冬瓜は「冬」とい漢字を使っていますが、実は夏が旬。長期保存ができて、冬まで貯蔵できることから「冬」という漢字が使われているそうです。そして冬瓜と言えば、煮た時のトロトロとした食感が特徴ですよね。淡白な味わいなので、和洋中のどんな味付けともよく合います。その中でも今回は、ほんのりショウガが香る優しい味つけの和風レシピです。冬瓜は95%以上が水分で、カロリーも低くダイエットにもってこいの食材です。また、カリウムが豊富に含まれており、むくみの解消にも効果があると言われています。スーパーで冬瓜を見つけたら、ぜひ作ってみて下さい!■冬瓜のそぼろあん調理時間 45分 1人分 227kcalレシピ制作:保田 美幸<材料 2人分>冬瓜 1/8~1/4個だし汁 400ml 鶏ひき肉 100g<調味料A> 酒 小さじ2 砂糖 小さじ2 しょうゆ 大さじ1<調味料B> 酒 大さじ2 みりん 大さじ1 ショウガ汁 大さじ1 塩 少々枝豆(塩ゆで:豆のみ) 1/4カップ<だし溶き葛粉> 葛粉 大さじ1 だし汁 大さじ2塩 適量(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備>・冬瓜は種とワタを取り除いて皮をむき、大きめのひとくち大に切り、内側に切り込みを入れる。・容器で<だし溶き葛粉>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、鍋に冬瓜、だし汁を入れて強火にかけ、煮たったら火を弱めて鍋に蓋をして柔らかく火を通し、<調味料B>の材料を入れて5分煮る。2、冬瓜を煮ている間に別の小鍋に鶏ひき肉と<調味料A>の材料を入れ、菜ばし4~5本で混ぜ合わせて中火にかけ、そぼろ状に火を通して火を止める。3、(1)の煮汁が煮たった状態を保ちながら、<だし溶き葛粉>を少しずつ加えてトロミをつける。4、(2)と枝豆を加えて温め、塩適量で味を調えて器に盛る。だし汁は多めに作って冷蔵庫で保存したり、小分けにして冷凍庫で保存したりすれば、とても便利ですね!
2019年09月18日葛湯や、葛餅、葛きりなど……。日本で古くから親しまれてきた“葛粉”ですが、実はお肌にいい栄養が含まれているのはご存知でしたか?今回は、そんな葛粉を使った超お手軽なレシピをご紹介しちゃいます!葛粉とは秋の七草の一つ「葛」の根から、デンプンを生成してつくられる、食用の粉のことです。また、風邪のときに処方される漢方薬、「葛根湯」の原料としても古くから用いられており、実は私たちの生活になじみ深い食材なんです!イソフラボン誘導体であるダイゼイン・ダイズイン・プェラリンといった女性に嬉しい成分が含まれる、葛粉の効果はこちら。・女性ホルモンのバランスを整える・抗酸化作用・美肌効果・血行促進・代謝アップ・肥満予防・免疫力の向上・整腸作用毎日食べれば、身体の中から綺麗になれそうですね!濃厚!葛粉入り胡麻豆腐レシピPhoto by Kohata葛粉でつくる簡単胡麻豆腐のレシピを紹介します。ポリフェノールたっぷりの胡麻を一緒に使用することで、より美肌効果も期待できますよ。調理器具は鍋とラップだけ。工程もとっても簡単なんです!葛粉は炭水化物量がとても高い食品です。食べすぎると糖質の摂り過ぎになってしまうので、胡麻豆腐は1日1個にしましょう。できれば原材料100%の葛粉を選びましょう葛粉のパッケージの成分表を見ると葛以外に、ジャガイモ・サツマイモデンプンを混ぜているものもあります。より葛の効果を取り入れたいのであれば葛100%の本葛粉、手軽に楽しみたい方は、葛粉を選んで。最近では本葛粉もスーパーでも販売されるようになってきているので、入手しやすいですよ。【材料】(約4人分)昆布・・・5cm幅で1枚水・・・300cc黒胡麻ペースト(白胡麻でも可)・・・30g本葛粉、又は葛粉・・・30g塩・・・少々ワサビ・・・適宜醤油・・・適宜柚子・・・適宜【作り方】1.水に昆布を入れ、常温で3時間以上漬けておきます。しっかり出汁が出たら昆布は取りのぞいて、昆布水の完成。胡麻豆腐をつくる前日の夜に冷蔵庫で漬けておくと◎。多めにつくっておけばみそ汁の出汁としても使えますよ。2.次に、お鍋に葛粉と1の昆布水を入れます。このときはまだ、火にかけないでください。3.黒胡麻ペーストと塩を入れダマがなくなるまで混ぜ合わせます。4.中火にかけて、木ベラでとろみがつくまで混ぜ、練っていきます。固まらないようにするため、手はとめないで。木ベラですくってみて、ボタッとしたとろみになったら火をとめましょう。Photo by Kohata5.4の粗熱が取れたら、4等分にし、ラップで茶巾絞りにして、輪ゴムでとめます。その後、冷蔵庫で3~4時間冷やして。丸く成形しない場合は、4をタッパーなどに流し入れてもOKです。6.ラップを取り、お皿に盛ったら完成。お好みで、醤油やワサビ、柚子の皮の千切りを使って召し上がれ!これからお肌の乾燥に悩まされる日々が続きますので、ぜひ葛粉豆腐をつくってみてくださいね。(レシピ制作・トップ画像/Kohata)
2016年10月20日