傳tutaee(ツタエ)のメンズ&ウィメンズ浴衣などが、東京・新宿のビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)に登場。2022年7月9日(土)から7月24日(日)まで開催される期間限定ショップにて販売される。新作浴衣がビームス ジャパンに傳tutaeeは、古き良きを大切にしつつ、ウェアや日傘などを展開する日本のブランド。傳tutaeeの浴衣は、伝統的な染色技法を用いた味わい深い風合いや、洋服のように纏うことができるモダンなデザインが魅力だ。浴衣のバリエーションは、藍色の格子柄が美しい「青枡」や、上品なモノトーンの「オハナ(お花)」をはじめ、和装としてはめずらしい片身替わりデザインの「はなゆかた」、遊び心あふれる「シマウマ」など。メンズ・ウィメンズで同じ柄が用意されているので、お揃いを楽しむのも良いかもしれない。日傘やアパレルウェアもビームス ジャパンの期間限定ショップには、浴衣以外のアイテムも登場。傳tutaee(ツタエ)を象徴するアパレルウェアや日傘、甚平を夏用ジャケットに昇華した「JIN」の別注アイテムなども並ぶ。【詳細】〈傳tutaee〉期間限定ショップ開催期間:2022年7月9日(土)~7月24日(日)開催店舗:「ビームス ジャパン」5F fennica STUDIO住所:東京都新宿区新宿3-32-6アイテム例:・浴衣 41,800円・長日傘 キツネノタスキ 19,800円【問い合わせ先】TEL:03-5368-7300
2022年07月11日洗練された「野趣と文化」を表現する京都を代表する老舗料亭京丹後の食材の豊かさを物語る逸品ぞろい京料理に合わせるワインから、希少な日本酒まで充実のお酒リスト洗練された「野趣と文化」を表現する京都を代表する老舗料亭明治3年に誕生した、京丹後の料理旅館に端を発する京都を代表する老舗料亭が【和久傳】です。【室町和久傳】は、中村外二工務店が手掛けた京都の風情を残しつつモダンシックにデザインされた一軒。凛とした趣のある佇まいは都会の喧騒を忘れ、非日常の世界へと誘います。凛とした趣のある空間客席は2つの開放的なカウンターや中庭を望むテーブル席、大きさの異なる4つの個室があるので、様々なシーンで利用できます。特に、料理人を囲むように作られたカウンターは、どのお席からも料理人のきめ細やかな所作を目の前で見ることができます。今なお京丹後から取り寄せる野趣あふれる魚介、野菜は農家直送と、市場を通さず届けられる素材が多く、その時季の旬の恵みが贅沢に表現されます。時に大胆に素材を押し出し、味わえばその味は繊細な京料理。そんな、直球の味わいが訪れるゲストに口福を運んでくれます。京丹後から届く四季の恵みを、贅沢に調理京丹後の食材の豊かさを物語る逸品ぞろいそれでは海と山に囲まれた、京丹後の食材の豊かさを物語る【室町和久傳】の逸品の中から、今回は3品ご紹介しましょう。『鬼海老おかき揚げ 鯛白子 うに醤油』丹後で捕れた鬼海老をおかきをまぶし素揚げに。さらに炭焼きの鯛白子と合わせ贅沢なうに醤油で。香ばしさに加え、鯛白子やうにの旨みが得も言われぬ口福を運びます。味わうたび旨みが広がる『黒あわび 筍 菜の花のそうす 木ノ芽』間人から取り寄せた最上級の黒あわびを柔らかく煮て、旬の筍と共に菜の花のペーストで味わう一品。柔らかな食感とともに、豊かな風味が口いっぱいに広がります。『焼霜あなご 湯葉春菜なべ 地クレソン 芹 春菊 花山葵 わらび』皮目を炙ったあなごをメインに、春の野菜をたっぷり盛り込み鍋仕立てに。葛餡を使い味わうほどに温まります。焼き目の香ばしい穴子をたっぷりの野菜と共に。京料理に合わせるワインから、希少な日本酒まで充実のお酒リスト京料理の味を壊さない繊細なワインを中心に、グランヴァンなども取りそろえる充実のワインリスト。さらに、日本酒は獺祭や玉川など人気の銘柄から希少酒までをラインアップしています。料理の味に寄り添い、美味しさを引き立てます。季節感を大切に、野趣と繊細さを両立させた同店の料理。上質な空間で、京丹後から届く四季の恵みを表現した味わいを心行くまで堪能してみてはいかがでしょうか。室町和久傳【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】11000円【ディナー平均予算】22000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年09月09日水とだしという日本料理の真髄を追求した懐石料理白湯にはじまるコース料理は、ひとひねりしたご飯も話題店主がセレクトしたこだわりの器が、いっそう料理を引き立てる水とだしという日本料理の真髄を追求した懐石料理京都御所からほど近く、地下鉄「丸太町」駅から徒歩5分ほどの場所にある【木山】。店内は、無垢の木を基調にし、すっきりとしていて温かみのある空間。カウンターや個室があり、デートや接待、友人や家族の食事など、さまざまな食事の目的に合わせて使い分けできます。無垢の木を基調にした、明るくすっきりとした店内店主の木山義朗氏は、19歳から『和久傳』で16年間修業し、その内10年間料理長を務めた実力派。そんな【木山】のもてなしは、一杯の白湯を出すところから始まります。店をつくったときに掘った井戸から汲んだまろやかな水です。店主の木山義朗さんは、この水を使い、一組ずつ真心をこめて鰹節を削り、だしをとります。荒節、本枯節、鮪節。特注の削り箱で削る節は3種類目の前で削られる鰹節の音は心地良く、温めた昆布だしと合わせて濾すと馥郁たる香りが漂います。引き立てのだしを使い、旬の食材とあわせた椀ものはこの店の華。顔の見える生産者から届く食材の持つ力を生かし、丁寧につくられた料理の数々も日本の季節をしっかり感じさせてくれます。白湯にはじまるコース料理は、ひとひねりしたご飯も話題料理は昼夜ともコースで、白湯にはじまり、季節の食材と極上のだしを取り入れた料理が続きます。〆の食事は毎回ひとひねりした季節の小丼、じゃこごはん、お雑炊などの数種類から選ぶ楽しさも。“水”と“だし”にフォーカスした日本料理の真髄を『木山劇場』で感じることができます。それでは今回、3品をご紹介しましょう。ふわふわの玉子とウニがとろけるおいしさ『ウニの玉締め丼』〆のご飯は店主のルーツでもある【はしたて】の名物小丼が登場。ほかに、削った鰹節をかけた『じゃこご飯』、『お雑炊』などから選べます。お腹に余裕がある人は全部オーダーできるのもうれしい。ふわふわの玉子と濃厚なウニがヤミツキに引き立てのだしでつくる【木山】の真打『椀物』だしの香りを極限まで生かすため、塩を卵白で練って灰汁を取った塩水と、薄口しょうゆのみで調理。この日の食材はアブラメ、ばちこ、ウルイ、木の芽。食材の香りや旨味がだしと融合し、食べる間に風味が変化します。だしの旨みを存分に感じてあえて鰹と昆布のだしを使わずつくる『小吸い物』コースのクライマックスを楽しんでもらうため、三品目に登場する『小吸い物』は貝類のだしやすっぽんなど、メインのだしとは違うもので仕立てます。この日はハマグリのだしでつくる春キャベツのすり流し、車海老。お腹の奥に染み渡る滋味深い一品店主がセレクトしたこだわりの器が、いっそう料理を引き立てる使用する器は、木山さんがギャラリーなどに足を運び、気に入ったものをコツコツと集めたものばかり。写真の折敷は、佃伸眞吾さんのもの。ほかにも村田盛さん、辻村塊さん、岸野寛さんなどの現代作家から、古い骨董までを取り混ぜて使っています。現代作家から骨董まで、料理を引きたてる器の数々水とだしという基本をとことん追求した【木山】。日本料理の真髄、そして懐石料理の奥深さを堪能できる一軒です。料理プロフィール:木山義朗さん1981年岐阜県岐阜市生まれ。“食べることが好き”ということから18歳のときに地元岐阜の日本料理店に入る。1年半修業後、【和久傳】に入社。本店に6年務めた後、25歳でJR京都駅構内に開店した【はしたて】の料理長に抜擢。29歳のときに【京都和久傳】の料理長に就任。6年務めた後、36歳で【木山】をオープン。木山【エリア】京都御所/西陣【ジャンル】和食【ランチ平均予算】11000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】丸太町駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年09月01日京都という枠を外したことで自由になった世界銀座3丁目のビルの7階、エントランスを入ると、京都そのままの空気が流れる瀟洒な数寄屋造りの空間が広がる。先付が供され、一口、口にする頃には、誰しも京都にいるような気にさえなってくる。京都下鴨で生まれ育った藤山氏は、料理人を目指して、京都の割烹に入店。その後縁あって、【和久傳】の門をくぐり、【室町和久傳】、【高台寺和久傳】、などの料理長を務めたのち、総料理長として、和久傳を約20年まとめてきた。それだけ京都一筋で料理の道を歩んできた藤山氏が東京の銀座に店を出すと聞いて、驚かなかった人はいないだろう。しかしながら、ここ東京の店で食事を始めれば、京都で食事をしていたときと、何一つ変わらない、しっとりとした空気感が醸し出される。そんな雰囲気をお客さんはもとより、藤山氏もとても喜んでいる。店主の藤山貴朗さんではなぜ、敢えて、東京で独立したのか、と言う原点ともいえる質問を改めてぶつけてみると、「せっかく独立するなら、心機一転、自分の知らない土地で挑戦して揉まれてみたいと思うようになったんですね」と言う答えが返ってきた。京都を離れ、東京で店をやっていても、京都にいるときとほぼ同じ、距離感、時間の感覚で、必要な素材が使えるのは、ストレスがなくてすごくありがたいと話す。「蟹はもちろん、今日お出しするあわびもほぼいつも丹後ですね。水は丹後の蔵元から、仕込み水を送ってもらって、それでだしをとっています。だしだけはどうしても、東京の水ではうまいこと調整できなくて」と藤山さん。京都から数寄屋作りの職人を読んで仕立てた店内一方、東京にきて、素材の京都しばりがなくなり、面白くなったともいう。新しい生産者の出会いもあり、いろいろな食材をためしてもきたそうだ。独立する前1年は日本中を巡り、さまざまな生産者を紹介してもらったり、海外でイベントにトライもしたそうだ。そんなことも、考え方や視野の広がりの後押しになったのだろう。例えば、料理に添えられているキャビア。岐阜県中津川でチョウザメを育てている、大山晋也さんから仕入れたものを自分で加工して使用している。「これまでもキャビアは使ってきましたが、なるべく海外の食材は使いたくないという考えもあって、もう一つしっくりしていなかったのですが、日本のチョウザメであれば、堂々と使えます。それも、自分で処理したものならなおさらです。きっかけは、お客さんでいらした大山さんに勧められて、自分で塩をあててみたら、いい塩梅に仕上がったので、これはいいと強く思いました。柔らかな塩味と、味の透明感が市販品とは全然違います。」『あわびとホワイトアスパラガスのキャビア卵黄クリームがけ』。コースの中では、焼きものの一つとして供される。今日も、届いたばかりのチョウザメが、でんとまな板の上にのっている。聞けば、身は、味噌漬けにして使うという。適度に脂ものって、充分に美味しい身なので、味噌漬けにはもってこいだという。興味を持ってくださるお客様には、締めのご飯のときに焼いてお出しするという。こうした使い方にも、素材への愛が感じられるではないか。自家製のキャビアは、炭火で焼いた旬の佐賀のホワイトアスパラガスと、丹後の蒸し鮑を合わせ、炭火卵黄、だし、塩、酒を湯煎にかけてふっくら泡立てたソースの上にったっぷりかけて登場する。なんとも贅沢な逸品だ『夏みかんの貝寄せ』この日撮影した2品目は、丹後から送ってもらった夏みかんを使った『夏みかんの貝寄せ』。夏みかんを綺麗にくり抜き、中には、まさに今が旬の貝類を入れて、夏みかんの果肉を散らし、土佐酢と冷水のジュレをかけた品だ。貝は見事な赤貝と、本ミル貝は生で、蛤はごくレアに酒煎りして、それぞれ食べよく包丁をいれている。夏みかんの酸味と貝の旨みやミネラル感がなんとも相性がよく、見た目にも美しい春の味だ。こちらは、先付けとして供される。開店以来の人気メニュー、『焼きフカヒレのあんかけ』そして、今や【銀座ふじやま】のスペシャリテになりつつある、『焼きフカヒレのあんかけ』は必食の一品。気仙沼から仕入れた極上のフカヒレを充分に戻してから、だしをたっぷり含ませながら煮て、にこごりにする。その際のだしは、かつおと昆布をメインに、干し貝柱、干し海老、干し椎茸なども、程よく合わせる。フカヒレにさっと焼き目をつけてから、あんを加減をみながらだしでのばしてとろりとかけて出来上がりだ。複雑な味わいのあんと、旨みをぎりぎりいっぱいまで含ませたフカヒレの滋味豊かなこと。コースの最後に出して、炊き立てのご飯を一口よそってもらい、一緒に食せばもうたまらない。これは、銀座店を開いてから新しく始めた料理だそうだが、その心は、今まで扱ったことのない食材で新しい一品を作りたかったということ。その際にも、京都にしばられる必要がないので、自由に考えられたそうだ。藤山さんの美意識を感じる店内キャビアにしても、フカヒレにしても、今の銀座ふじやまを代表する素材といえそうだ。これまでの京都と寸分変わらぬ雰囲気の中に、少しずつではあっても確実に吹き込まれている新風。これが、銀座ふじやまを確実により魅力的に変化させている。東京にいながらにして、季節感を味わってほしいと、素材から器、店の設えまで、藤山氏の美意識がすみずみにまで感じられる店内で、先付、中皿、椀、向付、焼きもの、しのぎ、鍋などの主菜、ご飯、甘味、主菓子、抹茶と続くコースを味わえば、まさに満ち足りたという言葉にふさわしい、感動が味わえることは間違いない。銀座ふじやま【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】48000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分
2021年04月20日人気シェフが2人で作る、どこにもない新しいレストラン(和食 + フレンチ)x 串=新感覚のガストロ・串キュイジーヌ!?シックなのに、リラックスできる秘密人気シェフが2人で作る、どこにもない新しいレストラン左から【フロリレージュ】シェフ・川手寛康さん、【デンクシフロリ】女将・橋本恭子さん、シェフ・森田祐二さん、【傳】シェフ・長谷川在佑さん2020年11月、人気シェフ2人がタッグを組んで、どこにもない"串料理"の店をオープン! そのシェフとは、人気店【傳】の長谷川在佑シェフと【フロリレージュ】川手寛康シェフ。2人でつくった店の名前は【デンクシフロリ】。"傳"と"フロリ"のフィロソフィーを串で繋いだ店、という思いが一発でわかるネーミングだ。この店で味わえるのは、2人のシェフそれぞれの個性が融合したジャンルレスの串料理。9,800円のコース料理で、肩肘張らずに楽しめる空気感が魅力だ。そもそも、「アジアのベストレストラン50」の日本1位、2位にずっと君臨している【傳】、【フロリレージュ】は、シェフの世界観を料理で表現するガストロノミーで世界のフーディたちを魅了しているレストラン。そんな2人が、なぜ"串モノ"の店をオープンしたのだろうか。目の前のキッチンで串モノを炭焼きにする臨場感、広がる香りもごちそう「きっかけは、11年前に長谷川さんとコラボレーションイベントをやったことですね。和食、フレンチという違うジャンルですが、いっしょに料理をしたらすごく楽しくて。この楽しさをいつかカタチにしたいと思ったんです」と川手さんが話せば、長谷川さんも「フレンチのおいしさを教えてくれたのは、川手さん。例えば【傳】の名物、フォアグラが入った『傳最中』は川手さんと出会ってなかったら生まれていなかった。川手さんとだから店を出そうと思いました」と話す。あ・うんの呼吸とはまさにこのこと。息もぴったりな2人が"2人で"やりたいと思ったのは、いろんな人がカジュアルに楽しめるお店だったそう。いまや、世界のフードトレンドもリラックスして食べられる"コンフォートフード"に流れがきている。そんな時代のニーズもふまえて、最初やろうとしていたのは「焼き鳥」の店だったという。けれど、やりたい料理もアイデアを出していくとどうしても焼き鳥の枠からはみ出してしまったのだとか。であれば、焼き鳥の"串"をアイコンにして、"串モノ"にしたらどうだろう、と話しは広がった。二つのお店を繋ぐのが"串"、お客さんとレストランの楽しさも"串"でつなぐ。いろんな思いや楽しさを串で繋ぐって面白い!と盛り上がり、どこにもないジャンルのレストランが誕生した。(和食 + フレンチ)x 串=新感覚のガストロ・串キュイジーヌ!?コースの2品目『いわしレバームー』コースは全部で8品。それぞれの料理は【傳】らしさ、そして【フロリレージュ】らしさをはっきりと感じる要素がある。そして、いっしょに食べればそれが調和し、新しい味となって口に広がる。つまり、それぞれ単体で味わう楽しさがありながらも、さらにそれらをいっしょに食べることで生まれる"新しい発見"と、一度で二度おいしい味の変化が楽しめるのがおもしろい。例えば、『いわし レバームー』という料理。串に刺さったイワシのミンチは、しょうがや味噌、ネギとともになめろう風に仕上げたものを炭火で焼いている。添えられているのは、レバーとフォアグラ、エシャロットや生クリームで作ったフレンチのレバームースだ。イワシのミンチ単体で食べればそれは和風の味であり、レバームースも軽やかな口当たりながらもフランス料理としての表情を見せる。しかし、レバームースの上にかけられている、塩昆布とレモンの粉末といっしょにレバームースをソースにしてイワシにつけて食べると、これが融合し、ジャンルレスなおいしさとなって、思わず笑みがこぼれてしまう。はやくも【デンクシフロリ】のスペシャリテとなった『ピジョンえび』。ハトのだしで食べる手打ちのパスタも、ソースを入れて味変してほしい店の名物になりつつある『ピジョン 海老』もおもしろい。フランスから仕入れている鳩は、胸肉、もも肉、ささみ、それぞれの部位に分けて味噌やみりん、にんにくなどでマリネし、炭火焼きに。ここに、醤油と酒の漬け地につけたボタンエビをあわせて串に打ち、さらに炭火でさっと炙る。鳩の味噌漬けは【フロリレージュ】でも過去に登場したメニューだそうだが、ここに和風の海老をあわせるのは2人のアイデアだ。鳩と海老という組み合わせは、フレンチでは昔から登場する山海の組み合わせだそうだが、ここに和の調味料を大胆に使った。添えたソースはネギソースと鳩の内臓のソース。焼き方や食材の組み合わせはフレンチの手法を用い、さらに和の味わいやフレンチのソースをアクセントにすることで、いろんな世界が広がる。ひと串のなかで繰り広げられる料理の小宇宙。これは、もはや"ガストロ・串・キュイジーヌ"と名前をつけたくなるほどだ。添えのスープパスタも秀逸だ。卵を練りこんだ手打ちパスタが、シンプルな鳩のスープに入っている。さっぱりとしつつも旨みを感じるのは、ここに和のだしが隠し味で入っているからだろう。まずは、そのままでいただけば、澄んだスープが体に染み入る。さらにネギソースを加えると一気に塩ラーメンのような表情になり、さらに内臓のソースを加えると、パンチのきいた別の麺となってまた違う味になる。これまた様々な味変がエンドレスループとなって止まらない。シックなのに、リラックスできる秘密『プリン煎茶のクリーム』しっかりと苦味もあるキャラメルに、密度の濃い王道プリン。上には煎茶を煮出した生クリームをあわ立てて。クリームのほろにがさと、キャラメルの苦味が大人の味わい「とにかく、楽しんでほしい」という2人のシェフの思いが込められた料理は、どの料理も、新しい発見があって、そしておいしい。さらに新しいのに、どこか馴染みのある味わいも感じて、懐かしさすら感じるのが心地よい。デザートの『プリン煎茶クリーム』は、まさに子どもの頃大好きだった、プリンを思い出す味。けれど、ここに、人生経験を積んだ大人にむけてほろりとした苦味をひとさじ加えているのがニクい。しっかりと焦がしたキャラメルをまといみっしりとつまっていながら、なめらかなプリンは、煎茶を煮出したクリームをあわ立てた生クリームをあわせることで、ひと味違う洗練された味になっている。【フロリレージュ】を彷彿とさせる、劇場型のダイニング洗練と心地良さのバランス。それは、オープンキッチンを囲む、劇場型カウンターからも感じられる。ダウンライトが落ち着いた雰囲気を醸し出しているダイニングは、人々が思い思いに楽しみながら、談笑し、リラックスして食事を楽しむ心地よさがある。目の前で炭火焼きされる食材や、ごはんが炊き上がる様子は、次の料理への期待にゲストは胸を高鳴らせ、自然と一体感が生まれる。「僕たちもこの店を心から楽しんでつくっています。来てくださる方にも、楽しかった、美味しかったといってもらえたらそれが本望。こうした幸せって世界中の人たち共通のものだと思うんです。ゆくゆくは海外にも【デンクシフロリ】を出したいですね」。と川手さんと長谷川さんは顔を見合わせて笑う。おいしいを繋ぐ"串”が生み出す幸せの輪は、将来、世界に広がっていくに違いない。2人のシェフのこれからの挑戦にも目が離せない。【デンクシフロリ】店舗情報電話: 03-6427-2788住所:東京都渋谷区神宮前5-46-7 B1A GEMS青山CROSS営業時間:17:00019:30、20:00023:30の二部制定休日:月曜コース料金:9,800円0※最新の営業時間に関しましては、直接お店にお問い合わせください撮影/石井宏明(人物)、岡本祐介(料理・店内)
2020年11月27日2020年9月〜11月に再演が決定しているミュージカル『刀剣乱舞』〜幕末天狼傳〜。この頃には新型コロナウイルス感染も収まっているといいなあと願いながら、2016年の初演版を配信(dアニメストア、DMM.comで配信)で観た(若干ネタバレがあることをご了承ください)。はじまりは元治元年、京都、池田屋事件。近藤勇(郷本直也)、土方歳三(高木トモユキ)、沖田総司(栩原楽人)が大暴れ。その途中で沖田が血を吐いて倒れてしまう。史実では沖田は結核で亡くなるが、歴史修正主義者たちは沖田を生きながらえさせようと目論んでいるらしい。それを阻むべく編成された刀剣男士・第一部隊のメンバーは、沖田総司の打刀である加州清光(佐藤流司)、同じく沖田の打刀・大和守安定(鳥越裕貴)、土方の刀・和泉守兼定(有澤樟太郎)、土方の脇差・堀川国広(小越勇輝)、近藤勇の剛刀・長曽祢虎徹(伊万里有)、偽物と言われる長曽祢虎徹に対してホンモノの蜂須賀虎徹(高橋健介)の6振り。蜂須賀虎徹以外は新選組ゆかりの刀剣男士であるが、主(声:演出家の茅野イサム)はややアウェーな蜂須賀虎徹を隊長に任命する。その采配にはどんな狙いがあるのか……。大階段を使って刀剣乱舞する男子たち。長い刀がぶつからないように華麗に俊敏に踊ることには神経使うだろうなあと思っていつも観ているのだが、目下、ヒトとヒトとの距離を適切にとらないといけない状況下、剣先がぶつからない距離間っていいかもと不謹慎ながら思ってしまった。○■新選組を軸に展開する物語前作「阿津賀志山異聞」では義経と弁慶の主従関係と主と刀の「主従」関係とが重なって描かれていた。今回の「幕末天狼傳」では新選組の「同志」関係に光が当たる。新選組結成前の近藤、土方、沖田が部活(さながら剣道部)の仲間のように軽口をたたきつつ相手を深く思っている感じが素敵で、やがて共に京都に出て新選組を結成、京都守護にあたり、新政府軍と戦い続ける。彼らが愛用した刀たちも新選組の仲間たちと同じように飲んで歌って踊って……と仲が良い。みんなで歌う「かっぽれ」が愉快。一緒に死線をくぐり抜けて来たからこその関係性である。とすると、戦に出たことがなく飾られていた蜂須賀虎徹だけがその阿吽の呼吸に入っていけない。宴会でジョッキ一気飲みしてみる蜂須賀虎徹。意外な顔を見せ、次第に打ち解けていくか……と思わせつつ、蜂須賀虎徹の想いは根深くて……。新選組と刀剣男士の同志関係という並行した2本の軸を横軸とすると、歌にもある「選ばれぬ者」という軸が縦軸となると考えられる。蜂須賀虎徹は戦いに選ばれなかった刀であり、選ばれたのは偽刀と言われる長曽祢虎徹のほうである。蜂須賀虎徹は最初「なぜ偽物と組まないといけないのか」と嫌味を言うなど、長曽祢虎徹から距離をとってきた。自分がホンモノであると矜持を示しつつ、長曽祢虎徹にどこか引け目を感じている。また、大和守安定は加州清光と同じ沖田の打刀であったにもかかわらず、沖田の最期の死闘のとき選んでもらえなかったことをずっと残念に思っていた。沖田に想いが募る大和守安定は、新選組に潜入しようとする。そんなことをしたら歴史に抵触するのではと皆が反対するが、蜂須賀虎徹は隊長として許可する。蜂須賀虎徹と大和守安定、選ばれなかった者同士、ここで何かが繋がっているような気配が……。なんといっても、「選」という漢字に着目したところがニクイ。「選ばれるもの」と「選ばれないもの」そのふたつが人生には必ずといっていいほどある。刀自体が時代に選ばれなかったものである。「刀剣男士」は時代の進化に選ばれなかった刀の物語で、武器としての「役割」(このワードもよく出てくる)を終えた刀の喪失感が根底にあり、彼らがどんなに強く暴れていても拭えない悲哀となって立ち上って見える。とりわけ「幕末天狼傳」では、新選組のありし日のキラキラした青春の思い出が描かれ、近藤、土方、沖田がほんとうに仲良さそうなものだから、その悲劇的最期と、それを見つめる刀剣男士たちの眼差しが胸を打つ。○■個性豊かな刀剣男士が活躍哀しい宿命を彼らは歌うけれど、セリフでは互いに交わし合うことはあまりない。新選組の仲間たちは互いにわかりあっているのだけれど、言葉でなんでも伝えるのではなく、心で伝えるところがあって、からかったりもするけれど心のなかではすごく相手を思いやっている。そこがまたツボ。そういう言葉にしない美学を最も引き受けているのが長曽祢虎徹である。蜂須賀虎徹はそこに自分が求めても得られない強さの根源を見る。タイトルにある「天狼」は冬に最も大きく輝いて見える天狼星(シリウス)のこと。長曽祢虎徹は最初から最後までどこか孤独な狼のような強さを放ち続ける。クライマックス、白い照明の使い方がすこぶる効果的だった。長曽祢虎徹と近藤の絶叫芝居は圧巻。近藤の抑制しつつ力強い芝居は場を引き締めた。堂々たる長曽祢虎徹。華麗な外観に震える心をのぞかせたり、どこかとぼけた面も見せたりする蜂須賀虎徹(一気飲みはほんとうに重労働と思う)。単身、新選組に潜入し、でもばれてはいけないので沖田と口がきけないもどかしさがまるで「人魚姫」みたいな大和守安定。この3振りが「幕末天狼傳」では活躍する。今回は新選組の話だから「阿津賀志山異聞」ではややアウェーだった加州清光がメインにくるかと思いきや、今回も加州清光は傍観者的なところがある。ただ、彼の飄々とした明るさと、軽やかな動きが芝居を牽引していく。終盤、同じ沖田の刀同士の大和守安定と加州清光が並ぶシーンがあって、さりげないそこにグッとくる。和泉守兼定と堀川国広の活躍の場が若干少ない印象があるが、彼らは彼らでコンビとなってポイントポイントで引き締める。宝塚の男役のような見た目と発声とでドーンと構えた和泉守兼定に、「これでも僕、脇差ですから」と巧みにサポートする姿が宝塚の娘役のような堀川国広。ふたりが並ぶと大変麗しい。○■続きが気になる演劇の形第1部は2時間10分。密度の濃いものを見せてもらった後、第2部(40分)のライブは刀剣男士たちがまず、洋装で登場。ダンサブルなナンバーを歌い踊る。加州清光はライブのときのほうがリーダーっぽさを発揮している気がする(今回のミッションではリーダーでないとはいえ)。鍛錬を怠った者がかっこいいセリフを言う「禊」と呼ばれる罰ゲーム的なコーナーで会場をほぐした後、芝居の余韻を今一度蘇らせるような楽曲の数々。蜂須賀虎徹と長曽祢虎徹のデュエットがまたまた胸を締め付けた。6振りが客席に下りて、観客を煽りながら「KEY MAN」を歌ったあと、太鼓演奏の「漢道」。「阿津賀志山異聞」に続いて歴史パートの俳優たちは太鼓をやらないといけないから大変だなぁと思う。でも太鼓はやっぱり良いのである。お腹の底まで響く。太鼓とダンスと殺陣で劇場は熱狂のるつぼに。どの楽曲も良いので配信で見ていても体がついつい動いてしまう。やっぱり劇場に行きたい!今回も次回予告があり、次回のメンバーが発表された。連載漫画のような、連ドラのような、続きが気になる演劇って楽しいし、配信でも沼落ちすると思う。
2020年04月26日女優の傳谷英里香が5日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで最新写真集『sol』(発売中 2,500円税抜 集英社刊)の発売記念イベントを行った。アイドルグループ・ベイビーレイズJAPANのリーダーとして人気を博し、昨年8月の同グループ解散後は女優として活躍している傳谷英里香。そんな彼女の2冊目となる同写真集は、初めての水着姿や下着姿を披露した貴重なカットを多数収録。今年7月に訪れたスペインの地で撮影が行われ、ベイビーレイズJAPAN時代の清楚なイメージを保ちながら、妖艶な水着姿や下着姿を披露するなど、意欲に充ちた1冊となっている。傳谷は「写真集発売は考えていなかったので、驚きとうれしさがあります」と話し、「タイトルには"分岐点"という意味と、新しい"傳谷英里香"の始まりということで"始まり"という意味を込めたかったんです。太陽は全ての始まりですから、スタートの象徴なので『sol』にしました」とタイトルに込めた思いを解説。お気に入りの写真はホテルの一室でワンピースを少しずつ脱ぎながら撮影したカットといい、「今回の作品は"太陽"や"光"というイメージがあり、作品の見どころとして陰と陽がしっかり出ていると思うんです。このカットは太陽に反して影の部分があり、撮影の時も光がキレイだったのでこの写真を選ばせてもらいました」と紹介した。初めて挑んだ水着や下着姿のカットが収められている同写真集の反応は「友人たちは凄く喜んでくれて、『買ったよ!』という連絡が来ました。家族には複雑な思いがあったりしますが、キレイに撮ってもらえたと喜んでいます」と好評だという。ベイビーレイズJAPANの解散から1年が経過。「あっという間でしたね。こんなに時間が過ぎるのは早いんだ、と思いましたし、色んなお仕事をさせてもらって、これから1人でやっていくんだとある種の覚悟もついてきました」と自覚も十分で「この写真集のタイトルの意味のように、多くの方を照らせるように仕事を頑張っていきたいです。お芝居が心から大好きなので、少しずつ色んな作品に携われるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
2019年10月06日元ベイビーレイズJAPANで女優の傳谷英里香が、1日発売の雑誌『週刊プレイボーイ』(集英社)28号の表紙と巻頭グラビアに登場している。ベイビーレイズJAPANが昨年9月に解散後、ソロ活動の幅を広げている傳谷。7月6日よりテレビ朝日(毎週土曜26:30~)、7月7月よりABCテレビ(毎週日曜23:35~)でスタートするドラマ『ランウェイ24』で連ドラ初出演を果たすほか、体感型ミュージカル『Fumiko』(8月15日~東京芸術劇場シアターウエスト)で初主演を務める。1日発売の『週刊プレイボーイ』では、表紙に「彼女の水着姿は週プレだけ」「魅力的すぎ! オトナのでんちゃん」とあるとおり、弾ける笑顔がトレードマークの傳谷が大人の魅力を凝縮した水着姿を披露。また、週プレnetでは、100点を超える未公開カットやスペシャルムービーが公開される。
2019年07月01日ジャムホームメイド(JAM HOME MADE)と、山梨・印伝の老舗「印傳屋」がコラボレーションした革小物シリーズから、新作が登場。2018年10月27日(土)から発売される。鹿革に漆(うるし)で模様を描く山梨の伝統技法“印伝”を、400年以上にも渡って継承してきた「印傳屋」。ジャムホームメイドでは、そんな「印傳屋」としばしば商品開発を行い、シーズン毎にそのバリエーションを増やしてきた。今回のコラボレーションでは、「印傳屋」のウォレットをベースに、ジャムホームメイドのウォレットの定番“ハトメ”を融合させた、人気シリーズの新作が登場。“将棋のバン”をイメージしたジャムホームメイドのオリジナルギンガムチェックと、レザー全体にパンチングをあしらったかのように見える“パンチング柄”の全2種類のユニセックスデザインを用意する。展開されるのは、日本の伝統を感じさせる“がま口”を採用したミディアムウォレットや、“束入れ”をベースにしたデザインで、抜群の収納性を誇るロングウォレット、手の中に納まるコンパクトサイズで、小銭入れにも最適なアクセサリーケースの全3型。使い込むほどに馴染む鹿革素材で、その経年変化を楽しむことができる。なおアイレットの裏側に輝くブラックダイヤモンドは、好みで誕生石に交換することも可能。オリジナリティを加えて、より一層愛着の湧くウォレットに仕上げてみてはいかが。【詳細】ジャムホームメイド×印傳屋の新作レザーグッズ発売日:2018年10月27日(土)取扱店舗:ジャムホームメイド東京店(TEL:03-3478-7113)、ジャムホームメイドオンラインショップ、ジャムホームメイドZOZOTOWNショップアイテム:・×印傳屋 GAMASATSU(ミディアムウォレット) 25,000円・× 印傳屋 TABAIRE(ロングウォレット) 38,000円・× 印傳屋 ACCESSORY CASE(アクセサリーケース) 9,000円
2018年10月27日アイドルグループ・ベイビーレイズJAPANの元・メンバーでタレントの傳谷(でんや)英里香が23日、都内で行われたオンラインゲームサービス・G123.jpの発表会に出席した。CTWが提供するスマートフォン向けのオンラインゲームプラットフォーム「G123.jp」は、10月23日を「G123の日」と定め、それを記念したキャンペーンを実施。元ベイビーレイズJAPANの傳谷英里香が天龍源一郎とともにアンバサダーに就任し、キャンペーン動画などに出演している。秋らしい衣装姿で登場した傳谷は、アンバサダー就任に「お父さんやお兄ちゃんがゲームをしますし、私も小さい頃からよくやっていたので、ゲームには馴染みがあります。こうしてお仕事をいただいて本当にうれしく思っています」と笑顔。すでにWEB上などで公開されているキャンペーン動画については「色んな役柄を演じさせていただいております。ぜひ皆さんに見ていただけたらと思います」とアピールし、「大きな画面で見るのは恥ずかしいですが、お寿司屋さんやコスプレ、キレキャラにぶりっ子もありますよ。一番最初のナチュラルな感じがやりやすかったです」と振り返った。傳谷は、9月24日に行ったベイビーレイズJAPANの解散ライブ以来、初めて公の場に登場。「自分の言葉で発信できる場があって感謝しています」と話し、「好奇心が人より多いので何でもやりたいんですが、お芝居を積極的にやっていけたらと思っています。事務所の先輩である新垣結衣さんはもちろんですが、特定の方というよりは、色んなジャンルのお芝居ができる女優さんになりたいと思います」と今後の抱負を語った。さらに「グループの時はバランスがあって、自分を全面に出せませんでした。みんなそれぞれの道に行った今、自分らしくマイペースで行けたらと思っています」とソロとして自覚も十分。また、ソロになってスタッフから恋愛も解禁と言われたそうで、恋愛についての質問が飛ぶと「ちゃんとスタッフさんが安心できる誠実で真面目な方とお付き合いできればと思います」と回答。理想のタイプについては「真っ直ぐな人ですかね。嘘とか嫌いなので、純粋で真っ直ぐな方がいいなと思います」と条件をあげていた。
2018年10月24日関連記事1位_大阪【宮崎牛鉄板焼ステーキみやざき館】3年連続1位を獲得した宮崎牛鉄板焼き名店【宮崎牛鉄板焼ステーキみやざき館】。昨年に引き続き、大阪滞在中の香港・台湾のユーザーから多くの利用がありました。最高級の和牛をリーズナブルに堪能できるランチも人気の理由となりました。【宮崎牛鉄板焼ステーキみやざき館】電話:050-5263-0627住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-1-32 ISビル1Fアクセス:御堂筋線「心斎橋駅」6番出口より徒歩3分営業時間:11:00~23:00 (L.O.22:00)定休日:無休2位_京都【縁】こちらも昨年に引き続き2位を獲得した【縁】。7席のみの小体な空間で、店主・鈴木氏がもてなすサービスと、ひとつひとつにこだわった食材の滋味が、訪日客にも支持されているようです。京都【縁】電話:050-5263-1253住所:京都府京都市上京区烏丸一条下ル龍前町589アクセス:烏丸線「今出川駅」6番出口より徒歩5分営業時間:12:00~14:00(最終入店13:00)、18:00~21:00(最終入店21:00)定休日:木曜(毎月最終週は水曜・木曜の連休)3位_京都【寺町 よしくら】四季を五感で愉しむ京会席から、ヘルシーで美容や健康に良い豆乳鍋まで提供している【寺町 よしくら】。ランチでは『おばんざい』をリーズナブルに頂けます。アメリカ人を中心に、香港、東南アジア等、幅広いユーザーに人気です。【寺町 よしくら】電話:050-5870-6549住所:京都府京都市上京区真如堂前町102 コーポ下山1Fアクセス:烏丸線「今出川駅」3番出口より徒歩10分営業時間:11:00~14:00 (L.O.14:00)、ディナー 17:00~21:00 (L.O.21:00)定休日:火曜4位_東京【焼肉もとやま 新宿店】訪日客に人気の神戸牛を存分に味わえるコースを提供している【焼肉もとやま新宿店】。部位によって切り方を変え、肉を食べやすい大きさ、サシがキレイに見えるよう工夫してカットし、見た目にも気を配っている点も訪日客を喜ばせているようです。【焼肉もとやま 新宿店】電話:050-5263-9922住所:東京都新宿区西新宿7-10-12 ダイハンビルデンス2Fアクセス:JR「新宿駅」西口より徒歩5分営業時間:17:00~23:30 (L.O.23:00)定休日:無休5位_兵庫【炭火焼肉 ごえ門】昨年から3位アップの【炭火焼肉ごえ三ノ宮店】。神戸牛の中でも、特に脂の融点が低く、繊維も柔らかい肉質の雌牛を提供。少し炙っただけで口の中でとろける新鮮な肉の美味しさを味わうことができます。【炭火焼肉 ごえ門】電話:050-5870-8997住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1-5-15アクセス:東海道本線「三ノ宮駅」・阪急神戸本線「三宮駅」から共に徒歩5分営業時間:17:00~24:00定休日:月曜(月曜が祝日の場合火曜)6位_京都【室町和久傳】明治3年、丹後峰山町で和久屋博衛門が始めた旅館から始まった【室町和久傳】。「日本のおいしいもの、忘れがたいもの、人々の出会いを届けたい」、そんなお店の想いが食事やサービスを通じて訪日客の心に響いているのでしょう。【室町和久傳】電話:050-5263-1255住所:京都府京都市中京区堺町姉小路上ル丸木材木町679アクセス:京都市営地下鉄各線/京都市営地下鉄東西線「烏丸御池駅」より徒歩5分営業時間:ランチ11:30~15:00(最終入店13:30)、ディナー17:30~22:00 (L.O.20:00)定休日:火曜7位_北海道【おたる政寿司 本店】新たにランクインした【おたる政寿司本店】。広く明るく開放的なカウンター席で、旬のネタのお寿司をいただきながら板前さんと会話ができます。新鮮なネタはもちろん、地産地消を心がけ、北海道で獲れた米を使用するなど、本場ご当地の味をぎゅっと詰めた料理が訪日客にも人気のようです。【おたる政寿司 本店】電話:050-5263-1255住所:北海道小樽市花園1-1-1アクセス:JR小樽駅下車。駅前よりタクシーで約3~4分営業時間:11:00~22:00定休日:水曜日※祝祭日、行事などにより変動する場合もあり8位_東京【鉄ぱん屋 弁兵衛三田店】こちらも初ランクイン。昼は広島流お好み焼き、夜は鉄板居酒屋と2つの顔を持ちます。目の前で料理を作るライヴ感は鉄板焼の醍醐味。広島県ご当地メニュー『ウニほーれん』など、東京ではなかなか出会えないメニューを味わえるのも人気の理由のようです。【鉄ぱん屋 弁兵衛三田店】電話:050-5871-0768住所:東京都港区芝5-1-11アクセス:都営各線「三田駅」から徒歩6分、JR各線「田町駅」から徒歩8分営業時間:ランチ11:00~15:00 (L.O.14:00)、ディナー17:00~23:00 (L.O.22:30)定休日:日曜8位_東京【まき村】白漆喰を基調としたカウンター、個室のシンプルで落ち着ける空間でこだわりの料理を堪能できます。カウンター越しに見える奥戸で炊きあげた魚沼産コシヒカリを使った名物「鯛茶漬」は、訪日客の舌も唸らせているようです。東京【まき村】電話:050-5870-0620住所:東京都品川区南大井3-11-5 MAKIMURA BLD 1Fアクセス:京浜東北線「大森駅」北口より徒歩12分営業時間:【平日・土・祝・祝前日】ディナー18:00~22:00 (L.O.21:00)8位_東京【松永牧場 銀座本店】オリジナルの特製タレ、島根の甘しょうゆ、3種の塩、ポン酢、わさび、ヤンニンなどの調味料でA5・A4ランクの最高級・松永和牛を味わえます。全席完全個室のため、団体訪日客にも利用されているようです。【松永牧場 銀座本店】電話:050-5871-7629住所:東京都中央区銀座2-4-18 アルボーレ銀座8Fアクセス:有楽町線「銀座一丁目駅」から徒歩1分営業時間:[土・日・祝]ランチ12:00~15:00 (L.O.14:30)、ディナー17:00~22:00 (L.O.21:30)、[火~金]ランチ12:00~14:30 (L.O.14:00)、ディナー17:30~22:30 (L.O.22:00)定休日:月曜(月曜が祝日の際は翌火曜)11位_東京【新宿東口 焼肉 海鮮 個室居酒屋 花炎 新宿東口店】上質なお肉・海の幸を一度に堪能できる当店。新宿駅から徒歩一分のロケーションのため、宿泊先や買い物途中に気軽に立ち寄れることも、訪日客からの多くの予約問い合わせにつながったようです。12位_東京【鮨 ふじ田】上質な食材へのこだわりはもちろん、料理やお酒に合わせた器のチョイスや、本当に美味しいと思えるお酒を、料理長自ら試飲して仕入れている心遣いなど、トータルなおもてなしが人気の理由の一つといえます。12位_東京【神戸焼肉 かんてき】渋谷駅から徒歩一分の抜群のロケーション。食肉市場から直送する新鮮で柔らくてジューシーな黒毛和牛を提供しています。軽く炙ってとろとろの卵黄と混ぜて味わう『幻カルビ』は訪日客も大満足な一品。12位_東京【うぶか】14席ほどの店内。落ち着いた雰囲気で甲殻類尽くしの料理が楽しめます。店主がおススメする甘みと食感が際立つ『車海老の刺身』は絶品。15位_石川【御料理 貴船】地元金沢の四季を表現した、季節の味を一皿に盛り込む一品『盛り込み』を、風情ある浅野川沿いの古民家を使った店で頂く経験は、訪日客にとって日本ならではの貴重な体験となるようです。15位_岐阜【本場の味 丸明】精肉店直営だからできる、厳選された飛騨牛精肉店直営のレストラン。リーズナブルな価格で厳選された飛騨牛を心ゆくまで味わうことができるため、観光で訪れた訪日客にも人気があり、上位にランクイン。15位_兵庫【神戸ハーバーランド 三田屋】肉の品質を見極める「食肉技術専門士」の資格を取得した料理人が提供する上質なステーキは絶品。グランドピアノが奏でる音色と共に『揮八郎ビール』を飲みながら、神戸での素敵な時間を過ごすことができます。18位_大阪【炭火焼肉 蔓牛】『但馬牛 蔓牛』は肉の美味しいところが血統的に伝えられている牛。上質なお肉がいただけ、他店ではなかなかお目にかかれない一品も揃えています。特等席のカウンターでお肉が調理されて行く様は、訪日客にとっても忘れられない思い出となるようです。18位_岐阜【本格江戸前寿司 松喜すし】祖父がはじめ、父親が継いだ【本格江戸前寿司 松喜すし】で18歳から修業し、2002年に三代目の店主が料理を提供。2つの海から運ばれてきた極上の魚介を使った寿司を楽しめます。リーズナブルなランチが頂けるのも多数の予約問い合わせにつながりました。20位_兵庫【鉄板焼 心】ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド内の鉄板焼レストラン。カウンター越しから見える、神戸港の雄大な景色を眺めながら、 神戸牛、但馬牛、淡路牛、篠山牛、三田牛、黒田庄和牛など厳選された兵庫県のブランド牛を堪能できます。20位_兵庫【神戸肉匠 壱屋】日本庭園があるおしゃれな一軒家で、おいしい黒毛和牛をリーズナブルな価格でいただけます。丼いっぱいにローストビーフが敷き詰められた『ローストビーフ丼』は訪日客にも人気の一品です。20位_兵庫【神戸ステーキ 彩ダイニング】最高峰A5ランク(受賞牛クラス)の神戸牛と高級食材のフォアグラや活きアワビを、野菜ソムリエ厳選の季節野菜と一緒に味わえます。お子様用のお席も準備しているため、ファミリーにもご利用いただいているようです。いかがでしたでしょうか。質の高い食事を提供しつつ、日本ならではのおもてなしを提供するお店が多数ラインナップしました。特別な空間で、料理人が厳選した料理が味わえるひと時は、訪日客にとって忘れられない思い出となるでしょう。海外からゲストがいらっしゃったときは、ぜひ参考にしてみてください。【SAVOR JAPAN】「Savor Japan」は、4ヶ国語(英語・中国語・台湾語・韓国語)に対応し、日本の食文化に関するマナーや文化を、外国人へ効果的に訴求するグルメ情報ウェブサイトです。英語につづき、2018年7月23日(月)より中国語・台湾語・韓国語のリクエスト予約サービスもリリースされます。
2018年07月18日日本情緒溢れる。丸の内で感じる京都東京・丸の内にお店を構える「紫野和久傳 丸の内茶菓」は、料亭の味をご家庭でも楽しんでほしいという思いからオープンした「料亭が作る菓子専門店」です。木の温かみを感じる数寄屋造りの空間は、まるで京都に来たかのような気分にさえさせてくれます。四季の移ろいを感じさせる静謐な空間趣きある外観から店内に一歩入ると、広がる和の空間。壁に掛けられた掛け軸やほのかに店内に香る畳の匂いからは、四季の移ろいを感じることができるでしょう。入って正面は、和菓子が並ぶショーケースの物販コーナー。左手には京都を感じながら料亭のお菓子を食べてほしいとの思いから茶菓席が用意されています。上品な甘味。プルプルの「わらび餅」黒く艶やかな本わらびを練り上げ、氷水で締めコシをだした「わらび餅」はお店人気メニュー。きな粉と和三分蜜でいただく「わらび餅」は老舗「和久博」ならではの上品な甘さを感じることができるでしょう。大粒の大納言小豆をじっくり炊き上げた「おぜんざい」京丹後市産の大納言小豆をじっくりと炊き上げた「おぜんざい」は、塩味のきいたあっさりとした甘さ。納言小豆の上質な甘味を感じる味付けとなっています。飽きのこない優しい甘さを蒸したもち米と一緒に食べることのできる「おぜんざい」からは「和久博」の歴史を感じることができます。自分へのごほうびに、大切な人への手土産に四季折々に料亭が仕立てたお菓子を茶菓席でいただくことのできる「紫野和久傳 丸の内茶菓」。東京にいながら、京都のゆったりとした空間を感じることのできるお店です。開店してすぐの午前中は落ち着いているそうです。電話にて予約も可能なので、あらかじめ連絡しておくのもよいでしょう。お店は、JR山手線・京浜東北線・東京メトロ有楽町線「有楽町駅」徒歩3分にあります。情緒ある丸の内で上品な「和久博」の歴史を感じるお菓子を食べてみませんか。スポット情報スポット名:紫野和久傳 丸の内茶菓住所:東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 1F電話番号:03-3210-0020
2017年11月29日料理上手でお酒好きな編集者・ツレヅレハナコさんは、月に数回はホームパーティを開催。主催することも、招待されることも多いとか。そんな百戦錬磨のツレヅレさんが選んだホームパーティの手みやげには、「盛り上がって、邪魔にならない」おいしいものがずらり。「私が招待されたときには、話の種になるようなエピソードを一つ語れるものを選ぶことが多いですね。例えば、『紫野和久傳』の高級な季節限定のからすみ餅とか…。華やかで盛り上がるスイーツや、冷蔵庫が満杯かもしれないので要冷蔵ではないものも、ホムパの手みやげのお約束です」さらに、「とっておきのクラフトビールやミニシャンパン、おいしいコーヒーやちょっといいチョコレートなどを、ホストへ“おつかれ特別みやげ”として渡すこともある」とのこと。そんな細やかな気遣いができるのも、パーティ中は何かと忙しいホストの立場がわかっているツレヅレさんならでは。オーボンヴュータン『プティ・フール・フリアンディーズ』「甘いものの手みやげなら、迷わず『オーボンヴュータン』。これは少しずつ色々食べられるのが嬉しいし、見た目も華やかで、開けると必ず、わぁと歓声が。」12種類の小さな生ケーキを詰め合わせた宝石箱のようなセット。日本橋髙島屋店でも購入可能。18個入り¥2,500。●尾山台店東京都世田谷区等々力2‐1‐3TEL:03・3703・84289:00~18:00火・水曜休渋谷西村フルーツ道玄坂本店『りんご』「ホムパを主催すると“何を持っていけばいいの?”とSOSが出されることも。そんなときの私の指令は“高めの果物専門店で季節のフルーツを”がお約束。」レトロな包装紙にリボンをかけたギフト包装も、手みやげにぴったり。1個¥650(税込み。価格は季節や品種などにより変わる)。通販可。●東京都渋谷区宇田川町22‐2‐1FTEL:03・3476・20019:30~22:00無休オオヤコーヒ焙煎所『コーヒー豆』「パーティの主催者には“あとでゆっくり飲んでね”とお気に入りのおいしいコーヒー豆を。グラインダーを持っているか否かは予め要確認だけど。」焙煎違いで4種類の豆を販売。200g ¥1,300(税込み)。通販可。●京都府京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448清和テナントハウス2F G号室TEL:075・211・539811:00~21:00火曜休(祝日は営業)プラム食品『梅リキュール 星子(ほしこ)』「私主催の会で手みやげにいただいた梅のリキュール。スパイスが効いていて食前、食後酒にぴったり。あまりにもおいしくて、早速リピート中!」伝説のバーテンダー、愛川“デニー”誠次郎氏がプロデュースする自然派の梅リキュール。スパイスと酸味のマリアージュがクセに。720ml ¥3,000。通販可。●和歌山県西牟婁郡上富田町生馬1474‐1info@hoshiko.jp紫野和久傳『からすみ餅』「目上の人や、かしこまった席の手みやげにはもちろん、日本酒を楽しむときにオススメ。その場で焼いて、みんなで少しずつ食べて感動を味わうのが楽しみ!」きめ細やかでねっとりとしたからすみを、のし餅で包んだ極上の味。11月上旬~2月下旬の限定品。桐箱3枚入り¥4,500 。通販可。●堺町店京都府京都市中京区堺町通御池下ルTEL:075・223・360010:00~19:30無休手作り点心 また明日。『シューマイセット』「カジュアルな持ち寄りパーティに持参するのは、大きくてプリプリしている作りたてのシュウマイ。温かい惣菜は、お花見など屋外の集まりでも好評。」エビ、肉、ホタテの全3種のジューシーなシューマイの詰め合わせ。各4個入り¥1,035(税込み)。通販可。●東京都中野区中野5‐52‐15中野ブロードウェイB1TEL:03・3389・650211:00~19:00(なくなり次第終了)日曜休お酒と、お酒に合う食べ物のことばかり考えているフリー編集者。著書に『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)など多数。※『anan』2017年11月8日号より。写真・山口 明スタイリスト・中根美和子文・野尻和代撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年11月05日玉川髙島屋 S・Cで、「和菓子の日フェア」が2017年6月1日(木)から16日(金)まで開催される。6月16日の「和菓子の日」にちなんで開催される「和菓子の日フェア」。玉川髙島屋 S・Cでは、この期間にしか入手できない特別な和菓子やそれを引き立たせる器が販売されるほか、1日限定でお茶のお点前披露を行われ、無料で饅頭とお茶が提供される。フルーツあんみつやカステラなど「限定和菓子」もちもちの白玉2粒に甘酸っぱい夏みかんと杏をのせた、上野みはしの「初夏のフルーツ」は、テーブルウェアブランド「イッタラ(Iittala)」とコラボレーションを提案。透明感のある涼し気なブルーの器が和菓子を引き立てる。渓谷から湧き出る沢の水が、樹々の下を流れてゆく様子を表現した、両口屋是清の菓子「沢の翠」と、宮城県産みやこがねもち米を使用した銀座あけぼの「ふきよせあられ」も登場。この2品は、テーブルウェアや家具などのオリジナル商品を取り扱う「TIME & STYLE RESIDENCE」による、シンプルなシルバーとブラックのお皿がおすすめだ。他にも文明堂「希翔」のカステラ、とらやの「嘉祥蒸羊羹」、そして大粒の栗を柔らかく煮上げた銀座鈴屋の「特大渋皮付栗甘納糖」など、計14店舗の和菓子が展開される。無料で饅頭&お茶の堪能も6月16日(金)の11:00〜15:00には、宗徧流時習軒十一世家元の細田宗栄により「お茶のお点前」が披露される。この日は無料で饅頭とお茶を味わうことが可能なので、ぜひ足を運びたい。【詳細】玉川髙島屋 S・C「和菓子の日フェア」期間:2017年6月1日(木)〜16日(金)会場:玉川髙島屋 S・C B1 食料品フロア住所:東京都世田谷区玉川3-17-1営業時間:10:00〜21:00TEL:03-3709-2222(代表)■販売店舗(14店舗)赤坂柿山、上野みはし、榮太樓總本鋪、菓匠 清閑院、銀座あけぼの、銀座鈴屋、笹屋伊織、塩瀬総本家、紫野和久傳、虎ノ門 岡埜栄泉、とらや、文明堂、御門屋、両口屋是清■食器の紹介(5店舗)イッタラ、H.P.DECO 好奇心の小部屋、everyday by collex、TIME & STYLE RESIDENCE、Madu■お茶のお点前おもてなし日時:2017年6月16日(金)11:00〜15:00場所:本館1Fグランパティオの特設会場
2017年05月18日玉川髙島屋S・Cの南館1Fプラザに、期間限定で特設会場「バレンタインデーショップ」がオープンします!食料品売り場でも国内外の人気ブランドチョコレートが豊富にラインナップ。期間は2017年2月1日(水)~2月14日(火)です。さっそく詳細をチェックしてみましょう!特設会場で販売!旬のチョコレートはこちら特設会場『バレンタインデーショップ』には、話題の人気海外ブランドをはじめ、館内外から計8ブランドが出店します。デザイン性の高さが人気で、今年日本に初ショップが上陸した「CHAPON」や、簡単には入手できず“幻のチョコレート”とも言われる「YVAN VALENTIN」のチョコレートなど、旬のラインナップが揃います。●CHAPON(シャポン)●「コフレ 12 アガーツ」税込6,500円カカオの選抜から焙煎、調合、加工まですべてを自社工場で一貫して行う、「Bean to Bar」にこだわるショコラブランド「シャポン」の、宝石のようなプラリネチョコレートです。ショコラティエのパトリス・シャポンは、バッキンガム宮殿のプリンセス専属アイスクリーム職人を務め、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ・パリ」では 2 度に渡ってグランプリを受賞した経歴も持つほどの腕前。色鮮やかなプリントコーティングが、まるで芸術作品のようなチョコレートです。日本初ショップが今年自由が丘に誕生し、今後日本でもさらに注目が高まること間違いなしのブランドです!●YVAN VALENTIN(イヴァン ヴァレンティン)●「イヴァン トリュフ(12 個入)」税込6,686円実店舗を持たず、ハリウッドセレブなど限られた顧客への受注販売を専門としている、アメリカ・ロサンゼルス発のプライベートチョコレートブランドです。五ツ星ホテルでも提供されるこのショコラですが、日本で一般向けに発売されるのはバレンタインデーの時期だけ。2017年は販売ヵ所も全国で 14ヵ所のみという「幻のチョコレート」です。玉川髙島屋 S・C の「バレンタインデーショップ」では、4種類のトリュフが入ったボックスが販売されます。●白金高輪 セ・ミニョン●「メリメロボックス」税込3,020円スイーツ激戦区の白金にある人気店が贈る、ドライフルーツやナッツを使用したバラエティに富んだチョコレートの詰め合わせボックスです。蜂の巣のような凹凸ある模様が特徴的な人気商品「イボワールカフェ」をはじめ、ドライフルーツやナッツを使用した、山名範士シェフの高い技術が光るチョコレートが詰め合わせになった「メリメロボックス」は、色んな種類を少しずつ召し上がりたい方にお勧めです。どれから食べるか目移りするような、見た目にも楽しい詰め合わせとなっています。食料品フロアでも!おすすめチョコレート●ちょっと贅沢なご褒美「俺チョコ」を●ビゴの店 オ・プティ・フリアンディーズ(本館B1)「テリーヌ・ショコラ」 税込 1,944 円/1 本、税込 972 円/ハーフ黒胡椒とシナモンのスパイシーさがアクセントの、しっとり重厚なチョコレートケーキです。甘さの中にもパンチの効いた後味が広がり、ワインや日本酒との相性が抜群です。●サケショップ福光屋(南館B1)「SAKE ショコラアソート(6 個入)」 税込 2,052 円口に入れると日本酒のふくよかな香りがふわっとお口の中に広がる、日本酒専門店の職人が生み出した上品なチョコレートです。チョコレートの香りに負けず、かといって日本酒が強く香り過ぎない配合ポイントを職人が研究した、至高の一品。●赤坂柿山(本館B1)「ハートシェアトール(31 枚入)」 税込 1,620 円ハートの「お煎餅」という変化球が印象的な、おかきとチョコレートコーティングの詰め合わせ。大きなハート型のお煎餅や、可愛らしい小さなハート型おかきの甘辛味がくせになる一品で、ビールのおつまみにも、ちょっとしたお土産としてお茶受けにもぴったりです。●老舗和菓子店が贈る和のバレンタイン●銀座鈴屋(本館B1)「渋皮栗しょこら(6 個入)」 税込 1,620 円創業 60 年の甘納豆専門店の代表銘菓「渋皮付栗甘納糖」にチョコレートをまとわせたユニークな和の一品です。コーティングのビターなチョコレートと栗甘納糖のやさしい甘さのバランスは、職人にしか出せない絶妙な配合。栗のゴロンとした食感も楽しいチョコレートです。(ビター、ホワイト、オレンジ、ストロベリー、カフェオレ、抹茶の 6 種入り。)●紫野和久傳(本館B1)「柚子チョコレイト柚香(ゆうか)」税込 1,944 円/50g 入、 税込 4,104 円/110g 入厳選した香り高い柚子を、チョコレートで包んだ味わい深い和のチョコレートです。日本の冬を代表するオレンジやレモンとは違う、日本の冬を代表する柚子の柔らかな香りと、柚子ピールの程よい甘さとほろ苦さが絶妙な上品な一品。●とらや(本館B1)「羊羹 au ショコラ(9 個入)」税込 1,512 円 ※2月11日(土)~14日(火)販売予定言わずと知れた和菓子の名店「虎屋」が贈る、ビターチョコレートとラム酒を加えた、一口サイズの羊羹です。発売数時間で売り切れてしまったこともあるバレンタイン期間にしか入手できない人気作。羊羹の和の要素を活かした本品は、日ごろお世話になっている方への贈答品にもおすすめです。【イベント詳細】バレンタインデーショップ開催期間:2017年2月1日~2月14日開催場所:玉川髙島屋S・C南館1F公式HP:
2017年01月29日「丸の内 バレンタイン マーケット 2017」が、丸ビル1階マルキューブにて2017年2月6日(月)から14日(火)まで開催される。イベントでは、「ゴディバ」や「カカオ サンパカ」、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」といった、丸の内にショップを構える人気店のバレンタインショコラから、限定登場するアイテムまで、幅広いラインナップのチョコレートが展開される。「サンス・エ・サヴール(Sens & Saveurs)」のショコラボックスは、丸の内でしか手に入らないアイテム。フルーツの味を生かしたチョコレートが、まるでレストランのデザートの様な綺麗な見た目に仕上げられている。ザ・ローリング・ストーンズをデザインに用いた独創的なチョコレートは、イギリスのショコラティエ、ステファン・トリグが手掛けた本格派。オレンジやパッションフルーツ、シーソルトキャラメルといったフレーバー4種のショコラが入っている。ロゴを描いたトートバッグも付属する。こちらは本イベント初登場のアイテムだ。ほかに、「アンティカ オステリア デル ポンテ」からも丸の内限定スイーツが登場。ベネズエラ産チョコレートをたっぷり使用した、ピスタチオやカシス、ココナッツなどのマカロン6つのアソートだ。【詳細】丸の内 バレンタイン マーケット 2017期間:2017年2月6日(月)~14日(火)時間:11:00~21:00 ※12日(日)は20:00まで。場所:丸ビル1階マルキューブ住所:東京都千代田区丸の内2丁目4−1参加店舗:・丸の内店舗:アンティカ オステリア デル ポンテ/サンス・エ・サヴール/オザミ トーキョー/ドゥバイヨル 丸ビル店・丸の内オアゾ店/キタヤ 六人衆 丸ビル店/ユーハイム 丸ビル店/丸の内ロフト/紫野和久傳 丸の内店/カカオ サンパカ/ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店/ソルト バイ ルーク マンガン/ショコラティエ パレ ド オール/ゴディバ/成城石井 新丸ビル店/TWG Tea 丸の内・イベント限定店舗:サティー/ザ・ローリング・ストーンズ/オリジンヌ・カカオ/ジョン カナヤ/デメル/ル・ボヌール 芦屋/東京會舘/ショコラボ/ホタルノヒカリ/パレスホテル東京 SWEETS&DELI/ジャン=ミッシェル・モルトロー/ル・コフレ・ドゥ・クーフゥ【問い合わせ先】丸の内コールセンターTEL:03-5218-5100(11:00~21:00)
2017年01月28日ひときわ目をひく美しい大きな山門の「傳通院」文京区の閑静な住宅街・小石川でひときわ目をひく美しい大きな山門があります。1415年の開山から約200年後に家康の生母である於大の方がこの寺を菩提寺としたことから、その法名「傳通院殿蓉誉光岳智光大禅定尼」にちなんで傳通院と呼ばれるようになりました。政略結婚により家康を産んだ於大の方ですが、その後またもや政治力により離縁され、再婚を余儀なくされます。ですが、終生家康を案じたとされ、その恩を忘れなかった家康は於大の方をとても大事にしたそう。そんな女性の悲劇を今に伝える傳通院には、文豪・佐藤春夫や、柴田錬三郎などの墓もあり、歴女だけでなく、文学ガールなどの参拝が絶えません。春には桜が美しいので、散歩がてらに立ち寄るのもおすすめです。永井荷風がノートルダム寺院と重ねた美しい本堂と山門本堂は戦争で消失しましたが、1988年に昔の姿そのままに再建立されました。その姿の美しさは、永井荷風がエッセイでパリのノートルダム寺院に例えたとも言われています。また、夏目漱石も小説「こころ」で伝通院を描いています。春には桜が美しい境内には、大晦日のみに参拝客がつくことのできる大鐘も。江戸幕府から続く歴史が感じられる名所徳川家ゆかりの方々だけでなく、文豪佐藤春夫や、柴田錬三郎も眠っています。そしてこの地は、のちの新撰組のメンバーとなった沖田総司、近藤勇、土方歳三などが集い、浪士隊を結成した場所としても知られています。歴女ならずとも、イケメン好きには興味の尽きないお寺です。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:傳通院住所:東京都文京区小石川3-14-6電話番号:03-3814-3701
2017年01月07日足立音衛門栗スイーツの老舗「足立音衛門」。言わずもがなその看板メニューが栗のテリーヌ「天」です。主役は地元・京都の丹波栗。日本一とも名高い丹波栗の中でも、甘みが多く風味も豊かな品種「銀寄(ぎんよせ)」だけを使用しています。そこにさらにヨーロッパ種の栗を加え、どこを切っても栗がどっさりと顔を覗かせるパウンドケーキは、まさにテリーヌのよう。脇を固めるのも、もちろんこだわりの厳選素材です。フランスの発酵バター、讃岐産の手造り和三盆糖、沖縄粟国の塩など、厳選素材だけを使い、栗本来の味わいを邪魔しない焼き上がりとなっています。ブランデーがほのかに香り、しっとりしながらも後味の軽いケーキなので、甘いものが苦手な男性にも喜ばれること間違いなし。なにより、2種の栗が奏でる奥行きのある味わいが、なんとも贅沢な逸品です。“【木箱包装】丹波農園の「銀寄」使用の栗のテリーヌ「天」 12,960円”出典:紫野和久傳「京都老舗料亭がつくる、さわやかで上品な和菓子」明治3年創業。京都の老舗料亭のお菓子として出されていたのがこちら。西湖は、れんこんのでんぷんである蓮粉と、体にやさしい和三盆糖からつくられています。和三盆の品のいい甘みと、蓮根のもちもちした口あたり、つるんと滑り込んでいく喉越しを楽しめる銘菓。笹の香りもすがすがしくひんやり。長く変わらずベストセラー商品で安定の人気。京の風情たっぷりの竹籠に入っているので、日頃お世話になっている目上の方への手みやげや、きちんと改まったシチュエーションにも重宝します。“れんこん菓子西湖竹籠10本入り3,294円(税込)”出典:京都・東山茶寮「冷たいお抹茶に、のど越しのよい白玉とあんこがたっぷり」宇治茶の老舗「堀井七茗園」製の、石臼で挽いた上質な宇治抹茶だけを使用した、「おうす」を味わうような濃厚な抹茶風味のおぜんざい。あんこは北海道産の大納言小豆を使用し、小豆の美味しさを損なわないように、手作りでゆっくり時間をかけて炊き上げました。つるりとしたのどごしながら、噛むともちもち弾む白玉、上質な宇治抹茶と、特製あんこが醸し出す素晴らしい風味が楽しめます。家庭ではなかなか点てられない老舗の高級抹茶を、冷凍保存でいつでも味わえるのも大きな魅力!色・香り・味ともにさわやかで、暑い夏に一杯の清涼をもたらす、ひんやり和スイーツ。ちょっと頑張って、特別感のある贈り物をしたいときにぜひ。“宇治抹茶冷やしぜんざい6個化粧箱入3,240円(税込)”出典:
2016年11月04日ハンバーガーレストラン「シェイク シャック(Shake Shack)」が、日本料理店「傳」とコラボレーションで、バーガー「デン シャック(DEN Shack)」を発表。2016年11月3日(木・祝)、東京・外苑いちょう並木店にて、1日だけ、数量限定で販売する。価格は930円(+税)。ミシュランガイド東京2016にて1つ星を獲得した東京神保町の「傳(伝,Den)」とのコラボレーションは、シェイク シャックの日本上陸から1周年を記念したもの。「デン シャック」は、ジューシーなアンガスビーフ100%のパティの上にアップルウッドでスモークしたベーコンをのせ、きゅうり マリネをトッピング。そしてポテトバンズではさんだ。たっぷりの特製ソースは、バーガー全種類に使用しているシャックソースに、卵黄やみりん、酒などと共に練った「傳」の赤味噌を合わせ、香りのよい山椒の粒を混ぜ込んでいる。甘みとコクのあるソースだ。肉汁とスモーキーなベーコンと絡んでまろやかな味わいに。そして鼻に抜ける山椒の香りと、甘酸っぱいキュウリが爽やかなアクセントをプラスしてくれる。【詳細】シェイク シャック 外苑いちょう並木店住所:東京都港区北青山2-1-15TEL:03-6455-5409DEN Shack(デン シャック)価格:930円(税抜)販売日時:2016年11月3日(木・祝)11:00a.m.~10:00p.m. ※なくなり次第終了
2016年10月28日日本橋三越本店は、5月10日まで、日本の暮らし美、暮らし文化を深堀りする同店5階リビングフロアのギャラリー ライフ マイニングで、京都の料亭、和久傳(わくでん)のもてなしの心を紹介する期間限定イベント「和久傳のしごとと遊び」を開催している。会場では和久傳がこれまで料亭として培ってきた「しごと」や、郷土への想いを通じて和久傳の顧客と共に共有してきた「遊び」が、和久傳が提供する料理のほか、和雑貨、陶磁器等を通じて表現される。和久傳の「しごと」を表現するスペースでは、和久傳の「日本料理を通し、受け継いで来た食と文化のすばらしさを伝えていきたい」という同店の想いの下、今回初めて披露される紫野和久傳の新商品料亭のだし「和醤」や、おもたせとして同店で人気を誇る、れんこん菓子「西湖」、京都の炊きもの「和煮(なごみに)」、季節の羊羹「笹ほたる」などが紹介されている。「遊び」のスペースでは、元首相で陶芸家としても知られる細川護煕による箸置きや花入れが展示、販売されているほか、染織史家で「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄は、和久傳の夏の室礼を演出するテーブルファブリックやストールを提案。また、京都に店を構える「てっさい堂」からは豆皿や猪口、「門出和紙」は手書き季節絵入りの葉書、レターセット、「土楽」(「土」の字には「、」が入る)からは土鍋や器などが紹介される。尚、4月22日(午後2時から午後4時まで)には、吉岡幸雄による「日本の色」についてのトークショーが同店新館9階カルチャーサロンで開催される。(先着30名、会費無料、予約問い合わせ:三越日本橋本店ギャラリー ライフ マイニング 03-3274-8935)
2016年04月20日日本橋三越本店は、5月10日まで、日本の暮らし美、暮らし文化を深堀りする同店5階リビングフロアのギャラリー ライフ マイニングで、京都の料亭、和久傳(わくでん)のもてなしの心を紹介する期間限定イベント「和久傳のしごとと遊び」を開催している。会場では和久傳がこれまで料亭として培ってきた「しごと」や、郷土への想いを通じて和久傳の顧客と共に共有してきた「遊び」が、和久傳が提供する料理のほか、和雑貨、陶磁器等を通じて表現される。和久傳の「しごと」を表現するスペースでは、和久傳の「日本料理を通し、受け継いで来た食と文化のすばらしさを伝えていきたい」という同店の想いの下、今回初めて披露される紫野和久傳の新商品料亭のだし「和醤」や、おもたせとして同店で人気を誇る、れんこん菓子「西湖」、京都の炊きもの「和煮(なごみに)」、季節の羊羹「笹ほたる」などが紹介されている。「遊び」のスペースでは、元首相で陶芸家としても知られる細川護煕による箸置きや花入れが展示、販売されているほか、染織史家で「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄は、和久傳の夏の室礼を演出するテーブルファブリックやストールを提案。また、京都に店を構える「てっさい堂」からは豆皿や猪口、「門出和紙」は手書き季節絵入りの葉書、レターセット、「土楽」(「土」の字には「、」が入る)からは土鍋や器などが紹介される。尚、4月22日(午後2時から午後4時まで)には、吉岡幸雄による「日本の色」についてのトークショーが同店新館9階カルチャーサロンで開催される。(先着30名、会費無料、予約問い合わせ:三越日本橋本店ギャラリー ライフ マイニング 03-3274-8935)
2016年04月18日9月4日、本多劇場で『幕末太陽傳』が開幕した。元となるのは1957年、川島雄三監督によってつくられた名作映画『幕末太陽傳』。落語「居残り佐平次」を軸に、ある遊郭を舞台にした物語が展開する喜劇だ。劇中のエピソードも「三枚起請」や「品川心中」など落語の演目からとられたもの。今回、この作品が初めて舞台化されることとなった。演出を手掛けるのは江本純子。そして主人公の佐平次を演じるのは青木崇高だ。舞台『幕末太陽傳』チケット情報劇場に入り幕が上がると、ステージ上はたくさんの衣装やら小道具やらで埋め尽くされている。その間を人々がバタバタと通り抜ける。隅にひょいっと青木が登場したかと思うと、着替えが始まる。ざわざわした楽しさに心を奪われていると、そこはいつしか江戸の遊郭に――。具体的な美術はほとんどなく、いくつもの段差によって空間が区切られ、シーンによってそれらはくるくると様々な場所に変化する。同じシーンでもしゃべっている者が周りの者に運ばれたり、はたまた自分で回転したりして、舞台でありながらそこに“カット割り”が生まれる。舞台全体を覆うにぎやかさに引っ張られて、観客は気が付けば物語の中に入り込んでゆく。青木演じる佐平次は、時間が経つにつれてどんどん軽やかに、伸びやかになる。適当なことを言って相手を丸め込んでは、どんなトラブルもなんとか解決してしまう佐平次を青木はじつに魅力的に演じている。連続テレビ小説「ちりとてちん」で落語家を演じてブレイクした、もともと落語にゆかりの深い彼だからこそこの軽さが出せるのだろう。また、女郎おそめを田畑智子が、もうひとりの女郎こはるをMEGUMIが演じるが、ともに佐平次にぞっこんになり、いがみあう二人のバランスが絶妙で、観ていて気持ちいい。ほかにも小林且弥や矢田悠裕ら若手実力派もそれぞれ活躍している。今作はやはり全員がざわざわと動き回るその空気が大きな魅力のひとつであり、そこをいくつもの役柄で盛り上げた加藤啓の存在がとりわけ印象に残る。時代が大きく変化するなか、飄々と駆け抜ける佐平次の行く末は、そしてこのにぎやかさの行きつく先は……。映画ならではの魅力に満ち溢れた原作をステージに乗せた結果現れたのは、舞台でしか表せない楽しさが詰まった作品だ。公演は9月13日(日)まで東京・本多劇場にて。チケット発売中。取材・文/釣木文恵
2015年09月07日大人気刑事ドラマ『相棒』の劇場版最新作、『相棒シリーズ X DAY』で“新”相棒を演じた田中圭と川原和久が、“新”相棒として最高のシナジーを発揮したことを報告するとともに、足かけ10年以上に渡って国民的な支持を集めている同シリーズの魅力について分析をした。その他の写真劇場版第4弾の今作では、特命係と衝突する捜査一課のリーダー的存在の伊丹憲一と、シリーズ初登場のサイバー犯罪対策課捜査官の岩月彬が“新”相棒に!1人のエリート銀行マンの不審死と、その背後にチラつく金融封鎖計画“X DAY”の真相を暴くため、異色“相棒”が奔走するストーリーだ。「伊丹と所轄の刑事が協力したことは過去にもありましたが、ここまでガッツリ一緒に捜査することは初めてだったので楽しかったですね」と語る伊丹役の川原。『相棒』シリーズ初参戦の岩月役の田中も「ここまで地味なキャッチボールをする俳優同士もめずらしいですが(笑)、楽しい現場でした」と満足そうに回想する。2000年の誕生以来、ドラマは国民的シリーズと称され、劇場版、スピンオフ作品も高評化の『相棒』。まさしくモンスター・コンテンツだが、ひとりのファンとして『相棒』を楽しみ、そして新たに参戦した田中は「水谷豊さんを中心に、全員の一体感が僕には魅力的でした」と『相棒』の世界を分析する。長年『相棒』で伊丹刑事を演じている川原は、相棒の魅力を「正直よく分かってないんです(笑)」と謙遜気味に受け止めた上で、「全体のバランスがとてもいいですね。主演のおふたりとゲストの方々を主軸にし、それを囲むレギュラー陣が出過ぎず、引っ込み過ぎず存在する」とバランスの良さを指摘する。日本経済の危機や金融封鎖計画“X DAY”など、今作でも社会派のメッセージが強烈で、「ブレない脚本がとにかく面白いですよね。すごくリアル!」と田中も緻密な脚本を絶賛。そして、「あと一番強い要因は仲間意識ですかね」とも。「それに、いつも前作を超えていく覚悟みたいな。時事ネタを毎回入れて勝負していく姿勢――これも、モンスター・コンテンツになっている理由じゃないでしょうか(笑)」と人気にあぐらをかかず、挑戦を続けている姿勢が国民的支持を集めている理由でもあると分析する田中。“新”相棒が立ち向かう超絶リアルな“X DAY”。その顛末を映画館で確かめよう!『相棒シリーズ X DAY』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2013年03月29日人気ドラマ『相棒』のスピンオフ映画『相棒 X DAY』主演の川原和久が16日にオフィシャルフォトブック『相棒捜査一課・伊丹憲一』の発売を記念して、福屋書店新宿サブナード店で行われた握手会に出席した。その他の写真川原が演じる人気キャラクター・捜査一課の伊丹刑事と田中圭が演じるサイバー犯罪対策課の岩月のコンビを主人公にした映画『相棒 X DAY』。サイバー犯罪対策課がマークしてきた男が死体で発見される事件が発生し、伊丹と岩月が時にいがみ合いつつも課の違いを超えて真相を追いかける。フォトブックではこれまでの作品を通じて伊丹憲一という存在を徹底的に分析。20ページにわたる撮り下ろしショットにロングインタビュー、さらには水谷豊が伊丹について語るなど盛りだくさんの内容となっている。この日は事前に予約した100名のファンが来場し割れんばかりの大歓声で川原を迎えた。川原はひとりひとりにフォトブックを手渡し、握手を交わしたが、ファンからは映画での活躍についてのみならず「結婚おめでとうございます!」と歌舞伎役者・松本幸四郎の長女で女優の松本紀保との結婚を祝福する声も。女性が多くを占める100名ものファンの熱気に川原はやや硬い表情で緊張気味かと思いきや、本人は「だいぶ、(ほおを)緩めてるつもりでしたよ」とのこと。最初にの発売の話があったときは「『イヤイヤイヤ、勘弁して!』って感じだった(苦笑)」そうだが、自身や伊丹という役について「誤った情報やウワサが広まっているところもあるので、自分から発信することで修正されれば」と語る。ちなみにこのフォトブックについて捜査一課の仲間をはじめとする『相棒』ファミリーの面々の反応は「嘲笑です。相当バカにされました。アンケートなどもあったので『昨日は1日中、川原さんのこと考えてたよ』なんて言われました」と苦笑いを浮かべていた。映画の公開に向けての心境を尋ねると「宿題が多すぎて公開のことを考えてる暇がないです。原稿のチェックやキャンペーンで行く仙台での舞台挨拶のスケジュールを渡されたり、その日その日を片付けていく感じ。(初日に)コメントを用意してなくて慌てることになりそう」と飄々とした様子で語っていた。『相棒シリーズ X DAY』3月23日(土)全国ロードショー
2013年03月18日