2020年5月に大腸がんが発覚した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。大腸がんの手術スケジュールがようやく決まったため、早速入院準備に取りかかったのですが……。★関連記事:<腎がんマンガ>「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで…手術スケジュールが出たと連絡があり、その5日後には入院することになりました。入院準備も2度目となると、ちょっと慣れてきますね。今回は、手術後にHCU(高度治療室)に入ります。HCUは術後に重症化しないよう、常時看護師さんがついてくれる部屋のこと。HCUに入ったあとは一時的に一般病棟のベッドを空けないといけないのと、HCUでは必要最低限の荷物しか持ち込めないため、手術前に家族などの立ち会い者に余分な荷物を持って帰ってもらう必要があります。なので、私なりに精査して荷物を詰めてみたのですが、必要最低限の荷物ってなかなか難しいですね。荷物を詰めながら「もしかしたらこれもいるかも?」と思っちゃって、どんどん増えて結局詰め直しをしました(笑)。ー------------------------普段も荷物が多めで、バッグはリュック派だというおさしみ1番さん。頭ではわかっていても、ついつい荷物を詰め込みすぎてしまったとのことです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年05月17日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが13日に自身のアメブロを更新。舌がんの罹患後に想像だにしなかったことを明かした。この日、堀は「今日のお昼休憩では、広い部屋で一人でぽつんと。セブンイレブンで買った」とコンビニエンスストア『セブン‐イレブン』で購入した商品を公開。「糖質を控えたハムチーズデニッシュ。ザク盛りヨーグルト。ベーコンペッパーマカロニサラダ。ホットコーヒー」と紹介し「館内のセブンイレブンで購入し食べました」とつづった。続けて「私はがんになってから、いろいろな皆様のご尽力により、ギリギリ生き延びることができています」と述べる一方で「何のためにあの時に、人生を終われなかったのか?何故生きながらえたのか?考えさせられた一日となりました」と告白。「こんなに上手く発語できない私が、病前よりも、遥かに話をする状況が多くなるなんて。想像だにしていなかった」と明かし「私が口を開くことで、誰かの命を守れて救えるのであれば、私が生き延びた意味もあるのでしょう」としみじみつづった。最後に「この世は温かい人の方が多いなと、しみじみそう思うのでした」とコメント。「今日もいろんな方々のやさしさが、心に沁みたなぁ」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月15日2020年5月に大腸がんが発覚した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。大腸がんと確定し、手術前の検査で何度か病院に行くことになったおさしみ1番さん。PET-CT検査を受けることになり……。★関連記事:<乳がんマンガ>「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン!として…大腸がんだと告知を受け、手術前の検査で、PET-CT検査(陽電子放出断層撮影)を受けに行きました。通常のCT検査は部位を絞って検査するのですが、PET-CT検査では全身を一度に調べられるのだそう。検査に放射線を使うので、入り口から厳重……。検査のために使う薬剤に放射線を使用しているとのことで投与も厳重でした。薬剤の投与後、1時間程度安静にして、その後装置のベッドに横になり撮影します。通常のCT検査と違って今回の検査は、「薬剤を扱う看護師さんたちの緊張感がものすごい」ことと、「関節を折り曲げると薬剤がたまるので、安静時にはダランとしておく」ことが衝撃的でした。ー------------------------CT検査よりも厳重で緊張感が高かったPET-CT検査。安静時は、テレビを見ることもできたそうですが、音量を上げることがNGだったため、ほぼ無音で見ていたとのことです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年05月10日2020年5月に大腸がんが発覚した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。組織検査の結果、腫瘍は悪性であり、大腸がんと告知されたおさしみ1番さん。その後、先生に質問をすると……。★関連記事:<腎がんマンガ>「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで…大腸がんだと告知を受け、先生に「よく聞くステージってどんなもんですかね?」と聞いてみました。「正確な診断は外科でおこないますが、おそらくステージⅡbかと」と先生。そして、「がんの中でもいわゆる顔つきのいいがんってやつだと思います」と言われました。……顔つきのいいがん?そんな言葉は聞いたことがなかったので、思わず笑ってしまいました。リンパ節や肺や肝臓には転移がなさそうとのことで、この段階ではまだざっくりとした診断でした。※Stg0→Stage0、Stg1→StageⅠ、Stg2→StageⅡ、Stg3→StageⅢ、Stg4→StageⅣのことです。ステージⅡbと聞いてもどういう位置付けかよくわかっていなかったので、私なりに調べてみました。大腸がんでのステージⅡbとは、がんが筋肉を超えて大腸壁の外側の壁に接するか腹腔内に露出している状態とのこと。ついでにリンパについても調べてみました。リンパはウイルスなど体に悪いものから体を守ったり、体の老廃物を掃除したり、水分を流したりと、とても働き者。そして、リンパにはところどころコブがあり、悪いものをせき止める機能があるようです。なので、がんがリンパにたどり着くと、悪いものをせき止めていた関所を突破されてしまい、体に悪いものが巡ってマズイってことになるのかな。リンパってすごいなぁと思いました。ー------------------------腫瘍は悪性で、大腸がんと告知されたおさしみ1番さん。「いわゆる顔つきのいいがん」と言われ、顔って……と思わず笑ってしまったとのことです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年05月08日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが27日に自身のアメブロを更新。もがき苦しんだ舌がんの手術後を回想した。この日、堀は「自主ボイトレとリハビリの前に、瞑想をしたいなぁと思っています」と述べ「正座して静かにして目を瞑り、自分の心と対峙するだけで。大層なものでもなく我流のもの」と説明。「そうする時間を持つと、私の場合は心を整えることができます」と明かし「心の中を整理できたりするので、たまにやってきました」とつづった。続けて、舌がんの手術後について「声も出せない話せない中もがき苦しみ。舌を抜かれた状態で伝える手段もない」と振り返り「取り乱さずにいられた、一度も泣き叫ばなくて済んだ方法が、これでした」と術後に瞑想をしていたことを告白した。最後に「それ以来たまにやって」とその後も瞑想を続けていることを明かし「心を整え冷静になれる時間を、このように大切にしています」とつづった。
2022年04月28日《性別に関係なく働き続け、女性が個性と能力を発揮できる社会の実現に向けて、社会全体で女性の活躍を応援する機運を高めていく》このようなコンセプトを掲げ、女性の活躍の推進に取り組むのは「かながわ女性の活躍応援団」。女性の活躍支援を目指す同団体だが、公式サイトにある応援団メンバーの顔ぶれを見てみると……。なんと、参加メンバーは全員男性。インターネット上では《絶句》《コントかな…》などと物議を醸している。15年11月にサイトが開設されたが、その際も応援団メンバーに女性の姿はなく、疑問の声が続出。たびたびこの“体制”へ疑問を唱えるニュース記事なども出たものの、変わることはなかった。神奈川県の「かながわ男女共同参画センター」が設立し、黒岩祐治神奈川県知事(67)が団長を務める同団体。批判を受けながら、設立から7年たった今も女性メンバーが1人もいないのか?「かながわ男女共同参画センター」に取材を申し込むと、団体の趣旨を次のように話してくれた。「応援団の結成は2015年ですが、当時神奈川県内の企業のトップの約9割は男性でした。だからこそ、女性が活躍しやすい社会にしていくためにはまずは男性のトップの意識改革が必要だと考え、このような構成となりました」しかしその考えはなかなか理解されず、男性メンバーしかいないことを疑問視する声は当初からあがっていた。今も女性メンバーが一人もいない背景について聞くと――。「残念ながら現在でも県内企業のトップの約9割が男性だという状況は変わっていません。たびたび疑問の声をいただいていたことは承知していますが、“男性から率先して女性活躍に取り組む”という私たちのコンセプトをご理解いただく機会にもなっているかと思いますので、コンセプトを変えることなく活動を続けています」メンバーは男性のみではあるものの、同団体にはアドバイザーとして岩田喜美枝氏が就任している。団体に関わる唯一の女性で、神奈川県男女共同参画審議会の会長を務める人物だ。「岩田さんは、内閣府男女共同参画会議の議員として全国の女性の活躍を支援されていたご経験もあり、設立当初からその知見を活かして応援団の取り組みにアドバイスをいただいてきました。コロナ以前は女性活躍を応援する取り組みや社会的ムーブメントを拡大するための全体会議を年に1度開催していましたが、そこでも岩田さんには様々な助言をしていただきました」今後女性メンバーが加入することはあるか?という問いには「時代に応じて考えていかなければならないと思います」と答えた。今もトップの9割が男性の神奈川県。女性メンバーが加入できる状況になる日は果たして――。
2022年04月28日コロナ禍においても合唱・音楽文化を絶やさないため、指揮者・本山 秀毅氏(大阪音楽大学学長)と、日本を代表するプロ合唱団・東京混声合唱団と、合唱楽譜の販売に特化した株式会社パナムジカは、合唱に関わる全ての音楽関係者に希望を届けたく思い、2022年5月15日(日)に豊中市立文化芸術センター 大ホールにて特別演奏会を企画いたしました。社会が変化を余儀なくされる中、音楽の在り方、中でも合唱を取り巻く環境は非常に厳しい状況です。そんな中でも、合唱用のマスクを開発(東京混声合唱団開発)、合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドライン(全日本合唱連盟)を作成するなど、コロナ禍における安心・安全な合唱スタイルを模索し続けています。その中で当公演は、合唱を現在されている方のみならず、音楽を愛する全ての方に音楽業界の未来への希望を感じていただけるような内容となっております。■公演概要日時 :2022年5月15日(日) 開演 16:00(開場 15:00)会場 :豊中市立文化芸術センター 大ホール阪急宝塚線「曽根」駅より東へ約300メートルチケット:[全席指定]S席:4,500円 A席:3,500円 学生:2,000円※未就学児入場不可主催 :株式会社パナムジカ共催 :豊中市市民ホール指定管理者協力 :東京混声合唱団■出演者本山 秀毅/指揮<本山 秀毅/指揮>京都市立芸術大学音楽学部声楽専修卒業。フランクフルト音楽大学合唱指揮科卒業。帰国後はバッハを主とする宗教音楽を中心に演奏活動を続ける。「バッハアカデミー関西」を設立し、「教会暦によるカンタータシリーズ」によりバッハの声楽作品の全曲演奏に取り組んでいる。1995年にはオレゴンバッハフェスティバルに、また2002年5月にはライプツィヒバッハフェスティバルに招聘され、バッハのミサ曲などを演奏し好評を博した。また一般・大学合唱団の客演指揮者、合唱指導法などの講習会の講師、全日本合唱コンクールをはじめとするコンクールの審査員として合唱音楽の普及にも努めている。同時に関西におけるプロ合唱団とオペラ作品の合唱指揮にも活躍している。第15回藤堂音楽褒賞、2001年京都市芸術新人賞受賞。指揮をヘルムート・リリング、ヴォルフガング・シェーファー、ウベ・グロノスタイの各氏に師事。現在、大阪音楽大学学長・教授、大阪音楽大学付属音楽院講師、びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者。京都バッハ合唱団主宰。著書に「喝采、その日その日。うたごころの現場から」(パナムジカ)がある。東京混声合唱団/合唱<東京混声合唱団/合唱>1965年に創設された日本を代表するプロ合唱団。現在桂冠指揮者を務める田中 信昭によって創設された。東京、大阪での定期演奏会、内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間150回の公演のほか、数多くのレコーディングやテレビ、ラジオへの出演がある。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた200を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと幅広く、各地の合唱団との合同演奏、指導者派遣等も精力的に行っている。文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、レコード・アカデミー賞、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞などを受賞。信長 貴富/作曲家<信長 貴富/作曲家>1994年上智大学文学部教育学科卒業。1994・95・99年朝日作曲賞(合唱曲)、1998年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位、2000年現音作曲新人賞入選(室内楽曲)、2001年日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第2位などを受賞。多数の合唱曲のほかに、歌曲、器楽作品など多岐にわたる。「信長貴富歌曲集」「こどものためのピアノ曲集 スタートダッシュ」ほか出版多数。主な作品に「子どもたちの遺言 ~童声合唱と管弦楽のためのオラトリオ~」、「エレジアコ・エレキテル」(室内楽曲)、「Fragments ~特攻隊戦死者の手記による~」(歌曲・合唱曲)、「奏楽 ~混声合唱と吹奏楽のための~」、「マリンバ協奏曲 混線するドルフィン・ソナー」などがある。鈴木 慎崇/ピアノ<鈴木 慎崇/ピアノ>東京藝術大学音楽学部卒業。第51回全日本学生音楽コンクール、第71回日本音楽コンクールにて、それぞれ第1位。また、リサイタル、FM、CDなどで数多くの演奏家と共演。国内外の音楽祭、コンクールにおいて公式伴奏者を務めるなど、伴奏、室内楽にも活動の場をひろげている。最近では、オーケストラの演奏会に鍵盤楽器奏者として度々出演している。東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師を務めたのち、現在、洗足学園音楽大学非常勤講師として、後進の指導にあたっている。■チケット購入方法パナムジカ075-952-8762(9:00~18:00日祝休業) LivePocket(電子チケット販売サイト) 豊中市立文化芸術センター チケットオフィス06-6864-5000(10:00~19:00 月曜休館)※友の会「club CaT」会員優待あり ■出演指揮 :本山 秀毅合唱 :東京混声合唱団ピアノ :鈴木 慎崇弦楽アンサンブル:パナムジカ・クインテットオルガン :中山 幾美子ゲスト :信長 貴富(作曲家)■プログラム1st.ステージ『Jesu, meine Freude BWV 227』作曲:J.S.バッハ弦楽アンサンブル伴奏2nd.ステージ パナムジカ出版 名曲選女声:『Cantate Domino in B♭』作曲:松下 耕『知るや君』作曲:相澤 直人男声:『輪踊り』作曲:南 弘明<「月下の一群 第1集」*より>混声:『あさきよめ』作曲:藤嶋 美穂<「あさきよめ」より>3rd.ステージ 信長貴富作品集~弦楽アンサンブルと共に~『夜明けから日暮れまで』作詩:和合 亮一『リフレイン』作詩:覚 和歌子『春』作詩:新川 和江『夕焼け』作詩:高田 敏子『くちびるに歌を』作詩:ツェーザー・フライシュレン(訳詩:信長 貴富) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月20日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが18日に自身のアメブロを更新。舌がんの手術前に渡された用紙に書かれていたことを明かした。この日、堀は「入院中のこと」と切り出し「舌がんの手術前に渡された、一枚の紙がありました」と告白。「術前・術後での、心や体の痛み・その苦痛の度合いや、今心に抱えている不安などを、書き込むための用紙でした」と説明し「緩和ケアチームの先生方や、看護師さんなど医療スタッフの皆さんが、私が記入したその情報を共有し、メンタルケアをして下さっていました」と明かした。続けて「その用紙には問いがたくさん書いてあります」と述べ「今病気に対する不安はどれぐらいですか?」との質問があったといい「何段階かの答えがあり、該当する度合いに丸を付けます」と説明。「その問いについて深掘りする項目などもあり」と明かし「手作り感のある藁半紙に印刷されている、そんな温かみのあるものでした」と振り返った。また「自分の抱えている心の痛みは何か?」「今 本当に悩んでいることの、根本的なことは何か?」と述べ、「私の場合整理するために、文字に起こして考えてみるという方法が、一番合っていると感じました」とつづった。さらに「術後からずっと…自分できちんと今の自分を理解するために、苦痛整理をしています」と明かし「支離滅裂にならないためにも、自分の痛みを理解することは大切」とコメント。「自分を否定しているうちは、書き出すのも辛いかもしれません」と述べつつ「自分の存在を自分で認めてあげたうえで、自分がより良く前に進んでいくために、私が独自でやっている」と説明した。最後に「私はこのようにして、自分のいろんな痛みと向き合って、それがどこからくるどれぐらいのもので、どうすれば良いと自分が思うか?」と考えているといい「常に解決に導いていくヒントを、見つける手立てのひとつにしています」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月19日『東京混声合唱団×新国立劇場合唱団Dream Concert』が2022年7月31日(日)に東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアル(東京都新宿区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売予定です。カンフェティにてチケット発売! 公式ホームページ 日本を代表するプロ合唱団である東京混声合唱団と、新国立劇場のオペラ公演をはじめ数々の舞台でその歌声を響かせる新国立劇場合唱団との合同コンサート。各合唱団の持ち味を存分に生かした単独ステージと、この2団体だからこその豪華な合同ステージをお楽しみください。【演奏曲目】R.ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より信長貴富:『呼び交わす言葉たち』~無伴奏混声合唱のための2つのエチュード~ より信長貴富:混声合唱とピアノのための『くちびるに歌を』(2台ピアノ版初演)三善晃:『唱歌の四季』他東京混声合唱団1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。東京、大阪での定期演奏会を核とし、海外公演を含む年間の活動は150回を数える。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた250曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと全合唱分野を網羅している。サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞、文化庁芸術祭大賞などを受賞。新国立劇場合唱団新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997年10月に開場した。新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始。メンバーは100名を超え、新国立劇場で上演されるシーズン公演の出演に加え、2007年からは劇場外からの出演依頼の声に応えて外部公演への出演を開始した。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は、公演ごとに共演する出演者、指揮者、演出家・スタッフはもとより、国内外のメディアからも高い評価を得ている。公演概要『東京混声合唱団×新国立劇場合唱団 Dream Concert』公演日:2022年7月31日(日)14:00開場/15:00開演会場:東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアル(東京都新宿区西新宿3-20-2)■出演者東京混声合唱団 / 新国立劇場合唱団指揮: キハラ良尚、三澤洋史ピアノ: 鈴木慎崇、津田裕也■スタッフ主催: 一般財団法人合唱音楽振興会 / 共催: 公益財団法人東京オペラシティ文化財団 / 協力: 公益財団法人新国立劇場運営財団 / 協賛: マイカホールディングス株式会社、STUDIO MOTIF、株式会社SEソリューションズ■チケット料金S席:4,500円A席:3,500円B席:2,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月15日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが13日に自身のアメブロを更新。舌がんで入院中に夫がプレゼントしてくれたものを公開した。この日、堀は「今日の家事スタイル!」と切り出し「この春はじめての、半袖Tシャツにデニムというスタイル」と自身の全身ショットを公開。「暑くなりましたね。朝夕はまだ冷え込みますけど」と述べ、着用しているTシャツについて「とてもしっかりとした生地でよれにくい」と説明した。続けて「髪にアクセントでエトロのスカーフ」と述べ、スカーフについて「主人からの贈り物」と説明。「舌がんの入院中にね。本当は首の傷隠しとして、プレゼントしてくれた」と告白しつつ「綺麗に切っていただいたので、傷の跡もあまり残らず…でした」とつづった。また「このTシャツは、夫婦でオソロなんだ」と明かし「ちなみに主人のTシャツはこちら」「ユニセックスなので、ビッグサイズだと男性も着られます」と夫のTシャツも公開。最後に「抜けがけして先に着てしもた(笑)」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とても素敵です」「夫婦お揃いのTシャツ可愛い」「いつも仲良くて羨ましい」などのコメントが寄せられている。
2022年04月14日副作用がほとんどない、がん免疫療法日本人の死亡原因第1位である、がん。医療技術の進歩によって生存率は高まり、助かる人が増える一方、高齢化でがんになる人はそれ以上に増え、亡くなる人も後を絶たない。がん治療は手術、抗がん剤、放射線の3つの治療法が三大療法として知られているが、がんが進行してしまって思うような効果が得られない場合などは、患者自身でそのほかの治療法を探し、頼るケースも増えている。先ほどの三大療法は保険が適用されるため、自己負担は1〜3割で済むが、そのほかの治療法は基本的に保険が適用されない自由診療となり、全額負担となる。金銭面での負担は大きいが、効果が期待できるものもあり、ひとつの有効な選択肢となっている。また、海外で行われている最新治療が日本でも承認されて国内で受けられるようになるまでには時間がかかる。自費で渡航し、海外で治療を受けるケースも。2月20日に前立腺がんが再発して亡くなった俳優の西郷輝彦さんもそのひとり。オーストラリアで核医学治療という最先端の治療を受けていたことが話題になった。三大療法とは違うこうした治療法のなかで、「第4の治療法」と呼ばれて盛んに研究が進められているのが、がん免疫療法だ。私たちの身体に備わった免疫細胞を利用して、がん細胞を強力に攻撃するものだ。これまでにない方法で免疫を強力に活性化がん免疫療法といえば、京都大学名誉教授の本庶佑さんが2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞して話題になった免疫チェックポイント阻害薬を使った治療が、効果が広く認められて保険適用になり、多くの治療に使われているが、それ以外の免疫療法も研究が進められている。なかでも、近年注目を集めているのが、今回紹介する「NKT細胞標的治療(RIKEN-NKTTM)」(※)である。※ベンチャー企業「理研免疫再生医学」が、民間の医療機関に広く提供するために開発したNKT細胞標的治療は「RIKEN-NKTTM」という商標で登録されている。国立の研究機関である理化学研究所と千葉大学によって研究が進められた治療法をベースに、理化学研究所発のベンチャー企業である理研免疫再生医学が開発を進め、2016年から再生医療法の下、自費診療での治療が始まっている。実際に、この治療を受けた2人の患者さんに、がんの経緯と治療の効果のほどを聞いた。余命宣言も5か月後にがんが消えた神奈川県在住の田中智美さん(仮名・60歳)は、深夜寝ていたときに、突然、強烈な吐き気に襲われたという。「眠っていられないほどの吐き気で目が覚め、救急車で病院に運ばれました。するとS状結腸がんが原因で腸閉塞が起きていたのです。手術をするとリンパなどへの転移も判明しましたが、無事すべてのがんを摘出できました。ところが、術後すぐに肝臓と脾臓への転移が見つかり、これ以上有効な治療法はない、抗がん剤で延命するしかないと主治医から言われました」セカンドオピニオンでも同じ結果を告げられた田中さんだったが、偶然、週刊誌の記事を読み、このNKT細胞標的治療の存在を知ったという。「免疫療法の存在は知っていましたが、どれがいいかわからずにいました。でもその記事を見て、雑誌で紹介されているなら信用できると思い、記事に載っていた会社に問い合わせました」当時、田中さんは、吐き気や手足の痺れ、脱毛など抗がん剤の副作用に悩まされていた。つらい思いをして延命するより、抗がん剤を減らしてでも仕事を続けたいと思っていたという。「抗がん剤を減らす代わりに副作用がほとんどないNKT細胞の治療をすることで、少しでも命が延びたらと思って始めたんです」すると、予定していた4回の注射が終わる前にすべてのがんが消失したのだ。「延命のために受けたのですが、がんが消えてしまい、本当に驚きました」宮城県在住の原田幸三さん(仮名・75歳)は、心臓の手術を受けた半年後の検診で偶然、がんが発覚した。「術後検診で大腸にがんがあることがわかりました。しかも、肝臓にも転移していました。医者から、大腸のがん細胞は手術で摘出できるけど、肝臓は数が多いので手術は難しい。抗がん剤治療を行うが、抗がん剤だけでは、がんは消えないだろうと告げられました」命の危険を感じた原田さんは別の治療を探したという。「すると息子がこの治療法を教えてくれたので、迷わず選択しました」治療後に行った手術で摘出した肝臓のがん細胞を調べると、死滅していたという。「摘出されたがん細胞は生きていることがほとんどで、死滅しているのは珍しいのだそうです。NKT細胞による効果を実感した瞬間でした。それ以降は抗がん剤治療も受けず、がんは再発していません。いまは元気はつらつです」余命5か月の患者が3年弱生きたケースもこの2人が高い治療効果を得たのは偶然ではない。この治療法のベースになったNKT細胞を使った治療法は、実際の臨床試験でも効果が出ているのだ。理研免疫再生医学・代表取締役の徳岡治衛さんに話を聞いた。「免疫療法は昔からあり、種類もさまざまですが、免疫システムは複雑で未解明のことも多く、科学的根拠が十分でない治療が多いのも事実です。このNKT細胞標的治療は、予後が悪いといわれるタイプの肺がんが進行・再発した患者さん17人に対して臨床試験を行ったところ、一定の結果が出たのです」この17人は手術や抗がん剤などの治療を終えており、そのままだと、想定される生存期間の中央値は5か月程度ととても短い。従来の抗がん剤とは異なる新しいタイプの薬(分子標的薬)を使った場合でも、7~15か月程度だ。ところが、この治療を行った17人は18・6か月。そのなかでも狙った免疫細胞が特に活性化した10人を見てみると31・9か月で、従来の治療法と比べると約6倍に延びたのだ。この10人の結果をわかりやすくたとえると、余命5か月と宣告された末期状態の患者さんが3年弱生きることができたということだ。「厳密にいうと、この臨床試験のものとは細胞培養方法の一部を変えたりと多少の違いがありますが、現在行っている治療とこの臨床試験の治療の基本的なメカニズムは同じです」(徳岡さん)がん専門医で、昨年からこの治療法を取り入れ、田中さんや原田さんの主治医も務める、ソラリアクリニック東京の古賀祥嗣院長にNKT細胞について説明してもらった。「がん細胞を攻撃するのに重要な免疫細胞には主に、生まれながらに攻撃性を備えているNK細胞と、外敵を記憶して後天的に攻撃性を得るT細胞があります。NKT細胞は、NK細胞とT細胞両方を同時に活性化できる細胞で、自らがん細胞に攻撃を行うだけでなく、リーダーとしてほかの免疫細胞たちに指示も出して活性化させる、プレーイングマネージャーのような存在。数が少ないため大した働きをしないと思われて、これまでは注目されてきませんでしたが、近年の研究によってがん細胞に対して非常に有効な働きをする免疫細胞だとわかったのです。いまのところ、この治療法は、免疫細胞を利用するがん免疫療法の“決定版”といっても過言ではないでしょう」このNKT細胞を活性化させる成分を自分の血液中の免疫細胞から作って身体に戻すことで、今までにない強い力でがん細胞を攻撃するという。費用は平均で約326万円と高額だが…現在は厚生労働省が認定した委員会の審査を経て認められた17の医療機関(※)で治療が行われていて、費用は病院や病状によっても異なる。平均すると約326万円(税別)と高額だが、標準的な治療だけでは改善が難しい場合など、選択する患者さんが増えているという。先ほどの田中さんと原田さんに金額について率直に聞いた。※17の医療機関については、理研免疫再生医学のホームページ()または電話(03-5226-5880)で問い合わせを。「決して安い金額ではありませんが、副作用がほとんどなく、長期間効果が持続すると聞いて迷うことはありませんでした。がん保険がおりたことも後押しになりましたね。結果的に命拾いすることができ、一切悔いはありません」(田中さん)「費用は高額ですが命には代えられないと思い、決断しました。全員に効果があるかはわかりませんが、多くの人にこの治療を知ってもらいたいと願っています」(原田さん)高い金額を払って受けるなら少しでも効いてほしい。どういう患者さんにおすすめなのか、古賀院長に聞いた。「このNKT細胞標的治療はあくまで第4の治療であり、抗がん剤などと併用して行うことが基本です。末期で手の施しようがなくなってからでは効果は期待できません。おふたりのように併用して治療を行うことで、効果が高まるのです。これまで当院では7人の患者さんにこの治療を行い、全員にがん細胞縮小などの効果が見られました。ただ、7人とも抗がん剤と併用して行ったため、この免疫療法の効果かどうかは明確にはわかりません。しかし、副作用がほとんどなく、抗がん剤で下がりやすい免疫力や体力のバックアップにもつながるため、メリットはあると考えています」第4の治療が思わぬ命拾いにつながることもある。2人に1人はがんになる時代。まだがんになっていない人も、知っておくといざというときにきっと役立つはずだ。がん専門医・古賀祥嗣先生医学博士。日本再生医療認定医など。’89年、産業医科大学卒業。泌尿器科悪性腫瘍、透析、腎移植専門。江戸川病院副院長を務めながら、NKT細胞標的治療を行うため、’21年ソラリアクリニック東京院長に就任。がん患者さんをサポートするため、休日返上で免疫治療を行う。
2022年04月11日写真はイメージです日本人女性のがん死亡数1位の大腸がん。最新研究で、大腸がんの“新犯人”が判明。それは意外にも、ふだんから飲んでいるスポーツドリンクや栄養補給ドリンクといった清涼飲料水に多く含まれている成分だった。健康にいいイメージがあるが飲みすぎの“落とし穴”をぜひ知っておきたい。日本人女性の13人に1人が大腸がんと診断日本人の死因第1位のがん。がん細胞が身体からの命令を無視して増え続ける病気だが、これまで、がん細胞が増殖するエネルギー源は、ブドウ糖だと考えられてきた。ところが、最近の研究でがん細胞が好む別のエネルギー源が存在することが明らかに。その好物とは、私たちの身近にある甘味成分の「果糖」。果糖のとりすぎが大腸がんのリスクになるという驚くべき論文が昨年、世界でもっとも権威ある科学雑誌「ネイチャー」に掲載されたのだ。大腸がんといえば、多くのがんの中でも日本人女性の命をいちばん多く奪っているがん。女性の約13人に1人が一生のうちに大腸がんと診断される計算だ。女性にとって大腸がんリスクを上げる食べ物はできるだけ避けたいところだ。「果糖というのは砂糖の成分で、果糖とブドウ糖が結合したものが砂糖です。果糖はブドウ糖に比べて2倍以上も甘みが強いのに、血糖値をほとんど上げないという特徴があります。そのため、少ない量で甘みを感じられる低カロリー甘味料として、清涼飲料水を筆頭に多く使われています。しかし、決して身体にいいものではありません」と言うのは、果糖と健康の関係に詳しい滋賀医科大学客員教授の仲川孝彦医師。「近年、果糖が尿酸値や中性脂肪値を上げるという研究が増えました。がんについても、発症リスクを上げたり、症状を悪化させたりするのではないかという研究が進んでいます」(仲川医師、以下同)果糖は清涼飲料水の中でも、スポーツドリンクやビタミン補給ドリンクといった、一見すると健康によさそうなものにも多く入っているという。「健康にいいと安心し、飲みすぎている人は、大腸がんなどの深刻な健康リスクを招きかねないので要注意です」なぜ果糖が大腸がんのリスクを上げてしまうのか。「身体に入った果糖は細胞を増やすのに必要な材料に変化します。がん細胞は健康な人の体内でも日々作られていますが、大腸のがん細胞はその材料を正常な細胞よりも多く取り込むので、がん細胞がどんどん増えるのです。それがマウスの実験で証明され、おそらく、人にも当てはまるだろうと考えられます」調味料や加工食品にもほぼ入っている果糖の摂取が多いほど、大腸がんだけでなく、すい臓がんや肺がん、血液のがんの罹患率が高まる可能性を指摘する研究結果もある。また、以前から果糖の健康リスクは問題視されてきたが、代表的なのは中性脂肪を増やす点だ。果糖とブドウ糖は同じ砂糖の成分だが、両者には決定的な違いがある。ブドウ糖は全身でエネルギー源として消費される一方、果糖は肝臓に取り込まれ、その一部が中性脂肪に変わるのだ。中性脂肪が増えれば、肥満や動脈硬化などのリスクが高まる。また、果糖は痛風などにつながる尿酸値の悪化も招くので、がんだけでなく、全身の健康を考えても避けるべきなのだ。できるだけ身体に取り入れたくない果糖だが、仲川医師は「清涼飲料水だけでなく、スナック菓子類やケチャップ、そうめんのつゆなど、調味料や加工食品にはほぼ果糖が入っています。とても身近なので、入っていないものを探すほうが難しいくらいです」と指摘する。果糖は結晶化しにくいため舌触りに影響が出ず、また、砂糖よりもカロリーが低くて安く製造できるといったメリットもあり、多くの食品で使われるようになった。では私たちは果糖とどう向き合えばいいのか。仲川医師は「果糖を完全に避けるのは難しくても、とりすぎないコツはある」と言う。1つ目は、商品の原材料表示を見て、果糖の含有量の低いものを選ぶこと。食品に含まれる果糖は、「高果糖液糖」、「果糖ぶどう糖液糖」、「ぶどう糖果糖液糖」という3つの名前で原材料表示に記されている。それらの違いは果糖を含む割合で、もっとも果糖が多いのが「高果糖液糖」、次が「果糖ぶどう糖液糖」、いちばん果糖の割合が少ないのが「ぶどう糖果糖液糖」だ。3つとも書かれていないのがベストだが、書かれていたとしても、なるべく果糖が少ない「ぶどう糖果糖液糖」が使われているものを選びたい。2つ目のコツは、ゆっくりと時間をかけて摂取すること。「特に果糖が多く含まれる清涼飲料水は、液体のため体内への吸収もよく、大量の果糖が一気に身体に入ると中性脂肪の分解が遅くなり、健康リスクがより高まります。1本を数回に分けるなど、少しずつ飲むようにしてください」健康にいいからと朝食に決まってフルーツを食べる人もいるが、フルーツにも果糖は入っている。特にバナナ、ナシ、マンゴー、スイカ、リンゴ、ブドウなどには果糖が多く含まれている。フルーツには食物繊維など身体にいい成分が含まれていて、吸収するのに時間もかかる。そのため、よほど食べすぎなければ問題ないが、ブドウ糖より果糖のほうが血糖値を上げないから健康にいいと誤解して、あえて果糖の多いものばかりを毎朝食べると過剰摂取につながるおそれが。一度に多くのフルーツがとれるスムージーも要注意だ。健康に気をつけているつもりが、健康リスクを上げていたのでは本末転倒。自分の食生活の果糖依存度をチェックしてみてはどうだろう。果糖を含む食品例・スポーツドリンク・ビタミンなどの・栄養補給ドリンク・コーラ、ジュース・スナック菓子・インスタントカレー・ケチャップ・ソース・ドレッシング・漬物加工品・ドライフルーツ女性のがん死亡者数1位大腸がん2位肺がん3位すい臓がんお話を伺ったのは仲川孝彦医師滋賀医科大学生化学講座再生修復医学部門客員教授。日本内科学会総合内科専門医・認定医。日本腎臓学会腎臓専門医・指導医。果糖と健康に関する研究に長年取り組んでいる。(取材・文/木村彩)
2022年04月07日日韓男女グローバルオーディション「青春スター」のMC1名、参加者を応援する「エンジェルミュージシャン」8名、「スペシャルエンジェル」1名が決定した。本番組は、世界を舞台に活躍するスターが誕生する瞬間をお届けするとともに、参加者たちによる完成度の高い迫力あるステージパフォーマンスや、オーディション番組ならではの挫折や葛藤、そして共に苦悩を乗り越え芽生える友情や希望など、参加者たちの成長過程をリアルにとらえる。グローバルなK-POPアーティストを目指す高い実力を持った熱意ある若い男女の参加者を全世界から募集し、世界中から応募があったなかから厳選された110名が「アイドル」部門、「ボーカル」部門、「シンガーソングライター」部門の3部門に分かれて参加する。本番組のMCには「K-POPスター」「HIDDEN SINGER」「ファントムシンガー」など世界的規模の音楽オーディション番組を率いて、誰よりも近くでスター誕生の瞬間を見守ってきた、チョン・ヒョンムが決定。今回も特有のユーモアさと安定した進行で本番組を盛り上げる。チョン・ヒョンムまた、今回、喜びや挫折、苦悩に共感し、参加者たちを応援する役割として「エンジェルミュージシャン」と「スペシャルエンジェル」を起用。「エンジェルミュージシャン」には、有名な歌手であるユン・ジョンシン。元「Popteen」専属モデルで、いま中毒性のあるパフォーマンスで人気急上昇中の“ツキ”福富つきが所属する「Billlie(ビリー)」の事務所「MYSTIC STORY」の代表プロデューサーでもある。ユン・ジョンシン「ライブパフォーマンスの王」としてその名を轟かせる歌手兼プロデューサーのイ・スンファン。イ・スンファン「少女時代」のテヨン、「SHINee」「EXO」など数々のヒット曲の歌詞を担当しているキム・イナ。キム・イナ繊細なバンドサウンドでリスナーの鼓膜を虜にしている「Daybreak」のイ・ウォンソク。イ・ウォンソクK-POP界の元祖サマークイーン、元「SISTAR」のリードボーカルで、「IZ*ONE」を輩出した「PRODUCE 48」のボーカルトレーナーや「PRODUCE X 101」の特別トレーナーを担当したソユ。ソユ2004年に日本デビューし、テレビアニメ「BLEACH」の主題歌「ほうき星」を歌うシンガーソングライターのユンナ。ユンナ2021年に韓国で社会現象を巻き起こしたサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」に出演したダンスクルー「WAYB」のリーダーでInstagramのフォロワー数は300万人を超えるなど常に世界の目を引き付けるNO:ZE(ノジェ)。NO:ZE(ノジェ)「BIGBANG」「BLACKPINK」など人気アーティストが所属するYG ENTERTAINMENTの「WINNER」でリーダーをつとめ、圧倒的な歌唱力、 抜群の作曲センスでグループの要として活躍するカン・スンユンの計8名。カン・スンユンそして「スペシャルエンジェル」は、「R&Bの妖精」や「アジアのディーバ(歌姫)」といったキャッチコピーで知られ、ずば抜けた歌唱力で聞く人を魅了するパク・ジョンヒョン(リナ・パーク)が務める。アジアを超えて世界からも注目を集めるK-POPアーティストの大躍進が目覚ましく、そして、そんなK-POPアーティストに憧れを抱き、デビューを目指す若者たちが増加している昨今。今後も世界を席巻する多くのK-POPスター誕生が予想される中、「ABEMA」と「CHANNEL A」が日韓グローバルプロジェクトとして贈る新しい形のオーディション番組が幕を開ける。「青春スター」はABEMAにて4月28日(木)21時30分より日韓同時、国内独占無料放送。(text:cinemacafe.net)
2022年03月30日「そーっとばれないように『ハーゲンダッツ』を奪う作戦らしい」そんなひと言とともに、1枚の写真をTwitterに投稿したのは、猫のいわしくんと暮らす、飼い主(@IWASHI_0723)さんです。飼い主さんがテーブルで『ハーゲンダッツ』のカップアイスを食べようとしていた時、いわしくんがやって来て、アイスを奪おうとしたといいます。気配を消しているであろう、いわしくんの姿が、こちらです。そーっとバレないようにハーゲンダッツを奪う作戦らしい pic.twitter.com/gDhBkqM2m9 — いわし先生 (@IWASHI_0723) March 23, 2022 目を閉じたまま、ハーゲンダッツに手を伸ばす、いわしくん!確かに、いわしくんの視界から、飼い主さんの存在は消えているでしょう。目の前で、飼い主さんがバッチリ見ているとも知らずに…。「見えてない、見えてない」といわんばかりに、手を伸ばすいわしくんの姿に、笑ってしまいます!もちろん、いわしくんはハーゲンダッツを食べられないので、代わりに『CIAOちゅ~る』をあげたそうです。投稿には、「顔がかわいすぎる」「まさかのノールック戦法」「バレバレだぞー!」などの声が寄せられていました。いわしくんは以前にも、同じ方法で刺し身を狙っていたのだとか。今日もいわしくんは、目を閉じながら、飼い主さんの食べ物を狙っている…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年03月24日2020年5月に大腸がんが発覚した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。大学病院で、大腸がんの可能性があると告げられ、想定外だったけれどあまりショックを受けていない自分に少し驚いたおさしみ1番さん。詳しい説明を医師から聞くことになって……。★最初から読む:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1私の場合は、大腸の下行結腸の下のほう、ほぼS状結腸に近い部分で腫瘍が見つかりました。その腫瘍が大きくなり過ぎて、腸閉塞を起こしかけていたため、便の通りが悪く、腹痛を起こしていたとのこと。がんの切除よりも、腸閉塞になりかけているほうが緊急度が高いということで、まずは便の通り道を広げる処置をすることになりました。そして、事前検査としてまずは採血とレントゲンをすることになったのですが、採血ルームの規模の大きさにびっくり!毎日どのくらいの血液を採っているんだろう……と、若干震える私。診断結果を聞かされたときよりも衝撃が大きかったです。次回に続きます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年03月21日2020年5月に大腸がんが発覚した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。前回大学病院で、大腸がんの可能性があると告げられたおさしみ1番さん。率直な感想は……。★最初から読む:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1大学病院で先生から大腸がんの可能性を聞かされました。大半の人が、まさか自分ががんになるとは思っていないだろうし、私もポリープくらいかな? と思っていたので想定外でした。受け止め方は人それぞれだと思うのですが、私の場合は「そうかぁ、がんだったのかぁ」というのが率直な感想でした。あまりショックを受けていない自分に少し驚く……。痛みがなかったので、他人事だったのかもしれません。次回に続きます。※大腸カメラは大腸内視鏡検査ともいいます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/おさしみ1番(38歳)2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。Instagram:@osashimi111
2022年03月19日平安時代後期から戦国時代の終わりまで、地域の支配者(領主)としても存在した中世武士が、地域社会に定着していくまでの様相を豊富な資料で紐解く『中世武士団―地域に生きた武家の領主―』が、千葉・国立歴史民俗博物館にて開催されている。武士の地域支配は、武士個人の力量ではなく、主に一族と家人によって構成された武士団という集団(組織)を形成することで実現していた。同展では、戦闘集団ではなく「領主組織」という観点で武士団に注目。中世の武士が世襲制の職業戦士だった時代、武士団という領主組織を形成して遂行した地域支配の実態と展開について、13世紀~15世紀を中心に、中世の文献・考古・美術資料のほか、近世~近代の絵図・土地台帳や現地調査に立脚して復元した本拠景観などで紐解いていく。公開されるのは、関東初出品となる、益田の医光寺《木造釈迦如来坐像》、小城の円通寺《木造多聞天立像》《木造持国天立像》、《三岳寺三尊像》のほか、成田ニュータウン造成時に発見された《八代椎木出土梵鐘》(重要文化財)や、雪舟筆《益田兼尭像》(重要文化財)、色鮮やかな美しい合戦絵巻で、中世武士の本質である職業戦士たる世界観も堪能できる《紙本著色前九年合戦絵詞》(重要文化財)や《紙本著色後三年合戦絵詞》(模本)など。さらに展示キャラクターによる一言解説で、変容する武士団の姿をナビゲート。地域に生きた武士たちの姿を文献史学・考古学・美術史学・民俗学・歴史地理学による“地域総合調査”の成果から紹介する。重要文化財《紙本著色前九年合戦絵詞》(部分)鎌倉時代中期国立歴史民俗博物館蔵重要文化財《八代椎木出土梵鐘》宝亀5年(774)国立歴史民俗博物館蔵佐賀県重要文化財《木造多聞天立像》永仁2年(1294)円通寺蔵(画像提供:熊本県立美術館)重要文化財《益田兼尭像》(雪舟筆)文明11年(1479)益田市立雪舟の郷記念館蔵 展示期間前期(3/15~4/10)【開催概要】企画展示『中世武士団―地域に生きた武家の領主―』会期:2022年3月15日(火)~5月8日(日)会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(3月21日、5月2日は開館)、3月22日(火)料金:一般1,000円、大学500円※土日祝、5月2日~5月8日はオンラインによる入場日時の指定が必要■公式サイト:
2022年03月17日テレビ東京ではきょう15日に『開運! なんでも鑑定団』(毎週火曜20;54〜21:54)を放送する。本日の放送回には、人形劇『ひょっこりひょうたん島』の脚本でも知られる、日本を代表する劇作家・井上ひさしの未発表戯曲原稿が登場する。本物であれば日本演劇界の超ド級お宝となり、前週3月8日の放送で発見した「大茶人・千利休の切腹に繋がる書簡」に続くお宝の大発見になるという。お宝はA4サイズの原稿用紙162枚に書かれた「うま」というタイトルが付けられた戯曲原稿。表紙には「井上廈」と名前が入っており、第5景まで書かれている。原稿を見た今田耕司は「めちゃくちゃ几帳面な字ですよ! 作家の方って本人しか読めない字を想像するじゃないですか、これ読み物としてすぐ読める!」と読みやすい手書きされた文字に感激。内容は1560年代の戦国時代を舞台に主人公が金持ちから金をかすめ取っていくというもので、ラストの衝撃的な展開には依頼人も「普通だったら考えられないじゃないですか」と驚いたそう。結末が紹介されると今田も「ハハァ〜」と驚きを隠せない様子だった。依頼人は20代の頃から全国の中学校や高校を巡回公演する劇団に所属していた女性で、同じ劇団で出会い、俳優だった夫が四十数年前にある演出家から譲り受けたものだという。中身を読んだ依頼人は「グイグイ引き込まれていきましたね」と語っており、鑑定結果に注目となっている。○水野亮太プロデューサー(テレビ東京制作局)コメント今回鑑定するお宝は、あの大人気人形劇『ひょっこりひょうたん島』の脚本も担当された、日本を代表する劇作家・井上ひさしさんの「未発表戯曲原稿」です。手書きの原稿には書き直した跡も見て取れ、読みやすくユーモラスにも見える字体から、「笑い」を愛した井上ひさしさんが筆を進める姿が私の目には浮かびました! 依頼人の方も「これが世に出たら嬉しい」と仰っていましたが、本物であれば日本の演劇界、いや日本文化にとっても、大変貴重なお宝だと思います!この「スゴいお宝」の鑑定結果、ぜひ番組でお確かめください!
2022年03月15日有限会社IDT(大阪市浪速区)は、ミセスコンテストの世界大会であるミセスグローブの45歳以上の部、ミセスクラシックに日本代表として出場する鎌田 真紀子の挑戦を応援するプロジェクトをクラウドファンディングCAMPFIREにて開始いたしました。夢と希望があれば、年や病気に負けず、明るい未来をつかむことができるを皆様にお伝えしていきたいと考えております。61歳、世界への挑戦表紙「61歳世界への挑戦 夢と希望があれば未来は開ける」クラウドファンディングサイト ■背景還暦を過ぎて、老いていくことや、度重なる病気に見舞われ、後ろ向きな生活を送っていましたが、そんな自分を変える決心をして、人生初めてのミセスコンテスト(ミセスクイーン)にエントリー。そして、世界大会であるミセスグローブの45歳以上の部ミセスクラシックに選んでいただき、日本代表として、2022年5月に渡米することになりました。■特徴*挑戦を楽しむ新しいことを始める時に、「失敗したらどうしよう?」という不安も。たとえ失敗しても、その経験は、財産となり、次に進むことができます。「人生は一度キリ」どんなことも楽しんで生きていける心をもつことが大事。*「キレイ」は作られる背も高くないし、顔も、スタイルもごく普通、見られることも恥ずかしいと思っていたけれど、ウォーキングやメーキャップの練習、努力することで、「キレイ」は作ることができます。*夢があればいくつになっても未来は明るい今や女性の人口の半分以上は50歳を超えています。いくつになっても自分のやりたいことにブレーキをかけなくていい。■リターンについて5,000円 :世界大会での出場記念写真データをお送りします。10,000円:世界大会の映像や写真を見ながらのオンラインミーティングの参加券20,000円:世界大会のイブニングガウンコンペティションで使用するピアスと同じもの(新品)をお送りします。※その他、多くのリターンをご用意しています。■プロジェクト概要プロジェクト名: 61歳、日本代表として世界に挑戦!病気や苦手を克服し、世界に羽ばたきたい期間 : 2022年2月22日~3月26日23:59URL : ■会社概要商号 : 有限会社IDT所在地 : 〒556-0011 大阪市浪速区難波中2-8-75設立 : 2003年8月事業内容: スポーツウェア企画販売資本金 : 300万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月04日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが3日に自身のアメブロを更新。どん底まで落ちていた舌がん手術後のメンタルについて明かした。この日、堀は「ほぼ毎日ボイトレとリハビリを、最低5分ずつでもいいから、術後にやってきました」と術後について説明。「これは一生の私の課題であり、もう習慣ですね」とコメントした。続けて「術後は心もどん底まで落ちて…」と当時の自身を回想。「せっかく悪いものを、手術で取り除いていただいたのにも関わらず」「何かに取り憑かれてしまっていたように、メンタルが落ちていきました」と明かした。一方で「あの時があったから、這い上がる力が付いたし、大きい学びもあったと思います」と述べ「メンタル克服となるために、考え抜いてたどり着いたのが、『きちんとやれば必ず成果は出るのではないか…生きていくにはそれしかない』ということ」と説明。「生まれて初めて、『努力することが生きていける道』という精神に懸けてみることにしました」とつづった。また「『誰もがきちんと出来ることをやれば結果が必ずついてくる』これは私にでも出来ることでした」と明かし「このことに、きちんと気付けて実践できてこそが、究極の楽観主義者なのではないかな」とコメント。「そう気付けたら、もがき苦しんでいた心も穏やかになり」と心境の変化を説明し「私はそこから初めて、自らの力で前を向いて進むことができました」とつづった。最後に「その結果、今私はとても充実しています」と現状を報告。「それは、やればできるんだ!と実感できているからです」と理由を述べ「自分の力信じて。夢みるチカラ信じて…誰でも可能性は無限です」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月04日2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが24日に自身のアメブロを更新。舌がんが発覚した当時を振り返った。この日、堀は「術後まる3年の、経過観察でもある診察日」と述べ「大学病院に午前中からいます」と報告。「先ずは口腔外科の受診があり、口の中には所見で何も異常はなく」と診察結果を明かし「先日のMR検査の結果は、『耳鼻科の主治医の先生から、結果の方を聞いてください』とのことでした」(原文ママ)と説明した。続けて、口腔外科の医師との話の中で「口腔がんは、痛みを伴わないから怖い」「気付きにくい場合が多い」との言葉を聞いたというも「私は大学病院に行くまでの、3ヶ月ぐらいは強い痛みに苦しみました」と告白。医師に痛みの理由について尋ねたところ、自身のようなケースもあるということを説明されたそうで「痛みが出ていたということは、結構進行していたんだな。と再認識。3年経ってやっと、冷静に受け止められました」とつづった。また、がんについて「一年どころか、場合によっては5年以上もかけて、表面に出てくる」と説明。自身についても「一番最初に気付いた時には、痛くも痒くもない、舌の裏側にあった白い点でした」と明かし「あれだけの痛みがあったというのは、やはり大変な状況だったんだなぁと、今日の先生のお話から改めて察しました」とコメントした。さらに、自身のがんについて「リンパにも転移していた」といい「口の中だけでは完結しなかった状況でした」と説明。「かなり進んでいたから、舌の切る範囲も大きく、移植しなければならないため、形成外科の先生にもお世話になることに」と述べ「重複がんで食道にも見つかり、消化器内科の先生にも、内視鏡手術で取り除いていただきました」と当時について明かした。最後に「がんというのは、そこの部位だけではなく、一箇所見つかれば全身の問題」といい「がんを経験しての大きな学びです」とコメント。「三年経ってこうしていられることが、正直なところ…ないかも知れないと、そう思って過ごしていたかも」と述べつつ「失ったことよりも、できていることに感謝して、これからも前進したい。次は術後5年に向けて」と前向きにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「3年たったのですね」「経過良好で本当に良かったです」「ホッとしましたね」「勇気をもらえます」などのコメントが寄せられている。
2022年02月25日新国立劇場バレエ団の公演「吉田都セレクション」がまもなく開幕する。同団の珠玉のレパートリー、ビントレー振付『アラジン』、プティ振付『こうもり』の名場面とともに、バレエ団のダンサーが振付けた作品も登場、カンパニーの多彩な魅力が楽しめる特別な機会となる。どんな作品が登場するのか、自作を披露する木村優里、木下嘉人に、オンラインで話を聞いた。「まさかもう一度上演できるとは!」と明かすのは、バレエ『コッペリア』に着想した『Coppelia Spiritoso』を振り付けた木村。今回の公演では、昨年11月の公演「DANCE to the Future: 2021 Selection」で発表された作品の中から、ファン投票によって選ばれた3作品が上演される。自作が選ばれたことに、「感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔の木村。作品について、「モチーフは、バレエ『コッペリア』に出てくる人形。砂時計の砂が全て落ちて命が尽きるその時まで、人形は与えられた使命を果たす、というアイデアです。最後には、人形がまた次の人形を作り、同じことが繰り返されることをほのめかす──少し怖い感じもあるんです」。自身と木村優子が踊る、女性二人の愛らしくシュールなデュエットは、随所にドキッとさせられるようなユーモアが光り、人気を得た。いっぽう、2作品が選出された木下は、「異なる世界観をもつ2作品です。よりブラッシュアップしたものを観ていただきたい」と意気込む。ジアッチーノの情感溢れる音楽で紡ぐのは、『人魚姫』。「もともとこの音楽で創りたいという思いがあり、人魚姫の物語がパッと結びついた」という。米沢唯、渡邊峻郁による繊細かつ抒情的なデュエットは、ドラマ性の豊かさが大きな魅力。木下のもう1つの作品、小野絢子、福岡雄大、五月女遥と木下自身が踊る『Passacaglia』は、バロック時代の作曲家、ビーバーによる静謐な弦の音と2組のカップルが美しく響き合う、抽象的な作品だ。欧州のカンパニーに在籍していた時に振付に挑戦するようになったという木下は、「振付は難しいが、出来上がった時の喜びは大きい」と熱く語る。木村も、「その作業と工程の多さに驚きました。一日中そのことばかり考えて眠れないことも。今回も、お客さまにより楽しんでいただけるよう頑張ります」と意欲を見せた。公演は2月19日(土)~23日(水・祝)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2022年02月07日夢のために会社を辞めて漫画家になった著者が描く、「無理してがんばる自分」を諦めてみつけたヒントが詰まった竹内絢香さんの漫画『がんばらなくても死なない』(KADOKAWA / コルク)を全10回でお届けします!周りと比べて疲れてしまっている人にはきっと刺さる内容ですよ。ぜひ書籍と合わせてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら■毎日なんか生きづらい日本は何もするにも求められているレベルが高いのですね……。だからそこを目指そうとするとストレスが溜まったり、負担になってしまう。もちろん完璧にこなせたらいいけど、出来ないので、出来る範囲でやれればいいんですよね。続きは書籍でお楽しみください!(漫画:『がんばらなくても死なない』竹内絢香著(KADOKAWA / コルク)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『がんばらなくても死なない』竹内絢香著(KADOKAWA / コルク)人生をがんばりすぎているあなたへ【Twitterで「読んで心が軽くなった」の声、続出!】長年の夢を果たすため、会社を辞めて漫画家になったものの全然売れず・・・他人と比較してできない自分を責める日々を過ごした著者。そんな著者が「無理してがんばる自分」を諦めて見つけた、毎日をちょっとラクに機嫌よく生きるヒントとは?人生をがんばりすぎているあなたの疲れた心に寄り添う、無理しない生き方コミックエッセイ。
2022年02月02日※接種写真はイメージです今年の4月から再開される、子宮頸がんワクチンの接種。副反応を危惧する声もある中で国が接種勧奨に踏み出した背景とは。■年間約1万人超の患者昨今、話題になったワクチンといえば新型コロナワクチン。しかし、今年4月から予防接種法に基づき市区町村が公費で行う『定期接種』に大きな変化が起こる。2013年4月に小学校6年生から高校1年生の女子を対象に定期接種となりながら、一部で接種後の副反応を訴える声があったヒトパピローマウイルス(以下HPV)ワクチン。通称・子宮頸がんワクチンは、定期接種開始から、わずか2か月で厚生労働省が市区町村に接種を促す活動(接種勧奨)の差し控えを求めることになった。その接種勧奨が4月から約9年ぶりに再開される見込みだ。HPVは一般女性の約8割が生涯に1度は感染すると推計されるほどありふれたウイルスで、性行為が主な感染経路。体内に入ったHPVは子宮頸部と呼ばれる子宮の入り口付近に感染して「異形成」と呼ばれる異常な細胞を作る。異形成の多くは免疫反応で排除されるが、一部が悪性化して高度異形成へと進展し、最終的に子宮頸がんに至る。世界保健機関(WHO)の推計では、2018年時点で全世界で57万人の女性が子宮頸がんと診断され、31万1000人が命を落とした。日本では年間約1万人超の患者が発生し、死者は年間3000人弱。従来、50代以降の患者が多かったが、近年は性行為開始の低年齢化なども影響し、患者の若年化が進んでいる。産婦人科医の平野翔大医師は、「子宮頸がん患者の最多年齢層は40~50代ですが、異形成は20~30代が多く、中にはまれですが不正出血で受診した10代後半の女性で見つかることもあります。異形成も含めれば、産婦人科では珍しくはない病気です」と説明する。原理的にはHPV感染予防で子宮頸がんも予防できると考えられ、ワクチン開発が進展。2006年に世界初のHPVワクチンが欧米で市販され、2009年には日本でも承認されている。臨床試験では接種により異形成はほぼ100%予防できることが明らかになり、多くの国で公的接種プログラムに組み入れられた。しかし、日本では接種した女児の一部で全身の痛みや脱力感など、ワクチンの副反応を疑われた多様な症状の訴えがあり、これまで約9年間にわたって接種勧奨が中止されていた。「実は日本と同じく副反応を訴える事例は海外でもありましたが、当初から専門家の間ではワクチンとの因果関係は薄いとみられていました。そのため国主導でネガティブ情報を打ち消すキャンペーンが行われた事例もあります」(平野医師)例えばアイルランドでは12~13歳女児に対する接種プログラム開始当初、接種率は80~90%だったが、安全性を問題視する団体の活動を機に約50%に低下したという。「しかし、政府が専属機関を設けてSNSやメディアを使った接種キャンペーンを展開し、医療従事者向けに正しい情報を伝える教育プログラムまで実施した結果、接種率は70%まで回復しました」(平野医師)■WHOから名指しで批難一方、日本は各国と比べて極めて鈍い動きだった。厚生労働省の専門部会が2014年には副反応との訴えがあった症状について、ワクチンが原因である可能性を否定したものの、接種再開の結論を保留。これに対し、2015年にWHOは日本を名指しで「薄弱な根拠によって有益なワクチンを使わないことは、実質的な損害につながる」と批判したほどだった。平野医師は、「ここまで言われても、接種で起こるかもしれないリスクのみに重点を置き、子宮頸がんを減らせるメリットが積極的に議論されたとは言い難かった」と評し、当時の接種勧奨中止報道が強い影響を及ぼしたと指摘する。「私たちからすれば、接種勧奨中止以降の報道は、もはや両論併記とすら言えない、接種のリスクに偏った印象のものでした。例えば副反応を訴える女児が手足をばたつかせる映像が報じられましたが、誰もが不安になるショッキングな映像です。報じる前に十分な検討なしにセンセーショナルな報道に走ったことは大きな問題だったと思います」さらに、平野医師は、ある事件が長きにわたった接種勧奨中止の一因ではないかとの見方も示す。福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた妊婦が死亡し、2006年に医師が業務上過失致死で逮捕された『大野病院事件』の余波だ。事件は帝王切開での手技が妊婦を死亡させたとして医師が逮捕されたが、一審判決では、検察が主張した回避策をもってしても妊婦の死亡は避けられなかったとして医師には無罪判決が下された。「最善を尽くそうと積極的な治療を行っても、逮捕される可能性があるとわかったことで、産婦人科医の世界では危機回避を優先する風潮が強くなりました。実際、この事件を引き合いに“国やメディアがつくったネガティブな空気の中でHPVワクチンを積極的に接種しましょうとは言い難かった”と当時を振り返る産婦人科医が今でもいるほどです」(平野医師)■副反応に関するエビデンス今回のHPVワクチンの副反応問題に関しては、すでにアメリカ、フランス、オランダでの研究、さらには名古屋市立大学が行った『名古屋スタディ』などから、HPVワクチンの接種が原因で日本で取り沙汰されたような副反応が増加することはないと結論づけられている。一方、がんに進展する可能性がある異形成の予防効果は明らかだったが、従来は子宮頸がんそのものの予防効果の証明は十分とはいえなかった。しかし、2020年にスウェーデンでのHPVワクチン接種者と非接種者を比較した研究から、ワクチン接種者は子宮頸がん発症リスクが63%も低下することが明らかに。ワクチン接種のメリットはより強固なものになりつつある。今回、国が接種勧奨再開に踏み切ったのは、こうしたエビデンスがほぼ出そろったことが背景にある。そのうえで平野医師は、今後本格的な接種が再開されるHPVワクチンのメリットについて次のように語る。「HPVは100種類以上の遺伝子型があり、各遺伝子型によって発がんリスクなどは違います。日本で使われるHPVワクチンの主流は4種類の遺伝型のHPVに有効な4価ワクチン。このワクチンは子宮頸がん発症リスクが高い2種類の遺伝子型の感染予防に加え、性器に痛みを伴うイボができる尖圭(せんけい)コンジローマを引き起こす2種類のHPV遺伝子型の感染が予防できます。尖圭コンジローマ自体は命にかかわるものではありませんが、痛みはありますし、性行為を制限されます。その意味では、接種した人は生活の満足度を下げずにすむメリットがあります」現在WHOが公表している人口10万人当たりの子宮頸がん患者発生は世界平均が13・1人、アメリカは6・5人で先進国はおおむね10人未満だが、日本は14・7人。平野医師は「日本は先進国の中でワースト1位。かつ先進国で唯一、発症率が高くなっている状況です。これは子宮頸がん検診受診率が低いことに加え、接種勧奨中止によるHPVワクチン接種率の低下が影響しているのは明らか」と断言し、こう訴える。「私たち産婦人科医がなぜ口を酸っぱくして“HPVワクチンを打ってください”と言うのか?それは予防できるはずの子宮頸がんで、お子さんを残して亡くなるお母さんたちを目の前で見てきたからです」子宮頸がんに至らなくとも、日本産婦人科学会の調査では高度異形成と診断される人は年間約1万6000人。この人たちには異形成部分を切り取る『円錐切除術』の実施が視野に入ってくるという。「この治療を行えば命を落とすことはほぼありませんが、将来早産の可能性が高まります。異形成は20~30代が多いと言いましたが、20代で“赤ちゃんを無事に産めないかもしれない”という現実に晒されるのです。子宮頸がんは、ワクチンで予防できる可能性がある数少ないがん。だからこそワクチン接種をしない手はないと思うのです」〈取材・文/村上和巳〉
2022年01月21日「23歳でがん!?」第22話。23歳のときに不正出血があったえみこさん。婦人科を受診すると異常が見つかり、大病院を紹介されます。すると、なんと子宮頸がんの疑いがあることが判明! 5年間の闘病体験をつづったマンガです。23歳でがん!? 第22話※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 5年経過したことで、やっとひと安心。でも、がんは子宮頸がんだけではないし他の病気にかかる可能性もあります。 今回のことで私が学んだことは、がんに関わらず早期発見早期治療が自分の身を守る一番の方法だということ。 皆さんも不調を感じたら、放置せずに医療機関を受診してくださいね。 ※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター えみこクリスマス生まれ。3人の子どもを育てる、ポンコツワーママ。夫のしでかしをキッカケに、エッセイ漫画を描き始める。温泉と食と読書が好き。お菓子は大好き。
2022年01月08日東京バレエ団が2022年2月、ブルメイステル版『白鳥の湖』を上演する。18日と20日の公演でオデット/オディールを踊るのは、世界にもその名を轟かすバレエ団のトッププリマにして、この役を当たり役のひとつとし続けてきた上野水香。バレエ団で全幕を踊るのは今回が“最後”となる上野に、役の解釈やブルメイステル版の見どころから、2021年秋にミュージカル初挑戦を果たした『ドン・ジュアン』での手応えまで、幅広く聞いた。「ブルメイステル版の黒鳥は、上から目線な感じです(笑)」――『白鳥の湖』は、バレエを観たことがなくても知っている、古典バレエの代名詞のような作品です。水香さんご自身は初めて踊られる前、どんなイメージを持っていましたか?『白鳥の湖』とか『眠れる森の美女』というのはやはり、バレエを習っていたら絶対に踊りたい作品ですよね。私も子どもの頃からずっと憧れていて、あの羽と冠を着けたいけれどお家にはなかったから、白いお花を着けて白鳥気分を味わったりしていました(笑)。だから19歳か20歳の頃だったかな、初めて全幕で踊れた時は本当に嬉しかったです。――白鳥オデットと黒鳥オディールをひとりのダンサーが演じ分けることで知られる作品ですが、それぞれの役をどのように解釈していらっしゃるのでしょう。オデットは、魔法で白鳥に姿を変えられてしまっても希望を忘れない、儚さと強さを併せ持った女性。完全に鳥として見せるやり方もあると思いますが、王子が恋に落ちるわけですから、やっぱり人間のはずなんですよね。鳥にしか見えない瞬間と人間にしか見えない瞬間がミックスされた、奥行きのあるオデットが私の理想です。東京バレエ団『白鳥の湖』より撮影:Kiyonori Hasegawa東京バレエ団『白鳥の湖』より撮影:Kiyonori Hasegawaオディールで大事にしているのは、悪の象徴であるロットバルトの娘だということ。お父さんに言われたから王子を誘惑しているだけで、本人が悪い子かどうかは分からないと思うんです。ただやはり、王子がどんどん自分に惹かれているのを見て楽しくなってはいるはずだから、いかめしい顔ではなく楽しそうに演じるようにしています。若い時は、ただニコニコしてるだけみたいになっちゃってましたけど(笑)、笑顔の中に含みを持たせたりといったことが、だんだんできるようになった気がしますね。――今回上演されるのはブルメイステル版ですが、そうした役の解釈に違いはありますか?解釈自体は変わらないですが、オディールの表現には少し違いがありますね。通常のバージョンでは、オディールはロットバルトとふたりだけで王子を騙さないといけないから、引き寄せておいて突き放してみたり、といった表現が必要になります。でもブルメイステル版では、舞踏会の会場にいる人たちはみんなロットバルトの配下という設定。全員で押し寄せるように王子に迫っていくから、オディールの表現はシンプルでいいんです。みんなの中にスッと立っているだけで、「あなた私に惹かれるでしょ?当たり前よ」みたいな、上から目線な感じです(笑)。――ブルメイステル版でのパートナーは、2016年の初演以来、ずっと柄本弾さんですね。弾くんとは、2015年の『眠れる森の美女』からもう長く組んでいます。一緒に積み上げてきたものが誰よりも多いパートナーで、私の癖も全部分かってくれている、とてもありがたい存在ですね。特につい最近『海賊』で組んだ時は、非常に通い合うものがあって、これが積み上げてきた良さだなって。元々鋭い感性を持っていて呑み込みも速いダンサーですが、30代に入って芸術家として目覚める段階に入った今『白鳥』を踊ることは、彼にとってもエモーショナルな部分を磨くいい機会になると思います。二人でドラマを運ぶ作品ですから、今まで以上に相手を感じながら演じられるよう、リハーサルではディスカッションを重ねたいですね。「違うジャンルに挑戦することで、バレエに貢献していきたい」――そんな『白鳥の湖』に東京バレエ団で主演されるのは、今回が最後になるそうですね。現行のバレエ団の定年制度だと、私が定年を迎えるまでに「白鳥」を上演するのは今回が最後というだけで、最後にすると私が決めたわけではないんですよ。自分の中では、「白鳥」はこれからも深めていきたい作品。ただ先のことは分からないですし、私は今までもずっと、毎回「明日死んでもいい」くらいの気持ちで踊ってきました。その気持ちは今回も変わらないですし、これがもし自分で決めた最後だったとしても、いつもと同じようにすべてを懸けるだけだと思います。――「明日死んでもいい」というほどの強い思いは、一体どこから来るのでしょう?日本のバレエ公演って、本番が1回とか2回きりということが多いじゃないですか。本番に向けて練習して練習して、やっと辿り着いたと思ったら翌日にはもう終わってる(笑)。この間初めてミュージカルに出演して、32回も本番があるというのを体験した時、感覚がだいぶ違うなと改めて思いましたね。32回あるのに、明日死んだらやっぱりまずいですから(笑)。――ミュージカル『ドン・ジュアン』を経験したご感想、ぜひ詳しくお聞かせください!色々な出会いや発見があって、すごく勉強になりました。バレエ団って、普段からの仲間がその流れで舞台をやるものだけど、ミュージカルはその舞台のために集まった人たちが、その時だけ“カンパニー”になって一緒に作っていく。終わったらどうなるか分からない中でその舞台に懸ける気迫と、32回もあっても1回1回を大切にしようとする強い思いに圧倒されました。それと、声の表現ってお客様にこんなにもダイレクトに響くものなんだ!というのも発見でしたね。ミュージカル『ドン・ジュアン』より、アンダルシアの美女を演じる上野水香撮影:平野祥恵バレエは言葉がないから想像力が必要になるけれど、ミュージカルには台詞と歌詞があって、ストーリーに入りやすいからより手軽に楽しめる。私は今回声を出さない役でしたが、共演の皆さんの歌声には私自身、引き込まれるものがありました。特に春野寿美礼さんは、歌声が素晴らしいのはもちろん、佇んでいるだけで魅せることができる、すごいアーティストだと思いましたね。――では今後は、水香さんも台詞や歌のある舞台に挑戦していきたいと…?それは全然、やれる気がしないです(笑)。実はちえちゃん(柚希礼音)に勧められて、歌のレッスンを受けには行ってみたんですよ。すごくいい先生でしたけど、『ドン・ジュアン』で皆さんの歌を聴いたら、いや私なんかが歌っちゃいかんだろうって(笑)。でも、オサさん(春野)とはお互いの舞台を観に行く約束をするくらい仲良くなれましたし、演出の生田(大和)さんは「水香さんにできるものを考えたい」と言ってくれてたり、主演の藤ヶ谷(太輔)くんも「またご一緒したいです」と言ってくれたりと、本当に色々なつながりができたので、それは大事にしていきたいですね。私が違うジャンルに挑戦することで、バレエに興味を持って足を運んでくださる方が増えたらそれも意味のあることだと思うから、私にできる範囲で。歌メインの役は無理ですが(笑)、そういう形でバレエに貢献できるような活動は、今後もしていければなと思っています。取材・文:町田麻子東京バレエ団『白鳥の湖』2022年2月18日(金)~2022年2月20日(日)会場:東京文化会館 大ホール
2022年01月07日「23歳でがん!?」第20話。23歳のときに不正出血があったえみこさん。婦人科を受診すると異常が見つかり、大病院を紹介されます。すると、なんと子宮頸がんの疑いがあることが判明! 5年間の闘病体験をつづったマンガです。23歳でがん!? 第20話※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 手術は成功したし、経過も順調だと言われていたけど、やっぱり不安でした。 悔いのない人生を送りたい。そう思い退職を決意したのがこのころです。(病気が判明したとき、職場でパワハラ被害にあっていました) ※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター えみこクリスマス生まれ。3人の子どもを育てる、ポンコツワーママ。夫のしでかしをキッカケに、エッセイ漫画を描き始める。温泉と食と読書が好き。お菓子は大好き。
2022年01月01日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、前回に続き子宮がん検診について。結果を聞きに行ったのですが後悔したことがあり……。★前回:「なんだか切ない…」子宮がん検診で内診台に緊張していたけれど… #43歳で腎がんになった話 26子宮がん検診に行った約1週間後、結果を聞きに再び婦人科へ行きました。このクリニックで検査をしてもらったのはやさしくて痛くないと評判の若先生だったけど、今回は結果を聞くだけだったのでこの先生のお父さんである大先生の診察へ。実は若先生と反対に大先生の評判はすこぶる悪く、大先生の時間帯はすいています。診察に呼ばれて入るとあいさつ、聞こえなかったかなと思って2回言ったけど大先生、こちらを見ることもなく……1分もたたず診察終わり。結果が問題ないなら、別にいいか。と、思って帰ってから、渡された結果の紙を見てみる。これだけじゃさっぱりわからないな……。紙とスマホを見比べながら、調べてみたら異常なしのなかでも、いろいろ分類があるみたい。異常ないならまあいいんだけど、ちょっとくらい説明して欲しかったかも……。それに、次は普通に1年後でいいのかしら。何も言われてないからいいのかな?事前に大先生の悪い評判を知人からいろいろ聞いてたので、あんまり長々しゃべって嫌なこと言われるのが怖くて、余分なことを聞こうとしなかったのは失敗だった。やっぱり、せっかく行ったら病院ではわからないことをちゃんと聞くべきだし、たいていはいきなり何を聞いていいのかわからないから、事前に調べておくべきだったな。ちなみに、悪い評判というのはいろいろあるけど、ある知り合いは大先生の診察で、生理不順か何かの相談の際にって言われたそうだ!お前に関係ないやろ!!と憤ってらっしゃった。ちなみに知人は当時おひとり。結婚していたとしてもそんなことは言われたくないけど、さすがにこれはありえない言葉……!!いろいろな先生がいるけど、聞きづらくてもちゃんとわからないことは聞くようにしよう!と思いました。来月はそのほかのがん検診……。こちらもちゃんと毎年行かなくちゃね!(しつこい)次回は、胃がん検診に行ったときのことをお伝えします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)★最初から読む:「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで… #43歳で腎がんになった話 1★関連記事:乳がんで右乳房を全摘。だいたひかるさんインタビュー「抗がん剤治療中、太らないようにサウナスーツでレンタルDVD店へ(笑)」#2★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2021年12月31日「23歳でがん!?」第19話。23歳のときに不正出血があったえみこさん。婦人科を受診すると異常が見つかり、大病院を紹介されます。すると、なんと子宮頸がんの疑いがあることが判明! 5年間の闘病体験をつづったマンガです。23歳でがん!? 第19話※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 その後も続く不安。 身近に再発をした方がいたからなのか……。そうでなくても感じるものなのかもしれません。 数日後には仕事復帰だけど……。 ※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター えみこクリスマス生まれ。3人の子どもを育てる、ポンコツワーママ。夫のしでかしをキッカケに、エッセイ漫画を描き始める。温泉と食と読書が好き。お菓子は大好き。
2021年12月31日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。今回は、医師からがん検診はしっかりしたほうがいいと言われて、子宮がん検診に行ったときのこと。久しぶりの内診台に緊張していたのですが……。★前回:「ヒィィー」腎臓を摘出後、むくみが気になり対策をしたらおぞましいことに… #43歳で腎がんになった話 25以前、腎がんのことを書いたときに「体に違和感があったらぜひ受診してください」と、偉そうなことを言ったくせに(ごめんなさい)現在43歳で、子宮がん検診を一度も受けたことがありませんでした。胃、肺、乳、大腸のがん検診は市のほうで1日でまとめてできるのに、子宮がんは別で婦人科で予約取って……っていうのが面倒なのと、そもそも婦人科って気が進まないんですよね。でも、腎がんの手術にあたり、ちゃんとがんの有無を調べたのは転移の可能性のある部位(肺と骨)だけ。だから、今年のがん検診も肺以外はちゃんとしたほうがいいと先生には言われていたし、今回のことでさすがに私も心を入れ替えて、復職前に婦人科に行ってきました(手術のため、しばらく会社をお休みしていました)。私の住む田舎はどんどん産婦人科が減っているなか、1件だけ、感じの良い先生が月曜日の午前中だけいると評判の婦人科へ。内診はなるべく痛くないほうがうれしいですが、そこの先生は知り合いいわく「やさしくしてくれるから痛くないよ!」とのことで……、早速、月曜日の午前中にロックオンです!子宮がん検診といえば普通は頸がんだそうですが、せっかくなので体がんも一緒におこなってもらうことに。診察室に入ると、なるほど当たりのやわらかい、やさしそうな先生です!そして、検診ですが何しろ10年ぶりの内診台、緊張する…!ああ思い出す、この無力感!大げさじゃなく、ほんとにこれぐらいに感じるのよ!そして、いよいよあの冷たい器具のなんとも言えない鈍痛、嫌だな……と身構えるも痛くない!そういえば、頸がんの細胞を取るのは痛くないって聞いた気が。問題はこのあとの体がん。やさしいと評判のこの先生、申し訳なさそうに「ごめんなさい」を連発してくれる。そんなに痛いのか……!?深呼吸して構える!が、無でした!強いて言えば、体がんの組織を取る前に器具が入るとき、一瞬「ウッ」って痛かったくらいで組織を取ってるであろうときは、無感覚……。とってもじょうずにやってくださったに違いない!思えば、初めて妊娠検査で内診台に上がった20代のときは、不安と緊張もあってすごく痛く感じたけれど……。あれから20年、心も体も緩んでしまったのでしょう。まったく痛みを感じないのも、なんだか切ないと思ってしまう43歳の乙女心でした……!!(伝われ)次回は、子宮がん検診の結果を聞きに行ってきたときのことをお伝えします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)★最初から読む:「え? 血尿!?」脇腹が痛く、頭痛に吐き気、悪寒まで… #43歳で腎がんになった話 1★関連記事:乳がんで右乳房を全摘。だいたひかるさんインタビュー「抗がん剤治療中、太らないようにサウナスーツでレンタルDVD店へ(笑)」#2★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2021年12月29日