1992年生まれのライター。お笑いや演劇といったエンタメ / カルチャーの分野を中心に、様々なメディアで記事を執筆している。
■運営している動画チャンネルに届いたメッセージを見てみると…… この体験談を提供した山野奏さんは、9歳の娘・音色ちゃんを育てるシングルマザー。英語・中国語・韓国語の読み物を日本語に翻訳する仕事をしながら、とある動画配信サイトで、英語を学べるチャンネル『カナーデ英会話』を運営しています。 自分のことが色々と書かれているサイトがあるというメッセージを受け取った奏さん。不審がりつつも、そのサイトにアクセスしてみると……。 『カナーデ英会話』で発信している英語のことだけでなく、奏さんのビジュアルについても言及しているコメントが並んでいました。 サイトの内容が気になりつつも、精神衛生上よくないから見ないに限るとした奏さんを待っていたのは、奏さんの仕事が終わるのを待っていた音色ちゃん。そしてしばらくすると、仕事関係で知り合い、付き合って1年になる森君もやってきました。 ■何もかもうまくいっていると思っていたのに 音色ちゃんが「森君はいつか音色のパパになってくれるの?」と言った翌月、奏さんは森君にプロポーズされました。 音色ちゃんはとても喜び、お礼にバレエのレッスンで習った振り付けを踊ってくれました。そんな音色ちゃんの姿を見て、2年前にバレエ教室に通い始めた時に比べて、本当に上手くなったなぁとしみじみする奏さん。 というのも、奏さんが英会話の動画配信を始めたのは、バレエ教室の月謝が高すぎるという背景がありました。少しでも月謝の足しになればと始めた動画配信ですが、翻訳の仕事との兼業はなかなかに大変なこと。 それでも、楽しそうに踊る音色ちゃんを見ていると、もっと頑張ろうという気持ちになれました。 しかし、何もかもうまくいっていると思っていた奏さんのもとに、友達から「話があるから家に行っていい?」というメッセージが届きました。 ■誹謗中傷をする人は本当に軽い気持ちでやっている ーフォロワーさんの体験談をもとにした作品ですが、土井さんがこの体験談を聞いた時に思ったことを教えて下さい。 誹謗中傷をする人って本当に軽い気持ちでやってるんだなー…と思いました。 ーこの作品は、人間の醜い部分や愚かな部分がとても描かれていると思います。この体験談を漫画にしようと思った理由は、どのようなところにありますか? 体験談を投稿して下さった方の「少しでも誹謗中傷が減りますように」との思いに共感したからです。 ー奏さんは、ネットに誹謗中傷だけでなく、プライベートなことまで書き込まれてしまいます。書き込んだ人物は後々明らかになってきますが、もし誰かから一方的な敵意を向けられた時に、どのような行動を取ればいいと思いますか? 軽い誹謗中傷なら無視が1番だと思いますが、度を越していたら奏さんのように専門家への相談も一つの手かなと思います。 ■ネットで誹謗中傷を行っている人物の正体とは 配信している動画の中では一言も話していない、プライベートな情報がサイトに書かれていることを友人に教えてもらった奏さん。 しかも、書かれていた内容は「いい年して男に夢中」「母親が知らない男と恋愛してるとかキショすぎ」といった奏さんに関するものだけでなく、「小学校3年生なんて多感な時期に、子どもが可哀想」という娘の音色ちゃんの個人情報にまで及んでいました。 どうしてこんな個人情報が書き込まれているのか分からず、慌てる奏さん。そんな奏さんに追い打ちをかけるように、そのサイトにはよりプライベートな情報が載っていることが判明します。 奏さんの誹謗中傷を書き込んでいる人物は、一体誰なのか。その相手に対し、奏さんはどのような対応をするのか。この先、想像を絶するドロドロとした人間関係が明らかになってくるので、ぜひ最初からチェックしてみてください。 開示請求待ったなし! 1話目を見る
2025年04月11日■社長がお店に来た理由とは……? これは作者のれおぱさんが、10代の頃に飲食店で働いていた際に、実際に経験したエピソードです。れおぱさんは、基本は土日の夕方から夜まで働いていましたが、たまに平日にも出勤したり、朝からシフトに入ることもありました。 ある日、一緒に働く彩花さんから、社長がお店に来るという話を聞いたれおぱさん。社長が持ってきてくれる差し入れは何だろうという話をしていると、別のスタッフのサオリさんも出勤。 2人の会話を聞いていると、どうやら新しい店長の紹介をするために社長が来るのではないかということが分かりました。 今の店長から、社長が来たから集まってほしいと声をかけられた3人が社長のもとに向かうと、彩花さんとサオリさんの予想通り、新しい店長を紹介されました。 ■個別での自己紹介を要求され…… 今の店長とは若干雰囲気が違いそうな、新しい店長の原田さん。2人が会話する様子を、れおぱさんが見ていると、彩花さんは、れおぱさんの肩をぽんっと叩き、こそっと新しい店長について教えてくれました。 彩花さんから「かなり厄介」と言われた新しい店長に、不安を感じたれおぱさん。 そんなれおぱさんの不安をよそに、社長は「皆で軽く自己紹介だけしとき」と言い、差し入れを渡して帰っていきました。 社長が帰ると、3人は原田さんから個別で自己紹介を求められました。しかもその場ではなく、わざわざ更衣室を借りて、新しい店長と2人きりになる環境を指定され、彩花さんもサオリさんもざわつきを隠せませんでした。 すでに不安を感じざるをえない原田さんの言動ですが、これはこの飲食店で巻き起こる事件の序章でしかなかったのです。 ■新しい店長が来た時は、とんでもない人が来たと不安を感じた ー新しい店長が紹介されたときの、第一印象を教えて下さい。 第一印象は不真面目そうだなーと。話し方や立ち振る舞いをみてそう思いました。この人と今後うまくやれるのかな?と不安にもなりましたね。笑 ー彩花さんから新しい店長について「かなり厄介」と聞かされた時、どのような不安を感じましたか? 彩花さんはとても頼りになる人です。そんな人が新しい店長のことを「かなり厄介」と言うくらいですから、とんでもない人が来たんだなと不安になりました。実際に一緒に働くとその意味がわかりました。かなり厄介です笑 ー新しい店長から、1人ずつ更衣室で個別で自己紹介をしてほしいと言われた時、皆さんは「ここじゃダメなの?」とざわついていたかと思います。当時の率直な気持ちをもう少し詳しく教えていただきたいです。 「なぜ更衣室?」とまずは疑問に思いました。他にも話せる場所があるのになんでわざわざ更衣室という密室を指定するんだろうと。なので彩花さんが個別で自己紹介をしないように流れを変えてくれたときは助かりました。彩花さんがいなかったらきっと更衣室で自己紹介をしていましたから…。 ■新しい店長が来たことにより、お店の雰囲気が変化していき…… 彩花さんから「かなり厄介」と言われた、新しい店長の原田さん。 個別の自己紹介を求められた時からその片鱗は見えていましたが、実際に店長が変わってから、れおぱさんはその厄介さを痛感することになります。 店長の発言や行動は、お店のスタッフに影響を与えていき、平和だったお店の雰囲気が変わっていくことになります。 この先、お店はどうなってしまうのか。思いもよらぬドラマが展開されていくので、ぜひ最初からチェックしてみてください。 (バイト先で)浮気現場に遭遇した話 1話目を見る
2025年04月05日■高校時代の部活の先輩と付き合い始めたけれど…… このエピソードを提供した加尾マルさんは、新卒で入社した会社でY支社に配属になりました。初めての土地で不安を抱えるマルさんは、近況報告をSNSで行います。 すると、高校時代のサッカー部の副キャプテンだった翼先輩からコメントがあり、同じ県にいることが分かりました。 先輩からの提案でご飯に行った2人は、後日付き合うことに。そんなある日、2人は街ブラしてから映画に行くことになりました。 翼先輩が買ってくれたオススメのコロッケを一口食べたところで、取り上げられてしまったマルさん。その後、食べ歩きしながら買ったものをほとんど先輩に食べられてしまったマルさんは、空腹状態。 そこで、ホットドッグが食べたいから自分で買ってくると伝えると……。 食に関すること以外は優しい翼先輩。最初は自分が我慢すればいいと思っていたマルさんですが、せっかく先輩と会える日にモヤモヤしたくないと思い、一度ちゃんと思いを伝えることに。 翼先輩には、先輩のご飯まで取り上げて食べるお姉さんがいることが発覚。そのせいで、女の子がガツガツとご飯を食べていると引いてしまうそう。 その話を聞いたマルさんは、手料理を沢山ふるまうことで、先輩に満足してもらおうと決めました。 ■恋人の食事を取る姿に、先輩の友人カップルもドン引き マルさんが多めに作った料理をすごいスピードで食べきった翼先輩ですが……。 マルさんの「そんなに見られていたら食べられない」という発言を受けた翼先輩は、すぐにマルさんのご飯をラップして、あとで自分が食べると言います。 翼先輩のドン引き顔に、ご飯を食べることを諦めたマルさん。その後、2人でゆっくりしていると、先輩がSNSに投稿したマルさんの写真に、高校時代の部活の先輩のトモユキ先輩がコメントを残していました。 トモユキ先輩は、同じくサッカー部のトモ子先輩と隣の県で同棲しているということが分かり、翼先輩とマルさんは2人を訪ねることに。 トモユキ先輩とトモ子先輩カップルと合流し、お好み焼き屋さんに向かった4人。トモ子先輩がお好み焼きを焼いてくれて、翼先輩とマルさんに取り分けてくれますが……。 マルさんは翼先輩に自分のご飯を取られることに慣れてしまっていましたが、先輩カップルは困惑。思わず翼先輩を止めて、マルさんがほとんど食べていないことを指摘します。 マルさんは牡蠣やお好み焼きが苦手なわけではなく、翼先輩もお腹が空いていたから食べてしまったという話を聞き、食事を追加で注文しますが、その食事も翼先輩がマルさんの分を再度横取り。 先輩カップルは驚きを隠せず、再度止めにかかります。 翼先輩からの視線を感じつつも、ゆっくりと食事をしていたマルさんですが、妹からの連絡を確認するために箸を置きました。それを見た先輩は、箸を置いたからお腹がいっぱいだと判断し、即座にマルさんのご飯を食べ始めます。 普段は1食我慢すればよかったけれど、旅行のため1日中ご飯をほとんど食べられていないマルさんが、空腹であることと、一人前の食事は食べられることを翼先輩に伝えると……。 ■気遣いはできるけど、「食」にまつわる不満がある恋人だったら…… ーフォロワーさんからの体験談をもとにした作品ですが、土井さんが初めてこの話を聞いた時の率直な感想を教えてください。 世の中いろんな人がいるなぁ〜でした ー翼先輩は「食」にまつわる不満を除けば、気遣いのできる恋人です。もしお付き合いを始めた相手が翼先輩のような方だったら、土井さんはどうしますか?(様子を見ながら付き合う、すぐに別れる、等) 食べ物を取られるのはほんと無理です!笑 秒で別れます! ー1人分のご飯を食べることに対して、「マジで食べるの?」と引かれながら言われたら、土井さんはどのように返しますか? 食べるけど何? ー翼先輩は、先輩カップルとのご飯でも、マルさんの食事を横取りしています。もし自分の周りで、翼先輩のような人と付き合っている人がいたら、土井さんはどのように接しますか? 本人がそれでも好きなら何も言いません。見守ります。 ■友達に注意されて、翼先輩は変わるのか 「食」に関すること以外は完璧な翼先輩。 これまでも、自分はもっと食べられると翼先輩に話してきたマルさんですが、そのたびに「女の子が大食いとか引いちゃう」「本当に食べるの?」と言われてきました。その結果、マルさんは、1食ぐらい自分が我慢すればいいと思ってしまったのかもしれません。 先輩カップルとご飯を食べることで、翼先輩が当たり前にマルさんのご飯を取ることのおかしさが露呈しました。そしてさらに、マルさんがご飯を食べていると、「メシ食ってるわー、何で食ってんだろー」と思っているという衝撃的な事実も発覚。 トモユキ先輩が翼先輩を連れ出してくれたため、心配したトモ子先輩にも話を聞いてもらいながら、マルさんはゆっくりご飯を食べられました。その後、帰ってきた翼先輩はシュンとした様子を見せますが……。 この後、翼先輩はマルさんのご飯を取らなくなったのか、マルさんは翼先輩とどうやって付き合っていくのか。翼先輩の「食」に関する問題は、思わぬ方向に進んでいくので、ぜひ最初からチェックしてみてください。 「女は少食」で然るべき 1話目を見る
2025年03月27日■二重埋没法の再オペをお願いするはずが、担当医に圧をかけられる パチ美さんは、二重埋没法で理想の二重を手に入れました。その後も同じクリニックで頬肉を減らすための注射や、ニキビ跡を治すためのレーザー治療を受けていました。そんなパチ美さんが、ある時顔を洗っていると……。 二重の様子がおかしくなったパチ美さん。再オペを頼もうと、契約書を確認しながら、ホームページをチェックしていると、埋没法のオペを担当してくれていたW先生が別の医院に異動になっていたことが発覚しました。 通っていたクリニックで再オペができないか、コールセンターに問い合わせたところ、絶対に同じ医師が担当することになっているとのこと。 W先生に再オペを頼むために、先生の異動先の医院に向かったパチ美さんですが……。 再オペをしてほしいと言うと、「再オペ? 糸取れてないのに?」とものすごい圧をかけられることに。 ■二重がおかしくなった原因が発覚! そして再オペへ W先生の態度に不満を持ったパチ美さんは、クリニックをあとにしようとしました。すると、受付の人に声をかけられ……。 永年保証のため、再オペは無料でできるはずなのに、高額な見積書を手渡されたパチ美さんは、自身が勤めている美容クリニックで二重埋没法の再オペをしてもらうことに決めました。 勤務先のクリニックの信頼できるI先生に二重の様子を見てもらったところ、留めていた糸が外れており、留め直しをしないといけないことが発覚。W先生の判断が間違っていたことが明らかになりました。 すると、I先生から思いがけない提案が。 小学生の頃から、左目の下だけが膨らんでいることが気になっていたパチ美さん。笑うと涙袋の下も不自然に膨らむことがコンプレックスでしたが、美容クリニックに勤務し始めてから、その膨らみが脂肪であることを知りました。 I先生は、二重埋没法の再オペと一緒に、目の下の脂肪取りもしてくれることに。 気軽にお願いした目の下の脂肪取りのオペですが、事態は思わぬ方向に進んでいきます。 ■患者の希望や話を聞いてくれない医師は避けたほうがいいかも…… ー二重埋没法を担当してくれたW先生に再オペをお願いした際、悪い意味で「ザ・美容外科医」になっていると仰っていましたが、どのような部分が気になりましたか? また、パチ美さんがお仕事をされてきた中で、W先生のような先生はどれぐらい見てきましたか? 「自分の手術に間違いなどあるわけがない」という圧が強く、こちら(患者)の意見を全く聞いてくれない態度が一番ショックでした。あくまで私の経験談ですが、執刀数が多い院長クラスの美容外科医にこういうタイプの人は結構見てきました。 ーパチ美さんが勤めているクリニックで二重埋没法の再オペをすることになりましたが、「今日暇やしオペしたるよ」という感覚でオペが行われるのに驚きました。この気軽さは美容外科ではよくあることなのでしょうか?また、一度はW先生に失敗されている二重埋没法の再オペを、別の先生にしてもらうことに不安はありませんでしたか? 私が勤めていたクリニックではこんな感じでした(笑)。患者様が少ない空いてる時間帯にふらっとオペするスタッフは多かったです!他クリニックでは分かりませんが……。また、私がお願いした先生は普段からオペを拝見していて手術の上手さは分かっていたので、再オペをお願いすることに不安はありませんでした! ー美容整形をする際、先生との相性もあるかと思います。パチ美さんが思う、こういう美容外科医は避けたほうがいい、という目安はありますか? 私個人の経験則にはなりますが、患者の希望や話を聞かない、やたらと高額な術式を勧めてくる、手術のメリットばかりでデメリットについて言及しない、他クリニック(競合)を悪く言うDr.は避けた方がいいかも……と思います! ■コンプレックスだった目の下の脂肪はどうなるのか……! パチ美さんは、最終的に目の下の脂肪取りのオペを3回も受けることになります。どうして1回のオペで終わらなかったのか、パチ美さんのコンプレックスは解消されたのか。 美容整形のリアルな体験談が気になる人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。 【実録】目の下の脂肪取り手術を3回もした話 1話目を見る ※本記事の内容はあくまでご本人の体験談・感想です。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください
2025年03月25日■職場のお局・つぼえさんとの衝撃的な出会い これは、百貨店で派遣として働いていたパチ美さんが実際に体験した、職場いじめの話です。ある日出社したパチ美さんが、制服に着替えようとしましたが……。 新卒で入社したブラック企業を退職後、海外留学へ行く予定でしたが、家庭の事情で留学できなくなってしまったパチ美さん。 急いで就職するために求人情報を集めていたところ、百貨店の派遣の求人を見つけました。正社員を希望していましたが、接客が好きだったパチ美さんは「1年間だけやってみよう」とその求人に応募し、無事に採用されました。 パチ美さんは、同じく派遣として働く同期の10人とともに、他部署へ挨拶回りに行きました。そこで出会ったのが、今後パチ美さんに嫌がらせをしてくるお局・つぼえさんです。 金髪で、上下につけまつげを付け、大きなカラコンを入れているつぼえさんは、その売り場のボス的存在でした。そんなつぼえさんに目をつけられたパチ美さんは、百貨店で働いたことがあるのかどうか聞かれ……。 つぼえさんと衝撃的な対面を果たしたパチ美さん。しかし、派遣の同期には心強い人たちが揃っていました。 革小物部署のリーダーで、元他百貨店勤務経験があるベテランのAさんのほか、同じく他百貨店勤務経験があるベテランのBさん、Cさんや、パチ美さんと一番年齢が近く百貨店勤務も未経験のDさんなど。 特にAさんは頼りになる存在でした。 ■業績のいいパチ美さんを妬み、始まった職場いじめ パチ美さんが働いていた売り場は、様々なブランドの商品があり、スタッフ1人が2〜3ブランドを担当していました。 百貨店勤務未経験のパチ美さんは、年に2〜3個売れたらいい方なマイナーなブランドを担当していましたが、お客さんへの提案方法を工夫した結果、多くの商品を売り、全体朝礼で表彰されることに。 さらには、お客さんからの感謝の声も多く届き、またもや全体朝礼で表彰を受けました。大手ブランドからも、パチ美さんに売り場を担当してほしいという声がかかり、部長もご満悦でした。 しかし、そんなパチ美さんをよく思わない人も出てきて……。 無視やパチ美さんに聞こえるように悪口を言い始めた、つぼえさんたち。さらには、バックヤードでの用事を申し付けられ、売り場に立てない状況にされました。 結果として個人売上は下がり、事情を知らない他のスタッフにも印象操作をされてしまいました。 そのことを革小物部署のリーダーのAさんに伝え、つぼえさんにバックヤードでの用事を申し付けられても断るようにしたパチ美さん。それにより、個人売上はもとに戻ったものの、つぼえさんからのいじめは続きました。 そして、つぼえさんからのいじめを受けていたのはパチ美さんだけではなく、たった数ヶ月の間に4人がいじめによって辞めてしまいました。 つぼえさんからのいじめは、ここから加速していきます。いじめに対して、パチ美さんはどう戦っていくのでしょうか……? ■作者のパチ美さんにインタビュー ー他部署への挨拶回りで、つぼえさんから唾を飛ばされたのは衝撃的だったかと思います。その際、パチ美さんが思ったことを詳しくお聞きしたいです。 あまりにも予想外の出来事で、一瞬脳が思考停止しました。その後は漫画にもある通り「なんやこのクソBBA…(怒)」と脳内で毒づきましたね(笑)。 ー一緒に挨拶回りをしていた派遣の同期の方は、パチ美さんに対するつぼえさんの行動を見て、どのような反応をされていましたか? 周りも私と同じく絶句してました。その場の雰囲気からつぼえさんには逆らってはいけない空気感を感じて、誰も何も言えずただただ愕然としてました。 ーつぼえさんが売り場で派遣スタッフの方たちを大声で叱っていたとのことですが、お客さんがざわついたり、クレームが届いたりするなど、業務に支障は出ていませんでしたか? つぼえさんが大声で怒鳴っている様子を見て、お客様がそそくさと売り場を離れられることは多々ありました。クレームももしかしたら届いていたかも知れませんが、私達売り場スタッフに共有されることはなかったです。 ーパチ美さんが職場で経験したいじめは、かなりきつかったと思います。辞めた方も大勢いた中で、パチ美さんが仕事を続けられた理由を教えて下さい。 私は負けん気が強いので、つぼえさん達からひどいことをされても「絶対この人達が喜ぶような反応はしない!」と決めていました。何より接客業が好きだったので、くだらないいじめよりも目の前のお客様に集中しようと努めてました。 ■職場いじめを繰り返すつぼえさんを待っていたものとは? つぼえさんからいじめを受け続けるパチ美さんでしたが、ある日、本部の人がつぼえさんを訪ねてきます。 どうして本部の人がつぼえさんを訪ねてきたのか、つぼえさんは何故職場いじめをするモンスターお局になってしまったのか。これから怒涛の展開が待っているので、ぜひ最初からチェックしてみてください。 お局いじめと戦った話 1話目を見る
2025年03月05日■働いていた店舗の別売り場が万引きの被害に これは、社会人1年目で洋服の販売職をしていた、たにさんの実体験です。ある日、店長から「他店舗で万引きが増えている」という報告を受けた、たにさんたち。すると、同期のおかちゃんも万引きの被害にあっていたことが明らかに。 たにさんが働いていた店舗は規模が大きく、商品数も従業員数もお客さんも多い環境でした。万引きが起きたら、その瞬間に捕まえるしかなかったのですが、広い店舗の中ですぐに店長を見つけることは難しく……。 おかちゃんが担当する売り場で、大量の服を試着室に持ち込み、売り場に戻さない2人組がいるとのこと。何度注意しても聞かないため、不審に思ったおかちゃんは万引きを疑って、店長を探しに行くことに。 売り場を離れている間、別の従業員に怪しい2人を見張ってもらっていたものの、少し目を離したすきに姿を消してしまいました。 試着室に大量に持ち込まれていたはずの商品は跡形もなく、万引きされたと判断したおかちゃん。店長とたにさんも一緒に手分けして怪しい2人を探したものの、見つからず。 監視カメラの映像も荒かったため、誰が万引きを行ったのか特定できませんでした。 ■万引きが疑われるお客さんに声をかけてみたら…… おかちゃんの売り場で万引きが発生してから数週間後、たにさんはとあるお客さんに話しかけられました。何か商品を探しているのかと思いきや……。 たにさんに話しかけたお客さんは、その人が商品をカバンに入れたところを目撃したと言います。しかし、たにさん自身はそのお客さんが万引きした瞬間を見たわけではありませんでした。 不審な動きをしている人を見つけたら、すぐに店長を呼ぶように言われていましたが、万引きしたかもしれないお客さんは、お店を出る直前でした。 声をかけるか悩んだたにさんですが、万引きを目撃したお客さんに後押しされたことと、本当に万引きをしていたら許せないという気持ちもあり、勇気を持って声をかけることにしました。 ■作者のたにさんにインタビュー ー「あの人が万引きしているところを見た」という報告を受けた時は、混乱したところもあったかと思います。報告を受けた時に、たにさんがまず何を思ったかを伺いたいです。 めちゃくちゃ驚きました。あとは怖かったです。この時は本当にまだ若く、そんな報告を受けたこともなかったので。ただ何とかしなければという思いもありました。 ー自分の目で見ていない状態で、万引きを疑われているお客さんに声をかけるのは怖かったと思います。それでも引き下がらずに声をかけられた理由を教えて下さい。 やっぱり自分が発注したり売り場に出した商品ですし、もし万引きが本当だとしたらまた繰り返しされるかもしれない。そう思い勇気をだして声をかけました。 ー万引きを疑われたお客さんが逃走した際は、どのように思いましたか? は!?!?って思いました。と同時に万引きしたのだと確信しました。 ー社会人1年目にして、万引き犯と遭遇したのは、かなりショックが大きかったのではないかと思います。その後の仕事に支障は出ませんでしたか? その後はしばらくしんどい時もありましたが、同期や家族に話を聞いてもらい、だいぶ精神的に楽になりました。あとは本当に忙しかったので時間が解決したともおもっています。 ■逃走したお客さんを追いかけると、修羅場が待っていた たにさんが声をかけたお客さんは、思わぬ場所に向かって逃走。追ったたにさんを待っていたのは、長い戦いでした。万引きを疑われたお客さんが、ここからどんな行動に出るのか、たにさんがどのように奮闘したか、ぜひ続きをチェックしてみてください。 万引きおばさんをつかまえろ! 1話目を見る
2025年02月26日■終電間際の電車で迷惑行為に巻き込まれた夫 ■相手は迷惑行為の常習犯。駅員に対応を任せたが ■作者のパチ美さんにインタビュー ー夫さんに「20代の時に書類送検されたことあるよ」と言われた際の、率直な感想をお聞きしたいです。 夫が犯罪を犯すような人間ではないと分かっているので、「え、こんな真人間が何がどうなって書類送検!?その話詳しく聞かせて!!(笑)」と興奮しました(笑)。 ーこのマンガは夫さんのお話をもとにしていますが、話を聞いていた中で一番感情が動いたところ(びっくりした、イラッとした等)はどこですか? おじさんが何度も同じ迷惑行為を繰り返していたことに一番腹が立ちました。絡まれた人はもちろん、怪我をしてないのに救急車を呼んだり、警察のお世話になったり…どれだけ広範囲に迷惑かけてるのか分かってるの!?と許せない気持ちになりました。 ーもしもパチ美さんが同じように電車内で絡まれたら、どのように行動すると思いますか? 私は根がビビりなのですぐに逃げると思います!でも暴力を振るわれたらさすがに警察を呼びますね。心臓バクバクさせながら(笑)。 ■レク夫さんの運命はいかに 検察から呼び出され、取り調べを受けることになったレク夫さん。電車内でのトラブルは、いつ遭遇するか分からないもの。無実のはずのレク夫さんがこの後どうなってしまうのか、ぜひ続きをチェックしてみてください。 無実の夫が書類送検された話 1話目を見る
2025年02月05日■オカルト好きが高じて、心霊スポットとして有名な漫画喫茶でバイトをスタート ■バイト仲間と共に、様々な心霊現象に遭遇 こちらはNAPBIZブログに投稿された漫画です。作者のパチ美さんに、このバイトにまつわるいくつかの質問をしてみました。 ■作者のパチ美さんにインタビュー ー第1話では、霊感はないけれど「なんかここ嫌だな」というのは分かると書かれていました。「なんかここ嫌だな」という感覚について、もう少し詳しくお聞きしたいです。 視界が狭く暗くなる感じがする、空気が濁った黄色っぽく見える感じがする、背後の圧迫感を感じる、急に周りの音が聞こえにくくなるなど、言葉にするのは難しいのですが明らかに他の場所とは違った雰囲気を感じます。 ー現在でも、「なんかここ嫌だな」という感覚を感じることはありますか? 「なんかここ嫌だな」という感覚は今も残っていますが、若い頃よりも感覚が衰えている感じはします。最近だと、初めて行った地下鉄の駅の、ある出口だけを気持ち悪いと感じて迂回したことがあります。その出口は照明が明るくて利用者も多かったのですが、なぜか他の出口と比べて薄暗くて天井が降りてくるような圧迫感や「なんとなく近づいてはいけないオーラ」を感じました。 ーオカルト好きが高じて、心霊スポットの漫画喫茶でバイトを始められていますが、パチ美さんご自身は怖がりでもあるとのことで。2年間バイトを続けられたのは、どのような理由からでしょうか? 無類の漫画好きのオタクだったので、漫画に囲まれた漫画喫茶という空間で働くのがずっと憧れだったんです。また朝6時開始のシフトだと、毎週月曜日に、当時の愛読書だった『週刊少年ジャンプ』を誰よりも早く読めるのも、楽しみのひとつでした(笑)。 ー『心霊スポットの漫喫でバイトしてた話』では、漫画喫茶でのバイト中に遭遇した、多くの心霊体験を描かれています。今までブログに載せてきた中で、一番怖さを覚えたのはどのような体験ですか? 結婚前で実家にいた頃、2階の自室でイヤホンをつけて作業しながら留守番をしていたら、自分以外誰もいないはずなのに、1階から私を呼ぶ声が聞こえたことです。この体験以来、家で1人でいる時にイヤホンができなくなるくらい、一番恐怖を覚えました。『思い出話』の1つとしてマンガをブログに投稿しているので、読んでみていただけると嬉しいです。 ■バイト先で次々と起きる心霊現象によって、パチ美さんに変化が? この後も、パチ美さんはほかの従業員と共に、あらゆる心霊現象に遭遇していくことに。そんな中でパチ美さんは、自分自身にゾッとする変化が起きていることに気が付きます。日常に潜む怖い話が好きな方は、この先何が起きるのか、ぜひ続きをチェックしてみてください。 心霊スポットの漫喫でバイトしてた話 1話目を見る
2025年01月24日