「虚血性心疾患」について知りたいことや今話題の「虚血性心疾患」についての記事をチェック! (9/14)
■前回のあらすじMRI検査の予約日まで不安でモヤモヤしていましたが、ある日突然もう検査が終わったと告げられました。■産院での検診で…ティッシュもなかった!!手で拭いた!!!■毎日NICUに通うけど…■振り返って今思うこと帝王切開になったこと、その他お産についての心残りや未練は全くありません。切ってもらえなかったら娘は死んでいたので。自然分娩できなかったから悔しい、陣痛知らないから楽でしょ? と言われた等々…、すべてお母さんが主語なんですよね。帝王切開は、自然に任せたら赤ちゃんが危険だから行うものであって、赤ちゃんを主語にしたらそんな言葉は出てこないと思います。赤ちゃんが無事で良かった!! ただそれだけだと思うのです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月11日■前回のあらすじお世話にも慣れてきた頃、通うのが辛く休みたいと思うようになりました。■MRI検査を待っている期間のモヤモヤ…MRIを撮らなければいけないと言われてから、12日はかかりました。今思えば、なかなか機械の空きがない=優先度が低い=急を要する容態ではないということだったのでしょうが、当時は不安が大きすぎて分かりませんでした。■MRI検査の日程が決まったのだけれど…あまりにあっけなく終わってしまいました…。よく頑張ったね!みぞれ!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月10日■前回のあらすじ自分がまだ入院していた頃、母乳とミルクについて、かなりの葛藤がありました。■お世話にも慣れてきて…ものすごく心配していたのに、赤ちゃんがいなくて寂しかったのに、ちょっとホッとするとすぐ怠惰な性格が出てくるのでダメですね…。そうです。基本怠惰なのです。でも、怠惰になれるのはある程度娘の容態が安定してくれていたから…。先生に、看護師さんに、娘に、家族に感謝せねばなりません。■NICUに通うお母さんたちそれぞれの事情ちょっとホッとしました。赤ちゃんに対して無条件に「大好きー! 愛してるー! 」となれる時期は限られていました。かわいいのはかわいいんですが…。体がしんどくて休みたかったけど、そんなこと言ったら母親失格と思われそうで、言えませんでした。でも、やはり私が心身ともにゆっくり休めるのは、周りのおかげであり、すごく贅沢だと思います。余談ですが、退院から一年半以上経ったある日のこと、全く関係のない用事でこの病院のNICUの前を通った時、ボロボロと泣いてしまいました。自分でも驚きました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月09日■前回のあらすじ哺乳力が十分でないのと、母乳の出も悪いので授乳時間が憂鬱に…。ミルクでもたくさん飲んでくれるほうが安心します。■母乳かミルクか…? 葛藤の日々時系列は前後しますが、母乳が出なくて悩んだ時のお話です。最終的にミルクにしよう! となる前に色々と葛藤がありました。母乳がだんだんと出なくなってくると、母乳前提の世の中に生きにくさを感じてしまいます。ありがたいことに、母乳で育てなきゃおばさんには遭遇したことはありませんでしたが…。■母乳に関する情報に惑わされる帝王切開数日後~自分の退院までの頃は、日々この連続でかなり葛藤していました。■母乳かミルクかよりも大事なのは…母乳かミルクかについては、賛否両論あると思います。でも、母乳を諦めざるを得なかった人、母乳を選択しなかった人に、母親失格とか、母性がないとか、そんなふうに思ってほしくないです。堂々とミルクを選択したと宣言しても許される世界になってほしいですね。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月08日■前回のあらすじ退院に向けて授乳指導が始まりました。初めての授乳はとても難しくて…。■憂鬱に感じてしまう授乳時間面会時間以外は全部哺乳瓶でミルクを飲んでいるのだから、当然ですよね…。その不利な条件でもゆくゆく直接母乳に切り替えられるように地道にやるべきなのですが、2週間以上搾乳のみだったということもあり、どうにも出が悪く…。基本、胸のマッサージは少なかったです。次女の時は出産からこの病院だったので、その時は思い切りやってもらえました。おそらく、長女の時は私は患者の保護者であり、患者ではないからでしょう。というわけで、長女の時は自己流でした。■母乳にこだわらないという考え最初からミルクくれと言ったらくれたのでしょうか。でも特別な理由もないのに最初からミルクくださいと言って何か思われたくなかったので言えませんでした…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月07日■前回のあらすじ自分の退院後、母乳を届けるため毎日娘のもとへ。娘は管がすべて取れて無事GCUへ移動しました。■退院へ向け、いよいよお世話が始まる授乳があんなに難しいなんて、この時の私は知る由もなかった…。退院までにこれができてもらわないと困るという目標がありまして、GCUに移ってからというもの、そのメニューをこなしていました。私は、自分が退院するまで赤ちゃんのオムツを替えたことがなかった(管だらけだった)ので、オムツを替えてくれと言われたとき、「え? 私が? 」ってなりました。お前の子だろ…!血中酸素濃度を測る機械はまだついており、赤ちゃんが泣くとそれが鳴るため、最初はいちいちビビっていました…。幸い、呼吸は管が取れてからは安定していたので、心配は杞憂に終わりました。■授乳指導を受ける最初の10秒くらいは吸うのですが、すぐに諦めてしまう娘…。1週間ほど鼻チューブから栄養摂取の生活だったのでしょうがないのですが。看護師さんもなんとか咥えさせようとしてくれましたがしかし…。あの…行き場のない感じ…。焦りが募ります。■初めての授乳に苦戦…ヘトヘトにとにかく遅れを取り戻すために、色々やりました。ここでは直母(直接母乳を飲ますこと)が大事なようで、面会に行ったらまず直母! 直母! でした。家でもマッサージや搾乳を欠かさずにと言われました。毎回母乳を吸わせる前と後で体重を量って母乳量を把握していましたが、なぜか授乳のあとに体重が減っていたりすることもあり、徒労感が酷かったです…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。※病院によって対応が異なる場合があり、すべてのケースには当てはまりません。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月06日■前回のあらすじ元気な赤ちゃんたちの泣き声を聞くたびに寂しさが込み上げてきましたが、看護師さんに救われました。そして私は無事退院しました。■NICUへ通う日々絵では省略しましたが、全員マスクをしています。看護師さんとの連絡ノートは、持って帰っても良いとの記述を見逃して、ずっと病院に置いていたので、前半全て看護師さんのターンでした…。■GCUへ移動した娘管が取れてGCUへ移動し、ついにワンステップクリア!これから退院に向けて、様々な試練が課せられます…!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月05日■前回のあらすじ娘の呼吸器が取れました。まだ管はたくさんついているけれど、初めて娘を抱っこすることが出来ました!■娘のそばにいられない寂しさが襲うおそらく、この病院で私が一番重症だったので、ナースステーションの前の部屋にされたのですが、ナースステーションの隣が新生児預かり室だったので、赤ちゃんの泣き声を聞くのは相変わらず複雑な思いでした。■看護師さんの言葉に救われるおそらくこの時が一番どん底でした。余談ですが、この病院には赤ちゃんとお母さん両方を診る2週間検診というものがあり、みんな赤ちゃんを連れてきているのに、自分だけひとりだったので、その時もとても辛かったです。■そして退院の日…とても良い産院でした。看護も手厚く、たくさん寄り添ってもらいました。体重のお米は、特定を避けるためのフェイクです。似たようなお祝いの品をいただきました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月04日■前回のあらすじひとりで病室にいると、ネガティブなことばかり頭に浮かび、がんばる気力もなくなってしまいました。■改めて思い知らされる現実…仕事仕事と言っている割に、子どもを保育園に預けていない理由がこの辺にあります。普通に健康に産まれていたら、0歳児入園なども視野に入れていたのですが、この状態では私が無理でした。■娘にある変化が…!抱っこできて本当に嬉しかったです。呼吸器が取れてかなり安心したのを覚えています。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月03日■前回のあらすじ娘の主治医から容態について詳しく話を聞くことに。先生の誠実さに少し安堵できたのでした。■一人になると、また落ち込む日々…常位胎盤早期剥離で検索して、改めて赤ちゃんと自分が危ない状況だったのだと知りました。助かる確率は50~70%。でも、後遺症が残る確率については明確に見つけられませんでした。あくまでも確率の話であり、それが私たちのケースに当てはまるかは別問題なのに…。それでも藁をもつかむ思いで希望にすがりたかったのです。誰かに「あなたもあなたの赤ちゃんも助かったのだ」と言ってほしくてたまらなかったのです。■搾乳も頑張る気力がなくなってくる赤ちゃんの人工呼吸器がなかなか外れないこともあり、ネガティブになる毎日…。産後のホルモンバランスもあって、毎日泣いていました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月02日■前回のあらすじ複雑な気持ちのまま赤ちゃんに会いに行ったけれど、いざ目の当りにしたら嬉しくて涙が止まりませんでした。■赤ちゃんへの接し方に戸惑いを感じていたけれど…ほとんどのお母さんが経験される気持ちかと思うのですが、「こいつ、本当に私のお腹の中にいたのか…」という不思議な気持ちと、どうやって接したらいいか分からない…という何とも座りの悪い気持ちが混ぜこぜでした。副耳がついていたの可愛かったなぁ。ひとつは自然に取れて、もうひとつは骨が通っていなかったので、根元で縛って取ってもらいました。■主治医の先生から話を聞く先生とお話ししました。右も左も分からず、夫や母から伝え聞くのみだったので、お話できて本当に良かった。実際はもっと質問しています。■初面会終了、誠実な先生に感謝とても安心感のある先生でした。NICU内は機内モードであれば、スマホの持ち込みは可能でした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年08月01日■前回のあらすじ僅かな母乳を毎回娘に届けてくれる母に、大変な思いをさせてしまって申し訳なく思ってしまいます。■赤ちゃんに会いに行けることになったけれど…急に会いに行けることになって、戸惑いが大きかったです。しかし、助産師さんたちの反応を見るところ、私はそんなに病んでいたのかなぁと思いました。実際、病んでいたわけですが…。■複雑な気持ちのままNICUへNICUのバリケードは厚かったです。扉があって手洗い、消毒、そして絵では描いていませんが、両親もマスク装着が義務でした。備え付けの使い捨てマスクが置いてあり、この日から面会に来る日はその都度つけていました。現在、コロナウイルスの影響によりNICUは両親の面会すら制限があるそうで、胸が苦しいです。コロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なります。すべてのケースには当てはまりません。■本当はずっと会いたかったんだ…!夫はNICUにだいぶ慣れていました。会社帰りに毎日寄ってくれていたからです。このときばかりはとても頼もしく見えました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月31日■前回のあらすじ母乳指導が始まりました。初乳はとても微量でしたが、助産師さんたちはとても褒めてくれて…。■喜んで世話を続ける母母は孫が生まれてくるのを本当に本当に楽しみにしていました。独身の頃も早く結婚して子どもを産め産め言うタイプだったので、若干鬱陶しくもあったのですが、いざ産んだらそれはそれは手厚く世話をしてくれました。こんなことになって母が落ち込んだりしないか心配だったのですが、むしろ私が動けないことをいいことに、嬉々として必要なものの買い出しに行ってくれました。■母乳に関してネガティブな気持ちはない母乳に対してこだわりはありません。娘の現状を考えるとそれどころではなかったので、母乳のことまで考える余裕はありませんでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月30日■前回のあらすじ健康な赤ちゃんの泣き声を聞くと辛くなるので部屋に引きこもり、子育て関係のSNSをすべてシャットアウトしました。■初めての母乳マッサージ入院2日目から母乳指導が始まりました。赤ちゃんを産んだら母乳が噴き出た! とか、そういう話を耳にしていたのですが、私は全くそんなことありませんでした。胸の張りは生理中くらい。失血のせいなのかよく分かりませんが、それでも微量ながら母乳が出た時は驚きました。人体の神秘…。胎動を感じ始めた時も神秘を感じましたが、つくづく出産ってすごいです。■初乳の量は…普通はどれくらい出るものなのでしょうか…?※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月29日■前回のあらすじ入院中、子宮の戻りを確認するための処置や歩行訓練をし、母体の回復に努めます。■元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえると…ここの病院は基本的に無事に産まれたら母子同室で、お風呂の時や夜間のみ新生児室に預けるという形式でした。出歩く余裕ができて周りが見えるようになると、その新生児室が自分の部屋の前にあることに気づき…。みぞれは喉に挿管されているので泣けません。私はこの時、みぞれはもう泣けないかもしれないと思っていて、元気な赤ちゃんの声を聞くのがとても辛かったです。■黒い感情が沸き上がる夫婦で幸せそうに新生児を抱いたり、カンガルーケアをしたり、普通のコットですやすや眠っていたり…。そういったものを目にすると胸がズキッと傷んで泣きそうになるので、精神衛生上良くないと思い、見るのを一切やめました。■自分を責めないように…私のせいで…という感情より、後遺症が残ったらどうしよう! とばかり思っていました。産んですぐに離されたからいまいち母性というか、どこかピンと来ていなかったのかもしれません。今も私のせいだとは思いません。仕方ない! 事故だし!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月28日■前回のあらすじとにかく娘のことが心配な私は検索魔と化します。そのせいで不安と恐怖でいっぱいになった私を先生たちが励ましてくれました。■母体の回復具合は…傷も相まってとても痛かったです…。しかも、1日に何回もこの確認兼マッサージがあり、かなり苦痛でしたが、日に日に痛みは減っていきました。そして…描いていませんが、血栓予防のポンプも外れています。1日目は「もうこれ死ぬかも」「回復することはあるのか」と絶望的な気分でしたが、3日も経つと痛みも気分もだいぶ良くなってきました。人間の体ってすごいなぁ…。少し元気になったタイミングで看護師さんや助産師さんからは「できるだけ歩け」と促されましたが、「できる限り歩け! できなくても歩け!」と言わんばかりの勢いでした。(被害妄想かもしれませんが…)それほど、血栓や癒着は怖いんでしょうね…。そして、昼食後に再トライしてようやく…。■血圧が下がらない…今まで血圧は妊娠中でも100/60くらいをずっとマークしていたのに、手術の夜、一気に160/120程度まで上がったようでした。こういうケースは妊婦高血圧と言うのでしょうか?急に血圧が上がったことにより、胎盤早期剥離が起こったのかもしれないと言われました。退院する頃には普通の血圧に戻っていたのですが…。余談ですが、血圧が高いのにすごい貧血でした。二つは同時に成立しないイメージだったので、看護師さんに聞いて驚きました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月27日■前回のあらすじ先にNICUで赤ちゃんの様子を見てきた夫に話を聞きました。低酸素性虚血性脳症で脳にダメージを負ったかもしれないようで…。■大丈夫と言われても信用できない私は…「検索魔になる」一番ダメなパターンです…。これでだいぶ精神を削られました…。それでも、娘の置かれている状況がどうしても知りたかったのです。■不安に押し潰されそうな私を救ってくれたのは…救われる瞬間はまだまだありました。先生と助産師さん、看護師さんには本当に良くしてもらって、感謝しかありません。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月26日■前回のあらすじ赤ちゃんに付き添っていた母から赤ちゃんの容態を聞きましたが、失血で意識が朦朧としていたので頭に入ってきませんでした。■赤ちゃんの容態を見てきた夫写真の赤ちゃんは挿管されていました…。なぜ…?■赤ちゃんに下された診断とは…こんなことになるまで、全く知らなかったことばかりでした。なぜ挿管されてしまったのか理由が分からず、脳に後遺症があるから息ができないのでは…?とずっと考えていました。体重は、2500gよりあと数グラム程度足りませんでした。惜しい!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月25日■前回のあらすじ仮死状態から脱した赤ちゃんとついにご対面。しかし、すぐにNICUのある病院へ運ばれていきました。■常位胎盤早期剥離が起こる確率常位胎盤早期剥離の原因は分からないものが多いそうで、交通事故に遭ったようなものだと言われました。私もその時は「起こってしまったことなのだから、明らかに落ち度があったならまだしも、原因を無理に求めないようにしよう」と、自分に言い聞かせていました。原因をいくら追い求めても、自分を責めるだけですから…。■麻酔が切れ、子宮に激痛が…!本当に痛かったです…。卵巣がちぎれるまではいかずとも、卵管が捻転しているかもしれないと本気で思っていました。緊急帝王切開だったので、腰椎麻酔のみ。なので、麻酔が切れたときに激痛が襲ってきたらしいです。予定帝王切開の場合、もうひとつ、硬膜外麻酔も行うので、そうすると麻酔が切れてもそんなに痛くないそうです。傍に家族が居てくれて本当にありがたかったです。■母に赤ちゃんの容態を聞くと…母の言っていることを理解したいと思うのに、理解できなくて、何度も何度も同じことを聞きました。それなのに、見た映像だけはやけに頭に残っていました。病院に来てからみんな優しくて、それは私が可哀想な産婦だからだと朦朧とした頭で思っていました…。さすがに仕事のことは考えられなかったです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月24日■前回のあらすじ帝王切開で出産。しかし取り上げられた赤ちゃんは声も上げず、真っ白で…。事態の深刻さを悟りました。■しばらくして聞こえてきた産声微かな産声が聞こえてきて泣きそうになりました。そしてついに感動の初対面…!赤ちゃんの体の色は、すっかり戻っていました。■赤ちゃんはNICUのある病院へ先生が何度も「ソウハク」と言っていたので、両親学級やインターネットで見た常位胎盤早期剥離というのが起こっていたのだと分かりました。赤ちゃんに酸素がいかなくなり、仮死状態だったのです。でも、赤ちゃんは産声を上げて仮死から脱出したはずなのに、自分でうまく呼吸が出来ないらしく、なんで? なんで? と、そればかり思っていました。 でもそのうち、私の頭に酸素がいかなくなり、体は寒くて考えることも出来なくなりました。ここからの3週間~1ヶ月が1番辛かったです…。参考: 常位早期胎盤剥離/MSDマニュアル 家庭版 ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月23日今回の内容には、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ病院へ行くと、常位胎盤早期剥離で緊急帝王切開をすることになりました。■そして手術台へ…「こんな時でも手術台に自分で上がれるんだ…」なんて頭の片隅で思っていました。あと、先生に「ライトに血が映らないようにしてください」と伝えたような気がします。そんな悠長なこと言ってる場合か…と思われたことでしょう。■赤ちゃんが取り上げられたが…先生に「ライトに血が映らないようにしてください」なんて悠長なことを言っていましたが、ここで初めて、事態の深刻さを悟りました。正直、この時のことは未だに思い出すのが辛く、怖いです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月22日■前回のあらすじ異常なお腹の張りを感じましたが、外は台風だし、大事な仕事を控えた夫を夜中に起こすかどうか迷いました。■先生の指示を仰ぎ、すぐに病院へ!慌ただしくしている先生や助産師さんたち…。胸騒ぎがしました…。■今、何が起こっている?今思えば、先生も助産師さんも冷静で、私を極力不安にさせまいとしてくれていました。何度も「深呼吸して」と言われたような気がしますが、はっきり覚えていません…。あまりに突然のことで、私もワケが分からず、ずっと頭の上にはてなマークがついている状態でした。参考: 常位早期胎盤剥離/MSDマニュアル 家庭版 ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月21日■前回のあらすじ妊娠後期のマイナートラブルに悩まされる中、夫と両親教室へ。お産についての説明や、他の妊婦さんとディスカッションをしました。■もうすぐ臨月! 妊娠生活を振り返ってみると…台風がやってくる、すごい雨の日のことでした…。■お腹の張り方がいつもと違う…?いつもと違うお腹の張り、外は台風、夫は年に1度の大事な仕事、そして陣痛アプリで測った間隔はぐっちゃぐちゃ…。迷いました。私はいつも大袈裟と言われていたので、今回も大したことなくて周りに迷惑かけるのが嫌だったのです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月20日■前回のあらすじお腹の張りが落ち着き、退院できることになりました。不安はつきないものの、もう何も起こらないはず、と自分に言い聞かせていました。■妊娠後期のマイナートラブルの数々この時点で12キロ増えていました…。動くのもだるく、むくみはひどく…。臨月になったら一体どうなってしまうんだ…と恐れおののいていました。ちなみに、尿漏れはあまりありませんでした。■両親教室へというのも、体験談や何かの漫画で、「尿道の方まで切ってしまった」「肛門の方まで切ってしまった」といったトラブルを読んだことがあり、とにかく怖かったのです…。■お産についての考えは様々で…この個人病院は、妊婦さんにしっかり寄り添ってくれるので、助産師さんの人数も多く、みんなニコニコしていて、メンタルケアや産後クラスなども充実していました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月19日■前回のあらすじお腹の張りを抑える点滴をしながらの入院生活が始まりました。お腹の張りはとても楽になったのですが、あるデメリットも…。■点滴のウテメリンとおさらば!■退院できることになったけれど…「何かやるときに1つトラブルがあったら、それが厄落としになり、もう何も起こらない」という私の考え癖がありまして、それにのっとってトラブルはもう何も起こらないと自分に言い聞かせました。しかし、生まれるまで不安だらけでした。そして、その不安は的中することになるのです…。今思えば、入院中は朝晩とNSTをやってもらっていたのですが、その度に「赤ちゃんは元気」と言われていました。しかし、その言葉はあくまで「今の時点では」という意味。当たり前ですが「今後の保証をするもの」ではありません。一瞬で急変することもあると知り、それ以来怖いです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月18日■前回のあらすじ緊急入院を告げられ、一旦帰宅。急いで仕事と入院準備をし、不安な夜を過ごしました。■点滴で昔のトラウマを思い出す点滴のまま寝るのが今でも怖いです…。お風呂はまだ入れませんが、トイレや食事、院内の軽い移動などはしても良かったのでまだマシでした。■点滴でお腹は楽になるけれど、あるデメリットが…点滴と生活を共にするのは結構大変でしたが、お腹の張りはすごく楽になりました。副作用もあるようですが、私は特に感じませんでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月17日■前回のあらすじ検診時に「お腹の張りが気になる」と相談すると、念のためノンストレステスト(NST)をすることに。その結果、急遽入院するよう言われ…。■入院の期間は…?自宅でのんびり過ごすつもりが、出産まで入院するかもしれないというまさかの事態に…。仕事も出産準備も中途半端な状況に焦りが募ります。■帰宅後は慌ただしく…やらなければいけない仕事を終わらせ、入院の準備をしたものの、この状況を受け入れることができないまま夜は過ぎていきました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月16日■前回のあらすじ妊娠中、仕事が思うようにできず常に焦りを感じていました。そしてフリーランスの宿命か入院中でも仕事のことで頭がいっぱいになっていました。■妊娠中によく聞くワード「お腹の張り」嫌な予感がしました。当時、妊娠7ヶ月の終わり頃。この頃から、出産までこれに翻弄されっぱなしになります…。■お腹の張りが気になり、先生に相談してみると■ノンストレステストの結果は…まさかの急遽入院…!?※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月15日■前回のあらすじ戌の日のお参りへ。早速腹帯を巻いてみるけれど、うまくできずその後は放置してしまいました。■妊娠しながらの仕事の進捗状態は…私は普通の会社員とは違い、しがないフリーランスなので産休・育休などもあるわけがなく…。無論、働けない間は稼げません!■仕事がなくなる恐怖から、無理をしてしまう自分が休んでいる中、他の作家さんがめざましい活躍をされているのを見て、焦って仕方ありませんでした。仕事はやりたかったのですが、いかんせん体がしんどい…。なので、この頃はよく、次の仕事を確約した状態で1年ほど休みたい!と思っていました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月14日■前回のあらすじストレスと、食欲がないのに無理をして食べていたせいで、恐ろしいほどの胃痛に苦しみました。■戌の日のお参りへやはりスーツなどで行くべきだったのでしょうか…?両家母まで借り出したのに…。■腹帯を巻いてみるけれど…罰当たりです…。そのせいか分かりませんが、見事に分娩時にトラブルが発生することとなります…。神様が罰を与えたなど、そんな風には思いませんが、後悔しないためにもこういうものはきちんと飾ったり、大切に保管するべきだと反省しました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月13日