アレッサンドロ・デラクアが手掛ける「No21(ヌメロ・ヴェンティウーノ)」のメンズラインが14-15AWよりスタートする。1月12日、ピッティ・イマージネ・ウオモ85の特別プロジェクトとしてフィレンツェの国立図書館(Biblioteca Nazionale)においてインスタレーション形式で発表された。スタジアムジャンパー、カレッジトレーナー、チェスターフィールドコート、ショートダッフル、フィッシャーマン、ハワイアンモチーフなどリアルなトレンドを巧妙に組み合わせ、デラクアらしくキュートに上品にまとめたコレクション。シューズのカラーリング、スタッズやラメをあしらったストッキングなどをくるぶし丈の細身のパンツにコーディネートするスタイリングもマーケットで話題を集めそうだ。ローゲージニットの裏地をダブルフェイスにするなど、着心地にこだわったクリエーションを、「EFFORTLESS(力を抜いて)」とボンディング素材のトレーナーに表現したのがナポリ出身のデラクアらしい。
2014年01月16日創業デザイナーが去るデザインチームが手掛けた「ジル・サンダー(JIL SANDER)」の14-15AWメンズコレクションが発表された。ニットと布帛のミニマルなスタイルを見せた。トップは少しゆとりがあるシルエット。アウター類は肩が落ち気味で親指の付け根が隠れる位の袖丈。張りのある素材でボディが立体的に作られる。素材は凹凸やメランジ風で表情が付けられたもの。それらがダークトーンのブルー、グリーン、レッドとグレー・ブラックの無彩色のバリエーションを見せる。パンツは膝下から急速にテーパードし、足元のポインテッドシューズにつながる。小物は折りたたんだクラッチをメインに携える。ウエアと共布で作られたバッグも登場した。
2014年01月16日