スニーカーブームが継続するこの秋は、ローテク、ハイテク、厚底、ビジューやファーをまとったデコラティブなものまで百花繚乱。モードなアパレルブランド発の主役級の存在感を放つシューズの人気と並行して、90年代のムード漂うオーセンティックな足元も再燃しています。大人っぽくきれいに仕上げたいなら後者がオススメ、ノスタルジックなスニーカーと一緒に旬のスタイルにトライしましょう! (トップ画像)スウェードベルテッドロウシューズ各¥13,000/ASAHI スニーカーの街 、福岡県久留米市でつくられるシューズブランド『ASAHI(アサヒ)』 最近ではスニーカーの街として注目を集める、福岡県久留米市。この街で創業し120年もの歴史を持つシューズメーカー、アサヒシューズのシューズブランド『ASAHI(アサヒ)』のスニーカーはキャンバス素材やスエードを使用した、クラシカルなデザインが魅力です。奇をてらわないベーシックな佇まいは上品さも加わり、クリーンな足元に。 秋冬らしい素材、スエードを使用したベルテッドロウシューズは大きめの作りと厚めのソールがノスタルジック。1970年代にスポーツシューズとしてオリジナルが開発されたときにアッパーととソールの接着の難を解消するために巻いたコットンのヘリンボーンテープを技法として踏襲し、耐久性をアップするとともにデザイン的にもポイントになっています。ニュアンスのあるマスタード、グレーカラーは大人っぽく、季節感もたっぷり。ミニマルなワンピースなど、ムードの異なるアイテムを合わせれば意外性のミックススタイリングで今らしいコーデを楽しんで。 オールマイティーに使える、キャンバス素材のデッキスニーカー デッキシューズ各¥10,000/ASAHI ブランドの象徴的なアイテム、シックなキャンバスデッキスニーカーは80年代に日本人向けに作った美しいシェイプの靴型を採用。デッキシューズの代名詞である波型の切れ込みを施したアウトソールは濡れた床でも滑りにくい仕様に。オーソドックスが好みならブラックカラー、少しパンチ効かせたいならホワイトを基調としたモノクロで。ギークなカラーソックッスやオーガーンジーのソックスとのコンビネーションで、ベーシックなスニーカーがぐっとモードな印象へ早変わり。デイリーにもおしゃれをしたいときにも活躍してくれそうです。 ASAHI:Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Momoko Yokomizo
2018年10月10日