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日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団の Osaka Shion Wind Orchestra を有する公益社団法人大阪市音楽団(本社:大阪市住之江区/理事長:石井徹哉)は、2025年5月6日(火・祝)に「住友生命いずみホール特別演奏会 2人のコンチェルト」を開催いたします。Shionの楽団員がShionをバックに演奏するコンチェルト企画が遂に実現。気になるソリストは…トロンボーンの戸井田晃和とバリトン・サクソフォンの井澤裕介です!また、もう一つのメインは、J.M.デイヴィッドの交響曲第2番「旅こそ我が人生」の日本初演。聴きどころ満載の公演となっておりますので、ぜひご来場ください。公演概要日時:2025年5月6日(火・祝) 14:00開場/15:00開演指揮:現田 茂夫ソリスト:[トロンボーン]戸井田 晃和、[バリトン・サクソフォン]井澤 裕介吹奏楽:Osaka Shion Wind Orchestra会場:住友生命いずみホール(大阪府大阪市中央区城見1-4-70)プログラム■ シンフォニア・ノビリッシマ(R.ジェイガー)■ Tボーン・コンチェルト(J.デメイ)ソリスト:戸井田 晃和■ バリトン・サクソフォンと吹奏楽のための「ラプソディ」(M.ワッターズ)ソリスト:井澤 裕介■ 交響曲第2番「旅こそ我が人生」(J.M.デイヴィッド)[日本初演]※やむを得ぬ事情により、曲目等が変更になる場合がございます。予めご了承ください。公演詳細はこちら : チケットS席 4,500円A席 3,500円B席 3,000円※全席指定・消費税込※学生割引(各席種500円引き)は、Shionチケットセンターのみでの販売となります。※当日券は同額です。※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。■チケット発売日:2025年2月6日(木) 10:00〜■プレイガイド:・Shionチケットセンターフリーコール:0800-919-5508(土・日・祝を除く10:00〜17:30)・Shionオンラインチケット ・チケットぴあ(Pコード:289-311) ・ローソンチケット(Lコード:56285) ・イープラス ・住友生命いずみホールチケットセンターTEL:06-6944-1188(日・祝を除く10:30〜17:00)主催・お問い合わせ公益社団法人 大阪市音楽団フリーコール 0800-919-5508(土・日・祝を除く10:00~17:30)出演者プロフィール指揮:現田 茂夫©Koichi Miura1979年東京音楽大学指揮専攻に入学。汐澤安彦、三石精一両氏に師事。1982年東京藝術大学指揮専攻に入学。佐藤功太郎、遠藤雅古両氏に師事。ドレスデンフィル、スロヴァキアフィル、プラハ交響楽団、サンレモ交響楽団等に客演し、コンサート、オペラ両面で活動を続ける。1994年のプラハの春での佐藤しのぶコンサートは全ヨーロッパで放映された。神奈川フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者。他、国内外の主要オーケストラも指揮し好評を得ている。オペラ指揮者としての経験は豊かで二期会21、関西二期会、錦織健プロデュースオペラ、佐藤しのぶ「夕鶴」公演等、歌手からの信頼も厚い。NHKのFM「シンフォニー・コンサート」のパーソナリティを長年務める等バラエティに富んだ活動を行なっている。2023年からは東京藝術大学指揮科客員教授として後進の指導にもあたっている。トロンボーン:戸井田 晃和福島県郡山市出身。国立音楽大学卒業。卒業時に矢田部賞受賞。第83回読売新人演奏会、第29回ヤマハ管楽器新人演奏会(東京)金管楽器部門に出演。2013年チェジュ国際ブラス・コンペティション、テナー・トロンボーン部門第2位。花坂義孝、池上亘、箱山芳樹の各氏に師事。現在、Osaka Shion Wind Orchestraトロンボーン奏者、奈良県立高円芸術高校非常勤講師、関西トロンボーン協会理事。バリトン・サクソフォン:井澤 裕介福岡県北九州市出身。尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科卒業。ソリストとしてA.グラズノフ作曲サクソフォン協奏曲を同大学管弦楽団と共演。東京音楽大学大学院音楽研究科修了。大学院在学中大阪市音楽団に入団する。第6回横浜国際音楽コンクール室内楽一般の部第2位。 第83回読売新人演奏会、第17回ヤマハ管楽器新人演奏会、第10回サクソフォン新人演奏会に出演。 第19回浜松国際管楽器アカデミーに参加、Jean Yves Fourmeau氏に師事。講師推薦プレミアムコンサートに出演。第22回松方ホール音楽賞奨励賞を受賞。 これまでにサクソフォンを江口紀子・田中靖人・林田祐和・小串俊寿・波多江史朗の各氏、室内楽を木村健雄・太田茂・小串俊寿の各氏に師事。平成30年、31年度公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業鹿児島セッション派遣アーティスト。現在Osaka Shion Wind Orchestra サクソフォン奏者。Shion NAGISAX メンバー。大阪音楽大学非常勤講師。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科非常勤講師。Osaka Shion Wind Orchestra©︎飯島隆1923年(大正12年)に誕生以来「Shion(しおん)」の愛称で親しまれている交響吹奏楽団。 2015年3月に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion Wind Orchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。 これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞。2023年6月1日に創立100周年を迎えた。現在、音楽監督に宮川彬良、芸術顧問に秋山和慶が就任している。★Shion公式WEBサイトはこちら【ホームページ】 【X】 【Instagram】 【Facebook】 【YouTube】 ★がんばれ!Shion応援団 応援団員募集中! ★ふるさと寄付金でShionを応援してください! ★ポスター・チラシ設置店大募集! 本リリースに関するお問い合わせ公益社団法人 大阪市音楽団〒559-0022 大阪市住之江区緑木 1-4-138フリーコール:0800-919-5508(土・日・祝を除く 10:00~17:30)担当:前田 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年01月21日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが20日に自身のアメブロを更新。食道がんの経過観察のため大学病院を受診したことを明かした。この日、堀は「ライブを終えたら検査が続きます!」というタイトルでブログを更新し、大学病院の消化器内科を受診したことを報告。「食道がんの経過観察」と説明し「舌がんよりも食道がんの経過観察の方が、極めて重要な感じがします」とコメントした。続けて「また出てきたら、早い段階ですぐに手を打てるように、見張っていただかないと…初期の段階では自覚症状はなかったですから」と回想。「ステージ0の状態でも、がんは静かに潜んでいたと思うとゾッとします」とコメントし「次の上部内視鏡での食道及び胃の検査は、ライブ終わりすぐです」と説明した。また「人間ドックも、ライブ終わりには予約していますので、検査が続きます」と明かしつつ「全てが悪いところが見つかってからの検査ではなく、早期発見と予防に繋げるための検査なので、悲観的ではないですよ ご安心ください」と補足。「看護師さん、ありがとうございます!」と感謝を述べ、検査後の説明について「このような確認って、とても大切なのだなぁと思います」とつづった。最後に「お薬も受け取って、次のメンテナンスの予約時間まで少し休憩です。アールグレイティーと一緒に、みはしのあんみつをいただき至福の時間」とスイーツの写真を公開。「青春の味。いついただいても癒されます。ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月21日2024年1月に腹部の手術を受け、3月にがんを公表したキャサリン皇太子妃が、がんが寛解したことをSNSで報告した。14日、キャサリン皇太子妃は自身が治療を受けたというロイヤル・マースデン病院を訪問。SNSに患者に寄り添って会話している自身の写真と共に、「この場をお借りし、この一年お世話になったロイヤル・マースデン病院のみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです」「私が患者として受けたケアとアドバイスは格別のもので、これ以上望めないというほどでした」とつづった。また、自身の病状について、「現在、寛解していることには安堵し、今後も回復に専念します」と報告。「がんと診断された経験のある方ならだれでもわかると思いますが、新しい日常に慣れるには時間がかかります。それでも、私はこれから先にある充実した一年に期待しています。楽しみなことはたくさんあります」と前向きなメッセージを送った。そして、「みなさんの継続的なサポートに感謝します」と締めくくった。王室ファンから「本当によかったです」「素敵なメッセージ。病院には特別な訪問になりましたね」「キャサリン皇太子妃、大好きです。応援しています」と喜びのコメントが多数寄せられている。(賀来比呂美)
2025年01月15日従業員の方へ提供するがん検診について考える「東京都職域がん検診精度管理向上支援講習会」がオンライン配信にて開催中です。東京都職域がん検診精度管理向上支援講習会日本人の死因第1位であり、2人に1人が生涯のうちに罹患すると言われている「がん」。そんながんから命を守るために重要なのが「がん検診」です。「がん検診」によって、がんの早期発見・早期治療ができれば、がんで死亡するリスクを減らすことができるという大きなメリットがあります。会社として、貴重な人材の損失を避けることにも繋がります。一方で、がんが100%見つかるわけではないことや不要な検査や治療を招くことなどのデメリットもあります。そこで必要なのが《有効な検診を正しく行う》こと。大切な従業員の方へ提供するがん検診について考える機会となる本講習会は、国立がん研究センターの高橋宏和先生を講師にお迎えし、期間中いつでもご視聴いただけるオンライン配信にて開催しています。■開催概要配信期間:2025年2月28日(金)23:59まで対象者 :都内の企業等で実施されるがん検診業務に関わる方定員 :2,000名(事前申込制、受講無料)主催 :東京都保健医療局■プログラム講義時間:各動画10~20分程度。配信期間中はいつでも視聴できるのでスキマ時間にご覧いただけます。1. がん検診の基礎的知識2. 正しい検診の企画3. がん検診の精度管理4. 適切な受診勧奨および目指すべきがん検診のあり方■お申込みについて下記の専用Webサイトにアクセスしていただき、必須項目を入力してください。お申込期限は2025年2月21日(金)までです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月14日■ ウィーン少年合唱団OB自伝の日本語版が発売著者ゲオルグ氏からのメッセージジャーナリストで作家のゲオルグ・シュピーゲルホーファーは、ウィーン少年合唱団での4年間の思い出の詰まった赤いセーラーボックスを60年後にわざわざもう一度調べる為に開けました。その理由は、2023 年がその世界的に有名な合唱団の 525 周年の節目となるためでした。著者はちょうど 450 歳年下になります。ヨーロッパ、アジア、カナダ、緊急着陸を含む米国を巡る演奏旅行、キャンセルされた日本公演、舞台でのストライキ、255回の満席のコンサートで約25万人の観客を前にした日々の素晴らしさ、映画撮影、1961年のシュテファン大聖堂でのジョン・F・ケネディ大統領の前での合唱、変声と年長組の宿舎への移動、14歳間近の少年が仲間の中で何者でもなくなる事の悲劇などの内容はウィーン少年合唱団員の活動に興味を持つ人なら誰でも、貴重な写真を満載したむ368ページに及ぶ現代文書「小さな歌」で彼等の「舞台裏」の様子を知り、また老若男女を問わず興味深い読み物となるでしょう。また、ランク隊の22人の団員達は演奏旅行だけでなく、ウィーンのアウガルテン宮殿で過ごした長年の寄宿生活でもお互いが生涯の友人になっています。ゲオルク・シュピーゲルホーファーは、50歳、次に60歳、最後に70歳、そして最終的には75歳の時に、退職とコロナ隔離後のリラックスした時間の中で、ついに指揮者のゲルハルト・ランク教授との約束を果たました。書籍『小さな歌、私がまだウィーン少年合唱団だった頃』の日本語出版は、少年合唱団のファンであり日本出身の乃り子・斎藤・ペッツィーナが翻訳することで可能になりました。ビデオ用の多数の QR コードが、多くの写真と本の内容を補完します。■ 早期購入特典早期購入特典として、スコラポストカード3種&オーストラリア国立少年合唱団プログラムポストカードもお付けします。※無くなり次第終了となります■ 販売情報販売予約については日本少年合唱協会公式ショップ、Amazonにて予約を受け付け中です。 ※この書籍はウィーン少年合唱団コンサート会場では購入できません。インターネット専売になります。この書籍に関する一切のお問い合わせは、一般社団法人日本少年合唱協会までお願いいたします。■ 製品情報製品名「小さな歌」私がウィーン少年合唱団員だったころ著者名著:ゲオルク・シュピーゲルホーファー発売日2025年1月10日(金)価格定価:4,730円(本体4,300円)ISBN978-4-9913980-0-1判型A5サイズページ数368ページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月10日宝塚歌劇団 星組が2025年1月19日(日)・20日(月) に東京・日本武道館で上演する礼真琴 日本武道館コンサート『ANTHEM-アンセム-』の模様が、全国各地の映画館でライブ・ビューイングされる。本公演は、さまざまな国内の著名人気アーティストの大型ライブプロデュースを手がけるインターグルーヴプロダクションズの大田高彰を総合演出に招聘。日本武道館コンサートならではの、そしてトップスターにしか表現できないライブパフォーマンスが映画館に届けられる。ライブ・ビューイングのチケットは、先行抽選販売を2025年1月6日(月) 正午まで実施中。<公演情報>宝塚歌劇 星組 礼真琴 日本武道館コンサート『ANTHEM-アンセム-』ライブ中継総合演出・ステージ制作:大田高彰(インターグルーヴプロダクションズ)構成・演出:竹田悠一郎【出演】宝塚歌劇団〈星組〉礼真琴 ほか【日時】2025年1月19日(日) 18:30開演2025年1月20日(月) 19:00開演【会場】全国各地の映画館【チケット情報】■先行抽選販売:2025年1月6日(月) 12:00まで()詳細はこちら:
2024年12月24日今回6年ぶりに再来日を果たすエストニア国立男声合唱団。2018年シベリウス:クレルヴォ交響曲などNHK交響楽団との共演が話題になりましたが、まだまだどんな合唱団なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。そこで、合唱団の芸術監督を務める指揮者ミック・ウレオヤ氏にメールインタビュー!知られざる合唱の国エストニアを紐解きます。――まずは、エストニア国立男声合唱団について教えてください。ミック・ウレオヤ氏(以下M):エストニア国立男声合唱団(ENMC)は国内合唱界の伝説的存在である作曲家グスタフ・エルネサクスにより、1944年に設立されました。今年ちょうど創立80周年をお祝いしているところです。ENMCは合唱団としては非常に珍しいプロの男声合唱団です。そのため、ショスタコーヴィチの交響曲第 13 番「バービイ・ヤール」、シベリウスの交響曲「クレルヴォ」、シェーンベルクの「グレの歌」など、男声合唱が重要な役割を担う作品を演奏することにおいて私たちは類まれな経験を有しています。また、過去 80 年間のエストニアにおける男声合唱作品について語るとき、すべての主要な作品は ENMC のために (または ENMCによる委嘱によって) 作曲されたと言っても過言ではありません。エストニアの文化やエストニア音楽史はエストニア国立男声合唱団と密接に結びついているといえるでしょう。――国立の合唱団、それも「男声合唱団」というのはかなり珍しいのではと思います。M:そうですね。私たちは公務員であり、職業を聞かれれば「仕事は合唱団員」と答えます。フルタイムで合唱団員として働いているのです。これは日本では少々驚かれることかもしれませんね。――国から保証された状態で合唱を続けられるのですね。なぜエストニアではそれほどまでに歌が尊重されるのでしょうか。M:エストニアの合唱の歴史は、「エストニア歌と踊りの祭典(Laulupidu)」の歴史と深く結びついています。1869 年に始まり、歌い継がれてきた民謡を発表する場となりました。今でも5 年ごとに開催され2万人以上の歌手が参加し、10万人の観衆がタリン歌の広場に集まります。そしてこの祭典は「歌う革命」にも繋がっていったのです。歌の広場©ToBreatheAsOne – Flickr「歌う革命」とは…エストニアは歌によって独立を勝ち得た唯一無二の国である。第二次大戦後ソビエト連邦に併合されたエストニアは自国の民族音楽を歌うことを禁じられていた。その中でこの祭典は民族高揚運動の一環として民族独立の大きな力となり、「歌う革命」に昇華した。同様の運動はラトビア・リトアニアにも見られ、1991年バルト三国は、ソビエトからの独立を果たしている。――今回の選曲について教えてください。どのような意図があるのでしょうか。M:前半は宗教音楽というくくりで(シューベルトの曲の歌詞は実際には宗教的ではありませんが、非常に哲学的です)、古典的な宗教的男声合唱のレパートリーを幅広く取り上げます。またそのなかで、現在世界で最も重要な作曲家の一人であるエストニア人作曲家アルヴォ・ペルトの作品を二曲も演奏できることを嬉しく思います。後半は、フィン・ウゴル語(ヨーロッパ北東部からシベリア西部にかけて話されるフィンランド語・エストニア語・ハンガリー語を含む語派)と日本の民話がテーマです。私たちはエストニアの合唱界で最も重要なヴェリヨ・トルミスの作品が大好きで、世界中どこにいても彼の音楽を演奏したいと思っています。――堅田優衣さんの作品「てまんかい-奄美の八月踊り」とはどのように出会ったのですか?M:この作品のことを、フィンランドの男声合唱団・ヘルシンキ大学男声合唱団の指揮者で私の良き友人であるパシ・ヒヨッキから聞きました。私はすぐにこの作品を気に入りました。日本の民謡に基づいているため、同じく民謡を題材にするトルミスの作品と非常によく合います。日本の作曲家の作品をプログラムに取り入れることは、私たちにとっていつも大きな喜びです。――トルミスという作曲家はエストニアの合唱界においてとても大切な存在だと思いますが、数ある彼の作品の中から今回は「鉄への呪い」を選曲されています。やはりこの曲を選ばれたのには意味があるのですね?M:トルミスの「鉄への呪い(英題:Curse upon Iron)」は私たちにとって常に意味深い作品でした。今日ではその意味の重要さがさらに増しています。ウクライナでは戦争が続いており、その戦闘はウクライナの領土で起きていますが、ほぼ全世界が多かれ少なかれ関与しています。世界を見渡せば、台湾・中国間の緊張は日々高まっており、中東では大きな紛争が起きています。私たち人類は過去の教訓を学んでいないようです。「鉄への呪い」は、私たちが鉄を支配せず、鉄が私たちを支配するようになるとどうなるかを我々に思い出させます。今回のプログラムは、もうひとつの素晴らしい作品、イタリアの作曲家ジョヴァンニ・ボナートの「深い平和」で終わります。この曲は、より良い未来が可能であり、すべての美と平和が私たちの魂の中にあるという希望を与えてくれます。――最後に、日本の皆様に向けてメッセージをお願いします。M:今回のプログラムの中には西村英将氏の特別な作品があります。英将さんは私たちの大切な同僚で、6年前に重病で亡くなりました。この曲はふたつのメロディーから構成されています。ひとつは日本のメロディー、もうひとつはエストニアのメロディーで、どちらもそれぞれ母国でよく知られているものです。地球の対極に住んでいる私たちですが、英将さんの作品は、私たちが愛するメロディーがひとつの作品の中に見事におさまり完璧なハーモニーを形成することを教えてくれます。このことから学ぼうではありませんか。――ありがとうございました!取材・文:テンポプリモエストニア国立男声合唱団■チケット情報()2025年2月8日㈯16:00開演すみだトリフォニーホール 大ホール
2024年12月23日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが19日に自身のアメブロを更新。舌がんの手術から5年以上が経過し、言語聴覚士から伝えられたことを明かした。7月29日のブログで、堀は大学病院で診察を受けたことを報告し「食道の皮膚の組織を生検に出していて、その結果が出ました」と説明。「食道がん術後の経過観察の検査」だといい「今のところ問題はないとのことでした」と生検組織診断の結果を明かし「マダラ食道もだんだんと少しずつですが、きれいになってきました」とつづっていた。この日は「リハビリを受けそのあとに、次回のリウマチ科受診のための、検査の採血も終えました」と報告し「大学病院の受診は、今日が最後だと思っていたが…年内まだ診察が残っていた リハビリは年内最後でした」と説明。「今年一年の進歩を振り返りました」と述べ「随分と言葉がスラスラと、スムーズに話せるようになってきたと思います」と自身の変化をつづった。続けて、言語聴覚士から「私が指導したことを」「それ以上に何度も何度も術後練習してきました その成果がどんどん出ているのです」と言われたそうで「とにかく必死になって与えられた課題を、朝から夜まで頭に置いて寝ている間以外は、ずっとやり続けできた」(原文ママ)と回想。「これはきっと私の生涯に於いて、この先ずっと続くのです」と述べ「一生に於いて懸命になれる永遠の課題があるなんて、私は本当にしあわせだなぁ」とコメントした。また「神様は試練を私に与えたのではなく、本当の意味でのしあわせを知り、それを味わうことの大切さを、教えてくださったのです」と心境を吐露。「言語聴覚士の先生、今年一年もご指導いただきまして、ありがとうございました」と感謝を述べ「来年もさらに頑張っていきます。まだまだ頑張れます私」と意気込みをつづった。最後に「次の診察までにランチを急いでいただきました」と明かし、コーヒーショップ『タリーズコーヒー』を訪れたことを報告。「イングリッシュマフィンハムエッグと、クロックムッシュのホットサンド。サラダをダブルで」「かなりお腹いっぱいだわ」と述べ「とても美味しかった!午後からの診察も頑張ります」とコメントし、ブログを締めくくった。
2024年12月20日ランイベントインフルエンサー、日本一愉快な応援ランナー・さやぴが30日、自身のインスタグラムを更新した。【動画】「こうなったら道連れだ」日本一愉快な応援ランナー・さやぴ、つくばマラソンでの”爆ノリ”ムービーを披露し大反響!さやぴは「湘南国際マラソン2024、昨年に続き今年も#応援ランナー出走します!湘南国際×グリコ×CHEERS」と綴り、複数枚の最新ショットを公開した。”さやぴプレゼント”と語る彼女は「赤いTシャツを着たさやパンメンバー30名が、5teamに分かれて4〜6時間前後で走ります♀️♂️」とエネルギー全開だ。湘南国際マラソンは12/1日曜、フルマラソン一般の部が9:00~、ハーフマラソンエリートの部が8:50~、10km一般の部9:50より開催されたが、追加のポストがあると想定できるため、現地で輝くさやパンメンバーの勇姿を心待ちにしたい。 この投稿をInstagramで見る さやぴ【日本一愉快な応援ランナー】(@sayaxx_x)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「さやぴー応援行きますよ楽しんでいきましょう」「めちゃくちゃ盛り上げてくれそうしかも4〜6時間は、多くのランナーがいる時間帯ですね」といったコメントが寄せられている。
2024年12月01日12月に開催される東京バレエ団『くるみ割り人形』公演にて、主催の(公財)日本舞台芸術振興会が、同財団初の試みとしてレティッサオンハンド(視覚障がいをお持ちの方向けの手持ち型レーザ網膜投影視覚支援機器)を用いたサポートサービスを実施する。総合芸術であるバレエは「観る」要素が非常に強いため、視力に障がいのある人や弱視の人が楽しむことは困難だった。そこで、これまで視覚の問題でバレエに触れる機会がなかった人にもバレエの素晴らしさを感じてもらう機会の創出を目指し、東京文化会館の全面協力のもと、レティッサオンハンド(視覚支援機器)の貸し出しをトライアル企画として実施する。レティッサオンハンド(視覚支援機器) 写真提供:東京文化会館<公演情報>東京バレエ団『くるみ割り人形』レティッサオンハンド(視覚支援機器)貸出し対象公演(3公演)12月13日(金) 19:00 開演12月14日(土) 12:30 開演 / 17:30 開演※1公演につき10台程度ご用意いたします。会場:東京文化会館大ホール【チケット】レティッサオンハンド(視覚支援機器)付きS席:13,000円 ※座席位置は1階席後方同伴者S席:14,500円 ※同伴者はS席以外も購入できますが、S席以外では上記の席と連席にはなりません。受付期間:12月6日(金) 16:00まで東京バレエ団創立60周年記念シリーズ 11『くるみ割り人形』全2幕音楽:ピョートル・チャイコフスキー台本:マリウス・プティパ(E.T.A.ホフマンの童話に基づく)改訂演出 / 振付:斎藤友佳理(レフ・イワーノフ及びワシーリー・ワイノーネンに基づく)舞台美術:アンドレイ・ボイテンコ装置・衣裳コンセプト:ニコライ・フョードロフ12月12日(木) 19:00 マーシャ:秋山瑛 / くるみ割り王子:宮川新大12月13日(金) 19:00 マーシャ:沖香菜子 / くるみ割り王子:柄本弾12月14日(土) 12:30 マーシャ:足立真里亜 / くるみ割り王子:大塚卓12月14日(土) 17:30 マーシャ:涌田美紀 / くるみ割り王子:生方隆之介12月15日(日) 14:00 マーシャ:金子仁美 / くるみ割り王子:池本祥真※表記の配役は11月19日現在の予定です。会場:東京・東京文化会館(上野)指揮:フィリップ・エリス演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団児童合唱:NHK東京児童合唱団公式サイト:
2024年11月20日佳境を迎える春高バレーに日本代表・西田有志から出場選手へ応援コメント!高校卒業後はVリーグでも活躍し、日本代表として世界の舞台で輝く存在となった西田有志。偉大なパワフルアタッカーから全国大会に出場する選手へ向けた特別メッセージが届きました!スポーツブルでは 春高バレー 全400試合をライブ配信⚡️見逃し動画(フルマッチ/ハイライト)も公開しています詳しくはコチラ▶︎
2024年11月06日公益財団法人日本オペラ振興会、藤原歌劇団・日本オペラ協会は、2025/26 シーズンラインナップを公開しました。2025/26 シーズンラインナップ■2025/26 シーズンラインナップ一覧藤原歌劇団公演C.グノー作曲「ロメオとジュリエット」オペラ全5幕/セミ・ステージ形式ニュープロダクション(新制作)2025年4月26日(土)・27日(日) テアトロ・ジーリオ・ショウワ藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)G.ヴェルディ作曲「ラ・トラヴィアータ」オペラ全3幕2025年9月5日(金)・6日(土)・7日(日) 新国立劇場オペラパレス藤原歌劇団公演G.プッチーニ作曲「妖精ヴィッリ」オペラ全2幕P.マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」オペラ全1幕ニュープロダクション(新制作)2026年1月31日(土)・2月1日(日) 東京上野2月7日(土) 愛知県芸術劇場 大ホール日本オペラ協会公演 日本オペラシリーズNo.88大石みちこ原作・台本/渡辺俊幸作曲「奇跡のプリマ・ドンナ ~オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて~」オペラ全2幕新作・世界初演2026年3月7日(土)・8日(日) 新宿文化センター 大ホール藤原歌劇団公演C.グノー作曲「ロメオとジュリエット」オペラ全5幕/セミ・ステージ形式ROMEO ET JULIETTEニュープロダクション(新制作)2025年4月26日(土)・27日(日) テアトロ・ジーリオ・ショウワ[指揮]園田隆一郎/[Conductor]Ryuichiro SONODA[演出]松本重孝/[Stage Director]Shigetaka MATSUMOTO<4月26日>[ロメオ]清水徹太郎/[Romeo]Tetsutaro SHIMIZU[ジュリエット]光岡暁恵/[Juliette]Akie MITSUOKA[メルキューシオ]井出壮志朗/[Mercutio]Soshiro IDE[ティバルト]渡辺康/[Tybalt]Yasushi WATANABE[修道士ローラン]伊藤貴之/[Frere Laurent]Takayuki ITO[ステファノ]山川真奈/[Stephano]Mana YAMAKAWA[キャピュレット]坂本伸司/[Capulet]Shinji SAKAMOTO[ジェルトリュード]高橋未来子/[Gertrude]Mikiko TAKAHASHI[パリス]相沢創/[Paris]Hajime AIZAWA[グレゴーリオ]和下田大典/[Gregorio]Daisuke WAGETA[ヴェローヌ大公]東原貞彦/[Le Duc de Verone]Sadahiko HIGASHIHARA<4月27日>[ロメオ]山本康寛/[Romeo]Yasuhiro YAMAMOTO[ジュリエット]米田七海/[Juliette]Nanami YONEDA[メルキューシオ]市川宥一郎/[Mercutio]Yuichiro ICHIKAWA[ティバルト]工藤翔陽/[Tybalt]Shoyo KUDO[修道士ローラン]久保田真澄/[Frere Laurent]Masumi KUBOTA[ステファノ]石田滉/[Stephano]Kirara ISHIDA[キャピュレット]小野寺光/[Capulet]Hikaru ONODERA[ジェルトリュード]山本千鶴/[Gertrude]Chizuru YAMAMOTO[パリス]相沢創/[Paris]Hajime AIZAWA[グレゴーリオ]岩美陽大/[Gregorio]Yodai IWAMI[ヴェローヌ大公]東原貞彦/[Le Duc de Verone]Sadahiko HIGASHIHARA[合唱]藤原歌劇団合唱部/Fujiwara Opera Chorus Group[管弦楽]テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ/Orchestra del Teatro Giglio Showaスタッフ[美術]増田寿子/[Scenery Designer]Sumiko MASUDA[衣裳]前岡直子/[Costume Designer]Naoko MAEOKA[照明]成瀬一裕/[Lighting Designer]Kazuhiro NARUSE[舞台監督]菅原多敢弘/[Stage Manager]Takahiro SUGAHARA[演出助手]手塚優子/[Assistant Stage Director]Yuko TEZUKA[主催]公益財団法人日本オペラ振興会藤原歌劇団公演(共催:新国立劇場・東京二期会)G.ヴェルディ作曲「ラ・トラヴィアータ」オペラ全3幕LA TRAVIATA2025年9月5日(金)・6日(土)・7日(日) 新国立劇場オペラパレス[指揮]阿部加奈子/[Conductor]Kanako ABE[演出]粟國淳/[Stage Director]Jun AGUNI<9月5日>[ヴィオレッタ]迫田美帆/[Violetta Valery]Miho SAKODA[アルフレード]笛田博昭/[Alfredo Germont]Hiroaki FUEDA[ジェルモン]折江忠道/[Giorgio Germont]Tadamichi ORIE[フローラ]古澤真紀子/[Flora Bervoix]Makiko FURUSAWA[ガストン]堀越俊成/[Gastone]Toshinari HORIKOSHI[ドゥフォール]アルトゥーロ・エスピノーサ/[Barone Douphol]Arturo ESPINOSA[ドビニー]坂本伸司/[Marchese d’Obigny]Shinji SAKAMOTO[グランヴィル]豊嶋祐壹/[Dottor Grenvil]Yuichi TOYOSHIMA[アンニーナ]石井和佳奈/[Annina]Wakana ISHII[ジュゼッペ]濱田翔/[Giuseppe]Sho HAMADA[使者]江原実/[Commissionario]Minoru EBARA[召使]岡山肇/[Domestico]Hajime OKAYAMA<9月6日>[ヴィオレッタ]田中絵里加/[Violetta Valery]Erika TANAKA[アルフレード]松原陸/[Alfredo Germont]Riku MATSUBARA[ジェルモン]押川浩士/[Giorgio Germont]Hiroshi OSHIKAWA[フローラ]北薗彩佳/[Flora Bervoix]Saika KITAZONO[ガストン]工藤翔陽/[Gastone]Shoyo KUDO[ドゥフォール]龍進一郎/[Barone Douphol]Shinichiro RYU[ドビニー]大塚雄太/[Marchese d’Obigny]Yuta OTSUKA[グランヴィル]相沢創/[Dottor Grenvil]Hajime AIZAWA[アンニーナ]荻原紫似佳/[Annina]Shiika HAGIWARA[ジュゼッペ]原優一/[Giuseppe]Yuichi HARA[使者]江原実/[Commissionario]Minoru EBARA[召使]岡山肇/[Domestico]Hajime OKAYAMA<9月7日>[ヴィオレッタ]森野美咲/[Violetta Valery]Misaki MORINO[アルフレード]笛田博昭/[Alfredo Germont]Hiroaki FUEDA[ジェルモン]折江忠道/[Giorgio Germont]Tadamichi ORIE[フローラ]古澤真紀子/[Flora Bervoix]Makiko FURUSAWA[ガストン]堀越俊成/[Gastone]Toshinari HORIKOSHI[ドゥフォール]アルトゥーロ・エスピノーサ/[Barone Douphol]Arturo ESPINOSA[ドビニー]坂本伸司/[Marchese d’Obigny]Shinji SAKAMOTO[グランヴィル]豊嶋祐壹/[Dottor Grenvil]Yuichi TOYOSHIMA[アンニーナ]石井和佳奈/[Annina]Wakana ISHII[ジュゼッペ]濱田翔/[Giuseppe]Sho HAMADA[使者]江原実/[Commissionario]Minoru EBARA[召使]岡山肇/[Domestico]Hajime OKAYAMA[合唱]藤原歌劇団合唱部/Fujiwara Opera Chorus Group新国立劇場合唱団/New National Theatre Chorus二期会合唱団/Nikikai Chorus Group[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団/Tokyo Philharmonic Orchestraスタッフ[美術・衣裳]アレッサンドロ・チャンマルーギ/[Scenery Designer & Costume Designer]Alessandro CIAMMARUGHI[照明]原中治美/[Lighting Designer]Harumi HARANAKA[舞台監督]菅原多敢弘/[Stage Manager]Takahiro SUGAHARA[振付]伊藤範子/[Choreographer]Noriko ITO[主催]公益財団法人日本オペラ振興会[共催]公益財団法人新国立劇場運営財団/公益財団法人東京二期会藤原歌劇団公演G.プッチーニ作曲「妖精ヴィッリ」オペラ全2幕LE VILLIP.マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」オペラ全1幕CAVALLERIA RUSTICANAニュープロダクション(新制作)2026年1月31日(土)・2月1日(日) 東京上野2月7日(土) 愛知県芸術劇場 大ホール[指揮]柴田真郁/[Conductor]Maiku SHIBATA[演出]岩田達宗/[Stage Director]Tatsuji IWATA「妖精ヴィッリ」<1月31日>[アンナ]砂川涼子/[Anna]Ryoko SUNAKAWA[ロベルト]澤崎一了/[Roberto]Kazuaki SAWASAKI[グリエルモ・ウルフ]岡昭宏/[Guglielmo Wulf]Akihiro OKA<2月1日>[アンナ]迫田美帆/[Anna]Miho SAKODA[ロベルト]所谷直生/[Roberto]Naoki TOKORODANI[グリエルモ・ウルフ]清水良一/[Guglielmo Wulf]Ryoichi SHIMIZU<2月7日>[アンナ]伊藤晴/[Anna]Hare ITO[ロベルト]澤崎一了/[Roberto]Kazuaki SAWASAKI[グリエルモ・ウルフ]岡昭宏/[Guglielmo Wulf]Akihiro OKA「カヴァレリア・ルスティカーナ」<1月31日&2月7日>[サントゥッツァ]桜井万祐子/[Santuzza]Mayuko SAKURAI[トゥリッドゥ]笛田博昭/[Turiddu]Hiroaki FUEDA[ルチア]牧野真由美/[Lucia]Mayumi MAKINO[アルフィオ]井出壮志朗/[Alfio]Soshiro IDE[ローラ]丹呉由利子/[Lola]Yuriko TANGO<2月1日>[サントゥッツァ]小林厚子/[Santuzza]Atsuko KOBAYASHI[トゥリッドゥ]藤田卓也/[Turiddu]Takuya FUJITA[ルチア]米谷朋子/[Lucia]Tomoko MAIYA[アルフィオ]森口賢二/[Alfio]Kenji MORIGUCHI[ローラ]高橋未来子/[Lola]Mikiko TAKAHASHI[合唱]藤原歌劇団合唱部/Fujiwara Opera Chorus Group[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団(東京)/セントラル愛知交響楽団(愛知)Tokyo Philharmonic Orchestra (TOKYO)/Central Aichi Symphony Orchestra (AICHI)スタッフ[美術]松生紘子/[Scenery Designer]Hiroko MATSUO[衣裳]下斗米大輔/[Costume Designer]Daisuke SHIMOTOMAI[照明]大島祐夫/[Lighting Designer]Masao OSHIMA[舞台監督]菅原多敢弘/[Stage Manager]Takahiro SUGAHARA[演出助手]喜田健司/[Assistant Stage Director]Kenji KITA[主催]公益財団法人日本オペラ振興会/愛知県芸術劇場(愛知県文化振興事業団) ※愛知公演のみ日本オペラ協会公演 日本オペラシリーズNo.88大石みちこ原作・台本/渡辺俊幸作曲「奇跡のプリマ・ドンナ ~オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて~」オペラ全2幕新作・世界初演2026年3月7日(土)・8日(日) 新宿文化センター 大ホール[指揮]田中祐子/[Conductor]Yuko TANAKA[演出]岩田達宗/[Stage Director]Tatsuji IWATA<3月7日>[三浦環]佐藤美枝子/[MIURA Tamaki]Mieko SATO<3月8日>[三浦環]相樂和子/[MIURA Tamaki]Kazuko SAGARA他[合唱]日本オペラ協会合唱団/Nihon Opera Kyokai Chorus Group[管弦楽]神奈川フィルハーモニー管弦楽団/Kanagawa Philharmonic Orchestra[主催]公益財団法人日本オペラ振興会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月29日2024年10月下旬現在、夜になると一気に冷え込む日も増えています。風邪を引くなどして、体調を崩さないようにするためにも、身体を暖かくして過ごしたいですよね。寒い時期を乗り越えるために、仕舞っていた毛布を出したり、敷布団を新調したりする人もいるでしょう。敷布団を新調したら…popncat(@popncat1)さんも、敷布団を新調した1人。敷布団に限らず、何かを新調したらまず自らの手で触れたり、使い勝手を試したくなったりするでしょう。しかし、敷布団を最初に試したのは、どうやらpopncatさんではなかったようです。popncatさんの、嘆きとも一種の諦めともとれるコメントとともに、次の1枚をご覧ください。さっき敷布団を変えたらもうこれ…。新品を最初に試すのは猫たち。popncatさんよりも先に、愛猫たちが敷布団を堪能してるではありませんか!各々が異なる姿勢でくつろいでいて、とても愛くるしいですね。また、中には両方の前脚をグッと伸ばして、バンザイをしている猫も。新しい敷布団が、よほど気持ちよかったのでしょう…。「ん~!この敷布団、最高すぎるニャ!」なんて心の声が、聞こえてきそうですね。【ネットの声】・むしろ幸せ。かわいいの集合体。でもどこで眠ればいいんだ…。・吹いた。なんて素敵な『猫猫パラダイス』なんだ。・猫がめっちゃ落ちてる~!混ざりたい。popncatさんが目にしたのは、購入したものが果たして無地の敷布団なのか、猫柄の敷布団なのかすら分からなくなりそうな光景でした。敷布団だけでなく、たくさんの猫たちから得られる癒やしや温もりにも頼りつつ、popncatさんは寒い時期を乗り越えていくのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2024年10月22日女性なら誰でもなり得る病気「子宮頸がん」。みなさんは、17歳~27歳を対象に子宮頸がんワクチンを無料で接種できる「キャッチアップ制度」をご存じでしょうか。公的費用でワクチンを接種できるのは来年3月までと、終了時期が刻々と近づく一方で、ワクチン接種者はもちろん、制度について知らない人も少なくないのだそう。そこで10月3日、日本の最適医療に向けた調査・情報発信を行う「エムスリー総合研究所」は、東京・赤坂にて子宮頸がんワクチンに関するセミナーを開催。子宮頸がんとワクチンについて詳しく学んできました。また、セミナーでは、医師・木下喬弘先生と、現在がん闘病中の俳優・古村比呂さんによるトークセッションも行われました。子宮頸がんについてリアルな情報を知ることは、自身のからだと向き合うきっかけにもなるはず。ぜひ最後までチェックしてくださいね!■子宮頸がんは、女性の死亡原因の第2位子宮頸がん。婦人科検診で定期的に検査が推奨されていることもあり、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実は子宮頸がんは、毎年約1.1 万人もの女性がかかる非常に身近な病気。罹患すると長期間の闘病につながったり、子宮を摘出したりしなければならなくなることも珍しくありません。年間3,000人近くもの方が命を落としており、25歳~40歳の女性のがんによる死亡原因の第2位となっています。■子宮頸がんはワクチンで80~90%予防できるこのように子宮頸がんは非常に深刻な病である一方、ワクチンで予防できる唯一のがんとも知られており、若年層のうちにワクチンを接種することで80~90%の予防ができるのだそうです。現在子宮頸がんワクチンは、12~16 歳は厚生労働省による定期接種制度、17~27 歳はキャッチアップ接種制度により全額公費負担の対象となっています。しかし、日本におけるワクチン接種率は先進国の中でも極めて低いのが現状。オーストラリアやイギリスなどの諸外国では接種率80%を超えるところ、日本における17~27歳(キャッチアップ制度対象年齢)の接種率は50%以下。未接種者数は約320万人におよび、単純計算だと6,400人もの命が失われてしまう可能性があると言えるのだそうです。子宮頸がんのリスクを低くするにはワクチンが有効ですが、そのキャッチアップ制度も2025年3月に終了予定。ワクチンは合計3回接種しなければならないため、この秋が実質ラストチャンスとなります。ちなみに通常の接種間隔だと9月が初回摂取の期限でしたが、摂取間隔を短くする「短縮摂取」ならば、11月28日までに第1回目のワクチン接種を済ませれば3月までに計3回の接種が終えられるのだそうです。■ワクチンは「防ぐ」もの、定期検診は「見つける」もの。合わせ技が大切子宮頸がんというと、「定期検診を受けているし大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、ワクチンと子宮頸がん検診の役割はまったく別。今回のセミナーでは、木下喬弘先生からワクチンと検診の重要性についてレクチャーがありました。子宮頸がんは、HPVウイルスに感染することで発症します。基本的に感染しなかったらがんになることはありませんが、正常な細胞にウイルスが感染すると5~10年かけて変性・がんを発症していくのだそう。子宮頸がん検診は、がん、もしくはがんになる一歩手前の状態を「早期発見」するものになります。がんになってしまったら、よほど早期でない限り子宮を摘出する必要があります。子宮頸がんを予防するには、ワクチンで「感染を予防」し、検診で「チェック」する。ワクチンと検診の合わせ技でがんになることを防ぐことが重要なんです。ちなみに木下先生によると「性交渉経験者の8割がウイルスに感染するといわれており、そのうちがんになる人とそうでない人の違いは未だ解明されていない」のだそうです。そのため、子宮頸がんは性交渉の経験が無い段階でワクチン接種を済ませるのが一番有効。しかし、性交渉経験があると意味が無いということではありません。HPVウイルスにもさまざまな型があり、特に子宮頸がんの原因となることが多いのは16・18型。性交渉未経験者の場合16・18型どちらも予防できますが、性交渉の経験があっても16型への予防は認められており、ワクチン接種が早ければ早いほど子宮頸がんのリスクを減らせるのだそうです。有効性が認められているとはいえ、安全性も気になりますよね。一時期、子宮頸がんワクチンに対する懸念の声も多く聞こえてきました。しかし、データによると、ワクチン接種後に重い体調不良を訴えた人は1万人中5人。それも有害事象(ワクチンとの因果関係は未明)であり、ワクチンを接種したほうがメリットが多いことが分かっています。■古村さん「心配な気持ちも分かる。でも、ワクチンがあることがうらやましい」セミナーでは、現在もがんで闘病中の俳優・古村比呂さんも登壇しました。古村さんは2012年、当時46歳のときに定期検診で子宮頸がんを患っていることが分かり、子宮を全摘出。「早期発見」だったそうです。その5年後、がんを再発。それから良くなっては再発して……を繰り返しています。当時は子宮頸がんについての治療薬の開発もスローペースだったそうで、「治療を受けられるのはありがたい」と話す古村さん。そして、「早期発見したとしても、100%治るということではない」と話していました。ちなみに古村さんは子宮頸がんワクチン未接種で、子宮頸がんワクチンの積極的推奨が始まった際「予防できるのはうらやましい」と思ったのだそう。ワクチンに対しては「正直こわい気持ちも分かる」ものの、「私のときは、子宮頸がんは検診で予防できるといわれていた」「検診を受ければ大丈夫だと思っていたから、検診と予防は違うといわれたときにショックだった。予防はワクチン、検診はがんの早期発見。その違いをちゃんと分かっていたら、検診との向き合い方も変わる。ワクチンは受けられる年齢もあるので、そこを患者として伝えていきたい」と話していました。■17~27歳対象の「キャッチアップ制度」。第一回接種は11月28日まで17~27歳を対象に子宮頸がんワクチンを公的費用で受けられる「キャッチアップ制度」は、2025年3月で終了。第一回目の接種期限は11月28日までになります。木下先生によると、「子宮頸がんワクチンは3回きちんと接種すると15年くらいの長期間効果(抗体感)が続く」ものなのだそう。続けて、「がんになることを防げるってなかなかない。科学的なエビデンスが確立していて有効性も分かっている。一人の医療従事者として、受けないのはもったいないと思う。ぜひ接種を検討してほしい」と話していました。子宮頸がんワクチンについて気になることがある人は、お近くの婦人科で相談するのもおすすめ。ワクチンを無料で接種できるのは今がラストチャンスなので、17~27歳の対象年齢の方は、しっかりとワクチンについて理解したうえで、自分自身の健康のために、ぜひ前向きに考えてみてくださいね。(取材・文:仲野もも)
2024年10月13日ドイツの名門、シュツットガルト・バレエ団が、6年ぶりにフルカンパニーでの日本公演を実施する。上演されるのは、20世紀を代表するふたつのドラマティック・バレエ──バレエ団を世界的レベルにまで引き上げた天才振付家、ジョン・クランコが、プーシキンの韻文小説を原作として創作した『オネーギン』(1965年初演、1967 年改訂版初演)と、50年にわたりハンブルク・バレエ団を率いたジョン・ノイマイヤーが振付けた『椿姫』(1978年初演)。この夏開催された世界バレエフェスティバルの最中、これらの作品のふたりのヒロインを演じるプリンシパル、エリサ・バデネスに、作品への思い、ヒロインへの取り組みについてインタビューした。マルグリットは、決意をもった、才能あふれる女性世界バレエフェスティバルAプロで、バデネスは『椿姫』第1幕のパ・ド・ドゥを踊った。原作はアレクサンドル・デュマ・フィスの小説。ショパンの数々の名曲を用い、高級娼婦マルグリットと青年アルマンの悲恋をドラマティックに描く、ジョン・ノイマイヤーによる全3幕のバレエは、世界各地の劇場で絶大なる人気を得る傑作だ。『椿姫』より(photo:Roman Novitzky-Stuttgart Ballet)──シュツットガルト・バレエ団のダンサーたちにとって、『椿姫』は特別な作品のひとつだそうですね。これはジョンが40年以上前にシュツットガルト・バレエ団のために創った作品で、カンパニーを象徴する作品でもあります。私たちが愛し、得意とする演目のひとつですが、最初から最後までノイマイヤーらしさにあふれた傑作。人間味ある物語を伝えることを得意とするシュツットガルト・バレエ団の、そのスピリットが随所に宿り、初演を踊ったマリシア・ハイデの精神、衣裳や音楽など全てが一緒になっているんです。絶好のタイミングに、優れた人たちよって創られたといえますが、今回、全幕でマルグリットを踊ることができるのは本当に特別なこと。そうしたタイミングに出会えたことも大事なことだなと感じています。──世界バレエフェスティバルでは、アルマンがマルグリットに愛を告白する第1幕のパ・ド・ドゥを踊られました。時に複雑になりながら、シンプルにさまざまな表現をしているパ・ド・ドゥで、7分半の中でたくさんのことが語られます。この1場面だけを抜き出して踊るということは、その場面の前後に起こることも伝えなければいけないし、ゾーンに身を投じ、作品全体の時系列の中に自分を置かなければならないので、とても難しいんです。一方、全幕を通して踊るときは、準備の仕方が全然違います。ゼロから始めることができるし、舞台上で皆と一緒にそのキャラクターの旅路を進んでいくことができます。photo:Shoko Matsuhashi──ヒロインのマルグリットという女性を、どのように捉えていますか。パートナーのフリーデマン・フォーゲルが演じるアルマンについても教えてください。いつでも、役に関していろいろと学ぼうとしています。私が感じるマルグリットというキャラクターはとても強く、決意をもった、才能あふれる女性。さまざまな努力を重ね、皆に愛されたいと思っています。でも、人生の中でいろいろと難しい決断をしなければならない──。そう考えつつ、彼女のキャラクターを纏い、ドレスを着て彼女になりきろうと、よりシンプルに考えるようにもしているんです。そして、アルマンを演じるフリーデマンはとてもフレッシュで若々しく、情熱にあふれているわ!従来の踊り方にとらわれることなく、とても自由に踊っています。いつ何をするのかわからないところもあるけれど、まさにアルマンを表現していると思います。『椿姫』より、マルグリットを演じるエリサ・バデネスとアルマンを演じるフリーデマン・フォーゲル(photo:Roman Novitzky-Stuttgart Ballet)──この作品に初めて触れる人も多いかと思います。どんなところに注目すべきでしょうか。難しい質問だけれど、このバレエに関しては、事前の知識がなければないほどいい体験になると思います。とてもわかりやすくて入り込みやすい物語ですから。初めてバレエを観た時のことを覚えていますが、それはもう想像以上に特別でした。バレエってこんなに演劇的で、こんなに美しいんだって!とくにこの作品では、まっさらな状態で劇場に来ていただいて、登場人物たちと共感して、恋におちて、泣いて、ただその瞬間を楽しんでいただけたらと思っています。マリシア・ハイデのアドバイス──日本公演でのもうひとつの演目、『オネーギン』は、クランコの代表作であり、日本でも1973年以来幾度も上演、その度に観客の心を捉えてきました。ご自身も6年前の日本公演でヒロインのタチヤーナを踊られていますが、この6年間で、タチヤーナへの向き合い方、踊り方に変化はありましたか。いつもいつも、この役を踊ることを喜ばしく思っています。言語化することは難しいけれど、6年の間にいろんなことがあったので、もともとあった知識や感覚に加えて、身体に染み込んできたものがたくさんあったと感じています。一番の出来事は、昨年、素晴らしいプロジェクトに取り組んだこと。この10月にドイツで公開される、クランコのことを描いた映画(ヨアヒム・ラング監督『クランコ』)で、彼のミューズだったマリシア・ハイデを演じたのです。この映画では『オネーギン』創作当時のことが描かれます。撮影現場にはマリシアも来ていたのですが、ここで私は『オネーギン』が実際にどのようにして始まったのか、またその背後にあるジョンのアイデアをより深く理解することができました。『オネーギン』より(photo: Stuttgart Ballet)──撮影現場ではハイデさんから直接アドバイスを受けられたのですか?私、すごく緊張していたんです。だって彼女自身を演じるのですから(笑)!でも、最高のアドバイスをもらいました。「エリサ、あなたは自分自身のままでいなさい」と。私が、「いや、私はあなたのことを演じるのですよ」と訴えると、「大丈夫。そのままで大丈夫よ」と言ってくれたのです。完成した映画を見て、彼女が「とても良かった」と言ってくれて、やり遂げることができたんだなと思いました。──ところで、世界バレエフェスティバルのBプロでは、ケネス・マクミラン振付の『うたかたの恋(マイヤーリング)』のパ・ド・ドゥを踊られましたね。クランコとマクミランは同世代で、同じ時代に創作をしていました。同世代ということは、その時代に起きたいろんなことから影響を受けていると思います。クランコとマクミランは、パートナリングの仕方、その複雑さにおいて似ているところがありますね。異なるところといえば、クランコにはマリシアというミューズがいたということ。彼女には独特のオーラと生々しさがあり、そんな彼女が踊ったバレエですから、クランコのバレエにはそうした彼女の個性が投影されたものが多いのではないかなと感じるのです。『オネーギン』より(photo: Stuttgart Ballet)──いつも、そうした部分を意識しながら踊られているのですか。いいえ。そうは考えません。どちらかというと自由にだと思っています。優れた振付家が紡いだステップやストーリー、そこには、私たちが自由に取り組むことができるものがたくさんあって、特定のタイプを追わなければいけないということは全くないんです。バレエの美しさはそこにあると思いますし、いろんなダンサーのバレエを見たら、いろんなバレエが好きになるのだと思います。──では最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。いつも日本に帰ってくることができ、嬉しく思います。皆さんに笑っていただいたり、泣いていただいたり、様々な感情を抱いていただけるよう、精一杯努めます!photo:Shoko Matsuhashi取材・文:加藤智子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★【よくばり❣ぴあニスト限定】「シュツットガルト・バレエ団2024年日本公演」より、『オネーギン』 全3幕の招待券を2組4名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!※有料会員限定のプレゼントです(1ヵ月無料お試し期間あり)<公演情報>シュツットガルト・バレエ団2024年日本公演◎『オネーギン』全3幕振付・演出:ジョン・クランコ音楽:ピョートル・チャイコフスキー編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団2024年11月2日(土)~11月4日(月・休)※各日14時開演会場:東京・東京文化会館◎『椿姫』プロローグ付全3幕振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:フレデリック・ショパン装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団2024年11月8日(金)~11月10日(日)※8日(金)18時半開演、9(土)・10(日)※各日14時開演会場:東京・東京文化会館公式サイト:
2024年10月01日お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造の妻・まさみさんが27日に自身のアメブロを更新。前立腺がんの抗がん剤治療をやめている父親が母親のためにしたことを明かした。6月6日のブログで、まさみさんは父親について「実は数ヶ月前にあまりの副作用の辛さにより抗がん剤治療をストップしました」と告白。父親が抗がん剤治療をやめた経緯について「昨年末から末梢神経障害という副作用が強く出てしまい足がうまく動かせなくなり思うように歩けなくなり」と父親が副作用で身体と精神的に苦痛を感じていたことを明かし「必死に生きようとしている父をできる限り支えたいと思います」とつづっていた。この日は父親の健康状態が悪化し、母親が献身的に尽くしている状況を説明しつつ「父の為に母が我慢していることがたくさんあるんだと思います」とコメント。まさみさんが実家に帰った時は母親のサポートをしているそうで「母と出かけたり食べたいものを食べに行ったりと母もリフレッシュできるようにしています」と母親のために努めていることを明かした。続けて、普段は外食に行かないという父親から「ママとラーメンデートに行ってきたよ」と言われたそうで「母の為に一緒にラーメンを食べに行ってきたと言っていてなんだか嬉しくなりました」とコメント。「夫婦どちらかが病気になると大変なこともたくさんあると思うけど 病気を通して夫婦、家族の絆が深まっているなと感じる時もある」と両親と家族の絆の深まりを感じ取っていることを明かした。最後に「癌が治ってくれたら全てが解決するのに、、、と思うけれど」と述べつつ「今できる事、今の時間を大切に」と息子を抱きしめる父親の姿を公開し、ブログを締めくくった。
2024年09月29日森ノ宮医療大学(大阪市住之江区、学長:青木元邦)は、10月29日(火)に2024年度第2回市民公開講座を開催します。今回は日本でがん罹患数1位を占める大腸がんをテーマとし、具体的な症状をはじめ、検査や治療について大阪医療センターの医師をお招きし、お話を伺います。また、発生数の多い大腸がんにおける早期発見の鍵や術後の排便コントロールについても、本学 診療放射線学科と看護学科の教員より詳しく分かりやすくお伝えする予定ですので、是非ご参加ください。皆様のご来場をお待ちしております。■開催概要タイトル:「知っておきたい大腸がんのこと」日時:2024年10月29日(火)14時~16時(開場13時30分)場所:森ノ宮医療大学(大阪市住之江区南港北1-26-16)大阪メトロ 中央線「コスモスクエア駅」2番出口から徒歩1分申込:必要(下記参照)費用:無料内容:◎基調講演「日本人が一番罹るがん=大腸癌についてもっと知りましょう」独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター 下部消化管外科 科長 加藤 健志○講演Ⅰ「術後のコントロール」森ノ宮医療大学 看護学部 看護学科 教授 吉村 弥須子○講演Ⅱ「早期発見の鍵:大腸CT検査の実際と効果」森ノ宮医療大学 医療技術学部 診療放射線学科 准教授 星野 貴志共催:咲洲プレ万博、森ノ宮医療大学大学院がんプロフェッショナル養成プラン後援:大阪市■申し込みについてインターネットかFAXいずれかの方法でお申込みください。(1)インターネットでのお申込み下記URLから申込フォームにアクセスしてください。 (2)FAXでのお申込み下記添付の送信状に必要事項を記入の上、お送りください。※定員になり次第、締め切りとなります。20241029第2回市民公開講座チラシ.pdf : 森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する西日本最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。■看護学部:看護学科■総合リハビリテーション学部:理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科■医療技術学部:臨床検査学科、臨床工学科、診療放射線学科、鍼灸学科■大学院保健医療学研究科■助産学専攻科■森ノ宮医療大学附属 大阪ベイクリニック■森ノ宮医療大学附属 鍼灸臨床センター【関連リンク】・森ノ宮医療大学公式WEBサイト ・森ノ宮医療大学 高校生・受験生専用サイト ・医療知見に基づいたお役立ちコラム「セラピア」 ・森ノ宮医療大学公式YouTubeチャンネル ・森ノ宮医療大学公式X ・森ノ宮医療大学公式Instagram 【お問い合わせ先】担当:森ノ宮医療大学学長室企画課電話番号:06-6616-6911E-mail: kikaku@morinomiya-u.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年09月18日ある音楽専門誌のアンケートで「好きな世界のオーケストラ」第4位、「好きな日本のオーケストラ」では第2位になったことでも話題となった神奈川フィルハーモニー管弦楽団(以下 神奈川フィル)。日本テレビ系「リバーサルオーケストラ」(2023年1月~3月)では「ダメなオーケストラ」を演じ、豪華俳優陣とともに成長を感じさせる演奏(演技)をドラマ中に発揮し、多くのファンを増やしたことは記憶に新しい。そんな神奈川県・横浜市を本拠地とし、2025年には創立55周年の節目を迎える神奈川フィルが、来年4月からの新シーズンに向けコンサートプログラムのラインナップを発表した。日本を代表する指揮者 沼尻竜典を音楽監督に迎え、バラエティに富んだプログラムにますます磨きがかかったオーケストラが来期迎える4月シーズンオープニングの定期演奏会は、2025年に没後50年、翌2026年には生誕120年を迎えるロシアの作曲家ドミトリ・ショスタコーヴィチ(1906-1975)の交響曲第12番で幕を開ける。ショスタコーヴィチといえば、ソ連時代多くの政治的背景から抑圧されながらも、15曲の交響曲、ヴァイオリンやチェロ、ピアノのための協奏曲、そして15曲の弦楽四重奏曲など多くの作品を世に送り出した20世紀を代表する作曲家の一人。特にこの第12番は人気の第5番同様、ニ短調の重々しい弦楽器のフレーズから始まり、最後は金管楽器や打楽器を伴う輝かしいフィナーレを迎える構成美に富んだ交響曲で、45分程度と決して長くはない演奏時間ながら、なかなか演奏機会に恵まれない作品。沼尻音楽監督が選んだ肝いりの作品なだけに、その魅力を如何なく舞台で発揮してくれるはずだ。9月には神奈川フィル初登場となるクレメンス・シュルト氏、ヨーロッパを中心に世界で活躍する今注目のドイツ人指揮者であり、リストの大作「ファウスト交響曲」を披露する。シカゴ響の首席指揮者だった世界的トランペット奏者のエステバン・バタラン氏(現在はフィラデルフィア管首席)とのアルチュニアンは話題になること間違いなしだ。10月の定期演奏会では沼尻音楽監督が今年4月に披露したブルックナーの交響曲第5番に引き続き、第8番をプログラム。俊英 松本宗利音が登場する2026年1月の第410回、2月のレスピーギ「ローマ三部作」に「ローマの謝肉祭」を足した「ローマ四部作」など話題に事欠かないラインナップを用意している。そして特筆すべきは2025年3月に休館する神奈川県民ホールに代わり、川崎市が誇る音楽専用ホールミューザ川崎シンフォニーホールでのシリーズ新設だろう。2027年に没後200年を迎えるベートーヴェンをフィーチャーする新しいシリーズとなり、音楽監督の沼尻竜典や小泉和裕、ソリストには清水和音を起用し、その本気度がうかがい知れる。そして川崎市民にはこのシリーズ(3公演)に申し込むとなんと40%引き(!)のサービス付き。ベートーヴェンの「第九」を含む、4つの交響曲とブラームスを堪能できる貴重な機会となるはずだ。国内外から強力な指揮者、ソリストと共に、42,000人以上のフォロワーを持つX(旧Twitter)や各種SNS、そしてYouTubeの動画配信も積極的に活用し、新たなファンを獲得しつつある神奈川フィルが、次シーズンからは定期会員の特典としてこれまで行ってきた「ゲネプロ(リハーサル)公開」、定期演奏会終了後の楽団員との交流会、引き続き来季もファン感謝イベントを実施予定。定期会員とは年間16公演のシリーズの中から、一部(3公演以上)またはそのすべてを購入し、オーケストラを応援する制度だ。そんな交流を通じて神奈川フィルの素晴らしさ、オーケストラの凄さに触れてみるのはいかがだろう。新規定期会員の入会受付は2024年11月15日(金)から神奈川フィルのウェブサイトで販売開始。定期会員のご案内 ラインナップ一覧 神奈川フィルハーモニー管弦楽団1970年に神奈川県を本拠地とする唯一のプロ・オーケストラとして発足。地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域をはじめ、全国各地で幅広い活動を続けている。1978年に一般財団法人、2014年には公益財団法人として認定されている。横浜を中心とする定期演奏会や特別演奏会、県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、小中学校での音楽鑑賞教室を全国各地で開催し、広い世代に音楽の魅力を伝え、また医療機関や特別支援学校への出張演奏も行っている。1983年安藤為次教育記念財団記念賞、1989年神奈川文化賞、2007年NHK地域放送文化賞、横浜文化賞、2022年地域文化功労者表彰をそれぞれ受賞。2020年には創団50周年を迎え、現在、指揮者陣には、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁し実力、人気ともに、益々注目されているオーケストラである。ホームページwww.kanaphil.or.jp沼尻竜典(音楽監督)神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督。ベルリン留学中の1990年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。以後ロンドン交響楽団、モントリオール交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル管弦楽団、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、トリエステ歌劇場管弦楽団、シドニー交響楽団、チャイナ・フィルハーモニー管弦楽団等、世界各国のオーケストラに客演を重ねる。国内ではNHK交響楽団を指揮してのデビュー以来、新星日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、日本センチュリー交響楽団のポストを歴任。2011年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラにデビュー。バルトーク『中国の不思議な役人』で成功を収めた。ドイツではリューベック歌劇場音楽総監督を務め、オペラ公演、劇場専属のリューベック・フィルとのコンサートの双方において数々の名演を残し、特にブラームス、マーラー、ブルックナー、ワーグナーなどがドイツメディアの高い評価を受けた。オペラ指揮者としては1997年に日生劇場制作の『後宮からの誘拐』でデビュー。その後、ケルン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、バーゼル歌劇場、シドニー歌劇場等へも客演。16年にわたって芸術監督を務めたびわ湖ホールでは、モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウスからツェムリンスキーまで数多くの意欲的なプロダクションを実現、ミヒャエル・ハンペの新演出による《ニーベルングの指環》を含め、バイロイト祝祭劇場で上演されるワーグナー作曲の主要10作品もすべて指揮、国内外から注目を集めた。2023年4月より桂冠芸術監督に就任。CD録音も多く、数万枚を販売するベストセラーとなった東京都響との「日本管弦楽名曲集」(NAXOS)、芸術選奨新人賞を受けた「武満徹・ARC」(fontec)をはじめとする現代音楽のほか、日本センチュリー響とのメンデルスゾーン交響曲全集も名盤として名高い。トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(旧トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ)とはベートーヴェンの交響曲全集をリリース後(EXTON)、定期的にレコーディングを重ねており、2018年にはモーツァルトの交響曲第40番と、弾き振りによるピアノ協奏曲第18番のカップリングが朝日新聞推薦盤となった。また、2014年1月にはオペラ『竹取物語』を作曲、自らの指揮で初演。国内外で再演されており、びわ湖ホールでの上演は第13回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞を受賞。これまで出光音楽賞、渡邉暁雄音楽基金音楽賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、毎日芸術賞、中島健蔵音楽賞、文化庁芸術祭優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。2021年には《滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールと沼尻竜典》として第51回ENEOS音楽賞 洋楽部門本賞を受賞。2017年春には紫綬褒章を受章している。小泉和裕 (特別客演指揮者)京都生まれ。1969年東京芸術大学指揮科に入学、山田一雄氏に師事。1970年第2回民音指揮者コンクール第1位受賞。1972年7月、新日本フィル創立に際し、指揮者として参加。同年ベルリンのホッホシューレに入学し、ラーベンシュタイン教授にオペラ指揮法を師事。1973年夏、ボストンのタングルウッド音楽祭に参加し研鑽を積む。1973年、第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第1位入賞。その後ベルリン・フィルを指揮してベルリン・デビューを飾った。1975年~1979年、新日本フィル音楽監督を務める傍ら、1975年ベルリン・フィル定期演奏会に登場、1976年フランス国立放送管を指揮しルービンシュタイン、ロストロポーヴィチとも協演、同年ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルを指揮、その後もミュンヘン・フィル、バイエルン放送響等、ヨーロッパ各地において精力的な指揮活動を行った。また、アメリカにおいても、1978年ラヴィニア音楽祭でシカゴ交響楽団を指揮し大成功を収めた後、1980年シカゴ響定期公演に登場し注目を集めた。その他、ボストン響、デトロイト響、シンシナティ響、トロント響、モントリオール響などにも客演。1983年~1989年カナダのウィニペグ響の音楽監督、1986年~1989年都響指揮者、1989年~1996年九響首席指揮者、1992年~1995年大阪センチュリー響首席客演指揮者、1995年~1998年都響首席指揮者、1998年~2008年都響首席客演指揮者、2003年~2008年大阪センチュリー響首席指揮者、2008年~2013年都響レジデント・コンダクターおよび日本センチュリー交響楽団(旧・大阪センチュリー響)音楽監督等を歴任。現在、東京都交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団音楽監督、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別客演指揮者。現田茂夫(名誉指揮者)1959年東京生まれ。9才よりオーケストラの中でチェロを学び、清水勝雄氏に師事。高校在学中に指揮者を志し、金子登氏に指揮の手ほどきを受ける。1979年東京音楽大学指揮専攻に入学。汐澤安彦、三石精一両氏に師事。その後1982年東京藝術大学指揮専攻に入学。佐藤功太郎、遠藤雅古両氏に師事。1986年東京二期会のオペラ「ヘンゼルとグレーテル」でデビュー。1987年大学卒業と同時に新星日本交響楽団の指揮者に就任。1990年文化庁在外派遣研修員としてウィーン国立歌劇場に国費留学。ドレスデンフィル、スロヴァキアフィル、プラハ交響楽団、サンレモ交響楽団等に客演し、コンサート、オペラ両面で活動を続ける。1994年のプラハの春での佐藤しのぶコンサートは全ヨーロッパで放映された。また、世界的チェリスト ロストロポーヴィチと上皇后陛下の古希祝賀コンサート等で共演し高い評価を得ている。国内のオーケストラにも精力的に客演し、1996年神奈川フィルハーモニー管弦楽団指揮者に、2000年常任指揮者、2009年より名誉指揮者に就任。オペラ指揮者としての経験は豊かで歌手からの信頼も厚く、二期会21、関西二期会を中心に数多くの公演を行なっている。2002年から15年は錦織健プロデュースオペラの音楽監督も務め全国公演。2011年はアンサンブル金沢と金沢歌劇座・兵庫県立芸術文化センター他(5都市6公演)で「椿姫」を公演。14年には市川右近(現三代目市川右團次)新演出“夕鶴”の全国公演も行い高評を得、16年にも再演を行った。“佐藤しのぶドラマチック・リサイタル”(全国ツアー)、“夕鶴”のカザフスタン/ウズベキスタン/東京公演、“天守物語”等、日本のオペラも積極的に行なっている。アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール(イタリア/トレント)の審査員や、NHKのFM「シンフォニー・コンサート」のパーソナリティを長年務める等バラエティに富んだ活動を行なっている。2023年からは東京藝術大学指揮科客員教授として後進の指導にもあたっている。宣伝:キョードーメディアス撮影 藤本史昭撮影 藤本史昭 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年09月13日一般社団法人日本複合医療臨床研究会(代表理事:関野 一)は、がんのサードオピニオン(第三の治療選択サービス)の経験を元に、不幸にも「がん」に悩める患者さんとそのご家族を最適な治療に導くことを目的としたプロジェクト「がん難民をなくそう」をCAMPFIREにて2024年8月31日まで実施します。URL: セミナー画像1実際に開始するサービスは下記の3点です。1) 標準治療以外の「がん治療情報」の情報収集・検証・データベース化と公開。2) 上記「がん治療の提供医療機関・医師」の情報公開と紹介。3) がん患者と医師・医療機関の仲介業務の出来る医療コーディネーターの養成。【背景】近年の著しい医学の進歩の中で、大変残念なことですが、我が国では相変わらず、2人に1人が「がん」に罹患し、毎日毎日1,000人以上の方が命を落としています。これは毎日毎日ジャンボジェット機が2機墜落し乗客全員が死亡している状況と同じで、先進国の中では最低レベルです。【原因】この主因は、高齢化や生活習慣の欧米化などの理由はありますが、我が国で現在の保険適用下で行われている通常の医療(標準治療と言われるガイドラインに沿った医療)以外の治療法の普及が進まず、他の治療に対する選択肢が極端に少ないことと、医療の地域格差の拡大にあります。ケース1) 早期に発見された目に見える軽度ながん(ステージI・II)発見の早い軽度ながんに対し、標準治療では主に手術や放射線治療といわれる局所治療が行われ、一定の効果をあげています。しかし、がんが厄介な病気として認識されている最大の理由は、一度罹患すると目に見えないほど小さながんが体内に存在している場合が多く、再発のリスクが高まることです。ケース2) 多臓器への転移や浸潤(がんが染み込むように全身に転移する)した重度ながん(ステージIII・IV)膵臓がんに代表される自覚症状が出にくく、早期発見の難しいがんに対する検診の遅れは勿論ですが、がんと宣告された多くの患者さんは、パニックの状態の中で、医師から勧められるままの型どおりの治療を受け、その内の多くの方が、再発に陥って、また病院に戻り辛い標準治療(全身治療:抗がん剤治療)を受けることになります。それで完治するのであれば納得もできますが、この抗がん剤治療に代表される全身治療の多くが、目に見えないがんを取り除けないばかりか、臓器不全と副作用がセットになってるものも相当数存在するため、さらに辛い思いをして、最終的に病院(医療)に見放されるという現実が待っています。【結果】その為、一度「治療無し」と標準治療から見放された患者(家族)は、生きる希望を奪われ、免疫も落ち、絶望感から「がん難民」となりさまようことになります。結果、再発や転移状態になってはじめて、自分や家族がインターネットなどで調べ、多くの治療方法が存在することを知る人が多いのですが、ほとんどの方は「がん」についての正しい知識を持っていないため、玉石混交とした情報に疲れてしまったり、誤った情報に振り回されたりし、藁にもすがる思いから、一部の「利益誘導型の心無い民間療法」に騙されたり、自由診療の名を借りたキラキラワードの高額で効果の期待出来ない「なんちゃって医療」などにすがってしまい後悔される方々も後を絶ちません。【解決策】しかし、世の中には怪しい情報も氾濫している反面、「標準治療以外の治療」や「それらと標準治療の組み合わせ」により「助かる命」があることと、これらの良い所を積極的に取り入れ「治療効果の高いがん治療」に取り組む志の高い医師や医療機関は存在します。私たちは経験上、特に進行がんの治療では、標準治療だけでは無理だと判断された場合に「諦める事を宣告される」のでは無く、別の治療法や複数の治療を組み合わせて行うことが有効なことを知っています。これらの治療法を選択する際には、それぞれの効果とそのリスク、再発率や延命の期間、副作用や後遺症などについて十分に理解し、納得しておく必要があります。本プロジェクトでは、この「がん治療情報」を収集、分析、精査し広く公開することで患者やご家族に「希望の灯をともす」ことと「がん治療」における地域格差を是正することを具現化させます。その為に私たちは、だれもがいつでも使える「がん治療DBプラットホーム」を構築し「がんで悩む多くの患者さんやご家族」や「がん治療の最前線で戦う医師・医療者」に垣根無く、広くご利用いただくことで「がん難民」に手を差し伸べることと、すべての人が健康で活き活きとした生活を営む社会の実現に寄与したいと考えています。より多くの方に本プロジェクトの主旨にご賛同いただき、ご協力いただけることを願っています。【プロジェクト概要】プロジェクト名: 日本人の2人に1人が、“がん”になる時代最適な治療法を広く開放するプロジェクト『がん難民をなくそう』開始期間 : 2024年7月23日~2024年8月31日URL : 社会貢献枠でスタートします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月09日2024年11月、ドイツの名門カンパニー、シュツットガルト・バレエ団が日本公演を行う。7月29日に都内で実施された記者会見では、タマシュ・デートリッヒ芸術監督と、「第17回世界バレエフェスティバル」出演のために来日した同バレエ団の4名のダンサー(プリンシパルとしてカンパニーを牽引するフリーデマン・フォーゲル、エリサ・バデネス、新鋭のマッケンジー・ブラウン、先にプリンシパル昇進が発表されたばかりのホープ、ガブリエル・フィゲレド)が登壇、日本公演および上演作品への思いを明かした。6年ぶりのフルカンパニー来日に向けてシュツットガルト・バレエ団芸術監督のタマシュ・デートリッヒ(photo Shoko Matsuhashi)冒頭の挨拶で、「6年ぶりにフルカンパニーで来日できることを、とても嬉しく思っています」と述べたデートリッヒ。2022年に予定されていたシュツットガルト・バレエ団日本公演は、コロナ禍の中での制限により実現困難となり、急遽、プリンシパルをはじめとするダンサーたちによるガラ公演に変更された。デートリッヒは、「当時はとても難しい時期でしたが、バレエはずっと変わらずに続いていると世界に発信すべきと考えたのです」と振り返り、「ガブリエルはその時メンバーに選ばれていましたが、直前に新型コロナの検査で陽性となり来日できず、今回が東京文化会館初登場。契約はこれからですが、彼は来シーズンからプリンシパルです。マッケンジーも今シーズンからプリンシパルとして活躍しています」と、若きスターたちを紹介した。(photo Shoko Matsuhashi)日本公演での上演作品は、シュツットガルト・バレエ団創設振付家ジョン・クランコによる『オネーギン』と、50年にわたりハンブルク・バレエ団を率いたジョン・ノイマイヤーが、1978年にシュツットガルト・バレエ団で振付けた『椿姫』。いずれも、現代のバレエを代表する天才振付家によるドラマティックバレエの傑作だ。「『オネーギン』は、1973年、ジョン・クランコが亡くなった直後に日本で上演されて以来、人気の高い作品ですが、極めて重要なバレエです。また、ツアーでの『椿姫』上演をノイマイヤーが認めてくれたことを、とても光栄に思います。ノイマイヤーも来日して、東京文化会館での舞台を手伝ってくださると聞いています。ダンサーにとっても特別な機会となるでしょう。初日の『オネーギン』では、フリーデマンとエリサがオネーギンとタチヤーナを踊ります。『椿姫』ではマッケンジーがプリュダンスを、ガブリエルは初めてデ・グリューを演じます。ふたりは『オネーギン』でオリガとレンスキーを一緒に踊ることになっています」(デートリッヒ)フリーデマン・フォーゲル(photo Shoko Matsuhashi)続いてマイクを持ったフォーゲルは、「まずは今回の世界バレエフェスティバルのAプロで、エリサとともに『椿姫』のパ・ド・ドゥを踊ります。日本公演で踊る『オネーギン』も『椿姫』も、シュツットガルト・バレエ団がとても大切にしている作品。素晴らしいプログラムですから、待ちきれません」と意気込む。バデネスも「とてもワクワクしています!シュツットガルト・バレエ団ならではのふたつの美しいレパートリー。たくさんの役柄を観ていただくことができます。どちらのバレエも、大いに楽しんでいただけると思います」と笑顔を見せた。エリサ・バデネス(photo Shoko Matsuhashi)「初めての世界バレエフェスティバルへの参加、秋のフルカンパニーによるツアーへの初参加に、とても興奮しています」と話すのはブラウン。「両作品ともにバレエ団にとって特別な作品ですが、それを東京文化会館で踊れるのは特別なこと。尊敬すべき素晴らしいダンサーたちと一緒に踊ることができて、とても光栄です」と目を輝かせる。フィゲレドも、「11月にフルカンパニーで、素晴らしいアーティストたちと一緒に再来日できることをとても楽しみにしています」と、控えめながらしっかりとした言葉で思いを述べた。マッケンジー・ブラウン(photo Shoko Matsuhashi)ガブリエル・フィゲレド(photo Shoko Matsuhashi)ふたりの天才、クランコとノイマイヤーの偉業その後の質疑応答、クランコとノイマイヤーのスタイルの違いや面白さについて質問が寄せられると、「クランコとノイマイヤーは、とても違うようで、ある意味で似ています」と答えたのはフォーゲル。「ふたりとも、動きを通して感情を伝える天才。複雑な物語でも動きで伝え、そこには言葉以上に強く心に訴えるものがある」。またバデネスは、「ふたりとも偉大なストーリーテラー。カンパニーには歴史、関わってきた人々がいるので、私たちはクランコのヴィジョンについて知ることができ、彼のバレエを日々進化させることができる。『椿姫』については、ノイマイヤーが一緒に来てくださいますが、彼は一人ひとりの踊り手のことをよく考え、常に変化させ、舞台はいつも違ったものになるのです」。(photo Shoko Matsuhashi)プリンシパルとしての意気込みについて尋ねられたブラウンは「もちろん、野心はあります。『オネーギン』『椿姫』を踊れること、バレエ団の一員となれたことは本当に光栄で、ダンサーとして、アーティストとして、人間として成長し続けたい」。新プリンシパルとなるフィゲレドも、「タマシュには、信頼し、サポートしてくださることへの感謝を伝えたい。それは特別なことだと思いますし、努力を続けるためのモチベーションを高めてくれます。『オネーギン』で踊るレンスキーは、感情のジェットコースターのような人物で、大好きな役柄。心から演じ、表現したいと思います」。オネーギン役について、フォーゲルから印象的な発言も。「計画はするけれど、計画できないこともある。重要なのは、その役を生きること。同じように繰り返すことはできません。毎回違うので、飽きることはないんです。それは対話であり、パートナーや他のキャラクターを通して生まれるものがある。ひとりだけでできるものではなく、集団でつくりあげていくものなんです」。ほかにも、コロナ禍での活動、若い振付家たちの育成についてなどさまざまな話題が飛び出した。真摯に答えるデートリッヒの語り口は、シュツットガルト・バレエ団が、クランコの遺産を受け継ぎつつ、常に未来を見据えるカンパニーであることを強く印象付けた。秋の日本公演を、大いに期待したい。取材・文:加藤智子<公演情報>シュツットガルト・バレエ団2024年日本公演◎『オネーギン』全3幕振付・演出:ジョン・クランコ音楽:ピョートル・チャイコフスキー編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団11月2日(土)~11月4日(月・休)※各日14時開演会場:東京・東京文化会館◎『椿姫』プロローグ付全3幕振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:フレデリック・ショパン装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団11月8日(金)~11月10日(日)※8日(金)18時半開演、9(土)・10(日)※各日14時開演会場:東京・東京文化会館チケット情報:()公式サイト:
2024年07月31日夏の風物詩の1つである、花火。家族みんなで楽しむため、手持ち花火を買い、準備している人も多いでしょう。ただし、手持ち花火は火や火薬を扱うため、正しい方法で安全に行う必要があります。花火にマッチやライターで火を付けたらダメ?手持ち花火をやる時には、自治体のルールを守ることはもちろん、消火用の水入りのバケツを準備するなど、火災や事故が起きないよう細心の注意を払わなければなりません。また、花火に火を付ける際にも、正しい方法で行わなければ、やけどを負ってしまう危険性があります。花火の安全対策などの発信をしている、公益社団法人日本煙火協会(以下、日本煙火協会)のウェブサイトには、手持ち花火の正しい点火方法について、記載されています。火をつける場所は、花火の種類(しゅるい)や形によってちがう。それぞれの説明(せつめい)をよく読んで、ローソクか、線香(せんこう)で火をつけよう(マッチやライター、花火は使わないこと)。公益社団法人日本煙火協会ーより引用花火は、種類によって火をつける場所などが異なるため、事前に必ず説明書を読んでください。また、火を付ける際には、ローソクや線香を使うと安全です。ローソクは、缶に立てると火を付けやすくなりますよ。※写真はイメージなお、ライターやマッチで花火に直接火を付けるのは、やけどをしやすく大変危険なので、絶対にやらないようにしましょう。花火を安全に楽しむためにも、日本煙火協会が教える正しい点火方法を覚えておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月19日天外塾事務局(所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表:岡)は、新刊「治癒を目指すがん患者のための瞑想ワーク 思考と感情ががん遺伝子に働きかけるすごい力」(出版社:株式会社ユサブル/日本橋蛎殻町)を2024年8月1日(木)に発売します。本日より、Amazonにて予約開始いたしました。新刊『治癒を目指すがん患者のための瞑想ワーク 思考と感情ががん遺伝子に働きかけるすごい力』【医療に頼らなくてもいい!がん患者に朗報!】「瞑想でがんが治るのか?」…断言はできません!はるか昔、池見酉次郎医師ががん患者が「実存的変容(転換)」を起こすことによってがんが自然緩解することを発見されました。それが、天外の進める「医療改革」の中心課題になるとともに、「天外塾」では主として経営者の「実存的変容」をサポートする瞑想ワークを20年にわたって工夫してまいりました。その瞑想ワークがとても効果的なので、いよいよがん患者に特化したワークを開発し、本書をまとめました。この瞑想ワークが広まることで、予防効果も含めて、日本のがん患者が激減することを夢見ています。発売は8月1日ですが、本日からAmazonで予約販売が始まりました。■本の予約はこちらから (8/1発売)世界中で研究が進むがんの劇的緩解と心の関係。アメリカでは人の意識や生活習慣が細胞や遺伝子の働きに影響を与えるというエピジェネティクス(後成遺伝学)の研究が進んでいます。実際に瞑想ががん抑制遺伝子をオンにしたり、免疫力向上につながるという研究もあります。一方、日本ではがんは遺伝子の突然変異で偶然に左右されると考えられています。また、生活習慣やストレスががんに与える影響も軽視され、手術や抗がん剤治療の後は元の生活に戻ってよいと指導されることが大半です。もちろん、がんを直接取り除く手術などの治療は必要ですが、それらとともに瞑想ワークによって、がんの原因となったかもしれないストレスなど心のあり方を変えてみようというのが本書のテーマです。本書は、心が遺伝子に働きかける海外の研究の紹介とともに、心のあり方の変化を治療に取り入れる日本の医師なども紹介しています。そのうえで、瞑想ワークの第一人者である著者が、心のあり方を変えるための具体的な瞑想ワークのやり方を紹介しています。大きなポイントは自宅でお金をかけず簡単にできて、今行っている治療の邪魔をしないこと。世界的に、心とがんの関係についてエビデンスが与えられつつある現在、病院で受ける治療の他、何かできることはないかと考える方におすすめしたい1冊です。#がん患者のための瞑想ワーク#実存的変容により癌が自然緩解する#天外塾で20年つちかった瞑想ワーク#死と直面すると実存的変容がおきる#がん患者は死という言葉を避けるがそれを乗り越えると変容につながる#思考と感情が癌遺伝子に働きかけるすごい力#エピジェネティクス#医療改革#治癒を目指す#がんは変容のチャンス#船戸崇史#矢山利彦#ユサブル#天外伺朗#天外塾■書籍概要タイトル:治癒を目指すがん患者のための瞑想ワーク思考と感情ががん遺伝子に働きかけるすごい力発売日 :2024年8月1日(木)価格 :1,760円(税込)ページ数:168出版社 :株式会社ユサブル■本の予約はこちらから (8/1発売)■お問合せ主催: 天外塾事務局MAIL: officejk@onyx.ocn.ne.jp 天外伺朗(てんげしろう)1■天外伺朗(てんげしろう)プロフィール元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。2006年まで42年間ソニーに勤務。その間、CD(コンパクトディスク)、NEWS(専門家向けコンピュータ・ワークステーション)、AIBO(犬型ロボット)などの開発を主導した。その後、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所 株式会社所長兼社長などを歴任。ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」というセミナーを開いている。次第にすべての人の意識の変容と、社会の進化を加速することを主眼にした塾に変わっていっている。さらに2014年より「社員の幸せと生きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘しするための「ホワイト企業大賞」も立ち上げ10年間代表を務めた。著書に『運命の法則』、『「ティール時代」の子育ての秘密』、『「生きる力」の強い子を育てる』、『「人類の目覚め」へのガイドブック』、『実存的変容』、『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)、『自然経営』(武井浩三・共著)、『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)、『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)、『無分別智医療の時代へ』、『日本列島祈りの旅1』、『出雲王朝の謎を解く』、『融和力』、『シン・コミュニティ論』など著書多数。他、瞑想や断食を指導。現在、医療改革、教育改革、企業経営改革、人間力を高めること、最新の組織、コミュニティを深掘りすることにも取り組んでいる。著書一覧【会社概要】会社名 : 株式会社 office JK(代表=岡)所在地 : 〒253-0054 神奈川県茅ケ崎市東海岸南3-2-7事業内容: セミナー/講演会/出版/PRマーケティングURL : 公式ホームページ 公式Facebook 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月02日昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)クリケットクラブに在籍する森田理乃さん、阿部賀之子さんが、一般社団法人日本クリケット協会の2024年女子日本代表強化選手団*¹、女子育成選手団*²にそれぞれ初選出されました。今後は日本、韓国、中国、香港のチームが出場する東アジアカップ(2024年10月開催)を目指し、トレーニングや強化試合などの育成・強化活動に参加します。昭和女子大学クリケットクラブは2011年に創部し、週2回14名で活動しています。2名の学生はクリケット未経験でしたが、ソフトボール部での経験を活かし、森田さんは投打を兼ねるオールラウンダー、阿部さんは捕手(ウィケットキーパー)として活躍しています。(左から、森田さんと阿部さん)■ 森田理乃さん( 食健康科学部 管理栄養学科 4年 )女子日本代表強化選手団選出今回、強化選手団に選ばれたことをとても嬉しく思っています。高いレベルでの練習を通して活躍できるように、頑張ります。■ 阿部賀之子さん( 人間文化学部 日本語日本文学科 3年 )女子育成選手団選出まだクリケットを始めて3年ですが、育成選手に選出いただいたので、上手な選手から吸収した技術を、周りにも共有し共に成長していきたいです。*¹日本代表強化選手団:インスピレーションを与える女子日本代表チームを育成することを目的に、有望選手を対象に年間でトレーニングや強化試合などの育成・強化活動を実施*²女子育成選手団 : 将来の日本代表候補選手を育成することを目的に、有望選手や若手選手を対象に年間でトレーニングや強化試合などの育成・強化活動を実施参照元:一般社団法人日本クリケット協会HP 昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月26日モーリス・ベジャール・バレエ団の2024年日本公演が、9月21日(土)より東京・東京文化会館にて開催される。『バレエ・フォー・ライフ』photo: BBL-Guillermo Mendo Murilloバレエから古い装飾をはぎ取り、多様な音楽と題材を融合させて、生と死を見つめる現代人の芸術として創作した天才振付家、モーリス・ベジャール。その舞台はバレエ・シーンに革新をもたらし、世界中の観衆を魅了してきた。日本では1967年の初来日以来、瞬く間に感性の鋭い人々の注目を集め、ブームを巻き起こした。2007年にベジャールがこの世を去って以降は、長年ベジャール・ダンサーとして活躍したジル・ロマンが師の志を受けて芸術監督に就任。本年3月からは、ジュリアン・ファヴローが暫定的にその任を引き継ぎ、ベジャール・レパートリーとともに、現代人に響く新たなダンスを上演している。モーリス・ベジャールphoto: BBL-Jean-Guy Pythonジュリアン・ファヴロー(芸術監督)photo: BBL-Anoush Abrarモーリス・ベジャール・バレエ団は1967年の初来日を皮切りに、これまで18回の日本公演を行っており、日本にもファンが多い。1979年に、ジョルジュ・ドン主演により日本で初めて上演され紹介された「ボレロ」と、1982年に公開されたクロード・ルルーシュ監督の映画「愛と哀しみのボレロ」(物語の中でドンと20世紀バレエ団が「ボレロ」を踊った)をきっかけに、80~90年代にはバレエ界を超えた熱狂的なブームを巻き起こした。3年ぶり19度目となる今回の日本公演は、東京公演、西宮公演、札幌公演が予定されており、東京公演ではAプロとBプロを上演。Aプロは、世界的ロック・バンド、クイーンの音楽を使って大ヒットを飛ばしてきた『バレエ・フォー・ライフ』。『バレエ・フォー・ライフ』photo: BBL-Guillermo Mendo Murillo本作は、アカデミー賞4冠を獲得した映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)で再び注目を浴び、以後2度にわたる来日公演も話題を呼んだ世界的ロック・バンド、クイーンの音楽を使い、ロックとバレエを融合させた奇跡のステージだ。ベジャールは、クイーンを象徴する存在だったヴォーカルのフレディ・マーキュリーと、ベジャール作品でカリスマ的な存在感を放ったダンサーのジョルジュ・ドンという、同時期にともに45歳で夭逝したふたりのアーティストへのオマージュとしてこの作品を創作。クイーンの17のきらめくヒット曲が響き渡る中、ステージではダンサーたちが「生」を炸裂させる。そこにはフレディと思しき人物もトレードマークだった衣裳を身に着けて登場。また、ところどころにモーツァルトの音楽が挿入され、病気や死、天国のイメージが鮮やかに対比される。クライマックスはフレディ、ドンをはじめとする犠牲者たちの追悼式ともいうべき厳かな雰囲気を帯び、客席は感動に包まれる。『バレエ・フォー・ライフ』photo: BBL-Elena Morosetti音楽に正面から向き合い寄り添った作品の豊饒さと圧倒感Bプロでは不朽の傑作『ボレロ』をはじめとして、デュエット『2人のためのアダージオ』、ベジャールによる祝祭的ストラヴィンスキー・バレエ『コンセルト・アン・レ』、前芸術監督のジル・ロマンがコロナ禍に踊る喜びを表現した『だから踊ろう…!』を加えた全4作が上演される。ジル・ロマン振付『だから踊ろう…!』photo: BBL - Gregory BatardonBプロのオープニング『だから踊ろう…!』は、コロナ禍のもとでカンパニーを率いていたジル・ロマンが、困難な状況下で“踊る喜び”を表現することを念頭に創作。ロマンは「そのダンスの喜びを体現」し2021年に没したダンサーのパトリック・デュポンに本作を捧げている。これに続くのはベジャール珠玉の3作。『2人のためのアダージオ』は1986年初演の『マルロー、あるいは神々の変貌』からの抜粋で、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタにのせて、ある男と”死“を匂わせる女の濃厚なダンスが踊られる。『コンセルト・アン・レ』は、ストラヴィンスキーの同名のヴァイオリン協奏曲ニ調を、ひと組の主役ペアと男性ソリスト、女性群舞で視覚化するベジャールには珍しいネオ・クラシカルなバレエ。フィナーレには規律から脱したダンサーたちが祝祭的なダンスを繰り広げる。そしてプログラムの掉尾を飾るのが『ボレロ』。巨大な赤いテーブルの上で踊る孤高の“メロディ”と、そのカリスマに導かれて群がる “リズム”たち。ラヴェルが構築した精巧な音楽をダンスで鮮やかに展開しながら、爆発的な絶頂をもって終結し、観る者に衝撃とカタルシスを与える、ベジャール不滅の傑作だ。『2人のためのアダージオ』photo: BBL - Gregory Batardon『コンチェルト・アン・レ』photo: BBL - Gregory Batardon『ボレロ』photo: BBL - Gregory Batardon時代とともに歩み、常に熱狂を巻き起こしてきたモーリス・ベジャール・バレエ団の2024年日本公演をお見逃しなく。チケットは発売中。<公演情報>モーリス・ベジャール・バレエ団2024年日本公演Aプロ■『バレエ・フォー・ライフ』振付:モーリス・ベジャール音楽:クイーン/ W.A. モーツァルト衣裳:ジャンニ・ヴェルサーチBプロ■『だから踊ろう…!』振付:ジル・ロマン音楽:ジョン・ゾーン、シティパーカッション、ボブ・ディラン衣裳:アンリ・ダヴィラ照明:ドミニク・ロマン■『2人のためのアダージオ』振付:モーリス・ベジャール音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン衣裳:アンリ・ダヴィラ照明:ルーカス・ボルジョー■『コンセルト・アン・レ』振付:モーリス・ベジャール音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー衣裳:アンリ・ダヴィラ■『ボレロ』振付:モーリス・ベジャール音楽:モーリス・ラヴェル【東京公演】Aプロ2024年9月21日(土)〜9月23日(月・祝)Bプロ2024年9月27日(金)〜9月29日(日)会場:東京文化会館 大ホール【西宮公演】(『バレエ・フォー・ライフ』)2024年10月2日(水)会場:兵庫県立芸術文化センター【札幌公演】(『バレエ・フォー・ライフ』)2024年10月6日(日)会場:札幌文化芸術劇場hitaruチケット情報:()公式サイト:
2024年06月20日「水虫が足裏のがんに関係している可能性が高いことがわかりました。水虫の治療や予防をすることで、足裏のがんの予防にもつながると期待しています」そう話すのは、東京慈恵会医科大学(皮膚科学講座)の研究グループで水虫と足裏のがんの関係を調査している教授の延山嘉眞さん。延山さんらの研究グループが、足裏にがんがある患者30人と、足裏にがん以外の皮膚疾患がある患者84人を調査したところ、後者で水虫に罹患していた割合は29.8%にとどまったが、前者では60%と有意な差が見られた。これによって、足裏にできる“メラノーマ”というがんには、水虫の要因である“白癬菌”が深く関与していることがわかったのだ。延山さんは、発症のメカニズムを、こう推察する。「胃の中にピロリ菌が何十年もいると、胃に炎症が起きやすく、その結果、胃がんの罹患率も高いことがわかっています。白癬菌も同じで、長年足裏に生息することで足裏の免疫環境が悪化し、メラノーマを引き起こすのではないかと考えています」(以下、「」は延山さん)■不特定多数が素足でいる場にいたときは足を洗おうメラノーマは、「日本では年間10万人あたり1~2人というまれながん」だが、油断は禁物だ。「日本では足裏に発生することがもっとも多く、発見が遅れて他臓器に転移すると5年生存率が約405以下と低い。ふだん足裏をチェックする人は少ないので、気づいたときには進行していたという方も少なくありません」特に、かゆみがなく患部がかさかさしているだけの水虫は要注意。 「たとえば、足の裏がかさかさしている方のなかには、乾燥などが原因の場合もあれば、白癬菌が原因のこともあります。また、爪が白くなってボロボロになっている方は、爪に白癬菌が入りこんでいる場合も多い。ただ、どちらもかゆみがない場合もあるので、受診が遅れがちです」何十年も白癬菌に感染したまま放置していると、メラノーマに罹患するリスクが高まる可能性が考えられるという。「白癬菌かどうかは、検査しなければわからないので、疑わしい場合は必ず受診しましょう。とくに糖尿病の方は、白癬など感染症にかかりやすいので注意しましょう」メラノーマのリスクを下げるためには、まず水虫にならないよう、予防をすることだ。「公衆浴場やジムなど、不特定多数の方が利用し、かつ床の湿度が高い場所は白癬菌がいる可能性が高い。利用したあとは、足を洗って清潔に。裸足の季節なのでサンダルを履くことも多いでしょうから、座敷などに素足で上がった場合も同じです。家族に水虫になっている方がいる場合、きちんと治療してもらうこと。バスマットなどの共有は避けましょう」さらに、パンプスなど蒸れやすい靴を長時間履くことも避けたい。定期チェックも忘れずに。ほくろとメラノーマの見分け方を図にしておいた。参考にしてほしい。水虫の予防と、定期的な足裏チェックで、メラノーマを防ごう!
2024年06月12日公益財団法人1more Baby応援団が行った「夫婦の出産意識調査2024」によると、「日本は子どもを産み育てやすい社会に近づいていない」との回答や、「2人目の壁」を感じる人の割合が過去最高を更新しました。8割が「日本は子どもを産みにくく、育てにくい」と回答調査では既婚男女2,961人を対象に、日本は子どもを「産みやすい」「育てやすい」国に近づいているかを聞きました。すると、産みやすい国に「近づいていると思わない」が76.8%、育てやすい国に「近づいていると思わない」が78.1%と、8割近くが「近づいていない」と感じていることが明らかになりました。2017年からの調査結果の推移を見ると、今回の調査結果は「近づいていない」の割合がどちらも最も高くなっています。また、子どもを産みにくい、育てにくいと感じる理由を聞いた質問には、・「児童手当の金額が十分でないから」(56.2%)・「育児と仕事の両立が難しいから」(53.1%)・「児童手当など子育て支援制度が続くか不安だから」(52.4%)という答えが上位に並びました。子育てに対するさらなる経済的なサポート、働く環境の改善、中長期的に安心、信頼できる制度が求められていることがわかります。2人目の出産を躊躇する理由は、今年も「経済的な理由」がトップすべての調査対象者に、自分の家庭に『2人目の壁』が存在すると思うかと聞くと、78.9%が「存在すると思う」と回答しました。この割合は2022年から上昇傾向を示し、過去11年で最も高い結果となっています。また、その理由を聞いた質問には、73.4%が「経済的な理由」と答えました。実際に、子どもがいる2,120人に、昨今の物価高の子育てへの影響を聞くと、81.7%の人が「物価高により、子育て費用に不安」を感じ、59.2%の人が「物価高のため、子どもにかかる食費や衣料費などの基本的な生活費を控えている」と回答しました。物価高が実生活や心理面に影響し、子育てに対する不安が増していることがわかります。出産が前向きになったのはパパなど身近な人からのサポート子どもが2人以上いる人に、2人目以降の出産に対して、自分の気持が前向きになれたサポートについて聞きました。すると、「配偶者の家事や育児への参加」(27.5%)や「配偶者以外の家族による家事や育児のサポート」(25.0%)との回答が上位を占めました。反面、国や自治体の出産・子育て支援制度に対する全体的な印象を質問すると、「制度が続くか不安があり、将来の不安解消にならない」(女性59.1%)「支援制度が増えるのは嬉しいが、出産の後押しになると感じていない」(女性54.7%)と半数以上の女性が回答。男女別で見ると女性のほうが制度に対して強く不安を感じていることがわかりますが、総じて国や自治体の出産・子育て支援制度は「出産の後押しにならない」と考えていることが明らかです。子どもがいることで「これまで感じたことのない感動や喜びを体験できる」既婚男女のうち子どもがいる人に、子どもがいることによる良い変化を聞いた質問では、「これまで感じたことのない感動や喜びを体験できるようになった」(44.7%)が最も多く、次いで「家事や仕事の手際が良くなった」(25.2%)という回答が上位に入りました。子育てに対しさまざまな不安を感じるものの、子どもがいることで、今まで経験したことのない喜びや感動を味わっていることがわかります。その一方で、経済的な不安から子どもを持つことを躊躇したり諦める人も多いという結果も明らかになりました。国や自治体には、国民大半の実生活に即した、庶民にとって本当の助けになる政策を打ち出してほしいと切に願います。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年06月07日ベルリンRIAS室内合唱団が11月に来日し、神奈川県立音楽堂で1回だけの単独公演を行うことが決定した。ベルリンRIAS室内合唱団は、1948年に設立された世界屈指の合唱団のひとつ。フェレンツ・フリッチャイ、カール・ベーム、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ロリン・マゼールなどから信頼を集め、クラウディオ・アバド、ジェームズ・レヴァイン、ダニエル・バレンボイムなどとも共演するなど、音楽史を語る上で欠かすことのできない存在だ。2018年11月以来、実に6年振りとなる来日で、日本での単独公演は1回だけ。公演に先立つワークショップも神奈川県立音楽堂で開催する。公演では「J.S.バッハ、そしてバッハ一族のモテット」と題し、究極のバッハ・プログラムを披露する予定だ。会場の神奈川県立音楽堂は、今年で開館70年を迎える音楽好きには名高い場所。ベルリンRIAS室内合唱団の歌声を、会場の暖かな響きの中で堪能できる一夜になりそうだ。ベルリンRIAS室内合唱団《J.S.バッハとバッハ一族のモテット》■チケット情報()11月28日(木) 19:00開演神奈川県立音楽堂ジャスティン・ドイル(指揮/首席指揮者&芸術監督)ベルリンRIAS室内合唱団(合唱)プログラム“J.S.バッハとバッハ一族のモテット”ヨハン・クリストフ・バッハ:愛する主なる神よ、われらを目覚めさせてくださいヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:われらのこの世の家が壊れてもヨハン・バッハ:われらが命は、この世の影のようなものヨハン・ミヒャエル・バッハ:いと高きところにいます神にのみ栄光あれヨハン・クリストフ・アルトニコル:いざ、もろびと神に感謝せよヨハン・ミヒャエル・バッハ:主よ、われに汝さえあればヨハン・クリフトフ・バッハ:義しき者は、早く死すともヨハン・ミヒャエル・バッハ:今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよヨハン・セバスティアン・バッハ:イエス、わが喜び (BWV227)※11月27日(水)には公開ワークショップも神奈川県立音楽堂にて開催予定(詳細後日)
2024年06月03日「私が診察してきた経験則では、高齢の方にがんが見つかり、がん治療を始めようとしたとき、そのうちおよそ2割弱の方に認知症があります」国立がん研究センター東病院・精神腫瘍科長の小川朝生医師が、こう話す。日本対がん協会によれば、2021年の人口動態統計では、全悪性新生物死亡数のうち、65歳以上が88%を占めている。一方、2012年時点での65歳以上における認知症の推定有病率は15%で全国の患者数は約462万人と推計。それが2025年には、約650万人から約700万人に達すると見込まれるというのだ。「これまで『認知症のあるがん患者さん』のことがなかなか取り上げられなかったのは、認知症があることを周囲に気づかれないケースが多かったからでしょう。かかりつけ医に認知症の専門知識がなければ見逃されますし、ご家族からは『老化でしょう』と思われてしまうんです」(小川医師)がん治療が始まっても、担当医の認知症の知識が浅ければ、認知症と気づかないまま治療が行われていることも多いという。「超高齢社会では、認知症とがんが同時にある場合の対策は必須のはずですが、医療現場は『がんはがんだけ』『認知症は認知症だけ』という運営が多いのが現状です」前出の日本対がん協会は、小川医師らの協力を得て、全国のがん診療連携拠点病院に対し、認知症のがん患者への対応状況を調べるアンケート調査を初めて実施、256施設から回答を得て結果を公表した。調査分析した小川医師が言う。「がん患者が認知症だったため、対応に困ったことがあると回答した施設は97.7%にのぼりました。多くの医師が抱えるのは『医師が治療方針を説明しようと思っても、患者本人が自分の治療について判断できない』ということでした」本人や病院側の大きな関心は、介護施設の受け入れ状況だが、じつは「介護施設からがん患者だということを理由に入所を断られた」拠点病院は26.5%もある。小川医師が、診察した患者の事例を挙げて説明する。「70代の女性は認知症の進行は中等度(認知機能の低下が進んで、周囲のサポートが必要となってくる段階)で、ステージIVの大腸がんの治療中でした。腸閉塞にならないようにストーマ(人工肛門)をつくって抗がん剤治療を行っていましたが、リンパ節に転移が見られ、そこから痛みが出て、医療用麻薬(オピオイド)を処方する必要がありました」介護施設に入所していたが、医療用麻薬が必要となった段階で、「これ以上の入所は受け入れられない」と施設に断られたという。「ストーマの管理はなんとか自分でできる程度の進行でした。しかし施設側は『ほかの入居者の方が医療用麻薬を誤って飲んだら困る』という理由でした」結局、家族が医療的な対応ができる介護施設を探し、転所した。飲み薬の抗がん剤を服用するだけで介護施設の退去を求められたというのは、80代の女性の例だ。「肺がん(腺がん)が見つかったのですが、最近の抗がん剤は飲み薬もあり、髪の毛が抜けたり、吐き気が出るなどの副作用もなく、ふだんとほぼ同じ生活ができる。しかし施設側には『抗がん剤は、何があるかわからないので』と誤解され、怖がられてしまって」主治医やケアマネジャーが連携して施設側に説明、なんとか入所を継続できたのだという。■医療・介護関係者が「認知症のがん患者」の知識の共有を一方、認知症を理由に病院の緩和ケア病棟から入院拒否されてしまったのが、70代男性のケースだ。「進行期の胃がんで、あえて言えばステージIVの段階。かなり痛みと倦怠感があり、積極的に治療する段階は過ぎていましたので、ご家族が自宅近くの病院の緩和ケア病棟を探して、私が紹介状を書いたんです。しかしその病院の緩和ケア医師から『認知症のある方は入院できません』と」身の回りや薬の管理は難しいが、徘徊はない。でも受け入れられなかった。家族にとっても、非情な拒絶に映っただろう。結局、療養型の地域包括ケア病棟に入院した。えびな脳神経クリニック理事長で、同院認知症疾患医療センター長を務める尾﨑聡医師はこう言う。「認知症のがん患者さんが、受け入れ態勢が整わず入院・入所できないケースは、実際よく起きます。認知機能が低下するほどご自身の症状を訴えにくくなるため、医療側もがんの発見や病状の進行などに気づきにくくなってしまう。逆に、認知症の人を受け入れる側の施設からは、医師や看護師が常駐していないなどの理由で特殊な薬を出す責任が持てないと、断られることがあるんです」今回の調査報告を総括し、小川医師は次のように要望する。「全国の医療・介護関係者が『認知症のがん患者さん』の知識を共有してほしい。高齢者施設にがんの知識を持つスタッフ、がん病棟などに認知症の知識を持つスタッフをそろえる必要もあると思います」では、私たちはどう考えるべきなのか。尾﨑医師はこう話す。「認知症の方が本当はどんな治療や入院先を望んでいるのか。本人を代弁するつもりで、ご家族も、一緒に考えてあげてください」認知症もがんも、本人はもとより、支える家族の心労が重なってしまう。できる限りの準備を、怠らないようにしたい。
2024年04月24日2024年4月20日(土)より、港区虎ノ門の菊池寛実記念智美術館では、『走泥社再考前衛芸術が生まれた時代』を開催する。前衛陶芸家集団として、戦後日本の陶芸をけん引した走泥社(そうでいしゃ)の活動を検証する展覧会だ。1948年、八木一夫、叶哲夫、山田光(ひかる)、松井美介(よしすけ)、鈴木治ら京都の陶芸家によって結成された走泥社は、以後、陶芸家以外にも多様な人材を受け入れながら、50年にわたって活動を続けた。彼らが目指したのは、いわゆる器ではなく、立体造形として芸術性を追求した陶芸作品。当時それらは「オブジェ焼」とも言われた。鈴木治 「ロンド」 1950 年 華道家元池坊総務所蔵同展では走泥社の、とくに前衛性が際立つ最初の25年に注目し、前期(4月20日~6月23日)と、後期(7月5日~9月1日)の二部構成で紹介する。まず前期で扱われるのは、全三章のうちの一章と二章。第一章では、器のかたちを立体造形として自立させようと模索し、パブロ・ピカソの陶芸作品やイサム・ノグチのテラコッタのテラコッタをはじめとした海外の美術表現に影響を受けた最初期の作品に焦点を当てる。また第二章では、「陶のオブジェ」を心象風景の表象と考えていた彼らが、自らの内面性をいかに陶芸で表現しようとしたかに注目する。この時期は前衛陶芸家集団としての走泥社の骨格が定まった時期としても重要だ。山田光 「二つの口の壺」 1952 年 岐阜県現代陶芸美術館蔵そして後期に紹介する第三章では、同人たちの充実期の作品を紹介。1964年、『現代国際陶芸展』で、初めて海外の陶芸表現をまとめて見る機会を得た作家たちは、素材から表現方法まで、あらゆる面で海外との違いに衝撃を受け、あらためて独自の表現を追求、さらなる高みを目指したのだった。講演会や学芸員によるギャラリートーク、ナイトミュージアムの催しなど、関連行事も予定されている。詳細は美術館ホームページで確認を。<開催概要>『走泥社再考前衛陶芸が生まれた時代』前期:2024年4 月 20 日(土)~6 月 23 日(日)後期:2024年7 月 5 日(金)~9 月 1 日(日)会場:菊池寛実記念 智美術館時間:11:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)、5月27日(月)~5月30日(木)、6月24日(月)~7月4日(木)、7月16日(火)、7月29日(月)~8月1日(木)、8月13日(火)料金:一般1,100円、大学800円、高中小500円公式サイト:
2024年04月08日CS放送「衛星劇場」では、韓国ドラマ「チアアップ」を日本初放送する。名門ヨンヒ大学の応援団テイアは、20年前の不吉な予言のせいで年々、落ちぶれていくばかり。そんな中、変わり者の新入生ト・ヘイ(ハン・ジヒョン)がやってくる。ヘイは家が貧しく、学費や家計のためにアルバイト三昧、入団の理由も実はお金のためだった。だが、ヘイが呼び水となり、チン・ソンホ(キム・ヒョンジン)らも入団し、テイアに新入生が集まる。ヘイたちはテイアを愛する団長パク・ジョンウ(ペ・イニョク)や副団長のテ・チョヒ(チャン・ギュリ)の指導のもと、次第にテイアの魅力にはまっていく――。本作は、「ペントハウス」シリーズで話題となったハン・ジヒョンがヒロインのト・ヘイ、「シュルプ」「なぜオ・スジェなのか」のペ・イニョクが応援団の団長パク・ジョンウを演じているほか、新人キム・ヒョンジン、元「fromis_9」のチャン・ギュリらフレッシュな俳優たちが共演する、青春ときめく感動ラブコメディ。「2022 SBS演技大賞受賞」でテイアがベストチームワーク賞を受賞したほか、ペ・イニョク、キム・ヒョンジン、チャン・ギュリ、イ・ウンセムが新人賞を受賞した。「チアアップ」は4月18日より毎週木曜日23時~衛星劇場にて2話連続放送(全16話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月06日