株式会社CEホールディングス(本社:札幌市、東証スタンダード、証券コード:4320)の創業者で代表取締役会長である杉本惠昭(すぎもと やすあき)が、一般財団法人(非営利型)を設立いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。1.設立の経緯と主旨杉本惠昭は、予てより、開発途上国の子どもたちにおける教育や医療の実態が、日本と比べて大きく遅れていることについて関心を持ち、それらの改善が次世代における国際的な安定と平和に寄与すると考え、微力ながら何らかの支援を行いたいと検討をしておりました。今般、その実現に向けた第一歩として、同氏の拠出による「一般財団法人キノルド杉本惠昭記念財団」(以下、「本財団」といいます。)を設立し、以下の事業を行っていくことにしました。(1)開発途上国における学校その他の教育施設の建設支援(2)開発途上国における医療・保健・健康の増進に関する施設の建設支援(3)開発途上国の子どもたちに対する教育・医療・健康増進に関する支援並びに支援活動を行っている内外の団体に対する助成2.当社の支援本財団の事業目的は、当社の理念にも通じ、また国連で採択されたSDGs(17の持続可能な開発目標)にも合致することから、当社は寄付を行う予定です。SDGs 3、4、173.本財団の概要名称 :一般財団法人キノルド杉本惠昭記念財団所在地 :札幌市白石区平和通15丁目北1番21号設立者 :杉本惠昭代表理事 :杉本惠昭設立年月日:2023年10月6日その他 :今後の活動内容については、本財団がホームページを開設し、随時報告される予定です(注)財団名の「キノルド」については以下をご参照ください。<財団名についての経緯>私はカトリックのミッションスクール札幌光星高等学校が出身母校です。この高校はドイツ人宣教師のヴェンセスラウス・キノルド司教(1871年7月7日~1952年5月22日)が、第一次世界大戦で負けた母国に戻り、札幌での男子教育の学校設立を訴え集められた資金で作られました。また司教は女子教育のために札幌藤高等女学校(現在の学校法人藤学園)を設立し、病気で苦しんでいる人々を救済するために天使病院の設立にもご尽力されています。私は高校時代に生徒会活動をしていて、文化祭で学校設立の経緯と世界中の姉妹校の紹介をした事が有り、貧しい国々の子供達の教育の重要性を学びました。そこで食料を提供したり、井戸を掘ったり、薬を提供する事業も重要ですが、将来その国を担って行く子供達への教育の場の提供が何よりも大切で、何時か私も支援できればとの想いが強くなりました。このような想いを実現すべく、この度、妻とも相談して財団設立に踏み切りました。日本もまだまだ子供達への支援が必要な面が有るのは承知していますが、それでも日本の子供達は貧しい国々の子供達と比較すれば、学校が無いとか行けないという様な状況にはなく、遥かに幸せだと思っています。また同様の志から奨学金を用意した財団を設立されている方々も数多くいらっしゃいますので、日本の子供達はその方々にお任せし、私はキノルド司教の想いである、貧しい国々の子供達の支援をさせて頂く事にしました。日本の支援でできた学校である事で、日本との絆を深めると言う意味合いも大きいと思っています。初代カトリック札幌教区長のキノルド司教のお名前は、現教区長の勝谷司教様にご理解を賜り使わせて頂く事にしました。またこれらの経緯で札幌光星高等学校の駒井校長先生、学校法人札幌光星学園の山崎理事長様にはご尽力賜り感謝申し上げます。(杉本惠昭)【株式会社CEホールディングス 会社概要】代表者 : 代表取締役社長 齋藤直和所在地 : 札幌市白石区平和通15丁目北1番21号グループの事業内容: ●ヘルスケアソリューション事業-電子カルテシステムの開発・販売-医療情報システムの受託開発及び運用管理-医薬品・医療機器の臨床開発受託-ソフトウエア医療機器の開発・販売・保守●マーケティングソリューション事業-デジタルマーケティング全般の支援-デジタルサイネージシステムの販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日●カップル成立後も「どんどん愛情が増している」Prime Videoの恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5が先日最終回を迎え、5代目バチェラー・長谷川惠一は飲食店経営の大内悠里にファイナルローズを渡した。番組終了後、長谷川と大内にインタビューし、現在の心境や、すでに婚約をしたという2人の未来予想図など話を聞いた。○■「ケイたん」「ユウちゃん」と呼ぶときも――改めて大内さんにファイナルローズを渡した決め手となったところを教えていただけますか?長谷川:自分が今まで会ったことがない人間だったということも大きな要因の一つでした。あとは純粋に彼女といる自分が好きですし、しっかりと愛情表現をしてくれるところにも惹かれています。自分は気持ちをはっきりと出すことがあまり得意ではなかったのですが、そうなりたいなという思いはあったので、彼女によって、自分の新たな一面を引き出してもらえました。なりたい自分になれた。本当に彼女に出会えてよかったなと思いました。――大内さんは長谷川さんの言葉を聞いていかがですか?大内:うれしいです。それしかないです(笑)――カップル成立からどんどん愛情が増していると番組では話されていました。長谷川:そうですね。増していっていると思います。まだ彼女のすべてを知っているわけではないですし、こんな面があるんだと発見も多い。一緒にいるといろいろ刺激をもらえます。結構やかましいところもありますが(笑)、そこも可愛いなと。一緒にいると明るい気持ちになります。大内:確実に気持ちは増しています。大好きがどんどん積み重なっているというか、いろいろな面もたくさん知ることができて、本当に全部が大好きになっています。――大内さんはカップル成立後の放送で「ケイちゃん」と呼んでいましたが、どのタイミングでそう呼ぶようになったのですか?長谷川・大内:すぐだよね。大内:シンクロした(笑)長谷川:いまはまた呼び方が変わっています。大内:「ケイたん」とか呼ぶこともありますね。――どんなときに「ケイたん」と呼ぶのですか?大内:一緒にいるときは甘えていることが多いのですが、そういうときは「ケイたん」と呼びます。――長谷川さんは「ユウたん」とは呼ばないのですか?長谷川:私から「ユウたん」は出ないですね(笑)。私がそう言っているのを想像しても気持ち悪いでしょ。多分そう呼ぶことはないですね。大内:でもたまに「ユウちゃん」って呼んでくるのは可愛い(笑)○■「お互いの気持ちは言い合うように」 直してほしいところは?――喧嘩をすることもありますか?長谷川:もちろん喧嘩もします。でも元々お互いの価値観が違うということも理解し合いながら付き合い始めているので、喧嘩をしてもしっかりとお互いの気持ちは言い合うようにしています。納得するところまでお互い会話をすることで、理解にもつながりますしね。――喧嘩の原因は?大内:いがみ合うような喧嘩はしていないよね。お互い「こうしてほしいんだけれど」ということを話し合うみたいな。長谷川:どちらかがバーンと爆発することはいまのところないですね。大内:たまに私が「ワ~」ってなることはありますが(笑)長谷川:彼女はため込んでしまうタイプなので、それはやめてねと話しています。何でも話して、というスタンスにしているので、もっと話してくれてもいいと伝えています。もちろん、すべてを話す必要はないと思いますが、自分が思っていることで、今後もそれが引っかかることなら、言ってくれた方がいいと思っています。――お互いに直してほしいところは?大内:たまに帰りが朝になることですね。本当に2カ月に1回ぐらいですが。だいたい「12時頃帰ります」と連絡が来るのですが、少しして「ちょっと遅くなります」と来て、さらに「もうちょっと遅くなります」って。結局朝5時ぐらいに帰ってくる。最初から朝帰りと言ってくれればいいのですが、帰ってくると言われると、起きて待っていたくなるじゃないですか。結局帰ってこないと「もう帰ってこないじゃないか!」ってなるので。それはやめてほしいです。長谷川:確かにそういうときはプンプンしていますね。じゃあもう、全部出掛けるときは朝5時に帰りますって言いますね(笑)大内:それは嫌ですね(笑)――長谷川さんは何かありますか?長谷川:ゴミをすぐに捨ててほしいです。大内:あるあるある(笑)長谷川:基本ティッシュなんですが、彼女アレルギー性鼻炎なので、結構鼻をかむんです。でも1回使ったティッシュを「もったいない」と言ってとっておくんですよね。ティッシュいっぱいあるから……と思うんですが、なぜかケチるんです。大内:変なところで貧乏性になっちゃうんですよね。鼻をかんでもそんなに出ないことがあるじゃないですか。またすぐ出る可能性があるので、捨てるのがもったいなくて(笑)。でもすごく嫌がるんです(笑)●理想の夫婦は長谷川惠一の両親「仲がいい」――番組でご婚約されたことを発表されていましたが、早々のご結婚も視野に?長谷川:まだ日程などは決まっていないので、これから具体的な話ができたらいいなと思っています。今後のことを考えたら早い方がいいかなとは思っています。――これまでバチェラーカップルでご結婚まで進んだカップルはそれほどいませんよね。長谷川:そうですね。元々私がこの旅に参加する際、結婚というか、最後の恋愛というのが自分の中のテーマとしてあったので、結婚が一つのゴールであるとは思っています。彼女ともそういう話はしているので、今後明確になっていけばいいかなと思います。――お二人にとって理想の夫婦像は?大内:私は1歳のときに両親が離婚しているので、ずっと続く愛はないんだろうなと人生経験上思っていたんです。でもケイちゃんのお父様とお母様を見たとき、すごく仲が良くて、本当に愛の深い2人だなと感じたんです。リアルに変わらない愛を見せていただいて、ケイちゃんのお父様とお母様みたいな夫婦になりたいなと思いました。長谷川:確かにうちの家族は仲がいいですし、自分で言うのもなんですが、いい奴らだなと思います(笑)。両親もそうですが、うちの弟夫婦もすごくいい関係性で憧れます。自分の中で両親や弟夫婦が理想でありつつ、ハードルの高さにもなっていたので、あえてそこは意識せず、2人でいい関係性を築いていければなと思っています。――長谷川さんのご両親の仲の良さはどこに秘訣があると?長谷川:どうなんでしょうね。喧嘩しているところも見ているので、やっぱり言いたいことをお互い言うというのは大切なのかなと。あとはうちの父親はとても頑固なのですが、母親がそっと見ているというか……なんとなく噛み合っているなと。多分母親がすごく偉いんだろうなとは思っています。○■『バチェラー』を通して人間的にも大きく成長――『バチェラー』でカップルになるということの大変さは感じていますか?長谷川:まだ2人で外に出たことがないので、何とも言えませんが、やっぱり私は身体が大きくて、彼女は髪の色が派手なので、何かと目立つと思うんです。少し大変だなということはある程度は覚悟していますが、とにかく温かく見守っていただけるとうれしいです(笑)――今回の『バチェラー』を通してどんなことを得ましたか?長谷川:私は前回の『バチェロレッテ・ジャパン』から2度目の参加なのですが、自分自身言葉に出して思いを伝えるのがすごく苦手だというコンプレックスがあって。当時の自分は好きではなかったんです。前回の旅で改めてそのことを認識しました。そんな中、今回の旅を通じて、素敵な方々と出会えたことで、自分の気持ちを素直に伝えることができました。自分が変わったという意味でも彼女に感謝したいです。大内:私は昔から「好きだよ」と言われても「絶対私は1番じゃないわ、嘘だよ」と思うタイプだったんです。今回もすごく疑心暗鬼になり苦しくなってしまう時期がありました。でもいくら考えても、相手が言っていることが本当なのか嘘なのかは分からないので。それで苦しくなるのだったら、自分の気持ちを大事にしようと思ったんです。私がケイちゃんのことを好きな気持ちは絶対だし、ケイちゃんに幸せになってほしい、笑っていて欲しいという思いには嘘がないから。そう考えられるようになったら、相手の気持ちを気にして「ワ~」ってなることもなくなりました。自分がどう思っているのかだけブレなければいいやと。この旅で惑わされず、翻弄されずにしっかり強く自分の気持ちと向き合えたことは、今後生きていくうえで大きな指標になった気がします。――改めて長谷川さんが最後の選択をしたときの気持ちを教えてください。長谷川:彼女にもお伝えしましたが、本当に最後の最後まで悩んで、何も決めない状態であそこに立ったんです。後悔は全くありませんが、二度とあの状況にはなりたくないですね。本当に苦しい旅でした。でもしっかりと乗り越えられた気がします。――そして、改めてお互い相手に伝えたいことは?長谷川:私も以前参加者としてあの場に立ったことがあったので、つらい思いをさせてしまったのかなと思っています。だからこそ、これからの日常生活を通じて、カップルらしいことをどんどんしていきたいです。お互いのことをもっともっと知って、一緒にいろいろな経験をしていきたいです。大内:もう会えなくなるかもしれないと覚悟を決めていたので、こうして一緒にいられることがうれしいですし、ありがとうと言いたいです。――これから2人で何をしたいですか?長谷川:やっぱり旅行とか行きたいですね。普通に堂々と街中デートしたいです。これまで当たり前のことができていなかったので、ディズニーランドとか行きたいです。大内:(涙)長谷川:あれ、泣いている?大内:カップルなんだなって噛みしめていたら涙が出てしまって……。実感が湧いてきました。本当にこれからも一緒にいられるんだなって思ったらうれしくて……。――長谷川さんはカップルになったんだなと実感が湧いた瞬間はありましたか?長谷川:私は終わってからすぐに実感が湧いてきました。家でパッと見たときに隣に彼女がいるとか。キッチンに立っている姿とか。これが幸せなんだなと感じるときに実感します。
2023年09月15日清野菜名が主演する新ドラマ「日曜の夜ぐらいは...」がこの春、放送されることが決定。脚本家・岡田惠和が、いまを生きる女性たちを描く。古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこには様々な事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との二人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに、運命的な出会いを果たす。そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き…。この春、ABCテレビでは、日曜よる10時に全国ネットの連続ドラマを新たにスタートさせる。いまを懸命に生きる全ての人たちへのエールを込め、週末の夜、明日から始まる1週間を前向きに迎えられるようなドラマを放送していくという。同枠の第1弾として、「にじいろカルテ」「ファイトソング」などを手掛けた岡田さんのオリジナル作品、“人生とは、家族とは、愛とは”をテーマにしたハートフルなドラマを放送。主演の清野さんは、今回初めて岡田脚本に取り組む。派手な身体表現を封印し、やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まっていく暮らしに身を置き、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいる、等身大の女性像と向き合う。清野さんは、今回の役どころについて「演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友達もいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子」と説明し、「そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています」とコメント。また、脚本について「友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています」と話す。そして岡田さんは「日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています」と本作について説明した。「日曜の夜ぐらいは...」は4月、毎週日曜日22時~ABCテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年01月20日立命館大学学友会は、学生・教職員・地域住民らの交流の機会創出を目的に、クリスマスイベント「りつくり2022~光のサンタと氷の時計台~」を、12月25日(日)、衣笠キャンパスにて初開催いたします。学友会は、学園祭や新歓活動の全学行事の開催、新入生支援や課外自主活動支援などを行う立命館大学全学生で構成される自治組織です。同団体は、コロナ禍で対面での活動が大きく制限されたことにより、学生同士や教職員、地域社会とのつながりが希薄化していることを課題に感じていました。今回は、それらのつながりの促進および団体の活動強化を図るべく、学友会では初となるクリスマスイベントを考案しました。イベントの目玉企画は、クリエイティブカンパニーである株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED, INC.、所在地:東京都渋谷区、代表:村松亮太郎)と共同で制作したプロジェクションマッピングショー。衣笠キャンパスのシンボルでもある存心館の時計台が、「サンタの大冒険」をテーマにストーリー仕立てされたデジタルアートで染まります。存心館のプロジェクションマッピングショー(イメージ)そのほか、クリスマスツリーの制作、暗闇でペンライトを動かして写真撮影するペンライトアートプロジェクト、リアル脱出ゲーム、キャンドルやハーバリウム制作、手芸などの体験企画、学生団体による音楽ステージ、キッチンカー、雑貨市など、大人も子どもも楽しめる12の企画を用意しています。さまざまな方々にご参加いただき、1年の終わりを彩るクリスマスの日に、人と人とのつながりを再認識する機会になればと考えています。りつくりロゴ*各企画の詳細は別紙をご覧ください。【別紙】りつくり2022企画詳細.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月15日2022年12月5日(月)に生誕110年を迎える巨匠・木下惠介監督が残した名作を一挙にスクリーンで上映する特集「生誕110年 信念の人・木下惠介」が東京・池袋の新文芸坐で開催される。今回の特集は、木下監督が生涯で手掛けた49本の映画作品のうち、厳選された10本を上映。人間ドラマ、喜劇、家庭劇、社会派ドラマなど、そのジャンルは多岐にわたっているが、人間を見つめる視点の確かさ、普遍的な人間の感情や人間関係の機微、そして近年、改めて評価が高まっている鮮烈なビジュアルや、モンタージュの巧みさが光る作品群だ。上映作品は『カルメン故郷に帰る』『日本の悲劇』『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾歳月』『楢山節考』『惜春鳥』『春の夢』『永遠の人』『今年の恋』『死闘の伝説』の10本。『カルメン故郷に帰る』と『楢山節考』『二十四の瞳』はデジタルリマスター版でDCP上映。残る7作品はすべて35ミリ上映になる。また、特集初日の12月5日(月)には、映画評論家の秦早穂子氏と日本経済新聞の古賀重樹記者によるトークイベントも開催。長年、映画館に足を運んできたファンだけでなく、新たに木下作品に出会う若いファンも増えそうだ。特集上映「生誕110年 信念の人・木下惠介」12月5日(月)から16日(金)まで※10日、14日は別上映のため本特集上映はなし新文芸坐(豊島区東池袋1-43-5-3F)・上映作品『カルメン故郷に帰る』『日本の悲劇』『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾歳月』『楢山節考』『惜春鳥』『春の夢』『永遠の人』『今年の恋』『死闘の伝説』・トークイベント12月5日(月) 13時30分から14時15分まで登壇:秦早穂子(映画批評家)、古賀重樹(日本経済新聞社)
2022年11月24日●お互いの印象「優しさがあふれ出てる」「人を元気に」スターチャンネルオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩(うた)』(全5話)が、7月7日に配信スタートする。同プロジェクトでは、脚本家の岡田惠和、渡邉真子、濱田真和がチームを組み、DREAMS COME TRUEの楽曲をドラマ化。「空を読む」、「マスカラまつげ」、「 TRUE, BABY TRUE.」、「何度でも」に加え、このドラマ企画のために書き下ろされた新曲の計5曲がオリジナルストーリーとして映像化される。マイナビニュースでは今回、特別番組「オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』スペシャル対談!中村正人×岡田惠和」収録直後の中村正人と岡田惠和にインタビュー。お互いの印象や、今回の企画に対する思いを聞いた。○■「イイっすね!」って伝えるべき――特別番組の収録を終えて、お互いの印象を教えてください。中村:岡田先生は、優しさがあふれ出てますよね。まあ、どこか腹黒いところもあるんだろうけど(笑)。そうじゃないと脚本は書けないので。とにかく優しいし、その優しさが作品にも出ている。今一番世の中に必要なものを持っている方だと思います。僕は岡田先生が脚本をお書きになった朝ドラ『ちゅらさん』が大好きで、どんな理由をつけても続編を作ってほしいくらい(笑)。今放送している『ちむどんどん』も沖縄のお話なので、『ちゅらさん』と時代が重なるなあ、なんて思いながら観ています。岡田:『ちゅらさん』でいうと、『ちむどんどん』はちょうど、恵里ちゃん(『ちゅらさん』ヒロイン)が生まれたくらいの時代ですかね。中村:そうそう。そういえば、沖縄が舞台の朝ドラって、ほかにもありましたよね? 確か……『フミコとハツ』!岡田:『純と愛』ですね(笑)。中村:全然違いました(笑)!――違いましたね(笑)。岡田さんは、中村さんにどんな印象をお持ちですか?岡田:中村さんの“陽”な明るい感じは、音楽もそうなのですが、人を元気にすると思います。実は僕、こういう対談や取材が得意なほうじゃなくて。上手く喋ったりできないから、物書きになったタイプなんですけど、今日は中村さんと一緒だから安心して話せています。中村:(対談や取材が得意じゃないという人は)物を書く人に多いのかもしれませんね。うちの吉田(美和)もそうです。あふれる思いがあって、あんなにいい言葉をいっぱい発信するのに、それこそインタビューだったり、MCだったりで、自分のことを発信するのが一番苦手。岡田:そうなんですね。でも今回は、ドリカムさんとご一緒させていただくということで、事務所のスタッフにも「苦手な対談や取材も頑張る」と伝えました(笑)。中村:本当ですか(笑)!? やっぱり、岡田先生くらいになると、刺激がなくなるんじゃないかなと思うんです。篠山紀信さんもずっと言ってましたね。「LOVE LOVE LOVE」って作品でジャケットを撮ってもらったんですけど、僕、生意気にも紀信さんに「先生の写真イイっすね!」って言ったんです。そうしたら、スタッフの皆さんの顔がサーって青ざめた(笑)。でも、紀信さんは「本当? 最近誰も俺の写真がいいかどうか言ってくれないから、嬉しいよ! 」って、すごい喜んでくれて。――それを言ったのが中村さんだからこそ、紀信さんも喜ばれたんだと思います。もし今、私が岡田さんに「先生の脚本イイっすね!」と言うのとは別物といいますか……中村:言っていいんですよ(笑)! 岡田先生は下の世代の皆さんに訴えかけてるんだから。ね、先生(笑)?岡田:そうですね(笑)。中村:「マイナビニュースの記者に褒められた」って、岡田先生も刺激になるんだから。年齢なんて気にせず、ちゃんと「イイっすね!」って伝えるべきだと思いますよ。●中村の考える“メジャー”論「一番の成功者は…」○■岡田「シンパシーみたいなものを感じます」――なるほど……心得ます。世代の話でいいますと、対談のなかで、中村さんが下の世代のアーティストとそのマーケットまで意識していると話されていたのが印象的でした。岡田さんも脚本を書く上で、同様のことを意識されたりはするんですか?岡田:マーケットに合わせて脚本を書くことはないですね。でも、アーティストの方もそうだと思うのですが、僕らの上の世代は商業的なことをどこか好まなかったんだけど、僕らの世代くらいから、脚本でも音楽でもなんでもちゃんとそこと向き合って、何かを売ろうとすることを恥ずかしいと思わなくなったんじゃないのかな。だから、作りたいものとビジネスの間で、一生行ったり来たりしている。中村さんとは同学年ということもあって、そういうところでもシンパシーみたいなものを感じます。中村:その一番の成功者は椎名林檎さんじゃないかな。アーティストであり、ビジネスマンであり、プロデューサーでもある。しかも、サブカル的なんです。岡田:そのポジションって難しいですよね。中村:申し訳ないけど、僕や岡田先生は“メジャー”って言われちゃうから。若い世代が一番嫌いなものでしょ(笑)?――そんなことありません(笑)! ドリカムの音楽と岡田さんが書かれた脚本の作品にたくさん影響を受けています。中村:本当かな(笑)? その一方で、米津(玄師)くんやRADWIMPSたちは、いつまでもカリスマ性がある。ドリカムはそこにはなかなか入っていけないですよね。今のセールス的に言ったら、うちなんかめっちゃ“マイナー”なのに(笑)。でも、“メジャー”だと思われているから、「明るいだけでうんざり」「ポジティブで気持ち悪い」とかなんとかディスられて、「ちゃんと聴いてくれてる?」って思うこともあります。言いたいことは山ほどあるんだけど、それじゃあダメで、ちゃんと聴かなくても伝わるように僕たちがしなきゃいけない。だから、僕みたいにペラペラと喋るより、岡田先生みたいに「取材が苦手」と言うくらいのほうが戦略的にはいいんですよ。ね、先生(笑)?岡田:いや、分かんないです(笑)!一同:(笑)。●新企画への思い「勝ちたい」「嬉しかった」○■新たな挑戦に刺激――『5つの歌詩(うた)』では、ドラマ化が前提にあった上で、ドリカムが新曲を書き下ろすという試みがなされました。中村さんと吉田さんにとっても、岡田さんにとっても挑戦であり、大変な企画だったのではないかと思います。中村:岡田先生も吉田も大変だったと思います。でも、我々は刺激になりましたし、岡田先生も刺激になったんじゃないのかな? さっきの篠山先生の話じゃないけど、やっぱりキャリアを積むと、こういう挑戦的なシチュエーションはなかなかなくなってくるから、新しいチャレンジに参加させてもらえるのは本当にありがたいし、勝ちたい。スターチャンネルの社長も「一石を投じたい」とおっしゃっていたけれど、波紋を投じて、他社がスターチャンネルに続くような先駆けになりたいです。岡田:こうして新しいチャレンジをする時に、僕のことを思い浮かべていただけたことがまず嬉しかったですし、今まで接点のなかったドリカムさんとの組み合わせで呼んでいただいたことも、ちょっと上からで申し訳ないんですけど、「分かってんじゃん」と(笑)。僕の書く作品のファンでいてくれる人は、ドリカムさんのファンだという人の比率が高い気がしていたので、同じように親和性を感じていただけたことも嬉しいです。――今回の企画のために書き下ろされた新曲について、中村さんは「吉田が珍しく今をつかんでいる楽曲」と表現されていました。その楽曲を元に脚本を書かれてみて、いかがでしたか?岡田:僕は、強い意志といいますか、楽曲の濃さに感動しましたね。ある種の宣戦布告なんだろうなという感じがしましたし、ノウハウで新曲の引き出しを開けていない感じが素敵だなと思いました。中村:映像を観ていただけたら分かると思いますが、「あの映像にあの曲なのか!」という風に感じてもらえるはず。岡田先生が秘めている毒というか、いい意味での攻撃性があって、この楽曲をドラマのオチに持ってこれたのはとても良かったと思います。岡田先生と吉田が作り上げた言葉の集積で、予定調和じゃないんですよね。親和性がありながら、ぶつかり合っていて、お互いの言葉をシェイクしてる。ドラマの最後にドリカムの曲をフルで流してくれて、「尺足りるの?」ってドキドキしちゃうから、もっと短くしとけば良かったと思いながら観てたんですが(笑)、過剰な情報がなくて、本当に綺麗に流れる。そしたら改めて、ドリカムの楽曲の詩とドラマのストーリーが合体して、岡田先生が作った世界がグワっとくるんですよ。楽曲の詩が単独で与えた想像の世界じゃないのがすごくいい。視聴者の皆さんには、ドリカムと岡田先生が手がけたものということは一旦忘れてもらって、余計なコーティングなしで、スターチャンネルの新たなチャレンジとして観てほしいなと思います。■岡田惠和1959年2月11日生まれ。東京都出身。1990年、『ドラマチック22 香港から来た女』(TBS系)で脚本家としてデビュー。以降、『南くんの恋人』(テレビ朝日系)、『若者のすべて』(フジテレビ系)、 NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』、『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)、映画『いま、会いにゆきます』(04)、『余命10年』(22)など数々の話題作を手がける。■中村正人1958年10月1日生まれ。東京都出身。1989年、DREAMS COME TRUEとしてシングル「あなたに会いたくて」とアルバム『DREAMS COME TRUE』の同時リリースでデビュー。以降、「決戦は金曜日」「未来予想図II」「LOVE LOVE LOVE」「やさしいキスをして」「大阪LOVER」「何度でも」など数々の名曲をリリース。来年2023年には、4年に一度のグレイテストヒッツライヴ「史上最強の移動遊園地DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」の開催を予定している。
2022年07月06日DREAMS COME TRUEの中村正人と脚本家の岡田惠和氏が出演し、30日より「スターチャンネルEX」にて配信、「BS10 スターチャンネル」にて放送される特別番組「オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』スペシャル対談!中村正人×岡田惠和」のダイジェスト映像が公開された。脚本家の岡田惠和氏、濱田真和氏、渡邉真子氏がチームを組み、DREAMS COME TRUEの楽曲をドラマ化するスターチャンネルオリジナルドラマプロジェクト『5つの歌詩(うた)』(7月7日配信&8月13日放送スタート・全5話)。その放送を記念して、中村正人と岡田惠和氏が出演する特別番組の配信&放送が決定した。番組は、ドリカムの数ある中から選曲された楽曲についてなどの制作秘話から、撮影現場のお宝映像、1話から4話に出演したキャストインタビューに加え、1989年にデビューした同い年のヒットメーカーの中村、岡田氏の貴重な対談映像を含む約45分となる。そして今回、同番組のダイジェスト映像が公開。映像では、二人が「ドリカムさんと組ませていただいて、脚本家たち、そして私も全力を傾けて、すごく力のある、素敵な物語が出来上がったと思いますので、クオリティは大丈夫です。ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」(岡田氏)、「全編全部、号泣です」(中村)とドラマの魅力を熱くアピールしている。
2022年06月30日脚本・岡田惠和×演出・田村孝裕の新作舞台『パークビューライフ』が4月7日に開幕する。出演者の前田亜季に話を聞いた。「物語がプロット(あらすじ)の段階で面白かったです。この台詞を喋りたい、みんなとやり取りしたい、という気持ちになりました」と目を輝かせる前田。’05年に出演したドラマ『きみの知らないところで世界は動く』(原作:片山恭一)では岡田の脚本を経験し、普段から岡田作品も観ているといい「日常の中にそっと奇跡が起きる感じがすごく好きです。生活をしていくと大変なこともあるけれど、そこをパッと岡田さん節で救ってくれるので、観ていてちょっとがんばろうかな、という前向きな気持ちになれます」。今作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる怒涛の会話劇。「まだ脚本は完成していないのですが(※取材当時)、コロナ禍の今が舞台なので、どんなふうに描かれるのかなと思っています。今は、以前のようにコミュニケーションが取りづらい時代ですが、舞台上の4人はきっと濃密なコミュニケーションになるんじゃないかなと思うので、そこを楽しんでいただきたいです」風間俊介、倉科カナ、中川翔子、そして前田の四人芝居。「四人芝居の会話劇……好きだけど恐ろしいです(笑)。脚本を『面白い』『面白い』と楽しく読んだ後に、『これを覚えるんだ……』と思ったりもして。だから稽古がたくさんしたいですね(笑)。共演者の皆さんとも田村さんとも初めましてなので少し緊張しますが、気を遣っちゃうともったいないので、濃厚な稽古期間を過ごしたいです。そこでいろんな化学反応が起きたらと思いますし、この本を読んだ時に私が感じた面白さを、お客様に伝えられるようにしていきたいです」。前田が演じる望は、倉科が演じる玉枝、中川が演じる香苗と幼馴染という役どころ。「3人とも島育ちという設定で、きっと東京よりも近い距離感でずっと一緒に育ってきて、なんでも言い合えるし遠慮もない。そしてお互いのことを好きで、ちゃんと尊重している。とってもいい3人なので、その関係性を稽古でつくっていきたいです。そこに風間さんが加わって4人での暮らしが始まるのが楽しみです」前田が「登場人物がみんな愛らしい。欠点ももちろんあるけれど、そんなのひっくるめての人間賛歌がちりばめられているところがいいなと思います」と語る『パークビューライフ』は、4月7日(水)から18日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演後、大阪、愛知を巡演。取材・文中川實穂
2021年04月06日脚本・岡田惠和、演出・田村孝裕、出演・風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季で贈る新作舞台『パークビューライフ』が4月7日に開幕する。倉科に話を聞いた。ずっと一人で生きてきた孤独な男性と、ひょんなきっかけで彼とルームシェアをすることになった冴えないアラサーシングル女性3人との、可笑しくも温かい日々を綴る、岡田の書き下ろし新作。取材時、脚本はまだ完成していなかったが、倉科は「途中まで読みましたが、すっごく面白いですよ!会話はリアルな感じなんだけど、エッジがきいていて、どこかくすっと笑ってしまう。今は続きが気になっています(笑)」と笑顔をみせる。岡田作品への出演は初だが「脚本を読んでいて、なんだか本じゃないみたいなんですよ。不思議なんですけど、既にもうそこで登場人物が生きちゃってるんです。だからそれに自分を合わせたほうがいいのかなとか、4人でつくっていくのかなとか、今はいろんなことを考えています。稽古が始まるのが楽しみです」とワクワクした様子だ。倉科が「お芝居の印象もあって、信頼し合える4人になると思っています。信頼があればどんな球でも投げられるので、日々違う色が見られる舞台になりそうです」という四人芝居。倉科が演じる玉枝は、中川演じる香苗、前田演じる望と幼馴染という役どころだが「玉枝は、台本に“普通”と書いてある人なのですが、香苗と望に対しては妹気質なのかなと思いました。優等生っぽいところもあって、ふたりが羽目をはずしそうになると『そんなことしちゃだめだよ』とか言うんだけど、ふたりはやっちゃうし、それをうらやましいな~と思っている。そんな3人のやり取りも読んでいてすごく面白いです」。そういう幼馴染ならではの息の合ったやり取りも見どころだが、そこに風間演じる成瀬が入るとまた違った印象に。「今読める脚本では、成瀬は3人に振り回されている感じです(笑)。でも、読んでいると、さっきボケてた人がツッコんだり、ツッコミだった人がボケたりするので、人の多面性みたいなものも見えるんじゃないかな。すごく楽しみです」。舞台で演じることを「好きです」と明かす倉科。今作への出演も、舞台上の倉科を岡田が観たことがきっかけになったという。約1年前、主演舞台『お勢、断行』が開幕直前で中止になったこともあり、「『お勢、断行』以来のストレートプレイだし、その劇場だった世田谷パブリックシアターに帰ってこれてすごく嬉しい」と気合も十分だ。『パークビューライフ』は、4月7日(水)から18日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演後、大阪、愛知を巡演。チケット一般発売は3月14日(日)10:00より。取材・文中川實穂
2021年03月12日連続テレビ小説「ひよっこ」、「姉ちゃんの恋人」、現在放送中の「にじいろカルテ」などを手掛けてきた脚本家・岡田惠和の書き下ろし舞台「パークビューライフ」の上演が決定。風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が出演する。2019年秋に上演された舞台「不機嫌な女神たちプラス1」で実現した、岡田惠和脚本×田村孝裕演出の再タッグとなる今作。新宿御苑が見渡せるヴィンテージなマンションの最上階に住むゲイで無名の画家と、彼と一緒に暮らすアラサーシングル女性3人との少しヘンテコ(?)で温かい日々を綴る、ほろ苦い大人の物語となっている。出演者のひとり、風間さんはプロットの段階で物語に一瞬で心を奪われたそうで、「この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです」と意気込みを語る。また岡田さんは「風間さん、倉科さん、中川さん、前田さんが集まってくれました。嬉しくて楽しみで筆も走りまくります。四人だけの会話活劇楽しんでいただけたらと思います」とコメントを寄せている。なお、本公演のチケットの先行発売は、2月18日(木)18時よりスタートする。コメント風間俊介台本になる前の、『こういう物語になりそうです』というプロットを読ませて貰いました。その物語に、僕は一瞬で心を奪われ、この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。台本を、自分が演じる為だけでなく、とにかく読みたいと思いました。多くの人が、踠き、必死に生きている、今。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです。倉科カナ岡田惠和さんが、自分が以前に出演していた舞台を観てくださった事が切っ掛けでオファーを頂き光栄に思っております。パークビューライフは4人の会話劇になると伺っており、風間俊介さんの演じる男性を囲むアラサーの3人の女性の絡みが岡田さんの脚本でどのように描かれるのか楽しみにしていてください!4月の桜の頃に上演される公演なので、新しく芽吹く季節の始まりでもあるので、是非、会場に足を運んで頂ければと思います。中川翔子ストレートプレイ初挑戦になります!これから稽古に入っていきますが、今からどんな作品になるのか私自身も楽しみです!大変な状況ではありますが、舞台というエンターテイメントを通じて皆さんに元気を届けられたらと願っています!そして役者としての大先輩な皆さまから経験値を得てスキルアップできる素晴らしい機会、全力で楽しみたいと思います!前田亜季会いたい人達にもなかなか気軽に会えないようになり、寂しさを感じたり、生きていく事って大変なんだな、と思う日々。岡田さんの書く世界には、大変な時にも優しくて温かな目線があり、心がほぐれる瞬間があるように思います。どんな世界が描かれるのか、私もわくわくする気持ちで待っています。このタイミングでめぐり逢うご縁を楽しんで、キャストスタッフと共に、明日もちょっとがんばろう、と心の栄養になるような舞台をお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。脚本家・岡田惠和2021年、春。頑張って前や上を向いてばかりいるのはしんどくて、うつむいて歩いてしまいがちだけど、うつむいているからこそ道路にそっと咲いてる花を踏まずにすむかもしれない。ほんの小さな隙間に咲く花のような彼らの人生に、光がさしこむ世界になりますように。風間さん、倉科さん、中川さん、前田さんが集まってくれました。嬉しくて楽しみで筆も走りまくります。四人だけの会話活劇楽しんでいただけたらと思います。演出家・田村孝裕一昨年の9月に岡田さんとご一緒させていただきました。それがまた実現する。こんなに光栄なことはありません。ただ、あのときとは状況がまるで違います。演劇は今、コーナーポストに追い込まれ、相手のパンチを必死に凌ぐ毎日です。どうにかカウンターをお見舞いできないかと思案して参りましたが、岡田さんやこのキャストの皆さんがいれば、どデカイパンチをお見舞いできる気がしてなりません。大一番に挑む心持ちで参ります。舞台「パークビューライフ」は4月7日(水)~4月18日(日)世田谷パブリックシアター(東京)にて上演。※ほか、大阪・愛知公演あり(cinemacafe.net)
2021年02月12日2019年秋上演の舞台「不機嫌な女神たち プラス1」以来のタッグとなる脚本家・岡田惠和と演出家・田村孝裕がおくる新たな舞台「パークビューライフ」が4月より、東京・大阪・愛知の3拠点で上演されることが決定した。本作は、とある無名画家と、彼と共に暮らすアラサーシングル女性たちのちょっとヘンテコで温かい日々を綴った人間ドラマ。風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季といった個性豊かで演技派の俳優陣が集結する。NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』『ひよっこ』など、数多くの国民的ヒットドラマを手掛けてきた岡田が書き下ろす脚本と、笑いの中に人生の悲哀を描き出す田村の演出。出演が決まった風間が「物語に、僕は一瞬で心を奪われ、この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです」とコメントしているように、コロナ禍を生きる私たちにエールを送ってくれそうな作品になりそうだ。舞台「パークビューライフ」は4月7日(水)~4月18日(日)に世田谷パブリックシアターにて東京公演を行った後、大阪公演をサンケイホールブリーゼにて、愛知公演をウィンクあいち大ホールにて上演する。地方公演の詳細は追って公開。チケットの先行発売は、2月18日(木)18:00よりスタートする。そのほか、公演の詳細は公式HPにて随時更新されるとのことなので、発表を待とう。<出演へ向けてのコメント>◆風間俊介台本になる前の、『こういう物語になりそうです』というプロットを読ませて貰いました。その物語に、僕は一瞬で心を奪われ、この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。台本を、自分が演じる為だけでなく、とにかく読みたいと思いました。多くの人が、踠き、必死に生きている、今。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです。◆倉科カナ岡田惠和さんが、自分が以前に出演していた舞台を観てくださった事が切っ掛けでオファーを頂き光栄に思っております。パークビューライフは4人の会話劇になると伺っており、風間俊介さんの演じる男性を囲むアラサーの3人の女性の絡みが岡田さんの脚本でどのように描かれるのか楽しみにしていてください!4月の桜の頃に上演される公演なので、新しく芽吹く季節の始まりでもあるので、是非、会場に足を運んで頂ければと思います。◆中川翔子ストレートプレイ初挑戦になります!これから稽古に入っていきますが、今からどんな作品になるのか私自身も楽しみです!大変な状況ではありますが、舞台というエンターテイメントを通じて皆さんに元気を届けられたらと願っています!そして役者としての大先輩な皆さまから経験値を得てスキルアップできる素晴らしい機会、全力で楽しみたいと思います!◆前田亜季会いたい人達にもなかなか気軽に会えないようになり、寂しさを感じたり、生きていく事って大変なんだな、と思う日々。岡田さんの書く世界には、大変な時にも優しくて温かな目線があり、心がほぐれる瞬間があるように思います。どんな世界が描かれるのか、私もわくわくする気持ちで待っています。このタイミングでめぐり逢うご縁を楽しんで、キャストスタッフと共に、明日もちょっとがんばろう、と心の栄養になるような舞台をお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。◆脚本家・岡田惠和2021年、春。頑張って前や上を向いてばかりいるのはしんどくて、うつむいて歩いてしまいがちだけど、うつむいているからこそ道路にそっと咲いてる花を踏まずにすむかもしれない。ほんの小さな隙間に咲く花のような彼らの人生に、光がさしこむ世界になりますように。風間さん、倉科さん、中川さん、前田さんが集まってくれました。嬉しくて楽しみで筆も走りまくります。四人だけの会話活劇楽しんでいただけたらと思います。◆演出家・田村孝裕一昨年の9月に岡田さんとご一緒させていただきました。それがまた実現する。こんなに光栄なことはありません。ただ、あのときとは状況がまるで違います。演劇は今、コーナーポストに追い込まれ、相手のパンチを必死に凌ぐ毎日です。どうにかカウンターをお見舞いできないかと思案して参りましたが、岡田さんやこのキャストの皆さんがいれば、どデカイパンチをお見舞いできる気がしてなりません。大一番に挑む心持ちで参ります。【公演概要】舞台 「パークビューライフ」出演:風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季作:岡田惠和 / 演出:田村孝裕公式HP: <公演日時 / 会場>・東京:4月7日(水)~4月18日(日) / 世田谷パブリックシアター・大阪:未定 / サンケイホールブリーゼ・愛知:未定 / ウィンクあいち 大ホール<チケット料金>・東京公演:S席 9,500円(税込) / A席 8,000円(税込) ※未就学児童入場不可
2021年02月12日石原さとみ主演で新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」が放送されることが決定。余命宣告をうけた女性と、彼女を取り巻く家族の絆を描く岡田惠和(「ひよっこ」「姉ちゃんの恋人」)のオリジナル脚本となっている。元大学講師の翻訳家・笹井亮介は、妻に先立たれ一人暮らしとなったいまは、家事も料理も完璧にこなすが、仕事は自由奔放。〆切を守らない亮介に、担当編集者はいつも隣で頭を抱えていた。一方、亮介の一人娘・ゆり子は、長野ののどかな町で亮介の元教え子で教師の夫と暮らしていた。ところがある日、ゆり子が父のもとに帰ってくる。これまで父と娘の会話をろくにしてこなかったため、2人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。こうして始まった父と娘の2人暮らし。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていくが、実は娘に残された時間はわずかだった――。自身の余命がわずかであることを知った主人公・田渕ゆり子が、突然、実家の父親のもとに帰省するところから始まっていく本作。そんなゆり子を演じるのが、テレビ東京のドラマ初主演となる石原さん。「岡田さんの脚本には、セリフやト書きに“どうとらえるかは役者次第”みたいな余白が多くて、こういう余白があって考えさせられるものをやりたいと思っていたので、台本をいただいたとき、とても嬉しかったです」と出演決定を喜ぶ。また「病気や余命があってもこれだけ日常を尊く映しているのを見て、お茶を入れるにしても、ご飯を作るにしても、ただ家で過ごすにしても、自分自身の生活にも豊かさを生み出すことに幸せを感じられる今の自分だからこそできる作品だと感じました。特別な喜びを求めるのではなく、ただ一緒においしいものを作って、美味しいって言えて、その空間すらもなにか心地がいいというか…。こういう中で、一緒のものを作って達成感を味わうのは、親子でも成立するし兄弟でも成立するような、生活の幸せを知ることができる尊い作品だなと思いました」と物語の印象を明かし、「この作品に込められた穏やかさとか温かさとか優しさとか…日常の尊さみたいなものが伝わって、見てくださっている方々の生活が少しでも温かくなったらいいなと思います」とコメントしている。そして「尊敬する先輩、八木康夫プロデューサーと、オリジナルでとくに放送のあてもなく脚本をつくりました。どういうドラマが観たいか、つくりたいかを想いながら書きました」と本作ができた経緯を明かした岡田さんは、「彼女は、スーパーな力を持っているわけではないけど、きちんと理不尽なことや曲がった世界に物申す主人公を演じることが多かったと思います。そしてその作品は女性たちに確実に力を贈っています。女性たちだけじゃなく、今を生きるすべての物申せない人たちに。それは素晴らしいことです。でも俳優としての石原さんの魅力はそれだけではない。今回のドラマのようなホームドラマの中の、どこにでもいるような女性の役も、絶対に上手い。絶対素敵であると、確信しています。甘えたいけどできない、どうも素直に思ったことを言えない、でも父のことが大好きで。そんなヒロインを素敵に演じてくださっています。間違いないです。今回、やっと出会えたと思っています、嬉しいです」と石原さんについて語っている。なお監督は、「池中玄太シリーズ」「新宿鮫シリーズ」など数多くの名作ドラマを演出し、2011年に旭日小綬章を受章した石橋冠が務める。「新春ドラマスペシャル 人生最高の贈りもの」は2021年1月4日(月)20時~テレビ東京系にて放送、地上波放送終了後ひかりTVにて配信。(cinemacafe.net)
2020年11月20日10月放送のカンテレ・フジテレビ系新火9ドラマは、連続テレビ小説「ひよっこ」の有村架純と岡田惠和が再タッグを組むオリジナルストーリー「姉ちゃんの恋人」を放送。ポスター撮影メイキングとインタビューを収録した特報映像も公開された。有村さんにとって2年ぶりの民放連続ドラマ主演となる本作は、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”の主人公と、個性豊かな登場人物たちが繰り広げるオリジナルのラブ&ホームコメディードラマ。有村さん演じる安達桃子は、高校生のときに両親を事故で亡くし、大学進学を断念。それ以来、弟たちを養うため、就職したホームセンターで働き始めて9年目の27歳。20歳、17歳、14歳となった弟たちの幸せを何よりも大切に考える一家の大黒柱として、毎日を過ごしていた桃子。しかし、偶然職場で出会った“吉岡さん”との恋によって、彼女の日常は大きく変わる。そして、好青年の吉岡さんには「ある秘密」が…。また、桃子と吉岡さんの恋模様と並行し、2人を取り巻く家族、同僚、友人らの物語も丁寧に描かれていく本作。個性豊かな登場人物それぞれが“主人公”として描かれるサイドストーリーの数々が、互いに影響し合いながら展開されていく。本作の主人公・桃子は、少々ガサツな肝っ玉姉ちゃん。ひときわ喜怒哀楽がはっきりした性格のため、無意識で口ずさんだ鼻歌でいまの気分が弟たちにバレてしまうことも。父親のような豪快さ、母親のような優しさ、そして恋する乙女のキュートさを兼ね備えたキャラクターを演じる有村さんは「3人の弟を守らなきゃいけないという使命感と責任感から、何事にも一生懸命に向き合う女性なのかなと感じています。“肝っ玉姉ちゃん”というと気が強くて口が悪くてという印象がありますが、それだけではなく、お父さん、お母さん、お姉ちゃんという3役をうまく融合させて、桃子というオリジナルなキャラクターにしたいなと考えています」と構想を明かす。そして「疲れた気持ちが少しでも和らぐような、見てくださる人たちが安心できる作品にしたいと思います。笑っているところが切なかったり、少し泣けるという場面はありますが、苦しさとか悲しさはないドラマです。みなさんも笑いながら、あまり構えず、感じるままお楽しみいただけたらうれしいです」とコメントしている。有村さんとは「ひよっこ」を始め、本作で6作目のタッグとなる脚本の岡田さんは「今回の有村さんは今まであまり見たことのない、突っ走り姉御キャラ。有村さん演じる桃子は、よく笑い、よく怒り、よく泣いて、よく食べて飲んで。よく働きます。地に足つけてしっかり生きる桃子を見てるだけで何だか心がほぐれること間違いなしです」と主人公のキャラクターについて話し、「笑って笑って幸せな涙を流せるようなドラマを目指します。素晴らしい出演者たちにもご期待ください」とメッセージを寄せている。なお本作のチーフ演出は、有村さんの映画初出演作で、岡田さんが脚本を手掛けた『阪急電車 片道15分の奇跡』の三宅喜重監督が担当する。「姉ちゃんの恋人」は10月27日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年09月02日2020年にデビュー20周年を迎えた山内惠介(36)。現在、新型コロナウイルスの影響で予定していたコンサートやイベントが次々と延期に……。逢えない皆さまへ「『女性自身』で語ります!」と話す“演歌の貴公子”に、これまでの20年について質問しました!――デビュー前の学生時代はどんな過ごし方をされていましたか?「小学校からスイミングスクールに6年通って、中学でも水泳部に入りました。ただ、団体練習が苦手なので幽霊部員でしたね(笑)。放課後は友達と学校の近くのたこ焼き店によく寄って帰ってました!カラオケに行ったときは1曲目から演歌は歌えず、帰る間際に入れるようにしてたんですけど、どちらにせよみんな引いてましたね(笑)」――デビュー後は6年間両親と連絡を絶っていたそうですが、ご兄弟とは会えていたんですか?「僕は3人兄弟の末っ子なんですけど、両親との唯一の接点が次兄でした。出張で近くに来たときに『今、実家はこんな状況』とか報告も兼ねて2人で何回か会っていましたね」――ご兄弟は仲がいいんですか?「気持ち悪いくらいいいんですよ。よく3人で飲みに行って両親のこととかそれぞれの近況を報告しあってますね……。みんな歌が好きなのでカラオケにもよく行くんですけど、やっぱり僕がいちばん上手だと思いますよ(笑)。小さいころは変わらなかったけど、ぐんと差がひらきましたね(笑)」――苦労していた時期の忘れられない出来事はありますか?「デビューして6年目。なかなか芽が出ずに夢と現実は違うんだなとギャップを感じていたんです。そんなとき、キャンペーンでお会いしたお客さんに『あ、まだ歌ってたのね。辞めたと思った』って言われたんです。それがすごいショックで……。もう辞めようかなと考えていました」――そんな時期を乗り越えて現在。当時の歌っている姿を見てどこが変わったと思いますか?「’08年以前は振りがなかったので『マイクを回さないで止めて歌いなさい』とかよく叱られていました。余計な動きをしないために振りを覚えさせたのかも(笑)」――髪形も変化をしてきましたね。「僕の頭って作るのが難しいんですよ……。デビュー当時はおでこを出すと老けて見えちゃうと思っていたので前髪を下ろしてましたね。今の髪形はちょうどよく上げていて、すごく計算されてるんですよ!」――トークでよくダジャレを言いますが、昔から言っていたんですか?「昔はダジャレ大嫌いだったんですよ!『布団が吹っ飛んだ』とか『鳩がハッとした』とか周りの大人が言ってて『こんな大人になるもんか!』って思っていました(笑)。そんなとき、コンサートで演出家の先生の助言があって仕方なく使ってみると、“ドッカーン”ってウケたんですよ。それからもう、ダジャレの口になっちゃった(笑)。コツは歌うようにハッキリ、堂々とリズムよく(笑)」――最近、YouTubeを始められましたね。「もともと始める予定だったんですけど、コンサートが中止になって皆さまに逢えなくなってしまったので時期を早めました。何本か動画をあげたんですけど、まだガラケーなのでコメントは小さい画面で一生懸命見てます(笑)。今後は対談とかもしてみたいな!」――3月11日にはニューシングル『残照』が発売。11月6日には初の武道館コンサートが控えていますね。「新曲のテーマは命。深いどっしりとしたメッセージソングになっています。みんながそれぞれのシチュエーションで味わった人の生死を重ねながら、人の命は消えてもちゃんと残っているものはあるんだと。僕自身も歌いながら亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんの顔を思い出すようになりましたね。武道館公演もこういう状況ですが無事に開催できることを願っています」「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月24日「“あのイ・ムジチ”という存在ですよね。光栄ですし楽しみです」キャリア十分のヴェテランがそう言って目を輝かせるのは素敵なことだ。天羽明惠は日本の声楽界を牽引するトップランナーのひとり。この秋、イタリアの老舗アンサンブル、イ・ムジチ合奏団と共演する(10月2日(水)・サントリーホール)。「イ・ムジチ合奏団 with 天羽明惠」の公演・チケット情報イ・ムジチといえば《四季》。誰もが知る有名曲だが、実は、音楽史で忘れられていたこの作品が再発見されたのはなんと20世紀半ばのこと。そしてそれが世界的な人気を獲得するのに大きな役割を果たしたのが、1952年結成のイ・ムジチなのだ。繰り返し録音した彼らの《四季》は、この曲の定番中の定番。《四季》といえばイ・ムジチ。両者はもはやほとんど同義語といっても過言ではない。「もちろんメンバーが変わっているとはいえ、60年以上もずっと弾き続けている作品なのに、まるでたったいま生まれてきた音楽であるかのように、いつも新鮮に演奏するのは素晴らしいことですよね」指揮者なしのアンサンブルとの共演。大事なのは息づかいだという。「彼らは絶対に私の息を聴いているはず。だから細かいテンポのニュアンスも、息でちょっと仕掛ければわかってくれるし、彼らの音で私の声も変わります。身体中にアンテナを張り巡らせてそのやり取りをするのは刺激的です」天羽が歌うのは、ヘンデルのオペラ《ジュリオ・チェーザレ》のクレオパトラのアリア〈この胸に息のある限り〉や、モーツァルトの《エクスルターテ・ユビラーテ》など3曲。「《ジュリオ・チェーザレ》のアリアは内面的で深い歌。それをイタリア語の音楽劇として、まずはイタリア人の彼らに伝えられるかどうか。丁寧に歌っていこうと思います。そしてモーツァルトは、彼らとの化学反応で、どんなきれいなレガートが生まれて、それをコロラトゥーラでどのように歌えるのか、とても楽しみにしています」ヘンデルやモーツァルトは、歌手にとって、声楽的にも必要不可欠なレパートリーなのだと教えてくれた。「たとえばヴェルディのオペラを歌ったあとでも、すぐに楽屋でモーツァルトを歌って、身体や筋肉がやわらかく使えているか、確認することが大事です。常にどちらも歌える状態、ニュートラルな状態に戻すということを考えながら歌手を続けています」来日を目前にコンサートマスターのアントニオ・アンセルミが急死したため、代役としてマッシモ・スパダーノが出演。公演後半の《四季》のソロも彼が弾く。「驚きました。残念ですが、彼らにとっても毎回が新しい演奏になるわけですから、そこは楽しみですね。私は東京と福井で歌うのですが、その間にもどんな変化が起こるか。彼らに負けずにフレッシュな演奏ができるように、私もしっかりと準備しなければ。なにより、彼らの音は絶対的に明るいでしょうから、その明るさと天羽明惠の明るさで、おおらかでのびやかに羽ばたきたいと思っています!」文・宮本明
2019年09月10日映画『アンダー・ユア・ベッド』が、2019年7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー。主演は高良健吾。高良健吾、愛する女性の“監視に憑りつかれた”孤独な男に映画『アンダー・ユア・ベッド』は“タブー”とされる題材にフォーカスを当て、クリエイターたちが思うがままに感性と才能を爆発させて作品を作るプロジェクト『ハイテンション・ムービー・プロジェクト』の一環として生まれた作品。『蛇にピアス』で脚光を浴び、『万引き家族』『止められるか、俺たちを』とヒット作の出演が続き、『多十郎殉愛記』『葬式の名人』『カツベン!』など話題作の公開を控える俳優・高良健吾が新たな境地に挑む、衝撃作だ。高良健吾演じる、主人公・三井直人は、学生時代から誰の記憶にも残らず存在を無視されてきた孤独な男。そんな三井が唯一特別な感情を抱いていたのが、学生時代“三井くん”と初めて「名前を呼んでくれた」女性・佐々木千尋だった。「もう一度名前を呼ばれたい。」物語は、三井が佐々木千尋と11年ぶりの再会を夢見て、追い始める処から始まる。11年前に一度だけコーヒーを飲んだ遠い記憶を胸に、最愛の女性を思い浮かべる三井。しかし、目の前に現れた彼女は、輝きを失い、学生時代の頃とは別人にように変わっていた。何故?彼女に一体何が起こっているのか…。主演・高良健吾にインタビュー公開に先駆け、主人公・三井を演じる高良健吾にインタビュー。作品や三井という人物に対して抱いた思いを聞いた。『アンダー・ユア・ベッド』王道のサスペンスとは一線を画す独特な雰囲気の作品でした。最初この物語自体にどのような印象を抱きましたか。上手く伝えるのが難しいのですが、一言でいうと“痛いな”っていう感じでしょうか。作品に対してよりも、自分が演じた役に対しての印象が強く、(主人公の)三井という孤独で周りから存在を忘れられてきた人間をどういう風に演じようか考えていました。三井は狂気的な一方で、1人の人を想い続けるという純粋さも感じられました。三井を演じるにあたり向き合ったポイントを教えてください。純粋と狂気は結構似ているというか、すごく近いものだと僕は思います。その2つを分けるということは自分の中では無かった。三井は、世の中から存在を忘れ去られてきた人間なのですが、その立ち位置として、誰かに知って欲しいという訳でもなく、狭い範囲で、行動が全部自己完結するようなイメージはしていました。何もかも自分だけ納得させていくような…。取った行動を自分自身で消化して納得させていくようなイメージですか?はい。それもあんまり周りに漏れないように…。そして、“三井に成り切る”ということに距離をあけることをイメージしました。僕は役に“成り切る”のと、役としてその場に“居る”というのは別だと思っていて、その“居る”という方を徹底的にやりたいなと考えました。三井の行動に共感や理解できる部分はありましたか?僕は“共感”と“理解”は別のことだと思っています。で、役に対して共感が出来る、出来ないっていうのは役を演じるにあたって大きな問題ではないと思うんですよね。ただ、理解出来るか出来ないかっていうのは結構大事なのかなと思います。理解はできます。色んな人が理解できると思う。一歩間違えれば三井と同じような行動をしてしまうかも知れないことって沢山あると思います。三井を演じていく中で印象は変わっていきましたか?ありましたね。演じているうちにそういう役に対する心境の変化が出てくるから“演技”は面白いなとも思いました。僕自身も演じるごとに、三井が報われたらいいなと思うようになったり。どんな悪い奴であれ、自分は理解したいという気持ちはいつもあります。三井に対してはその気持ちがより強かったですね。ヒーローっぽさが見えたり。ものすごくいびつで、めちゃくちゃですけどね。(笑)『アンダー・ユア・ベッド』にはバイオレンスシーンがありますが、見て驚いてしまう人がいるかもしれません。そのようなバイオレンスシーンをどのように捉えたらいいかアドバイスをお願いします。楽しめる映画や感動的な映画って必要だと思っていて、だけども、自分が本当に知識なく芝居の世界に入った若い頃は過激な役が多くて。人が傷つく映画もあるんだな…ということをすごく考えました。人を傷つける題材の映画は、普通だったら見たくないし、感じたくもない。もしかしたら映画を見てトラウマになってしまうかもしれません。ただ、これはあくまで映画。作り物なんです。それを前提にして、三井君の行動を真剣に見てたらちょっと笑える部分もある。真っすぐすぎると、ちょっと笑えちゃうところもあって。とは言え、無責任なことは言えませんね。”傷つくかもしれない”という覚悟はいります。だからR18になったのですが、描写はきついと思う。それは覚悟してください。ただ、僕は、少しトラウマになるような映画があっても良いと思う。そこから伝わる何かもきっとある。『アンダー・ユア・ベッド』は、そういうタイプの映画だと思っています。ベッドの下で監視する“異常な生活”そこから三井の“異常な生活”がはじまる。憑りつかれたかのように、佐々木千尋を監視するようになり、ついには自宅に潜入してベッドの下に潜り込み、ベッドの上の彼女を想い過ごし始めるほどに。「もう一度名前を呼ばれたい。」その一心で、歯止めが利かなくなる三井。加速度的に暴走していく彼の先に待っているものとは。一途で純粋な思いから生まれた愛ゆえの盲目なのか、それとも狂気なのか…。異常で孤独な男の切なさ、繊細な部分を高良健吾がどのように演じるのか注目が集まる。佐々木千尋役 - 西川可奈子主人公・三井の意中の相手で、学生時代“三井くん”と初めて「名前を呼んでくれた」女性。執拗に覗かれ、夫からは激しいドメスティック・ヴァイオレンスを受ける。佐々木千尋役は、西川可奈子が担当。NHK 大河ドラマ「西郷どん」など、映画、舞台、ドラマと体当たりの演技で頭角を現す実力派女優だ。浜崎健太郎役 - 安部賢一ごく普通のサラリーマン。妻にはドメスティックバイオレンス。妻に対して、ベッドから高圧的な視線を送る。狂気的だが孤独に蝕まれた男の切なく繊細な表情を併せ持つ。演じるのは安部賢一。『ガチ★星』にて初主演を務めた。監督は安里麻里メガホンをとるのは安里麻里監督。黒沢清監督、塩田明彦監督の助監督として経験を積み、『バイロケーション』『氷菓』などで着実にファンを獲得してきた、女流監督だ。あらすじ雨の日の無人のエレベーター。誰かの香水の香りが残っている。俺は思い出す。この香り…11 年前、たった一度、名前を呼んでくれた佐々木千尋のことを。誰からも名前すら憶えられたことのないこの俺を「三井くん」と呼んでくれた時のこと。俺は人生で唯一幸せだったあの感覚にもう一度触れたいと思い、彼女を探し出すことにした。家庭を持った彼女の家の近所に引っ越し鑑賞魚店を開店し、自宅に侵入、監視、盗撮、盗聴、彼女の近くで全てを覗き見ていたいと思った。だが、俺の目に映ったのは、全くの別人に変わり果てた姿だったのだが・・・。【作品情報】映画『アンダー・ユア・ベッド』公開日:2019年7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー出演:高良健吾、西川可奈子、安部賢一、三河悠冴、三宅亮輔原作:大石 圭「アンダー・ユア・ベッド」(角川ホラー文庫刊)監督:安里麻里脚本:安里麻里製作:ハピネット KADOKAWA制作プロダクション:ザフール配給:KADOKAWA R18+
2019年04月12日連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が脚本、辻仁成が監督として自身の小説を映画化する『真夜中の子供』のクラウドファンディングが、「Makuake」でスタートした。響が蓮司と初めて会ったのは、警察学校を出て中洲警部交番に着任した頃のこと。巡回していた真夜中の公園通りの路地裏で幼い子どもと出会う。その子どもが蓮司、当時7歳だった。中洲で働くホストとホステスの両親は、蓮司のことを放ったらかしにしていた。一人夜の街へ放り出された蓮司。夜の街中洲は蓮司にとって遊び場であり、生きていくために過ごすホームのような場所。中洲に住むワケありな人たちは蓮司の境遇を思い、食べ物や寝る場所を与えた。中洲の大人たちも、それぞれに人には言えない事情を抱えていた――。本作は、福岡・中州を舞台に“無戸籍児”が周囲の大人たちに育てられ、愛されて成長していく物語。「海峡の光」で芥川賞を受賞し、ミュージシャン、映画監督など様々な分野で国内外を問わず活動する辻監督の同名小説が原作だ。インドネシアとの共同製作となる本作は、世界での公開を目標としており、日本で主流の「製作委員会方式」ではなく、海外で主流のやり方で映画づくりを行うことに。そこでこのクラウドファンディングでは、たくさんの仲間を募集中。集まった資金の使い道としては、映画製作にかかる費用や宣伝活動費に。協賛者への特典は、エンドロールへの名前記載や水炊きセットなどが用意されている。『真夜中の子供』は2020年、公開予定。(cinemacafe.net)
2019年02月05日早いもので、今年がデビュー18年目。“演歌界の貴公子”として多くのファンに愛される山内惠介が、10月に福岡、愛知、北海道、大阪、東京の5大都市でツアー(以上、日程順)を開催する。10月25日(木)のファイナル公演の会場は、東京国際フォーラム・ホールA。約5000席の同会場で彼が公演を行うのは、昨年に続いて2度目になる。【チケット情報はこちら】「スケールの大きな歌声を届けられるからこそ、ファンひとりひとりのために歌いたい。2階席の最後方でもはっきりわかる色やデザインの衣装を選んだり、MCを少しゆっくり目にしゃべったりなど、工夫を色々と考えています」今回は、通常6人のバックバンドを倍にした12人のゴージャスな編成。第1部の演目には、松任谷由実、宇多田ヒカル、DREAMS COME TRUE、尾崎豊など、多彩な歌手のカバーが並ぶ。「好きな音楽のジャンルが多いほど人生は豊かになるという持論から、様々な時代を彩った名曲を選びました。それらのイメージを大切にしたいので、歌い方はオリジナルになるべく忠実にするつもりです」各々の選曲理由を尋ねると、次のような答えが。「僕はジブリ映画の大ファンで、『ひこうき雲』が主題歌になった『風立ちぬ』のサウンドトラックを、楽屋の支度中にいつも流しているんです。また、2017年に松任谷さんのラジオ番組に初出演した時にもかけていただいた“特別な1曲”ということもあり、今回選びました。宇多田さんはおそれ多いですが僕と同い年なので、ジャンルは違えど一緒に“今”を頑張ろうという想いで選曲。吉田さんの曲を歌うのは今回が初ですが、演歌のコブシが楽譜にならないのと同じような独特の歌い回しが多く、その難しさと吉田さんの凄さが改めてよくわかりました。そして尾崎さん。僕には9歳上の兄がいて、その影響で尾崎さんの曲をよくカラオケで歌うんです。聴いた方々が、尾崎さんとは違うけれどいいねとおっしゃるので、お楽しみに(笑)」そして第2部は、ほぼすべて山内のオリジナル。折しも10月10日(水)に、2001年のデビュー曲『霧情』から、2018年の最新ヒット曲『さらせ冬の嵐』までの全シングルを収めた『The BEST 18 Singles(ザ・ベストオハコシングルス)』がリリースされ、その収録曲が数多く歌われるというから嬉しい。「全シングルを改めて聴き直してみると、録音を重ねる度に楽曲のクオリティが着実に高まっていることに喜びを感じます。特に転機だったのが30歳になった時。自分はもう若くないのだから、ここから心機一転、性根を入れ直して頑張ろうと思えたことで、逆に若返ることができました。それから5年を経た自分の“今”をひとりでも多くの方にお届けできれば幸いです。あと、“ある1曲”で、東京国際フォーラムの大空間ならではの特別な演出を考えていますので、こちらもご期待ください!」取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年10月05日演歌歌手の山内惠介と女優の南野陽子が、2日に東京・明治座で行われた『山内惠介 東京・明治座初座長公演』公開舞台稽古に出席し、絶妙なコンビネーションを見せた。同公演は5日から15日まで、明治座で行われる。山内は63年にタイムスリップし、母親(南野)と結婚する前の父親と体が入れ替わってしまう役を演じる。作中には2人が抱き合うラブシーンもあるといい、南野は「お母さんの、子どもを抱くような感じ」と明かす。しかし山内が「抱き慣れてらっしゃるのかな」と感想を漏らすと、南野は山内の頭を軽く叩き、ツッコミを入れていた。また、南野が「まだ出会って数日ですが、10何年前から仲良しなくらい距離が近い。(山内の)良いところです。私は逆のタイプで"ツンケン"が得意」と明かすと、山内は「ツンデレですもんね。何かあったら(『スケバン刑事』のように)ヨーヨーを投げられるんじゃないかヒヤヒヤしてます」と話すなど、息の合った掛け合いを見せていた。
2018年08月03日心理テストであなたの“憑りつかれやすさ”を暴きます。教えてくれたのは、占い研究家の脇田尚揮さんです。文・脇田尚揮【質問】道端で小学生くらいの女の子が座り込んで泣いています。あなたは心配になって声をかけました。その時、女の子はある一言を発しました。さて、それは次のうちどれでしょう?A:「お腹がすいたよ~」B:「お母さんとはぐれたの」C:「お金を落としちゃった」D:「友だちとケンカしたの」あなたはどれを選びましたか? さっそく結果を見てみましょう。【診断できること】「あなたがどれだけ霊に憑りつかれやすいか」深層心理において“小さな女の子”は、あなた自身の同情心や弱い存在を守ろうという気持ちの深さを暗示しています。また、女の子が泣く理由は、あなたがどれだけ同情しやすい性格であるかを意味します。実は霊は同情心が深い人間が大好物。つまり、あなたがどんな言葉を選んだかによって、あなたがどれだけ霊から憑りつかれやすいかが分かるのです……。■A:「お腹がすいたよ~」を選んだあなた…最も霊から憑りつかれやすい危険なタイプあなたはだれにでも優しく、同情心が深い性格の持ち主。しかし、それゆえ霊から憑りつかれることが多いかも。特に、昔事故があった場所や知らない墓地など、なんとなく雰囲気が悪い場所に行ったときなどは、知らないうちに家までくっついてきていることも……。何だか身体が重かったり、頭痛がひどかったりするときは、粗塩を身体にかけて浄化すると良いでしょう。■B:「お母さんとはぐれたの」を選んだあなた…優しさが共倒れを招く憑かれ易い体質あなたは相手が可哀想な状況にあると、まるで自分のことのように感じられる、感受性が豊かなタイプ。そのため、事故や災害で亡くなった方々の話を聞くと、つい感情移入してしまうこともあるのでは。しかし、そんなあなたの優しさにつられて地縛霊や浮遊霊たちが集まってくることも。人間同士の共依存と同じような居心地の良さを感じてしまいそうだけど、それではあなたの生気が吸われる一方。同情心だけでなく、厳しさも持ちましょう。■C:「お金を落としちゃった」を選んだあなた…霊が非常に憑りつきにくいリアリストあなたは精神的なことよりも、現実的・物質的なことに重きを置くタイプ。そのため、霊たちからすると「構ってもらえない」やりにくい相手だと言えます。あなたに憑りつくよりも他の人たちに憑りついた方が良いと、霊たちは避けるでしょう。ただし、低級な動物霊など人間の欲に反応する霊などは、あなたに懐いてしまうこともあるため、自然の中で過ごすなど、たまには現世の欲からフリーになることを心がけて。精神の健全さを大切に。■D:「友だちとケンカしたの」を選んだあなた…霊が憑りついても居心地が悪いタイプあなたは、精神的な部分と物質的な部分のバランスが取れているタイプ。同情心や優しさも持っていますが、現実的な対応もできるでしょう。そのため、運悪く霊に憑りつかれたとしても居心地が悪くなって離れていくでしょう。ただし、仕事での失敗や失恋などでメンタルのバランスが崩れた時は要注意。あなたの負の感情に惹かれて、霊が寄ってきてしまうかも。どんなにつらいことがあっても、常に明るく笑顔でいることを心がけていれば大丈夫。霊は人の弱さだけでなく、優しさにも付け込んでくるもの。非業の死を遂げていたり、無念の思いを残してこの世を去った霊魂たちは、自分を慰めてくれる相手を求めています。そこでうっかり優しさを見せてしまうと、「この人は助けてくれる」とばかりに、あなたに憑りつくでしょう。ほら、あなたの肩にも……。(C) kittirat roekburi/shutterstock(C) FOTOKITA/shutterstock(C) Nomad_Soul/shutterstock(C) Andrii Vodolazhskyi/shutterstock(C) AnnaAiva/shutterstock
2018年02月06日京都の二条城と京都芸術センターで開催中の「アジア回廊現代美術展」では、8月19日から10月15日の日程で、日中韓のアーティスト25組、約33点の展示が行われている。歴史的建造物×東アジア現代美術が織り成す、幻想的な展示の見どころをお届けしよう。「アジア回廊 現代美術展」は、毎年、日本・中国・韓国の各国政府から一都市が選定され、文化の力で東アジアの相互理解を促進し、開催都市のさらなる発展を目指すプロジェクトのメインプログラムで、2017年は京都市で8月から11月にかけて現代美術の展示の他、舞台、音楽、マンガやアニメなど多様な展示やイベントが催される。二条城の会場で最初に目に飛び込んでくるのは、ソウル在住のアーティスト、チェ・ジョンファの「フルーツの木」。「台所」の前庭に展示されているこの巨大なバルーンは、フルーツや野菜がたわわに実った木で“異次元の憩いの空間を提供する”意図が込められているのだそう。チェ・ジョンファ《フルーツの木》(2015)ほの暗い「台所」に足を踏み入れると、チェ・ジョンファによる2点の作品が出迎えてくれる。普段は非公開となっている「台所」の、高い天井と風通しよく設計された建築に感動しつつ、プラスチック製のボウルを組み合わせてクリスタルのオブジェのように設えた「アルケミー(錬金術)」と、入口の背後に横たわる巨大な大根のバルーン「涅槃」に目を奪われることだろう。「涅槃」は、チェ氏が敬愛する伊藤若冲の「果蔬涅槃図」に描かれている大根をモチーフにしているのだという。チェ・ジョンファ《涅槃》(2017)続いて、草間彌生の「無限の網のうちに消滅するミロのヴィーナス」と、一筋の糸にさまざまな海の水から育てられた塩の結晶が結ばれた、宮永愛子の「結〈二条城〉」。隣の展示室には、キム・スージャによる鏡張りの作品「遭遇 ー 鏡の女」が展示されている。草間彌生《無限の網のうちに消滅するミロのビーナス》(1998)日中韓の3人のアーティストグループ西京人が架空の国「西京」について語る映像作品「第4章:アイラブ西京ー西京国大統領の日常」、台所から望む中庭に展示されているツァイ・グオチャンの「盆栽の舟:東アジア文化都市2017京都のためのプロジェクト」も必見だ。「盆栽の舟」は、東アジア文化都市2016奈良市で、東大寺の境内の池に設置していた木造船を移築したもので、この展覧会のテーマである“東アジアの国々の文化の相互存続”を象徴する作品といえるだろう。ツァイ・グオチャン《盆栽の舟》2017東アジア文化都市2017京都のためのプロジェクト広大な二の丸庭園と本丸庭園を抜けた先にある、お堀の池に展示されている三嶋りつ惠の「光はいつでもそこにある」も印象的な作品だ。水面に浮かぶ約600個のヴェネツィアンガラスがきらきらと輝く様を眺めていると、遥か昔の時代へタイムスリップしたような気分に浸れる。世界遺産「元離宮二条城」の敷地内に忽然と現れた現代美術の展示は、重厚な雰囲気の会場とのコントラストが鮮やかで、忘れ難いアート体験をもたらしてくれることだろう。屋外展示が多く、写真撮影可能な作品も多数あるため、散策しながら“東アジアのアート回廊”を歩く楽しみを満喫してほしい。また、登録有形文化財でもある元小学校をリノベーションしたアート施設「京都芸術センター」にも多数の作品が展示されている。三嶋りつ惠《光はいつでもそこにある》(2017)【イベント情報】「東アジア文化都市 2017京都 アジア回廊 現代美術展」■元離宮二条城会期:8月19日~10月15日住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541時間:8:45~17:00(最終入城16:00)なお二の丸御殿台所・東南隅櫓は9:00~16:45入場料:現代美術展600円(別途二条城の入場料が必要)■京都芸術センター会期:8月19日~10月15日住所:京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2時間:10:00〜20:00入場料:無料
2017年09月07日歌手の山内惠介が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。今回「流転の波止場~究極の貴公子編~」でコラボレーションする乃木坂46について、山内は「去年、初出場の記者会見でご一緒した皆さんと2年目でコラボレーションできるというのは、とってもご縁があるなと思ってます」と喜びを語る。さらに「かわいいし、見とれちゃいますよね。皆さん20代とかですし、ああいいなぁと思います。(自分と)10歳くらい違いますから、もうおじさんですね」とデレデレだったが、報道陣から「(演歌界の)貴公子ですよね?」とツッコまれると、「ああっ!そうでした。彼女たちに貴公子に見えるように頑張らなきゃいけないな」と、気を引き締めなおしていた。乃木坂46とのコラボにあたり、同グループの"公式お兄ちゃん"であるお笑いコンビ・バナナマンにも演出を相談した山内。乃木坂46自身もノリノリだそうで、「いっぱい案を出してくれました」と顔をほころばせた。今後コラボしてみたいアーティストを聞かれると、「NHKさんで『R.Y.U.S.E.I.』をやらせてもらったので、三代目J Soul Brothersさん。本家とできたら、すごく夢のあるステージになるんじゃないかな」と、期待が膨らむ。さらに最近、松任谷由実が、山内の曲をラジオでかけてくれているそうで、「ユーミンさんとも共演させてもらえるといいな…紅白に出させていただいたことで、夢は広がる一方ですね!」と目を輝かせていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日シャンパーニュの祭典「ノエル・ア・ラ・モード」が、伊勢丹新宿店本館で2016年11月22日(火)から28日(月)まで開催される。毎年人気の企画が再び登場。今年は約80ブランドが参加する。40名の生産が来日し、テイスティングを楽しませてくれると同時に、シャンパーニュとのマリアージュを考えた料理もイートインスペースで提供する。会場に溢れるシャンパーニュの中から、注目アイテムを紹介。美しいピンクカラーの「〈シャンパーニュ・モニアル〉キュヴェ リュックス ロゼ ドゥミ・セック」は、1950年代クリスマス時期によく飲まれていた、ドゥミ・セックタイプのロゼを現代風にアレンジしたもの。3年かけて完成したシャンパーニュは、日本人好みに甘さが残らず、デザート以外とも相性が良い。取り外し可能な「ティアラ」が光る「〈パイパー・エドシック〉レア・ロゼ 2007」は、17のブドウをブレンドし、8年以上熟成を重ねてようやくリリースされたもの。ライチやハーブが香り、洗練された味わいが楽しめる。また、思わず見とれてしまう「〈ペリエ ジュエ〉ベル エポック ブラン・ド・ブラン リミテッド エディション 2004」は、日本のガラス作家・三嶋りつ惠とのコラボレーションによって誕生した。屈指のグラン・クリュ、ブロン・ルロワとブロン・デュ・ミディーのブドウのみを使用した、2016年限定商品だ。【イベント詳細】ノエル・ア・ラ・モード開催期間:2016年11月22日(火)~28日(月)会場:伊勢丹新宿店本館6階=催物場・本館7階=バンケットルーム住所: 東京都新宿区新宿3-14-1時間:6階=催物場10:30~20:00、本館7階=バンケットルーム 11:00~20:00※最終日は18:00終了。<アイテム例>・〈シャンパーニュ・モニアル〉キュヴェ リュックス ロゼ ドゥミ・セック 7,020円(ロゼ発泡/750㎖)<三越伊勢丹限定・360点限り>・〈パイパー・エドシック〉レア・ロゼ 2007 64,800円(ロゼ発泡/750㎖)<12点限り>・〈ペリエ ジュエ〉ベル エポック ブラン・ド・ブラン リミテッド エディション 200 95,040円(白発泡/750㎖)<3点限り>
2016年11月20日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)が国内3ヶ所でイベント「Windscape」を開催する。15SSコレクションと同じネーミングが付けられた同イベント。当日は、今回が初のお披露目となる帽子シリーズ「オービット(ORBIT)」のアイテムが、アーティストの三嶋りつ惠によるグラスワークスとともにディスプレイされる。オービットでは15SSコレクションで弧から面へと進化を遂げた、ブランドの最新成形技術「3Dスチームストレッチ」を採用。この技術を用いた立体的なファブリックが、惑星の軌道のように美しいフォルムを描いている。更に、ハリとツヤのある質感を生かし、日常からフォーマルまで幅広く楽しめるアイテムをラインアップした。一方、三嶋は日本とヨーロッパを拠点に、ムラーノの伝統技術を用いたガラス作品を発表しているアーティスト。13年には国立パラッツオ・グリマーニ美術館で個展を開催している。期間は阪急うめだ本店が4月1日から7日まで、伊勢丹新宿店本店が4月8日から14日まで、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE/GINZAが4月2日から30日まで。
2015年03月24日黒澤明や小津安二郎と並び、現代でも数多くのファンをもつ日本映画界を代表する巨匠・木下惠介監督(『楢山節考』)。生誕100年を迎える記念すべき今年、記念映画となる『はじまりのみち』で、加瀬亮が主演を務めることがこのほど明らかとなった。戦時下、政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介(加瀬さん)が昭和19年に手がけた『陸軍』は、その役割を果たしていないとして、当局から睨まれ、次回作の製作も中止されられてしまう。すっかり嫌気が差した木下は松竹に辞表を提出し、脳いっ血で倒れた母・たま(田中裕子)が療養している浜松市の気賀に向かう。失意の中、たまに「これからは木下惠介から木下正吉に戻る」と告げる惠介。戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心できる地ではなくなり…。『映画 クレヨンしんちゃん』シリーズで知られる日本アニメ界の第一人者・原恵一監督の初実写映画作品となる本作。先日、本作『はじまりのみち』の製作が決定して以来、この一大プロジェクトのキャストには誰が選ばれるのか?と、各方面で注目を集めていたが、今回その主人公・木下惠介にいまや日本を代表する国際俳優となりつつある加瀬亮が大抜擢を受けた。このオファーに、加瀬さんは「時代の激しい流れに巻き込まれながらも、青年時代の木下惠介監督がどうしても手放せなかったもの、その大切なものを、原監督と一緒に同じ道をゆっくりと辿りながら、見つめていきたいと思っています」とコメントを寄せている。そのほかにも、母・たま役に田中裕子、惠介の兄・木下敏三役にユースケ・サンタマリア、そして次々と話題作で主演を務める濱田岳が、惠介と敏三と共に行動を共にする“便利屋”を演じることも明されている。手放しの人間讃歌ではなく、人間の美しさも醜さも、そして弱さと強さをありのままを肯定し、名もなき市井の人々の本当の姿を見つめ続けた木下惠介監督。その実像と木下監督の精神を、原監督がどのように描き出すのか、そして、日本映画界屈指の実力派俳優たちのコラボレーションに注目が集まりそうだ。本作は今年11月にクランクインし、撮影は浜松ほかにてオールロケを敢行する予定だ。『はじまりのみち』は2013年6月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:はじまりのみち 2013年6月1日より全国にて公開
2012年11月07日映画『二十四の瞳』や『楢山節考』など、数々の名作を世に送り出し、黒澤明と共に日本映画界の一時代を築いた映画監督、木下惠介。その木下監督の生誕100年を記念して、戦後の銀座を舞台にしたコメディ映画『お嬢さん乾杯』が2013年の初春新派公演で初めて舞台化される。10月18日、都内で会見が行われ、出演の水谷八重子、波乃久里子、瀬戸摩純、歌舞伎俳優の市川月乃助が登場した。1949年に公開された『お嬢さん乾杯』は、没落華族の令嬢と戦後成金の青年との不似合なふたりの恋を明るく軽快に描いた上品なコメディで、女優・原節子が唯一出演した木下作品としても知られている。また、今年5月に惜しくも世を去った新藤兼人監督が、映画脚本家としての地位を確立した作品でもある。今回の新派では成金実業家の青年・圭三を市川、没落華族の令嬢役で原節子が演じた泰子を瀬戸が演じる。また、本作が上演される来年は、新派にとっても創始から125年目を迎える節目の年でもある。劇団新派の要として長年劇団を支えてきた水谷と波乃は「来年も今年の続きとして、そのまんま走り続けていきたいです。『麥秋』『東京物語』(いずれも小津安二郎の名作を山田洋次が舞台初演出・脚本を手掛けた)に続いて戦後の昭和の姿を表現するという新しいジャンルを確立できれば嬉しいです」(水谷)、「その時代を感じさせるような劇団として、いい作品にできればと思います」(波乃)とそれぞれコメントした。物語の中心となる男女を演じる市川と瀬戸は「新派はまだ4度目ですが、新派125年の節目の公演に出させていただけて光栄です」(市川)、「劇団一丸となり必ず良い作品にしたいと思います」(瀬戸)と意気込みを見せていた。公演は2013年1月2日(水)から23日(水)まで東京・三越劇場で上演。チケットは11月30日(金)より一般発売開始。
2012年10月22日