フィクション・スタジオは、経験豊富なプロのライター50人を擁する東京都渋谷区のシナリオ制作会社です。主にゲーム脚本をメインにストーリーや映像による創造力豊かなコンテンツを制作しています。また漫画原作、ライトノベルの執筆の他、ノンフィクションの脚本執筆を行っています。
■前回のあらすじ 占い師依存が心配だったけれど、友だちと旅行にも行くように元気になった義母に強く言えない美里たち夫婦。夫の弘平も今までが家に閉じこもりだったので、たとえ仕送りが占い師のおかしなグッズに使われていても否定せずにいた。ところが事態は悪化し…。 >>1話目を見る 苦しい不妊治療の末の妊娠だったので、お義母さんから水晶のブレスレットのおかげだから感謝するように言われたときは、何も言葉が出てきませんでした。 さらには子どもの名付けまでお義母さんは勝手に占い師にお願いしようとしていて…。夫と私はお義母さんの占い依存に危機感を感じ始めるのです。 次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年03月23日■前回のあらすじ 義父の急死にすっかり落ち込んで、家に閉じこもってしまった義母。心の余裕を取り戻してもらおうと、夫からの頼みもあり義母に仕送りをすることになったのだが、明るくなってきた義母の口からは「いい占い師に会って」という不穏な言葉が出る。 >>1話目を見る 元気になっているなら…と、占い依存を止めなかったことで、気づけばお義母さんは一人の占い師にどっぷりハマっていました。 とはいえ、占いを通じてできた友達と温泉旅行に行くなど、以前とは比べものにならないくらい活動的に。お義母さんから送られてきた楽しそうな画像を見て、心配しながらも見守ることにしたのが間違いでした…。 次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年03月22日愛する夫を突然失ってしまったお義母さんは、すっかり落ち込んでしまい、ずっと家に閉じこもっていました…。 前のように元気なお義母さんに戻ってもらいたくて、私たち夫婦は仕送りを始めることに。趣味や習い事などに使ってもらえることを期待したのですが、お義母さんはそのお金を占いに使っていたようで…。 次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2023年03月21日■前回のあらすじ 出向で玲衣との仲も復活した誠人。さらに出向の延期により、残してきた家の売却をすることに。実家を頼ってばかりだった玲衣も、今ではとてもたくましくなり…。 >>1話目を見る 妻実家のそばに住んでも、お互いの居心地のよい距離感を見つけて、付き合っていける人も多いことでしょう。でも「お金を出してやった」と思う義父と「すべてのことを自分で行いたい」僕とのプライドがぶつかり合ってしまい、お互いにうまい落としどころを見つけることができませんでした。 もっと家のことを決める前に義両親と付き合い、そばにいても別家族として支え合える関係性か見極める必要があったといまでは思っています。そして実家に依存しがちだった妻が、僕とお義父さんの間で緩衝材の役割が果たせれば結果は違っていたかもしれません。 でも自分を弱いものだと信じ込んでいた妻が自信をつけ、僕もお義父さんとの適切な距離感を見つけられたことで、僕たち家族にとってはこれで良かったんだと思っています。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月22日■前回のあらすじ 兼務出向となった誠人についていく決断をする玲衣。しかし事情を説明しに訪れた義父には、「頭金を返してもらおうじゃないか」と怒り心頭で迫られて…。 >>1話目を見る 引越してきた当初、玲衣はかなりナーバスになり、僕が帰って来るのをひたすら待っているような状況でした。しかし次第にそれは落ち着いていき、元々人当りもよく穏やかな玲衣は、近所にもなじんでいきました。 玲衣のことを「誰かが守らなければいけない弱い女性」と思い込んでいたのは、義両親だけではなく僕もでした。僕が頑張って玲衣を導くのではなく、彼女をもっと信じて、任せることでふたりで頑張ればよかったんだと今なら思えます。 そしてケンカ別れしたまま別れてしまったお義父さんとの仲は…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月21日■前回のあらすじ 疲れきって帰ってきたのに義父からの理不尽な説教を聞かされて、「今すぐ帰ってください」と告げた誠人。義父は怒り、妻は悲しんだが、もう限界。さらに兼務出向が決まり、妻についてくるか残るかを決めてほしいと決断を迫る誠人だったが…。 >>1話目を見る もしかしたら僕の兼務出向によって家族がバラバラになるかもしれない…それでも僕は自分の中にできてしまった義両親と妻への不信感はぬぐえませんでした。 息子の淳也とも離れ離れになってしまうかもしれない恐怖を抱きながら、出向までの時間をできるだけ息子と過ごそうと決めていたのです。 玲衣がそばにいてくれる生活は、僕にとって幸せな日々でした。しかし、義実家の隣に住んでから、その気持ちにも影を落としていき…。 ずっと親に見守られながら生きてきた玲衣にとって、親から離れることはおそらく苦渋の決断だったと思います。僕がどうして苦しんでいるのか、どうして家に帰りたくなかったのか、玲衣が理解してくれたかはわかりません。それでも僕についてきてくれることが、とても嬉しかったです。 しかし最大の難関、お義父さんが理解してくれるはずもなく…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月20日■前回のあらすじ 短大中退時のつぐみの言葉で、今まで前向きに生きることができていたと語る七海。今度は七海がつぐみに「絶対大丈夫」と励まし、変わろうとする背中を後押ししてくれる。 >>1話目を見る 不幸自慢ばかりしてくるママ友がいたら、どうしますか? きっと子どもの付き合いもあるし、あたりさわりなく付き合って疎遠になってしまうことがほとんどだと思います。 でも、私はたまたま昔からの友人がママ友になり苦言を呈してくれたから、自分の過ちに気づくことができました。 それまでは、自分が人に嫌なを思いをさせているだなんて、思いもしなかったのです。七海には、本当に感謝しています。 不幸は張り合うものでも、比べるものでもない。目の前の幸せを大事にして、これからは前を向いて生きていければと思います。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月20日■前回のあらすじ 平日には、誠人の家に入り浸る義両親。家に帰っても帰らなくても説教される悪循環に陥ってしまう。妻に「親より僕を頼ってほしい」と伝えても、気持ちを理解してもらえなくて…。 >>1話目を見る 兼務出向が決まった先は、今住んでいるところから離れた場所で、さすがに通うことはできません。実家のそばに住むことを希望していた妻について来て欲しいとお願いしても、答えは厳しいだろうと思いました。 そして僕もここでの生活はすでに限界を超えてしまい、もう戻ってくることはできないと考えていたのです…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月19日■前回のあらすじ 不幸アピールばかりしていたと反省するつぐみ。変わりたいけれど、自信を持てずにいると七海は今からでも変わることはできると力説する。しかし、会話の途中で七海が突然倒れてしまい…。 >>1話目を見る 私が学生時代に七海に掛けた言葉なんて、言われるまで忘れていました。私は七海が中退したことさえ忘れていた薄情者なのに…。七海が今でもその言葉に励まされて生きていると知って、涙が出ました。 私は、変わりたい。ツラかった昔の自分を認めてあげたい。それと同時に、七海が知っている前向きだったころの自分を取り戻したい…そう思ったのです。 次回に続く(全8話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月19日■前回のあらすじ 義実家の隣に住み始めて以来、義父の誠人に対するあたりが強くなってしまう。くどくどと説教が続き、家に帰ってからが一番疲れるようになってしまった誠人。妻が両親に話したことで解決すると思いきや、火に油を注いでしまったようで…。 >>1話目を見る お義父さんの「頭金を出したから俺の家」論理に愕然とした僕。やはり3分の1でも借りてしまったことが間違いだったと気づきましたが、すでに義両親の隣に住んでいる状態でこれ以上険悪になるのは得策ではないと判断しました。 結果的に義両親は大手を振って僕の家に入り浸るように…。しかも僕の気持ちを玲衣がまったく理解しておらず、僕の限界も近づいていました。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月18日■前回のあらすじ 相手よりも自分の方が不幸だと張り合うつぐみに、友人の七海は「昔はそうじゃなかったのにどうして」と声をかける。すると、つぐみは震えながら過去を思い出し…。 >>1話目を見る 過去を振り返ってみると、たしかに私には不幸な出来事がたくさんありました。七海に話したことで、私はそこから前へ進む勇気を持つこともせず、不幸にしがみついていたことに気付きました。 ずっと、「頑張ったね」「大変だね」と言われる心地よさに浸かっていたのです。目の前の幸せを見ようともしないで…。 でも、今さらどうやってこの性格を変えたらいいのかわかりません。そんなとき、七海が病気だと知り…。 次回に続く(全8話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月18日■前回のあらすじ 義実家隣に建てることを決意した誠人。頭金は断るつもりだったが、妻と義父の説得で頭金の3分の1借りることに。しかし引越し後、義父が近所には「頭金は自分が出した」と触れ回っているのを知ってしまう。 >>1話目を見る 結婚後も義両親の家の近くには住んでいましたが、我が家に頻繁に訪れることはなく、妻だけが実家に遊びに行くといったスタイルでした。 しかし義両親の隣に住み始めると、僕がいない日中にも義両親は家に上がり込んでいる様子。さらには会社から帰ると、家の前でお義父さんに説教される日々…。次第に僕は義父からの圧の強さに疲弊していくのでした。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月17日■前回のあらすじ 友人の七海から、「本当に不幸なの?」と指摘されたつぐみ。一言「ツラかったね」と言ってくれればいいのにと思うつぐみは、やっぱり誰も私を理解してくれないと怒りをあらわにするが、ふとあることを思い出し…。 >>1話目を見る 私が、不幸だっただろうと思っていた七海の過去が、本人からしたら「ただの過去」で「不幸ではなかった」。私にとっては衝撃でした。大変な思いをしたのに、ツラいと言わずに過去にできるものなの? 強がってるんじゃなく? 不幸は張り合うものじゃない…? 七海の言葉を受けて、私は今まで勝手に周りに自分の価値観を押し付けていたと思いはじめたのです…。 次回に続く(全8話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月17日■前回のあらすじ 義実家の隣に家を建ててほしいと義父から頼まれた誠人。会社の同僚に相談するも意見はバラバラ…。結局買うことを決意するが、義父は断った頭金を出すつもでいる様子。妻の玲衣にも頭金を断らないでと言われてしまい…。 >>1話目を見る 父親がおらず、母ひとりだったために、自然と小さい頃から自分で解決するくせがある僕。母としては息子が甘えたり、頼ったりしないことを寂しく感じていたのだと初めて知りました。だから母に「頭金を出してもらうのも親孝行」と言われ、妻とお義父さんの顔を立てる意味で借りることに。 しかしお義父さんは近所に「自分がお金を出したから家を建てられた」と吹聴しているようで…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月16日■前回のあらすじ 久しぶりに会った高校からの友人・七海の子が同じ幼稚園に入園したことで、ママ友からの悪口も気にせず今まで通り過ごせていたつぐみ。しかし、七海から「つぐみは相手が不幸になれば納得するの?」と言われて…。 >>1話目を見る どうしてツライことをツライと言っちゃいけないの? どうしてみんなより不幸な私を慰めてくれないの? 古くからの友人だった七海の発言に、私は憤っていました。七海だけは、わかってくれると思っていたのに…! しかし、家で今日の出来事を思い返しているうちに、あることを思い出したのです。 次回に続く(全8話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月16日■前回のあらすじ 「家を建てるのが男の甲斐性」とする義父に、まだ予定はないと断る誠人。しかし義父は、建てられないのはお金がないからだと決めつけ、頭金を用意すると言われてしまい…。 >>1話目を見る まだ考えていなかった家を持つことが、お義父さんの一言で急に動き始めました。玲衣の家の隣というのは気になりはしたものの、僕自身の生活に義両親が何か干渉してくることはなく、そのまま安易に決めてしまったのです。 そして僕自身は自分たちの家は、玲衣とふたりで責任をもってお金を出していこうと思っていたのですが、まさか玲衣から反対されるなんて…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月15日■前回のあらすじ 体調が悪い中、子どもの送迎に向かったつぐみ。ママ友たちは優しい言葉をかけてくれたものの、もっとかわいそうな人として扱ってほしかったつぐみは、ママ友を冷たいとさえ思ってしまい…。 >>1話目を見る 七海は高校からずっと仲良しで、短大からは疎遠になっていましたがひと目見てすぐにわかりました。まさか同じ幼稚園に通うことになるなんて! 昔からの友だちである七海には何でも気兼ねなく話すことができ、私はママ友から陰口を言われていたことを気にすることもなく過ごせていました。 なのにどうして、そんなことを言うの? 次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月15日■前回のあらすじ なかなか実家から自立してくれない妻に悩む誠人。母親になれば、いずれは自覚が出てくるだろうと思っていた矢先、妊娠で事態は急変。義父はお金の心配は必要ないから義実家の隣に家を建てるように言ってきて…。 >>1話目を見る すでに家を購入前提で話を進めようとするお義父さん。もちろん家の購入は、これまでしたことがない大きな買い物で、すぐに決められる話ではありません。 しかし僕にとっての問題は、家を建てることを玲衣と何も話せていないこと、そして自分自身が家を建てる決意が何もないことだったのです。 次回に続く(全11話)毎日更新! ウーマンエキサイトの Twitterをフォローして この話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月14日■前回のあらすじ ママ友の愚痴の会話に、「わかる~」と自分の話の方が不幸だと割り込んでいくつぐみ。「私に比べたらましでしょ?」という善意の気持ちだったのだが、ママ友たちは少し引き気味…? >>1話目を見る たとえ具合が悪くたって、夫も誰も助けてくれない…。それでも家事と育児を一人で頑張る私ってえらいでしょ? だからもっとママ友に優しくしてもらえると思っていたのに、冷たい反応…! 私はこんなに頑張ってるのに…ひどい! 次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月14日■前回のあらすじ 関連会社の取締役である有田の娘と結婚した誠人。幸せな新婚生活が始まるはずだったのだが、義父の意見に押し切られる形で、会社からは遠い義実家の近くで新生活を送ることに…。 >>1話目を見る 家から会社までは、ドアtoドアで2時間以上かかります。毎日となると、この通勤にかなりの体力が消耗されることに気づきました。 毎日の通勤が大変でも、家に帰れば玲衣がいて、もう少ししたら子どももできる…そう思えば耐えられると思っていました。 そんな時にお義父さんから突然の申し出が…! しかも大きな勘違いもあるようで…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月13日私の失敗談を聞いてください。 息子が幼稚園に入りたてのころ、ママ友付き合いでやっていたことがあるのですが… ママ友で集まると必ずと言っていいほど始まる愚痴大会。私はみんなを安心させようと、「私の方が不幸だよ!」と話してあげるのです。 みんな、自分より不幸な人がいたら安心するでしょう? 元気だしてくれるといいな! 次回に続く(全8話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ お花
2023年02月13日この時の僕は、たとえ通勤時間がかかっても玲衣が気持ちよく、そして安心して過ごせることが何よりも大事だと考えていました。ひとり暮らししていた僕にとっての懸念点は、シングルマザーで僕を育ててくれた母の家からはさらに遠くなってしまうことだけだったからです。 でもこの時、僕はもう少し妻と妻実家の関りについて気にしておくべきでした…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年02月12日■前回のあらすじ 自分の幼い頃と同じように、息子にも結果を求めてしまっていた美緒。間違いに気付いたものの、夫も息子も「もう許してくれないかもしれない」と思い、涙がこぼれていく…。 >>1話目を見る 【伊那Side】 それから美緒さんは、サッカーチームの父兄・コーチにも謝罪し、より一層クラブ活動に顔を出すようになりました。応援の仕方は気をつけつつ、透くんの上達のために動画や本で研究したり、家族一丸となって取り組んでいるようです。 子どもへの期待はどんな親でも持ってしまうもの。ただその気持ちの押し付けはときに凶器にもなり、子どもを傷つけることもあるのだと、痛感した出来事でした。 私も、他人事だと思わず子どもと向き合っていかなければと思います。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月12日■前回のあらすじ 会社にも自分はいらないのではとショックを受けた美緒は早退し、昔息子とよく行っていた川沿いへ。今までのやりかたが間違っていたのかと頭を抱えるが、そうやって育ってきた美緒には正解がわからない。そこへ伊那が通りかかり…。 >>1話目を見る 【伊那Side】 美緒さんは透くんを叱責していたけれど、決して愛していないわけではありませんでした。愛情の表現の仕方が違っていただけで、透くんに期待したり、よりよい人生を歩んでほしいという気持ちは、私たちと何も変わらないのです。 やり方が違っていた、もう反省しても遅いかも…と美緒さんは涙していましたが、私はそうは思いませんでした。 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月11日■前回のあらすじ 夫から家族なのに軍隊みたいだと言われた美緒。実は仕事場でも同じことを言われていた。そして、夫は「そんな君とは一緒にいられない」と最後通告してくる。それでも反論する美緒だったが…。 >>1話目を見る 【美緒Side】 私はずっと結果を求められる世界にいました。父は厳しく、「結果を残せないやつは負け組だ」が口癖で、勉強でも運動でも2番では褒められませんでした。だから私は、1番を取るために、結果を残すために努力してきました。それが当然だと思っていたのに…。 夫や職場は、結果を残すために手段を選ばず努力する私を否定するのです。だって、結果を残さないと意味がないでしょう? 息子だってきっと苦労してしまうはず。だから言ってるのに、なのに、どうして? 私が間違っているのでしょうか…? 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月10日■前回のあらすじ ママ友、夫だけでなくコーチからも応援の仕方を改めてほしいと頭を下げられた美緒。夫からも「もうかかわらないでくれ」と言われ、よってたかって私を悪者にしていると憤る美緒だったのだが…。 >>1話目を見る 【美緒Side】 夫は今まで、仕事を言い訳に家のことも子どものことも私にまかせていました。私としても、はっきりと素早く判断できない夫に任せるよりは自分でやったほうが早いと、自分できちんとやってきたつもりです。 なのに、「もう一緒にはいられない」? 私が今まで頑張ってきたから今があるのに、何を言ってるのかと腹が立ってしょうがありませんでした。 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月09日■前回のあらすじ 美緒の暴言に近い応援に耐えきれず、注意する伊那。しかし美緒は逆上し、美緒の夫も初めて反論するものの、夫婦で揉め始めてしまう。そしてついに、美緒の息子が「サッカーやめる」と泣き出して…。 >>1話目を見る 【伊那Side】 「サッカーをやめる」と泣く透くんの涙は、本当に見ていてツラくて…。今まで傍観していたコーチもさすがに声をあげ、美緒さんを説得してくれました。 何より、旦那さんもきっと堪忍袋の尾が切れたのでしょう。美緒さんにはっきりと意見していました。これで、美緒さんが少しでも変わってくれるといいのだけれど…。 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月08日■前回のあらすじ 息子への応援の激しさだけでなく、夫への愚痴や暴言が止まらない美緒。そんなに悪い人には見えない夫やママに怯える彼女の息子を見て心配でたまらない伊那だったが…。 >>1話目を見る 【伊那Side】 その日の美緒さんの応援はいつも以上に激しく、点を入れられず立ちすくむ透くんの肩をつかみ、みんなの前で叱責していました。その様子に耐えきれず、私は思わず美緒さんに反論してしまいました。 もちろん美緒さんが納得するわけもなく、余計に火がついたところで美緒さんの旦那さんが反論。初めてのことだったのか、周りの父兄も驚いていました。 そして…その両親が争う様子を見ていた透くんの口から、悲しい言葉が出てしまったのです…。 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月07日■前回のあらすじ それとなく美緒に応援が過激ではと伝えた伊那だったが、まったく通じずがっかり。結局、そのあとも応援という名の暴言を美緒は息子に叫んでいた。しかも帰り際には、同じようきつい言葉を夫に吐いており、唖然としてしまう…。 >>1話目を見る 【伊那Side】 透くんはご飯のときもどこかオドオドしていて、美緒さんの顔色を伺っていました。普段から、母親のネガティブな発言ばかり耳にして暮らしているのかな…。 私は透くんのこころが心配になってしまいました。しかし、他人の私が人さまの家庭に介入する訳にもいかず…、どうしたらいいか悩んでいました。 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月06日■前回のあらすじ 子どものサッカーの応援で「タラタラしてんじゃないよ!」と、暴言のような応援をわが子におくる美緒。周囲のママ友も気になってはいるものの、注意できずにいた。しかし、見かねた伊那は美緒に声をかけ…。 >>1話目を見る 【伊那Side】 私が見たのは、迎えにきた旦那さんへ大声で罵声を浴びせる美緒さんの姿。それは透くんへの罵声よりももっとひどいもので…。 これは日常茶飯事のようで、まわりのママ友たちも聞こえてはいるものの見て見ぬ振りをしていました。旦那さんにこうなら、おうちでもずっとこうなのかな…? 次回に続く(全9話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 日野光里 /イラスト・ 紅哀 柳(監修:アトリエPP合同会社)
2023年02月05日