映画『ホリック xxxHOLiC』より、現在実施中のキャストとスタッフがフリートークを繰り広げる副音声上映の一部が公開された。本日より実施開始となった副音声上映は、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナ、蜷川実花監督が参加し、フリートークで様々な裏話を交えて撮影をふり返っている。今回公開された映像では、松村さん扮する百目鬼の実家の寺の本堂で、四月一日(神木さん)ら高校生組と相まみえるアカグモ(磯村勇斗)の前に、侑子(柴咲さん)が現れるシーンについて話している。まず、侑子のチャイナドレスについて「これだと(侑子にとっては)スーパー普段着でしょ?」「装飾物少ないもんね」と楽しそうに話す監督と柴咲さん。また、百目鬼に寄りかかる四月一日のシーンにて、松村さんが「神木くんこだわりの座り方!」と発言すると、神木さんが監督の前で披露し「僕これがいいんですけど」と相談して採用されたという裏話を披露。そして、負傷した四月一日を百目鬼が抱えるシーンでは「お姫様抱っこ、これ(撮影)最終日でした」と明かし、歩道橋の上で角を曲がった途端、姿を消す四月一日と侑子に驚く百目鬼とひまわりのシーンは、ワンカットで撮影したそうで、「さて、どこいったんだろう…」「いなーい!」と盛り上がる一幕も収録されている。『ホリック xxxHOLiC』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月20日芦田愛菜、神木隆之介、まえだまえだの前田兄弟など子役からデビューし、今もなお活躍している俳優が増えてきた。これまでは子役でブレイクすると、その当時のイメージに引きずられ、大人になるにつれ徐々に人気に陰りが見えるケースもあった。昨今の子役出身者たちはいかにして“悲しき宿命”から脱却を遂げていったのか。■「役者としての使われ方が変わる」 “子役”としての評価が俳優生命を縮めるジレンマ子役出身で現在も活躍している筆頭といえば安達祐実。2歳でデビュー。10歳でテレビCM「ハウス食品・カリー工房(※正式表記は「カリー」は漢字)」で注目を集め、「具が大きい」というフレーズは流行語に。その後も順調に活躍し、1994年、テレビドラマ『家なき子』(日本テレビ系)では主人公に抜擢。12歳とは思えない演技力で脚光を浴びた。今でこそ、「子役の頃からイメージが全く変わらない」とその変わらぬ容姿が注目されているが、「見た目年齢と実際の年齢が合わないことで、使いづらかったのか、役が全然ない時がありました」(2018年5月18日放送「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)より)と語っていた。70~80年代“子役ブーム”の先駆けとして活躍してきた杉田かおるやアラフィフで“毒舌キャラ”としてバラエティで再ブレイクした坂上忍は、子役でブレイク以降は、俳優業で同じような活躍することはできず、徐々に仕事が減っていったという。ドラマ『人にやさしく』(2002年フジテレビ系)で香取慎吾、松岡充、加藤浩次らと共演し、注目を集めた須賀健太も「子役にはよくある話なんですけど、高校に入ると仕事が少なくなるんですよ。役者としての使われ方が変わる、難しい時期なんでしょうね。僕も実際に経験して、高校時代は仕事が減ってしまったんです」と過去のインタビューで語っている。「“子役”というのは特殊なジョブ」と話すのはメディア研究家の衣輪晋一氏。「子どもであるがゆえに“子役”。子役には中高生…つまり、子どもから少年少女になってしまうと子役としての仕事は減ってしまうジンクスがあり、ゆえに『消えた』という心無い表現に見舞われます。『キッズ・ウォー』(1999年TBS系)でその名を馳せたイケメン双子子役の斉藤祥太・慶太さんはスポーツインストラクター、解体業や塗装業、ガス配管などのアルバイトをしながら俳優活動を。『人間・失格』(1994年TBS系)での怪演が話題だった黒田勇樹さんも一度芸能界を離れてアルバイトをしたことを明かしています」(衣輪氏)■分別がつかない子ども時代にブレイクするからこそ、重要なのは“大人の役割”“天才子役”としてブレイクしたがゆえの宿命がある一方で、彼らが波乱の人生を歩んでしまわないためには、彼らを守る親や事務所などの周りの大人たちの存在が重要になってくる。一番有名な例でいえば、映画『ホーム・アローン』で主演を飾り、10歳にして世界的な注目を浴びたマコーレー・カルキン。一躍スターとなったものの、ギャラをめぐって両親が裁判を起こした影響でカルキンは子役を引退。以降は薬中毒疑惑や激ヤセぶりが報じられた。この背景には、ブレイクした結果ギャラが高額になり、自分の意志がつく前の未成年にして一家の大黒柱として働かざるを得ない状況があったと考えられる。“守られる”存在のはずが“守る”役割を課され、役者、あるいは芸能しか選択肢がない状態に…。ほか、恒松祐里のようにレッスンや撮影のため、同級生たちとのコミュニケーションという“普通”のことができず、大人や子役ら芸能人たちの付き合いばかりになってしまうケースもある。「分別のつかない所に大金を持っていることで悪い大人たちが寄ってきて、最終的にその子役の人生を壊してしまうというエピソードも海外ではよく聞かれる話」(衣輪氏)。「1999年の映画『シックス・センス』で注目された子役ハーレイ・ジョエル・オスメントも飲酒運転、激太り、空港職員に暴言を吐いて警察が出動するといった悲惨な現状に。『ターミネーター2』(1991年)のエドワード・ファーロングも薬物・アルコール依存やDVで逮捕。1970~80年代に人気だったドラマ『アーノルド坊やは人気者』のゲーリー・コールマンは、自己破産、DVなどが報道され、最終的には2010年、自宅で頭部を強打し、42歳という若さでこの世を去っています」(衣輪氏)また安達祐実のように、『家なき子』などに出演していた中学時代、実生活でも陰湿ないじめや嫌がらせを受け、引きこもりになってしまったパターンや、成長によって「劣化」などの誹謗中傷にさらされる事例は数多い。そういった声から、彼ら彼女らを守ること、メンタルケアをする存在や場所があることは非常に重要だ。「芝居に子どもらしさに求めるのに、子どもらしい経験を奪うのはまぎれもなく矛盾」と衣輪氏。注目を浴びたり、ブレイクしたときこそ、彼らが彼ららしくいられる場所を作ることが大切になってくる。■「俳優」からいったん距離を置くことも“元子役の呪縛”を脱するカギにとはいえ、昨今の日本で、“元子役”俳優の活躍がめざましいのはなぜか。小学生時代、兄弟漫才コンビ「まえだまえだ」で大ブレイクし、その後NHK連続テレビ小説『おちょやん』で注目された前田旺志郎は「高校受験時にここから先はちゃんと将来を考えないと後戻りできなくなるぞ”と危機感を覚え」、自問自答の末「俳優という仕事を続けたい」という決意を固めたそうだが、彼の進路を家族は尊重したという。小林星蘭とともにユニットを組み、CDデビューを果たすなど子役タレントとして活動してきた谷花音は2021年にアメリカの高校に留学。最近では、実写版『ちびまるこちゃん』でまるこ役を演じブレイクした森迫永依も、高校時代は学業を優先しながら活動。上智大学を卒業した現在、女優の活動を本格的に始動。ドラマのほかにもその知性を生かしてクイズ番組などに出演し、活動の幅を広げている。5歳で子役デビュー以降、“天才子役”として活躍を奮ってきた芦田愛菜も、中学受験のため一時芸能活動をセーブ。以降活動を再開し、現在は女優だけでなく「病理医になること」を夢として語っており、“天才子役”を脱却どころか、今後の進路や活動が今や世間でも注目の的だ。この“中学生になったら学業に専念する”流れは、間下このみあたりから顕著に。ほか野村佑香、加藤清史郎らが続々と学業優先の道を選んだ。つまり大切なのは、子役としての活躍ではなく、彼ら自身の在り方を尊重すること。“子役”ではなく1人の“人間”としての人生も経験することだ。「俳優」から距離を置くことで、自身を見つめ直す時間(期間)が“元子役”の枠を脱する一つの手立てとなり、また「俳優」に戻ってもそれが人間性の厚みに。それが演技や芸能生活の幅を広げる結果となる。事実、吉川愛も「パン屋でバイトすることで一般のことを知れ、より繊細に役を考えられるようになった」と話している。今や子役時代の栄光は決して足枷ではないのかもしれない。最近では、子役からデビューしながら、着実にバイプレーヤーとして演技を積み、ブレイクした伊藤沙莉や、二代目「なっちゃん」として注目され、今年、映画『ドライブ・マイ・カー』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した三浦透子のような子役出身の実力派俳優もいる。子役の経験から自らの意思で演技の研鑽を積み花開いた例の一つだろう。子役としての評価以上に、彼らそれぞれの“個”を尊重すること。それが、彼らのキャリアの在り方を多様化し、結果、俳優業界にいい循環をもたらすのでないだろうか。(文・中野ナガ)
2022年05月20日俳優の神木隆之介が19日、29歳の誕生日(1993年生まれ)を迎え、自身のツイッターを更新。この日、朝から「#神木くん」がトレンドトピックになるなど、ファンから祝福の声が殺到していたが、神木も「皆さまが呟いてくださっているのとか、本当感動です!」「感謝しかありません」などとリアクション。「29HAPPY Birthday」と描いてあるバースデーケーキの飾りのようなものを手にした写真を投稿した。神木は「これからも頑張ります。」と伝えるとともに、「ほんとに皆さまありがとうございます!」と繰り返し感謝。さらに、5月19日は、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑も誕生日(1986年生まれ)でもあり、「あとハライチ澤部さん、お誕生日おめでとうございます!」と書き添えたほか、同じく誕生日のフリーアナウンサー・荘口彰久(1968年生まれ)にも祝福のツイートをしていた。また、同じ事務所の吉高由里子が、神木のツイートを引用リツイートして祝福。「あんな天使がこんな天使のまま大人になるなんてどうして29歳であんな制服やらジャージ姿が似合うままなの20代最後楽しんでね」などとメッセージを送っている。
2022年05月19日恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さん。ウートピでの連載「結婚がわからない」を担当する安次富が、新刊『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社/以下、『一般男性』)についてインタビューを行いました。「ジャッジをせずに人の話を聞くことが、だんだん難しくなってきました」という素直な悩みを打ち明け、話を聞くことについて語り合いました。今回は、普段のカジュアルなトーンを織り交ぜつつお届けします。全3回の第2回。用意されていない言葉の中に感じる本音の面白さウートピ編集部・安次富(以下、安次富):前回は、どういった人たちが「一般男性」として今回の本に取り上げられていて、どのように取材を進めてきたのかについて聞きました。ここからは、どのように本音に近づいていったのかを聞きたいです。用意された言葉と、本音ってどう見分けましたか?清田隆之さん(以下、清田):取材に協力してくれた“一般男性”は、当然ながら「インタビューを受ける」という行為に慣れていないわけだよね。なので最初はみなさん戸惑っていたし、「ネタになるようなことをちゃんと話さなきゃ」というプレッシャーもあったようで、用意した回答を読みながら答えてくれたりしていた。語る機会がほとんどない話題だからか、「こんな話で大丈夫ですかね?」ってみなさんしきりに心配していたけど、話があちこちに飛びながら段々と熱を帯びていく感じがすごく面白くて。安次富:取材で脱線すると、想定外の面白さが出てくることってありますよね。清田:良くも悪くも整ったストーリーを超えて、偏りやほころびみたいなものを感じる部分にその人らしさが出てきたりする。たとえば、本書に登場するシングルファーザーの男性は、仕事も趣味も子育ても、あらゆるものが見事に「合理化」されていて驚いたんだけど、本人は途中までその自覚がなかった。こだわりが、ある種の哲学のように安次富:へぇー。そのエピソードを聞かせてください。清田:彼は就職した先でも、戦略的に人脈を構築することで売り上げを伸ばしてきた。恋人との人生設計も、「一人暮らしより二人で住むほうが効率いい」などの理由で結婚を選択していた。そういう話を聞くにつれ、何かと合理的な思考をする人なんだなってことをだんだん感じてきて。安次富:子育てのプロセスでも生活のDXを推し進めていると書いてありますね。清田:もちろんそうしなければ手が回らないという事情もあると思うんだけど、それ以上に「合理化」に対するこだわりがある種の哲学みたいになっていて。掃除の手間を省くためできるだけモノを増やさないとか、祖父母の力を借りるために実家近くに引っ越しをするとか。あるいは親が二人いる家庭と比較するとコミュニケーションの総量が不足するから、友達とか地域コミュニティの力を借りてつながりを広くするとか。さらには子どもが「シングルファーザーの娘」という色眼鏡で見られないようにしたいという思いから、親同士のつながりを作るためにPTAの仕事を積極的に担ったり。安次富:効率的かつ戦略的です。清田:行動の一つひとつに狙いや理由が明確に存在していて、そこが個性的で面白いと伝えたら、「確かに、言われてみれば……」と言っていて。そうやって語り合いの中で自己理解を深めていくような瞬間も多々あって、個人的にはそこも興味深かったです。男性たちの“場当たり的”な傾向清田:それぞれの個性でありながら、同時に「これは男性性的な問題かもしれない」と感じる部分もあった。たとえば「不妊治療で悩んでいる妻の気持ちをちゃんと受け止めたい」と話してくれた男性は、趣味のバスケにも熱心に参加するし、先輩たちの誘いにもフットワーク軽く乗る。就職した会社で長時間労働という問題があっても「いい人ばかりだから」と適応してしまうし、妻に不妊治療を持ちかけられれば真面目に応じる……という感じの人だったのね。でも、「なぜ妻が子どもをほしがるのか」など、根本的なことはあまり考えない側面があって。良く言えば「目の前のことに一生懸命」となるのかもしれないけど、意地悪な見方をすると「受動的に流されてるだけ」とも言えるかもしれない。安次富:あー。仕事にしても、転職とか改善するとかいう選択肢がなかったり、先輩たちに誘われた遊びの場にいた“女性”と仲良くなることに抵抗がなかったりって様子も書いてありましたね。場当たり的な対応をしているというか。清田:そういう話を聞くにつれ、似たタイプの男性が何人も思い浮かんだし、自分にもめっちゃ思い当たる節があったりで、これはもしかしたら“男の人っぽい”性質なのかもと感じたり。もちろん数時間のインタビューでその人のすべてがわかるわけないし、聞いた話もその人のごく一部に過ぎないと思う。だから安易に価値判断を下すことはできないけど、男性たちの言動に宿る善し悪しの両面性というか、様々な側面が浮かび上がってくる感じがあって個人的にも学び深かった。安次富:たしかに。気持ちは複雑で割り切れないことも多いから、コミュニケーションを合理的にってしんどいときもありますよね。目の前の人に誠実っていうのも、裏を返せば目の前にいない人のことはいないも同然……。相手の話を聞けているか問題安次富:……は!つい、うがった見方を。とにかく、自分から見える景色と隣で他の人が見ている景色って違うかもよってことですね。清田:自分は割と話を聞いて感情移入してしまうところがあるので……そういうところは、取材に同席してくれていた編集者のMさんが追加質問でフォローしてくれました。たとえばMさんが最後に「合理性がアダになった部分はありますか?」と聞いてくれたり。「yomyom」での連載時も担当のNさんがそうしてくれていて。複数人の視点が入ることでまた違ったものが見えるようになったと思う。安次富:複数人の視点、大事ですね。ところで清田さん。私、悩みがありまして。清田:唐突に(笑)。安次富:取材をしていると「私は人の話をちゃんと聞けているのだろうか」と思うことがあるんですよね。年齢を重ねて人生のいろいろが見えるようになったからか、ジェンダー問題に関心を寄せるようになったからか、ウートピがコンセプト性の強い媒体だからか……。とにかく、話を聞きながら「それは性差別では?」「その発言は炎上しそうだからカットしよう」とついジャッジしてしまって。清田:なるほど……。安次富:自分が聞きたいように聞いているだけで、相手が本当に語りたいことを語らせていないんじゃないかって考えてしまうことがあるんです。清田さんも似たような瞬間がありませんか?特に本書のような取材では。雑念、湧いてきませんでしたか?シャッターを閉じられてしまうかもという不安清田:今回の企画って、男性たちにとってかなりのリスクがあると思うのね。身元がバレないように配慮しているとはいえ、かなりプライバシーに踏み込む企画だから。安次富:確かに。どんなリスクを想定していましたか?清田:当事者の男性たちを怒らせてしまう可能性もあるし、彼らが語った周辺の人を傷つけてしまうこともあり得るし……。事前準備や原稿確認を含め、慎重にコミュニケーションをとりながら進めてきた企画なので、基本的には「参加してくれただけでありがたい」という感謝が大きくて。それから、かなり心の内側を話してもらうことになるから、安心して打ち明けてもらえるような空気を醸成することにも集中した。たとえばこちらが話の途中で「ん?」とか「うーん……」っていう反応を見せれば、即座にシャッターを閉じられてしまうかもという思いもあって、だから基本的には相づちを打ちながら傾聴し、ときに自分の話もしながら対話することを心がけてた。安次富:やべーこと言ってんなと思うことはありませんでしたか?清田:もちろん、賛同できない意見やツッコミを入れたい発言も正直あった。だけど、自分の中にも似たような考えがあったり、かつて同様のことを言ったりしていたなって思いも同時にわき起こってきて。だから基本的にジャッジはせず、「そういう気持ちになっちゃうのはどうしてなんでしょうね……」って一緒に語らっていったという感じでしょうか。本音に宿っているものを漂白しない安次富:炎上リスクとかも配慮しましたか?清田:もちろん炎上リスクはできるだけ軽減したいけど……この企画の場合、配慮しすぎてしまうことで語りのリアリティが損なわれる側面もあって難しかった。「彼らが語ったことを自分(清田)が執筆して載せる」という構造になっているから、「批判が起こるかもしれないから表現を変えよう」ということをいくらでもできてしまう。もちろん身バレ防止のために固有名詞を変えたり、適度にフェイクを混ぜたりはしているけど、中心的なテーマであるジェンダー観の部分に万全の配慮を施してしまうのはどうなのかなって。安次富:本の意味がなくなっちゃいますね。清田:そうなのよ……。だからリスクはあったけど、重要な部分に関しては発言のエッセンスをなるべく残しました。安次富:シングルファーザーの男性が元妻に対し、「やっぱり、水商売の家の娘だから……」って差別的な眼差しを語っている部分もありましたよね。そのまま載せたのはすごいなと思いました。編集者としての視点で。私だったら削除するか迷うかもって。清田:ギョッとした部分は正直あったけど、そこには彼の強い感情が宿っていたことも確かで、こちらで勝手にそれを漂白してしまうのは違うかなと思って。安次富:それぞれのエピソードの前に清田さんのコメントパートが入っていて、そこでうまくバランスが取れているなと感じました。肯定はしないけど、気持ちを理解することはできる。それでも相手の側に立つと、違う風景が見えていたかもしれない、みたいな。清田:そう言ってもらえてひと安心……コメントに関しては入れるか入れないかとても悩んだ部分だったので。後出しジャンケン的にジャッジするようなことはしたくないけど、あまりに投げっぱなしなのも不親切だよなとも思い、自分事として受け止めたこと、あるいは個々のエピソードを通じて見えてきた男性性や社会構造の問題をコメントにまとめるというバランスを意識しました。最終回は5月20日(金)公開予定です。(取材・文:安次富陽子、撮影:面川雄大)
2022年05月18日累計1400万部を突破しているCLAMPの伝説的大ヒットコミックを原作とした現在公開中の映画『ホリック xxxHOLiC』。この度、仲良しエピソードが尽きない神木隆之介と松村北斗(SixTONES)のメイキング映像が公開された。今回公開された撮影の様子を捉えた映像では、映画のクライマックスに登場する水を張ったスタジオのセットにて、水を掛け合いながら、「SixTONES」のデビューシングル「Imitation Rain」のMVの真似をしてはしゃぐ姿が映し出されている。「絶対にやろうと思ってました」と神木さん。セットを前にすでに考えていたようで、振りも覚え、撮影現場を盛り上げた。そんなセットを使ってのシーンは、松村さんがずぶ濡れになりながら弓のアクションシーンに挑んだ。「意外と大丈夫でしたが、やっぱり体力は持っていかれますね。なので、その後神木君と二人で焼肉をたらふく食べました」と撮影をふり返っている。さらに映像では、祭りの屋台で仲良く射的をする、“劇中では登場しない”微笑ましい秘蔵シーンも公開。副音声上映では、このメイキングのシーンについて言及する場面もあり、「やりましたね~遊びましたね~射的」と松村さん。神木さんは「最初にセットに入って射的見つけてやったもんね」と明かし、神木さんが射的が上手いと語る松村さんに対して、「賞品ギリギリまで手を伸ばしていた」とズルを告白するなど、コメンタリーは大盛り上がりとなっている。『ホリック xxxHOLiC』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月18日gooランキング(グーランキング)は4月25日、20~40代の男女を対象に行った「演技力が高いと思う20代俳優ランキング」の結果を発表しました。■1位はカメレオン俳優と称される「菅田将暉」に1位に選ばれたのは、2009年に特撮ドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で主役として俳優デビューした「菅田将暉」さんでした。2018年には主演映画『あゝ、荒野 前篇』で「第41回 日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞した実力派。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)では、源義経を演じていますが、これまでの義経像を壊すような怪演が話題ですね。多彩な役をこなす演技力で、カメレオン俳優として高く評価されています。2位には、子役としても活躍していた「神木隆之介」さんが選ばれました。2001年には劇場アニメ『千と千尋の神隠し』で声優としてもデビュー。2017年には「第11回 声優アワード」で主演男優賞に輝きました。CMやドラマ、映画にも多数出演しており、2022年4月29日から公開となった『ホリック xxxHOLiC』では、柴咲コウさんとのW主演も果たしています。3位には、「横浜流星」さんがランクインしました。横浜さんが注目されるきっかけとなったのが、2014年~2015年に放送された特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)で演じた戦隊メンバーのヒカリ役。その後も順調に実績を重ね、2019年放映のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)で深田恭子さん演じるヒロインの相手役を務めて大ブレイクしました。2022年10月には主演映画『線は、僕を描く』の公開も予定されています。■調査概要調査対象:20~40代男女の「Freeasy」モニター500名(複数回答)調査日:2022年2月25日調査方法:インターネット記事URL:(フォルサ)
2022年05月18日神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆らが共演する、CLAMPの伝説的大ヒットコミックを実写化した映画『ホリック xxxHOLiC』より、バトルシーンを映し出した本編映像が公開された。今回公開された映像は、女郎蜘蛛(吉岡さん)の罠に嵌った四月一日(神木さん)が、自らの意思で抜け出そうと闘うシーン。アヤカシを操り、四月一日を襲う妖艶な悪女・女郎蜘蛛。四月一日の特別な能力を狙っており、甘い言葉を囁き誘惑しながら、四月一日を術中にはめていく恐ろしい存在だ。映像では、女郎蜘蛛に首を締めあげられ、四月一日が大ピンチに。そこに現れたのは、弓を構えた同級生の百目鬼(松村さん)。女郎蜘蛛目掛けて矢を射るが、「やめろ!」と叫びながら手下のアカグモ(磯村勇斗)が飛び出し、身を挺して彼女を守る。“四月一日&百目鬼vs女郎蜘蛛&アカグモ”のバトルの結末が気になる映像となっている。『ホリック xxxHOLiC』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月13日俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の公式写真集カットが10日、公開された。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。今回公開されたのは、蜷川実花監督による『映画 ホリック xxxHOLiC写真集』(講談社 税込4,400円)の中のカット。今にも消え入りそうな儚い表情を浮かべる四月一日(神木)を憂い、力強く支える百目鬼(松村北斗)の姿には、互いを支え合い強い絆で結ばれた関係が見て取れる。また虚無感漂う四月一日の背後で、指先を舐めこちらを見つめるアカグモ(磯村勇斗)のカットも。不穏な表情と首筋に沿わせた手からは四月一日への強い執着が感じられ、四月一日が持つ特殊な能力を、自分が崇拝する女郎蜘蛛に差し出したいと望むアカグモの欲望を感じるカットとなっている。(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月10日NHKは10日、俳優の浜辺美波(21)が2023年度前期の連続テレビ小説『らんまん』(108作)でヒロインを務めると発表した。主演・神木隆之介(28)と“夫婦役”で共演することが決定した。SNSでは新たな“朝ドラ夫婦”の誕生に歓喜の声が寄せられている。今作のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう)。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届ける。なお、実在の人物である牧野富太郎(1862-1957)をモデルとするが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描き、原作はない。主人公の妻・槙野寿恵子(まきの・すえこ)役に決定した浜辺は「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほどうれしかったことを覚えています」と感慨深げにコメントを寄せている。SNS上では「来年の朝ドラ、見るしかねぇ~!」「神木隆之介×浜辺美波なんて最高じゃん!」「朝から眼福確定」「美人夫婦過ぎるやろ~!」「来年が待てない!」など、歓喜や期待の声があがっている。
2022年05月10日神木隆之介が主演する23年前期連続テレビ小説「らんまん」に浜辺美波がヒロインとして出演することが発表され、コメントが到着した。本作は、日本の植物学の父とされる、植物学者・牧野富太郎をモデルにした主人公・槙野万太郎を神木隆之介が演じ、激動の時代の渦中でひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語を描く。浜辺さん演じる槙野寿恵子(まきの・すえこ)は、東京の下町で母と菓子屋を営んでいたが、万太郎と運命的な出会いを果たし、後に結婚するという役柄。植物研究に金をつぎ込む夫のために、あの手この手で苦しい家計をやりくりし、最終的にはあっと驚く方法で家族を救う、万太郎や子どもたちと、貧しくも楽しく明るい家庭を築いていく良き妻、良き母だ。寿恵子は、実在の人物である牧野富太郎の妻・寿衛をモデルとしているが、激動の時代を夢に向かって生きたある植物学者と妻の物語として大胆に再構成しているという。神木さんとどのような夫婦を演じるのか、注目したい。なお、浜辺さんの連続テレビ小説は15年の『まれ』以来、2度目となる。◆浜辺美波(槙野寿恵子役)コメントこの度2023年前期連続テレビ小説『らんまん』にて、神木隆之介さん演じる万太郎さんの妻である寿恵子さん役を演じることとなりました浜辺美波です。祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほど嬉しかったことを覚えています。脚本の長田育恵さんともお話をさせていただき、夫を支えるひたむきな妻、という姿だけではなく寿恵子さん自身が植物のように根を強く張り逞しい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けて行けたらよいなと思っております。観てくださった方に快い笑顔になっていただけるよう精一杯努めます。2023年の春を迎えるのが今からたのしみです。どうぞよろしくお願いいたします。◆神木隆之介(槙野万太郎役)コメント浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋に嬉しかったです。心から信頼をしている方なので万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたらいいなと思っています。そして心強いスタッフの皆様と共に、笑顔を届けられるように根を張り頑張ります。◆ヒロイン発表にあたって 板垣麻衣子(プロデューサー)コメント『らんまん』のヒロイン、寿恵子役に、浜辺美波さんをお迎えできること、とても嬉しく期待で胸がいっぱいです。寿恵子は、どんな状況も、決して明るさを失わず、軽やかに鮮やかに乗り越える、かっこいい女性です。浜辺美波さんは、花のような可憐さがありながらも、芯のあるかっこよさを感じさせてくれる俳優さんです。神木隆之介さん演じる万太郎とどんな家族を作ってくれるのか、万太郎や寿恵子自身の才能をどのように咲かせていくのか、楽しみでなりません!2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」は2023年春、NHK総合ほかにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2022年05月10日NHKは10日、俳優の浜辺美波(21)が2023年度前期の連続テレビ小説『らんまん』(108作)でヒロインを務めると発表した。主演・神木隆之介(28)が演じる槙野万太郎(まきの・まんたろう)の妻・寿恵子(すえこ)を演じる。浜辺の連続テレビ小説出演は2015年の『まれ』以来、2度目となる。今作のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう)。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届ける。なお、実在の人物である牧野富太郎(1862-1957)をモデルとするが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描き、原作はない。浜辺が演じる槙野寿恵子(まきの・すえこ)は、東京の下町で母と菓子屋を営んでいたが、万太郎と運命的な出会いを果たし、後に結婚。植物研究に金をつぎ込む夫のために、あの手この手で苦しい家計をやりくりし、最終的にはあっと驚く方法で家族を救う。万太郎や子どもたちと、貧しくも楽しく明るい家庭を築く。浜辺は「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほどうれしかったことを覚えています」とヒロイン起用に感慨。「脚本の長田育恵さんともお話をさせていただき、夫を支えるひたむきな妻、という姿だけではなく寿恵子さん自身が植物のように根を強く張り逞しい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けて行けたらよいなと思っております。観てくださった方に快い笑顔になっていただけるよう精一杯努めます。2023年の春を迎えるのが今からたのしみです。どうぞよろしくお願いいたします」と呼び掛けている。夫の万太郎を演じる神木は「浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋にうれしかったです。心から信頼をしている方なので万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたらいいなと思っています。そして心強いスタッフの皆様と共に、笑顔を届けられるように根を張り頑張ります」とコメントしている。プロデューサーの板垣麻衣子氏は「『らんまん』のヒロイン、寿恵子役に、浜辺美波さんをお迎えできること、とてもうれしく期待で胸がいっぱいです」と声を弾ませ、「寿恵子は、どんな状況も、決して明るさを失わず、軽やかに鮮やかに乗り越える、かっこいい女性です。浜辺美波さんは、花のような可憐さがありながらも、芯のあるかっこよさを感じさせてくれる俳優さんです。神木隆之介さん演じる万太郎とどんな家族を作ってくれるのか、万太郎や寿恵子自身の才能をどのように咲かせていくのか、楽しみでなりません!」と期待している。
2022年05月10日俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の公式写真集カットが6日、公開された。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。今回公開されたのは、蜷川実花監督による『映画 ホリック xxxHOLiC写真集』(講談社 税込4,400円)の中のカット。片目を眼帯で隠し涼やかな表情でこちらを見つめる神木や、花魁風衣装の艶やかな柴咲のカット、さらに柴咲が神木の背後から茶目っ気たっぷりな笑顔を覗かせているカットと、全て蜷川監督が撮りおろしたものとなっている。(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月06日現在上映中の映画『ホリック xxxHOLiC』撮影中に撮りおろした公式写真集のカットの一部が公開された。CLAMPの伝説的大ヒットコミックを原作に、神木隆之介が高校生・四月一日、柴咲コウが不思議なミセの女主人・侑子を演じ、ほかにも松村北斗(SixTONES)、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆ら注目の俳優が出演し実写化した本作。現在発売中の監督・蜷川実花が本作撮影中に撮りおろした公式写真集から今回到着したビジュアルは、四月一日と侑子の妖艶カット3点。神木さんの明るいイメージとは異なる、片目を眼帯で隠し、涼やかな表情でこちらを見つめる、どこか物悲しくミステリアスな雰囲気漂う四月一日や、高貴な香りをまとう花魁風衣装の艶やかな侑子の姿。そして、侑子が四月一日の背後から茶目っ気たっぷりな笑みを覗かせる、2人の関係性が気になる2ショットビジュアルも公開された。『ホリック xxxHOLiC』は全国にて公開中。「映画 ホリック xxxHOLiC写真集」は発売中。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月06日大ヒットコミック『xxxHOLiC』が、蜷川実花監督の手により初の実写映画に。色鮮やかな作品世界とは一転、白の世界で、主演の神木隆之介さんと柴咲コウさんのお二人が今の思いを語ります。想像できない発想や、ものの見方が独自の世界に。――映画では、神木隆之介さんは四月一日君尋(わたぬききみひろ)を、柴咲コウさんは壱原侑子(いちはらゆうこ)を演じられましたが、それぞれ役作りをする上で大切にしたことを教えてください。神木隆之介:初めに台本を読んだ時に、四月一日にすごく暗いイメージを持ちました。原作だと意外とそうでもなくて、時にはツッコミ役なんかもするので、そこが原作と違うなって。ただ、あまりにも暗く、ボソボソ話すのもな…と思って、短く少ない言葉の中に色やバリエーションをつけたり、監督から「自由にやっていいよ」と言われたシーンでは、逆にちょっとはしゃいだりもしながら。柴咲コウ:侑子の場合は、メイクと衣装の力で勝手に役に入り込めました。衣装や髪飾りが重いので、あまり動けませんでしたが、あえて動かないのもポイントなのかな、って。人間は心臓が動いているので、普通体が揺れたりするものですが、微動だにしないことで人間っぽさをなくしたというか。またそれによって、感情にほだされず、自らの精神も揺らがない、ブレない侑子像を作れたと思います。――侑子が発する言葉には、時折、格言のような重みを感じました。柴咲:セリフでちょっと難しかったのは、説教っぽくならないようにすることで。人の気持ちを代弁したりもするので、押し付けがましくならないように、それでいて説得力が出るように、試行錯誤しながら言葉を発していました。――撮影中に、蜷川実花監督から指示されたことや、演出、手法などで特殊だったこと、印象的だったことを教えてください。神木:特殊だとは思わなかったのですが、光にすごくこだわっていた印象がありますね。ライトもそうだし、このタイミングでここがピカッと光るように、みたいな。あとはエスカレーターのシーンでは、上下しているはずなのに止まって見えるような画角とか、僕には想像できない考え方や、ものの見方をされる方だなぁと。柴咲:すごく感覚的な方ですよね。だからそういうものが、演出に出ているのかな。神木:そうだと思います。完成作を観たら、CG演出もすごくて。“アヤカシ”が出てくるシーンの撮影では、監督から「モヤモヤッとしたこんなのが、こうやって来るの。私もまだどうなるかわからないんだけどね」っていうようなざっくりした指示で(笑)。それが完成作では、すごく細かい動きをしていたのでびっくり。もうちょっと複雑なリアクションをしたほうがよかったのかな。柴咲:でも四月一日は、毎回アヤカシを見ているんですもんね。神木:慣れていますよね(笑)。柴咲:CGもすごかったけど、現場セットも細部まで美術が施されていて、隙がない感じ。蝶のモチーフや、アンティークもので埋め尽くされていて、圧巻でした。神木:僕、侑子さんの部屋の縁側に作られた藤棚のセットが、この世の景色か?と疑うぐらい美しくて、すごく印象に残っています。柴咲:私も。あとは、侑子が外を歩くシーンはすごく奇妙でした。歩くんだこの人、って(笑)。神木:確かに。それでいえば、僕も新宿の街や交差点を走り回ったこと。街ゆくいろんな人に見られて、ある意味印象的でしたね。――共演者との裏話があれば、ぜひ教えてください。神木:江の島で連日撮影をしていたある日、まっちゃん(松村北斗)と、今日帰らずに泊まっちゃう?って話になって。せっかくだから思い出残そうよ、って二人でスイートルームに泊まりました。翌日は、現場に入る前に江の島観光をしたり、みなさんにお土産を買ったりして(笑)。柴咲:あ、神木くんにお土産のピン留めもらったね。素敵でした。――気配りがさすがです。では、映画のストーリーにちなんで、どんな願いも叶うなら手に入れたいものは?そしてそのために差し出す対価はなんでしょうか。神木:(即答で)イケメン高身長です!柴咲:早っ!神木:まっちゃんもそうだけど、横浜流星も吉沢亮も、キンプリの(永瀬)廉も…羨ましいですよ。もしそれが手に入るなら、対価として、自分が自分でなくなってもいいですよ。柴咲:怖っ(笑)。私は、自分も含め、全人類の魂の向上かな。例えば、争いは醜いことだということを、みんなが当たり前のように認識できたらいいのに、と思います。神木:さすが…。比べると僕の答えがバカみたい(笑)。――お二人はドラマ『Dr.コトー診療所』以来の、約19年ぶりの共演だそうですね。神木:あの時僕は小3ぐらいだったので、今回、柴咲さんが僕のことを覚えていただいているのか、すごく不安でした。柴咲:それは私こそですよ。成長の過程で忘れ去られているかも、って(笑)。ただ、今の神木くんは10歳当時とは別人だと思っていますけどね。本当にあらゆる細胞が入れ替わっていそうだし。神木:柴咲さんには、当時から優しく接していただいて。柴咲:そうでしたっけ?あの時は、神の子だと思っていたので。神木:どういうことですか?(笑)柴咲:オーラが子供じゃない、選ばれし子供だと思っていました。神木:そんなこと、あるわけないじゃないですか、僕みたいな、平凡な人間が(笑)。今回も、この作品の世界観に入れるだろうか、とプレッシャーだったし、挑戦でした。だって、実花さんやその現場に携わる人たちはみなさん、特別な感覚や芸術的才能を持っていると思うので。そんなに持ってないよ、俺、って。だから全部を実花さんに委ねた感じです。柴咲:持ってたよ!さすがでした。そして、実花さんの色彩感覚とオリジナリティが原作の世界観と絶妙に混ざり合って、独自の世界観を作り出した作品になったと思います。でも今日の真っ白な衣装も好き。神木:うん、どっちも好き。ただ、白い服を着ている時の緊張感は、僕は半端ない。白い服の日は、なぜか烏龍茶やカフェラテなどをこぼして、ちゃんとシミになるから。柴咲:あはは(笑)。でもすごく似合うし、オーラカラーじゃない?心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見える高校生・四月一日君尋が、対価の代わりに人の願いをなんでも叶える壱原侑子と出会い、運命が変わっていく…。映画『ホリック xxxHOLiC』は、4月29日より全国公開。しばさき・こう1981年8月5日生まれ、東京都出身。現在放送中のドラマ『インビジブル』(TBS系)に出演。また、映画『沈黙のパレード』は9月16日より公開、映画『月の満ち欠け』は今冬公開予定。ジャケット¥467,500パンツ 参考商品(共にFENDI/フェンディ ジャパンTEL:03・3514・6187)シューズ¥126,500(JIMMY CHOO TEL:0120・013・700)右耳のピアス(トップのキャッチのみ使用)¥1,672,000左耳のピアス¥374,000左耳のイヤーカフ¥572,000右手のリング¥748,000(以上MESSIKA/MESSIKA JAPAN TEL:03・5946・8299)その他はスタイリスト私物かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。出演映画『GHOSTBOOK おばけずかん』が7月22日より全国公開。また、2023年度前期連続テレビ小説『らんまん』にて主演を務める。シャツ¥27,500(クルニ/シアン PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年5月4‐11日合併号。写真・矢吹健巳(W)スタイリスト・長瀬哲朗(UM/神木さん)柴田 圭(辻事務所/柴咲さん)ヘア&メイク・MIZUHO(VITAMINS/神木さん)ilumini(柴咲さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2022年05月03日CLAMPの伝説的大ヒットコミックを、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナら出演で実写化した映画『ホリック xxxHOLiC』。現在公開中の本作より、笑顔が溢れる撮影の裏側を映したメイキング映像が到着した。今回のメイキング映像は、神木さんのお茶目な挨拶から始まる。ワイヤーに吊られながらおどけたり、同級生・百目鬼役の松村さんとカードゲームを楽しんだり、「楽しいですね。監督の世界の中にいれるのが凄く幸せです」と語るほど、明るく伸び伸びとした雰囲気の撮影現場だったことが伺える。弓を射るシーンや、神木さん扮する四月一日をお姫様抱っこするシーンに挑戦している松村さんは、「体力は持っていかれますね。そのあと神木くんと二人で焼肉をたらふく食べました」と撮影中の仲良しエピソードを披露。同じく同級生のひまわりを演じた玉城さんも「こんなにカメラが回っていないところで笑っている現場って少なかったな」とふり返った。一方、女郎蜘蛛役の吉岡里帆とアカグモ役の磯村勇斗は、今作でアクションに挑戦。吉岡さんはセクシーに見える所作や、敵役として存在感を持って四月一日たちに対峙するためにアクションに力を入れたことを明かし、磯村さんは「ワイヤー吊りとか体を使うところもあって燃えましたね」と話している。ラストには、神木さん、柴咲さん、松村さん、玉城さん、蜷川実花監督が並んで「カット!」とカチンコを鳴らす、クランクアップの様子も映し出されている。『ホリック xxxHOLiC』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年05月03日女優の松本穂香、西野七瀬、俳優の神木隆之介、中川大志が出演する、KDDI「au」の新CM「ダンスバトル」編が2日より放送される。auのCMとしてお馴染みの「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズ。今作は、松本さん(松本穂香)と貯杉先生(西野七瀬)が繰り広げる白熱したダンスバトルを高杉くん(神木隆之介)と細杉くん(中川大志)がiPhone 13で撮影するというストーリーだ。貯杉先生が廊下を華麗にダンスしながら進み、頭上から色テープや紙吹雪が降り注ぐなか、背後の教室から松本さんが登場。大きな声でカットをかける高杉くんと細杉くんに対して、何も知らず突然の状況におろおろと戸惑う。「本番ですよ、松本さん」「iPhone 13で映画を撮ってるんだ」と伝える細杉くんと高杉くんに続き、「踊れるヒロインです!」とステップを踏みながら松本さんの前に立つ貯杉先生。そんな貯杉先生にいら立った様子の松本さんはかばんを捨て「一応ダンス部です!」とダンスをしながら貯杉先生に迫り、決めポーズをして張り合う。そんな中、高杉くんは「シネマティックモード、セット!」と言いながら、iPhone 13を構え二人のダンスバトルの撮影を開始。舞台は階段に移り、「通行の邪魔です。貯杉先生!」と歌いながらキレのあるダンスを踊る松本さんに対し、貯杉先生は「撮影許可は取ってますぅ〜」と関西弁交じりの歌とともに華麗なダンスを披露する。高杉くんが座る椅子の高さを調整する細杉くんは「名作の予感」とポツリ。最後は高杉くんと松本さんと貯杉先生で仲良くプレイバックを見る三人。高杉くんは振り返って「みんなに送るよ!」と他の生徒たちに声をかけるのだった。
2022年05月02日俳優の神木隆之介、中川大志らさ出演する『au』の『意識高すぎ!高杉くん』シリーズの新テレビCM『ダンスバトル』篇がきょう2日より全国で放送される。CMでは、俳優の松本穂香、西野七瀬が白熱したダンスバトルを繰り広げる。今回は、高杉くん(神木)と細杉くん(中川)がiPhone 13で映画を撮影するストーリー。貯杉先生(西野)が「踊れるヒロインです!」とステップを踏みながら松本さん(松本)の前に立つと、いら立った様子の松本はかばんを捨て「一応ダンス部です!」とダンスをしながら貯杉先生に迫り、応戦する。テンポが良くてコミカルなCMとなっている。2人のダンスについて神木は「2人の表現の違いが出ていましたね。貯杉先生は美しいような繊細な動きで、松本さんはパワーと力でねじ伏せる感じで勝負を仕掛けていた」と、ダンスバトルを楽しんだことを明かした。中川は、2人のダンスを色にたとえ、「(西野は)紫、(松本は)オレンジ!」と答えていた。
2022年05月02日俳優の神木隆之介、柴咲コウ、SixTONESの松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が14日、都内で行われた映画『ホリック xxxHOLiC』初日舞台あいさつに登壇。自身の変えたいところというトークテーマでは、「すごくくだらないんですが…」と前置きしつつ悩みを打ち明けた。半分以上のキャストが「変えたいところはない」としている中、松村は「染めても染めても髪が茶色になってく」と告白。「もうひと月に3回くらい黒くしたんですけど、どんどん茶色になっていく」と言うと、隣りにいた磯村に「茶色いですよね?」と自分の頭皮を見せつける。お茶目な行動に記者もシャッターを切りまくり、司会から「すごい不思議な光景ですよ(笑)」と突っ込まれる場面もあり、松村は「恥ずかしい…。染めておきます」と苦笑いしていた。今作は累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミックをもとに『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで、初の実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日(ワタヌキ)を神木、対価の代わりに人の願いを叶える”ミセ”の女主人を柴咲コウ、四月一日の同級生・百目鬼(ドウメキ)を松村、同じく同級生・ひまわりを玉城が演じる。
2022年04月29日俳優の神木隆之介、柴咲コウ、SixTONESの松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が14日、都内で行われた映画『ホリック xxxHOLiC』初日舞台あいさつに登壇。蜷川監督ならではの”色気”を魅せる演出に戸惑ったという吉岡と磯村のエピソードが語られた。印象的な撮影中のエピソードを聞かれた磯村は「やっぱり蜷川組といえば、色気とかエロさを多少なりとも要求されるわけですよ。私もそういう役だったんですけど、今回ポールダンサーの先生が来てくださって色気の指導があったんです」と特殊な稽古があったことを明かし、「その指導中、首の角度をずっと触られている自分の映像を見て恥ずかしくなりました(笑)」と照れを見せた。そこで吉岡が「動画が私のところまで送られてきて、磯村さんがされるがまま過ぎてほんとに撮影資料なのかなと思いました(笑)」と思い出し笑い。同じように吉岡にも色気の指導があったといい「初めて撮影現場で『デコルテ-!!』と大きな声で叫ばれました(笑)」と衝撃を受けたというエピソードを披露。続けて「ずっとセクシーとか色気ってヒップとかバストとかウエストだと思ってたんですけど、デコルテなんだと言うことをこの現場で教わりました。とにかく女性の皆さん、デコルテを意識すると色気がアップします」と全国の女性に色気の秘訣を伝授した。今作は累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミックをもとに『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで、初の実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日(ワタヌキ)を神木、対価の代わりに人の願いを叶える”ミセ”の女主人を柴咲コウが、四月一日を襲う妖艶な悪女・女郎蜘蛛を吉岡、女郎蜘蛛に心酔する手下・アカグモを磯村が演じる。
2022年04月29日映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の公開初日舞台挨拶が行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が登場した。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。妖艶な女郎蜘蛛を演じた吉岡は、右肩を露出しスカートに空いた穴から美脚が覗く個性派デザインの衣装で登場。撮影では、吉岡や女郎蜘蛛の手下・アカグモを演じた磯村のために、色気指導としてポールダンサーの講師がついていたという。色気の指導について、吉岡は「撮影現場でかなり大音量で『デコルテ〜!!』と言うのを初めて聞きました」と笑顔に。「セクシーとか色気って、ヒップやバストやウエストだと思ってたんですけど、デコルテなんだということをこの現場で教わって。とにかく女性の皆さんデコルテらしいので、そこを意識するとかなり色気がアップするというのを教えていただきました」と会場にも伝えていた。
2022年04月29日映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の公開初日舞台挨拶が行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が登場した。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。吉岡演じる女郎蜘蛛に心酔する手下・アカグモを演じた磯村は、撮影について「蜷川組といえば色気とかエロさを多少なりとも要求されるわけです。アカグモはそっち側を担当する係なので、色気指導というか、セクシー指導の先生みたいな方がいらっしゃって。ポールダンサーの先生からちょっとその色気の指導があった」と振り返る。さらに「動画フォルダを見返したんですけど、自分の映像が残っててすごい恥ずかしかった。先生がいて、僕が壁をドンとやって、首をずっと触られてる指導の映像が……」と明かす磯村。「それくらい細かな指の動きや首の角度までこだわってセクシーさを出していくというのは、やっぱり蜷川さんの世界観ならではだなと感じて、いい勉強になりました。首の角度を大事にしたいと思います」と照れながら語った。女郎蜘蛛役の吉岡もその動画を見たという。吉岡は「『こういう流れで、こういう風に女郎蜘蛛が操ったり触れたりしているところを撮っていきたいんです』というので、撮影資料のデータが送られてきたんですけど、磯村さんが本当に"されるがまま"すぎて、これは撮影資料なのかな? ということがありました」と明かした。
2022年04月29日俳優の神木隆之介、柴咲コウ、SixTONESの松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が14日、都内で行われた映画『ホリック xxxHOLiC』初日舞台あいさつに登壇。それぞれの撮影中のエピソードが披露される中、吉岡は今作で初対面を果たした柴咲の赤裸々なイメージをぶっちゃけた。映画の内容にあわせ、特殊な能力を持っている共演者を聞かれた吉岡は柴咲の名前を挙げ「完全に”覇王色”です」と柴咲の圧倒的なオーラに驚き。「敵対する役柄だったんですけど、現場入った瞬間に完全にすぐ子犬になってしまうというか『クゥーン』ってなって、ひれ伏したくなるくらい圧倒的で”ガクブル”でした」と初対面のイメージを明かした。また吉岡は「本当に優しい方で柔らかい方なのに、気がついたらひざまずいてしまっているみたいな、そういうパワーがあって『お姉さま!』という感じでした(笑)」とフォローを入れつつ柴咲の凄みを語った。柴咲は「やだー!」と照れながら「本当はもじもじしてるだけなんです」と心の内を明かしていた。今作は累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミックをもとに『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで、初の実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日(ワタヌキ)を神木、対価の代わりに人の願いを叶える”ミセ”の女主人を柴咲コウ、四月一日を襲う妖艶な悪女・女郎蜘蛛を吉岡が演じる。
2022年04月29日映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の公開初日舞台挨拶が行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が登場した。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。「特殊能力を持っていると思う人がいるか?」というトークテーマでは、松村が「神木くん。撮影してて『天候があやしいな。晴れた方が良いんだけどね』なんて話をしてたら、雲がパカーッと割れて、だんだん道みたいなのができて、晴れてきたなあと思った先から神木くんが『おはようございます』と来る。太陽の道が出来て神木隆之介登場、というのが何度かあって太陽に愛されてるような力があるような気がします」と熱弁する。神木は恐縮した様子で「ここ(神木と松村)があわさって晴れるのかもしれないよ」と言うも、蜷川監督は「神木くんがきたら晴れるんですよ。とにかく神木くんが来ると晴れだし、晴れたら神木くんが来るし」と松村と同意見。松村は「駐車場の方向から順番に晴れてくる。駐車場、支度部屋、現場の順番で晴れてました。太陽を連れてやってくる」と表してた。柴咲も「天気は確かに100%晴れ」と頷きながら、神木について「人の心を察する力が長けてらっしゃるなと思って。私が『共演者の方に話しかけたいんだけど、今タイミングじゃないかな』みたいな時にスッと入ってきて、話を盛り上げてくれて、みんなで和気あいあいという空気を作ってくれるんです。妖精ですね」と語る。神木は「今のところ2つ(能力が)ありますよね。太陽を操れるのと、人の心が読めるということと。ありがたいです」と苦笑し、柴咲は「いつも助けられてました。現場で」と感謝していた。また、「変えたいこと」というテーマでは松村が「染めても染めても髪が茶色くなっていく。1月に3回ぐらい黒くしたんですけど、どんどん茶色くなっていく」とぼやき節。隣の磯村がアクリル板越しに「あ〜確かに茶色いね」と髪の毛をチェックすると、松村は「地毛が結構真っ黒なんですけど」と答え、磯村は淡々と「確かに黒いのに、先の方が茶色いね」と観察していた。
2022年04月29日明日4月29日(金・祝)公開を迎える映画『ホリック xxxHOLiC』より、神木隆之介演じる四月一日と松村北斗(SixTONES)演じる百目鬼が共闘する本編映像が到着した。アヤカシが視える四月一日と、アヤカシを祓う力を持つ百目鬼は同級生。今回公開された映像は、2人が助け合い、藤の花に囲まれた幻想的な異空間で繰り広げる、終盤の最大の見どころのひとつとなっているド派手なバトルシーン。弓の名手である百目鬼が、四月一日を後ろからサポートして一緒に弓を引く、2人の絆が強く現れている同シーン。弓を引く四月一日の手に重なる百目鬼の手、2人の真剣な眼差しに思わず釘付けになること必至だ。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月28日俳優の神木隆之介、でんでん、女優の宮崎美子が出演する、KDDI「au」の新CM「ダーリン、スマホデビュー」編が27日より放送されている。auのCMとしてお馴染みの「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズ。今回は、おばあちゃん(宮崎美子)が約3年ぶりに登場し、さらにおばあちゃんのダーリン(でんでん)が初登場する。auショップのガラス越しに見えるのは手を振る学校帰りの高杉くん(神木隆之介)。「きたきた!」「ダーリン、初めてのスマホだから、孫を呼んじゃった」とスマホコーナーで手を振り返すおばあちゃんと、その隣にはダーリンの姿が。三人でカウンターに並んで座ると、 早速高杉くんが「ダーリンさん、auならスマホスタート1年割がありますよ」と提案し、店員も「月々990円で5分以内は通話無料です」と続けると、「990!?」とおばあちゃんとダーリンが反応。隣に高杉くんがいることを忘れているかのように、「二人の出会いも」「9月9日、雨の夜……」と言いながら出会った日を思い起こし、さらに「マスター、熱燗、熱めで……」と頬づえをつきながら続けるおばあちゃんに、「惚れちゃったよ」と盛り上がるダーリン。そんな二人を横目に、高杉くんは「じゃ、それで」と店員とスマホデビューの話をまとめる。すると突然おばあちゃんのスマホに着信が。「あら、もしもーし」と電話をとると、隣で 「僕でした」と早速スマホでいたずらをするダーリンにおばあちゃんも「あ、やだも〜」とデレデレの様子。ラブラブに拍車がかかる二人に戸惑いながら、「ね」と店員に苦笑いを見せる高杉くんなのだった。
2022年04月27日映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の大ヒット祈願イベントが14日に東京・神田明神で行われ、神木隆之介、松村北斗、玉城ティナが登場した。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。レースもあしらわれた美麗な振袖で登場した玉城は、「お花の柄がたくさん入っていて、『ホリック』っぽいなと思いました」と衣装を見せる。今回は高校生役ということで、自身の高校時代について聞かれると「私はどっちかというと"いじられキャラ"みたいな感じでしたかね」と振り返った。しかし松村は信じず「嘘ついてます? あんまりいじられたりしないような……」、神木も「言ってるけど、例がすぐ出てこなかった」と疑いの目を向ける。親しい友人からは「ティーちゃん」等と呼ばれているという玉城に対し、松村が「例えばTT兄弟とか『やれよ〜ティーティーティーティナってやれよ〜』とか言われたんですか?」とテンション高めに絡むと、玉城は「本当にそんなノリ」と答え、振った松村が「えー!?」と驚く。松村が「ブチ切れそうじゃないですか!」と尋ねると、玉城は「怖くないんですよ!」と苦笑。松村は玉城について「優しいですよ。ただ、いじるってなったらブチ切れちゃいそうだな」とたたみかけ、玉城は「こわ! 怖がってるじゃないですか」とつっこむ。松村は「穏やかなんですよ。でも『ティーティーティーティナってやれよ』と言われたら、噛みついちゃうんじゃないかな」と特殊なイメージを持っているようだった。
2022年04月14日映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の大ヒット祈願イベントが14日に東京・神田明神で行われ、神木隆之介、松村北斗、玉城ティナが登場した。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。松村を「松ちゃん」、玉城を「ティー」と呼ぶ神木に、松村は「人生で初めて松ちゃんと言われたんです。唯一、1人です。この世界で」と明かす。神木のファミリーな空気に松村は「神木くんの後ろをついてまわるような金魚のフンになっちゃったんですよ」と振り返りつつ、自分は「おそれ多くて」"神木くん"と呼んでいることも明かした。神木は「5回くらい確認したよね、『なんでもいいよ』って。"りゅう"でもいいし"神木"でもいいし、"神ちゃん"と呼ぶ人もいるし。まあなんでもいいよって。『神木くんでいいですか?』『えっ!?』『神木くんでいいですか?』『もっと他にないの?』と何回も申請許可、申請許可を経て『神木くん』になりました」と経緯を説明。松村は「葛藤はありました。最初は"神木さん"だったんですよ。ちょっと頑張らなきゃと思ったので、中間ですよね、"神ちゃん"と"神木さん"の。そこからは動かないぞと。そこは譲らない」と強い意志を見せた。また撮影中に助けられたことを聞かれると、神木は「疲れてきたなという時に、松ちゃんがなかやまきんに君の真似をして、僕らにパワーを与えてくれるのが、『まだ元気な人がいる、がんばろう』と思ってありがたかった。"ヤー"と"パワー"です」とエピソードも。松村は「神木くんなんて特に大変なシーンが多かったですし、 1番近くにいる役だったので、とにかく現場中は神木君の為にやりたいという思いで、何かないかと思っていたら手がこう(下に向けて)変わりまして、『パワー』。すごい笑ってくれて、最後まで笑い続けてくれたので、むしろ疲れさせてたんですけど」と苦笑。玉城は「私もパワーをいただいてました。場の雰囲気を持っててくださるお二人だったので助けられました。撮影中もそうでしたし、撮影以外のところも、お二人の仲の良さに笑みが溢れました」と語った。松村は神木に対して「後半になっていろいろ悩むことも増えていた時に、偶然すこし外れたところで撮影があって、楽しみがてら『同じホテルの部屋に泊まろう。泊まったほうが早いんじゃない? 楽だし』とイベントをしてくれた」と感謝。思い出作りのためにわざわざ2人でホテルのスイートルームに泊まったそうで、「初めてスイート行ったんですよ。めーちゃくちゃ広かった」(神木)、「2人ともスイートデビューだったんですよ。僕も金魚のフンなので、広いんだから散らばればいいのに神木くんが開けるところ全部ついてって」(松村)と楽しんだ様子。最後の支払いについては「いやいや神木さん、僕も乗ったんで、払いますよ」(松村)、「いいよいいよ俺が誘っちゃったし」(神木)、「いや、払いますよ」(松村)、「ほんと……? じゃあ」(神木)というやりとりで割り勘にいたったという。「友達ぽいというか、楽しかったです」と笑顔を見せる松村に、玉城は「ルンルンで2人で撮影現場に来たので『あ、よかったですね』」と見守っていたようだった。
2022年04月14日俳優の役所広司、神木隆之介、女優の杉咲花が出演する、サントリー食品インターナショナル「クラフトボス ミルキープレッソ ダブルホワイトラテ」「クラフトボス ミルキープレッソビターラテ」の新CM「ニューニューな朝・その1」編、「ニューニューな朝・その2」編が12日より順次放送される。新CMでは、 「ミルキープレッソ」のおいしさを、「コーヒーニューニュー」というユニークなフレーズとともに、毎朝自転車でやってくる「コーヒーニューニュー売り」の女性(杉咲)と街の人々(役所、神木)によるユニークなストーリーで表現する。“ニューニュー語”のセリフは「口の使い方がめちゃくちゃ難しい」と語っていた神木。さらに撮影中は、監督から「恥ずかしそうに」「心配しながら」と、表情や声色、視線の動かし方についても毎回細かく指示が入るため、役所も杉咲も呪文のようにセリフを復唱し、ジェスチャーを交えたアクションを試行錯誤しながら本番に臨んでいた。また、神木が結婚の挨拶のため杉咲家を訪れ、牛の両親たちの前で承諾をもらおうとするシーンは、監督と指導役の先生からお墨付き。さらに、あまりの緊張から「お嬢さんに僕をあげます」とトンチンカンなことを言ってしまう別バージョンの撮影でも、神木は抜群の演技を披露し、現場を盛り上げた。一方、そんな神木に対して、一貫して無反応なのが杉咲の家族である牛たち。人生の大一番の場だけに、真剣そのものといった神木とのギャップが、何ともコミカルかつシュールな映像になっていて、神木と杉咲 もモニターを見ながら大爆笑していた。
2022年04月12日CLAMPの伝説的大ヒットコミックを、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナら出演で実写化した『ホリック xxxHOLiC』。この度、神木さん演じる高校生・四月一日の家政夫シーンが公開された。アヤカシが視えることで孤独に生きてきた四月一日は、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる不思議な【ミセ】で家政夫として働くことに。映像では、【ミセ】に住む謎の少女・マル(DAOKO)とモロ(モトーラ世理奈)に叩き起こされるシーンからスタート。彼女たちに連れて行かれた先には、一升瓶を持ったまま散らかった床に寝そべる、お馴染みの二日酔いの侑子(柴咲さん)が…。そして、「お腹空いた~」と朝ごはんをリクエスト。若干だらしのない侑子の一面が垣間見え、世話焼きの四月一日が振り回されて苦労しているであろうことが伺える、微笑ましいシーンとなっている。また、こだわり抜かれた【ミセ】の内部も明らかになっており、柴咲さんは「侑子さんの【ミセ】が大好きで、撮影が終わってしまうのが悲しくて。ダイニングルームはボタニカルガーデンみたいで、きっと燦々と光が降り注ぐ気持ちのいい場所なんだろうなって思いながら撮影をしていました」とセットでの撮影をふり返っている。『ホリック xxxHOLiC』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2022年04月11日仙台名物・牛タン焼きに舌鼓。ふたりとも、めっちゃ頬張っててキュート東日本大震災から10年となった昨夏。くじけることなく前を向き、歩みを進める東北の人々の姿に学ぶものがある――。佐藤健&神木隆之介が向かった宮城で出合ったのは魅力にあふれる人、食、文化……。共著『みやぎから、』の出版記念写真展が仙台に続いて東京・渋谷PARCOでも幕を開けた。入り口をくぐるとふたりからのメッセージが。タイトルに込められた願い「書籍『みやぎから、』出版記念写真展『みやぎから、、』にお越しいただき、ありがとうございます。書籍タイトルと違って“、(てん)”がひとつ多いのは、“みやぎから、てん(展)”と読んでいただきたいことと、もうひとつ。文章の区切りとしての意味を持つ“、”を重ねることで、さらに続いていく未来を表現したいと思ったからです」これまでの10年を礎に、さらにこの先の10年を見据えていけるように――。そんな熱い願いが込められているという。会場内は“01旅へ”“02願い”など、訪れた市町村ごとに7エリアに区切られ、およそ半分の写真は書籍に掲載されていない貴重なアザーカット。さらには直筆のメッセージや、ふたりによる制作物、フォトスポット、オリジナルグッズの販売なども。ふたりが辿った宮城を体感しに行こう!初日にはふたりが来場!3月25日、会場にふたりの姿が。特大パネルにサインを入れたり、木彫りのチャウチャウを抱き上げたり。さらには、フォトスポットでの撮影など終始、仲よし&楽しそうでしたinfo『みやぎから、、』渋谷PARCO4階『PARCO MUSEUM TOKYO』4月10日(日)まで。11:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は18:00閉場)。入場料1000円。今後も各地を巡回予定。※価格はすべて税込みです。撮影/吉岡竜紀(会場)
2022年04月09日