2023年12月28日 22:40
え?歯周病菌で太りやすくなる!?肥満の予防と改善には歯磨きが有効なワケとは【医師解説】
つまり、脂肪が燃えにくくなり、ダイエットしても脂肪が減りにくくなるということです。
――ということは、脂肪を減らすためには歯周病の予防や改善も大切、ということでしょうか?
栗原先生そうです。そのためには、定期的に歯科医院に通うことも必要ですが、一番大切なのは毎日の歯磨きです。理想の歯磨きは歯ブラシと歯間ブラシを合わせて使うこと。歯垢の除去率は歯ブラシだけだと61%ですが、歯ブラシと歯間ブラシを合わせて使うと85%まで上がります。
口内細菌は8時間で歯の表面に定着し、48時間後にはより増殖しやすい環境を作ります。1日最低2回、起床直後と就寝前に歯磨きをすることが大切です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
<著書>
『2カ月でぽっこりお腹が改善!内臓脂肪の落とし方』栗原毅/著主婦の友社1350円+税
取材・文/熊谷あづさ
ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。