大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。企業での営業職を経て、言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を追究すべく、フリーライターの道へ。既婚。(OFFICE-SANGA)
関西出身者には、「言われると、なぜかイラッとしてしまうセリフ」というものがあります。関西出身の男性を落としたいなら、そのNGワードは絶対に避けるべき。 ということで今回は、大阪出身者を代表して「関西男に言うたらアカン」セリフを紹介します。 ■「何かおもしろい話して!」 以前、就職して大阪から東京へ引っ越した友人男性が、こんなことを言っていました。 「合コンで知り合った東京の女の子と2人で食事をしているとき、『大阪の人って、やっぱりおもしろいんだね。ねえ、何かおもしろい話して!』と言われてイラッとした」 なぜ彼はイラッとしたのか? その理由は「今からおもしろい話をします」という前置きつきで話せば、たとえおもしろい話でも、おもしろくなくなってしまうから。巷では「すべらない話」が流行っているようですが、「すべらない」と宣言して笑いが取れるのはプロの芸人さんくらいのものです。 話が上手でおもしろい関西出身男性なら、「おもしろい話して!」なんてわざわざ言わなくても、自然に会話を盛り上げてくれるはず。無駄にハードルを上げてしまうセリフは、勘弁してあげてください。 ■「今の、ツッコむところだよ?」 続いて、大阪生まれの大阪育ち、広告会社に勤めるTさんのエピソードです。 「ときどき2人で飲みに行く関東出身の女性が、よく『今の、ツッコむところだよ!?』と言ってくる。正直、どこがツッコむところなのかわからないし…困る」 たしかに、子どものころから会話の中に「ボケとツッコミ」が当たり前にあって、自然とツッコんでしまう習性は、私にもあります。 おそらくほかのエリア出身の人が思っている以上に、関西人の「ツッコミ」は自然な行為。「お? ここはツッコむところだな!」なんて考えて会話しているワケではないので、「ツッコむところだよ!」なんてセリフは関西男を困らせてしまうだけなのです。 ■「ウケる!」 「ウケる!」は、私の周囲にいる多くの関西男たちが口をそろえて「腹立つねん!」と言うセリフです。 関西出身者も「めっちゃウケるわ~」なんて言ったりしますが、標準語イントネーションの「ウケる」は「どうもウケている気がしない」とのこと。関西男としては、「おもしろ~い」の方がうれしいようです。 関西男と仲良くなりたいなら、「関西の人って、こうでしょ?」というイメージを持たずにつき合った方が良いかもしれません。そして、関西男がおもしろいことを言ったら、とにかく笑ってあげてください。それだけできっと関西男たちは気を良くして、「この子、エエ子やな~」となるはずです。
2016年04月09日「幸福とは何か?」。多くの学者や思想家たちがこのテーマと向き合い、言葉を尽くして語ってきました。それを記した「幸福論」には難しい内容のものもありますが、思い切って読みはじめてみると、そこには意外と身近に感じられる金言がいっぱい! 今回はそんな「幸福論」の中から、恋に迷う大人女子にもおすすめの3冊をご紹介します。 ■優しさ溢れるヒントが満載 「幸福論」(アラン著/白井健三郎訳/集英社文庫) フランスの哲学者・アランは、実践的人間哲学の新しいスタイルを作ったと言われている人物。 「実践的人間哲学」なんて難しそうですが…。この「幸福論」は、幸福をテーマとした短いコラムのような文章を集めたもので、意外と読みやすいです。一冊丸ごと読み切る自信がない方は、まず目次の気になった項目だけを読んでみるのもアリ。 「悲しいときは、こんな風にしてみたら?」 「ここをちょっと変えてみたら、幸福が手に入るかもよ?」 そんなヒントをちょっとずつくれるような感じで、とても「優しさ」を感じます。 ■恋愛や結婚、出産など現代の女性も共感できる 「ラッセル幸福論」(B.ラッセル著/安藤貞雄訳/岩波文庫) 続いては、イギリスの哲学者、バートランド・ラッセルの「幸福論」。 この「幸福論」は二部構成で、第一部が「不幸の原因」、第二部が「幸福をもたらすもの」となっています。幸福論なのに、ほぼ半分が「不幸の話」になっているワケですが、ただ「原因」について語るだけにとどまらず、原因を取り除くためのヒントも丁寧に示してくれます。 また、女性の幸せ・自由などに触れた文章は、現代の日本女性が共感できる部分も多いはず。恋愛や結婚、出産についてもたっぷり書いてあるので、今の自分と重ね合わせながら読める「幸福論」だと思います。 ■男性目線だけど清々しい 「私の幸福論」(福田恆存著/ちくま文庫) 最後に紹介するのは、福田恆存(ふくだつねあり)の「私の幸福論」です。 もともと若い女性向け雑誌に連載されていた文章なので、「雑誌のコラム感覚」で読めるというのが大きな魅力。仕事、恋、結婚、家庭など、女性が抱える問題について書かれています。 また、この本の内容が、あくまでも男性である著者の目線で語られているというのもおもしろいところ。著書自身もまえがきで「女性の読者であるあなたがたの耳に、かならずしも快くはひびかない」と書いているのですが、たしかに女性にとっては耳の痛い話もたくさん出てきます。 ちなみに、本編は「美醜について」からスタート。最初から、「耳の痛い話」なのですが、それがかえって清々しいような…。なんとも言えないスッキリ感があります。 今回紹介した3つの「幸福論」。興味がわいたら難しく考えず、本を開いてみてはいかがでしょうか? もしかしたら、恋や仕事、人生そのものを大きく変える言葉に、めぐり合えるかもしれません。
2016年04月08日既女(既婚女性)に悪気はなくても、独女(独身女性)にしてみれば「上から目線で偉そうに!」「大きなお世話!」と、ついイラッとしてしまう。そんなセリフは意外と多いようです。 そこで今回は、実際に独身女性が既婚女性に言われてイラッとしたセリフを紹介したいと思います。既婚女性はうっかり口にすることがないように、また、独身女性はあまり気にせずスルーできるようになりたいものです。 ■「独身時代に戻りたい…」 このセリフを挙げたのは、30代独身女性のRさん。学生時代の女友だちと女子会をすると、既婚者の誰かがかならず口にして、そのたびにちょっとモヤモヤしてしまうそうです。 筆者は現在、既婚・子どもなしという立場ですが、夫がいるだけでも、面倒だと感じることは多々ありますし、自由気ままに過ごせた独身時代が懐かしい気持ちもわかります。お子さんがいれば、なおさらでしょう。 しかし、いろいろ大変なのはお互いさま。独身女性の大変さや苦労を想像せず、「あなたはいいわね~」と言わんばかりに「独身時代に戻りたい」と口にするのは、少し思いやりに欠けるかもしれません。 ■「家庭を持っていると、予定が読めなくて…」 20代後半の独身女性・Fさんは、先日既婚の女友だちからこのセリフを言われて、イラッとしてしまったそうです。 お互い独身だったときは頻繁に会って、一緒に遊んでいた2人。しかし、友だちが結婚してからは会う機会が減り、久々に会いたいと思って連絡をしてみたところ、返ってきたのがこのセリフでした。 「独身のあなたには、わからないかもしれないけど…」と言われているようで、ショックだったというFさん。Fさん自身、既婚者を誘ったら悪いかな? という思いもありつつ連絡したため、友だちの返答により深く傷ついてしまったようです。 ■「なんで結婚しないの?」 こちらのセリフを挙げたのは、30代の独身女性・Sさん。筆者の昔からの友人です。 そして恥ずかしながら…このセリフを発したのは筆者。「それ、既婚者から言われたらすごく腹立つよ」と怒られてしまいました。 その友人はモテるので、「相手はすぐに見つかるだろうに」という気持ちからつい言ってしまったのですが、彼女いわく「私だって、できればしているよ!」とのこと。 「なんで?」なんて、そんなことは当の本人である彼女が一番知りたいですよね。反省しました。 既女だって、結婚前は独女。そして、独女だって結婚すれば既女に。価値観・ライフスタイルなどのちがいはあれど、根本的には同じ女性です。 相手の気持ちを少しでも考えれば、今回紹介したような「イラッとさせてしまう&してしまう」といった事態は、避けられるというものです。
2016年04月08日恋になかなかめぐり会えない、恋に行きづまってしまった…。そんなときには、神さまの力を借りてみるのもひとつの手。 実際に、縁結びパワースポットへ行って、恋をつかんだ女性もいるようです。そこで今回は、そんな女性たちに、おすすめの恋のパワースポットを教えてもらいました。 ■今戸神社の猫が招いた恋 美容師・Aさんのおすすめは、縁結びスポットとして人気の東京・浅草「今戸神社」。古くから「産霊の神」としてあおがれている男女の神さまがまつられている神社です。 こちらは招き猫発祥の地としても知られ、本殿の近くにある「石なで猫」をなでてから写真を撮り、それを待ち受けにして毎日祈ると、願いがかなうといわれています。 Aさんがこれを試してみたところ、職場の気になっていた男性から「それ、今戸神社の猫だよね?」と声をかけられ、そこから仲良くなり、なんと交際に至ったとのこと。まさに良縁を招く猫ですね! ■東京大神宮で恋のリセット! 印刷会社に勤務する28歳の女性・Yさんが教えてくれた恋のパワースポットは、東京都千代田区にある「東京大神宮」。神前結婚式創始の神社とされ、縁結びにご利益のあるスポットとして有名です。 Yさんは恋が終わるとかならず、一区切りつけるために東京大神宮へ足を運ぶのだとか。不思議とすっきりとした気持ちになり、次の出会いに前向きになれるそうです。 実際に、東京大神宮参拝が習慣となってから、出会いにめぐまれているような気がするとYさん。気持ちをリセットすることで表情がいきいきし、それが魅力として男性に伝わっているのかもしれませんね ■ご利益あり! 出雲大社東京分祠 なかなか恋人ができない女性同士で、出雲大社への旅行を計画していた広告会社勤務のHさん。 しかし、Hさんは仕事の都合で旅行に行けなくなり、後日ひとりで東京・六本木にある出雲大社の都内唯一の分祠、「出雲大社東京分祠」を訪れたそうです。 そのときに授かった「縁結びの糸」というお守りを、普段使っているバッグに結んでおいたところ…ほどなく、恋人ができたとのこと。 出雲大社は縁結びの神さまとして非常に有名ですが、東京にある分祠でも、その効果は十分なようですね。 頑張っても、頑張っても、なかなかうまくいかないのが恋愛というもの。悩んだときには「苦しいときの神頼み」が効果的なこともあるようですね。
2016年03月31日気になる男性の心をつかむには、「男をほめるスキル」が必要不可欠。 ただ、女性が思っているほめポイントと、本当に男性がほめてほしいポイントは微妙にズレているものです。ほめたつもりが、なぜか怒らせてしまった…なんてパターンも珍しくはありません。 当の男性たちは女性からどんな風にほめられたいと思っているのか? 本音を聞きだしてみました。 ■「かっこいい」こそ、最高のほめ言葉 「やっぱり一番グッとくるのは『かっこいい』のひとこと。最近の女性って、何でも『かわいい』って言いませんか? ほめ言葉のつもりだと思うのですが、僕はちょっと凹みます。そんななか、ストレートに『かっこいい』とほめてくれる女性が現れたら…好きになってしまうかも」 こう語ってくれたのは、営業マンとして活躍中のKさん。「服が似合っていて」「スポーツができて」とか、何か理由つきの『かっこいい』ではなくて、『男としての俺そのもの』に対して言われると、とくに心に響くそう。 結局のところ男性は、「かっこいい男」でありたい、女性からもそう思われたいと願っているもの。つい「かわいい」と言っちゃう女性は、気をつけた方が良さそうです。 ■結果を評価して! 「以前デートの帰り際に、女性から『一生懸命デートコースを考えてくれて、うれしかった。ありがとう』って言われたのですが…」 これは、公務員のHさんのエピソード。これも立派なほめ言葉だと思うのですが、一体何がひっかかったのでしょうか? 「デートそのものはほめるところがなかったのかな? と思ったんです。たしかに一生懸命デートコースを考えましたけど、『最終的にデートがどうだったのか?』を評価してほしかったです」 男性は「結果」を、女性は「過程」を大切にすると言いますから、男性をほめるときには過程ではなく、結果に言及してあげてください。 ■「頼れる男」でありたい! 「恋愛でも仕事でも、女性から『頼りになるね』と言ってもらえると、すごくうれしいです」 これは、運送会社に勤務するMさんのご意見。たとえば、「ありがとう」のあとに「Mくんは頼りになるね」のひとことが加わるだけで、ずいぶん印象が変わります。 「男はみんな、女性から頼りにされるとうれしいものですから」とMさん。お礼に「頼りになるね」のひとことをプラスするだけ。これならほめ下手の筆者にも実践できそうです。 「なんか、面倒くさいな…」という気持ちもあるでしょうが、意中の男性を振りむかせたいなら、ここが踏んばりどころ。 「男性がよろこぶほめ言葉」を意識して、上手にほめてあげましょう。きっと、恋の成就が近づくはずです。
2016年03月29日せっかくのお泊まりデートなのに、彼氏が突然不機嫌に…。そんな経験はありませんか? もしかしたら、それはあなたがお泊まりデートにおけるNGな言動をしてしまったからかも。 男心は意外とデリケート。思いもよらないところで傷ついて、「その気」を失ってしまうこともあるようです。 今回はそんな男性の「その気」を奪う、お泊まりデートのご法度について、女性たちの経験談を交えてご紹介します。 ■「眠い」発言はご法度! webデザイナーとして活躍する女性・Sさんは、以前こんな経験をしたそうです。 「彼の家でお泊まりデートをした日、すごく仕事が忙しい時期で疲れていて…。食事あとかたづけをしてひと息ついたら、急に眠くなってしまったんです。それでつい、『あ~、眠い』の本音がポロリと。 すると、それまでご機嫌だった彼の様子が一変。とても不機嫌になり、一応そのまま泊まりましたが、甘い雰囲気になることはなし。残念なお泊まりデートでした」 彼もお泊まりデートを楽しみにしていたのに、まさかの「眠い」発言。それですねてしまったのかもしれませんね。 ■彼氏以外の男を褒めるべからず 公務員の女性・Kさんは、失言で彼氏と気まずい空気に…。 「彼の部屋でお泊まりデートの夜、テレビを見ながら彼に肩を抱かれて良いムードだったのですが…。CMに私の好きな男性俳優が出ていたので、『この人、カッコいいよね!』とつい言ってしまったんです。 その途端、彼は手をパッと引いて、『こんなタイミングでほかの男の話とか、あり得ない!』と怒りだしました。私も『そんなことで怒るなんて…』と反撃してしまい、険悪な空気に。彼はそんなに嫉妬深くないタイプだったので、驚きました」 普段は気にしない男性でも、「いざ!」という甘い雰囲気のときだと腹が立つのかも? ■風呂は短めに済ませるべし! 最後は、アパレル関連企業に勤務する女性・Tさんの失敗談。 「ホテルでのお泊まりデートで、長風呂しすぎて彼の機嫌を損ねてしまったことがあります。女性としてはいろいろ気になりますよね? もろもろ念入りに…と思っていたら長くなってしまって。すでにお風呂を済ませた彼を、1時間半も待たせてしまいました。 部屋へ行くと、彼は眠気とイライラでかなりご機嫌ナナメ。なんとかなだめて機嫌を直してもらうのに苦労しました」 普段から長風呂の女性は、とくに注意が必要ですね。いろいろ気になるのはわかりますが、待っている彼のことを忘れないで! 彼氏の機嫌が悪くなってしまったら、せっかくのお泊まりデートが台無しです。そんなささいなことで機嫌を損ねるなんて…とちょっと面倒な気もしますが、甘い一夜を満喫するためには、ご注意を。
2016年03月27日なぜか急に彼氏が不機嫌になり、対処に困った…という経験を持つ女性は多いことでしょう。こんなときに「男性がしてほしいこと」と「女性がしてあげたいこと」は異なる場合が多く、よかれと思って取った行動が、さらに彼の機嫌をそこねてしまうことも。 そんなとき、効果的な対処法3パターンをご紹介します。 ■放っておくに限る! 出版社勤務のKさん。今つきあっている彼が気分屋で、理由もなく不機嫌になるそうです。 「最初は『私が何かした?』とかまっていたのですが…。だんだんわかってきたんです。本当に『ただの気分』なんだということが。今では『またか』と思って放置しています。 じつは先日、彼から『態度悪くてゴメン。放っといてくれてありがとう』と言われて、びっくりしました。どうやら、放置作戦は大成功だったようですね」 気分屋タイプの男性は、あまりかまわれるとうっとうしく感じるのかもしれませんね。 ■一応、「どうしたの?」と声をかける おつぎは商社勤務の女性Iさんのエピソード。彼の機嫌が悪いときの対処法について、なんと彼自身からリクエストがあったそうです。 「私はわりとサバサバした性格なので、彼の機嫌が悪いときは、とにかく放置。しかし、ある日彼が『せめて一声くらい、かけてくれてもいいんじゃない?』と言ってきたのです。 正直、面倒ですが…。まあ、それで彼の気持ちが楽になるなら。最近は、一応『どうしたの?』と声をかけて、彼が話しはじめたら聞いてあげる。話したくなさそうなら放っておくことにしています」 放置するとすねるタイプの男性には、この対処法がハマるかも? ■食べもの・飲みものを与えて解決! 最後に、筆者からも対処法を。 空腹になるとイライラする男性って多いと思いませんか? 筆者の場合、まず兄がそうでした。突然機嫌が悪くなり、ご飯を食べるとなおる。そんな兄を見て、「空腹で機嫌が悪くなる人がいる」ということを学びました。 そして時は流れ、筆者にも恋人が。その彼が急に不機嫌になったとき、ピンときました。「おなかが空いているのではないか?」と。そこで簡単な軽食を作って食べさせると、うそのように機嫌が回復したのです。 当の本人たちは「イライラの原因は空腹」ということに気づいていないから、これまた厄介。こんなパターンもあるので、対処法に迷ったときは、ぜひ一度「食べもの・飲みもの」を与える作戦もオススメです。 原因不明の彼氏の不機嫌にこちらまでイライラしては、悪循環におちいるだけ。こんなときこそ冷静に。上手な対処法さえ見つけてしまえば、きっと楽に乗り切れるようになります。
2016年03月27日義理の実家ができたり、親戚付きあいが増えたり。結婚すると変わることはたくさんありますが、意外と結婚前に意識しないのが「本人同士の関係の変化」。 婚姻届けを提出すれば、その途端に恋人から夫婦になります。紙切れ1枚のことなのに、2人の関係性が大きく変わってしまうこともあるようです。 今回は「結婚して変わってしまったこと」について、既婚女性の体験談を紹介します。 ■「一緒にいたい」と思っていたのに… 交際約5年、同棲約3年をへて入籍したAさんは、結婚後にある変化に気づいたそうです。 「結婚すると、2人で一緒に過ごすことが『生活』に変わりました。同棲中は『恋人らしく2人で過ごせる貴重な時間』だった休日が、『お互いに好きなことができる日』になり、別々に過ごすことが増えました。 結婚後も生活スタイル自体は同棲中とほとんど変わっていないのに、2人の気持ちは確実に変わりましたね。あんなに『一緒にいたい!』と思っていた恋人時代のことを考えると少し寂しい気もしますが、これが“夫婦になる”ということなのかもしれません」 2人の気持ちは変化したものの、結婚生活は幸せだというAさん。もうじきお子さんが産まれるそうなので、また休日の過ごし方が変わるかもしれませんね。 ■急に相手の趣味が嫌になってしまった! 続いては、医療関係で働く女性・Nさんのエピソードです。 「夫はアニメがすごく好きで、録りためておいたアニメを休日に見るのが何よりの楽しみ。この趣味は交際中から知っていて、何とも思っていなかったのですが…。なぜか結婚してから非常に気になりはじめました。 休日にずっとテレビの前にいる夫を見ていると、『少しは家事を手伝って!』『自分ばかり好きなことを楽しんで!』という気持ちから、ついイライラしてしまいます。そして、それが『アニメのせいで…』となっているのかも。すっかりアニメ嫌いになってしまいました」 Nさんも、本当は恋人時代のように一緒にアニメを楽しんだり、話を聞いたりしたいとのこと。しかし、いまはどうしてもそんな気持ちにはなれないそうです。 ■どうしても、力関係が生じてしまう 最後は、筆者自身の体験から。筆者は結婚してから、恋人同士のときにはなかった「力関係」を感じるようになりました。 たとえば、筆者が自分の洋服を買うときには、夫に「買っていい?」と聞いてしまいます。筆者にも収入があるため、自由に使えるお金の範囲内であれば、断りなく買っても問題ないとわかってはいるつもりです。自分のなかに、夫の収入の方が多いから、という思いがあるのかもしれません。 家のなかのことで主導権を握っているのは筆者なので、バランスは取れているのかも。ただ、交際中はこんな風に「力関係」を感じることはなかったので、やはり結婚すると変わるのだと実感しました。 「結婚」というステップを踏むだけで、2人の関係が大きく変化する場合もあります。戸惑うこともあるかもしれませんが、最初から「変わるものなんだ」と割りきっていれば、「こんなはずじゃなかった!」と思わずにすむかもしれませんね。
2016年03月22日しばらく2人だけの生活を楽しみたい。もう少しお金をためておきたい。そんな思いから子どもはもう少し先、と考えるカップルも珍しくはありません。 また、望んではいるけれど、なかなか授からないというケースもあるでしょう。 そんな中、当人たちの事情などおかまいなしに繰り出される、舅・姑からの「子どもまだ?」攻撃はつらいもの。 そこで、うまく「『子どもまだ?』攻撃をかわせた!」という女性に、その方法を聞いてみました。 ■夫の一言でピタリ! 商社で営業職をしているAさん。 お互いの仕事を考慮して「子どもは、もう少し先で」と夫婦で話し合って決めたものの、姑からの「子どもまだ?」攻撃に、かなり悩まされていたそうです。 というのも、姑が孫を催促をするのは、Aさんに対してのみ。息子である夫には一切言わないため、Aさんはひたすら耐え、抱え込んでいたとのこと。 しかし、どうしても我慢できなくなり、ついに夫につらい真情を吐露しました。 その後、「俺たち夫婦には俺たちなりの考えがあるから、少し黙っていてほしい」と夫がビシッと言うと、うそのように「子どもまだ?」攻撃がなくなったそうです。 たしかに、なぜか姑の孫催促の矛先は、嫁に向きがち。結局、姑は、息子には嫌われたくないのでしょう。 ■子どもができない原因はアナタ! 子どもについては、自然に任せているというBさんご夫婦。しかし、何度そういっても、姑は「まだなの!」「治療をはじめなさい!」の一点張り。 そこで、あるときBさんは、こんなことを言ったそうです。 「ほしいとは思っているのですが、あまり『ほしい、ほしい!』と焦ると、ストレスになってかえって妊娠しにくくなるようで……」 この一言が効いて、それ以降は孫を急かす発言はなくなったとのこと。孫の顔を早く見たければ、黙っているのが一番。姑も、そう気づいたのかもしれません。 ■夫に言ってください! 小売店の店長として活躍中のCさんは店長になりたてで忙しく、まだ子どものことを考えられない時期。それなのに、舅から会うたびに孫を催促され、つらい思いをしていました。 ついにキレたCさん。「まだ子どもはできないのか?」という舅の一言に対し、ニッコリ笑って「それじゃあ、もっと頑張るように主人に言ってやってくださいよ」と返したそう。 それで、「子どもまだ?」攻撃がピタリと止まったそう。舅も、「孫がほしい」とはいえても、「子づくりをしろ」とは言いにくいですよね。 最近では、結婚しても子どもを持たないという選択をする夫婦も少なくありません。 しかし、舅・姑世代には理解されないことが多いので、「子どもはいらない」「まだいい」という返しは通用しないものです。 そんなときは、夫を味方につけたり、体の調子を訴えたりすると効果的。 舅・姑からの「子どもまだ?」攻撃をかわすには、根気とちょっとした工夫が必要かもしれませんね。
2016年03月21日東北、広島、福岡、沖縄など、くせのある方言を持つエリアの出身者は、上京するとだんだん標準語になっていくことが多いもの。 しかし、なぜかどこでも方言を貫く関西出身者。 なぜ、関西人は上京しても方言を直そうとしないのでしょうか? 大阪出身の筆者が、上京経験のある関西出身者に理由を聞いてみました。 ■関西弁は「誇り」 「今はテレビでも関西弁の芸人さんがたくさん活躍してるし、関西弁ネイティブっていうのは自分にとっては自慢できるポイント。関西弁に誇りを持ってるから、『矯正せな!』と思ったことは一回もありません」 こう語ってくれたのは、上京してから7年になるという大阪府出身の男性。 職場は関東出身者がほとんど、彼女も東京出身とのことですが、まったく言葉遣いに変化なし。 プライドを持って、関西弁を使い続けているそうです。 ■関西弁→標準語は無理や! 5年間の東京生活を経て、現在は京都に戻っているという京都府出身の女性。 「『標準語にした方がええかな?』と思った時期もありました。まわりの東北や九州出身の人は、みんな標準語で話してはったんで。でも、無理! イントネーションがどうしても、関西弁になってしまうんです。あきらめて、関西弁のまま通しました」 関西出身の人は、イントネーションに敏感なのでしょうか? ドラマなどでネイティブではない関西弁を聞くと、一発でわかってしまいます。 そのため、自分の「不自然な標準語」も我慢できず、結局、関西弁で通してしまうのかも? ■結局、直す気がない!? 「そもそも、直す意味がわからない」 これが、一番の理由なんじゃないでしょうか。 以前、東京でしばらく暮らしていた筆者の友人が関西に戻ってきたとき、標準語を話すようになっていました。 地元で飲み会を開催したところ、「なにイキって標準語しゃべっとんねん!」と散々ツッコまれ、「『だよ』ってお前!」と笑われまくるという…。なんとも、かわいそうな状況に。 おそらく、関西人の頭には「標準語に矯正する」という考えがないようです。試しに、周囲の関西出身者に「標準語にしないの?」と聞いてみてください。 「なんで直さなあかんの?」きっとこんな言葉が返ってくるはずですよ。
2016年03月19日「オレも協力するから、仕事は続けなよ」「キミの仕事も応援するから」と、結婚前に口にする男性は多いもの。 しかし、実際に共働き結婚生活をはじめてみると、その言葉の裏には「オレのできる範囲で」という意味が隠されていることに気づきます。 そして、「旦那が手伝ってくれない!」「思っていた結婚生活と違う!」と愚痴をこぼすハメに…。 そうなる前に、ちょっと工夫してみましょう。筆者流、共働き妻の負担を軽減するコツを紹介します。 ■まずは「夫のできる範囲」をしっかり把握 「妻が夫にしてほしいこと」と「夫ができること」は違います。まずはそこに気づくことが重要。 「夫ができること」を把握して、それを任せることで妻の負担を軽減しましょう。 男性は「できること」なら意外とアッサリ引き受けてくれるものです。 もちろん、やってもらったら、きちんと褒める・感謝することも忘れずに。共働きなら家事だって協力して当たり前。 「やってもらう」というのも本来はおかしな話ですが、そこは割り切って、「ありがとう、助かったよ」の言葉で夫の機嫌を取っておきます。 ■「わからないから、できない」という言い訳をさせない! 新婚時代、まったく家事を手伝わない夫に「なぜ手伝わないのか?」とたずねたことがあります。 夫の返答は、「やり方や物の置き場所がわからないから、できない」というものでした。 たしかに、夫は一人暮らし経験がなく、家事をほとんどしたことがない男。しかも、買ってきたものを収納するのは筆者。これでは、手伝ってもらえなくて当然です。 そこで、できるだけ家事のやり方や収納場所をしっかり伝えておくようにしたところ、少しずつですが家事に協力してくれるようになりました。 「アレどこ?」と聞かれることも減って、一石二鳥です。 ■家事・用事がたくさんあることを知ってもらう それなりに快適な生活を維持していくためには、どれだけたくさんのこまごまとした家事・用事をこなす必要があるのか? これがわかっていない男性は意外と多いです。まずは、それを知ってもらいましょう。 たとえば「やらなくてはならない家のこと」をメモに書いて、目につきやすい場所に貼っています。 この工夫をはじめてから、夫が手伝ってくれることが確実に増えました。自分がこなした家事のメモをはがし、「やっといたから!」と自慢げに私に見せてからゴミ箱へ…。 どうやら夫も、メモが減るとうれしいようです。 筆者の経験上、「アレやって、コレやって」と夫に頼むのは逆効果。 夫が自主的に協力してくれるよう、環境を整えることが共働き妻の負担を軽減するコツ。 愛する旦那さまをうまく使って? 日々の家事をスムーズにこなしていきたいですね。 (森川ほしの OFFICE-SANGA)
2016年03月08日飲みすぎは良くないものの、「ときにはお酒を楽しみたい」という女性も多いはず。 しかし、結婚生活においては、「お酒」についての考え方や習慣の違いがトラブルを招くことも。 夫婦の「お酒」をめぐるトラブルには、どんなパターンがあるのでしょうか? ■パターンその1:晩酌が当たり前の家庭VSお酒はほとんど飲まない家庭 「夕食時には、晩酌が当たり前」という家庭で育ったEさん。 結婚後も晩酌したくなる日があるそうですが、「お酒をほとんど飲まない」家庭で育った夫には「晩酌」の習慣がないので言い出せず。長い間、我慢していたとのこと。 次第にそれがストレスになり、夫がいないときを見計らって飲むようになりました。 結局それがバレて、大ゲンカになってしまったそうです。最終的には夫婦で「お酒」についてよく話し合い、現在はときどき晩酌を楽しんでいるというEさん。 夫が怒っていたのは、「隠れて」飲んでいたからだったようです。「飲む人」と「飲まない人」の組み合わせには、特に注意が必要ですね。 ■パターンその2:夫の晩酌が長すぎる… 家でお酒を飲む習慣のない家庭で育ったKさんは、現在、専業主婦として子育ての真っ最中。 そんなKさんには、どうしても苦痛なことがあります。それは、夫の晩酌が長くて、ダイニングとキッチンの片付けがなかなか終わらないこと。 「酒量はそれほど多くないんです、ただとにかく長くて。」晩酌が深夜までおよぶ日も。 新婚当初は、旦那の晩酌が終わるのを待って、片づけてから寝ていました。しかし今はもう放っておいて、先に寝るようにしているとか。 それでも、朝起きたときに食器やグラスが放置されていて、イラッとしてしまうそうです。 酒好きの筆者には、夫の気持ちもわかるのですが、「飲みたいなら、片づけまでやって!」と、ちょっと厳しく言った方が良いかもしれません。 毎晩のことだと、夫の体も心配ですしね。 ■パターンその3:「酒を飲む女」を嫌がる夫 「姑がお酒をまったく飲まない人で、夫は女性が飲むことに抵抗があるようです」 こう話してくれたのは、エステティシャンとしてフルタイムで働くSさん。家では飲まないからと外食時にお酒を注文しようとすると、夫が不機嫌になるのだとか。 結婚前は一緒に飲んだりしていたのに、結婚した途端にこうなったそう。 「彼女なら良くて、妻だとダメ」という夫の理不尽な考え方に、Sさんは嫌気が差している様子。しっかり話し合う機会を設けた方が良いかもしれませんね。 「お酒」に関する2人の習慣・考え方のズレは、恋人としてときどき会っているときには発覚しづらいもの。 ちょっとした違いが大きな溝になってしまう前に、改めてじっくり話し合ってみるといいかもしれませんね。 (森川ほしの OFFICE-SANGA)
2016年03月07日