ディズニーの実写版『アラジン』に主演しながらも、その後、人種差別によりオーディションにすら呼んでもらえないと嘆いていたメナ・マスードに、再び銀幕で活躍するチャンスが到来か。実写版『アラジン』の続編製作が、本格的に始まりそうだと「Variety」誌などが報じた。ここ半年ほど、前作のプロデューサーであるダン・リン&ジョナサン・アイリッヒが続編の方向性について話し合ったという。2人は引き続き製作を担当し、製作総指揮はライアン・ハルプリン(『レゴ ムービー』シリーズ)が務める。脚本はジョン・ゲイティンズ(『フライト』『キングコング:髑髏島の巨神』)とアンドレア・バーロフ(『ワールド・トレード・センター』)の2人が手掛けることが決定している。ガイ・リッチーが再びメガホンを取るかは不明だが、製作陣はウィル・スミス、メナ、ナオミ・スコットの主要キャスト3人のカムバックを望んでいるが、脚本が仕上がってから出演オファーするとのこと。『アラジン』関連ニュースとしてはほかに、「Disney+」が同作の新キャラクター、アンダース王子を主人公としたスピンオフ作品を企画中と報じられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年02月14日ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコットらが出演し、大ヒットとなった実写版『アラジン』からスピンオフ映画が誕生するようだ。「The Hollywood Reporter」によれば、「Disney+」が『アラジン』のキャラクター、アンダース王子を主役とした映画を企画中だという。アンダース王子はアニメ版には存在せず、実写版に登場した新たなキャラクター。演じたビリー・マグヌッセンが、プロデューサーやディズニーにスピンオフ映画のアイディアを持ち掛け、企画に参加しているとのこと。脚本家には、キアヌ・リーヴスが本人役で出演することが話題となったスポンジ・ボブの映画『The SpongeBob Movie: Sponge on the Run』(原題)のジョーダン・ダン&マイケル・クヴァムが起用された。プロデューサーは『アラジン』のダン・リン&ジョナサン・アイリッヒ。つい最近、アラジンを演じたメナ・マスードが、人種問題によって『アラジン』以降オーディションにさえ呼んでもらえないという悲痛の叫びを上げたタイミングだったため、インターネット上ではディズニーに対する不満の声も見られる。(Hiromi Kaku)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年12月09日実写映画『アラジン』のUSプレミアが5月21日(日本時間5月22日)に行われ、ジーニー役のウィル・スミス、アラジン役のメナ・マスード、ジャスミン役のナオミ・スコット、そしてガイ・リッチー監督が登場し、会場が素敵な魔法に包まれた。5月24日の全米公開に先駆けて行われた今回のプレミアは、ハリウッドのエル・キャピタンシアターで華々しく開催。いま世界中から最も注目を集めている作品とあって、大きな魔法のじゅうたんが設置されるなど、『アラジン』の世界観が再現された会場には、世界中から報道陣が駆けつけ、多くのファンも集まり大賑わい。今回大役を手にしたメナは「ここにいるキャストと、ガイ(・リッチー監督)、そしてディズニーのことを、とても誇りに思っているんだ。この映画を観た少年や少女たちは自分のように思えるキャラクターに出会えるんだよ!」と思いを明かし、劇中で披露される歌唱力も話題のナオミは、新たな新曲「スピーチレス」について「とてもエモーショナルな体験になったわ。自分自身の、あえて最も弱い部分を使って、ジャスミンが乗り越えようとしていることに触れようとしたの」とコメントした。一方、先日の来日で日本のファンを魅了したウィルは「僕は、ディズニーの魔法って本当にあるんだなと思ったよ。これは、僕にとって初のディズニー映画だ。ディズニーはそれぞれのストーリーの核心に、人の子供心を呼び起こす何かを入れられるんだと思う。人を微笑ませ、感謝の気持ちを覚えさせる何かをね」と、ディズニー作品の持つ力について語る。また、ジーニーに共感したことについて「彼が閉じ込められていることにある」というウィル。「彼はすごいパワーを持っているが、同時に囚人でもあるんだよ。僕自身もまさに、ウィル・スミスというものに閉じ込められているような感じがしていた。でも、この2年の間に、僕は少しずつウィル・スミスというものから離れ、自分自身を見つけ、自由を得るようになっていた。その後の最初の作品が『アラジン』だったわけだよ」と明かした。そして今回、名作の実写化に挑んだリッチー監督は、これまでの作品から、ディズニー作品とは無縁かと思われていたが、「意外に思うと思うけど、僕はこういったジャンルにはかなり詳しいんだよ。子供が5人もいるので」と言い、本作の見どころについては「全部だね!」と自信満々に語り、「見終わった後に強い感動を覚えて欲しいと思う」とコメントしていた。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年05月22日