「お客様っ!こちらのはかりは、米を量るものでして…」くるみつもっち(@kurumitu4forest)さんは、困惑を感じさせる言葉とともに、Xに1枚の写真を投稿しました。ある日自宅の納屋で、思わぬ来客を発見。米を量るために使用していた大型のはかりが、勝手に使われていたそうです。さらに、米以外の重さを量る行動を見て、くるみつもっちさんは困惑。一連の様子を写真に収めて公開したところ、5万人もの人たちが見守る事態となりました。くるみつもっちさんが動揺したという、訪問者の正体と、はかりの使い方とは…。納屋に姿を現したのは、ジョウビタキのヒナ!体重を量るかのように、はかりに乗っていたのです。実は、ジョウビタキは、成鳥でも体重がわずか11~20g。さらに、体重が軽いと思われるヒナでは、はかりの針はほとんど動かないでしょう。くるみつもっちさんは「お客様の体重では、いささか軽すぎるかと…」としながらも、ジョウビタキのかわいらしさに「また来てほしい」と語っていました。愛おしさがあふれる瞬間をとらえた写真には、さまざまなコメントが届いています。・ジョウビタキがかわいすぎて、困っちゃう!うっかり叫びそう…。・「体重を量りにきました!」「体重は何キロだった?」っていっていそう。・体重は、お米で何粒ぶんかな?・ドヤ顔をしているけど、軽すぎて、計測不可だね…。突然やってきたジョウビタキに、多くの人が癒された模様。こんなにかわいらしい訪問者なら「ぜひ、我が家にも!」といいたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2024年07月22日・だまされたー!・仲間だと思っている説。・これは完璧すぎる。・お見事です。そんな絶賛するコメントが寄せられたのは、野鳥や風景を撮影する、@metaborphose_54さんの投稿です。投稿者さんが道を歩いていた時のこと。ある光景を見て、思わずだまされたといいます。二度見してしまうこと間違いなしの、実際の写真がこちらです!お気づきになりましたか。道の横に設置してある、転落防止用のガードポールをよく見ると…。野鳥のサギがガードポールに擬態しているではありませんか…!白い体と黄色のくちばしが、ガードポールの色合いと完全にマッチしています。サギは警戒している時に、細い体を生かして、風景に紛れることがあるのだとか。ガードポールに擬態する姿は、まるで忍者のように巧妙ですね![文・構成/grape編集部]
2024年07月18日炎天下では、身の危険を感じるほどの暑さになる、近年の日本の夏。外にいるだけで汗が吹き出し、体力を奪われますよね。夏の暑さに参っているのは、もちろん人間だけではありません。「黒いと大変」夏のカラスの様子が…?バードウォッチングをしながら野鳥の絵を描いている、piro piro piccolo(@iirotorii)さん。2024年7月12日、目撃情報が続出しているという『最近のカラスの様子』を漫画に描いて、Xに投稿しました。暑すぎて、カラスが大変そう…!鳥は汗をかくことができないため、犬などと同じように口を開けて呼吸し、熱を放出するのだとか。ちょっぴり間抜けな表情にも見えますが、カラスとしては真剣そのもののようです。黒は太陽の熱を吸収しやすいといわれているため、特にカラスは、夏場に大変な思いをしているかもしれません。漫画は反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられていました。・この前、街で口を開けたカラスを見かけました。「もう暑くて飛べない…」って声が聞こえてきそうでしたよ…。・黒だし、さぞかし暑かろう。カラスも大変やな。・「最近、みんな口を開けているな」と思ったら、そういうことだったのか。・そういえば、水浴びしているカラスも見かけたよ。同月14日現在、梅雨明けしていないにもかかわらず、すでに厳しい暑さが続いています。これから始まる夏本番…人間も動物も熱中症に気を付けて、どうにか夏を乗り越えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年07月14日公園や駅の近くを歩いていると見かける、ハト。ハトの多くは灰色の羽を備えていますが、黒褐色や白など、個体によってさまざまな色をしていますよね。しかし中には、中々お目にかかれない『レアな色』を全身にまとった個体もいるようです。散歩中、ハトの群れが目に留まり?ある日、ハト人(@shotturu8714)さんが、昼過ぎに公園で散歩していた時のことです。普段から何気なく目にするハトの群れの中に、ひときわ目立つ色をした1羽が目に留まったといいます。あなたが思う『一般的なハトの色』をイメージしながら、投稿者さんのコメントとともに、次の1枚をご覧ください。「チョコレート工場に侵入したハトがいる!」投稿者さんの目に留まったのは、全身が茶色に染まったハト…!まるでチョコレートの海を泳いだ後であるかのように、きれいなチョコレート色に染まっていますね!よく見ると、羽にはグラデーションがかかっています。もしこのハトをモチーフとした『ハト型のチョコレート』が商品化されるならば、何層にも異なる味が楽しめそうです。投稿を見た人からは「色のセンスが素晴らしい」「まさかあんた…本当にチョコレート工場に…」などの声が上がりました。あなたも、日常生活の中でハトの群れを見かけたら、観察してみてはいかがですか。投稿者さんの心を踊らせたような、『激レアなハト』が見つかるかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2024年07月13日羽を羽ばたかせて、自由に飛び回る鳥を見ると「うらやましいな」と感じる人もいるでしょう。空の世界で優雅に過ごしていると思われがちな鳥も、『ピンチな状況』に直面することがあるようです。キジの周りを見ると…?野鳥を撮影し、SNSに投稿している、ちびこ(@chibiko_todo)さん。ある時、キジとサギが一緒にいるところを見つけ、写真を撮ったといいます。写っているキジを見て、思わずアテレコをしたくなったという、ちびこさん。一体どんな状況だったかというと…。「もしかして俺、囲まれてる?」なんと、キジの周りをサギが全面包囲!サギたちは左右対称なフォーメーションで周囲を警戒しており、キジが逃げないように見張っているようです…。奇しくもサギに囲まれてしまったキジは、状況を理解できていない様子。「なんかヤバいかも」という声が聞こえてきそうな表情に、じわじわと笑いが込み上げますね!写真を見た人からは、さまざまな状況を想像する声が寄せられました。【ネットの声】・隙のない配置ですね!厳重に護衛されているようにも見える。・これはピンチ!キジがすごくいい表情で笑っちゃった。・『サギグループ』に囲まれてしまった、カモのようなキジかな?・「我々が護衛している間に、あちらからお逃げ下さい!」っていっているのかも。SP感がすごい!童話『桃太郎』にも登場するキジは、日本の国鳥に選定されています。もしかするとサギたちは、国鳥を守るべくして集まった『敏腕SP』なのかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2024年07月12日人間社会では、数多くの野生の生き物が共存しています。普段は特に意識をしておらずとも、近所の公園に出向くだけで、実はたくさんの生き物と遭遇しているはずです。街で目にしたドバトに『いいね』続出のワケ日常生活の中で見かけた生き物について、Xに投稿している、@onsen_no_mushiさん。街中で目にしたドバトの写真を公開したところ、コメントと『いいね』が続々と寄せられる事態に発展しました。公園や駅前などで目にするドバトは、日本人にとって、もっとも身近な鳥といえます。そんなドバトに「これはレアだ」という声が上がった理由とは…。包み込むように杭に覆い被さっている…!モフモフな体と翼を生かすかのように、全身で杭を包むドバト。なぜこんな行動をとっているかは、人間には分かりませんが、確実にいえるのは『かわいい』ということです!ドバトの姿からは、リラックスしているのが伝わってきます。一見、狭くて不安定な場所に思えますが、このドバトにとっては『ちょうどいい場所』なのかもしれませんね。『もちっ』という擬音がピッタリな、モフモフの愛らしい姿は拡散され、多くの人が笑顔になりました!・これは二度見する。横から見ても、前から見てもフォルムが美しい…。・「ここ、押さえておきますねー」っていっていそう。・どうしてそうなった!まさに『ずんぐりむっくり』。あなたも、外出の際は周囲の生き物を観察してみてはいかがでしょうか。ほかの生き物が見せる姿によって、外を歩くのが楽しくなるかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2024年07月07日人間が近付くと、すぐに逃げ出してしまう、野生の生き物。しかし、遠くからそっと見守っていると、思わぬ姿を見せてくれることがあります。2024年6月25日、野鳥観察と撮影が趣味のマメルビ(@mamerubi5028)さんは、野鳥のセッカを見てこんなことを思ったそうです。ねぇ…セッカちゃん。もうちょい下にとまったほうが…。背の高い草に止まっていたそのセッカは、見ている人をハラハラさせたようです。どんな様子だったのかは、こちらの1枚をご覧ください。股が裂けちゃいそう…!細い足をそれぞれ葉にかけて、止まっていたセッカ。葉が体の重みでしなって、大きく開脚をするはめになってしまいました!もし人間だったら、この状態から足を閉じたくても、バランスを取るのが難しそうですよね。投稿には「かわいい!プルプルしていそう」「どうしてそうなった…」「えげつない開脚に笑った」などツッコミの声が多数寄せられています。まるで相撲の稽古で見られる『股割り』をしているようなセッカの姿に、多くの人がクスッとさせられました![文・構成/grape編集部]
2024年06月26日何が起こるか分からないのも人生。時には、「ピンチ!」と思えるようなことが、自分の身に降りかかってくることもありますよね。そんな時は、誰かに助けを求めることも大切です。5羽の鳥を撮影すると…?野鳥を撮影し、SNSに投稿している、ちびこ(@chibiko_todo)さん。ある日、田んぼに1羽のトンビと4羽のサギが集結していたので、撮影することにしたそうです。写真を確認した、ちびこさんは、こう思いました。「助けを求められた気がする」なんと、4羽のサギに囲まれたトンビが、「あの~助けてもらっていいですか」とでもいうような表情で、ちびこさんを見つめていたのです。詰め寄られている様子は、街中で不良に出くわして、『カツアゲ』に遭っているようにも見えます。まるで漫画の一場面を見ているかのような、鳥たちの姿に、思わず笑ってしまいますね…!投稿を見た人からは、たくさんのコメントが寄せられました。・絶体絶命のピンチですね。・サギ集団に囲まれて、猛禽もタジタジで笑った。・こっち見んな!・怖いよー。アオサギマフィアに囲まれてるー!ちびこさんによると、サギとトンビは、特に何もなく、ただ集結していただけとのこと。鳥たちの写真を見て、あなたはどんな大喜利コメントが思い付きましたか![文・構成/grape編集部]
2024年06月03日2024年4月上旬、全国各地で桜が続々と満開になり、見頃を迎えました。桜の花は満開から1週間ほどで散ってしまいます。花びらが散っていく様子や、地面におちて桜の絨毯のようになっている光景もまた、美しいですよね。時折、花びらだけでなく、咲いたばかりの花がそのまま落ちているのを見かけたことはないでしょうか。実はこの現象には、ある身近な野鳥が関係しているといいます…!バードウォッチングをしながら野鳥の絵を描いている、piro piro piccolo(@iirotorii)さんが投稿した、こちらの漫画をご覧ください。桜の花を落としていたのは、スズメでした!スズメはくちばしが太く、舌が蜜のある部分に届かないそうです。そのため、花を根元からちぎって、中の蜜をかみながら吸っているのだとか。子供がツツジの花を取って蜜を吸う遊びにも似ていて、なんだかかわいらしいですね。投稿には「これは知らなかった!スズメの仕業だったんですね」「かわいい。小学生の頃にツツジを吸っていたのを思い出した」などの声が寄せられていました。地面に桜の花がたくさん落ちてきたら、上を見上げてみてください。桜の枝に、花をくわえたスズメたちが、とまっているかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2024年04月09日株式会社BACON(べーこん)は、「TODAYS GALLERY STUDIO. NAGOYA」(愛知県・名古屋市)において、インコや文鳥、野鳥など鳥作品だけを集めたイベント「鳥物語トリストーリー展 2024 in 名古屋」を、2024年4月27日(土)~2024年5月19日(日)に名古屋ギャラリーで開催します。展示作品1<鳥物語トリストーリー展 2024 in 名古屋 特設ページ> ■鳥物語トリストーリー展とは?一般的に見ることが出来るスズメやカラスの野鳥から、ペットとして飼われているインコやヨウム、山奥へ行かないと絶対に見ることの出来ない幻の鳥など。本展では、そんな鳥たちの「一瞬の美しさ」をテーマにした作品を集めて展示を行います。また、物販はハンドメイドで製作されたグッズが所せましと並ぶ予定です。ただ美しいだけではない、その一瞬にこめられた物語を想起させる作品群になっています。■鳥好き注目!名古屋にて『鳥物語トリストーリー展 2024』が幻の鳥から文鳥まで一挙展示!本展では、Instagramでフォロワー数7万人超えの「SAORI(@ramune0123)」、3者3様の可愛らしい文鳥たち写真が目を惹く「o_ro_ro.mame(@o_ro_ro.mame)」など、SNSで作品を公開する人気クリエイターが一堂に集結する、まさに鳥の祭典に。パネル写真展示の他、動画コーナーにて最新未公開動画も展開予定です。また、「家族になる」をテーマとしてセキセイインコ達の写真を残す「yukariusagi(@yukariusagi)」や、シマエナガの美しく可愛らしい写真で人気の「樽本崇史(@takabouplan1120)」など、今期から多数の新規作家が初出展いたします!気になる物販は、もちもちアヒルのイラストが大人気な「moca(@mocaccha)」が初出展となる他、柔らかいタッチの文鳥グッズを展開する「文鳥デイズ(@buncho.days)」、ウロコインコなどの鳥たちと可愛らしさ満点のグッズデザインが人気の「Miltia(@minto_rara)」らが、新作や名古屋会場限定グッズを制作するなど、新たなストーリーを展開します!出展者プロフィール: ■ココでしか買うことのできない、鳥物語展限定・新作グッズが登場!!<tokyoShiori>展示写真の内容とリンクする、一点一点手作りで作成した写真集を販売!・2.5cm豆本写真集 各種 2,500円・メモパッド 550円・手製フォトブック 『バレたお顔』 430円・豆本ノートストラップ 660円<文鳥デイズ>お茶目でかわいい文鳥たちを生活のお供に。・きせつのぶんちょうぬりえ 1,000円・文鳥しおり 各種 500円・アンブレラマーカー 880円・シャープペンシル 550円<楓工房>ひなぶんのふわふわ感に気持ちが癒されること間違いなし!・ウッドキーホルダー 桜ひなぶん 1,210円<suzumeya>小鳥たちのかわいらしさに気持ちが綻ぶこと間違いなし!・一段ミニタンス 4,400円<TinyBooBoo>羊毛フェルトで表現されたリアルな小鳥たちに注目!・ガラスの中の小さな世界 5,000円・ペンケース 6,000円<もこぺん>小さなペンギンたちと幻想的な世界観に癒されること必至!・カーステッカー 600円・フレークシール(8柄1枚ずつ入り) 500円・アートブック(A5/本文16P) 1,500円・メモ帳(2柄入り40枚つづり) 500円・トートバッグ 2,000円<ちろゆき☆>可愛くてちょっとシュール、面白おかしな仲間達が初登場。・なりきりアヒルのチャーム 鳥さんver. 1,760円・ちくわインコのチャーム 1,430円・アヒル玉子のチャーム 1,650円<Miltia>日常使いのできる便利なグッズに、新作限定数のものが登場!・ペンロゼット 1,540円~・ロゼット(丸、ハート) 1,250円~・スタンドタイプロゼット 2,100円・ダブルフェイスチャーム ウロコインコ 1,050円<ゆひろ>SNSで大人気のゆるいイラストグッズが本展で展開!・ミニイラスト豆色紙 1,100円・アクリルキーホルダー 1,050円・缶バッジ 385円・マスキングテープ 880円<Tricolore>色鮮やかでポップなデザインの雑貨達は必見!・キャンバスパネル 1,870円・アクリルキーホルダー 1,760円・クリアファイル 550円・サマーグラス 2,200円<日々ぶんちょう>文鳥好きのための文鳥グッズを日常に。・スマホリング 1,650円<トリピカル>色鮮やかな鳥グッズで気分を盛り上げる!・キラキラ水彩原画 5,000円・フォトフレーム 1,600円・ミニバードマグネット 300円<紫乃(LOVEJOBI)>本展でしか手に入らない、野鳥グッズは必見!・ミユビシギの群れコルク鍋敷き(新作) 880円・ミユビシギの群れサコッシュ 1,100円・カワセミの消しゴムはんこ 550円<すずめのちゅん>日常でよく見かけるあの鳥を、いつでもそばに。・すずめのちゅん ぬいぐるみ 各種 3,000円・すずめのちゅん 絵本 450円・アクリルキーホルダー 各種 1,200円<ひよこのもり工房>新作柄のグッズは必見!・マグカップ 1,980円・クリーニングクロス 550円<まがり屋>樹脂粘土でできた小鳥とスイーツのモチーフに、心躍ること間違いなし!・ちょこん小鳥のプリンアラモード 1,980円<mimihome>本展会場でしか手に入らない色のおもちゃに注目!・お花ふわふわカミカミおもちゃ 1,800円・カミカミおもちゃ 1,650円・【鈴付き】 アミアミボールブランコ 2,000円<haru>数々のグッズで、愛鳥さんの生活に彩りを。・ひよこブランコ 980円・お花リースSサイズ 980円・お花リースMサイズ 2,300円・おやつホルダー 660円※上記はオリジナルグッズの一例です。全て税込表記。【企画展概要】企画展名:「鳥物語トリストーリー展 2024 in 名古屋」開催日時: 2024年4月27日(土)~5月19日(日) 11:00~18:00休館日 : 毎週月・火曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・祝)は開館、5月8日(水)は振替休日)会場 : TODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA〒460-0007 名古屋市中区新栄1丁目17-12入場料 : 700円/3歳以下は入場無料出展者 : 36組(予定)主催 : 株式会社BACONURL : ※上記は予定のため、内容は変更になる可能性があります。■株式会社BACONとは国内・海外への質の高い展覧会の開催・提案・普及活動、集客数の増加、イメージの向上等を目的とした展覧会企画の提案を行なっています。作家との交渉から内装、展示レイアウト、作品のプリント、広告・宣伝にわたるまで、企画催事をプロデュースする。URL: ■TODAYS GALLERY STUDIO.とは2014年7月に浅草橋にてオープン。アートを発信することを目的に「曖昧☆美少女アート展」、「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」、「鼻ぺちゃ展」など主催企画を数多く手掛ける。2016年GW開催の「ふともも写真の世界展」では2万人以上の来場を記録。代表的企画の「ねこ休み展」は地方開催含めて、累計来場者数100万人を突破するなど、都内で一番話題のイベントギャラリー。東京をはじめ、名古屋にも常設ギャラリーをオープン。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月04日抹茶色の体と目の周りの白い模様が特徴的な野鳥、メジロ。春先に、梅の花が咲いた枝にとまっているのを、見かけたことはないでしょうか。バードウォッチングをしながら野鳥の絵を描いている、piro piro piccolo(@iirotorii)さんによると、メジロのつがいは、とても仲よしだといいます。X(Twitter)に「いろいろな意味で見ていられない」と投稿された漫画に、クスッとする人が相次ぎました!メジロのつがいが羽づくろいをする様子は、観察していて恥ずかしくなるほど、ラブラブなのだとか!しかし、そんなつがいを目の当たりにしながら、自分で羽づくろいをする独り身のメジロもいて、なんとも切ない気持ちにさせられそうです…。投稿には多くの『いいね』が付き、「分かる。我が家の柿の木でも、イチャイチャしています」「独り身メジロ、他人事とは思えなくて泣ける」「笑った!人間と大差ない感じが面白い」などの声が寄せられていました。カップルのメジロと、独り身のメジロ、どちらを見かけても、そのかわいらしさに頬がゆるんでしまいそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月07日春を代表する野鳥として、人々に親しまれているウグイス。「ホーホケキョ」という特徴的なさえずりを聞くと、暖かな季節の訪れを感じますよね。しかし一部の人は、『別の野鳥』をウグイスと混同して覚えてしまっているかもしれません…。イラストレーターのpiro piro piccolo(@iirotorii)さんは、春に見かける野鳥についてX(Twitter)に投稿。意外と知られていない事実に驚く人が相次ぎました!梅の枝に映える緑色の小鳥がとまっていると、ウグイスだと思いそうですが…もしかしたらメジロかもしれません!メジロは抹茶色の羽毛に、目の周りが白く縁取ったような模様があります。一方で、ウグイスは、メジロよりももっと地味な色合いです。和菓子の『うぐいす餅』の色が、メジロの華やかな抹茶色によく似ているので、間違えやすいのでしょう。投稿には「マジか。ずっと間違えていた」「梅にとまっているのは、大抵メジロです」「ウグイスってそんな渋い色なの!?」などさまざまな反応が寄せられていました。ウグイスは自然に溶け込む色合いをしているため、「鳴き声が聞こえても、姿をとらえるのは難しい」という声もあります。もし春に『緑色の小鳥』を見かけたら、静かに近付いてメジロかウグイスか、よく観察してみてください![文・構成/grape編集部]
2024年03月05日旅行先の風景や思い出を写真に撮って残せる、カメラ。旅のマストアイテムとして持ち歩く人も多いでしょう。野鳥を撮影しに行くと…?野鳥の撮影をしている、やま(@afuroossan)さん。野鳥が飛ぶ様子や、水面で羽をばたつかせる姿など、躍動感のある写真を撮影しています。ある日、「自分史上、最高の撮影ができた」という1枚の写真をX(Twitter)に投稿しました。やまさんが激写した、気になる1枚がコチラです…!カメラを止まり木代わりにしている!やまさんはカメラを複数台持って撮影に臨んでいたのでしょう。1台のカメラレンズの上に、1羽の野鳥が止まっています。野鳥は撮影の様子を見に来たのでしょうか。カメラが気になるようで…。誰に許可を取って撮影してるんですか!やまさんは、野鳥がこんなことをいっているのではと、思ったようです。カメラと一緒に野鳥が写った、めったに見られない写真ですね。投稿を見た人からは、たくさんのコメントが集まりました。・野鳥が「撮ってー」って来てくれたのですかね。でもカメラの前に止まってほしいな。・野鳥にカメラの腕前を認められているみたい!・カメラは「たまには撮られる側になるのもいいな」って思ってるかも。やまさんにとっては、たまたま訪れた貴重な瞬間だったことでしょう!複数台のカメラを持って出かけてみれば、思わぬ写真が撮れるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月14日車で移動をする際、リアルタイムの交通状況を知るために地図アプリを使用する人は多いでしょう。アメリカのシカゴ在住の心臓外科医である、月岡祐介(@TsukiokaYusuke)さんは、Googleの地図アプリ『Googleマップ』を見た時に、行き先の道路が赤色になっていることに気付きました。ルートの赤色は、道路で渋滞が発生していることを示しています。しかし、現地に到着するとほかの車はほぼなく、道路はガラガラでした。それでも一旦停車するしかなったそうです。なぜなら…X(Twitter)に投稿された動画をご覧ください。車が全然いないのにGoogleマップで道が赤色表示になっていたので疑問に思ってましたが、こういうことでした。 pic.twitter.com/MZRbjs8m6I — 月岡祐介 心臓外科 (@TsukiokaYusuke) January 2, 2024 渡り鳥がたくさん…!なんと、カナダガンと見られる渡り鳥たちが、歩いて道路を渡っていたのです。確かにこれでは車が進めませんね。月岡さんが投稿した動画には「そっちかい!大渋滞ですね」「かわいい~。ほのぼのしました」「さすが。Googleマップの精度がすごい」など多数のコメントが寄せられていました。早く目的地に到着したい時には困ってしまいますが、渡り鳥が無事に道路を渡れるよう見守るしかないでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年01月12日街中でよく見かける灰色のハトは、ドバトと呼ばれています。人間の生活圏に群れで集まって暮らしているドバトは、家屋に巣を作り、フンや羽毛などで汚すことなどから、嫌っている人は少なくありません。『意外と知らない鳥の生活』として、イラストレーターのpiro piro piccolo(@iirotorii)さんは、ドバトが人の近くで生活している事情をX(Twitter)に投稿。その内容が反響を呼びました。人間の都合で家畜として品種改良をされたカワラバトが、野生化し繁殖したものがドバトだといわれています。公園でエサをねだるように近寄ってくるところなど、人間を恐れない行動は、長らく飼育されていた名残りなのかもしれません。投稿は拡散され、「人類の罪だと思って、もっと優しくしよう」「なるほど…。今まで冷たくしてごめん」「知らなかった。あの馴れ馴れしさが好きです」などの声が寄せられていました。ドバトが人間の近くで暮らしている背景を知ると、温かい眼差しで見守っていきたい気持ちにさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月06日一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。今回、趣味の野鳥観察のため庭に野鳥を迎え入れようと、少しずつ準備を始めていた矢先……。義母からもいろいろと要求がありました。その通りにやっていたはずなのに、翌日には意見(気分?)が変わってやり直しを命じられるなど、なかなか自分の作業が進まずにいました。今までは義母の送迎だけだった大学病院への通院も、病院内で何か起きたら怖いからとずっとそばにいて付き添うようになり、ゲリラ的に発生する要求にもできる限り対応していたまる子さん。自分の予定をキャンセルすることもしばしば。「自分の時間が欲しいよね」と口では言ってくれるものの、行動には示してくれない義母なのでした。 ご近所とは一生の付き合いなのでは? 野鳥観察を楽しむため、自宅の庭に野鳥を迎え入れる準備が進行中。 翌朝、昨日の強い口調を反省する義母ですが……。 相変わらず、要求のレベルがぶっ飛んでいる義母です。 どうしても自分の庭に野鳥が来るのが気に入らない義母は、私に怒りを爆発させます。 しかし、別の日には義父と思い出話を語り、自身も野鳥を呼んでいたことが判明……。 しばらくして、例年より遅い梅の新芽がつき始めて私もひと安心しました。 しかし、また庭にスズメがやってくると怒りが爆発。 義母が元気だったころは庭に出て、プランターの手入れをするなど庭いじりが趣味だったので、私が野鳥を迎えるための準備が気に入らないようで、まだ芽吹く前なのに「梅の新芽が全部食べられた」や「隣の家のパンジーをつついて引っこ抜いていた」などの理由を並べて野鳥を呼ばないように言ってきた義母。 お隣さんが巣箱を設置しているのは確認しているのに、ご近所とは一生付き合うのだから、鳥を嫌がる人もいる以上はやめるべきだという意見を曲げません。なぜこんなにも言ってくるのかと思っていたら……私が仕事で不在にしている間、両隣の方に様子を見に来るように私から頼んでほしいと言い始めました。そのために両隣に迷惑だと思われることは避けておきたかったんだと気付きました。さっき、ご近所との関係の大切さを熱弁していませんでしたっけ……? そのお願いは迷惑だとは思わないのですか?? 義母のイライラはなかなか収まらないようで、庭にやって来たスズメも「スズメではない」と言いだし、空を覆い尽くすほど飛来してきたからと「近所迷惑だ」と言ってきました。……そんなに飛来してきているのを見たことはないのですが。そんなやりとりを繰り返すうちに、庭には梅が咲き始めました。義母の話だと、新芽の段階で全滅していたはずだったのに……。まぁ、きれいなのでヨシとします。 --------------スズメが空を覆い尽くすほど飛んでいる光景はなかなか見たことがありませんが、なんとか説得しようと思って義母が絞り出した表現なのかもしれませんね。しょっちゅう文句を言ってくるということは、それだけ庭に関心を示している証拠。実は義母もバードウォッチングを楽しんでいるのではないでしょうか。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まる子
2023年12月06日家の近所など身近な場所にいる、さまざまな野鳥。カラスやハト、スズメなどは知られていますが、「普段から見かけるけど、名前を知らない」といった野鳥もいるのではないでしょうか。めっちゃ走ってる鳥バードウォッチングをしながら野鳥の絵を描いている、piro piro piccolo(@iirotorii)さん。街中でよく見られる野鳥を描いた漫画を、X(Twitter)に投稿したところ、反響が寄せられました。すばしっこくて、走っている姿がキュートなこんな野鳥を、見かけたことはありませんか。投稿者さんが描いたのは、ハクセキレイという名の野鳥です。白とグレーの色合いが美しく、長い尾羽を持っています。ハクセキレイといえば、チョコチョコと素早く走って地面を移動する姿が印象的。人間をあまり怖がらないのか、近くまで寄ってくることもあるようです。投稿は拡散され、「見たことある!ハクセキレイっていうのか」「かわいい~!うちの近所にもいる子だ。そんな名前だったのね」などの声が寄せられています。また、特徴的な走り方から、『トッコトコ鳥ちゃん』『ハヤアシ鳥』『マンガアシ』『チョコチョコちゃん』などオリジナルの名前を付けて呼んでいる人も多くいました。ハクセキレイを見かけたら、ぜひ走る様子をじっと観察してみてください。そのかわいらしさに心が和むでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月08日まるまる一冊「メジロ推し‼」本。株式会社カンゼンは、四季の移ろいをともに楽しめるメジロの親しみやすさ、その魅力にあらためて気づかされる、美麗な野鳥ビジュアルガイド『にっぽんのメジロ』を7月18日に刊行いたします。本書は、この愛される小さな野の鳥の知られざる世界にじっくり迫る「とことんメジロ推し!」のビジュアルガイドブックです。『にっぽんのメジロ』書影日本人が愛してきた野鳥、メジロの世界を大解剖! 枝から枝へ、樹上を華麗に舞う姿に超接近可憐な色彩にさえずりの美しさ、蜜を好んで吸うために花々に寄り添う姿などでも人々を魅了してきた身近な野鳥といえば、メジロ。メジロは古くから日本人にとって身近な鳥であり、かつては飼い鳥としても親しまれていました。しかし、知名度のわりに、そのくらしぶりなどについては現在ではほとんど知られていません。本書は、この愛される小さな野の鳥の知られざる世界にじっくり迫る「とことんメジロ推し!」のビジュアルガイドブックです。カンゼンの『野鳥シリーズ』でお馴染みの方々を中心とした11名の写真家による、色鮮やかなメジロと四季折々の花樹との写真を多数収録。さらに野鳥愛好家でもある上野動物園元園長の小宮輝之さん監修のもと、メジロの生態はもちろん、ウグイスやヒヨドリ、エナガなど他の野鳥との関係や、日本美術・文学作品からわかる日本人とメジロのつながりなどの雑学も盛り込んでいます。また海外のメジロ(キイロメジロほか)や日本で見られるメジロ科の二種(チョウセンメジロ、メグロ)などについても紹介。知られざるメジロ像をたっぷり味わえる一冊に仕上がっています。四季の移ろいをともに楽しめるメジロの親しみやすさ、その魅力にあらためて気づかされる、美麗な野鳥ビジュアルガイドです。サンプルページ花にメジロ──四季の色とりどりメジロのきほんメジロってこんな鳥メジロスタイルⅠ枝から枝へ──跳ぶ、飛ぶ!メジロの春メジロの夏メジロの目ヂカラ考察メジロと日本人にっぽんのメジロの仲間たち花<もくじ>巻頭スペシャル花にメジロ──四季の色とりどりはじめに基礎知識編メジロのきほんメジロってこんな鳥/メジロのからだPHOTO COLUMNメジロスタイルⅠ枝から枝へ──跳ぶ、飛ぶ!/メジロの食べもの/メジロの一日PHOTO COLUMNメジロスタイルⅡ水浴びの時間──仲間と、他種と/メジロの子育て/メジロの集団行動VISUAL CALENDARメジロごよみ[暦]メジロの春夏秋冬雑学情報編メジロのなるほどこの鳥たちとの関係(ウグイス、ヒヨドリ、カラ類、エナガ)/メジロの目ヂカラ考察PHOTO COLUMNLet’s lookくらべてみよう アイリングと虹彩/もっとくらべてみよう 鳥たちの虹彩メジロと日本人SPECIAL FEATUREにっぽんのメジロの仲間たち/世界にいるメジロの仲間/メジロ属Zosterops の鳥リスト/メジロの亜種紹介CLOSE UP! 日本で見られるメジロ科の2種チョウセンメジロ/メグロGOURMET DIARYメジロたちの絵になる食卓おわりに小宮輝之プロフィール監修:小宮輝之(こみや てるゆき)1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園に就職。以降、40年間にわたりさまざまな動物の飼育に関わる。2004年から2011年まで上野動物園園長。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。2022年から日本鳥類保護連盟会長。現在は執筆・撮影、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務める。動物足拓コレクター、動物糞写真家でもある。近著に『人と動物の日本史図鑑』全5巻(少年写真新聞社)、『366日の誕生鳥辞典-世界の美しい鳥-』(いろは出版)、『いきもの写真館』全4巻(メディア・パル)、『うんちくいっぱい 動物のうんち図鑑 』(小学館クリエイティブ) 、監修に『にっぽんのスズメ』『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑』『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑』(カンゼン)、『お山のライチョウ』(偕成社)などがある。編集:ポンプラボ出版物・Web 媒体等コンテンツの企画・編集制作・出版を行う。企画・編集書籍に『にっぽんスズメ歳時記』をはじめとする「にっぽんスズメ」シリーズ、『にっぽんのスズメ』『にっぽんカラス遊戯』『にっぽんツバメ紀行』『にっぽんのカワセミ』ほか野鳥シリーズ、『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑』『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑』(以上カンゼン)がある。書誌情報書名:『にっぽんのメジロ』ISBN:978-4-86255-689-9監修者:小宮輝之編集:ポンプラボページ数:112P判型:A5判定価:1,650円(本体1,500円+税)発売日:2023年7月18日出版社:カンゼンAmazon : Rakutenブックス : 商品ページ : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月18日野生動物ウォッチングを実施する「ピッキオ」は、2023年5月1日から31日まで、夕暮れ時に野鳥の歌と姿を堪能するツアー「春の森さえずりコンサート」を開催します。年間約80種類の野鳥が観察できる「軽井沢野鳥の森」がツアーの舞台です。意外にも、夕方は野鳥がよくさえずる時間帯で、森に歌声が響き渡る様子はまるで野鳥のさえずりコンサートのようです。その限られた時間に合わせて、野鳥に詳しいピッキオのスタッフが楽しい解説とともに森を案内します。さらに、夕暮れ時の神秘的な森の中でのティータイムも楽しめます。背景5月の軽井沢野鳥の森は、日中は散策する人の往来がありますが、夕方に森に入る人はほとんどいません。しかし、夕暮れ時の森は、野鳥のさえずりが森中に響き渡り、森の色と空気が刻一刻と夜へと移り変わる神秘的な世界が広がっていることに、ピッキオのスタッフは魅力を感じてきました。そのため、忙しい毎日を過ごす方々に、夕暮れ時の野鳥の合唱に身を浸し、森に流れる時間を感じることで、ここにしかないリフレッシュを提供したいという思いから、本ツアーを企画しました。特徴1野鳥の宝庫である軽井沢野鳥の森が舞台軽井沢は、「日本野鳥の会」の創設者である中西悟堂氏(1895~1984年)が、「日本三大野鳥生息地」と表現した場所です。現在も軽井沢野鳥の森では、年間約80種類もの野鳥が観察できます。春には、東南アジアからオオルリやキビタキ、クロツグミなどの色鮮やかで華やかな歌声をもつ野鳥たちが繁殖のために渡ってくるため、森はより一層賑やかになります。特徴2意外?!夕暮れ時がさえずりコンサートの味わい時あまり知られていませんが、実は太陽が傾きかけた夕暮れ時は、コンサートさながらに野鳥のさえずりが合唱となり、私達の耳を楽しませてくれる絶好の時間です。春は野鳥の恋と子育てのシーズンであるため、オスは自分のなわばりを守るべく、夕方に盛んに歌います。静かな印象を持たれやすい夕暮れ時の森ですが、この時期だけはとても賑やかで、様々な野鳥の歌声に満ち溢れています。特徴3野鳥に詳しいスタッフが楽しくご案内ご案内するのは、野鳥に詳しいピッキオのスタッフです。軽井沢野鳥の森を毎日のように歩いているため、野鳥の観察によい場所を熟知しており、野鳥を素早く発見し、その姿を望遠鏡で間近に見せることができます。加えて、野鳥の特徴や見分け方、地域による野鳥の歌い方の違いに至るまで、楽しく解説します。そのようなスタッフと一緒なので、人の気配が少なくなる時間でも安心です。特徴4このメロディは誰の歌?「さえずりカード」で歌が分かる野鳥の合唱はそれだけでも魅力的ですが、どのような種類の野鳥がどのような歌を奏でているのかが分かると、ぐっと楽しさが広がります。当日のさえずりコンサートに出演の可能性がある野鳥の種類とその歌の特徴を、写真と楽譜で示した「さえずりカード」で、野鳥の歌声の味わい方をサポートします。特徴5夕暮れ時の神秘的な森でのティータイムツアーの後半では、森でのティータイムも楽しめます。野鳥をモチーフにしたクッキーと、日本の野草を使ったハーブティーを提供します。野鳥のさえずりに耳を傾けながら、リクライニングチェアに体をあずけ、暮れゆく森との一体感を味わうことができるくつろぎの時間です。「春の森さえずりコンサート」概要■期間:2023年5月1日~31日■時間:5月1日~10日17:00~18:305月11日~20日17:15~18:455月21日~31日17:30~19:00■料金:大人(中学生以上)1名 4,500円(税込)*保険料、備品レンタル代(双眼鏡、図鑑など)、ティータイム代含む■定員:6名(最少催行人数1名)■予約:公式サイト([ ]{ })にて当日15:00までに申し込み■備考:雨天時は中止します。<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。※詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ }ピッキオ「森本来の姿を経済的な価値として高く評価できれば、未来に森を残していける」という理念の下、1998年より野生動植物の調査およびツキノワグマの保護管理や、自然の不思議を解き明かす自然観察ツアーを行っています。2019年からは、世界自然遺産「知床」での事業を、2021年からは世界自然遺産「西表島」での事業を開始し、日本はもとより世界に向けて日本の自然の豊かさを伝えています。所在地:〒389-0194 長野県軽井沢町星野電話:0267-45-7777アクセス:JR北陸新幹線・軽井沢駅から車で約15分URL:[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月31日季節の自然観察会「野鳥観察会」イメージ冬の雑木林はコナラやクヌギの葉が落ちて見通しがよくなり、鳥たちがとても見やすくなります。この時期に海外から渡ってくる冬鳥を観察できるのも冬の野鳥観察の大きな楽しみです。当日は多摩丘陵で活躍する丘陵地ボランティアや野鳥に詳しいスタッフが解説します!ぜひ桜ヶ丘公園で冬の野鳥を一緒に観察してみませんか。桜ヶ丘公園「野鳥観察会」【詳細・内容】※当日の天候や感染症拡大の状況によっては、内容や日程に変更が生じる場合があります。〇内容丘陵地ボランティア、野鳥に詳しい公園協会職員の案内で、公園内で見られる野鳥を観察、解説するガイドウォークを実施します。イベントチラシ〇日程2023年2月4日(土)9:30 受付開始 9:45 出発 ~12:00 解散※小雨決行・荒天中止(中止する場合は、前日17:00までに参加者へ電話連絡及び桜ヶ丘公園ツイッター( )で告知します)〇場所桜ヶ丘公園サービスセンター前に9:30集合〇定員15人(事前申込み先着順)。小学生以上の方(※小学生は保護者同伴でご参加ください)〇持ち物動きやすい服装や靴、雨具、飲み物、防寒着、双眼鏡(持参できる人のみ)〇参加費50円(一人あたり)【申込方法】●電話での事前申込み(先着順)受付時間:9:00~17:00(電話:042ー375ー1240)「ツイリリーッツー」などと鳴きます(シメ)お腹が白いのでこの名がつきました(シロハラ)つぶらな瞳が可愛いですね(コゲラ)周囲にうまく溶け込んでいます(コジュケイ)双眼鏡でじっくり観察してみましょう地面を跳びはねて移動します(ツグミ)冬にしか出会えない渡り鳥です(ジョウビタキ)野鳥の解説も聞けますよ【おねがい】◆感染症予防対策として、参加時はマスクを着用ください。◆当日体調がすぐれない方は参加をご遠慮ください。また、受付時に検温を実施いたします。検温時に37.5度以上の発熱がある方、平熱より1度以上体温が高い方のご参加はご遠慮いただきます。桜ヶ丘公園サービスセンターまでは…●小田急多摩線「小田急永山駅」、京王相模原線「京王永山駅」から京王バス聖蹟桜ヶ丘駅行き、または聖ヶ丘団地行きで「桜ヶ丘公園西口」下車徒歩5分京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から京王バス永山駅行きで「桜ヶ丘公園西口」下車徒歩5分※サービスセンター付近には駐車場がありませんので、公共の交通機関をご利用ください。【おしらせ】新しいキャラクター「たまきょうりゅう」がデビューしました!多摩丘陵の公園キャラクター「たまきょうりゅう」が2022年11月20日にデビューしました!多摩丘陵の公園にこれからどんどん登場していきます。どうぞよろしくお願いします!「たまきょうりゅう」特設サイト : 桜ヶ丘公園について※桜ヶ丘公園は常時開園・入園料無料の開放公園です。所在地多摩市連光寺三、五丁目アクセス●小田急多摩線「小田急永山駅」、京王相模原線「京王永山駅」から京王バス聖蹟桜ヶ丘駅行き、または聖ヶ丘団地行きで「桜ヶ丘公園西口」下車徒歩5分●京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から京王バス永山駅行きで「桜ヶ丘公園西口」下車徒歩5分※サービスセンター付近には駐車場がありませんので、公共の交通機関をご利用ください。お問い合わせ桜ヶ丘公園サービスセンター〒206-0021多摩市連光寺5-15TEL:042-375-1240地図 : 桜ヶ丘公園 案内図桜ヶ丘公園公式HP : 桜ヶ丘公園Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月20日街中を歩いていると、道端や木の枝などで、野鳥を目にすることがあります。道端で野鳥が歩いていると、邪魔をしないようにと避ける人も少なくありません。ヨモギダ(@lulu_218)さんが、道端で遭遇した野鳥を目で追っていると…。歩きまくるあの野鳥 pic.twitter.com/Q3hjOPiVzD — ヨモギダ (@lulu_218) September 12, 2022 野鳥は、ヨモギダさんから逃げるばかりか、むしろ近付いてきたのです!「なぜ逃げないのか…」と思っていたところ、野鳥は走ってその場を後にしたといいます。人懐っこい性格のため、ヨモギダさんにさほど警戒心はなかったのかもしれませんね!ヨモギダさんが目にした野鳥に、「無防備すぎて心配になる」「以前、ハトに道を譲ってもらったことがありました」といったコメントが上がりました。すべての野鳥が人間を避けていくわけではなさそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年09月27日みなさんは、『ヨシゴイ』という鳥を知っていますか。湖沼や河川、海岸などで目にするイネ科の植物『ヨシ』の草原に住む、サギの一種です。ヨシゴイは茂みの中にいることが多いため、人間からは見つけづらいといわれています。ヨシゴイが立つ姿にクスッ!そんなヨシゴイの脚に、「初めて見た」「おじさんみたい」といった反響が上がりました。ジュンパイ(@kotori_jp)さんが撮影した、ヨシゴイの姿がこちら。鳥界のKing of ガニ股 pic.twitter.com/at9R6fothd — ジュンパイ (@kotori_jp) June 14, 2022 めちゃくちゃガニ股…!ヨシゴイは、2本の脚をガニ股のように開き、植物の上に立っています。すらっとした脚も個性的ですよね。ヨシゴイの姿は、多くの人の関心を集めました。・「よっこいしょ」といった声が聞こえてくる…!・カエルかと思ったら、鳥なのね!・なかなかに衝撃的!漫画に出てきそうな立ち方に、笑った。ヨシゴイは準絶滅危惧の生き物人々をクスッとさせたヨシゴイ。実は、環境省が定める基準によると、『準絶滅危惧(NT)』に指定されている生き物です。『準絶滅危惧(NT)』は、現時点では絶滅する危険度は小さいものの、生息条件の変化次第では『絶滅危惧』に指定される可能性がある生き物です。しかし、ヨシゴイが繁殖するために必要なヨシ原は年々、各地で行われている開発などの影響で、減少傾向にあるといわれています。ヨシ群落の保全と再生に取り組んでいる滋賀県によると、琵琶湖にある、ヨシが生えている群落は、1953年から2007年までの54年間で、約100ヘクタールも減少。東京ドームおよそ20個ぶんの面積が減少したことになるのです。そのため、ヨシの保全や再生活動が行われています。また、日本野鳥の会では、『バードメイト寄付』と呼ばれる、野鳥の自然環境を保護するための寄付も。ヨシゴイを目にしたことを機に、私たちにできることは何か、考えていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月16日庭に果実が実る樹木を育てていると、エサを求めてやって来た野鳥を観察することができるといわれています。樹木を植えている人にとっては、果物を食べることができ、野鳥も観察できるので一石二鳥ですよね。石川幸奈(@ishikayu)さんは、庭にある木の枝に、ミカンを置いてみました。「野鳥が来るかな」と期待していた石川さん。しばらくすると、ある生き物がやって来たのです。野鳥来るかなと蜜柑を置いたらねこが来たよ pic.twitter.com/N1Fte6HzTS — 石川幸奈 (@ishikayu) March 9, 2022 ミカンを求めてやって来たのは、1匹の猫!猫が食べるごはんと聞いて思い浮かぶのは、魚やキャットフードでしょう。ミカンにも興味を示すのは意外ですよね。石川さんによると、猫がやって来る前、鳥がミカンの周りに群がっていたそうです。鳥たちの様子を目にした猫は、何があるのか気になっていた様子だったとか。ほかの生き物に感化されて、猫もミカンに近付いてきたのでしょう!【ネットの声】・想像の斜め上の生き物がやって来てる…。・鳥獣戯画みたいで、よく撮れた1枚だなぁ。・意外すぎます…。猫が木に止まっている姿もいいね。しかし、猫が興味を示したからといって、ミカンを与えてしまうのは禁物。ミカンの皮の中に、猫にとって有毒な成分が含まれているといわれているのです。飼い主は、猫がミカンを食べようとしていないか、日頃から注意が必要ですね![文・構成/grape編集部]
2022年03月11日サギグループに狙われている。からげる(@karageru_0213)さんはある日、住民を見て、Twitterでこのように投稿しました。「助けなきゃ!」と思うのもつかの間、住民は囲まれてしまいます…!サギグループに狙われてる pic.twitter.com/B8fzVCQulx — からげる (@karageru_0213) October 11, 2021 …そう、野鳥のサギにね!エサを求めて歩くサギの集団に、住民は狙われていたのです。こうした光景に、多くの人がクスッとしました。・白い黒幕…。堂々としていますね。・数が多くて、逃げられそうもないように見えます。・犯人だけどシロですね。よい狩場だと目を付けられていそうです。からげるさんが目撃したのは野鳥のサギ集団でしたが、本物の詐欺被害は後を絶たない現状です。警視庁が、2020年の1年間に発生した特殊詐欺の認知件数を調べたところ、全国で1万3550件も起きていたとのこと。合計被害額は、実に約285億円にのぼるといいます。詐欺集団が根絶され、野鳥のサギ集団だけが残る世の中になってほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月13日こんにちは、モンズースーです。先日、長男が以前からほしがっていた、双眼鏡をお小遣いで買いました。■長男が近所で見つけた野鳥に驚いたうちは田舎で周囲にそこそこ自然がある場所です。窓を開ければ鳥の声がよく聞こえるし、鳥の巣を見つけたこともあったので、カラスやスズメなどの野鳥なら長男でも見つけられると思い、送り出しました。しかし、見つけてきたのはなんとキジ!私は鳥に詳しい方ではないので、近所にいる野鳥の種類はほとんど分かりませんが、色が派手なあのキジは知っています。子どもの言うことを疑うのはよくないと思いつつ、つい否定してしまいました。近所のお宅では頭の赤いちゃぼを飼っていたり、田んぼには緑の首のカモがいることもあるので、他の鳥と見間違えたのだと思いながら長男に連れられ、家の向かいにある大きな畑を見に行きました。 ■実は身近にいる野鳥だった「キジ」そこにいたのは確かにキジらしき鳥!近くに私たちがいるのに逃げる様子もなく、ニワトリのように畑を歩いていました。調べたらキジは、農地や住宅街など、人が多い場所でもよくみられる野鳥だそうです。普段は気づかないけど、実はいたんですね…。昔話の登場人物や料理、ことわざ、俳句などでよく目にするので、私の中では昔の生き物でしたが、今も身近なところにいたんですね。
2021年06月06日編集部:学研キッズネット編集部撮影:掛下尚一郎秋から冬はバードウォッチングのチャンス!暑い暑い夏が過ぎ、野外で身近な生き物を観察するのが楽しい時期になりました。バードウォッチングを親子で楽しんでみたいと考える方もいるのではないでしょうか。そこで日本野鳥の会普及室の堀本理華さんに、野鳥を観察する楽しみや観察の仕方、野鳥と付き合ううえで気をつけたいことなどについて聞きました。お話を聞いた堀本理華さん野鳥を観察する楽しみはたくさんあります。まず色や形が美しく、しぐさなどもかわいくて癒されます。鳴き声を楽しむこともできますし、絵や写真に表現する楽しみもあります。日本で観察できる鳥は全部で約600種類。多いように思えますが、地域性や季節性などもあるので実際に身近に観察できる数はもっと少なく、昆虫や植物と違ってほとんどの種類を覚えることも不可能ではありません。知っている鳥が増えていくのも楽しいものです。秋から冬にかけては、バードウォッチングを始めるには絶好の季節です。木の葉が散って鳥の姿が見えやすくなるし、水辺にカモやカモメなど大きな鳥が渡ってくるからです。あまりバードウォッチングの経験がないと、どこにどんな鳥がいるのか分からない、と思うかもしれません。でも、少し気をつければ、東京の都心部でも10種類くらいは見つけることができるんですよ。野鳥を観察するうえでまず大事なことは、ちょっと変に聞こえるかもしれませんが、「鳥はどこにでもいるんだ」と思うことなのです。まずは「ものさし鳥」を頭に入れよう身近にいそうな鳥を思い浮かべてみてください。スズメ、ハト、カラスなどは割とすぐに見つけられそうですね。この3種にムクドリを加えた4種は、「ものさし鳥」といって大きさの目安とされる鳥です。身近なハトには、キジバトとカワラバト(ドバト、イエバト)の2種がいます。カワラバトは飼われていたハトが野生化したもので、野鳥には入りませんが、大きさはキジバトと同じです。「ものさし鳥」といわれる4種の鳥を押さえておくと、ぐっと観察しやすくなる。左からスズメ(全長14.5cm)、ムクドリ(全長24cm)、キジバト(全長33cm)、ハシブトカラス(全長56.5cm)イラスト:Harukiものさし鳥が自分との距離によってどのくらいの大きさに見えるのかを覚えておくと、野鳥を観察したり調べたりするうえでとても役に立ちます。例えば小さめの鳥を見かけたときに、スズメより大きいかどうかを意識するようにします。「このあたりにはスズメくらいしかいない」と思っていると小さめの鳥はみんなスズメに見えてしまいますが、ほかの鳥かもしれない、と思って見ると、「ちょっと色が違うな」とか「もう少し小さいな」というふうに、違いが見えるようになってくるのです。同じように鳴き声も、「鳥が鳴いていないかな」とちょっと意識してみてください。鳴き声から鳥が見つかることは多いですよ。慣れれば「スズメのような声だったけど、もうちょっと低かったな」などと比べることができるようになります。濁っている、澄んでいる、伸ばす、区切る、繰り返しをするかどうか、リズムやテンポなども聞き分けのポイントになります。また、脚や尾の長さや全体の体型、動作なども見分ける手がかりになります。初心者におすすめの場所は池や川見つけた鳥の名前を知るには、くわしい人に教えてもらうのが近道ですが、図鑑で調べるのも楽しいですね。その場合、図鑑をめくって色や形の似た鳥を探し、解説を読んで大きさやよく見られる場所などを確認して絞り込んでいきます。日本野鳥の会で無料配布している「おさんぽ鳥図鑑」はじめのうちは、たくさんの種類が載っている図鑑よりも、ある程度身近な種類にしぼって載せている図鑑を使ってみてください。その方が早く正しく名前を知ることができます。日本野鳥の会では、身近に見られる野鳥24種をものさし鳥の大きさに沿って紹介する、「おさんぽ鳥図鑑」という小冊子を無料配布していて、専用ページから申し込みができます※1。そのようにして、まず近所にいる身近な鳥を覚えましょう。一度いることがわかれば次からは見つけやすくなりますし、比較していろいろな鳥を見分けられるようになります。ある程度、身近な鳥がわかってきたら、同じ場所で観察して記録をつけてみるといいですよ。種類や数がわかるだけでなく、細かな動作にも注意を向けられるようになります。たとえば、カラスやハトが枝などをくわえて飛ぶようになったときに「巣づくりの時期だな」などと季節の移り変わりを実感できるようになると、身近な鳥を観察するという楽しみが増えるのではないかと思います。どこかへ出かけてバードウォッチングをしようと思うなら、はじめは山や森林と比べて見通しが良く、鳥が近くで観察できる、川や池へ行くのがおすすめです。水辺の鳥はサギやカモなど体が大きく、動きがゆっくりしているものが多いので、見つけやすく、焦らずじっくりと観察できます。先にお話ししたように、秋から冬にかけては渡りをしてきた鳥もいて、いろいろな種類が見られますよ。くわしい人から直接教えてもらえるバードウォッチングのイベントにも参加してみましょう。日本野鳥の会でも開催しています※2。あると良い道具は双眼鏡、野鳥図鑑、見た鳥を書き留めておくノートなどですが、はじめからそろえなくてもリーダーが望遠鏡などで鳥を見せてくれますし、鳥や道具のことをいろいろ教わることができます。堀本さんおすすめの双眼鏡(左・ニコンモナーク78×30/右・ニコンプロスタッフ7S8×30)。「双眼鏡は長く使えるものなので、最低でも1万円以上のものを選んでほしい」と堀本さん。「何をしているのかな?」しぐさをじっくり観察しよう!鳥の大きな特徴は羽毛があることです。羽毛は飛ぶためだけでなく、体温を維持するためにもとても重要なものです。鳥たちは羽づくろいをしたり、ダニや寄生虫を落とすために水浴びや砂浴びをしたりして、しょっちゅう羽毛の手入れをしています。ほかにも鳥はいろんなしぐさをしますので、お子さんといっしょに「何をしているんだろうね?」などと想像しながら見ると、たとえ鳥の種類がわからなくても楽しいですよ。何かを食べていたら、鳥がいなくなったあとに近くに行って、何を食べていたか調べてみましょう。また、全く動かない鳥をよく観察していたら、まぶたが閉じかけてうつらうつらしていることもあります。経験が増えるほどに楽しさ、興味も増していきます。それに、一生懸命に鳥たちが生きている様子、例えば餌の乏しい時期でも必死で何とか餌を探していることや、ツバメは子育てのために3,000~4,000キロも渡ってくることを知ると、きっと生き物や自然に対する子どもたちの見方も変わると思います。「鳥を観察することで、鳥の暮らしの背景にある事情にも思いを馳せてほしい」と話す堀本さん人間のルールで判断しないで野鳥と付き合ううえで忘れてはならないことは、野鳥は人間とは違った環境の中で生きているということです。だから人間の感覚で判断せず、野鳥の立場に立ってほしいと思います。例えば、野鳥の子育ての時期になると、ヒナが落ちていることがあります。「このままでは死んでしまう、ネコやカラスに食べられてしまう」と思うと拾って助けてあげたくなるかもしれません。でも近くには親鳥がいるケースが多いですし、実際助けるつもりで拾ってきたとしても、人間は野鳥に飛び方や餌の探し方を教えてやることもできないのです。死んでしまったり、ほかの生き物に食べられたりしたら「かわいそう」かもしれませんが、自然界では命はほかの生き物の食べ物となることで成り立っています。鳥もきれいなチョウになるはずの幼虫を食べたりして生きているのです※3。また、寄ってきてかわいいからとパンやお菓子などを与える人がいますがお子さんがやりたがったら、それは野鳥の本当の姿ではないということを教えてあげてください。野鳥の体にとっても、良いことではありません。個別の鳥についても、例えば「カラスはゴミを散らかすし、人をつつくから怖いし嫌い」という話をよく聞きます。カラス(ハシブトガラス)は森林にすんでいて、木の上から地上の餌を探し、地面に降りて餌をとります。電柱や高い建物があるとその習性を生かして暮らせるということもあり、都市にもたくさんのカラスがいます。ごみを散らかすのは餌を探しているからで、習性を知ってゴミの出し方を工夫すれば散らかされなくなります。カラスは賢くて、いろいろな遊びをすることでも知られています。滑り台を滑っているのを見たという話もあります。毛嫌いせずによく観察して面白い行動を発見してみてください。いろいろな遊びをすることで知られるハシブトガラス。じっくり観察してみよう。撮影:掛下尚一郎野鳥のことを表面的に判断するのではなく、自然の仕組みや習性をよく知り、適度な距離を保ってありのままの暮らしを観察してもらえたらと思います。野鳥が生きるには豊かな環境が必要環境の変化に伴い、身近に観察できる鳥も変化しています。よく言われるのが、スズメやツバメが減ったということ。どちらも水田や耕作地、草地の減少で虫などの餌が減ったことや、巣作りに適した場所がなくなってきていることが大きいようです。スズメは屋根瓦の間など、ちょっとした隙間に巣をつくります。木造住宅には巣づくりできる隙間が多いのですが、近年の住宅やマンションにはありません。一方、ツバメは泥と藁などを混ぜてたもので巣をつくります。木や土壁だと巣の材料がつきやすいですが、近年の建物の素材は汚れがつきにくく、ツバメの巣づくりには向きません。糞が落ちるからと人間が巣を落としてしまうのも、ツバメが巣づくりできない原因となっています。反対に都市部に戻ってきたのがカワセミです。高度経済成長期に川が汚れ、魚がすまなくなってカワセミは姿を消しましたが、水質が改善してきたことなどから再び見られるようになり、今では東京でも23区すべてで観察されています。本当に美しい鳥ですから、カワセミを探してみるのもいいですね。都市部に戻ってきたカワセミ(撮影:掛下尚一郎)野鳥は生態ピラミッドでも上の方にいます。たくさんの野鳥が暮らしていくためには、鳥の命を支える昆虫や小動物、それらを支える植物が生きていける環境が必要です。身近な鳥が人知れずいなくなることのないように、子どもたちには野鳥に親しみ、豊かな環境を守る選択ができるようになってほしいと思います。日本野鳥の会ウェブサイト※1「おさんぽ鳥図鑑」が申し込める専用ページ※2日本野鳥の会では、全国で初心者向けのバードウォッチングのイベントを開催しています。2018年秋冬の予定※3関連記事「最も身近な野生の生き物、野鳥のヒナを拾わないで」学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年10月05日『オーシャンズ』の監督陣が手掛けるネイチャードキュメンタリー『シーズンズ2万年の地球旅行』。このほど、地球の生命をめぐる壮大な本作から、可憐な野鳥の“求愛ダンス”という、可愛すぎる場面の本編映像が到着した。400人超えという多くのスタッフと最新の撮影機材・技術を駆使して、地球に生命が生まれてから2万年という悠久の時間を動物の目でとらえて描く、新しいネイチャードキュメンタリーとなる本作。監督を務めるのは、日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』を手掛けたジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督のコンビだ。このたび公開された本編映像は、ムナジロカワガラスという、潜水が得意な野鳥の“求愛”の姿を収めたもの。綺麗な川にしか生息できないというこの野鳥のオスが、想いを寄せるメスに対し、小さい羽を小刻みに開く技を駆使した“求愛ダンス”を踊り、猛アピール!メス側がこの求愛ダンスを受け止めるか否かを左右するのは、なんと“ノリ”だとか。ずんぐりとしたフォルムの体を一心に動かす様はキュン死寸前の可愛らしさだが、求愛するオスの願いは果たして届くのか…!結果はいかに!?映像からも分かるように、ムナジロカワガラスは清流でエサ探しや繁殖行動を行っており、同種のカワガラスが地球上のさまざまな綺麗な川に分布しているという。もし世界からこのような綺麗な川がなくなってしまうと、“求愛ダンス”を踊る場所がなくなり、繁殖できずにカワガラスたちが絶滅して可能性もあるとか。野鳥たちの可愛さを楽しむだけでなく、本作のテーマである「人間と野生動物の共存」にも想いを馳せながら、ダイナミックな自然の魅力や、時空を超えた感動的なストーリーを満喫したいところ。まずはこちらの映像から、甘酸っぱい!? ”求愛ダンス”シーンを覗いてみて。『シーズンズ2万年の地球旅行』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日●EX-100は野鳥撮影にぴったり?カシオ計算機のデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」のハイエンドモデル「EX-100」は、焦点距離28~300mm(35mmフィルム換算。以下、本文内の焦点距離の表記はすべて35mmフィルム換算)の全域で開放F2.8を実現しているのが特徴だ。いわゆるサンニッパ(300mm F2.8)が手のひらに乗る。そんなEX-100の性能を活かして、4月24日に発売されるのが「EX-100×デジスコ コンプリートキット」(以下、EX-100デジスコセット)だ。これは、興和のスポッティングスコープ(地上望遠鏡)「PROMINAR TSN-884」もしくは「PROMINAR TSN-774」と専用の接眼レンズをEX-100に装着して、焦点距離 約900~4,200mmという驚異的な超望遠を実現するシステム。主に野鳥撮影での使用が想定されている。カシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」限定での販売で、コンプリートキットの価格は、TSN-884のセットが484,000円、TSN-774のセットが402,000円(ともに税別)。すでに持っている機材に合わせて必要なもののみを購入できるように、一部セットの組み合わせによる販売も行う。ところで「デジスコ」とは何だかご存知だろうか。デジタルカメラとスコープを組み合わせた語なのだが、スポッティングスコープにデジタルカメラをくっつけて、望遠撮影を手軽にできるようにしたシステムだと思ってもらえればいいだろう。スポッティングスコープで拡大した画像をデジタルカメラでそのまま写し取るため、クリアな画像を撮影できるのが特徴だ。何といっても、焦点距離が「デジタルカメラの焦点距離×スポッティングスコープの倍率」となるのが最大のウリ。先述したように、EX-100と興和のスポッティングスコープの組み合わせであれば4,000mm超の焦点距離を実現できる。EX-100デジスコセットにはそのほか、三脚や雲台、照準器、ケーブルレリーズ、バックパックなどが付属する。必要なものがすべてセットになっている手軽さがいい。カメラにスコープを取り付け、さらに三脚などに装着して「いざ撮影」という状態での総重量が約6kgほどと軽いのも、一眼レフ+超望遠の交換レンズには真似できないメリットだろう。●野鳥撮影のプロが語る、EX-100は「スーパーモンスター」○EX-100なら鳥が飛び立つ瞬間もばっちりこのEX-100デジスコセットの仕掛け人ともいえるのが、デジスコ専門サイト「デジスコドットコム」を運営する石丸喜晴氏だ。自身も野鳥撮影をライフワークとしている石丸氏に、EX-100を使って実演をしてもらいつつ、EX-100デジスコセットで野鳥を撮ってみた感想などを聞いてきた。―― EX-100を使ってみていかがでしたか?初めてEX-100を知った時は、コンデジにしては価格が高いと思いました。でも実際に撮影した写真を見てみると、適度なシャープネスでコントラストもはっきりしていて、高い解像感の写真が撮れたんですよ。レンズも贅沢なつくりだし、価格相応の性能を持っていると感じました。単体でももちろんいいカメラなんですが、EX-100デジスコセットにも適したカメラなんです。まずは1/1.7型というセンサーサイズが、実はデジスコシステム的にも大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいんですよ。像として見えているものを写すだけだから、望遠端の4,200mmでもキレイに写せます。最近よくある高倍率コンデジだと、三脚を使っても良い写真を撮りにくかったりしますが(※)、このシステムならその倍以上の焦点距離でもブレずに写せます。こんなに明るくキレイに撮影できて、EX-100は野鳥撮影に適したスーパーモンスターだと言ってもいいと思いますよ。(※編注)高倍率コンデジの多くは、望遠端で開放F値が大きくなる。よって、シャッタースピードが落ちてブレやすくなったり、ISO感度が上がってノイズが出やすくなったりする。―― EX-100で気に入っている機能や野鳥撮影にオススメな機能があれば教えてください。パスト連写機能のおかげで鳥が飛び立つ瞬間をしっかりと押さえられるのがいいですね。例えば、カワセミが枝から飛び立つ瞬間に「あ、飛び出したぞ、写せ!」だと、一眼レフでは遅いんです。でもEX-100のパスト連写機能を使うと、シャッターを押す前の写真も撮っているので、飛び立つ瞬間がラクに撮れてしまうんですよ。あと、最大1,000fpsの「ハイスピードムービー」機能を使うと、羽の動きをスローモーションで見ることができます。”HS30-240”や”HS30-120”を選んで、巣にいるところをノーマルスピードで、羽ばたいて飛んでいくところをハイスピードムービーに切り替えて撮るとおもしろい映像になりますよね。―― 一眼レフで野鳥撮影する時とEX-100デジスコセットで撮影する時で、ちがいは感じましたか?僕の作風としてはEX-100などを使用したデジスコの方が良く写るので、一眼レフシステムの出番は少なくなっていき、最近大きなレンズのシステムは売ってしまいました。一眼レフの交換レンズだとせいぜい800mm、テレコンを付けて1,000mmが限界ですよね。しかも大砲みたいなレンズを持ち歩くのは重いし疲れてしまいます。守備範囲の広いEX-100デジスコセットを持っていれば、もういいじゃないですか。約900~4,200mmという焦点距離を持っていれば、一眼レフみたいな画角でも撮影できるし、ドアップも撮れる。同じ場所から構図を変えて何枚も撮れる。画質にも十分満足しているので、重たい一眼レフはもう自分には必要ないと感じました。―― どんな人にこのEX-100デジスコセットを買ってほしいですか?いつも撮っている野鳥写真を「小さいなぁ~」と感じる人にはぜひ使ってほしいですね。わりと簡単に大きく、鮮明に写せちゃうので、いつのまにか野鳥のバストアップばかり撮るようになります。すっかりドアップにはまって「超望遠フリーク」のできあがりです。―― "超望遠フリーク"予備軍のみなさんに、一言お願いします!一眼レフでそれなりに機材を揃えると150万円~200万円くらいかかりますが、EX-100デジスコセットだと40万円~50万円と、超望遠システムとしては安く手に入ります。何を揃えればいいのかわからないという人でも、届いた日からすぐに撮影できるようにセットになっているのも導入しやすいと思います。石丸氏によれば、4月から6月は野鳥撮影に最高の季節。春の渡りで、色鮮やかな夏鳥がやってくるそうだ。EX-100デジスコセットを手に入れたのを機に、"超望遠フリーク"になってみるのも楽しいかもしれない。
2015年04月23日