可愛くておいしい、今が旬まっさかりのイチゴ。高級ホテルのビュッフェやレストランでは、この時期に行われるイチゴフェアが毎年大人気なのだとか。和菓子店やコンビニの店頭などに並ぶ「イチゴ大福」も、思わず買って帰りたくなりますよね。じつはこの「イチゴ大福」、電子レンジを使って、自宅で簡単にできてしまうんです。こしあん、つぶあんはお好みで。イチゴの代わりにみかんやパイナップルを入れても美味しいですよ。果実の甘酸っぱさとあんこのほどよい甘さがよく合います。■イチゴ大福調理時間 30分レシピ制作:料理家 橋本 敦子<材料 8個分>イチゴ(中粒) 8個こしあん 160g白玉粉 100g水 170ml砂糖 80g片栗粉 適量<下準備>・イチゴは洗ってヘタを取り除き、キッチンペーパーなどで水気を拭いておく。・こしあんは8等分しておく。・バットに片栗粉を多めに敷いておく。<作り方>1、こしあんを広げて、準備しておいたイチゴを包む。2、耐熱のボウルに白玉粉を入れ、水を2~3回に分けて加え、その都度ゴムベラで白玉粉の粒がなくなるまでよく混ぜ、砂糖を加えてさらに混ぜる。3、(2)のボウルにラップをして電子レンジで2分30秒加熱し、いったん取り出してゴムベラで混ぜる。再度ラップをして2分30秒加熱し、透明感が出るまで混ぜる。ヒント! 電子レンジは600Wを使用しています。 4、準備しておいたバットに取り出し、少し冷ましてからカードなどで8等分し、片栗粉をつけながら(1)を包み、丸く形を整える。余分な粉をハケなどで払い、器に盛る。これなら和菓子づくり初挑戦の方でも気軽にトライできそうです。お子さんと一緒に作っても楽しそうですね!
2024年01月26日「ずんだ」とは枝豆のこと。東北から北関東の地域の伝統食で、「じんだ」「じんだん」などとも呼ばれています。タンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などが豊富。そのほか葉酸、イソフラボンなどの栄養も多く含む女性に嬉しい食材です。ずんだを使って作る「ずんだあん」は枝豆をすりつぶして砂糖で甘みをつけた餡。今回ご紹介するレシピでは砂糖は控えめで、はちみつを加え優しい甘さに仕上げていて、つるんともちもちの白玉との相性抜群ですよ!■ずんだ白玉調理時間 25分 1人分 197Kcalレシピ制作:金丸 利恵<材料 2人分> 白玉粉 60g 水 50~60ml 枝豆(冷凍) 200g お湯 50ml ハチミツ 大さじ1 砂糖 小さじ1~2 塩 少々<作り方>1、枝豆は解凍し、サヤから出す。<ずんだあん>の材料をミキサーに入れて、粗いペースト状にかくはんする。2、<白玉団子>の白玉粉をボウルに入れ、水を少しずつ加え、まとめやすいかたさに練り、食べやすい大きさの団子に丸める。3、たっぷりの熱湯に入れ、浮き上がってきたら1分位ゆでて冷水に取る。4、<ずんだあん>と<白玉団子>を和えて、器に盛る。レシピは冷凍の枝豆を使用していますが、旬の新鮮な枝豆が手に入ったら是非作りたい一品ですね。※ハチミツは 1 歳未満の乳児には与えないでください。乳児ボツリヌス症にかかる場合があります。
2021年06月25日最近話題のフルーツサンド、その美しい断面がたまらないと大人気ですよね。しかし、我が日本にもブームを巻き起こした萌える断面の和風なスイーツ、「フルーツ大福」があることを忘れていませんか?フルーツ大福ブームを巻き起こした先駆者といえばイチゴ大福ですよね。小豆の甘味とイチゴの酸味が相まった美味しさのイチゴ大福、初めて食べた時は感動すら覚えました。最近では、イチゴだけではなく、ミカンやマスカット、バナナやラフランスなど、季節の旬のものを取り入れ、さらに美しく進化を遂げています。そこで今回は、お家でも作ることができちゃう和風な萌え断、「フルーツ大福」レシピをご紹介しちゃいます! ●丸ごとミカン大福見てください!この美しい断面。丸ごとミカンを使ったミカン大福。丸ごとミカンを薄くて優しく包んだお餅はなんと白玉粉で作れます。市販の白あんでミカンを包み、白玉粉を練って包みあげたらもう完成です。20分で完成の映えるまるごとミカン大福、是非作ってみてくださいね!●シナモンバナナ大福切り餅をレンジでチンしてシナモンを混ぜ込んで作るシナモンバナナ大福は、バナナと一緒に忍ばせたクリームチーズがポイントです。和風なようで洋風な新しいお味のシナモンバナナ大福。おしゃれな器にそっと乗せて美しい一枚を撮ってみてくださいね。●イチゴ大福フルーツ大福の先駆者であるイチゴ大福。初めて食べた時、これを作った人は天才だ!と感動を覚えましたよね。レシピではこしあんを使用していますが、お好みで粒あんや白あんでもOKです。今流行りの発酵あんこを使っても良いでしょう。あんこの甘さとイチゴの酸味がお見事な組み合わせのイチゴ大福、是非ご家庭でも!●ココナッツパイン大福南国の香りがたまらないココナッツパイン大福は、白あんにしっかりココナッツリキュールとパウダーを混ぜ込むのがポイントです。パインをココナッツあんで包み、さらに白玉粉のお餅で包み、ココナッツファインで絡めた4層からなる味わいは、複雑そうにみえ見事な一体感を感じることができます。上にのせたクコの実が紅白で可愛くてさらに食欲をそそりますよね。ココナッツパイン大福は夏を待ちきれない見た目もおしゃれな映える大福です。●ブドウ大福これからの季節にぴったりなとってもジューシーな巨峰が入ったブドウ大福。巨峰の皮を剥くときはさっとお湯に潜らせるとトマトの湯むきのようにスルンと剥くことができますよ。ブドウは瑞々しく優しい甘さなので、どちらかというと白あんがマッチします。巨峰だけではなく、マスカットなどお好みのブドウで作ってその断面を楽しむのも良いですね。まだまだ話題の萌える断面の萌え断スイーツ、フルーツのみずみずしさと優しいあんこと柔らかいお餅のハーモニーが味わえるフルーツ大福を是非ご家庭でも作ってみてくださいね!
2021年06月15日「飲む点滴」や「飲む美容液」と言われるほど栄養価の高い甘酒。古くから日本人に親しまれてきた飲み物です。甘酒には酒粕から作られるものと、麹から作られるものの2種類があります。米と麹だけで作る米麹は、米のデンプンを麹菌によって糖分に変えているだけなのでアルコールを含みません。こどもや妊婦さんも安心して飲むことが出来ますね。また腸内環境を整え、血行と代謝を促進する効果があるため、美肌効果もあります。「イチゴ甘酒汁粉」は少ない材料で作れるお汁粉。ほんのり甘い甘酒と甘酸っぱいいちごとの相性は抜群ですよ!■イチゴ甘酒汁粉調理時間 20分 1人分 234Kcalレシピ制作:森岡 恵<材料 2人分>白玉粉 50gイチゴ 6個甘酒(米麹) 300ml<下準備>・ボウルに白玉粉を入れ、分量外の水を少しずつ加えながら、耳たぶ位の柔らかさに練る。イチゴはヘタを取り、縦4つに切る。<作り方>1、ボウルに白玉粉を入れ、分量外の水を少しずつ加えながら、耳たぶ位の柔らかさに練る。イチゴはヘタを取り、縦4つに切る。 2、浮き上がってきたら冷水に取り、冷えたらザルに上げて水気をきる。 3、器に白玉とイチゴを盛り、常温の甘酒を注ぐ。このお汁粉は温めても冷やしても美味しいですよ。
2021年01月20日温かいお茶が美味しい季節になりましたね。美味しいお茶を入れて、ホッと一息。和菓子でティータイムを楽しみませんか?今回ご紹介するのは、断面がキレイでおもてなしにもピッタリのみかん大福。みかんを箱で買ったのはいいけれど、食べきれないという方にもおすすめのレシピです。ご存知の通り、みかんはビタミンCが豊富。ビタミンCは美容にはもちろん、風邪の予防にも効果があると言われているので、この季節には嬉しい栄養素ですよね。旬の甘いみかんを使って、ぜひ作ってみてください!■まるごとみかん大福調理時間 20分レシピ制作:伊藤 けいこ<材料 2人分>みかん(小) 2個白こしあん(市販) 140g白玉粉 80gグラニュー糖 60g水 80ml片栗粉 大さじ4<下準備>・みかんは皮をむき、白い筋をきれいに取り除いておく。・白こしあんはキッチンペーパーで余分な水気を除き、2等分にしておく。<作り方>1、下ごしらえをしたみかんを、白こしあんで全体を包む。2、小鍋に白玉粉、グラニュー糖を入れて混ぜ、水も少しずつ加え、ダマが残らないようにゴムベラと泡立て器でよく混ぜる。3、中火にかけ、絶えずゴムベラで混ぜながら、全体に透明感が出てくるまでよく混ぜる。全体に均一なおもち状になったら火を止める。4、バットに片栗粉大さじ1を振り、(3)のもち生地を流し入れ、残りの片栗粉大さじ1も振り入れる。5、粗熱が取れたら、厚さ約7mmに均一になるように手で広げ、2等分する。6、(1)のみかんを包み、閉じ目を下にして器に盛る。コツ・ポイント カットした断面が華やかです。箱買いしたみかんは、まず全部箱から出して、箱の底に新聞紙を敷いて下さい。あとは、風通しの良い冷暗所に保存すると日持ちするそうですよ。
2020年12月29日長い休園や休校期間を過ごすうち、あっという間に「こどもの日」が近づいてきました。楽しみのひとつとして、手作りおやつにチャレンジするのもよいのでは?私がおすすめしたいのは「白玉粉」の活用。家庭でも簡単に手に入る粉で、のびがよくてかたくなりにくく、使いやすいのです。独特のもっちり食感が子どもにも人気。白玉粉の特徴と簡単な手作りおやつのレシピを紹介します。消化のよい白玉粉、何でできている?和菓子材料の粉には、白玉粉のほかに、上新粉やもち粉、だんご粉などいろいろな種類があります。では、白玉粉は何でできていて、どんな特徴があるのでしょうか。白玉粉の原料はもち米。ふつうのお餅は、もち米をそのままふかして杵などでついたものですが、白玉粉はもち米を一晩水に浸した後に水と一緒にすりつぶし、もち米の中のでんぷん質を取り出したもの。舌触りがつるんと滑らかで、お餅よりも消化が良いのが特徴です。上新粉は、原料がうるち米。粘りが出にくく、お湯で練る必要があり、弾力の強いだんごができます。だんご粉は、もち米とうるち米が1:1の割合の原料で、水で練ることができるものです。白玉粉は名前の通り、白いのが一般的ですが、色つきの粉も市販されています。抹茶入りの緑色の粉や、桃色に着色された粉などがあり、おやつ作りに重宝します。レンジで簡単!葉っぱも食べられちゃう「白玉粉で柏餅」こどもの日には柏餅。今回は、レンジで簡単にできる、消化のよい白玉柏餅を紹介します。葉っぱも白玉粉でできているので食べられます!【材料(5個分)】<白もち用>・白玉粉(白)…100g・砂糖…10g・水…130㏄・こしあん(市販品)…100g<葉もち用>・抹茶白玉粉(緑)…50g・砂糖…5g・水…65cc<その他>・片栗粉…適量【作り方】1)こしあんを20gづつ小さく丸めておく2)バットに、べたつき防止(打ち粉)の片栗粉を用意しておく3)ボールに白玉粉(白)と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら、ダマにならないように混ぜる4)耐熱容器に3)を入れてラップをし、レンジで1分半加熱した後、ヘラで手早く混ぜて練る5)4)にもう一度ラップをし、さらに1分レンジで加熱した後、練る6)5)をひとまとまりにし、2)のバットに出して広げ、5等分に切り分ける7)1つ分ずつ丸くしてからのばし、1)のあんを包み込む(ラップを使うと簡単です)8)抹茶白玉粉も3)から6)の要領でもちを作り、うすくのばして7)に葉のように巻きつける9)8)にナイフやつまようじでスジをつけ、片栗粉も使って葉脈をつけたら、完成!※大福のように柔らかいお餅です。小さな子どもが食べる際は、詰まりに注意してくださいね。洋風おやつ!「白玉粉でダブルチーズポンデケージョ」白玉粉と言えば、和菓子のイメージが強いですが、洋菓子でも大活躍。ひとくちサイズで食べやすく、チーズの風味が抜群のポンデケージョを紹介します。【材料(20個分)】・白玉粉…100g・粉チーズ…40g・スライスチーズ…1枚・牛乳…70㏄・卵…1個・オリーブオイル…小さじ1・いりごま…適量【作り方】1)ボールに白玉粉と粉チーズを入れ、ダマをつぶしながらよく混ぜ合わせておく2)1)に牛乳と溶き卵を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる3)2)にオリーブオイルを加えてさらに混ぜて生地をつくる4)3)を20等分にして丸め、細かくちぎったスライスチーズを真ん中に入れ、表面にいりごまをつける5)4)を冷蔵庫で10分ほど寝かせる6)オーブンを180℃に予熱し、天板に生地を並べる7)180℃で約20分焼いたら完成!(焼きすぎるとチーズが流れ出てしまうので、焼き加減に注意)ハーブやナッツを練りこんだり、トッピングしたり。アレンジも幅広く楽しめますよ。手軽で便利な白玉粉を活用して、ぜひ手作りおやつを楽しんでみてくださいね!<参考>玉三川光物産(白玉粉)富澤商店(白玉)<文・写真:ライター石川友美>
2020年05月02日エスニック料理には欠かせない存在、ココナッツミルク。最近は、スーパーなどで簡単に手に入れることが多くなりました。今回は、そんなココナッツミルクを使ったアジアンテイスト漂うデザートのご紹介です。パイナップルとココナッツあんを生地で包んだスイーツ。色合いもとってもキュート。甘酸っぱいクコの実がアクセントになって、一口食べるだけで、トロピカルな香りがいっぱいに広がります。電子レンジで作れるお手軽スイーツは、暑い日でも気軽に作れるところが魅力。これからの季節におすすめの一品です。ぜひ試してみてくださいね。■ココナッツパイン大福調理時間 30分レシピ制作: 家庭料理研究家 近藤 瞳<材料 4 個分>パイナップル(缶:輪切り) 1/2枚<ココナッツあん> 白こしあん 110g ココナッツミルクパウダー 大さじ1 ココナッツリキュール 小さじ2<生地> 白玉粉 60g シロップ(パイン缶) 130gココナッツファイン 大さじ4~5<飾り用> クコの実 4粒 ココナッツリキュール 小さじ2<下準備>・パイナップルは4等分に切る。クコの実はココナッツリキュールに30分浸して戻す。・耐熱容器に白玉粉を入れる。シロップを加えて10分おく。<作り方>1、<生地>を作る。白玉粉とシロップを、白玉粉の粒がなくなるまで混ぜる。電子レンジで1分加熱して、均一に混ぜる。さらに1分加熱して、しっかりと混ぜる。2、バットにココナッツファインの半量を広げて(1)をのせる。<生地>の上にもココナッツファインを広げる。15cmの正方形にのばしてカードで4等分に切る。3、<ココナッツあん>を作る。白こしあんを耐熱容器に広げる。電子レンジで1分加熱して、しっかりと混ぜる。粉ふきイモのようになるまで、さらに1~2分加熱する。4、ココナッツミルクパウダー、ココナッツリキュールを混ぜ合わせ、4等分する。キッチンペーパーに<ココナッツあん>をのせて、パイナップルを包む。5、(2)に(4)をのせて包む。閉じ目を下にして、クコの実を飾る。コツ・ポイント・電子レンジは600Wを使用しています。杏仁豆腐などの飾りでよく見るクコの実は、中国では古くから薬膳、漢方に使われているスーパーフード。美肌効果が期待できるといわれています。あまり馴染みのない食材かもしれませんが、ぜひ取り入れていきたいですね。※ココナッツリキュールの量は、お子さまの年齢に合わせて、調節しながら使ってください。
2019年06月12日スイカをそのまま食べるのは少し飽きたなぁ…と思っている方におすすめしたいのが、このレシピです。見た目も涼しげで彩りも綺麗なので、来客時のおもてなしにもオススメな一品です。白玉のもちもち感とシロップのシュワっとした爽快感が、相性抜群です! ぜひ一度お試しください。■白玉とスイカのデザート調理時間 20分 1人分 150 Kcal レシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>白玉粉 70gスイカ 1/16個みかん(缶) 1缶(1缶350g入り)氷 4~8個レモン(輪切り) 4枚ミントの葉 適量炭酸水 適量<シロップ> シロップ(ミカン缶) 適量 レモン汁 1/2個分 桂花陳酒 大さじ1<下準備>・ボウルに白玉粉を入れ、分量外の水を少しずつ加えながら耳たぶ位の柔らかさに練る(水は80~100mlくらいです)。・スイカは食べやすい大きさに切る。・ミカンはザルにあけ、ミカンとシロップに分ける。・<シロップ>の材料を混ぜ合わせ、スイカ、ミカンを加えて冷蔵庫で冷やしておく。<作り方>1、白玉団子を食べやすい大きさに丸めて指先で少し押しつぶし、たっぷりの熱湯に入れる。浮き上がってきたら1~2分ゆでて氷水に取り、冷たくなったらザルに上げる。2、白玉団子、氷、レモンを器に盛り分け、冷やした<シロップ>をフルーツと一緒に注ぐ。さらに炭酸水を注ぎ、あればミントの葉を添える。スイカの分量は1/16個としていますが、これはあくまでも目安です。他の具材と一緒にバランス良く盛り付けて、量を調整してくださいね。※桂花陳酒はアルコールのため、子どもに食べさせる場合は抜いてください
2018年08月28日