故ジャニー喜多川元社長が、菊田一夫演劇賞特別賞を取り消されたことが18日、明らかになった。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。2003年4月4日に第28回(2002年度)菊田一夫演劇賞の選考結果を発表し、永年のショービジネスに対する多大な情熱と功績を讃え、故ジャニー喜多川氏に対して菊田一夫演劇賞特別賞が贈られていた。この度、一般社団法人映画演劇文化協会は、故ジャニー喜多川氏による性加害の実態が明らかとなったことから「菊田一夫演劇賞における顕彰に相応しくないとの判断に至りました」と発表。贈賞を取り消すとともに、協会のホームページ、菊田一夫演劇賞の授賞記録からも削除した。
2023年10月18日誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、都市伝説『メリーさんの電話』。捨てられた『メリーさん』という人形が、少女の声で「私、メリーさん。今〇〇にいるの」という電話が何度もかかってきて、徐々に距離を詰めてくる…という話です。「私、メリーさん。今 あなたの後ろにいるの」と電話がかかってくるゾッとする結末は、長年多くの人に恐怖を与えています。『戻らない時間』あげぞう(@4koma_agezou)さんが描いたのは、『メリーさんの電話』をもとにした創作漫画。ある男性のスマホにかかってきた電話…それは、本物の『メリーさん』からのものでした。都市伝説の通り、電話がかかってくるたびに迫って来るメリーさん。彼は一体、どうなってしまうのでしょうか…。戻らない時間( 投稿No.167) #漫画 #イラスト #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/lJfqvZzKEQ — あげぞう (@4koma_agezou) August 19, 2022 メリーさんがついに背後まで迫っても、男性はまったく気付きません。なぜなら、霊感がゼロなのですから…!霊感がない人にはメリーさんの姿が見えず、彼女からの電話も『無音のいたずら電話』にしか思えないのでしょう。男性は運よく救われましたが、メリーさんは運悪く時間を無駄にしただけになってしまったのでした…。怖い展開から一転して笑える漫画に、いい意味で予想を裏切られる人が続出しました!・笑った。確かに、幽霊目線だとこんな気持ちになりそう。・電話の声すら、まともに聞こえていなかったのか…。・霊感の無い人は、こういう展開が本当にありそう。無敵だな。漫画を通して、「幽霊も、いろいろと大変なんだな…」と同情をした人は少なくないようです。メリーさんは今日も、霊感のある人に出会えることを願いながら、あちこちに連絡をしているのかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月22日チョコレートメーカー・メリー(Mary‘s)とロフトがコラボレーションしたレトロ文房具が、2022年1月8日(土)から3月6日(日)まで全国のロフトで開催される「文房具の会」にて発売される。“はじけるキャンディチョコ”が文房具に日本のチョコレートメーカー・メリーとロフトがタッグを組み、レトロカワイイ文房具を発売。口の中で“パチパチ”はじける、メリーの新感覚スイーツ「はじけるキャンディチョコレート。」をモチーフに、カラフルなミニレターセットや、フレークシールなどのステーショナリーシリーズを商品化。デザインしたのは、紙文具製品の老舗「古川紙工」。喫茶店で人気のドリンク をイメージした「はじけるキャンディチョコレート。」の昭和レトロなパッケージデザインをモチーフにした、マスキングテープやメモパッド、レターセットなど全25種類を展開する。なお販売場所となる「文房具の会」には、メリーとのコラボレーション文具以外にも、注目の雑貨が目白押し。香港、タイ、キューバなど世界のフードをデザインした「ミューア」のポーチや、水彩画イラストレーター・村田なつかのネコ雑貨などが発売となる。【詳細】メリー×ロフト<ロフト限定品>・はじけるキャンディチョコレートミニレター 330円・はじけるキャンディチョコレート和紙フレークシール 352円・はじけるキャンディチョコレートマスキングテープ330円・はじけるキャンディチョコレートメモ440円・はじけるキャンディチョコレートレターセット440円■「文房具の会」期間:2022年1月8日(土)~3月6日(日)場所:渋谷ロフト(約860種類)=地下1階、銀座ロフト(約450種類)=5階、梅田ロフト(約1,800種類)=6階他、全国のロフト121店舗および、ロフトネットストア※店舗により取扱商品、規模は異なる。<アイテム例>・ねことまんま ミニレター 352円<ロフト限定品>・ねことまんま マスキングテープ 385円<ロフト限定品>・ミューア 香港スクエアポーチネオン 2,900円・ミューア タイフラットポーチ 2,800円
2022年01月08日《激動の時代の中を生き、ジャニーズという存在を支え続けてきたメリーさん。ありがとうございました。天国でジャニーさんに会えたらいいね!また一緒にお酒飲みましょう!!》そう追悼した嵐の松本潤(37)。ジャニーズ事務所名誉会長の藤島メリー泰子さん(享年93)が8月14日、肺炎のため亡くなった。弟・ジャニー喜多川氏(享年87)とともに1962年の創業からジャニーズを支えてきたメリーさん。「晩年は病院暮らしでしたが、最近まで食欲旺盛でお元気でした。現在は所属事務所内に祭壇が設けられ、手を合わせられるようになっています」(音楽関係者)40年以上の交流があるというプロデューサーの石井ふく子さん(94)は、こう彼女を悼んだ。「とてもマメな人でお手紙をよくいただきました。彼女はパソコンも使えてメールも送れるのですが、自筆で書いたメッセージをFAXしてくれるのです。『自筆のほうが気持ちが伝わるから』とーー。’19年9月に東京ドームでジャニーさんのお別れ会が開催されました。終了後にお悔やみを申し上げると、私の手を握って『私のことを頼むわね』と。一瞬、何を言っているのかわからなかったので、『何か頼み事?』と聞き返すと、『心配なのよ』と……。自分のこれからの天命のことだったのでしょうか。彼女らしくない弱気な発言が強く印象に残っています」メリーさんは事務所初の所属タレントである“ジャニーズ”の衣装製作を手伝ってきたのを契機に、’70〜’80年代はフォーリーブス、たのきんトリオを育成してきた。「事務所の初期のファンイベントでは、ファンに自宅から懐中電灯を持参してもらって応援。それが現在のペンライト応援の元祖になったんです」(メリーさんの知人)■「タレントと心の通った運命共同体でありたい」メリーさん自身、45年前の本誌に、自分の信条をこう語っている。《いつも夢中で生きてきたので自分の生き方などという大それたものはありません。ただ、母としては子供に缶詰からそのまま取り出して食べさせるような手抜きはしたくない。夫がどんなに遅く人を連れて来ようが大歓迎したい。マネージャーとしてはタレントと心の通った運命共同体でありたい》前出の音楽関係者は言う。「メリーさんの指導大原則は“タレントである以前に、人間としてきちんとしていることが大事”ということでした。マナーや礼儀に厳しく、社会のルールを身をもって経験させてきました。また、ふだんからメリーさんが口を酸っぱくして教えていたのは『親を大切にしなさい』ということ。だから売れたタレントは両親に家を建てることが多かったのです」たのきんが超売れっ子時代、メリーさんは取材でこう語っている。《3人とも学校に行くときは電車やバスで通ってます。誰から見ても『いい子だな』と言われるような、普通の常識を備えた男の子でいてほしいんです》(『週刊文春』1980年11月6日号)ジャニーズ事務所はたのきん後も光GENJI、少年隊、TOKIOら人気グループを次々に輩出。メリーさんは彼らのマネジメントの傍ら、衣装も手作りしていたと別の音楽関係者は話す。「当時はスタイリストに頼まず、メリーさんが少年隊の衣装を作っていました。コンサートなどで使う、後ろにチャックがついていてすぐに脱げる“早替え”の衣装を考えたのがメリーさん。“よく眠れない”と悩んでいた堂本剛さんには手作りの甚平を渡していたこともありました」そんな“よき母”も所属タレントを叱るときは厳しかったという。「ジャニーさんは“タレントとしてどうあるべきか”というプロデューサー的な視点から助言していた一方で、メリーさんはよくない生活態度が見られたタレントを頻繁に呼び出し、説教していました。個人が何かをやらかしても所属グループ全体として話し合いを持ちメンバーに責任感を持たせるのです」(前出・メリーさんの知人)■国立競技場の前で、嵐のためにメリーさんは…数々の所属タレントの中で近年、メリーさんの思い入れが特に強かったのが、愛娘で現在は事務所の代表取締役でもある藤島ジュリー景子氏(55)と手掛けた嵐だ。「国立競技場での嵐のコンサートの日、屋外で露天商が売っている非正規グッズを見るなり、片っ端から取り上げ『私がジャニーズのメリーよ!』とたんかを切ったこともあります」(テレビ局関係者)だが、デビューしてすぐに大ブレークしたわけではなかった。デビュー当初、櫻井翔(39)はアイドルと慶應の高校生という二足のわらじで注目を浴びていた。「茶髪にピアス、カラコンなど今で言う“チャラい”感じの時期がありました。あるとき、彼のへそピアスが明らかになると、メリーさんの堪忍袋の緒が切れた。“親からもらった体でしょう。いいかげんにしなさい”と雷を落とし、彼も猛省してやめたことがありました」(前出・音楽関係者)櫻井はメリーさんの死を悼み、こうコメントを寄せている。《20歳を過ぎた頃には、お酒の飲み方を教わりました。“どのように生きるか”を教えて頂きました》前出の音楽関係者は、米国の最高級ワインを愛したメリーさんの飲酒に関する考え方がよくわかるエピソードを教えてくれた。「普通“飲みすぎるな”とか“酒はやめろ”と言うと思うんですが、メリーさんは“お酒をあまり飲まないのもよくない”というようなことをよく言っていました。つまり、あまりお酒を飲まないのも“人付合いのうえでよくない”ということなんです。酒席で仕事が決まったりすることもあるビジネスマナーを語っていたのです」■タレントには常々、「学業優先で」タレントの学歴についてもメリーさんはこんな考えを持っていた。「普通、まだ学生のタレントがロケと学校の授業がかぶったりすると、ロケのほうを優先することが多いのですが、メリーさんは“学校最優先で”と常々言っていました。櫻井くんは大卒ジャニーズの先駆けですが、そういったメリーさんの方針もあり、安心して仕事と学業を両立することができました。そのため、櫻井くん以降、NEWSの小山慶一郎くんや加藤シゲアキくんなど“大卒アイドル”がジャニーズから次々と生まれました」(前出・音楽関係者)大野智(40)もまたメリーさんに気に入られていた一人だ。「まだ若い大野くんがドラマ出演中に日焼けしてシーンのつながりが不自然になったことがあり、メリーさんが怒ったんです。それまでも彼は趣味の釣りに行くと日焼けをして帰ってくることが多く、後先考えない行動にマネージャーやドラマの制作陣からやんわり注意されていましたが、本人は気にすることはなかった。でもメリーさんは面と向かって“制作の方にも視聴者にも迷惑をかけるから日焼けは絶対ダメ!”と叱責。以来、大野くんはきちんと日焼け止めを塗るようになったそうです」(前出・音楽関係者)メリーさんの愛ある叱声が、嵐を国民的アイドルへと導いていく。松本は追悼コメントで思い出をこう振り返っている。《今思い浮かぶのは2014年。嵐が15周年の時、ハワイで一緒に過ごす事ができた数日間です》節目での直々の叱咤激励が、今の松本を築き上げたのだろう。■受賞スピーチした二宮に“ダメ出し”したことも二宮和也(38)は’16年に映画『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。その受賞スピーチ後、メリーさんからの“ダメ出し”があったという。「二宮さんは壇上でジャニーさんやメリーさんに感謝の思いを語りました。でもメリーさんは“監督や製作陣へのねぎらいの言葉がなかった”ことにあきれ、後日彼を呼び出し『感謝の言葉が足りない!』と叱ったそうです」(映画関係者)そして’19年、嵐は不動の国民的アイドルとして晴れ舞台へーー。「メリーさんは夫・藤島泰輔氏が上皇陛下の初等科からのご学友だったということもあって、皇室へは深い敬愛の念を抱いていました。学習院女子中等科・高等科の同窓会組織『常磐会』の幹部とも交流があり、手塩にかけた嵐が、’19年11月、天皇陛下の即位をお祝いする『国民祭典』で奉祝曲を披露したときは誇らしかったことでしょう」(前出・メリーさんの知人)東京五輪では櫻井とともに相葉雅紀(38)がNHKのスペシャルナビゲーターを務めた。世界にはばたく“日本代表グループ”となった嵐を見届け、天国へ旅立ったメリーさん。彼女の“人としての教え”は教え子たちに脈々と受け継がれていくだろう。
2021年08月25日ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川さんの姉で同社名誉会長の藤島メリー泰子さんが、肺炎のため14日に都内の病院で亡くなっていたことが17日、ジャニーズの企業サイトを通じて発表された。93歳だった。同社は、「弊社名誉会長 藤島メリーは、2021年8月14日午前7時35分、肺炎のため都内病院におきまして、永眠いたしました」と報告。葬儀告別式は故人の遺志により近親者のみで営まれ、お別れ会については行う予定はないという。■コメント全文名誉会長 藤島メリーに関するご報告弊社名誉会長 藤島メリーは、2021年8月14日午前7時35分、肺炎のため都内病院におきまして、永眠いたしました(享年93歳)。ここに生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせ申し上げます。創業以来、メリーはジャニーが生み出したタレントを支えてまいりました。ファンの皆様が集う場所をファンクラブではなく、ファミリークラブだと申しておりました通り、タレントもファンの皆様も同じ家族の一員であるというその絆を大切にし、ジャニーズのエンターテイメントそのものが共に成長し、お楽しみいただける場所であることに情熱を注いでまいりました。これからも、その背中を見てきたタレントと社員がその思いを受け継ぎ、精進してまいりますので、何卒ご指導賜れますと幸甚に存じます。改めまして、これまでメリーが皆様より賜りました数々のご支援に、心より感謝申し上げます。葬儀告別式につきましては、故人の遺志により、近親者のみで執り行いました。誠に恐れ入りますが、御香典・御供花・御供物の儀はご辞退申し上げますことをご了承ください。なお、「お別れの会」につきましては執り行う予定はございませんので、何卒ご理解賜りたく存じます。大変恐縮ではございますが、個別のお問い合せ、取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。2021年8月17日株式会社ジャニーズ事務所
2021年08月17日ジャニーズ事務所の名誉会長、藤島メリーさんが肺炎により亡くなったことが分かりました。93歳でした。ジャニーズ事務所は、『名誉会長 藤島メリーに関するご報告』とし、ウェブサイトを通じて以下のようにコメントを発表しています。弊社名誉会長 藤島メリーは、2021年8月14日午前7時35分、肺炎のため都内病院におきまして、永眠いたしました(享年93歳)。ここに生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせ申し上げます。創業以来、メリーはジャニーが生み出したタレントを支えてまいりました。ファンの皆様が集う場所をファンクラブではなく、ファミリークラブだと申しておりました通り、タレントもファンの皆様も同じ家族の一員であるというその絆を大切にし、ジャニーズのエンターテイメントそのものが共に成長し、お楽しみいただける場所であることに情熱を注いでまいりました。これからも、その背中を見てきたタレントと社員がその思いを受け継ぎ、精進してまいりますので、何卒ご指導賜れますと幸甚に存じます。改めまして、これまでメリーが皆様より賜りました数々のご支援に、心より感謝申し上げます。葬儀告別式につきましては、故人の遺志により、近親者のみで執り行いました。誠に恐れ入りますが、御香典・御供花・御供物の儀はご辞退申し上げますことをご了承ください。なお、「お別れの会」につきましては執り行う予定はございませんので、何卒ご理解賜りたく存じます。大変恐縮ではございますが、個別のお問い合せ、取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。ジャニーズ事務所ーより引用2019年に亡くなったジャニー喜多川さんとともに、多くのアイドルを世に送り出してきた藤島メリーさん。改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。[文・構成/grape編集部]
2021年08月17日Sexy Zoneの菊池風磨が9月に帝国劇場で上演される舞台『DREAM BOYS』(エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川、演出:堂本光一)に主演することが発表された。たった9回だけ上演された伝説の2015年版“ドリボ”から約6年。再登板を望まれ続けた菊池が満を持して、主演を務める。対するチャンプ役には、SixTONESの田中樹。ジャニーズ事務所入所同期で、それぞれに活躍の道を歩む両名が、ストーリー同様の再会を果たし、少年たちの夢と友情をステージで表現する。情報解禁に先立ち6月17日、都内で行われた記者会見に出席した菊池は「(15年版の)チャンプ役から6年。このような素敵な演目で、10年来の付き合いとなります田中樹と一緒に、しかも帝国劇場という場所でパフォーマンスできることを心からうれしく思っています」と挨拶。改めて「樹と一緒にやれることを光栄に思っています」と絆を強調し、「今回の話を聞いて、5度聞きしました(笑)。Jr.時代からオーディションも一緒で、何物でもなかった当時の僕らにすれば考えられないこと。関係性は今も変わっていない」としみじみ語った。さらに「ジャニーさんには僕らまとめて“不良”だと言われていたので、そんな不良2人が帝国劇場の真ん中に立つのが感慨深い。きっと見てくれていると思いますが、ジャニーさんは腰を抜かしていると思う(笑)」と恩師との思い出話を交えながら、感無量の面持ちだった。菊池のコメントに対し、田中も「ジャニーさんに『なんてYOUと菊池がやるの?』って言われそうなので、ジャニーさんにバレないようにしたい」と笑いを誘い、「本当にリアル『DREAM BOYS』だと思っていて。風磨が先にデビューしましたが、ライバルというよりは仲間という意識。むしろ風磨となら話が早いなと」と早くもコンビネーションに自信。2011年公演でチャンプの弟を演じており「Jr.時代からチャンプ役を演じたいという思いを抱いていたので、正直不安もありますが、僕のチャンプを表現したい。歴代の『DREAM BOYS』に、エッセンスとして風磨と僕の色を加えられれば」と意欲を燃やした。有観客イベントの制限が続くなか、徐々にグループでのライブ公演も再開されており、菊池は「応援してくださる皆さんが僕らの活力であり、力を発揮できるエネルギー源だと身に染みている日々。ステージでパフォーマンスできることがうれしいですし、今後は僕たちが皆さんの活力になれれば」と決意を新たに。田中も「実際、ステージに立つと、受け取ってくださる皆さんのありがたみを感じる。こんな時代ですが、菊池とJr.のみんなと手を取り合って、足を運んでくださる皆さんを後悔させないように、全身全霊でエンターテインメントをお届けしたい」と思いを語っていた。取材・文・写真=内田涼舞台『DREAM BOYS』エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川演出:堂本光一主演:菊池風磨チャンプ役:田中樹出演:7 MEN 侍(中村嶺亜、菅田琳寧、本高克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎)、少年忍者(ヴァサイェガ渉、川崎皇輝、北川拓実、織山尚大、黒田光輝、元木湧、安嶋秀生、内村颯太、深田竜生、檜山光成、平塚翔馬、青木滉平、豊田陸人)紫吹淳、鳳蘭会場:帝国劇場会期:2021年9月6日(月)~29日(水)
2021年06月18日映画『HOKUSAI』より、柳楽優弥扮する若かりし北斎と、玉木宏扮する喜多川歌麿の初対面シーンとなる本編映像が公開された。まだ葛飾北斎という名を持たず、勝川春朗という名で絵師をしていた北斎と、江戸中に名を馳せた美人画の大家・喜多川歌麿。才能開花前の原石と売れっ子のプライドがぶつかり合う本映像。北斎は数々の名絵師を世に送り出した希代の版元、蔦屋重三郎(阿部寛)を尋ね吉原遊郭へ向かうと、遊郭一の花魁・麻雪(芋生悠)を描く歌麿の姿が。「おめえの描く女には色気がねえ。下手だとは言わねえよ、ただそうだな、てめえの絵は目の前にあるものを似せて描いただけの絵だ。上っ面だけで、命が見えねえ」と歌麿に核心を突かれ、逃げ出そうとする北斎だが、蔦屋の「絵師など他にいくらでもいる」という言葉に踏みとどまり、歌麿が描くモデルの魅力や命が宿った絵を目の当たりにし、周囲に認められるべく闘志を燃やす。そして歌麿もまた、才能を秘めた若い芽に危機感を募らせる。「『面白くないな』という感じですよね。こういう世界では『褒められたい』と思うでしょうし、蔦屋(重三郎)さんが歌麿を称賛するのは相当悔しかっただろうなと思います」と本シーンについて語った柳楽さんは、「それでも、周りの人から刺激を受けることはとても大事なことだと感じたので、北斎の“ハングリー精神”みたいなものを演じるのは楽しかったです」と資料にもほとんど残されていないという知られざる青年期の北斎を、自分なりの解釈で挑んだことを明かしている。一方、天才絵師・歌麿役の玉木さんは「四角い部屋の中で、四者四様それぞれ違う思いを抱えて座っている面白さが詰まったシーンだと思います」と言い、「最初に北斎が部屋に入ってきたときは、上から彼を攻める様な言葉を言っていたのですが、(蔦屋)重三郎が発した一言、『絵師なんて、いくらでもいる』という言葉は歌麿にも当然響いていて、常に新しい人が出てくる危機感というものがあったのだと思うんです。ぬるい気持ちで絵を描くのではなく、自分がヒットを生み出したいという思いも当然あると思うし、『このままじゃヤバい』という危機感のもとスイッチが入って、『見てろよ』と火がついた感じになればいいな、と思って演じました」とふり返っている。『HOKUSAI』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HOKUSAI 2021年5月28日より全国にて公開©2020 HOKUSAI MOVIE
2021年05月10日怪談系都市伝説の1つである、『メリーさんの電話』。捨てられた外国製の人形『メリー』が、持ち主である少女に何度も電話をかけてくる物語を耳にした人は一定数いるでしょう。2020年現在に、メリーさんが存在したらどうなるかを描いたのは、漫画家のチャロス(@Cha_ros)さんです。都市伝説のように、1人の男性に電話をかけるメリーさんでしたが…。『後ろのメリーさん』【創作漫画】後ろのメリーさん pic.twitter.com/4v4GhY7ciM — チャロスマンガ不定期更新 (@Cha_ros) October 28, 2020 まさかの胸キュン展開…!!!『オートロック』という文明の利器に阻まれ、開かない扉に頭を打ってしまったメリーさん。その後、ロビーから出てきた電話相手の男性におぶられ、自宅へと運ばれたのでした。チャロスさんは作品をTwitterに投稿。さまざまな感想が寄せられています。・多分これが『尊い』を具現化した話なんだろうな。・将来結婚して「今あなたの隣にいるわ」ってなったら最高…!・優しい世界。不覚にもメリーさんがかわいく思えてしまった。男性の優しさに触れたメリーさんは、その後改心し、普通の女の子として恋愛を楽しむ…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年11月11日「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ。たとえば、King&Princeの『シンデレラガール』もね……」数台のモニターに囲まれるように置かれたキーボードを前に、編曲家・船山基紀さん(68)は語り始めた。今、ジャニーズで最も旬な“キンプリ”のデビュー曲も、船山さんの編曲だ。「元の曲が、とってもいいですよね。作曲家(河田総一郎)の作品はコンピューターで作ったものだったから、それをスタジオミュージシャンで録り直しました。スパイスとして入れたのが、生のストリングス(弦楽器による演奏)。途中からヒュルルンと入ってくる。派手に、楽しく、そしてキングとプリンスだから、ノーブルな感じも出したくてね」手がけた曲を聴きながら、船山さんは満足そうに髭を触った。編曲とは、作曲家が作ったメロディーを、どんな楽器の編成で演奏し、どんなハーモニーやリズムで色付けするかをアレンジする作業だ。曲全体のイメージを作り上げるのが編曲家ともいえる。だから、同じ曲でも編曲が違うだけで、ヒットするか、しないか、大きく左右される。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を象徴する楽曲のアレンジを手掛けてきた。これまで2,700曲もの編曲を手がけ、編曲家部門のシングルの総売上げは、小室哲哉(60)に次いで2位。そのうちの265曲はジャニーズ関連の楽曲になる。ジャニーズ事務所の仕事を最初に手がけたのは、1970年代後半からだった。「ジャニー喜多川さん(享年87)に始めて会ったときのことは強烈に覚えています。’79年、レコーディングの現場にいらしてね。羽織っていた毛皮のコートが極楽鳥みたいな、レインボーカラーなの。今でもあの色は刷り込まれていますよ」当時のジャニーズは冬の時代だった。’75年3月限りで、郷ひろみ(63)が別の事務所に移籍。’78年にはフォーリーブスが解散している。’79年、ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の生徒役に、田原俊彦(58)、近藤真彦(55)、野村義男(54)が抜擢され、「たのきんトリオ」として人気が出たのをきっかけに、翌年、田原が歌手デビュー。ジャニーズがひさびさに生んだスター候補だった。船山さんは、2枚目のシングルを担当した。「メリー喜多川さん(92)がトシ(田原)を連れて、スタジオにいらしてね。トシが緊張しているのがありありとわかった。皆の期待が凄かった。事務所の命運が、19歳のトシの肩に全部かかっているみたいな……」それが『ハッとして! Good』。船山さん自身、3本の指に入ると自負する作品に仕上がった。この曲は、オリコン初登場で第1位を獲得。田原は、その年のレコード大賞最優秀新人賞に輝き、ジャニーズ初の快挙をなし遂げる。以降、ジャニーズから編曲の依頼が次々とくるようになる。「ジャニーさんは、バンドだけじゃダメで、ストリングスにブラスセッション(金管楽器)も入れるのを好んだ。ラスベガスの華やかさを求めたんです。僕も、ジャズなどを通して、そういう世界は大好きだった。アメリカへの憧れのようなものを共有していたから、僕の手掛けるアレンジがジャニーさんの心に刺さったんじゃないかな」すでに、時代のトップアレンジャーとして活躍していた船山さんは、オリコンの年間売り上げランキング編曲家部門で1、2位の常連。だが、’82年、突如、拠点を米国・ロサンゼルスに移す。「ロスでアレンジの修行がしたい」。それが、体のいい“言い訳”だと見破ったのが、ジャニーさんだ。「『船山くん、ジャニーズみたいなアイドルの仕事が嫌で、ロスにきちゃったんでしょ』。ロスを訪れたジャニーさんと会食したとき、いきなりそう言われたんです。その瞬間、冷や汗がダラ~ッと出た。仕事を毎日、目茶苦茶にやって、これじゃ壊れる、と。まぁ、逃げたようなもんでした(苦笑)」夜22時から打ち合わせ、朝は5時起きで、6~9時、9時~12時の間に1曲ずつアレンジし、午後はレコーディング。そんな生活をずっと続けていた。ジャニーさんは、焦る船山さんを見て、してやったりとニヤニヤ。ご機嫌になって、アメリカ軍時代の話までしてくれた。「『僕ね、鉄砲の訓練していたの。僕はね、CIAだったんだよ(笑)』とおっしゃって。でも、要は、軍の情報部所属の語学将校として、通訳で朝鮮戦争に行っていたんだって。その後、日本に戻ったという話でした」ロスで生まれたジャニーさん。父親は高野山真言宗米国別院の僧侶だった。船山さんが帰国すると、すぐにまたジャニーズからオファーがきた。’85年には、少年隊のデビュー曲『仮面舞踏会』の編曲を担当。「『ニューヨークで修行させている男の子が3人いる。逸材だから、絶対に売らなきゃいけない』というジャニーさんからのプレッシャーがかかっていた。『前に、ぎょっとするものをつけてくれ』と言われてね。これやったら、誰も文句は言えないだろうという5拍子のイントロをつけたんです。あり得ないから、みんないいか悪いかも判断できない。でも、ジャニーさんがすごく気に入ってくださって。斬新なものはいつも面白がってくれる」その後も、田原の『抱きしめてTONIGHT』や、SMAPのデビュー曲『CAN’t Stop!! LOVING』、KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』、TOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』、近年はキンプリの『シンデレラガール』やSexy Zoneの『カラクリだらけのテンダネス』……。時代が変わっても多くのジャニーズの楽曲を手掛けてきた。「新しいブームが起きるたびに、いろんな仕事が断ち切られたけど、ジャニーズの仕事はずっとある。そこで出会った仲間も大勢いる。私の編曲家人生において、ジャニーズ音楽は大きな柱です」10月10日、これまでの編曲家人生を振り返って『ヒット曲の料理人編曲家船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版した。’20年、船山さんは編曲家人世45年を迎えるが、もうすでに次の仕事にとりかかっているという。時代を彩ってきた編曲家は走り続ける。(取材:岡野誠)
2019年10月17日「今回の晴れの舞台について最初に聞かされたとき、嵐のメンバーたちの反応は、皆同じでした。『えっ、俺たちでいいの!?』と――。大きな驚きとともに『本当に光栄です』とひたすら恐縮していたそうです」(イベント関係者)嵐が、11月9日に東京・皇居前の特設舞台で行われる「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に出席し、お祝いのパフォーマンスを披露する。櫻井翔(37)は主催者を通じて「国民に寄り添い、想いを寄せておられる陛下に、日々の感謝の思いをお伝えし、お祝いの会に少しでも華を添えられますよう、心を込めて精一杯パフォーマンスをしたいと思います」とコメントした。「国会議員や経済、スポーツなど政財界の有志が主催する祭典です。当日は天皇陛下がお言葉を述べられ、安倍晋三首相も出席する予定です」(全国紙記者)上皇さまの天皇陛下即位10年をお祝いする祭典や式典には、X JAPANのYOSHIKI、20年のときはEXILE、30年となった今年2月は三浦大知(32)が参加している。「若い人たちにも皇室の存在を印象づけようと、国民祭典には、特に若者に人気の芸能人を選んでいます」(宮内庁関係者)ではなぜ、今回は嵐だったのだろうか。「大きな理由は2つあると考えられます。まず、今までの選考基準と同じく、“時代”を象徴している話題の人物かどうかです。嵐はデビュー以来、国民的アイドルとして絶大な知名度を誇ります。来年末には活動休止してしまうという希少性も、今回の起用の大きな要因になったと考えられます」(全国紙記者)今年11月に満を持して出演する嵐。ジャニーズ事務所のグループが皇室行事でパフォーマンスをするのは、今回が初めてだ。ただ、皇室とジャニーズ事務所がまったく無関係だったかと言えば、そうではない。「メリー喜多川副社長の夫である故・藤島泰輔氏は、上皇のご学友です。彼は77年に自民党公認で参院選にも立候補しており、政治にも精通していました」(社会部記者)今年4月30日、櫻井は『news zero』(日本テレビ系)の改元特番に生出演。上皇陛下が天皇として最後のお言葉を述べられたニュースについて、「感謝の思いで胸がいっぱいになった」とコメントしている。ある皇室ジャーナリストは次のように言う。「嵐に決まったもう一つの理由は、愛子さまが“嵐ファン”だったということも大きかったのではないでしょうか」愛子さまが嵐に高い関心を示されていることは、4年前の本誌でも報じている。「当時、愛子さまは中学2年生。学校で過ごす時間も増え、お友達との話で出てくる音楽やテレビ番組についても“中2の女の子”らしく話をされていると伺いました。学内でお話しされていたのは、ジャニーズの話が多かったようです。特に相葉雅紀さんの名前がよく挙がっていたといいます。その年の春の学習院OGらによる合同演奏会でも、愛子さまは初等科OGとして参加され、チェロで嵐の『サクラ咲ケ』を披露されています。ご学友たちと楽しそうに演奏している姿が強く記憶に残っています。雅子さまも客席からご鑑賞され、笑顔で拍手を送られていました」(学習院関係者)“相葉推し”だという愛子さま。2年前には他誌でも“愛子さまと嵐”に関する報道があった。「愛子さまは、赤坂御用地内で、愛犬の散歩を登校前と下校後にするのがご日課。この数年は英語の勉強に力を注いでいますが、合間の気分転換に嵐の曲を聴くこともあるそうです。櫻井翔さんがお忍びで赤坂御用地内を訪ねていたとの報道もありましたね」(前出・皇室ジャーナリスト)昨春、愛子さまはご学友3人とともに都内のカラオケ店を訪れたことがあった。「事前に護衛の男女が安全を確認した後、4人で2時間ほど滞在されていました。嵐の曲も歌われていたようです。この数年、好きなアイドルを通じて、ご学友との距離を縮められたことで、愛子さまの世界が広がったと思います。本当に笑顔が増えましたから。今回の国民祭典での嵐の抜擢には、愛子さまも大変喜んでいらっしゃるのではないでしょうか」(皇室担当記者)当日の11月9日、愛子さまも間近で嵐のパフォーマンスをご覧になるのだろうか。前出の宮内庁関係者は言う。「天皇皇后両陛下は、上皇上皇后両陛下にならって、国民祭典に遠くの二重橋前から手を振ることになります。両陛下も愛子さまの嵐へのご関心をご存じでしょうから、もしかしてご一家3人で手を振られることになるかもしれません」大役を担う嵐にとっても、活動20周年にふさわしいメモリアル・イベントになりそうだ――。
2019年09月27日2019年7月9日、くも膜下出血のためこの世を去ったジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏。この度、ファンからの熱い要望を受け、8月16日(金)より丸の内ピカデリーほかにて『映画 少年たち』の追悼上映を行うことが決定した。『映画 少年たち』は、ジャニー喜多川氏初となる映画の製作総指揮を務め、そして最後、唯一の製作総指揮作品となった。本作は、1969年に初演を迎えて以来、幾度も上演を重ねられてきたジャニー喜多川企画・構成・総合演出の舞台「少年たち」を初めて映像化した映画。本木克英監督がメガホンをとり、少年刑務所を舞台に東西のジャニーズJr.が勢揃いしたほか、「関ジャニ∞」横山裕、「A.B.C-Z」戸塚祥太らも参戦。そして本作では豪華絢爛なダンスシーンも見どころだ。映画は3月29日に初日を迎え、全国158館で上映し、約50万人を動員、北京国際映画祭のパノラマ部門に選出され特別上映もされた。また、本作は映画上映と共に当日誰が出演するかシークレットのライブパフォーマンス(実演)を組み合わせた「映画と実演」という取り組みを実行。「SixTONES」、「Snow Man」、「なにわ男子」、「HiHi Jets」ら総勢53名が実演に登場した。この度の追悼上映では、4月15日に丸の内ピカデリーで開催された「『映画 少年たち』映画と実演アンコール上映」時の実演映像付で上映する。『映画 少年たち』追悼上映は8月16日(金)より丸の内ピカデリーほかにて開催。※劇場や詳細は映画公式サイトにて(cinemacafe.net)■関連作品:映画 少年たち 2019年3月29日より全国にて公開©映画「少年たち」製作委員会
2019年07月30日『映画 少年たち』(3月29日公開)のジャニー喜多川さん追悼上映が行われることが30日、明らかになった。8月16日から東京・丸の内ピカデリーほかで上映される。同作はジャニーズの舞台”少年たち”シリーズを映画化。1965年から上演されていた舞台を2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。製作総指揮を務めたジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんが9日にくも膜下出血のため亡くなったため、全国のファンから松竹に対し「ジャニーさんの思いの詰まった映画をもう一度観たい」「ジャニーさんの最後のメッセージをもう一度感じたい」など、再上映を望む声が数多く寄せられた。3月29日に初日を迎え、全国158館で上映。約50万人を動員し、「北京国際映画祭」のパノラマ部門に選出され特別上映を果たした同作。またサプライズ好きのジャニーさんらしく、映画上映と共に当日誰が出演するかシークレットのライブパフォーマンス(実演)を組み合わせた「映画と実演」という取り組みを実施。これは映画製作当初よりジャニーさんが思い描いていたプランだったという。8月16日からの追悼上映は、4月15日に丸の内ピカデリーで開催された「『映画 少年たち』 映画と実演アンコール上映」時の実演映像付きとなる。全国155館の映画館でライブビューイングされ、SixTONES、Snow Man、宮近海斗(Travis Japan)、なにわ男子、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、室龍太ら東西の人気ジャニーズJr.たち、総勢53名が登場した。また今後は、なにわ男子・関西ジャニーズJr.による舞台『少年たち青春の光に・・・』が8月に大阪松竹座、SixTONES・Snow Manによる舞台『少年たち To be!』が9月に日生劇場で上演される。
2019年07月30日7月9日午後4時47分、ジャニーズ事務所代表取締役社長のジャニー喜多川さんが87歳で亡くなりました。先月18日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため自宅で倒れ、都内病院に入院。入院中は毎日所属タレント達がお見舞いに訪れていたそうです。訃報を受け、TOKIO国分太一さんは、自身がMCを務める情報番組「ビビット」(TBS、8時〜)で、冒頭に挨拶。号泣し、声を震わせながら、「気持ちの整理がつかないまま番組の時間が来てしまいました」と述べ、「ジャニーさんにはエンターテイメントの素晴らしさ、そしてこの仕事の魅力、難しさ、たくさんのことを教えてもらいました。(中略)僕の心の中には、ジャニーさんがずっと言っていた『you やっちゃいなよ』っていうその言葉が、ずっと胸の中にあります」と、ジャニーさんと出会ってからの31年間を振り返りました。また元KAT-TUNの田中聖さんは「ご冥福をお祈りします」と題したブログを更新。「たくさんたくさん迷惑かけたけどステージの上にいる自分には確実に貴方の教えが生きてます」と綴っています。さらにツイッターやインスタグラムでは、元NEWSの草野博紀さんなど、かつてジャニーズ事務所に所属していたジャニーさんの“子供たち”が、お別れと感謝の言葉を述べています。通夜・告別式については、タレントたちとJr.のみで「家族葬」を行うと発表されており、後日「お別れ会」をひらく予定とのことです。
2019年07月10日歌手で女優の小柳ルミ子が9日、オフィシャルブログを更新し、同日に亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川さん(享年87)との思い出を明かした。ジャニーさんは、乖離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血により、9日16時47分に都内の病院で息を引き取った。ニュース速報で知り、「ショックのあまり涙が滲みました」という小柳。「数日前緊急搬送されたとの報道に『頑張って下さい』と影ながら祈り続けていましたが…残念でなりません」と沈痛な思いをつづった。また、「日本のショービジネスにアイドルを沢山輩出され 多くの方々に愛されるヒット曲を生み出された名プロデューサー」「その功績は計り知れません」と称え、「昔フジテレビの楽屋で『ルミ子ちゃん!ルミ子ちゃんの様な、歌って踊れる本物のエンターティナーを育てて、ルミ子ちゃんと躍らせるのが僕の夢なんだ』と少年の様なチャーミングな笑顔でお話して下さった事 今でも有り難く鮮明に覚えています」「生涯プロデューサーとしてエンターテインメントを追求されたジャニーさんに言って頂いた事は私の自慢です」と大切な思い出を告白。「厳しくも優しく愛情豊かに日本のショービジネスを牽引されたジャニーさん」「又一つ時代が終わったのかと思うと悲しくて悲しくて残念でなりません」と吐露し、「ジャニーさん有難うございました」「本当にお疲れ様でした」「心よりご冥福をお祈りいたします」と結んでいる。
2019年07月10日7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のためこの世を去った。享年87。葬儀・告別式は”子供”であるタレント達とJr.のみで執り行う家族葬になるという。事務所発表によるとジャニーさんは6月18日11時半ごろに自宅で体調の異変を訴え、病院へ向かおうとしたところ意識不明になり救急搬送。集中治療室で救命措置を行い、一般病棟へ移っていた。その後もジャニーさんが寂しい思いをしないよう、タレント達が入れ替わり立ち代り病室を訪問。ときに危険な状態に陥ったが、そのたびにタレントたちが呼びかけると容体が回復したことも。最後は最愛の子どもたちに見守られながら、2019年7月9日午後4時47分に人生の幕を下ろしたという。「1月に社長に就任してから、僕自身も覚悟を持っていちばん最初に定めていた目標です。8月8日は決してゴールではなく、いろんなことが始まる1日にしたい」と語っていたのは昨年末でタレントを引退し、ジャニーズ事務所の子会社・ジャニーズアイランド社長に転じた滝沢秀明(37)だ。8月8日には約19年ぶりにジャニーズJr.の東京ドーム単独公演が開催される。東西のJr.約300人以上が出演する圧巻のステージになるという。19年前の舞台には滝沢を始め嵐や関ジャニ∞など、Jr.黄金期ともいえるメンバーが集結した。「滝沢さんは『SnowMan』らJr.3組が集まった先月のコンサートで『僕らが見た景色をぜひ、Jr.にも見てもらいたい』と力説していました。若手育成に人生を賭けたジャニー喜多川社長から託された思いにほかなりません」(舞台関係者)滝沢は引退時に《ずっと自分を育ててくれたジャニー社長のタレントを育成、プロデュースしていくという意思を継ぐ》とコメント。昨年『週刊新潮』(10月4日号)でジャニー社長から「滝沢がそこまで覚悟を決めたんなら、わかった。僕も応援する。だけど、本当に大変な仕事だよ。(略)大きな決断をしたから、ちゃんと滝沢が仕事をできる環境を作る」と言われたと告白している。「現役時代から滝沢さんは二言目には『ジャニーさんが~』とよく言っていました。地方でコンサートをやった時、マスコミの記者も来ていて、夜は記者たちと懇親会となったのですが、そんなときでも滝沢さんは『ジャニーさんにも声をかけたほうがいいぞ!』と後輩たちに言っていました。それほど気を遣っていた。そういう意味でも“相思相愛”の関係なんです」(テレビ局関係者)滝沢はジャニー社長の背中を見続けていた。先の『週刊新潮』でもその思いを熱く語っている。「とにかく今はジャニーさんの頭の中にある構想を現実にすることで頭が一杯。(略)昔は怖かったですね。若い頃、生意気言って、怒られたこともありますし…。でも、そういったところをすべて受け止めてもらってここまで来られたので、もう本当に親以上の存在です。だから何かを返さなければという思いも強いんです」滝沢は数年前からジャニー社長の誕生会の幹事も率先して引き受けてきた。前出のテレビ局関係者は言う。「滝沢さんの奔走で、近藤真彦さんや東山紀之さん、中居正広さん、嵐など、ほとんどのタレントが出席する大がかりなパーティーになったそうです。ある年は中居さんが一番はしゃいでいたとか。今までジャニーズ事務所のメンバーたちがこうして一堂に会する機会は意外になかったようですね」最初は「You、僕は行かないからね。ほんとにやめてよ、そういうの!」と照れていたジャニーさんも、参加してみると「人生でいちばん嬉しかったです」と笑顔で喜ぶほどだったという。次世代のスターを、世界に羽ばたかせたい。『ジャニーズ』誕生の瞬間から57年、ジャニーさんの強い願いは、滝沢がJr.たちを東京ドームに送り込むことで受け継がれていく――。
2019年07月10日7月9日、ジャニーズ事務所はジャニー喜多川社長が解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のためこの世を去ったことを発表した。享年87。葬儀・告別式は“子供”であるタレント達とJr.のみで執り行う家族葬になるという。事務所発表によるとジャニーさんは6月18日11時半ごろに自宅で体調の異変を訴え、病院へ向かおうとしたところ意識不明になり救急搬送。集中治療室で救命措置を行い、一般病棟へ移っていた。その後もジャニーさんが寂しい思いをしないよう、タレント達が入れ替わり立ち代り病室を訪問。ときに危険な状態に陥ったが、そのたびにタレントたちが呼びかけると容体が回復したことも。最後は最愛の子どもたちに見守られながら、2019年7月9日午後4時47分に人生の幕を下ろしたという。1931年、父の仕事の都合で米国・ロサンゼルスに生まれたジャニー社長。戦時中は和歌山で空襲に巻き込まれ、宿泊先の旅館で防空壕に入れず、逃げ出したところ、防空壕に避難した人は大勢亡くなったという。終戦後はロスの自宅に帰り、仏教寺院のマネージメントを担当していた父をサポートした。当時は日本のスターが多く訪米し、寺院を劇場として利用していたそうだ。「当時11歳の美空ひばりさんもその一人でした。ジャニーさんはこうした経緯からショービジネスの世界に魅せられたそうです。日本に戻り、米軍の通訳として仕事を始めたころ、運命の出会いがあったんです」(舞台関係者)ジャニー社長が最初に芸能界でデビューさせたグループは62年の『ジャニーズ』だった。27年前、本誌にその経緯を語っている。「“ジャニーズ”というのは、少年野球のチーム名だったんです。当時僕は在日米軍の住宅に住んでいたんですが、塀を乗り越えて野球しにくる中学生がいて、僕がその子たちを集めてチームをつくったんです。それがきっかけ。そのチームの子と『ウエストサイド物語』を見に行ったら、みんな興奮して『僕たちもああいうのをやってみたい!』と言い出して」以後、フォーリーブス、たのきんトリオ、光GENJI、SMAP、TOKIOらを輩出したジャニー社長。アイドル育成の極意を当時、本誌にこう語っていた。「僕はひと山いくらで売り出すためにグループをつくっているんじゃない。個々のキャラクターを生かすために組ませているんです。“18歳までに基礎を教えれば育つ”というのが僕の信念。才能を磨いて輝かせるのがわれわれの仕事です。これからは、日本発の世界に通用するアーティストがどんどん育っていくことでしょう」ジャニー社長は12年に、ギネスブックに『最も多くのコンサートをプロデュースした人物』『最も多くのNo.1シングルをプロデュースした人物』『最も多くの音楽チャート1位獲得アーティストを生み出した人物』の3分野で登録されている。ジャニーズタレントの実績を世界配信したいという意図でテレビ初出演した6年前の『NHK WORLD』の全編英語放送番組で、ジャニー社長はこうも語っている。「私が何かをすることが大事ではなく、次の世代が若い世代につなげていくのです。今、そういう作業に直面しています。(私がいなくなった後もジャニーズ事務所は)もちろん続いていくでしょう。その瞬間になっても、あれこれ言うことはありません。見届けるだけです。彼らには十分な経験がありますから、私がいなくなっても大丈夫ですよ」
2019年07月10日ジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんが、乖離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血により、9日16時47分に都内の病院で亡くなったことが分かった。享年87歳。同事務所が、マスコミ各社へのFAXを通じて発表した。以下、全文。■FAX全文平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。弊社代表取締役社長ジャニー喜多川につきましてご報告がございます。2019年7月9日午後4時47分、都内病院におきまして、ジャニー喜多川は、永眠いたしました。享年87歳、死因は、乖離性脳動脈瘤破裂破裂によるくも膜下出血でございます。ジャニーは、自身が育てたタレント達を応援してくださるファンの皆様やご支援くださる関係者の皆様に支えていただくことにより、自身の創作活動が成立し、日々、タレントの育成に励むことができていることに、日頃より大変感謝いたしておりました。ジャニーに代わりまして、心より御礼申し上げます。2019年6月18日午前11時30分頃、自宅におきまして体調の異変を訴え、病院に向かおうとしたところ意識を失い、救急搬送されました。搬送後、集中治療室におきまして懸命な救命措置を行っていただいたことにより、一般病棟に移ることができましたため、病院のご協力もあり、ジャニーは、自身にとって子供のような存在でございますタレントやJr.との面会を果たすことができました。ジャニーがタレント達と過ごした病院での日々は、かけがえのない時間となりました。新旧、様々な楽曲の流れる病室におきまして、年長のタレントからJr.までが同じ空間でジャニーとの思い出を語り合う、微笑ましく、和やかな時間が流れていきました。片時もジャニーが寂しい思いをしないよう、仕事の合間を縫ってタレント達は入れ替わり立ち替わり病室を訪れました。ジャニーの好物を皆で賑やかに食べることが日課となり、その光景と匂いからまるで稽古場にいるかのような感覚を覚え、皆、懐かしい記憶がよみがえりました。ときに危険な状態に陥ることもございましたが、タレント達が呼びかけ、体を摩るたびに危機を脱することができました。タレント達と過ごすことでジャニーの容体が一時的に回復するという奇跡的な出来事を繰り返し目の当たりにし、改めまして、ジャニーのタレントに対する育ての親としての深い愛情と子供達との絆の強さを感じました。そして、最愛の子供達の愛に包まれながら、2019年7月9日午後4時47分、ジャニー喜多川は、人生の幕を下ろしました。ジャニーは病に倒れる直前まで、劇場やスタジオに赴く日々を過ごしておりました。特に公演を目前に控えたJr.達に、連日、熱心に指導する姿はジャニーのプロデューサー人生そのものであり、まさに生涯プロデューサーとしての人生を全ういたしました。1962年ジャニーズ事務所の創業以来、ジャニーは一途にエンターテイメントの創出に励んでまいりました。ジャニーのエンターテイメントに欠かすことができないのはタレントです。これまで多くのタレント達を生み育ててまいりましたが、一貫しておりましたことは、タレントとしてだけでなく、一人の人間として成長することを強く願っておりました。現在では、多くの皆様に支えていただくことで創業当時では考えられない程多くのタレントが、様々な分野で活躍させていただいていることにいつも感謝いたしておりました。ジャニーが私達に最後まで言い続けていたことは、自身の意思を受け継いでくれるタレントを絶え間なく育成し、そのタレントと社員が、エンターテイメントを通じて世界中の皆様に幸せをお届けすることこそが、ジャニーズグループとして決して変わることのない思いであるということです。そして、その中がいつまでもエンターテイメントを楽しむことができる平和で希望に満ちた未来であり続けることを心から願っておりました。これからタレントと社員がその意思を受け継ぎ、一人一人が役割を果たすことで世界中にジャニーの願いが届きますよう、タレントとスタッフ一丸となり、精進してまいりますので、何卒ご指導賜れますと幸甚に存じます。改めまして、ファンの皆様、そして関係者の皆様には心より感謝申し上げます。そして、この入院期間中におきまして、ご尽力くださいました病院関係者の皆様はじめ、ご支援くださいましたすべての方々に心より御礼申し上げます。通夜・告別式につきましては、ジャニーの子供でございますタレント達とJr.のみで執り行う家族葬とさせていただきますので、何卒ご理解賜りたく存じます。なお、これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしておりますので、決定次第、ご案内申し上げます。大変恐縮ではございますが、個別のお問い合わせ、取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。2019年7月9日株式会社ジャニーズ事務所
2019年07月09日ジャニー喜多川氏の容態について7月1日、ジャニーズ事務所が発表した。先月にくも膜下出血を発症し、現在は入院しているという。事務所がマスコミ各社に送った文面によるとジャニー氏は6月18日、午前11時30分ごろに体調の異変を訴えたとのこと。救急搬送され、「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」と判明したという。ジャニーズ事務所は「所属タレント達は、ジャニーを元気づけたいという思いから、日々、病室を訪れておりますが、この面会が叶っておりますのも病院関係者の皆様のご尽力によるものと、心より感謝いたしております」とつづり、「皆様にはご心配をおかけいたしまして誠に恐れ入りますが、今もジャニーは必死に頑張っておりますので、治療に専念することを最優先とさせていただきたく、ご理解くださいますと幸甚に存じます」と呼びかけている。62年に最初のグループ「ジャニーズ」を芸能界デビューさせたジャニー氏。以降、数々のアーティスト達を輩出してきた。12年には「最も多くのコンサートをプロデュースした」「最も多くのNo.1シングルをプロデュースした」「最も多くの音楽チャート1位獲得アーティストを生み出した」人物として、3分野でギネスに登録されている。
2019年07月01日数多くのアイドルを生み出す、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川製作総指揮による、『映画 少年たち』が29日より全国で公開される。1965年から上演されていた舞台『少年たち』シリーズが、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活し、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど現在活躍する若手ジャニーズが出演してきた同作が、待望の映画化となった。今回は2012年の少年刑務所を舞台に、ジャニーズJr.のSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)が赤房、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)が青房、関西ジャニーズJr.のなにわ男子(西畑大吾)、向井康二(Snow Man)、室龍太、Aぇ! group(正門良規、小島健)が黒房に分かれ、物語を展開。さらにHiHi Jets、美 少年、少年忍者、宮近海斗、中村嶺亜といったジャニーズJr.のメンバーたち、戸塚祥太(A.B.C-Z)、横山裕といったスターが出演するという豪華布陣の音楽劇となっている。今回は、松竹の斎藤寛之プロデューサーにインタビュー。歴史あるこの作品を映画化するにあたって、どのような苦労があったのか、たっぷり話を聞いた。○■旧奈良監獄の存在が、映画製作のきっかけに――資料にもこれまでの『少年たち』上演の歴史が並んでいて、私も何度か舞台の取材に伺っているんですが、なぜこのタイミングでの映画化だったんですか?2013年から、松竹で関西ジャニーズJr.の映画を制作してきた流れで、演劇部と「ジャニーさんの舞台を映画化したい」という話が上がっていたんです。ただ、「舞台は舞台のままの方がいいんじゃないのか」といった意見もあり、なかなか具体化はしていませんでした。そのような中で、2年前に「旧奈良監獄が改装されてホテルになる」というニュースがあって、ジャニーさんが「あそこだよ!」と。我々も撮影できるのかわからず法務省に問い合わせて、実際に見に行って、映像をジャニーさんにもお見せして、「ここで撮影するなら映画化できる」と話が具体的になっていきました。――旧奈良監獄の存在が、大きかったんですね。きっかけが大事だったのかもしれないですね。話を伺ったらすぐに改装するというので、急いで撮影時期も相談して、進み始めました。――舞台の『少年たち』では戦争の話も出てきますが、今回の映画ではそこはあえて描かなかったんでしょうか?もちろん戦争についての展開も考えましたが、中途半端に映像化できないという判断になりました。実際に今も、日本以外では戦争が起こっているし、描くならば軸に据えなければならない。今回はそれよりも、現代の少年たちが生きているリアルな背景にこだわり、取材をして入れこませていただきました。――1960年代に上演されていたという、フォーリーブスさんの『少年たち』は意識されたんですか?映像もあまり残っていないので、さすがにそこまで反映はさせませんでしたが、初演にも出てきたというタイヤのモチーフは大切にしています。舞台にほとんどセットもなく、タイヤが釣ってあるだけで。ジャニーさんって、そういう前衛的なところもあるなと思いました。「急げ! 若者」とか、当時の楽曲が歌いつがれているのもすごいですよね。○■ジャニーさんに導かれて物語が出来上がる――最近はミュージカル映画もヒットしていますが、『映画 少年たち』もミュージカルシーンが見どころだと思いました。もともと音楽劇というところから始まっているので、いかにシナリオに音楽を挟み込んで行くかは、ポイントでした。――関西ジャニーズJr.さんのシーンの振り幅も印象に残っています。あそこは、元の台本とも少し違う流れになっています。台本にはジャニーさんからも細かな指示をいただいていて、特に後半のショーのシーンは、うまく着地できました。今回は2018年の冬と夏の2回に分けて撮影を行っており、撮休の間に、ジャニーさんから「生まれ変わる」ということをポイントにした展開の提案があったんです。実際に提案を組み込んで作っていくと、いろいろなメッセージをオーバーラップすることができて、ジャニーさんのアイディアはすごいな、と思いました。ジャニーさんは、おそらく僕らと違う階層で、いろいろなことを考えられているんです。本木(克英)監督と「これはどういうことなんだろう」と考えながら、確かめていくと、うまくはまっていく。ジャニーさんに導かれて、物語を着地させていったという感覚がありました。――ショーのシーンも、夢の世界みたいで。『グレイテスト・ショーマン』をご覧になったみたいで、「ショーだね、やっぱり」と。ご自身もショーをされているので、共感するところがあったんじゃないでしょうか。シビアな話の中で、ショーというアイディアが、すごいと思いました。その裏で、横山くんの芝居も入り、甘いだけじゃない。ご本人を投影されてるのかな、と思わせるところもあって、深いですよね。――本当に製作総指揮を取られていたんですね。僕も、伝説の人物とこんなにお話しできるとは思っていませんでした(笑)。嬉しかった反面、プレッシャーはありましたね。最初におっしゃっていたのは「今までにやってきたことじゃなく、とにかく新しいものを作ってほしい」ということ。舞台でも毎回話が違うのは、「今、作らなければいけないもの」を提供するという考えからなんですね。○■映像部と演劇部の混成チーム――今回は松竹さんの舞台を映画化されていますが、演劇部の方とはがっつり組んで作品に携わられていたんですか?台本も含めて、一緒に作っていきました。特にミュージカル楽曲に関しては、ずっと舞台でやってきたので、使用楽曲や曲のタイミングについて、舞台チームや振付師の方とのコミュニケーションは重要でした。普通の映画と違って完全に混成チームで、大変でした。――そんなに大変だったんですか!もう、国が違うくらい、違いました(笑)。映画はワンシーンのために準備をして、積み上げていく文化ですが、演劇は逆で、リアルタイムの文化。オープニングのダンスにしても、映像スタッフは下見を5~6回して、段取りを決めて……というやり方ですが、舞台チームはその場で振りを確認しながらどんどん形が変わっていくので、働かせる筋肉が違うんだなと実感しました。でも今回一緒にやることによって、かなり勉強になりました。○■ジャニーズJr.の変革期に――作品ではSixTONESの赤房、Snow Manの青房、関西ジャニーズJr.の黒房がメインになっていますが、それぞれのチームの印象を教えてください。SixTONESは、京本くんと森本くんとは今までに一緒に仕事をしたことがあったんですが、それ以外の方は初めてでした。非常に個性的で、濃淡がある集団という印象を受けました。逆にSnow Manは、グループとして長いということもあるのか、チーム意識を強く出してすごくまとまりがある。非常に対照的だなと思いました。関西ジャニーズJr.は、僕らもこれまでにずっと接しているメンバーなので、よく知っているスタッフが多くて、現場に一番馴染んでいたと思います。撮影も関西で行なっていたので、リラックスしていました。――撮影されてから公開されるまでに、ジャニーズJr.さんにも変化があり、このタイミングはもともと狙われていたんですか?全く意識はしていなかったのですが、ちょうど変革期を迎えていますね。YouTubeも話題になりましたし、ジャニーズJr.がフィーチャーされるタイミングで、先鞭をつけられる作品になれたのではないかと思います。――それでは、最後にぜひ作品の見どころを改めて教えてください。今回、本木監督もすごく自信を持っていて、撮影が大変だったからこそ、なおさら良い形になっていると思っています。若い世代の共感も埋めると思いますので、ぜひいろんな方に観ていただけたら。観終わった後に、話せることの多い作品だと思います。あとはやっぱり、楽曲のレベルの高さ。舞台で使っているものも含めて、非常にハイクオリティなものなので、監督の映像と非常に相まって、音楽劇として飽きさせない形になっています。物語とセットで楽しんでほしいですし、ファンの方が楽しめる企画も用意したいと思っています。■斎藤寛之プロデューサー『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』『忍ジャニ参上!未来への戦い』など関西ジャニーズJr.と松竹コラボ映画作品のプロデュースを始め、山田洋次監督作品『小さいおうち』、2017年~の「釣りバカ日誌」TVシリーズにも携わる。松竹所属。
2019年03月26日赤ちゃんをあやしたり、寝かしつけたりするときに活躍してくれるメリー。ベッドにつけられたり、音が出たり、電動でくるくる回ったり…、探してみるといろいろな種類があります。妊娠中、たくさんのメリーを見て悩みましたが、結局インテリアとしてもとても可愛くって、わたし自身が気にいったデザインのものを選ぶことに。今回は、一つ一つ手作りのフェルトで作られた、とても優しい風合いのpehrのメリーをご紹介します♪ペアってどんなブランドなの?ペアは、カナダ発インテリアブランド。メリーのほかに、デザインのバリエーション豊富なストレージも可愛い!ベビーのためのスリーパーやおくるみ、ブランケットなども展開しています。メリーは、全部で9種類。好物のニンジンを狙ううさぎや、もこもこ気持ち良さそうなひつじ、ノアの箱船をイメージしたいろいろな動物など、どれも子どもっぽすぎずにお部屋のインテリアをアップグレードするおしゃれで温かみのあるものばかり。そのなかで、私が選んだのは白黒の仔羊が可愛い、モノトーンのリトルラム。キュートな仔羊たちと月が一瞬で気に入りました。1ヶ月をすぎた頃から、目で追うように!赤ちゃんが生まれる前から用意していたのですが、インテリアとしてもとても可愛いので、寝室のベッドの上ではなく、まずリビングに飾っておくことに。全長71cmのモビールは天井から吊り下げてもちょうど良い長さです。赤ちゃんを迎える準備をするなか、可愛いメリーに私自身も癒されました。実際生まれてすぐは、まだはっきりモノが見えない状態。いつになったらメリーに気づいてくれるかな?と、毎日わくわく。生後1ヶ月を過ぎた頃からだんだんと目で追うようになってきて、抱っこしてメリーに近づけるとジーッと見つめるようになりました。私の中では、メリーは赤ちゃんの触れる距離において、電池式の音の鳴るカラフルなものだと反応しやすいのかなと思っていたのですが、色々と調べてみると、赤ちゃんは遠視で、色の識別がつかない頃でも白、黒、グレーなどはぼんやりわかっているんだとか。ベッドの上ではなく、日中いる頻度の高いリビングに吊したままにしているのですが、床の上に寝かせていてもジーッと見つめています。メリーを回すと、ぐずっていても笑顔に生後2ヶ月になると、ぐずっている時でもメリーを回すと笑顔でとても喜んでくれるように♪今はまだ自分で触ろうとしたりはしないのですが、もう少し月齢が進んで色々と触るようになれば、自分で回させてあげたらもっと喜ぶかなとおもいます。フェルト素材なので、赤ちゃんが触ったりにぎったりしても柔らかく、安心です。ペアのメリーは、赤ちゃんが生まれる前から飾っていてもお部屋のインテリアの邪魔にならないので、赤ちゃんが成長してからも飾っておけそう。いつか子ども部屋を持つときになっても、お部屋に飾れるデザインです。赤ちゃんの頃からずっとそばにあるアイテムがあるって、素敵ですね♪しまっておくにしても、フェルトでできているので割れたりして壊れる心配もないし、場所も取らないので便利そう。おくるみなどのように、必ずしもなくてはならないアイテムではありませんが、赤ちゃんの興味や成長に大きな役割を果たしてくれるメリー。このメリーにして大正解♡ 出産祝いでは必需品や消耗品をもらうことが多いので、こういった可愛い装飾アイテムはうれしいかもしれません♪娘はもちろん、私自身もお気に入りのアイテムになりました。これからもメリーにどんな反応をしていくのか、成長が楽しみです。
2019年01月12日ジャニー喜多川、企画・構成・総合演出の舞台「少年たち」が映画化。『映画 少年たち』として、2019年3月29日(金)より公開される。初演から半世紀、ジャニー喜多川製作総指揮で映画化が実現舞台「少年たち」は、少年たちの若さゆえに生まれる抵抗、悩み、葛藤が描き出されたストーリーと、オリジナル楽曲に乗せて描かれる日本発のミュージカル・エンターテインメント。これまでに、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTらがジャニーズJr.時代に出演していたことから、ジャニーズにおける“若手の登竜門”のような作品とも言われている。今回は、1969年の初演から半世紀を経て、ジャニー喜多川製作総指揮の下、満を持しての映画化となる。ジャニーズJr.人気グループ勢ぞろい中心となる少年たちには、人気・実力を兼ね備えたジャニーズJr.のグループ、SixTONES(ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、なにわ男子(西畑大吾)、向井康二、室龍太、Aぇ!group(正門良規、小島健)らを起用。それぞれ赤、青、黒のチームとなり、刑務所で親友とよべる仲間と出会うなかで、成長していく。また、物語だけでなく歌とダンスを連動する演出も見ものだ。特に、8分間に渡るジャニーズJr.たちの圧巻のダンスシーンは、本作の見どころのひとつとなっている。そのほか、Travis Japanの宮近海斗、なにわ男子の大西流星、Lilかんさいの嶋﨑斗亜、7 MEN 侍の中村嶺亜、少年忍者の川﨑皇輝も出演。また、新任の看守役に関ジャニ∞の横山裕、児童相談施設の後見人にA.B.C-Zの戸塚祥太が起用される。なお、戸塚は予告映像にて初のナレーションに挑戦している。監督は『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督は、『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』を手掛けた本木克英。明治時代に建築された「五大監獄」のひとつで重要文化財に指定されている旧奈良監獄を舞台に撮影を行った。ストーリー2012年、とある少年刑務所。ここは犯罪に手を染めた少年たちがそれぞれの事情を抱えて収監される場所。刑務所内にはいくつかの房がある。赤房と青房の少年たちは互いをライバル視して喧嘩を繰り返し、黒房はそれを面白がって傍観している。常に監視され抑圧された刑務所ではあるが、それでもシャバよりはましだ。ある日、刑務所に一人の新入りがやってくる。身寄りのない彼は誰とも馴染もうとせず、いつも独りぼっちで日記を書いていた。そんな頃、新しい看守長が赴任してくる。徹底的にお前たちを鍛えなおす、と高圧的に告げ、少年たちを暴力で支配し始める看守長。以来、地獄のような日々が少年たちを待っていた。新入りは、いじめを受けた自分を庇い、懲罰を受ける同じ雑居房の少年に心を寄せるようになっていく。いつしか二人は親友になり、仲間も増え、夢を語るようになる彼ら。しかし、看守長の圧制はいよいよ厳しさを増し、我慢の限界にきていた少年たちは団結し、密かにある計画を練るが…。作品詳細『映画 少年たち』公開予定:2019年3月29日(金)全国ロードショー出演者:ジェシー 京本大我 髙地優吾 松村北斗 森本慎太郎 田中樹(SixTONES)、岩本照 深澤辰哉 渡辺翔太 阿部亮平 宮舘涼太 佐久間大介(Snow Man)、西畑大吾(なにわ男子)、向井康二、室龍太、正門良規 小島健(Aぇ!group)、宮近海斗(Travis Japan)、大西流星(なにわ男子)、嶋﨑斗亜(Lilかんさい)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、川﨑皇輝(少年忍者)、HiHi Jets 美 少年 7 MEN 侍 少年忍者 Jr.SP なにわ男子 関西ジャニーズJr./戸塚祥太(A.B.C-Z) 山下リオ 森口瑤子 伊武雅刀 横山裕※現在、向井康二はSnow Manとして活動製作総指揮:ジャニー喜多川監督:本木克英脚本:石川勝己
2018年11月19日●1965年から上演の歴史ある舞台を映画化ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)が公開されることが16日、明らかになった。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES(ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、青房のSnow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子(西畑大吾)・関西ジャニーズJr.(向井康二、正門良規、小島健、室龍太)を中心とした物語を展開。さらに宮近海斗(Travis Japan)、大西流星(なにわ男子)、嶋﨑斗亜(関西ジャニーズJr.)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、川﨑皇輝(5忍者)が出演。人気急上昇中のHiHi Jets、東京B少年を始め、7 MEN 侍、5忍者、ジャニーズJr.SP、なにわ男子、関西ジャニーズJr.ら、東西のジャニーズJr.のメンバーが勢揃いすることも決定した。少年たちの成長と再生を、歌とダンスに昇華、連動して生き生きと演じていく。また、関ジャニ∞の横山裕が新任の看守役、A.B.C-Zの戸塚祥太が児童相談施設の後見人役として参戦。『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督がメガホンを取り、舞台『少年たち』のセットの元となった旧奈良監獄(重要文化財)で2月、7月に撮影が行われた。冒頭では、1キャメ、1カットでの8分間に渡るジャニーズJr.たちの圧巻のダンスシーンも予定されており、舞台の緊張感さながらにミスが許されない状況で、大画面の迫力を生かした映像に挑んだ。○本木監督コメントジャニー社長が半世紀も注ぎ続けた、この伝説的舞台への愛と情熱を探求し、映画として最大限に刻もうと、気を引き締め、細心の注意をはらって監督しました。ご協力頂いた旧奈良監獄の、ホンモノが持つ迫力も功を奏し、才能あふれるジャニーズJr.たちが、未来を求めてスクリーン一杯に躍動します。リアルな芝居と音楽とダンスが融合し、ミュージカルの枠に収まらない、斬新なエンターテインメント映画にしたいと思います。○物語2012年、とある少年刑務所。ここは犯罪に手を染めた少年たちがそれぞれの事情を抱えて収監される場所。刑務所内にはいくつかの房がある。赤房と青房の少年たちは互いをライバル視して喧嘩を繰り返し、黒房はそれを面白がって傍観している。常に監視され抑圧された刑務所ではあるが、それでもシャバよりはましだ。ある日、刑務所に一人の新入りがやってくる。身寄りのない彼は誰とも馴染もうとせず、いつも独りぼっちで日記を書いていた。そんな頃、新しい看守長が赴任してくる。徹底的にお前たちを鍛えなおす、と高圧的に告げ、少年たちを暴力で支配し始める看守長。以来、地獄のような日々が少年たちを待っていた。新入りは、いじめを受けた自分を庇い、懲罰を受ける同じ雑居房の少年に心を寄せるようになっていく。いつしか二人は親友になり、仲間も増え、夢を語るようになる彼ら。しかし、看守長の圧制はいよいよ厳しさを増し、我慢の限界にきていた少年たちは団結し、密かにある計画を練るが...。●SixTONES・Snow Man・関西ジャニーズJr.のコメント○SixTONES コメント・ジェシー初めましてSixTONESのジェシーです! 先輩たちから受け継いだこの伝統ある舞台を2015年から4年間、東京ではSnow Man、SixTONESで、大阪では関西ジャニーズJr.が演じてきました。映画化は夢にも思っていませんでしたので、喜びとともに、正直驚きが大きかったです!!それぞれの事情で刑務所に入った少年たちの友情 希望 平和 夢をテーマにした作品で、歌や踊りのシーンもあります。髪型も人生初の短髪なのでそこも観てください!!笑 奈良の少年刑務所での撮影は、冬の寒い時期と夏の暑い時期に行いました。大変でしたが、滅多に入れない場所での撮影でしたので貴重な体験となりました。・京本大我僕は新入り役として、『少年たち』の舞台に4年間出演させて頂いていますが、まさか映画でも新入り役を演じることが出来るとは、未だに夢のようです。舞台版とは異なるストーリーではありますが、映画ならではの繊細で迫力のある作品になると思います。また、実際に使われていた奈良の少年刑務所で撮影させて頂き、自然と役に入り込める環境の中、本当に貴重な経験をさせて頂きました。ジャニーさんの『少年たち』への想いを胸に突っ走る僕達を、是非、スクリーンでお楽しみください。・髙地優吾半世紀前からあるジャニーズの伝統ある舞台を映像でジャニーズの歴史に残せる、自分がその作品に携われたことが一番嬉しいです。作品は、実際に使用されていた奈良の少年刑務所での撮影や、少年の行き場のない葛藤をダンスで表現したりなど、ロケ地の雰囲気やダンスなど見所がたくさんあります。また、舞台では表現できない映像での演出も映画ならではの良さだと思いました。今までとは違った新しい『少年たち』になると思うので、完成がとても楽しみです。・松村北斗歴史ある舞台『少年たち』を映画化し、その一員であること、嬉しい限りです。先輩たちが紡いできた伝統に敬意を払いながら全力で演じさせていただきました。撮影場所として奈良の少年刑務所をお借りし、そこに存在する説得力や魂までもお借りしたような感覚を今でも覚えています。若者、青春、命、葛藤など数えきれない要素が、言葉だけではなく歌やダンスでも表現されている本作品は、現代へ向けた大切なメッセージを抱えていると思います。・森本慎太郎先輩たちから引き継がれた伝統ある『少年たち』という舞台を、Snow ManとSixTONES、関西ジャニーズJr.で映画化するというチャレンジにワクワクしました。奈良での撮影は、刑務所という環境の辛さを実際に感じることができ、とても貴重な体験ができました。劇中に出てくる東京のジャニーズJr.と関西ジャニーズJr.の対立だったり関ジャニ∞横山くんの看守の怖さだったりが映像から伝わると思いますので、臨場感を楽しんでいただけたらなと思います。・田中樹大先輩から受け継がれてきた歴史あるこの作品を、映像として残せることをとても嬉しく思います。この作品を映画化すると聞いた時には、すごく嬉しかったのと同時に、この作品の素晴らしさをたくさんの人に伝えなければいけない、というプレッシャーを感じました。4年間、舞台という形でこの作品を通し、たくさんの人にメッセージを届けてきましたが、それを映像にすることで、より様々な形で表現することができるのではないかと思います。この作品の魅力が多くの人に伝わり、『少年たち』という作品を通して、皆さんにメッセージを受け取っていただければと思います。○Snow Man コメント・岩本照歴史ある『少年たち』が映画化!? と、素直に驚きと、このプロジェクトに携われる嬉しさを感じました。舞台では描ききれなかった表情やリアルな少年刑務所でのシーンが、大きなスクリーンで楽しめます。舞台へ足を運んでくださった方も、初めての方も、映画館なら気軽に行けると思いますので、多くの方に何度も観て頂きたいです。今回、役を演じるため、人生で一番短髪にして撮影に臨みました。日本の重要文化財に指定されただけあって、歴史を感じる奈良の少年刑務所での貴重な撮影は、忘れられない経験になりました。・深澤辰哉最初に話を聞いた時はビックリしました。いままで沢山の先輩達が繋いできたこの『少年たち』という舞台。その舞台を演じさせていただくだけで凄い事なのに、その映画化という今までに無い挑戦!台本を頂き、セリフを覚えていくうちに楽しさに変わり、撮影を待ち望んでいたのを覚えています。『少年たち』は、ジャニーさんが大切にしている作品の1つでもあるので、その期待に応えなければいけないなと思っています。今まで培ってきたことを全力でぶつけます。そうでなければ意味がないと思っています。・渡辺翔太話を聞いた時は嬉しかったです! 舞台もSixTONESと一緒に4年間やらせていただいており、ジャニーズの伝統ある『少年たち』の舞台に立てることも、そしてその舞台が映画化するということで、映像に残るということも凄く嬉しいです。奈良の少年刑務所で撮影した時は、建物の風格がすごくあり、終始ワクワクドキドキでした! きっと、すばらしい作品になると思います。・阿部亮平『少年たち』は、歴代の偉大な先輩方が演じ繋いできた作品です。ジャニーさんの想いが詰まったこの『少年たち』の映画化に携われること、ジャニーズJr.として光栄に思います。この作品のために僕は、髪を人生で一番短くしました。気合い充分です!少年刑務所で暮らす少年たちの情熱や葛藤を表現したオープニングのダンスシーンは、極寒だった撮影日程を全く感じさせないアツいものになっています。楽しみにしていてください!・宮舘涼太『少年たち』はジャニーさんがとても大事にされてきた作品の初の映画化なので、ジャニーズ代表という意識を持ち、大切に作品と向き合いました。舞台とは違った新しい『少年たち』をお届けできると思います。ジャニーズらしく華やかで臨場感ある映像や、今を生きる少年達の気持ちや熱を映画館で見て感じて頂きたいです。奈良の少年刑務所はスケールが大きく圧倒されました。『少年たち』の映画と共に、歴史に残るこの刑務所も、ご覧頂きたいです。・佐久間大介『少年たち』の映画化なんて、思ってもいなかったことなのでとても驚きました。先輩が出演されてきた歴史ある作品を映像に残せる事は、自分達がやったという証にもなるのですごく嬉しかったですし、誇りに思っております。もしかしたら、今まで様々な形で上演していた舞台『少年たち』の全シリーズの『原点』になるんじゃないかな、ここから舞台のあの沢山のストーリーに分岐していくんだな、と思える映画になるような気がします。是非沢山の皆さんにスクリーンで『少年たち』の始まりに立ち会ってほしいです。○関西ジャニーズJr. コメント・西畑大吾 (なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)ジャニーさんが作り上げた歴史ある『少年たち』が映画になり、その作品の中で役として生きれる喜びを噛み締めながら撮影に臨ませて頂きました。関西ジャニーズJr.代表としてこの作品に参加させて頂いたので身が引き締まる思いでいっぱいです。サプライズ好きのジャニーさんが何を仕掛けてくるのか、今から僕自身とても楽しみにしています。完成を待ち望んでいます。・向井康二『少年たち』というジャニーズの伝統ある作品を関西ジャニーズJr.が先輩達から引き継いで公演をさせていただいたので、実際に映画になると聞いた時はすごく驚きました! 映画の『少年たち』は若い人たちに勇気を与える作品になると思います。自分から積極的に行動することや、普段忘れている人との繋がりの大切さを改めて考えられる作品です。いつも舞台でやっていることが映画になるのでとても楽しみです!・正門良規『少年たち』は、僕が事務所に入って初めて出演した舞台でもあり、数々の偉大な先輩方が演じてこられた舞台の映像化に参加させて頂けることはとても嬉しいです。SixTONESやSnow Manのパワフルでかっこいいパフォーマンスはもちろん、関西ジャニーズJr.ならではのエネルギッシュなパフォーマンスもありますので、本当に皆さんにお見せできることが楽しみです!・小島健自分が今まで『少年たち』という舞台で培った経験を携えて、映画を頑張ろうという思いで撮影に臨みました。東京と大阪のそれぞれやってきた『少年たち』の良さを映画に詰め込められたと思います。劇中歌なども、歌は同じでも、演出は舞台と全然違うと思うので、舞台をご覧になったことがある方はまたそういう点からも楽しめると思います。奈良の少年刑務所は冬はとても寒く、夏はとても暑く厳しい気候の中でしたが、全てのことに全力で取り組みました。公開が楽しみです!・室龍太映画『少年たち』に出演が決まった時は凄く嬉しかったです。それと同じくらい不安もありました。世代に関係なく観て頂きたいですし、当時の事を少しでも知って頂ければ幸いです。奈良の少年刑務所で撮影させて頂いて施設内を拝見しながら、当時のお話も聞かせて頂いたのですが、自分が想像してたよりも厳しい場所でした。そういったリアルなところも伝われば嬉しい限りです。(C)映画「少年たち」製作委員会
2018年11月16日岡田美術館から、喜多川歌麿の美人画をモチーフにしたショコラ『歌麿・深川の雪』が登場。2018年1月31日(水)から2月14日(水)まで、日本橋三越本店のバレンタインイベント「スイーツコレクション」で販売される。雪景色と美人画を、トリュフや松茸の香りと楽しむ箱根の岡田美術館が収蔵する作品を、専属のショコラティエ 三浦直樹がアートなチョコレートへ変身させる。江戸時代の浮世絵師 喜多川歌麿の傑作「深川の雪」を題材にしたショコラを、2段の金色の箱に詰め込んだ。上段には「紫芋×黒胡麻」といった和を感じさせるフレーバーに「クリームチーズ×ベリーローズ」、「アーモンドミルク×ドライアプリコット」、「ゴルゴンゾーラチーズ×ベーコンチップ」と洋風なものを合わせ、種類豊富に織り交ぜる。下段には「ピスタチオ×シナモン」、「柚子×フレッシュバジル」といったスパイスやハーブでアクセントを効かせたものから、「白トリュフ×南瓜」、「和栗×松茸」など高級食材を使用したものまで個性豊かなバリエーションが揃った。神坂雪佳「燕子花図屏風」や尾形光琳「菊図屏風」も2017年のバレンタインでも人気を博した神坂雪佳「燕子花図屏風」をモチーフにしたチョコレートも登場する。金地の屏風に燕子花の群生をあしらったショコラは、和テイストの「桜×抹茶」、甘酸っぱい「木苺×イチジク」、 ティラミスを思わせる「マスカルポーネ×コーヒー」など和洋折衷の5種類。和三盆や黒豆など一層和の風味が味わえる、『光琳・菊』や、「ココナッツ×パッションフルーツ」など見た目に負けない華やかな味わいを楽しめる『若冲・孔雀鳳凰』も揃う。また、日本橋三越本店の限定商品としてハート形のチョコレートボックスから5種類のボンボンがあらわれる「プレシャスハート」が販売される。【アイテム詳細】岡田美術館チョコレート・『歌麿・深川の雪』 4,801円・『光琳・菊』 2,801円・『雪佳・燕子花』 2,801円・『若冲・孔雀鳳凰』 2,801円・日本橋三越本店限定 プレシャスハート 4,801円※価格は全て税込販売場所:日本橋三越本店本館7階催物会場住所: 東京都中央区日本橋室町1-4-1期間:2018年1月31日(水)~2月14日(水) ※最終日は18:00に終了。※プレシャスハート以外は岡田美術館ミュージアムショップでも販売。住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493−1
2017年12月09日「ドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ)が27〜28歳。『金八』(TBS)で生徒役だった僕が、徳川龍之介という先生役に出会って、また違う時代をつくることができた。そこまでの10年間、『ジ・アイドル』田原俊彦は、調子こいて、頑張って、バブルとともに遊びまくって、仕事しまくって、やりたい放題でね」 こう話すのは、6月21日、11年ぶりにメジャーレーベルから新曲『フェミニスト』をリリースした田原俊彦(56)。デビュー直後から、近藤真彦、野村義男の3人で「たのきんトリオ」と呼ばれ、超人気アイドルのオーラで輝いたトシちゃん。還暦を4年後に迎えるいまも、毎年、夏の全国ライブツアーと冬のディナーショーを欠かさず開催。迫力たっぷりのダンサブルなステージで、多くのファンを魅了し続けている。 「独立」から23年、田原がジャニーズ事務所からの独立時のことを振り返るーー。 ’92年11月、『CanCan』モデルの向井田彩子さん(45)との交際が発覚すると、マスコミは色めき立った。常時、カメラマンが30人ほど張りつく生活となり、甲府の実家にまで報道陣が押しかけた。’93年10月に結婚。’94年2月、長女が誕生しても、マスコミの取材攻勢は収まることがなく、田原は会見を開く。このとき、「隠密にやりたかったけど、僕くらいビッグになると、そうもいかない」の一部分だけが過剰に取り上げられ、“ビッグ発言”と猛バッシングされた。その会見から半年後、ジャニーズ事務所から独立。田原は、33歳だった。 「ビッグ発言したなんて、僕は思いもよらなかったから。ギャグのつもりだったしね。ジャニーズを卒業したのは、15年間、存分にやらせてもらったし、お世話になった恩は返したと思っていたからです。30代になって、歌でも、踊りでも、芝居でも、ここからは自分で歩いていくためのスキルを自分で磨いていかなくちゃいけない。ここからは俺の勝負だと考えていました。ジャニーさんからは、すべてのものを盗んだし、いただいた」 田原は「だから、ジャニーズという学校の卒業証書をもらいたかったんです」と語る。 「ジャニーさんとも、メリー喜多川さんとも、僕は話をしているんですよ。『一人でやりたい。卒業したいんです』『わかった』と。だから、僕のなかでは円満退社。ただ、現実はそうじゃなかったんですね。たぶんね。さんまさんに言われました。『吉本の人間が吉本を飛び出したら、干されるやろ』って。たしかに、独立後、ジャニーズの後輩たちとの共演はなくなったけど。でも、僕はそれを言い訳にしちゃいけない。僕が表舞台に出られない、活躍できないというのは、僕の責任なんです。イコール僕に力がなかった。自分の責任で、自分で選んだ道ですから。そりゃ苦しいさ。名だたる会社に所属してるわけでもない。ほんと、一兵卒ですから。撃たれるだけ、撃たれるぞ、と」 ただ、一方で、「そんなんじゃ絶対に死なない」という揺るぎない自信もあった。 「ここからが、新しい船出だと、自分のエネルギーを感じていましたね。まぁ、あんまり出番はなかったけどね(笑)。そこからコツコツコツコツやって、いまに至るわけです。だから、33歳は、僕にとって、すごい大切な年でした。そこから、人としての田原俊彦が始まった。家族を得て、子どもを得て、そして、自由を手にした。……なんか、興奮してるな、俺(笑)。いまのオレがあるのは、あのときジャニーズを辞めたからです。あのとき闘った田原俊彦がいて、それに耐える僕がいて、支えてくれるファミリーがいた。だから、僕はまだ歩み続けているわけです」
2017年06月23日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:蒼井優が噂の男・石崎ひゅーいとポルシェで密会デート『FRIDAY』が蒼井優(31)と石崎ひゅーい(32)のデートをスクープした。2人は昨年12月公開の映画『アズミ・ハルコは行方不明』で共演して以来、他のキャストを交えて急接近。昨年10月には『女性セブン』で深夜のファミレスデート&お泊まりが報じられたものの、当時は否定していた。1月中旬の21時ごろ、代官山のレンタル店前にポルシェが停車。ハンドルを握っているのは蒼井で、助手席には石崎の姿があった。石崎が店内に入っている間、蒼井は深々と身を沈めてマスクとニット帽をかぶるなど、周囲を警戒していたという。レンタルなら「これから一緒に見る」ものか、返却なら「もう一緒に見た」ものか。交際の有無はまだ分からないが、2人がかなり近い距離感にいるのは間違いないだろう。再度の報道だけに、2人のコメントに注目が集まる。■4位:SMAP解散で超異例の演出が……ジャニーズ事務所"帝劇の変"『週刊女性』が過激な見出しで、いかにも"らしい"ネタを報じた。ジャニー喜多川社長が手がける舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』が、1月24日に千秋楽を迎えた。玉森裕太(26)や藤ヶ谷太輔(29)らが主要キャストを務めたほか、3部構成の2部に日替わりゲストが出演。初日を東山紀之(50)が務め、その後も滝沢秀明(34)、堂本光一(38)など、"ジャニーズ舞台班"の人材に加え、松本潤(33)、松岡昌宏(40)、渋谷すばる(35)などの"ジャニーズテレビ班"も総出演したという。なかでも、「松本がジャニー社長と仕事をするのは15年ぶり」とのこと。両班のメンバーがそろうのは異例であり、これまでの同講演とは明らかに様相が異なるのは、やはりSMAPの解散が影響しているのか。同誌は「『SMAPなき後、ジャニーズ事務所に派閥なし』と統制が取れていることを誇示したかった」としている。ちなみに客席には、メリー喜多川副社長と親交の深い黒柳徹子(83)、さらに近藤真彦(52)も訪れていたらしい。この一体感はホンモノなのか、ならばいつまで続くのか。今後も記者たちは追いかけるだろう。■3位:GACKTが3年間交際した元愛人が「首吊り自殺」未遂の衝撃『週刊文春』がGACKT(43)の元愛人・A子さん(26)の自殺騒動を報じた。A子さんは昨年までグラビアアイドルとして活動していたが、今年の元旦に首吊り自殺をはかったという。2人の出会いは、GACKTが東日本大震災の被災地を慰問した2011年秋。被災地出身のAさんは当時21歳で、もともとファンだったとのこと。記事によると、最初のデートは2012年11月だったが、AさんはGACKTから車内でむき出しの下半身を押しつけられたらしい……。その後、2人は肉体関係を結び、GACKTが予告なしに「今夜会うか?」とAさんを呼び出して高級ホテルで会う、という都合のいい関係を続けていたようだ。驚くのは、ときには乱交パーティーに誘われながらも、愛人関係が3年に及んだこと。しかし、A子さんがGACKTの被災地に対する言動などに疑問を持ちはじめた昨年1月、彼のマネージメントを手がけるH社長(30)と急接近し、GACKTとの愛人関係を清算して交際をはじめる。2人は婚約して、H社長はAさんの両親に会い、新居も探していたが、本命女性の存在が発覚。H社長は、「関係を切るので、必ず結婚しよう」と弁明したが、昨年末ごろ音信不通になり、AさんはGACKTに助けを求めたが、「既読」になった直後にブロックされてしまう。2人との連絡が取れなくなったAさんは、絶望して自殺をはかり……何とか一命をとりとめたが、メンタルクリニックに通いながらも再度の自殺をはかったほか、手がふるえるなどの後遺症と戦っているようだ。当然というべきか、GACKTの所属事務所は愛人関係を否定。一方、H社長は「彼女を傷つけたことは事実なので、誠実に対応したい」とコメントした。詳細にわたって書かれている上に、GACKTはこの手の報道が多いだけに、読む側はそれを信じてしまう。■2位:「西川貴教にポイ捨てされた」19歳の国立女子大生が独白!『女性セブン』がT.M.Revolution・西川貴教(46)のスキャンダルを報じた。独白したのは、首都圏の国立大学に通う19歳の女子大生。身長170cmのスラリとしたモデル体形で、西川の元恋人・菜々緒(28)似の美女という。2人の出会いは、昨年12月初旬。知人の開いた飲み会で西川が、「きみ、めちゃくちゃタイプだわ」と声をかけたことがきっかけだったらしい。女子大生に恋人はおらず、西川の口説きに根負けしてLINE交換し、1週間後に焼肉デート。さらに12月下旬には、西川の自宅に招かれた。女子大生が西川の家を「4LDK」「ジャグジーと大型テレビ付きの風呂」「寝室にもシャワールーム」と具体的に話していることから、それなりの信ぴょう性はある。さらに、元旦も家に呼ばれて一緒におせち料理を食べたり、1月4日のコンサートに招待したり、何度も会っていたが、女子大生が気になっていたのは西川が「避妊しない」「自宅デートばかり」「『つき合おう』と言わない」こと。1月中旬、女子大生から「体だけの関係じゃないんだよね?」と尋ねられた西川は、「何でそんな悲しいこと言うの! 大切だし、一緒にいたいと思ってるよ」と返したが、以降の連絡が途絶えたという。記者の直撃を受けた西川は、「普通に友達」を繰り返したようだが、2人の年齢差は「17歳女子高生との淫行疑惑」で活動休止中の狩野英孝(34)をはるかに超える。報道がすべて真実なら、かなりタチが悪い。■1位:初めて余命を尋ねた小林麻央。退院を決断した意味は……今週は『女性セブン』のワンツー。1位には小林麻央(34)の闘病続報を選んだ。麻央はブログで、「1月29日に退院して自宅に戻った」ことを明かした。約1カ月ぶりのわが家で麻央は、長女・麗禾(れいか)ちゃん(5)お手製のピンクティアラをかぶり、長男・勸玄(かんげん)くん(3)が描いた絵を手に持って穏やかな笑顔。胸の奥には、母親としての切なる思いを秘めていた。ステージ4を公表している麻央は、乳がんでは国内未承認の治療薬を使い、骨への放射線治療をしながらも、病状は一進一退。痛みだけでなく食事すらできない日々が続いたという。麻央はそんな苦しい状況に、「今回の入院は底まで行って、考え、弱気になりました。暗くなりました」と明かした。実際、胸に皮膚への転移が見つかり、お腹にも同じ可能性があるしこりができたことで大きく落胆。乳がん発覚から3年目で初めて主治医に、「あとどのくらい生きられますか?」と尋ねたという。「全身療法が効けば生きられる」と言われたものの、自分が余命を聞いたことを家族に報告できないほど追い込まれた麻央……しかし、夫・市川海老蔵(39)の見舞いで元気を取り戻し、「バナナ1本を必死に食べて闘病への決意を再度固めた」という。妻を必死に支える海老蔵が「昨年夏を越せないと思っていた」と明かすほどの予断を許さない状況が続くだけに、「もし時間に限りがあるのなら」という不安は消えないだろう。そんな麻央が、「日々成長していく子どもたちと少しでも一緒にいたい」と前向きに生きる姿が感動を呼んでいる。退院前日のブログには、「今、何が必要か。やはり子供達を感じられる環境だと思います。心の栄養」とつづられていた。□おまけの1本「渡米2カ月前のピース・綾部祐二。本当の英語力は?」最後は『週刊女性』のトホホなニュースを。ピース・綾部祐二(39)が突然アメリカ行きを発表したのは昨年10月。旅立ちの4月まで残り2カ月を切った今、現時点での英語力がクローズアップされている。昨年、アメリカでの芸能活動を希望しながら、英語ができないことを自ら明かしていた綾部。「アルファベットでいうとまだC。『COW』とかの単語を覚えている段階」と話していたが、3カ月過ぎた今も「小学生用のドリルで単語のスペルを覚えている」という。しかも先生役の後輩芸人いわく、「1時間くらい勉強したら飽きて出かけてしまう」とのこと。しかも、「トランプ・タワーに住もうとしている」らしい。所属事務所も、「綾部の英語力は中学生レベルにすら至っていませんよ。まだ、ABCのCを勉強しているところですから(笑)」と言われてしまう始末。会話レベルの習得はいつになるのだろうか……。「ストレスや寂しさでホームシックになって帰国」なんて心配の声は後を絶たない。ただ、「ムチャムチャな英語でなぜか成功してしまう」というストーリーになれば、それはそれで面白そう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年02月05日●大物MC卒業の狙いとは?2016年が終わろうとしている。今年は『週刊文春』のスクープ連発をきっかけに、週刊誌、スポーツ新聞などの芸能ニュース報道合戦が過熱。例年以上に多くの有名人がさまざまなニュースで賑わせてくれた。熱愛、結婚、不倫、謝罪会見、薬物逮捕……ワイドショーを毎日約5時間見続け、週刊誌記者とのネットワークを持ち、『週刊芸能ニュース』連載中のテレビ解説者・木村隆志が、2016年の芸能ニュースTOP10を選ぶ。○10位 「『恋愛しない』宣言は嘘? 土屋太鳳と山崎賢人の焼き肉デートに批判の声」今年3月8日の夜、朝ドラ『まれ』で夫婦役を演じた土屋太鳳(21)と山崎賢人(22)が「焼き肉店で密会デートをしていた」という。山崎は仕事から自宅マンションに帰ったあと、すぐに外出。タクシーで土屋の待つ新宿の焼き肉店へ向かい、個室で3時間過ごしたらしい。2人は午前0時過ぎに、15分の時間差をつけて店を出て帰宅。ともに超多忙な中を縫っての密会に、焼き肉店というセレクトが友人以上の関係を想像させるが、両所属事務所ともに、「親しくさせていただいています」とコメントした。2人は朝ドラ終了直後に映画『orange』で再共演を果たすなど、恋人同士になるための時間は多かったが、本人からのコメントはなし。ただ、「一緒に買った(または贈り合った)ピンキーリングやブレスレットをしている」という噂も根強く、交際濃厚という声も多い。それだけなら「美男美女のカップル」でめでたいことなのだが、問題は土屋が昨年ブログで「恋愛しない。仕事に打ち込む」と宣言し、「交際歴ゼロ」というピュアなイメージを追い風に人気を獲得していること。しかし、熱愛報道の相手が世代屈指のイケメンだけに、男女を問わず批判の声が殺到している。○9位 「Hey! Say! JUMP・中島裕翔と伊野尾慧が大胆スキャンダルを連発」SMAPの解散が決まる中、ジャニーズ事務所としては「Hey! Say! JUMPをガンガン売り出したい」ところだが、思わぬスキャンダルを連発している。まず3月に、俳優担当トップクラスの中島裕翔(23)が、吉田羊(年齢非公表)と"推定年齢差20歳"の熱愛報道。しかも、腕を組んで吉田の自宅マンションに行って朝まで過ごし……何と「7連泊した」というのだ。つまり、ほとんど同棲に近い状態ということ。当然ながら両所属事務所は否定したが、手つなぎ写真があり、「中島が合い鍵を持って自由に出入りしている」という目撃情報も。かねてから吉田は「年下が好き」と公言していたため、妙な説得力のようなものがあった。次のスキャンダルは、バラエティー担当トップクラスの伊野尾慧(26)。10月にセクシー女優の明日花キララ(28)とシンガポールでデートしていたことが発覚。さらに、11月には、『あさチャン!』のTBS・宇垣美里アナ(25)と、『めざましテレビ』のフジ・三上真奈アナ(27)との二股愛を報道された。ともに伊野尾の部屋に入る姿が目撃されているだけに言い逃れは難しく、本人は明言を避けている。「本命は宇垣アナ」なんて声もあるが、伊野尾は『めざましテレビ』にレギュラー出演しているだけに、さすがに三上アナとの交際は難しいだろう。スキャンダル発覚後の顛末を見る限り、やはり女性アイドルに比べて男性アイドルはお気楽であり、その意味で伊野尾はまだまだやらかしてくれるのではないか。○8位 「大抜擢のショーンKに学歴詐称が発覚! "ホラッチョ川上"で整形も?」低音の美声とインテリ風イケメン顔を武器に『報道ステーション』『とくダネ!』など4つの番組にコメンテーターとして出演するほか、4月スタートの新報道番組『ユアタイム』でメインキャスターに大抜てきされたショーンK(48)。まさに「出る杭は打たれる」で、その大抜てきによって、今年3月、大学の学位取得や留学経験の詐称が明かされてしまった。さらに恐ろしいのは、各番組への出演自粛に加え、本名や整形疑惑、学生時代の「ホラッチョ川上」というあだ名まで記事にされてしまったこと。その転落ぶりは、かつての「佐村河内守のゴーストライター騒動」を思わせるドラマティックな展開だった。局の看板番組で重用していたフジテレビとテレビ朝日は、報道当初ほぼスルー。その後、出演自粛を受けてお詫びのコメントを発したが、やはり深掘りはせず。逆にTBSと日本テレビは「これぞ、おいしいネタ」とばかりに、連日センセーショナルに報じていた。この騒動による一番の被害者は、『ユアタイム』のパートナーだった市川紗耶(29)。急きょメインキャスターに"昇格"させられ、明らかに戸惑いが感じられた。それでも、『週刊文春』によるスクープが新番組スタート後でなかったのは、武士の情けか。○7位 「小林麻央が"深刻な"乳がん。長期に渡る極秘闘病生活を告白」6月、小林麻央(34)が乳がんを患い、闘病していることが夫・市川海老蔵(39)の口から明かされた。スポーツ紙の報道を受けた海老蔵は緊急会見を行い、「1年8カ月前に夫婦で行った人間ドックで乳がんが発覚した」ことを告白。記者からがんの進行状況を聞かれると、「深刻ではある」とだけ語ったが、その後、麻央がブログを開設し、すでに肺や骨に転移が広がったステージ4であることが分かった。麻央は10月に手術を受けたことを明かしたが、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を上げるためであり、根治に向けたものでないのが心配を誘う。深刻な状況の中、麻央は前向きに治療を続け、長女・麗禾(れいか)ちゃんと、長男・勸玄(かんげん)くんの運動会に参加したことなどを明かして感動を誘った。幸せの絶頂にいると思われた家族が、まさか1年8カ月もの極秘闘病を続けてきたとは……。日本中にショックが広がり、会見直後から女性たちが乳がん検診に殺到した。さらに、姉・小林麻耶(37)が5月の『バイキング』生放送中に倒れて休養していたのは、愛する妹の闘病サポートが心痛になったという事実も発覚。「奇跡はまだ先にあると信じています」と病気に立ち向かう麻央と家族を日本全国の人々が応援している。よい年越しとなり、2017年が希望に満ちているように……。○6位 「古舘、カトパンが卒業! 小堺、さんま、堺ら大物MCたちの受難」今年春、『報道ステーション』を古舘伊知郎(62)、『めざましテレビ』の加藤綾子アナ(31)、『スッキリ!!』の上重聡アナ(36)が、番組を相次いで降板。それぞれ富川悠太アナ(40)、永島優美アナ(25)、ハリセンボン・近藤春菜(33)というキャラクターの異なる後任が据えられた。これによって番組のカラーが激変。『報ステ』は落ち着きのあるトーン、『めざまし』は若手女子アナの女子会風、『スッキリ!!』はバラエティー番組のイメージが強くなった。いずれも長年放送されているだけに、この変化だけですぐに番組が傾くことはないが、視聴者離れはジリジリと広がっていくだけに不安は残る。また、今年は春に小堺一機(60)の『ごきげんよう』、秋に明石家さんま(61)の『さんまのまんま』、年末に堺正章(70)の『新チューボーですよ!』が終了。いずれも日本テレビ界を代表する長寿番組であり、一時代の終了と同時に、ベテランMCにとって厳しい一年となった。この流れで「MCの若返りが進むのか?」と言えば、そうでもない。現在のMCは40~50代ばかりであり、たいして変わらないのだ。●不倫と薬物に揺れた今年の1位は○5位 「絶好調の高畑裕太が"強姦致傷"で逮捕! 示談成立も騒動は終わらず」9月23日、高畑裕太(23)が強姦致傷の疑いで群馬県警に逮捕された。その容疑は、「映画の撮影で滞在していた前橋市内のホテルで、40代の女性従業員に性的暴行をした上にケガをさせた」こと。ホテルに連泊していて女性の顔を知っていたと思われる上に、深夜に部屋まで歯ブラシを届けさせて襲ったという、信じがたいものだった。この報道を受けた26日、母・高畑淳子(62)が謝罪会見。涙を流しながら繰り返し頭を下げ、「(芸能界復帰は)してはいけないことだと思っています」と力なく語った。その後、被害女性との間に示談が成立したが、騒動は終わらない。裕太の弁護士が公表したFAXに、「強姦ではなく、合意があるものと思っていた」「呼びつけて引きずり込んだという事実はなかった」「裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた」と一方的な内容が書かれていたことに被害女性が猛抗議。週刊誌やネットなどで美人局の疑惑をかけられたこともあって、「私は二度目のレイプをされたような気持ちです。悔しくて悔しくて涙が止まりません」と激白した。示談が成立したとは言え、裕太の芸能界復帰は絶望的。今年は連ドラに掛け持ち出演するほか、バラエティー番組にも引っ張りダコだっただけに、淳子にとっては受け入れがたい出来事だっただろう。またしても、「芸能人の子育てがいかに難しいか」が露呈されてしまった。○4位 「清原、高知、高樹……止まらぬ薬物汚染。ASKAは釈放、成宮寛貴は引退!」2月に清原和博(49)、6月に高知東生(52)、10月に高樹沙耶(53)が薬物逮捕。随分前のような気もするが、全て今年の出来事だ。図ったように3カ月ごとにアラフィフの有名人が逮捕され、ワイドショーをさわがせてきた。計算通りいけば、来年2月にまた誰かが逮捕されることになるが、果たして……。その一方で、2014年に覚せい剤取締法違反などで逮捕されていたASKA(58)が謎のブログをスタート。ライブに飛び入り参加するなど動きを見せる中、再び事態が動き出す。11月、ASKAは「盗聴・盗撮されている」と自ら警察官を呼び、意味不明な言動を繰り返したことから尿鑑定が行われ、覚せい剤反応が出たため再逮捕。しかし、尿鑑定に不備があり、嫌疑不十分で不起訴釈放された。さらに12月、成宮寛貴(34)が友人A氏の告発で、コカインなどの薬物使用疑惑が持ち上がる。一度は否定したものの、翌週に電撃引退を発表。「絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい」と議論をすり替えて姿を消してしまった。ASKAと成宮の真相は分からないが、ここまで続くと「芸能人は薬物が身近にある」と思われても仕方がないだろう。芸能事務所やテレビ局が、薬物検査を義務化する日が来るかもしれない。○3位 「ベッキー&川谷絵音からテレ朝アナまで。ゲス不倫スクープラッシュ」本来これがぶっちぎりの1位でもおかしくないほどのトップニュースだろう。それほどスキャンダラスな不倫にまみれた一年だった。主なものだけでも、ベッキー(32)と川谷絵音(28)、石井竜也(57)、桂文枝(73)、乙武洋匡(40)、ファンキー加藤(38)、三遊亭円楽(66)、中村芝翫(51)、とにかく明るい安村(34)、テレ朝・田中萌アナ(25)と加藤泰平アナ(33)の名前が挙がり、その他も複数のフリーアナウンサーや、女性タレントの夫までもスクープの餌食に。不倫だけで"年間ベスト10"を作れるくらいのラインナップだ。やはり1月の「ベッキー不倫」による影響は大きかった。「センテンススプリング!」のLINE迷言と、謝罪会見での大ウソで、世間の怒りが爆発。芸能人の不倫を暴く『週刊文春』が正義の味方という風潮さえ生まれた。その後、『週刊文春』の躍進に刺激を受けた『週刊新潮』、『FRIDAY』『FLASH』の写真週刊誌、『女性セブン』『女性自身』『週刊女性』の女性3誌らがスクープ合戦を展開。各局のワイドショーが「火に油を注ぐ」後追い報道をすることで加熱していった。芸能人を見る一般人の目は厳しくなる一方で、来年もこの流れは変わらないだろう。特にベッキーのような「クリーンなイメージの芸能人ほど狙われやすい」のは言うまでもない。○2位 「芸能界の暗部に疑念。一般人が芸能事務所と報道規制に『NO!』」これも単独ニュースではなく、2016年を象徴する芸能ニュースのビッグトピックス。今年は、「スマスマ公開謝罪」「能年玲奈の改名」「有吉と夏目の交際・妊娠報道と謝罪撤回」「『レコード大賞』を1億円で買収疑惑」などの報道に違和感を覚え、異論を発信する人が続出した。一般人でも感じる明らかな偏向報道や自主規制に不信感が増大。『週刊文春』『週刊現代』などの週刊誌が大手芸能事務所を率いる「芸能界のドン」について斬り込んだほか、それらがネットで一気に拡散して、芸能界不信につながっている。それぞれ、「悪いのは芸能事務所」「本名を使えないなんておかしい」「誰に謝罪しているのか?」「報道をスルーするな!」などの批判が噴出。今年開かれた数々の謝罪会見を見ると、芸能事務所や関係者の都合ではなく、素早く正直に話した人がダメージを最小限に留めていただけに、グレーな部分を見逃せないのだろう。芸能界やメディアに携わる人々からすれば、「今はじまったことではない」のかもしれないが、多くの情報と発信する場を得た現代人には通用しない。今後は徐々にクリーンな芸能事務所やメディアに人気が集中していくのではないか。○1位 「涙と怒り……二転三転。日本中を混乱させたSMAP解散騒動」昨年ランキング1位に挙げた「『福山雅治結婚』を上回るニュースはないだろう」と思っていたら、それ以上の特ネタが飛び出した。今年1月13日、SMAPの解散報道が流れ、日本列島が騒然。当初の報道は、「チーフマネージャーの退社に伴う分裂」で、中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)の4人がチーフマネージャーに同行し、木村拓哉(44)だけがジャニーズ事務所に残るというものだった。それから5日後の18日、『SMAP×SMAP』での生放送謝罪を行ったことで、解散説こそトーンダウンしたものの、「さらし者」のような状態に事務所への批判が殺到。それを受けてメリー喜多川副社長が『週刊文春』のインタビューを受けて事情説明したが、ファンの怒りは収まらず。いまだ残る解散説を打ち消すべく、『世界に一つだけの花』購買運動などでメンバーを支援した。6月にはファンクラブ会報で、「解散しない」ことを初めて明言してファンを喜ばせたが、わずか2カ月で暗転。リオ五輪で沸く8月14日深夜に「今年12月31日での解散」を発表した。そこから4カ月間、新曲のリリースやライブもなく、唯一5人が顔を合わせる『SMAP×SMAP』に注目が集まったが、ふだん通りの放送に終始。12月26日の最終回スペシャルも、生出演やメッセージはなく、事前収録された『世界に一つだけの花』が歌われたのみだった。活動28年、CDデビュー25年。アイドルの可能性を切り拓いた偉大さは簡単に語り尽くせるものではなく、比肩するグループも思い浮かばない。唯一の救いは、5人の個人活動が今後も続くこと。「50代、60代になったとき、一夜限りでも再結成できるように、現役で元気な姿を見せ続けてほしい」と願っている人は多いだろう。「ファン」という自覚のない人までショックと寂しさを隠せない。今世紀どころか、日本芸能界史上最大のニュースだった。最後に、2016年を振り返るべく、『週刊芸能ニュース』で紹介したその他のトピックスを挙げていきたい。一年間の芸能界を振り返りたい人はぜひ。「石坂浩二が『鑑定団』降板、発言カットは本当か」「狩野英孝の5股?川本真琴と加藤紗里がバトル」「渡辺謙と南果歩がそろってがん手術」「夏菜が青年実業家と交際2年」「三浦翔平と本田翼のインドアデート」「武井咲とTAKAHIROの熱愛再び」「奥菜恵が3度目の結婚、相手は9歳年下の木村了」「千秋が15歳年下のテレビマンと電撃再婚」「高橋ジョージと三船美佳の離婚が成立」「愛之助と紀香が結婚『彼の子どもを産みたい』」「伊勢谷友介と森星の半同棲、長澤まさみとは破局」「岡本夏生、失踪騒動の果てにテレビ引退宣言」「落書き騒動で転落、江角マキコが芸能界休養へ」「冠二郎が71歳で31歳年下の女性と初婚の快挙」「相武紗季が電撃婚、6歳年上の会社社長」「戸田恵梨香と加瀬亮が熱愛、お互いの恋人とは破局」「MAX、NANAの結婚でメンバーのキャラが見事に分散」「新井浩文と夏帆が母親同伴デート、13歳差カップル」「満島ひかりが瑛太の弟・永山絢斗と熱愛、映画監督とは離婚」「AKB卒業の高橋みなみにさっそく熱愛報道。相手は40歳のITマン」「福山雅治の自宅に中年女性が侵入、吹石一恵が鉢合わせに」「あーちゃんとサバンナ高橋茂雄が熱愛」「上野樹里とトライセラトップス・和田が結婚、17年越しの思い」「神木隆之介と佐野ひなこがペアルック愛、志田未来から乗り換えか」「長友が平愛梨に『アモーレ』宣言」「野村周平と水原希子が週3日お泊まり愛」「『ちかえもん』共演の優香が青木崇高と結婚」「AKB宮崎美穂がホストと熱愛、『オタクから劇場』の衝撃」「草なぎ剛が30歳美女と焼き肉デート」「柴咲コウの新恋人は、ブランド和牛王」「貫地谷しほりと小西遼生が交際2年」「二宮和也と伊藤綾子の熱愛発覚、ドーム公演後に手料理」「LDHで陰湿イジメ。元社員4人が告発」「吉高由里子が大倉忠義の家に連日の通い愛」「和田正人と吉木りさがさわやか熱愛」「山口達也がさわやか離婚会見、慰謝料ゼロ、親権は妻」「小倉優子の夫が事務所の後輩アイドルと不倫」「ローラと登坂広臣がマンション通い愛」「妻夫木聡とマイコが結婚」「榮倉奈々と賀来賢人が結婚、交際1年」「華原朋美に7歳年下の新恋人が発覚」「高良健吾がカリスマモデル野崎萌香と4年愛」「熊切あさ美が山田哲人と熱愛。野球ファンからブーイング」「西内まりやとモデル・呂敏の車チュー」「マギーとオレンジレンジYAMATOの焼き肉デート」「ゲス川谷再び。相手女性19歳のタレントで未成年飲酒が発覚」「高梨臨が槙野智章と真剣交際、水沢アリーとタイプが逆」「坂口杏里がまさかのAV出演、ホスト通いで借金苦か」「島袋寛子が12歳年下の早乙女夕貴とスピード婚約」「トレエン『斎藤さん』がゲス二股交際」「三浦春馬が世界的ダンサー菅原小春と交際」「水野美紀が唐橋充と交際3か月でスピード婚」「石原さとみと山下智久の超厳戒、自宅マンションデート」「コブクロ小渕健太郎の不倫が次々に発覚」「反対押し切り、大倉忠義と吉高由里子がバリ旅行」「森田剛が宮沢りえの自宅にお泊まり、事務所も容認」「押切もえとプロ野球・ロッテ涌井が結婚」「土屋アンナが第3子妊娠、新恋人を公表」「G-DRAGONと小松菜奈が2日連続の密会」「木村文乃が電撃婚、30代後半の演技講師と」「阿川佐和子、63歳でついに結婚へ。相手は元大学教授」「松田翔太と秋元梢がオープンな交際。すでに2年経過か」「超セレブ女優・宮澤エマとジャニーズJr.が極秘デート」「中谷美紀が世界的な音楽家と熱愛! 結婚度外視か?!」「西野カナが"海老蔵"似のマネージャーと半同棲」「V6・長野博と白石美帆が『いい肉の日』に結婚」「高畑充希と坂口健太郎が『とと姉ちゃん』愛」「くりぃむ・有田哲平が高橋ひとみ似の女性と"合コン婚"」「池田エライザと村上虹郎が半同棲のお泊まり愛」「NON STYLE・井上裕介が交通事故で逃走」「上田まりえがイケメン社会人野球選手と遠距離復縁婚」芸能人のみなさん、今年も1年間おつかれさまでした。来たる2017年も「めちゃめちゃ驚く」「思わずツッコミを入れてしまう」「腹を抱えて笑える」芸能ニュースをよろしくお願いします。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに月間20本超のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書に『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年12月30日SMAP・木村拓哉さんの芸能界での“嫌われぶり”が酷いと話題になっています。なんと、来年1月放送予定の主演ドラマ『Get Ready!!(仮題)』(TBS系)のヒロインがいまだに決まっていないとか。そんななか、“あの女優” が木村さんのマネジメントに乗り出す意欲をみせているといい、ネットでは批判が殺到しています。●キムタク、女優陣から「共演拒否」この状況についに“嫁”が稼働?1月放送の主演ドラマのヒロインが未だに決定していないという木村さん。芸能記者によると、木村さんサイドからリクエストされた綾瀬はるかさんや吉高由里子さん、石原さとみさん、長澤まさみさん、高畑充希さん、北川景子さん、波瑠さん、満島ひかりさんといった人気女優陣は、こぞってオファーを拒否 したとか。またTBSが口説き落とした竹内結子さんについては、木村さんが“バツイチ”というイメージを嫌ってNGを出したといい、あまりの状況に「台湾女優を起用するのでは」 という話も囁かれたといいます。木村さんがここまで拒否される理由は、彼のスケジュールが最優先されて自由が利かないことや、一連の騒動で“キムタクブランド”が崩壊し、出演しても爆死のリスクが高く、戦犯扱いされるのを嫌がっているからだとか。またジャニーズ事務所の失墜も影響を及ぼしているといいます。そんななか、ついに“あの女優”が木村さんのマネジメントに乗り出す といいます。それは、妻の工藤静香さん。関係者によると、工藤さん自ら『私がマネジメントをやります』と、メリー喜多川副社長に申し出たとか。あくまで裏方として、親しい業界関係者に売り込みを兼ねた相談をしているということです。●「おニャン子が化け猫に……」妻・静香に“疫病神”説も『また出しゃばってるよ。仕事のことは口出ししないんじゃなかったのか?』『この人が嫁じゃなかったらキムタクの好感度はここまで下がってないはず。疫病神だね』『元おニャン子がまさか化け猫になるとは』『1月放送とかもうすぐじゃん!11月に入っても未定とか異常事態でしょ。ここまで露骨に嫌われてるともはやかわいそうw』『静香がマネージャーやって共演者を探すなんて遠回しなことしないで、いっそのこと夫婦共演しちゃえば?』『ある意味この2人が共演したら絶対視聴率とれるよ』『嫁が夫の仕事にでしゃばり出すと、夫婦の終わりのはじまり』『キムタクは嫁選びに失敗したイメージしかない。アイドルなのにね……』ネットでは、静香さんがマネージャーを務めることについて批判が続出。静香さんのせいで木村さんの好感度が下がったと指摘する声もあり、“疫病神”説も飛び交っています。また相手女優が決まらない木村さんに対して、いっそのこと「夫婦共演してしまえば?」という声も上がっています。----------ヒロイン決めが難航しているという木村さん主演のドラマ。そこまで女優陣からフラれてしまうとは、“キムタクブランド”も完全に過去のものなのかもしれません。妻・静香さんのマネジメントにも注目が集まるなか、はたして誰がヒロインを演じることになるのでしょうか?(文/恋愛jp編集部)
2016年11月02日「タッキー&翼」として活動する今井翼さんが、銀座の高級クラブのVIPルームで仕事の愚痴をこぼしていると『週刊文春』が報じています。今井さんは深夜まで居座り、酔いが回ると「解散したい」 と言いはじめ、事務所についてよく愚痴をこぼすとか。度々、滝沢さんとの“格差”が話題になる今井さんですが、「解散したい」と思うきっかけは、大先輩の“SMAPの解散”にもあるようで……?●翼の投げやりは“SMAPの解散”と“滝沢との格差”が原因?今井さんがそのクラブに足を運ぶようになったのは、“クラブ活動”が盛んなことで知られる俳優・渡部篤郎さんに連れられて行ったのがきっかけ。今井さんは多い時で週5回ものペースで来店し、深夜2時~3時まで居座るといいます。そして酔いが回ってくると、「解散したい」とぼやき始め、「滝沢は自由だ。事務所の恩恵を受けてる」などと、事務所の愚痴を口にするとか。今井さんがこうなったきっかけは、SMAPの分裂・独立騒動。SMAPの中居さんを日ごろから慕っていたという今井さんは、「分裂なんてあり得ない」と激しく動揺。8月にSMAPの解散が決定したからは、「SMAP解散はメリーさんのせいだ。俺はもう事務所を辞めるしかない」と投げやりな状態で、その不満は事務所のメリー喜多川副社長の耳にも届き、お灸を据えられたとか。芸能記者によると、今井さんの愚痴は、以前からあった滝沢さんとの“格差”も影響しているといいます。滝沢さんはドラマの主演を度々務めるなど、その活動は順調そのもの。しかし今井さんは、フラメンコを学びにスペインへ渡るなどの努力を重ねるものの、滝沢さんとの差は広がる一方だとか。今年で結成15年目を迎えた「タッキー&翼」ですが、今後の活動が危ぶまれる状況のようです。「SMAP」は何位? 解散してほしくない男性アイドルランキング 解散騒動で話題のSMAP。しかし、この報道に動揺したのはSMAPファンだけではありません。「自分の応援しているアイドルにもいつかこんな日が来るの?」と不安を感じた方もいたのでは?そこで、恋愛jp読者のみなさんに「解散してほしくない男性アイドルグループは?」というアンケートを実施!結果をランキング形式で発表します。●「せいせいするほど」「タキツバロス」ファンも困惑『タキツバの活動ないのが本気で不安。舞台あるからーとか、ドラマあるからーとか自分の中でごまかしてたけど、他グループはそんな中で普通にグループの活動してるよね。やっぱり活動ないのはおかしいのかな』『タキツバも15周年目になるし、さすがに新曲出してくれるよね?タキツバロスだよ』『全然活動してないよね。タッキーはドラマとかでよく見るけど……。2人が解散なんて選ばないとは思うけど』『今年はタッキー&翼の活動が正月しかなかったけど、15周年に向けてそれぞれの仕事をしているときなんだと信じてる』『せいせいするほどタキツバの活動を全力で求めてます』“タキツバ”としての活動のなさに、ファンの中でも不安に感じる人が少なくない模様。また結成15周年イヤーに突入したこともあり、ここでの新たな動きに期待する声も。はたして、このタイミングで世間のタキツバロスが解消されることはあるのでしょうか?----------銀座のクラブで「解散したい」と愚痴をこぼしたとされる今井翼さん。ファンの声もむなしく、結成15年目を迎えての“解散”とならなければいいのですが……。合コンしたら楽しそうなジャニーズ…2位「TOKIO」、1位は? 合コンに対する不満を持つ女性も少なくないはず。そんなとき、「あぁ、あの人が合コンに来てくれたらなぁ~!」なんて、憧れの芸能人を妄想してしまう女性もいるのでは?そこで、恋愛jp女性読者のみなさんに、「合コンしたら楽しそうなジャニーズグループは?」というアンケートを実施しました!(文/恋愛jp編集部)
2016年10月14日SMAPが解散に至った元凶と各メディアで報じられている、木村拓哉さん(43)の妻である歌手の工藤静香さん(46)が、それらの報道について、『FRIDAY』(2016年9月16日号)にて反論したことが話題になっています。『FRIDAY』によると、工藤さんがSMAP独立に反対し、一時は独立を了承していた木村さんを翻意させたためにグループが分裂し、解散するに至ったと言われていることについて、工藤さんは否定したとのこと。『私にそんな力はないです』とし、仕事では『工藤静香とSMAPは何の関係もないんだから』と、SMAP解散元凶説についてハッキリ反論したということです。この他にも、工藤さんはハワイでジャニーズ事務所の副社長であるメリー喜多川さん(89)と藤島ジュリー景子さん(50)親子とは会っていなかったことや、SMAP解散発表後、初めてメンバー5人が顔を合わせたとされる『SMAP×SMAP』収録後の木村さんの様子などについても語ったとのこと。これら一連の工藤さんの発言に対し、ネット上ではまたもや批判が集まっているようです。●工藤静香の反論に、ネット上では「ペラペラしゃべりすぎ」「逆効果」と呆れる声『またでしゃばってる』『言いたいことがあっても言わず我慢し続けてるって言ってたけど、しゃべってるし!』『ペラペラしゃべりすぎ』『なんでこんなにぺらぺらしゃべっちゃうかなぁ』『どうしても自分たちは悪者じゃないって言いたいんだろうけど、逆効果』『結局こうやって口出すから嫌われるんでしょ』『予想通り、やっぱり出てきた!』『さんまにしろ、工藤静香にしろ、こうやって言うから余計に反感買うのにね』『黙ってればいいのに、どうして出てくるの?』『自分は部外者だって言うなら沈黙を貫けばいいのに、これじゃ余計に叩かれるよ』『しゃべればしゃべるほど嘘だと思われる』『どうせこの取材も事務所と打ち合わせしたんでしょ?』『こんなことしゃべったらまたイメージ悪くなるよ』など、ネット上では、工藤さんが『FRIDAY』の取材に対していろいろなことをしゃべりすぎだという批判が多くあがっていました。工藤さんは自身のファンへ向けて8月6日に配信したメルマガにて、言いたいことがあっても我慢しているという内容を綴っていましたが、今回の発言について矛盾を指摘する声も多いようです。真相はさておき、無言でいても否定しても世間からバッシングを受けてしまう工藤さん。それが、大人気アイドルグループのメンバーと結婚した者の宿命ということでしょうか……。(文/パピマミ編集部)
2016年09月02日