俳優の豊川悦司と中村倫也が刑事役でコンビを組むドラマ『No Activity』シーズン2(全6話)に俳優の白石麻衣、お笑いトリオ・ハナコの岡部大が出演することが発表された。同ドラマは、Prime Videoで9月13日より独占配信開始となる。お笑いコンビ・シソンヌのじろうが脚本を手がける、1話約30分の同ドラマは、全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。主人公の時田とコンビの椎名に加え、警視庁無線連絡室から彼らに指示を出す里美美里(木村佳乃)、大平阿漓羅(清野菜名)が、シーズン1より続投。シーズン2から加わる高橋克典は、組を“会社”、組長を“CEO”と呼ばせて組員たちを困らせている暴力団「折原組」の組長・折原忠人役。清水尋也は、折原に憧れて“入社”した“社員”で、逃亡する折原のお供をすることになった青年・蓮役を演じる。シーズン2は、勝手に張り込み場所を抜け出しただけでなく、最重要容疑者のヤクザ親分・折原の逃走を手伝ってしまう時田と椎名は、ミスを取り返そうとしてさらにミスを重ねて、捜査本部は大混乱に…。2人は麻薬取引を阻止し、折原たちを逮捕することができるのか!?白石は、時田お気に入りのちょっと不思議ちゃんな福島出身の路上シンガーソングライターで、ひょんなことから折原を追跡する時田たちに巻き込まれてしまう柊冬花を演じる。ちょっぴり天然な一方で、ストーリーの後半では重要なカギを握る役を好演。かわいらしい福島弁と持ち前の歌唱力にも注目だ。そして岡部は、里見や大平の無線連絡室に配属された新人・四角公記を演じる。里見と大平というキツいお姉様方のおもちゃにされる、実家がお寺の新人無線職員をコミカルに演じている。麻薬取引の一部始終を目撃してしまった冬花は時田、椎名と行動を共にすることになるのだが、そこで巻き込まれた抗争の末、冬花はとんでもない行動に出る。一方、無線連絡室では、実家はお寺だが自分はお坊さんではないという四角に対し突っかかる美里と阿漓羅の2人が、最終的に彼を言い負かせなかった腹いせに遂に暴走。仏のような心を持つ四角もたまらず初めて殺意を覚えるほど。それぞれの現場で繰り広げられる捧腹絶倒なやり取りの数々と、衝撃の展開が待ち受ける。また、今回初解禁となった新キャスト2人のコメント動画で、白石は「時田さんと椎名さんの世界観に一緒に参加できるというのはすごく楽しみでしたね。どんな感じの劇になるんだろうってすごくわくわくしながら入りました」と撮影に臨んだ喜びを語った。また岡部は、「めちゃくちゃうれしかったです。じろうさんの大ファンなので、じろうさん脚本に出られるというのと、シーズン1も見ててめちゃくちゃ面白かったんですけど、はたして僕はあそこに入っていけるのかという緊張もありました」と撮影に参加したうれしさとプレッシャーを語る。また、シーズン2を楽しみに待っているファンに向け、白石は、「シーズン2もすごくパワフルで予想外の展開がたくさん待っていると思いますので、ぜひワクワクしながら楽しみに待っていてください」といい、岡部は、「木村さんと清野さんにとにかくもみくちゃにされる最高の現場でございます。ぜひご覧ください」とコメントを寄せた。
2024年07月24日豊川悦司と中村倫也が共演するコメディドラマ「No Activity」シーズン2に、新キャストとして白石麻衣と岡部大(ハナコ)の出演が決定した。本作は、全く仕事をしないベテラン刑事と、その相棒の人たらしな若手刑事のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こす、1話約30分で気軽に楽しめるコントのようなドラマ。『スマホを落としただけなのに』シリーズや「恋する警護24時」などに出演した白石さんが演じるのは、ベテラン刑事・時田(豊川さん)お気に入りで、福島出身の路上シンガーソングライター・柊冬花。ひょんなことから、ヤクザ「折原組」の親分・折原(高橋克典)を追跡する時田たちに巻き込まれてしまう。少し天然な一方で、物語の後半では重要なカギを握っており、可愛らしい福島弁と歌唱力にも注目だ。白石麻衣春ドラマ「ブルーモーメント」に出演した岡部さんが演じるのは、里見(木村佳乃)や大平(清野菜名)の無線連絡室に配属された新人・四角公記。2人のおもちゃにされるコミカルな役どころだ。麻薬取引の一部始終を目撃してしまった冬花は、時田、椎名と行動を共にすることに。そこで巻き込まれた抗争の末、冬花はとんでもない行動に出てしまう。一方、無線連絡室では、実家はお寺だが、自分はお坊さんではないという四角に対し突っかかる里見と大平の2人が、最終的に彼を言い負かせなかった腹いせに暴走する――。岡部大併せて公開された新キャストのコメント映像では、白石さんは「時田さんと椎名さんの世界観に一緒に参加できるというのはすごく楽しみでしたね」と喜び、岡部さんは「めちゃくちゃ嬉しかったです。じろうさんの大ファンなので、じろうさん脚本に出られるというのと、シーズン1も見ててめちゃくちゃ面白かったんですけど、はたして僕はあそこに入っていけるのかという緊張もありました」とコメントしている。「No Activity」シーズン2は9月13日(金)よりPrime Videoにて一挙独占配信開始(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2024年07月24日中村倫也、土屋太鳳らの共演で贈るNHK土曜ドラマ「Shrink(シュリンク)ー精神科医ヨワイー」から第2話の場面写真とともに、新キャストが解禁された。精神医療の世界に真正面から向き合う本作。誰かに悩みを聞いてほしい…でも…、話せない。心の悩みを解決できないまま苦しい思いをしている人をはじめ、幅広い世代の方々の心にまっすぐ届けるヒューマンドラマ。“すべての人が気軽に気楽に精神科にかかれる日が来ますように…”のんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助(中村さん)と、ひと言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里(土屋さん)がひだまりクリニックで今日も患者を待つ。第2話のテーマは「双極症」。ひだまりクリニックの昼休み、弱井幸之助と雨宮有里は、最近常連となったラーメン店「さざ波屋」で舌鼓を打つ。上機嫌の弱井を「気に入るとそればっかり食べますよね?」とたしなめつつ、雨宮の箸も進む。店長の谷山玄(松浦慎一郎)も自分の味を気に入ってくれた弱井たちを見てうれしそうにもてなす。そんな玄に転機が訪れる。突然ベッドから起き上がれず、家から一歩も出られない状態になってしまったのだ。見かねた玄の妹・谷山楓(土村芳)は“ひだまりクリニック”を勧めるのだが、玄は「常連の弱井先生には気をつかわせたくない」と心療内科の“早乙女クリニック”に向かう。そこでうつと診断された玄は抗うつ剤を処方され、次第にハイテンションになる。玄の疾患は“双極症”だった。抗うつ剤がきっかけで“躁(そう)”状態になり、奔放な振る舞いを繰り返しては、周囲の人を困惑させる玄。心配した楓が弱井に相談するが、その矢先、玄が突然姿を消してしまう…。【「双極症」とは~弱井先生のセリフ~】(別名:双極性障害)ハイテンションで万能感に満ちあふれる躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す脳の病気です。躁状態のときは、周囲とのトラブルが増えますが、本人は病気とは思わないので病院には行こうとしません。うつで苦しくなったときに通院するので、抗うつ剤が処方され、その薬がきっかけで躁転してしまう場合があります。躁とうつを繰り返す周期が人によって異なるため、とても診断が難しい病気で、正しく診断されるまで数年かかるとも言われています。しかし、双極症は治療法が確立されていて、薬を飲み続けてコントロールすることで糖尿病や高血圧のように共存できる疾患です。【第2話 キャスト&登場人物】谷山 玄役・松浦慎一郎さざ波屋ラーメン新宿本店の店長。高校を中退してからラーメン一筋で働き若い頃から仕事にあけくれ店長にまでのぼり詰めた。高校在学中は柔道に励み東京都の大会で優勝を争うほどの選手だった。【コメント】世の中がコロナ真っ只中でどこか人間同士もギスギスしていた頃、僕の親しい方が心を病んでしまいその時に読んでいた本が「Shrink」でした。そこから僕もこの作品を読むようになり、その中でも特に印象深かった玄さんをまさか自分が演じる事になるとは思ってもいませんでした。監督、プロデューサー、スタッフの皆さんを始め、弱井役の中村倫也さん、土屋太鳳さん、土村芳さん、共演者の皆様に柔らかく、温かく、見守ってもらうことで僕の身を預けて谷山玄役を演じられたように思います。作品を通して改めて人と人との繋がりを持てる環境の大切さを実感しました。ドラマを通して人と環境がそう在るようになっていく架け橋になれたら素敵だなぁ、と思います。ドラマ「Shrink」宜しくお願い致します。谷山 楓役・土村芳玄の妹。幼いころに父が他界し、母が出ていく。その後、親戚に引き取られるがずっと兄妹2人で苦難を乗り越えてきた。楓の大学の学費は、玄が高校を中退して働きながら工面した。【コメント】ストレスや悩んでいること、それは全て自分の弱さによるものだと思ってしまって、日々耐えている方は沢山いらっしゃると思います。そんな多くの方々に寄り添い、一人で解決しようとする以外にも方法がある事を、物語を通して優しく伝えてくれているのを感じました。私が演じさせていただいた楓も、大好きな兄である玄の変化に翻弄され、どうしていいか分からずにいましたが、弱井先生はそんな支える家族に対しても孤独を感じさせない、心強い味方になってくれました。中村倫也さんをはじめとする素敵なチームが、皆さんに寄り添う味方でいられる様にと精一杯の願いを込め作られたドラマです。多くの方に届きますように。君島 明役・河相我聞都内有数の精神科病院・新星病院の精神科医。弱井の大学の先輩で、研究室時代から厚い信頼関係で結ばれている。入院施設を持たないひだまりクリニックと医療連携を行い、弱井とともに患者さんにとって切れ目のない医療を目指して診療にあたっている。林正信役・佐戸井けん太新星病院で双極症の治療のため入院している患者。大手企業のエリート幹部だったが躁転がきっかけで退職を余儀なくされ、妻とも離婚した。仙川鶴一役・小林薫玄の柔道の師匠。子どもの頃から玄が信頼を寄せる人生の師でもある。玄の心の支えであり父親同然の存在。なお、第3話はパーソナリティ症を取り上げる。個性豊かなゲスト陣は8月2日(金)に発表予定。土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」は8月31日より毎週土曜22時~NHK 総合、毎週土曜9時25分~BS プレミアム4Kにて放送(全3回)。(シネマカフェ編集部)
2024年07月20日歌手・俳優の中村雅俊(73)と俳優・五十嵐淳子(71)夫妻の三女で、モデルの中村里砂(35)が18日、自身のインスタグラムを更新。米・ロサンゼルスに来ていることを伝え、プライベート感あふれる写真と動画をアップした。里砂は「LA」とつづり、美しい景色や食事風景など6枚の写真と動画をアップ。プールも楽しんだようで、変形デザインの水着をまとった美ボディショットも披露している。LAを満喫する様子に「んわ~~すてき 旅行行きたくなっちゃう」との声があったほか、美スタイル際立つ水着姿には「眩しすぎる」「たまらん」「水着セクシーでステキ」「りさちゃん可愛い 水着姿も似合ってるね!」「スタイル良すぎて憧れるー」など絶賛コメントが相次いで寄せられた。
2024年07月19日俳優の生田斗真と中村倫也が、28日放送のフジテレビ系バラエティー『だれかtoなかい』(毎週日曜後9:00)に出演する。役者としても厚い信頼を寄せ合う盟友であり、MCのムロツヨシとも親密な仲だという2人が、初共演時のエピソードや、お互いの芝居の魅力、それぞれの演技論など、実力派俳優同士ならではの含蓄(がんちく)のあるトークを繰り広げる。タレントの中居正広とムロのMCのもと、豪華かつ異色の顔合わせのゲストを招き、貴重な“マッチングトーク”を繰り広げる同番組。また、中居と生田の“先輩・後輩トーク”も見どころ。意外な思い出話も交えながら、中居と生田がお互いへの思いを明かす。オープニングでは、「今日のゲストは、2人とも僕とは付き合いが長いので、やりにくい…」とムロがつぶやく中、まず生田が1人で登場し、中居&ムロと3ショットトーク。中居と会うのは久しぶりだという生田は、大先輩の中居を前に緊張の面持ち。1台のテーブルをはさんでの至近距離、しかも真正面に向き合う形で話さなければならないとあって、「正面の中居正広…スゴいです、圧が!」とたまらず言い放ち、中居も大笑いしてしまう。だが生田は、しだいに打ち解けていき、13歳のときに中居と初共演した『中居正広のボクらはみんな生きている』(1997~98年、フジテレビ系)の思い出話や、芸能界デビュー後まもなく事務所の同期メンバーと結成した幻のユニット「MAIN」への思いなど、他ではなかなか聞けない逸話の数々を披露する。そして中居と生田は、お互いに抱いている印象を改めて告白。生田が「今でも忘れられない」という、数年前に中居と過ごした、ある一夜の出来事を写真とともに紹介すると、中居が照れながら真相を打ち明ける一幕も。その後、「年下だけど、頼れるお兄ちゃんのような存在」という生田の紹介を受けて、中村が合流。生田が「衝撃の出会いだった」と回顧する初共演時のエピソードから、今年7月から10月まで、4ヶ月の全国ロングラン公演を行う舞台『バサラオ』の共演ウラ話まで、自分たちの交友関係を楽しそうに話す生田と中村。中居は、そんな2人を見ながら「そんなに仲いいの?」と驚きを隠せない様子。さらに2人は、ムロとの仲の良さをうかがわせるエピソードも披露するが、その流れで、中村が日頃から気になっているというムロの“変なクセ”を実演付きで解説。「これからどうすればいいんだよ!」と赤面するムロに、中居も喜色満面でツッコミを入れるが、今度は生田が中居の変なクセをマネし始め…。スタジオ中が爆笑に包まれる暴露合戦を繰り広げる。“中村から見た「俳優・生田斗真」の魅力”、そして、“生田から見た「俳優・中村倫也」の魅力”がそれぞれの口から語られるほか、中居も、生田と中村の魅力を分析。中居ならではの独特な着眼点と語り口に、2人は感激してしまう。しかしそんな中、中居が突然、生田にまさかのムチャぶりをする。そこからさらに話が発展し、中居が自身の経験に基づく“エンターテインメント論”を展開。「“緊張感”が大事」と語るその真意は、果たして。そしてエンディングでは、生田&中村が中居に“どうしても伝えたいこと”を提案。ムロのリアクションにも要注目だ。なお、放送後は「無料見逃し配信」もあり、山田涼介と波瑠をゲストに迎えた先月30日放送回の配信も、放送後2週間(6月30日~14日)で100万再生を突破(※配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値)。28日午後8時59分まで配信を予定している。
2024年07月18日俳優の豊川悦司と中村倫也が刑事役でコンビを組むドラマ『No Activity』シーズン2(全6話)に、高橋克典、清水尋也が出演することが発表された。同ドラマは、Prime Videoで9月13日より独占配信開始となる。お笑いコンビ・シソンヌのじろうが脚本を手がける、1話約30分の同ドラマは、全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊あそぶ(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。主人公の時田とコンビの椎名に加え、警視庁無線連絡室から彼らに指示を出す里美美里(木村佳乃)、大平阿漓羅(清野菜名)が、シーズン1より続投。シーズン2から加わる高橋は、組を“会社”、組長を”CEO”と呼ばせて組員たちを困らせている暴力団「折原組」の組長・折原忠人役。清水は、折原に憧れて“入社”した“社員”で、逃亡する折原のお供をすることになった青年・蓮役を演じる。シーズン2は、勝手に張り込み場所を抜け出しただけでなく、最重要容疑者のヤクザ親分・折原の逃走を手伝ってしまう時田と椎名は、ミスを取り返そうとしてさらにミスを重ねて、捜査本部は大混乱に…。2人は麻薬取引を阻止し、折原たちを逮捕することができるのか!?一方、麻薬の取引を巡り逃亡を余儀なくされた折原と蓮は、一時的にかくまってもらうため、折原の恩師である神(読み:じん/大鷹明良)の家を訪ねるのだが、蓮と神の思わぬつながりが明らかになったことで3人が奇妙な立場になってしまう。高橋は「楽しみだったんですよ。台本が面白いんで、基本コントみたいな台本なんですよね、シソンヌじろうさんの台本なので。どこまでボケていいんだろうとか、どこまでリアクションしていいんだろうとか、シーズン1が非常に面白かったので、この世界感を崩さずにどう参加できるかなといろいろ考えて楽しみにしています」と、じろう氏の脚本を絶賛。清水は、初共演となる高橋氏について「同じ画の中で芝居させていただけるだけでも本当にありがたい経験なんですけど、こんな若手に寄り添って下さって、本当にやりやすくて、本当に助かっています」と感謝の気持ちでいっぱいだという。視聴者に向けては、「おもろい脚本、おもろい演出。芝居はいかに。楽しんでいただけたら幸いです」(高橋)、「頭が大変なことになっておりますが、髪の毛ではなく、我々の芝居を焼き付けていただければと思います」(清水)とコメントを寄せている。
2024年07月17日豊川悦司と中村倫也が出演するコメディドラマ「No Activity」シーズン2に高橋克典と清水尋也が出演することが分かった。本作は、演技派キャストと才能豊かなスタッフで贈る、1話約30分で気軽に楽しめる、まるでコントのような配信ドラマ。全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川悦司)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊あそぶ(中村倫也)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こす。高橋克典と清水尋也が演じるのは、時田と椎名ら警察が追う、麻薬取引に手を染める暴力団「折原組」の2人。高橋さんが演じるのは、組を“会社”と呼び、自らを“CEO”と名乗る折原組組長の折原忠人役。清水さんが演じるのは、折原に憧れて組員になり、逃亡する折原のお供をすることになった青年・蓮役。ヤクザに憧れるチンピラの蓮をフレッシュに演じている。麻薬の取引を巡り逃亡を余儀なくされた2人は、一時的に匿ってもらうため折原の恩師である神(大鷹明良)の家を訪ねるが、蓮と神の思わぬ繋がりが明らかになったことで3人が奇妙な立場になってしまい…?3人の抱腹絶倒のやり取りに注目だ。高橋克典併せて解禁されたコメント動画では、高橋さんは「楽しみだったんですよ。台本が面白いんで、基本コントみたいな台本なんですよね、シソンヌじろうさんの台本なので。どこまでボケていいんだろうとか、どこまでリアクションしていいんだろうとか、シーズン1が非常に面白かったので、この世界感を崩さずにどう参加できるかなと色々考えて楽しみにしています」とじろう氏の脚本を絶賛するとともにシーズン2配信への期待を語った。清水尋也清水さんは、初共演となる高橋さんについて「同じ画の中で芝居させていただけるだけでも本当にありがたい経験なんですけど、こんな若手に寄り添って下さって、本当にやりやすくて、本当に助かっています」と大先輩である高橋さんへの感謝を述べた。また、シーズン2を楽しみにしている視聴者に向け、高橋さんは、「おもろい脚本、おもろい演出。芝居はいかに。楽しんでいただけたら幸いです」とコメント。清水さんは、「頭が大変なことになっておりますが、髪の毛ではなく、我々の芝居を焼き付けていただければと思います」とメッセージを送っている。「No Activity」シーズン2は9月13日(金)よりPrime Videoにて一挙独占配信開始(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2024年07月16日歌舞伎俳優の中村芝翫(58)、坂東新悟(33)、中村橋之助(28)、中村福之助(26)、中村歌之助(22)が8日、東京・住吉のティアラこうとうで『国立劇場 令和6年7月歌舞伎鑑賞教室』の取材会を開いた。令和6年7月の歌舞伎鑑賞教室では、「三大名作」1つとして名高い『義経千本桜』から「川連法眼館の場」(通称「四の切」)を上演。源義経の家臣の佐藤忠信と、ある鼓をめぐる謎とファンタジーが魅力の場面で、106回を数える歌舞伎鑑賞教室で最多の9回目の上演となる。時代物に定評のある中村芝翫が初役で佐藤忠信/源九郎狐に挑む(Bプロ)。父・芝翫とダブルキャストで中村橋之助も佐藤忠信/源九郎狐に(Aプロ)。静御前を坂東新悟、源義経を中村福之助(Bプロ)、中村歌之助(Aプロ)がダブルキャストで務める。芝翫は「去年、国立劇場が閉場いたしまして、それで初の国立劇場以外の劇場でティアラこうとうと、調布の方でやらせていただいております。皆さんよくご存知の通り、この『義経千本桜』は歌舞伎の三大狂言のうちの1つでございまして。立役である以上、この3役(渡海屋銀平実は新中納言知盛、いがみの権太、佐藤忠信/源九郎狐)を務められると大変に光栄なことであるということで。私も初めて20歳で国立劇場で知盛を、亡くなった先代の松緑のおじさまに『お前、これから立役で行けよ』という言葉をちょうだいいたしまして」とする。続けて「知盛にはご縁があったんですけど、いがみの権太と狐忠信にはご縁がございませんでした。ところが、今年2月の歌舞伎座で、勘三郎の兄の追善興行で、権太をやらせていただいた。ちょうど、その時に国立劇場さんからこの鑑賞教室のお話をちょうだいいたしまして。この狐忠信は大変に体力のいるものでございますので、やはり今が1番のリミットかなと思いつつ。1日2回というのもあれなので、昼の部は倅の橋之助と、夜の部は私でダブルキャストでさせていただきまして。3人の息子をはじめ、坂東新悟ちゃんたちみんなは、勘三郎の兄貴のとこのチームで一丸でおりまして。4人とも小さかったのが、肩を並べてこうやって一緒に舞台にできるということは大変にうれしゅうございます」としみじみと口にした。橋之助は「国立劇場からこうしてティアラこうとう、そして調布市グリーンホールと会場を移して、先月に引き続き、今回が初めての国立劇場以外での鑑賞教室になります。手探りな部分も多いんですけども、今月は、新悟兄、うちの弟2人と父と、同じとこで育った仲間で、お客様に『四の切』という、このわかりやすく面白く、かつ古典というものをお届けできるのが、すごくうれしく思っております」と話す。福之助は「この歌舞伎鑑賞教室は3度目の出演になるんですけれども、実は僕も学生の時に父の歌舞伎鑑賞教室を見に来ていた。歌舞伎は敷居が高くて年配の方たちでやってる演劇というイメージがあったんですけど、今回は若いメンバーですし、歳が近い人がやってると、学生の方だったり、初めての方もみんな見やすいというか、とっつきやすくエンタメとして楽しんでいただけると思います」とする。歌之助も「僕は鑑賞教室に出さえていただくのは初めてで。福之助も言っていましたが、僕も鑑賞教室が父ので。その時は『魚屋宗五郎』で、父のお芝居を初めて5列目で見るという貴重な経験をしたのを覚えています」と明かしていた。毎月バラバラの劇場に出ることも多い。芝翫は「親子4人がそろって同じ絵面に出るが7年ぶりなんですよ。久しぶりの感覚ですね」と目尻を細めていた。歌舞伎鑑賞教室は、中・高校生を中心とした初めて歌舞伎に触れる人向けの歌舞伎の代表的な演目と、歌舞伎俳優による実演を交えた解説で構成される。国立劇場の建て替えに伴い、今回は「ティアラこうとう」と「調布市グリーンホール」で開催される。
2024年07月08日歌舞伎俳優の中村芝翫(58)、坂東新悟(33)、中村橋之助(28)、中村福之助(26)、中村歌之助(22)が8日、東京・住吉のティアラこうとうで『国立劇場 令和6年7月歌舞伎鑑賞教室』の取材会を開いた。令和6年7月の歌舞伎鑑賞教室では、「三大名作」1つとして名高い『義経千本桜』から「川連法眼館の場」(通称「四の切」)を上演。源義経の家臣の佐藤忠信と、ある鼓をめぐる謎とファンタジーが魅力の場面で、106回を数える歌舞伎鑑賞教室で最多の9回目の上演となる。時代物に定評のある中村芝翫が初役で佐藤忠信/源九郎狐に挑む(Bプロ)。父・芝翫とダブルキャストで中村橋之助も佐藤忠信/源九郎狐に(Aプロ)。静御前を坂東新悟、源義経を中村福之助(Bプロ)、中村歌之助(Aプロ)がダブルキャストで務める。芝翫は「去年、国立劇場が閉場いたしまして、それで初の国立劇場以外の劇場でティアラこうとうと、調布の方でやらせていただいております。皆さんよくご存知の通り、この『義経千本桜』は歌舞伎の三大狂言のうちの1つでございまして。立役である以上、この3役(渡海屋銀平実は新中納言知盛、いがみの権太、佐藤忠信/源九郎狐)を務められると大変に光栄なことであるということで。私も初めて20歳で国立劇場で知盛を、亡くなった先代の松緑のおじさまに『お前、これから立役で行けよ』という言葉をちょうだいいたしまして」とする。続けて「知盛にはご縁があったんですけど、いがみの権太と狐忠信にはご縁がございませんでした。ところが、今年の2月の歌舞伎座で、勘三郎の兄の追善興行で、権太をやらせていただいた。ちょうど、その時に国立劇場さんからこの鑑賞教室のお話をちょうだいいたしまして。この狐忠信は大変に体力のいるものでございますので、やはり今が1番のリミットかなと思いつつ。1日2回というのもあれなので、昼の部は倅の橋之助と、夜の部は私でダブルキャストでさせていただきまして。3人の息子をはじめ、坂東新悟ちゃんたちみんなは勘三郎の兄貴のとこのチームで一丸でおりまして。4人とも小さかったのが、肩を並べてこうやって一緒に舞台にできるということは大変にうれしゅうございます」としみじみと口にした。長男とのダブルキャストについて、芝翫は「お互いに刺激を受けながら。橋之助は2回目の忠信なんですよ。私は初役でございまして。親から子に教えるのが普通なんですけど、今回、子から親が教わっているような段階でございまして」と冗談交じりに語る。「毎日遠慮しながら『お父さん、ここはこうですよ』と。内心、イラっとしながらも、なんとなく頼もしくなってくれる息子っていうのはうれしいなと思いますよね」と笑顔。「この若さには負けないように頑張ってやりたいと思っております」と決意を新たにした。橋之助は2年前に南座で行った忠信の動画を送ったというが、「再生回数は1回も増えてなかった」と暴露し、会場には笑いが。それでも橋之助は「今、28歳なんですけど、僕でも息が苦しくなるぐらいの役。60歳手前で、このお役を初役でやることはスゴいなと思います。僕の師匠ですし、芸の引き出しを、同じ役を通して、こういうやり方もあるんだっていうのを、僕の場合は自分がやった後に反省した上で自分の父の回を見れる。僕としては、わかりやすく盗めるポイントを毎日感じることができるので、ありがたいです」と感謝。そして、「お客様には父の忠信でダイナミックさが足りない方はAプロに」と呼びかけて芝翫を笑わせていた。歌舞伎鑑賞教室は、中・高校生を中心とした初めて歌舞伎に触れる人向けの歌舞伎の代表的な演目と、歌舞伎俳優による実演を交えた解説で構成される。国立劇場の建て替えに伴い、今回は「ティアラこうとう」と「調布市グリーンホール」で開催される。
2024年07月08日歌舞伎俳優の中村芝翫(58)、坂東新悟(33)、中村橋之助(28)、中村福之助(26)、中村歌之助(22)が8日、東京・住吉のティアラこうとうで『国立劇場 令和6年7月歌舞伎鑑賞教室』の取材会を開いた。今年1月に、新悟は3月に結婚することを発表した。報道陣から祝福されると「ありがとうございます」と笑顔。「芝翫のお兄さんももちろんですけども、本当に歌舞伎界の皆さんが本当に優しく導いてくださって、温かく迎え入れてくださっているので、なんとか溶け込んでいけるように僕もサポートしたいなと思いますし、二人三脚で頑張っていきたいなと思っております」と抱負を語った。芝翫は「新婚旅行行って熱出して寝込んだらしいですよ。せっかく行ったのに」と苦笑いで明かし、新悟は「それも父(坂東彌十郎)と同じで。父も熱を出したそうです」と笑っていた。芝翫は「うちも家族が増えてる。勘九郎をはじめ、うちの兄(中村福助)だとか、七之助だとか、血縁が多ございます。亡くなった勘三郎は『お前ら、いいかい。しっかり芝居して、芸をやって、戦力になるのが大事なんだよ』が口ぐせでした。勘三郎の兄が亡くなった後、親子4人で襲名をして、みんな戦力にならなきゃいけないということで。とりわけ、こんな親でございますんで、倅どもはいろんな歌舞伎界の先輩方にいろんな教えをいただいて、導いてくださった。やっぱり改めて歌舞伎の世界はいいなと思いますね」としみじみと口にしていた。歌舞伎鑑賞教室は、中・高校生を中心とした初めて歌舞伎に触れる人向けの歌舞伎の代表的な演目と、歌舞伎俳優による実演を交えた解説で構成される。国立劇場の建て替えに伴い、今回は「ティアラこうとう」と「調布市グリーンホール」で開催される。令和6年7月の歌舞伎鑑賞教室では、「三大名作」1つとして名高い『義経千本桜』から「川連法眼館の場」(通称「四の切」)を上演。源義経の家臣の佐藤忠信と、ある鼓をめぐる謎とファンタジーが魅力の場面で、106回を数える歌舞伎鑑賞教室で最多の9回目の上演となる。時代物に定評のある中村芝翫が初役で佐藤忠信/源九郎狐に挑む(Bプロ)。父・芝翫とダブルキャストで中村橋之助も佐藤忠信/源九郎狐に(Aプロ)。静御前を坂東新悟、源義経を中村福之助(Bプロ)、中村歌之助(Aプロ)がダブルキャストで務める。
2024年07月08日中村倫也が精神科開業医、土屋太鳳が看護師を演じるNHK土曜ドラマ「Shrink(シュリンク)ー精神科医ヨワイー」。この度、新キャストとして井桁弘恵、三浦貴大、竹財輝之助、酒井若菜が決定、また夏帆、余貴美子が第1話ゲストとして出演する。本作は、夏休みの終わりに不安な気持ちを抱えている若い人たち、職場での生きづらさに限界を感じている社会人、そして、精神疾患を治療中の患者や介護に奔走している家族など、幅広い世代の方々の心にまっすぐ届ける「観るカウンセリング」ドラマ。“すべての人が気軽に気楽に精神科にかかれる日が来ますように...”。のんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助(中村さん)と、ひと言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里(土屋さん)が、ひだまりのような笑顔でその思いを届ける。第1話で取り上げるのは、「パニック症」。満員電車の中、押しつぶされそうになりながら携帯で仕事をしているシングルマザー・雪村葵(夏帆)は、息子の翔を保育園に通わせながら大手広告代理店に勤めている。夫の浮気が原因で離婚をしたが、仕事と育児どちらも完璧にこなすために、分刻みの日々を過ごしていた。そんなある日、葵は電車の中で突然パニック発作に襲われる。心療内科を受診するが、薬を飲んでも回復はせず、むしろ薬の副作用で生活に支障をきたしてしまっていた。なにより発作のために、遊び盛りの翔をどこにも連れて行けないことが、ますます葵を苦しめていた。そんな状況を知った元姑の文世(余貴美子)が、溺愛する孫の翔を守るために取った行動がさらに葵を苦しめていく――。ある朝、葵は駅のホームで偶然、弱井に出会う。弱井は葵の話に耳を傾けて“パニック症”と診断する。驚く葵だったが、原因不明の苦しさに名前がついたことで安堵する。そして弱井と共に、治療への一歩を踏み出す。自分のために、そして翔のために――。雪村 葵役・夏帆コメント脚本を読んで、忙しい日々に追われるわたしたちに、今とても必要な物語なのではないかと思いました。葵のように、精神科と聞くと、ハードルが高い場所、自分とは関わりのない場所、と感じる方もたくさんいらっしゃると思います。実際わたしもそうでした。でも、知識を持って寄り添ってくれる先生に話を聞いてもらう、それだけでこんなにも心強くて、呼吸がしやすくなるんだなぁって『ひだまりクリニック』でのお芝居は心が解けるような体験でした。葵を演じることで得たたくさんの気づきを、みなさんにお裾分けしたい気持ちです。みなさんにとってお守りのような作品になりますように。【「パニック症」とは~弱井先生の台詞から~】(別名:パニック障害)自律神経はご存じですか? 血圧や呼吸をコントロールする神経です。自律神経は、血圧、心拍数、呼吸数を上げ戦闘モードにする交感神経と、心身をリラックスモードにする副交感神経。この二つによってバランスをとっています。二つのうちどちらかが優位になれば、もう一方の働きは必ず弱くなる仕組みです。突然、交感神経が過剰に働き、激しい動悸や息苦しさといった“パニック発作”を起こす病気。それがパニック症です。発作が起きても逃げられそうにない場所に不安を感じる。それを“広場恐怖”と言います。また、発作が起きたら大変なことになってしまうという予感がして不安でしかたがない。そのような症状を“予期不安”といいます。パニック症は、心が弱いからかかる病気ではありません。脳の誤作動なんです。第2話では双極症を取り上げる。個性豊かなゲスト陣は7月18日(木)に発表予定。土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」は8月31日より毎週土曜22時~NHK 総合、毎週土曜9時25分~BS プレミアム4Kにて放送(全3回)。(シネマカフェ編集部)
2024年07月04日コメディドラマ「No Activity」シーズン2の配信が決定。ティザーアートやキャストコメント映像も到着した。本作は、全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川悦司)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊(中村倫也)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。1話約30分で気軽に楽しめる、まるでコントのようなドラマだ。シーズン2では、豊川さん演じる“ダメ刑事・時田”、中村さん演じる時田とコンビを組む椎名のパワーアップした迷コンビぶりに注目。また、木村佳乃演じる2人に的確な指令を伝えるベテランオペレーターの里見美里は、さらにその性格がヒートアップ。清野菜名演じる美里の部下で若手オペレーターの大平阿漓羅も登場する。ティザーアートは、時田と椎名を挟む形で、彼らに無線連絡室から指示を出す里見美里と大平阿漓羅の前シーズンからの4人が集結。大平の左手薬指に大きな指輪が輝いていることにも注目だ。また映像は、冒頭の緊迫した様子から一転、13号車車内で「この前寝てるときにな、おしっこ漏らしたんだよ」といきなり告白する時田に、「1年ぶりにコンビ組んで最初の話題がそれですか」と助手席で苦笑いしながら返す椎名という、ユルさが展開される。そして、「本当に隅から隅まで、緻密にくだらないことをやっているので、げらげら笑ってみて頂ければと思います」(豊川さん)、「より深度の深まったコンビができるんじゃないかなと思う」(中村さん)、「里見美里、『No Activity』シーズン2、さらにパワーアップして帰って参りました。是非配信お楽しみに」(木村さん)、「大平阿漓羅、シーズン1よりもっともっともっと凶暴な女になっています、みなさん是非楽しみにしていてください」(清野さん)などと語るコメント映像も公開された。監督は英勉監督、脚本はじろう(シソンヌ)が、前シーズンから続投となる。「No Activity」シーズン2は9月13日(金)よりPrime Videoにて一挙独占配信開始(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2024年07月02日俳優の豊川悦司と中村倫也が出演するドラマ『No Activity』シーズン2(全6話)が、9月13日からPrime Videoにて一挙独占配信される。○豊川悦司&中村倫也『No Activity』シーズン2、9・13よりPrime Videoで配信開始同作は全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。2021年にPrime Videoで配信された『No Activity/本日も異状なし』の続編となり、前作に引き続き、監督は英勉氏、脚本はお笑いコンビ・シソンヌのじろうが手掛ける。今回公開されたティザーアートは、時田と椎名を挟む形で、彼らに無線連絡室から指示を出す里見美里(木村佳乃)と大平阿漓羅(清野菜名)が配置され、シーズン1からお馴染みの4人が写し出されている。さらに同時に解禁されたティザー動画では、冒頭の無線連絡室や指令室の緊迫した様子から一転、13号車の車内で「この前寝てるときにな、おしっこ漏らしたんだよ」といきなり告白する時田に、「1年ぶりにコンビ組んで最初の話題がそれですか」と助手席で苦笑いしながら返す椎名の姿が切り取られている。また、メインキャストのコメント動画も公開。主演の豊川は「シーズン1を気に入って頂いた方はもちろん、シーズン2から見て頂ける方にも十分満足頂けるように、本当に隅から隅まで、緻密にくだらないことをやっているので、げらげら笑ってみて頂ければと思います」とコメント。中村は「今や呼吸するかのように一緒にいる。あうん(の呼吸)じゃないですかね」と豊川との名コンビっぷりをアピール。さらに「里見美里、『No Activity』シーズン2、さらにパワーアップして帰って参りました。是非配信お楽しみに」(木村)、「大平阿漓羅、シーズン1よりもっともっともっと凶暴な女になっています、みなさん是非楽しみにしていてください」(清野)と期待をあおった。英監督は「前作以上に面白い脚本と俳優陣のおかげで、前作以上に何もしないで終わりました。こういうお仕事は素晴らしいです」と絶賛。脚本を務めたシソンヌ・じろうも「ははー! とか。はっはっ~!とか。くっくっくっ。とか。ぶっは~! とか。見ながら言ってもらえると嬉しいですね」とコメントを寄せている。(C)2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates【編集部MEMO】『No Activity』シリーズは、敏腕刑事に見えるが実は昇進とは無縁の万年ヒラ刑事・時田信吾(豊川悦司)と、聞き上手で人たらしな新米刑事・椎名遊(中村倫也)のバディがありえない騒動を巻き起こすコメディドラマ。映画『東京リベンジャーズ』(21)や『賭ケグルイ』シリーズを手掛けた英勉監督がメガホンを取り、ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』など脚本家としても活躍しているお笑いコンビ・シソンヌのじろうが脚本を手掛けた。
2024年07月02日映画『ミッシング』の公開記念舞台挨拶が5月18日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の石原さとみ、共演する中村倫也、青木崇高、吉田恵輔監督(『空白』『ヒメアノ~ル』)が出席した。愛する娘の失踪により、次第に心を失くしていく母親・沙織里を演じた石原は、「言葉にするのは難しいと思いますが、このざわざわした気持ちについて語ってもらい、少しでも、優しさが広がる世の中になればいい」としみじみ。また、先日、家族と公園に出かけた際、迷子になった男の子を必死に探す母親の姿を目の当たりにしたといい「お母さんの鬼気迫る声と表情に胸を締め付けられた。無事に見つかったと聞き、私の中に沙織里の気持ちが住み続けているんだと実感した」と神妙な表情で語った。石原から語られた実体験エピソードに触れ、沙織里の夫・豊を演じた青木が、客席に背を向け、涙ぐむ場面も。封切り日にあたる昨日には、同業者の女性から「泣けた。いい作品に出たね」とメールが届いたそうで、「優しい気持ちで劇場をあとにしてもらえればと思っていたが、早速そういう気持ちが広がり始めていて、すごくうれしい」と喜びを語っていた。劇中の印象的なシーンについては、石原が、捜索願のポスターに印刷された娘の目に、画びょうが刺さっているという衝撃的なシーンを挙げ、「本当に苦しくなって、涙が止まらなくて。必死で画びょうを外していた」と回想。脚本も手がける吉田監督に対して、「すごく強烈に印象に残っていて、ずっと染みついている。発想が怖すぎる」と本音をもらすと、当の吉田監督は「思いついちゃうの。俺も病気だと思っている」と思わず苦笑いだった。『ミッシング』 (C)2024「missing」Film Partnersその吉田監督は「長い時間をかけて、企画し、余韻が残るような作品にしたかった」と強い思い入れ。「自分にとっても、石原さんにとっても分岐的になる作品。シネコンは弱肉強食で、客入りが悪いとどんどん上映回数が減ってしまうので、1人でも多く、1回でも多く観てほしい。クチコミが大きな力になるので、どうかご協力をお願いします」と熱っぽくアピールしていた。※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記取材・文・撮影=内田涼<作品情報>映画『ミッシング』公開中公式サイト:
2024年05月18日女優の石原さとみが、18日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の公開記念舞台挨拶に中村倫也、青木崇高、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。同作は、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ、『ミッシング』公開記念舞台挨拶に登場イベントでは、同作の内容にちなみ「最近優しさを感じたでき事」について、キャスト陣がトーク。石原は「プライベートなことでいいですか……?」と切り出し、「自分の子どもの身長に合ったぴったりサイズの机が欲しかったんです。ベストなものがどこにも売ってなくて、その話を義理の両親にしたところ、子どもの誕生日に角が丸くなっている高さもぴったりの名前入りの机を手作りで作ってくれまして!」と話し、会場を驚かせる。DIYが趣味ということは知っていたそうだが、「木から削って切って作ってくれた。私はそこにあふれるほどの優しさを感じて、本当に驚いたんです。子どもはずっとそこで食べたり飲んだりしてます。すっごく嬉しかった」と明かした。この話を聞いた中村が「俺にも言ってくれたら作れたのにな……」とこぼす。「ウソ(笑) え~!! 先に言えばよかったです~」と中村の話を冗談半分に聞いていた石原だったが、その後も中村が「結構家具とか作る。よくホームセンターでツーバイフォーの板とか買って、エレベーターに斜めにして入れて……」と語り続けると、「本当にやっている?」と驚きの表情を見せていた。本当にDIYをするという中村は「文庫、新書、DVD、ブルーレイ、でっかい新装版のマンガとかサイズが全部違うのがぴったりはまる棚とかを作ったり……」と意外な一面を明かし、「今度親御さんと張り合いにいきます。うざいだろうね~、そんな共演者!(笑)」と笑いを誘った。
2024年05月18日映画『ミッシング』(5月17日公開)の公開記念舞台挨拶が18日に都内で行われ、石原さとみ、中村倫也 、青木崇高、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)が登壇した。同作は、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■中村倫也、映画『ミッシング』公開記念舞台挨拶に登場イベントでは、同作の内容にちなみ「最近優しさを感じたでき事」についてトーク。中村は隣に立つ石原を指し、「僕はこの方。石原さとみ先輩!」と回答する。「真面目な作品なんですが、どうしてもちょけたくなる性分でして、一緒に対談や取材をやっていて最初は恐る恐るちょけていたんです。怒られるんじゃないかと思っていたんですが、毎回毎回ちゃんとツッコんでくれる。めちゃくちゃ優しい」と話した。きょうのイベント登壇前にも石原の優しさを感じたそうで、「『スマホで自動販売機の水を買えるようになったんだ~』と自慢したら、『あれって(画面に)出さなくてもできるんだよ』と教えてくれて、優しいなぁと」と明かし、「僕は携帯の進化についていけない現代人でして、同い年のお姉さんにこれからも困ったらメールしようと思います」と笑顔を見せた。その後も中村がスマホの使い方を教えてくれる石原を「デバイス女優」「ホリプロのデバイス部」と呼んでボケると、石原はすかさず「事務所の名前出さないで!」とツッコミ。「こうやってちゃんとツッコんでくれるんです! 優しいでしょ~。ファンになりました!」と観客に語り掛け、笑いを誘っていた。
2024年05月18日2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』が、2024年7月7日(日) 開幕の福岡・博多座公演を皮切りに、8月・9月に東京・明治座、10月大阪・フェスティバルホールの3都市で上演される。5月13日(月)、同公演の製作発表会見が都内で行われ、出演者らが意気込みを語った。本作は、ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自身の美しさを武器に天下取りを目指す男「ヒュウガ」と、そんな男の参謀としてバディとなる謎多き男「カイリ」を中心に、イキすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。劇団☆新感線の44周年興行であり、「生田斗真生誕39年」を記念した“サンキュー公演”という位置付け。また、2020年4月にコロナ禍で全公演中止となった、『偽義経冥界歌』博多座公演の“COME BACK公演”であり、劇団初の明治座進出公演でもある。ヒュウガ役で主演を務める生田斗真は「生田斗真生誕39周年を記念した公演を、17歳の頃からずっと憧れ続けた劇団☆新感線の皆さまと共にできることを嬉しく思っています」と挨拶し、役柄については「美しさを武器に世界征服を狙うというとんでもない役。劇団☆新感線の悪役は以前からいつか演じてみたいと思っていた役どころなので、精一杯頑張りたい」と意気込む。カイリ役を演じる中村倫也は「劇団員ではない人の生誕何周年公演って今まであるんですか? ないですよね?」と切り出し、「『偽義経冥界歌』のときの“サンキュー公演”とかけたんでしょうけど、もっと劇団員の生誕を祝った方がいいと思います」と話し会場を沸かせた。自身の役柄としては「主演でなく舞台に出演するのが結構久しぶり」といい、「本読みをしたら、主演より出番が多いんですよね。気を引き締めて挑まなくてはいけないなと思いました」と明かした。生田も中村も、ほかの映像や舞台での共演経験はあれど、劇団☆新感線の公演で古田新太と共演するのが意外にも今回初めてだという。生田は「(新感線の公演は)17歳のときから5度目の出演なんですけれども、一度も古田さんとご一緒する機会がなかったので、ようやく念願叶った。数々の俳優さんたちから『古田さんとお芝居するのが楽しい』ということを伺っていたので、ご一緒できることをとても嬉しく思います」といい、古田の魅力について「古田新太というひとりの男が舞台上に立っているだけで、何かが起きるのではないかとワクワクさせてもらえることが魅力のひとつ」と話す。中村は『ロッキー・ホラー・ショー』(2011)での共演経験を挙げて「毎日飲みにも連れて行っていただいたり、芝居のことも飲み屋でさりげなくアドバイスいただいたり。当時の古田さんの年齢に僕が今近づいてきているので、そういう意味を込めて、時を経た今、共演できることを嬉しく思いますね」と感慨深げ。古田新太演じる流刑の「ゴノミカド」の守護役・戦女の「アキノ」役として、アクションが見どころになりそうな西野七瀬は「準備はこれから。本読みのときはト書きを飛ばして読むスタイルだったので、『実際ここで大変なアクションがあるんだろうな』と想像するしかできなかったので、不安な気持ちの方が大きいです」と語ると、女大名「サキド」役のりょうが「たった1行のト書きが数分のアクションになったりしますから、本当に気をつけないと」と話し、さらに「新感線はアクションが格好良いので、軽々しくアクションをやりたいと言ってしまったんです。それで、今回(アクションが)多めになっていまして……。そんなこともチャレンジさせてくださるというのはなかなかないことですので、できるだけやります」とも語っていた。観客へのメッセージとして、脚本の中島かずきは「本読み稽古では非常に手応えのある感じで、期待ができるなと思っています。派手な舞台になると思いますので、ぜひ劇場の方へお越しください」。演出のいのうえひでのりも「うちの劇団としても、この規模でこれだけ歌や踊り、チャンバラが入り、見せ場もいっぱいあるいのうえ歌舞伎ができる機会はこれからあと何回あるんだろう、と考えると非常に貴重な1回だと思うので、ぜひ見逃さないで楽しんでいただきたい」。粟根まことは「この作品には自分勝手な人しか出てこない。それぞれが好き勝手にやるんですよ。相当派手な舞台になるかと思いますので、楽しみに来ていただければと思います」と話し、古田は「非常に賑やかな作品で、すごく楽しい現場になりそうです。なんとかしてふたつぐらいは下ネタを入れたい」と笑っていた。いのうえ歌舞伎『バサラオ』は7月7日(日) から8月2日(金) まで、福岡・博多座。8月12日(月・休) から9月26日(木) まで東京・明治座。10月5日(土) から10月17日(木)、大阪・フェスティバルホールにて開催。取材・文・撮影:五月女菜穂<公演情報>2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演:生田斗真中村倫也/西野七瀬粟根まこと/りょう/古田新太右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ村木仁川原正嗣武田浩二藤家剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良藤田修平北川裕貴寺田遥平伊藤天馬米花剛史藤浦功一西岡寛修NaO大村真佑清水一光井上真由子松本未優樽谷笑里奈白瀧真由美さいとうえりな高森あゆな古見時夢【福岡公演】2024年7月7日(日)~8月2日(金)会場:博多座【東京公演】2024年8月12日(月・休)~9月26日(木)会場:明治座【大阪公演】2024年10月5日(土)~10月17日(木)会場:フェスティバルホールチケット情報()公式サイト
2024年05月14日2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の製作発表が13日に都内で行われ、生田斗真、中村倫也、西野七瀬、粟根まこと、りょう、古田新太、中島かずき(作)、いのうえひでのり(演出)が登場した。同作は劇団☆新感線の最新作であり、生田の誕生39年を記念してのサンキュー公演。ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指すクールで悪い男・ヒュウガ(生田)、幕府の密偵だったがヒュウガの参謀としてバディとなる謎多き男・カイリ(中村倫也)、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた新感線が、久しぶりにダークなトーンの作品を上演する。○■2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』製作発表主演の生田は「17歳の頃から憧れ続けた劇団☆新感線の皆様と共にできることを本当に嬉しく思っています。自分で言うのもおこがましいんですけど、美しさを武器に世界征服を狙うというとんでもない役です。劇団☆新感線の悪役は以前からいつか演じてみたいと思っていた役所ですので精一杯頑張りたいと思っています」と意気込み。一方、中村は「劇団員じゃない人の生誕何周年公演ってあるんですか? ないですよね? なんすかそれ」とツッコみ、「もっと劇団員の生誕を祝った方がいいと思うんですけど、結果的に39公演ということで一緒にできるのが嬉しく思います」と苦笑する。「舞台で主演じゃなく出演するのが久しぶりなんですよ。横にいる人間としてどういう関わり方できるかなと楽しみにしてたんですけど、昨日ホン読みをしていたら、主演より出番が多いんですね。『話が違うな』と思って。やることも結構多いので、気を引き締めて挑まなきゃならないなと思いました」と明かした。また「俳優としての武器」を聞かれると、生田は「武器と呼べるものもないんですけど、まあ強いていうなら、美しさ? 見てくれくらいでしょうか?」と作品に絡めてツッコミ待ちをするが、中村が「本当にそうだもんね」と同意し、「がんばります」と苦笑する。中村も同作について「ちょっと面白いものになると思っております。単純に圧倒的な美しいものって見たくないですか?これまで皆さんが見た圧倒的に美しいものをぽんって思い浮かべてください。それになります」とアピールし、生田は「ハードルが……」と項垂れていた。
2024年05月13日万引き事件が様々な人物に波紋を広げていく『空白』ほか、長所も短所もひっくるめた人間の本質を悲喜劇的に描き続ける奇才・吉田恵輔監督(※吉は<つちよし>が正式表記)。彼が新たに書き下ろした最新監督作『ミッシング』(5月17日公開)は、幼い娘が行方不明になってしまった両親の苦しみを描いた物語だ。のちに主人公・沙織里を演じることになる石原さとみが「この人なら自分を変えてくれるかもしれない」と吉田監督の作品に感銘を受け、伝手を辿って直談判し、その3年後に彼女の手に渡った脚本が『ミッシング』だった。 沙織里と夫の豊(青木崇高)を取材するテレビ局員に扮したのは、中村倫也。石原さんが壊れてゆく一人の母の姿をひりつく熱演で魅せれば、中村さんが他者の人生を食い物にしがちな世の中で苦悩する報道者の心情を細やかに体現し、動と静の競演が展開する。シネマカフェでは石原さんと中村さんの対談インタビューを実施。撮影の舞台裏からそれぞれの芝居における“感覚”の共有まで、存分に語り合っていただいた。石原さとみ「6年前から思い描いていた夢が現実に」――石原さんが6年前に吉田監督に直談判されて、その3年後に脚本が届いたと伺いました。石原:3年前は妊娠・出産を経験前だったため「こういう感じかな」と想像しながら読ませていただきました。その後、子どもが生まれてから本作が復帰作となることに決まって、改めて読もうとしたときに怖くて読み進められない感覚になりました。3年前は想像だったのが、自分の中ではっきり絵が浮かんでしまったんです。とてつもなく覚悟は必要だと久々に感じました。子どもが生まれたことで安易に想像できてしまうぶん、「この作品の世界に入ったら私は壊れてしまうんじゃないか」と怖くなりました。中村:そうだったんだ。――僕も3歳と0歳の子どもがいるのですが、本作を拝見して最初から食らってしまいました。石原さんが感じていらっしゃった不安というのは、全体的なものか具体的なものか、どういった類のものだったのでしょう。石原:吉田監督が脚本を書かれた際、きっといままでの私だったら演じるイメージがないものを私で、とトライして下さったんです。だからこそ、自分でもどうすればいいのか本当にわからなくて。先ほどお話したように想像はできるけれど、沙織里という人がどういう人間かがわからなくて、自分が通ってきた道じゃない人生を歩んでいる人に思えて不安で仕方ありませんでした。実際に吉田監督が「こういう人」とイメージされていた方がいらっしゃって、お会いしに行ったりもしました。そのときに、今までの私の周りにはあまりいない方だとも感じて「自分に演じられるのだろうか」と余計に心配になってしまって。ですが、役作りには 産後の自分の状態が上手く作用してくれた部分はありました。髪の毛が抜けたり痛んだり、そばかすが一気に増えたり、ジムにも一切通っていなくて腰痛もずっとあるようなボロボロの状態が沙織里とリンクして、準備をする必要がなかったんです。実際に自分が出産・育児を経験して、生活したうえでの感覚がある状態で演じるとなったときに「いまの自分だったらどっぷり漬かれるはず」とは感じました。そのうえで「心が壊れないように帰ってこないといけない」という不安があった感覚です。ただ、撮影期間にセッティング風景を眺めながらふと「いま私は6年前から思い描いていた夢を現実に出来ているんだ」と客観視したとき、とても幸せを感じました。中村倫也「芝居は柔軟に対応していくのが楽しい」――石原さんは元々吉田監督の作品のファンだったと伺いました。中村さんはどのような印象をお持ちでしたか?中村:これは今回に限らずですが、ここ何年か極力前情報を入れないようにしています。現場で知って、その場で合わせていく方が僕は面白くて。そのため、あえて「吉田組はこう、吉田さんの作品はこう」というような先入観を持たないようにしていました。そのうえでですが、吉田さんは一緒にいて落ち着ける方でした。僕は悪すぎない悪意がある人が好きなのですが、まさにそんな人でした。美術部さんが用意したであろう変なキャラクターを見てひとりでニヤニヤしていたり、シーンの中心にいる人物だけでなくその周りにいる人たちの動きをモニターで観ながら「いいねえ」と笑っていたり、端々に愛を感じました。今回のようにシリアスな作品だと、人によっては閉塞感が続くものになるかと思います。でも吉田さんの場合は、本当に短いフレーズでシュッと抜けるポイントがあったり「これであなたは笑いますか?」と試されている感じもあり、そういった部分が僕自身の感性とぴったりハマって楽しかったです。そういった意味では、砂田に関しても自分が演じる身ではありますが「この人、実は違うことを考えてるんじゃないかな」と思われるくらいに「真意がわからない」ほうが面白いかもと思いながらチューニングしていました。――中村さんが演じられた砂田は、沙織里ほか相手に対するリアクションが多めかと思います。そういった意味では余白を多めに撮影に臨んだのでしょうか。中村:そうですね。何も決めずに現場に入りました。砂田のキャラクターや職業による部分もありますが、相対する相手によって微妙に変わる人物だろうなと思い、彼の中で大切にしたいもの(輪郭も自分でちゃんと定められていないかもしれませんが)は大事にしつつ、その場その場で人と接することで何が生まれるか、は決め込まずに臨みました。――先ほどの作品に入る前の心構えのお話にも通じますが、その場でチャンネルを合わせる感じですね。中村:その部分が近年より増えてきた感覚です。常に突貫工事です(笑)。だって、どれだけ台本を読んで僕が想像していっても、現場でのさとみちゃんの芝居はそれ通りになんてならないから。監督がどういうことを要求してくるかもわからないですし、その方が僕には面白い。芝居においてリスクが高い状況で柔軟に対応していくのが楽しいんです。初めての吉田組「常に勉強の連続」――吉田監督は「早撮り」と言われていますが、いまお話されたように今回はテイクごとに様々な芝居を試すといいますか、その都度変わっていったところがあるのかなと感じました。中村:そうですね、あまり固めていなかった印象です。石原:私は生まれて初めて「動物を撮っているみたいだ」と言われました。吉田監督に「最初のテイクと次のテイクで全く違うことをやるよね。次に何をしでかすかわからない」と言われたのですが、自分ではそんなつもりはさらさらなくて、衝撃を受けました。これまではどちらかといえば器用と言われていた人間で、お芝居において同じことを繰り返しできるしテンポも揃えられるし、カットとカットの映像的な“つながり”を把握して演じられるタイプでしたが、今回は初めてパニック状態に陥りました。中村:そうした回路をあえて切っていたとか?石原:そういった意識は全くなかったと思う。多分ですが、お芝居をここまで休んだのが初めてで久々だったことや、吉田組が初めてだったこと、沙織里という人物と自分自身の乖離等々、最初からわからないことだらけでパニック状態だったのだと思います。だけど、心や気持ちの部分は嫌でもわかってしまうから苦しくてしょうがなかったです。現場では吉田組のスタッフさんも「こんな感じは初めて」とおっしゃっていて、私は初めて「自分って器用じゃないんだ」と気づきました。中村:いやいや、そんなことないと思う。タイミングや役、チャンネル等々色々な要因があるだろうし、次は違うんじゃないかな。石原:確かに、その次の仕事だった連ドラはすごく優等生でできました(笑)。やっぱり、吉田組で経験した時間はこれまでと全く違っていました。たとえば左手でお水を取って飲んでスマホを出して見てしまう――という一連の動作を、私は無意識でやっていたんです。その後もう一回撮るとなったときに「自分は何をやっていたっけ」と思い、意識してやった瞬間に吉田さんから「なんかお芝居っぽい」と言われてしまい、「この人には全部バレているんだ」と感じました。吉田さんはずっと「ドキュメンタリーを撮りたい」とおっしゃっていたのですが、その意味がすごくわかった瞬間でした。じゃあどうすればいいのかと考えて、違うことに意識を向けたりといったことを試して、また無意識にその動作を出来た瞬間にOKをいただけました。「無意識を意識するってこんなに難しいけれど、こういう感覚なんだ」と知り、吉田組の出演者さんたちはみんなこれを知っているからすぐにOKをもらえるんだ!と思い至りました。吉田組は常に勉強の連続で、得るものが多すぎてお金を払いたいくらいです。いまお話ししたように“無意識の意識”を知ったことで、他の役者さんたちに対する尊敬も一層強くなりました。『ミッシング』でお芝居の本当の面白さに気づけた気がしています。吉田さんは「新人女優を撮っているみたい」ともおっしゃっていましたが、私の感覚としてもそうでした。わからないことだらけですし、学ぶことが多すぎて発見もたくさんありました。「これでいいんだろうか」と思っているものほどOKをいただけて、気持ちが爆発したら「やりすぎ」と言われてしまい…でも私は困難を充実だと思う人間なので、とても幸せな時間でした。中村:僕の感覚としては、さとみちゃんは毎回がらりとやることが違うということではなく、行動やタイミング、言い方といったニュアンスの精度と飛距離とアングルが毎回違ったという感覚です。こちらも感度を上げて見ていたからかもしれませんが、芝居をキャッチしてつなげていく側としてはすごくやりがいがありました。崇くん(青木崇高)もきっと同じことを言うのではないかなと思います。石原:でもそれは、倫也さんだからです。私がどこにどれだけ投げても絶対に戻してくれるんです。青木さんはどちらかというと一緒に変動してくれるタイプで、吉田さんから「どっちも抑えて」と言われることもありました。中村:こっちは取材している側というポジションの違いも大きかったんじゃないかな。石原:もちろんそれもあるかとは思いますが、中村さんを見て「自分も抑えなきゃ、出し過ぎてもダメだ」と客観的に思える瞬間が多々ありました。こちらが揺らいだり動いたりしてもずっとブレずにいてくださったから、とても助けられていました。中村:取材対象者として、沙織里・豊・圭吾(森優作)との会話の中で相槌を入れたり、切り口の矢印を変えてみることで向こうがどう変わるのか――というアプローチは砂田もそうですし、僕も意識しながら演じていました。ちょうどいまSYOさんがやっているみたいに、聞き手の自分がトーンやテンポを調整して返すことで空気感を作るといいますか。芝居をしている自分、ある種打算的に考えながら誠心誠意対象の人と向き合っている自分/砂田といったように、2重・3重構造があって、やりがいがありました。「こんな吉田組は初めてだから面白い」撮影秘話――その場で「変わる」「変える」という方法論は、吉田監督がテーマに掲げていたという「ドキュメンタリー的に撮る」にも通じますね。中村:でもそれってなかなか難しいですよね。台本はあるわけだから。石原:そうなんですよね。ただ、その意識も実は薄くて。というのも、セリフを必死に覚えよう、というものではなかったんです。台本がスッと肌に入ってくる感じがありました。圭吾と車中で話すシーンがありますが、何回やっても全然うまくいかなくて。そうしたら吉田さんが元々あった長ゼリフを現場でバッサリ切ったんです。オリジナル作品で監督・脚本の両方を吉田さんがやっていらっしゃるからできることだとは思いますが、そのおかげで高まった部分を言葉にせずに感情だけで動けた感覚がありました。中村:相当テイクを重ねたとは聞きました。石原:少なくとも10回以上はやりました。中村:そんなに!?あなたは本当に偉い。僕なら帰りたい(笑)。――今回の撮影の中では、特に回数を重ねた方なのでしょうか。中村:シーンによってまちまちでしたが、そうかと思います。ただ一方で、言われているように全体的に早撮りで、熱量といいますか塊肉のようなものをほぐして撮っていくには相当スピーディな方という印象です。石原:そんな方がテイク数を重ねるということは多分私でてこずっているんだろうな…と申し訳なく思いつつ、でも決して諦めることなく付き合って下さって有難かったです。中村:いやいや、客観的に見て全くそんな感じはありませんでした。吉田さんも初めて接するタイプの女優さんで、それが面白くて一緒に探りながらやっている風に見えていました。石原:スタッフさんも「こんな吉田組は初めてだから面白い」とおっしゃっていて、でも自分はその面白さがわからなくて。自分は幸せだけれど、皆さんにご迷惑をおかけしてしまってすみません…と言い続けていました。ちょっと話が変わってしまうのですが、倫也さんと一緒にお芝居をしていると“音”が聴こえないんです。セリフではなくて、人の音といいますか。抽象的な表現で申し訳ないのですが、青木さんだとすごく聴こえるのが倫也さんはそうじゃなくて、私も1回収まる感覚がありました。それは砂田を演じているのか、倫也さんだからなのか…今回は敢えてそうしていたんですか?中村:そういう役だからという部分もあるし、人間的な部分もあると思う。基本的に準備はしないんだけど、どんな“質”でいくかだけは考えて現場に行くようにしていて、今そこに近い話をしてくれている気がする。石原:無音なわけじゃないけど、何の音が鳴っているのかわからなくて、すごく独特でした。倫也さんがそういう風でいてくれたから、砂田と沙織里の関係性が生まれたのだと思います。――演じていらっしゃる方ならではの“感覚”のお話、とても面白いです。石原:でも、なかなかそうした感覚を共有する機会はなくて。いま初めて言いました。中村:そうだよね。後輩にいきなり「いまの倫也さんの芝居、ドラム鳴ってますね」なんて言われたらビビっちゃうし(笑)。もしそう感じても、言わないほうがいいかなと思っちゃうよね。石原:そうですね。ただ私個人の感覚として、基本的に役者さんは皆さん色々な音が鳴っている方が多い印象です。倫也さんはすごく珍しいタイプでした。中村:なるほどなぁ。でも、僕も物事が数字に見えたりするときはあります。なかなか言語化は難しいですが、みんなきっとそうした色にしろ音にしろ何かしらの感覚があるんでしょうね。考えながら人と相対して、探りながら芝居しているわけですから。石原:そうですね。倫也さんにわかってもらえてうれしいですし、ホッとしています。■石原さとみヘアメイク:猪股真衣子スタイリスト:宮澤敬子(WHITNEY)■中村倫也ヘアメイク:Emiyスタイリスト:戸倉祥仁(holy.)(text:SYO/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年5月17日より全国にて公開©︎2024「missing」Film Partners
2024年05月13日石原さとみ、中村倫也、青木崇高らが出演する映画『ミッシング』から、メイキング写真が一挙解禁された。2024年注目の1本といわれている本作、「心を掻き乱される」「観る者の心をえぐる」「狂った世界にも夜明けはかならずやってくる」「絶望の闇で小さな優しさが温かい」などなど、心に突き刺さったという方が続出しており、「他人事ではない。自分事になった」と本作からの衝撃を語る言葉がSNS上に続々とあがっている。この度解禁された写真には、石原さんとそのすぐそばに吉田監督が並んで座っている姿が。お互いにとって「挑戦だった」という本作は、撮影中はどう演じればいいか分からない状態がずっと続いていたという石原さんに、吉田監督はテイクごとにそばに行って、時間をかけて丁寧に会話をしていたそう。撮影が早い!とよく言われる吉田組では、滅多にない光景だったという。また、中村さん演じるテレビ局の記者・砂田の仕事場の撮影は、実際のテレビ局を使用して行われた。写真には、普段私たちが目にすることのないテレビ局内の風景も映っている。吉田監督は、『空白』で描き切れなかったマスコミのいまをしっかりと掘り下げたいという思いも本作に盛り込んでおり、ニュースを扱うマスコミの現場の葛藤や緊張感が伝わってくる。常に世間の目にさらされる夫婦役を演じた石原さんと青木さんは、家の中や街でのビラ配りなど、一緒にいるシーンが多かった。事件に対する温度差からぶつかるシーンも続いたが、お互いに、言葉数を重ねるというより、一緒にシーンやそこに向かう気持ちを共有することできて本当に助けられた、とふり返っている。まさに“支え合った”関係性を築けたというが、それがあったからこそ、2人のシーンが観客にとってより身近に感じられるものになっている。そして、晴れた空の下で、笑顔を浮かべながらスタッフと一緒にモニターを眺める石原さんと監督の姿も。念願の吉田組への参加が叶った石原さんは、「役柄も設定もお話もツラいけれど、とにかく現場が平和だった。温かいし、優しく、やわらかい空気に包まれている」と撮影現場の雰囲気を明かしていたが、集中力を切らさずに演じられたのは、臨機応変に対応するスタッフたちの支えもあったという。映画の本編も緊迫感や圧迫感など辛い感情が後半まで続くが、撮影中も本作のテーマ同様に関わる人間全員がお互いに寄りそう気持ちを大切にして演じ、作り上げてきたからこそ“温かい気持ちに涙する”1本が完成したに違いない。『ミッシング』は5月17日(金)より全国にて公開。※吉田恵輔監督の「吉」は<つちよし>が正式表記。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年5月17日より全国にて公開©︎2024「missing」Film Partners
2024年05月11日俳優の中村倫也が、7日に福岡みずほPayPayドームで行われた、福岡ソフトバンクホークス-北海道日本ハムファイターズ戦のセレモニアルピッチに登場した。中村は、2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』に出演することからセレモニアルピッチに登場。福岡公演は博多座にて7月7日~8月2日に行われる。この度、オフィシャルレポートが届いた。○■中村倫也 福岡みずほPayPayドーム セレモニアルピッチのオフィシャルレポートホークスのユニホームに身を包んだ中村倫也の背中には、“劇団☆新感線44周年興行”にちなみ「44」の背番号と「NAKAMURA」の文字が。グラウンドでは「博多座」の法被を着たハリーホークら、ホークスのマスコットキャラクターが出迎え、客席ではたくさんの観客が見守った。投球前、「実は母と兄が90年代後半からホークスファンで、結構身近に感じていました。今日も兄から“僕の分も投げてきてくれ”と言われました」と家族からの激励があったことを明かした。その期待に応えるように美しいフォームから投げたボールはノーバウンドでキャッチャーミットに到達。球場内は大きな歓声に包まれた。セレモニアルピッチ終了後、自己評価を聞かれた中村は「100点くらいじゃないですか…? (ボールがマウンドまで)届いたので(笑)。改めて(選手は)すごいなと思いました。あの観客の中で指先ひとつで勝負が変わる職業。いい経験をさせていただきました」と話した。また、背番号の「44」については「劇団☆新感線の44周年にちなんで僕の知らないところで決まっていて。僕にだって好きな番号があるのに(笑)」と茶目っ気たっぷりに話した。投球前には松坂世代最後の現役投手・和田毅選手(43)と交流をしたという。「このお話が決まったときの資料に和田投手が教えてくださると書いてあり、“まさかあの和田さんが…?”と思ったのですが、本当に来てくださって。(ボールの)握り方を教えてくださいました。そしたらまっすぐ行ったのでよかったです」と語る。和田投手からのアドバイスもあり投球は見事なノーバウンド。ゲン担ぎをしたかという記者からの質問には「特にしていないですが、ストライクでなくていいやという気持ちで欲を持たなかったのがよかったのかな。今度演る舞台の役は欲まみれなのですが(笑)」と天下取りを目論む欲深い軍師役とは違う、無欲の投球が今回の好投につながったようだ。最後に九州のファンへ「7月7日の七夕に『バサラオ』という舞台を上演します。演劇をあまり観たことがない方もぜひ観ていただけたらと思います。知り合いや恋人、遠い親戚も15人くらい誘って来てもらえると非常にうれしいです(笑)。がんばります」とメッセージを送った。
2024年05月08日5月3日(金・祝)明日放送の「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」より、60秒動画が公開された。内村光良、田中直樹、西田尚美ら「LIFE!」お馴染みメンバーに加え、中村倫也、生見愛瑠も参加する今回。公開された映像では、6年ぶりの出演となる中村さんの王子様や、人気シリーズコント「俺は継がない」に出演する生見さんの姿も見られ、SNSでは“楽しみ”と放送に期待を寄せるコメントが寄せられている。「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」は5月3日(金・祝)21時30分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」に中村倫也と生見愛瑠が出演することが分かった。内村光良率いる人気コント番組「LIFE!」。今回は、子どもや若者の幸せを考える「君の声が聴きたい」プロジェクトとのコラボとなっており、15分拡大版で放送。内村さん、川西賢志郎、じろう、田中直樹、塚地武雅、西田尚美といったお馴染みのメンバーに加え、同プロジェクトメンバーの中村さん、ラランド・サーヤ、初登場となる生見さんをゲストに迎える。今回、6年ぶりの出演となる中村さんは、じろうさんとの二人芝居で王子様役に挑戦。「久しぶりなので、緊張しました!笑 じろうさんのキャラクターがあまりに強烈なので、のまれないように必死で演じ切りました」とコメント。独特のストーリーで息の合ったかけあいを見せる。一方、生見さんは、人気シリーズコント「俺は継がない」に出演。コント収録を終え、「内村さんとコントをするのが初めてだったので、すごく新鮮で楽しかったですし、面白くて自然に笑ってしまって、すごく楽しい現場でした!!」とふり返る。内村さんとじろうさんによるアドリブ本気芸に、生見さんが抱腹絶倒する。ほかにも、人気シリーズコント「宇宙人総理」新作も2年ぶりに登場。なお、プロジェクトキービジュアルも公開された。各波で主なテーマとする、“親子を見つめ直す”・“性とジェンダー”・“若者たちの声”などを散りばめたワンダーランドに、プロジェクトメンバーが登場するデザインとなっている。「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」は5月3日(金・祝)21時30分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日女優の石原さとみが、16日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ、吉田恵輔監督に出演を直談判「人づてに辿って……」7年前に吉田監督に出演を直談判していたという石原。「今のままじゃいけない! 変わりたい! 自分を壊してほしい! という衝動に駆られまして、私を変えてくれる人は誰だといろんな作品を観て、吉田監督の作品に出会って『この人だったら私のこと変えてくれる! 絶対に学びがある』という直感がして。そこから人づてに『吉田監督を知りませんか?』といろんな人を辿って、プライベートでお会いして『(作品に)出させてほしい』と直談判しに行きました」と当時を回顧する。しかし当時は断られてしまったそうで、「『連絡先だけでも交換させてください!』とお願いして、3年間全く音沙汰なかったんですが、3年後に『脚本書きました』と連絡をいただいて。飛び跳ねるように嬉しかったんですが、妊娠出産を待ってくださって、去年の今頃に撮影をしました。そして今こうしてお届けできるということが本当に感慨深いです」と出演までの経緯を振り返りつつ、語った。また、今作の役作りのためにボディソープで洗髪をしていたそうで、石原は「監督と一緒に美容院に行きまして、美容師さんに『一番髪の毛を痛ませる方法は?』と(聞いて)。髪を染めたまだらな状態をボディーソープで洗うと、どんどん傷んでいくとアドバイスいただいて、そこから毎日洗っていったらすっごく傷みました(笑)」とわざと髪を傷ませて撮影に臨んでいたという。それ以外にも「肌荒れだったり、体の緩さだったり、爪の汚さだったり、いろんな部分で自分のことをなりふり構わない状態を作り上げました」と話し、会場を驚かせた。さらに、今作で演じた役柄がなかなか抜けなかったそうで、「切り替えられなかったかも……なので終わった瞬間にすぐにショートカットにしました!」とバッサリと髪を切った理由を明かした。
2024年04月16日映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会が16日に都内で行われ、石原さとみ、中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)が登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ、出産後初の主演映画『ミッシング』完成披露試写会に登場今作で出産後の初の映画撮影に挑んだ石原は、冒頭の挨拶から感極まった様子で目に涙を溜めながら「出る前にいろんな方から、試写を観てくださっていろんな言葉をかけていただけて……本当に幸せだなと感じます」と語り始める。続けて「私の夢が叶った作品です。こうしていち早く皆さんにお届けできることが心の底から嬉しいんですけど、怖い部分もあります」と声を震わせながら懸命に伝えた。続く中村は「すごく清らかな空気感が…… 今、すごくふざけたい衝動に駆られております……我慢しようと思います(笑)」と石原の涙をフォローするように挨拶し、笑いを誘っていた。また、フォトセッションでは何か思うことがあったのか、青木が目を潤ませる場面も。これに気が付いた石原も青木と言葉を交わし、目に涙を浮かべていた。そして最後に石原は「宝物のような作品です。この経験は何年経ってもこの作品が転機だと言えます。それくらい私にとって宝物のような時間ですし作品です。優しい光が必ずあります。どうかそれを受け取ってくれたら、誰かに渡してくれたら嬉しいです」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
2024年04月16日俳優の中村倫也が、16日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に石原さとみ、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■中村倫也、石原さとみ・青木崇高との3ショットは「Destiny感じる」今作で石原と19年ぶりの共演を果たした中村。石原とはともに1986年12月24日生まれという共通点があるそうで「同い年で同じ誕生日で同じ血液型なんです! 不思議」と話す。19年ぶりの共演についても「(撮影が)始まる前は久しぶりにさとみちゃんと一緒だ! 嬉しいなと、ただ思っていたんですけど、初日に現場に行ったらものすごく感慨深くて……そこで気づいたんですよ。嘘でもなんでもなく『ちょっと石原さとみの背中を追いかけてたんだな、俺』ってマジで思ったんですよ」と振り返る。これに石原は「え!? なんですかそれ?」と驚いた表情を見せるも、中村は「僕が言うとすごくふざけているみたいでしょ? 僕がふざけてそうなときはふざけてないんですよ」と本心だと説明。「僕が仕事を始めたときに、もうさとみちゃんは仕事をされていて、同世代のトップを走っていた感じがあって、そこからしばらく共演もなく、いつかなんかでご一緒したいなって思っていた」と待望の共演だったことを明かした。また、19年前に中村と石原が共演したドラマに青木も出演していたそうで、「(ドラマで)一緒に甲子園を目指していたんですけど、崇くん(青木)も出ていて。この(石原・青木・中村)並びを見たときに運命を感じましたね……あ、ごめんなさい! “Destiny”を感じましたね(笑)」と現在放送中の石原の主演ドラマのタイトルとかけて話し、笑いを誘っていた。
2024年04月16日映画『ミッシング』完成披露試写会が4月16日(火)に都内劇場にて行われ、出演する石原さとみ、中村倫也、青木崇高らが登壇した。並々ならぬ思いで臨んだ本作について、冒頭の挨拶で石原さんはすでに感極まり涙があふれそうになる。しかし、自ら「早い、早い」と笑顔で突っ込み、自身の涙を止めていたが思いはあふれた。『ミッシング』は『空白』、『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔(※吉は<つちよし>が正式表記)が、オリジナル脚本で挑んだ映画。ある日、突然愛する娘がいなくなった沙織里(石原さん)が、娘の帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しむ。事件をめぐるマスコミと、世間の声に翻弄される母親とその家族が、出口のない迷路をさまよい続ける姿が描かれる。7年前、石原さんが吉田監督に直談判したところから本作はスタートした。当時を振り返り、石原さんは「今のままじゃいけない、変わりたい、自分を壊してほしいという衝動に駆られました。いろいろな作品を観て、吉田監督の作品に出会って“この人なら絶対学びがある”と直感で」と吉田監督作品との出会いを明かす。それから人づてにたどり、何とかプライベートで吉田監督と会う機会を設けたと石原さんは話した。「一度は断られたんです(苦笑)。でも『連絡先だけでも』と言って。3年後に脚本を書きましたといただいて、飛び跳ねるようにうれしかったんです。今こうしてお届けできることが本当に感慨深くうれしいです」と石原さんは熱を帯びた。石原さとみ吉田監督は、「最初『すみません、苦手です』と(笑)。石原さんの華がすごくて…」と当初の断った経緯を語った。「でも、今回その石原さんをこっちの世界に引きずり込めないかなって。ギャンブルというか、努力して。みんなが知ってる石原さんじゃないものが映っている自信があります」と吉田監督は言い、公開前での自信のある発言となったが「ハードルを上げて(観て)いいと思う」と太鼓判を押していた。吉田恵輔監督石原さんと同級生(誕生日も同じ!)、同じ血液型という中村さんは、実に19年ぶりの共演となった。「始まる前まで久々に一緒でうれしいなって思っていたんですけど、初日に現場に行き、芝居のときにものすごく感慨深くて。そこで気づいたんです、石原さとみの背中を俺はちょっと追いかけてたんだなって。19年前のドラマには(青木)崇(高)くんも出ていて、この並びを見て運命“ディスティニー”を感じましたね」と涼やかに倫也節を吹かせていた。石原さとみ&中村倫也そのほか、完成披露試写会には森優作、小野花梨、細川岳が登壇した。映画『ミッシング』は5月17日(金)より全国公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年5月17日より全国にて公開©︎2024「missing」Film Partners
2024年04月16日2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の公演ビジュアルが公開された。劇団☆新感線の最新作となるいのうえ歌舞伎『バサラオ』は、「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる元・幕府の密偵の男、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、新感線は意識的に明るい作品を上演してきたが、久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークなトーンの作品となる。主演を務めるのは、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目、生誕39年を記念したサンキュー公演となる生田斗真。そして、2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也が、生田とバディを組む。また、新感線には2度目の参加となる西野七瀬、同じく新感線には3度目の出演となるりょうが、本作で果敢にアクションに挑み、生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・古田新太、そして粟根まことをはじめとする、平均年齢50代の劇団員も出演する。公開されたビジュアルでは、本作のキーモチーフでもある桜が乱れ散る中、登場人物それぞれの思惑が交差する様を美しくかつダークに描き出している。<公演情報>2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』作:中島かずき演出:いのうえひでのり【出演】生田斗真中村倫也/西野七瀬粟根まこと/りょう/古田新太右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ村木仁川原正嗣武田浩二藤家剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 寺田遥平 伊藤天馬米花剛史藤浦功一西岡寛修NaO大村真佑清水一光井上真由子松本未優樽谷笑里奈白瀧真由美さいとうえりな高森あゆな古見時夢【公演日程】福岡公演:2024年7月7日(日)~8月2日(金) 博多座東京公演:2024年8月12日(月・休)~9月26日(木) 明治座大阪公演:2024年10月5日(土)~10月17日(木) フェスティバルホール公式サイト:
2024年04月12日映画『ミッシング』の新たな場面写真が公開された。『ミッシング』は、2022年の出産後、1年9カ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、『空白』『愛しのアイリーン』『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった作品。ある日突然いなくなった娘・美羽(有田麗未)の帰りを懸命に待ち続ける母親・沙織里(石原)とその家族は、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒されながらも、沙織里は娘にいつか必ず会えると信じて、出口のない迷路を彷徨い続ける――。公開された場面写真には、沙織里が夫の豊(青木崇高)とともに失踪してしまった娘のビラを配る様子や、娘に会いたい一心からすがるような表情で何かに迫る夫婦の姿、沙織里が弟の圭吾(森優作)に掴みかかる様子などが切り取られており、失踪事件から時間だけが経っていくことへの苛立ちや、焦りがシーンからも伺える。そして、沙織里たちの取材を続ける地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)が浮かべる、報道する立場としての葛藤も見え隠れする表情や、砂田とともに取材を続ける、どこか飄々とした態度のカメラマンの不破(細川岳)、毎日が精いっぱいの新人記者の三谷(小野花梨)の姿も。どの登場人物の表情にも、一言では言い表せない感情とともに事件の報道を観るような緊迫感に満ちており、吉田監督ならではのリアリティある演出の一端が映し出されている。<作品情報>映画『ミッシング』5月17日(金) 公開公式サイト:「missing」Film Partners※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記
2024年03月30日川崎鷹也が、自身最大規模の全国ホールツアー『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』を開催することが決定した。今回のツアーは7月から2025年1月にかけて開催予定で、川崎の地元である栃木県の栃木県総合文化センターを皮切りに全国15都市を巡る。ファイナル公演は、過去最大キャパシティとなる神奈川・パシフィコ横浜で行われる。チケットは、本日3月21日(木) に開設されたオフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」会員を対象とした先行受付が、4月1日(月) 18時よりスタートする。<ツアー情報>川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』告知画像7月12日(金) 栃木・栃木県総合文化センター メインホール7月15日(月・祝) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール7月23日(火) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂8月4日(日) 北海道・千歳市民文化センター 北ガス文化ホール8月18日(日) 新潟・長岡市立劇場 大ホール9月14日(土) 広島・広島文化学園HBGホール (広島市文化交流会館)9月27日(金) 埼玉・さいたま市文化センター 大ホール10月6日(日) 香川・サンポートホール高松 大ホール10月14日(月・祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城11月3日(日・祝) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)12月1日(日) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール12月7日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール12月15日(日) 福岡・福岡市民会館12月20日(金) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール2025年1月12日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールツアー特設サイト:オフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」:
2024年03月21日