今回は寝かしつけ特集…!!新生児期から6歳まで息子の寝かしつけには苦労してきました。■赤ちゃんから寝付きが悪かった息子との6年間様子を見に行ってみると…■もしかして私に似たから? ということは将来…なので、息子もいつか寝たくて仕方なくなる日が自然に来るんじゃないか…。
2019年10月25日寝ようとしてもなかなか寝付けず、何時間もベッドで悶々としてしまうことってありませんか?明日の朝は早いんだけどな、とか考え始めるとますます目が冷めてしまいますよね。実は、眠ろうとする気持ちが原因になっている可能性があります。なぜ、眠ろうとする気持ちが不眠に繋がるのでしょうか。また、どう対処したら良いのでしょうか。詳しくみていきましょう。睡眠に対する過剰反応が不眠に繋がる?眠ろうとする強い意識は、寝ないといけない、睡眠不足は体に悪い、といった心配に繋がりやすく、眠れなかったらどうしようという不安を生みだします。不安は、ストレスと緊張をよび、それによって脳が覚醒してしまい、眠れない状況をつくってしまうのです。眠れない症状が慢性的に続くと、精神生理性不眠症という病気をもたらすことがあります。精神生理性不眠症とは精神生理性不眠症は、不安やストレスなどから眠れなくなる、神経質や心配性の人に多い心理的要因の強い不眠症です。例を紹介しましょう。医療機関を訪れた30代の男性は、いざベッドで横になると目が冴えてなかなか眠れず、寝不足の症状が数ヶ月続いていると相談しました。睡眠不足によって翌日の仕事に影響がでることを考えると、眠れないことに対し不安を感じてしまい、余計に寝付きが悪くなるそうです。この男性は、精神生理性不眠症であり、原因は睡眠に対する過度な不安とストレスによる精神的なものだと診断されました。この男性は、眠ることが非常に大事だと考え、眠ろうとしました。しかし、その気持ちがかえって不安を煽り、睡眠トラブルを招いてしまったのです。睡眠に対する囚われをなくそう不眠症に詳しい精神科医の岡田尊司先生は、睡眠に対する固定観念を変化させることが不眠対策になると述べ、以下のように指摘しています。例外はありますが、理想的な眠りに対する過剰な要求と、その要求が妨げられるのではないかという恐れのほうに、むしろ苦しみの原因があり、眠れないこと自体よりも、そちらの方が問題です。目を閉じて横になるだけでもよい休息になるし、ごく短期間の睡眠不足であれば、ストレス・ホルモンの高まりが、逆に脳や体の活性を高めることもあります。「眠れなくても、大丈夫だし、よいこともある」と言い聞かせ、意識を変えることが大事です。と。本来、ベッドの中はリラックスするための空間です。寝よう寝ようと身構えるのではなく、読書をしたり瞑想をしたりして、リラックスしてみてはいかがでしょうか?眠らなければならないという囚われから抜け出すことが、不眠を解消する大きな一歩になるでしょう。参照『人はなぜ眠れないのか』著:岡田尊司幻冬舎新書photo by Mateus Lunardi Dutra
2015年06月15日