙(はがき)に切り替えましょう。メールなら朝や夕食の準備時などお姑さんの忙しそうな時間帯を狙えば頻度を減らせるはず。手紙は面倒かもしれませんが、それはもらった方も同じなのでやはり頻度を減らせます。一般には電話より手紙のほうが丁寧とされているので、文句のつけどころもないはずです。■「理想の嫁」は所詮無理「お姑さんが理想とする嫁」に近づこうと努力することは素晴らしいですが、人間ですから完璧は不可能でしょう。そもそも赤の他人だったわけなので、価値観も違います。「これ以上は求められてもできない、私のせいじゃない」とある程度は自分の中で割り切ってつき合うことも、ストレス回避のコツです。■わかり合えなくてもよいと割り切る幸せな家族は、それは理想ですが「家族」には生活がつきものです。生活を円滑にするために、ある程度「嫁」としての自分を演じることで人間関係がスムーズに運ぶ場合もあります。これは、「生徒」を演じる、「社員」を演じる、といったビジネスライクな態度に共通します。姑の言動をいちいち個人的・感情的に受け止める必要はありません。耳が痛いことは、「はいはい」と聞き流すことも時には必要です。■人生の先輩として見る姑は、嫁であるあなたより年長であることは間違いありません。姑に対しては最低限のマナーを持って接しましょう。あなたも、きっと自分よりもずっと年齢の若い女性からおばさん扱いや無礼な態度を取られたら腹が立ちますよね。ですので、年下ということであなたの態度に落ち度のないように心がけましょう。それに対して横柄に振舞う姑であれば、それは姑の問題であり、あなたの問題ではありません。義理といえども親ということで、どこか甘えが出てくるかもしれませんが、自分の親とは違うと割り切りましょう。姑世代だと上下関係を重要視しているものです。人生の先輩として敬っていますよ、ということが相手に伝われば決して悪い気はしないでしょう。■NO!という我慢は続くものでは、ありません。無理をすると精神的、もしくは身体的に不調が生じてしまうでしょう。そんなことになってしまう前に、どうしても受け入れられないことには思い切って自分の意見を伝えましょう。学校でのいじめのように、悪意やいやがらせが思いのほかエスカレートしてしまうケースもあります。また、精神的に追い詰められてしまうかもしれません。追い詰められている、と感じたら物理的にも精神的にもやはり距離を置くことが必要です。心身ともに病んでしまう前に第三者に意見やアドバイスを聞いてもよいでしょう。人間同士だから相性もある今回はお姑さんとの関係について、悪化する原因や仲良しになるヒントなどをご紹介しました。お互いに人間なので、どうしても相性が合わないこともあるでしょう。努力してみても限界を感じたら、「相性が悪い」と割り切ることも大切です。お姑さんはあなたのパートナーを育ててくれた人ですし、何といっても旦那さんの親です。敬いながらも、無理のないように、女性同士で素敵な関係を築ければよいですね。<参照> 「“嫁姑”と“住まい”の関係」調査 2016|アットホーム 平成28年度 国民生活に関する世論調査 図21|内閣府
2017年01月20日今も昔も、子どもにとってお正月の楽しみといえば、お年玉。いざ、あげる身になってみると、“何歳ぐらいから?”、“どのぐらいの金額を?”、“もらったお年玉の管理は?”など、いろいろと気になるところ。なかなか聞きづらいお年玉のアレコレを、未就学児~中学生の子どもがいるママ3名に教えていただきました。■我が家のお年玉ルール~ 小3・年長(5歳)の子がいるAさんの場合~- Aさんのお子さんは、何歳くらいからお年玉をもらっていますか?Aさん: 3歳くらいからです。祖父母や親戚から5,000円前後包んでいただいています。自分たちから子どもへのお年玉は、小学校に入るまでは5円玉や10円玉などの小銭をじゃらじゃら入れて渡していました。小さいうちは、お札よりコインのほうがうれしいみたいです。上の子が小学生になり、自分で買い物をするようになってからは、コインのなかに100円玉や500円玉をまぜて渡していますが、下の子はまだ小銭ばかりです。― 親戚の子にあげるお年玉はどうしていますか?Aさん: 義兄の子ふたりには、小学生のうちは5,000円、中学生から10,000円をあげていました。今では、ふたりとも成人したのであげていませんが、逆に自分の子どもたちにお年玉をくれるようになり、ありがたいやら申し訳ないやらです。これまで、夫や自分の兄弟の間で、お年玉について話をすることもなかったので、どんなかたちでいとこたちにお返しをするのがよいのか、ちょっと悩ましかったりします。―親戚からいただいたお年玉の管理はどうしていますか?Aさん: 私が全額回収して、子どもたちそれぞれの「お年玉袋」に入れて隠しておいたのですが、先日長女に見つかってしまい…。早めに銀行口座を作ってかんたんに使えないようにしなきゃ、と考えているところです。■我が家のお年玉ルール~中1・小4の子がいるBさんの場合~―Bさんのお子さんは、何歳くらいからお年玉をもらっていますか?Bさん:小学生になってからです。祖父母から5,000~10,000円ほどいただいています。小学校に上がるまでは、ちょっとしたプレゼントをいただいてました。自分たちから子どもへのお年玉は、小学1年生は1,000円。2年生は2000円…と、学年に応じてアップし、5年生~中学生の間は5,000円。高校生になったら10,000円にする予定です。―親戚の子どもにはいくらあげていますか?Bさん:実姉の子の未就学児ふたりには、現金ではなくプレゼントをあげています。実は“小学校に入る前はモノ、小学校に入ったら1,000円から学年に応じてアップ”のルールを、姉とも共有しているんです。姉妹で、子どもの人数が一緒なので、もらいすぎたり、あげすぎたりで不公平感が出ないように。また、お年玉はあくまで“子どものお小遣い”、高額すぎると管理が大変になるから、との思いもあります。―では、お年玉の管理は子どもたちがしているのですか?Bさん:そうなんです。上の子が小学校3年になったときから、お年玉は全額子どもに管理させています。とはいえ、現金で持たせているのではなく、いただいたお年玉はいったん私が預かって子どもの口座に入れ、キャッシュカードは私が持つようにしています。だから、子どもが勝手に使うことはできません。たとえばゲームを買いたい、友だちと遊園地に遊びに行きたいなど、まとまったお金がほしいときに、「お金をおろしてほしい」と、私に交渉させるのが我が家のルールです。小学校3年生からお金の管理をさせるのは早いかな、と思いましたが、金銭感覚が身についたようで結果オーライです。残高とにらめっこしながら予算を組んでいる子どもの様子は、ほほえましいですよ。■我が家のお年玉ルール~中2の双子がいるCさんの場合~―Cさん宅の双子くんは、何歳からお年玉をもらっていましたか?Cさん:たしか、子ども本人がお年玉をいただくようになったのは、小学生になってからだと思います。それまでは、祖父母や親戚は、親である私たちに「子どものために使ってね」と10,000円くらいのお年玉を渡してくださっていました。ちなみに、我が家は親から自分の子にお年玉をあげる習慣がありません。おそらく、子どもたちは「お年玉は祖父母や親戚からいただくもの」と認識していると思います。―では、Cさんが親戚の子にお年玉をあげるのは、何歳になってから?Cさん: お年玉をあげる相手が未就学児の甥っ子ひとりだけなのですが、その子が「ありがとう」と言えるようになってから、プチギフトと小銭袋を渡しています。プチギフトは、知育ブロックや鉄道のレール、絵本など、あまり大げさになりすぎないものを選んでいます。甥っ子が小学生になったら、1,000円からスタートして、学年に比例してアップさせていくつもりです。―まだお子さんがいない親戚からもお年玉をいただいたときは、どう対応されていますか?Cさん:もらいっぱなしはちょっと気が引けるので、子どもたちがいただいたお年玉の金額を毎年メモに残し、いずれお子さんが生まれたときは同じ額を渡せるように備えています。ただ、結婚する気配がない親戚もいるので、そんな相手には、会うときに手土産を渡したり、誕生日に贈り物をしたりして、少しでもお返しできるようにしています。―お年玉の管理はどうしていますか?Cさん:小学生までは親がすべて回収し、その一部を子どもが自由に使っていいお金として渡していました。中学年で3,000円、高学年で5,000~10,000円程度、残りは貯金していました。中学生になってからは全額、30,000円前後をすべて渡しています。子どもが一度に手にするお金としては大きいかもしれませんが、年単位で考えれば、妥当な額かなと思っています。使うときは親に一声かけるのがルールですが、基本的には何に使ってもOK。1枚5,000円のトレーディングカードを買ってきたときはさすがに文句を言いたくなりましたが、「子どもが自由に使っていいお金だから」と自分に言い聞かせてなんとかこらえました。双子でもお年玉の使い方は真逆。兄はお年玉を手にした瞬間、趣味にありったけつぎ込み、弟は堅実に貯めているんです。この違いも面白いなと思いながら見守っています。今回お話をうかがった3名のママの声を聞くかぎりでは、お年玉はいただくのも、あげるのも3歳~4歳くらいが目安。金額は少額またはプチギフトからスタートし、小学生から1,000円程度で、学年に応じて徐々にアップするのが、ちょうどよいと感じているようでした。一方、お年玉の管理方法は各ご家庭によってさまざま。小さいうちは親が管理するにしても、ある程度の年齢になったら、お年玉をきっかけに、お金の使い方やルールについてお子さんと話し合ってみてもよさそうですね。
2016年12月31日お正月にはパパ、ママ、それぞれの実家に帰省するという家族も多いはず。義実家に行くとあれこれ気疲れしてしまうのは、ママもパパも同じです。自分の実家に帰ったときも、パパが気持ちよく過ごせるように、少し気配りしてあげられるとよいですね。■パパが「無言」になってしまった男の人は口ベタなことも多いもの。パパの実家でもソツなくふるまうことができるママとは違い、「久しぶりに会った義父母と、何を話していいかわからない」というパパもいるようです。とくにパパが緊張してしまうのが、ママが実母とキッチンに立ち、居間にパパとおじいちゃんだけが残される、というパターン。おじいちゃんも無口なタイプだと、ふたりで黙ってテレビを見るしかなく、パパも内心気まずい思いを抱えているかもしれません。自分の実家にいると、つい両親とばかり話してしまいがち。でも、適度にパパにも話題をふり、「パパ無言状態」にならないように気を配りましょう。■パパを「お客様扱い」をしすぎないママの実家でよく見られるのが、おじいちゃんおばあちゃんがパパを「お客様扱い」しすぎてしまうこと。何か手伝おうとしても、「大丈夫だから座っていて」といわれたら、パパにはやることがなくなってしまいます。何かと気を使う義実家で、周りが忙しくしている中、自分だけ座っている、というのもなかなか気詰まりなものです。パパを「お客様扱い」せずに、積極的に用事をお願いしてみてはいかがでしょう。家の中で手伝えることがなければ、買い物を頼んだり、子どもを散歩に連れて行ってもらったりするのも◎。力仕事や高いところの作業をお願いすれば、「頼りにされている」と、パパの機嫌もよくなるかもしれませんよ。■収入や家計の話をしない自分の実家で避けたいのが、パパに対する愚痴を両親に話すこと。「いつも帰りが遅い」「子どもの世話をしてくれない」など、ママはなにげなくいっているつもりでも、パパにとってはママと義父母の3人から責められているように感じてしまいます。とくに絶対NGなのが、収入や家計の話です。「家計が苦しい」などというのは、パパにとっては「甲斐(かい)性がない」といわれているのと同じこと。それを義父母の前で話されたら、パパのプライドは大きく傷ついてしまいます。本当に両親に相談したいことがあるなら、パパのいない機会にこっそりと話すようにしてくださいね。たとえ口に出さなくても、ママの実家ではパパも肩身の狭い思いをしているかもしれません。夫婦円満のためにも、帰省のときはパパにも少し気配りをしてあげましょう。
2016年12月25日そろそろ年末の帰省シーズン。夫の実家へ行くとなるとどうしても憂鬱になってしまいがちですが、その理由はお姑さんに気を遣って過ごさなけれならないことが大きいですよね。今回は、嫁歴24年の私の経験や、友人、仕事のカウンセリングでのご相談でお聞きした多くの事例から、お姑さんとうまくお付き合いして帰省を楽しく乗り切るコツをお伝えしたいと思います。■1.手土産の定番「お菓子」を見なおす手土産といえば、駅や空港であらゆる種類が並ぶ「日持ちのするお菓子」が定番ですよね。もちろんお好みのお菓子があり、それを望まれている場合は別ですが、昨今お姑さん世代の女性の話を聞くと、みなさま意外と肥満や「高血糖値」を気にしていて、お菓子を控えているという話がよく出ます。そのためか「○○さんからお菓子いただいたんだけど、私こんなに食べられないから召し上がって~」とお菓子をみんなに分配?しあっている姿もけっこう見かけます。せっかく手土産を持っていくなら、お姑さんご自身が喜んでくださるものがいいですよね。私がお聞きしたなかで意外と好評なものが、スープの缶詰やホテルのレトルトハンバーグ、カレーなど個食包装で保存がきき、食事に利用できるものでした。お年を召してくると食事の準備がだんだん億劫になってくることもあるのでしょうね。お菓子は確かに無難な手土産ではありますが、相手のお好みも考慮し少し違った品物を選んでみるのもいいかと思います。■2.子どもを叱るときはトーンダウンするおじいちゃんおばあちゃんにとって「孫」というのは、無条件にかわいいものです。そのため、帰省すると祖父母が子どもをチヤホヤと甘やかし、ワガママが通ってしまうから、家に帰ってから子どもの聞き分けがなくなって大変~という声もよく聞きます。彼らからみると、孫は文字通り「来てよし、帰ってよし」で、言葉は悪いですが無責任に可愛がれる存在です。たまにしか会うこともできませんし、嫁の立場から「あまり甘やかさないでください」とは言いづらいですよね。帰ってからのワガママをなるべく抑えるために、帰省先で子どもを注意したり叱ったりするときは、お姑さんの目前は避けましょう。やむを得ない場合には、その時どんなにイラッとしていてもできるだけ感情を抑え、やさしく子どもを諭しましょう。「は? 何それ?」と思われるかもしれませんが、前述したように、お姑さんには育児の責任がありません。あなたが子どもを叱っているのを見ると「かわいい孫が責められている! かわいそう! そんなに怒らなくてもいいのに」と、孫びいきの感情が先に立ってしまい、さらに甘やかしてしまうのです。理不尽だなと思うのはごもっともですが、祖父母という立場になるとそのような感情がベースにあることを、頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。■3.「~がおすすめですよ」という表現を使う年配の女性と話していると「息子に怒られた」「嫁に叱られた」という表現をよく使うことに気づきます。しかし、よくよく話を聞いてみると、自分が考えていることについて「それはやめたほうがいいですよ」など否定的な表現でアドバイスされただけというケースがほとんどです。お姑さんの年代の女性にとっては、自分が考えていることを否定された↓自分は高齢だから、最近の世の中のことがわかっていない↓だから最近の世の中のことを知っている若者に怒られてしまった↓怒られるのはイヤだから、あまり話をするのをやめておこう という思考が働き、自分を怒ったと感じた相手に対し、気持ちを閉ざしてしまったり反感を覚えることが多いように感じます。高齢になればなるほど、どうしても思考の柔軟性が失われてしまうのは仕方のないことです。ですから、何かアドバイスしたいことがあったら、否定的な表現や「こうするべきですよ」というのは避けたほうがよさそうです。「~のほうがきっといいですよ」「~がよりおすすめですよ」という言い方を心がけたほうが、よりコミュニケーションがスムーズになるでしょう。お姑さんの性格も色々でしょうが、一人の人生の先輩として尊敬する気持ちで接しつつ、孫バカ?な部分には片目をつぶるくらいの寛容な気持ちがあれば、きっとお互いイヤな気分になることなく、楽しくにぎやかな年末年始を過ごせるはず。ではみなさま、良いお年を!
2016年12月23日早いものでもう年の瀬…。年末年始は夫の実家へのお泊まりを予定している人もいるのではないでしょうか。普段とは勝手が違う義実家では、育児に関して「ちょっと困るなぁ」というシーンは少なくないもの。そんなママを、ひそかに助けてくれるアイテムをご紹介します。こんなアイテムを用意することで、ママのストレスを少しは軽くできるかもしれませんよ。■時間がないときのオムツ替えに「吸収ライナー」帰省中は、義両親家族と外食に行ったり、デパートへ買い出しに出たりと、なかなか忙しい毎日になります。そんなとき外出先での赤ちゃんのオムツ替えタイムがとれない! なんてこともあるかもしれません。そこでパンツタイプの紙おむつにつけて使う「吸収ライナー」を試してみてはいかがでしょうか? 私は、普段トイレトレーニング用として使用していますが、帰省や旅行中にもおすすめです。事前にオムツに吸収ライナーをつけておき、オムツ交換するときに足の方からサッと引っ張り出すだけ。これでオムツ替えが完了。赤ちゃんも快適で、ぐずることも少なくなるかもしれません。ただ吸収ライナーは、多くのおしっこ量を吸収することは難しいので、なるべく早めにライナーを交換してあげるようにしましょう。■いつでもどこでも消毒できる「携帯ハンドソープ」風邪菌やウイルスが多くなる季節。赤ちゃんを守るために、「いますぐ手を消毒したい、させたい」なんてときもありますよね。そこで登場させたいのが、「携帯ハンドソープ」。義実家には石けんしかないなんてケースも少なくありません。携帯ハンドソープを持っていれば、買いに走る必要もないですし、必要なときだけ気兼ねなく使えます。泡タイプもあるので手早く消毒することができ、外出時はそのままかばんにいれて持ち運べるのもうれしいですね。■すぐに食べさせたいときは「食器いらずの離乳食」赤ちゃんに離乳食を食べさせたいけれど、外出先ではすぐに食器などの用意ができないときもありますよね。そんなときに私が利用しているのが、「Baby Orgente(ベビーオルジェンテ)」のベビーフード。アルミが食品に直接つかない構造になっているので、スプーンさえあればOK。器なしで、そのままスプーンに絞り出して食べさせることができます。使用されている野菜は土作りからこだわりのある農家さんのもので、栄養の整った食事となるよう栄養士さんのアドバイスも盛り込まれています。場所や状況に影響されず、いつもの食事時間に離乳食を与えることができるのでママもストレスになりません。■手土産、手荷物は「事前配送」里帰りするときに「お土産をどうするか」で悩んでいる人に、私がおすすめしたいのは「ケーキ」です。私の義両親からは「普段は食べないから、もらったらうれしいもの」と好評。ママ友さんも同じく、はずさないお土産としてケーキを毎年種類を変えてお土産にしているとか。けれど、崩れるおそれのあるケーキは、子どもも一緒の帰省のお土産にはちょっと向いていませんよね。そんなときは、自分たちが到着する時間帯にお土産も届くように手配してみてはいかがでしょうか。手荷物も配達しておくと、体の負担がグッと軽くなります。荷物を送る場合は、いつも使っている大判バスタオルを入れておきましょう。大きなタオルは、おむつ替え、着替え、そして毛布代わりに使えて、あるととても便利なものです。でもなんとなく義両親には借りづらいものですよね。赤ちゃんもいつもの匂いに囲まれるので、安心してリラックスできますよ。お助けアイテムを賢く使って、負担とストレスのない帰省を目指しましょう!<参考>・ Baby Orgente (ベビーオルジェンテ)無添加 有機・無農薬野菜の手作り離乳食
2016年12月17日待望の赤ちゃんを授かったとき、自分たちはもちろんのこと、両親もとてもよろこんでくれることでしょう。しかし、わが親ながら、ちょっと引いてしまうほど盛りあがってしまうこともあるようで…。妊娠発覚でフィーバー、出産すればさらにヒートアップ! ママたちが実際に困った、親の「孫フィーバー」の実態とその対処法をご紹介します。■仕事ひと筋の父が激変!「子どものころに一緒に遊んだ記憶がないほど、仕事人間だった父。子どもには興味がないのかと思っていたけど、孫にはメロメロでびっくり! 実家に連れて行くと、抱っこしながら赤ちゃん言葉で話しかけている」(30歳・Yさん)すでに定年退職し、家でゆっくりしているというYさんのお父さん。時間に余裕があるという要因もありますが、もしかするとわが子にできなかったことを孫にやってあげようという気持ちがあるのかもしれませんね。最初は親のひょうへんぶりにとまどったYさんですが、慣れると「率先して面倒を見てくれるから楽」とのこと。いまでは過剰に甘やかしたりしなければ、親がしてくれることを見守ることにしているそうです。■プレゼント攻撃への対処術「妊娠を報告したとたん、赤ちゃんグッズを買いに行こうとした義母。まだ性別もわからないし、安定期に入る前だったから、気が早いなーと感じました。せっかく買ってくれるのであれば、私の希望も入れてほしいのですが、それには応えてくれず…」(39歳・Hさん)Hさんの義母にとっては初孫で、すっかりテンションがあがってしまった様子。お祝いしてくれる気持ちはうれしいけれど、先走りすぎるのも考えものです。Hさんは「まだ性別がわからないから」とたしなめて、ベビー服の購入を止めることには成功。しかし、それでもまだベッドやバギーなどのアイテムを買いたがったのだとか。「自分が欲しいと思っている商品のパンフレットやチラシをさりげなく義実家の家に置いておきました。何を言っても聞かないだろうから、それならお祝いとしていただこうかと思って」と、考え方を変えたHさん。祖父母にとって、初孫にはなにかをしてあげたいという気持ちはかなり強いもの。ママたちとしては、それを受け止めつつ、さりげなく自分の欲しいものへのおねだり作戦に導くほうが平和に収まるかもしれません。■いくつになっても甘やかす母「中学生になった孫を、いまだに甘やかす母。実家に行くたびに、おこづかいを与えてしまいます」(49歳・Mさん)子どもが小さいころは離れて暮らしていたので、「たまにならいいか」と許容していたMさん。しかし、子どもが中学入学を機に実家付近に引っ越したことで孫と会う機会が増えて、実母の孫フィーバーがより激しくなってしまったといいます。「子どもも、おこづかいをもらえるのがわかっているから、ひとりで遊びに行ってしまうんです。これではお金のありがたみがわからなくなってしまうので、母には誕生日やお年玉など、特別な日以外には渡さないようにお願いしました」最初は「自分の金だから好きにさせて」と言われたそうですが、「子どもの金銭感覚を養うための教育方針」といったことを説明することで理解してもらえるように。頭ごなしに「やめてほしい」というよりも、親が「こうしていきたい」とお願いするほうがよさそうです。とくに初孫の場合は親たちも舞いあがってしまいがち。子どもである私たちは、その姿にただただ驚くばかり。でも、新たな命の誕生を心から祝福してくれるわけですから、温かく見守っていきたいものです。ただし度が過ぎた場合には、しっかりと親としての立場で主張しつつ、お願いするといった姿勢で臨んだほうがいいかもしれません。
2016年12月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「両親と義実家との板挟み、自分の気持ちがわからず辛い」という、あこきちさん(29歳・専業主婦)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■あこきちさんのお悩み私は結婚して半年の専業主婦です。私は親から、「長男の嫁になると何かと大変だから長男は辞めなさいよ」といわれていました。私は一人っ子、今の旦那は次男です。私も30歳目前で仕事もそんなにしたくなくなっていたので、なんとなく、この人でいいかと思い結婚しました。旦那と旦那のご両親には、結婚する前から「お彼岸2回、お盆、お正月は二人揃って、親戚の挨拶回りとお墓回りは必ずしてもらいます」といわれました。しかし「親戚に結婚の報告をしてほしいから帰ってこい」「50回忌に出席しろ」など、なんやかんやで月に一度は向こうの実家に行っている状態です。それを私の母はよく思わず「次男の嫁なのにこんなに苦労させるなら、嫁にやらなきゃよかった」と別れを促してきます。ことがこじれたのは、お盆のことでした。私は地方出身で、旦那は関東地方出身。私の祖母が亡くなり、実家からは「仏様が新しく何かと忙しい、女手が足りないからお盆は早めに帰ってきて手伝ってほしい」と言われていました。しかし、旦那側の実家も「お盆は二人揃って挨拶回りとかお墓参りしてもらうのは義務だから、うちにも必ず来るように」と強要。私の母が「交通費もかかるし、お互いがお互いの実家に帰ればいいのでは?」と提案したら、向こうの両親が激怒。両家の意見が食い違い揉めてしまい、旦那まで参戦する状態に。誰も私の肩は持ってくれず、旦那は、自分の実家に従うよう、うちの両親に強要してきました。そちらが嫁いだのだから、こちらに従うのが筋とのこと。 私の両親は呆れてしまい、「あなたが好きなら仕方ないけど、長くいる相手ではない」と離婚を促してきます。間に挟まれて、私は精神的に疲れてきました。自分の親が心からよく思わない相手と長くいることに、この先すごく不安を感じるし、正直、向こうの家の挨拶回りなど義務化してきて強制されるのは大変苦痛です。私の母も私の性格を知ったうえで、向こうの両親とやりあってしまったのでは、と母の気持ちもわかります。でも、別れてもどうしたらいいかわからない。いつも、母親に否定されてしまうと母に従わねば、と心のどこかに思ってしまいます。逆に母親に背中を押されると、それが正しいと思ってしまいます。自分の気持ちがわからなくなっています。助けてください。このまま自分の気持ちがわからない、母親のいいなりの人生になるのかと思うとますますなにもできなくなってしまいます。今もただソファーに座りっぱなしで、なにもしたくない状態です。ほんとうに辛いです助けてください。※質問の内容を読みやすいように一部編集させていただきました。 ■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりあこきちさん、こんにちは。ずっとお母さんの言うことを聞いてきたようですね。そしてご主人も、お姑さんも「まるでお母さんのように」あこきちさんに「指示・命令」するようになりましたね。失礼ですがまるで下僕のようです。そんな状況なら何もやる気がなくなるのはわかります。でもなぜ、お母さんもご主人もお姑さんも、あこきちさんに「指示・命令」するかわかりますか? それは、そもそもお母さんに「嫌だ」を言わなかったからだと思います。「それは嫌だ」「それはできない」「それはしたくない」そんな言葉をお母さんに言えるでしょうか。多分言えないのではないかと思います。お母さんの顔色を見て、言うことに従い、お母さんに否定されるとやめてきた。自分の本音を押し殺し、次第にわからなくなってきた。周りの人に合わせる人生。そうしていると、あこきちさんのように、自分では決められない、どうしていいかわからない人になっていきます。そして不思議なことに、周りの人が強く「こうしなさい、ああしなさい」と「指示・命令」をするようになるし、そういう人が周りに集まるのです。その人たちも決して悪気はないはずで、あこきちさんが決められない、考えないから、代わりにしてあげてるくらいの気持ちかもしれません。そう、彼らは良かれと思ってしているのです。でも、内心あこきちさんは困っているし、ずっと苦しんできましたよね。本当はどうしたいですか。もし何をしても、お母さんにも誰にも叱られない、がっかりされない、嫌な顔をされないとしたら、あこきちさんはどうしたいですか? それをよく考えてみてください。あこきちさんは、自分の意見を言う前に人(お母さん)の顔色を伺ってしまうだろうし、自分の意見を言うと人(お母さん)に否定される、否定されるのが怖いと思っていると思います。だから小さな頃から自分で考えないようにする習慣がついてしまったと思います。 結婚して誰かと夫婦になるということは、一旦、親の価値観を捨てるということだと思います。お互いの家の価値観を捨てて、二人で新しく二人だけの価値観をすり合わせて作っていく。価値観をすり合わせるというのはなかなかな修行だと思います。だから結婚生活というのは最初は甘い恋愛ムードかもしれませんが、次第にいろんな出来事があると思うのです。一筋縄ではいかないと思うのです。それが人生なのです。結婚したばかりのあこきちさんは、ご主人と価値観のすり合わせをする前に、まず、「お母さんの価値観を捨てる」をしてみてください。それは、実際にお母さんを捨てることではないし、お母さんとの縁が切れることではありません。一人の大人の女性として、これまで育ててくれたことに感謝して、お母さんの子育てを終えてもらうことかもしれません。お母さんに反抗すること、お母さんに嫌だと言うこと、場合によってお母さんと口を聞かないこと。そんなことが、大人になり、お母さんと対等になった証拠かもしれませんよ。自分の心の内を言いたければ言ってもいいんですよ。いや、あこきちさんの場合はむしろ言ってください。心の中と言動を一致させるのです。「お母さん、口を出さないで欲しい」「お母さん、それは言わないで」「お母さん、私を信頼して」「お母さん、私の好きなようにさせて欲しい」「お母さん、私もう大人だよ」言うのは怖いですよね。勇気がいりますよね。お母さんはびっくりするかもしれませんね。悲しむかもしれませんね。でもそれでいいですよ。そんな時はこんな言葉をつぶやいてください。「お母さんを悲しませてもいい」「お母さんの期待に応えなくてもいい」「お母さんを見捨ててもいい」「私はもう大人の女性でいい」やっと、自分で考えてもいいよ、考えなさい。という時期がきたのです。怖くても、言ってみましょうか。お母さんに反抗してもそれは嫌っているからじゃないし、お母さんと考えが違ってもそれは愛してないからじゃない。たとえ、親子であっても意見の相違は当たり前だし、夫婦もそうです。嫁と姑ならなおさらです。これからも、人と意見が違い、言いにくくても自分の意見を言わないといけない場面がたくさん出てきます。その最初のステップが今なのかもしれません。だから、まずはお母さんに「今とてもつらいこと」「やめて」「嫌だ」を言ってみてください。それでもお母さんに愛されているから大丈夫です。お母さんの胸を借りて言ってみましょう。人と気まずくなっても揉めても大丈夫ということがわかると思います。もちろん少し時間はかかるかもしれませんが。するとなぜか、ご主人とお姑さんが変わってみえると思います。彼らの言動が変わるかもしれません。期待に応えない悪い娘、悪い妻、悪い嫁になるように心がけてください。あこきちさんはそれくらいでバランスがとれますよ。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年12月13日あっという間に12月になり、気がつけばもうすぐ年末年始。「夫の実家に帰省する」、ということで、いまから緊張したり、お土産に悩んだりしている人も多いのではないでしょうか。普段あまり会う機会がないお姑さんとの関係性は、妻にとってもっとも重要課題です。 そこで「デキる嫁」と思われたいママたちに、義実家と良好な関係を築くママ友の簡単技をご紹介します。 ■デキる嫁への道1.お手伝い編「ドラマでよく見かける「お義母さん、私がしますよ~」みたいなやり取りはしないようにしています。だってお互い疲れるし、気を使いあっていることを周りがみて困っているから」(35歳/主婦) 「ご飯をよそったり、テーブルの上を片づけたりはするけれど、あとは、甘えさせてもらっています。お邪魔させてもらっているという謙虚な方が、うちのお義母さんにはいいみたい」(32歳/歯科医院勤務) 自分とお姑さんとがあまりにゆずりあってしまうと、ご飯の用意も進まないし、かえってお義父さんや夫も気になってしまうみたいです。<お姑さんのタイプ別お手伝い術>・仕切り系のお姑さんの場合何をすればいいのか指示してくれるので、その手伝いをすぐに対応。指示待ちでよいので、意外に楽かもしれません。・「座っていていいのよ」というお姑さんの場合優しい言葉なのですが、これが真意がどうか判断するのが難しいところ。本当に座ったままだと、いつの間にか「気が利かない嫁」レッテルが貼られてしまうことも。「野菜洗いますねー」「お皿はこれでいいですか?」など、実際に動いてみましょう。・キッチンが自分のテリトリーなお姑さんの場合手伝おうと動いたり、声かけをしても「あなたはいいのよ、座っていて」というお姑さんの場合には、キッチンを自分のテリトリーとして考えていて、入られたくない可能性もあります。そのときは、お姑さんに甘えてやっていただいちゃいましょう。どんなお姑さんでも最初から「お客様」にはならないようにした方が良いかもしれません。私は、「お手伝いします」という気持ちがお姑さんに伝わるように声をかけたり、動いたりしています。 ■デキる嫁への道2.話題編最近では、じいじ・ばあばと「写真共有アプリ」を使っているというご家庭も多いと思います。写真を共有するだけではなく、アプリに保存した写真がカレンダーになって毎月届く、というサービスも。孫の写真には、目を細めて喜ぶ祖父母にはうれしいプレゼントになりますね。そう! 写真は、祖父母孝行をする便利なアイテムで、帰省でもおおいに役立ちます。「久しぶりに会っても、祖父母と共通の「話題」なんて、ほとんどないって気がつきました。夫の昔の話も限度があるし…。やっぱり現在進行形で、一番興味がある話題は、「孫」のこと。だから子どもの写真と家族写真をそのままプレゼントできるように、アルバムにして持って行きます。写真の数だけ話題ができるのでとても助かっています」(31歳/サービス業) ■デキる嫁への道3.お土産編毎回、悩みまくる手土産は、次のようにチョイスしているそう。「最初はご当地もののかしこまった手土産をチョイスしていたけれど、お義母さんとの関係性に慣れてきた最近ではもっとライトなものに。一度、義実家へのお土産とは別に、お義母さんだけにお花をあげたら、とても喜ばれました」(27歳/営業) 「手土産は大切だけれど、老舗のお菓子だと、いつまでも他人行儀みたいで、距離が縮まらない気がしていました。この前、ディズニーランドのお土産をプレゼントしたら、意外にも喜んでくれて、ディズニーランドのアトラクションの話で盛り上がってしまいました」(29歳/広告業)ママさんたちは、帰省の度に、いろいろと工夫しているようです。お姑さん個人へのプレゼントは、できる嫁ポイントがアップするチャンス! たとえばカサカサ肌に良い保湿ハンドクリームや香りが良いハーブティーなどをあげると、そこからお姑さんとの会話が弾む可能性もあります。■デキる嫁への道4.ふるまい方編会う回数が少ないからこそ、失礼のないふるまいをしたいと、意気込んではみたものの、あまりかしこまりすぎると、「もう結婚して〇年たつのに、まだよそよそしいのね」なんて思われてしまうなんてもことも。ママ友さんに共通して多かった意見は、「しつこくないようにふるまう」ということです。・何度もありがとうございますと言わない・過度な遠慮はNG ・気を使わせまいと思ってしゃべりすぎない 大切なのは良い印象を残すことではなく、「限定した印象を残さない」ことのようです。あなたの久しぶりの「再会」が、どうか良いものでありますように…。
2016年12月12日理解しがたい言動、不思議な習慣…、妻にとって夫の実家は、何年たっても違和感だらけの異次元空間。なんとか義実家に溶け込もうと、がんばるけなげなママたちへ! 今年の年末年始を義実家とうまく過ごすためのとっておきの方法を、先輩ママたちに聞いてみました。■ついていけない義実家の風習ママたちにとって、夫の実家はたいてい、鬼門。緊張をしいられたり、厄介なことに巻き込まれたり…。一瞬たりとも気を抜くことができません。・「家族が集まったら、倒れるまで飲むのが習わし。男性陣はもちろん、義姉も義母も最後はべろんべろん…。あられもない姿で寝転ぶ夫の家族をひとりずつ、寝床に運ぶのが嫁である私の役割。翌朝は、みんなすべてを忘れてスッキリ! 私ひとりモヤモヤ…」(30代後半)・「寝るときは、広間でみんな一緒にワイワイ雑魚寝。でも、私にはいつも別室が用意されていて…。これは、義母の気づかいみたいだけれど、夫や子どもと離ればなれはさびしいし、なんとなく仲間はずれというのは気分が悪い!」(30代後半)ママたちが感じる、違和感の原因のひとつは「孤独感」。嫁はしょせん、赤の他人。ひとりだけぽつんと置いてきぼりにされた感じがして、イラッとするやらさびしいやら…。複雑な思いに駆られているママは少なくありません。 ■距離感が近い義両親義両親とは適度な距離感を保ってつきあいたいと考えていても、やたらと仲良くしたいアピールが強い義両親とのつきあいも大変みたいです。・「『女同士、仲良くしましょう』が義母の口癖。だからといって、義父の悪口や離婚願望などは聞きたくない。義父をフォローしようものなら激怒して、『あなたならわかってくれると思ったのに!』って…。私はあなたの味方じゃない!」(40代前半)・「思ったことを正直に言うのが、家族の証らしい。そのため、『また太った?』『ふたりめの孫は女の子にしてね』など、普通だったら遠慮すべき言葉もはっきりきっぱり。それが親愛の情だと思っているみたいだけど、こちらはその言葉に不快になったり傷ついたり…。けっこうダメージ大です」(30代前半)距離を置かれても踏み込まれても、いずれにしてもスッキリしないのが夫の実家。どこまでいっても平行線…。まずはこうした現実を、しっかり受け止めることこそが重要です。■ストレス軽減の3ヶ条子どもの祖父母でもあり、夫にとっては大切な親。そして今後も行かなくてはいけないのが義実家というもの。だったら少しでも居心地よく過ごしたい…。そんなママのために、先輩たちがアドバイス! 大事なのは次の3つ。これらを肝に銘じておけば、ストレスもかなり軽減するそうです。 ●期待しない「きっと気に入ってくれるはず」と手土産を吟味したり、「孫の顔を見たら喜ぶはず」と期待を込めて訪問したりしないこと。「たまたま時間ができたから顔を出すだけ」といったラフな感じで訪ねたほうが、気持ちの空回りが少なくてすみます。●がんばりすぎない気に入られようとか、よく思われようなどと力まないこと。気づいたこと、できることは率先して行動したとしても、必要以上には気を回さないように。「いたらぬ嫁ですみません!」と、甘えてしまうとラクになります。●考えない実家での出来事は、深く考えたり、いい・悪いなどでジャッジしたりしないこと。ただ淡々と受け止め流していると、心がざわつくこともなくなるはずです。それでも義実家でイライラをためこんでしまったら、誰かに話してスカッとしてしまいましょう。そのときの注意点は、夫には言わないこと、悪口ではなくおもしろエピソードに仕上げること。負の感情を強めるのではなく、すべてを笑いに変えてしまいましょう。義実家はネタの宝庫。そうとらえれば、楽しく過ごせるようになるはずです。
2016年11月17日お墓というとご先祖様が眠る場所…そんな、どこか遠いイメージがありませんか? でもいつかは自分も入る場所。自分はどのお墓に入るのか、夫は? 義両親は? 子供がいない場合は? わからないことだらけのお墓のキホンをおさえておきましょう。■誰がどのお墓に入るかはどうやって決める?誰がどのお墓に入るのかということを定める法律はなく、家族や親戚との話し合いで決めることになります。ただ慣習では、長男長女が先祖代々のお墓を承継者として受け継ぎます。お墓を承継すると、そのお墓に本人とその妻や長子も入ることができます。これまでは、長子以外の次男などは別のお墓を建てていましたが、最近では、お墓をひとつにまとめるケースも増えつつあります。つまり次男でも承継者の承諾を得て同じお墓に入れるということ。とくに子供がいない場合などはそのケースも多いようです。また、長子と結婚した女性の場合、嫁ぎ先のお墓に入ることが一般的とされてきましたが、最近では必ずしもそうしない夫婦も増えてきました。「夫と同じ墓はイヤ!」「義両親と同じ墓には入りたくない」 という場合は、夫婦のお墓を別に建てたり、自身の実家のお墓に入ったりということも可能です。■お墓っていくらぐらいするの?あらたにお墓を建て、維持するためには、いくらぐらいかかるのでしょうか?<お墓にかかるコスト>・墓地の永代使用料(霊園や寺院などに支払う土地利用料)・墓石代とその工事費・維持管理費お墓の値段は、一般的には「永代使用料+墓石で100万円~200万円ぐらい」が多いそう。ただし墓石の値段や立地、区画の広さなどで大きく異なります。永代使用料は安い場合で約30万円、都心の霊園では400万円以上というものも。維持費はお墓の管理費や掃除代などとしての設定が多く、公営や民営の霊園、寺院などによって含まれるサービスや料金はさまざまです。ある地方では、公営霊園の場合は掃除なしで年間維持費が1,000~1万円、民間霊園では掃除代を含めて年間3~4万円とか。また、寺院の場合は、お墓の管理維持費としてではなく、だん家としての会費を支払う形が一般的。寄付やお布施などをあわせると、総額としては公営や民営より高額になるパターンも多いようです。 ■子供がいない場合はどうなるの?子供のいない夫婦や独身の人など、将来お墓を供養してくれる人がいない場合は、「永代供養墓」や「共同墓」という方法があります。「永代供養墓」は、生前にお墓に入る人が費用を前払いすることで、お寺や霊園などが永代に渡り管理してくれるお墓のこと。「共同墓」は、親族以外の他の人と同じお墓に入って供養・管理していくものです。料金などは永代供養墓と同様のケースが多いようです。お墓トラブルで多いのは、維持費を支払っていた人が亡くなり、承継者である子供がいなくなってしまった場合に滞納してしまう…というケース。滞納が続くと撤去のおそれだけでなく、膨らんだ滞納金を親族が請求されてしまうことも。「お墓の維持費を誰が負担するか」は十分に話し合っておくことが重要です。元気なうちは想像もできないことですが、いつかは考える必要が出てくるお墓問題。自分がどのお墓に入りたいのかを実現させるためには、家族で一度ゆっくり話し合うことが大事です。また自分の希望をかなえるために、生前にお墓を用意する、遺言に書き記すといった用意も必要となってきます。自分はどこで永眠したいのかということを、一度ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
2016年11月15日「義実家に行きたくない」という話は、男女ともによく聞きます。もともと赤の他人だったわけですから、状況によっては行くのが憂鬱なこともあるでしょう。しかし実は、「夫が、自分の実家に帰りたがらない」ことで妻が悩む…というパターンも意外と多いようなのです。この場合、嫁が口を出しても良いものか? かといって放置するのはどうなのか…? 対処が難しいところ。今回は、そんな夫を持つ女性たちの体験談をもとに、対処法について考えてみたいと思います。■夫の実家のことには、口出ししない方が良い?「正月もお盆も、自分の実家に帰りたがらない夫。義母はそれを不満に思っているものの、息子には言いにくいようで、いつも嫁である私の方へ『今年の正月は帰ってくる?』『お盆はどうするの?』と連絡してきます。義母に申し訳ないという気持ちもあり、正月やお盆、連休のたびに『帰らないの?』と夫に言っていたら、あるとき『俺には俺の考えがある! 余計な口を出すな!』とキレられました。それなら、もう私を経由せずに、勝手に親子で連絡を取り合ってほしい…」(Sさん・30代主婦)実は、私の友人にも、Sさんと同様に板挟みになった女性がいます。夫に帰らない理由を聞いたところ、「用事もないのに、なぜ帰らないといけないのか?」という答えが返ってきたそうです。「ときどき、実家に顔を出すのは当然」と思っている人には理解しがたいかもしれませんが、「用事がなければ帰らない」という男性も少なからずいる様子。Sさんいわく、「夫の実家は仲が悪いということもなく、何かトラブルがあったようにも思えない。そもそも、会っていないのでもめようがない」とのことなので、Sさんの夫も「用事がなければ帰らない」タイプなのかも。この場合、いくら妻が「なぜ帰らないのか?」と聞いても、納得できるような理由は期待できないでしょう。「家族の在り方」や「親との関係」についての考え方は人それぞれと割り切って、放っておくのが一番かもしれません。■帰省しないのは私のせい?「夫が『別に帰らなくていいよ』と言っていたので、結婚してから2年間、夫の実家へはまったく顔を出しませんでした。そのことに、義母はかなり怒りを募らせていた様子。しかも、『嫁が行きたくないと言うから、息子が帰ってこないんだ!』と、義母の中では私が悪者になっていました。それを知ってからは、面倒くさがって帰りたがらない夫を無理矢理引っ張って、年に1度は帰るようにしています」(Hさん・20代旅行会社勤務)「帰らなくて良い」という甘えたくなる気持ちは、とてもよくわかります。しかし、夫が自分の母親に「帰らない」と伝えるとき、つい言い訳として「嫁も仕事が忙しいからね…」などと言ってしまうことは十分に考えられますね。そうなれば、夫にそのつもりはなくても、嫁が「悪者」です。夫の実家に帰らないと伝えるときは、自分で連絡を入れるか、もしくは自分のいるところで夫に電話をかけてもらうなど、少し工夫すると良いかもしれません。 ■勇気を出して、一人で突撃!「私は夫の両親のことが好きでしたし、もっと仲良くなりたいと思っていたので、思い切って一人で義実家を訪問。最初はちょっと立ち寄る程度でしたが、だんだん一緒に過ごす時間が長くなり、そのうち『今度は泊りにおいで』と言ってもらえるようになりました。そして、私から両親の話を聞いているうちに里心がついたのか、あるとき、夫がついに『今度は、俺も一緒に帰ろうかな…』と。最近は、年に1度くらい一緒に帰省しています」(Aさん・30代主婦)今はお子さんがいるAさんですが、義実家に一人で突撃したのは子どもが産まれる前。初回訪問時は、足が震えるほど緊張したそうです。でも、義両親もうれしかったのではないでしょうか。子育てでは、祖父母の協力が必要な場面もあると思います。「夫が帰りたがらない」ことが原因で義実家とのつながりが薄れてしまう前に、Aさんのように勇気を出してみるのも良いかもしれません。「夫が実家に帰りたがらない」場合、夫に「帰らなくていいの?」と聞いたり、「なぜ帰らないのか?」と問い詰めたりと、どうしても夫に働きかけてしまいがちです。もちろん、何か理由があって帰省を避けている可能性もありますので、夫の気持ちを無視することはできません。しかし、嫁としての自分の気持ち、そして義理の家族の気持ちも大切。夫を通してではなく、「自分と義理の実家」という関係に目を向け、行動を起こすことで、悩み解消の糸口がつかめることもあるかもしれませんね。
2016年11月08日今月末はハロウィン。今年は子供と一緒に南瓜料理を作って食べたいけれど、包丁を持たせるのはやっぱりまだ怖い。かと言って一人だけで作るのも何だか寂しい……どうしたものかと悩んでいると、姑から突然電話がきた。姑:「小さい南瓜をそっちに送ったから、そろそろ着くわよ」私:「え、南瓜!?もう発送済みなんですか?」姑:「そうよ。グラタンにすると美味しいから食べてみなさいな」私:「……」そうか……グラタンだったら包丁をあまり使わなくても済むし、一緒に作れるかもしれないな~。そろそろ届くみたいだから、届いたら早速作ってみよう。坊っちゃん南瓜の簡単グラタンのレシピ材料2個分(2~4人分)・坊ちゃん南瓜:2個(合計600g程度)・しめじ:適量(1/4パック程度・約40g)・ツナ缶:1缶(全量70~80g程度)・おろしニンニク:適量(1片分程度)・米粉または小麦粉 :大さじ2杯・牛乳(豆乳やライスミルクに代用可):100~120cc程度・チーズ(アレルギー用マヨに代用可):適量(少し多め)調味料・塩:適量(一つまみ~二つまみ程度 )・バター(クセが少ない菜種油や米油などに代用可):適量(30gまたは大さじ2杯程度)材料選びのポイント・南瓜は必ず適度に追熟したものを使用して下さい。(収穫直後の場合は、切らずに風通しの良い涼しい場所で1~3週間程置いておけばOK。)形は上面と底面が共に尖りすぎておらず、凹みすぎていないものがベストです。(尖っていると座りが悪く、凹みすぎていると蓋部分を厚く切ることになり、その分中の容量が減ってしまうので注意)・ダマになりにくいので、初心者の方は米粉がおすすめです・しめじは旨味が強いマッシュルームやエノキ等でも代用可・ツナ缶の種類はお好みでOK。オイル有の場合は油を適量減らして下さい。(ベーコンやウインナー等でも代用できます。かるく塩味をつけた鶏肉で作ってもOK。)・チーズをアレルギー用のマヨネーズで代用する場合で大豆製品が食べられる場合は、分量外の味噌をマヨネーズに溶いて使用するのがおすすめ。(割合はマヨ:味噌=6:1程度)※食べる人の好みや体質、冷蔵庫事情などを考慮して、臨機応変に材料を選んで下さい。作り方1.南瓜をたわし等でよく洗ってからラップで包み、500wの電子レンジで加熱します。(目安は2分加熱し、反してまた2分。加熱が足りない場合は固い面を下に向けて、30秒~1分ずつ追加加熱して下さい。南瓜が倒れる場合は耐熱皿に入れると安定します。)指で少し押してみて、全体的に7~8割程度加熱できていればOK。ラップを外して冷ましておきます。(後で形が歪んだり、皮が裂けたりする場合があるため、加熱のしすぎには注意して下さい。)2.南瓜の荒熱をとっている間に、他の具の準備をします。しめじは手で食べやすい大きさに裂き、長い場合は適当に千切ります。ツナ缶は缶を開けるだけ。汁は捨てないで下さい。3.小鍋にバターを入れ、半分程溶けたら一度火を止めます。火加減は終始弱火。キノコとニンニクを入れ、再び火をつけたら、キノコに火が通るまで炒めます。その後、粉とツナ缶を汁ごと加えて、よく炒めます。4.粉っぽさがある程度なくなったら、牛乳と塩を加えます。混ぜながら加熱し、とろっとしてきたら火を止めます。味見をして味が薄かった場合は、塩を少量足して下さい。(無塩のツナ缶を使用している場合は少し多めにすると丁度良いです。ソースは冷めると固くなるので、少し緩めに仕上げて下さい。)5.南瓜の荒熱がとれたら、皮表面のイボ状の突起や硬い部分を適度に取り除きます。その後、上を包丁で水平に切り、綿と種をスプーンで取り除きます。余った果肉は中に入れてOK。フォーク等で皮の表面を部分的に取り除き、目鼻口も作ります。 少し掘りすぎた場合は、南瓜の果肉を窪みに入れると修復可能。 6.南瓜の器にホワイトソースを入れて、チーズをのせます。(ソースが冷めている場合は、温めてから入れて下さい。チーズは上だけでも中に半分混ぜ込んでもOK。)オーブンまたはトースターへ入れ、かるく焦げ目がつくまで焼いたら完成です。 (今回は1200wのトースターで3分程焼きました。機種により焼き上がりが異なるため、様子をみながら加熱して下さい。)食べるときは底のヘタを食べないように注意。トロッとした熱々のホワイトソースと、甘いホクホクの南瓜がたまらない。熱々でしたが、あっという間に完食してしまいました。アレルギーがある子も一緒に楽しめるので、ハロウィンに何を作ろうか迷っている人は是非参考にしてみて下さいね。ライター:なめっこ星人
2016年10月25日多忙な日々をやりくりするためには、他人にお願いせざるを得ないことがたくさんあります。そんなときはどのように頼めばスムーズにいくか、先輩ママたちの交渉術をご紹介。まわりとうまく連携できるようになれば、毎日がもっとラクで楽しくなるはず!■些細なことからトラブルになりがち!?子守りなど負担の大きなお願いはもちろんのこと、ほんの些細なことでも、他人を頼るのは勇気がいるもの。思いがけなくトラブルに発展することもあります。「いつもニコニコ笑顔で『やっておいてあげる』『私に任せておいて!』なんて言ってくれていたママ友が、陰では悪口三昧。私のことを『ジコチュー』『人使いが荒い』と言っていた」(20代後半)「急用ができ、近所に住む義母に子どものお迎えを頼んだら、その道中、何かの拍子に転倒し、足首を捻挫。私のせいではないけれど、しばらく気まずいムードに…」(30代後半)「迷惑になってしまうかも」「本当はイヤなのでは?」と思うと、いくら気心知れた相手であってもビクビク。結局頼めず、一人で抱え込んでしまうママも少なくないでしょう。しかし人間には、助けた相手に好意を抱くという心理があるそう。しかも、自分が助けてもらったときよりも、助けてあげたときのほうが、相手に対する思いが強化されるというから驚きです。これはつまり、お願い上手が対人上手ということ。下手に遠慮したりためらったりせず、思いきって頼れる人のほうが、周囲から愛されるというわけなのです。■気分よく引き受けてもらうためのテクニックとはいえ、ただお願いすればいいわけじゃないのが難しいところ。相手をうまく動かすテクニックは3つ。これらを駆使できればきっと、しこりを残さずスッキリと、関係を維持することができるでしょう。1. へりくだらない「こんなことを頼んじゃって本当にゴメンね」と何度も謝ったり、「後生だからお願い!」といった哀願はNG。相手の心を動かすどころか、「どうして私がやらなきゃならないの?」と、疑問を生じさせてしまうことに…。「○○なので××してください」と、お願いはシンプルかつストレートに!2. 日頃からこまめに頼っておく普段から軽い頼み事を繰り返してならしておくと、いざ本格的なお願いをする際、スムーズに。これは、義母などの目上に効果的。「○○を教えてください」「××はどうしたらいいですか?」と日常的に甘えていたほうが、「都合のいいときだけ頼って…」「まったくずうずうしい」などと、嫌味を言われることもなくなるはず。3. 何度か断られておくわざと大きなお願いをし、何度か断られておくと、それ以降のお願い事はすんなり受けてくれるように。やってあげられなかったという申し訳なさから、親身になってくれるはず。ただし、これらのテクニックを使うには、自分自身、八方手を尽くしておくのが大前提。ここまではやれたけれどこれ以上はどうしても無理…という努力のあとを見せなければ、誰も動いてはくれません。■「また何かあったら言ってほしい」と思ってもらうには?そして最後に、絶対に忘れてはならないのが感謝。「ありがとう、本当に助かりました」「あなたがいなかったらどうなっていたことか」「今あるのはあなたのおかげ」と、言葉を尽くして伝えましょう。その際に手土産を持参するなど、心をカタチにするのもお忘れなく。ただし、大げさなプレゼントは相手の負担になりかねないので要注意です。話題になっていたり、なかなか手に入らないおいしいスイーツを、おすそ分け程度に渡すのがおすすめ。重要なのは量より質で、高価すぎないこと。ささやかだけど引きのある贈りものを心がけましょう。そうやって相手に、「助けてあげた」「感謝された」としみじみ実感させてあげると、あなたに対する好意が急上昇。「また何かあったら言ってほしい」「この人のために何かしてあげたい」と、どんどん次につながっていくのです。
2016年10月24日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「結婚こわい病」。結婚こわい病とは、結婚適齢期で交際相手がいても、姑との関係、夫の浮気などを想像すると結婚に踏み切れない、独り暮らしが長引くにつれて、他人と住むのが怖いとも思えてくることです。土田晃之さんのご意見はいかがでしょうか?***結婚が怖いなんて考えは、独身でいることを正当化したいための言い訳。他人と住むのが面倒、浮気されるのが怖い、姑問題が…なんて、嫌なことを「イヤ!」のひとことで終わらせたら、つまらないと思いますよ。たとえば、結婚後、ダンナに浮気疑惑が浮上したとする。即ダンナに詰め寄るのか。いやいや、ジャブを入れながら泳がせておいて、証拠を固めたところで、ようやく「浮気したでしょ」のひとことを出す。ぐうの音も出ないダンナは、完敗…みたいなね。感情的にならず、冷静に対処する賢い奥さんのおかげで、夫婦の危機も乗り越えられるかもしれないわけです。面倒はつきものなんだと割り切って、多少のハプニングはむしろ楽しむくらいで構えていれば、結婚観も変わるはず。刺激のない人生なんて、楽しくないですから。まぁ、結婚が究極の幸せだとも、独りでいるのが負け組だとも思わないですけどね。僕は逆にいま、独り暮らしが羨ましい!うちの奥さん、マンション借りていいよって言ってくれないかな(笑)。◇つちだ・てるゆき芸人。『じわじわチャップリン』(テレビ東京土曜23:55~)、『欅って、書けない?』(テレビ東京日曜24:35~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか、出演番組多数。※『anan』2016年10月12日号より。文・神保亜紀子(C)diego cervo
2016年10月09日祖父母は子育ての強い味方、強力なサポーターとしてありがたい存在ですよね。核家族化が進んでいるとはいっても、子育て世代と祖父母のつながりは失いたくない大切なもの。そんな3世代の関係性についてある調査が行われました。祖父母の呼び名から、子どもを預ける頻度まで、その実態が明らかになっているようです。■いまどきの呼び名は「じいじ&ばあば」ママ向けコミュニティサイト・ママスタジアムが行った「じいじばあばとのお付き合い調査」(※)によると、おじいちゃんとおばあちゃんの呼び名について、その実態が明らかになりました。最も多かった呼び名は「じいじ」と「ばあば」。母方の方が「じいじばあば」の比率が高めとなっているようです。私の母は「おばあちゃん」でも「ばあば」でも名前でもなく、「ねね」と孫に呼ばせています。特に理由はないようですが、一般的な呼び名ではなく、特別な名前で呼んでもらうことに喜びを感じているようです。「その他」に分類される人は、こんなケースも多いかもしれませんね。 ■孫と祖父母が会うのは「年末年始・お盆・お祝い事」の3強「あなたのお子さんがおじいちゃんおばあちゃんと会うきっかけは?」という質問では「年末年始」が72.6%、「お盆」が56.7%、「お子さんのお祝い行事」が45.8%と続いています。帰省時期=再会時期となる家族はやっぱり多いようですね。また「おじいちゃん・おばあちゃんが孫に会いたいと言いだして」「おじいちゃん、おばあちゃんの誕生日」など、おじいちゃんおばあちゃん発信で孫と会う機会も少なくありませんでした。12.3%と意外に低めだったのが「敬老の日」。これは孫ができたといっても気持ち的に若々しい人が多く、まだ自分たちを老人とする意識が少ないからでしょうか。■預けやすいのはやっぱり「自分の母親」「あなたの用事や仕事などのために、おじいちゃんおばあちゃんにお子さんを預けている? その頻度は?」という質問では「母方のおばあちゃん」に「月に1~2回」以上預けている人が全体の1/4程度いました。子どもが小さいとき(上の子どもの年齢が0~2歳)に「母方のおばあちゃん」に預けたことのある人は約7割にのぼるのに対し、「父方のおばあちゃん」に預けたことがある人は約4割。やはり、手間のかかる乳幼児期のお世話を「頼みやすい」と感じるのは自分の母親のようです。また、40代以上のママは「父方のおばあちゃん」だけでなく「母方のおばあちゃん」にも「預けたことがない」人が他年代層よりも高いことが分かりました。これはもしかしたら、高齢を心配しての気遣いがあるのかもしれませんね。祖父母が元気でいてくれること、会いにいける家族がいることは、とてもありがたいことですね。自分の親だけじゃなく、父方のおじいちゃん・おばあちゃんにもちょっとしたサポートを上手に頼み、家族のつながりを深めていけるといいですね。※「じいじばあばとのお付き合い調査
2016年10月08日両親、義父母、友人、夫、子どもへ…。手書きの手紙は、誰もがよろこぶ究極の贈りものかもしれません。文字や文章を上手に書けなくても、きっちりマナーを守らなくても、やさしい気持ちさえあれば大丈夫!思いを伝えたいとき、心通わせたいときに…。あなたも、大切なあの人に心を込めてみませんか?■もらってうれしい、手書きレターメールやSNSが普及してから手紙やハガキとは縁遠くなり、出したとしても印刷メイン。昨今、文字を書く機会がグッと少なくなりました。ただ、いまどきレアだからこそ、あえて送りたいのが手書きの手紙。受け取るほうは驚き、うれしいものです。相手のハートを瞬時に射抜くサプライズ手段として、手紙の利用価値はかなり高いのです。「いつもはメールで済ますところ、友人に何気なくお礼状を出したら、『なんだかすごく感動した!』と、お返しの手紙が。以来、ポツポツではあるけれど、やり取りが続いている」(30代前半)「夫に『誕生日プレゼントは何がいい?』と聞いたら、『ラブレター』と。前回、何をあげていいか迷いに迷い、苦肉の策で書いた手紙にいたく感動したらしい」(40代前半)何気なく出した一通に、思いもよらない相手からのレスポンス。手紙には、人を動かすちからがあるようです。 ■文字だからこそ、心に響く口では伝えづらい、思いがあふれてまとまらない…。そんなときはゆっくりじっくり、時間を作って便箋に向かい、言葉をつむいでみましょう。相手を思い、一生懸命言葉を探す作業には、ごちゃごちゃした頭の中を整理し、乱れた心を静める効果が。自身を整え、癒やす…。手紙を書くことは、究極のセルフメンテナンスなのかもしれません。また、手紙を受け取ることも、心の浄化につながる行為。相手の書いた心づくしの文字が、ハートを大きく揺さぶります。「お酒は控えて、タバコはやめるべき、もう少し体重を落としなさい…と、父のことを思うあまり、会うとついつい、口うるさくなってしまう私。でも直接意見すると、父は聞く耳なし。しかも最終的には大ゲンカに…。そんなことが何度も続き、最終手段として手紙を送ることに。最初は、心配やらムカつきやらで収拾がつかず、鋭く感情的な言葉のまま殴り書き。そしてそれを、冷静になって読み返しては推敲(すいこう)。そんな作業を何度も何度も繰り返し、思いや言葉がやさしく熟成され…。なんと、ポストに投函できたのは1か月後。すると、それを読んだからなのか、父がなんとなく健康志向になって…。手紙のおかげで、ようやく心が通じ合いました」(30代前半)「20年来の親友から、初めてもらった長めの手紙。その字は、思いのほかへたくそ(笑)。何でもそつなくこなせる優等生タイプだと思っていたけれど、実は不器用な人だったのかもと、なんだかほのぼの、愛しさが募りました」(30代前半)「引き出しを開けてみると、いつ入れたのか、折り紙が一枚。それは、息子からのラブレター。一生懸命書いたであろう鏡文字の『すき』に、胸キュン! ひそかに涙しちゃいました」(30代後半)書くもよし、読むもよし。手紙ほど、素敵なツールはありません。 ■心を動かすひと工夫季節の便箋を選んだり、イメージに合わせて切手をチョイスしたり、ハンコやシールでデコったり…。あれこれ楽しめるのが手紙の醍醐味。工夫は無限大です。おすすめは「香り」。便箋に好きなアロマを移しておいたり、小さな匂い袋・文香を封筒にしのばせたり…。五感が刺激され、いつまでたっても忘れることのない、記憶に残る一通となること間違いなし!文字色も同様で、黒以外でしたためれば、インパクト大。あなたの思いがしっかりと、相手の心に刻まれるはずです。
2016年09月28日姑と仲の良いお嫁さんの特徴は大まかに2つ、「とても気の利く人」と「とても鈍感力の高い人」。姑と同居している友人が何人かいますが、鈍感なタイプの方がうまくいっているように感じることも。私もどちらかというと鈍感な方で、嫁姑関係は良好だと思っています。今回は、姑の性格タイプに合わせた対応を考えたいと思います。■「良妻賢母タイプ」の姑の前では夫を立てる長年、専業主婦だった姑は、お世話を焼きたがる「良妻賢母タイプ」の人が多いように感じます。いつ家にお邪魔してもキレイに片付いていて、手作りのお菓子を出してくれたり、夕食に招いてくれるタイプです。このタイプは一生懸命に子育てをして、息子(夫)を立派に育てあげたという自負があるのか、息子や孫のことをとても気にかけてくれます。しかし、姑は過去を美化していることが多いので、「先日、子どもが風邪をひいてしまって」などと言うと、「息子が小さい頃は、一度も風邪なんてひかなかった! 息子は丈夫で手がかからない良い子だった」などと言い出す場合も。「悪気はない」と聞き流しましょう。できる限り、子どもや夫の悪い情報は出さない方が無難。夫の愚痴は禁物です。会話の所々で夫を褒めるのも良いと思います。このタイプは、息子が褒められるのがとてもうれしいはず。■「キャピキャピ女子タイプ」の姑は聞き役に徹する娘(小姑)との仲が良く、よく一緒に出かける姑は、ちょっとミーハーで流行りものが好きな人が多い印象です。見た目もかわいらしく、上手に人を使います。夫に「ちょっと駅までお迎えに来て。お願い!」など、連絡をしてくるのもこのタイプが多いと思います。うまく付き合うコツは、聞き役に徹して「これ、流行ってるんですよね? 先日テレビで観ました! どこで手に入れたんですか?」など、相手が聞いてほしいポイントをうまく聞き出すことです。また、このタイプは出かける機会が多いので、孫に洋服やオモチャなどのお土産を持ってくる機会も多いかもしれません。姑と会う日には、いただいたものを身につけると会話が弾むきっかけが作れます。注意したい点は、夫(息子)に依存させ過ぎないこと。お迎え程度であればいいのですが、エスカレートするとお小遣いをねだる姑もいるようなので、夫と姑の関係性には気をつけたほうが良いかもしれません。■「自立タイプ」の姑にはメールやLINEで連絡を働いている姑に多いのが、自立していて趣味や仕事に忙しいタイプです。自分のことは自分でできる上、友人も多いので、ゆっくり会う機会は少ないと思いますが、疎遠になってしまわないように気をつけましょう。誕生日やクリスマス、運動会、お遊戯会、母の日などのイベント事には必ず連絡を入れ、会えない場合は写真をメールやLINEで送ってあげてもいいと思います。何かをいただいたときも電話とメールでお礼をすれば、会わなくても大切に思っていることが伝わります。■「おせっかいタイプ」の姑にはスルーもOK「近くを通ったから」と突然訪問したり、「かわいかったから」と趣味ではないキャラものの家具を買ってきたりするのが「おせっかいタイプ」の姑です。私の実母がまさにこのタイプ。息子が生まれたばかりの頃、時々家事を手伝ってもらっていたのですが、私が仮眠を取っている間にトイレカバーやカーペット、布団カバーなど、家中の物をキャラものに変えられていました。嫁姑のケンカの火種を最もまき散らすタイプだと思いますが、兄嫁との仲はとても良好です。それは、兄嫁が本当にスルーするのがうまいから。このタイプの姑は、まったく悪気がないことがほとんどなので、受け止める方も重く取らないのが一番なのです。本当に要らないものをもらったときには、「これは使わないので、お母さんが使ってください。せっかくなのにすみません」と正直に言っても大丈夫だったりします。嫁姑問題は、テレビなどでもよく話題にあがりますが、要は人付き合いです。異なった環境で暮らし、世代も離れているのでトラブルになることもありますが、仲良くしたいのが本音。夫を育てた自信や経験から、嫌味ともとれる発言が出ることがあっても、「さすがお母さん!」とうまく持ち上げつつ聞き流すのがスマートだと思います。
2016年09月08日良くないと分かってはいても、長年一緒にいると起きてしまうのが夫婦喧嘩。些細なことから大喧嘩に発展し、しばらく口をきかずに過ごした……なんて経験があるかたも多いのではないでしょうか。喧嘩をしてしまうことは仕方ない面もありますが、できれば穏便に終わらせたいというのが共通の認識でしょう。夫婦喧嘩の主な原因は、「態度」「お金」「姑」の3つに大別されると言います。それを踏まえて今回は、夫婦喧嘩を落ち着かせる3つの方法をご紹介します。感情的になりすぎないことそもそも、夫婦喧嘩は絶対的に避けるべきものというわけではありません。日頃たまった不満を解消するためにも規模の小さいものであればするべきです。ここで大切なのが、感情的になり過ぎないこと。規模の小さい喧嘩に抑えるためにも、あくまで冷静さを保ちながら、話し合うようなテンションで喧嘩ができればベストです。責任の所在をはっきりし過ぎないこと夫婦で共同生活を送っている限り、生活の全ては二人の協力関係によって成り立っています。そうした中で責任の所在を執拗にはっきりさせることは無意味。かえって相手が「いわれのない責任を押しつけられている」と感じる原因にもなります。特にお金関係の揉めごとではこれが起きやすいので、気をつけてください。相手の立場に立ってコミュニケーションを取ること嫁姑問題や仕事、家事での衝突……「そんなことはよくある」、「そういうものだ」、そんな風に思って話すこともなく諦めていませんか?夫婦間で起きる問題にも様々な要因があります。きちんと相手の話を聞いて、一つ一つ個別に対応していくことが大切です。前述の通り、夫婦喧嘩は不満のガス抜き程度にするのは良いこと。大きなものに発展してしまうと離婚など思わぬ結果になることもあります。些細な問題を“些細”な状態で抑えるためにも、相手の立場や考えを尊重する姿勢を持ちましょう。ライター:メオトーク編集部
2016年09月06日夫は選べるいっぽうで、選べなくてトラブルになりやすいのが義家族。特に一番関わりの多い姑との相性は大切ですよね。とはいえ、姑と価値観やタイプが違うという人も少なくないはず。顔を合わせる回数が増えるほどお互いの素性もあらわになり、ちょっとした違いにイライラなんてよくあることでしょう。筆者もお姑さんとはタイプが正反対ですが、結婚7年目にしてここだけ抑えておけばうまくいくというポイントが3つみえてきました。大切な順にご紹介します。「いかに夫が大好きか」を伝える姑の気持ちを探るには、自分たちの親世代に話を聞くのが1番。筆者の周りの親世代でも、「溺愛していた息子のところに気に入らない嫁がやってきた」という話を聞いたことがあります。そのかたの息子への溺愛度は有名だったので、どうなるものか…とその後の展開が気になっていたのですが、「高飛車で嫌な嫁だけど、結婚○年経っても息子のことが大好きみたい。あれだけ息子のことを好きなら許せる」と彼女は言っていたそうです。実は同じエピソードを、とある漫画家さんの本でも読んだことがあります。息子を持つ筆者もわかりますが、結婚当初は「息子をとられた」と姑なら思うでしょう。しかしやがて自分も歳をとり、一生息子と暮らせるわけでもないと悟ります。気に入らない嫁でも「息子のことが大好きで大切にしてくれるなら」と思うことで、姑としては割り切ることができるのです。これは裏を返せば「姑の前で夫の悪口を言ってはいけない」ということでもあります。姑の前では夫が大好きで、気にかけている様子を伝えましょう。自分を抑えない姑とタイプが違うと、自分の気持ちや素性を隠そうと努力してしまう人もいるのでは。しかしたとえば子どもができるなど、関わりが増えるほどお互いの素性はバレます。自分を抑えている期間は苦しいですし、結局あとでバレるほうが体裁はよくありません。また、自分で自分を抑えようとすると、姑に対しても厳しくなりがち。人間は自分がすることを相手にも求めますから、無意識に「私がこれだけ頑張ってるんだから姑ももっと気を遣ってよ」なんて求めるように。しかし他人を変えることは、誰にもできませんよね。結局タイプが違ってもお互い変えようはないのですから、そのままの自分でいきましょう。実母のように気にかける姑との関係は、何かと迷う場面があります。母の日や誕生日プレゼントはどうするかから、家事はどこまで手伝えばいいか…姑の性格など十人十色なところもあり、判断が難しいですよね。迷ったときは、実母にするように接することをお勧めします。実の母のように気にかけられて、イヤな思いをするお姑さんは少ないでしょう。ただし「母だったらこうしてくれるのに…」など姑と実母との反応を比較するのはNG。見返りは求めず気にかけることで、関係悪化は防ぐことができます。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月02日先日、実家に帰ったときに久々に母親、そして祖母の鏡台を見てみると…「一体いつの!?」と驚くぐらい、古いメイクアイテムがざくざく出てきました。母親の年代(60代以上)になると、日々の生活や家事、さらに育児(孫の面倒)、介護などでなかなか美容の情報をアップデートする時間がないようです。「新しいものを使いたいけれども化粧品カウンターに行く時間はないし、使いこなせるか自信がない。けれどもドラッグストアのプチプラ売り場は若い子が多くて近寄りがたい…」というのが母の言い分の様子。そこで、娘である私たちが母親のメイクをプロデュースしてみませんか?私が母に(ついでに祖母にも)プレゼントしたのは以下の3つのアイテム。全部プチプラでOKです。まずはアイブロウ!顔の要でもある眉毛。どうでしょう、あなたのお母様は「眉はこのペン1本でOK」と細い(ある意味「地毛を大切にした」)アイブロウペンシルだけで済ませていませんか?しかしペンだけだと、どうしてもペッタリとしてしまい立体感がでません。若い人のような太い眉を作ると不自然になるので、ペンシルとチップが一体型したアイテムで、「ふわっと眉」にチェンジ。ペンで描いた眉の上をチップでポンポンとするだけ。これだけでも印象が変わります。さらにブラシ付きだとより便利です。隠すよりツヤ、ハイライトしみやシワを隠したい、と濃いコンシーラーをがっつり塗り、パウダリーファンデでさらにまたカバー…。これをすると、「粉っぽい」ちょっと古いメイクに。しかし流行の“濡れ感メイク”を母親に、というのも無理があるもの。そんなときは、頬の上に白いハイライトをさっとブラシで入れてあげると、無理のないツヤが生まれいきいきした表情になります。頬が上がってみえるので、たるみ対策にも!「顔色をよくするにはまずチーク」と考えがちですが、こちらは色を間違うと大変なことになります。まずはカラーレスのメイクから試してみましょう。またハイライトとシェーディングがセットになったパレットも便利と、我が母はリピートしています。古いリップをチェンジ口紅も昔流行ったマットな色、もしくは無難なベージュばかり…というお母様も多いのではないでしょうか。しかしいきなり「色を変えろ」というのも難しく、似合う色を探すのも大変です。そこで「色付きリップクリーム」をおすすめします。最近はプチプラブランドでもUVカット効果もついており、ひとつ持っていればケアまでできる優れもの。リップクリームなので日常使いができ、色もほんのり付くぐらいで取り入れるのに抵抗がないアイテムです。たしかに、いまのメイクは似合っているし古臭いこともない…。けれども、それは子どもからすると「見慣れた母親の顔」だからであり、もっと現在の母親が持つ美しい顔があるかもしれません。「美魔女を目指せ」とは言いませんが、母親にはいつも元気で美しい女性でいてほしいものです。ライター:三谷 アイ
2016年08月16日友人宅や義実家などを訪問して「手土産を渡す」際に、マナーを気にする人は多いと思います。それでは、自宅に来客があり、手土産を「受け取る」という場面ではいかがでしょうか。じつは「渡す」ときほどマナーを意識していなかった…という人もいるかもしれませんね。手土産持参で訪問してくれたお客さんに失礼のないよう、「手土産を受け取る」ときのマナーもしっかり身につけておきましょう。■「両手」が基本!手土産を受け取るときは、かならず両手で持ちます。品物のサイズや形状に関わらず、両手で丁寧に持つことが基本です。小さな品物だと、つい片手で受け取ってしまいがちなので要注意。受け取った品物を移動させたいときも同様に、両手で丁寧に持つようにしましょう。■第一声は「ありがとう」謙遜や遠慮は日本人の美徳でもあります。しかし、手土産を受け取るときには、まずは素直に「ありがとうございます」と、感謝の言葉を口にするよう心がけましょう。「わざわざ、すみません」「気を使わなくて良かったのに…」といったセリフがつい出てしまいがちですが、それでは「よろこんでほしい」という気持ちで手土産を準備してくれた相手を、がっかりさせてしまいます。まずは「ありがとう」の言葉とともに笑顔で受け取ることが、相手への思いやりです。 ■受け取った品物は、どこへ置く?手土産を渡すタイミングは、基本的に「部屋に通されて、挨拶を済ませてから」とされています。それでは、このタイミングで差し出された手土産を受け取った側は、品物をどこへ置けばいいのか…?受け取った品物は、いったん「上座」へ置きましょう。品物を受け取る際にお礼を伝えていると思いますが、品物を上座へ移動させてから、姿勢を正してもう一度お礼の言葉を伝えると、非常に丁寧な印象になります。ちなみに手土産を渡すときには、渡す前の品物をいったん「下座」へ置くのが正しいマナーとされています。「渡すときは下座」「もらったら上座」と覚えておきましょう。いったん「上座」に置いた手土産は、お礼が済んだら別室に持っていきます。相手に「くつろいでいてください」などと声をかけてから、「ちょっと失礼します」とサラリと席を立ち、受け取った品物を持って退室します。もちろんこのときも、品物はかならず両手で持つようにしましょう。マナーというものは、そもそも相手への思いやりや尊敬の気持ちを、所作や言葉で示すもの。「手土産」という相手の心づかいを受け取るときは、こちらも正しいマナーで応えられるようにしたいですね。
2016年08月15日お盆休みも間近に迫ってきました。義実家への帰省がいまから憂うつ…というママも多いのではないでしょうか。とくに、「お手伝いをすべきかどうか?」というのは、嫁としては非常に悩ましい問題です。お手伝いはすべきかどうか? そして、スマートにお手伝いをするためにはどうすれば良いのか? そのコツや注意点について考えてみたいと思います。■そもそも、お手伝いはした方がいいの?「義理の実家へ行ったら、嫁は家事の手伝いをするもの」と一般的には言われていますが、なかには「お嫁さんには家のことを手伝ってほしくない」という姑もいるでしょう。私の実母も、兄嫁にはいつも「ゆっくり座ってて」と、手伝いを断っているようです。しかし、兄家族が遊びに来たあとに母と電話で話すと、かなりお疲れの様子。久々に会う孫と遊びたくても、食事の準備と片づけでそれどころではなかった…なんてグチもチラホラ聞こえてきます。実の娘である私が帰省すると「ちょっとコレ、お願い」と結構手伝わされますので、「手伝ってほしくない」のではなく、「お嫁さんには手伝わせにくい」というのが本音なのかもしれません。「手伝わないといけない」とは言いきれませんが、やはり義実家へ行くなら「手伝おう」という気持ちは持っておいた方が良いでしょう。■無理矢理手伝うのはNGとはいえ、やはり義実家は、自分の家とはちがいます。断られたにも関わらず、「やりますよ!」と勝手に家事をはじめてしまうことは避けましょう。とくにキッチンは、ほかの人に触れられるのを嫌う人も多いはず。キッチンでの家事を断られたら、そこは素直に遠慮して、テーブルをふく、「足りないものはないですか?」と聞いて買い物係を引きうけるなど、別の場所でのお手伝いを探してみましょう。空いた食器をキッチンまで下げるといったちょっとした気づかいだけでも、「手伝いたい」という気持ちは十分伝わります。■「手伝いましょうか?」ではなく「教えてください!」料理のお手伝いをしたいときは、「教えてください!」と言ってみるのもひとつの手。「手伝いましょうか?」には「いいよ、私がやるから!」と返してしまう姑も、「教えてください!」と頼られたらうれしいはずです。その流れで「片づけも済ませてしまいましょうか?」とサラリと申し出れば、姑としても「じゃあ、お願い」と受けいれやすくなるでしょう。■エプロン持参で、手伝う気持ちをアピール!手伝う気持ちをアピールしたいなら、エプロンの持参が効果的です。私の友人は、結婚後はじめてのお正月に「お義母さん、お手伝いします」と言ったら、「そんなキレイなお洋服を着ているのに、お料理なんかさせられないわ」と断られたそうです。「これが嫌みだったのかどうか」という問題はさておき…。ここで「大丈夫です! エプロン持ってきましたから!」と言えると、やる気が感じられて印象が良いですね。ただし、エプロンを出すタイミングには注意が必要です。姑からのOKが出ていないのに勝手に持参したエプロンを手にキッチンへ入れば、「図々しい」と思われてしまう可能性も。エプロンを出すのは、姑にお伺いを立ててからにしましょう。義実家でのお手伝いに関しては、おそらく正解というものはありません。考え方は家庭によってちがうもの。しかし、「いつまでもお客さん気分で困る」と思われるよりは、「手伝いたがって困る」の方がまだマシかも。言い方や振るまいを少し工夫してみることも大事です。今年のお盆は、スマートにお手伝いをして、気持ちよく義実家で過ごせますように!
2016年08月08日義父母がシンドイんです!
婚約者は既婚者でした
うちのママは過保護なの?