じゃがいもは、子供も大好きな食材。ぜひとも食卓に取り入れたいですよね。そこで、『味の素公式サイト』が教える、『ひき肉とじゃがいもの重ね焼き』を紹介します。簡単かつリーズナブル、それでいて満足感のあるメニューに仕上がるので、ぜひチャレンジしてみてください。『ひき肉とじゃがいもの重ね焼き』の作り方ひき肉にはたんぱく質が、じゃがいもにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。また、玉ねぎや牛乳・卵黄なども入っているので、栄養バランスもバッチリの料理です。それでは、作り方を見ていきましょう。材料(2人分)合いびき肉200g玉ねぎ1/2個じゃがいも・男爵250g酒大さじ2「ほんだし」小さじ1A砂糖大さじ1・1/2Aしょうゆ大さじ1牛乳753マーガリン60g「瀬戸のほんじお」焼き塩少々こしょう少々卵黄1個分「AJINOMOTO さらさらキャノーラ油」大さじ1/2パセリのみじん切り適量つくり方1玉ねぎはみじん切りにする。2じゃがいもは4~6等分に切り、鍋に入れ、水、焼き塩ひとつまみ(分量外)を加えて火にかけ、やわらかくなるまでゆでる。3フライパンに油を熱し、(1)の玉ねぎを炒める。しんなりしたらひき肉を加えて炒め、酒を加える。さらに「ほんだし」、Aを加えて調味し、3~5分ほど煮て味を含ませる。4別の鍋に牛乳、マーガリンを入れて火にかけて沸かす。5ミキサーに(2)のじゃがいも、(4)を入れてかけ、焼き塩・こしょうで味を調える。6グラタン皿に(3)を敷き詰め、(5)を上にのせる。表面にハケなどで卵黄を塗り、オーブントースターで15分ほど表面に焼き色がつくまで焼き、パセリをふる。AJINOMOTO PARK(味の素)ーより引用このひき肉とじゃがいもの重ね焼きは、なめらかなじゃがいもとひき肉の旨みがマッチした、絶妙なおいしさ。味付けのポイントは、『ほんだし』と『瀬戸のほんじお』です。シンプルな味付けなので、誰もが食べやすいでしょう。がっつりと満足感を味わえるメニューでありながら、取り分けもしやすいので、子供の食べる量によって調節もできるでしょう。オーブントースターを使って簡単に作れるので、忙しい日の強い味方ですね。ごはんのおかずに迷った時は、ぜひ作ってみてください。[文・構成/grape編集部]
2024年04月15日新ジャガイモは、5~6月に旬を迎えます。皮が薄くやわらかいので、皮ごと食べられるのが特徴です。ほっくりしているのに、みずみずしさも感じられるのが新ジャガイモの大きな魅力。今回は、新ジャガイモの人気レシピを調理方法別に【30選】ご紹介します。日々の献立に役立つレシピが目白押しです。■【電子レンジ】新ジャガイモの人気レシピ5選・新ジャガとツナのマッシュ10分以内で作れるマッシュポテトです。新ジャガイモは小さめに切ってからレンジ加熱すると短時間で火が通ります。ツナ缶と一緒に加熱するため、ツナの旨みが全体にしみ渡りますよ。潰し加減は好みでOK。粗めに潰して食感を楽しむのもおすすめです。・王道ポテトサラダ バジル風味にアレンジジャガイモ料理の定番、ポテトサラダを新じゃがいもでアレンジ。新ジャガイモはやわらかいので短時間レンジにかけるだけでOKです。バジルの清涼感ある香りとチーズのコクが相まって、おつまみにも副菜にも喜ばれますよ。・カレータルタルポテトサラダ新ジャガイモは皮をむかずに食べられます。切らずに丸ごとレンジで加熱したら、大きめに切ってタルタルソースと和えましょう。ソースに入れた新玉ネギやらっきょうのシャキシャキ食感がアクセント。ほのかに香るカレーが食欲をそそります。・新ジャガとホタルイカの田楽みそ淡泊な新ジャガイモに濃厚な田楽みそが好相性の一品。新ジャガイモは小さいものが多いので、丸ごとレンジ加熱するのがポイント。新ジャガイモを加熱している間に田楽みそを作ると時短になりますよ。春が旬のホタルイカと共にいただきましょう。・ジャガイモとろとろ卵がけ朝食にもおつまみにもぴったりな洋風のレシピです。新ジャガイモをレンジ加熱したら、チーズ入りの半熟卵をトッピング。新ジャガイモにピザ用ソースを塗っているので、調味料は控えめで十分です。■【焼く】新ジャガイモの人気レシピ5選・新ジャガのハーブ焼き新ジャガイモのオーブン焼きはシンプルな美味しさを堪能できますよ。あらかじめレンジで加熱するため、焼き時間は10分程度。ハーブはドライよりも生がおすすめです。爽やかな香りを楽しみましょう。・新ジャガのカレーマヨネーズ新ジャガイモをお弁当に持って行きたいなら、こちらのレシピがイチオシ。レンジで火を通した新ジャガイモにカレーマヨネーズをかけてトースターでこんがり焼きます。表面に焼き色がつけばOKなので短時間で仕上がるのもうれしいポイントです。・新ジャガとタケノコのソテー新ジャガイモと水煮タケノコで春らしい一品を作りましょう。表面を香ばしく仕上げるため、フライパンに入れたらあまり動かさないのがコツです。素材の味を堪能できるよう、調味料はバターと岩塩でシンプルに。新ジャガイモと水煮タケノコは同じぐらいの大きさに切ってくださいね。・新ジャガチキンソテーパセリソース新ジャガイモを使うボリューム満点の主菜です。鶏もも肉を焼いたフライパンに新ジャガイモを入れるため、旨みたっぷり。短時間で火を通すため、新ジャガイモはレンジで加熱しましょう。香り豊かなパセリバターが全体を上品にまとめますよ。・ハーブオムレツオムレツの具材に新ジャガイモを使います。オムレツを包みやすいよう、新ジャガイモもは小さめの角切りにすると良いですよ。生クリーム入りのリッチな卵液とホクホクの新ジャガイモがベストマッチ。ワインのおともにいかがでしょうか。■【煮る】新ジャガイモの人気レシピ5選・新ジャガのうま煮新ジャガイモをしょうゆや砂糖で煮る一品は、どこか懐かしい味わい。煮汁は新ジャガイモが浸かるぐらいで十分です。やわらかく煮崩れやすいため、新ジャガイモがやわらかくなったら火を止めてくださいね。そのまま冷ますと中心まで味がしみ込みます。・豚肉ジャガ新ジャガイモの肉じゃがは、食卓に春を運んでくれますよ。レシピでは皮をむいていますが、皮ごと煮込むのもおすすめ。小さめの新ジャガイモなら、切らなくても良いです。煮る前に炒めるひと手間で新ジャガイモが崩れにくくなりますよ。・新ジャガのトマト煮新ジャガイモはトマトと相性抜群です。鶏もも肉と一緒に焼いたら水煮トマトを加えて煮込みます。トマトの酸味と新ジャガイモのほんのりした甘さに箸が進むこと間違いなし。パルメザンチーズの代わりに余熱でピザ用チーズをからめても美味しいです。・新ジャガと鶏手羽の煮物旨みの強い鶏手羽元と新ジャガイモの煮物は、コク豊かな味わいが魅力。鶏手羽元は全面をしっかり焼いてから新ジャガイモを加えるのが美味しさの秘訣です。ハチミツのこっくりとした甘さとしょうゆの香ばしさが絶妙で、ごはんをおかわりしたくなりますよ。・新ジャガの中華スープ新ジャガイモと新玉ネギのスープは、野菜の甘みが引き出されてホッとする一杯です。どちらも水分が多く、短時間でやわらかくなりますよ。忙しい朝でもパッと作れるのが良いですね。味付けのベースは固形チキンスープの素。料理初心者の方も失敗知らずです。■【揚げる】新じゃがいもの人気レシピ5選・新ジャガイモのコロッケ新ジャガイモでオーソドックスなコロッケを作りましょう。新ジャガイモを茹でたら水気を切って鍋に戻し、水分をしっかり飛ばすとホクホクに。合いびき肉を使うとジューシーに、鶏ひき肉であっさりとアレンジも楽しめます。・新ジャガのガーリックフライ大人も子どもも大好きなフライドポテトを新ジャガイモでアレンジ。コツは、冷たいままの油と新ジャガイモを鍋に入れてゆっくり火を通すことです。ホクホクしっとり食感で、ついつい手が伸びる美味しさ。すりおろしニンニクのパンチが効いていてビールのおつまみにもってこいです。・新ジャガとソラ豆の春巻きマッシュした新ジャガイモやソラ豆などを具材にする、春らしい一品です。アンチョビやマヨネーズで味付けするため、ソースなしでそのまま食べられますよ。水分が出にくい具材なので、皮が破れにくいのもうれしいポイント。冷めても味が落ちないため、お弁当にも最適です。・新ジャガのコロコロ揚げ新ジャガイモを丸ごと揚げる豪快なレシピです。中心までしっかり火が通るよう、油が冷たい状態で新ジャガイモを入れて中弱火で揚げましょう。アボカドや生クリームで作った濃厚なディップを添えて召し上がれ。・新ジャガの揚げ煮新ジャガイモを揚げてから煮ると、コクがプラスされてひと味違う味わいに。煮込むため、揚げるときは中まで火が通っていなくてもOKです。表面がキツネ色になるのを目安にしましょう。甘辛い味付けと照りが食欲をそそります。■【炒める】新じゃがいもの人気レシピ7選・新ジャガイモと鶏肉の炒めもの新ジャガイモやピーマンなどで作る炒めものは、チンジャオロースのような味わいです。鶏もも肉は野菜と同じように細切りにすると一体感のある仕上がりに。新ジャガイモはすぐにやわらかくなるため、いったん取り出してからあとで戻し入れてくださいね。・新ジャガと豚肉の中華炒め豆板醤や甜面醤を使ったピリ辛の炒めものは、ごはんにもお酒にもぴったりです。新ジャガイモは揚げてから炒めるのがポイント。香ばしさがプラスされるうえ、炒めても崩れにくくなりますよ。・新ジャガとソーセージのケチャップ炒めメインの材料は新じゃがいもとソーセージの2つだけ。あと1品ほしいときにパパッと作れる時短おかずです。火が通ったらケチャップをからめて出来上がり。10分で作れるので、お弁当にも良いですね。・新ジャガアンチョビ炒め新ジャガイモでおつまみを作りたいときは、アンチョビとの組み合わせがおすすめ。ニンニクの香りとベーコンの旨みが新ジャガイモに行き渡り、絶品です。新ジャガイモはレンジ加熱しておくので、炒め時間が短く済むのも良いですね。・新ジャガ入りのエビマヨ炒め中華料理で人気のエビマヨに新ジャガイモをプラスしましょう。食感のコントラストが楽しく、食欲がかき立てられますよ。かさ増しできるのも良いところ。新ジャガイモはレンジで下茹でしてから炒めてくださいね。淡泊な新ジャガイモとピリ辛のソースが相性抜群です。・ジャガイモと菜の花の炒め物春に旬を迎える菜の花と新ジャガイモの炒めものは、鮮やかな色が目を引きます。新ジャガイモは薄切りにして食感よく仕上げましょう。ピリッと辛いショウガがアクセント。乾燥桜エビを加えても◎ですよ。・新ジャガの春色炒め副菜やお弁当おかずに、新ジャガイモ・ピーマン・ベーコンの炒めものはいかがでしょうか。具材を順番に炒めたら、塩と粗びき黒コショウで味を調えればOK。簡単なので、忙しいときに覚えておくと便利です。■【茹でる】新ジャガイモの人気レシピ3選・新ジャガイモのカラフルサラダ茹でた新ジャガイモを使ったサラダは、みずみずしい味わいが魅力です。同じ鍋でゆで卵を作るので時短にも節約にもなるのがうれしいですね。甘みがありやわらかな新玉ネギやハチミツ、りんご酢などで作ったドレッシングが爽やかです。ほど良いボリュームで副菜に喜ばれますよ。・クレソンと新ジャガのサラダクレソンのほろ苦さと新ジャガイモがよく合うサラダ。白と緑のコントラストで華やかな印象です。新ジャガイモは皮ごと茹でて熱いうちに皮をむきましょう。皮の風味を味わいたい方は、皮ごと切ってもOKです。・シャキシャキジャガイモサラダ新ジャガイモはすぐに火が通るので、サッと茹でればOKです。こちらのレシピではせん切りにした新ジャガイモもを茹でてサラダにします。余熱でやわらかくなりすぎないよう、冷水に取ってくださいね。カニ風味カマボコや大葉などなじみのある食材で作れるのもポイントです。■新ジャガイモのフレッシュさを味わってみて新ジャガイモは水分が多く、やわらかいのが特徴です。皮が薄く、そのまま食べられるのも良いところ。ポテトサラダやコロッケなど定番のジャガイモ料理に新ジャガイモを使うと、みずみずしさを堪能できますよ。ぜひ新ジャガイモで春らしい一品を作ってみてくださいね。
2024年04月12日収穫されてからすぐに出荷される、新じゃがいも(以下、新じゃが)』。栽培地によって収穫の時期は異なりますが、春から初夏にかけての時期も、多くの新じゃがが市場に出回ります。新じゃがは、収穫後に貯蔵庫で寝かせたじゃがいもと比べて、皮が薄くてしっとりしているのが特徴です。加熱しても形がくずれにくいため、炒め物などにも適しています。ミツカンの『新じゃが料理』がおいしそう!株式会社Mizkan(以下、ミツカン)はInstagramアカウントで新じゃがを使った料理のレシピを紹介。皮付きのまま簡単に調理ができるので、ぜひ試してみてください!※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る ミツカン[公式](@mizkan_official)がシェアした投稿 【材料(2人ぶん)】・新じゃが5個・バター10g・『味ぽん』大さじ1と2ぶんの1杯・青のり適量新じゃがは、皮付きのまま半分にカットして、水にくぐらせます。水けのついたまま耐熱皿にのせ、ラップをふんわりかけて600Wの電子レンジで6分加熱。火が通り、柔らかくなるまで加熱してください。フライパンにバターを熱し、新じゃがを入れて、転がしながら焼きます。表面に焼き色が付くまで焼きましょう。ミツカンの『味ぽん』をフライパンに回し入れ、炒めてからめます。後は、器に盛ってお好みで青のりをかければでき上がりです。皮が薄くて柔らかい、新じゃがならではのおいしさを味わえる一品。ホックホクな食感と、バターと『味ぽん』の味付けはよく合うでしょう!投稿には「食べ出したら、止まらなくなりそう」「絶対おいしい。早速作ります!」「作る前からヨダレが止まりません!」などの声が寄せられていました。皮をむかずに丸ごと調理できる手軽さも、嬉しいところ。おつまみやおやつ、お弁当のおかずにも重宝しそうですね。シンプルな素材のおいしさに、やみつきになること間違いなしです![文・構成/grape編集部]
2024年04月01日ミスタードーナツ(Mister Donut)は、全3種の新作パイ「36種スパイスで作ったカレーパイ」「チキンとマカロニのジェノベーゼパイ」「じゃがいもベーコンパイ」を、2024年4月3日(水)から9月下旬ごろまで期間限定販売する。“36種類のスパイス”使用、限定カレーパイミスタードーナツでおなじみの“サクサク”食感のパイ生地に、食欲をそそる“ごはん系具材”を忍ばせた限定パイがお目見え。たとえば「36種スパイスで作ったカレーパイ」は、カレーの香りや後引く辛さが魅力だ。コリアンダーやチリペッパーなどに加え、クローブやオレガノをブレンドし、スパイシーな味わいを追求した。チキン&マカロニのさわやかジェノベーゼさわやかなバジルを感じる「チキンとマカロニのジェノベーゼパイ」にも注目。中には、チキンとマカロニが入っており、食べ応えのあるパイを楽しむことができる。「じゃがいもベーコンパイ」進化して再登場また、2023年にも登場した「じゃがいもベーコンパイ」がリニューアルして再登場。ほっくりしたじゃかいもが入ったポタージュのようなイメージで、なめらかな口当たりに。じゃがいもとベーコンの旨味のバランスにもこだわっている。詳細ミスタードーナツ 期間限定パイメニュー販売期間:2024年4月3日(水)~9月下旬(順次販売終了予定)対象店舗:ミスタードーナツ全店(一部ショップ除く)メニュー:「36種スパイスで作ったカレーパイ」「チキンとマカロニのジェノベーゼパイ」「じゃがいもベーコンパイ」各価格:テイクアウト 248円、イートイン 253円
2024年04月01日春から夏にかけて出回る新じゃがいもは甘みがあってみずみずしいのが特徴です。皮が薄く柔らかいので、剥かずにそのまま調理できるのもポイント。新じゃがいもを使れば、いつもの料理とひと味違った風味や食感を楽しめますよ。この記事では、新じゃがいもの美味しさを活かしたレシピ【20選】をご紹介します。■15分以内で、新じゃがいもの【簡単】レシピ5選・新じゃがとツナのマッシュ火を使わず、電子レンジで手軽に作れる、コク旨マッシュポテト。新じゃが×ツナマヨで、みんなが大好きな味です。粗めに潰して、新じゃがいものしっとりとした食感も楽しみましょう。冷めても美味しいので、常備菜にも◎。・新じゃがとソーセージのケチャップ炒め香ばしい皮つきの新じゃがいもに、酸味のあるケチャップがからんでご飯が進む一品です。ソーセージに旨味があるので、少ない調味料で味が決まります。あと一品欲しいときに便利です。・新じゃがのカレーマヨネーズ食欲をそそるスパイシーなカレー風味とマヨネーズのコクが、ホクホクの新じゃがいもにベストマッチ! 新じゃがいもを電子レンジで柔らかくしたら、カレーマヨをかけてトースターで焼き色をつけるだけ。忙しい朝もパパッとお弁当のおかずが作れます。・新じゃがとニンジンの甘酢和え新じゃがいもとニンジンを皮つきのまま千切りし、サッと茹でて、甘酢で和えたら完成です。隠し味にショウガを使うため、さっぱりと食べられます。箸休めやお酒のおつまみにおすすめです。・シャキシャキじゃがいもサラダ新じゃがいもだからこそ美味しい、シャキシャキ食感を楽しめるサラダです。歯ごたえが残るように、水にさらした後、短めにサッと湯通しするのがポイント。爽やかな大葉がアクセントになり、ポン酢×マヨネーズでさっぱりといただけます。■新じゃがいもの【主菜】レシピ6選・新じゃがいものコロッケシンプルなコロッケですが、新じゃがいもならではの、ほんのりとした甘みが感じられます。新じゃがいもは水分を多く含むため、しっかり水分を飛ばすことが美味しく作るコツ。粗熱を取ってから成形しましょう。・ほっくほく! 甘辛新じゃがと鶏肉の煮物ホクホクの新じゃがいもとジューシーな鶏肉を組み合わせた、ボリューム満点のおかずです。コクのあるやさしい甘みで、ご飯がもりもり進みます。時間がたつと、新じゃがいもに味がしみ込んで、さらに美味しいです。・新じゃがのトマト煮込み新じゃがいもと豚肉をトマト缶で煮込めば、旨味たっぷりのごちそうが出来上がり。パンを添えたり、チーズをのせてオーブンで焼いたり、パスタを入れたり、アレンジ無限大です。・新じゃがのスペイン風オムレツ新じゃがいも、芽キャベツ、ソーセージなどがゴロッと入ったスペイン風オムレツです。具だくさんで食べ応えがあります。みんなで取り分けて食べても良さそうですね。おもてなしやパーティーにもピッタリです。・揚げじゃがいものピリ辛煮新じゃがいもは皮ごとパリッと揚げ、甘じょっぱいピリ辛のひき肉と一緒に煮ます。油で揚げることでコクとほっくり感がアップ! 皮の香ばしさも感じられます。ご飯のおかずにはもちろん、ビールのおつまみにもGOOD。・新じゃがと豚の煮っころがし小玉の新じゃがいもを、丸ごと使った煮っころがしです。豚バラ肉を入れるとこってりと仕上がり、満足感がアップ。タレにとろみが出て新じゃがいもにからむまで、じっくり煮詰めると美味しいですよ。■新じゃがいもの【おつまみ】レシピ5選・新じゃがのうま煮こってり甘辛味の新じゃがいもは、ビールのおともにピッタリです! 皮を剥かずにそのまま調理するので、「おつまみが欲しい」と思ったときにサッと作れますよ。・新じゃがフライシンプルな味つけで、新じゃがいもの旨味を堪能できます。皮つきのまま素揚げするため、香ばしく、しっとり&ホクホク食感に。手が止まらなくなる美味しさです。・春キャベツと新じゃがのアンチョビソテー旬の春キャベツ、新玉ネギ、新じゃがいもを使った、春のおつまみです。野菜の甘さとアンチョビの塩気が見事にマッチ。炒めるだけなので、気軽にお試しを。・ホタルイカと新じゃがのアヒージョ新じゃがいもと同じく、春が旬のホタルイカを合わせます。ホタルイカの旨味が新じゃがいもにしみ込んでたまりません。ニンニクたっぷりで、シャンパンやワインとのペアリングも最高です。残ったオイルもバケットにつけて残さず召し上がれ。・甘辛じゃがバターじゃがいもとバターは相性抜群! しっとり柔らかい新じゃがいもに、バターのコクと塩気、きび砂糖のほのかな甘みが加わって絶品です。おやつにも、お酒のおともにも◎。■新ジャガイモの【アレンジ】レシピ4選・新じゃがの肉じゃが風ホットポテサラゴロゴロの新じゃがいも×甘辛いひき肉で、いつもとひと味違うポテサラです。サラダでありながら食べ応え抜群! ボリューム感のあるおかずにもなります。ぜひ出来立ての熱々をお召し上がりください。・大葉のジェノベーゼ風サラダホクホクの新じゃがいもに、爽やかなジェノベーゼソースをからめるサラダ。ベーコンやオリーブの塩気が絶妙なアクセントに。お箸がどんどん進みます。ソースの作り方を覚えておけば、パスタや肉料理のアレンジも可能です。・新じゃがとソラ豆の春巻き春巻きの皮の中に、新じゃがいもとソラ豆をたっぷり詰めます。アンチョビやニンニクの風味が効いていて、ワインやビールと好相性です。・塩鮭チャウダーサッと炒めて煮るだけで、具だくさんなおかずスープが完成。みずみずしい新じゃがいもや、鮭の旨味が溶け出したやさしい味のミルクスープです。新玉ネギや春キャベツなどを加えて、春爛漫な一品に仕上げましょう。新じゃがいもはメインのおかずから、副菜やおつまみまで大活躍します。また、普通のじゃがいもよりもビタミンCやカリウムといった栄養素が豊富なのも魅力です。お気に入りのレシピを見つけて、旬の美味しさを堪能してくださいね。
2024年03月15日子供から大人まで、みんな大好き『じゃがいも』。料理の仕方もさまざまで、じゃがバターやポテサラ、肉じゃが、カレーなど、欠かせない野菜の1つですよね。でも、こう思ったことはありませんか。「皮を剥くのが、面倒臭い…」よりホクホクなじゃがいもを味わいたい、じゃがいも本来の美味しさを堪能したいという時、皮付きのまま茹でてから皮を剥くのがいいといわれています。しかし熱々に茹で上がったじゃがいもの皮を剥くのはとにかく熱い!手で長時間持ってなどいられません。そんなじゃがいもの皮剥きを一瞬で終わらせるテクニックを、子育てライフハックやおうちの防災情報などをInstagramで発信しているあべももこ(abemomo_gram)さんが教えてくれました。一瞬でできるじゃがいもの皮剥きテク1.電子レンジ電子レンジで茹でる場合、洗って芽をとったじゃがいもに、一周切り込みを入れます。濡らしたキッチンペーパーとラップでくるんだら、あとは電子レンジにかけるだけ。茹で上がったら切り込みから外側に向かって軽く引っ張ると、見事にスルリと剥くことができます。熱いのでキッチンペーパーで抑えて行うのがポイントです。2.鍋を使うさらに簡単に剥く方法として、鍋を使って茹でる方法も紹介されています。電子レンジを使用する時と同じように洗って芽をとったじゃがいもに、一周切り込みを入れ、水から茹でます。茹で上がったら氷水に浸すと、切り込みから一瞬で剥くことができます。氷水に浸しているので、素手でも熱くないのが嬉しいですよね。ポテサラなどそのまま使いたい時は電子レンジ、下茹での時は鍋、と使い分けて、今日から楽チンなじゃがいもの皮剥きをマスターしてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る あべももこ/子育てライフハック,子供服,子供と防災,母美容(@abemomo_gram)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年03月06日じゃがいもの皮捨てていませんか? 捨てる前に、掃除や洗い物で活用する方法を紹介します!じゃがいもの皮の再利用法を知っていますか?じゃがいもの皮は、捨てる前にさまざまな用途で再利用できます。掃除や洗い物に役立つ方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください♪じゃがいもの皮で鏡やシンクをキレイにするじゃがいもの皮に含まれるサポニンは、汚れ落としに効果的です。皮の内側で鏡やシンク、蛇口を擦ってみてください。水で洗い流して拭き取れば、ピカピカの仕上がりになります。 じゃがいもの皮で茶渋を落とすじゃがいもの皮に含まれるデンプンは、茶渋落としにも効果的です。茶飲みややかんに付着した茶渋を皮でこすり、水で洗い流すだけでOKです。 じゃがいもの皮でガラスコップをキレイにするじゃがいもの皮に含まれるでんぷんは、ガラスコップの曇り落としにも使えます。ぬるま湯でコップを濡らしたあと、皮の白いほうで優しく擦ってください。洗い流して拭き取れば、透明なコップになります。じゃがいもの皮で揚げ物油をキレイにする使用した揚げ物油をキレイにしたいときは、じゃがいもの皮を使ってみましょう。揚げ物の後にじゃがいもの皮を素揚げすることで、油の酸化物を吸着し、においを取り除くことができます。明日の私をちょっと楽に今回は、日常に役立つかもしれない便利なアイデアを紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月21日この季節、シチューやおでん、フライドポテトにポテトサラダと、何かと出番の多いじゃがいも。腹持ちもよく価格も安定という、庶民の味方の食材!ところでそのじゃがいもの保存はどうしていますか?野菜を冷蔵保存する人は多いけれど、じゃがいもは冷蔵するとでんぷんが糖分へと変わり甘味が増し、煮物やサラダなどに使うと甘みがグーンと引き立つとか。「キッチンペーパーなどに包み保存袋に入れて保存しましょう。適温は3~5度(あるいはチルド室0度)くらいです」(野菜ソムリエプロ・MICHIKOさん)でも実はじゃがいもは冷蔵庫が苦手なんですって……。「乾燥が苦手なじゃがいもは本来、冷蔵保存には不向きです。冷蔵庫で保存する場合は3~4日がおいしく食べられる目安で、長期間の保存には向きません。じゃがいもの保存は、直射日光が当たらず風通しのいい温度が1~15度くらいに保たれる冷暗所がベストです」マンションなどの冷暗所といえば、玄関あたりですね。■糖分が増した冷蔵じゃがいもは調理法に注意! 高温加熱調理は絶対NG!冷蔵保存で、でんぷんが糖分に変わり甘味が増すというメリットもあるが、実は怖~いデメリットもあるのが大きな注意点。「増えた糖分と、じゃがいもに含まれているアミノ酸が高温加熱調理によって化学反応をおこすと『アクリルアミド』という発がん性の有害物質を生成することが知られているんです。冷蔵して糖分が増したじゃがいもを炒める、揚げる、焼くなどの油を使うなどした高温加熱調理は絶対に避けてください。比較的ゆるやかに加熱され、高温に達さなければアクリルアミドは生成されにくいです。冷蔵したじゃがいもを調理する場合は、ゆでる、煮る、蒸す。電子レンジ加熱も食材の温度が120度以上にならないので、アクリルアミドは生成されにくいです」■緑色になったじゃがいもにも要注意!変色した皮と芽には怖い毒素・ソラニンが’23年6月、東京都内の小学校の児童たちが、じゃがいもの調理実習中に食中毒を起こし、一気に注目を集めたソラニン。毒素であるソラニンが生成されてしまう原因は、収穫後に太陽や蛍光灯などの光に当たることにあるそう。「日光に当たるなどして緑色に変色した皮の部分や芽には、ソラニンが生成されていています。ソラニンは加熱しても減少しないので、調理する際は包丁でしっかり芽をえぐり取り、皮も厚くむき、緑色の部分を完全に取り除いてください。またソラニンは水溶性なので、皮をむいた後、念のために少し水に浸し、溶け出させてから調理をするといいでしょう。大量にソラニンを摂取してしまうと、下痢、腹痛、吐き気、めまいなどの症状が現れるので注意が必要です!」この時期の食卓の主役になることも多いホクホクじゃがいも。注意点をしっかり頭に入れて、おいしく安心に食べたいっ!
2023年12月29日美容や健康、エコに関心の高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「じゃがいも」についてリサーチ。女性たちは、どうやって「じゃがいも」を選んで、調理し、余ったらどうしているのでしょうか。保存方法や下処理、オススメの調理方法についても聞いてみました。今回は「じゃがいも」について大調査!じゃがいもって、揚げても、茹でても、炒めてもおいしいですよね。手軽に購入できるだけでなく、レシピのバリエーションも豊富ですから食卓に欠かせないという人も多いでしょう。まずは、anan Beauty+ clubのメンバーに「じゃがいを購入するときに気をつけていること」について聞きました。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。Q. じゃがいもを購入するときに気をつけていることを教えて!芽が出ていないかを確認する「カビや芽が出ていないかを確認する」(28歳・会社員)「芽が出そうなじゃがいもはやめています」(36歳・会社員)「芽が出ているものは選ばない」(39歳・主婦)購入するときにまず、"芽が出ていないか"を確認しているという人が多くいました。じゃがいもの芽は食べられないわけではないそうなのですが、できれば購入時点で避けておくのがベスト。天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、芽がもし出てしまっていたら十分取り除くことが大切なのだとか。(※)皮むきが楽になりそうな形のものを選ぶ「皮剥きが楽そうな凹凸の少ないものを選びます」(33歳・専門職)「皮剥きがしやすそうな形が多いものを選ぶ」(31歳・会社員)「なるべく皮むきを楽にするため、大きいものを選ぶ」(42歳・会社員)凹凸が少ないじゃがいも、小さすぎないじゃがいもを選ぶのがいいとの声も多数。筆者はいつも特に何も考えずにじゃがいもを購入していたので、皮むきのときのことを考えて購入している人が多いことに驚きです!新じゃがを選ぶ「新じゃがが好きなので、新じゃがの季節はちょっと高くても買ってしまいます。煮っころがしにするのが好き」(36歳・自営業)「新じゃがいもが楽でおいしいのでよく購入します」(40歳・自営業)新じゃがは皮が柔らかいからか、通常のじゃがいもよりも皮むきがしやすい気がします。フードライターの筆者は新じゃがをシンプルに"じゃがバター"にして食べるのがお気に入りです。皮が緑色ではなくキレイかどうか「緑に変色しているものは選ばない」(39歳・主婦)「皮が緑がかっているものは選ばないようにしている」(29歳・会社員)おいしいじゃがいもを食べたいなら、じゃがいもの芽と同様に、皮が緑色になっているじゃがいもは選ばない方がいいです。もし、購入したじゃがいもの皮に緑色の部分があったら、緑色の部分のまわりもしっかり厚めに皮をむいた方がいいのだそう!(※)Q. じゃがいもはどのように保管している?「そのまま冷蔵庫に保管」(28歳・会社員)「袋のまま野菜室へ入れる」(29歳・会社員)「芽が早く出てきそうなシーズンは野菜室で保管」(39歳・自営業)「たくさん買ったときはダンボールに新聞紙を敷いて、冷暗所に置いています」(36歳・専門職)「野菜用ネットか紙袋に入れて夏場は野菜室へ」(29歳・専門職)「風通しのいい日陰にバケツを置いてあるので、そこに入れるようにしている」(40歳・専門職)続いては「じゃがいもの保管」について。具体的に聞いてみると「購入した袋のまま野菜室を入れる」「そのまま冷蔵庫に入れている」という人が多くいる結果となりました。風通しの悪い場所や、太陽が当たってしまう場所での保存は避けた方がいいようです。他にも「ネットに入れて吊るしている」(34歳・会社員)という回答も。他と比べてどれくらい長持ちするのか気になります。Q. じゃがいもの下処理のこだわりを教えて!「カレーなどの煮込み料理ではない場合は大体先にレンチンしておく」(40歳・主婦)「芽を全部取ってから、タッパーにじゃがいもが浸るくらい水を入れてレンチン。すると茹で時間が短縮できる」(39歳・自営業)「まずは芽を全部取りレンチンして茹で時間が短くなるようにする」(35歳・会社員)「レンジで1度チンする」(32歳・フリーランス)「芽を取りレンジでチン」(33歳・専門職)「とくにこだわりはないかもです。皮のまま食べるのが好きなので、八百屋の産地直送ものを見かけたらそれを買ってしっかり洗って皮つきで食べます」(36歳・自営業)「一周皮に切り込みを入れてから茹でると、キレイに皮が剥ける」(28歳・会社員)「火の通りにムラが出るのが嫌いなので、基本は皮のまま茹でる。皮のままだと身が水っぽくならない」(39歳・主婦)じゃがいもの下処理って面倒ですよね…。調理したにも関わらず、じゃがいもが生のように堅いと残念な気持ちになってしまいます。芽を取るレンジでチンをして下処理をしている人が多数。じゃがいもの皮は「処理せずに皮がついたまま食べる人」「皮がついたまま茹でた方が剥けやすい」などなど、意見が分かれる結果となりました。筆者は新じゃがの生の皮を剥くときは、"くしゃくしゃに丸めたアルミホイルでこする裏ワザ"を取り入れています。不思議なくらいスルスルと簡単に皮を剥くことができるのでオススメです!Q. オススメの調理方法はある?「ポテサラは食感が残るよう粗めに潰すのが好きです」(36歳・自営業)「焼いたジャガイモに青のりと塩をまぶして食べるとおいしいです」(33歳・会社員)「新じゃがは小さいものを買ってそのまま素揚げがおいしい。または、千切りにして小麦粉、チーズと混ぜてフライパンで焼くのが最近のお気に入り」(39歳・主婦)「じゃがいもを千切りしてそのままフライパンで焼いてガレット風にする」(28歳・会社員)オススメの調理方法についても聞いてみると、シンプルなレシピが多く集まりました。じゃがいものガレット風、おいしそうです。お気に入りのじゃがいもの品種を教えて!「インカのめざめがすごくおいしい」(40歳・主婦)「インカのめざめがオススメ! よく洗って素揚げして食べるのが好き」(40歳・自由業)「切りやすいので個人的に男爵よりメークインが好きです」(38歳・主婦)知る人ぞ知る"インカのめざめ"。中身が濃い黄色でクリのような独特な風味を持つ貴重種で、レストランでも使用されていることが多いのだそう。筆者の近所のスーパーでは売られていないので、見つけたら即買いしたい!いかがでしたか。普段なかなか聞く機会がない女性たちの「じゃがいも」事情。今回の記事をぜひ、毎日の食卓に生かしてみてください。<筆者情報>市岡 彩香(いちおか あやか)ananを中心に活動するWEBライター。韓国好き、週7で自炊をするグルメ女子。KALDI、無印良品などにも詳しくグルメジャンルを中心に執筆中。タレントや経営者などのインタビュー実績も多数。(C)Abinieks/AdobeStock文・市岡彩香
2023年09月28日じゃがいもを使って、おつまみを作りましょう! ホクホクとした食感が美味しく、少し食べるだけで満腹感が出るので、おつまみ食材として優秀です。そこで今回は、じゃがいもを使ったおつまみレシピ【20選】をご紹介します。思い立ったらすぐ作れる超簡単レシピのほか、ビール・焼酎・日本酒・ワイン・シャンパンとお酒のジャンル別に合うレシピを集めました。家飲みが楽しくなるおつまみが揃っていますので、ぜひ参考にしてください。■じゃがいもの【超簡単】おつまみレシピ3選まずはどんなお酒にもマッチする、パパッと作れる時短おつまみをご紹介します。・ジャガイモのバターじょうゆ焼きじゃがいもをバターしょう油で炒めるだけ! 小ネギを散らせば、居酒屋メニューの出来上がりです。ホクホクのじゃがいもにバターのコクとしょう油の香ばしさが加わって、箸もお酒も止まりませんよ。・ホクホクポテトレンジで加熱してからホイル焼きにするので、時短でホクホクに。塩とバターでシンプルに楽しむのはもちろん、チーズ、ベーコン、明太子などお好みでアレンジを加えれば、いろんなお酒と相性抜群です。・ポテトのペッパー和え電子レンジで作れる、簡単ジャーマンポテト風のおつまみです。粗びき黒コショウがアクセントになったシンプルな味つけで、じゃがいものホクホク感とソーセージの旨味がよく合います。■【ビールに合う】ジャガイモのおつまみレシピ4選・ジャガもちモチッと食感の「ジャガもち」は居酒屋風おつまみとして人気な一品。甘じょっぱいタレにからめて海苔を巻いて磯辺焼き風にすれば、ビールとの相性抜群です。子どもウケも良く、家族みんなで食べられます。・アンチョビポテトアンチョビの塩気と旨味が後を引く美味しさで、スナック感覚でつまめます。材料も工程もシンプルなのに、ワンランク上の仕上がりです。アンチョビペーストは即席おつまみに大活躍するので、常備しておくとGOOD!・タコのガリシア風スペイン・ガリシア地方の名物おつまみ。タコのプリプリ食感とじゃがいものホクホクがたまりません。スパイシーな味つけでビールが進みますよ。ピックで刺しながらつまみ、バル気分を満喫しましょう!・クリスピーポテトパリッ! サクッ! と軽い食感で、ビールのおつまみに最高。食べ始めたら止まらない美味しさで、子どもにも大人気です。じゃがいもはスライサーで薄切りにして、さらに千切りにすることで食感良く仕上がります。■【焼酎に合う】ジャガイモのおつまみレシピ3選・ジャガイモの甘煮香りやコクのある芋焼酎には、こっくりとしたじゃがいもの煮物がおすすめ。じゃがいもは大きめに切って、食べ応えを出しましょう。ごはんのおかずとしても大活躍するので、多めに作って翌日のお弁当にもどうぞ。・コンビーフポテトじゃがいもと保存食のコンビーフで作れる、お手軽おつまみ。ホクホクのじゃがいもにコンビーフの旨味とスパイスがよくからみ、焼酎のコクが倍増する一品です。・大葉の爽やかポテトサラダ大葉の爽やかな香りが驚くほどポテサラにマッチ! さっぱりといただけるので、麦焼酎や米焼酎のアテにぴったりです。時間がないときは市販のポテサラにちょい足しして、即席おつまみにしちゃいましょう。■【日本酒に合う】ジャガイモのおつまみレシピ3選・ジャガイモのみそバターソテー甜麵醬とバターのコクで、シンプルながらも存在感のある一品。甘辛い味つけで、日本酒の旨みが引き立つこと間違いなしです。切って焼くだけの手軽さも魅力。・ジャガイモのキムチ和え茹でたじゃがいもにキムチ+マヨネーズで和えるだけ。じゃがいもの甘みで辛すぎず、甘口のまろやかな日本酒とよく合いますよ。じゃがいもは水分を飛ばして粉ふきいもに仕上げると、味なじみが◎です。・ジャガ塩辛サラダじゃがいもとイカの塩辛は最強コンビ。ちょっぴりワサビを効かせた大人味の和風ポテトサラダは、イカの塩辛の塩味とコクも相まって、キンと冷えた日本酒にもってこいです。■【ワインに合う】ジャガイモのおつまみレシピ4選・チーズタラモマッシュポテトにタラコを加えた「タラモサラダ」にクリームチーズをプラスし、クリーミーでコクのある味わいに。そのままはもちろん、バケットやクラッカーにのせれば、ワインのおともに最適です。・ポテトのアイオリソースニンニク+オリーブ油+マヨネーズで作る、南フランス発祥のアイリオソース。レンチンしたじゃがいもに和えれば、ワインにぴったりなおつまみの完成です。パンやレタスにのせても◎。・とろーりラクレットチーズとマッシュポテトのアリゴフランスの郷土料理「アリゴ」はニンニクの風味が効いたチーズ入りのマッシュポテトです。通常のマッシュポテトよりもコクがあり、赤ワインやロゼと好相性。トロッと伸びるチーズが楽しく、パーティーメニューとしても喜ばれそうです。・ハッセルバックポテトスウェーデン発祥のベイクドポテト。表面はこんがり、中はホクホクでジャガイモの美味しさを丸ごと味わえます。切り込みを入れれば、あとはオーブン任せで意外と簡単。切れ目にチーズ、ベーコン、ハーブなどはさんで、味のバリエーションも楽しめますよ。■【シャンパンに合う】ジャガイモのおつまみレシピ3選・ジャガイモのガレット少ない材料でちょっとおしゃれに仕上がる人気おつまみ。フランスでは定番の家庭料理です。ジャガイモとベーコンを揚げ焼きにします。カリッと香ばしくてボリューム満点。シュワッと泡が弾けるシャンパンとのペアリングが最高です。・マッシュポテトの生ハム巻きマッシュポテトとスプラウトを生ハムで巻けばOK! グラス片手に食べやすく、おしゃれなオードブル風おつまみなので、パーティーなどでも大活躍しそうです。・クルミ入りパンケーキジャガイモと粉チーズを入れる、おつまみ感覚のパンケーキ。小さめに何枚か焼いてオードブルとして楽しめるほか、目玉焼きやソーセージを添えて、シャンパンと一緒にブランチとして味わうこともできます。ジャガイモはくせが少なく、幅広い食材との組み合わせを楽しめるのが魅力。ジャガイモにひと手間加えるだけで、ひとり晩酌からパーティーが盛り上がるおつまみまで作れますよ。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、家飲みおつまみのアレンジの幅を広げてくださいね。▼子どもに人気のじゃがいもレシピはこちら!
2023年08月27日熱々、ホクホクのじゃがいもにバターをのせて食べる『じゃがバター』。じゃがいもの甘味とバターのコクがたまらないおいしさですよね!じゃがバターはシンプルだからこそ、塩や醤油、マヨネーズなどいろいろな調味料をかけて楽しむことができます。株式会社Mizkan(以下、ミツカン)のInstagramアカウントが公開した、こちらのレシピもぜひ試してみてください!『バタぽん新じゃが』※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ミツカン[公式](@mizkan_official)がシェアした投稿 【材料(2人ぶん)】新じゃがいも4個バター10g『味ぽん』適量じゃがいもはよく洗って、ラップに包み、600wの電子レンジで6分程度加熱します。じゃがいもに竹串がすっと通ったら、中まで火が通っていますよ。加熱したじゃがいもを4つに切り、バターをのせて『味ぽん』をかければ完成!バターのまろやかなコクに、さっぱりとした『味ぽん』がよく合います。ついたくさん、食べたくなってしまいそうです!投稿には「これは、おいしいに決まってる!」「早速作ります」などの声が寄せられていました。しっとりとして甘みのある新じゃがを楽しめるのは、夏頃まで。おやつに『バタぽん新じゃが』を食べれば、じめじめした梅雨の季節を元気に乗り切れる気がしますね![文・構成/grape編集部]
2023年06月12日毎年5月〜6月頃に旬を迎える「新ジャガイモ(以下、新ジャガ)」。ほくほくした食感は、どんな料理にしてもおいしいものです。スーパーで見かける機会も多い新ジャガですが、よりおいしいものを選ぶためにはどういった点に注意すればよいのでしょうか。Instagram投稿から紹介します。 この投稿をInstagramで見る イソカカプロが教える野菜のレシピ(@isokaka.kyoto)がシェアした投稿 おいしい新ジャガを見分けるためのポイントは3つ新ジャガの見分け方に関する情報を紹介してくれているのは、野菜のレシピを多数投稿しているイソカカ(isokaka.kyoto)さんです。見分け方のポイント3つを早速チェックしていきましょう。1つ目は「皮の色」に注目してみてください。緑の部分がなく、均一になっているものを選ぶのがおすすめです。緑色になっているものは、食中毒になってしまう可能性も。もし緑色のものが混じっていたら、皮は厚めに取り除きましょう。2つ目のポイントは、手に持ってみて判断してください。ずっしりと重みが感じられるものがベスト。ぶよぶよ柔らかくなっているものは避け、ハリのある中玉を選びましょう。3つ目はジャガイモの「形」に注目を。全体的に丸みがあってふっくらしているものが、おいしいジャガイモです。傷やしわがなく、皮がぽろぽろと簡単にむけそうなものが新鮮な証拠といわれています。どれもスーパーの店頭で手軽にチェックできるポイントばかりなので、ぜひチェックしてみてください。購入後の一工夫でさらにおいしい新ジャガをおいしい新ジャガを手に入れたら、ぜひ自宅での保管方法にも気を配ってみてください。「そのまま冷蔵庫に入れる」という人も多いかもしれませんが、ジャガイモの保管に冷蔵庫は向いていません。風通しがよい冷暗所で保管するのがベストです。購入してきた新ジャガは、ビニール袋から取り出して、1つずつ新聞紙でくるんでいきましょう。風を通す素材の袋にまとめたら、そのまま涼しい場所に置いておきます。手軽に「旬」を楽しめるのが、新ジャガの魅力です。イソカカさんが紹介しているおいしい野菜の選び方や正しい保管方法を参考にしながら、旬の野菜を満喫してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年05月17日じゃがいもは主菜・副菜・スープ・サラダとさまざまな料理に取り入れることができるため、家に常備している方も多いのではないでしょうか。そんなじゃがいもは子どもにも人気な食材です。そこで今回は、子どもが喜ぶじゃがいもレシピ【20選】をご紹介します。手軽な材料で作れる簡単レシピのほか、夕飯のおかず・お弁当・おやつにピッタリなレシピをピックアップ。野菜や魚が美味しく食べられるじゃがいもレシピもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。■手軽な材料で! じゃがいもの<簡単>レシピ6選・じゃがいものかき揚げじゃがいもを細く切って揚げるだけ! カリカリとした食感が楽しめて、大人も子どももやみつきになること間違いなしです。お好みでベーコンやチーズを合わせるのも◎。・ツナのポテトサラダキュウリやハムがなくても、ツナ缶と卵で美味しいポテトサラダが作れます。ツナの旨味がじゃがいもにベストマッチ。余ったらサンドイッチの具材としてアレンジするのもアリです。・ジャガイモと卵のケチャップ炒め簡単にもう1品欲しいときはコレ! 使う材料は「じゃがいも・ツナ缶・卵」の3つだけで、子どもも好きな味つけです。ホクホクのじゃがいもに、ツナとふわふわの半熟卵がからんで、満足感もGOOD!・ジャガイモのコーン煮ジャガイモを牛乳、コーンスープの素と一緒にグツグツ煮ます。コーンの甘みで、子どもも食べやすい一品です。仕上げに水煮コーンを散らせば、彩りもアップします。・手作りピザ ベーコンポテト週末は子どもと一緒に、おうちでピザを手作りしてみませんか? 市販のピザクラフトを使えば、具材をのせて焼くだけ! じゃがいも、ベーコン、コーンは子どもが好きな定番食材です。ぜひ出来立ての美味しさを味わってくださいね。・ジャガイモのミルクスープトロトロとしたじゃがいも入りのミルクスープは、玉ネギの甘さも引き立ち、食べ応えも十分です。いつでも入手しやすい食材で作れるのがポイント。夕食はもちろん、朝食にもおすすめです。■今夜のおかずに、じゃがいもの<主菜>レシピ7選・豚とジャガイモのソテーケチャップ和え豚肉とじゃがいもで作れる、ボリューム満点の炒め物。豚肉の旨味とホクホク食感のじゃがいもがやみつきになりそうです。ケチャップの甘辛い味つけでご飯が進みます。お好みで玉ネギやキャベツを加えてもOKです。・卵とソーセージのとろーりポテトグラタンじゃがいも、卵、ソーセージ、チーズと子どもが大好きな具材が詰まったグラタンです。子どもも思わず笑顔に。ボリューム満点で、じゃがいもの大量消費にも役立ちます。・簡単人気の肉じゃがじゃがいも×牛肉のコラボがたまりません。コクのある味わいで家族みんなが喜びそうです。こちらのレシピは絶妙な調味料の配合で、味つけに失敗しません。リピート必至です。・コーン缶でつくるクリームシチュー市販のルウは使わず、牛乳とクリームコーン缶で濃厚なクリームシチューが作れます。コーンのやさしい甘みがあり、子どもから大好評! 鶏肉やじゃがいもがゴロッと入っていて、満足度も高めです。・サーモンとポテトの重ね焼き旨味が詰まったサーモンと、カリカリのじゃがいもが同時に楽しめる一品。輪切りにしたじゃがいもの上に、サーモンをのせてフライパンで両面を焼きます。サーモンは良質なたんぱく質やカルシウムが豊富。成長期の子どもには積極的に食べさせたいですね。・ポテトの春巻きポテトサラダを春巻きにリメイク! 外はパリパリ、中はホクホクで子どもにも喜ばれます。すでに味つけされているので、そのまま春巻きの皮に包んで揚げれば完成です。ポテトサラダが余ったら、ぜひ作ってみてくださいね。・チーズポテト入りハンバーグ肉だねに角切りにしたじゃがいもとチーズをゴロッと入れて、ボリュームアップ! ジューシーなハンバーグとホクホク食感のじゃがいもの美味しい競演をご堪能あれ。チーズのコクもアクセントになり、いつもより満足度の高いハンバーグです。■<お弁当・おやつ>にピッタリなじゃがいもレシピ7選・チーズ入りコロッケサクサクのコロッケをひと口食べれば、中からチーズがとろ~りあふれ出て、美味しさ倍増! ボール状にコロッと丸めて作ると、小さな子どもでも食べやすいですよ。・ジャガイモのふんわり卵白揚げ泡立てた卵白で作るフワフワの衣を、じゃがいもにからめて油で揚げます。じゃがいもは電子レンジで加熱することで、揚げる時間の短縮が可能。外はフワッと軽く、中はホックリしていて、子どものおやつにピッタリです。・もちもちジャガイモすりおろしたじゃがいもに片栗粉を混ぜて、バターでこんがり焼く「じゃがいも餅」。モチモチ&ホクホクとした食感で甘辛いタレとよく合います。海苔で包んで磯辺焼き風にして召し上がれ! 味つけを調整すれば、手づかみ食べ中の小さな子どものおやつにもなります。・サバ缶のお焼きサバの水煮缶にマッシュしたじゃがいもを混ぜ込んで作るお焼きです。栄養たっぷりで、魚が苦手な子どもでも食べやすい味。ラップに包んで冷凍ストックしておけば、お弁当のおかずとして大活躍します。・ソーセージのポテト包みマッシュしたじゃがいもにソーセージを包んで、くるくる転がしながら揚げ焼きします。じゃがいものモチモチ食感とジューシーなソーセージの旨味で食べ応え◎。おやつはもちろん、ホームパーティーにもおすすめです。・まん丸ジャガチーズもちコロッとかわいい見た目のじゃがもちの中から、チーズがとろ~り溶けて子どもも大喜び! チーズはキャンディーチーズや角切りのプロセスチーズを使うと丸めやすいです。油で揚げずに、たこ焼き器を使って焼いても大丈夫。子どもと一緒に楽しみながら作っても良いですね。・ジャガイモのカレー炒め「じゃがいも×ソーセージ」は子どもが大好きな人気の組み合わせ。カレー風味で食欲をそそります。パパッと作れて、冷めても美味しいのでお弁当にもピッタリです。毎日の献立作りに加え、子どもが食べてくれるメニューを考えるのは大変ですよね。じゃがいもはさまざまな食材と相性が良く、味つけや食感を変えて楽しめます。子どものメニューに悩んだら、ぜひ今回ご紹介した、じゃがいもを使ったレシピを参考にしてみてください。
2023年05月16日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「やみつき!コンビーフとじゃがいも炒め by杉本 亜希子さん」 「春菊とホウレン草の白和え」 「シンプル焼き春キャベツ」 「ハマグリのスープ」 の全4品。 コンビーフ炒めをメインに、副菜は栄養たっぷり白和えを添えて。 【主菜】やみつき!コンビーフとじゃがいも炒め by杉本 亜希子さん 調理時間:20分 カロリー:261Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) コンビーフ (缶)50g ジャガイモ 2~3個 新玉ネギ 1/2個 キヌサヤ 6枚 サラダ油 大さじ1 バター 15g 塩コショウ 少々 【下準備】 コンビーフはほぐしておく。 ジャガイモは皮をむき、ひとくち大に切って水に放ち、水気をきって耐熱容器に入れる。ラップをかけ電子レンジで4~5分竹串がスッと刺さるまで加熱する。 新玉ネギは縦幅1cmに切り、さらに横半分に切る。 キヌサヤは筋を引き、斜め半分に切る。 【作り方】 1. フライパンにサラダ油を強火で熱し、新玉ネギがしんなりするまで炒める。 2. バター、ジャガイモ、キヌサヤを加え、炒め合わせる。 3. コンビーフを加えて炒め合わせ、塩コショウで味を調えて器に盛る。 【副菜】春菊とホウレン草の白和え 塩クラゲや板コンニャク等、食感の違う食材を組み合わせた白和えです。 調理時間:25分 カロリー:148Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) 春菊(菊菜) 1/4束 ホウレン草 1/4束 芽ヒジキ (乾燥)7g 塩クラゲ 1/2袋 キュウリ 1/4本 シイタケ (干し)1個 板コンニャク (小)1/4枚 <合わせだし> もどし汁 (シイタケ)30ml 酒 小さじ2 みりん 小さじ1 砂糖 小さじ1 しょうゆ 小さじ1.5 <和え衣> 木綿豆腐 1/4丁 練り白ゴマ 大さじ1/2 白みそ 大さじ1 酒 小さじ2 砂糖 大さじ1/2 【下準備】 春菊はかたい軸を切り落とし、ホウレン草と共にたっぷりの熱湯でサッとゆでて水に取る。粗熱が取れたら水気を絞り、根元を少し切り落として長さ3cmに切る。 芽ヒジキは水で柔らかくもどし、ザルに上げて水洗いし、水気をきる。 塩クラゲは水洗いし、食べやすい長さに切って水につけ、塩抜きをする。 キュウリは斜め薄切りにしてさらに細切りにし、塩クラゲの塩抜き水に入れ、一緒に水気を絞る。 シイタケは100mlのぬるま湯でもどし、石づきを取って細切りにし、もどし汁は網でこして取り置く。 板コンニャクは鍋に水と共に入れ、中火にかける。煮たったらザルに上げ、粗熱が取れたら厚みを半分に切り、長さ3cmの幅5mmに切る。 <和え衣>の木綿豆腐は鍋に入れ、ヒタヒタの水を加えて強火にかける。木綿豆腐が踊り出したらザルに上げ、冷ます。 【作り方】 1. 鍋に芽ヒジキ、シイタケ、板コンニャク、<合わせだし>の材料を入れて強火にかける。煮汁がほとんどなくなるまで時々混ぜながら煮て、粗熱が取れたら冷やしておく。 2. <和え衣>の材料をすり鉢に入れ、すりこ木でよくすり混ぜ、冷やしておく。食べる直前に具と<和え衣>を混ぜ合わせ、器に盛る。 【副菜】シンプル焼き春キャベツ 調理法はとってもシンプル! 調理時間:10分 カロリー:82Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) 春キャベツ 1/8~1/4個 かつお節 3g <合わせダレ> レモン汁 1/4個分 しょうゆ 小さじ2 【下準備】 春キャベツは軸を切り離さないように半分に切り分け、水洗いして水気をしっかりきる。 <合わせダレ>の材料を合わせる。 【作り方】 1. 焼き網をしっかり熱して春キャベツを並べ、両面に薄く焼き色がついたら、食べやすい大きさに切って盛る。 2. <合わせダレ>をかけ、かつお節をふんわりのせる。 【スープ・汁】ハマグリのスープ ハマグリを洋風スープに! 調理時間:15分 カロリー:26Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) ハマグリ (砂出し)1パック 水 400ml 顆粒スープの素 小さじ1 白ワイン 大さじ2 塩コショウ 少々 ドライパセリ 少々 【下準備】 ハマグリは殻と殻をこすり合わせて洗う。 【作り方】 1. 鍋にハマグリ、水、顆粒スープの素、白ワインを入れて中火で熱し、煮たったらアクを取る。 2. 塩コショウで味を調えて器に注ぎ、ドライパセリを振る。
2023年04月13日子供から大人まで、みんな大好き「じゃがいも」。料理の仕方もさまざまで、じゃがバターやポテサラ、肉じゃが、カレーなど、欠かせない野菜の一つですよね。でも、こう思ったことはありませんか。皮を剥くのが、面倒臭い…。よりホクホクなじゃがいもを味わいたい、じゃがいも本来の美味しさを堪能したいという時、皮付きのまま茹でてから皮を剥くのがいいといわれています。しかし熱々に茹で上がったじゃがいもの皮を剥くのはとにかく熱い!手で長時間持ってなどいられません。そんなじゃがいもの皮剥きを一瞬で終わらせるテクニックを、子育てライフハックやおうちの防災情報などをInstagramで発信しているあべももこ(abemomo_gram)さんが教えてくれました。一瞬でできるじゃがいもの皮剥きテク この投稿をInstagramで見る あべももこ/子育てライフハック,子供服,子供と防災,母美容(@abemomo_gram)がシェアした投稿 見ていて気持ちがいいほどスルンッと剥けますね!動画ではやり方が二通り紹介されています。①電子レンジ電子レンジで茹でる場合、洗って芽をとったじゃがいもに、一周切り込みを入れます。濡らしたキッチンペーパーとラップでくるんだら、あとは電子レンジにかけるだけ。茹で上がったら切り込みから外側に向かって軽く引っ張ると、見事にスルリと剥くことができます。熱いのでキッチンペーパーで抑えて行うのがポイントです。②鍋を使うさらに簡単に剥く方法として、鍋を使って茹でる方法も紹介されています。電子レンジを使用する時と同じように洗って芽をとったじゃがいもに、一周切り込みを入れ、水から茹でます。茹で上がったら氷水に浸すと、切り込みから一瞬で剥くことができます。氷水に浸しているので、素手でも熱くないのが嬉しいですよね。ポテサラなどそのまま使いたい時は電子レンジ、下茹での時は鍋、と使い分けて、今日から楽チンなじゃがいもの皮剥きをマスターしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年03月28日一年中スーパーや八百屋に出回り、保存も効く「じゃがいも」は、とっても役立つ食材。この記事では、押さえておきたい定番じゃがいも料理をはじめ、「あと一品ほしい」という時に助かるじゃがいもの時短レシピをどど~んと39レシピ紹介します! レパートリーを増やして献立に役立てましょう♪押さえておきたい【じゃがいもの定番料理】5選■何度でも作りたくなる!定番の肉じゃが牛肉を使った、定番の肉じゃがです。子供にも食べやすい作り方を紹介します。飽きのこない、何度でも作りたくなるレシピ。ことこと煮込んでほっこりとした味わいに。■具沢山!ポテトサラダベーコンと卵が入った食べ応えも満点のポテトサラダ。味付けは簡単、マヨネーズだけ。ベーコンのうまみで十分おいしくできます。お弁当のおかずにもいいですね!E・レシピには、シンプルに“じゃがいもだけ”でつくるポテトサラダもありますよ。■生クリームで口当たりなめらか!絶品コロッケシンプルが一番!と再確認できるコロッケのレシピ。生クリームが入った、なめらかでトロトロのジャガイモはまるでお店の絶品コロッケです!中身は火を通してあるから、表面をサクッと揚げるだけでOK。油の温度が低いとコロッケの中身が飛び出し、失敗の原因になるので、温度が下がらないように、2~3個ずつ揚げましょう。■リッチな味わいのマッシュポテトローストビーフなどのお肉の付け合わせに便利なマッシュポテト。ジャガイモを皮ごと電子レンジで加熱すれば簡単に作れますよ。マッシュしたジャガイモに生クリームを加えるので、なめらかでコクがあります。■カリッと香ばしい!定番ジャガイモのガレットじゃがいもの大量消費にはこれ!簡単で節約できるうれしい定番レシピです。カリッと香ばしくてボリューム満点。ジャガイモはせん切りできるスライサーを使えば、手早くきれいにせん切りができますよ。【じゃがいもだけ】でOKのおかずレシピ 9選■ジャガイモのチーズ炒めじゃがいもを1cm角の棒状に切り、フライパンで炒めて、粉チーズとコショウで味付けするだけ。すぐに作れて、小腹が空いた時にもいいですね。■節約おかず!じゃがいもの甘煮材料はじゃがいもだけの簡単副菜。昔ながらのやさしい味わいにホッとします。一年中作れて、また食べたくなる、飽きのこない味です。煮汁が少なくなるまで煮詰めましょう。■シンプルに味わう ほくほくポテトじゃがいものほくほく感と甘みをシンプルに味わうなら、このレシピ!じゃがいもは、竹串を刺してみてスッと刺さったらOKです。かたい場合はもう少し加熱して下さい。じゃがいもの種類は男爵いもをおすすめします。■子どもも大好き じゃがいもの磯辺焼きパクパク食べたくなる、じゃがいもの磯辺焼き。外はカリッと、中はホクホクのジャガイモに、青のりの香りが効いています。じゃがいもは電子レンジで5分加熱するので時短になります。■10分で完成 じゃがいものきんぴらジャガイモだけですぐできる、きんぴらです。他の野菜があればプラスしてみてください。硬さはお好みでも構いませんが、じゃがいもはしゃっきり感を残すなら、炒めすぎないように。■子供のおやつにも もちもちじゃがいもすりおろしたジャガイモに片栗粉を加えて、バターでソテーしました。もちもちとした食感がおいしい1品です。手軽に作れるので、子どものおやつや、小腹が空いたときにおすすめです。■箸休めに じゃがいものピクルスレンジで火を通したジャガイモをピクルス液に漬けて冷やします。酸味が効いていて箸休めにぴったりです。じゃがいもだけでも十分楽しめますが、他の野菜なども加えてみても良さそうです。■便利な付け合わせ じゃがいものカレーマヨネーズ焼きジャガイモがあればすぐにできる、便利な付け合わせです。黒コショウがピリッときいて、カレーマヨネーズとの相性抜群ですよ。ボリューム感があるので、大人も子供も大満足できそうです。■手が止まらない 山椒風味のポテトチップスポテトチップスとよく合う粉山椒。食べだすと手が止まらなくなる、病みつきになる大人味のポテトチップスです!じゃがいもは、スライサーを使って薄切りにすると手軽にできますよ。【じゃがいもが主役】のおかずレシピ 10選■ご飯がすすむ!ジャガイモのバターじょうゆ焼きさっと10分でできる!じゃがいもと細ねぎがあればぜひ作ってみてほしい1品です。節約ボリュームおかずにもおつまみにもぴったり。じゃがいもをバターじょうゆで香ばしく味付けました。■ほっくり じゃがいもピザじゃがいもとピザ用のチーズとソースがあれば作れる副菜です。ほっくりジャガイモをたっぷりチーズとピザソースでいただきましょう。じゃがいもは皮ごと使うので、きれいに水洗いしてください。■10分でメイン ゆで豚とじゃがいもの中華炒めゆで豚とじゃがいもがあれば、黒コショウをたっぷりかけるのがポイント。味噌のような隠し味に使われるテンメジャン。少し加えただけでこくと旨みが増して、本格的な味わいになります。■覚えておきたい ジャガイモとシラスの蒸し焼きジャガイモにシラスのうまみと、ごま油の香りがからんで美味しい一品です。シラス干しがじゃがいもの甘みを引き立てます。調味料は酒と醤油、ごま油で手軽に作れるので覚えておくと便利。■ボリュームあり じゃがいも入り卵焼き卵3つをじゃがいもと合わせれば、大きな卵焼きが作れます!じゃがいもが入っているので食べ応え抜群です。お弁当にもおすすめですよ。パセリがあれば、アクセントになるので加えてみて下さい。■ほくほく感 ソラ豆とじゃがいものサラダソラ豆とじゃがいものほくほく感を楽しむサラダです。クリームチーズを加えることでワインも飲みたくなる味わいに。じゃがいもが熱いうちにクリームチーズと調味料を混ぜ合わせましょう。■彩りきれい じゃがいものマスタード和えじゃがいもやニンジン、ブロッコリーを茹でて調味料と合せるだけ。10分で作れるレシピです。彩りもきれいなので、食卓が華やかに。冷蔵庫にある野菜を組み合わせても美味しく作れそうです。■エノキ1袋 千切りポテト炒めバターが香ばしい、じゃがいもの炒めもの。エノキを1袋たっぷり使います。じゃがいもと良く合うのでパクパクいけちゃいます。バターと黒コショウが香ばしく、ご飯のおかずにもピッタリ!■ゴマが香ばしい! じゃがいものゴマ酢和えじゃがいも、ニンジン、かいわれ菜があれば作れる、ヘルシーな和え物です。香ばしいゴマ酢とせん切りにしたジャガイモと野菜を混ぜました。歯ごたえが楽しくて、パクパク食べられちゃいます。■まろやか じゃがいものソイスープじゃがいものスープは、やさしいとろみが決め手になりますね!豆乳、顆粒チキンスープの素を入れて強火で熱し、煮たってきたら火を弱め、じゃがいもをすりおろしながら加えましょう。お酒と一緒に♪【じゃがいものおつまみ】レシピ7選■野菜たっぷり!ジャガイモ入りもちもちチヂミジャガイモ入りの生地の中にはエビやたっぷりの野菜を加えて、ボリュームたっぷりのチヂミに仕上げます。ピリ辛のタレで召し上がれ!■新じゃがで作っても!アンチョビポテトオリーブ油をたっぷり入れたフライパンで、アンチョビと皮つきじゃがいもをじっくりと焼くだけ。じゃがいものは皮つきでいいので、新じゃがを使ってもいいですね!アンチョビの塩気がおつまみにぴったり。電子レンジを使う事で時間短縮になります。■オシャレに 明太子ポテトディップワインが飲みたくなる、じゃがいもを使ったディップの作り方を紹介します。明太子とポテトとツナを合わせたサラダをクラッカーに乗せておしゃれに!サラダとしてそのまま食べても美味しいですよ。■5分で作れる クルミとゴルゴンゾーラのスティック春巻き大き目のじゃがいもを3~4個使用しています。濃厚なゴルゴンゾーラチーズを春巻きの皮で巻いて、食べやすく仕上げました。仕上げにハチミツをかけましょう。子供のおやつ、お酒のおつまみにもぴったりです。■やみつき!無限アボカド ポテトサラダやみつきになる、アボカドのポテトサラダ。無限に食べられそうです。いつものポテサラに飽きたら、アボカドを加えて栄養価UPを。■SNS映え じゃがバタパイほくほくのジャガイモと塩っぱいアンチョビ、パイ生地のバターの風味が相性バッチリです。冷凍パイシートを使えば、簡単に作れますよ。パイ生地で包むときに少しの工夫でオシャレに作れますよ。■ソースや料理に活躍!バジルチーズ和え覚えておくと便利!市販のバジルソースと粉チーズを使ったアレンジレシピです。じゃがいもとプチトマトに、相性の良いバジルソースを和えて。たっぷりソースを作って、じゃがいももたっぷり合わせて下さい。【電子レンジ・トースターで簡単】10分レシピ 8選■じゃがいもと鮭のマヨ和え鮭フレークの塩気とじゃがいもが絶妙な味わいです。ご飯がすすむので、お弁当にもおすすめしたい1品。マヨネーズにプレーンヨーグルトを加えることで、よりまろやかな味わいになりますよ。■相性抜群 コンビーフポテトじゃがいもは皮つきのまま使用します。2cm角に切りなので、電子レンジでの加熱時間は3分ほどでOK。コンビーフの旨みとスパイスが、ジャガイモによくからんでおいしいです!ワインとも合いそう。■お酒のおつまみに ジャガキムチじゃがいもとキムチ、実は合わせても美味しいんです。キムチはそのまま食べてももちろんおいしいですが、他の食材と合わせる事で旨味や辛みが入り混じり、単体とは違ったおいしさが味わえます!■ご飯すすむ ジャガみそバターじゃがいもに電子レンジで火を通して、みそソースと和えるだけ。とっても簡単で洗い物少なく作れる1品です。みそソースのしっかりとした味付けと玉ねぎで、ご飯すすむこと間違いなしです。■ピリッとした辛さが癖になる タコのポテトサラダいつものポテサラに飽きたら、このレシピ!お酒にも合うおしゃれなポテサラダです。じゃがいもに水気が入らないよう、タコは水気をしっかりきって下さい。フライドオニオンを散らすとオシャレに♪■お弁当におすすめ ミニポテトグラタンアルミカップに入れて焼くので、お弁当のおかずにピッタリ!何かもう1品欲しいな~というときにもおすすめです。子供の好きな食材ばかりです。パルメザンチーズが香ばしく仕上げてくれますよ。■じゃがいもと春キャベツのやさしいポタージュ春に、新じゃがいも・春キャベツ・新玉ねぎで作ってみるのもいいですね。春野菜のやさしい甘みを味わえますよ。お好みで粒マスタードを加えると、ほどよい酸味がプラスされて、インパクトのあるテイストに。食物繊維が多いのも嬉しい!■市販のソースで簡単 ゴロゴロじゃがいものサラダじゃがいものゴロゴロとした食べ応えのあるサラダです。調理は電子レンジを使い、市販のタルタルソースを使えば、時短で簡単に作れます。器に水菜を敷いてからサラダを盛り付けると、見た目がきれいです。▼「じゃがいも×ベーコン」記事 → 「じゃがいも+ベーコン」でレシピ検索 ▼じゃがいもに関する記事
2023年03月25日「期間限定ちいかわ じゃがいものポタージュ」「期間限定ちいかわ かぼちゃのポタージュ」が、2022年11月14日(月)より順次、全国コンビニエンスストアやスーパー・ドラッグストアほかで期間限定販売される。「ちいかわ」デザインのカップスープ新登場丸美屋食品から、「ちいかわ」デザインのクリーミーなカップポタージュ2種が限定登場。まず、じゃがいもとチキンの旨味が溶け込んだ“ハートのチップ入り”ポタージュ「期間限定ちいかわ じゃがいものポタージュ」は、ちいかわとハチワレが“ハートマーク”を手で作るラブリーなデザインに。また”花のチップ入り”かぼちゃのポタージュ「期間限定ちいかわ かぼちゃのポタージュ」は、ちいかわ・ハチワレ・うさぎが仲良く並ぶキュートなビジュアルに仕上げている。なおそれぞれのカップスープには、「ちいかわ」たちのイラストがかわいい「限定キラキラシール」も付属。この商品でしか手に入らない全6種のデザインを揃えており、どの絵柄が出るかは開けてみてからのお楽しみだ。【詳細】期間限定ちいかわ じゃがいものポタージュ 205円期間限定ちいかわ かぼちゃのポタージュ 205円※価格は編集部調べ。発売期間:2022年11月14日(月)~2023年2月28日(火)※2022年11月14日(月)よりコンビニエンスストアにて先行発売、12月8日(木)よりスーパー・ドラッグストアなどで一般発売。
2022年11月11日~この商品が当たるツイッターキャンペーンもスタート!~JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」に出店する「もぐもぐながさき」で、長崎県産春作じゃがいも「アイユタカ」の販売を開始しました。長崎県諫早市の飯盛町はじゃがいもの栽培が盛んで県下屈指の産地となっています。アイユタカの皮はなめらかで、かたちは楕円形、加熱すると香り豊かに風味が立ち、しっとりしていて口当たりがよいのが特徴です。火の通りがよく粉吹きいも・ポテトサラダ・ビシソワーズなどに適しています。この機会にぜひご購入ください。ばれいしょ★アイユタカ Lサイズ/5kg【長崎県飯盛産】 : また、ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」では「アイユタカ Lサイズ/5kg」が1名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。【JAタウン】JAタウンは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が運営する産地直送通販サイトです。「おいしい日本と暮らそう。」をテーマに、「JAタウン」に出店する全国の農協(JA)などが、各産地で育まれた旬の農畜産物や特産品を、インターネットを通じてお客さまに直接お届けし、食を通じて豊かな暮らしの実現を目指しています。JAタウンイメージキャラクターは「じぇー太」。JAタウン公式アンバサダーは石川佳純選手(全農)産地直送通販お取り寄せトップ|JAタウン : 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。 : 【ツイッタープレゼントキャンペーン概要】応募期間:令和4年5月31日(火)~6月7日(火)応募方法:「JAタウン【公式】」のツイートをフォロー&リツイート内容:「アイユタカ Lサイズ/5kg」を1名様にプレゼントURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月31日お芋は太りそう、なんて少し前のお話。なかでもじゃがいもは、加熱に強いビタミンCをはじめとするビタミン類やカリウムなどが豊富に含まれ栄養価が高く、かつ安い。しかも、アレンジしやすいとあって、家に常備しておきたい野菜のひとつです。そこで、20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に「じゃがいものアレンジレシピ」を聞きました。あっという間に作れるもの、たまにはいいよね的なジャンキーなもの、今すぐ作りたいメニューがたくさん集まりました!女性約200人に聞いた「ジャガイモの簡単レシピ」レシピをご紹介する前に、じゃがいもの好き嫌いアンケートから。Q.じゃがいもは好きですか?「はい」が約7割と、多くの女性から支持があることがわかります。好きな理由を見てみると…。「カレーにはなくてはならない存在ですし、お味噌汁に入るじゃがいももけっこう好きです」(27歳・自営業)「揚げたり焼いたりして、カリカリとほくほくの食感が小さい頃から好き」(28歳・会社員)「和洋中なんでも合うから。一年中常備しておけるから、日持ちするから」(33歳・会社員)「炭水化物だからと思って避けていたけれど、自炊が増えるようになって、食費を抑えるために買ってジャーマンポテトを作ってみたら美味しかったから。最近ハマってます」(26歳・会社員)「肉じゃがが大好き!」(29歳・会社員)なかでも目立ったのはこちらの意見。「ポテチ、フライドポテトが好きです」(34歳・会社員)「マックとケンタッキーのフライドポテトが好き」(32歳・自営業)「フライドポテトやハッシュドポテトが美味しくて、昔から好き」(29歳・会社員)和洋中、煮る焼くふかす、と何でもござれの万能食材じゃがいもですが、“揚げた”じゃがいもに人気が集中しました。油、塩気とタッグを組むと強大なパワーを発揮するようです。では、みなさん自炊ではどのようなものを作っているのでしょうか。アレンジレシピを募ったら、実においしそうなお手軽アイデアが寄せられました。具体的にご紹介します!Q. じゃがいもの簡単アレンジレシピを教えてください!焼く、揚げる「ピーラーで千切りにしたじゃがいもを、バターを溶かしたフライパンで焼いてガレットにする」(37歳・会社員)「スライサーで細かくしたじゃがいもをフライパン全面に敷き両面を焼いて、上にチーズを乗せて、蓋をして少し蒸す。チーズが溶けたら、軽く塩コショウして完成!お芋ピザみたく、モチモチしてて、とても美味しい!」(32歳・自営業)「スライサーで切って、油で揚げて、塩をふる」(29歳・会社員)「マックとケンタッキーの残り物フライドポテトに、ボロネーゼとチーズをかけてオーブンへ!」(32歳・自営業)油やバターなどと相性のいいじゃがいもは、やはり焼く、揚げるのレシピが多い印象です。また、チーズを合わせたものも目立ちました。モチモチのじゃがいもピザ、ぜひ作って食べてみたいですね。レンチン加熱「レンチンで柔らかくした角切りじゃがいもに、マヨ大1、醤油小1、チーズかけてもう一回レンチン。それを混ぜるとジャンキーなやつができます」(28歳・会社員)「じゃがいもをチンした後に少し煮て、牛乳と一緒にフードプロセッサーにかけると簡単にスープになる」(28歳・会社員)「チンした一口大のじゃがいもを、オリーブオイルとニンニクとアンチョビで炒める。アンチョビポテトになっておいしー!」(33歳・会社員)「チンして潰してブラックペッパー、塩を振る。そこに、味付けした野菜を加えて食べる」(31歳・無職)「チンしてバターといかの塩辛を乗せて食べる!!」(31会社員・公務員)皮付きのままチンすると手で簡単に皮がむけるので、手間が省けて活用しやすいレンチンレシピ。オリジナリティあふれる多彩なメニューが集まりました。お酒のおつまみに、おやつに、夕飯のおかずにもよさそう。茹でる、ふかす「薄焼き玉子に輪切りしたじゃがいもを乗せて蒸し、トマトソースを塗り、チーズをかけてピザ風に」(29歳・会社員)「茹でたじゃがいもを崩して生クリームを入れてマッシュポテトにする。それにミートソースとチーズで重ねてムサカにする」(31歳・会社員)「圧力鍋でじゃがいもを柔らかくして、マヨネーズと塩昆布で和える」(32歳・主婦)「ふかしたじゃがいもにバターを乗せるだけ。じゃがバター最高です」(35歳・自営業)ひと手間を加えたアレンジと、ずぼらさんにぴったりな超簡単レシピに分かれました。ムサカはお店で食べるイメージでしたが、意外と簡単に作れるものなんですね。ホームパーティなどでも喜ばれそうです。以上、女性約200人に聞いた「ジャガイモの簡単レシピ」でした。じゃがいもってアレンジしがいのある夢溢れる食材ですね。積極的に取り入れましょう。ALLEKO/Getty Images文・田中亜子
2022年04月10日ホクホクとした食感がおいしい蒸したじゃがいもですが、蒸し器を用意したり時間がかかったりと作るのは少し面倒ですよね。実は、じゃがいもは電子レンジを使えば簡単&短時間で蒸すことができます。鍋や蒸し器を使わないので洗い物が減り、じゃがいもに含まれるビタミンCを逃がさないという嬉しいメリットも。今回は、じゃがいもを電子レンジでやわらかく蒸す方法をご紹介していきます。■じゃがいもは丸ごとレンジで蒸せる!じゃがいもは、コツさえ掴めば電子レンジで簡単にやわらかく蒸すことができます。じゃがいもを電子レンジで蒸す際に、「パサパサする」「固くなる」「中心部が焦げた」という失敗をすることがあります。それは、じゃがいも自体が水分が少なく火が通りにくい食材であることと、電子レンジ庫内での加熱ムラが主な原因です。そのため、電子レンジでじゃがいもを調理する場合には、足りない水分を補い、加熱ムラが起きないよう位置や時間を調節する必要があります。・じゃがいもを電子レンジで蒸す方法じゃがいもをよく洗い、汚れを落とします。ぬらしたキッチンペーパーで、じゃがいもを包みます。キッチンペーパーの上から、さらにラップで包んでください。電子レンジ(600W)で3~5分ほど加熱します。途中で一度上下をひっくり返してください。竹串を刺してみてスッと通ればOKです。加熱する際のポイント回転皿式の電子レンジの場合は、回転皿の端にじゃがいもを置いてください。それ以外のタイプは、真ん中に置きます。加熱時間は、じゃがいも1個(約150g)あたりで3~5分ほどです。2分加熱したあたりで、一度上下をひっくり返します。竹串を通してみてまだ固い場合は、30秒ずつ加熱時間を追加してください、皮を剥いて加熱する場合も、方法や時間はほぼ同じです。また、加熱後に皮を剥く場合は、先に切れ目を入れておくと剥きやすくなります。詳しいやり方については、「レンジで加熱したじゃがいもの皮むき方法」の見出しでご紹介していますので、そちらをご覧ください。・一度にたくさん加熱する場合は?じゃがいもを1度に複数蒸す場合は、並べる位置や時間を調節する必要があります。じゃがいもをよく洗い、汚れを落とします。ぬらしたキッチンペーパーで、じゃがいもを1つずつ包みます。キッチンペーパーの上から、さらにラップで包んでください。電子レンジの回転皿の端に等間隔に並べます。じゃがいも1個あたり3分ほど加熱します。途中で一度上下をひっくり返してください。竹串を刺してみてスッと通ればOKです。加熱する際のポイントじゃがいもは必ず1つずつ包みましょう。複数まとめて包むと、加熱ムラの原因になります。加熱時間は、じゃがいも1個(約150g)あたり3分が目安です。複数加熱する場合は、以下の時間を参考に様子を見ながら調節しましょう。加熱時間の目安じゃがいも1個…3~5分じゃがいも2個…5分~7分じゃがいも3個…8~10分■じゃがいもをカットしてレンジで蒸すには?じゃがいもをカットしてから蒸すと、すぐに調理に使えて便利です。じゃがいものおいしさを楽しみたいときは丸ごと、調理の下ごしらえや急いでいるときはカットしてなど、用途に合わせて使い分けましょう。・じゃがいもをカットして電子レンジで蒸す方法じゃがいもの皮をむき、芽を取り除きます。食べやすい大きさに切って、水にさらしましょう。水を軽く切って耐熱容器に入れ、重ならないよう均一に並べます。ラップをかぶせて加熱します。加熱する際のポイント加熱時間は、カットの大きさやじゃがいもの量、その後の調理法に合わせて調節してください。大き目にカットする場合は時間を少し長めにし、じゃがいも2個分をまとめて加熱する場合は時間を1.5~2倍にしましょう。また、煮物や炒め物などの下ごしらえのときはやや固さを残す程度に加熱し、そのまま食べる場合やマッシュポテトにする場合はしっかり柔らかくなるまで加熱しましょう。加熱時間の目安は、電子レンジ(600W)でじゃがいも1個(約150g)あたり下記の通りです。加熱時間の目安下ごしらえのとき…1分30秒~2分そのまま食べる場合…3~4分■レンジで加熱したじゃがいもの皮むき方法電子レンジで丸ごと加熱したじゃがいもは、皮がとっても剥きやすくなります。ピーラーなどを使わず手で簡単に剥くことができますが、加熱したばかりのじゃがいもは非常に熱いため、火傷には十分注意してくださいね。手順1:皮に切れ目を入れておくじゃがいもをよく洗ったら、中央に浅く一周切り込みを入れます。手順2:じゃがいもを加熱する濡れたキッチンペーパーでじゃがいもを包み、上からラップで包んで電子レンジで加熱します。詳しいやり方については、上記の「じゃがいもを電子レンジで蒸す方法」をご確認ください。手順3:キッチンペーパーを使ってむく加熱し終わったら、ラップとキッチンペーパーを取り除きます。新しいキッチンペーパーでじゃがいもを持ち、切込みを中心に左右に開くように皮を剥きます。■レンジで作る!簡単じゃがいもレシピ集・ホクホクジャガバター電子レンジで作れるじゃがバター。小腹が空いたときのおやつにもおすすめです。材料(2人分)ジャガイモ(男爵:中) 2個バター 15~20g 生クリーム 大さじ1ドライパセリ 少々下準備ジャガイモは皮ごときれいに水洗いし、1個ずつラップに包む。電子レンジで2~3分加熱し、向きを変えて、さらに2~3分加熱する。竹串を刺してみてスッと刺さればOK、かたい場合は、もう少し加熱する。作り方ジャガイモの皮をむき、ひとくち大の乱切りにしてボウルに入れる。ジャガイモが熱いうちにバターを加えて混ぜ合わせ、さらに生クリーム、分量外の塩コショウを加えて全体に混ぜる。器に盛り、ドライパセリを振る。このレシピでは、600wの電子レンジを使用しています。バターが溶けにくい場合は、耐熱容器にジャガイモとバターを入れ、電子レンジで加熱をしてバターを溶かし、からめて下さい。・レンジで作れる簡単おいしいシンプルポテトサラダ定番のポテトサラダのレシピです。人気の味を電子レンジを使って手軽に作ります。材料(2人分)ジャガイモ 1~2個ハム 1~2枚玉ネギ 1/8個キュウリ 1/4本リンゴ 1/8個マヨネーズ 大さじ1.5酢 大さじ1/2塩コショウ 少々サラダ油 小さじ1/2マヨネーズ 大さじ1.5下準備ジャガイモは皮ごときれいにタワシで水洗いし、ぬれたままラップでふんわり包む。ハムは食べやすい大きさに切る。玉ネギは縦薄切りにする。キュウリは縦じまに所々ピーラーで皮をむき、薄い輪切りにして分量外の塩少々でもみ、しんなりしたら水洗いして水気を絞る。リンゴは皮ごときれいに洗って芯を取り、薄切りにする。分量外の塩水に通し、水気をきる。作り方ジャガイモを電子レンジで1~2分加熱する。上下を返してさらに1~2分加熱し、竹串がスッと刺さったらタオル等で包んで皮をむく。ボウルに入れ、熱いうちにマッシャーでつぶす。(ヒント)電子レンジは600Wを使用しています。<下味>の材料を加えて全体に混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫で冷やす。ハム、玉ネギ、キュウリを加えて全体に混ぜ合わせる。リンゴ、マヨネーズも加えてサックリ混ぜ合わせ、器に盛る。下味をしっかりつけることで、味にまとまりのあるおいしいポテトサラダになります。・つぶしジャガイモの明太子和えお酒のおつまみにもピッタリな一品です。材料(2人分)ジャガイモ 2個明太子 1/2腹酒 大さじ1ごま油 小さじ1しょうゆ 小さじ1/2作り方ジャガイモは皮ごときれいに水洗いし、ぬれたままラップで1個ずつ包み、電子レンジに2~3分加熱し、向きを返してさらに2~3分加熱する。竹串がスッと刺さったらOKです。電子レンジは600Wを使用しています。ジャガイモが柔らかくなったら、熱いうちに布巾で包みながら皮をむき、マッシャーでサックリつぶす。<明太子ダレ>の明太子は薄皮に切り込みを入れ、中身をしごき出し、他の材料と混ぜ合わせる。<明太子ダレ>を(2)のジャガイモに加え、混ぜ合わせて器に盛る。明太子ダレは、他のお料理にも活用できます。・ジャガみそバターみそとバターの濃厚なソースとじゃがいもがよく合います。材料(2人分)ジャガイモ 2個玉ネギ 1/4個バター 10gドライパセリ 適量みりん 小さじ1みそ 小さじ2下準備ジャガイモは皮つきのままよく洗い、1個ずつぬれたままラップに包み、電子レンジで3分加熱し、裏返してさらに2~3分加熱する。熱いうちに皮をむき、ひとくち大に切る。電子レンジは600Wを使用しています。玉ネギを縦に薄切りにする。<みそソース>の材料を合わせる。作り方フライパンにバターを熱して玉ネギを軽く炒め、しんなりしたら火を止める。ジャガイモと<みそソース>を加え、和える。器に盛り、ドライパセリを散らす。・ポテトとベーコンのレンジ蒸しジャガイモを薄くスライスする事によって、火の通りが早くなります。材料(4人分)ジャガイモ2個ベーコン4~5枚塩コショウ少々白ワイン大さじ1スライスチーズ4枚ドライパセリ少々粒マスタード適量下準備ジャガイモは皮をむき、スライサーなどで薄切りにする。水に放ってアクを抜き、水気をきる。ベーコンは幅4~5cmに切る。作り方耐熱皿にジャガイモの半量を少し重ねながら並べ、ベーコンも同じように並べる。残りのジャガイモでベーコンをサンドするように並べ、白ワインをかけて塩コショウを振る。(ヒント)今回は一人分ずつ作っていますが、一度に作ってもOKです。ラップをして電子レンジで9~10分加熱する。スライスチーズを1枚ずつのせ、さらに30秒~1分程電子レンジで加熱し、チ−ズを溶かす。ドライパセリを振り、お好みで粒マスタードを添える。電子レンジは600Wを使用しています。■じゃがいもはレンジで蒸せば料理の時短に!じゃがいもはレンジで蒸すと、「栄養を逃さない」「時短になる」「皮が剥きやすくなる」など、メリットがたくさんあります。ただし、加熱方法や時間を間違えてしまうと、パサついたり固くなってしまったりする原因に。じゃがいもを電子レンジで蒸す場合は、濡れたキッチンペーパーやラップを活用して水分を補い、加熱ムラができないよう工夫しましょう。ぜひ皆さんも、電子レンジを使って蒸しじゃがいもにチャレンジしてみてくださいね。《参考》・ JAめむろ「まちるだいすけ先生の農業学校」
2021年11月18日北海道の方からじゃがいもをいただいた際、産地との感覚の違いに気づいた話です。■適量が分からないいちいち規模が大きい(笑)「北海道民」って大きく括ってしまったけど、きっと地域によって認識はさまざまなのかも。でも10キロ、最初みたときは「こんなん食べきれないわ」って思ったけど、いざ手をつけ始めたらいろいろなところに使えるから、あっという間に食べ終わった~。切ってそのまま素揚げするポテチタイプが我が家では大好評でしたただ、揚げたそばから食べられてしまうので、ごはん時にはすでに揚げた半分くらいの量しか出てこなかったよ(汗)。じゃがいも、おいしかった~。
2021年11月06日とても身近な食材であるじゃがいも。スーパーや加工食品の表示をみると、「馬鈴薯」と書かれていたり「じゃがいも」と書かれていたり、見た目や味は同じだけど何か違いはあるの?と疑問に思ったことはありませんか。今回は、「馬鈴薯」と「じゃがいも」の違いや種類について解説。さらに、馬鈴薯をおいしく食べるためのコツやレシピもご紹介します。■そもそも「馬鈴薯」とは馬鈴薯は「バレイショ」と読みます。結論から言うと、馬鈴薯とじゃがいもは同じものです。馬鈴薯は江戸時代、16世紀末に日本に伝わりました。その後、日本の広い地域で栽培されるようになります。揚げ物や煮物、ポテトチップスのようなお菓子など、いろいろな活用法がある馬鈴薯は、ビタミンCやカリウムなど豊富な栄養を含んでおり、保存もきくとても便利な食材です。・馬鈴薯の由来「馬鈴薯」という呼び方は、中国語が由来というのが有力な説です。しかし、中国で馬鈴薯は、ホドイモというマメ科の植物を指しています。日本でじゃがいものことを馬鈴薯と呼ぶようになったのは、江戸時代後期に小野蘭山という学者が「馬鈴薯はじゃがいものことである」と解説したことが始まりだそうです。馬鈴薯という名前は、その漢字の通り馬の首につける鈴に似ていたことから付けられたと言われています。・じゃがいもの由来では、「じゃがいも」という呼び方はどこからきているのでしょうか?実は、じゃがいもという呼び方の方が歴史は古いんです。馬鈴薯は16世紀末にオランダ人によって、インドネシアのジャカルタを経由して伝えられました。その時は、ジャカルタのイモ「ジャカタライモ」と呼ばれていました。その後、ジャカタライモが短縮され、ジャガイモとなったそうです。・馬鈴薯とじゃがいもはどう違う?現在、日常生活では「馬鈴薯」「じゃがいも」「ポテト」などの呼び方が使われています。では、それぞれの名称に何か違いはあるのでしょうか?一般的にはじゃがいもと呼ぶことが多いようですが、その他にも以下のような使い分けをする傾向があります。農林水産省(行政)、農業協同組合…「馬鈴薯」「馬鈴しょ」「ばれいしょ」 学術的な植物の和名…「ジャガイモ」一般的名称…「じゃがいも」料理や商品名など…「ポテト」■馬鈴薯の旬と主な産地馬鈴薯と言えば、北海道というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。その通りで、馬鈴薯は涼しい気候を好むため、北海道で主に生産されています。また四季がある日本では、冷涼な気候を追いながら1年中どこかで馬鈴薯が栽培されています。・馬鈴薯の主な産地農林水産省によると、令和2年度(2020年度)の馬鈴薯の都道府県別出荷量は1位「北海道」、2位「鹿児島県」、3位「長崎県」でした。その中でも北海道は、全国の馬鈴薯の出荷量のうち78.6%を占めており、他の都道府県から抜きん出ています。・馬鈴薯の旬馬鈴薯の旬は、主に春~夏で産地によって違います。鹿児島や長崎といった暖かい地域では春、北海道のような涼しい地域では初夏からが旬です。このように産地を南から北に移しながら長い期間収穫でき、保存もきくため、日本では季節を問わずおいしい馬鈴薯を食べることができます。■馬鈴薯の種類馬鈴薯の2大品種と言えば、男爵とメークイン。こちらの2つの品種は、食感や調理性の違いから使い分けられることが多いようです。最近では、少し小ぶりなものや皮が赤いものなど新しい品種も見かけることが増えてきました。それぞれの特徴を知って、好みの馬鈴薯を見つけてみてはいかがでしょうか?・皮が黄色い品種男爵薯日本で最も多く生産され、食卓で愛されている品種です。見た目はゴツゴツとしており、芽の部分のくぼみが大きいのが特徴です。馬鈴薯の中でもでんぷん質が多く、調理するとホクホクした食感が楽しめます。煮崩れしやすいのが難点。適した料理:じゃがバター、粉ふきいも、ポテトサラダ、フライドポテトメークイン男爵薯につづく、馬鈴薯の代表品種です。楕円形で表面はツルっとしており、男爵薯とは見た目でかんたんに区別できます。調理後は、滑らかなねっとりとした食感で甘味が強いのも特徴。煮崩れしにくいので、煮込み料理に向いています。適した料理:カレー、おでん、ポトフなどキタアカリ男爵薯とメークインにつづいて、青果コーナーでよく見かける品種です。ホクホク感や甘みが男爵薯よりも強く、近年人気が高まっています。見た目は男爵薯とよく似ていますが、芽の部分に少し赤身があるので、ここで見分けがつきます。ビタミンCが多く栄養的にも優れています。火が通りやすく、電子レンジでの調理にも向いている品種です。適した料理:粉ふきいも、ポテトサラダ、フライ、電子レンジでの調理インカのめざめ大規模栽培には適していないため、頻繁に見かける品種ではありません。しかし、濃厚な甘さと、サツマイモに似たねっとりとした食感で人気があります。他の馬鈴薯と比べ、小ぶりで皮は黄色いのが見た目の特徴です。果肉は濃い黄色で、カロテンが多く含まれています。煮崩れしにくいので煮物にも向いていますが、インカのめざめの持つ濃厚な味わいを活かすのは、シンプルな食べ方です。適した料理:煮物、味噌汁、素揚げ、じゃがバター、ポトフなどインカのひとみ2009年に品種登録されたばかりの新しい馬鈴薯です。特徴はインカのめざめによく似ています。皮の色が、やや赤みがかっています。ホッカイコガネホッカイコガネは、主に加工用に栽培されている品種です。個体のでんぷん含有量が均一で、保存中も品質が安定しています。皮がむきやすいなど、フライドポテトやポテトチップスの加工に適した特徴を持っています。一般に出回ることもあり、見た目や食感はメークインと似ています。適した料理:カレー、おでん、ポトフ、フライドポテトなどとうや丸い形でツルンとしているのが特徴。比較的大きくなるのが早く収穫時期が早いため、「新じゃが」として見かけるのはこの品種であることが多いです。味はあっさりとしていて、くせがありません。ホクホク感は少ないですが、煮崩れしにくく、煮物や炒め物などに向いています。あっさりとした味なので、茹でてサラダに添えてもおいしく食べられます。適した料理:煮物、炒め物、カレー、サラダなど・皮が赤い品種アンデスレッド形は男爵薯とよく似てゴツゴツしていますが、皮が鮮やかな赤色をしています。一方、中の果肉は黄色く、時々グラデーションのように赤色が混ざることもあります。加熱すると、ホクホクした食感になり甘みも感じられます。しかし生命力が強いため、芽が出やすく長期の保存には適していません。適した料理:じゃがバター、粉ふきいも、ポテトサラダ、フライドポテトシャドークイーンシャドークイーンの外見は、赤色というより暗い紫色で形は楕円形です。特徴は、果肉も鮮やかな紫色をしており、加熱してもその色は失われません。味は男爵薯に近いですが、ホクホク感はありません。煮崩れもしやすいので、形を残さず色を活かす料理がおすすめです。適した料理:ポテトサラダ、ポタージュスープ、コロッケなどシェリーシェリーはフランスで生まれた品種で、日本でも少量ながら栽培されています。形は楕円形で表面はツルっとしていて、加熱すると皮がむきやすいのが特徴です。食感はメークインに似て粘質ですが、ホクホク感も併せ持っていてどんな料理にも合います。皮がむきやすく色が華やかなので、蒸してそのまま付け合わせとして食卓に出しても良いでしょう。適した料理:洋風の煮込み料理、グリル料理、肉料理の付け合わせ・新じゃがいも新じゃがいもとは、春先から夏にかけて収穫される馬鈴薯のこと。普通の馬鈴薯と比べると、皮が薄く小ぶりでみずみずしいのが特徴です。皮を剥かず、丸ごと調理するのがおすすめです。適した料理:煮物、炒め物、丸揚げ■馬鈴薯の選び方と保存のコツ・馬鈴薯の選び方馬鈴薯を選ぶ時のポイントは、作りたい料理に合う品種を選ぶことです。馬鈴薯には、たくさんの種類があって食感や味が異なります。どれを選べば良いかわからない場合は、「馬鈴薯の種類」で品種ごとの適した料理をご紹介していますので、ぜひそちらを参考にしてみてください。次に、おいしい馬鈴薯をかんたんに見分ける方法をご紹介します。・おいしい馬鈴薯の見分け方皮が薄く表面がなめらか大きすぎずふっくらとした形をしているしなびた感じがなく、固い実際に手に取って、ずっしりとしたものを選びましょう。また、すでに芽が出てしまっているものは、養分がとられて味が落ちています。新じゃがいもの場合は、表面の皮がはがれそうなくらい薄いのが、新鮮なものを選ぶ目安になります。・馬鈴薯の保存方法基本の保存方法馬鈴薯を正しい方法で保存しないと、芽が出やすくなったり、ソラニンという毒素が生成されてしまいます。馬鈴薯を保存するときは、冷蔵庫には入れず、風通しの良い冷暗所に保存しましょう。冷蔵庫で保存する場合夏場やマンションなど、冷暗所を確保するのが難しいときは冷蔵庫の野菜室を利用しましょう。馬鈴薯は低温障害を起こしやすいので、冷蔵庫に入れる場合は新聞紙などでくるんで、冷気が直接当たるのを防いでください。冷凍保存する場合冷凍保存する場合は、1度火を通すのが基本です。茹でるまたは蒸すなどして、小分けにして冷凍しましょう。ただし、冷凍した馬鈴薯は食感が変わってしまいますので、マッシュしてコロッケやポテトサラダなどに活用するのがおすすめです。解凍せず加熱調理をするなら、生の馬鈴薯を冷凍することもできます。水洗いをしてしっかり水気を拭き取ったあと、丸ごと保存袋に入れて冷凍庫で保存します。さらにカットした状態でも生のまま冷凍できます。フライドポテトや煮込み料理に、解凍せず使用してください。■馬鈴薯のおすすめレシピ5選・肉じゃが定番の豚肉を使った肉じゃがです。馬鈴薯の種類を変えたり、新じゃがを使うと少し味わいが変わります。材料(2人分)豚肉(薄切り)100gしらたき(糸コンニャク)100gジャガイモ2個玉ネギ1個ニンジン1/4本キヌサヤ4枚だし汁300ml砂糖大さじ1みりん大さじ2薄口しょうゆ大さじ2サラダ油適量七味唐辛子少々下準備肉は食べやすい大きさに切り。しらたきはサッと水洗いし、食べやすい長さに切ってザルに入れ、熱湯をまわしかけ、しっかり水気をきっておく。ジャガイモは皮をむき、4つに切って面取りし、水に放ってザルに上げておく。玉ネギは幅1cmに切り、ニンジンは皮をむき、乱切りに。キヌサヤは筋を引き、分量外の塩を入れた熱湯でゆでて水に取る。粗熱が取れたら、斜め半分に切る。作り方手順1:鍋にサラダ油を中火で熱し、豚肉の色が白っぽくなるまで炒め、ジャガイモ、玉ネギを加えて炒め合わせる。油がまわったら、だし汁を加えてアクを取りながら10分位煮る。手順2:<調味料>の材料とニンジン、しらたきを加え、煮汁がなくなるまでさらに煮る。器に盛り、キヌサヤを散らし、七味唐辛子を振る。・ジャガイモのみそ汁春は、皮付きのままの新じゃがと甘い新玉ねぎで作ってみてくださいね。材料(4人分)ジャガイモ2個玉ネギ1/2個ネギ(刻み)大さじ3だし汁800mlみそ大さじ3~4下準備ジャガイモは皮をむき、大きめのひとくち大に切る。玉ネギは6つのくし切りにし、さらに横半分に切る。作り方手順1:鍋にだし汁、ジャガイモ、玉ネギを入れて中火にかけ、玉ネギが透き通ってきたら、ジャガイモを竹串で刺して柔らかくなっているのを確認する。手順2:みそを溶き入れて火を止め、刻みネギを加えてひと混ぜし、器に注ぎ分ける特に男爵薯など煮崩れしやすい品種を使うときは、火を通し過ぎないように気を付けましょう。・ポテトサラダ定番のポテトサラダです。下味がポイントのレシピです。材料(2人分)ジャガイモ(男爵)2~3個ニンジン1/4本キュウリ1/2本卵1個玉ネギ1/4個塩コショウ少々レモン汁小1サラダ菜4枚ドライパセリ少々またはパプリカマヨネーズ大3マスタード小1/2レモン汁(又は酢)小1砂糖小2コショウ少々作り方手順1:ジャガイモは皮をむいて一口大に切り、水にさらす。使うジャガイモはねっとり系のメークインより、ホクホク系の男爵で!ニンジンは皮をむき、縦半分に切って5mm幅の半月切りにする。手順2:キュウリは両端を切って薄い輪切りにし、塩少々でもんで5分位置き、サッと水洗いして水気を絞る。玉ネギは縦(繊維方向)に薄切りにして水に放ち、水気を絞る。手順3:卵は殻ごときれいに洗い、アルミホイルで包む。鍋に水気を切ったジャガイモ、卵を入れ、かぶる位の水を加える。強火にかけ、煮立てば中火で10分ゆでる。途中でニンジンを加え、一緒に2~3分ゆでる。手順4:卵は取り出して流水で冷まし、殻をむく。鍋のゆで汁は捨て、再び火にかけてジャガイモの水分をとばす。ジャガイモが熱いうちに、マッシャーで軽くつぶし<下味>をからめる。手順5:卵を4に戻してマッシャーなどでつぶし、温かいうちに玉ネギを加えて混ぜ合わせる。(玉ネギが少し加熱されるくらいの温かさ。シャッキリ感を残しながら、甘味をもたせます)手順6:粗熱が取れれば、マヨネーズ、マスタード、レモン汁、砂糖、コショウを加えてよく混ぜ合わせ、更にキュウリを混ぜ合わせる。器にサラダ菜を敷いて盛りつけ、パセリを散らす。手順7:粗引き黒コショウをきかせ、ベーコンを合わせ、クラッカーや薄切りフランスパンにのせてオードブル風に盛り付けても。・ジャガイモの煮物馬鈴薯が主役。甘みとホクホクした食感を活かしたレシピです。材料(2人分)ジャガイモ2~3個グリンピース(冷凍)大さじ1~2塩小さじ1だし汁200ml酒大さじ2みりん大さじ1.5砂糖小さじ2しょうゆ大さじ1サラダ油小さじ1下準備ジャガイモは皮をむき、ひとくち大に切って水に放ち、5分置く。グリンピースは塩を入れた熱湯で柔らかくもどし、ザルに上げる。作り方手順1:鍋にだし汁、水気をきったジャガイモを入れて中火にかけ、煮たったら落とし蓋をして中火で10分煮る。煮汁はジャガイモがひたひたになる位にし、足りない場合は分量外のだし汁を加えて下さい。手順2:<調味料>の材料を加え、落とし蓋をしてさらに10分煮る。手順3:落とし蓋を取り、強火にして時々鍋をゆすりながら、からめるようにして煮汁が少なくなるまで煮詰める。手順4:器に盛り、グリンピースを散らす。甘くて、ホクホク感があるキタアカリ、男爵薯などの品種が向いています。・ヴィシソワーズミキサーで簡単。冷やしても、温めてもおいしく食べられるスープです。材料(4人分)ジャガイモ3個玉ネギ1/2個バター10g牛乳200g水400mlチキンブイヨン1個塩小さじ1コショウ少々クラッカー2枚下準備ジャガイモは皮をむき、小さめの乱切りにし、水に放つ。玉ネギは横に薄切りにする。作り方手順1:鍋にジャガイモ、玉ネギ、バター、牛乳、水、固形ブイヨン、塩を入れて中火にかけ、煮立てば、火を弱めて10~12分煮る。(ジャガイモに竹串がス~ッと刺さればO.K.です。)手順2:ミキサーにかけ、細かめの網を通す。コショウで味を整え、粗熱がとれれば冷蔵庫で冷た~く冷やす。器によそい、クラッカーを砕いてのせる。網を通すことによって、滑らかな舌触りになります。濾し器がなくても、目の細かいザルや粉ふるいでOKです。■種類が豊富な馬鈴薯は料理によって使い分けましょう馬鈴薯とじゃがいもは同じもの。でも、一口に馬鈴薯と言っても、ここでは紹介しきれないほどたくさんの種類があり、食感や味が異なります。料理によって使い分けると、馬鈴薯のおいしさがより引き立ちますよ。また、馬鈴薯にはビタミンCなどの栄養素が豊富という魅力もあります。1年中手ごろな価格で手に入り、さらに栄養豊富な優秀食材。これからも、活用していきたいですね。《参考》・ 農林水産省「統計情報(作況調査)」 ・ Calbee「じゃがいもDiary」
2021年10月14日女優の川口春奈が31日、都内で行われたカルビー新商品「じゃがいもチップス」新CM発表会に出席した。新CMの撮影で北海道を訪れた川口。北の大地でのロケは「ただただうれしくて幸せでした。北海道な広大な自然の中でそこでいるだけでリラックスできた。空気も澄んでいてずっといたかった。とにかく気持ちよかった」といい、作業用トラックに乗ったことは「地元にいたとき以来の経験」とうれしそうに語った。じゃがいも収穫も体験しており、「いもを収穫すること普段なかなかない。テンション上がった。じゃがいもが連なっているのが新鮮で、こうなっているんだと体験できてうれしかった。楽しかったです」と充実の表情で振り返った。また、契約生産者としてカルビーにじゃがいもを提供している農家とも交流。川口は「気持ちいい環境の中、生産者の方がカルビーの方、たくさんの愛を感じた。じゃがいも作りのこだわりを聞けてほっこり。さらに大切に食べようと思えた」と回想。この日のイベントでは東京の会場と北海道をオンラインでつなぎ、川口は契約生産者たちと撮影以来、再会した。川口は手を振り「お久しぶりです。撮影のときお世話になりました」とにっこり。北海道から、収穫したてのじゃがいもがプレゼントとして届いた。新鮮なじゃがいもを手に取ると、川口は「まだ土がついている。ほやほやですね。うれしい、ありがとうございます」と大喜び。9月に発売される新商品は北海道で収穫されたじゃがいもを皮ごと厚切りカット。「花藻塩味」と「燻製チーズ風味」の2種類が展開される。川口は「素材そのものの味がするし、見た目もじゃがいもをより感じる。食べたらエンドレスで止まらない」とアピール。またポテトチップスは自身にとって「ご褒美ですよね」と表現し、「スーパーに母と一緒に行くとまずカゴにポテトチップスを入れて買ってもらっていた。大人になってからもテンションの上がるもの。そんな存在ですよね」と話していた。新CMは9月20日から放送スタート。また同日、新商品の「じゃがいもチップス花藻塩味/燻製チーズ風味」も全国で販売を開始する。
2021年08月31日一年を通して安定した金額で売られている、じゃがいも。料理のレパートリーも豊富ですし、常備菜にしているかたも多いのではないでしょうか。日本では、代表的な家庭料理「肉じゃが」のように、おかずとして食べられることが多いですよね。しかし、ヨーロッパなど外国では、じゃがいもを主食として扱うこともあります。なぜじゃがいもが主食とされるのか…それは、食べごたえや腹持ち以外にも、じゃがいもの栄養成分が影響しているかもしれません。そのうえで、じゃがいもは穀物であると認識している人もいるでしょうし、野菜だと思っている人もいるでしょう。じゃがいもの正しい分類は何になるのか、明確にしてみませんか。栄養成分をよく知れば、じゃがいもの食べ方のレパートリーが増えること間違いなしです!■じゃがいもとはどんな食べもの?スーパーなどで見かけることが多く、定番の食材として知られているじゃがいも。日常的に食べているからこそ、どんな野菜なのか知らない場合も多いのではないでしょうか。まずは、じゃがいもがどんな野菜なのかチェックしていきましょう。じゃがいもについて理解を深めることで、より身近に感じられるようになるはずです。・原産地じゃがいもの原産地は日本からはるか遠く、南米のアンデス山脈だと言われています。アンデス山脈には現在もじゃがいもの原種となった植物が育てられているそうです。そんなじゃがいもは、17世紀頃にインドネシアのジャカルタを経由して日本に入ってくるようになりました。「ジャカルタから来たいも」がなまり、「じゃがたらいも」=「じゃがいも」と呼ばれるようになったそうです。一度にたくさん栽培することができるじゃがいもは、飢饉が頻発した江戸時代に重宝されるようになり、全国に広まりました。現在では日本の食卓でもおなじみの食材になっていますね。・ナス科ナス属じゃがいもは、ナス科ナス属に分類される野菜です。じゃがいもとナスはまったく似ていないので、ナス科であることを以外に思う人も多いでしょう。ちなみに、同じナス科にはトマトや唐辛子が挙げられます。一見すると関係がないように見える野菜でも、実は同じ科に属していると考えると興味深いですね。・普段食べているのは大きく成長した茎の部分「じゃがいもは根っこの部分」と考えている人もいるかもしれませんが、実は普段食べているのは茎の部分です。じゃがいもの根っこは地中から養分を取り入れて全体に行き渡らせる役割を担っています。一方で、普段食べている茎の部分は、光合成によって吸収された養分を貯めるための場所です。茎というと細長い部分を思い浮かべるかもしれませんが、養分をたっぷり蓄えるために茎が丸く大きなかたちへと変化するのがポイントです。これを地下茎と呼び、私たちが普段目にしているじゃがいもになるのです。・栄養価は炭水化物が多いじゃがいもには食物繊維や水分、ビタミン類などが含まれていますが、最も多いのが炭水化物です。エネルギーの元になると言われている炭水化物は、100gあたり17.6g含まれています。このため、じゃがいもは主食としても用いられるようになりました。日本でも、米が手に入らない時期はじゃがいもで代用することがよくあったようです。■じゃがいもは野菜か穀物か?じゃがいもは、ほかの野菜と比べると炭水化物が多いので「穀物に分類されるのでは?」と思うこともあるはず。それでは、じゃがいもは野菜と穀物どちらに分類されるものなのでしょうか。まずは野菜の定義や穀物との違いについて紹介しましょう。・野菜の定義そもそも野菜とは、「食用となる草植物」のことを指します。このため、食べることができる植物の多くは、野菜に分類されると言えるでしょう。またスイカやイチゴなどの果物も、野菜に分類されます。「果物」という言葉は青果市場などで分類をするために使われるもので、農林水産省の統計などでは「野菜的果物」と分類されるのが基本です。・穀物と野菜の違い穀物は、「種の部分を食べるもの」として分類されます。小麦や米など、普段からよく目にしている穀物類は種の部分なのです。野菜は食用となる草植物なのに対して、穀物は種であると分類できます。種かそうでないかによって、野菜か穀物かが判別できます。■じゃがいもの分類は野菜でいいの?野菜の定義と穀物との違いについて見ていきましたが、じゃがいもの分類は「野菜」ということで良いのでしょうか。じゃがいもが何に分類されるのか、具体的にチェックしていきましょう。・農産物の分類においては「野菜」じゃがいもは、養分を蓄えた地下茎の部分を指します。種を食べるわけではないので穀物には分類されず、農産物においては「野菜」と定義されています。じゃがいもが何に分類されるのか問われた場合は、「野菜」と答えて間違いはないでしょう。・食品の分類においては「いも及び粉類」農産物においては「野菜」と分類されているじゃがいもですが、食品の分類では「いも及び粉類」として表記されます。じゃがいもは炭水化物が多く、エネルギー源にもなるため、主食に準ずる食物として定められているのです。農産物では「野菜」、食品の分類では「いも及び粉類」と異なる表記がされているので、「じゃがいもは何に分類されるの?」と混乱を呼ぶ結果になったと考えられるでしょう。■じゃがいもを含む芋・粉類の分類は野菜?それでは、じゃがいもを含む芋・粉類は野菜に分類にされるのかについても見ていきましょう。野菜の定義において、じゃがいもの立ち位置は不明確なところが多いようです。何に分類されるのか明確にすることで、じゃがいもの正体を明らかにしていきます。・野菜と比較して糖質を多く含んでいる前述した通り、じゃがいもを始めとした芋類は、ほかの野菜と比べて糖質(炭水化物)をたくさん含んでいます。「芋類を食べるだけでお腹いっぱいになった」という経験をした人は多いのではないでしょうか。これは、芋類に多くの糖質が含まれているからです。主食としても使えることから、ほかの野菜と芋類とでは違う見方がされることも多いようです。・でんぷんともいわれるでんぷんとは植物が取り入れた栄養が糖類となり、内側に溜め込まれたものを指します。じゃがいもは光合成によって生成された糖類が茎の部分に貯まった部分を指すので、「でんぷん」と呼ばれることもあるのが特徴です。このでんぷんを粉状にしたものが「でん粉」とされています。ちなみに、普段の料理でよく使われる片栗粉には、じゃがいものでん粉が使われていることが多いです。もともとは片栗の地下茎から取れたでんぷんを粉状にしたものを片栗粉と呼んでいましたが、大量生産をするに当たって栽培しやすいじゃがいものでん粉が採用されるようになりました。・じゃがいもの分類は曖昧このように、じゃがいもは糖質が多かったり、主食に準する食べものであったり、ほかの野菜とは違う特徴がたくさんあります。このことから、じゃがいもの分類は極めて曖昧であると言えるでしょう。農産物の分類では野菜とされていても、見方によっては穀物のような主食になることもある汎用性の高い食材だと考えられます。■じゃがいもに含まれる栄養素と効能じゃがいもの栄養成分の多くは糖質で占められていますが、ほかにもさまざまな栄養素が含まれています。ここからは、野菜に含まれる栄養素について見ていきましょう。・ビタミンCビタミンCは、コラーゲンの生成やメラニンを抑えるはたらきを見せる可能性があるそうです。シワやシミ、くすみなどを予防する栄養素として期待を背負っていますよね。美肌を保つためにも、ビタミンCを積極的に取り入れていくと良いのではないでしょうか。また、免疫力を高める効能も期待できるため、風邪予防にも積極的にビタミンCを摂取すると良いと考えられるでしょう。このほかに、ビタミンCには鉄分の吸収を助けるはたらきが望まれています。貧血になりやすい方は、鉄分と一緒にビタミンCを取り入れるのを意識すると良さそうです。ちなみに、じゃがいものビタミンCはでんぷん内に含まれているので、加熱しても壊れにくいのが嬉しいポイントですね。・カリウムじゃがいもに含まれるカリウムは、血圧の上昇を抑えるはたらきが期待できます。体内にある不要な塩分を排出するのをサポートするため、高血圧予防をたすけてくれる期待栄養素と言えるでしょう。現代の食生活では塩分を摂取することが多いので、じゃがいものようにカリウムを含んだ食材を取り入れることで高血圧を予防すると良いかもしれません。高血圧を防げば、生活習慣病の予防にもつながります。・食物繊維じゃがいもには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。食物繊維は腸内を整えて、不要な老廃物を排出するはたらきがあると言われているのが特徴です。効果を見せれば、腸内にある細菌のエサとなり、スムーズな排便をサポートしてくれると考えられるでしょう。便秘になりがちな人は、食物繊維を含んだ食べものを摂取するように心がけると良いのではないでしょうか。・アンチエイジング効果じゃがいもに含まれるビタミンCは、シミやくすみなどを防ぐ効果が期待できるため、アンチエイジング効果を望めます。コラーゲンの生成をサポートすることで、肌のシワを予防する効能も見せてくれるかもしれません。若々しい肌を保ちたいときには、じゃがいものようにビタミンCを含んだ食材を取り入れるのがおすすめです。・むくみ解消塩分が多い食事が多くなると、体内の塩分濃度を下げるために水分を溜め込むようになります。これが、むくみの原因です。じゃがいもには不要な塩分を排出するカリウムが含まれているため、むくみの解消の一役をになってくれるかも。高血圧を予防するだけでなく、気になるむくみを軽減したい場合にも、じゃがいもの栄養素が役立ちそうです。・精神安定やストレス対策肌に良いと言われているビタミンCには、ストレスを解消するはたらきも期待できます。ストレスを感じたときに体内から分泌される対抗ホルモンには、ビタミンCが必要という研究もされているのだとか。何かとストレスが多い現代社会において、ビタミンCは欠かせない栄養素と言えるかもしれませんね。■じゃがいもは栄養満点の食材!じゃがいもの定義は曖昧なところがありますが、エネルギー源となる栄養を豊富に含んだ食材であることは変わりありません。糖質のほかにもカリウムやビタミンCなど、体に嬉しい栄養素が含まれています。と言っても、何より炭水化物が多いのが特徴です。ご飯、麺、パンなど王道な主食に飽きたら、じゃがいもをメインとしたメニューを取り入れると、食生活を楽しめそうです。じゃがいもについて理解を深め、普段の食卓に役立ててみてはいかがでしょうか。《参考》・ 文部科学省「 日本食品標準成分表2015年版(七訂)PDF」 ・ わかさの秘密「じゃがいも」 ・ オーソモレキュラー栄養医学研究所「栄養素の説明-ビタミンC」
2021年03月06日家庭料理として馴染みのあるじゃがいも。カレーや肉じゃが、コロッケやポテトサラダなど、おいしい上にどんな料理にも使えてとても便利ですよね。レパートリーが豊富で年中リーズナブルに手に入ることから、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。ただ、早く使わないと芽が出てしまったり、冷凍時にパサパサ、ふにゃふにゃになってしまったりなど、保存方法に苦労した方も少なくないはず。そこで今回は、料理にも使いやすく、おいしさをキープした保存方法と、オススメのレシピをいくつかご紹介します!■生のじゃがいもをカットして冷凍生のじゃがいもは、冷凍するとふにゃふにゃになると一般的に言われることが多いですよね。しかし、コツを掴めばおいしく保存することができます。また、用途に応じてあらかじめカットをして冷凍しておけば、調理時の手間と時間が大幅に削減することができます。使う際にわざわざ解凍する必要もなく、ほかの食材と一緒に加熱調理できるのが嬉しいポイントです。特に、お仕事帰りや予定がおしてしまった日などの忙しい日に大活躍してくれるでしょう。ではその冷凍方法見ていきましょう。・皮をむいてカットまずはいつも通り皮をむき、芽をとります。次に調理しやすいかたちにカットするのですが、ここでは、よく使うかたち、かつ火が通りやすい大きさにカットするとより便利です。煮込み料理用にくし切り、味噌汁用に半月切りやイチョウ切り、炒め物用に細切りなど、ざっくりと用途を決めておくと、のちのち使い勝手が良いですよ。・水にさらして水気を取るカットしたじゃがいもは、ボウルなどに入れてたっぷりの水にさらします。水にさらすことで、アク抜きや変色防止、じゃがいも同士をくっつきにくくするなどの効果が期待できます。さらす時間はお好みで変えても構いませんが、5分〜10分を目安にすると良いでしょう。ただしあまり長い時間さらしすぎないように気をつけてくださいね。・保存袋に入れて冷凍水気をキッチンペーパーでしっかりと拭きとり、密閉できる保存袋に入れます。このとき、じゃがいも同士が重ならないように入れ、空気はきっちり抜きましょう。・保存可能期間冷凍にしたじゃがいもは約一ヶ月で使い切るのが理想です。あまり長い期間冷凍保存してしまうと水分量が少なくなるなどして味に影響がでることがあります。早めに使う分は冷暗所保存にし、一ヶ月で使い切ることができる量を冷凍するのがオススメです。■生のじゃがいもを丸ごと冷凍丸ごと保存!?と驚かれるかもしれませんが、保存方法と解凍方法を工夫すれば、丸ごと冷凍もできちゃいます!そもそも、じゃがいもを常温で保存すると芽が出てくるため、管理の方法や食べても大丈夫かどうかの判断が難しいですよね。この点は、冷凍前に不安を解消しましょう!また、じゃがいもの皮は栄養素が豊富に含まれているので、丸ごと保存するときには皮も一緒に保存したいところ。手順は以下の通りです。・洗って水気を取るまずはじゃがいもを綺麗に洗い、ペーパータオルで水気を拭き取ります。土が中々落ちない場合は、数分じゃがいもを水に浸してから流水で洗うと土が落ちやすくなります。特に皮ごと保存する場合はきれいに汚れを落としましょう。・芽をきれいに取り除く綺麗に洗ったら、刃元の角にある包丁のあごで芽をえぐり取ります。包丁を使うのが苦手な方は、ピーラーの側面についている突起を利用しましょう。芽が残らないように、すべて取り除いて下さいね。・ラップで包んでフリーザーバッグへじゃがいもを1つずつラップで包み、密閉できる保存袋へ入れます。ラップで包むときは、水気をしっかりと拭き取り、なるべく空気が入らないようにぴったりと包んでくださいね。・冷凍庫の奥に入れるフリーザーバックなどの保存袋に入れたら、冷凍庫へ。おいしく保存するポイントは、冷凍庫の「奥」に保存すること!冷凍庫の奥は比較的、温度の変化が少ないので、一定の温度で保存することができます。手前だと冷凍庫の開け閉めによって、温度が変化しやすくなっています。せっかく冷凍保存するのであれば、奥に保存しましょう。・保存可能期間丸ごと冷凍した場合は約4ヶ月保存できます。このように長期保存が可能ですが、風味が落ちる可能性も0ではないので、計画的に使いきりましょう。■じゃがいもをマッシュして冷凍潰した状態の「マッシュポテト」なら、加熱後の冷凍でも食感を損なわず保存できるのでオススメ。また、マッシュすることで使い道は無限大と言えます。コロッケなどのメイン料理や、ポテトサラダなど、もう一品ほしいときにも活躍してくれますね。使うときに潰す手間も省けるので、休日にやって保存しておくと便利です。・茹でるか電子レンジで蒸してマッシュじゃがいもの皮をむき、小さめにカットします。小さめにカットすることで火が通りやすく、マッシュしやすいので、一口大ほどを目安に切ると良いかもしれませんね。カットしたじゃがいもは鍋に入れて茹でるか、電子レンジで蒸します。茹でる場合は水に栄養が流れていく可能性もあるため、手軽で栄養を逃しにくい電子レンジがオススメです!茹でる場合は6分〜8分、電子レンジを使用する場合は500wで5〜6分を目安に加熱します。竹串でスッと通るまでじゃがいもに火を通し、加熱が十分でなければ30秒ずつ足していくなどして調整すると良いでしょう。・バターや牛乳、マヨネーズを混ぜるとおいしい火を通したじゃがいもは、熱いうちにマッシャーなどで潰します。このとき、バター・牛乳・マヨネーズなどを少々混ぜておくと、解凍後もなめらかなおいしさを持続することができます!解凍してすぐもう一品を作りたいときにも、おいしさが維持できているだけで味付けがシンプルでも十分おいしく仕上がります。柔らかめになるように足しておくと、ポタージュにする時にも使いやすいですよ。お家にあるものを混ぜるだけなので、試さない手はないですね!・完全に冷ますしっかり潰してなめらかになったら、熱をとります。ここで完全に冷ますことで、温度差による水滴の発生や、水滴によるカビの発生などを防ぐことができます。また冷凍する場合は特に、熱いまま冷凍庫に入れてしまうと冷凍庫の温度が上がってしまい、ほかの食材の傷みに影響を与える可能性があります。おいしく保存するためにも、十分に冷ましてから保存用袋などに入れましょう。・小分けにして冷凍熱が取れたら1回ごとに使いやすい量をラップで小分けにし、ジッパー付きの保存袋に入れます。おいしさを持続させるためにも、ラップで包む際や保存袋の空気は抜いておきましょう。また、冷凍するときは急速冷凍がオススメです。急速に冷凍されることで旨味をギュッと閉じ込めることができます。金属製のバットなどに、じゃがいもが入った保存袋をのせて冷凍庫に入れると簡単に急速冷凍ができますよ。保存期間は約一ヶ月です。 ■冷凍じゃがいもの解凍方法冷凍したじゃがいもをおいしく食べるには、解凍の仕方も大切です。できるだけ手軽に、おいしさを損なわずに解凍したいですよね。ご紹介した冷凍方法に沿って、オススメの解凍方法もご紹介します。・ラップに包んだまま電子レンジ冷凍したじゃがいもを解凍するときは、電子レンジが大活躍してくれます。ラップに包んだ状態のまま解凍キーでセットするのが最も便利でしょう。切ったじゃがいもの解凍方法生のままカットしたじゃがいもは、火を通したときに型崩れしやすいのが特徴。自然解凍は避けて、凍った状態で使用するのがオススメです。丸ごとじゃがいもの解凍方法丸ごと冷凍したじゃがいもを解凍する際は、ラップに包んだままレンジで加熱します。1個あたり電子レンジ600wで3分ほど加熱したあと、ひっくり返して更に3分ほど加熱。300wくらいまでワット数を落とせるレンジをお持ちの方は、ワット数を下げて5分ほど更にじっくり加熱すると、甘味がより引き立っておいしく召し上がれますよ。マッシュしたじゃがいもの解凍方法マッシュしたじゃがいもの解凍は、短い時間で行うのがコツです。自然解凍も可能ですが、短時間で解凍することで、水分が多く出てしまうのを防ぐことができます。電子レンジでの加熱か、凍った状態でそのまま使用するのが良いでしょう。ちなみに、凍った状態で使いやすい調理例が、ポタージュです。鍋で加熱した牛乳にコンソメなどで味をつけ、凍った状態のじゃがいもを鍋の中で溶かせば簡単にできあがり!・丸ごとなら解凍後に切るじゃがいも丸ごとを調理するとき、丸々調理するケースもあるかとは思いますが、丸ごと使用しない場合も多いはず。丸ごと冷凍したじゃがいもを切りたい場合は、しっかり解凍してから切りましょう。解凍直後だと熱いので注意が必要です。 ■冷凍じゃがいもはどう調理する?いくつかの冷凍方法、解凍方法をご紹介してきましたが、冷凍したじゃがいもを実際どのように使い分けると良いのでしょうか?・生なら『カレー』や『スープ』に生で冷凍したじゃがいもは、カレーやスープ、煮物に最適!冷凍時に乱切りにしておけば凍ったまま使えますし、時短にもなってとても便利です!カットして冷凍保存した生のじゃがいもは、火が通りやすく煮崩れしやすいのが特徴です。最初から鍋に入れず、後半で凍ったまま鍋に投入して火を通すと良いでしょう。竹串をじゃがいもに通して、しっかり火が通っているかどうかの確認も忘れずに行って下さいね。・マッシュなら『コロッケ』や『サラダ』にマッシュして冷凍したじゃがいもは、コロッケやポテトサラダに使うのがオススメです。一から準備すると時間を要するコロッケも、あらかじめ冷凍したじゃがいもを使えば仕事帰りでもパパッとメインおかずになってくれます。あと一品欲しい!というときには、きゅうりやハムと混ぜてポテトサラダにするといいですよ。冷凍する際にマヨネーズも混ぜておけば、あとは塩胡椒するだけであっという間に絶品サラダに!■じゃがいもを冷凍すると変色しない?黒や緑、ピンク色などに変色してしまったじゃがいも。買ってきたばかりの場合も食べていいものか不安になりますよね。そもそもなぜ色が変わりのでしょう。理由がわかれば、どうしたら変色を防ぐことができるのかわかりますよね。・じゃがいもが変色するワケ黒色や紫色への変色じゃがいもを買ってしばらくしたあとや、切って保存しておくと、だんだん黒や紫色に色が変化しますよね。これは空気が触れたときの酸化が原因です。じゃがいもに含まれているチロシンというアミノ酸の一種が、空気と触れ合うことによってメラニンという物質が発生して変色します。人も、日焼けするとメラニンが発生してシミやそばかすができることがほとんどですが、じゃがいももメラニンによって色が変化するんですね。急に黒や紫に変化するのではなく、ピンク、赤褐色、茶色、黒色といった順に変化が見られることが多いそう。ただ、黒色や紫色に変色した場合は、その変色した部分を切り捨てれば食べても問題ありません。食べても大丈夫か不安という方は、変色した部分より大きく切り取って使うと良いかもしれませんね。緑色への変色は注意緑色に変色した場合は注意が必要です。緑色に変色している部分は有毒物質が含まれている可能性が高く、食中毒を起こす場合があります。有毒物質はチャコニンやソラニンと呼ばれる物質だそう。これらは熱にも強いため、調理時に火を通しても、体調不良の症状が現れることがあるそうです。特に子どもが口にしてしまうと命の危険も潜んでいるようなので、十分注意が必要です。特徴としては、渋みや苦味、えぐみといった味を感じられるそうなので、異常を感じたら食べるのは避けましょう。ではなぜ緑色に変色してしまうのでしょうか。実はじゃがいもは、毒素を含む緑色の部分があることによって、動物などの外敵から身を守ろうとしているのだそうです。野菜にもこのようなはたらきがあることに驚きですよね。もし緑色に変色したじゃがいもを大量に食べてしまったり異変があったときは、早い段階で病院に行きましょう。・冷凍すると変色は進まない変色を避ける方法の1つが、冷凍保存です。空気に触れることが変色の大きな要因なので、冷凍することによって防ぐことができます。ほかにも、じゃがいもが浸るくらいの水につける、酢水につけるなどの方法も変色防止への効果が期待できます。いずれにせよ、酸化させない、空気に触れさせないというのが大切になってきます。水や酢水につける場合も、栄養素が液体は流れてしまう可能性があるので早めに食べきるのが望ましいでしょう。早めに使いきれないときは冷凍保存も活用すると良さそうですね。■冷凍じゃがいものおすすめレシピせっかく冷凍したなら冷凍しっぱなしにせず、劣化する前においしく食べたいですよね!そこで、冷凍じゃがいもを使って簡単に作れるレシピをご紹介します。・じゃがバタコーン材料(2人分)ジャガイモ(男爵)2個・水200ml・塩適量トウモロコシ(生)1本バター10gドライパセリ適量粗びき黒コショウ少々下準備ジャガイモは皮をむき、ひとくち大に切って水に放つ。トウモロコシは包丁で実を削ぐ。作り方手順1:鍋に水気をきったジャガイモを入れて水を注ぎ、塩を加えて中火にかける。煮たったら弱火にし、鍋に蓋をして蒸し煮にする手順2:竹串がスッと通る位まで柔らかくなったらトウモロコシを加え、強火にして時々混ぜ、煮汁が少なくなったらバターを加えて火を止める手順3:ドライパセリを全体にからめて器に盛り、粗びき黒コショウを振るコーンではなく、グリルしたベーコンをのせるのもオススメ!■じゃがいもの常温保存方法冷凍で長期保存ができるのは、忙しい生活の中だととてもありがたいですよね。とは言っても、やはりじゃがいもを1番おいしい状態で保存できるのは常温保存です。常温保存で長く保存できる方法をお伝えします。・段ボールに入れ冷暗所へまず湿気や乾燥から守るために段ボールに新聞紙を敷き、そこにじゃがいもを入れます。さらにその上から新聞紙で覆い、風通しが良く、涼しい場所で保管するのがベストです。段ボールにいれて冷暗所で常温保存、これはじゃがいもを保存するにあたって基本的な方法です。ぜひ適切な方法で試してみて下さいね。・りんごを一緒に入れるとよい?より長期保存を実現するには、段ボールの中にりんごを入れるのがオススメです。じゃがいもとりんご!?と思うかもしれませんが、りんごから出るエチレンガスは、じゃがいもの発芽を抑えてくれるはたらきをすると言われています。じゃがいもの芽の部分は有毒ですし、あまりにも芽が出ていると食べても大丈夫なのだろうかと不安になりますよね。下処理の時点で取り除けばすればもちろん食べれるのですが、発芽を抑制できれば、そういった不安も最小限に抑えつつ長期保存ができるのでより安心です。・常温保存可能な期間風通しが良く湿気や乾燥を防いだ状態で保存できれば、約4ヶ月は保存可能です。食料庫などの保管場所がないマンションや賃貸の場合は保存場所に困ることもあるはず。そういった方は、玄関の近くや廊下などの涼しい場所に置いておくと良いかもしれませんね。日差しが当たるところは避けましょう。■じゃがいもの冷蔵保存方法冷蔵庫の中は乾燥しやすい環境です。そのため、じゃがいもを冷蔵庫に入れることで、いい状態にキープできなかったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし実は、時期や適切な方法で保存ができれば冷蔵庫でもおいしさを保ったまま保存が可能なのです!・夏場は冷蔵がおすすめ夏場の常温保存は、気温が上がって芽が出やすくなってしまうため、あまりオススメではありません。涼しい状態をキープできる場所が確保できる場合は問題ありませんが、外出時などは冷房を切り換気もできないため、室内の気温は上がりやすいもの。夏場だけは冷蔵保存するなど、季節によって常温保存と使い分けるのもいいですね。・1ヶ月で使い切れるなら冷蔵1ヶ月で使い切ることができるのであれば、冷蔵保存でも問題ありません。ただし、早めに使うようにしましょう。冷蔵庫での保存は、低温で傷む可能性が非常に高く、また乾燥でしわしわになりやすいです。温暖な気候で育った食材を温度の低い場所で保存すると、逆に腐ってしまいます。じゃがいもの場合は、中身の色が変化したり、空洞になったりする可能性もあるそう!・キッチンペーパーで包みビニール袋へそれではどのように冷蔵保存すればよいのでしょうか。じゃがいもは湿気や乾燥に弱い食材のため、湿気や乾燥から守ることが大前提です。それにくわえて、冷蔵保存をする際は、じゃがいもが冷えすぎないようにするのも大切です。そこで、一つ一つをキッチンペーパーで包み、ビニール袋へ入れて口を軽く閉じて保存しましょう。ここで完全に口を閉じてしまうと返って湿気が中に溜まりやすくなってしまうため、軽く縛るのがポイントです。また、じゃがいもを包むときはキッチンペーパーではなく、新聞紙でも代用可能です。・野菜室に入れる温度は冷蔵庫より野菜室の方が高めに設定されていることが多いため、じゃがいもの保存には冷蔵庫ではなく野菜室の方が適していると言われています。低温の環境だと、冷えすぎで、でんぷんが糖へと変化し、本来の風味が損なわれることが多くあるようです。野菜室での保存の場合も、湿気や乾燥を防ぐためにキッチンペーパーやビニール袋を使用して、保存方法の工夫が必要です。・冷蔵保存可能な期間じゃがいもの冷蔵保存期間は、約3ヶ月です。冷蔵庫でも野菜室でも保存期間は変わりませんが、どちらにせよ湿気や乾燥で風味が落ちてしまったり、低温でホクホク感が薄れてしまったり、シワになってりまうこともあるので、早めに使うことが望ましいと言えます。■新じゃがいもは『食べ切る』が基本3月〜6月に多く出回る新じゃがいも。通常のじゃがいもとは違った良さがあるので、おすすめの調理の仕方や保存方法も少し異なります。それぞれの特徴をいかして扱えると理想ですよね!そこで新じゃがいもの特徴などをお伝えしていきます。・新じゃがいもの特徴通常のじゃがいもは、皮が硬く、でんぷんの量が多いのが特徴です。食べるとホクホク感を感じることができるので、その食感がお好みな方もきっと多いのではないでしょうか?一方で新じゃがいもは、通常のじゃがいもと比べると、小粒なものが多く出回っています。水分量が多い、香りが良い、皮が薄くやわらかいといった特徴があります。そのため、みずみずしく甘味があります。皮ごと食べられるという点も嬉しいですね。・新じゃがいもの調理方法新じゃがいもは水分量が多く、皮が薄く柔らかいのが特徴であると述べました。そのため基本的には皮付きのまま調理できます。下処理の仕方表面の汚れを落とすために水洗いをすると、皮がむけてしまう可能性があるので強く擦りすぎないようにしましょう。特にブラシなどを使用する際は強い力を加えず、新じゃがいもに軽くあてて表面についている汚れを取り除きます。基本的には、皮がついたまま茹でるのがオススメです。元々水分が多いので、茹でることで水っぽくなりすぎないようにするためです。もし皮は食べないというときでも、茹でたあとに皮をむくのが良いでしょう。丸ごとラップをして電子レンジで加熱しても構いません。向き不向きの料理新じゃがいもは丸々調理するのにぴったりです。例として、揚げ煮やじゃがバターなどが挙げられます。また水分が多く含まれているため、加熱中に形が崩れにくく、炒め物にも向いていると言えます。型崩れしにくいのは調理する上で大きなメリットですね。しかしその反面、味がしみにくいという特徴があります、そのため、カレーや肉じゃがなど比較的長い時間煮込むような料理にはあまり適していません。また、通年で出回っているじゃがいもに比べてでんぷんが含まれている量は少なめなので、コロッケやポテトサラダにはあまりオススメではありません。でんぷん質が少ないことでホクホク感があまりなく、水っぽくなってしまう可能性が高いためです。・1週間以内に食べ切る水分量が多いことで、傷むスピードが早いのも新じゃがいもの特徴です。手に入ったら1週間を目安に食べ切りましょう。水々しさを楽しむためにも、早めに食べるとより良いですね。ではどのように保存すれば良いのでしょうか。新じゃがいもは湿気や直射日光に弱いため、常温保存を基本としましょう。特に直射日光が当たると発芽や緑色への変色へと促進してしまうので、日光が当たりやすい場所では保存しないようにしてくださいね。■長くおいしくじゃがいもをうまく使いこなそう!今回は、じゃがいものおいしい保存方法とレシピについてご紹介しました。保存方法によってはふにゃふにゃで味が落ちてしまうというイメージを持たれている方も、ぜひ試してみてくださいね。じゃがいもを下処理して保存することで、長期保存と毎日の食事作りの時短に繋がりますよ。それぞれの保存方法にあったレシピで調理するのがポイントです。手間を減らし、おいしく、無駄なく、常備野菜の代表であるじゃがいもで、家族が喜ぶ料理を食卓に並べましょう!《参考》・ 農林水産省「ジャガイモによる食中毒を予防するために」
2021年03月03日じゃがいもの芽には『ソラニン』や『チャコニン』と呼ばれる食中毒の原因成分が含まれていることをご存じですか?食べると腹痛などを引き起こし、体に害を与えます。ちょっと面倒でも、きちんと取り除いて安全に調理することがとっても大切です。じゃがいもは一年を通して流通しており、比較的安価ですので、とても身近です。身近だからこそ、危険性を知っておきましょう!食中毒の症状や取り除く方法をご紹介します。■じゃがいもの芽は取るべき1年を通して安定して供給され、食物繊維やビタミンCが豊富、そして大人も子どもも大好きなお野菜、じゃがいも。しかし、芽の部分や緑色になった皮には食中毒を引き起こす成分が含まれています。じゃがいもの毒はどんな成分で、どうして取るべきなのかをご説明いたします。毒の成分や含まれている場所をきちんと把握して、安全においしくじゃがいもをお料理しましょう。・取らないと食中毒の原因にじゃがいもを放置したり、食べ忘れたりすると食中毒の原因になる成分が作られます。食中毒の原因になる成分は多くの場合、芽や皮の付近に含まれることが多いです。ですから、じゃがいもの芽を取らないで調理して食べるのはとっても危険な行為なんですよ!じゃがいもの芽を取らないと、場合によっては食中毒を引き起こしてしまう可能性もあります。実際に小学校の調理でじゃがいもによる食中毒がしばしば報告されていて、気を付けなければいけない身近な問題なんです。しかし、食中毒の原因になる毒は簡単に取ることができます。芽や皮など気を付けなければいけないポイントをきちんとおさえて食中毒を避けましょう。・『ソラニン』や『チャコニン』が含まれるじゃがいもに含まれる食中毒の成分は、『ソラニン』や『チャコニン』と呼ばれます。『ソラニン』や『チャコニン』は天然毒の1つです。多くの場合、じゃがいもの芽や皮の部分に含まれていて、摂取すると吐き気や下痢、おう吐などの食中毒症状を引き起こします。ひどいときには脱力や意識障害などを引き起こす可能性もあるので、軽く見てはいけません。さらに、『ソラニン』や『チャコニン』はナス科の植物にも含まれていて、じゃがいものほかにはツルナスやイヌホウズキなどに含まれていることがわかっています。食用ではじゃがいもが一番身近な存在です。・天然毒とは天然毒は自然毒とも呼ばれ、植物や動物に含まれている、人間の体に害のある成分です。植物が持っている天然毒は、多くの場合種や発芽に含まれていて、新しい芽や種が動物に食べられないために存在します。天然毒を持つことで、大切な種や実、若芽などを天敵の動物や昆虫、鳥などから身を守っているのです。天然毒を持っている植物は、じゃがいものほかにはきのこや青梅などが挙げられ、毒の種類や強さはさまざまです。・じゃがいもの皮にも含まれる植物が身を守るための天然毒は、じゃがいもの芽のほか、皮にも含まれています。日に当たったじゃがいもや傷が付いたじゃがいもの皮が、緑色に変色する場合があります。正しく保管されていたじゃがいもに比べて、緑色に変色したじゃがいもには、多くの『ソラニン』や『チャコニン』が含まれていることがわかっています。じゃがいもの毒と言うと芽の部分だけと思う方もいるかと思いますが、実は皮の部分にも多くの天然毒が含まれていると知っておいてくださいね。・未熟なじゃがいもは実にも毒がある日に当たったじゃがいもや、芽が出てしまったじゃがいもに毒があるのは比較的周知されている知識かもしれません。ほかにも、意外な点では、未熟なじゃがいもにも天然毒が含まれている場合があるんですよ。家庭菜園などで育てられたじゃがいもの中には、発育が不良で未熟なじゃがいもが収穫されることもあります。未熟なじゃがいもは、緑色に変色していなくても『ソラニン』や『チャコニン』が多く含まれている可能性がわかっています。せっかく自分でお手入れして作ったじゃがいもですが、小さくて未熟なじゃがいもは食用を避ける方が賢明でしょう。・じゃがいもの芽は加熱しても食べられない加熱調理によって食中毒の成分が減るのではないかという見解もあるかと思います。しかし、残念ながらじゃがいもの天然毒『ソラニン』や『チャコニン』は加熱しても毒性が変化したり大きく減少したりする傾向は確認されていません。農林水産省のデータによると、じゃがいもを15分間ゆでても減少は見られず、150分ゆでても『ソラニン』や『チャコニン』の分解は確認されませんでした。また、250度で5分揚げても約6割の『ソラニン』や『チャコニン』が残っていて、安心できるといえないことが報告されています。大事なのは、『ソラニン』や『チャコニン』が含まれる皮や芽の部分をきちんと取り除くことです。■じゃがいもの芽を食べたらどうなる?食中毒の成分『ソラニン』や『チャコニン』が含まれるじゃがいもの芽を食べたら、体にはどのような変化が起こるのでしょう?摂取した量によって、体に現れる症状は異なってきます。食中毒の症状を把握しておけば、いざというときにも判断ができますね。しっかりと覚えて備えておきましょう。・軽症の場合の症状軽度の食中毒の場合、軽い腹痛や下痢、吐き気、めまい、頭痛などの体の不調を感じることが多いです。症状が出始めるのは、消化が始まった数時間後から消化が終わる12時間程度までです。摂取した量と体の大きさの関係によって、症状の出方や強さは異なってきます。子どもやお年寄りなど、特に体の弱い人には注意が必要です。・重症の場合の症状重症の食中毒になると、衰弱や眠気、脱力、意識障害などの体や命の危険に及ぶ症状が引き起こされる場合もあります。さらに大量の『ソラニン』や『チャコニン』を摂取した場合は、死亡に至ってしまう場合もあるので、注意が必要です。たかがじゃがいもの食中毒と思わずに、きちんと下処理して正しく調理することがとても大切ですね。・辛みや苦みを感じたら食べない『ソラニン』や『チャコニン』などの天然毒は、口にするとピリピリとした刺激や辛み、苦みを感じることが多いです。じゃがいもを調理して食べたときに、辛みや苦みなどの違和感や刺激があったたら『ソラニン』や『チャコニン』が含まれている可能性が高いので、食べるのはやめましょう。もったいないかもしれませんが、食中毒は恐ろしいです。少しだけなら大丈夫と思って食べて、体に不調が引き起こしては大変ですよ。自分や周りの人のためにも処分するようにしましょう。また、辛みや苦みは人によって敏感な人もいれば、鈍い人もいます。自分では気が付かなくても、食べた人の中にいつもと違う違和感がある人がいれば、全員が食べるのをやめる判断の基準になるでしょう。味覚はじゃがいもの毒を判断する重要な要素の1つになり得ます。・じゃがいもの芽を食べてしまったときの対処法じゃがいもの芽を食べてしまったときは、体の変化に注意して、異変を感じたら病院へ行って診察を受けましょう。腹痛や下痢、おう吐、吐き気、頭痛などが主な軽症の症状です。意識障害などの重傷な症状がある場合は、救急車を呼ぶなどの判断も必要です。程度に応じて適切な判断をしましょう。気を付けて調理していても、じゃがいもの芽を食べてしまったり、苦い皮の部分を食べてしまったりすることもあります。あらかじめ症状や対処法を知っていれば、いざというときも安心ですね。■じゃがいもの芽の取り方じゃがいもの芽の取り方には、いくつか注意したいポイントがあります。ポイントをおさえて処理すれば、安心しておいしくじゃがいもを食卓に出すことができますよ。難しくはないので、基本をおさえてきちんと下処理を行いましょう。・根元まで完全に取り除く毒があるのは発芽した茎や芽の部分のみ…と考えていたら間違いです!じゃがいもの天然毒は、芽の根元部分に特に多く含まれていますので、深くまで注意してください。芽を取り除く際には、根元のくぼみの周面まで完全に取り除くようにしましょう。深くくぼみになっていて、取り除きづらい場合は、周囲の皮ごと厚めに切ってしまうのも有効な方法です。芽の根元付近を重点的にきちんと除去すると、食中毒を防ぐことにつながりますよ。・出始めの芽も取る先述のとおり、本当に毒が多く含まれているのは、芽の先ではなく、根元と周囲の皮の部分です。芽が出始めているということは、じゃがいもの皮の表面付近で『ソラニン』や『チャコニン』などの食中毒成分が多くでき始めている状態になっています。小さくても芽が出始めていたら、きちんと除去して口に入らないように気を付けましょう。出始めの芽も、伸びた芽も同じように根元から完全に取り除くことが、食中毒の予防には重要です。・皮を厚くむく『ソラニン』や『チャコニン』などのじゃがいもの食中毒成分は、ほとんどが皮の付近に集まっていると考えられています。ですから、食中毒を防ぐためには皮をきちんと処理して調理しましょう。皮が緑色っぽく変色していたら、いつもに増して厚めに皮をむくことをおすすめします。緑色の色が残らないように、きちんと皮を処理しましょう。厚めに皮をむけば、出始めの小さな芽やくぼみもきれいに除去できます。しかし、あまりに緑色が強く、スーパーなどで見かけるじゃがいもと異なるようだったら、食べるのは諦めてまるごと処分する判断も必要でしょう。・実の青い部分も取り除くじゃがいもには青い部分も見られることがあります。品種によっても異なりますが、新鮮で管理状態の良好なじゃがいもは、クリーム色の表面をしていることが多いです。男爵やメークイーンなどの品種なのに、青や緑と言った通常スーパーや八百屋さんでは見かけない色味の部分は、食中毒を引き起こしかねません。完全に除去して、安全な部分だけを食べるようにしましょう。見た目の違いを1つの判断基準にするのは、簡単で効果的な方法ですよ。・水で浸け置きするじゃがいもにはアクがあり、苦みやえぐみの原因です。アクを丁寧に取ることで、余分な雑味やえぐみが取り去れるので、じゃがいもの食中毒成分による苦みや刺激と区別がつきやすくなりますよ。食中毒の成分を取り去ることはできませんが、補助的な意味合いで食中毒の予防につながります。アクの取り方は、切ったじゃがいもを数分間水に浸け置きするだけです。簡単で時間も掛からないので、手軽に取り入れられますね。お料理もおいしく仕上がったり、煮崩れを防いでくれたりするので、進んで取り入れたい下処理です。・『芽かき』をする『芽かき』とは、家庭菜園でじゃがいもを作る過程での作業です。『芽かき』をすることで、じゃがいもの芽の数を減らして、1粒あたりのじゃがいもの実をを大きくできます。『芽かき』をしっかり行えば、生育が不十分なじゃがいもが作られないようになり、食中毒の原因を避けることができるんですね。『芽かき』やり方は簡単です。畑のじゃがいもが10cm程の大きさに育ったら、太くて元気そうな茎を2~4本残して、あとはかき取ります。元気な芽が傷つかないように根元を、外側に向かって丁寧に引き抜きましょう。1本あたりに栄養が十分に供給され、大きく充実したじゃがいもが期待できます。■じゃがいもの芽の致死量とは?じゃがいもの芽には自然毒があるとわかりました。実は、ひどい場合、じゃがいもの自然毒で命を落とすこともあります。致死量程のじゃがいもの芽の毒は、どれくらいの量なのか参考にしてみてください。体重との関係が大きいので、体格や年齢によって大きく変わってくるので注意が必要です。・体重1kgあたりの致死量じゃがいもの自然毒の『ソラニン』や『チャコニン』は、体重1kgあたりどのくらい摂取したかによって致死量が決まります。具体的には体重1kgあたり5g前後で致死量に至ると考えられているので、体重50kgの大人なら250g前後、体重20kgの子どもの場合は100g前後が致死量です。体格に違いによって致死量は変化するので、大人と子どもでは大きく異なってきますね。じゃがいもは子どもが大好きな食材なので、特に注意が必要でしょう。・芽にはどのくらいの毒がある?じゃがいもの芽には『ソラニン』や『チャコニン』などの天然毒が含まれていること、そして加熱によってその量は減らないことがわかりました。では、芽にはどのくらいの量の天然毒が含まれているのでしょう。緑色に変色したじゃがいもの皮には、10gあたり10mgの天然毒が含まれていると言われています。じゃがいも1個300gのうち、30gが皮で緑色に変色していたとすると、大体30mgの毒が含まれていると考えて良いのではないでしょうか。1個食べたからと言って、命の危険に直結するとは言い切れませんが、腹痛や吐き気などの食中毒症状を発症しかねない量であると推測できます。特に体の小さな子どもや、体力の弱いお年寄りなどは注意が必要ですね。■じゃがいもの調理により発生する毒じゃがいも自体が持っている天然毒『ソラニン』や『チャコニン』のほかに、実は調理によって発生する毒も存在するのはご存じですか?じゃがいもなどの炭水化物を多く含む食品を加熱調理する際に発生するので、調理方法の選択が重要です。・『アクリルアミド』が発生する『アクリルアミド』は、ジャガイモやサツマイモを調理した食品、穀物を加工したクッキーやビスケットなどに含まれる成分です。炭水化物を高温で調理することによって、アミノ酸と糖類が化学反応を起こして発生するとされています。高温調理の温度の目安は120度程度ですので、揚げ物などが想定されますね。じゃがいもを高温で揚げたポテトチップス、大学芋、フライドポテトなどには『アクリルアミド』が比較的多く含まれていると考えられます。・アクリルアミドによる症状『アクリルアミド』は接着剤や塗料などにも使われている化学物質です。多量に摂取すると、神経に悪影響を与えるほか、発がん性も指摘されています。現時点では、食品に由来した『アクリルアミド』の健康被害は報告されていませんが、多量に摂取した場合は神経組織などに悪影響を及ぼしかねないとされており、注意が必要です。・煮たり蒸したりすると発生しにくい120度以上の高温調理によって、アミノ酸と糖類が化学反応して発生する『アクリルアミド』。『アクリルアミド』を発生させないためには、高温になる揚げ物を避けて、煮たり蒸したりして調理することがおすすめです。ふかし芋やじゃがいもの煮物は、ホクホクとしてしっとりとした食感でとてもおいしいですよね。油を多く使わないことで、カロリーもおさえられて健康的でもあります。『アクリルアミド』はコーヒーやトーストの焦げた部分にも含まれており、すべてを排除するほど神経質にならなくてもよい成分ですが、毎日の食生活で少しずつ気を付けることも大切かもしれませんね。■家庭でじゃがいもを栽培するときの注意点『ソラニン』や『チャコニン』を発生させないためにも、家庭でじゃがいもを栽培するときにはいくつか注意したいポイントがあります。じゃがいもの栽培中から収穫時まで、ちょっとした気遣いで食中毒を予防できますよ。おうちでじゃがいもを栽培している人や、挑戦したみたい人はぜひチェックしてくださいね。・種芋を植える間隔まず、注意したいのが、発育が不十分で未熟なじゃがいもに多く含まれる『ソラニン』と『チャコニン』です。十分に大きく育って、充実したじゃがいもを育てることが食中毒の予防につながりますね。そのため、種芋を植える間隔は、30cm間隔が目安です。近すぎると日当たりが悪くなったり、根が十分に発育しなかったりして、大きなじゃがいもができづらくなります。種芋がいっぱいあると、ついつい間隔をつめて植えたくなりますが、おいしいじゃがいものためにちょっと我慢して十分な間隔を取ってあげましょう。・じゃがいもに光を当てないじゃがいもは光に当たると、害虫や鳥、動物などから身を守るために『ソラニン』や『チャコニン』を皮の付近に生成します。ですから家庭菜園でじゃがいもを栽培するときには、育っているじゃがいもに光が当たらないようにしてあげることが大切です。芽かきが終わった段階で、軽く土寄せしてじゃがいもが土から顔を出さないようにしてあげましょう。さらに、土寄せをすると水はけも良くなって、じゃがいもに適した環境をつくってあげられますよ。・熟してから収穫するじゃがいもを収穫する際には、きちんと熟すまで待って、適したタイミングで収穫しましょう。収穫時期が早すぎると、未熟なじゃがいもが多くなって、食中毒の原因になりかねませんよ。じゃがいもの収穫の目安は、7~8割の葉が黄色く枯れてきた段階です。春に植えたじゃがいもなら、一般的には6月中旬ごろが収穫の目安です。地上部の葉の様子をきちんと観察して、ベストなタイミングでおいしいじゃがいもを収穫しましょう。・傷つけないように収穫し保管傷が付くと、じゃがいもはストレスを感じて『ソラニン』や『チャコニン』を生成します。収穫の際はじゃがいもを傷つけないように慎重に取り扱いましょう。コツは、根元からちょっと離れた場所にスコップを入れること。周りの土ごと持ち上げるイメージで掘り起こして、土の中からじゃがいもを取り出しましょう。茎からつながっているじゃがいものほかに、土の中にも残っている場合があるのでしっかり探してあげてくださいね。■じゃがいもの保管方法よく熟したじゃがいもや新鮮なじゃがいもを手に入れたら、正しく保管しておいしさを長持ちさせましょう。難しいポイントや、こまめなお手入れなどは要りません。おうちのなかでじゃがいもが快適に過ごせる場所を探してあげてくださいね。・暗いところを選ぶ光が当たると『ソラニン』や『チャコニン』を生成するというじゃがいもの特性があるので、できるだけ日の当たらない暗い所を選ぶのが重要です。窓辺や棚の上などの、日差しの当たる場所や明るい場所は避けて、暗くて日の当たらない棚や箱の中で保管しましょう。家の中だと台所の棚や引き出し、冷蔵庫、玄関、裏口などが日に当たりにくいかもしれません。袋に入れたり、ふた付きの段ボールなどに入れると良いでしょう。・よく乾燥させる湿気はカビの繁殖を招いたり、腐敗を引き起こしたりしかねないので、じゃがいもの敵です。じゃがいもを保管するときは、よく乾燥させましょう。土が付いている場合は、取り払って保管するのがおすすめです。家庭菜園などで収穫する場合は、よく晴れた日を選ぶのが重要です。土から掘り起こしたら、2時間程畑で乾燥させます。そのあと1週間程度雨の当たらない場所で陰干ししてさらに乾燥させましょう。水洗いすると保存性が落ちてしまうので、洗うのは調理する前にして、保管は土付きで行う方がおすすめです。・夏場は冷蔵庫へ気温が上がるとジャガイモも傷みやすく、かつ発芽もしやすくなります。常温保存で大丈夫と言われているじゃがいもですが、涼しい場所が保管には適しているのは、ほかの野菜と変わりません。夏場で室内も25℃以上になるような場合は、冷蔵庫で保管するのが良いでしょう。冷蔵庫で保管する際は、野菜庫を使うのがおすすめです。調味料や加工食品などを入れる冷蔵スペースよりも、若干温度設定が高めになっていて、お野菜に適した環境になっています。乾燥を避けるために新聞紙などに包んで、ビニール袋に入れて保管しましょう。・早めに食べ切る事が重要長期保存が可能なじゃがいもですが、家庭での保管や管理には限界があります。食中毒を防ぐためにも早めに食べきることが重要です。新鮮なじゃがいもを入手したら、正しい保管方法をして、新鮮なうちにおいしく食べきるように心掛けましょう。早めに食べきるれば、保管中の変色や劣化、『ソラニン』や『チャコニン』などの食中毒成分の増加を防ぐことにもつながりますよ。・古いじゃがいもは種芋に気を付けて保管していても芽が出てしまったり、保管しているのを忘れて古くなってしまったりしたじゃがいもを見つけるときもあります。無理して食べて食中毒になってしまったら大変ですが、そのまま捨てるのももったいない。そんなときには、種芋として新しい役割を与えてあげるのはどうでしょう。芽が出た季節がじゃがいもの植え付けの季節なら、家庭菜園のレパートリーに加わりますよ。病害虫などの心配があるので、市民農園など共有する畑での使用はおすすめできませんが、家庭菜園やプランターなどで栽培するなら、問題は少なくて済むでしょう。■じゃがいもの芽はきちんと取り除いて!じゃがいもにはちょっと気を付けたい危険な成分が含まれることもある、と理解していただけたでしょうか?思いがけず食中毒に合わないために、危険な芽や皮はきちんと取り除いて下処理をすることが、とっても大切ですよ。また正しく保管すれば、食中毒のリスクを減らすこともできるので、参考にしてくださいね。正しい保管と適切な下処理で、安全なおいしいじゃがいも料理を楽しんでくださいね。《参考》・ 農林水産省「食品中の天然毒素「ソラニン」や「チャコニン」に関する情報」
2021年02月26日じゃがいもは、普段の家庭料理でよく使う野菜の代表格です。和食や洋食などジャンルを問わずに活躍し、日持ちもするので、常備食材として欠かせません。しかし、じゃがいもの皮むきが面倒という方も多いのではないでしょうか。いつもは包丁やピーラーで皮むきをしますが、簡単な方法があると便利ですよね。そこで今回は、ネットで話題になっているじゃがいもの皮のむき方をご紹介します!まずはじゃがいもをよく洗い、包丁でぐるりと一周切り込みを入れます。鍋にじゃがいもを入れます。水はじゃがいもが完全に浸るくらい、多めに注ぎましょう。火をつけ沸騰したら中火にし、10分程度茹でます。竹串をさしてスッと入る状態になるのを目安にしましょう。じゃがいもが茹で上がったら、すぐに冷水に浸します。冷水に入れると皮がむきやすくなります。このように包丁を使わず、じゃがいもの皮がきれいにむけました!じゃがいもの芽の部分は、スプーンなどを使用して取り除きましょう。いつもは皮むきをしてから茹でていましたが、この方法を試してみたところ、水っぽさがなく、ほくほくのじゃがいもでびっくりしました!今回は、このじゃがいもを使ってポテトサラダを作りました。みなさんも、ぜひ試してみてください![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年01月25日こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。3月に入り、暖かい日も少しずつ増えてきましたね。春野菜が美味しい時期です。中でも私が大好きなのが「新ジャガイモ」。通常のジャガイモに比べてみずみずしく、シャキッとした歯ごたえが美味しい食材です。でも、「ジャガイモっておかずになりにくい、レシピがワンパターンになりがち……!」なんて方も少なくはないのでは。今回は、電子レンジで超簡単に作れるご飯も進む新じゃがレシピを紹介します!■新じゃがと豚バラのミルフィーユバター蒸し 材料(2人分)新ジャガイモ3個豚バラ薄切り肉300gバター10gめんつゆ(3倍希釈)大さじ3酒大さじ1黒コショウ少々青ネギ適量ごま油適量作り方1.新ジャガイモは5ミリ幅にスライスする。豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。2.耐熱皿に新じゃが、豚バラを重ねて、バターを乗せ、めんつゆ、酒をまわしかけたらふんわりとラップをする。3.2を600wの電子レンジで10分加熱したら、黒コショウをふり、青ネギをかけ、ごま油をまわしかける(味が足りないようであれば塩で調える)。新じゃがをスライスしたら、重ねてレンジで加熱するだけ!じゃがいもとバターの鉄板の組み合わせに豚肉の旨味がぎゅっと染み渡り、ご飯が進むおかずになります。ご飯だけでなく晩酌にもぴったりの一品ですよ。お好みで、新玉ねぎやスナップエンドウなどそのほかの春野菜を入れたり、チーズをかけて加熱したりしても、美味しくいただくことができます。次の日にはよりぐっと味が染みているので、その味わいも楽しんでみてください。旬の新じゃがを使った簡単レンジレシピ、ぜひお試しくださいね!
2019年03月17日全国1億2千万人のカレーファンの皆さま、こんにちは。今回ご紹介するのは、その名も『幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー』。まず、皆さんが真っ先に気になるのは、“幻のじゃがいも マチルダ”でしょう。じゃがいもというと、「男爵薯」や「メークイン」などが有名ですが、「マチルダ」という品種を初めて聞く方も多いのでは?パッケージの写真からも伝わる美味しそうな雰囲気。隠しきれない魅力を持つ、幻のじゃがいも「マチルダ」の魅力に迫ります。■「マチルダ」とは何者なのか「マチルダ」の正体は、甘みとホクホク感が魅力の、北海道・十勝めむろ特産のじゃがいもです。無類のじゃがいも好きの筆者は、パッケージ写真を見た時点からよだれが溢れてきました。そしてこちらがパッケージ裏面。じゃがいもをとにかくプッシュしているので、カレールー自体はオーソドックスなお味かと思いきや、結構なこだわりがうかがえる原材料です。カレーに酸味を与えるりんごやヨーグルト、南国的な甘味を出してくれるマンゴーピューレやココナッツミルクなど、個性的なラインナップ。個人的には、あまり見慣れないしょうがやひよこ豆ペーストなどが気になります。今まで食べてきたカレーのなかでも、一番バラエティ豊かかもしれません。■いざ、実食!お皿に盛りつけるとこのような感じ。遠目からでもわかる、じゃがいもの圧倒的な存在感……。ルーの色味は、スタンダードな茶色です。ですが、じゃがいも以外の具材でそこまで目立つものはありません。“とにかくじゃがいもを楽しむためのカレー”という印象です。そして、こちらが“幻のじゃがいも マチルダ”。スプーンの上にこれだけ乗せても、ルーにはまだまだじゃがいもが。これはまるまる1個分入っているのではないでしょうか?さて、冒頭で「甘みとホクホク感が特徴のマチルダ」とお伝えしましたが、予想をはるかに超えるホクホク感でした。ホクホク感もありますが、肉質がきめ細かいので、咀嚼しているとだんだんなめらかでクリーミーな味わいになってきます。これは新感覚かもしれません。ルーのお味はというと、たくさんの原材料が入っているから個性的な味じゃないかと思っていましたが、意外にも正統派なカレー。じゃがいもの味としっかりとマッチしていて、飽きのこない味わいです。■総評:「マチルダ」の良さを存分に生かしたカレーカレーの味★★★★★辛さ★★★☆☆じゃがいも感★★★★★★じゃがいも感はもう★6つです。気になるお値段は税込み350円!ご当地カレーのなかでは、かなりお安い部類だと思います!幻のじゃがいも「マチルダ」を使った味わい深いカレー。ぜひご賞味あれ!【参考】※ JAめむろ幻のじゃがいも マチルダがゴロッと入った十勝めむろカレー【筆者略歴】J
2018年12月11日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。残暑が続いていますが、この時期はじゃがいものおいしい季節です。ふかし芋に煮っころがし、ポテトサラダ……。じゃがいもはどんな料理にしても子どもに人気ですよね。今日は、ちょっとだけひと手間をかけて作る「みたらしじゃがいももち」をご紹介します。じゃがいもを蒸し煮してマッシュし、かたくり粉をまぶして、俵形に丸めてフライパンで焼く「みたらしじゃがいももち」。じゃがいもを丸ごと蒸してからマッシュするのが一般的ですが、細かく刻んでから蒸し煮することで、じゃがいもに火を通すまでの調理時間が短くて済みます。忙しいお母さんにも作りやすい「みたらしじゃがいもち」は、焼きあがった瞬間からどんどんなくなる、子どもに人気のじゃがいも料理です。おかずとしても、子どものおやつとしても使える「みたらしじゃがいももち」を、今回は、本みりんとおしょうゆで甘辛のみたらしダレをからめます。中はホクホク、外はモッチモチの食感を楽しめる「みたらしじゃがいももち」、ぜひお試しください。■みたらしじゃがいももち調理時間 20分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料>作りやすい分量じゃがいも 3コかたくり粉 大さじ3しょうゆ 大さじ1本みりん 大さじ1/2菜種油 大さじ1<作り方>1、じゃがいもは皮をむいてさいの目切りにする。2、鍋に1とひたひたの水を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にしてフタをし、10分ほど蒸し煮する。3、フタを開けて木べらなどで混ぜながら水気を飛ばし、マッシャーでつぶす。4、かたくり粉を混ぜて俵形に丸める。5、フライパンを中弱火に熱して菜種油を加え、4をのせて両面を焼く。6、鍋肌から本みりんとしょうゆを加え、両面にからめる。甘じょっぱくてモッチモチのじゃがいももちは、暑い日にもどんどん手が伸びる人気の一品となるはずです。じゃがいもの大量消費に、たくさん作っていっぱい食べたいですね。■「みたらしじゃがいももち」のアレンジ例●アレンジ例1 カレー風味じゃがいももちじゃがいもをマッシュしてかたくり粉を加えるとき、カレー粉とお塩を加えると、さらに子どもが好きな風味のじゃがいももちが出来上がり!●アレンジ例1 じゃがいもの焼きもち風 「みたらしじゃがいももち」に焼きのりをのせれば、磯の風味が楽しめる焼きもち風に!じゃがいもを串に刺して焼くのもオススメです。じゃがいももちの中にチーズを入れてみたり、ソース・マヨネーズ・青のりとおかかをかけてお好み焼き風にしたり、トマトソースをかけてみたり、アレンジは自在です。基本のじゃがいももちをたくさん作って、バリエーションを楽しんでみてくださいね。
2018年08月29日