クレージュ(Courrèges)から、2024年の新たなアイコンバッグ「ホーリーバッグ(HOLY BAG)」が登場。“大きな円ハンドル”の新アイコンバッグ「ホーリー バッグ」「ホーリーバッグ」は、クレージュのアーカイブを再構築した、美しい流線フォルムが特徴のハンドバッグ。メゾンの特徴である左右対称のデザイン、大きなサークルシェイプのハンドルを採用した、美しいフォルムが特徴だ。フロントには、シルバーのチャームロゴを配置。内側には、収納に便利な内ポケットを配した。また、持ち手の固定に便利な、シルバーバックルつきの細いベルトタブもデザインのポイントとなっている。なお、バッグには、取り外し可能なストラップが付属。手持ち、肩掛けなどスタイルに応じて持ち方をアレンジできる。【詳細】クレージュ「ホーリーバッグ」発売日:2024年2月19日(月)販売店舗:クレージュ直営店、公式オンライン価格:カーフレザー 133,000円、グレインレザー 133,000円、エンボスクロコ柄レザー 149,000円【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2024年02月24日「あ」から始まった、この赤ちゃんカルタもいよいよ最終回「ん」の回となりました。こんにちは、イラストレーターの栗生です。赤ちゃんが離乳食を始める時期は、生後5ヶ月~6ヶ月頃。大人が食べているのを見て口をもぐもぐさせたり、よだれが出てきたりし始めたら開始のタイミングだそうです。わが家の子ども2人は、ともに生後6ヶ月の頃に離乳食を始めました。最初は2人とも「何でしょうかこれは…」みたいな顔をしながら10倍がゆを食していましたが、続けていくにつれ、上の子は慎重派で決まったものだけ食べがち、下の子は食欲旺盛で何でもトライする…と、食に対する姿勢がだいぶ違うことがわかりました。下の子は今、歯もかなり生えてきて、大人向けのおかずを細かくしたり、味を薄めたりしたものを食べています。自分の分はもちろん、隙あらば親や上の子のご飯まで狙ってくるレベルの大食らいです。でも「なんでも食べるから楽だわ~」と、うっかりしていると、突然口をクローズして受け入れ拒否したり、一旦口に入れたものをべ~っと出してきたりします。子育てに油断は禁物。今回、子育てのことを振り返りながら、このカルタを描き、あらためてそう感じたのでした。今日のカルタ「んべ~っと出てくる離乳食」
2016年08月24日こんにちは。イラストレーターの栗生です。今年もまた暑い季節がやってきましたね。四季の移ろいが早すぎて、爽やかだった5月や6月頃の残像が見えるようです。そういえば去年の夏、赤子はどんなだったかな、何してたっけかなぁとiPadのアルバムを見返したところ、ブレブレの写真が多数。どうやらムチムチボディを躍動させて遊ぶわが子が写っているようです。去年の7月には寝返りをすっかりマスターし、四つんばいの練習に励んだり、腹ばいになって頭と両手足を浮かせてバタバタ羽ばたいていたりしたっけ…。世の中にはこのしぐさ(腹ばいで両手足をバタバタさせる)をする赤ちゃんばかりではなく、うつぶせが嫌いで泣いてしまう子もいると聞きます。長女がまさに「(腹ばいでも手足をバタバタ)しない子」だったので、下の子で初めて目にしたときは「おお、これがうわさの飛行機ブーン!」と身悶え、ひたすら写真に収めまくったのでした。1年前は立つことも座ることもできなかった赤子ですが、1歳5ヶ月の現在は歩くことに夢中です。本人は布団の上で一生懸命羽ばたいていたことなんて、きっと覚えてもいないでしょう。と思うと、なんだかこのしぐさが急に懐かしく思えてきました。またいつかどこかでお目にかかりたいものです。今日のカルタ「両手両足羽ばたかせ」
2016年07月13日どうもこんにちは、栗生です。季節の変わり目ゆえか赤子が熱を出してしまい、久しぶりに小児科を受診してきました。小児科に行けば必ずと言っていいほど赤子の泣き叫ぶ声を聞くことになるのですが、我が家の赤子は泣き声が聞こえた途端緊張した面持ちになり、まだ何もされていないのに泣いてしまうこともしばしば。そういえば、産後すぐの赤ちゃんも、ほかの赤ちゃんに共鳴するかのように泣いていた気がします。私が出産した産院では、食事のときはダイニングルームに移動するのですが、そのとき赤子も一緒にベッドに乗せて移動します。ママたちが食事をしている間、壁際にずらりと並んだ新生児たち。そのうち1人が泣き出すと、ほかの子もザワ…ザワ…となり、つられ泣き。最初は「誰かな~」「うちかな~」「新生児の泣き声似てるね~」などと談笑しているのですが、泣きが本格的になってくると、お母さんがたは食事もそこそこに赤子のベッドを押して去っていくのでした。また、上の子が生まれて半年ほど経った頃、赤ちゃんがいる知り合いのお宅にお邪魔したときのこと。赤ちゃんはそれぞれ床に転がったり抱っこされたりして、おとなしくしていたのですが、一緒に写真を撮りましょー!と隣同士に並ばされた途端、片方がヘアー!と大泣き。それを見たもう片方もなんだかわからんがホゲアー!と泣き始め、大人たちはアラアラマアマアと言いながら各自赤子をあやしたのでした。赤ちゃんの泣きの連鎖、面白いですね。今日のカルタ「もらい泣き つられ泣き」
2016年06月08日こんにちは、イラストレーターの栗生です。何だかあっという間に連休ですね。連休ですが、幼児2人とずっと一緒だと思うと「むしろ連勤だな~」という気持ちになります。体力がゼロにならないよう策を練らないと…。さて、今回の赤ちゃんカルタは「へ」です。赤ちゃんと暮らした経験がある方は聞いたことがあるかもしれません。赤子が漏らす、音とも何ともつかない「へ~」という声を…。実際何割ほどの赤ちゃんがそんな声を出すのかわかりませんが、去年出産を終えた私は、たしかに新生児が「へ~」という音をさせていたのを聞きました。意図していないのにうっかり口から漏れちゃった、みたいな風情と、天上の音曲であるかのような今まで聞いたことのない音色。新生児のたまらん萌えポイントとしてイラストにも描いていたのに、どんな音だったのか、どういう声だったのか、今となってはまったく思い出せないのです。そういえば上の子が産まれたときはどうだったっけ…と記憶をたどってみましたが、「へ~」という声を聞いたかどうかすら思い出せないという…。1年前の私よ、そんなにかわいかったのなら録音しておくべきだったよ! 時が経ってからいつでも思い出せるなんてことなかったよ!今日のカルタ「へ~って言う」
2016年04月27日こんにちは、栗生です。保育園の慣らし保育が終わり、「ようやく仕事ができる~」と思ったのもつかの間、1歳児が熱を出して3日間お休みとなりました。集団生活1年目あるあるですね…(遠い目)。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ふ」。寒さの厳しい冬場、手足の先までモッコモコのジャンプスーツを着ている赤ちゃんを見かけることが多くなった気がします(暖かい地域ではそうでもないかもしれません)。このジャンプスーツ姿の赤子の着ぐるみっぽさがたまらなくて、街で赤ちゃんを見かけるたびに、ついつい目で追ってしまうのです。さらに言うと、前向きタイプの抱っこ紐にモコモコ赤子をインした親御さんがこっちに歩いてくるとき。あれ、どうしても目がそらせなくて5秒間ほど見つめてしまうことがあります。見知らぬファミリーをガン見するとは大変失礼なことと存じ上げているのですが、モッコモコのかわいい赤ちゃんを、見るなと言うほうが無理なのです。ところで、防寒着以上に強力なぬいぐるみ感を放っているのがベビー向けの仮装用衣装。去年のハロウィンはなんとなくスルーしてしまいましたが、後からテンション高めの衣装を着せられた赤ちゃんの画像を検索しては身悶えている始末です。親のエゴと言われようともかわいいものはかわいいのです。今年は何か着せてみようかな…。今日のカルタ「冬はぬいぐるみ化する」
2016年04月20日すっかり春めいてきた今日この頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。わが家は、この春転園した子どもたちが、慣らし保育に入りました。慣らし保育とは文字通り「保育に慣れさせる」ことで、通常時よりも保育園で預かってもらう時間が短くなっています。その分、いつもより子どもと過ごす時間が長せるので、それはそれで楽しいのですが、仕事のほうが死にかけております。同じ思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。さて、今回の赤ちゃんカルタは「ひ」です。赤ちゃんって基本的に、表情がそれほど豊かではないですよね。あまり赤ちゃんに接していない人であれば、笑顔、泣き顔、真顔、寝顔ぐらいしか見られないかもしれません。ですが、表情に乏しいように見えて、実はさまざまな顔をしています。わが子でいうと、たとえば生後数週間経ったある日。いつものように授乳しようと抱き上げるとふいにおちょぼ口になる。これは乳を飲むときのイメトレ…? また、生後8ヶ月ぐらいの頃には、ほおの内側を吸い込んだり、下唇を突き出してアゴをしゃくれさせたりしているのを、なぜだか頻繁に見かけました。ふと見ると顔がしゃくれている赤子、シュールであります。赤子は基本的に真顔なので、見ることができるとすごく得した気分になります。成長するにつれ、表情がくるくると変化するようになり、それはそれで人間らしく、とてもかわいいのですが、赤ちゃん時代しか見られないひょうきんな表情も逃さず見ておきたいですね。今日のカルタ「ひょうきんな顔をする」
2016年04月13日三寒四温の気温差に春を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 自分と子どもの鼻水拭きに専念するあまり、子どもたちの転園・入園準備をすっかりおろそかにしていた(見ないふりをしていただけともいう)、イラストレーター、栗生でございます。子どもを産むまで知らなかったんですが、赤ちゃんってすぐに鼻水を出すんですよね。わが家の赤子は夜、鼻づまりと咳で起きてしまうことがあります。そういうときには朝、赤子の顔がカピカピになっており、シーツは鼻水でところどころ黄色の迷彩柄に。「うん、病院行こう」と固く決意する瞬間です。しかし、事情によってはすぐに受診できないこともあります。そんなときは定番育児用品のひとつである鼻水を吸引する器具、これが活躍します。赤子のウブな鼻の穴にチューブを入れて、親の口の吸引力により鼻水を吸い出すというシンプルな構造に当初はやや引き気味だったのですが、これを使わざるを得ないくらい、赤子の鼻はすぐ詰まるのです…。しかし、低月齢児ではこのチューブの先が鼻の穴の大きさより大きく、鼻に入らないことがあります。難儀していたら、実父に「昔は直接鼻の穴に口をつけて吸い出していた、母親ならできるだろう」と言われて、おののきました。そこは母限定しなくてもいいんでは…? 一応やってみましたが、「難しい上にやる側も、もれなく菌をもらう」という仕様ゆえ、病院で吸引してもらうのがいいという結論に落ち着いた次第です。そういえば、最近では電動の鼻水吸引機もいくつか出ており、レンタルできるものもあるので大変気になっています。ちょうど手持ちのシンプル系器具は、嫌がって鼻に差し込むのもまともに吸引するのも難しくなってきたところ。ぜひ試してみたいものです。今日のカルタ「鼻水がエンドレス」
2016年04月06日こんにちは、イラストレーターの栗生です。わが家の赤子は1歳1ヶ月。すでに乳児期は終わっていますが、まだ朝晩の授乳は欠かせません。離乳食はしっかり食べているので、現在の赤子にとっての授乳は、食事というより趣味とかコミュニケーションの一環になっているような気がします。今日も「マンマ〜」と甘えた声を出しながら乳を吸っていますが、時折、母の首や脇腹をここぞとばかりにわしづかみしたり、こねくり回したり、はたまたひねり潰したりしてくるのは一体何なのでしょうか。先日、クリエイター系のイベントにブースを出した際、乳児連れのお客さんが立ち寄ってくれたので、気になっていたこの問題について聞いてみたところ、「授乳中、こちらの腕やら乳首やらをつまんだりしてくるけれど、思いっきりつかんでくることはあまりない」とのこと。なるほど。ところで先日Twitterに「抱っこすると、赤ちゃんが喉元を突いてくる」というイラストをアップしたところ、共感のコメントを多数いただきました。喉アタックは、脇腹&乳首わしづかみ攻撃よりも「赤ちゃんあるある」な攻撃なのかもしれません。なぜそこを執拗に突いてくるのか、機会があれば当人(赤ちゃん)に問うてみたいものですが、話ができるようになる頃には、きっとそんなこと忘れているでしょう。私としては胎内記憶よりも聞いてみたいことなのですが。今日のカルタ「のどを狙う」
2016年03月23日こんにちは、イラストレーターの栗生です。幼稚園や保育園に通う子どもがいると、朝は特に忙しいですよね。わが家の子どもたちは別々の保育園に通っていて、上の子と夫は一足早く先に家を出、私と下の子は少し後に出て行きます。朝のバタバタを終えて、保育園の荷物も持った、上着も着せた、さあ出かけよう…というときにふと漂う、ほのかな、しかし確実に赤子の下半身から発せられた系の、色で言えば黄色~茶系の…まあ、平たく言えばうんちのにおいがする…ええ、よくあることですよね。出がけのアウトプット。それでオムツをいそいそと替えまして、さて、と抱っこ紐に入れたところでまた香ってくる2回目の茶系臭…。私は家で仕事をしているので、保育園への出発前にモタモタしていてもそれほど致命傷にはならないのですが、お勤めの親御さん方におかれましては、出発時刻ギリギリのハプニングは大変ツラいものがあろうかと思います。皆さん、本当にお疲れさまです。今日のカルタ「二度あることは三度ある」
2016年03月02日どうもこんにちは。朝晩冷え込むようになり、掛け布団をはねのける子どもたちの布団を掛け直す仕事に従事していたところ、あっさり風邪をひいた栗生です。そして努力の甲斐なく鼻水をたらしている子どもたち。秋、それは切ない季節でございます。さて、赤ちゃんカルタ第4回は「え」です。赤ちゃんって体がとても柔らかいですよね。我が家の赤子も180°以上開閉脚しながらのアクロバティック飲乳、前後に開脚しながらおもちゃの味くらべをするなど、日々驚きの姿を披露しています。これは日中に限ったことではありません。人々が寝静まった夜間にも行われます。ある夜、寝室で何かうごめいている気配がしたのでそーっとのぞいてみたところ…そこにはうつぶせになりヒップアップに励む赤子の姿が!またある夜、突如鼻に痛みを感じて起きると…上下さかさまの状態から回し蹴りを連続で放ってくる赤子の姿が! 君は格闘家か! 親はサンドバッグか!上の子の乳児期には夜泣きで起こされることが多かったのですが、今はこのヒップアップからの回し蹴りやかかと落としといった足技をくらって目が覚めます。ヒップアップは親を油断させるトラップだったのです…。初めて赤ちゃんのダイナミックな寝相を目撃したときは、あまりの自由さに感激すらしたものですが、暴力に訴えるのはやめていただきたいと切に願う秋の夜長でありました。今日のかるた「エクササイズに余念なし」
2015年10月28日はじめまして、イラストレーターの栗生ゑゐこと申します。上に3歳、下に今年1月に産まれた赤子を持つ“親ビギナー”でございます。このコラムでは、赤ちゃんのいる生活で発見したことをカルタ形式のイラストでお送りしてまいります。どうぞよろしくお付き合いくださいませ。さて、赤ちゃんがいる生活というのはどのようなものでしょう。我が家では2回目の「赤ちゃんがいる生活」が始まって早7カ月が経とうとしています。私自身妊娠するまで赤ちゃんとは縁のない生活を送っていたため、産後の暮らしがどんなものか全く想像がつきませんでした。ネットや育児雑誌を見ると、膨大な情報の中に産後うつ、孤育て、密室育児、産後クライシス…と何やら不穏なワードがチラっと見え、これは相当ヤバい仕事なのでは? ということがうっすらと見えてきたのです。上の子の赤ちゃん期は授乳や寝かしつけ、病院通いや夜泣き対応などそれなりに大変ではありましたが、産前に覚悟しすぎたためか思っていたよりも楽しい時間を過ごせたように思います。というのは、泣くか寝るかしかしないと思っていた赤ちゃんが「意外と笑う」ことがわかったからです。赤ちゃんの笑いには段階があり、産まれて間もない頃は生理的な笑み(新生児微笑)、その後は大人が笑いかけたりあやしてやると、声を上げて笑うようになるそうです(社会的微笑)。新生児期を過ぎた赤ちゃんを実際あやしてみると、ただ微笑むばかりではありません。ウケすぎて咳き込むほどの大爆笑や、「仕方ないな笑ってやるか、ハハ…」みたいな薄いスマイル、口の端をニヤリと上げる不敵な笑みなど、さまざまな笑い顔を見せてくれます。我が家の赤子が狂喜する鉄板ネタは、「鏡の前で抱っこ&ダンス」です。何の曲でもいいらしく、ときおり「ギュィ~ン」とエアギターのように背中を掻いてやると呼吸困難になるくらい笑いこけています。5カ月ごろまでは、仰向けになった状態で「頭上タオルひらひら」が人気でしたが、ハイハイやおすわりができるようになってからは仰向けにされると泣いてしまうのでやらなくなってしまいました。ネタの旬が短いのは成長の早い赤ちゃんならではと言えるかもしれません。また、あまりにウケてくれるのでこちらが調子に乗って何回もやると、ぴくりとも笑わなくなる…。ということがよくあります。そうだよね、赤ちゃんにも気分ってものがあるよね…。今日のかるた「あかごのツボと秋の空」
2015年10月07日