林遣都、高梨臨、佐藤隆太がトリプル主演を務めるU-NEXT制作ドラマ「MALICE」(マリス)に、馬場ふみか、磯山さやか、アキラ100%、神保悟志の出演が決定した。翔東大学の事務局長・小園洋平が自宅で刺殺体で発見された。現場に駆けつけた富士見署刑事・星野尚人(林遣都)は、殺害現場であるリビングの様子を見て、妻と離れて暮らしていたという小園に別の女の影を感じる。翔東大学国際社会学部の講師・谷村夏帆(高梨臨)は、どんな手を使ってでも出世しようとしており、半年前から人事権を持つ小園と不倫関係にあった。その小園が殺害され、夏帆は殺人犯として逮捕される。一方、不倫の情報を匿名のメールで受け取った記者の丸山奏太(佐藤隆太)は、何者かが事件の印象操作を図ろうとしていることに気づき、独自の調査を始める。そんな中、星野は、中途半端な捜査で夏帆を犯人と決め込む警察上層部の捜査方針に違和感を覚え、やがて夏帆が何者かにハメられた可能性に気づく。刑事、容疑者、記者。3人はそれぞれにプライベートにおける問題も抱えながら、利害関係の一致から協力関係を結ぶことに。事件を企てた人間をあぶり出そうと画策し、真実へと近づいていく――。本作は、警察、事件関係者、マスコミという3つの視点から、事件の裏に潜む「MALICE=悪意、敵意、恨み」に迫り、真相を暴いていくヒューマンサスペンスドラマ。事件を担当する弁護士・河合朱莉役で出演する馬場さんは、「一つの事件に対して毎回いろいろな角度から語られていくことで、視聴者の皆さんがより一層深く没入できる作品になっていると思いますので、毎週楽しみに観ていただきたいです」とコメント。娘の親権を巡って離婚調停中の丸山奏太の妻・香里を演じる磯山さんは、「丸山家は『娘のため』と同じ気持ちを持っているのに、なかなかなすれ違いが生じています。丸山家がどうなるのか、見守っていただきたいです」とメッセージ。異動を望む丸山に、「手柄を立てろ」と条件を突き付ける週刊誌の編集長・藤木卓雄役のアキラ100%さんは、「緊張していましたが、佐藤さんがとても明るく元気に引っ張ってくれて楽しく撮影できました」とふり返り、「とても素敵な作品ですので、手に汗握りながら楽しんでご覧いただきたいです」と語る。丸山がスクープを狙う民進党議員・中川満役の神保さんは「素敵なドラマの影の『悪』を演じさせて頂けて最高に楽しめました。『悪』と言っても私が演じた中川にとっては、それが常識であり、それが正義。そんな社会の裏側を感じて頂ければ最高です」と役柄について説明している。「MALICE」は9月、U-NEXTにて見放題配信予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月19日竹内涼真と横浜流星がW主演を務めた、池井戸潤原作の奇跡の逆転劇『アキラとあきら』のBlu-ray&DVDが、来年1月18日(水)にリリースされることが決定した。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう異色の感動巨編として注目を集めた「アキラとあきら」。父の町工場の倒産、夜逃げと貧しく辛い幼少時代を過ごし、人を救うバンカーになるという理想を胸にどんな融資先にも全力でぶつかる熱き銀行員・山崎瑛<アキラ>を竹内さん。冷静沈着で頭脳明晰な銀行員であるが、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬<あきら>を横浜さんが演じているほか、彬の弟役で高橋海人(King & Prince)、瑛と共に奮闘する銀行員役で上白石萌歌、瑛の上司役で江口洋介らも出演している。また、主題歌は「back number」が担当しており、映画の中での主人公2人の経験や行動・生き様をテーマに書き下ろした新曲「ベルベットの詩」が本作をさらに盛り上げている。今回リリースが決定したBlu-ray&DVDでは、映画で描き切れなかった主人公たちの人物像と奇跡の逆転劇に繋がる功績を徹底解説、クランクインの撮影風景や撮影現場でのキャストコメントなど秘蔵映像。イベント映像集や主人公2人のそれぞれの視点で描く映画のスペシャル予告なども収録。さらに、キャストのスチールが満載の20ページのフォトブックが同梱。またアウターケース仕様で豪華な内容となっている。『アキラとあきら』Blu-ray&DVDは2023年1月18日(水)リリース、レンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年11月08日映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が8日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇した。同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。今回、青春恋愛映画の旗手である三木監督は、池井戸作品を映画化することについて「10代の恋愛映画を撮ってた僕がどう映画化するのかというところに興味を持ってくれた人がいて、観た後の感想を聞くとなるほどと思った」と明かす。「2人主役というところが良かったのかなと思って。前も少し恋愛映画に近いところがあると言ったんですけど、意識し合う未熟な2人が、半目し合いながらもだんだん絆を結んで行って、2人じゃないと高い壁を越えられないというところは、ある種自分がやってきた恋愛映画のフォーマットと近い」と分析。さらに監督は「僕が過去にやった作品も恋愛そのものを描くのではなく、それぞれがあるべき姿へ向かって一生懸命もがいて成長していく過程を描きたいと思っているので、それって男2人の友情の物語でも一緒だなと思っていて。僕が描きたい映画ってこういうことなんだと気付かされるというところはありました」と語った。
2022年09月08日池井戸潤の同名小説を、竹内涼真、横浜流星のダブル主演で映画化した『アキラとあきら』が8月26日(金)より公開された。対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念を武器に現実に立ち向かう大逆転エンタテインメントで、髙橋海人は横浜扮する階堂彬の弟・龍馬を演じる。さまざまな思惑や葛藤が入り混じる重要なシーンで、髙橋が見せた存在感とは? (『アキラとあきら』現場レポート全4回中第4回)髙橋海人の意外にして納得の役どころ俳優としては、2018年の『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(NTV)でドラマ初出演。以後、テレビでは『ブラック校則』(19/NTV)、『姉ちゃんの恋人』(20/KTV)、『ドラゴン桜』(21/TBS)と出演を重ねて、『未来への10カウント』(22/EX)での好演も記憶に新しいKing & Prince・髙橋海人。そんな彼の映画初出演となったのは、ドラマとメディアミックスで展開されたSexy Zone・佐藤勝利主演の『ブラック校則』(19)。佐藤演じる小野田創楽の親友で、空気を読まず、周囲を驚かせる行動に出る高校生・月岡中弥に扮して輝かしい魅力を見せた。その際のインタビューで、「僕のグループではこの1年でメンバーもたくさんの作品に出ていて、自分はそれを観に行く側で、そんな彼らの姿を見るのが嬉しかったんです。でも、正直心のどこかで自分も作品に出てみたいなという思いがあって。それが今回、こうした形で叶ったのですごく幸せです。出させていただくからには、主役を立てつつ、自分も作品で輝きたい……と、そんな野心を内に秘めながら、撮影に挑みました(笑)」と語っていた髙橋(『 ぴあMoive Special 2019 Autumn() 』)。満を持しての2作目の映画となる『アキラとあきら』における髙橋の役どころは、意外にして納得と言えるかもしれない。演じる階堂龍馬は、山崎瑛(竹内涼真)と合わせてタイトルロールとなっている階堂彬(横浜流星)の弟。老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司で、優秀な兄に対しコンプレックスを抱き、跡継ぎの座を下りて銀行員となった兄に代わって、若くして社長に就任するという人物だ。バラエティやステージなどで見せる、明るく自由で無邪気な髙橋のイメージからすれば、意外な役どころ。しかし、それこそ前に紹介したコメントで吐露していた髙橋の心内からすれば、どこか龍馬と重なるところもあって、納得の役どころだとも言える。では、今回の『アキラとあきら』において、髙橋はどんな「野心」を胸にして撮影に挑んでいたのだろうか。“俳優・髙橋海人”としての強みと魅力本作がクランクインを迎えたのは、東京2020オリンピック競技会の競技開始を翌日に控えた2021年7月20日。まずは竹内と横浜のシーンを中心に進められ、髙橋が撮影入りしたのは8月2日。階堂家の大広間で親族や関係者を招いての東海郵船創立110周年記念祝賀会が開かれているというシーンで、劇中においても成長した龍馬の初登場となる場面だ。ロケ場所は、東京・千代田区のホテル。まさに祝賀会といった雰囲気で円卓と豪華な料理が並び、本シーンに登場する髙橋、横浜、父・階堂一磨役の石丸幹二、母・階堂聡美役の戸田菜穂、そして叔父・階堂崇役の児嶋一哉、階堂晋役のユースケ・サンタマリアのほか、参加者・給仕役の約40名のエキストラがスタンバイ。隣り合った石丸や戸田と言葉を交わして、三木孝浩監督も交えて話す中、段取りスタートということで、この日がインの髙橋をスタッフが一同に紹介。髙橋は「よろしくお願いします」と、1カ所だけでなくきちんと全方向に向き直しながら頭を下げていた。『アキラとあきら』少し緊張している様子も漂わせていたが、それでも臆していたり、こわばったりしているわけではない。例えは悪いかもしれないが、子供が初めての場所に連れて来られて、戸惑っているような印象でもある。しかし、好奇心と行動力が勝る子供にとっては、戸惑いなんて最初のうちだけだ。児嶋の紹介で、スタッフがお約束の「大嶋さん……」という振りをすると、児嶋はすかさず、「児嶋だよ!(笑)」。このやりとりには髙橋も大笑い。また、段取り後には、横浜、石丸、児嶋、ユースケと輪になっていて、年齢の話やジャニーズ事務所入所の話など、場の話題の中心ともなっていた。そして芝居に入れば、その表情も雰囲気もまたガラッと変わる。屈託のない素顔の髙橋と違って、龍馬には鬱屈や屈折がつきまとう。叔父たちがパーティーで持ち出した、リゾートホテルの新たな事業計画。「俺は面白いと思うけどな」と龍馬は感想を述べるが、一磨は彬に意見を求める。その際のふてくされたような受けの態度。また、「不動産は“買い”なんだし」という場面のキザな手振り。そして、「なんで兄貴に聞くの?」と父にぶつける際の怒りを押し殺して哀しみを噛み殺すような表情。そのどれもが監督が演出で指示してつけたものではなく、髙橋が芝居をする中で自ら出してきたものだ。そして、気づかされる。髙橋の佇まいに子供っぽさがあったとしたら、それは龍馬が子供だからなのだ。もちろん、髙橋自身にもそうしたかわいらしさはある。ただ、今この場では、明らかに龍馬なのだ。しかも、それが過剰じゃない。やろうと思えば、もっと嫌味にも、もっと情けなくも振れるキャラクターだろう。しかし、精一杯、自分を示そうとしている龍馬を真っすぐありのまま等身大に表現していて、だからこそ龍馬という人間のかわいらしさや哀れさ、怒りや哀しみが伝わってくる。ありのままのその人を等身大で表現する。それが俳優としての髙橋海人の強みで魅力なのかもしれないとも気づかされる。素顔の印象が朗らかで自然体というのも、彼自身が何事にもバイアスをかけず、フラットにすべてを見て、それこそありのまま等身大に臨んでいるからだろう。嘘や飾りや気取りがない。演技においてもそれは同じで、演技を通して表現される人物においてもまた同じ。「また皆さんとお仕事できるように頑張りたい」そんな髙橋の最後の撮影となったのは、9月4日。東京・千代田区の会社ビルの一室を借りてのロケだ。東海郵船・社長室のシーンながら、監督からはスーツのシャツの第1ボタンを開けて、ネクタイも緩めてほしいという指示が入る。それというのもここでの龍馬は、いよいよ社長にはなったが、会社が窮地に追い込まれ、プレッシャーもあって疲労困憊している状況。そしてついには幻聴にさいなまれ、叫び声をあげながら倒れ込んでしまう。最後になんとも難しく大変なシーンが待ち受けていた。頭を抱えながら、「うるさい! うるさい! 黙れ!!」と声を上げる龍馬。まさに悲痛な叫びだ。シーン内のすべてのカットを撮り終えたところで、スタッフから「ということは……」と髙橋のアップを伝えるコール。髙橋は、「お疲れさまでした。ありがとうございました。間が空いた撮影だったんですけど、あっ、明日は社長になれるんだなとすごいワクワクしながら頑張っていました。最後のシーンも燃え尽きたなって感じで、楽しくやらせていただきました。この熱い作品に僕を呼んでいただき、本当にありがとうございます。また皆さんとお仕事させていただけるように頑張るので、よろしくお願いします」と締めくくった。監督から花束が渡されて、笑顔を見せていた髙橋だったが、実は『ブラック校則』の際のインタビューで、好きな映画として挙げていたのがこの作品。「『ソラニン』(10)です。ちょうどバンドにハマっていた時期に観た作品で、音楽系の映画をチェックしていた中でこの作品に出会いました。この作品で映画はハッピーエンドがすべてではないと学んだし、原作の再現度の高さに本当にびっくりして。今でも自分の中で、“『ソラニン』を観たいキャンペーン”がやって来るので、2カ月に1回は鑑賞しています!」(『 ぴあMoive Special 2019 Autumn() 』)。言わずもがな、『ソラニン』のメガホンを取ったのは、『アキラとあきら』の三木孝浩監督その人。合間に監督自身から、『ソラニン』の話も聞かせてもらったそう。宿命という名の下に縛られた自分の人生に、そして宿命という名の下に結ばれた盟友の人生に共に立ち向かう。『アキラとあきら』はそんな映画となっているが、その中で髙橋海人が見せる存在感。今度は『アキラとあきら』が髙橋のファンにとっても、また観た人すべてにとって、なにかを学べ、なにかに驚かされ、そしてかけがえのない作品となるはずだ。『アキラとあきら』取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月07日映画『アキラとあきら』が8月26日(金)より公開された。竹内涼真とともにダブル主演を務める横浜流星は、Netflixドラマ『新聞記者』や、映画『噓喰い』、『流浪の月』、そして主演映画『線は、僕を描く』が10月に、『ヴィレッジ』が来年公開を控えるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで圧倒的人気を誇る俳優だ。今回、本作の撮影におけるラストシーンに密着。横浜が見せた役者の顔、さらにオールアップ後の素顔をレポートする。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第3回)撮影のラストシーンは“苦悩と葛藤”の場面映画『アキラとあきら』がクランクアップを迎えたのは、2021年9月4日。その約1カ月半前の7月20日にクランクインして、東京2020オリンピック競技会も盛り上がる中で宿命に立ち向かう男たちのドラマが撮影されてきたが、本編の撮影におけるラストシーンとなったのは苦悩と葛藤の場面だった。『アキラとあきら』本作の原作は、経済もので知られる池井戸潤が、銀行を舞台としながらふたりの青年の青春ものとして描いた同名小説。同じ名前を持ちながら生まれも性格も異なる〈アキラ〉と〈あきら〉が、日本有数のメガバンク・産業中央銀行に揃って入行。ふたりは共に期待株として、お互いを意識しながら研鑽し合うことになる。叩き上げで、父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く有能な山崎瑛に扮するのは、竹内涼真。そして相対するエリートで、老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司にして、冷静沈着で頭脳明晰な階堂彬を演じるのが、横浜流星。最終日に撮影されたのはその東海郵船の社長室のシーンで、東京・千代田区にある会社ビルの一室を借りてロケを実施。横浜のシーンと合わせて、King & Prince・髙橋海人扮する階堂家の次男・階堂龍馬のシーンの撮影も行われ、まず髙橋がすべての出番を終えてオールアップ。そして再び横浜の出番となり、本編撮影自体の締めともなるシーンの撮影に入った。監督に思わず「上手い」と言わしめた演技『アキラとあきら』先ほど横浜演じる階堂は冷静沈着な人物だと紹介したが、ここでの彼は打って変わった姿を見せる。窮地に陥って追い詰められる中、机上の書類や本、小物を感情と衝動のままに手で払ってぶちまける。髪も息も乱れ、まさに苦悩と葛藤を感じさせる場面となっている。シーンは5カットに分けられ、1カット目はまず階堂が机を拳で叩くところまで。その後のカットからぶちまける芝居に入っていって、同じ動きをアングル違いで3カット。5カット目はぶちまけた後の引きのショットだ。息を呑むような、緊張感のあるシーン。デリケートにして激しい感情の芝居が求められるということでもそうだが、物をぶちまけるということでも緊張感がある。いかにダイナミックに、それでいてきれいにぶちまけることができるか。それをカット毎に同じように再現して、また小道具自体やロケ場所の破損や汚れにも気を遣わなければいけない。加えて、ロケセットの飾りのひとつとして船の模型が置かれていたが、こちらの値段はなんと500万円。そこにおいても緊張感がつきまとう。それでも演じる横浜は、まさに冷静沈着だ。それはこうしたシーンでも変わらない。変に高ぶり過ぎることも、身構え過ぎることもなく、そのカット毎で望まれる芝居と求められる画づくりに応えていく。このシーンの撮影後、三木孝浩監督は思わずひと言「上手いです」と口にしたが、そこにはさまざまな意味があったに違いない。芝居においての感情の出し方はもちろん、俯瞰で眺めての小物のぶちまけ方やシーンの見せ方という意味でも、上手い。しかも、ただこなしているだけじゃない。その中でのある種の到達点を決めて見せてくれる。極真空手の初段であることと無関係ではないのかもしれない。平静心を保ちながら試合に臨み、決め事のある中で一気に自分を上げて、最高のパフォーマンスを出し切る。冷静沈着にして、戦う人。まるで侍や武士のようだが、俳優という職業もそうしたものかもしれない。そして、横浜も階堂もまたそうなのだろう。オールアップでハグ!思わぬサプライズに破顔『アキラとあきら』メイキングそんな横浜が、思わず破顔した瞬間がこの日の撮影現場で見られた。すべてのカットを撮り終え、これでオールアップということで一同に頭を下げた横浜。そして頭を上げると、そこにはここにいるはずのない山崎役の竹内の姿が!竹内はすでに4日前の8月31日にすべての出番を終えていて、作品から離れていたが、横浜の撮了を祝うべくこの日の現場に駆けつけ、待機していたのだ。「まさか……」と喜んだ横浜は、竹内とハグ。そこにひと足先に撮影を終えていた龍馬役の髙橋も姿を見せ、撮影シーンこそひとりきりだったが、なんともにぎやかで晴れやかなオールアップとなった。コメントを求められて、「お疲れさまでした。まずまた三木さんと一緒にお仕事ができて本当に嬉しいですし(※2020年『きみの瞳が問いかけている』以来)、たくさんの挑戦があったから、たくさん学ぶことがあって、なんかすごく濃い時間でした。まさか竹内くんがサプライズで来てくれるとも思ってなくて。海人くんも嬉しいし……」と挨拶。「本当にまったく触れて来なかったものを一から学べたので、明日から経営者になれそうです(笑)。編集もまだあって大変だと思いますが、僕も宣伝を頑張ってひとりでも多くの方にこの作品を観てもらえるように頑張りたいと思います。皆さん本当に1カ月ちょっとお世話になりました。ありがとうございました」と続け、場を盛り上げた。竹内の音頭による一本締めでその場が締められ、横浜と竹内はあらためて顔を見合わせて堅い握手。ふたりの本作撮影における最後の共演シーンとなったのは、8月25日の静岡・伊豆ロケだったが、その際に「流星くんはまだまだ大変なシーンが残っていて」と気遣っていた竹内。その言葉どおり、この日の机上のものをぶちまけるシーンだけでなく、思わず目を見開き、呼吸を忘れてしまうようなシーンの撮影に、横浜はこの数日で臨んでいた。そこで見せた芝居も、感じ入るに十分のもの。横浜の気迫がスクリーンからも伝わるはずだ。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月05日池井戸潤の同名小説を映画化した『アキラとあきら』が8月26日(金)に公開された。本作で横浜流星とともにダブル主演を務める竹内涼真は、『太陽は動かない』や放送中の主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)など話題作への出演が相次ぐ実力派。池井戸作品への出演は『下町ロケット』『陸王』に続き3作目となる。爽やかな好青年からシリアスな役柄までこなしてきた竹内は、今作ではどのように役と向き合ったのか。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第2回)「三木監督や横浜流星と話し合いながら、気持ちを込めて撮影した」『アキラとあきら』メイキング公開タイミングからさかのぼって、ちょうど1年前の8月末。スーツに身を包んだ竹内涼真の姿が、ベイエリアのオフィス街にあった。2021年8月31日、千葉・幕張。竹内演じる日本有数のメガバンク・産業中央銀行のバンカーである山崎瑛が、上白石萌歌扮する後輩の水島カンナとともに、ある提案を持ちかけるべく企業を訪ねるというシーンの撮影だ。この場面をもって、映画『アキラとあきら』のすべての出番を終えた。池井戸潤の同名小説を原作に、三木孝浩監督がメガホンを取った本作。7月20日に新入行員研修のシーンから撮影入りして1カ月強、竹内は父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く山崎の苦悩と成長の約10年の日々を芝居の中で歩んで来た。その山崎に相対するのが、横浜流星が演じる老舗の大手海運会社・東海郵船の御曹司で、冷静沈着で頭脳明晰な階堂彬。どちらも社長を父に持ち、また同じ名前を持ちながらもまるで違う境遇を生きて来たふたりが、揃って同じ銀行に入行。切磋琢磨する中で、ふたりの宿命が重なり合うというのがそのストーリーだ。撮影から3カ月後の映画化の一報出しの際に、「現場で三木監督や流星くんと話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました」とコメントを寄せていた竹内。理論と感情。その言葉どおりの竹内の姿が、撮影現場にはあった。幾度も話し合い、考え尽くして作り上げていく『アキラとあきら』例えば、それぞれの道を進んでいた山崎と階堂が、再び顔を合わせるシーン。そこで山崎は階堂も知らなかったある事実を突きつけ、階堂自らが動くよう働きかける。「……感情的な話には付き合えない」と立ち去ろうとする階堂の背中に、「感情的になってるのはどっちだよ?」と投げかける山崎。ふたりがお互いの心の内をぶつけ、言い合いとなる場面だ。撮影ではカメラを回す前にまず段取りが行われて、芝居と動きと全体のトーンが固められ、カメラワークやカット割りも検討されていくが、ここが話し合いの場ともなる。監督がシーンの状況と人物の心情を説明。それを受けてキャスト陣が実際に動きながら芝居をしてみて、それを受けて監督が考えたもの、キャスト陣が感じたことが話し合われていく。そもそもこのとき、山崎は座っているべきなのか、立っているべきなのか。最初の段取りでは立ち上がって芝居をしていた竹内だったが、山崎が冷静に座っていることで階堂が感情的になっていることが引き立つかもしれないと監督に相談。それに対して監督は、山崎が冷静になり過ぎてしまうと、今度は階堂の「感情的な話には付き合えない」が効いてこないかもしれないと感想を述べる。そうした細かにして深いやりとりが、何度も重ねられていく。さらに言えば、この再会は入行から10年が過ぎてのシーン。20代から30代となった山崎と階堂の変化も示さなければいけないところで、どうすれば成長を見せられたうえでふたりの本来の人間性を出せるのか、お互いの感情を高め合うことができるのか、横浜も交えながら懇々と話し合いが行われていた。そのキャラクターの人間性というところでも頭を使うはずだが、銀行員ということで専門的なセリフや所作も多く、役づくりにおいて考えることが多かったに違いない今作。しかし、自分のことだけ考えていけばいいわけではない。どうすれば、共演者が芝居しやすいか。シーン自体がもっと良くなるか。スタッフに応えられるのか。それこそ考えることだらけだろう。ただ、撮影現場において竹内が考えている姿はあっても、悩んでいる姿を見たことは一度もない。立ち止まっている瞬間のない人なのだ。『アキラとあきら』カメラの外では現場の盛り上げ役も自分の芝居を離れれば、そこには周囲を気遣い、現場の盛り上げ役となる竹内がいる。竹内と横浜の撮影での初共演となった、新入行員研修の打ち上げのシーン。テーブルにつく研修のチームメンバーの同期役たちがどんな動きをするべきか思案していると、「“階堂、もっと食べなよ”ってよそってあげたりして(笑)」と冗談で活気づかせる。さらに研修のプレゼンのシーンでは、スタンバイ位置のマイク前に立って準備を待つ間、ぼそっと「やられたらやり返す。倍返しだ!」と同じ池井戸作品のあの大ヒットドラマのセリフを口に。このとき撮影されていたプレゼンで階堂とやり合うシーンの口調、展開がいかにも池井戸作品らしかったというのもあるかもしれないが、これには監督も大笑い。現場の空気を和ませていた。山崎もまた人のためにこそ動く男。無理してそうしているわけではなく、自然とそれができる男でもある。自我を殺しているわけではなく、自分をちゃんと持っているからこそ、他者と向き合えて、打ち解けて、しっかりと手を取り合うことができる人。竹内もそうだろう。強さがありながら、柔らかい。柔らかでありながら、芯を持つ。そんなところが、竹内と山崎はシンクロする。まさにぴったりな役柄だ。すべてを出し切り、まぶしい笑顔でオールアップ『アキラとあきら』メイキング振り返って、竹内のオールアップとなったオフィス街のシーン。上白石扮するカンナは訳が分からないまま山崎に付いてきていて、不安げな顔を見せている。一方で山崎は、これから相手に持ちかける提案に関して自信をみなぎらせた表情を浮かべている。その表情は、本作『アキラとあきら』の撮影ですべてを出し切り、その出来栄えに自信をみなぎらせた竹内の表情そのものだったかもしれない。すべての撮影を終えて、やはりこの日がオールアップだった上白石にまず監督から花束。続いて竹内にも渡されて、「ギュッと短い撮影だったんですけど、三木監督とは22歳ぶりくらいに作品をご一緒することができて(※2016年の『青空エール』以来)、あのときとは違った形でいいセッションができたと思います」と挨拶。「悔いはないです!」と、この日の晴天にも負けないまぶしい笑顔で締めくくった。竹内に贈られた花束はひまわりを中心とした青と白の色味のものだったが、なんとも竹内に合ったセレクト。本人はあらためて眺めて、「お花のセンスがいいですね。素敵です」。それを素直に自然と言える竹内こそ、素敵だろう。背丈や体格といった身体面においても、大きな人。また存在感においても、人間性においても、やはり大きな人。そんな竹内という人の大きさ、広さや深さの幅を、山崎瑛という役、『アキラとあきら』という作品を通してあらためて感じられるはずだ。まさに竹内涼真に包まれる映画。その意味するところが、『アキラとあきら』を観れば必ず分かる。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年09月01日『半沢直樹』『陸王』などを手がけたベストセラー作家・池井戸潤の同名小説を映画化した映画『アキラとあきら』が8月26日(金)より公開された。対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かうさまを描いた本作。ダブル主演を務める竹内涼真と横浜流星が、初めて一緒に芝居をするシーンに密着した。(『アキラとあきら』現場レポート全4回中第1回)竹内と横浜から放たれる、息を呑むほどの存在感緊張感と期待感。そのシーンを劇場のスクリーンで目にする方もそれを感じるはずだが、撮影の現場においてもその場面にはある種の緊張感と期待感が漂っていた。竹内涼真と横浜流星が並び立ち、向き合う。ふたりは初共演にして、尚且つ本作の撮影において初めて一緒に芝居をするのがこの場面で、そこに加えて両者が対峙してぶつかるシーンでもある。池井戸潤の同名小説を原作とした『アキラとあきら』。同じ名前を持ちながら、まるで異なる境遇の下で育った“アキラ”と“あきら”が、揃って日本有数のメガバンク・産業中央銀行に入行。共に有望株として切磋琢磨するふたりの運命がある局面で交差して、それぞれの宿命に立ち向かうことになるという、異色の経済ドラマにして出色の青春ドラマだ。竹内が演じるのは、父の町工場の倒産から辛い幼少時代を送り、人を救うバンカーになるという理想を抱く有能で熱き銀行員・山崎瑛。それに対して、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で、冷静沈着で頭脳明晰なエリート銀行員・階堂彬を横浜が演じる。『アキラとあきら』冒頭で記した場面は、新入行員研修後の打ち上げのシーン。それぞれチームを率いて競ってきた山崎と階堂が、研修のプレゼンテーションを振り返りながら、お互いの胸の内をぶつけ合うことになる。撮影が行われたのは、本編のインから2日目の2021年7月21日。前日20日の初日から竹内、横浜とも出番があったが、それぞれの研修チームでのシーンを撮影していたため、共演はなし。撮影現場においては、この日が初顔合わせとなった。ロケ場所は、港区にある東京湾に面したレストラン。仲間たちが店内で騒いでいる中、ひとり外れてテラスで夜風に当たっている階堂のもとに、山崎がやって来る。ナイトシーンのため、夕方から段取りを始めて、日が暮れてから撮影となったが、海をバックにスーツ姿のふたりが隣り合っているだけでそれこそ緊張感と期待感が十分だ。その容姿と体格とオーラで、目を見張るのはもちろん、息を呑ませるほどの存在感がある。動と静。竹内と横浜には、それぞれそんなイメージがあるかもしれない。そうした意味でも山崎と階堂の配役はぴったりだが、山崎が熱いだけでは、また階堂もクールなだけではないように、竹内と横浜もそこにとどまらない。いや、そんなふたりだからこそ、山崎も階堂も型どおりではない奥深い人間味を感じさせる人物となっている。山崎を煽るような階堂の言い草。階堂を圧するような山崎の言い様。そこに山崎の優しさも階堂の哀しさもにじむ。繰り返せば、まだ撮影2日目。それでもそこにはこれまで背負ってきたものを血肉としてきた、山崎と階堂が確かにいる。タイプや見た目は違っても、共に一流であるというのも、山崎と階堂のコンビ、そして竹内と横浜のコンビの共通点だろう。対峙シーンで見せたそれぞれの現場の臨み方『アキラとあきら』現場の臨み方自体は、ふたりはやはりそれぞれ異なる。本作のメガホンを取った三木孝浩監督は、キャスト陣と話し合いながら芝居を固めてシーンを作っていくが、その中で率先して意見やアイデアを出していくのが竹内だ。例えばこのテラスのシーンでも、段取り、カット毎のテストを経て、「あの感じで動こうと思います」と監督に確認を取っていた竹内。一方、横浜は同じ確認にしても、本番を終えたところで監督にあらためて是非を伺う姿が見られた。事前に決める竹内の方が慎重で横浜の方が果敢だとも、事後を気にする横浜の方が念入りで竹内の方が大胆だとも言える。また実は竹内こそ静の理論の人で、横浜こそ動の行動の人にも思えてくる。しかし、どちらも突き詰めて芝居を考えているというのは一緒で、目指す高みももちろん同じ。違うけれど、重なり合う。そこがまた面白い。後日の撮影で、こんな印象的な姿があった。やはり山崎と階堂が対峙する場面。本番が終わって、ふたりはカットの態勢のまま顔を見合わせて監督のジャッジを待つ。監督から帰って来たのは、「もう1回いきます」の声。見ている分には素晴らしい芝居だったが、竹内と横浜は監督の言葉を受けて、頷き合っていた。言葉は交わさずとも、それぞれ自分の芝居にも相手の芝居にもなにか引っかかるところがあったのか、納得とばかりにただ頷き合って、また体勢を立て直す。重なり合っているだけでなく、通じ合ってもいるのだ。手つなぎショット実現!?素顔のふたりの心の距離は?息が合うと言えば、宣伝用の撮影。今回、SNS用として撮影合間にさまざまなふたりの姿が撮影されていたが、ある日の撮影では本編では絶対観られない、ふたりの手つなぎショットが実現。これはスタッフが指示したものではなく、遊びの中でたまたま気が合って出たもの。その画像を見て、横浜は「これを映画のポスターに!?(笑)」と冗談を飛ばしていた。そんなふたりがもたらす、緊張感と期待感。少なくとも撮影現場においては、またふたりの撮影風景を取材する者にとっては、素顔のふたりの距離がどんなふうに近づいていくのかという点でも緊張感と期待感があった。話を戻して、レストランのテラスのシーン。立ち位置についたまま、監督とスタッフの打ち合わせと準備が終わるのを待つふたり。体的な距離は近いが、心的な距離はまだありそうなふたり。そこで口を開いたのは、竹内だった。身体を横浜の方に向けて、「流星くんは……」と竹内が話しかける。ロケ地の近辺の話から始まって、やがてはふたりして海を見ながらお互い知っている場所や店の話題で盛り上がっていた。思えば、衝突こそしてしまうがテラスのシーンで最初に口を開いたのも、竹内扮する山崎だ。話しかけた竹内にしても、話しかけられた横浜にしても、文字どおり緊張感と期待感でいっぱいだったかもしれない。しかし、きっかけさえあればいい。徐々に打ち解けていったようで、合間には、竹内が横浜に自分のネクタイの結び目をチェックしてもらうという和やかな姿も見られた。『アキラとあきら』メイキングこの日の撮影が終わって撤収が始まる中、スタンバイ場所に戻ろうとする横浜に竹内が「流星くん!」と声を掛けた。「ちょっと見ていかない?」。ちょうど監督がモニターベースで手前の撮影シーンの確認を再度しようとしていたところで、横浜も駆け寄る。モニター画面の中、「人を信用できない人間が、人に金なんて貸せるのか」と迫る山崎に、階堂が「俺はただ、共感や同情で金を貸したくないだけだ」と言い放って去っていく。一方、モニター画面の外では、ここでも頷き合い、そして顔を見合わせて微笑み合っていたふたり。もはやそこに懸念事項としての緊張感はない。もちろん物語上や芝居上の緊張感はあっても、あとはふたりが織りなす作品に対する期待感しかない。そしてそれは、確実に感動という結果となって戻ってくる。『アキラとあきら』にぜひ緊張して、期待してほしい。取材・文:渡辺水央『アキラとあきら』上映中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月30日竹内涼真と横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』が公開されている。本作は池井戸潤の同名小説の映画化で、育った場所も信念も違うふたりの男、山崎瑛(アキラ)と階堂彬(あきら)が銀行を舞台に向かい合う姿を描いた作品だ。監督を務めた三木孝浩は、『僕等がいた』『青空エール』『今夜、世界からこの恋が消えても』など恋愛映画、青春映画を数多く手がけているが、本作は三木監督がこれまでに描いてきたドラマに通ずる要素が多く、監督のキャリアに対する考えとシンクロする部分のある作品になっている。三木監督はどのような想いで本作と向き合ったのか? ふたりの俳優をどう見たのか? 公開前に話を聞いた。竹内演じる山崎は幼少期に父の町工場が倒産し、貧しい中で育ちながら“人を救う”ことを目的に銀行員になる。一方、横浜演じる階堂は、老舗の海運会社の御曹司だが親戚のいざこざに嫌気が差し、親の跡を継ぐことなく銀行員になる。何があっても困っている人の力になりたいと奔走し続ける山崎と、情を捨てて冷静さを失わない階堂。ふたりは同じ年に入行し、それぞれが宿命や苦境に立ち向かいながら成長を遂げていく。そんなある日、階堂家が経営するグループ企業に危機が訪れ、山崎が担当を願い出たことからふたりの人生が交差する。原作者の池井戸は『半沢直樹』や『空飛ぶタイヤ』など映像化の多い作家だが、三木監督は「池井戸さんの作品なので、ある種の勧善懲悪ものかと思っていたら、原作を読むとそれとは違うカタルシスを感じさせる作品だった」と振り返る。「相手をやりこめて、叩き潰して快感を得るのではなく、自分と意見の異なる相手とどのようにやりとりしていくのかが描かれている。主人公ふたりの成長ドラマが中心にはあるんですけど、他のキャラクターも単なる悪役ではなくて、それぞれに矜持があり、信念がある。その相手を“論破”するのではなくて、自分の意志を伝えながら乗り越えていく。そこにすごく感動したんです」だからこそ本作では自らの信念と意志で壁を乗り越えようとするアキラとあきらの演技が重要になる。ポイントは竹内涼真と横浜流星はどちらも映画の主演を務められるだけの実力を持ちながら、演技に対するアプローチが違うことだ。「そうなんです。ふたりの芝居に対するアプローチが違うことがこの映画では重要になりました。横浜流星くんはすごく感情を大事にする人で、ちょっとした感情のゆらぎでさえも、表面的に演じるのではなく、ちゃんと自分の心を揺らして演じようとする。どちらかと言えば女優さんに多いタイプなんじゃないかと思う。一方で竹内くんは強い意志をぶつけてくるタイプなんです。だから山崎と階堂のキャラクターの違いと、ふたりの演技のタイプの違いがすごく合ったんですよね」三木監督は竹内演じる山崎と、横浜演じる階堂のシーンでカメラの位置や画面の色味を丁寧に調整している。その想いが表情のひとつひとつにしっかりと宿っている竹内のシーンは、色温度の高い暖色系の色味の画面で、カメラは彼の表情をしっかりと捉える。一方、複雑な環境で育ち、内面が謎に満ちている階堂を演じる横浜のシーンでは寒色系のトーンで画面をまとめ、カメラを少し引き“階堂のいる空間そのもの”を切り取っていく。「小説とくらべると映画は短い尺の中で語らなければならないので、ふたりの関係の振り幅を大きく描くために“対立”の構造を色濃く見せたいと思っていました。竹内くんのシーンは表情をしっかりと撮りたいと思いましたし、横浜くんのシーンは観客に彼が一体、何を考えているのか想像してほしかった。だから、そんな想いがカメラ位置にも出ているのかもしれません」やがて物語が進み、ふたりの人生が交差し、それぞれが自分の信念をぶつけ合う中で、画面の色合いや、俳優をとらえるフレームも少しずつ変化していく。ドラマ的な面白さや俳優の演技だけでなく、映画としての“語りの変化”も本作の見どころのひとつだ。「今回の作品は自分の演出意図がすごく出しやすい題材だったのかもしれません。恋愛映画だと、どうしても観る方の主観であったり、観る方の恋愛経験が乗ってくる難しさがあるんですけど、今回はキャラクターの描き方もしっかりと俯瞰的に考えることができた。だから迷いなくできましたね」『アキラとあきら』は“観る人を勇気づける映画”にとは言え、映画を観ると本作はこれまでに三木監督が描いてきた要素がしっかりとつまっていることがわかる。異なった境遇や価値観、宿命を背負った人間が出会い、単なる“好き/嫌い”を超えてお互いを理解していくドラマ、人物を描写する際に俳優だけでなく“俳優とその背後にある自然”を重ね合わせる演出……ジャンル的には“恋愛映画”と呼ばれる作品群の根底にあった三木監督のカラーやこだわりが本作でも色濃く描かれている。「そうですね。この映画も基本的には“相互理解”の話です。ただ、僕はそのことについては悲観的なんです。現実の世界では相互に理解し合うことはなかなかできないからこそ、映画の中、フィクションの中では希望を描きたくなるんだと思います」監督が語る通り、本作も“希望”の物語だ。山崎と階堂はそれぞれの信念や理想を貫こうと奮闘し、どんな窮地に追い込まれても絶対にあきらめない。絶対に想いを曲げない。その姿に監督も思うところがあったようだ。「池井戸さんが『この小説には自分の青臭い部分が出ている』とおっしゃっていたんですけど、僕はそこがすごくいいなと思ったんです。僕も生きていく上では仕事していかなきゃいけないわけですけど、それ以前にまずは映画を観ている方を楽しませたい、と思っています。映画はライフラインではないですし、生きていく上で絶対に必要なものではない。だからこそ、映画をつくる限りは観客に何かを持って帰ってもらいたいですし、観ることで何かしらプラスになってほしい。だから映画の中で竹内くんが『誰かを救うことで自分も救われるんだ』ってセリフを言うんですけど、それが自分にはすごく響いたんです。僕はつくった映画を“誰かが楽しむこと”が救いになる。だからそういう意味では銀行と映画は違いますけど、“仕事”という観点で重ねて見ていたのかもしれないです」三木孝浩監督本作『アキラとあきら』は銀行を舞台に、バンカーたちが奮闘する姿を描いた激動のドラマだが、その根底には異なる信念をもつふたりの男の友情と相互理解、それぞれが信念や理想を胸に宿命に立ち向かう姿が描かれる。竹内涼真と横浜流星、ふたりの俳優が全身全霊で“希望”を語ろうともがく姿は多くの人の心をとらえるだろう。「僕はふたりとは少し年齢が離れているんですけど、撮影現場でふたりを観ていると勇気をもらえたんですよね。つくる前から観る人を勇気づける映画にしたいと思っていましたけど、ふたりが劇中のセリフを血肉にして、思った以上の強さをもったキャラクターにしてくれた。そのことに撮影中からスタッフもみんな胸を打たれていましたし、僕自身も本当に監督冥利につきるというか、この作品に関われたことが幸せでした」『アキラとあきら』公開中(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月26日竹内涼真と横浜流星が演じる、アキラとあきらの奇跡の逆転劇『アキラとあきら』より、スペシャル映像と新場面写真が公開された。今回到着した映像は、正反対の宿命を背負ったアキラ(竹内さん)とあきら(横浜さん)のキャラクターに焦点を当てた、SIDE山崎瑛<アキラ>、SIDE階堂彬<あきら>の2本。幼くして過酷な運命に翻弄されてきたアキラと、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続けるあきら。企業倒産の危機をきっかけに、対立していた2人。それぞれの信念が交わり、人生をかけて共闘していく様子に思わず胸が熱くなる。まず、“アキラ”の映像では、父親の町工場が倒産し、全てを失うという過酷な境遇に身を置かれながらも、銀行員・工藤(満島真之介)の真摯な姿に心を動かされた幼少時代から、融資を通すべく上司の不動(江口洋介)に必死に掛け合う銀行員としての姿が映し出され、アキラの熱い情熱と信念が溢れ出す。SIDE山崎瑛<アキラ>また“あきら”の映像では、父・一磨(石丸幹二)から会社を守るように教えを受けた幼少期であったが、経営を巡って言い争う叔父たちに辟易し、銀行員になることを決意するあきら。そんなことから、温情よりも冷静な判断を重視し、人情を重んじるアキラとは正反対の冷徹さを見せる一方で、叔父たちに騙された弟・龍馬(高橋海人)を心配し、家業である東海郵船の再建へと奮起する姿も。自分の家族を守りたいという信念が深く描かれている。SIDE階堂彬<あきら>そして場面写真では、対峙するアキラとあきら、羽根田(奥田瑛二)に凛々しい表情で正面から立ち向かうアキラと不動、親族同士の骨肉の争いに巻き込まれるあきらなどの姿が写し出されている。『アキラとあきら』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年08月01日8月26日(金)に全国公開を迎える映画『アキラとあきら』。このたび、スペシャル映像と場面写真が公開となった。『半沢直樹』 『下町ロケット』『陸王』など、数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、『アキラとあきら』は対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念を武器に現代に立ち向かう感動巨編として注目を集めた。原作は集英社文庫より発売中で、現在の累計発行部数は87万部を突破。WOWOWにて映像化された連続ドラマ版(主演:向井理、齋藤工)は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞、高い評価を得ている。その勢いはとどまる所を知らず、満を持しての映画化が決定。本作のメガホンを取るのは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『僕等がいた』など数々の大ヒット作品を生み出してきた青春映画の名手・三木孝浩監督。そして今回、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛<アキラ>を演じるのは竹内涼真。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬<あきら>役を横浜流星が演じる。今、最も勢いのある実力派俳優・竹内涼真×横浜流星のW主演。<アキラ>と<あきら>は絶望的な状況を前に、破産寸前の企業の未来と4800人の人生を救うことができるのか?若き銀行員たちが過酷な運命に立ち向かい、奇跡の大逆転を巻き起こす。そしてこのたび、正反対の宿命を背負ったふたりの若者、<アキラ>と<あきら>のキャラクターに焦点を当てたスペシャル映像・SIDE山崎瑛<アキラ>、SIDE階堂彬<あきら>がそれぞれ公開された。公開されたスペシャル映像では、ふたりのキャラクターを象徴するような印象深いセリフから始まり、育った環境や彼らが持つ信念が紐解かれる映像に仕上がっている。「誰にでも宿命というものがあるのなら、それはどんな風に乗って現れ、どこへ僕らを運んでゆくのだろう」という言葉から始まるSIDE山崎瑛<アキラ>の映像。父親の町工場が倒産し、全てを失うという過酷な境遇に身を置かれながらも、その中で出会った銀行員・工藤(満島真之介)の真摯な姿に心を動かされた幼少時代から、融資を通すべく上司の不動(江口洋介)に必死に掛け合う銀行員としての姿が映し出され、運命に翻弄されながらも人を救うバンカーになりたいという<アキラ>の熱い【情熱】と【信念】が溢れ出している。SIDE階堂彬<あきら>では、「もし、逃げられない現実を宿命と呼ぶのなら、なぜ人は抗おうとするのだろう」という、血縁のしがらみに抗い続ける<あきら>の苦悩を感じさせる台詞とともに映像が映し出されていく。父・一磨(石丸幹二)から会社を守るように教えを受けた幼少期であったが、経営をめぐり目の前で言い争う叔父たちに辟易し、家業を継がず銀行員になることを決意。親族同士のいさかいを目の当たりにしたことで温情よりも冷静な判断を重視。人情を重んじる山崎とは正反対の冷徹さを見せる一方で、叔父たちに騙され巨額の負債を抱えた弟・龍馬(髙橋海人 / King & Prince)を心配し、家業である東海郵船の再建へと奮起する姿も見られ、自分の家族を守りたいという“信念”が深く描かれている。企業倒産の危機をきっかけに、対立していた<アキラ>と<あきら>。それぞれの“信念”が交わり、人生をかけて共闘していく様子に思わず胸が熱くなる映像となっている。果たしてふたりが立ち向かう先には何が待ち受けているのか。あらゆる人物の感情と思惑が交錯する様子に緊張感が高まる。本映像は東宝公式YouTubeチャンネルにて公開される。さらには初公開を含む計12点の場面写真も一挙に公開となった。対峙する山崎と階堂、奥田瑛二演じる羽根田に凛々しい表情で正面から立ち向かう山崎と不動、親族同士の骨肉の争いに巻き込まれる階堂など、新たな4点をはじめ、豪華キャストが集結した場面写真を一挙に公開。彼らのまなざしから伝わる“情熱”と“信念”に、本作への期待も高まる。『アキラとあきら』8月26日(金)より公開
2022年08月01日池井戸潤原作で、竹内涼真と横浜流星がW主演を務める映画『アキラとあきら』より、新予告映像が公開となった。また、主題歌がback number「ベルベットの詩」に決定した。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう異色の感動巨編として注目を集めたのが原作『アキラとあきら』。2017年、WOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得た。さらに、2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数約70万部を突破している。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き信念を持つ銀行員・山崎瑛<アキラ>を、舞台・ドラマなど幅広く活躍し、多彩な演技で人々を魅了し続ける竹内涼真が演じ、冷静沈着で頭脳明晰な銀行員であるが、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬<あきら>を、若手俳優・横浜流星が演じる。監督は、『ソラニン』、『僕等がいた』など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手として数々の作品を手がけ、WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』(原作:長崎尚志)ではミステリー・サスペンスの緊迫感を見事に表現し、その幅広い演出力で高い評価を受けた三木孝浩監督が務める。この度、感情豊かで人間味溢れるアキラとあきらの魅力が凝縮された新予告映像が公開。ある時、山崎は大病を患った娘を抱える町工場、井口ファクトリーの社長・井口雅信(宇野祥平)から、融資について助けを求められるも、上野支店支店長の不動公二(江口洋介)から「お前は牧師か何か?」と詰め寄られ苦悩する。人を救う為もがきながら大粒の涙を流す姿からは、愚直でどこまでも情が深い人柄を感じられる。一方で、山崎に対し、「人を温情で見ていたら必ず痛い目をみるぞ」と冷静に言い放つ階堂。彼は大勢の重役から期待の拍手を贈られ、着実にキャリアを積んでいるようにみえたが、家族への複雑な葛藤を抱えていた。山崎から「本当は家族を守りたいんだろ?」と核心を突かれ、冷静な階堂が感情をむき出しにする一面も。そして、階堂の父・一磨が倒れたことにより、階堂グループの巨額な負債が発覚し、物語は大きく動き出す。グループの再建、叔父たちの企み、弟との軋轢に苦しむ<あきら>に、「東海郵船とその社員を必ず守り抜く」とまっすぐな瞳でぶつかる<アキラ>。映像では絶望的な状況を前に、ライバルであったはずの2人が手を取り、共に過酷な運命に立ち向かう姿が描かれている。さらに本作の主題歌がback number「ベルベットの詩」に決定。ラブソングの名手として、世代・性別を問わず、広い層から支持を得ているback numberが、本作では熱い登場人物たちの生き様をイメージした珠玉の人生讃歌を書き下ろした。ボーカルの清水依与吏は「書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います」とコメント。三木監督は「自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました」と絶賛。馮プロデューサーは「この作品を一人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、お願いしました」と、その表現力に絶大な信頼をおき、オファーに至った経緯をコメントした。<コメント全文>■back number/清水依与吏どの角度からも後押しできる力強さを持った作品なので、『音』の部分は早々に心が決まりましたが『言葉』の部分では盛大に苦戦しました。書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います。傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった『中身』のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。もしかしたら自分達にとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません。■三木孝浩監督自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました。清水くんは自分のことしか歌えないと言うけれど無骨なまでに剥き出しに自分を晒して作る歌だからこそ他人事のように励まされるのではなく、聴く人それぞれが自らを奮い立たせるような応援歌になったのだと思います。皆さんにもぜひ映画『アキラとあきら』と共にこの歌で熱くたぎってもらえたら嬉しいです。■馮年プロデューサー池井戸さんらしい骨太な人間ドラマでありながら、池井戸さんには珍しく若い二人の青年を主人公にした青春感の強い物語、それが「アキラとあきら」です。この作品を一人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、主題歌をお願いしました。二人のアキラのように、生きること、働くことには、大なり小なり辛いことがあると思います。そんな苦しい時、心が折れそうな自分を肯定し、エールを送ってくれるような、熱くて、優しい楽曲を制作して頂きました。スタッフ・キャストの力が結集した本編と、back numberさんとによる珠玉の主題歌。この二つが合わさって「池井戸潤史上、最も泣ける作品」になったと、自信を持って言えます。映画と主題歌、両方お楽しみいただけたら幸いです。『アキラとあきら』8月26日(金)より公開
2022年06月17日池井戸潤の小説を映画化した、竹内涼真&横浜流星主演『アキラとあきら』の新キャスト22名が発表。ポスタービジュアルと特報映像も公開された。今回新たに発表されたのは、山崎瑛(竹内さん)と階堂彬(横浜さん)が入社した「産業中央銀行」の上司や後輩、山崎が銀行員になるきっかけとなった人物や取引先、軋轢が絶えない階堂の父親と叔父たちという、重厚感のある世界観を共に築き上げるメンバー。「産業中央銀行」の若き銀行員で、山崎&階堂に憧れる水島カンナを上白石萌歌、融資部長・羽根田一雄を奥田瑛二、山崎の上司で上野支店副支店長・不動公二を江口洋介。山崎が銀行員を志すきっかけになった銀行員・工藤武史を満島真之介、山崎プレス工場の従業員・保原茂久を塚地武雅、山崎が担当している取引先の社長・井口雅信を宇野祥平。階堂の父で東海郵船の社長・階堂一磨を石丸幹二、階堂の叔父・階堂崇を児嶋一哉、同じく叔父の階堂晋をユースケ・サンタマリアが演じる。そのほか、戸田菜穂、野間口徹、杉本哲太、酒井美紀、山寺宏一、津田寛治、徳重聡、矢島健一、馬渕英里何、山内圭哉、山村紅葉、竹原慎二、アキラ100%と個性豊かなキャストの出演も決定。そして、本編映像初となる今回の特報映像では、冷静沈着な階堂と熱い人情を覗かせる山崎、真逆の信念を持つ2人の様子が映し出される。短いながらも、キャラクターたちの個性が溢れ、スピード感のある映像となっている。またポスターは、産業中央銀行の社屋を背景に、山崎と階堂が力強い眼差しを向け、銀行員として壮絶な運命に立ち向かう様子が伺える。『アキラとあきら』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年04月16日竹内涼真と横浜流星がW主演を務める池井戸潤原作映画『アキラとあきら』に、「King & Prince」高橋海人が出演していることが分かった。合わせて、場面写真も公開された。アイドルとしてだけでなく、主人公の親友を演じた「ブラック校則」や姉思いな弟を演じた「姉ちゃんの恋人」、東大を目指す専科の生徒を演じた「ドラゴン桜」など、俳優としても活躍する高橋さん。今作で演じるのは、老舗海運会社「東海郵船」の御曹司で彬(横浜さん)の弟・龍馬。優秀な兄に対しコンプレックスを抱き、いつしか犬猿の仲に。兄が跡継ぎの座を下りたため、若くして社長となり会社の舵を切るが、親戚同士の企みに巻き込まれ、苦悩していく。池井戸作品初参加となった高橋さん。「撮影はあっという間だったので寂しかったのですが、本当に楽しかったです!」とふり返り、キャラクターに関しては「劣等感を感じている人物で、僕自身も自分に自信がなく、共感できる部分があったので、その気持ちを大切にしながら演じさせて頂きました」とコメント。また、兄役の横浜さんとの共演をふり返り、「流星くんと一緒に撮影することが多くて、不安そうにしているといつも声をかけてくれて嬉しかったです。こんなお兄ちゃんが欲しかったな、と思いました!」と明かし、「お仕事や何かを頑張ることに対してネガティブに捉えている人たちも、明日からまた頑張るぞ!という熱くて勇気の出る作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください!」と公開を待つファンへメッセージを送った。『アキラとあきら』は8月26日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年8月26日より全国東宝系にて公開©2022「アキラとあきら」製作委員会
2022年03月09日池井戸潤の小説『アキラとあきら』が実写映画化。竹内涼真、横浜流星をW主演に迎え、2022年8月26日(金)に公開される。池井戸潤の小説『アキラとあきら』を実写映画化『半沢直樹』『陸王』など数々のベストセラーを生み出してきた作家・池井戸潤。今回実写映画化される『アキラとあきら』は、2017年に徳間書店から文庫が発売されると、全国書店・ネット販売にて小説部門売上1位を記録&50万部を突破。同年にWOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し、高い評価を得た。さらに、2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数は約70万部を突破している。<『アキラとあきら』あらすじ>父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬。偶然同じ名前を持った二人は、運命に導かれるかのごとく、日本有数のメガバンクに同期入社する。だが、人を救うバンカー(銀行員)になりたいという熱き理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂は、銀行員としての信念が真っ向から対立する。ライバルとしてしのぎを削る二人だったが、山崎は立ちはだかる<現実>という壁を前に、自らの信念を押し通した結果、左遷される。一方、順調に出世していた階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が再び立ちはだかる。階堂は<現実>から眼を背け続け、ついに階堂家のグループは倒産危機に陥る。グループの全社員とその家族 4800 人の人生が掛かった危機的状況の中、山崎と階堂の人生が再び交差する———乗り越えられない“宿命”などない!絶望的な状況を前に、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる!!竹内涼真×横浜流星が“正反対”の銀行員にキャストは、竹内涼真と横浜流星がW主演。零細工場の息子と大企業の御曹司、真逆の宿命を背負う2人の銀行員を、彼らがどのように演じるのか注目したい。■山崎瑛...竹内涼真人を救うバンカーになるという理想を胸に、どんな融資先にも全力でぶつかる熱き銀行員。父の町工場の倒産、夜逃げと貧しく辛い幼少時代を過ごした過去を持つ。演じるのは、映画『センセイ君主』やドラマ『君と世界が終わる日に』などで主演を務めた竹内涼真。池井戸作品は『下町ロケット』『陸王』に続き3作目の出演にして初主演。これまで企業側の役柄を演じてきた竹内が、初のバンカーに挑む。■階堂彬...横浜流星冷静沈着で頭脳明晰な銀行員。老舗海運会社・東海郵船の御曹司で、親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ。担当するのは、『あなたの番です 劇場版』『噓喰い』『流浪の月』など待機作を多数控える横浜流星。初出演となる池井戸作品で、主演を務める。■階堂龍馬...髙橋海人老舗海運会社・東海郵船の御曹司で横浜流星演じる階堂彬の弟。優秀な兄に対し、何をやってもかなわないとコンプレックスを抱き、いつしか犬猿の仲に。兄が跡継ぎの座を下りたため、龍馬が若くして社長となり会社の舵を切るが、親戚同士の企みに巻き込まれ苦悩していく。演じるのはKing & Princeとして活躍する髙橋海人。アイドルとしてはもちろん、俳優として『姉ちゃんの恋人』『ドラゴン桜(第2シーズン)』に出演、またジャニーズ初の少女マンガ家としても活躍している。<産業中央銀行>・水島カンナ...上白石萌歌:若き銀行員。先輩である山崎・階堂に憧れている。・羽根田 一雄役...奥田瑛二:融資部長。伝説のトップバンカーとして知られている。・不動公二...江口洋介:上野支店副支店長。融資の確実性を最重要視する山崎の上司。<SIDE:山崎瑛>・工藤 武史...満島真之介:幼い頃に出会った銀行員。山崎が銀行員を志すきっかけになった人物。・保原茂久...塚地武雅:実家が経営していた<山崎プレス工場>の従業員。・井口 雅信...宇野祥平:山崎が融資を担当している取引先<井口ファクトリー>の社長。<SIDE: 階堂彬>・階堂一磨...石丸幹二:階堂の父。大企業である<東海郵船>の社長。・階堂崇...児嶋一哉:階堂の叔父。<東海郵船>のグループ会社<東海観光>の社長。・階堂晋...ユースケ・サンタマリア:階堂の叔父。<東海郵船>のグループ会社<東海商会>の社長。その他にも、戸田菜穂、野間口徹、杉本哲太、酒井美紀、山寺宏一、津田寛治、徳重聡、矢島健一、馬淵英里何、山内圭哉、山村紅葉、竹原慎二、アキラ100%といった個性豊かなキャストが出演する。監督は『ソラニン』三木孝浩監督は三木孝浩。『ソラニン』『僕等がいた』など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手でありながら、WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』ではミステリー・サスペンスの緊迫感を表現し、その幅広い演出力で高い評価を受けている。竹内涼真とは『青空エール』、横浜流星とは『きみの瞳が問いかけている』以来、それぞれ2度目のタッグとなる。主題歌はback number「ベルベットの詩」主題歌はback number「ベルベットの詩」。ラブソングの名手として幅広い層から人気を集めるback numberが、『アキラとあきら』の熱い登場人物たちの生き様をイメージした珠玉の人生讃歌を書き下ろした。back numberボーカルの清水依与吏は「書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返す事が、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います」とコメントを寄せている。【詳細】映画『アキラとあきら』公開日:2022年8月26日(金) 全国東宝系ロードショー出演:竹内涼真、横浜流星、髙橋海人、上白石萌歌、児嶋一哉、満島真之介、塚地武雅、宇野祥平、奥田瑛二、石丸幹二、 ユースケ・サンタマリア、江口洋介原作:「アキラとあきら」(池井戸潤著/集英社文庫刊)監督:三木孝浩脚本:池田奈津子企画:WOWOW制作プロダクション:TOHOスタジオ
2021年11月27日池井戸潤原作小説『アキラとあきら』が、竹内涼真と横浜流星をW主演に迎え映画化されることが決定した。『半沢直樹』『陸王』など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負ったふたりの若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう【異色】の感動巨編として注目を集めたのが『アキラとあきら』。2017年、WOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得た。さらに、2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数約70万部を突破している。日本を代表するメガバンク<産業中央銀行>に、新入社員・山崎瑛と階堂彬が入社。同期の中でもズバ抜けて優秀なふたりだが、その性格は正反対。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き<信念>を持つ【瑛:アキラ】と、大企業の御曹司に生まれ冷めた目で仕事に取り組む【あきら】。ライバルとして、日々しのぎを削っていたが、とある案件で自らの<理想>と<信念>を押し通した結果、【瑛:アキラ】は左遷されることに。一方、順調に出世していた【彬:あきら】の前にも、<血縁>というしがらみが立ちはだかる。やがて、何千人もの人生が懸かった巨大な危機が巻き起こる。果たしてこの過酷な試練を乗り越えることができるのか…絶望的な状況を前にした時、ふたりの<宿命>が重なり合い、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる。銀行員・山崎瑛を演じるのは、舞台・ドラマなど幅広く活躍し、多彩な演技で人々を魅了し続ける竹内涼真。池井戸作品は『下町ロケット』、『陸王』に続き3作目の出演にして初主演となり、これまで企業側の役柄を演じてきた竹内が初のバンカーに挑戦した。冷静沈着で頭脳明晰な銀行員であるが、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬を演じるのは、若手俳優・横浜流星。初出演となる池井戸作品で、御曹司ゆえの葛藤を抱える複雑な役柄を堂々たる存在感で演じる。監督は、『ソラニン』、『僕等がいた』など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手として数々の作品を手がけてきた三木孝浩監督。WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』(原作:長崎尚志)ではミステリー・サスペンスの緊迫感を見事に表現し、その幅広い演出力で高い評価を受けた。竹内涼真とは『青空エール』、横浜流星とは『きみの瞳が問いかけている』以来、それぞれ2度目のタッグとなる。さらに、W主演を務める竹内涼真と横浜流星が劇中衣装を身に纏ったティザービジュアルも公開。華麗にスーツを着こなし、鋭く、力強い目線で銀行員としての威厳を感じさせるふたりの姿。宿命に抗い、過酷な運命に立ち向かう男たちの熱い人生を、高い演技力と圧倒的な人気を誇る竹内と横浜が力強く演じる。■コメント●竹内涼真(山崎瑛役)池井戸さんの作品に出演させて頂くのは3度目で、ご縁があるなと感じています。過去2作では企業側の立場でしたが、今作で初めて銀行マンを演じさせて頂きます!大きな壁にぶち当たり、苦しんで、時にぶつかり合って奮闘するリアルな姿を表現することにこだわり、現場で三木監督や流星君と話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました。全国の働くみなさんにエールを送れるような映画になっていると思います。是非スクリーンでご覧いただけたら嬉しいです!●横浜流星(階堂彬役)大企業の御曹司でありながら銀行員ということで、姿勢や立ち振る舞い、堂々とした存在感を意識していました。銀行員としても一から学びました。竹内くんとは見つめ合うシーンが多く、『照れるね』と笑いながらも熱く意見を交わし合い、2人の関係性を作っていきました。生まれも育ちも違い宿命を背負い、運命に抗って生きてきた2人が出会い、お互いを認め合い、刺激しあいながら苦悩と向き合い、手を取り合う。そんな2人のライバルでもあり硬い絆で結ばれている関係性は台本を読んで、素敵だなと思ったし、心が熱くなりました。スピード感がありラストにかけて高揚感を感じてもらえると思いますのでお楽しみに。●三木孝浩(監督)この作品は、出自の異なる二人の青年がそれぞれの宿命を背負いながらもお互いライバルとして認め合い、意識し合い、トップバンカーを目指して成長していく物語です。矜持の違いを火花を散らしながらぶつけ合う姿は、竹内涼真と横浜流星という今まさに勢いある二人の俳優の熱量とシンクロして現場で何度も心滾る瞬間がありました。この熱きカタルシスをぜひ映画をご覧になる皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです!●池井戸潤(原作)これは、良きライバルであり、友人でもあるふたりの青年が、それぞれの運命にあらがい、様々な試練に立ち向かう青春の物語です。貧しい家庭で育ちながら愛情深く真っ直ぐで力強い「アキラ」を竹内涼真さんが、裕福な一族の御曹司ゆえに過酷な運命を背負う「あきら」を横浜流星さんが、どのように演じ魅せてくれるのか楽しみでなりません。人生の荒波に漕ぎ出す「アキラとあきら」に、スクリーンで出逢える日を心待ちにしています。●青木泰憲(企画・プロデュース)対照的な宿命を背負った二人の青年の試練と成長を描いた本作は、銀行を舞台にしながらも“青春小説”としても楽しめる作品だけに映像化にあたってはキャスティングがとても重要でした。父の会社の倒産、夜逃げなど“運命”に翻弄され続けながらも理想を捨てなかった男、山崎瑛役については、ひたむきな情熱、真っ直ぐな誠実さ、正義感。名家の御曹司ゆえ約束された次期社長という“宿命”に抗い続ける男、階堂彬役については、クールな中に秘めた優しさ、聡明さ、清潔感。それらを意識しながらキャスティングしました。また二人に共通しているのは、最後まで諦めない芯の強さだと思います。熱い感情を持った役柄を数多く演じ、内から溢れ出る情熱を感じさせる竹内涼真さん、武道で身に着けた美しい所作に加え、醸し出す雰囲気に芯の強さを感じる横浜流星さんなら間違いなく山崎瑛と階堂彬を体現し、池井戸さんがこの作品に込めた思いを観客に届けてくれると確信しました。人はなぜ生きるのか。何に情熱を傾け、何を成し遂げるのか――。二人の主人公が苦悩しながらも成長していく過程を見守ってほしいと思います。『アキラとあきら』2022年夏全国東宝系にて公開
2021年11月24日竹内涼真と横浜流星が初共演し、「半沢直樹」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた作家・池井戸潤原作を映画化する『アキラとあきら』にW主演。劇中衣装を身に纏ったティザービジュアルも解禁された。骨太なストーリーと多彩な感情表現で世代問わず多くのファンを魅了する池井戸作品。その中で、対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念だけを武器に社会に立ち向かう異色作として注目を集めたのが今作。2017年に徳間書店から文庫が発売され、全国書店・ネット販売にて小説部門売上1位を記録、50万部を突破した。同年、WOWOWにて映像化された連続ドラマ版は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得た。さらに、2020年8月には集英社から文庫(上下2巻)が再販され、現在の累計発行部数約70万部を突破。その勢いはとどまるところを知らず、満を持しての映画化が決定した。日本を代表するメガバンク<産業中央銀行>に、新入社員・山崎瑛と階堂彬が入社する。同期の中でもズバ抜けて優秀な2人だが、その性格は正反対。自らの過去から「人のために金を貸す」という熱き“信念”を持つ【瑛:アキラ】と、大企業の御曹司に生まれ冷めた目で仕事に取り組む【彬:あきら】。ライバルとして、日々しのぎを削っていたが、とある案件で自らの“理想”と“信念”を押し通した結果、【瑛:アキラ】は左遷されることに。一方、順調に出世していた【彬:あきら】の前にも、“血縁”というしがらみが立ちはだかる。やがて、何千人もの人生が懸かった巨大な危機が巻き起こる。絶望的な状況を前にしたとき、2人の“宿命”が重なり合い、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まるーー。山崎瑛を演じるのは、舞台・ドラマなど幅広く活躍し、多彩な演技で人々を魅了し続ける竹内涼真。瑛は父の町工場が倒産し、夜逃げするなど貧しく辛い幼少時代を過ごし、人を救うバンカーになるという理想を胸にどんな融資先にも全力でぶつかる熱き銀行員。池井戸作品は「下町ロケット」(15・18)、「陸王」(17)に続く3作目の出演にして初主演となり、これまで企業側の役柄を演じてきた竹内さんが初のバンカーに挑戦。今作ではひたむきで人情味あふれる銀行員を演じる。そして、冷静沈着で頭脳明晰な銀行員ではあるものの、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で親戚との軋轢や足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら後継ぎの座を退いた過去を持つ階堂彬を演じるのは、ドラマ・映画への出演が後を絶たない横浜流星。今年はドラマ「着飾る恋には理由があって」ほか、待機作に映画『あなたの番です 劇場版』や22年1月期のTBS×イスラエル共同制作日曜劇場「DCU」、全世界独占配信Netflixドラマ「新聞記者」、主演映画『嘘喰い』、映画『流浪の月』など多くの作品がある。飛ぶ鳥を落とす勢いで圧倒的な人気を誇る横浜さんが、初出演となる池井戸作品で、御曹司ゆえの葛藤を抱える複雑な役柄を堂々たる存在感で演じる。また、監督は、『ソラニン』『僕等がいた』など爽やかな青春映画や恋愛映画の名手として数々の作品を手がけ、大ヒットに導いてきた三木孝浩監督。その一方で、WOWOW連続ドラマW「闇の伴走者」(原作:長崎尚志)ではミステリー・サスペンスの緊迫感を見事に表現し、その幅広い演出力で高い評価を受けました。竹内さんとは『青空エール』(16)、横浜流星とは『きみの瞳が問いかけている』(20)以来、それぞれ2度目のタッグとなり、信頼関係が築かれた強力な布陣となる。竹内涼真/山崎 瑛(やまざき・アキラ)役「全国の働くみなさんにエールを」池井戸さんの作品に出演させて頂くのは3度目で、ご縁があるなと感じています。過去2作では企業側の立場でしたが、今作で初めて銀行マンを演じさせて頂きます!大きな壁にぶち当たり、苦しんで、時にぶつかり合って奮闘するリアルな姿を表現することにこだわり、現場で三木監督や流星君と話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました。全国の働くみなさんにエールを送れるような映画になっていると思います。是非スクリーンでご覧いただけたら嬉しいです!横浜流星/階堂 彬(かいどう・あきら)役「2人の関係性を作っていった」池井戸さんの作品は以前から好きだったので、参加することができ、嬉しいです。大企業の御曹司でありながら銀行員ということで、姿勢や立ち振る舞い、堂々とした存在感を意識していました。銀行員としても一から学びました。竹内くんとは見つめ合うシーンが多く、『照れるね』と笑いながらも熱く意見を交わし合い、2人の関係性を作っていきました。生まれも育ちも違い宿命を背負い、運命に抗って生きてきた2人が出会い、お互いを認め合い、刺激しあいながら苦悩と向き合い、手を取り合う。そんな2人のライバルでもあり硬い絆で結ばれている関係性は台本を読んで、素敵だなと思ったし、心が熱くなりました。スピード感がありラストにかけて高揚感を感じてもらえると思いますのでお楽しみに。三木孝浩監督「二人の俳優の熱量とシンクロ」この作品は、出自の異なる二人の青年がそれぞれの宿命を背負いながらもお互いライバルとして認め合い、意識し合い、トップバンカーを目指して成長していく物語です。矜持の違いを火花を散らしながらぶつけ合う姿は、竹内涼真と横浜流星という今まさに勢いある二人の俳優の熱量とシンクロして現場で何度も心滾る瞬間がありました。この熱きカタルシスをぜひ映画をご覧になる皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです!『アキラとあきら』は2022年夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アキラとあきら 2022年夏、全国東宝系にて公開予定
2021年11月24日ステュディオス(STUDIOUS) ウィメンズ 表参道店のオープン1周年を記念して、アキラナカ(AKIRANAKA)、ウジョー(Ujoh)、タン(TAN)、タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)との別注アイテムが登場。2021年6月14日(月)より発売予定だ。アキラナカ:“スポーツマン”プリントのドレスアキラナカとのコラボレーションでは、2019年リゾートコレクションに登場したドレスを復刻。遊び心あふれるスポーツマンプリントをのせてアレンジした。カラーは、プリントが引き立つホワイトとブラックの2色。ウジョー:シャツドレスやハーフスリーブジャケットまた、ウジョーとの別注アイテムには、大胆にサイドスリットを施したシャツドレス、同生地のワイドパンツを、ブルーとブラックで展開。加えて、すっきりとしたフォルムのハーフスリーブジャケットも用意する。タン:レース×ハイネックのトップスやタイルジャカードのスカート一方、タンとのコラボレーションは、ステュディオスとしては初。これまで人気の高かった2つのデザイン、レースとハイネックを掛け合わせたトップスと、2021年春夏を象徴するタイルジャカードを採用したスカートを取り揃える。タロウ ホリウチ:シャツをレイヤードしたニットさらに、タロウ ホリウチとの別注では、シャツをレイヤードしたニットを、ブルー×グリーンのストライプなどで展開する。詳細アキラナカ・ウジョー・タン・タロウ ホリウチ 別注アイテム発売予定日:2021年6月14日(月)取扱店舗:ステュディオス ウィメンズ 表参道店■展開アイテム・アキラナカ×ステュディオスEX.sportman print dress 82,500円〈ホワイト、ブラック〉・ウジョー×ステュディオスHalf sleeve jacket 73,700円〈オリーブ〉、Long shirt dress with sacoshe 64,900円〈ブルー、ブラック〉、Flare slit button pants 42,900円〈ブルー、ブラック〉・タン×ステュディオスEX.LACE AND KNIT PAIRS TOPS 34,100円〈アイボリー、グリーン〉、EX.TILE JQ KNIT ZIP SKIRT 46,200円〈アイボリー、グリーン〉・タロウ ホリウチ×ステュディオスKNIT PO 35,200円〈アイボリー、グリーン〉
2021年06月17日一枚でサマになり、レイヤードも楽しめるワンピース。リラックスムードの漂うものからギミックが効いたタイプまでデザインにひと癖あるアイテムがずらり。今の気分に合った一枚を見つけて。蔦のように絡みつくホールターネックに注目。首まわりの繊細な紐のデザインがデコルテを美しく見せる。ひねったような形の袖、バックスタイルの開き具合など、シンプルに見えてこだわりが満載。ワンピース¥16,500(ミューラル/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)たっぷりのティアードがなんともロマンティック。ミントグリーンが爽やか。ワンピース¥23,100(ズールーアンド ゼファー/ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム TEL:03・3401・5001)パンツ¥19,800(コンバース トウキョウ/コンバース トウキョウ 代官山 TEL:03・6455・0048)アーバンな空気を纏う鮮やかなマルチカラー。透けるメッシュ素材がアクセント。ワンピース¥59,400(アキラナカ/ハルミ ショールーム)中に着たノースリーブ¥7,590(ドレステリア/ドレステリア 新宿店 TEL:03・3344・8015)上質なリネンドレスは揺れるタッセルが目を引く。胸元の紐で衿の開き方を調整できる。表情の変化を楽しんで。ワンピース¥83,600(ザ・ニューハウス/アーク インク TEL:03・6452・3649)サンダル¥33,000(モヒ/スピック&スパン ルミネ有楽町店 TEL:03・5222・1744)太いベルトとドレープがエレガントさの秘密。コットンとベルギーリネンを使用。しっかりとシェイプされたウエストラインが美しい。ワンピース¥73,700(チノ/モールド TEL:03・6805・1449)サンダル¥15,180(ファビオルスコーニ/ハイブリッジインターナショナル TEL:03・3486・8847)※『anan』2021年6月9日号より。写真・多田 寛スタイリスト・武政ヘア&メイク・北 一騎モデル・kaya(be natural)文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月02日あたたかくなってくると、メッシュ素材のアイテムが大活躍!奥行きと抜け感を与え、装いを一気にブラッシュアップしてくれる。何に重ねるかで印象が変わるから、自分らしいレイヤードを楽しんで。独特の表情を持つリネンのメッシュニット。強く撚った上質なリネン糸を使ったニットシャツは、ドライな肌触りとハリ感が特徴。ボタンがフルオープンになるので、カーディガンのように羽織って。¥41,800オールインワン¥63,800(共にオーラリー TEL:03・6427・7141)ランダムな透け感が、軽やかさと個性を演出。リブニットとメッシュ素材をランダムに配した、マルチカラーのストライプ。ベースは色が映える黒。裏地を短めにしているので、裾の透け感が際立つ。縦ラインを強調するデザインで、スマートな印象に仕上げてくれる。スカート¥49,500ブラウス¥51,700(共にアキラナカ/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)ハット¥13,200(メゾンドリリスlamaisondelyllis@gimixed.com)サンダル¥15,400(ジェーヴィエーエム/ジャーナル スタンダード 自由が丘店 TEL:03・5731・0128)ルーズなシルエットも今っぽさの鍵に。切りっぱなしのヘムラインや絶妙な丈感にこだわりが光る。トップス¥46,200 スカート¥41,800(共にアカネ ウツノミヤ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)中に着たトップス¥19,800(アンスクリア/デミルクス ビームス 新宿 TEL:03・5339・9070 )ネックレス¥13,200(ビジュー アール・アイ TEL:03・3770・6809)サンダル¥41,800(ジェーン スミス/ UTS PR TEL:03・6427・1030)揺れるフリンジが抜群のアクセント。たっぷりとしたフリンジと縦長シルエットがユニークなバッグ。ロープを編んで作られているため、丈夫なのが嬉しい。ハンドルには手に馴染みやすいレザーを使用。W20×H35cm¥36,300(ベース マーク/エム TEL:03・3498・6633)※『anan』2021年5月19日号より。写真・多田 寛スタイリスト・番場直美ヘア&メイク・村上 綾モデル・藤田エミリ(irving)文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年05月12日東京の街でひと際目を引くおしゃれパパをキャッチ! 公園にもタウンにも行けちゃう、品のあるカジュアルスタイルがパパコーデの鉄板みたい。今週末のスタイリングの参考にぜひ♪パパ SNAP ❶古着のインナーでカジュアルダウンName:上條圭太郎さん&裕美子さん、正太郎くん・2歳仕立ての良さが滲む『メゾンマルジェラ』のジャケットに、マットなローファーを合わせて品よく知的にまとめ。インナーは古着をチョイスして、キメすぎを回避したところがお見事! インナーのネイビーは家族でカラーリンク。Item ▼[papa]ジャケット/メゾンマルジェラ、トップス/古着、ボトムス/オーラリー、シューズ/クレマン[mama]トップス/ロク、ボトムス/ビューティフルピープル、帽子/NYのホイットニーミュージアムのショップ、ピアス/アサミフジカワ、シューズ/コンバース[kids]トップス/ザラ、ボトムス/リー、帽子/ナイキ、シューズ/ニューバランスコーデ詳細はこちらパパ SNAP ❷スウェットパンツでとことんストリートにName:杉本こういちさん&えりこさん、いちかくん・6歳トレンドのスウェットパンツを主役に抜擢したストリートコーデ。スニーカーは、『ニューバランス』の100周年を記念し誕生した「992」の復刻版。潔いホワイト合わせは、リラックスムードと爽やかさの両立が叶う。Item ▼[papa]シャツ/ビッグマック、インナー/ピルグリム サーフ+サプライ、帽子/ユニクロ、ボトムス/ロサンゼルスアパレル、シューズ/ニューバランス992[mama]アウター/アーセンス、カーディガン/オオシマレイ、トップス/ガニー、ボトムス/オリエンス ジャーナルスタンダード、バッグ/ANCAN、シューズ/ドクターマーチン[kids]トップス/デビロック、ベスト・ボトムス/ともにbokku.、シューズ/アディダスパパ SNAP ❸シンプルにまとめてママ&キッズと好バランスName:今成一崇さん&春香さん、陽太郎くん・8ヶ月ベージュやホワイトでまとめたワントーンコーデに、味のあるジャケットで遊び心をプラス。シンプルな装いは、大胆な柄のワンピをまとったママともすっと馴染み、家族で好バランスに。Item ▼[papa]デニムジャケット・ニット・ボトムス/以上3点すべて古着、シューズ/コンバース[mama]ワンピース・サンダル/ともにリー マシュー、シャツ・イヤリング/ともにデミルクス ビームス、イヤカフ/マリア ブラック、ソックス/ババコ[kids]ブルゾン・オールインワン/ともにザ・ノース・フェイス、トップス/ビーミング by ビームス、帽子・スタイ/ともにこどもビームス、ソックス/ニューバランスコーデ詳細はこちらパパ SNAP ❹上品見えするスニーカーがクラスアップの秘訣Name:宮崎了さん&彩さん、郁央くん・3歳ベージュでまとめたママ&キッズに好相性な、ブラウンをコーデの主役カラーに。スウェード素材のスニーカーは、カジュアルだけどきちんと見えも叶う。公園にもタウンにもお似合いなお出かけスタイルに。Item ▼[papa]トップス/モリスアンドサンズ、ボトムス/ビューティ&ユース、シューズ/ヴァンズ[mama]オーバーオール・ショルダー/ともにビューティ&ユース、トップス/ロク、トートバッグ/coz、イヤリング・リング/アンティグラヴィテ、シューズ/オパナック[kids]トップス・オーバーオール/ともにザラ、シューズ/ヴァンズパパ SNAP ❺アイテム選びのセンスが光るスポーティーコーデName:松本智人さん&春海茜さん、京介くん・5歳キッズに合わせてスポーティーに仕上げたパパのスニーカーは、テニスから着想を得てデザインされた『オン×ロジャーフェデラー』のもの。ボトムスは「飾らない」シーンにフォーカスされたコレクションを展開する『アンデコレイテッド』。ラフなスタイルは、アイテム選びのセンスがキモ!Item ▼[papa]ニットカーデ/アンデコレイテッド、トップス/ヨシオクボ、ボトムス/アンデコレイテッド、シューズ/オン×ロジャーフェデラー[mama]トップス/ホリデイ、ボトムス/アキラナカ、帽子/ニューエラ x Ai Takahashi、ソックス/ハッピーソックス(ピンク)・ファクイ(シアーソックス)、シューズ/フォート[kids]アウター/アディダス、ボトムス/ギャップ、帽子/ニューエラ x Ai Takahashi、シューズ/ナイキパパ SNAP ❻遊びのある小物使いがお見事Name:湯場敏史さん&あやこさん、がくたくん・5歳おしゃれ上級者に見えるのは、知的な細ぶちメガネやビーズのネックレスで遊びを効かせたおかげ。ブルーをキッズとリンクさせ、統一感を出したところもグッド。Item ▼[papa]ガウン/タキビ、トップス/古着、ボトムス/ジャーナルスタンダード、帽子/ザラ、シューズ/ナイキ[mama]シャツ/NEU、トップス/ビューティーアンドユース、スカート/ウジュ、バッグ/エムエムシックス、シューズ/ナイキ[kids]アウター・ボトムス/ともにH&M、トップス/韓国子供服、シューズ/ナイキパパ SNAP ❼家族になじむカラーをチョイスしてName:木村りょうさん&紗八子さん、りいちくん・8歳、いとちゃん・4歳、つくもちゃん・1歳家族で統一したテーマに合わせてとことんシンプルに仕上げ。装飾のないベージュトップスは爽やかなパパコーデを演出。スウェットはインナーをチラ見せさせるのがお約束。Item ▼[papa]パーカー・ボトムス/ともにビューティ&ユース、シューズ/ホカ[mama]シャツ・タートルネック・ボトムス/以上3点すべてロク、スマホケース/ビルディングブロック、ピアス/roro、イヤーカフ/マリアブラック、シューズ/ナイキ[riichi]トップス・ボトムス/ともにグローバルワーク、バッグ/ビームス[ito]ワンピース/ビー・ルーム、ソックス/韓国子供服、シューズ/H&M[tsukumo]シャツ・シューズ/ともにザラ、ニットロンパース/シエルアプリーレ、ボンネット/ハンドメイド(作家)、ソックス/韓国子供服▼ HugMug最新号はこちらから予約・購入できます。
2021年05月06日伊勢丹新宿店は、100着のドレスを展開するイベント「#this dress vol.2」を、2021年4月7日(水)から20日(火)まで、本館3階 リ・スタイルにて開催する。‟理想の自分に出会える”個性派ドレス100着2020年9月に続き開催された「#this dress」の第2弾となる今回は、ひとりの人間が持ち合わせる多様な<ポートレート=人物像>に着想を得た。ある時は天真爛漫に笑い、ある時は生真面目に過ごす。そして特別な誰かの前では甘えん坊になってみたり…。会場では、そんな女性の中に潜む‟沢山の自分”を思い切り表現してほしい、という想いから、全100種類に及ぶ多彩なドレスが集結する。国内外の人気ブランド注目は、リ・スタイルで取り扱っている有名ブランドのドレス群。マメ(Mame Kurogouchi)、アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)、アキラナカ(AKIRANAKA)、ルール ロジェット(leur logette)といった国内ブランドから、シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)、クリスチャン ワイナンツ(christian wijnants)、ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)、パコ ラバンヌ(paco rabanne)といった海外の人気ブランドまで、実に様々なテイストのドレスが店頭に並ぶ。ヴィンテージもまた中には、ヨーロッパを中心に集められた貴重なヴィンテージピースも登場。多彩なドレスの中から、あなたの魅力をより一層引き立てる、理想の一着を見つけてみてはいかがだろう。【詳細】「#this dress vol.2」期間:2021年4月7日(水)~20日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館3階 リ・スタイル住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1<参加ブランド>アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)、アキラナカ(AKIRANAKA)、セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)、チカ キサダ(Chika Kisada)、チョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)、クリスチャン ワイナンツ(christian wijnants)、エリコカトリ(ERiKO KATORi)、 ガブリエラ コール ガーメンツ(Gabriela Coll Garments)、ガニー(GANNI)、ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)、 ルメール(LEMAIRE)、ルール ロジェット(leur logette)、マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi )、マリーン セル(Marine Serre)、ミスターイット(mister it.)、パコ ラバンヌ(paco rabanne)、フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)、ロク(ROKH)、サトル ササキ(SATORU SASAKI)、シュリンプス(Shrimps)、シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)、 ヴィンテージ
2021年04月10日2021年4月3~4日に、オンラインの舞台『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』が上演されました。同作は俳優・秋元才加さんを主演に迎え、『結婚』をテーマにLGBTなどの難しい題材を取り込みながら、新しい価値観の提案に挑んだ異色作です。「普通の結婚を」と考えていた女性が、女友達と結婚すると決めた理由同作の主人公・棚橋エリは、『普通の結婚』を希望している30歳目前の女性です。結婚を考えていた恋人に突然、別れを告げられ、婚活サイト『SUPER FLAT LIFE』に登録。すると、同サイトの性別不詳の支配人・アキラが理想の結婚相手を提案してくれるのですが、その相手は『同性婚を望む超合理主義者の女性』『別居婚を求める男性』『バツイチのレズビアン』『契約結婚を求める男性』など、エリにとっては『普通』ではない人ばかりでした。さらに、結婚を考えていた恋人が実はゲイだったという事実も発覚し、困惑するエリ。最終的には、現代では『普通』ではない、女性の友人と事実婚をするという道を選ぶことになります。奇をてらったようにも思える結末ですが、視聴者が物語を見ているうちに自然と「なるほど、そういう道もあるのかもしれない」と感じられるような構成になっているのが、同作の肝です。自分が考える『普通』が、ほかの人の『普通』とは限りません。そういった、当たり前のはずなのに理解することが難しい事実に改めて気付かされ、何が自分の本当の幸せなのかを、同作は考えさせてくれます。性別、セクシャリティ、未婚や既婚…。これまでの常識を取り払った、まさしく『スーパーフラット』な考えを提案している同作。誰かに作られたルールを頭から取り払った時、あなたが本当に求めるものはなんでしょうか。同作は視聴者も自由にコメントができるようになっており、このような声が上がりました。・もともと結婚願望はなかったけれど、この作品を見て結婚もいいのではと思えるようになった。・こういう、現代ではなかなか話せないことを相談しあえる場があってもいいと思った。・とても素敵な作品。こんな価値観があるのだと気付かされた。・今は斬新な作品に見えるけれど、将来的には普通と思えるものになってほしい。秋元才加「同作を通じて、みんながよりよく幸せに暮らせる方法について考えられれば」同作で主演を務めた秋元才加さんはもともとLGBTへの理解を持ち、さまざまな番組やSNSで、支援の言葉を語ってきた女性です。そんな秋元才加さんは同作で主演を務めるにあたり、このように語りました。『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』で描かれる『結婚観』というテーマは個人的にすごく興味のある話題でしたし、結婚制度やセクシャリティについて深く切り込んだ作品に関わるのが初めてだったので、すごくやりがいを感じました。私の演じる棚橋エリは、常識だったり、世間体の枠に自らをハメこんでいる女性で、劇中にはそういったみなさんにも共感してもらえるポイントがたくさんちりばめられています。この作品が、結婚についてや、性別関係なくみんながよりよく幸せに暮らせる方法について考えるきっかけになればいいなと思います。秋元才加さんの「この作品が、結婚についてや、性別関係なくみんながよりよく幸せに暮らせる方法について考えるきっかけになればいい」との言葉どおり、同作を見た人は新しい価値観を知り、改めて考えさせられたようです。最近では、2021年3月にトランスジェンダーを題材にした、草なぎ剛さん主演の映画『ミッドナイトスワン』が『日本アカデミー賞』最優秀作品賞に輝きました。こういったことや、『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』に高評価の声が寄せられている事実を考えると、少しずつですがLGBTへの理解が深まっていっているのかもしれません。『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』のリアルタイムでの上演は終了しましたが、2021年4月11日までは、アーカイブで有料鑑賞することができます。「新しい価値観に触れたい」と感じた人は、ぜひチェックしてみてください。SUPER FLAT LIFE-スーパーフラットライフ-[文・構成/grape編集部]
2021年04月05日アキラナカ(AKIRANAKA)のシューズコレクションから新作が登場。アキラナカ新作ミュール&サンダル2019年春夏シーズンからデビューしたアキラナカのシューズコレクション。人間工学に基づいた、履きやすさとデザインを兼ね備えた特別なシューズを展開している。そんなシューズコレクションから新作ミュール「Matai」とサンダル「Diselma」がラインナップ。捻ったレザーアッパー×円錐ヒール「Matai」は、強度と柔らかさを合わせ持つステアレザーを繊細に捻ることで、立体的なフォルムに仕上げたミュール。円錐型のヒールを組み合わせることでより一層スタイリッシュなムードを演出した。インソールにはアッパーと同色のホースレザーが使用されているため、着用時はもちろん脱いだ時もエレガントな佇まいに。カラーは、シックなブラックと柔らかい印象のベージュを取り揃える。足型ソール×レザーストラップ「Diselma」は、足型のソールに、日本の“結び”から着想を得て作られたレザーストラップを組み合わせたフラットサンダル。ストラップは、クッション性を持たせているため、柔らかく足を支えてくれる。アウトソールは、ガムソールに涼し気なジュートを組み合わせることでリラックスした印象に。踵には薄いヒールが付いているので、サンダルでありながらも歩きやすく、足馴染みが良いのも嬉しいポイントだ。カラーは、ストラップからソールまでブラックで統一したものと、ストラップとソールで異なるカラーを採用してコントラストを効かせたものの2色からセレクトできる。【詳細】アキラナカ シューズコレクション新作発売日:2021年3月16日(金)取扱店舗:セレクトショップ(アキラナカ シューズ取扱い店舗)、アキラナカ公式オンラインストアアイテム:・「Matai」59,400円(税込)・「Diselma」48,400円(税込)【問い合わせ先】ハルミ ショールームTEL:03-6433-5395
2021年03月27日『親も、女であり男である』ということは、まぎれもない事実です。何らかの事情によって離婚することもあれば、再婚することもあるでしょう。とはいえ、実の子どもという立場からすると、そんな親たちの事情に振り回されてしまうわけで…。Youtubeチャンネル『漫画エンジェルネコオカ』では、まさにそんな親たちに振り回されてしまう異母姉弟の動画が配信中です。そろそろ話してくれてもいいんじゃないの大学1年生のアキラは、友人であるサトシの家に居候しています。理由は、父親の2度目の離婚。新しい母親と義理の姉シズカと一緒に住み始めて1年足らずで、また離ればなれになってしまったのです。アキラは、大学3年生のシズカのことが好きで、これからさらに仲を深めようとしていた時に離ればなれになり、実の父親を恨んで家出。そのことを、ようやくサトシに打ち明けました。次の恋を探せばいいそんなアキラに、サトシは「次の恋を見つければいい」とアドバイスし、シズカに想いを伝えられていないことを思い悩むアキラを合コンに誘います。あまり気乗りがしないまま合コンに参加したアキラですが、お相手の女子大のお姉様たちのなかには義理の姉シズカの姿が…。合コンではアキラを完全に無視していたシズカですが、ゆるふわ系美人のミランと盛り上がっていたアキラを見て、けんか腰に話しかけてきました。それをきっかけに、アキラとシズカは一緒に暮らしていた頃の日常生活を暴露し合い、周りの人たちから気遣われますが…。気になる続きは、動画でご覧ください。この後、2人は両思いで、お互いの親が離婚したせいで想いを告げられなかったことが分かり、交際することになります。さらに、アキラの父とシズカの母が、再婚するという思いがけない展開も…。『親である前に男と女』ということは分かりますが、実の子どもの立場からいえば、人騒がせな親かもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年02月20日会社でずっとイヤなことが続いていたら、誰でも辞めたいと思ってしまいます。男性社員からいじめられ、上司からセクシャルハラスメントを受けていれば、なおさらですが…。YouTubeチャンネル『漫画エンジェルネコオカ』では、女性社員がそんな境遇に耐えながら新入社員の面倒を見ていたら、とんとん拍子にハッピーになった動画を配信中です。ちょうどいいブスとある会社の地方支店で、唯一、女性社員のシズカ。というのも、男性社員からの嫌がらせが理由で、会社に入社してくる女性社員が次々と辞めてしまうからです。男性社員からのいじめだけでなく、シズカは、支店長のワルオからセクシャルハラスメントを受けていました。そんな毎日を送っているシズカは、男性社員が自分のことをワルオにお似合いの「ちょうどいいブス」と陰口をたたいているのを聞き、そろそろこの会社を辞めようと思うのでした。私だけだから…そんな中、シズカは、ワルオに頼まれて中途採用の新入社員アキラを教育担当として面倒見ることに…。根暗そうな風貌をしたアキラですが、中途採用とは思えないほど仕事をこなし、シズカだけ仕事量が多いのではないかと心配してくれました。シズカは諦めたように「事務職は私だけだから…」といい、その日も残って仕事をしようとすると、ワルオからアキラの歓迎会を開くことを告げられ、なかば強引に近くの店に連れて行かれるのでした。その後、酒の席でアキラと打ち解けたシズカは、2人で飲み直すことに…。シズカは、話し上手なアキラと、始発の時間になるまで会社の愚痴話に花を咲かせます。この日をきっかけにアキラと少しずつ仲良くなり、仕事も以前より楽しいと思えるようになっていたシズカですが…。この続きは、ぜひ動画でご覧ください。この後、アキラは次期社長に就任し、内情調査のために支店で働いていたことが分かります。早速、ワルオは一般職へ降格、本社勤務となったシズカは、結婚を前提にアキラと交際することに…。辛い状況でもコツコツと頑張って仕事をしていると、いいことがあるかもしれませんね。2021年のスタートにふさわしい、『シンデレラストーリー』でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年01月29日俳優の阿部寛が、映画『とんび』(2022年公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。北村匠海が息子役を務める。同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。主人公のヤスこと市川安男役には阿部寛が決定し、破天荒で愛すべき父・ヤスを圧巻の表現力で演じる。息子・アキラこと市川旭役は北村匠海で、2人は本作が初共演ながらも、親子の繊細な関係を見事に演じきった。 これまで2度テレビドラマ化され話題を呼んだ、時代を超えて愛され続ける永遠のベストセラー小説が、豪華キャスト・スタッフにより、オリジナルエピソードが加えられ、映画版『とんび』として新たに蘇ることになる。撮影は2020年11月14日から12月24日にかけて岡山県、兵庫県、関東地区にて行われた。○阿部寛 コメントこれまで2度映像化されている名作ですからプレッシャーはありました。「阿部さんのヤスが見てみたい」という言葉をもらい、お受けすることを決めました。これだけ魅力的な主人公を演じられるというのは非常にやりがいがありました。本作は、不器用な父・ヤスと息子・アキラの情愛、そして町の人々の人情も強く描かれています。ヤスにとっての“家族”は登場人物全員、町の人々皆が支え合いながら生きていく姿がこの映画の魅力です。ひとつの家族だけではなく、様々な形の家族が集合体となって大きな家族を描く作品です。アキラを育てていくことにより、彼を取り巻く人々の愛が錯綜する物語です。昭和30年代から令和までという長い時間を描いています。今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います。・北村匠海の印象は?伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら「とんびと鷹の物語」ができると感じました。・瀬々敬久監督について瀬々さんにはいつも本当に感動する。惜しみなく作品の為に自分を使い、なりふり構わず撮影に集中していく。役者の気持ちや演技をしっかり見ていて、周りを見ながら最大限の撮影をしていく。そんな監督を皆信じて進行している現場でした。○北村匠海 コメントテレビドラマに続き3度目の映像化で、出演のお話しをいただいた時にプレッシャーはありましたが、監督から「北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない」という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました。この作品で描かれている、家族の愛という形だけではなく、アキラを皆が大切に育ててきた、そういう愛を心に受けて育ってきたアキラという人物を演じられるということ、それを届けられるということが非常に幸せだなと感じました。家族という存在は、色んな形はあれど時が経っても変わらないもので、どんなに時代がデジタルになろうがその繋がりは変わらず、この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います。ひとつの命がどんどん成長し、様々なことを乗り越えていく様を、僕の演じるアキラはこの映画の中で体現しています。そこに寄り添う父と、親子ふたりを取り巻く暖かい人々の愛の物語を是非とも映画館で体感して欲しいなと思います。・阿部寛の印象は??今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい…、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています。・瀬々敬久監督についてたっぷり時間を使って映画というものを最大限贅沢に撮っている印象です。チーム全体が信頼をもって監督の指揮に乗っかっていき、演じている僕達も心地良くて、演技の中で色々と試せる場所を沢山作ってくださる、可能性と時間を与えてくださる監督だなと思います。贅沢な時間を過ごさせていただきました。○重松清 コメント阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として「新作」を誰よりも楽しみにしています。※重松さんのコメントをご掲載いただく際は、抜粋でのご利用はお控えいただけるようご協力下さいませ。○瀬々敬久監督 コメント小説『とんび』は今まで二度テレビドラマ化されているだけあって物語の強さを感じます。日本の伝統的な、それこそ国定忠治から、菊池寛や山本周五郎の世界につながるような人情噺で、生き生きとした人々の暮らしがそこに描かれています。特に、原作者の重松清さんの自伝的な部分が、息子のアキラに投影されていて、僕はちょうど重松さんやアキラと同世代に当たるのでその時代感覚に親しいものを覚えました。高度経済成長期に小学校で、30歳になる前に昭和が終わり、やがてバブル崩壊。あの生き生きと活気があり、隣近所の人たちは、皆知り合いだった時代を知っている世代。一も二もなく引き受けました。映画では令和の時代まで描いています。そこはオリジナルの部分です。あの時代とは何だったのか。そしてあの時代にあった親と子の関係、それは今でも共通するものだろうし、人と人が一緒に生きること、その素晴らしさ。私たちはどこから来て、どこに行くのか。そこを探ってみたいと思いました。活気あふれる躍動感ある豪華な俳優陣が集まってくれました。どのシーンも熱く、それでいて情感たっぷりで、ものすごいシーンの連続になっています。編集ラッシュを見ましたが自分たちが撮影したことを忘れて魅入りました。主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和生まれのアキラを演じてくれています。決して古びることのない重松清さんの『とんび』の世界、新たな映画版をぜひ、ご期待ください。○天馬少京プロデューサー コメント重松清さんの原作『とんび』は昭和中期以降の瀬戸内を舞台とした物語ですが、そこで描かれるヤスとアキラ、二人を取り巻く町の人々の生き方からは、当時の価値観や規範だけには決して収まらない大らかさ、真に普遍的な温かさを感じました。社会や家族の在り方が急激に変化している時代の移ろいの中で、人と人が純粋に想い合う気持ちとはどういうものなのか、なぜそれが現代においても大切で尊いものなのか。瀬々監督のもと、阿部 寛さん、北村匠海さんをはじめとしたこれ以上ない豪華なキャストの方々が集まり、スタッフ全員の力が結実した作品になると思います。映画という新たな装いでお届けする『とんび』、ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。
2021年01月28日阿部寛主演、北村匠海共演で、これまで2度TVドラマ化された重松清のベストセラー小説「とんび」が待望の初映画化。監督は『64-ロクヨン-』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』など多くのヒット作を手掛ける瀬々敬久が務める。物語の舞台は広島県備後市。ヤス(市川安男)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた――。主人公のヤスこと市川安男役には、数々の人気作に出演し、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などで大ヒットを飛ばした日本を代表する唯一無二の俳優・阿部寛。破天荒で愛すべき父・ヤスを圧巻の表現力で演じる。「明るさと、優しさ、パワフルな男らしさを兼ね備え、昭和の香りを知っている阿部さんとならば、活気に満ち溢れた作品に出来る」と瀬々監督。息子・アキラこと市川旭役には、『思い、思われ、ふり、ふられ』『とんかつDJアゲ太郎』『東京リベンジャーズ』など幅広いジャンルでの映画主演が続き、いま最も注目を浴びる若手実力派・北村匠海。阿部さんとは本作が初共演ながらも、親子の繊細な関係を見事に演じきった。主演の阿部さんは「今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います」とコメント。北村さんの印象について「伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら『とんびと鷹の物語』ができると感じました」と、初タッグに手応えを見せる。一方、北村さんは、「家族という存在は、時が経っても変わらないもの。この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います」と真摯にコメント。「監督から『北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない』という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました」と語る。阿部さんについては「今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい…、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています」と、こちらも温かく、確かな感触を得たよう。瀬々監督「新たなヤスさんが皆さんの前に現れる」そんな2人について、瀬々監督も「主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和生まれのアキラを演じてくれています」と自信を見せている。2020年末に重松氏の故郷でもある岡山県を中心に撮影が行われ、すでにクランクアップ。原作の重松氏は、「阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として『新作』を誰よりも楽しみにしています」と期待を寄せている。時代を超えて愛され続ける永遠のベストセラー小説が、豪華キャスト・スタッフによりオリジナルエピソードが加えられ、待望の映画版となる。阿部さんと北村さんの新たな“とんびと鷹”に、引き続き注目だ。『とんび』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年公開予定©2022『とんび』製作委員会
2021年01月28日誰も殺さず、最狂の偽善者から訳ありの少女を救出するミッションに挑む、岡田准一主演映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』。この度、スペシャルメイキング映像が公開された。岡田さん演じる伝説の殺し屋・ファブルのまさかの弱点、“極度の猫舌”を発揮する今回のメイキング映像。最初は、デザイン会社「オクトパス」に発注されたチラシを、「子供たちを危険から守るNPO団体」の代表・宇津帆(堤真一)に届けた先での一コマ。アキラの正体が、かつて自分を殺そうとしていたファブルとは知らず、歓迎して熱弁を振るう宇津帆とそれを見守るヒナコ(平手友梨奈)をよそに、アキラは熱々のコーヒーと格闘。妙な緊張感が走るが、カットがかかった後は思わず笑いだしてしまう。続くシーンでは、戦闘モードのファブルが、裏組織「真黒カンパニー」の海老原(安田顕)、黒塩(井之脇海)と電話しながらも、出来立てのたこ焼きと格闘する様子が確認できる。そして最後は、安藤政信演じる凄腕の殺し屋・鈴木が、電話をしながら悠々とたこ焼きを頬張る場面となっている。真顔で食べるシーンだが、カットがかかった瞬間、思わず笑みがこぼれる様子も映し出されている。『ザ・ファブル殺さない殺し屋』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル殺さない殺し屋 2021年2⽉5⽇より全国にて公開©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会
2020年12月25日今や、AIは、将棋やポーカーなどで人間と対戦し、勝利する時代になりました。YouTubeチャンネル『漫画エンジェルネコオカ』では、そんなAIが、現代の少子化対策の一貫で人間の結婚相手を決めたらどうなるか、という『タラレバ』の動画を配信しています。強制カップリング法大学を卒業したばかりのアオイは、22歳の会社員でかなりの面食い。大学生時代には、大学でも一番のイケメンともいわれるエイジ先輩に猛アタックして、めでたく恋人同士になりました。将来、アオイはエイジ先輩と結婚するつもりでしたが、突然、政府が少子化対策の一貫で『強制カップリング法』という法律を作り、20歳になった人は無理やり結婚させることになったのです。この法律に基づき、政府は公平を期すため、全て未婚の人の恋人関係を解消しました。そして、国民は、政府によって決められた相手と結婚させられることになったのです。普通に趣味です政府が『遺伝子的に相性がいい』として、アオイの結婚相手に決めたアキラは、お世辞にもイケメンとはいえない男性でした。あまり結婚に乗り気ではないアオイでしたが、結婚後はアキラのマンションに同居することに。マンションに向かう車内で、いろいろと意味深な質問をして来るアキラに、異常な趣味を持っているのではないかと疑うアオイでしたが、実は、アキラはお昼ご飯を用意してくれていたのです。そんなアキラの作ったサンドイッチは絶品で、アオイは早くも胃袋をつかまれ…。気になる続きは、YouTubeでご覧ください。この後、料理だけでなく家事全般も得意で、細かい気配りのできるアキラに、アオイはすっかり心を奪われ、幸せな結婚生活を送ることになります。結婚で大事なのは『外見』ではなく、『人柄と胃袋をしっかりつかむこと』ということなのでしょう。とはいえ、AIが、なぜこの2人を結婚させたのかが、とても気になる動画でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月15日マスクもファッションの一部として取り入れて、コーディネートやメイクを楽しむのがスタンダードになってきた今日この頃。ここではマスクのデザインに合わせたアイテムの選び方やポイントメイクのやり方をレクチャー! その他にも、マスクのバリエーションやおしゃれママのマスクスナップもあるのでぜひチェックして。● CONTENTS ●PART1マスクに合わせてコーデもチェンジ!PART2マスクに合うポイントメイクPART3おすすめのシンプルマスクと派手マスクPART4おしゃれママのマスクSNAP!PART1マスクのデザインに合わせてコーデもチェンジ!色柄ものや冬素材のマスクなど、さまざまなマスクに合わせてコーディネートするとおしゃれ度がグンとアップ!ワントーンコーデに柄マスクを投入!インパクトのある柄マスクをするときは、コーディネートはワントーンでまとめるのがおすすめ。キルティングのワンピースにセーラーカラーが可愛いニットカーディガンをレイヤードして全身ホワイトで統一すると、柄マスクがグッと引き立つ。バッグなどの小物でもう一色足してもグッドバランス!『マニプリ』のスカーフ柄をそのままポリエステル素材に落とし込んだマスク。内側はガーゼ素材を使用し、紐は調整可能でつけ心地もやさしい。さまざまな柄があるのでファッション感覚で取り入れて。マスク¥2,800/マニプリ(フラッパーズ)、カーディガン¥7,900/フリークス ストア(フリークス ストア渋谷)、ワンピース¥33,000/エフシーイーⓇ(ルート)、トップス¥3,800/カスタネ(ベースヤードトーキョー カスタネ原宿店)、ネックレス¥13,000/ヘルミーナ アテネ(シティショップ)、バッグ¥8,000/アンソテア(キャセリーニ)、ブーツ¥4,900/センスオブプレイス(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)カラーマスクの色味にあわせたフェミニンコーデ長めにつくられたリボンとほかで見ないやさしい色合いが特徴のカラーマスクには、同じ色味の変形ニットを合わせたり、カラフルなビーズバッグを取り入れたり、コーディネートも色を使うとおしゃれ度がアップ! やわらかい大人フェミニンな印象にしつつも、足元は黒のパンプスをプラスして全体を引き締めたのもポイント。耳元のリボンデザインと色使いがスタイリングのポイントになってくれる綿麻素材のマスク。やわらかい素材なので長時間つけていてもノンストレスで顔にやさしくフィットしてくれる。マスク¥2,000/ミスティック(ミスティック ベースヤード原宿店)、ニットトップス¥38,000/アンダーソン ベル(UTS PR)、キャミソールワンピース¥8,900/オメカシ(オメカシ新宿ルミネエスト)、パンツ¥4,900/グローバルワーク(アダストリア)、バッグ¥35,000/スーザンアレキサンドラ(シティショップ)、シューズ¥41,000/フミエタナカ(ドール)エッジを効かせて冬素材マスクをアップデート秋冬素材を使用したマスクは、ナチュラルな印象になりすぎないようにレザーやロングブーツなどを合わせてエッジを効かせると好バランス。レザージャケットに光沢感のあるショートパンツなど、異素材をミックスすると表情も変わる。マスクのストラップはあえて前に垂らしてアクセサリー感覚で楽しみたい。マスクコードとセットになった秋冬仕様のマスク。顔に触れる部分は肌にやさしいコットン100%の生地を使用。マスクコードは取り外し可能で長さ調節もできる。マスク(コードとセット)¥3,500/ミュラー オブ ヨシオクボ、レザージャケット¥9,800、ハーフパンツ¥6,500/ともにミスティック(ミスティック ベースヤード原宿店)、トップス¥42,000/ホルツワイラー(シティショップ)、中に着たハイネックトップス¥14,000/マノン(エムケースクエア)、ネックバッグ¥39,000/オソイ(UTS PR)、ブーツ¥6,900/センスオブプレイス(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)PART2マスクに合うポイントメイクマスクをしているとより重要になる目元の印象。ここでは柄マスクやカラーマスクに合わせたポイントメイクをレクチャー。ベージュマスカラでマスクとリンクナチュラルカラーのリボンマスクをするなら、同じトーンのマスカラをしてやさしい印象に。マスカラは根元から塗るより、まつ毛の半分くらいからバサッと塗ると抜け感が出ておしゃれ。このとき下まつ毛にはつけずにラフに仕上げるのがポイント。まつ毛の先端や目尻のみ、下まつ毛だけなど部分的に使って違った印象を楽しむのも◎。マスク¥2,000/ミスティック(ミスティック ベースヤード原宿店)、オールインワン¥25,000/シーワ、別注タートルネックトップス¥16,800/アイランド タイド×アーバンリサーチ ドアーズ(ともにアーバンリサーチ ドアーズ 二子玉川ライズ店)、イヤーカフ¥13,000/ルフェール(UTS PR)この秋誕生したコスメブランド『uneven(アニヴェン)』のカラーマスカラ。大人気のベージュは、砂のようなサラサラとした雰囲気をイメージ。色素が薄いような目元がつくれる。カラーマスカラ(サンドベージュ)¥1,500/アニヴェン(ミスティック ベースヤード原宿店)アイブロウジェルでさり気なく主張存在感のあるマスクをするときの目元は、アイブロウジェルで眉のみを目立たせるのがおすすめ。眉を逆立てるように下から上にジェルをたっぷりめに塗ると印象的な眉が完成する。マスカラを塗るならクリアタイプのものでナチュラルにして、あくまでも主役は眉に。マスク(3つセット)¥900※11月下旬発売予定/ギャップ(ギャップ新宿フラッグス店)、ニットトップス¥3,990/ユニクロ、中に着たシャツ¥6,900/フリークス ストア(フリークス ストア渋谷)、イヤリング¥1,700/スメリー(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)『RMK』のジェルタイプの透明アイブロウマスカラ。毛流れを自然に整えながらツヤ感をプラスし、フレッシュな印象に。ほどよいセット力で美しい仕上がりを長時間キープしてくれる。アイブロウジェル¥2,500/RMK(RMK Division)イエローのアイシャドウでカラー合わせバイカラーが可愛い冬素材マスクに合うのは、華やかな目元を演出してくれるイエローのアイシャドウ。目のキワにポンとのせて、縦幅が広がらないように指でぼかすとほどよく主張してくれる。マスクが欠かせない毎日でも、目元を彩り明るい雰囲気にしてくれるのでひとつ持っていると便利。マスク¥1,727/ルーム(サードオフィス)、マスクストラップ¥2,500/オメカシ(オメカシ新宿ルミネエスト)、ブラウス¥5,900※WEB限定/カスタネ(ベースヤードトーキョー カスタネ原宿店)、リング¥27,000/ルフェール(UTS PR)目元に潤いを与えながら、美しい発色をキープしてくれる『SHIRO』のアイシャドウリキッド。繊細なラメが光をまとって、まばたきをするたびにきらめきをプラスし、ドラマティックな印象に。カレンデュラアイシャドウリキッド(0I04:スプラウトイエロー)¥3,500/SHIRO(SHIRO カスタマーサポート)PART3おすすめのシンプルマスクと派手マスク今おすすめのシンプルマスクと派手マスクをご紹介! いろいろ集めてファッションの一部として取り入れよう。さまざまなコーデになじむ【シンプルマスク】1.天然素材を使用した肌にやさしいマスク。写真の白と色柄ものがセットになっているのでコーデにあわせて楽しめる。ゴムはサイズ調整可能。¥1,800(2つセット)/オムニゴッド(オムニゴッド代官山)2.一般的なマスクに比べてムレにくいハイゲージニットのテクニックを活かしたバイカラーマスク。毛羽立ちにくいところもポイント。¥1,350/ラッピンノット(UTS PR)3.表地は薄手のリネンでほどよいハリがあり、裏地はコットンカットソーで肌当たりも抜群。太めのタック入りなので、しっかりあごまでカバーしてくれる。¥1,000/ポルテ デ ブトン4.ふわふわの着け心地が気持ちいいシルク100%のマスク。無縫製で編み上げているので肌当たりもなくノンストレス。各¥2,400/ニュアラ5.長さが調整できるリボンタイプのマスクは、シルク100%で仕立てたもの。コットンが入るサイズのポケット付きなのでマスクスプレーをつけることも可能。¥2,000/イーアールエム(アダストリア)コーデの主役になる【派手マスク】1.ひとつ結びやハーフアップなど髪を結わいた部分にリボンを結んで留めるマスク。髪が短い場合はピンなどで固定して使用することも可能。¥4,200/ダン2.可愛らしいネコが全面にプリントされたマスクは、耳が痛くなりにくいフラットタイプのゴムを使用。¥1,800/ヴィーエル・バイ・ウィー(ススプレス)3.ビーズアクセサリーが人気の『ウィム』から登場したタイダイ柄マスク。ブランドタグもポイント!¥3,000/ウィム4.異なる柄が3枚セットになったコットン100%のマスク。ノーズワイヤー入りで快適フィット、フィルターが入る内ポケット付き、洗濯機洗いOKなど嬉しいポイントがいっぱい。¥900(3つセット)※11月下旬発売予定/ギャップ(ギャップ新宿フラッグス店)5.表地はサテン、肌側はリネン100%の生地を使用。女の子の好きなワードを刺しゅうに落とし込んだ、くすっと笑えるデザイン。¥2,700/ジェミニテールPART4おしゃれママのマスクSNAP!おしゃれなママはどんなマスクをつけてどんなファッションをしているの? 素敵な業界ママにクローズアップ!柄マスクにあえて柄アイテムをプラスname:蒲原香菜さん(3歳の男の子のママ)job:メゾンスペシャル ヴィジュアルディレクター、バイヤーInstagram:@kana_kambara「柄×柄やカラーものをモノトーンに合わせるスタイリングが好きなので、今日のコーデもタイダイマスク×柄ニット×柄パンツで合わせています。うるさくなりすぎないよう、ジレやシャツをレイヤードして中和したのもポイント。カラーを使ったスタイリングも多いのでシンプルで何色にも合うグレーのマスクも重宝しています。スカーフや帽子とドッキングされているようなファッション性の強いマスクも気になります」「祖母が息子とお揃いで手づくりしてくれたタイダイ柄のマスクに、『メゾンスペシャル』のマスクストラップをつけています。マスクストラップは、本当に便利でおすすめ! 何個か持っているとアクセ感覚で楽しめます。メイクは、色もののアイシャドウ、マスカラ、アイラインなどを使って、その日のスタイリングに合う色をチョイスしています」手作りのマスク、メゾンスペシャルのジレとシャツ、パロマウールのニットとパンツ、アクネのバッグ、メゾンエウレカのブーツ(すべて本人私物)カジュアルスタイルに遊びのあるマスクをname:百冨友香理さん(2歳の男の子のママ)job:bloc(@bloc_japon) ヘアデザイナーInstagram:@yukarimomotomi「クラシックなブラックワンピに動きやすいアウターやシューズをプラスしてカジュアルに。“merci”の刺しゅうを施したマスクを取り入れて遊びを加えたのもポイントです。お客様と接したり子どもといる時間が長いので、クセが強いマスクより、シンプルだけどコーデのワンアクセントになるような心地のいいマスクをして、バランスに気を付けています」「コットン素材で肌にもやさしいストレスフリーのマスクは『西川』のもの。“merci”の刺しゅうを施してオリジナルに仕上げています。メイクは、ナチュラルメイクにグリーンのマスカラをつけて遊びをプラス。やさしい色合いのオーガニックコットンのマスクとマスカラのグリーンがナチュラルモードな雰囲気で相性もバッチリです」西川のマスク、アキラナカのカーディガン、アークテリクスのアウター、クラネのワンピース、ジョンリンクスのインナー、アクネのバッグ、ナイキのシューズ(すべて本人私物)暖色系のカラーでまとめたマスクスタイルname:萩原聡子さん(2歳の女の子のママ)job:ビームス プレスInstagram:@ohagi___「暗くなりがちな冬の装いですが、明るめのピスタチオカラーのマスクに、あえてヴィヴィッドなオレンジのコートを合わせて暖色系でまとめています。マスクコーデは、マスクが主役になるように決めるときもあれば、同系色にまとめるときも。いくつか種類を集めてアクセサリー感覚で楽しむのがコツです。次に狙っているマスクは、『ビーミング by ビームス』の“涼”マスクの新色ブラウン。夏はもちろん、秋冬でも電車の中や会議室など、暖房が効いた室内で重宝してくれそうです」「ホールガーメント製法でつくられたニットマスクは、耳にかける紐の部分まで一回で編み上げているので、縫い目によるごわつきがなくやさしい着け心地です。マスクをするときは、ナチュラルメイクでも眉はしっかり描くのがマイルール。また、マスクを外したとき暗い表情にならないように、マスクに移りにくい仕様のマットリップをしています」KNT365×ビーミング by ビームスのマスク、バブアー×ビームス ボーイのジャケット、チャンピオン×レイ ビームスのトップス、ビームス ボーイのサーマルカットソー、ビームス ボーイのパンツ、バグゥのバッグ、ビルケンシュトックのシューズ(すべて本人私物)(SHOP LIST)アーバンリサーチ ドアーズ 二子玉川ライズ店050-2017-9058RMK Division0120-988-271アダストリアカスタマーサービス0120-601-162ウィムwhimtinythings@gmail.comUTS PR03-6427-1030エムケースクエア06-6534-1177オムニゴッド代官山03-5457-3625オメカシ新宿ルミネエスト 03-5341-4809キャセリーニ03-3475-0225ギャップ新宿フラッグス店03-5360-7800サードオフィス03-6825-8508ジェミニテールシティショップ03-6696-2332SHIRO カスタマーサポートinfo@shiro-shiro.jpススプレス03-6821-7739センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店03-6433-5548ダンドール03-4361-8240ニュアラinfo@puntoe.jpフラッパーズ03-5456-6866フリークス ストア渋谷03-6415-7728ベースヤードトーキョー カスタネ原宿店03-3486-5113ポルテ デ ブトン03-6277-2973ミスティック ベースヤード原宿店03-3486-5122ミュラー オブ ヨシオクボ03-3794-4037ユニクロ0120-170-296ルート03-6452-5867photography/Keisuke Kitamurastyling/Maki Otakehair & make-up/Naoyuki Ohgimotomodel/Kanoco
2020年11月25日