どすこい母さんこと、ケイコモエナです。
絵と家族とぼんち揚が大好きな関西おばちゃんの私、スイス人夫、イチ(長男)ゆあ(末っ子)と猫一匹で、なんにもないスイスアルプスの麓に牛やヤギに囲まれて暮らしています。
子供たちが生まれた頃に色んなことにキレまくってた日々や、母としての思いを綴っています。
https://www.instagram.com/keikomoena/
どすこい母さんこと、ケイコモエナです。スイスアルプスの麓に牛やヤギに囲まれて、スイス人夫、イチ(長男)ゆあ(末っ子)と猫一匹で暮らしています。
スイス人夫と日本人妻、結婚当初、食のカルチャーギャップに直面! 夫の好き嫌いに試行錯誤したかと思いきや、実は子どもも同じタイプということが発覚…! 家族の問題にまで発展したこの難題、果たして解決するのか…!
仲良しだと思っていたお友達の影響で、寝ているときに娘が泣き叫ぶように…。娘の夜驚症に悩んだときのお話です。
ケイコモエナさんがスイスで出会った幼児の性教育のお話。幼稚園での性教育の授業に最初は戸惑いながらも、その大切さを痛感。小さい頃友達に起こった出来事を振り返りながら綴ります。
■前回のあらすじ ご近所さんが自分の国に帰ることに…。ニロはイチに「君だけが僕に優しかった」と言いプレゼントをくれたのでした。 「イチにお友達をください」その念のような願いが叶った。ただ、イチには要らぬ願いだった。 私がイチのひとりぼっちの後ろ姿を見て、勝手に不安に思い、私が安心したいから、友達と遊ぶイチを見たかった。なんて愚かなエゴだったんだろう。 数年後、イチには親友ができた。それはイチが友達が欲しいと願ったからであり、ニロと遊んでいた時も楽しそうにしていたけど、この親友と遊んでるイチは光り輝いている。 我が子に「こうなってほしい」「もっとこういう風に」と願ってしまうのは親心。それはどうしようもないのだと思います。 だけど、それは子どもからしたら、ただの迷惑な思いなのかもしれません。私は今回の経験でそれが分かって、このことをしっかり覚えておこうと思いました。私にとっては学び多き経験になりました。 そしてもうひとつ…。価値観や考え方が全く違う人が近所に住むと大変ということがわかり…「隣人はどんなにいい人でも深入りはしすぎない」という理由も身をもって理解することができました。 平穏な日々から、突然ストレスフルでハプニング満載の日々になり疲れてしまいましたが、これも良い経験となりました。 私に起きた迷惑な隣人とのお話を、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
2022年06月09日■前回のあらすじ ある日、お向かいに大きな車が停車し、荷物を運び出している様子。しばらくするとニロパパが訪ねてきて「自分の国に帰ることにした」とのこと。ニロとお別れになるので、イチを呼びに行くと…。 「イチ、君だけが僕に優しかったよ。」 この言葉は涙なしには聞けないーー。 最初はフランス語も全然話せなかったのに、こんなにちゃんと喋れるようになったニロ、がんばったんだね。 フランス語ができなくて、学校でもお友達を作るのに大変だったそうで、イチは自分の下手なフランス語もバカにせずに、一生懸命聞いてくれて嬉しかった、だから学校から帰ったらイチと遊べることを楽しみにしていてくれたそうです。 切なすぎる…。 もうそれを聞いたら無理にでも遊ばせてあげればよかった…と思ってしまいました。 次回最終回です。「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月08日■前回のあらすじ ご近所ママに「ジムに連れて行って」とおねだりをされた夫。しかし、心が武士の夫は「私はあなたの運転手じゃない、レンタカーを借りなさい」とキッパリ断ったのでした。 ある日…。 スイスでの給料はニロパパの国の平均給より3~4倍高く、その金額に飛びついたのだそう。 その気持ちめちゃくちゃ分かります。 だけど! 給料が高いと他のものも全部3~4倍! そこが盲点だったと! え、ニロパパ、リサーチ力弱くない…? そこの調べが薄かったと毎日痛感されていたそうで、入った分全部出ていくし、いざとなれば売ればいいと思っていた愛車は廃車になるし…。もう赤字赤字の毎日だったそうです。 週末まで働き詰めになっても全然お金は貯まらない。こんなだったら、お金持ちじゃなくても、自分の国で自由に働いて、子どもたちとたくさん過ごせる暮らしに戻ったほうが全然良い。そう思い、愛車の事故後、即行で帰国を決めたそうです。 「スイス人働き過ぎだよ!」と肩をすくめて言ってました。確かに、日本人と似て働き者だと私も思う。 いろいろやらかしてくれたご近所ママも、知り合いが誰もいない国で大変だったんだろうなぁ。知らない土地で、しかも言葉もあまりしゃべれない。この地域の人たちは閉鎖的なので、友達も作りづらかっただろう…。 自分の国に帰れるとなって、とても嬉しそうでした。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月07日■前回のあらすじ 車が使えなくなったご近所ママから「スーパーに連れていって」のお願いが連日…。行くタイミングも合わせてくれないし、行ったらなかなか帰らない…。ストレスを抱えていると、今度は夫に「ジムに連れて行って」とボディタッチしながらお願いしているのを目撃してしまい…。 夫の塩対応っぷりに惚れ惚れ! セクシーな女性に自分の夫の肩を撫でられドギマギしていた私ですが、さすが「心が武士」な夫。 セクシービーム効果なし! そして、レンタカーという手があったか。ご近所ママよ、なぜ借りない!? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月06日■前回のあらすじ ご近所ママの夫が事故車を移動させ落ち着きを取り戻したように見えたが、静かな村にとっては大事件だったので、その後しばらく噂話が囁かれ…。 ご近所ママ! ちょっと厚かましいーー!! 確かに、私たちが住んでいる場所は車がないとどこにも行けない場所にあるので、こういう流れになるのは想定内…。 だけど行くタイミングはせめて私に合わせてくれてもいいのでは? しかもちょっとの買い物にどれだけ時間かけるのーー!? ゆあがグズってる!! 何度も強めに「早く!」と言っても、彼女は動じず…。 超! 激! ストレス!! こんなに厚かましく動じることのない彼女の神経…。少し羨ましくもある…。 そして、買い物ならまだライフラインなので連れていくけど、ジ、ジ、ジム!? あなたの筋肉のためにうちの夫を使う気ーー!? ご近所ママ恐るべし。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月05日■前回のあらすじ 夫の指さした方向を見ると、ご近所ママの車が隣家に突っ込んでいて…。近くを歩いていた夫婦に怒鳴られたご近所ママは、何も言うこともなくフラフラと去っていったのでした。 みなさんは、噂話ってお好きですか? この事件が起きてから、あらゆる彼女の噂が飛び交うようになりました…。 そして、いつもは誰にでも手助けをする夫ですが、今回は「彼女とは関わらないほうがいい」と彼も判断したようで…。 強烈ご近所ママ、まだ続きます…。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月04日■前回のあらすじ 女性の叫び声がして外に出ると、ご近所ママが夫に抱きついている!? イケナイ現場を見てしまったと思っていると夫が「この人パニックになってるから」と言い、指さしたその先には…。 ちょっとーー!! ここは無言で立ち去るところじゃないよーー! せめてなにか一言いってから去ってーー! でもまぁ確かに…よそのお家に突っ込み、自分の愛車も廃車になり…、受け止めきれない状況だったのかな…と。そこに間髪入れずに、ご近所夫婦の怒りをぶつけられて…。無言で去るしかなかったのかもしれません。 この激怒していたご夫婦、いつもはにこやかで落ち着いた感じの人だけど、こんなに怒っている顔を見たのは初めてでした。相当恐怖を感じられたのでしょう。 事故直後だから、ご近所ママに慰めの言葉をかけてあげればよかったかも…と今になって思います。 でも、事故の原因は初歩的なミス…。村からも路上駐車のことで何度か注意されていたし…。あまり気の毒に思えないのも事実なのでした。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月03日■前回のあらすじ 日曜日の早朝、外から大きな音と女性の悲鳴が。叫び声はおそらく隣人ママの声で…。いったい何が起こったの? もし自分の夫に、誰か他の女性が抱きついてきたら、みなさんの心の中はどんな感じになりますか…? ご近所ママの連続して聞こえた悲鳴といい、動きといい…。その流れで夫に抱きついたところを目撃してしまい、何かよからぬ事を一瞬妄想してしまったのですが…。 こっちを向いた夫の顔はそんな妄想を打ち消すくらい、ただ単に迷惑そうな顔で…。夫超塩対応。 さて夫が指さす方向には、いったい何があったのでしょうか…!? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月02日■前回のあらすじ ご近所ママから届いたSNSの招待状、そこには半目の自分の写真と住所が載っていて…。断りもなく投稿されたことに怒り心頭! ご近所ママとは少し距離を置きたくて、即ブロックしてしまったのでした。 外から大きな音と、女性の悲鳴。 悲鳴はおそらくご近所ママの声で…。 一体何が起こったのでしょう? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年06月01日■前回のあらすじ ニロの早朝ノック事件をニロのパパに報告すると、理解し、ニロにちゃんと注意してくれて…。これで子どもたちの遊ぶ・遊ばない事件も一件落着かと思いきや、ニロのママによる新たな事件が勃発…!? SNSって昔は、運動会の写真とかみんな顔出しでそのまま載っていたけど、最近は一定の投稿マナーがあって「他人の写真を投稿する時は了承を得てから」というのがマナーだと私は思っていたのですが…、違ったみたいでした。 しかもご丁寧に私の名前と住んでいる場所の地図が見れるようになっていて…。 いや、私有名人でもなんでもないし、別に名前と住所を隣人ママのフォロワーさんに知られてもなんの支障もありませんが、そこは気持ちを察して欲しい…。いや察しない人ですねきっと。 しかも写真のチョイスが超破天荒ーーー!! セクシー過ぎてこっちが照れます…! 即ブローーーック!! 精神的にも物理的にも距離を置こう思いました。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月31日■前回のあらすじ 週末の朝6時半に「イチと遊びたい!」と訪ねてきたニロ。みんな寝てるから…と断るも、何度も続くノック攻撃…。我慢の限界に達した夫が「迷惑だ」とキッパリ伝えるとようやく帰っていったのでした。 初対面のニロパパ、超話分かる人…。フランス語も流暢で…、普通に意思の疎通ができてよかった…。 そ、そうか、今朝は早くからニロの両親は働きに出てたから、両親が出た途端、うちにノックしにきたということで、それは仕方ないかもな…となりました。 12歳のお姉ちゃんに7歳のニロを任せて、早朝から夕方まで両親がいない…。それも一言いってくれていたら私も受け止められる体制になっていたかもしれないけど…。うーん、でももし頻繁にとなると…、うーーーん。 たびたび自分のリミットが試されている気がするー! やっと、イチとニロの遊ぶ・遊ばない問題が解決して、ホッとしたのも束の間、次の事件です…! ご近所ママのSNSに半目の私…。いったいなんなの!? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月30日■前回のあらすじ 毎日遊びにくるニロに「イチは幼稚園で疲れているからひとりでゆっくりしたいんだって」と断る日々が続き…さすがに諦めてくれるかと思ったが、ある週末の朝6時半にニロが訪ねてきて…。 ニロの早朝アタック…(涙) どうしたのニロ!? 3回連続の早朝ノック攻撃っ。 最初はニロの家族に何かあったのかと思って焦ったのですが、早朝ノックの理由が「イチと遊びたい!」だったので「いやいやいや、まだ6時半だし、寝てくれ」と思いました。こんなに週末に早起きしたのは初めだし、寝起き最強に悪し…。 遊びたい愛が深すぎて、ストーカー的ノックになっていたニロ。 いつもは穏やかな夫も、さすがに怒りをあらわにしフーフー言ってる背中を見て驚く私。 いや、ってか、ニロの両親は一体何をしてるの…? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月29日■前回のあらすじ 突然ニロの遊びのお誘いを断るようになった長男のイチ。その理由を聞くと、幼稚園では人がたくさんいるので、家では1人で遊びたいと言い…。わが子の気持ちをわかっていなかったと反省したのでした。 とほほ。ふたりに泣かれて私も泣きそうよ…。 子どもって、「遊んでくれない=自分のこと好きじゃない」と思うことがあるみたいで…。遊びたくないのはニロのせいじゃない。ニロのことは好き。それだけは毎回伝えるようにしていました。 イチも1回遊ばないと決めたらテコでも動かず…。家では誰とも遊びたくない、幼稚園生活でとても疲れてるということもわかったので、無理強いはしたくないし…。2人の気持ちの板挟み。 みなさんはこういう場合はどうしますか…? お友達が遊びたがっているけど、わが子は遊びたくない。 わが子の気持ちを尊重しますか? それともお友達の気持ちを聞き入れてあげるようにわが子を説得しますか? うーーーん。今考えても最良の答えって何なんだろうって思います。 そして週末の6時半。ニ、ニロ、一体何かあったの?! 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月28日■前回のあらすじ 裁縫が終わった頃、現れたご近所ママ。最初からやらせるつもりだったのでは…と怒りが収まらず。そんな中、長男のイチとニロの関係に気になることが…。ニロの遊びのお誘いをイチが初めて断ったのでした。 イチの訴えは悲痛だった。私は気持ちを全然分かってあげられてなかった…。本当に自分にどすこいしまくりました。 静かなところが好きなイチにしたら、常に叫び声や雑音がある幼稚園で、先生の言うことを聞いて、やりたくもない絵を描かされたり、歌わされたり…、みんなのリズムに合わせて生活するのが精一杯。毎日神経をすり減らしていて、お友達どころじゃなかったんだ…。 そんな気持ちにも気づかず、「イチはひとりぼっち、誰かと遊びたいはず」と自分の気持ちをイチに押し付けていた…。自分を永遠に往復ビンタしたい。 よく考えてみれば私も小学校入学時に「友達100人…」の言葉を聞いて、寒気がしたのを思い出した。小さい頃は友達を欲しいと思ったことはあまりなく…。3年生くらいになってやっと友達が欲しいと言う気持ちが芽生え、だけどどうやって作ったらいいのか全然わからなくて戸惑った、という思い出がある…。 だから誰もが友達を欲しいというわけではない、というのは自分が一番よくわかっていたはずなのに…! ニロとはほぼ毎日、2ヶ月ほど遊んでいました。最初はイチも初めてできたお友達という存在が目新しくて遊んでいたんだと思います。(ニロと遊ぶともれなく飴ちゃんやテレビゲームがついてきたこともあり…) でも、ニロの気持ちもわかる分、切なくなってしまうのでした…。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月27日■前回のあらすじ 「服が破れたからミシンを貸して」と訪ねてきたご近所ママ。ミシンの使い方を教えていると「オーブンつけっぱなしにしてきちゃった、すぐ戻るからちょっとやっておいて」と言い、そのまましばらく戻って来ず…。 最初っから自分の破れものの裁縫を私にやらせるおつもりでしたね!?!? 確信犯!! キーーーー! これは地味に超ムカついた一件でした。 漫画には描かなかったのですが、この数ヶ月後、また同じ感じで「ここ破れちゃったのん。ミシンの使い方教えてん」と来られた時には、ハッキリキッパリお断りしましたよ。 「この前使い方教えたでしょ? はいミシン貸してあげる」と強気に言い放ち、それでちょっとスッキリしたのです…がっっっ!! ミシンが帰ってこず!! 2ヶ月後に私が取りに行くまでずっと放置されてました。 ご近所ママ、私が人生で出会った中で一番苦手かもーー!! 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月26日■前回のあらすじ 娘にお化粧&ネイルをされたことについて抗議しようとする夫。ご近所さんと気まずくなるのも嫌なので夫をなだめると「お向かい立ち入り禁止令」が発令されて…。 キーーーーーー! 苦手な裁縫について一生懸命説明してるのに、何も聞かずぼーっとしているご近所ママ。もうこの時点で私かなりイラっときてます!! さらにオーブンを消すのにいったいどれだけ時間かけてるの! もしや隣村まで行ってしまいましたか!? お宅のキッチンまでいくらゆっくり行っても2分ですよ! キーーー! 果たして、ご近所ママは帰ってくるのでしょうか? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月25日■前回のあらすじ お向かいからお化粧&ネイルをして帰ってきた娘を見た夫は、今までにみたことのない勢いで激怒。「抗議してくる!」と言いながらお向かいに行こうとし…。 飴ちゃん攻撃の時は怒りMAXな私を夫がなだめていたのですが、今回のお化粧事件では私が夫をなだめる役に回りました。 お隣のお姉ちゃんは「きっとゆあが喜ぶから」と思ってしてくれたことなんだよ…と思いフォロー。 そりゃ私も勢いよく抗議に行きたい気持ちはありましたが、目の前に住んでいる人たちと気まずい関係になるのはすごく苦痛なことだろうと思い…。もし真向かいに住んでいる人たちでなければ、私もきっと強気でいろいろ言っていたと思います。 だけど一度険悪な関係になってしまったら、会わないようにコソコソ出かけたりするのか…、もしばったり会ったたら挨拶はしなくなるのか…、とか妄想するだけで胃が痛い。 それに子どもたちがせっかく仲良くなっているのに、親のせいで遊べなくなったりしたら申し訳ない。 母が幼い頃に言ってた「ご近所とは仲良くなりすぎたらあかん、逃げられへんから」と言ってたことを思い出して「こ、こ、これのことかっ!」と思わずにはいられませんでした。 だけど、夫が「もう向かいのお家には立ち入り禁止!」ときっぱりはっきりと言い切ってくれたので、これで全てが解決! もうお向かいとの間に問題は起こらないだろう、と思っていたのだけれど…。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月24日■前回のあらすじ ご近所さんのお姉ちゃんがイチとゆあと遊んでくれることに。なんていい子なんだと感動していたけれど、帰宅後は後悔の嵐。飴を食べさせていなかったゆあが飴デビューをしていて、さらに手には赤いネイル、顔にはお化粧まで…。そんなゆあを見た夫は…。 夫、怒りまくってますっっ(汗)。こんなに怒ってる夫は初めて見たかも知れない…。 自分の幼い愛娘を汚されたっ! ほんとこんな勢いでした。 お化粧とネイルは、肌や爪に有害としか思っていない彼…。まぁ…まぁ…、すべてが有害なわけではないけど、一理あるかな…? 私たちの住んでるスイスの田舎では高校デビューまでお化粧は暗黙的にご法度で、ほんと中学生女子でもお化粧している子を見かけることはまずなく…。 大人の女の人もファンデーションをつけている人は見たことがなく、してるとしても、マスカラくらいで…。 そんなカルチャーで育った夫からしたら、ゆあのお化粧は驚き&激怒マックスだったのでした。 ぎゃー! 夫その怖い顔でお向かいに抗議!? どうなるわが家のご近所付き合い!! 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月23日■前回のあらすじ ご近所さんへの怒りを夫に伝えると、なんとご近所さんに理解を示す夫。その後飴は1~2個に減ったが相変わらずイチに飴を持たせるニロママ。ある時、ニロママへの怒りをイチにぶつけてしまい反省するのでした。 セクシー母さんの飴ちゃん攻撃は、もらってもその場で食べず家に帰ってから特別な箱にしまう、と言うことで一件落着。その矢先のことでした。 お姉ちゃんなんていい子なんだろうーーー! と浮かれた私が馬鹿だった。こうなることは分かってたやろう。ぅぅぅ。自分の馬鹿さ加減に涙ぐむ私…。 ゆあは飴ちゃんデビューもまだしていなかったのに…。初めて飴ちゃんを食べた時のゆあの顔、見てみたかったっっっ。くー。 しかもネイル、しかも情熱の赤! こんなちっちゃい爪に超キレイに塗られてる。お姉ちゃんプロですか…? いやいや、そうじゃなくて…。ってひとりで考えてたところ、背後に夫が…。 あの時の夫の顔は今でも忘れられません。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月22日■前回のあらすじ 「息子にお菓子をあげないで欲しい」とニロママに伝えると「かわいそう」と言われ…。虫歯に注意していることも伝えてみたけど「フランス語はわからない」と誤魔化されてしまい…。モヤモヤしたまま帰宅したのでした。 なんて、なんて辛いのだろうーー。セクシー母さんへのイライラをイチにぶつけてしまった…。 大反省。猛反省。自己嫌悪ーーーー! だって、イチは何も悪くない。 美味しいものを貰って嬉しい→嬉しいものをママに見せる→母キレる→超不憫…。 くー。子の気持ちを考えると辛いだけです。 みなさんはこんな経験はありますか? 義両親や実の両親との考え方の違いにイライラして我が子に当たってしまうとか…。ありませんか…? 夫はいつも私がキーキーなっていると、落ち着かせようと思って、相手側の言動を分析する癖があります。 でもそれ逆効果! 超逆効果! 怒りをただただ逆撫でする高等技術。 結婚何年目だ、そろそろ分かれ夫よ。ってか落ち着かせてくれようとしてることにそろそろ気づけよ私。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月21日■前回のあらすじ ニロと遊ぶと毎回大量のお菓子をもらってくる長男のイチ。虫歯に注意しているので断らせたところ、それでも渡してくるニロのママ。我慢も限界を超え、気づくとニロの家のドアをノックしていたのでした。 たまにしか飴ちゃんをあげてないと「かわいそうー」って。なんなんだっっっ!話が全然通じない!! 都合の悪いことだけフランス語が分からなくなるって、どういうことよ!! ご近所さんだから穏便に笑顔で済ませようと思ったけど、無理っっっ! ひとりブチ切れて帰ってきましたよ私は…。 とにかくうちの子には飴ちゃんを与えないで! 果たして伝わったのか…? 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月20日■前回のあらすじ 初めてニロのお家に遊びに行った長男のイチ。大興奮で帰ってきたイチのポケットには大量の飴が。そして、まだ解禁していないTVゲームもやったと聞いて、ご近所さんに初めて違和感を感じたのでした。 みなさんは、子どものお菓子について、どのようにされていますか? 何歳くらいから? どのくらい? よそのお子さんにもあげている…? あげるときはどのくらい…? この手の問題は家庭によって考え方はさまざまです。ただ、私の周囲のママ友は、私と同じような考えで「飴は歯に悪い」という認識があったので、わが子にもよその子にもあげていませんでした。だから、みんなそうなのかと思っていたら、そうじゃなかった…!! ニロママーー! いらないって断ってる子どもにどうしてまだ渡すーー!? 理解不能ーー!! もうこれは私への嫌がらせ!? と疑うほどの飴ちゃん連続攻撃で、脳内で奇声を発する私。 子どものお友だちのお家が、自分の考えや方針と逆で…それを我が子にされたら…、皆さんだったらどうしますか?? 価値観とか常識が違うと、こうもストレスを感じるのか…、と嘆いていました。 私は雪の中をつっかけ姿で飛びだし、夢中でお隣のドアを叩いていたのでした。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月19日■前回のあらすじ 初対面ではお互い可もなく不可もなくな印象だったイチとニロ。しかし、雪遊びで何回か遊んでいるうちに仲良くなってきて…。そんな憧れの光景を目にし、感動したのでした。 飴ちゃん…。ニロママが好きなだけ食べていいって…? これってどうなのでしょう。うちは私の母がすごく甘いものには厳しい人で、そのおかげで12歳までは虫歯ゼロでした。だけどイギリスへ渡った途端、周りの友達が飴ちゃんやチョコをムシャムシャ食べていて…。それで一緒になって私もいっぱい食べてたら虫歯がたくさんできてしまって…、母がすごく嘆いていたのを覚えています。 飴とチョコは虫歯になる可能性があるんだなってこの時インプットされて…。なので、なるべくなら飴ちゃんは避けたい存在でした。 それに加えて、テレビゲームはまだイチに解禁していなくて。 イチはテレビを観ると興奮していつも顔が真っ赤になる子で、他の子どもにはそれほど刺激的ではないシーンでも、すごく怖がって泣いちゃったり、夜寝れなくなったりと、とても繊細な子だったのです。 特に人を撃って殺すような暴力的なゲームだけは避けたいね、といつも夫と話していたのに! ノーーーーン!! 知らないうちに解禁されちまいましたよっっ! 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月18日■前回のあらすじ 大人っぽく見えたお隣さんの上の子は、なんと12歳…! 普段見かけないキラキラな雰囲気に圧倒されつつ、ご近所さんができたことに大興奮。海外からの引っ越しは大変だと知っていたので「困ったら何でも言ってね」と伝えたのですが…。後にこの言葉に後悔することになるとは…。 雪のおかげですっかり打ち解けたイチとニロ。 「イチ好き!」と我が子を好きになってくれたニロに感謝、そして私も心の中で「ニロ好き!」と叫んでいました。 これは、私が憧れ、夢見ていたシチュエーション。楽しそうにお友達と遊ぶ我が子、しかも家の真ん前に住んでる。 いつでも好きな時に遊べるお友達ができた。ほんとに夢のようだ。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月17日■前回のあらすじ 近所に引っ越してきたファミリー。長男イチと同じ年ごろの男の子もいるようで…。インターホンが鳴りドアを開けると、引っ越してきたばかりのお隣さんが挨拶に来ていました。 じゅ、じゅ、じゅ、12歳!? え? 最近の子ってこんなに大人っぽいの? この辺の地域の子しか見てなかった私は、てっきり彼女は17、8歳くらいかと思い込んでいました。 彫りも深いしメークもバッチリだし、もう髪の毛なんてハリウッド女優顔負けのキラキラ感。お母さんも負けないくらいのキラキラで、ものすごいダイナマイトボディー! 前回触れた通り、地域の女子たちはすっぴんに男の子と同じような、ジーンズ、フリース、登山靴というスタイル。これが中学生まで続くのですが、高校は電車で1時間ほどの街にある学校に通うことになり、その瞬間からお化粧や着る服がガラッと変わります。 どこの誰か分からないくらいになり、その後は街に遊びに行くことが多くなるので、あまり村では見かけることはなく…。 キラキラ女子にまったく免疫がない私は、新しく越してきたお向かいの女子2人にただただ見惚れるばかりなのでした。 ちなみに男の子はイチより少し年上で当時7歳でした。 外国から広告をみて、はるばる家族を連れて引っ越ししてきた家族。私も小さい頃に親と一緒にイギリスへ引っ越した経験があるので大変さがよくわかります。引っ越し当初は母も頼れる知り合いや身寄りがなく、とても大変そうにしていたのを思い出しました。 なので、外国人同志、なにか力になれれば…とその時は思ったのですが…。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月16日■前回のあらすじ スイスの山田舎在住、周辺には別荘が多くご近所さんはナシ。もともと仲が良いご近所づきあいに憧れ、特に長男イチの遊び相手が近所にいたら…と切実に願っていました。すると、なんと数ヶ月後にその願いが叶ってしまったのです。 こ、こ、これはっっ。私の願い通りのことがっっっ。起きてしまいました。 こんなことってあるんですね? イチに近所で遊べるようなお友達を! とめちゃくちゃ祈って願っていたら、真向かいに男の子が引っ越ししてきた。もうこれは私の期待は膨らみ、興奮マックス! だけど、初めて対面した時は、男の子のことより、お母さんとお姉ちゃんのキラキラさに目が潰れそうになりました。 この辺は山田舎なので、女子も男子もみんな同じような恰好。フリース&ダウンに、靴は動きやすい防水登山靴! いつでも山に駆け登れるような服装の人ばかりです。 スイスでも街に行けば煌びやかな方はいくらでもいるのですが、この地域ではなかなか見かけないので、眩しかったです。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月15日皆さまお元気でお過ごしでしょうか? どすこい母さんことケイコモエナです。 皆さまはご近所とのお付き合いはどんな風にされていますか? 今回は数年前に起きた、迷惑エピソード満載な隣人とのお話をご紹介します。 「隣人はどんなにいい人でも深入りはしすぎない」と言う母の言葉は、小さい頃から何度も言われていて、実家のご近所さんとはご挨拶を交わす程度でした。その反動で私はお隣同士で仲良くしたり、頼り頼られる仲に憧れていて…。 それとは別件で、その頃は長男・イチのことでも悩んでいました。幼稚園へお迎えに行った時、イチはいつもひとりでボーっとしていたり、ひとりでオモチャで遊んでいたり…。ひとりぼっちの小さな息子の背中を見て、毎回私が泣きそうになってしまって。 友達が欲しいのではないか…、私が作ってあげなきゃ…、ご近所に誰かいないか…、でも牛と羊しかいない(涙)。 そう心の中で思っていたのでした。 次回に続く「迷惑な隣人」(全27話)は11時更新!
2022年05月14日こんにちは! どすこい母さんことケイコモエナです! 皆さんは日頃、夫婦間での愛情表現はどのようにされていますか? 「愛してる」を言い合う? いってらっしゃいのキス? コンビニから伴侶の好きなものを買ってくる? 表現といってもいろいろありますよね。 今回のお話は、私の愛情表現についての思い出や、うちの夫婦の愛情表現についてです。 お粗末様でした(笑)。 私の愛情表現って友達の影響よりも、親の影響がすごく大きかったです。 イギリス人の友達たちもやはり親の影響が大きいようで、小さい頃から両親の豊かな愛情表現を見ているので、自然と親子間でもハグしたり、挨拶のチューをしたり愛情表現の仕草が体に染みついているようでした。 そんな彼女たちは、高校デビューと同時に、本当に自然に彼氏を作って、本当に自然に愛情表現をしていて…。昨日まで鼻くそほじって笑い合ってたあの子の全然違う顔を見て、私はびっくりひっくり返りそうになりました。 やっぱり西洋人ってこういうことをサラッとスマートにやってのけるんだなー。いつか私も西洋人と付き合えばこうなれる! と思春期真っ只中の私は思ったのでした。 ただ、両親が触れ合ってるところをただの1度も見たことがない私が、そもそも自然に、しかもセクスィーにできるはずがないということに気がついたのは随分と後のことで…(笑)。 「西洋人=スマートな愛情表現をできる人々」と思い込んでいた私ですが、もちろんそれは人によりけりで。うちの夫はスイス人ですが心は武士(笑)、愛情表現をするのもされるのも苦手なようです。 たまに軽いボディタッチをしてくれるのですが、私は照れて照れて変な顔して笑っちゃうんですよね、その変な笑い顔にびっくりして夫は去っていってしまったり。 思春期の頃思い描いたラブラブな夫婦間では全然ないので、若い頃は「こんなはずじゃなかった! もっと! もっと! 情熱的な人と結婚していれば!」なんて思ったりもしましたが、今思ってみると、彼くらいの方が私にはちょうどいいんだということも分かってきました。 慣れない仕草でわざわざ愛情を表現しなくても、お互い心に持っていればそれでいいんだなって思うようになった今日この頃です。 最後まで読んで頂きありがとうございました!
2021年11月10日こんにちは! どすこい母さんことケイコモエナです! 子どもの成長って、ただただ嬉しいものですよね。私は我が子の成長を感じる度に、ほっぺを真っ赤にして喜んでしまいます。 しかし、喜びの代わりに寂しさを感じるのも親心。複雑ですねー。 今回はそんな成長と寂しさを同時に感じたお話です。 子どもってある時期から急に「汚い」にすっごく敏感になることないですか? あれ? うちだけ? 今までは「一口ちょうだい」と言われれば私のフォークであげても喜んでいたのに、「あ、新しいフォークで」とか、家族の歯ブラシが重なり合ってたら「ぎゃー!」ってすごいリアクションしたり(笑)。兄妹同士で食べ物のシェアなんてもってのほかで、お互いがかじったものは絶対触らないとか…。 この前まで、どこの誰が食べたかも分からない公園に落ちてるお菓子拾って食べようとしてたやん、今まで私の薄汚い顔にダイブしてきてたやん、って思ったり。 そういえば私もこんな時期があって母がよくキレまくっていたなーって思い出しました(笑)。 子どもの成長は喜ばしいことと思いつつ、複雑な気持ちを抱く母なのでした。 最後まで読んで頂きありがとうございます! それではまた次回に!
2021年09月30日■前回のあらすじ 幼い頃からの食の固定観念に囚われていた私。しかし「家族の食卓は楽しいのが一番よ!」という友人の言葉にハッと目を覚ましたのでした。 今までの私だったら、「子どもがベジタリアンだなんて絶対あり得ない!」と思っていました。 親の方針で家族全員ベジタリアンな友人がいたり、自分の親戚の“野菜嫌いでお肉とフルーツしか食べない人”のことを、「そんなのダメよ、絶対健康的じゃない!」と勝手に思い込んでいたのです。 だけど今回のことを経験して、いろいろな考えや苦しみがあっての結果だったんだろうな、と思えるようになりました。 娘はベジタリアン。と言ってしまうことで、私も諦めがつきもっと食卓が楽しめるようになりました。すると不思議なことに、娘も鶏肉料理だとたまに食べれるようになってきました。 「食べられない子」ではなく「食べられるはずがないものを今日は食べている!」考え方一つで、今まで落ち込んでいた出来事が、喜びに変わるなんて…! 「ベジタリアンなんて、何にも考えず、面倒くさいから子どもの健康を考えず好きなものだけ食べさせてる親」、そんなふうに見られるのではと最初は凄く怖かったです。だけど、私の周りにはそんな人はおらず、みんな私の苦しみや考えを分かってくれる人達ばかりでした。 自分の息子(夫)に「食の好き嫌いがあることは恥だ!」と超厳しかった義父母も、孫のゆあに対しては「そっかそっかーそんなこともあるよねー! ゆあは野菜が全部好きなんて偉いねー!」って。同一人物とは思えないくらい寛大だ(笑)。その優しさ幼き夫にもあげて欲しかったくらい…。 固定観念が剥がれ落ち「食べられないものを見るのではなく、食べられるものをしっかり見る」ということを理解した私は、家族でご飯を食べることが楽しくなった。 毎回超手抜きだけど、いろいろな食べ物が食卓に登って、みんな好きなものを食べて、あげたりもらったり、ワイワイしながらいつも食べています。 家族と一緒に楽しく食卓を囲めること、子ども達の今ある健康と幸せに感謝して…「いただきます」。 最後まで読んでいただきありがとうございました!
2021年09月24日