映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、都内で行われ、音楽プロデューサーの小室哲哉がこだま兼嗣(総監督)、長崎行男(音響監督)、若林豪(プロデューサー)とともに登壇した。1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した『シティーハンター』。単行本の累計発行部数は5,000万部を超え、TVアニメシリーズから約20年ぶりの復活となった2019年公開の映画『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』は観客動員100万人を超える大ヒットを記録した。本作はそれに続く劇場版で、初週週末ランキングでは動員・興行収入ともに1位を記録。公開2週間で動員50万人を突破するなど話題を集めている。そんな本作の大ヒットを記念して行われた舞台あいさつにおなじみのエンディングテーマ曲「Get Wild」と、本作のためにオープニングテーマ「Whatever Comes」を書き下ろしたTM NETWORKの小室哲哉が登壇。オープニング曲は昨年の暮れにオファーがあり、去年の内に作曲したという小室は「何となくですが帰り道にできてしまいました。発表が今年の6月だったので、本当に長い半年でそこから皆さんに聴いてもらうまで2カ月や3カ月。今年終わってしまうのでこのままループしたいぐらいです」と満足げ。オープニング曲がオリコンのシングルランキングで10位にチャートインし、TM NETWORKとしては1980年代からそれぞれの年代でトップテンを果たすという偉業を達成したが、「やたら長くやっているというのもあります」と謙そんしつつ「TM NETWORKとして最初のオリコンベスト10は『Get Wild』。最新の『Whatever Comes』もシティーハンターのお陰で頭と終わりを締めてくれるという、囲ってくれているという感じですね」と『シティーハンター』に感謝しきりだった。オープニング曲「Whatever Comes」の誕生秘話にも言及した小室。「シナリオがアニメの場合は大事なので読み込むんです。小室みつ子さんは脚本を読むのが苦手で、電話で説明してくれと(笑)。今日は遅いので明日説明すると言って次の日に最後のエンディングまで話さなければいけないんです。オープニングなのに(笑)。それを聞いて『なるほど。よく分かった』と言ってくれて詞が出来たので歌にはめました。曲とはいえ幾つものもの工程やOKが出るまでのプロセスがあって、全部クリアしなければいけませんでした」と曲が出来上がるまでの苦労を明かした。そのオープニング曲を聴いたこだま総監督は「後半かなりシリアスになり、前半は明るくてテンポの良いモノをお願いしたんですが、ノリが良くて非常に気持ちよく画面に入っていける曲でした」と褒め称え、「クライマックスでかかる曲(『Angie』)があまりに素晴らしかったので、映像に音を付けてみたところあまりに感動してしまって拍手をして声に出したぐらい。50年ぐらいこの世界にいますが、感動して声を上げたのは初めてです」と小室の才能に驚いたという。こだま総監督が感動した「Angie」について小室は「軽くちょっと弾いてみたんですが、これも降ってきた感じ。テーマ7音しか使っていなくて、珍しくシンプルです。これも15分ぐらいでだいたい出来ました」とこだま総監督らを驚かせていた。
2023年10月08日秋田県能代市で今、最も注目されている農産物が「白神ねぎ」。平成27年度に悲願の販売額10億円を突破し、今年は更に20億円を目指すなど、その成長に地域の期待が集まっています。そんな「白神ねぎ」を更に多くの方に知ってもらうために、生産者と関係機関が一体となり白神ねぎをおいしく味わい、楽しく作業を体験できる地域イベントである「白神ねぎまつり2022」を能代市にて開催します。■概要世界自然遺産 白神山地に面する秋田県能代市では、地域のブランド農産物である「白神ねぎ」に今、大きな注目が集まっています。「白神ねぎ」は平成27年度に悲願の販売額10億円を突破してから、昨年度まで7年連続で10億円を達成しました。今年度はさらに20億円を目指して関係機関が一体となり取り組みを進めています。また、能代市では平成30年に白神ねぎの生産拡大の推進を目的とした「ねぎ課」を設置し、白神ねぎを通した地域の産業振興も積極的に行われています。こうした取り組みの一環として、より多くの方に「白神ねぎ」の魅力をPRするための地域イベントである「白神ねぎまつり2022」を2年ぶりに開催いたします。(イベントURL: )大迫力の白神ねぎ千本焼きをはじめとした大人気企画も実施されます。沢山の皆様のご来場をお待ちしております。白神ねぎまつり2022チラシ■イベント内容【名称】 白神ねぎまつり2022~ 能代が誇る白神ねぎ 思う存分ご堪能あれ ~【主催】 JAあきた白神ねぎ部会・JAあきた白神・能代市・藤里町【日時】 10月22日(土)午前10時~午後4時10月23日(日)午前9時30分~午後3時【場所】 能代市総合体育館 「水と階段の広場」(秋田県能代市大町9-53)※「のしろ産業フェア2022」との同時開催になります。【イベント概要】・白神ねぎ千本焼き 1本丸ごと炭火焼きした白神ねぎを振舞う・白神ねぎの即売 新鮮な白神ねぎを即売・加工品販売 ねぎラー油・ねぎ生姜ふりかけ等・白神ねぎの皮むき体験 皮むきや結束作業の体験・缶バッチ製作体験 白神ねぎのんの缶バッチの製作体験【イベントURL】 ※マスコットキャラクターの「白神ねぎのん」も参加します。一緒に写真を撮りましょう。実施イメージ(1)実施イメージ(2)実施イメージ(3)実施イメージ(4)■白神ねぎについて「白神ねぎ」は、白神山地の恵みを受けた能代市のブランドねぎです。夏ネギ、秋冬ネギ、雪中ネギと年間を通して、豊富な収穫量を誇ります。中でも10月~12月に出荷される秋冬ネギは、甘みが強く品質抜群。太くて柔らかくてシャキシャキとした食感が特徴です。近年ではふるさと納税の返礼品として、また台湾への輸出など、国内外で評価が高まっています能代市では、農家の所得向上や雇用の場の創出などにつなげると共に、生産現場密着型の指導を強化することで白神ねぎの生産拡大の推進を図るために、生産者や農業団体、関係機関等と連携し平成30年4月に「ねぎ課」を設置しました。白神ねぎPR動画(YouTube) JAあきた白神が制作。白神ねぎを使った料理や収穫作業の様子がご覧いただけます。■秋田県 能代市について能代市は、秋田県北西部に位置し、北に世界自然遺産白神山地を望み、西に日本海と風の松原が広がるほか、地域を潤す一級河川の米代川、四季を彩るきみまち阪等、美しく豊かな自然に恵まれています。また、能代港は重要港湾に指定され、エネルギー港湾として発展、秋田県北部に展開するエコタウン構想や高速道路の開通と相まって、産業物流等の拠点として期待が高まっています。令和2年には港湾法における「海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)」として国の指定を受け、地耐力を強化した岸壁等の整備、洋上風力発電の事業化が進められています。能代市の位置 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月12日日本グッドイヤー株式会社(代表取締役社長:金原 雄次郎、以下 グッドイヤー)は、国内における世界自然遺産の一つ、白神山地にて保全活動をする「特定非営利活動法人 白神山地を守る会」(以下、白神山地を守る会)への支援を開始しました。これに伴い、同団体への支援を開始するにあたり、9月2日(金)青森県庁にて支援目録の贈呈式が実施されました。グッドイヤーの世界自然遺産への支援活動は、2018年に開始された知床に続き、白神山地が2番目となります。目録贈呈にて:白神山地を守る会代表 永井 雄人氏(左)/日本グッドイヤー代表取締役社長 金原 雄次郎(右)知事表敬訪問にて:三村 申吾青森県知事(左)/日本グッドイヤー代表取締役社長 金原 雄次郎(右)グッドイヤーでは、グローバルで掲げる『Goodyear Better Future』というCSRスローガンのもと、長年にわたり、持続的に地域貢献活動に力を入れてきました。日本においても2018年より、世界自然遺産の知床の自然を守る知床財団への支援を始め、2021年からはプロバスケットボールチームのライジングゼファーフクオカへのチーム支援を実施しています。「白神山地を守る会」は、世界最大級の原生的なブナ林が分布する白神山地のブナ森の復元・再生活動、保全活動のための人材育成を主な活動としています。グッドイヤーは、当団体が保有する車両3台に、夏タイヤ、及び冬タイヤの提供と共に、法人会員としても参加します。贈呈式は、グッドイヤー 代表取締役 金原 雄次郎による三村 申吾青森県知事への表敬訪問後に実施され、「白神山地を守る会」代表 永井 雄人氏、青森県庁自然保護課課長 原 隆文氏、グッドイヤー 代表取締役社長 金原 雄次郎が出席のもと、目録贈呈の後、グッドイヤー 代表取締役 金原 雄次郎からの挨拶に続き、「白神山地を守る会」代表 永井 雄人氏からもご挨拶を頂きました。今後とも日本グッドイヤーは、『Goodyear Better Future』のスローガンのもと、継続的に地域貢献活動を実施していく予定です。▼今回の白神山地を守る会への支援に関して、日本グッドイヤー 代表取締役社長 金原 雄次郎のコメント今回、「白神山地を守る会」を支援する機会を頂いたことに大変感謝しております。白神山地にて保全活動をする「白神山地を守る会」の活動内容と、日本グッドイヤーのCSR活動領域である『安全、教育、持続性(環境)』は多くの部分で合致しております。先の豪雨による災害など、厳しい自然の中で保全活動をされている「白神山地を守る会」を車両の足元から支援し、白神山地の自然環境保全に微力ながら貢献できればと考えております。《特定非営利活動法人 白神山地を守る会について》平成3年(1991年)設立白神山地での主な活動:過去に伐採されたブナの森の復元・再生活動やガイドの人材育成、チェンソー研修、下草刈り機の出来る人材育成をして、白神山地の保全活動をしている。白神山地でのボランティア活動:ブナ等の広葉樹の種拾い、広葉樹の苗床の育成活動。下草刈り作業、草むしり作業、植樹活動、植林地での地ごしらえ作業、並びに除間伐作業。白神山地を守る会ホームページ 《Goodyear Better Futureについて》「Goodyear Better Future」とは、3つの領域(「安全」、「教育」、「持続性」)から成る、グッドイヤーがグローバルで掲げるCSR活動方針で、これに基づき、世界中の様々な地域で起きている課題への取組みや、地域のボランティア活動への支援を行っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月05日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、「セイコー 500系こだまウオッチ 500系新幹線 25周年記念モデル」を、2022年3月14日より、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。スピードとスマートさを追求したデザインで人気の新幹線が、セイコーのクロノグラフモデルになって登場!25年前、航空機に対抗して開発された新幹線500系。その美しい流線形のフォルムで、今なお不動の人気を誇る500系のデビュー25周年を記念して、セイコーの限定モデルが登場しました。車体カラーのブルーとグレーを基調とした文字盤。3つのインダイヤルを結ぶ放物線は、500系の先鋭的なフォルムの象徴です。風防にはフロントガラスをイメージして表面にカーブのついた強化ガラスを採用しています。クロノグラフ機構をはじめ、24時間針やカレンダー機能を搭載。限定5000点で裏蓋にエディションナンバーが刻印されます。内側に500系こだまのフォトカードをセットした、特製ボックスに収めてお届けします。2022年3月14日(月)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: セイコー 500系こだまウオッチ 500系新幹線 25周年記念モデル 【限定5000点】車体カラーのブルーとグレーを基調にした文字盤。中央には500系の先鋭的なフォルムを模した放物線がデザインされています。運転席の計器を思わせるインダイヤルや、運転室の窓枠をデザインしたマークなどのモチーフが随所に盛り込まれています。裏蓋には25周年記念の銘とともに、限定5000点の証であるエディションナンバーが刻印されます。25周年の記念ロゴとサイドビューの車体イラストが印字された、特製ボックスに収めてお届けします。特製ボックスの内側には、走行中の500系こだまのフォトカードをセット。そのままインテリアとしてお楽しみいただけます。■商品情報商品名:セイコー 500系こだまウオッチ 500系新幹線 25周年記念モデル価格 :49,800円(税込54,780円)限定数:5000発売日:2022年3月14日(月)お届け:2022年3月下旬発送予定発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : ■商品仕様材質 :ケース・裏蓋・バンド=ステンレススチール 風防=カーブハードレックスケースサイズ(約):縦47×横39.8×厚さ12.8mm手首回り(約):S=14cm、M=16cm、L=18cmムーブメント:クオーツ(平均月差±15秒以内)防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)保証 :1年間品質保証生産国:日本※製造上の理由により、裏蓋の向きや文字の位置が写真とは異なる場合があります。JR西日本商品化許諾済■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月14日■天然酵母のパンレシピ#13「シンプルフォカッチャ」イタリアンに行くと、料理と共にサービスされるパンに必ず見かけるフォカッチャ。実はシンプルな配合でできていて、手作りにはとても向いています。粉、酵母、塩、オリーブオイルというミニマムさ。失敗もなく、しかもシンプルな味わいだからこそアレンジ無限!作り手の想像力を刺激してくれるパンなんです。今回はひとつの生地でローズマリー風味、お野菜たっぷりの農園風を作ってみましょう。■材料(8個分)・強力粉250g・砂糖5g・塩4g・白神こだま酵母(顆粒状)5g・ぬるま湯(35℃) 150g・オリーブオイル 20g他に生地に塗るためのオリーブオイルお好みの野菜ローズマリーにんにく 適量1、ボウルに強力粉、砂糖、塩、酵母を入れ真ん中にくぼみを作る。ぬるま湯とオリーブオイルをくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。2、粉っぽさがなくなったらまとめてこね台に出し、こね始める。7~8分こね、生地がしっとりし、伸ばしてみて膜状になったらこね上がり。3、オリーブオイルを少量塗った厚手のビニール袋に丸めた生地を入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。下の写真は発酵後の状態の目安。作業をそのまま進める場合は、丸めてボウルに戻しラップをかけて35℃のところで約40分1次発酵させる。ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で生地を作っても楽です。*機器によってコースの名称は異なります。4、発酵後の生地は打ち粉を振ったこね台に出し、たまったガスを抜きながら長方形に広げる。カードで印をつけて大体8等分にスパっとカットする。5、軽く生地を押さえたら四隅をつまんで閉じる。とじ目を下にして軽く手で押さえ丸く整える。6、ビニールシートなどをかぶせ10分生地を休ませたら、めん棒で8センチくらいにのす。7、再びビニールシートをかけて、35℃で約25分仕上げの発酵をする。(薄めに焼き上げるパンなので発酵時間は短めでOK。この間に具材を準備する)オリーブオイルをたっぷりと塗り、指で穴をあける。ローズマリー風味⇒ちぎったフレッシュのローズマリーと薄切りのにんにくをのせる農園風⇒お好みの野菜を薄めに切ってのせ、野菜にも刷毛でオイルを塗る。8、粗めの塩(おすすめは結晶状の岩塩)をふりかけたら、200℃に予熱したオーブンで約12分焼いてできあがり。<mina’s tips>具材は彩を考えながらのせていくとカラフルで食欲をそそります。粗めの塩は輸入食材店の塩コーナーに揃っているので、お好みのもので。手に入れば、イタリア産の粉を使うと食感もより本格的に仕上がりに。
2018年03月23日■天然酵母のパンレシピ#12「いちごみるくスティック」いちごと練乳(コンデンスミルク)の組み合わせって、素晴らしい発明ですよね。好きな人はかなり多いのでは?そんな美味しいクリームを、美味しい手作りのパンに挟んだら、美味しい×美味しいで病みつきになること間違いなし!?いちごみるくクリームを作ったことがない方でも、混ぜるだけの簡単さに驚かれることでしょう。1本ずつ可愛くラッピングすれば、春気分いっぱいのプレゼントに。■材料(5本分)・強力粉 125g・砂糖 30g・塩1.5g・白神こだま酵母(顆粒状)2.5g・卵 25g・牛乳(35℃)55g・バター 15g<いちごみるくクリーム>作りやすい分量・バター 70g・練乳 35g・粉糖 35g・いちごパウダー8g1、ボウルに強力粉、砂糖、塩、酵母、卵を入れ真ん中にくぼみを作る。上から電子レンジで加熱し、35℃に調整した牛乳を注ぐ。2、中心から粉の壁を崩しながらゴムベラでぐるぐる混ぜる。粉気がなくなったらまとめてこね台に出す。3、少量の打ち粉をしたこね台でこねる。こね始めよりなめらかになり、伸ばすと荒い膜ができるように7分くらいこねる。バターを混ぜ込み、伸ばしたときにきれいな膜ができるようになったらこねるのを終了。4、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で一晩1次発酵させる。写真左は発酵前、右は発酵後の大きさの目安。作業をそのまま進める場合は、35℃のところで約50分、1次発酵させる。ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で生地を作っても楽です。*機器によってコースの名称は異なります。5、生地を打ち粉を振ったこね台に出し、カードでスパっとカットして計量し、5等分する。(冷蔵庫から出した生地なら30分ほど室温に戻してから作業する)6、表面の生地を底に集めるイメージで腰高に丸めて底を閉じ、さらにまゆ型に整える。ビニールシートをかぶせて約15分休ませる。7、とじ目を上にして約15センチくらいの楕円に伸ばす。8、向こう側から手前に巻き、とじ目をしっかり閉じ、転がして長さ15センチの棒状に整える。9、ビニールシートをかぶせ、35℃のところで約30分仕上げの発酵をさせる。10、茶こしで軽く分量外の強力粉を振り、190℃に予熱したオーブンで約12分焼いて冷ます。この間にいちごみるくクリームを作る。11、ボウルに室温に戻したバターを入れ、練乳、粉糖、いちごパウダーを入れてふんわりするまで泡だて器で混ぜる(ハンドミキサーで混ぜると、よりふんわりと仕上がります)。12、冷めたパンは横に切れ目を入れ、星口金をつけた絞り出し袋に入れたクリームを絞り出してできあがり。<mina’s tips>いちごパウダーが手に入らなければ省いて、みるくスティックにしてもOK。プレーンなみるくクリームに、刻んだラムレーズンを入れても香り良く美味しい。クリームを絞り出すのが面倒なら、バターナイフなどでたっぷり塗りましょう。
2018年03月12日■天然酵母のパンレシピ#11「トマトとハーブ香るちびスコーン」街のパン屋さんで見かけるスコーンは甘めのものが多い中、小腹が空いたときにつまめる塩味系スコーンを考えてみました。トマト風の味付けにはなんとおうちにストックされている、あのマグ用粉末スープを使用!天然酵母で風味をつけベーキングパウダーで膨らませて、ジッパー付きのビニール袋で持ち歩くのにちょうどいい、ちびサイズに焼き上げます。スナックとしてだけでなく、素敵な器に盛ればアペリティフのお供にもなりますよ。■材料(9個分)・薄力粉150g・きび砂糖5g・ベーキングパウダー(アルミフリー)8g・インスタントトマトスープ 25g・ガーリックパウダー 適量・オリーブオイル 18g・白神こだま酵母2g・ぬるま湯(35℃)65g他に飾り用パプリカパウダー、パルメザンチーズ適量※用具として「カード」も1枚用意しておくと良いでしょう。カードとはかまぼこのような形の、生地を切ったりまとめたりするための道具。店に行くと「スケッパー」や「ドレッジ」という名称でも売られています。初心者の方がまず1枚手元に置いておくなら、100均のものが手軽でしょう。長く使いたい方はフランス マトファー社の製品を買うのがおすすめ。1、分量のぬるま湯と白神こだま酵母を合わせて溶かしておく。ボウルに粉類(ふるわなくてOK)を計り入れ、むらが出ないように全体をよく混ぜる。2、粉類のボウルにオリーブオイルを計り入れ、続けて1で準備した酵母液を回し入れる。3、カードを使って外側から粉をすくって切り混ぜ、ざっくりと生地を合わせていく。4、粉っぽさがなくなったら四角にまとめ、カードで生地を半分に切って重ねる作業を2回行う。これによって層ができて、ざっくり感が生まれます。5、再び四角にまとめて9等分にカットし、角が取れる程度に軽く手で丸める。天板に乗せて35℃のところで30分発酵させる。6、発酵終了後、お好みで赤が鮮やかなパプリカパウダーやパルメザンチーズをかけ190℃に予熱したオーブンで約12分焼く。焼き上げ前の写真です。<mina’s tips>・粉末のスープには塩味がついているので、塩は加えません。スープにはトマト味のベース以外にも、チーズやハーブ類が配合されていて完成されたお味に。色を濃くしたい方は、パプリカを生地に混ぜ込むのがおすすめ。・お手持ちのドライハーブのバジル、オレガノを加えると、さらに風味が良くなります。チーズ好きの方は、角切りにしたお好みのチーズを加えたバージョンもお試しください。
2018年02月20日■天然酵母のパンレシピ#10「もちさくおうちパンケーキ」パンケーキ専門店やカフェでいただくパンケーキ、お家で作れたらいいですよね。これも天然酵母を使って気軽に作れちゃいます。もちろんパンケーキなので、調理はフライパンだけでOK。ここでは、もちもちの秘密「はったい粉」を配合。香ばしい香りも特徴です。アガベシロップやメープルシロップ、和三盆蜜などお好みのシロップやフルーツを添えて、休日の朝食やブランチにどうぞ。■材料(直径7センチ4枚分)・薄力粉85g・はったい粉15g・きび砂糖20g・塩ひとつまみ・白神こだま酵母(顆粒状)2g・卵1個・太白ごま油15g・ぬるま湯(35℃)50g1、適当な大きさの蓋付きの保存容器を準備する。(今回は12センチ×17センチ程度のものを使用しています)2、薄力粉(振るわなくてOK)から酵母までを計りに置いた容器に計り入れていく。さらに太白ごま油、溶きほぐした卵、ぬるま湯と順番に加えていき、泡立て器で50回ほどぐるぐる混ぜる。3、とろとろの生地になったら、容器の蓋をして35℃のところで40分発酵させる。生地の表面にぷくぷくとガスの気泡が見え、発酵前よりふわっとした見た目になっていればOK。4、フライパンを熱し、ホットケーキの要領でこんがり焼き上げる。(写真ではパンケーキ用のフラットなグリドルを使用しています)<mina’s tips>・はったい粉は大麦を煎って挽いたもので、麦焦がし、地方によっては「おちらし」などと呼ばれる粉。食物繊維が豊富で香ばしい風味が特徴です。パンやクッキーなどにも使えます。・甘さは控えめな生地なので、ハムやベーコン、チーズなどともマッチします。お好みの仕上げでお召し上がりくださいね。
2018年02月12日■天然酵母のパンレシピ#9「チョコ色ハートパン」バターたっぷりな配合に、さらに柔らかくしたチョコレートも加えるという、リッチながら甘さは控えめなパン。特別な型を使わずにハート形に成形し、焼き上げます。使用するチョコレートによって、できあがりの味が変わってきます。今回は甘味というより、チョコレートの風味を楽しめる配合にしました。いろいろな種類のチョコレートで、味わいの変化を楽しんでください。■材料(8個分)・強力粉200g・ココアパウダー5g・きび砂糖 15g・塩 2.8g・白神こだま酵母(顆粒状) 4g・卵 30g・牛乳120g・バター 30g・チョコレート 50g・飾り用粉糖、フードカラー■作り方1、チョコレートの準備をする。耐熱容器にチョコレート、バターの順で入れて電子レンジで溶かし、冷ましておく。ボウルに強力粉、ココアパウダー、きび砂糖、塩、酵母を入れ、真ん中にくぼみを作る。卵、牛乳をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。ひとかたまりにまとまったらこね台に出し、こね始める。2、なめらかになり、生地を少量のばしてみて粗い膜状になるまでこねる。さらに溶かして人肌以下の温度に冷ましたバターとチョコレートを加える。さらにこね、のばしたときに薄い膜状になるまでこねる。3、厚手のビニール袋に丸めた生地を入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。当日に仕上げる場合は、35℃のところで2倍くらいになるまで1次発酵させ、手順4へ。写真左は発酵前、右は発酵後の大きさの目安(写真はプレーンの別生地で撮影したもの)。ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で生地を作っても楽です。*機器によってコースの名称は異なります。4、発酵を終えた生地をのし台に出し、計量して8個に分割する。表面生地を底に集めるイメージで張らせるようにして丸め、さらに掌で転がしてまゆ型にする。ラップなどをかけて15分休ませる。5、めん棒で長さ15センチくらいまでのしたら、端からくるくる巻いて巻き終わりを閉じる。半分に折って根元2センチを残して切れ目を入れて開き、ハート型に整える。6、35℃で約30分仕上げの発酵をしたら、190℃に予熱したオーブンで12分焼く。(仕上げの発酵の大きさの見極めは下の写真を参考にしてくださいね)焼きあがったら、粉糖を水で硬めに溶いたアイシングをスプーンでかけ、乾いたらできあがり。<mina’s tips>・バターとチョコレートは必ず冷ましてから使用します。・チョコレートは手に入るようなら、製菓用のスイートチョコレートをご用意ください。・甘味はごく控えめなので、チョコレートに合うオレンジのマーマレードなどを付けていただくのもおすすめです。・粉糖を振りかけるシンプルな仕上げにしても◎。
2018年01月22日■天然酵母のパンレシピ#8「栗入り黒糖蒸しパン」誰もが一度はおやつに食べたことがある蒸しパン。市販されているものはベーキングパウダーと重曹で作ったものがほとんど。でも、ベーキングパウダーには、食品添加物としてアルミニウムが含まれている(※)のが気になる……と感じるなら、天然酵母でも作ることが可能。酵母を使って膨らませるため、食感が蒸しパンというより、どちらかと言うとパン寄りなのが特徴です。甘味は市販のものよりぐっと控えめで、トッピングを栗以外でバリエーションも楽しめるので、おやつだけでなく朝食メニューにもおすすめです。※参考厚生労働省「食品中のアルミニウムに関する情報」■材料(直径7センチのマフィン型6個分)・卵1個・粉末黒糖 60g・牛乳(35℃)110g・塩ひとつまみ・強力粉100g・薄力粉100g・白神こだま酵母(顆粒状) 4g・栗甘露煮5個1、マフィン型にベーキングカップを敷きこみ準備しておく。(ホイルカップや型なしでもそのまま使える厚めホイルのマドレーヌ型などで代用可能)2、ボウルに卵を溶きほぐし、粉末黒糖をふるいながら入れとろとろになるまで、よく混ぜる。さらに牛乳を加え、なめらかになるまで混ぜておく。3、2に計量した粉類(ふるわなくてOK)と酵母、塩を加え、ゴムベラで落とすとひらひらと落ちるくらいまで混ぜる。4、ボウルにラップなどをかけて、35℃のところで約30分発酵させる。生地をチェックして気泡が見え、ふちが盛り上がっていたら発酵終了。5、スプーンで用意した型に入れる。蒸し器に50℃くらいのお湯を入れ、型を並べて蓋をし(火は点けずに)10分仕上げの発酵させる。6、型のふちまで発酵したらいったん蒸し器から取り出し、火を点ける。カットした栗をやや押し込み気味にのせる。7、蒸気の立った蒸し器に入れ、強火で約11分蒸す。できあがったらすぐに型から出して冷ます。<mina’s tips>粉末の黒糖はだまになりやすいので、必ずふるって使用します。栗以外にも黒豆の煮豆や甘納豆など和素材が合います。お好みでお試しください。油脂は入りませんが、酵母のおかげでしっとり感が楽しめます。
2018年01月11日■天然酵母のパンレシピ#7「国産小麦を味わう真っ新食パン」新年まであと少し。和食が中心となるお正月の食卓に、純粋に和の材料のみで焼くシンプルなパンはいかがですか。北海道産の強力粉にコシヒカリの米粉をブレンドし、もっちり食感をプラス。お餅のような真っ白なパンに仕上げます。型をお持ちでなくてもアルミホイル型で気楽に焼きましょう。ラッピングも和を意識すれば、気の利いたお年賀にもなりそうです。■材料(底15.7×7.9×高さ4.8センチのアルミパウンド型Mサイズ1台)・国産強力粉150g・米粉 20g・はちみつ 6g・塩 3.5g・白神こだま酵母(顆粒状) 3.5g・ぬるま湯(35℃)120g他に分量外の強力粉か米粉 適量1、ボウルに強力粉、はちみつ、塩、酵母を入れ真ん中にくぼみを作る。ぬるま湯をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。2、粉っぽさがなくなったらまとめてこね台に出し、ボウルをかぶせて5分休ませる。さらに7~8分こね、生地がしっとりし、伸ばしてみて膜状になったらこね上がり。3、サラダ油を少量塗った厚手のビニール袋に丸めた生地を入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。当日に仕上げる場合は、35℃のところで2倍くらいになるまで1次発酵させ、手順4へ。写真左は発酵前、右は発酵後の大きさの目安(写真は別生地で撮影したもの)。作業をそのまま進める場合は、35℃のところで約50分1次発酵させる。ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で生地を作っても楽です。*機器によってコースの名称は異なります。4、生地を取り出し全体の生地量を計量し、ふたつに分割する(写真は2倍量)。張りが出るように表面の生地を底に集め、それを閉じるイメージで丸める。ラップやビニール袋を開いたものをかぶせ10分休ませる.5、休ませた生地は少し膨らんでくるので、軽く手でガスを抜き丸める。用意したアルミホイルの型に入れて、乾燥防止のラップ等をふんわりかける。35℃で40分ほど仕上げの発酵をさせる。6、発酵の見極めの目安⇒上の写真のように発酵前生地の2倍の大きさになっていること型から2センチくらい出ていること茶こしで強力粉をふって190℃に予熱したオーブンで約22分焼く。<mina’s tips>国産強力粉はもちもちとした食感と粉の香りが楽しめます。トーストするとまた違った食感も。粉を変えて味わいの違いを楽しむのも良いですね。和紙でくるっと包み、水引をかけると甘いものが苦手な方へも素敵な手土産に。
2017年12月21日■天然酵母のパンレシピ#6「赤と緑が映えるクリスマスパンリース」クリスマスシーズン、ドアにクリスマスリースを飾るのを習慣にする方も多くなってきました。クリスマスリースのイメージそのままに、くっきりしてレトロ感のあるドレンチェリーの赤と緑が映え、見て楽しく食べて美味しく、クリスマスのテーブルをまあるく囲める「パンのリース」を焼いてみませんか?実際に飾るのには向きませんが、華やかで食べてもちゃんと美味しいレシピになっています。■材料(直径25センチ1台分)・強力粉125g・薄力粉 80g・きび砂糖 12g・塩 3g・白神こだま酵母(顆粒状) 3g・ぬるま湯(35℃)95g・バター 12g・ピーナッツバター 20g・ローストアーモンド(粗く刻む) 15g・ざらめ 20g・ドレンチェリー 赤、緑各3粒1、ボウルに強力粉、きび砂糖、塩、酵母を入れ、真ん中にくぼみを作る。ぬるま湯をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。ひとかたまりにまとまったらこね台に出し、こね始める。今回はリースの形に細工するため、水分は少なめで硬めの生地。しっかり力を入れてこねる。2、なめらかになり、生地を少量のばしてみて粗い膜状になるまでこねたら、バターを加える。さらにこね、伸ばしたときに薄い膜状になるまでこねる。3、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で一晩1次発酵させる。写真左は発酵前、右は発酵後の大きさの目安(写真は別生地で撮影したもの)。作業をそのまま進める場合は、35℃のところで約50分1次発酵させる。ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で生地を作っても楽です。*機器によってコースの名称は異なります。4、発酵終了したパン生地は、使用する30分くらい前に冷蔵庫から出す。打ち粉をしたこね台で正方形になるよう、軽くガス抜きをしながら伸ばしていく。ビニールをかけて10分休ませる(ベンチタイム)。5、めん棒でたて20cm、横30cmの大きさの長方形に伸ばす。さらに用意したピーナッツバターを周囲2cmくらいを残して塗り広げ、粗く刻んだローストアーモンドとざらめを散らす。6、端からくるくるとしっかり目に巻いて、巻き終わりを閉じ、転がして形を整える。7、根元の3cmを残して半分にカットし、断面の層が見えるように整えながら生地をねじっていく。8、オイルを塗った10cmのセルクル(製菓用の道具のひとつでリング状)や同じくらいの大きさのステンレスや耐熱ガラスのボウルを中心にし、編んだ生地を外側に置きつなぎ目を閉じる。9、35℃のところで50分仕上げで発酵させ、半分にカットしたドレンチェリーを押し込みながらのせる。190℃に予熱したオーブンで約30分焼く。冷めたら好みのリボンを飾る。<mina’s tips>ピーナッツバターにはクリーミータイプとクランチタイプがあります。お好みによって使い分けましょう。ドレンチェリーはフルーツケーキなどに使われるチェリーの砂糖煮。製菓材料店やスーパーマーケットで手に入ります。
2017年12月12日■天然酵母のパンレシピ#5「ぎゅうぎゅうりんごパン」りんごが美味しい季節。生でもおいしいけれど、火を入れるとまた違った美味しさが味わえるりんご。一手間かけてフィリング(パンの中に詰める具材)を用意し、ふわふわの菓子パンの生地に閉じ込めます。初めての方だと、フィリングを包む作業がちょっと大変そう……と思われるかもしれませんが、まとめて型に入れてしまうため、ざっくりで大丈夫!ホーローのベイキングトレイを使った、見た目もかわいい仕上がりは、これから多くなる気軽なポットラックパーティーにもぴったり。■材料(縦18センチ・横25センチ・高さ5センチの耐熱皿1台分)・強力粉 180g・きび砂糖 50g・塩 3g・白神こだま酵母(顆粒状) 4g・牛乳(35℃) 110g・卵 30g・バター 20g・飾り用プレッツェル適量<フィリング>・りんご1.5個・砂糖(白)50g・バター少々・レーズン20g・シナモンパウダー適量・ラム酒かブランデー適量■作り方1、ボウルに強力粉、砂糖、塩、酵母、卵を入れ真ん中にくぼみを作る。(計量した卵の残りは仕上げ用にとっておく)上から電子レンジで加熱し、35℃に調整した牛乳を注ぐ。2、中心から粉の壁を崩しながらゴムベラでぐるぐる混ぜる。粉気がなくなったらまとめてこね台に出す。3、少量の打ち粉をしたこね台でこねる。こね始めよりなめらかになり、伸ばすと荒い膜ができるように7分くらいこねる。バターを混ぜ込み、伸ばしたときにきれいな膜ができるようになったらこねるのを終了。4、オイルを塗ったビニール袋に入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。続けて作業する場合は、35℃で約1時間、1次発酵させる。5、ビニール袋ごと生地の重さを計量し、8等分する。表面の生地を底に集めるイメージで丸め、生地の底をしっかりと閉じてラップなどをかけ約20分そのまま休ませる(写真は2倍量)。6、休ませた生地の閉じ目を上にして手のひらにのせ、へらやスプーンを使ってフィリングを包む。中央をへらで押すと周りの生地が盛り上がってくるので、それをつまんで閉じるイメージで。※フィリングの作り方バターを溶かした鍋にいちょう切りにしたりんご、砂糖、レーズンを入れしんなりして汁気がなくなるまで炒め、シナモンパウダーを加える。冷めたらお好みでラム酒やブランデーを少し加えて。7、オイルを塗った耐熱皿に8個並べる。8、ラップなどをかけて、38℃で約40分程度、2次発酵させる。発酵終了後つや出しの卵を塗り、スティック状のプレッツェルを適当な長さに切って刺す。9、190℃に予熱したオーブンで25分焼いてできあがり。<mina’s tips>お手持ちの紙製の焼き型で、下の写真のように1個ずつ焼いてもかわいいです。
2017年11月21日■天然酵母のパンレシピ#4「ゆるふわハーブブレッド」パン作りを億劫に感じる要因のひとつはこねる作業、そしてこね台などの準備ですね。今回、生地作りには蓋付きの保存容器を使用し、そのまま発酵まで済ませます。こね台や打ち粉の準備も2次発酵も不要です。作り方も食感もゆるーいので、「ゆるふわハーブブレッド」と名づけました。■材料(1斤食パン型1台分)・国産強力粉230g・きび砂糖 6g・塩3.5g・白神こだま酵母 5g・牛乳(35℃)190g・卵 1個・オリーブオイル 15g・乾燥ハーブミックス 3.5g・ガーリックパウダー 少々■作り方1、耐熱の容器に牛乳、きび砂糖を入れ、電子レンジで2分程度加熱して35℃(人肌よりややぬるく)調整する。ここに酵母を振り入れよく溶かす。卵はほぐしておく。2、蓋付きの保存容器に強力粉と塩を入れ、中央にくぼみを作る。そこへ1を入れて泡立て器で練り混ぜ、続けて卵も入れる。3、泡立て器で混ぜると抵抗を感じるくらいに容器の中でぐるぐる混ぜる。粉が見えなくなった後、50回くらいぐるぐる混ぜたら、オリーブオイルを加える。4、オイルがなめらかに混ざったら、乾燥ハーブミックスとガーリックパウダー少々を混ぜ合わせる。5、容器に蓋をして冷蔵庫で一晩置き、1次発酵させる。続けて作業する場合は、35℃で約1時間2倍になるまで発酵させる。6、ヘラで軽く混ぜてガス抜きをしたら、オーブンペーパーを敷いた型に入れ、表面をならして5分ほど置いて生地を落ち着かせる。190℃に予熱したオーブンで30分焼く。<mina’s tips>乾燥ハーブミックスは製菓材料店で手に入ります。お好みのフレッシュハーブだと、より香り高い仕上がりになります。砕いたブラックペッパーを加えると大人向きに。食パン型をお持ちでなくても、100円ショップのホイルのパウンド型などで焼けます。焼きたての熱いうちにいただくのがおすすめ。水分が多めのパンなので、お早めにお召し上がりください。
2017年11月12日■天然酵母のパンレシピ#3「さんかくメロンパン」手作りすると、サックサクのメロン皮、立ち上るバターの香り、しっとりふんわりのパン生地の焼きたての美味しさにびっくり!パン生地作りにメロン皮を作るステップがプラスされますが、成形は手間を省いた形です。三角に焼き上げると食べやすさもアップします。小さめにかわいく焼き上げたメロンパン、ぜひお試しください。■材料(8個分)・強力粉(国産・外国産どちらでも)125g・きび砂糖 25g・塩 1.5g・白神こだま酵母(顆粒状) 2.5g・卵 15g・コンデンスミルク 10g・ぬるま湯(35℃) 55g・バター 12g・グラニュー糖(仕上げ用) 適量<メロン皮>2回分の分量・バター 25g・砂糖 50g・卵 30g・バニラオイル 適量・薄力粉 100g・ベーキングパウダー1g■作り方1、ボウルに強力粉、きび砂糖、塩、酵母を入れ、真ん中にくぼみを作る。卵、コンデンスミルク、ぬるま湯をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。ひとかたまりにまとまったらこね台に出し、こね始める。2、なめらかになり、生地を少量のばしてみて粗い膜状になるまでこねたら、バターを加える。さらにこね、のばしたときに薄い膜状になるまでこねる。3、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で一晩1次発酵させる。写真左は発酵前、右は発酵後の大きさの目安。作業をそのまま進める場合は、35℃のところで約50分1次発酵させる。4、1次発酵の間にメロン皮を作る。室温のバターに砂糖を加え、泡だて器ですり混ぜる。卵、バニラオイルを加える。薄力粉とベーキングパウダーを合わせ、ふるいながら加えゴムヘラでさっくりと混ぜる。ラップ材などに包み、最低30分以上冷蔵庫で冷やして使う。5、発酵終了したパン生地は、使用する30分くらい前に冷蔵庫から出す。打ち粉をしたこね台で軽くガス抜きをして、生地の周囲を底方向へ集めるイメージで集めて、しっかりと閉じる。肉まんの形になればOK.ビニールをかけて10分休ませる(ベンチタイム)。6、冷えたメロン皮の半量をオーブンペーパーで挟み、めん棒で直径17センチの丸に伸ばす。片面にグラニュー糖をふり、使うときまで冷蔵庫に入れておく。7、パンの生地はめん棒で直径15センチの円に伸ばし、天板へ移す。伸ばしたメロン皮をかぶせて周囲をカードで整える。8、カードで格子状に跡をつけ、カードを使ってスパっと8等分にカットする。天板には間隔を空けて置き、35℃のところで40分2次発酵させる。断面を見たときに、気泡が見えてきたら発酵終了。9、190℃に予熱したオーブンで10分焼いてできあがり。<mina’s tips>お菓子やパン作りには無塩バターがおすすめ。手に入るようであれば、発酵バターを使うと、より香り良く仕上がります。もし固くなってしまったら、スライスしてからトーストすると、また違った美味しさが楽しめますよ。グラニュー糖以外に、ワッフルなどに入っているポップシュガーをのせると、カリカリ食感になります。ジッパー付きの袋に入れて持ち歩けるので、ちょっとしたおやつにも。まあるいメロンパンより食べやすさもありますよ。
2017年10月24日■天然酵母のパンレシピ#2「ハロウィーンぐるぐるベーグル」街中がハロウィーン、そんな今の時期にぴったりのベーグル。ちょっとインパクトのある見た目が魅力です。意外に簡単に作れて、ほんのりしたかぼちゃと国産小麦の甘さ、そしてスパイスの香りにあとひとつ、と手が伸びます。独特の食感を楽しむため、1次発酵不要なベーグル。思った以上に短時間で完成します!■材料(6個分)・国産強力粉200g・きび砂糖 20g・塩2.5g・白神こだま酵母(顆粒状)4g・ぬるま湯(35℃) 100g・かぼちゃパウダー10g・ブラックココアパウダー6g・シナモンパウダー、ナツメグ 適量・かぼちゃの種 適量他にコーンミール、ボイル用モラセス(もしくははちみつ)■作り方1、ボウルに強力粉、きび砂糖、塩、酵母を入れ真ん中にくぼみを作る。ぬるま湯をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。2、粉っぽさがなくなったら(通常のパン生地より硬く水分が少ない状態)、8分くらいこねる。生地がしっとりとし、なめらかになったらまとめて2等分し、少量の水でマスタード程度の固さにしてそれぞれに練り込む。かぼちゃの生地にはシナモンとナツメグをお好みで加える。3、各生地をめん棒で12センチ程度の四角に伸ばして重ね、包丁で6等分にする。4、転がして生地の角を取ったら、片側を押さえて手前にねじり、2センチくらいつなぎ目を重ねてしっかりとつまんで閉じる。5、底にくっつき防止のためのコーンミールをつけ、35℃くらいのところ(オーブンの発酵機能などを使う)で1.5倍になるまで35分発酵させる。6、大きめの鍋に湯を沸かしモラセスを溶かし、ごく弱火にしたところに生地を入れ、片面30秒ずつボイル。天板に戻してかぼちゃの種を貼り付ける。7、200℃に予熱したオーブンで10分、190℃に下げて7分焼いてできあがり。<mina’s tips>ボイルしたら間を空けずに焼き上げるのが上手に作るコツ。タイミング良くオーブンに入れられるよう、予熱を忘れずにしましょう。モラセスは製菓材料店や輸入食材店にある糖蜜で、ダークタイプを選んでください。ハロウィーンのポットラックパーティーにもおすすめです!
2017年10月12日■天然酵母のパンレシピ#1「じゃこと九条ねぎの和風リュスティック」話題のパン屋さんは、買うために並ぶのは当たり前。パンを手作りなんて、とてもとても……と思っている方にこそ、おすすめしたいパンレシピをご紹介します。忙しい方にも楽に美味しく焼いていただくため、手軽に手に入る市販の天然酵母を使用します。第1回目は、秋の夜長の家飲みにぴったりな、白ワインやスパークリングと合わせても美味しい大人のリュスティック(フランスパンの一種)をご紹介します。■材料(8個分)・準強力粉(手に入らなければ強力粉でも)250g・きび砂糖5g・塩 4g・白神こだま酵母(顆粒状)5g・ぬるま湯(35℃)150g・混ぜ込み用ちりめんじゃこ 30g・九条ねぎ 2本■作り方1、ボウルに準強力粉、きび砂糖、塩、酵母を入れ真ん中にくぼみを作る。ぬるま湯をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。2、粉っぽさがなくなったらまとめてこね台に出し、ボウルをかぶせて5分休ませる。さらに7~8分こね、生地がしっとりし、伸ばしてみて膜状になったらこね上がり。3、サラダ油を少量塗った厚手のビニール袋に丸めた生地を入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。当日に仕上げる場合は、35℃のところで2倍くらいになるまで1次発酵させ、手順4へ。4、生地は使用する40分前に冷蔵庫から取り出し、この間に具材を準備する。ねぎは1センチ幅の斜め切り、じゃこはフライパンでかりかりに炒って冷ます。5、生地を分量外の打ち粉を振ったのし台に、10センチ×20センチくらいに手で優しく広げる。生地の3分の2に半量の具材をのせ、何ものせていない部分を折り重ね、3つ折りに。向きを変えてもう一度繰り返し具材を混ぜ込む。ビニールをかぶせて15分休ませる。6、再度最初の大きさぐらいまで手で広げ、包丁で8個にカット。オーブンシートを敷いた天板へ置く。40℃くらいのところ(オーブンの発酵機能などを使う)で約30分、2次発酵させる。7、表面に茶こしで準強力粉を振り、軽く霧を吹きかけて200℃に予熱したオーブンで20分焼いてできあがり。<mina’s tips>オリーブオイルやクリームチーズなどを添えて、スープなどと一緒に。冷めたパンはオーブントースターなどで温めてお召し上がりください。保存する場合は、ジッパー付きのビニール袋に入れての冷凍がおすすめです。
2017年09月21日国産北海道小麦・天然酵母を使用した東京・多摩市のベーグル専門店、AFFIDAMENTO BAGELと東京・代官山のコールドプレストジュースショップ・ホワイジュース?(Why Juice?)のコラボレーションベーグル「ベジーベーグル(Veggie Bagel)」が10月1日に発売された。「ベジーベーグル」は、野菜農薬不使用・減農薬・化学肥料不使用などの栽培方法を徹底した良質な野菜や果物から絞ったWhy Juice?のコールドプレスジュースと、ジュースを絞った際に出た野菜や果物のパルプ(果皮や繊維)を、北海道産小麦「ゆめちから」や天然酵母「白神こだま酵母」を使用した生地に練り込んだベーグル。多くの食物繊維を摂取できるパルプを使用しているため、腸のデトックスなど女性に嬉しい美容効果も期待できるメニューとなっている。また、卵や牛乳、バターの他、保存料や食品添加物も不使用のため、ヴィーガンの人や子どもにも適している。ニンジンやビーツ、リンゴなどを使用したコールドプレスジュース「R Detox」を使ったベーグルには、レモングラスとビーツのパルプ、黒豆を使用。ニンジン、トマト、ケール、バジルなどを使ったコールドプレスジュース「All Veggies」を使ったベーグルには、キュウリ、バジル、トマトのパルプ+キヌアなどを練り込んだ。その他、セロリやキュウリ、ケール、パセリなどを使用した「Dr.Green」にケールとパセリのパルプ、レモンビールを練り込んだベーグルや、ニンジン、リンゴ、ジンジャーなどを使用した「Charge」にニンジンやリンゴのパルプとくるみを練り込んだベーグルなどが登場。季節限定として、日替わりナッツとカカオパウダーを使用した「Nuts Milk」に桃のパルプをトッピングしたベーグルも販売される。なお、価格はすべて税込340円。取り扱いは、AFFIDAMENTO BAGEL店舗、オンラインストア、Why Juice?店舗、及び双方の出店イベントとなっている。
2016年10月05日東海道新幹線「こだま」は各駅に停まるから時間がかかる。しかし、「ぷらっとこだま」を使うと、かなりお得な料金で乗れるからありがたい。そこで、東京発「こだま」の時刻を眺めてみたら、同じ駅間でも所要時間が短い列車と長い列車があった。車両の性能に大きな違いはないはず。これはどういうことだろう? 今回も列車ダイヤで謎を解こう。早速、東海道新幹線の時刻表を表示させてみよう。注目したい列車は、「こだま631号」「こだま633号」だ。新横浜駅と小田原駅の発車時刻を比較してみる。赤い丸の部分を比較すると、「こだま631号」は新横浜駅6時52分発、小田原駅7時8分発で、その差は16分だ。ところが、「こだま633号」は新横浜駅7時15分発、小田原駅7時36分発で、その差は21分である。ここだけを見ると、「こだま633号」は「こだま631号」より5分遅いと思ってしまう。JTB時刻表によると、「こだま631号」の車両はN700系、「こだま633号」の車両は700系だ。性能はちょっと違うけれど、同じ駅間で走行時間が5分も違うとは考えにくい。この時刻表の表示にはトリックがある。小田原駅の時刻は「発車時刻」だけで、「到着時刻」は表示されていない。「こだま631号」も「こだま633号」もスピードはほぼ同じ。だから所要時間も同じはず。じつは、「こだま633号」は小田原駅で5分間停車している。だから発車時刻だけを比較すると、所要時間に5分も差があるように見えるのだ。この謎は、列車ダイヤを描画させると理解できる。「こだま631号」は小田原駅に停車するとすぐに発車する。「こだま633号」は、実際には7時31分に到着し、「のぞみ203号」と「ひかり461号」に追い越された後、7時36分に発車する。これで、「速いこだま」「遅いこだま」の謎が解けた。ところで、ここでもうひとつの謎が生まれる。時刻表には小田原駅の発車時刻しか掲載されていない。だから、当連載で使用している列車ダイヤ描画ツール「OuDia(おおゆうだいや)」に対しても、発車時刻しか入力しなかった。しかし、ダイヤを表示させると、列車を表す線は発車時刻ではなく到着時刻を示している。これが、「OuDiaが作るダイヤ」と「折れ線グラフ」の違いだ。エクセルで折れ線グラフを作ると、表に入力した数値に合わせて線が描かれる。だからエクセルでも列車ダイヤを描ける。しかし、「OuDia」には列車の所要時間を計算し、到着時刻を推測する機能がある。他の列車と比べて発車時刻が遅い列車がある場合、「停車時間が長い」と判断し、到着時刻を推定してダイヤを描いてくれるのだ。すごい。人工知能か? と思うかもしれないけれど、しくみは簡単だ。「OuDia」は、複数の列車の時刻が入力されたときに、駅間の列車の時刻を比較して、最も短い所要時間を基準とする。たとえばA駅とB駅について、発車時刻の差が2分・3分・4分の列車があったとすると、基準となる最短の所要時間は2分となる。このとき、A駅の発車時刻を「10:00」、B駅の発車時刻を「10:04」と入力すると、「OuDia」は所要時間の2分を基準として、B駅の到着時刻を「10:02」と判断する。ダイヤ上でこの列車は「2分間停車」するように描かれるというわけだ。到着時刻がわかれば、列車の追い越しや単線の駅で列車がすれ違う様子もダイヤに現れる。当連載第7回で紹介した相模鉄道のダイヤも、この機能のおかげで追い越し駅が明らかになった。ちなみに、「基準となる所要時間」は、駅を表す線の間隔にも反映される。駅の間隔は距離ではなく、最短所要時間によって自動的に決まる。だから「OuDia」では、駅間距離の数値を入力する必要はない。この考え方は、方眼紙で列車ダイヤを描画するときにも応用できる。最短所要時間のみで走り、追い越しもなく、単線の待ち合わせもない列車は、ダイヤ上でまっすぐな線になる。ただし、この考え方は、「すべての列車の性能が同じ」という前提になっている。路線によっては、電車だけでなくディーゼルカーや貨物列車も走る。実際にスピードが遅い列車もあるだろう。その場合は個別に各駅の到着時刻を指定する。これで列車ダイヤの線の傾きが変わり、スピードの違いがわかりやすくなる。「最短所要時間を基準とする」機能によって、「OuDia」は列車ダイヤ描画ツールの定番となった。この「OuDia」は、Windows対応のフリーウェアだ。作者「take-okm」氏のサイトから無料でダウンロードできる。そして「OuDia」は16ビットPC時代のフリーウェア「WINDIA」がヒントになっている。「WINDIA」の作者「ふゆき」氏にも、この場を借りてお礼申し上げる次第である。
2014年07月20日三菱東京UFJ銀行は2日、Eco通帳の申込みをすると世界遺産「白神山地」周辺地域の緑を増やすことができるという企画を発表した。期間は9月30日まで。同企画は、Eco通帳(インターネット通帳)の申込み1件あたり100円を、公共社団法人日本ユネスコ協会連盟に寄付し、世界遺産「白神山地」周辺地域の植樹活動を支援するというもの。Eco通帳(インターネット通帳)は、インターネットから取引内容を確認できるサービスで、通帳がないので記帳する手間も、紛失する心配もなく、銀行取引がスマートになるという。ATMや窓口で通帳記帳や繰越しをする必要がなく、最長25カ月分までデータ管理が可能なので、2年分の明細が確認できたり、ダウンロードもできるので、家計管理や収支管理に役立つ。また、Eco通知(インターネット通知)サービスもあり、満期通知や残高報告書等、同行から届く通知物をメールで知らせてくれる。通知内容はインターネット上でいつでも確認でき、紙でとっておく必要もないので、管理ストレスがないという。どちらも利用手数料は無料。環境のことを考えた、ストレスフリーなサービスだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日昨年『こだまでしょうか』がACジャパンのCMで取り上げられ、流行語大賞にもノミネートされるなど、大きな注目を集めた詩人・金子みすゞ。その作品とクラシックの名曲を組み合わせるコンサート「金子みすゞ 詩の世界」が、5月に東京で開催される。「金子みすゞ詩の世界」の公演情報明治36年生まれ・山口県出身の金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人。26歳で亡くなるまでに書かれた詩は500編以上。自然とともに生き、小さないのちを慈しむような作風が特徴だ。そんな人の心に素直に呼びかる金子みすゞの詩に、ベートーヴェンやシューマン、ブラームスの音楽を組み合わせるコンサートが「金子みすゞ 詩の世界」。声に出して語ることで音楽として響く金子みすゞの詩と、クラシックの名曲が呼応するひととき。詩の朗読は中井美穂、演奏は長谷川陽子(チェロ)、仲道祐子(ピアノ)が担当する。「金子みすゞ 詩の世界」は、5月15日(火)に東京オペラシティで開催。チケットの一般発売は、1月21日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを1月20日(金)23時まで受付。●金子みすゞ詩の世界【日時】5月15日(火) 13:30開演【会場】東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都)【出演】チェロ:長谷川陽子ピアノ:仲道祐子朗読:中井美穂
2012年01月16日