地方銀行との提携を10行に朝日生命保険は銀行窓口を通じた保険商品販売を強化するのを目的に、地方銀行との提携を10年度中に10行程度に増やす計画を明らかにした。09年から提携を始めており、現在は5行と締結が済んでいる。新商品を主力商品に据える初めて銀行窓販を始めたのはトマト銀行で、その後清水銀行、西京銀行、徳島銀行、秋田銀行と提携先を増やしてきた。これまで銀行窓口で購入する場合には、別で契約する必要があった医療保険とがん保障をあわせた新商品も、11年1月から販売を開始する予定だ。この商品は、入院した際に一時金の10万円を支払う形式で、がん以外でも心疾患など三大疾病にかかると何度でも100万円の保障金を支払うなどの特徴がある。
2010年10月24日日本振興銀行破綻で、預金解約633億「新たな形態の銀行等」として期待されていた日本振興銀行が経営破綻し、初めてのペイオフの対象となりました。1000万円までの預金は保証されますが、それを越える預金のカット率は未定です。日本振興銀行は預金商品が定期性預金のみとされていますので、全預金者の3%程度の数千人がペイオフ適用の対象になる見通しとなります。毎日.jpによると6日までの預金解約は、経営破綻時の預金残高5820億円の13%に相当する。営業再開当初、1日当たり40億円台だった解約額は、9月後半は20億円台で推移し、6日には15億円に低下。と預金保険機構が算出しています。預金残高5820億円の13%にあたる733億円が預金解約申し込みされており、預金保険機構によると落ち着いた状況とのことで、初めてのペイオフ適用となりますが順調に進んでいる状況です。
2010年10月11日9月9日より東京スター銀行は、アリコジャパンの医療保険商品を東京スター銀行のコールセンターを通じて販売するということだ。コールセンターで受付・書面でやり取りで来店不要東京スター銀行を通じて販売される商品は、新終身医療保険 「やさしくそなえる医療保険〔生涯安心タイプ〕」、 終身医療保険(引受基準緩和型) 「ずっとあなたと」、終身ガン保険 「かしこいあなたのガン保険」である。東京スター銀行のコールセンターを通じて保険商品の提案が行われ、郵送で申し込みを受け付けるシステムで、消費者は来店の必要が無く、書面のやりとりのみで契約までの手続きを行うことが出来る。「保険」の「通信販売」で市場拡大を図る両社アリコジャパンは、これまで培った保険の通信販売ノウハウを金融機関とのサービス提携に活用し新たな市場開拓へつなげ、東京スター銀行はアリコジャパンより通信販売ノウハウを習得して、非対面販売の強化、および保険商品の販売チャネル拡大を図るという。
2010年09月13日どれだけ安い?ネット保険「安い」というイメージのネット保険。実際のところ、大手生命保険会社の保険料とどれだけ違うのか。ネット保険は保険料が約半分例として30歳の男性が3000万円の保険金額を10年間確保するために必要な保険料を比較してみると、ネット生保である、ネクスティア生命の「カチッと定期」は3450円/月、同じくネット生保のライフネット生命の「かぞくへの保険」では3484円/月。これに比べて大手生命保険会社Aでは7200円/月、同様の生命保険会社Bでは7240円/月の保険料がかかる。(ネクスティア生命およびライフネット生命は無配当であるのに対し、大手2社は5年ごとの利差配当付定期保険)なんとこうして比べてみるとネット保険と大手生命保険会社とでは約2倍の差があることがわかる。付加保険料がカギこの違いの秘密は、付加保険料にある。保険料には、純保険料とよばれる支払いに備えて積み立てられるお金と、付加保険料という保険会社の運営費にあたるものが含まれている。その付加保険料がどれだけ抑えられるかがカギだ。しかし、これだけ違うと信頼度が心配になってしまうが、保険会社に万一のことがあった場合にはセーフティネットが用意されており、契約した保険がむだになってしまうことはない。そうは言っても、契約前には格付けやソルベンシー・マージン比率などで信用度をしっかりチェックしておきたい。
2010年09月12日