国立能楽堂主催6月公演、「6月定例公演鎌腹・兼平」など4公演が国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)にて下記の通り上演されます。6月定例公演『鎌腹・兼平』2022年6月8日 (水)12:00開場/13:00開演6月普及公演『船渡聟・養老』2022年6月11日(土)12:00開場/13:00開演6月定例公演『長光・梅枝』2022年6月17日(金)16:30開場/17:30開演6月特別公演『曙・羅生門・東北・呼声・土蜘蛛』2022年6月30日(木)17:00開場/18:00開演チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 <国立能楽堂令和四年六月公演>6月定例公演鎌腹・兼平 6月普及公演船渡聟・養老 6月定例公演長光・梅枝 6月特別公演曙・羅生門・東北・呼声・土蜘蛛 6月定例公演鎌腹・兼平公演日時:2022年6月8日 (水)12:00開場/13:00開演狂言『鎌腹』 (かまばら)野村 万作(和泉流)能『兼平』 (かねひら)髙橋 忍(金春流)*字幕あり(日本語・英語)【鎌腹】日頃の怠け癖を妻にこっぴどく責め立てられた太郎は、妻に打ち殺されるよりはと自ら鎌で腹を切って死のうとしますが…。【兼平】近江粟津の合戦で主君・木曽義仲の戦死を知った今井兼平は、太刀をくわえ馬から真っ逆様に落ち果てます。兼平の壮絶な奮闘ぶりを描く修羅能です。■チケット料金正面:5,000円脇正面:3,300円(学生2,300円)中正面:3,000円(学生2,100円)(全席指定・税込)6月普及公演船渡聟・養老公演日時:2022年6月11日(土)12:00開場/13:00開演解説・能楽あんない 「長寿と関わる能」表きよし(国士舘大学教授)狂言『船渡聟』 (ふなわたしむこ)茂山 宗彦(大蔵流)能『養老』 (ようろう)金森 秀祥(宝生流)*字幕あり(日本語・英語)【船渡聟】聟入りの日、酒を持って船に乗った聟は酒好きの船頭と一緒に酒を飲んでしまいます。空っぽになった酒樽を持って舅の家にやって来た聟は…。【養老】不思議な水が湧くという美濃の養老の滝を勅使が訪れます。地元の父子が勅使に滝水の霊力を語ると、山神が現れ天下泰平を祝福します。■チケット料金正面:5,000円脇正面:3,300円(学生2,300円)中正面:3,000円(学生2,100円)(全席指定・税込)6月定例公演長光・梅枝公演日時:2022年6月17日(金)16:30開場/17:30開演狂言『長光』 (ながみつ)三宅 近成(和泉流)能『梅枝』 (うめがえ)香川 靖嗣(喜多流)*字幕あり(日本語・英語)【長光】長光作の名刀を持つ田舎者と、それを横取りしようとするすっぱ。目代の前で真の所有者を証明することになりますが…。【梅枝】楽人同士の役争いの末に殺された夫を想い、妻の霊が夫の形見の装束を身にまとい切々と舞を舞います。雅楽の太鼓を模した作リ物も美しい夢幻能です。■チケット料金正面:5,000円脇正面:3,300円(学生2,300円)中正面:3,000円(学生2,100円)(全席指定・税込)6月特別公演曙・羅生門・東北・呼声・土蜘蛛公演日時:2022年6月30日(木)17:00開場/18:00開演◎祈りのかたち一調『曙』(あけぼの) 金春 安明・大倉 源次郎脇仕舞『羅生門』(らしょうもん) 宝生 欣哉(下掛宝生流)舞囃子『東北』(とうぼく) 金剛 永謹(金剛流)狂言『呼声』(よびこえ)山本東次郎(大蔵流)能『土蜘蛛』(つちぐも) 入違之伝・白頭・眷属出之伝・ササガニ (いれちがいのでん・はくとう・けんぞくだしのでん・ささがに)観世銕之丞 ・ 梅若 実コト桜雪(観世流)*字幕あり(日本語・英語)「祈りのかたち」昨年三月に三日間にわたり皇居外苑で開催された特別公演「祈りのかたち」のうち、荒天のため中止となった二日目の演目を中心にお届けします。【呼声】無断で旅に出た太郎冠者の元を訪ねた主人は、居留守を決め込む太郎冠者を呼び出そうと…。平家節や小歌節など、狂言の謡の持つ魅力を味わえる作品です。【土蜘蛛】病に伏せる源頼光を襲った謎の僧の正体は土蜘蛛の精でした。蜘蛛の糸が舞台一面に広がり、激しい戦いが繰り広げられます。今回は土蜘蛛の眷属が登場する新演出でご覧いただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月17日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、田幡浩一の展覧会「マルメロと表裏」(2017年12月2日~2018年1月27日)に合わせ刊行されたアートブック『one way or another』。NADiffの書籍バイヤーによるご紹介です。■『one way or another』田幡浩一本書は、六本木のギャラリー、Yutaka Kikutake Galleryで開催された田幡浩一の展覧会「マルメロと表裏」(2017年12月2日~2018年1月27日)に合わせ刊行されたアートブック。田幡浩一はこれまで油彩とドローイングによる新たな試みとして「one way or another」シリーズを展開してきた。植物やフルーツ、ティーカップやケーキなどのどこにでもあるような静物画を分割することにより、単純な視覚的「ズレ」を平面に表すことにより、2次元と3次元を行き来させる。内側に織り込まれたページをめくる運動のなかで、分割された絵画の間をアニメーションが浮かびあがり、時間感覚を刺激し、目に見えるもののイメージと認識を脅すことで失読症的な感覚に襲われ、絵画とは何かを問いかける。本書は田幡浩一のこれまで絵画、アニメーションを立体的、本質的に捉える制作スタイルと地続きにあり、独特な空気感を帯びたアートブックだ。ページをめくって何も感じないか、何かを感じるかは常に委ねられている。【書籍情報】『one way or another』著者:田幡浩一出版社:Yutaka Kikutake Gallery刊テキスト執筆:兼平彦太郎、中尾拓哉ソフトカバー/56ページ/12作品掲載言語:日本語発売日:2017年12月1日価格:3,000円(限定300部)
2018年02月01日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする書籍をご紹介。2015年第1回となる今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)が、新年にふさわしい縁起の良い1冊をピックアップ。■「The ABC BOOK(SPECIAL EDITION)」南川史門ペインター・南川史門が書き下ろしたアルファベットブック。Aはアップル、Hは彦太郎、PはJ・ポロック、Yはイエスタデイ、Eはエジプト…等、予測変換不可能な南川が選んだユーモラスなイメージに置き換えられた「The ABC BOOK」。本書はその全ページに、南川がゴールドの鉛筆でオリジナルドローイングを描き加えた、箱入り限定5部の豪華特装版。ゴールドカラーを使用した華やかなデザインは縁起が良く、2015年最初に読むにふさわしいユニークな1冊だ。【書籍情報】「The ABC BOOK(SPECIAL EDITION)」著者:南川史門出版社:兼平彦太郎(発売:MISAKO & ROSEN)言語:英語ハードカバー/56ページ/151×130mm発刊:2011年価格:2万円
2015年01月01日