日本に古来より伝わる神話を題材に、観客の想像力を大いに刺激する劇団カムカムミニキーナの最新作『両面睨み節~相四つで水入り』 が11月14日(木)に東京・座・高円寺1で開幕する。松村武率いる同劇団の舞台は油断ならない。ただ席に座ってぼんやりと眺めるだけでは、その醍醐味のすべてを味わったとは言い難い。近年の松村作品で、主に題材となるのは日本の神話と歴史。長い時間かけて語り継がれた、つまり時間に裏打ちされた物語と、今現在を生きる私たちとを結ぶ線を、松村はくっきりと舞台上に描いてみせる。今回描かれるのは、日本書紀に少しだけ出てくる怪物「両面宿儺(りょうめんすくな)」。岐阜県の飛騨地方に伝わる伝説で、公演のチラシによれば「頭一つに顔二つ、四本腕に刀を掲げ、足に膝裏、踵なし」なのだとか。右から左から、前から後ろから、がっぷり4つで取っ組み合ってきた人間たちの歴史が、現在の両国国技館とまっすぐに結ばれる。物語の起点は、ある日の国技館だ。心臓発作で倒れた行司を救護するため、土俵に上がった女性医師に世間の目は殺到。医師はそのとき、タイムトンネルとなっていた土俵の底で、自らが2000年以上前、飛騨の湖に巣食っていた龍女であったことを悟る……。客演に迎えるは、ラサール石井。軽妙な喜劇を知り尽くした彼が、神話的世界でどんな存在感を見せるか注目だ。また、八嶋智人や藤田記子ら、凄腕劇団員勢もその腕力を発揮する。遠い昔、人々がのたうち回ってきた歴史が、今を生きる私たち自身に重なって響く演劇体験をぜひ。11月24日まで座・高円寺1、11月30日(土)から12月1日(日)まで大阪・近鉄アート館で上演。文:小川志津子
2019年11月12日恵比寿【焼貝 あこや】貝料理専門店広尾【ビストロ シロ】ビストロ渋谷【鮨 花おか】鮨吉祥寺【料理吉祥寺わるつ】日本料理銀座【てんぷら山の上 Ginza】天ぷら恵比寿【焼貝 あこや】貝料理専門店はまぐりのだしの旨味と旬の味覚を味わう『春野菜とはまぐりのアヒージョ』彩り鮮やかな旬の味覚が詰まってます。『春野菜とはまぐりのアヒージョ』はまぐり、ホタテ、アワビといったバラエティ豊かな貝を生きたまま仕入れる貝料理専門店【焼貝 あこや】。新しい店ながら老舗のように落ち着いた雰囲気で、一枚板のカウンターをはじめ木の温もりを感じる店内です。姉妹店があり一括仕入れが可能なため、足が早く価格の安定しない貝だけで勝負できるのです。恵比寿駅から徒歩1分、新鮮な国産の貝のみを活きたまま仕入れて提供。カウンターからは焼き姿も見られる臨場感も人気の秘訣三重県桑名をはじめ、各地の漁師から活きたまま直送される新鮮なはまぐりを、その日のうちに捌きます。だしの旨味をベースにした『春野菜とはまぐりのアヒージョ』は、芽キャベツやそら豆、新じゃがなどの春野菜と、パプリカやトマトなど彩り豊か。『はまぐりの釜飯』、『若竹煮』など、はまぐりの旨さを感じられるメニューが豊富に揃います。あこや【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】居酒屋全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩2分広尾【ビストロ シロ】ビストロ産地直送のはまぐりや魚介をカジュアルフレンチで堪能『ブイヤベース』魚介の旨みがギュッと詰まった『ブイヤベース』フレンチをベースに、素材との対話の中で調理技法にこだわらず、店主がおいしく思えるものを提供する魚料理専門ビストロ。フランスの邸宅を訪れたかのような親しみのある空間で、肩肘張らずに食事や会話が楽しめます。市場から直接仕入れる食材を使用したメニューは、その日の仕入れで替わる旬の味です。お昼と夜ではまた違った雰囲気を満喫できます。日の光が優しい店内はおもわず時間を忘れる心地よさです日本有数の豊かな漁場として知られる、兵庫・明石浦漁港や北海道・函館をはじめ、産地から直送される新鮮な魚介を使った料理を提供しています。『ブイヤベース』は、お好みのお魚と、あさり、はまぐり、ムール貝、野菜が彩りよくたっぷりはいっています。旨みがぎゅっと凝縮されたスープを使って、〆のパスタやリゾットまで存分に楽しめます。ビストロシロ【エリア】広尾/白金【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩14分渋谷【鮨 花おか】鮨仕入れに応じて貴重な本はまぐりも!『本はまぐりの酒蒸し』『本はまぐりの酒蒸し』渋谷・桜丘町の大人のための鮨店【鮨 花おか】。魚と鮨に惚れ込む店主が、豊洲での仕入れに加え、産地でしか味わえないような珍しい魚介類を独自ルートで仕入れています。握りだけでなく一品料理など魚介の持つ新しい美味しさを体験できます。檜の木肌が美しいカウンターに加え、接待などに便利な個室も完備。カウンターのほか、2~4名様向けの完全個室もあり、プライベート感が高い宴席も可能ですその日のベストを提供するため、品書きは肴と握りで織りなす『おまかせコース』のみ。仕入れに応じて、貴重な本はまぐりが提供されることも。『貝の酒蒸し』は、貝それぞれの持ち味を満喫できる蒸し物。さっぱりした風味と歯ごたえが持ち味の白貝や、昔は江戸前で採れ、今は希少となった本はまぐりなどがお楽しみの味です。鮨花おか【エリア】渋谷駅周辺【ジャンル】寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】渋谷駅 徒歩7分吉祥寺【料理吉祥寺わるつ】日本料理季節感が満ちる料理をお酒と楽しむ、『蛤のパイ包みスープ』パイに包まれた季節の香りがたまらない『蛤のパイ包みスープ』ジャズやボサノバが流れる店内で、旬の食材を使った風味豊かな美食を味わえる【料理吉祥寺わるつ】。「わるつ」という店名のように「美味しい料理・美味しいお酒・心地よい雰囲気」の3拍子が揃ったお店です。白を基調とした天井が高い店内は清潔感と開放感にあふれ、季節感が満ちる料理を好みのスタイルで楽しめます。カウンター席もあり、女性1人でも気軽に入りやすい、優しい雰囲気です。料理人や女将と会話を交わしながらの1人飲みも乙なものお店自慢の旬素材を使う料理のひとつ『蛤のパイ包みスープ』は、はまぐりの旨みや風味がパイに包まれていて、割った瞬間にふわりと感じる季節の香りがたまらない逸品です。蛤のエキスが凝縮された上品なスープも絶品です。料理吉祥寺わるつ【エリア】吉祥寺【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩3分銀座【てんぷら山の上 Ginza】天ぷら洗練された大人の隠れ家で旬を味わう、『はまぐりの天ぷら』はまぐりの濃厚な旨味を堪能できる『はまぐりの天ぷら』創業63年の神田駿河台「山の上ホテル」の伝統を守ると共に新しい価値を掲げ、話題のスポットGINZA SIXに開業。天ぷらを通して日本の食材の素晴らしさと山の上ホテルの老舗の味とおもてなしが楽しめます。樹齢250年一枚もの檜カウンターは、昔ながらの氷の冷蔵庫を見渡せライヴ感を演出します。専用の入り口を設けたプライベートなカウンター個室も用意。昔ながらの氷の冷蔵庫を見渡せる檜カウンターでライヴ感を演出『はまぐりの天ぷら』は、茨城県鹿島灘の大きなはまぐりに、旨味をたっぷりと含ませた天ぷらです。吉野川のすじ青のりと極上の醤油を1か月かけて粉末にしたものをかけて香ばしさをプラス。さらに蓋つきの器で香りを閉じ込めて供されます。【てんぷら山の上 Ginza】電話:03-6264-5516住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 13F営業時間:11:00~15:00 (LO:14:00)、17:00~23:00 (LO:20:30)定休日:施設に準ずるその食べごたえや味わい深さで、誰もが虜になるはまぐり。おいしくヘルシーな春の味覚のはまぐりを味わって、心身ともに満たされてください。
2019年04月06日