前回の記事では、アメリカのマーケティング会社『Hubspot』のブログ記事「トップクラスのコンテンツクリエイターが意識している10の習慣」を参考に、恋愛や婚活に役立つ3つの習慣を紹介しました。2回目の今回は、さらに3つの習慣をお届けします。 ■4:ディティールに気を配る「偉大なクリエイターはディティールに気を配ります。これはもみがらから小麦の粒をより分けるという才能なのです。彼らはつづりや文法がマーケティングに大きく影響するのを知っています。(中略)ブログのタイトルひとつとっても、コンテンツを台無しにしてしまうことがあります。すべてのコンテンツについて文法やつづり、読みやすさを確認しましょう」恋愛でも、何気ない一言が彼を傷つけてしまったり、気の緩みからだらしない姿を見せて幻滅されたりすることが少なくありません。“相手からどう見られるか”について、常に気を配りましょう。男性のふとした表情やしぐさなども見逃してはなりません。「これくらいでまあいいか」と妥協することなく、自分の内面・外面における魅力をめいっぱい相手に伝えるためにはどうすればいいか模索し続けることが大事です。 ■5:コンテンツの元ネタに困ることがない「コンテンツ作成でもっとも難しいのはアイデアをひねりだすところです。(中略)アイデア帳を作って暇なときに見直してみる、同じトピックを違う角度から見てみる、RSSリーダーに業界の人が書いているブログをたくさん登録してアイデアのヒントにする……。可能性は無限です!」クリエイターが同じようなネタばかり提供して、顧客から飽きられるというのは命とりです。同様に、恋愛においても、相手から飽きられないというのは非常に重要なことだといえるのではないでしょうか。別に、デートのたびに違う人格を演じろ。常にサプライズを用意しろと言っているわけではりませんよ(そんな女がいたら、男性から見て逆に怖いです)。ただ、相手から喜んでもらえるにはどうすればいいのかというアイデアを練ることは、男性を魅了し続けるうえで不可欠だといえます。そのためには、前回の記事の“■3:複数のリソースを使いこなす”でも述べたように、友人や複数の媒体から常に情報をインプットすることが大事です。また、やたら新しいことに飛びつくばかりではなく、過去を振り返って「あのとき彼はどんなふうに思ったのだろう」とじっくり考えてみるのもいいのではないでしょうか。 ■6:教育者のように考える「素晴らしいマーケティングコンテンツのクリエイターは教育者のように考えます。彼らは将来の顧客がよりよい判断を行い、素晴らしいお客さんになってくれるように情報を提供します。(中略)そして見込み客を呼び込んでみましょう。オススメするためのコンテンツではなく、教えるためのコンテンツを作ってみましょう」“教育者のように考える”とはどういうことでしょうか? 元記事を書いたHubspotという会社は、マーケティング事業を行っていますが、この会社では商品の押し売りを勧めません。客がインターネット上から情報を集めて、商品を購入したい気になるような方法を提案しています。つまり、“教育者のように考える”とは、“客に商品の魅力をわかってもらうにはどうすればいいのか考える”と言い換えることができるでしょう。これを恋愛に当てはめてみると、自己アピールのしすぎや愛情の押し売りは厳禁ということになります。「ほら、私ってこんないい女なの」「あなたのこと好き好き好き!」というのは、相手からウザい・重いと判断されかねません。そうではなく、自分の魅力や好意をさりげなく相手に伝えて、その気にさせることに心を配るべきです。また、彼氏との結婚を焦っている女性なら、「いつになったら結婚してくれるのよ!」と彼を責め立ててはなりません。たとえば、一緒に新婚カップルのお宅を訪問するなどして、さりげなく結婚に対する良いイメージを彼に持ってもらうように努めてみてはいかがでしょうか。 以上、恋愛や婚活を実らせるために参考にしたいトップクリエイターの習慣10個のうち、今回は3つの習慣をお届けしました。前回同様に、トップクリエイターの仕事と恋愛の秘訣には意外な共通点があるのが興味深いですね。次回は、残りの4つの習慣を紹介します。 【参考】※ 10 Habits of Top-Notch Content Creators 【画像】 by.Lambroso
2012年02月09日